JP2019011909A - 暖房装置および空調装置 - Google Patents

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【課題】使用者の利便性を損なうことなく、安全に運転を行うことのできる暖房装置および空調装置を提供すること。【解決手段】暖房装置および空調装置は、使用者によって選択される運転モードを複数備え、この運転モードに基づいて熱発生手段の動作が制御される。そして、運転開始からある決まった時間(運転継続可能時間)が経過すると自動的に運転を停止する自動停止機能を備えており、この運転継続可能時間を運転モードに応じて設定されることとした。これにより、運転が停止するまでの時間は一律ではなく、運転モードに応じて適切な時間に自動的に設定されるため、利便性を損なうことなく安全に運転を行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、熱発生手段を備えた暖房装置および空調装置に関し、特に運転開始から所定時間経過すると自動で運転を停止する、自動停止機能を備えた装置に関するものである。
従来、暖房装置および空調装置には、運転開始とともに計時を開始するタイマを備え、このタイマの計時時間が所定の時間となると自動で運転を停止する、いわゆる自動停止機能を備えたものがある。これは、暖房装置等が長時間に渡って連続的に使用されたり、消し忘れたまま放置されてしまったりすることを防止するために設けられたものであり、装置の特性に合わせて運転を停止するまでの時間があらかじめ設定されている。使用者は自動停止時間になる前に、運転を継続させる指示をボタン操作等により行うことで、運転を継続させることができる。
特開2015−21674号公報
この自動停止までの時間が長いと、使用者が運転を継続させたい場合にはボタン等を操作する回数が少なくなるため、利便性に優れる。しかし、消し忘れ防止機能としての効果は小さく、長時間無人で運転が可能となることから、安全性や経済性の面において不安がある。
一方、自動停止までの時間を短くすると、消し忘れ防止機能としての効果は大きいため、安全性や経済性には優れるが、使用者が運転を継続させたい場合には自動停止時間になるたびにボタン操作を行わなければならず、ボタン操作の回数が増えることが煩わしく感じられてしまうおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためのもので、使用者の利便性を損なうことなく、安全に運転を行うことのできる暖房装置および空調装置を提供することを目的とする。
本発明は、熱発生手段と、使用者によって選択される運転モードに基づき前記熱発生手段の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、運転開始からの時間を計時するタイマ手段をさらに備え、前記運転モードに応じて運転継続可能時間を設定し、前記タイマ手段の計時時間が運転継続可能時間となると運転を停止することを特徴とする暖房装置および空調装置である。
上述のように構成することにより、運転モードに応じた適切な運転継続可能時間が設定されるため、利便性を損なうことなく安全に運転を行うことができる。
本発明の実施形態における温風暖房機の一例を示す外観斜視図である。 本実施形態の温風暖房機の縦断面構成図である。 制御部の構成を示すブロック図である 操作部の構成を示す図である。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用効果を示して簡単に説明する。
本発明は、使用者によって選択される運転モードを複数備えた暖房装置および空調装置であって、運転モードに応じて運転継続可能時間が設定され、運転開始からの時間が運転継続可能時間となると運転を停止することとした。これにより、運転が停止するまでの時間は一律ではなく、運転モードに応じて適切な時間に自動的に設定されるため、利便性を損なうことなく安全に運転を行うことができる。
また、運転モードには、熱発生手段を断続的に動作させる断続運転モードと、熱発生手段を連続的に動作させる連続運転モードとを含む構成とした。つまり、運転モードには熱発生手段が作動する時間や頻度が異なるモードを備えるため、熱発生手段の動作に応じて運転継続可能時間を設定が可能となる。そのため、運転継続可能時間を運転モードに応じて適切な時間に自動的に設定することができ、利便性を損なうことなく安全に運転を行うことができる。
また、断続運転モードとして人感モードを備える構成とした。人感モードは、トイレや脱衣場など、常時人がいるわけではない比較的狭い空間で利用する場合には非常に便利な運転モードであり、この人感モードで運転をする際に上述の運転継続可能時間を設定することで、より利便性を向上させることができる。
