JP2019012310A - 硬貨処理装置及び硬貨処理装置の硬貨投入制御方法 - Google Patents

硬貨処理装置及び硬貨処理装置の硬貨投入制御方法 Download PDF

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【課題】投入搬送部と分離搬送部とを設けた場合であっても、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が長くなることを抑えることができる硬貨処理装置及び硬貨処理装置の硬貨投入制御方法を提供すること。【解決手段】投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部10と、投入搬送部10から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭センサ13に供給する分離搬送部11と、を備えた硬貨処理装置1であって、入金開始指示がない待機中であっても、投入搬送部10への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を分離搬送部11に所定枚数まで搬送して保留させ、入金開始指示があると、分離搬送部11を起動して検銭センサ13側に硬貨を供給する制御部Cを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、投入搬送部と分離搬送部とを設けた場合であっても、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が長くなることを抑えることができる硬貨処理装置及び硬貨処理装置の硬貨投入制御方法に関する。
従来、例えば釣銭機として適用される硬貨処理装置は、硬貨投入口に投入された硬貨の真偽及び金種を識別した後、正貨として識別された硬貨を自動的に取り込んで金種毎に設けられた硬貨収納庫に収納するものである。また、硬貨処理装置は、硬貨収納庫に収納されている硬貨を、外部の装置等からの釣銭払出要求に応じて要求金額の硬貨を釣銭として硬貨払出口に払い出すものである(特許文献1〜3参照)。
特開2014−130514号公報 特開2014−178728号公報 特開2017−49679号公報
ところで、近年では、有人レジに替わって顧客自身に商品の登録と金銭の授受とを行わせるセルフレジや金銭の授受のみをお客自身が実施するセミセルフレジも普及しつつある。このようなセルフ化された金銭処理装置では、一般人が硬貨処理装置を使うため、外国貨なども故意または間違って投入される場合があるため、検銭精度向上の要求がある。この検銭精度向上のためには、同期搬送による搬送精度の高度化が要求されている。
この搬送精度の高度化の要求を満たすため、投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部と、投入搬送部から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭部に供給する分離搬送部とを別に備える硬貨処理装置が開発されている。
しかし、投入搬送部と分離搬送部とを設けると、検銭部までの搬送距離が延びるため、入金枚数通知までの時間が長くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、投入搬送部と分離搬送部とを設けた場合であっても、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が長くなることを抑えることができる硬貨処理装置及び硬貨処理装置の硬貨投入制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる硬貨処理装置は、投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部と、前記投入搬送部から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭部に供給する分離搬送部と、を備えた硬貨処理装置であって、入金開始指示がない待機中であっても、前記投入搬送部への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を前記分離搬送部に所定枚数まで搬送して保留させ、入金開始指示があると、前記分離搬送部を起動して前記検銭部に硬貨を供給する制御部を備えたことを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置は、上記の発明において、前記制御部は、前記分離搬送部で硬貨が保留状態で出金指示があった場合、強制的にリジェクト搬送することを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置