JP2013166358A - 記録装置および記録装置の制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクジェットプリンターのモーターに対する負荷が大きく変動した場合であっても、消費する電流値の増大を回避する。
【解決手段】用紙19に液体を吐出する記録ヘッド17を搭載したキャリッジ14がCRモーター駆動部84の駆動により一方の方向に往復動し、用紙19がPFモーター駆動部86の駆動により他方の方向に移動することで用紙19に情報を記録するインクジェットプリンター11は、内部領域の温度を検出する温度センサー76と、検出した温度と所定の基準温度とを比較し、検出した温度が基準温度以下である場合、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86に対する駆動を決定する暖気駆動判定部80と、駆動決定に基づいて、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86に対して所定の駆動を指示する印刷駆動指示部82と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】用紙19に液体を吐出する記録ヘッド17を搭載したキャリッジ14がCRモーター駆動部84の駆動により一方の方向に往復動し、用紙19がPFモーター駆動部86の駆動により他方の方向に移動することで用紙19に情報を記録するインクジェットプリンター11は、内部領域の温度を検出する温度センサー76と、検出した温度と所定の基準温度とを比較し、検出した温度が基準温度以下である場合、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86に対する駆動を決定する暖気駆動判定部80と、駆動決定に基づいて、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86に対して所定の駆動を指示する印刷駆動指示部82と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録装置および記録装置の制御方法に関する。
インクジェットプリンターは、下記特許文献1に示すように、インク滴を印刷用紙に選択的に噴射することで、所望の画像を印刷用紙に印刷する印刷装置である。
一般的に、インクジェットプリンターは、記録ヘッドを搭載したキャリッジを左右の方向(主走査方向)に往復動させるためのキャリッジモーターと、印刷用紙を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に搬送するための紙送りモーターを備えている。
そして、印刷を行う場合には、印刷用紙は紙送りモーターとローラーで所定の位置まで搬送された後、キャリッジが主走査方向に往復動しつつ、記録ヘッドが印刷用紙に向かってインク滴を吐出すると共に、紙送りモーターが印刷用紙を一方向に順次送るように制御することにより、印刷用紙に所望の画像が形成される。
このような印刷処理において、印刷用紙の搬送速度やキャリッジの移動速度は、予め決定された複数の固定値の中から印刷モードや印刷用紙に応じて選択され、多段階に変化する。
ところで、インクジェットプリンターは電源を投入し起動処理が終了すると印刷が可能な状態になるが、インクジェットプリンターが設置された周囲の環境によっては、内部の駆動部分が低温の状態で印刷動作を開始することがある。このような場合、印刷用紙を搬送するローラーの摺動部分やキャリッジの往復動部分に付加されたグリスの粘度が低温のため増加し、インクジェットプリンターの紙送り機構部分や、キャリッジが往復動するための機構部分において、負荷特性の変動が生じ、それぞれのモーターの挙動に影響を与えることがある。
一般的に、インクジェットプリンターは、記録ヘッドを搭載したキャリッジを左右の方向(主走査方向)に往復動させるためのキャリッジモーターと、印刷用紙を主走査方向と直交する方向(副走査方向)に搬送するための紙送りモーターを備えている。
そして、印刷を行う場合には、印刷用紙は紙送りモーターとローラーで所定の位置まで搬送された後、キャリッジが主走査方向に往復動しつつ、記録ヘッドが印刷用紙に向かってインク滴を吐出すると共に、紙送りモーターが印刷用紙を一方向に順次送るように制御することにより、印刷用紙に所望の画像が形成される。
このような印刷処理において、印刷用紙の搬送速度やキャリッジの移動速度は、予め決定された複数の固定値の中から印刷モードや印刷用紙に応じて選択され、多段階に変化する。
ところで、インクジェットプリンターは電源を投入し起動処理が終了すると印刷が可能な状態になるが、インクジェットプリンターが設置された周囲の環境によっては、内部の駆動部分が低温の状態で印刷動作を開始することがある。このような場合、印刷用紙を搬送するローラーの摺動部分やキャリッジの往復動部分に付加されたグリスの粘度が低温のため増加し、インクジェットプリンターの紙送り機構部分や、キャリッジが往復動するための機構部分において、負荷特性の変動が生じ、それぞれのモーターの挙動に影響を与えることがある。
しかしながら、モーターに対する負荷が大きくなる場合であっても、予め設定された印刷用紙の搬送速度やキャリッジの移動速度は維持されるため、高負荷状態のモーターが消費する電流値は増加した。従って、インクジェットプリンターの設計時には電源容量に予め余裕を持たせる必要があり、その結果、インクジェットプリンターの電源部が大型化した。