また、連続運転モードの運転継続可能時間より断続運転モードの運転継続可能時間を長くした。熱発生手段が作動している時間が長いほど安全性に及ぼす影響は大きいため、熱発生手段の作動時間が長い連続運転モードの場合には運転継続可能時間を短く、熱発生手段の作動時間が短い断続運転モードの場合には運転継続可能時間を長くすることにより、安全に運転を行うことができる。
また、運転モードが変更されたときには、これまで計時した時間をリセットすることとした。これにより、運転継続可能時間が運転モードに合わせて適切に設定され、また運転モードを変更した時点から計時されることとなるため利便性を向上させることができる。
また、連続加湿可能時間よりも運転継続可能時間を長くすることで、連続加湿可能時間よりも短い時間で運転が自動停止してしまうという不都合を避けることができ、利便性が損なわれない。
以下、本発明の具体的な実施例について図を用いて説明する。本実施例では、暖房装置の一例として、加湿機能付き温風暖房機を用いて説明する。
図1は本実施形態における温風暖房機の外観斜視図である。本体1の前面には温風を吹き出す吹出口2、人の存在を検知する人感センサ3が設けられ、本体1の天面には操作ボタンを備えるとともに運転状態を表示する操作部4、図示しない給水タンクを本体1に着脱する際に開閉するタンクカバー5が設けられている。
本体1側面の下部には挿入口6が設けられ、給水タンクからの水を貯える水槽部7は挿入口6から本体1に挿脱自在に装着される。また、水槽部7には給水タンクから供給された水を吸水して湿潤する気化フィルタ8が設けられ、本体1背面に設けられた後述する吸気口15から取り込まれた室内空気を気化フィルタ8に通過させることで水槽部7の水を気化させて加湿空気として吹出口2から放出する。なお、水槽部7の内部は底面より立設する仕切板9によって、気化フィルタ8が設置される気化フィルタ収容部10と、図示しない給水タンクが装着される給水タンク収容部11とに区画されている。
図2は温風暖房機の縦断面構成図である。水槽部7の上方にはモータ12とシロッコファン13からなる送風機14が設けられており、送風機14の駆動により本体1背面の吸気口15から本体1前面の吹出口2に連通する送風経路に送風が行われる。
送風機14の直下には、熱発生手段としての温風用ヒータ16が配置されている。本実施例では、周辺温度や風量に応じて放熱する半導体ヒータの一種であるPTCヒータを用いている。また、温風用ヒータ16の容量は600WのPTCヒータを2つ用いることで1200Wとしており、これにより、夫々の温風用ヒータ16への通電を制御することで0W、600W、1200Wの出力切換を可能としている。なお、温風用ヒータ16はPTCヒータに限定されず、シーズヒーター、マイカヒーター等であってもよいが、消費電力および安全性の面ではPTCヒータが優れている。
また、温風用ヒータ16から下流の送風経路は2本に分岐しており、一方は吹出口2に直接連通する温風経路17、他方は気化フィルタ8を通過して吹出口2に連通する加湿温風経路18が形成されている。送風経路の分岐点には図示しない駆動機構を備えたダンパ19が設置されており、運転モードが切り換えられた際には、後述する制御部21はダンパ19の位置を切り換えることによって温風用ヒータ16で加熱された室内空気を温風経路17あるいは加湿温風経路18のいずれかに送風するように運転制御する。なお、温風経路17に送風する時はダンパ19を位置Aに、加湿温風経路18に送風する時はダンパ19を位置Bに移動させる。これにより、温風のみ、あるいは温風を気化フィルタ8に通過させることで水槽部7の水を気化させた加湿温風のいずれかを吹出口2から放出することができる。
図3は温風暖房機の動作を制御する制御部の構成を示すブロック図である。マイコンからなる制御部21の入力側には、使用者がボタンの操作を行う操作部4、水槽部7の水位を検知する水位検知手段20、室温を検出する室温センサ22、人感センサ3が接続されている。一方、制御部21の出力側には、送風機14、温風用ヒータ16、ダンパ19が接続されている。制御部21は、運転開始からの時間を計時するタイマ手段23を備えている。
図4は、操作部の構成を示す図である。操作部4は、運転状態を指示する操作ボタンを複数備えるとともに、運転状態を表示する表示ランプを備えている。操作ボタンとして、運転の入り切りを指示する運転ボタン41、温風の強さを設定する温風選択ボタン42、加湿運転の入り切りを指示する加湿ボタン43、人感センサ3による運転を指示する人感センサボタン44、指定した時間に運転を開始させるための入タイマーボタン45、指定した時間に運転を停止させるための切タイマーボタン46を備えており、選択された運転状態はランプの点灯によって表示される。このほかにも運転状態を表示するランプとして、水槽部7および気化フィルタ8の清掃時期となったことを表示するお手入れランプ31、給水タンクの水がなくなったことを表示する給水ランプ32が設けられている。
