JP2019025791A - 記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】記録媒体毎の排紙距離、排紙時間によらず、消費電力の増大、スループットの低下、およびヘッドの過剰蓄熱を抑制しながら、記録動作に先立ち、記録ヘッドを該記録動作に適した温度まで加熱すること。【解決手段】本発明は、記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドが搭載されたキャリッジと、該キャリッジの移動に要する動力を発生するキャリッジモータと、該記録媒体の端部の通過を検知する端部検知手段と、該記録ヘッドを加熱する加熱手段と、を備える記録装置であって、前記端部検知手段が前記記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、前記記録ヘッドによるインク吐出が終了した後の前記キャリッジモータの挙動に基づき、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする記録装置である。【選択図】図6

Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、及びプログラムに関する。
従来、ヒータなどの発熱素子から発生する熱エネルギーを利用して記録ヘッドからインクを吐出させる、サーマル方式のインクジェット記録装置がある。インクの粘度や表面張力といった物性値は温度によって変化するため、サーマル方式においては、インク温度は重要なパラメータである。そのような中で、サーマル方式においては、吐出に好適なインク粘度にすること等を目的として、記録動作に先立ち記録ヘッドを加熱することが知られている。例えば特許文献1には、消費電力の低減を目的として、記録ヘッドの加熱を一部モータの動作と排他的に行う方法、具体的には、キャリッジモータの駆動終了後に記録ヘッドの加熱を開始する方法が開示されている。
特開平04−085045号公報
しかしながら、特許文献1では、複数の記録媒体を続けて記録する際に、ある記録媒体の排紙距離、排紙時間が長くなるような場合に、その次の記録媒体の記録動作に先立ち、記録ヘッドが長く加熱されることが原因で、記録ヘッドが過剰に蓄熱してしまう虞がある。記録ヘッドにおける過剰な蓄熱は、吐出不良やスループット低下を引き起こす。
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、記録媒体毎の排紙距離、排紙時間によらず、消費電力の増大、スループット低下、および記録ヘッドの過剰蓄熱を抑制しながら、記録動作に先立ち、記録ヘッドを該記録動作に適した温度まで加熱することを目的とする。
本発明は、記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドが搭載されたキャリッジと、該キャリッジの移動に要する動力を発生するキャリッジモータと、該記録媒体の端部の通過を検知する端部検知手段と、該記録ヘッドを加熱する加熱手段と、を備える記録装置であって、前記端部検知手段が前記記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、前記記録ヘッドによるインク吐出が終了した後の前記キャリッジモータの挙動に基づき、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする記録装置である。
本発明によれば、記録媒体毎の排紙距離、排紙時間によらず、消費電力の増大、スループット低下、および記録ヘッドの過剰蓄熱を抑制しながら、記録動作に先立ち、記録ヘッドを該記録動作に適した温度まで加熱することが可能になる。
実施例1における記録装置の構成を示す斜視図である。 実施例1における記録ヘッドの構成を示す図である。 実施例1における記録装置の構成を示すブロック図である。 実施例1におけるヘッド温度制御回路内の処理の流れを示すブロック図である。 実施例1における記録ヘッドの加熱処理を伴う記録処理のフローチャートである。 実施例1における連送時における記録ヘッド加熱処理のフローチャートである。 実施例1の効果を示す図である。 実施例2における連送時の記録ヘッド加熱処理のフローチャートである。 実施例2の効果を示す図である。
[実施例1]
