JP2004101177A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004101177A
JP2004101177A JP2003366254A JP2003366254A JP2004101177A JP 2004101177 A JP2004101177 A JP 2004101177A JP 2003366254 A JP2003366254 A JP 2003366254A JP 2003366254 A JP2003366254 A JP 2003366254A JP 2004101177 A JP2004101177 A JP 2004101177A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dehumidification
mode
dehumidifying
main body
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003366254A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3782081B2 (ja
Inventor
Tomomichi Kaneko
金子 友通
Masumi Saito
斉藤 真澄
Yoshimi Inoue
井上 義美
Kuniyuki Yamada
山田 邦之
Hidenori Yokoyama
横山 英範
Yuko Kikuchi
菊池 祐子
Yasuyuki Sakamoto
坂本 康之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2003366254A priority Critical patent/JP3782081B2/ja
Publication of JP2004101177A publication Critical patent/JP2004101177A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3782081B2 publication Critical patent/JP3782081B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】生活ニーズにあった除湿運転モードを設定可能とする。
【解決手段】操作リモコン2では、マイコン13の記憶部21に4つの除湿運転モード情報Ae,Be,Ce,Deが記憶されており、除湿ボタン14を操作する毎に順番にかつサイクリックに読み出され、運転開始信号とともに本体1に送信される。本体1では、これら運転開始信号と除湿運転モード情報とが受信されて除湿運転モード情報が記憶部3に格納され、これによって指定される除湿運転の温度や湿度,風量,運転時間が設定される。また、CPU10は室温検出器5や湿度検出器6,外気温検出器5’から温度や湿度を検出し、これらと設定された上記のものとの関係から、室内ファンモータ7や室外ファンモータ8,圧縮機モータ9の回転数を算出し、除湿運転モード情報によって指定される除湿運転を開始させる。運転開始信号により、直接除湿運転を起動させることができる。
【選択図】図1

Description

 本発明は、空気調和機に係り、特に、複数の除湿運転モードを設定可能とした空気調和機に関する。
 なお、以下の説明で使用する用語「運転モード」とは、空気調和機の運転開始からの時間経過に伴う圧縮機回転数やファン回転数などの運転態様を意味し、例えば目標温度、湿度、風速、運転時間などを達成すべく冷房、暖房、さらには、除湿運転する仕方をいう。
 従来の冷凍サイクルを用いた空気調和機の除湿運転時の一般的な構成を図2に示し、また、室内機の基本構造を図3に示す。
 除湿運転時でも、冷房運転時と同じ冷凍サイクルで運転される。即ち、圧縮機101から出た高温高圧の冷媒ガスは、凝縮器102で周囲の空気に熱を放出して液体となり、減圧装置103で圧力を下げられ、冷却器104に送られる。冷却器104では、冷媒が周囲の空気から熱を奪って蒸発し、低圧のガスとなって圧縮機101に戻る。
 除湿運転では、かかる冷房運転と同じ冷凍サイクルが構成されるため、除湿運転であるにもかかわらず、室内温度も影響される。即ち、図3において、貫流ファン105によって吸い込まれた室内の湿った空気106は冷却器104で冷却凝縮され、空気中の水分は水滴となって水滴溜め107に排出され、冷されて温度が下がった空気108が貫流ファン105で室内に吹き出されることになる。このため、室温は、下げたくないにもかかわらず、徐々に低下する。
 温度を一定に保ったまま湿度制御ができる空気調和機が一般的でないため、生活に基づくニーズがあるにもかかわらず、満足できる除湿運転制御ソフトはなかった。
 ユーザの立場から温度,風速,風向などを配慮し、好みの環境を選択,設定する運転モードについての提案もなされている(例えば、特許文献1参照)。
 これは、複数のユーザに対応させた複数の運転モードを備えたものがある。即ち、AさんはAさんの好きな環境が、また、BさんはBさんの好きな環境があることに着目し、夫々の環境を作り出す運転モードを実効可能であって、夫々の運転モード毎に操作ボタンが設けられ、好みの運転モードをこれに対応する操作ボタンのワンタッチで選択することができるようにしている。
特開平3−1036号公報
 主婦に生活環境における不満を聞くと、図4(a)の日立の調査結果に示すように、梅雨時に寒くならずに除湿したい、温度を下げずに湿度だけを下げたい、除湿を利用して洗濯物を乾かしたい、湿度を下げてカビの発生を押さえたい、湿度を下げて結露の発生を押さえたいなどの要望が高く、この調査結果を整理すると、図4(b)に示すように、健康空調への願いを込めて、除湿機能の充実を望む声が多い。