制御部21は、温風選択ボタン42の操作によって設定された暖房運転モードから暖房出力を決定して送風機14の回転数と温風用ヒータ16の出力を決定し、送風機14を駆動するモータ12および温風用ヒータ16への通電を制御する。また、加湿ボタン43によって選択される加湿の有無に連動してダンパ19の位置が制御され、水位検知手段20が検知した水槽部7内の水位によっても送風機14、温風用ヒータ16、ダンパ19の駆動が制御される。
そして、本実施形態の温風暖房機は、複数の運転モードを備えており、運転ボタン41を押して運転を開始させた後、操作部4の各ボタンを操作することで所定の運転モードが設定される。暖房運転モードとしては、室温センサ22で検出した室温によって断続的に暖房を行う断続運転モードと、連続的に暖房を行う連続運転モードを備えており、本実施例では、温風選択ボタン42を操作すると、運転モードが「自動」「強」「弱」に切り換わるようになっていて、「自動」が断続運転モード、「強」および「弱」が連続運転モードに相当する。以下、各運転モードについて説明する。
<断続運転モード>
温風選択ボタン42を操作して「自動」運転を選択すると、室温センサ22が検出した室温によって温風用ヒータ16の出力を600Wと1200Wで切換を行いつつ、室温が所定の温度よりも高くなった場合には暖房運転を停止して運転待機するように制御される。なお、室温が所定の温度を超えたために暖房運転を停止する際には、まず温風用ヒータ16への通電を停止し、所定時間送風機14のみを駆動するアフターランを行い運転待機の状態となる。アフターランの後は、送風機14を停止させてもよいし、アフターランの回転数よりも低い回転数で送風機14の駆動を継続させてもよい。
<連続運転モード>
温風選択ボタン42を操作して「強」運転を選択すると、2つある温風用ヒータ16の両方へ通電して1200Wの出力で暖房を行い、「弱」運転を選択すると片方の温風用ヒータ16へ通電して600Wの出力で暖房を行う。このように「強」または「弱」が選択されている間は設定された一定の出力で、温風用ヒータ16への通電を停止することなく連続して暖房が行われる。ただし、室温が上昇を続け異常高温状態(例えば35℃)となった場合には、温風用ヒータ16への通電を停止して暖房運転を停止させてもよい。
「自動」「強」「弱」いずれかの暖房運転モードを選択した状態ではダンパ19は位置Aにあり、加湿温風経路18が塞がれるため、送風機14の回転により本体1内に取り込まれた室内の空気は温風用ヒータ16を通過して暖められた後、温風経路17を通って吹出口2から排出される。
<加湿モード>
また、この温風暖房機には上述の暖房運転モードに加えて、加湿を行う加湿モードを備えていて、操作部3の加湿ボタン43を押すことで加湿モードのON/OFFを設定することができる。
この加湿モードは、暖房運転の連続運転モードおよび断続運転モードと併用することで加湿暖房運転を行うこともできるし、温風用ヒータ16への通電を行わないで加湿単独運転をすることもできる。そのため、加湿ボタン43を操作して加湿モードを選択すると、暖房運転のモードは前述の「強」「弱」「自動」の他に温風用ヒータ16に通電しないモードを選択することができるようになっている。なお、加湿モードが選択されたときにはダンパ19は温風経路17を塞ぐ位置Bに変更されるので、送風機14の回転により取り込まれた空気は温風用ヒータ16を通過した後、加湿温風経路18を通って気化フィルタ8を通過する際に加湿空気となり吹出口2より排出される。
<人感モード>
人感モードは、人感センサ3にて人の存在を検知し、人がいないと判断したときは温風用ヒータ16への通電を停止して、送風機14を所定時間駆動するアフターランを行った後、運転待機状態とする。人感センサボタン44を操作して人感モードが選択された場合、人感センサ3が所定時間人の存在を検知しなかったときには上述のように運転待機状態とし、人の存在を検知すると温風用ヒータ16および送風機14へ通電して自動的に運転を再開する。この人感モードは前述の暖房運転モードと併用して設定するものであり、暖房運転の連続運転モード(「強」または「弱」)を設定していても、人感モードを設定することで断続運転することとなる。また、加湿モードと併用して設定することもできる。
さらに、上述の運転モードに加えて、所定時間後に運転を開始する入タイマー運転や、所定時間後に運転を停止する切タイマー運転も設定することができる。所定時間後に運転を開始したい場合は、入タイマーボタン45を操作すると、ボタン操作に応じて運転開始時刻を「6時間後」「8時間後」と切り替えることができる。反対に、所定時間後に運転を停止させたい場合は、切タイマーボタン46を操作すると、ボタン操作に応じて運転停止時刻を「1時間後」「2時間後」と切り替えることができる。