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、モーターに対する負荷が大きく変動した場合であっても、消費する電流値の増大を回避することを目的とする。
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、モーターに対する負荷が大きく変動した場合であっても、消費する電流値の増大を回避することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例にかかる記録装置は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置であって、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部が検出した前記温度と所定の基準温度とを比較し、前記温度が前記基準温度以下である場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対する駆動を決定する駆動判定部と、前記駆動判定部の決定に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示部と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる記録装置は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置であって、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部が検出した前記温度と所定の基準温度とを比較し、前記温度が前記基準温度以下である場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対する駆動を決定する駆動判定部と、前記駆動判定部の決定に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示部と、を備えることを特徴とする。
このような構成によれば、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出し、検出した温度が基準温度以下である場合、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部に所定の駆動が指示される。従って、記録装置内部の温度が基準温度以下の場合、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部が所定の駆動を行うことで記録装置内部の温度が上昇することから、記録装置内部の低温により増大する駆動負荷に伴う消費電流値の増大を回避できる。
[適用例2]
上記適用例にかかる記録装置において、前記駆動指示部は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動回転数および所定の駆動時間を指示することが好ましい。
上記適用例にかかる記録装置において、前記駆動指示部は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動回転数および所定の駆動時間を指示することが好ましい。
このような構成によれば、効率的に記録装置内部の温度を上昇させることができる。
[適用例3]
上記適用例にかかる記録装置において、前記基準温度は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が温度低下により駆動負荷が増大する特性に基づいて決定されることが好ましい。
上記適用例にかかる記録装置において、前記基準温度は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が温度低下により駆動負荷が増大する特性に基づいて決定されることが好ましい。
このような構成によれば、温度低下により増大する駆動負荷を効率的に抑制できる。
[適用例4]
上記適用例にかかる記録装置において、前記所定の駆動回転数および前記所定の駆動時間は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動により前記領域の温度が上昇する特性に基づいて決定されることが好ましい。
上記適用例にかかる記録装置において、前記所定の駆動回転数および前記所定の駆動時間は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動により前記領域の温度が上昇する特性に基づいて決定されることが好ましい。
このような構成によれば、駆動部が配設されている領域の温度を効率的に上昇させることができる。
[適用例5]
本適用例にかかる記録装置の制御方法は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置の制御方法であって、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出工程と、前記温度検出工程で検出した前記温度に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動を判定する駆動判定工程と、前記駆動判定工程で駆動を判定した場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示工程と、を備えることを特徴とする。