<記録装置の構成について>
図1は、本実施例における記録装置100の内部構成を部分的に示す斜視図である。
図1に示すように、記録装置100は、給紙部101と、搬送部102と、記録部103と、回復部104と、を備えている。給紙部101は、用紙等の記録媒体を記録装置100本体内へ供給する。搬送部102は、給紙部101により供給された記録媒体を搬送方向(図中の+Y方向)に搬送する。記録部103は、記録データに基づいて記録媒体上に画像を記録する。回復部104は、記録される画像品位を保持するために記録ヘッドのインク吐出性能を維持するように回復動作を行う。以下、各構成要素について詳しく説明する。
給紙部101は、記録媒体を記録装置100本体の内部へ給送する。具体的には、給紙部101の給紙トレイ上に積載された記録媒体は、給紙モータにより駆動されるピックアップローラと、給紙ローラとによって1枚ずつピックアップされて送り出され、搬送部102へ給送される。搬送ローラ105の上流には記録媒体の端部検知手段として機能するセンサがあり、記録媒体の先端部がセンサを通過した場合、その通過を検知できる。以降、この記録媒体の端部を検知するセンサを、ペーパーエンドセンサ(PEセンサ)と呼ぶ。
搬送部102は、給紙部101により給送された記録媒体を搬送する。搬送部102に給送された記録媒体は、搬送モータにより駆動される搬送ローラ105及びピンチローラによって挟持されながら搬送され、後述する記録ヘッドとプラテンとの間の領域(記録領域とする)を通過する。
記録部103は、記録データに基づく記録ヘッドによるインク吐出により、記録媒体上に画像を記録する。記録部103は、記録媒体の搬送方向と直角に交差する方向(走査方向とする、図中のX方向)に往復移動することが可能なキャリッジ106と、キャリッジ106に搭載された第1記録ヘッド107及び第2記録ヘッド108と、を備えている。
キャリッジ106は、記録装置100に設置されたガイドレールに沿ってX方向に往復移動可能に支持されている。記録媒体に記録を行う際には、キャリッジ106は、動力源であるキャリッジモータによって駆動されるキャリッジベルト109を介して、記録領域を往復移動する。キャリッジ106に搭載されたエンコーダセンサと、記録装置100に張架されたエンコーダスケール110とによってキャリッジ106の位置及び速度が検出され、該検出された位置及び速度に基づいてキャリッジ106の移動が制御される。キャリッジ106が移動している際に、第1記録ヘッド107と第2記録ヘッド108との少なくとも一方からインクを吐出することにより記録媒体上に記録が行われる。記録部103により記録された記録媒体は、搬送部102により搬送ローラ105と同期駆動される排紙ローラと、該排紙ローラに押圧される拍車とに挟持されながら搬送され、記録装置100外へ排紙される。このとき、上述のPEセンサは、記録媒体の後端部が該PEセンサを通過した場合に、その通過を検知することができる。
回復部104は、記録ヘッドの吐出口が設けられている表面、即ち吐出口面に付着したインク滴を払拭することにより吐出口面の状態を正常な状態へと回復するワイピング機構を備える。また、回復部104は、吐出口を覆うためのキャッピング機構と、キャッピング機構を用いて吐出口を介して記録ヘッド内のインクを吸引する吸引機構と、を備えている。
図2は、本実施例における第1記録ヘッド107の構成を示す図である。具体的には、図2(a)は第1記録ヘッド107の一部を示す斜視図を、図2(b)は第1記録ヘッド107の一部をZ方向に見たときの下面図を、図2(c)は第1記録ヘッド107のシアンインクの吐出口列204を示す拡大図である。第1記録ヘッド107は、コンタクトパッド201を介して記録装置100本体から記録信号を受信する。また、第1記録ヘッド107には、コンタクトパッド201を介して第1記録ヘッド107の駆動に必要な電力が供給される。記録チップ202には、記録ヘッド基板の温度を検出するダイオードセンサ203と、シアンインクを吐出する吐出口列204と、マゼンタインクを吐出する吐出口列205と、イエローインクを吐出する吐出口列206と、が配置されている。また、吐出口列204、吐出口列205、及び吐出口列206を大きく囲む形で配置されたインク加熱用のサブヒータ207が設けられている。このサブヒータは、電圧が印加されると、記録ヘッド及びインクを加熱する。