JP4482015B2 - 記録装置、搬送装置、及び給紙搬送制御方法 - Google Patents

記録装置、搬送装置、及び給紙搬送制御方法 Download PDF

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Description

本発明は記録装置、搬送装置、及び搬送制御方法に関し、特に、例えば、記録紙のような記録媒体を供給し、記録ヘッドからインクを吐出してその記録媒体に記録を行う記録装置及び給紙搬送制御方法に関する。
従来より、記録装置において、記録用紙のような記録媒体の給紙時にその記録媒体が斜行するのを防止するために次のような方法が知られている。即ち、搬送ローラを停止、或いは記録媒体の搬送方向に対して逆方向に回転させた状態で、給紙ローラにより記録媒体を搬送し、その先端を搬送ローラに突き当てるのである。この場合、搬送ローラの直前に設けられた記録媒体の位置検出センサによって記録媒体の先端位置を検出後、そのセンサから搬送ローラまでの距離分だけ記録媒体を給紙ローラにより搬送して、その先端を搬送ローラに突き当てる方法が一般的である。
特許文献1は、PWM(パルス幅変調)による駆動パルス信号のデューティ値が最大値になった回数を計数し、その計数値が所定値に達したら、PWMのデューティ値(後述)を“0”に切り替えてDCモータへの電圧印加を中断する構成を開示している。これにより、DCモータがロック状態になったときに、DCモータへの電力供給を止めて、DCモータの発熱を防止する。
特開2002−347296号公報
しかしながら上記従来例に記載されているような技術では、PWMのデューティ値が所定の閾値を超えたかどうかで記録媒体の先端の突き当てが生じたと判断することを想定する。この場合、記録媒体の種類、搬送機構負荷のばらつき、モータ性能などの給紙条件が変化すると閾値を超えるタイミングも変化する。このため、正しく記録媒体の斜行防止が出来ないという問題があった。
図8は、従来技術を利用した斜行防止の制御を説明する図である。
出力PWMが所定の閾値を超えたとき、その値(図では縦軸にPWMと表記)を“0”にして搬送停止を行う従来の制御の場合、突き当て前の出力PWMの値によって、図8に示すように、ΔXで示される突き当て検知のタイミングのずれが生じる。そのため、記録媒体の斜行を防止できなくなったり、逆に突き当て過多により記録媒体にシワが生じる場合がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録媒体の給紙条件の変化に係らず、記録媒体給紙時の斜行防止を適切に行なうことができる記録装置、搬送装置、及び給紙搬送制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明の記録装置は以下の構成からなる。
即ち、載置された記録媒体を給紙し、記録開始位置まで搬送し、その後、記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置であって、前記記録媒体の載置された位置より前記記録媒体を装置の内部に給紙する第1のローラと、前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に前記記録開始位置まで搬送する第2のローラと、前記第1及び第2のローラに対して駆動力を供給するDCモータと、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアと、前記第のローラの回転量と回転速度とを検出するエンコーダと、前記エンコーダからの出力信号と前記伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得手段と、前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った予め定められた位置に備えられ、前記記録媒体の先端を検出するセンサと、前記取得手段により取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成手段と、前記PWM信号を入力して前記DCモータを駆動する駆動手段と、前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値に対して、前記PWM信号の値が予め定めた値より大きくなるのを監視する第1監視手段と、前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較手段と、前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視手段と、前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視手段による監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視手段による監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする。