本適用例にかかる記録装置の制御方法は、記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置の制御方法であって、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出工程と、前記温度検出工程で検出した前記温度に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動を判定する駆動判定工程と、前記駆動判定工程で駆動を判定した場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示工程と、を備えることを特徴とする。
このような方法によれば、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部が配設された領域の温度を検出し、検出した温度が基準温度以下である場合、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部に所定の駆動が指示される。従って、記録装置内部の温度が基準温度以下の場合、第1モーター駆動部および第2モーター駆動部が所定の駆動を行うことで記録装置内部の温度が上昇することから、記録装置内部の低温により増大する駆動負荷に伴う消費電流値の増大を回避できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、記録装置の1つであるインクジェットプリンター11の概略斜視図である。このインクジェットプリンター11は、図示を略した外装ケース内部に、平面視矩形状をなす本体ケース12を備えている。この本体ケース12内には、ガイド軸13に案内されて主走査方向Xに往復動可能なキャリッジ14が設けられている。このキャリッジ14は、第1のモーターとしてのキャリッジモーター(以下、CRモーター15という)が駆動されることにより回転駆動する無端状のタイミングベルト16の一部に固定されており、CRモーター15の正逆転駆動により主走査方向Xに往復動する。
図1は、記録装置の1つであるインクジェットプリンター11の概略斜視図である。このインクジェットプリンター11は、図示を略した外装ケース内部に、平面視矩形状をなす本体ケース12を備えている。この本体ケース12内には、ガイド軸13に案内されて主走査方向Xに往復動可能なキャリッジ14が設けられている。このキャリッジ14は、第1のモーターとしてのキャリッジモーター(以下、CRモーター15という)が駆動されることにより回転駆動する無端状のタイミングベルト16の一部に固定されており、CRモーター15の正逆転駆動により主走査方向Xに往復動する。
キャリッジ14の下部には、インクジェット方式の記録ヘッド17が設けられると共に、キャリッジ14の上部には、記録ヘッド17にインクを供給するためのインクカートリッジ18が着脱可能に装填されている。記録ヘッド17は、その下面に開口する複数のノズルごとに吐出駆動素子を内蔵する。各吐出駆動素子の駆動に伴い、ノズルから記録媒体としての用紙19に向かってインク滴の液体が噴射(吐出)される。尚、インク吐出駆動方式は、吐出駆動素子として圧電素子(ピエゾ素子)を用いてインク滴を噴射する圧電方式、静電駆動素子を用いてインク滴を噴射する静電方式、さらにはヒーターで加熱してノズル内のインク中に気泡を発生させてインク滴を噴射するサーマル方式でもよい。
キャリッジ14の下方には、記録ヘッド17と用紙19との間隔(ギャップ)を規定するプラテン20が配設されている。キャリッジ14が印字を行わない休止時の待機位置となるホームポジションの直下には、記録ヘッド17のクリーニング等を行うメンテナンス装置21が配設されている。
本体ケース12の背面下部には、紙送りモーター(以下、PFモーター22という)が配設されている。尚、本実施形態では、図示を略した自動給紙装置(ASF:Auto Sheet Feeder)がインクジェットプリンター11の背面に配設されている。自動給紙装置はモーター(ASFモーター)を備え、ASFモーターと間欠ローラーにより、積層された用紙19の中から1枚の用紙19を給紙する。
このようにして給紙された用紙19は、自動給紙装置とキャリッジ14間に配設され、PFモーター22により駆動される複数対の搬送ローラー(図示は略す)によって、搬送方向(副走査方向Y下流側)へ搬送される。そして、キャリッジ14が記録ヘッド17からインク滴を噴射させながら主走査方向Xに一回移動する印字動作(記録動作)と、用紙19を次の印字位置まで所定ピッチだけ副走査方向Yへ搬送する搬送動作(紙送り動作)とが交互に行われることで、用紙19に印刷が施される。
また、本体ケース12内には、ガイド軸13に沿ってリニアエンコーダー24が設けられている。リニアエンコーダー24は、キャリッジ14の移動距離に比例する数のパルスを出力し、インクジェットプリンター11ではその出力パルスを検出して把握されるキャリッジ14の移動位置、移動速度および移動方向に基づいて、キャリッジ14の速度制御及び位置制御が行われる。