従って、サブヒータに電圧を印加するか否かにより、記録ヘッド基板及びインクを加熱するか否かを制御することが可能である。インク液室208の一方の側(図2(c)中左側)には5plのインクを吐出する吐出口209が配置され、もう一方の側(図2(c)中右側)には2plのインクを吐出する吐出口211が配置されている。吐出口209の直下(+Z方向側)には該吐出口に対応する5plインク吐出用ヒータ210が配置され、吐出口211の直下には該吐出口に対応する2plインク吐出用ヒータ212が配置されている。本実施例では、吐出口209と吐出口211との口数はともに192個であり、吐出口の間隔は1/600インチである。よって、本実施例における第1記録ヘッド107は、記録画素密度が600dpiになるように構成されている。5plインク吐出用ヒータ210及び2plインク吐出用ヒータ212は、インクを吐出しない程度の駆動パルスが印加されることで、インクを保温することが可能である。以下、このような保温制御を短パルス加熱制御と呼ぶ。本実施例における記録装置100は、短パルス加熱制御とサブヒータの制御とにより記録ヘッド基板の温度およびインク温度(以下、まとめてヘッド温度と呼ぶ)を調整している。具体的には、ダイオードセンサ203の出力に基づき、目標温度に近づくように記録ヘッド及びインクの加熱と非加熱とを切り替えることで、フィードバック制御を行っている。尚、第2記録ヘッド108も第1記録ヘッド107と同様の構造を有し、第2記録ヘッド108においても、第1記録ヘッド107と同様の制御が行われる。
図3は、本実施例における記録装置100の構成を示すブロック図である。図3に示す各構成要素は、ソフト系制御手段とハード系処理手段とに大別することができる。ソフト系制御手段には、メインバスライン305に対して夫々アクセスする、入力部303、画像処理部304、CPU300等の処理手段が含まれる。これに対し、ハード系処理手段には、操作部308、回復動作制御回路309、ヘッド温度制御回路314、ヘッド駆動制御回路316、キャリッジ駆動制御回路306、搬送制御回路307等の処理手段が含まれる。
CPU300は通常、ROM301とRAM302とを有する。CPU300は、入力部303に入力されたジョブに基づき記録データを作成し、該作成した記録データに基づき第1記録ヘッド107、第2記録ヘッド108内の5plインク吐出用ヒータ210、2plインク吐出用ヒータ212を駆動する。これにより、記録媒体に対する記録動作が行われる。また、ROM301内には、所定のタイミングチャートに従って記録ヘッドの回復処理を実行するプログラムが予め格納されている。このプログラムが実行されることで、例えば予備吐出を行う条件等の回復条件が、必要に応じて回復動作制御回路309、ヘッド駆動制御回路316に与えられる。ヘッド駆動制御回路316は、与えられた回復条件に従って、第1記録ヘッド107、第2記録ヘッド108を駆動する。
キャリッジ駆動制御回路306は、キャリッジ106の主走査方向の移動を制御し、搬送制御回路307は、記録媒体の搬送方向への搬送を制御する。
回復モータ310は、記録ヘッドに対向する位置に移動して吐出口面に付着したインクを拭き取るワイピングブレード311と、該吐出口面をキャップするキャップ312と、記録ヘッド内を吸引する吸引ポンプ313と、を駆動する。ヘッド温度制御回路314は、記録装置100が設置されている環境の温度(以下、環境温度)を検出するサーミスタ315やヘッド温度を検出するダイオードセンサ203の出力値に基づいて、記録ヘッド上のサブヒータ207の駆動条件を決定する。そして、ヘッド駆動制御回路316は、決定された駆動条件に基づきサブヒータ207の駆動を制御する。また、ヘッド駆動制御回路316は、第1記録ヘッド107、第2記録ヘッド108上の5plインク吐出用ヒータ210及び2plインク吐出用ヒータ212の駆動も制御する。これらのヒータの駆動により、第1記録ヘッド107、第2記録ヘッド108における、予備吐出等のインク吐出、又は、インク温度調整が行われる。温調制御用のプログラムは、例えばROM301内に格納されており、CPU300は該プログラムを実行することで、ヘッド温度制御回路314、ヘッド駆動制御回路316等を介して、ヘッド温度の検出、サブヒータ207の駆動に依る温度制御等を行う。尚、ヘッド駆動制御回路316は、プレパルスとメインパルスとからなる駆動信号によって5plインク吐出用ヒータ210及び2plインク吐出用ヒータ212を駆動することで、PWM制御を行なうことも可能である。