は、上記の発明において、前記分離搬送部は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴が形成され、前記穴の数は前記所定枚数であることを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置の硬貨投入制御方法は、投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部と、前記投入搬送部から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭部に供給する分離搬送部と、を備えた硬貨処理装置の硬貨投入制御方法であって、入金開始指示がない待機中であっても、前記投入搬送部への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を前記分離搬送部に所定枚数まで搬送して保留させ、入金開始指示があると、前記分離搬送部を起動して前記検銭部に硬貨を供給することを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置の硬貨投入制御方法は、上記の発明において、前記分離搬送部で硬貨が保留状態で出金指示があった場合、強制的にリジェクト搬送することを特徴とする。
また、本発明にかかる硬貨処理装置の硬貨投入制御方法は、上記の発明において、前記分離搬送部は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴が形成され、前記穴の数は前記所定枚数であることを特徴とする。
本発明によれば、入金開始指示前から硬貨を分離搬送部に取り込むことができるので、投入搬送部と分離搬送部とを設けた場合であっても、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が長くなることを抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置の内部構造を上面からみた模式図である。 図2は、図1に示した硬貨処理装置の構造を正面からみた模式図である。 図3は、硬貨投入時の待機処理手順を示すフローチャートである。 図4は、入金開始指示があった場合の入金処理手順を示すフローチャートである。 図5は、入金処理内の金種識別処理手順を示す詳細フローチャートである。 図6は、入金処理内のゲート切換搬送処理手順を示す詳細フローチャートである。 図7は、本発明と従来の入金開始指示前後における各部の硬貨投入制御動作を示すタイミングチャートである。 図8は、入金終了指示または出金指示があった場合における強制リジェクト動作を示すタイミングチャートである。 図9は、図1に示した硬貨処理装置の外観構成を示す斜視図である。 図10は、大口径の硬貨投入口を有する硬貨処理装置の外観構成を示す斜視図である。 図11は、硬貨投入口の位置を中央に配置した硬貨処理装置の外観構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照してこの発明を実施するための形態について説明する。
[硬貨処理装置の概要]
図1は、本発明の実施の形態である硬貨処理装置1の内部構造を上面からみた模式図である。図2は、図1に示した硬貨処理装置1の構造を正面からみた模式図である。ここで例示する硬貨処理装置1は、例えば釣銭機として適用されるものであり、投入搬送部10、分離搬送部11、検銭搬送部12、検銭センサ13、一時保留部16、振分部17、収納庫18、出金部19を有する。また、硬貨処理装置1は、各部に接続されて、硬貨入金処理や硬貨出金処理などの各種制御を行う制御部Cを有する。制御部Cは、POSレジスタなどの上位装置100に接続される。
投入搬送部10は、図示しない上部の硬貨投入口から投入された硬貨を分離搬送部11側に搬送するものである。投入搬送部10は、硬貨の投入を検知する投入検知センサS1を有する。
分離搬送部11は、投入搬送部10から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭センサ13に供給する。分離搬送部11は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴11aが円環状に所定数、形成される。
検銭搬送部12は、分離搬送部11から搬送された硬貨を突起12aで1枚ずつ検銭センサ13に対して高い搬送精度で搬送する。検銭センサ13は、検銭搬送部12で1枚ずつ搬送された硬貨の真偽及び金種を識別する。検銭センサ13の下流には、受入れ切換ゲート14が配置される。受入れ切換ゲート14がリジェクト・返却側に開いている場合、硬貨を出金・返却口15に出力する。受入れ切換ゲート14は、検銭結果が偽である場合や強制リジェクトの場合にリジェクト・返却側が開く。一方、受入れ切換ゲート14が受入れ側に開いている場合、硬貨は一時保留部16に出力される。受入れ切換ゲート14は、検銭結果が真である場合に受入れ側が開く。なお、出金・返却口15に硬貨が出金あるいは返却されたか否かは、リジェクト・返却通過センサS2によって検出される。また、一時保留部16側に硬貨が出力されたか否かは、受入れ通過センサS3によって検出される。