このようにして給紙された用紙19は、自動給紙装置とキャリッジ14間に配設され、PFモーター22により駆動される複数対の搬送ローラー(図示は略す)によって、搬送方向(副走査方向Y下流側)へ搬送される。そして、キャリッジ14が記録ヘッド17からインク滴を噴射させながら主走査方向Xに一回移動する印字動作(記録動作)と、用紙19を次の印字位置まで所定ピッチだけ副走査方向Yへ搬送する搬送動作(紙送り動作)とが交互に行われることで、用紙19に印刷が施される。
また、本体ケース12内には、ガイド軸13に沿ってリニアエンコーダー24が設けられている。リニアエンコーダー24は、キャリッジ14の移動距離に比例する数のパルスを出力し、インクジェットプリンター11ではその出力パルスを検出して把握されるキャリッジ14の移動位置、移動速度および移動方向に基づいて、キャリッジ14の速度制御及び位置制御が行われる。
尚、本実施形態では、キャリッジ14、ガイド軸13、タイミングベルト16およびCRモーター15等から構成されて記録ヘッド17を主走査方向Xへ移動させる機構と、搬送ローラーおよびPFモーター22等から構成されて用紙19を副走査方向Yへ移動させる機構とにより、記録ヘッドと記録媒体とを相対移動させる移動手段が構成されている。
CRモーター15は、キャリッジ14の駆動源であり、CRモーター15の回転により、キャリッジ14(記録ヘッド17)が主走査方向Xに移動する。このキャリッジ14の主走査方向Xにおける位置は、リニアエンコーダー24により検出可能となっており、これにより制御部7(図2)は、キャリッジ14の位置、移動方向、移動速度などを検出可能となっている。
また、PFモーター22は、用紙を搬送するために設けられた搬送ローラーの共通の駆動源であり、その回転量(回転ステップ数)や回転速度は、ロータリーエンコーダー73(図2)により検出されるようになっている。これにより制御部7は、用紙搬送経路中に設けられた搬送ローラーの回転量や回転速度を検出可能となっている。
CRモーター15は、キャリッジ14の駆動源であり、CRモーター15の回転により、キャリッジ14(記録ヘッド17)が主走査方向Xに移動する。このキャリッジ14の主走査方向Xにおける位置は、リニアエンコーダー24により検出可能となっており、これにより制御部7(図2)は、キャリッジ14の位置、移動方向、移動速度などを検出可能となっている。
また、PFモーター22は、用紙を搬送するために設けられた搬送ローラーの共通の駆動源であり、その回転量(回転ステップ数)や回転速度は、ロータリーエンコーダー73(図2)により検出されるようになっている。これにより制御部7は、用紙搬送経路中に設けられた搬送ローラーの回転量や回転速度を検出可能となっている。
図2は、インクジェットプリンター11の動作を制御する制御系のブロック図である。インクジェットプリンター11は制御部7を備え、制御部7がCRモーター15およびPFモーター22の回転や、記録ヘッド17によるインク吐出等を制御する。
制御部7には、ハードウェアとして制御ASIC61、RAM62、ROM63、EEPROM64、CPU65が接続されている。また、CPU65には、制御ASIC61を介してリニアエンコーダー24、ロータリーエンコーダー73、用紙検出センサー74、PWセンサー75、温度センサー76等の各センサー類やエンコーダーからの信号が入力される。
制御部7には、ハードウェアとして制御ASIC61、RAM62、ROM63、EEPROM64、CPU65が接続されている。また、CPU65には、制御ASIC61を介してリニアエンコーダー24、ロータリーエンコーダー73、用紙検出センサー74、PWセンサー75、温度センサー76等の各センサー類やエンコーダーからの信号が入力される。
尚、温度センサー76は温度検出部として機能し、記録ヘッド17に近接して配設され、インクジェットプリンター11の内部領域の温度(ケース内温度)を測定する。本実施形態では、温度センサー76はサーミスタ、熱電対、測温抵抗体および半導体センサー等を想定する。この温度センサー76は、印刷時における記録ヘッド17の過熱を検出したり、起動時のケース内温度を取得したりする。
用紙検出センサー74は搬送ローラーの近傍に配設され、搬送される用紙19を検出する。また、PWセンサー75はキャリッジ14に搭載され、対向する用紙19の有無を検出する。
また、制御部7には、何れも図示を略すが、インクジェットプリンター11の電源をON/OFFするための電源ボタン、各種設定/実行ボタン、などの操作部および各種情報を表示する表示部などを備えた操作パネル78からの信号が入力される。
用紙検出センサー74は搬送ローラーの近傍に配設され、搬送される用紙19を検出する。また、PWセンサー75はキャリッジ14に搭載され、対向する用紙19の有無を検出する。
また、制御部7には、何れも図示を略すが、インクジェットプリンター11の電源をON/OFFするための電源ボタン、各種設定/実行ボタン、などの操作部および各種情報を表示する表示部などを備えた操作パネル78からの信号が入力される。
CPU65は、インクジェットプリンター11の各センサー類やエンコーダー等からの出力信号等に基づいて、インクジェットプリンター11の各種制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM63には、CPU65によるインクジェットプリンター11の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要で書き換えが生じる各種データ等はEEPROM64に記憶される。これらのROM63やEEPROM64は記憶部として機能する。RAM62は、CPU65の作業領域や記録データ等の一時格納領域として使用される。