 また、上記背景を整理すると、図5に示すように、雨の日が平均で年間125日にものぼり、湿度の高い日が多いわが国の風土の特色に加え、最近の湿気が抜けにくい構造の住宅の増加、さらには、2人に1人が有職主婦となっており、家を締め切って留守がちになる家庭の増加などから、除湿機能の充実が切望されている。
 さらに、2台目,3台目と空気調和機の需要に伴い、高齢者から子供までユーザ層が広がり、誰もが容易に使える簡単操作のニーズも高くなっている。
 除湿ニーズを生活者の生活パターンに対応させ、除湿運転モードとして整理した結果を図6に示す。これによると、ユーザニーズとしては大きく4パターンに分類でき、夫々の4パターンに対応した運転モード、即ち、「標準モード」,「衣類乾燥モード」,「おでかけモード」,「結露抑制モード」が必要なことが分かる。なお、これら運転モードの名称は、その内容から便宜的につけたものである。
 かかる背景にもかかわらず、従来の空気調和機は、冷房,暖房機能の充実に力が注がれ、冷房運転を弱くして除湿に代用するなど、除湿機能の充実は立ち遅れていた。このため、空気調和機から吐出される空気の温度は低く、連続運転していると、室温が低下し、室温を下げたくないときや冷たい風が嫌いな人には使えないという問題があった。
 また、湿気を取るときに室温の低下も伴うため、相対湿度の低下幅は小さく、湿気をさらに取りたい場合には、さらに温度を下げることが必要とあり、梅雨時などこれ以上温度を下げたくないときには、除湿運転を使えないといった問題もあった。
 さらに、ユーザの立場に立った除湿運転の活用については、上記特開平3−1036号公報において、温度のみでなく、湿度環境を含めた環境制御の発明が提案されている。これによると、希望する環境を専用ボタンの操作でワンタッチで選択できるという操作性に優れた点は評価できるが、空気調和機で作り出す環境範囲が人間対象に限定されており、例えば衣類乾燥への利用、外出で不在時の室内乾燥への利用、夜間の結露抑制への利用など、より生活に基づいた広い使い方の展開は示されていない。
 さらにまた、操作性についても、各運転モードに対応させた複数の操作ボタンを備えており、必然的にボタンの数が増え、高齢者や子供など操作に慣れていない人にとって、多くのボタンが並ぶ操作装置の中で望みのボタンを正しく選択するのが困難となるという問題がある。
 本発明の目的は、かかる問題を解消し、ユーザのニーズに即した除湿運転モードを設定でき、かつ、操作性に優れた空気調和機を提供することにある。
 上記目的を達成するために、本発明は、除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、操作する毎に除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、選択手段で選択された除湿モードの指令を該本体に送信する手段と、選択手段とは別の本体の運転を停止させる運転停止手段とを有する操作リモコンを備えた構成とする。
 また、本発明は、除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、操作する毎に除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、本体が運転停止中に選択手段が操作されると、運転停止直前の除湿モードでの運転開始指令を本体に送信する手段と、選択手段とは別の該本体の運転を停止させる運転停止手段とを有する操作リモコンを備えた構成とする。
 さらに、本発明は、除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、操作する毎に除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、本体の運転中に選択手段で除湿モードが選択されると、選択された除湿モードの指令を本体に送信する手段と、選択手段とは別の本体の運転を停止させる運転停止手段とを有する操作リモコンを備えた構成とする。
 さらに、本発明は、除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、操作する毎に除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、本体の除湿運転中に選択手段で除湿モードが選択されると、選択された除湿モードの指令を本体に送信する手段と、選択手段とは別の本体の運転を停止させる運転停止手段とを有する操作リモコンを備えた構成とする。
 本発明によると、複数の除湿運転モードを適宜選択することができ、互いに内容が異なる除湿運転を選択実行させることができる。
 かかる除湿運転モードとしては、温度や湿度,風速,運転時間と相俟って、生活ニーズに基づく4種類の除湿運転モード、即ち、「標準」,「衣類乾燥」,「おでかけ」,「結露抑制」の4つのモードとすることができ、これにより、除湿機能の充実が図れ、湿度被害の発生しやすいわが国で快適環境を得ることができる。
 また、本発明によると、1つの除湿運転モード選択ボタンを操作するだけで、複数の除湿運転モードの選択ができ、操作性が優れたものとなるし、さらに、選択された除湿運転モードの内容を表示するものであるから、ユーザが必要とする除湿運転モードが設定されたか否かの判別が非常に容易となり、使い勝手が優れたものとなる。
 さらに、本発明によると、各除湿運転モード毎に最適な初期条件が設定されているので、ユーザが運転条件を設定するという手間も省くことができるし、さらに、タイマーボタンの操作により、初期条件として設定された運転時間を任意に変更することができる。
 以下、本発明の実施形態を図面を用いて説明する。
 図7は室温を低下させずに除湿を行なうようにした本発明による空気調和機の一実施形態における冷凍サイクルの基本構成を示す図であって、104a,104bは室内機の熱交換器、110は電磁弁であり、図2に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明を省略する。