そして、本実施形態の温風暖房機は、運転開始からある決まった時間(運転継続可能時間)が経過すると自動的に運転を停止する自動停止機能を備えている。これは、長時間に渡って連続的に使用されたり、消し忘れたまま放置されてしまったりすることを防止するために設けられた機能である。運転ボタン41を操作して運転を開始すると、タイマ手段23が作動し計時を開始するようになっており、タイマ手段23で計時した時間が運転継続可能時間になると、制御部21は温風用ヒータ16への通電を停止し、送風機14を所定時間駆動するアフターランを行った後、送風機14への通電を停止して運転を停止する。
運転継続可能時間が長ければ利便性には優れるが、消し忘れ防止機能としての効果は小さく、長時間無人で運転が可能となることから、安全性や経済性の面において不安がある。一方、運転継続可能時間が短いと、消し忘れ防止機能としての効果は大きいため、安全性や経済性には優れるが、使用者が運転を継続させたい場合には運転継続可能時間になるたびに、運転を継続させるためのボタン操作を行わなければならず、利便性に劣る。このように、運転継続可能時間を一律で規定しようとすると、利便性と安全性のどちらかを選択することになってしまう。そこで、本実施形態においては、運転継続可能時間には運転モードに応じて異なる時間が設定されている。
このように運転モードに応じて異なる運転継続可能時間が設定されることによって、その運転モードごとに適切な自動停止までの時間を設定することができる。これにより、利便性と安全性のどちらも満足することができる暖房装置となる。
また、運転モードには、「自動」運転のように、温風用ヒータ16を断続的に動作させる断続運転モードと、「強」運転および「弱」運転のように温風用ヒータ16を連続的に動作させる連続運転モードとを備えている。つまり、断続運転と連続運転とでは熱発生手段である温風用ヒータ16が作動する時間が異なり、温風用ヒータ16へ通電時間が長いほうが安全性に及ぼす影響が大きい。そこで、運転継続可能時間を、断続運転モードの場合は12時間、連続運転モードの場合は8時間とするなど、熱発生手段の動作を加味して設定されるようにすることができる。このように、熱発生手段の動作を加味することで、運転継続可能時間をより適切な時間に自動的に設定することができ、利便性を損なうことなく安全に運転を行うことができる。
さらには上述に加え、同じ連続運転モードであっても、温風用ヒータ16の出力の大きさによって運転継続可能時間を異なるようにしてもよい。例えば、「弱」運転よりも「強」運転のときの運転継続可能時間を短く設定することができる。これにより、万が一消し忘れた場合でも、ヒータ出力が大きい場合は短時間で自動停止されるので、無駄な通電を抑えて経済性に優れることとなる。
また、断続運転モードの他の例としては、人の存在を検知して温風用ヒータ16の動作が制御される人感モードがある。この人感モードでは、人がいないときには運転待機状態となるため、トイレや脱衣所など、常時人がいるわけではない比較的狭い空間で使用する際には非常に便利であるが、この人感モードにおいても連続運転と同様の短時間で自動停止してしまっては、利便性を損ねることとなる。そこで、本実施形態では、連続運転モードの運転可能時間が8時間であるのに対し、人感モードの場合はこれよりも長い23時間としている。なお、ここで23時間としたのは、少なくとも1日1回は運転スイッチの操作による運転を開始させるためである。
人感モードの場合、人がいない場合は運転待機状態となるため、消し忘れて外出したとしても、一定時間後には温風用ヒータ16への通電が停止するので、意図しない暖房運転が長時間継続されてしまうことはない。そのため、人感モードにおいては、連続運転モードに比べて運転継続可能時間を長く設定することができる。運転継続可能時間が長く設定されれば、人感モードの利便性を損なうことなく使用することができる。
同じ断続運転モードであっても、温度を検知して断続的に運転をする「自動」運転よりも、人の存在を検知して断続的に運転をする「人感モード」の運転継続可能時間を長く設定することもできる。
なお、途中で運転モードを変更した場合は、運転モードを変更した時点でタイマ手段23がリセットされる。そして制御部21には、新たに選択された運転モードに対応した運転継続可能時間が設定され、タイマ手段23の計時が再開されるので、運転モードを変更してから運転継続可能時間が経過すると自動で運転が停止される。例えば、運転ボタン41を操作して「強」で運転を開始すると、運転継続可能時間に8時間が設定されるが、運転を開始してから8時間が経過する前に人感センサボタン44を操作して運転モードが人感モードに変更された場合には、人感センサボタン44が操作された時点でタイマ手段23がリセットされる。そして、新たに運転継続可能時間が23時間に設定され、タイマ手段23は計時を開始する。したがって、人感モードに変更されてから23時間が経過すると自動で運転が停止されることになる。