<温度の取得制御について>
以下、本実施例における温度の取得制御について、図4を用いて説明する。
図4は、ヘッド温度制御回路314内の処理、並びに、ROM301及びRAM302を通してソフト上で行なわれる処理の流れを示すブロック図である。第1記録ヘッド107及び第2記録ヘッド108に設けられたダイオードセンサ203からヘッド温度に基づく電圧がヘッド温度制御回路314に入力されると、増幅器401において電圧値を増幅する。そして、増幅した電圧値をADコンバータ402によりデジタル化する。ここで、デジタル化した値を、ダイオードセンサ電圧値ADdiとする。ダイオードセンサ電圧値ADdiは、ROM301内に予め記憶されている、ダイオードセンサ電圧値ADdiを温度に変換するADdi−温度変換式403により、ダイオードに依る検出温度(ダイオード温度Thとする)に変換される。
一方、サーミスタ315から記録装置の環境温度に基づく電圧がヘッド温度制御回路314に入力されると、ADコンバータ405により入力値をデジタル化する。ここで、デジタル化した値を、サーミスタ電圧値ADtmとする。サーミスタ電圧値ADtmは、ROM301内に予め記憶されている、サーミスタ電圧値ADtmを温度に変換するADtm−温度変換テーブル406により、サーミスタに依る検出温度(サーミスタ温度Tenvとする)に変換される。
このようにして得られたダイオード温度Th及びサーミスタ温度Tenvは、ヘッド温度検出部404に入力され、以下で説明する処理等に用いられる。以上が、本実施例における温度の取得制御の内容である。
<記録ヘッドの加熱処理を伴う記録処理について>
以下、本実施例における記録ヘッドの加熱処理を伴う記録処理について、図5を用いて説明する。図5は、記録装置100によって実行される、印刷ジョブに基づいて記録用紙に画像を記録する処理のフローチャートである。この処理は、記録装置100が印刷ジョブを受信した場合に開始する。尚、以下では簡単のために、第1記録ヘッド107と第2記録ヘッド108とをまとめて「ヘッド」と総称する。
ステップS501において、CPU300は、記録対象の記録媒体が、連送モードで記録する複数枚の内の2枚目以降のものか判定する。連送モードとは、1つのジョブに基づき複数枚の記録媒体を記録するモードである。ステップS501の判定結果が真の場合、ステップS502に進む。一方、この判定結果が偽の場合、ステップS503に進む。
記録対象の記録媒体が、連送モードで記録する複数枚の内の2枚目以降のものの場合(ステップS501でYESの場合)、ステップS502において、CPU300は、連送時におけるヘッド加熱処理を実行する。この処理については、図6を用いて後述する。
一方、記録対象の記録媒体が連送モードで記録する複数枚の内の1枚目の場合、又は、非連送モードで記録する場合(ステップS501でNOの場合)、これから記録を行う記録媒体の給紙動作中に、記録済みの記録媒体の排紙動作を考慮しないで良い。この場合、各モータの駆動電力の合計値が少ないので、ピックアップローラにより記録媒体がピックアップされると同時にヘッドの加熱を開始しても特に問題は発生しない。よってこの場合は、ステップS503において、CPU300は、ピックアップローラによる記録媒体のピックアップ動作の開始と同時にヘッドの加熱を開始する。こうすることで、給紙動作が完了するまでにヘッドを吐出に適した温度まで加熱することができる。
ヘッドの加熱および給紙動作が完了した場合、ステップS504において、CPU300はヘッド駆動制御回路316を介して、記録データに基づきヘッドにインクを吐出させることで、記録媒体に対する記録処理を実行する。
ステップS505において、CPU300は、次(ページ)の記録データが存在するか判定する。ステップS505の判定結果が真の場合、ステップS501に戻り、ヘッドの加熱処理と記録処理とが繰り返される。一方、この判定結果が偽の場合、記録すべき記録データがもう存在しないことから、ヘッドの加熱処理を実行する必要がないため、一連の処理は終了する。以上が、本実施例における記録ヘッドの加熱処理を伴う記録処理の内容である。
<連送時におけるヘッド加熱処理について>