また他の発明によれば、載置された記録媒体を給紙し、予め定められた位置まで搬送する搬送装置であって、前記記録媒体の載置された位置より前記記録媒体を装置の内部に給紙する第1のローラと、前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に前記予め定められた位置まで搬送する第2のローラと、前記第1及び第2のローラに対して駆動力を供給するDCモータと、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアと、前記第のローラの回転量と回転速度とを検出するエンコーダと、前記エンコーダからの出力信号と前記伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得手段と、前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った前記予め定められた位置とは異なる位置に備えられ、前記記録媒体の先端を検出するセンサと、前記取得手段により取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成手段と、前記PWM信号を入力して前記DCモータを駆動する駆動手段と、前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値に対して、前記PWM信号の値が予め定めた値より大きくなるのを監視する第1監視手段と、前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較手段と、前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視手段と、前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視手段による監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視手段による監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする搬送装置を備える。
さらに他の発明によれば、載置された記録媒体をDCモータによって駆動力が供給された第1のローラを介して前記載置された位置より給紙し、前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に、前記DCモータによって駆動力が供給された第2のローラを介して予め定められた位置まで搬送する給紙搬送制御方法であって、エンコーダを用いて、前記第のローラの回転量と回転速度とを検出する検出工程と、前記エンコーダからの出力信号と、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得工程と、前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った前記予め定められた位置とは異なる位置に備えられたセンサを用いて、前記記録媒体の先端を検出する検出工程と、前記取得工程において取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成工程と、前記DCモータを駆動する駆動工程と、前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号に対して、前記PWM信号の値が予め定められた値より大きくなるのを監視する第1監視工程と、前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較工程と、前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視工程と、前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視工程における監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視工程における監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御工程とを有することを特徴とする給紙搬送制御方法を備える。