制御部7は、DCモーターであるCRモーター15およびPFモーター22の回転制御並びに記録ヘッド17の駆動制御を行うための制御回路(CRモータードライバー68、PFモータードライバー69、ヘッドドライバー67)を有している。
また、制御ASIC61は、CPU65から送られてくる制御命令、ロータリーエンコーダー73の出力信号、リニアエンコーダー24の出力信号および温度センサー76の出力信号に基づいて、CRモーター15およびPFモーター22の回転制御を行うための各種演算を行い、その演算結果に基づくモーター制御信号をCRモータードライバー68やPFモータードライバー69へ送出する。
また、制御ASIC61は、CPU65から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド17の制御信号を演算生成してヘッドドライバー67へ送出し、記録ヘッド17を駆動制御する。
また、制御ASIC61は、CPU65から送られてくる制御命令、ロータリーエンコーダー73の出力信号、リニアエンコーダー24の出力信号および温度センサー76の出力信号に基づいて、CRモーター15およびPFモーター22の回転制御を行うための各種演算を行い、その演算結果に基づくモーター制御信号をCRモータードライバー68やPFモータードライバー69へ送出する。
また、制御ASIC61は、CPU65から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド17の制御信号を演算生成してヘッドドライバー67へ送出し、記録ヘッド17を駆動制御する。
図3は、制御部7の機能構成を示す図であり、温度センサー76が出力する温度情報に応じて、CRモーター15およびPFモーター22を駆動させることで本体ケース12内のケース内温度を上昇させる暖気駆動機能を説明している。本実施形態では、暖気駆動機能は、インクジェットプリンター11に電源が投入されて起動された際に実行される。
制御部7は、暖気駆動判定部80、印刷駆動指示部82、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86を備える。
駆動判定部として機能する暖気駆動判定部80は、温度センサー76から出力される温度情報の電気信号を取得し、取得した電気信号からケース内温度を検出し、検出したケース内温度に基づいて暖気駆動の是非を判定する。暖気駆動判定部80が暖気駆動の実行を判定した場合、暖気駆動を指示する信号が印刷駆動指示部82に送られる。本実施形態では、ケース内温度が予め決められた基準温度を下回った場合、暖気駆動が決定される。尚、基準温度は、ケース内温度が低下してグリスの粘度が増加することにより駆動負荷が増大する特性に基づいて決定される。
制御部7は、暖気駆動判定部80、印刷駆動指示部82、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86を備える。
駆動判定部として機能する暖気駆動判定部80は、温度センサー76から出力される温度情報の電気信号を取得し、取得した電気信号からケース内温度を検出し、検出したケース内温度に基づいて暖気駆動の是非を判定する。暖気駆動判定部80が暖気駆動の実行を判定した場合、暖気駆動を指示する信号が印刷駆動指示部82に送られる。本実施形態では、ケース内温度が予め決められた基準温度を下回った場合、暖気駆動が決定される。尚、基準温度は、ケース内温度が低下してグリスの粘度が増加することにより駆動負荷が増大する特性に基づいて決定される。
駆動指示部として機能する印刷駆動指示部82は、暖気駆動判定部80から送られる暖気駆動を指示する信号に基づいて、CRモーター駆動部84およびPFモーター駆動部86に対して、暖気のための所定の駆動を指示する。CRモーター駆動部84は第1モーター駆動部として機能し、指示された駆動指示に応じてCRモーター15を回転させる。また、PFモーター駆動部86は第2モーター駆動部として機能し、指示された駆動指示に応じてPFモーター22を回転させる。この場合、用紙19はASFが給紙可能な位置に積層された状態であるため、CRモーター15やPFモーター22が回転しても用紙19に対して搬送やインク滴の吐出は行われない。
このような駆動を行うべくCRモーター15やPFモーター22に供給された電気エネルギーの一部は熱エネルギーに変換され、本体ケース12内部に拡散することでケース内温度が上昇し、摺動部分に付加されたグリスの粘性抵抗が低下することでキャリッジ14の主走査方向Xへの移動や用紙19の副走査方向Yへの移動の際に生じる摺動抵抗が低下し、印刷のための動作が滑らかになる。
このような駆動を行うべくCRモーター15やPFモーター22に供給された電気エネルギーの一部は熱エネルギーに変換され、本体ケース12内部に拡散することでケース内温度が上昇し、摺動部分に付加されたグリスの粘性抵抗が低下することでキャリッジ14の主走査方向Xへの移動や用紙19の副走査方向Yへの移動の際に生じる摺動抵抗が低下し、印刷のための動作が滑らかになる。
本実施形態では、CRモーター15やPFモーター22の駆動回転数や駆動時間は、駆動によりケース内温度が上昇する特性に基づいて予め決められ、駆動終了後は暖気駆動判定部80が再度ケース内温度を検出し、所定の基準温度に達するまで繰り返される。