以下、上述のステップS502で実行される、連送時におけるヘッド加熱処理、つまりN枚目の記録終了からN+1枚目の記録開始までの間にヘッドを加熱する処理について、図6を用いて説明する。図6は、本実施例における連送時のヘッド加熱処理のフローチャートである。
ステップS601において、CPU300はキャリッジ駆動制御回路306を介して、キャリッジ106の待機位置への移動を開始する。
ステップS602において、CPU300は、キャリッジモータを含む各モータの駆動電力の合計値(Pmとする)を算出する。本ステップにおけるPmの算出に必要なキャリッジモータの駆動電力については、ROM301に予め格納されている、キャリッジ駆動制御回路306の駆動条件と必要電力との関係を用いることで導出することが可能である。ここで、キャリッジ駆動制御回路306の駆動条件と必要電力との関係とは例えば、キャリッジモータの回転数とこれに対応する電力との関係が規定されたテーブルや、該回転数を代入して電力を算出する数式等である。搬送モータ等のその他のモータについても同様であり、各モータの駆動電力を合算することで各モータの駆動電力の合計値Pmを求めることが可能である。尚、ここでは、CPU300が各モータの駆動電力、及び、各モータの駆動電力の合計値Pmを求める場合を示したが、本実施例はこの場合に限定されない。各モータの駆動電力を検出できる素子を記録装置100に別途設けることで、各モータの駆動電力を導出し、各モータの駆動電力の合計値Pmを算出しても良い。また、本実施例では、各モータの駆動電力の合計値をPmとしたが、キャリッジモータの駆動電力のみを算出し、これをPmとして用いても良い。
ステップS603において、CPU300は、ステップS602で算出したPmが所定の閾値以下か、具体的には、予め設定された許容電力P1以下か判定する。ステップS603の判定結果が偽の場合、ステップS604に進む。一方、この判定結果が真の場合、ステップS605に進む。尚、許容電力P1には、ヘッドの加熱を同時に行っても電源が過負荷にならない値を予め設定しておくと良い。また、ステップS602でキャリッジモータの駆動電力のみをPmとした場合に、キャリッジモータの駆動停止を検知するためにP1を0に設定し、ステップS603において、Pmが0かを判定しても良い。この場合、CPU300は、キャリッジモータの駆動が停止したか判定する停止判定手段として機能する。或いは、Pmを用いず、エンコーダセンサとエンコーダスケール110とによって、キャリッジモータの駆動停止を検知してステップS605に進むようにしても良い。
各モータの駆動電力の合計値Pmが許容電力P1より大きい場合(ステップS603でNOの場合)、ステップS604において、t1(ms)ウェイトすることでキャリッジ106が待機位置へ到達するのを待ち、ステップS603に戻る。
一方、各モータの駆動電力の合計値Pmが許容電力P1以下の場合(ステップS603でYESの場合)、ステップS605において、CPU300は、PEセンサがN枚目の記録媒体の後端部の通過を既に検知しているか判定する。ステップS605の判定結果が真の場合、ステップS607に進む一方、該判定結果が偽の場合、ステップS606に進む。
PEセンサがN枚目の記録媒体の後端部の通過を検知していない場合(ステップS605でNOの場合)、直ちにヘッドを加熱すると加熱時間が長くなってしまい、過剰に蓄熱してしまう虞がある。従ってこの場合は、ステップS606において、t2(ms)ウェイトすることでN枚目の記録媒体の後端部がPEセンサを通過するのを待ち、ステップS605に戻る。これに対し、PEセンサがN枚目の記録媒体の後端部の通過を検知している場合(ステップS605でYESの場合)、ヘッドの加熱を開始してもN+1枚目の記録開始時点で過剰に蓄熱する虞はないとして、ステップS607に進む。
尚、ステップS603及びステップS604の処理と、ステップS605及びステップS606の処理とは、順番を入れ替えて実行しても良い。
ステップS607において、ヘッド温度検出部404は、ダイオードセンサ203を用いてダイオード温度Th(ヘッド温度)を検出する。
ステップS608において、CPU300は、直近のステップS607で取得したダイオード温度Thが予め設定された目標温度以上か判定する。ここで目標温度をT1とする。ステップS608の判定結果が偽の場合、ステップS609に進む。一方、この判定結果が真の場合、ステップS610に進む。尚、目標温度T1には、ヘッドがインクを好適に吐出できる温度を予め設定しておくと良い。