従って本発明によれば、複数の状態を監視して記録媒体の給紙や搬送を行なうローラに駆動力を供給するDCモータの停止制御を行なうので、種々の給紙条件に対応して記録媒体給紙時の斜行防止を適切に行なうことができるという効果がある。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施例について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみを表すものではない。これに加えて、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきものである。即ち、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
図1は、本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録ヘッドを用いて記録を行なう記録装置の機構部を示す側断面図である。
図1に示すように、自動給紙機構(ASF)5から給紙ローラ(第1のローラ)3を介して給紙された記録用紙のような記録媒体(不図示)は搬送(LF)ローラ(第2のローラ)1によって矢印A方向に搬送される。ASF5により給紙と搬送の経路を経て給紙された記録媒体に対してキャリッジ6に搭載されたインクジェット記録ヘッド(不図示:以下、記録ヘッド)からインク液滴を吐出して記録が行なわれる。この記録は、記録媒体の先端を検知するためのPEセンサ4により、その先端が検知されたことを契機にして実行される。
さて、搬送ローラ1の位置(回転量)、回転速度を検出するためのロータリーエンコーダ(以下、エンコーダ)2が搬送ローラ1とその同軸上に取り付けられている。
図2は、図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である
搬送ローラ1と給紙ローラ3とは共通のモータ7を駆動源として回転する。この実施例では、モータ7の駆動力は直接に搬送ローラ1に伝わるが、給紙ローラ3に対しては振り子ギア8を介してその駆動力が伝わる。また、モータ7は記録媒体を図1の矢印A方向に搬送するように回転する(これを正転という)こともできるし、矢印A方向とは逆方向に搬送するように回転する(これを逆転という)こともできる。モータ7の回転方向はCPU/G.A.(ゲートアレイ)10によりモータドライバ9を介してモータ7に指示される。また、モータ7はモータドライバ9を介してPWM制御(後述)され、DCモータが用いられている。
給紙ローラ3には次のようにしてモータ7からの駆動力が伝えられる。
即ち、モータ7が逆転するとき、振り子ギア8が給紙ローラ3の方向に移動して、そのギアが給紙ローラ3の回転軸に取り付けられたギアと噛み合う。これにより、給紙ローラ3にモータ7の駆動力が伝えられ、この回転力により記録用紙のような記録媒体をASF5からピックアップする。振り子ギア8が給紙ローラ3の回転軸に取り付けられたギアと噛み合う状態では、DCモータを駆動すると給紙ローラ3と搬送ローラ1の両方が回転する状態である。一方、モータ7が正転するとき、振り子ギア8は給紙ローラ3から離れるように移動し、振り子ギア8と給紙ローラ3の回転軸に取り付けられたギアとの噛み合わせが外れる。これにより、給紙ローラ3にはモータ7の駆動力が伝えられなくなる。振り子ギア8が給紙ローラ3の回転軸に取り付けられたギアとの噛み合わせが外れると、DCモータを駆動しても搬送ローラ1のみ回転する。
このように、給紙ローラ3はモータ7が逆転するときのみ回転する。そして、モータ7が逆転するときには、搬送ローラ1は通常の搬送方向(図1の矢印A方向)と逆方向に回転するため、給紙ローラ3の回転により供給された記録媒体の用紙先端は搬送ローラ1に突き当てられた状態になる。これにより、たとえ、記録媒体が斜行して供給されたとしても、その状態のままで搬送されることが防止される。
図10(B)は、記録媒体Pの用紙先端は搬送ローラ1に突き当てられた状態を示す図である。この状態は、用紙先端が搬送ローラ1とピンチローラ1aとのニップに位置し、用紙Pによるこぶが形成された状態である。
記録装置全体はCPU/G.A.10により、ROM12に格納された制御プログラムや各種パラメータ、速度駆動パターンに基づき、RAM11をプログラム実行の作業領域として用いて制御される。また、CPU/G.A.10はPWM制御のための演算処理も実行する。RAM11は、例えば、パソコンやデジタルカメラなどの外部装置(不図示)から転送された画像データを格納するためにバッファとしても用いられる。
エンコーダ2の出力はCPU/G.A.10に入力され、エンコーダ2からの出力信号から搬送ローラ1の回転速度や回転量、給紙ローラ3の回転速度や回転量が求められる。
振り子ギア8により、DCモータの駆動力が給紙ローラ3に伝達される場合、給紙ローラ3と搬送ローラ1との間に設けられている伝達手段のギヤ比は予め判っている。従って、このギヤ比より、搬送ローラ1の回転量から給紙ローラ3の回転量を、そして、搬送ローラ1の回転速度から給紙ローラの回転速度を導出することができる。