尚、暖気のための駆動回転数や駆動時間は固定値には限定されず、暖気駆動判定部80が暖気駆動を指示する信号と共に、検出したケース内温度に関する情報が印刷駆動指示部82に送られ、印刷駆動指示部82はケース内温度に応じて駆動回転数や駆動時間を動的に決定しても良い。例えば、ケース内温度に応じた駆動回転数や駆動時間が決定されたテーブルが予め作成され、このテーブルに基づいて決定しても良い。
また、CRモーター15やPFモーター22の回転に加えて、CRモーター15やPFモーター22に対してHold電流を継続して流すことにより、ケース内温度の上昇を更に図っても良い。
尚、暖気のための駆動回転数や駆動時間は固定値には限定されず、暖気駆動判定部80が暖気駆動を指示する信号と共に、検出したケース内温度に関する情報が印刷駆動指示部82に送られ、印刷駆動指示部82はケース内温度に応じて駆動回転数や駆動時間を動的に決定しても良い。例えば、ケース内温度に応じた駆動回転数や駆動時間が決定されたテーブルが予め作成され、このテーブルに基づいて決定しても良い。
また、CRモーター15やPFモーター22の回転に加えて、CRモーター15やPFモーター22に対してHold電流を継続して流すことにより、ケース内温度の上昇を更に図っても良い。
図4は、暖気駆動処理の流れを示すフローチャートである。インクジェットプリンター11の電源ボタンが押下されると、CPU65は最初に所定の起動処理を実行する(ステップS100)。この起動処理により、インクジェットプリンター11の駆動に必要なソフトウェアやデータがROM63やEEPROM64から読み込まれ、RAM62の所定の領域に展開される。
次に、CPU65は温度センサー76の出力信号に基づいてインクジェットプリンター11のケース内温度を取得する(ステップS102)<温度検出工程>。
続いて、CPU65は取得したケース内温度と基準温度とを比較し、取得したケース内温度が基準温度以下か否かを判定する(ステップS104)<駆動判定工程>。
次に、CPU65は温度センサー76の出力信号に基づいてインクジェットプリンター11のケース内温度を取得する(ステップS102)<温度検出工程>。
続いて、CPU65は取得したケース内温度と基準温度とを比較し、取得したケース内温度が基準温度以下か否かを判定する(ステップS104)<駆動判定工程>。
ここで、取得したケース内温度が基準温度以下であると判定した場合(ステップS104でYes)、CPU65はCRモーター15およびPFモーター22に対して、暖気を目的とした所定の駆動回転数および駆動時間で駆動を指示する(ステップS106)<駆動指示工程>。続いて、ステップS102に戻り、CPU65はインクジェットプリンター11のケース内温度を再度取得し、基準温度を超えるまでケース内の暖気を目的とした駆動を繰り返す。
他方で、取得したケース内温度が基準温度を超えると判定した場合(ステップS104でNo)、CPU65は、印刷処理が実行可能であることを操作パネル78に表示させてユーザーに通知し(ステップS108)、一連の暖気駆動処理を終了する。
他方で、取得したケース内温度が基準温度を超えると判定した場合(ステップS104でNo)、CPU65は、印刷処理が実行可能であることを操作パネル78に表示させてユーザーに通知し(ステップS108)、一連の暖気駆動処理を終了する。
以上の処理により、インクジェットプリンター11は、起動時にケース内温度が基準温度以下の場合、ケース内温度が基準温度を超えるまでCRモーター15およびPFモーター22を駆動させる。
従って、インクジェットプリンター11を低温環境下で起動して直ちに印刷する場合、駆動負荷の増大によりCRモーター15およびPFモーター22の消費電流が増加することを回避できるため、インクジェットプリンター11の低電源容量化を図ることができる。また、電源部の小型化により、インクジェットプリンター11の小型化や軽量化を図ることができる。更に、ケース内温度が上昇することで、記録ヘッド17に供給されるインクの流動性も向上し、低温により生じるインク詰まりを回避できる。
尚、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
従って、インクジェットプリンター11を低温環境下で起動して直ちに印刷する場合、駆動負荷の増大によりCRモーター15およびPFモーター22の消費電流が増加することを回避できるため、インクジェットプリンター11の低電源容量化を図ることができる。また、電源部の小型化により、インクジェットプリンター11の小型化や軽量化を図ることができる。更に、ケース内温度が上昇することで、記録ヘッド17に供給されるインクの流動性も向上し、低温により生じるインク詰まりを回避できる。
尚、以上のような手法を実施する装置は、単独の装置によって実現される場合もあれば、複数の装置を組み合わせることによって実現される場合もあり、各種の態様を含むものである。
7…制御部、11…インクジェットプリンター、12…本体ケース、13…ガイド軸、14…キャリッジ、15…CRモーター、16…タイミングベルト、17…記録ヘッド、18…インクカートリッジ、19…用紙、20…プラテン、21…メンテナンス装置、22…PFモーター、24…リニアエンコーダー、61…制御ASIC、62…RAM、63…ROM、64…EEPROM、65…CPU、67…ヘッドドライバー、68…CRモータードライバー、69…PFモータードライバー、73…ロータリーエンコーダー、74…用紙検出センサー、75…PWセンサー、76…温度センサー、78…操作パネル、80…暖気駆動判定部、82…印刷駆動指示部、84…CRモーター駆動部、86…PFモーター駆動部。