ダイオード温度Thが目標温度未満(即ちT1未満)の場合(ステップS608でNOの場合)、ステップS609において、CPU300はヘッド駆動制御回路316を介して、ヘッドをt3(ms)加熱し、ステップS607に戻る。
一方、ダイオード温度Thが目標温度T1以上の場合(ステップS608でYESの場合)、ステップS610において、CPU300は、給紙部101による給紙動作が完了したか判定する。ステップS610の判定結果が真の場合、一連の処理は終了してN+1枚目の記録を開始する一方、該判定結果が偽の場合、ステップS611において、t4(ms)ウェイトすることで給紙動作の完了を待ち、ステップS607に戻る。ここでN+1枚目の記録の開始に先立ち、ヘッドの吐出性能を回復させるために、画像の記録に寄与しないインクを吐出しても良い(予備吐出)。以上が、本実施例における連送時のヘッド加熱処理の内容である。
<本実施例の効果について>
図7は、本実施例における連送時のヘッド加熱処理を実行したときの、Pmとヘッド温度(ダイオード温度Th)との関係を示すグラフである。尚、ここでは簡単のため、Pmとして、各モータの駆動電力の合計値ではなく、キャリッジモータの駆動電力を用いている。
図7(a)は、N枚目の排紙距離、排紙時間が短い場合、つまり、PEセンサでN枚目の後端部通過を検知した後もヘッドによるN枚目の記録が継続した場合を示している。ここで排紙距離とは、記録部103による記録媒体への記録(インク吐出)が終了した後、搬送部102によって記録媒体が搬送される距離を意味する。また、排紙時間とは、記録部103による記録媒体への記録(インク吐出)が終了した後、搬送部102によって記録媒体が搬送されるのに要する時間を意味する。N枚目の排紙距離、排紙時間が短い場合は、記録終了後にキャリッジモータが待機位置へ移動し、Pmが許容電力P1以下となると直ちにヘッドの加熱が開始される。ヘッド温度(ダイオード温度Th)は、ステップS607〜S611により、給紙動作が完了するまでに目標温度T1に到達し、維持される。
図7(b)は、N枚目の排紙距離、排紙時間が長い場合、つまり、記録終了後しばらくたった後にPEセンサがN枚目の後端部通過を検知する場合を示している。この場合は、N+1枚目の記録開始時点でヘッドが過剰に蓄熱することを防止するために、Pmが許容電力P1以下となったタイミングではなく、PEセンサがN枚目の後端部の通過を検知したタイミングでヘッドの加熱が開始される。その後、ヘッド温度(ダイオード温度Th)は、ステップS607〜S611により、給紙動作が完了するまでに目標温度T1に到達し、維持される。
このように本実施例では、PEセンサが記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、記録ヘッドによるインク吐出が終了した後のキャリッジモータの挙動に基づいて、記録ヘッドの加熱が開始される。こうすることで、N枚目の排紙距離、排紙時間によらず、消費電力の増大、スループット低下、およびヘッドの過剰蓄熱を防止しながら、N+1枚目の記録開始に先立ってヘッドを加熱することが可能となる。
[実施例2]
本実施例では、ユーザにより低消費電力モードが選択されたこと、又は、動作不良等によって、N枚目の排紙動作とN+1枚目の給紙動作との時間が、実施例1より長くなるような場合を想定している。ここで低消費電力モードとは、消費電力を抑えるために、ユーザが任意に選択可能なモードである。低消費電力モードでは、例えば、搬送モータの回転数が低下するために、記録時における記録媒体の搬送速度が、通常モードのときと比べると低下する。尚、以下では既述の実施例との差分について主に説明し、既述の実施例と同様の内容については説明を適宜省略する。
<連送時のヘッド加熱処理について>
以下、本実施例における連送時のヘッド加熱処理について、図8を用いて説明する。ステップS801〜S806は、実施例1のステップS601〜S606と同様である(図6参照)。