従って、給紙ローラ3を回転させる制御を実行する際、回転している搬送ローラ1に設けられているエンコーダ2からの信号を用いて、CPU/G.A.(ゲートアレイ)10は、給紙ローラ3の回転量や速度の情報を取得できる。つまり、CPU/G.A.(ゲートアレイ)10は、搬送ローラ1に設けられているエンコーダ2から間接的に情報を取得して、給紙ローラ3の回転の制御を行うのである。
図3は搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成を示すブロック図である。
この実施例に従うサーボ制御はROM12に格納されている制御プログラムをCPU/G.A.10で実行することと、CPU/G.A.10の内部に備えられたASIC(不図示)とにより実現される。従って、図3に示されている破線で囲まれた領域内にある構成要素はプログラム或いはASICにより実現される機能である。なお、サーボ制御処理は、サーボ周期(ΔT)毎に繰り返し処理される。
目標位置生成部301ではサーボ制御により最終目標位置(例えば、記録用紙の記録開始位置)まで漸進的に増加する目標位置を生成する。一方、エンコーダ2からの出力からは搬送ローラの回転速度と回転量とが求められる。これらは夫々、記録媒体の搬送速度と記録媒体(先端部)の搬送位置となる。この演算は公知なので、その説明は省略するが、ともあれ、その搬送速度と搬送位置の情報は図3にCPU/G.A.10にフィードバックされる。
即ち、その位置情報は加算器301aにおいて目標位置生成部301からの目標位置に対して、その速度情報は加算器302aにおいて微分回路302からの目標速度に対してフィードバックされる。また、その速度情報は停止判定部305にフィードバックされ、モータ7を停止するための判断に用いられる。
さて、エンコーダ2からの速度情報により補正された速度はPID演算部303、PWM生成部304を経て算出されたPWM信号をモータドライバ9に出力する。一方、正転/逆転指示部306からの指示もモータドライバ9に出力される。従って、モータドライバ9はPWM生成部304により生成されたPWM信号と正転/逆転指示部306から出力された正転/逆転の指示に基づいて、モータ7を駆動する。このPWM信号はデューティ値(所定時間内のパルス信号のハイレベルとロウレベルの比、オンとオフの比)で表され、この値の範囲は0%から100%である。デューティ値が大きいほどモータに供給される電力は大きくなる。
停止判定部305には、エンコーダ2からフィードバックされた速度情報に加えて、PWM生成部304からのPWM信号とPEセンサ4からのセンサ出力信号も入力され、これらの信号に基づいて、PWM生成部304に対する停止指令を出力する。
図4はCPU/G.A.10が実行するモータ制御を示すフローチャートである。
まず、ステップS401において、給紙動作を開始すると、正転/逆転指示部306はモータドライバ9に対して逆転指示を出力する。これにより、モータ7は逆転し、振り子ギア8は給紙ローラ3のギアと噛み合い、給紙ローラ3は回転し、ASF5に載置された記録用紙を一枚ピックアップして、これを給紙する。一方、搬送ローラ1もモータ7の回転により回転するが、その回転方向は図1の矢印Aとは反対の方向となる。
次に、給紙ローラ3の回転により、記録用紙が給紙されてくると、ステップS402ではPEセンサ4のセンサ出力に基づいて、用紙先端を検知したかどうかを調べる。ここで、用紙先端が検知されたと判定されたなら、処理はステップS403に進む。これに対して、用紙先端がまだ検知されていないと判定されたなら、処理はステップS401に戻り給紙ローラ3の回転を続け、記録用紙の紙送りを続行し、サーボ周期(ΔT)後に再びステップS402の処理を行う。
ステップS403では、PEセンサ4による用紙先端検知時のPWMの値(PWM_PE)を取得し、その値をメモリ或いはレジスタ(不図示)に一時的に格納する。
さらに、ステップS404では、用紙先端検知時のPWMの値に第1の閾値(PWM_UP)を加算した値とPWM生成部304において生成されるPWM信号の上限値(PWM_MAX)とを比較し、その上限値未満かどうかを調べる。第1の閾値(PWM_UP)は、用紙先端検知時からのPWMの上昇を判定するための値である。
ここで、PWM_PE+PWM_UP<PWM_MAXであれば、処理はステップS405に進む。ステップS405ではさらに、現在のPWM値(PWM)が用紙先端検知時から第1の閾値(PWM_UP)分上昇するのを待ち合わせる(第1監視)。給紙ローラ3による突き当て動作において、図10(A)に示すように、用紙先端が搬送ローラ1とピンチローラ1aとのニップに到達した後、図10(B)に示すように用紙Pによるこぶが形成される過程で、PWM値は上昇する(大きくなる)。
即ち、この監視の結果、PWM−PWM_PE>PWM_UPであれば、処理はステップS407に進み、PWM−PWM_PE≦PWM_UPであれば、サーボ周期(ΔT)後に再び、ステップS405の処理を行う。