一時保留部16に出力された硬貨は、その後、振分部17に搬送される。振分部17は、一時保留部16から1枚ずつ搬送された硬貨を金種毎に選別して、対応する収納庫18に振り分ける。収納庫18は、具体的には、1円収納庫、50円収納庫、5円収納庫、100円収納庫、10円収納庫、500円収納庫であり、振分部17の下流側に向けて外径が大きくなる硬貨の収納庫が配置されている。硬貨の振分は、例えば、底面に、幅方向に向けて開口面積が増大する図示しない振分口が形成してある。
収納庫18は、振り分けられた金種毎の硬貨を収納する。そして、出金指示等があった場合に、収納された硬貨を繰り出し、出金部19を介して出金・返却口15に出力する。
[制御部Cによる硬貨投入制御処理]
次に、制御部Cによる硬貨投入制御処理について説明する。図3は、硬貨投入時の待機処理手順を示すフローチャートである。図4は、入金開始指示があった場合の入金処理手順を示すフローチャートである。図5は、入金処理内の金種識別処理手順を示す詳細フローチャートである。図6は、入金処理内のゲート切換搬送処理手順を示す詳細フローチャートである。図7は、本発明と従来の入金開始指示前後における各部の硬貨投入制御動作を示すタイミングチャートである。図8は、入金終了指示または出金指示があった場合における強制リジェクト動作を示すタイミングチャートである。
[待機処理]
図3及び図7に示すように、制御部Cは、まず、投入検知センサS1がONになったか否かを判断する(ステップS101)。投入検知センサS1がONになった場合(ステップS101,Yes)には、投入検知情報をセットし(ステップS102)、さらに、現在、投入準備動作情報が有り(セット)されているか否か判断する(ステップS103)。投入準備動作情報が有り(セット)されていない場合(ステップS103,No)、投入準備動作情報をセットし(ステップS104)、さらに、投入搬送部10の投入搬送モータ及び分離搬送部11の分離搬送モータを起動する(ステップS105)。その後、分離搬送部11が保留する所定枚数分の搬送時間が経過したか否かを判断する(ステップS106)。所定枚数分の搬送時間が経過していない場合(ステップS106,No)には、この判断処理を繰り返す。一方、所定枚数分の搬送時間が経過した場合(ステップS106,Yes)には、投入搬送モータ及び分離搬送モータを停止させ(ステップS107)、ステップS101に移行する。なお、投入準備動作情報がセットされている場合(ステップS103,Yes)は、ステップS101に移行する。
一方、投入検知センサS1がONでない場合(ステップS101,No)には、さらに、入金開始指示があったか否かを判断する(ステップS108)。入金開始指示があった場合(ステップS108,Yes)には、図4に示す入金処理を実行する。
入金開始指示がない場合(ステップS108,No)には、さらに入金終了指示があったか否かを判断する(ステップS109)。入金終了指示があった場合(ステップS109,Yes)には、さらに投入準備動作情報がセットされているか否かを判断する(ステップS110)。投入準備動作情報がセットされている場合(ステップS110,Yes)には、強制リジェクト処理を行って(ステップS111)、ステップS101に移行する。
一方、入金終了指示がない場合(ステップS109,No)または投入準備動作情報がセットされていない場合(ステップS110,No)には、さらに出金指示があったか否かを判断する(ステップS112)。出金指示がない場合(ステップS112,No)には、ステップS101に移行する。
出金指示があった場合(ステップS112,Yes)には、さらに投入準備動作情報がセットされているか否かを判断する(ステップS113)。投入準備動作情報がセットされている場合(ステップS113,Yes)には、強制リジェクト処理を行った(ステップS114)後、出金処理を行う。一方、投入準備動作情報がセットされていない場合(ステップS113,No)には、そのまま出金処理を行う。
[入金処理]
図4及び図7に示すように、制御部Cは、まず、入金終了指示があったか否かを判断する(ステップS201)。入金終了指示があった場合(ステップS201,Yes)には、本入金処理を終了する。一方、入金終了指示がない場合(ステップS201,No)には、さらに投入検知センサS1がONであるか否かを判断する(ステップS202)。投入検知センサS1がONでない場合(ステップS202,No)には、さらに投入準備動作情報が有り(セット)されているか否かを判断する(ステップS203)。投入準備動作情報がセットされていない場合(ステップS203,No)には、ステップS202に移行する。