ステップ807において、CPU300は、加熱ループ回数Lにゼロをセットし、ステップ808に進む。ここで加熱ループ回数Lとは、N+1枚目記録開始時点でのヘッドの過剰な蓄熱を防止するために、ヘッドの加熱時間を管理する役割を持つパラメータであり、具体的には、下記の記録ヘッドの加熱とウェイトとの累計回数をカウントするためのパラメータである。
ステップS808において、CPU300は、加熱ループ回数Lが所定の回数Lmより大きいか判定する。尚、所定の回数Lmには、予め実験的に求めたN+1枚目の記録開始時点でヘッドが過剰に蓄熱しない加熱継続時間、並びに、ステップS812で用いるt3及びステップS813で用いるt4、に基づき導出される回数を設定しておくと良い。ステップS808の判定結果が偽の場合、ステップS809に進む。この場合、ステップS809〜S813で実施例1のステップS607〜S611と同様の処理が実行され(図6参照)、ステップS814に進む。そして、ステップS814において、加熱ループ回数Lがインクリメントされ、ステップS808に戻る。
一方、ステップS808の判定結果が真の場合、何らかの理由でN枚目の排紙動作とN+1枚目の給紙動作とに要する時間が長くなっており、ヘッドの加熱が継続されることで、ヘッドが過剰に蓄熱してしまう虞がある。従ってこの場合は、ステップS815において、N+1枚目の給紙動作の完了を待つ。次いで、ステップS816に進む。
給紙動作の完了後、ステップS816において、ヘッド温度検出部404は、ダイオードセンサ203を用いてダイオード温度Th、つまりヘッド温度を検出する。
ステップS817において、CPU300は、直近のステップS816で取得したダイオード温度Thが予め設定された目標温度T1以上か判定する。ステップS817の判定結果が偽の場合、ステップS818に進む。一方、この判定結果が真の場合、一連の処理は終了して、N+1枚目の記録が開始される。ここでN+1枚目の記録の開始に先立ち、ヘッドの吐出性能を回復させるために、画像の記録に寄与しないインクを吐出しても良い(予備吐出)。
ダイオード温度Thが目標温度T1未満の場合(ステップS817でNOの場合)、給紙完了を待つ間にヘッドが放熱したことを意味する。従ってこの場合は、ステップS818において、CPU300はヘッド駆動制御回路316を介して、ヘッドをt3(ms)加熱し、ステップS816に戻る。
<本実施例の効果について>
図9は、N枚目の排紙動作とN+1枚目の給紙動作とに要する時間が比較的長い場合に、本実施例における連送時のヘッド加熱処理を実行したときの、Pmとヘッド温度(ダイオード温度Th)との関係を示すグラフである。尚、ここでは簡単のため、Pmとして、各モータの駆動電力の合計値ではなく、キャリッジモータの駆動電力を用いている。また、PEセンサでN枚目の後端部を検知した後に、N枚目の記録(インク吐出)が終了するものとする。
この場合、記録終了後、Pmが許容電力P1以下となると直ちにヘッドの加熱が開始され、ヘッド温度(ダイオード温度Th)は目標温度T1まで上昇し、維持される。その後、時間が経過し、N+1枚目の給紙動作が完了する前に加熱ループ回数LがLmより大きくなった時点(図中C)で、N+1枚目記録開始時点でのヘッドの過剰蓄熱を防止するために一旦加熱を中断する。その後、N+1枚目の給紙動作の完了を検知すると、再度ヘッドを目標温度T1になるまで加熱し、N+1枚目の記録を開始する。
このように、低消費電力モードの選択等によって、N枚目の排紙動作とN+1枚目の給紙動作との時間が長い場合に、消費電力の増大、スループット低下、及びヘッドの過剰蓄熱を防止しながら、N+1枚目の記録開始に先立ってヘッドを加熱することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 記録装置
106 キャリッジ
107 第1記録ヘッド
108 第2記録ヘッド
207 サブヒータ
210 5plインク吐出用ヒータ
212 2plインク吐出用ヒータ
314 ヘッド温度制御回路

Claims (12)

  1. 記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドが搭載されたキャリッジと、該キャリッジの移動に要する動力を発生するキャリッジモータと、該記録媒体の端部の通過を検知する端部検知手段と、該記録ヘッドを加熱する加熱手段と、を備える記録装置であって、