これに対して、PWM_PE+PWM_UP≧PWM_MAXであれば、用紙先端検知時のPWMの値が既にPWM信号の出力上限値に近づいており、用紙先端検知時からのPWMの上昇を判定することが適切でないと判断し、処理はステップS406に進む。記録装置の機構系の負荷が大きく、かつ連続的な記録動作によってモータ7が発熱し、出力トルクが下がってきた場合に、このような場合が生じえる。
ステップS406では、エンコーダ2によって検出された記録用紙の搬送速度(検出速度)が所定速度(SPD_DOWN)を下回ることを待ち合わせる(第2監視)。この実施例ではSPD_DOWNは目標速度を少し下回る速度(例えば、目標速度の90%の速度)に設定されている。ここで、この監視の結果、検出速度<SPD_DOWNであれば、処理はステップS407に進み、検出速度≧SPD_DOWNであれば、サーボ周期(ΔT)後に再びステップS406の処理を行う。
ステップS407では、PWMを"0"(0%)に設定して給紙ローラ3を停止させる。即ち、停止判定部305は停止指令をPWM生成部304に対して発行する。
図5はPWM信号の時間変化を示す図である。
この図は特に、ステップS402〜S405、及びステップS407のPWM変化を示している。図5において、T_PEは用紙先端を検知した時刻を示す。図5によれば、その後、PWMが上昇し、用紙先端検知時から第1の閾値(PWM_UP)分上昇したなら、PWM信号が"0"となるように制御される。
図6はPWM信号と検出速度の時間変化を示す図である。
この図は特に、ステップS402〜S404、及びステップS406〜S407の時間変化を示している。図6においても、T_PEは用紙先端を検知した時刻を示す。図6によれば、その後、時刻T=T_MAXにおいて、PWMが上限値(PWM_MAX)に到達するがそのままPWM_MAXが保たれる。ここで、PWMの上限値は100%である。一方、検出速度が目標速度を下回り始め、SPD_DOWNを下回ったなら、PWM信号が“0”となるように制御される。なお、破線部分は、PWM信号を“0”にしなかった場合の検出速度を示す。
以上の処理をまとめると、PWM信号の出力が用紙先端検知時から所定量上昇したことを検知するなら、用紙先端が搬送ローラに突き当たったと判定して、モータの停止処理を行う。一方、用紙先端検知時のPWM信号の出力が上限値に近かった場合は、検出速度の低下を検知して記録用紙の搬送の停止を決定するとともに、モータの停止処理を行う。
その後、ステップS408では正転/逆転指示部306はモータドライバ9に対して正転指示を発行して、モータ7を再び回転させる。ただし、この時は、モータ7の回転は正転なので、振り子ギア8は給紙ローラ3から離れるように移動し、給紙ローラ3にはモータ7の駆動力が伝えられなくなる。即ち、給紙ローラ3は停止したままである。また、この時点では記録用紙の先端は既に搬送ローラ1に突き当たっているので、搬送ローラ1により記録用紙は図1の矢印A方向に搬送される。
そして、記録開始位置に記録用紙が達するとステップS409ではモータ7の駆動を停止し、これによって一連の給紙動作は完了する。
なお、ステップS402における用紙先端検知やステップS403におけるPWM信号出力の保持は、用紙先端検知をトリガとせず、給紙動作開始からのある適当なタイミングで行っても良い。
また、ステップS407ではPWM値を"0"にするよう制御したが、他の制御を適用することもできる。例えば、PWM値を徐々に小さくし、記録用紙の搬送を少し時間をかけて停止させても良い。
以上説明したようにこの実施例に従えば、用紙先端検知時からのPWM信号に所定のバイアス値を加えた値の時間変化に基づいて記録媒体が搬送ローラに突き当たったことを判定し、給紙ローラによる給紙を停止させることができる。また、その値がPWMの最大出力値を超えている場合には記録媒体の搬送速度の低下を検知して給紙ローラによる給紙を停止させることができる。
このように、この実施例では、複数の条件を組み合わせて、給紙ローラの回転を停止させるように制御するので、種々の給紙条件に対応することができる。そして、給紙動作を実行中には、搬送ローラは記録媒体の搬送方向とは逆方向に回転するので、たとえ記録媒体が斜めに給紙されても、斜めのまま給紙搬送が行なわれることが防止される。これにより、記録媒体給紙時の斜行防止を適切に行なうことができる。
なお、以上説明した実施例では、図3に示すように、PWM信号出力の停止指令は停止判定部よりPWM生成部に発行される構成であったが本発明はこれにより限定されるものではない。例えば、図7に示すように、停止判定部からモータドライバへ直接停止指令を発行するように構成しても良い。
なお、図7と図3の構成における相違は、停止指令の出力のみであり、その他の構成については同じであるので、その説明は省略する。