投入検知センサS1がONである場合(ステップS202,Yes)または投入準備動作情報がセットされている場合(ステップS203,Yes)には、受入れ切換ゲート14をリジェクト・返却側に駆動する(ステップS204)。その後、検銭搬送部12の検銭搬送モータを起動し(ステップS205)、さらに、分離搬送モータを起動する(ステップS206)。
その後、投入準備動作情報がセットされているか否かを判断する(ステップS207)。投入準備動作情報がセットされていない場合(ステップS207,No)には、投入搬送モータを起動した(ステップS208)後、図5に示す金種識別処理を行う(ステップS210)。一方、投入準備動作情報がセットされている場合(ステップS207,Yes)には、投入準備動作情報をクリアにした(ステップS209)後、図5に示す金種識別処理を行う(ステップS210)。そして、金種識別処理後、さらに図6に示すゲート切換搬送処理を行う(ステップS211)。
その後、投入口硬貨無しが確定か否か、すなわち、投入搬送部10及び分離搬送部11の周長時間が経過したか否かを判断する(ステップS212)。投入口硬貨無しが確定していない場合(ステップS212,No)には、投入搬送モータを起動した(ステップS213)後、ステップS212に移行する。
一方、投入口硬貨無しが確定した場合(ステップS212,Yes)には、さらに、識別中の硬貨があるか否かを判断する(ステップS214)。識別中の硬貨がある場合(ステップS214,Yes)には、ステップ214の判断処理を繰り返す。一方、識別中の硬貨がない場合(ステップS214,No)には、さらにゲート切換中の硬貨があるか否かを判断する(ステップS215)。ゲート切換中の硬貨がある場合(ステップS215,Yes)には、ステップS215の判断処理を繰り返す。一方、ゲート切換中の硬貨がない場合(ステップS215,No)には、投入搬送モータを停止し(ステップS216)、分離搬送モータを停止し(ステップS217)、検銭搬送モータを停止した(ステップS218)後、ステップS202に移行する。
[金種識別処理]
図5に示すように、ステップS210の金種識別処理は、まず、検銭センサ13への硬貨突入検知があったか否かを判断する(ステップS301)。検銭センサ13への硬貨突入検知がない場合(ステップS301,No)には、ステップS301の判断処理を繰り返す。
一方、検銭センサ13への硬貨突入検知があった場合(ステップS301,Yes)には、検銭データを取得し(ステップS302)、さらに検銭センサ13から硬貨抜け検知があったか否かを判断する(ステップS303)。検銭センサ13から硬貨抜け検知がない場合(ステップS303,No)には、ステップS302に移行して検銭データの取得を行う。一方、検銭センサ13から硬貨抜け検知があった場合(ステップS303,Yes)には、金種識別処理を行って(ステップS304)、ステップS301に移行する。
[ゲート切換搬送処理]
図6に示すように、ステップS211のゲート切換搬送処理は、まず、識別金種があるか否かを判断する(ステップS401)。識別金種がない場合(ステップS401,No)には、ステップS401の判断処理を繰り返す。一方、識別金種がある場合(ステップS401,Yes)には、さらに、受入れ対象金種であるか否かを判断する(ステップS402)。
受入れ対象金種である場合(ステップS402,Yes)には、さらに受入れ切換ゲート14を受入れ側に駆動する(ステップS403)。その後、受入れ通過センサS3が検知したか否かを判断する(ステップS404)。受入れ通過センサS3が検知しない場合(ステップS404,No)には、ステップS404の判断処理を繰り返す。一方、受入れ通過センサS3が検知した場合(ステップS404,Yes)には、入金金種情報を作成した(ステップS405)後、ステップS401に移行する。
一方、受入れ対象金種でない場合(ステップS402,No)には、さらに受入れ切換ゲート14をリジェクト・返却側に駆動する(ステップS406)。その後、リジェクト・返却通過センサS2が検知したか否かを判断する(ステップS407)。リジェクト・返却通過センサS2が検知しない場合(ステップS407,No)には、ステップS407の判断処理を繰り返す。一方、リジェクト・返却通過センサS2が検知した場合(ステップS407,Yes)には、ステップS401に移行する。