    前記端部検知手段が前記記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、前記記録ヘッドによるインク吐出が終了した後の前記キャリッジモータの挙動に基づき、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする記録装置。
  2. 前記キャリッジモータの駆動が停止したか判定する停止判定手段を更に備え、
    前記停止判定手段が、前記キャリッジモータの駆動が停止したと判定した場合に、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記キャリッジモータの駆動電力を導出する導出手段を更に備え、
    前記導出されたキャリッジモータの駆動電力がゼロの場合に、前記停止判定手段は、前記キャリッジモータの駆動が停止したと判定することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記停止判定手段は、エンコーダセンサと、エンコーダスケールとを含むことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  5. 前記記録媒体を給紙する給紙手段と、前記記録媒体を搬送する搬送手段と、該給紙手段の駆動電力と該搬送手段の駆動電力と前記キャリッジモータの駆動電力との合計値を算出する算出手段と、をさらに備え、
    前記算出された合計値が所定の閾値以下の場合に、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 記録データに基づく前記記録媒体に対する記録の後、該記録媒体の次の記録媒体に対する記録データがある場合に、前記加熱手段は、前記記録ヘッドを加熱することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の記録装置。
  7. 記録する記録媒体が、連送モードで記録される複数の記録媒体の内の2枚目以降か判定する判定手段を更に備え、
    前記判定手段の判定結果が真であり、かつ前記端部検知手段が、前記記録する記録媒体の前に記録された記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、前記記録ヘッドによる該記録媒体に対するインク吐出が終了した後の前記キャリッジモータの挙動に基づき、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記録装置。
  8. 前記記録ヘッドの温度を検出する温度検出手段をさらに備え、前記検出された温度が所定の温度未満である場合に、前記加熱手段は、前記記録ヘッドを加熱することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の記録装置。
  9. 前記記録ヘッドの温度が所定の温度未満の場合に前記記録ヘッドを加熱したことと、前記記録ヘッドの温度が所定の温度以上の場合にウェイトしたこととの回数をカウントするカウント手段を更に備え、
    前記カウント手段によってカウントされた回数が所定の閾値を超えた場合に、給紙が完了するまで、前記加熱手段は、前記記録ヘッドを加熱しないことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の記録装置。
  10. 前記給紙の完了後、前記記録ヘッドの温度が所定の温度未満の場合に、前記加熱手段は、前記記録ヘッドを加熱することを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 記録媒体にインクを吐出する記録ヘッドと、該記録ヘッドが搭載されたキャリッジと、該キャリッジの移動に要する動力を発生するキャリッジモータと、該記録媒体の端部の通過を検知する端部検知手段と、該記録ヘッドを加熱する加熱手段と、を備える記録装置の制御方法であって、
    前記端部検知手段が前記記録媒体の後端部の通過を検知した場合に、前記記録ヘッドによるインク吐出が終了した後の前記キャリッジモータの挙動に基づき、前記加熱手段は、前記記録ヘッドの加熱を開始するステップを有することを特徴とする制御方法。
  12. コンピュータに、請求項11に記載の方法を実行させるための、プログラム。
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