なお、用紙先端検知時のPWM信号の出力が上限値に対して十分余裕がある場合には、図4に示した処理(ステップS404、ステップS406)は不要である。この場合には、図9に示すような制御を行っても構わない。この図9に示した処理フローは、先に説明した図4のステップS404、ステップS406の処理ステップを省いている。図9について図4と異なる部分を説明する。
ステップS403では、用紙先端検知時からのPWM信号の値を予め保持する。次に、ステップS405では、PWM信号の値とステップS403で保持したPWM信号の値との差分値を監視する。この差分値は、閾値PWM_UPより大きくなれば、記録媒体が搬送ローラに突き当たったとみなす(判定する)。そして、処理はステップS407に進み、ステップS407でモータの停止処理を行う。また、その差分値が、閾値PWM_UP以下であれば、ステップS405での監視を続行する。
図9に示す制御では、停止判定部305はエンコーダ2からの速度情報を用いない。
図11は図9に示した制御フローに関連した搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成を示すブロック図である。なお、図11に示す構成は図3に示す構成と類似しており、図11において、図3に示す構成要素と同じ構成要素には図3に示したのと同じ参照番号を付している。従って、その説明は繰り返さない。そして、図11に特有の特徴についてのみ説明する。
即ち、停止判定部305は、PWM生成部304が生成したPWM値を用いて停止指令を出力する。この点が図3との相違点であり、他の点は同じである。
また、以上説明した実施例では、給紙ローラと搬送ローラとは1つのモータにより駆動される構成としたが、2つのローラを別個に駆動する2つのモータを備える構成を記録装置が備えても良い。
また、以上説明した実施例では、エンコーダは搬送ローラ1に設けられている構成であったが、図12に示すように、搬送ローラ用のエンコーダ2に加え、給紙ローラ用のエンコーダ2aを備えても良い。この構成では、CPU/G.A.10には、正転/逆転指示部306からの指示により、エンコーダの信号を選択する信号スイッチ307が設けられる。この構成では、搬送ローラの制御を行うためにはエンコーダ2の位置情報と速度情報が選択される一方、給紙ローラの制御を行うためにはエンコーダ2aの位置情報と速度情報が選択される。
また、上述した実施例において、PWMの値の上限値(PWM_MAX)は100%であったが、必ずしもこの値である必要は無い。また、用紙先端検知時のPWMの値と第1の閾値(PWM_UP)の和とPWM信号の上限値とを比較したが、用紙先端検知時のPWMの値と予め定めた係数との積と、PWM信号の上限値との比較でも構わない。
また、以上の実施例において、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであるとして説明し、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるとして説明したが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
以上の実施例は、特にインクジェット記録方法の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば、電気熱変換体やレーザ光等)を用いた方法を採用している。そして、その熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させることにより記録の高密度化、高精細化を達成している。
本発明の代表的な実施例であるインクジェット記録装置の構成の概要を示す側断面図である。 図1に示す記録装置の制御構成を示すブロック図である。 搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成を示すブロック図である。 CPU/G.A.が実行するモータ制御を示すフローチャートである。 PWM信号の時間変化を示す図である。 PWM信号と検出速度の時間変化を示す図である。 搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成の別の実施例を示すブロック図である。 従来技術を利用した斜行防止を説明する図である。 CPU/G.A.が実行する別のモータ制御を示すフローチャートである。 突き当てを説明する図である。 搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成の別の実施例を示すブロック図である。 搬送ローラと給紙ローラとを駆動するモータのサーボ制御の機能構成のさらに別の実施例を示すブロック図。
符号の説明
1 LFローラ
2 ロータリーエンコーダ
3 給紙ローラ
4 PEセンサ
5 自動給紙機構(ASF)