上述した制御部Cによる待機処理では、図7の時点t1における投入搬送部10への硬貨の投入検出後、時点t2までの間の入金開始指示がない待機中であっても、投入搬送部10への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を分離搬送部11に所定枚数まで搬送して保留させ、時点t2での入金開始指示があると、分離搬送部11及び検銭搬送部12を起動して検銭センサ13に硬貨を供給するようにしている。このため、時点t2における入金開始指示前から硬貨を分離搬送部11に取り込むことができるので、投入搬送部10と分離搬送部11とを設けた場合であっても、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が長くなることを抑えることができる。その結果、図7に示すように、本発明では、従来に比して、入金開始指示から入金枚数通知までの時間が、時間ΔT分だけ短縮される。
また、上述した制御部Cによる待機処理では、分離搬送部11で硬貨が保留状態で、出金指示があった場合、強制的にリジェクト搬送するようにしている。これは、釣銭機のセルフ化に伴って、お客自身が硬貨の投入・確定ボタンの押下を行うため、不慣れや子供同伴での操作などが原因で、合計ボタン押下後に硬貨を投入してしまう場合があるが、入金額確定後に間違えて硬貨を投入した場合であっても、図8に示すように、検銭結果に依らず、受入れ切換ゲート14がリジェクト・返却側に切り換えられ、投入された硬貨を強制的にリジェクト返却することが可能となる。
なお、分離搬送部11は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴11aが形成され、穴11aの数分、硬貨を保留することができる。この分離搬送部11は、円盤状であるため、コンパクトな分離搬送部を実現することができる。
また、図9は、図1に示した硬貨処理装置1の外観構成を示しているが、レジのセルフ化に伴って、図10に示した硬貨処理装置1aのように、硬貨投入口20を大口径の硬貨投入口21とし、大容量の硬貨搬送部としてもよい。これにより、日に一度の硬貨補充で、釣銭補充を済ますことができる。
さらに、図11に示した硬貨処理装置1bのように、硬貨投入口20の位置を中央に配置した硬貨投入口22としてもよい。これは、レジのセルフ化に伴って、レイアウトフリーの投入口の要求に対応したものである。
1,1a,1b 硬貨処理装置
10 投入搬送部
11 分離搬送部
11a 穴
12 検銭搬送部
12a 突起
13 検銭センサ
14 受入れ切換ゲート
15 出金・返却口
16 一時保留部
17 振分部
18 収納庫
19 出金部
20〜22 硬貨投入口
100 上位装置
C 制御部
S1 投入検知センサ
S2 リジェクト・返却通過センサ
S3 受入れ通過センサ

Claims (6)

  1. 投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部と、前記投入搬送部から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭部に供給する分離搬送部と、を備えた硬貨処理装置であって、
    入金開始指示がない待機中であっても、前記投入搬送部への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を前記分離搬送部に所定枚数まで搬送して保留させ、入金開始指示があると、前記分離搬送部を起動して前記検銭部に硬貨を供給する制御部を備えたことを特徴とする硬貨処理装置。
  2. 前記制御部は、前記分離搬送部で硬貨が保留状態で出金指示があった場合、強制的にリジェクト搬送することを特徴とする請求項1に記載の硬貨処理装置。
  3. 前記分離搬送部は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴が形成され、前記穴の数は前記所定枚数であることを特徴とする請求項1または2に記載の硬貨処理装置。
  4. 投入硬貨を受け取り、下流側に硬貨を搬送する投入搬送部と、前記投入搬送部から搬送された硬貨を1枚ずつに分離して下流側に位置する検銭部に供給する分離搬送部と、を備えた硬貨処理装置の硬貨投入制御方法であって、
    入金開始指示がない待機中であっても、前記投入搬送部への硬貨の投入を検出すると、投入された硬貨を前記分離搬送部に所定枚数まで搬送して保留させ、入金開始指示があると、前記分離搬送部を起動して前記検銭部に硬貨を供給することを特徴とする硬貨処理装置の硬貨投入制御方法。
  5. 前記分離搬送部で硬貨が保留状態で出金指示があった場合、強制的にリジェクト搬送することを特徴とする請求項4に記載の硬貨処理装置の硬貨投入制御方法。
  6. 前記分離搬送部は、円盤上で、周方向に硬貨を落とし込む穴が形成され、前記穴の数は前記所定枚数であることを特徴とする請求項4または5に記載の硬貨処理装置の硬貨投入制御方法。
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