Claims (5)
- 記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置であって、
前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出部と、
前記温度検出部が検出した前記温度と所定の基準温度とを比較し、前記温度が前記基準温度以下である場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対する駆動を決定する駆動判定部と、
前記駆動判定部の決定に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示部と、を備えることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、
前記駆動指示部は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動回転数および所定の駆動時間を指示することを特徴とする記録装置。 - 請求項1乃至2のいずれかに記載の記録装置において、
前記基準温度は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が温度低下により駆動負荷が増大する特性に基づいて決定されることを特徴とする記録装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置において、
前記所定の駆動回転数および前記所定の駆動時間は、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動により前記領域の温度が上昇する特性に基づいて決定されることを特徴とする記録装置。 - 記録媒体に液体を吐出する記録ヘッドを搭載したキャリッジが第1モーター駆動部の駆動により一方の方向に往復動し、前記記録媒体が第2モーター駆動部の駆動により前記一方の方向と直交する他方の方向に移動することで前記記録媒体に情報を記録する記録装置の制御方法であって、
前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部が配設されている領域の温度を検出する温度検出工程と、
前記温度検出工程で検出した前記温度に基づいて、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部の駆動を判定する駆動判定工程と、
前記駆動判定工程で駆動を判定した場合、前記第1モーター駆動部および前記第2モーター駆動部に対して所定の駆動を指示する駆動指示工程と、を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012032457A JP2013166358A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012032457A JP2013166358A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Publications (1)
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JP2013166358A true JP2013166358A (ja) | 2013-08-29 |
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ID=49177185
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JP2012032457A Pending JP2013166358A (ja) | 2012-02-17 | 2012-02-17 | 記録装置および記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2013166358A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019151010A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 東芝テック株式会社 | サーマルプリンタ、サーマルプリンタの制御方法 |
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2012
- 2012-02-17 JP JP2012032457A patent/JP2013166358A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019151010A (ja) * | 2018-03-02 | 2019-09-12 | 東芝テック株式会社 | サーマルプリンタ、サーマルプリンタの制御方法 |
JP7065644B2 (ja) | 2018-03-02 | 2022-05-12 | 東芝テック株式会社 | サーマルプリンタ、サーマルプリンタの制御方法 |
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