6 キャリッジ
7 モータ
8 振り子ギア
9 モータドライバ
10 CPU/G.A.
11 RAM
12 ROM
301 目標位置生成部
302 微分回路
303 PID演算部
304 PWM生成部
305 停止判定部
306 正転/逆転指示部

Claims (9)

  1. 載置された記録媒体を給紙し、記録開始位置まで搬送し、その後、記録ヘッドにより前記記録媒体に記録を行なう記録装置であって、
    前記記録媒体の載置された位置より前記記録媒体を装置の内部に給紙する第1のローラと、
    前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に前記記録開始位置まで搬送する第2のローラと、
    前記第1及び第2のローラに対して駆動力を供給するDCモータと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアと、
    前記第のローラの回転量と回転速度とを検出するエンコーダと、
    前記エンコーダからの出力信号と前記伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得手段と、
    前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った予め定められた位置に備えられ、前記記録媒体の先端を検出するセンサと、
    前記取得手段により取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成手段と、
    前記PWM信号を入力して前記DCモータを駆動する駆動手段と、
    前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値に対して、前記PWM信号の値が予め定めた値より大きくなるのを監視する第1監視手段と、
    前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較手段と、
    前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視手段と、
    前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視手段による監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視手段による監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記DCモータの正転或いは逆転の指示を行なう指示手段をさらに有し、
    前記伝達ギアは、前記指示手段により前記DCモータが逆転するときには、前記第1のローラと前記第2のローラとに前記DCモータの駆動力を伝達し、前記指示手段により前記DCモータが正転するときには、前記第2のローラに前記DCモータの駆動力を伝達することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記伝達ギアは振り子ギアであることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記記録媒体の給紙を開始する時には、前記指示手段を制御して、前記DCモータを逆転するように制御し、前記DCモータの駆動を停止した後、再び前記指示手段を制御して前記DCモータを正転するように制御し、前記記録媒体を前記記録開始位置まで搬送するよう制御することを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  5. 前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値を一時的に格納する格納手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記制御手段は前記DCモータの駆動を停止する停止指令を、前記PWM信号を生成するPWM信号の生成部、或いは、前記DCモータを駆動するモータドライバに対して発行することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の記録装置。
  7. 前記エンコーダは前記第2のローラに取り付けられたロータリーエンコーダであることを特徴とする請求項に記載の記録装置。
  8. 載置された記録媒体を給紙し、予め定められた位置まで搬送する搬送装置であって、
    前記記録媒体の載置された位置より前記記録媒体を装置の内部に給紙する第1のローラと、
    前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に前記予め定められた位置まで搬送する第2のローラと、
    前記第1及び第2のローラに対して駆動力を供給するDCモータと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアと、
    前記第のローラの回転量と回転速度とを検出するエンコーダと、
    前記エンコーダからの出力信号と前記伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得手段と、
    前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った前記予め定められた位置とは異なる位置に備えられ、前記記録媒体の先端を検出するセンサと、
    前記取得手段により取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成手段と、
    前記PWM信号を入力して前記DCモータを駆動する駆動手段と、
    前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値に対して、前記PWM信号の値が予め定めた値より大きくなるのを監視する第1監視手段と、
    前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較手段と、
    前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視手段と、
    前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視手段による監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視手段による監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御手段とを有することを特徴とする搬送装置。
  9. 載置された記録媒体をDCモータによって駆動力が供給された第1のローラを介して前記載置された位置より給紙し、前記第1のローラにより給紙された記録媒体を更に、前記DCモータによって駆動力が供給された第2のローラを介して予め定められた位置まで搬送する給紙搬送制御方法であって、
    エンコーダを用いて、前記第のローラの回転量と回転速度とを検出する検出工程と、
    前記エンコーダからの出力信号と、前記第1のローラと前記第2のローラとの間に設けられ、前記DCモータより前記第2のローラに供給された駆動力を前記第1のローラに伝達する伝達ギアのギア比とに基づいて、前記第1のローラの回転量と回転速度とを取得する取得工程と、
    前記記録媒体の給紙と搬送の経路に沿った前記予め定められた位置とは異なる位置に備えられたセンサを用いて、前記記録媒体の先端を検出する検出工程と、
    前記取得工程において取得される前記第1のローラの回転量と回転速度とをフィードバックしてPWM信号を生成する生成工程と、
    前記DCモータを駆動する駆動工程と、
    前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号に対して、前記PWM信号の値が予め定められた値より大きくなるのを監視する第1監視工程と、
    前記センサにより前記給紙された記録媒体の先端が検出されたタイミングで取得されたPWM信号の値と予め定められた値との和とPWM信号の最大出力値とを比較する比較工程と、
    前記第1のローラの回転速度が予め定められた閾値の未満に低下するのを監視する第2監視工程と、
    前記和が前記最大出力値の未満であれば前記第1監視工程における監視の結果に基づき前記DCモータの駆動を停止するよう制御し、前記和が前記最大出力値かそれを超えるならば第2監視工程における監視の結果に基づいて、前記DCモータの駆動を停止するよう制御する制御工程とを有することを特徴とする給紙搬送制御方法。
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