また、本実施形態の温風暖房機は加湿機能を備えており、給水タンクに水を入れて本体1に装着して加湿モードを選択すると、給水タンクからの水が気化されることで室内の加湿が行われる。そして、給水タンクの水がなくなると、給水ランプ32を点灯させて給水が必要であることを使用者に報知するようになっている。給水タンクの水がなくなるまでの時間、つまり一度の給水で連続して加湿運転が可能な時間を連続加湿可能時間とすると、運転継続可能時間はこの連続加湿可能時間よりも長く設定されている。
加湿モードを選択した時の動作についてさらに詳細に説明する。給水タンクを満水にした状態で本体1に装着し、運転ボタン41を操作して運転を開始し、さらに加湿ボタン43を操作して加湿モードを選択すると、制御部21にはそのときの暖房運転モードに応じた運転継続可能時間が設定されて加湿暖房運転が行われる。運転が継続すると徐々に給水タンクの水が消費されていき、連続加湿可能時間が経過すると、給水タンクの水がなくなるため、給水ランプ32が点灯して給水が必要であることが報知される。ここで使用者が給水を行い、加湿ボタン43を操作して加湿運転の継続を指示すると給水ランプ32は消灯し、加湿暖房運転が継続される。一方、給水が行われなかった場合は、ダンパ19が自動的に位置Aに変更され、これにより暖房運転のみが継続される。つまり、給水タンクへの給水の有無に関わらず運転は継続されるようになっている。そして運転継続可能時間が経過すると自動的に運転が停止する。
このように、運転継続可能時間が連続加湿可能時間よりも長く設定されていることで、連続加湿可能時間に満たない時間で運転が自動停止してしまうという不都合を避け、加湿運転を効果的に実施することができる。また、複数ある運転モードのうち、加湿モードと併用が可能な運転モードの運転継続可能時間が連続加湿可能時間よりも長く設定されるようになっていればよい。したがって、加湿モードと併用することのできない運転モードがある場合には、その運転モードの運転継続可能時間は連続加湿可能時間よりも短く設定することができる。
本発明は、運転モードに応じて異なる運転継続可能時間が設定されることによって、その運転モードごとに適切な自動停止までの時間を設定することができ、利便性と安全性のどちらも満足することができる暖房装置となる。なお、運転モードの種類や、運転継続可能時間については、本実施形態に限らず適宜設定が可能である。また、暖房装置の一例として加湿機能付きの温風暖房機を例に説明したが、暖房装置はこれに限定するものではない。さらには熱発生手段を有し、運転モードを選択することができる装置であれば暖房装置に限らず、ヒータに通電して加湿を行う加湿装置のような空調装置にも適用することができる。
16 温風用ヒータ(熱発生手段)
21 制御部
23 タイマ手段

Claims (6)

  1. 熱発生手段と、
    使用者によって選択される運転モードに基づき前記熱発生手段の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、運転開始からの時間を計時するタイマ手段をさらに備え、
    前記運転モードに応じて運転継続可能時間を設定し、前記タイマ手段の計時時間が運転継続可能時間となると運転を停止することを特徴とする暖房装置および空調装置。
  2. 前記運転モードには、前記熱発生手段を断続的に動作させる断続運転モードと、前記熱発生手段を連続的に動作させる連続運転モードと、を含むことを特徴とする請求項1記載の暖房装置および空調装置。
  3. 前記断続運転モードには、人の存在を検知して前記熱発生手段の動作を制御する人感モードを含むことを特徴とする請求項2記載の暖房装置および空調装置。
  4. 前記連続運転モードの運転継続可能時間より前記断続運転モードの運転継続可能時間が長いことを特徴とする請求項2または3記載の暖房装置および空調装置。
  5. 前記制御部は、前記運転モードが変更されたときには前記タイマ手段をリセットする
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の暖房装置および空調装置。
  6. 加湿機能を備え、
    前記運転継続可能時間は、連続加湿可能時間よりも長いことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の暖房装置および空調装置。
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