 図7において、従来冷房運転時に冷却器として作用させていた室内機の熱交換器を熱交換器104a,104bに2分し、これらを電磁弁110を介して結合し、除湿運転のときには、矢印で示す冷媒の流れからみて、上流側の熱交換器104aを再熱器、下流側の熱交換器104bを冷却器として夫々利用するようにしている。このため、以下では、特に断わらない限り、熱交換器104aを再熱器104a、下流側の熱交換器104bを冷却器104bということにする。
 図8はこの実施形態の室内機の構成を示す断面図であって、図3及び図7に対応する部分には同一符号をつけている。
 図8において、室内機では、再熱器104aが上側に、冷却器104bが下側に夫々配置されている。室内ファン105によって吸い込まれた空気106の一部は冷却器104bを通って冷され、この空気106に含まれる水分が冷却凝縮され、水滴となって水滴溜め107に溜められる。これにより、冷却器104bを通った空気が除湿される。しかし、この空気は、冷されたため、温度が低下している。一方、室内ファン105によって吸い込まれた空気106の残りのものは、再熱器104aを通って温められ、冷却器104bを通って冷された空気と混合される。このため、冷却器104bを通って空気は暖められ、従って、室内機から吐出される空気108は、温度の低下が抑制されて相対湿度が下がった低湿度の空気である。
 図9に従来の空気調和機からの吹き出し温度とこの実施形態の空気調和機からの吹き出し温度とを比較して示すものである。
 いま、室内機に吸い込まれる空気の温度を27℃とすると、従来のように冷房運転によって除湿を行なう場合、図9(a)に示すように、吹き出し温度は17℃であるが、この実施形態の場合には、図9(b)に示すように、吹き出し温度は24℃である。このように、この実施形態では、吹き出し温度の低下を抑制でき、温度が低いことによる弊害が防止できた。
 図1は本発明による空気調和機の一実施形態の制御機構を示すブロック図であって、1は空気調和機の本体(以下、単に、本体という)、2は操作リモコン、3はマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)、4は受信回路、5は室温検出器、5’は外気温検出器、6は湿度検出器、7は室内ファンモータ、8は室外ファンモータ、9は圧縮機モータ、10はCPU(中央処理ユニット)、11は記憶部、12は電源、13はマイコン、14は除湿ボタン、15は運転/停止ボタン、16はタイマーボタン、17は表示部、18は送信回路、19は電池、20はCPU、21は記憶部、22はROM(リード・オンリー・メモリ)、23はRAM(ランダム・アクセス・メモリ)である。
 同図において、本体1はそれ全体の制御を行なうマイコン3を中枢とし、操作リモコン2からの信号を受信する受信回路4と、本体1の周辺の室温を検出する室温検出器5や湿度を検出する湿度検出器6、室外の温度を検出する外気温検出器5’と、室内ファンモータ7、室外ファンモータ8、圧縮器9とからなっており、電源12から電力が供給される。
 さらに、マイコン3は、CPU10と、操作リモコン2から指定される除湿運転モードに応じて設定される温度や湿度,風速,運転時間のデータを記憶する記憶部11とを有している。ここでは、4つの除湿運転モードを指定することができ、各除湿運転モードはこれらデータのうちの2以上の組み合わせによって指定される。以下では、かかるデータの組み合わせを除湿運転モード情報という。
 操作リモコン2はその全体を制御するマイコン13を中枢とし、ユーザが操作する毎に4つの除湿運転モードを順にかつサイクリックに選択することができるようにした除湿ボタン14と、空気調和機の運転,停止を行なうための運転/停止ボタン15と、ユーザが操作する毎に複数の設定時間を順にかつサイクリックに変更することができるようにしたタイマーボタン16と、設定された運転モードの内容を表示する表示部17と、本体1の受信回路4に信号を送る送信回路18と、操作リモコン2に電力を供給する電池19とからなっている。
 なお、後述するように、冷房や暖房などの運転中に除湿ボタン14を操作すると、除湿運転に切り換わるが、空気調和機の停止中、除湿ボタン14を操作するだけでも、除湿運転が起動するようになっている。
 さらに、マイコン13はCPU20と記憶部21とからなり、記憶部21は、予め決められた4つの除湿運転モード夫々に対応する除湿運転モード情報Ai,Bi,Ci,Diを固定的に記憶したROM22と、書替え可能なこれら除湿運転モード情報の記憶素子、ここでは、RAM23とからなっている。
 ここで、上記4つの除湿運転モードを図6に示した「標準モード」,「衣類乾燥モード」,「おでかけモード」,「結露抑制モード」する。
 図10,図11は操作リモコン2と本体1の制御動作を示すフローチャートであるが、まず、図10により、操作リモコン2の制御動作について説明する。
 電池19が装着されると、CPU20などの初期化や送信回路18の初期化が行なわれ、記憶部21のROM22に記憶されている除湿運転モード情報Ai,Bi,Ci,Diが読み出されてRAM23に転送され、除湿運転モード情報Ae,Be,Ce,Deとして書き込まれる(ステップ30)。
 なお、電池19が規定の容量以下になると、以下に説明する制御動作が行なわれなくなる。このような場合、電池19を交換すると、再びステップ30の初期化が行なわれる。また、電池19の容量が規定の容量以下になったことを表示部17で表示させるようにすることもできる。
 次に、ボタン入力の監視が行なわれ(ステップ31)、ボタン入力があったときには、操作されたボタンの種類を判別する(ステップ32)。
 操作されたボタンがタイマーボタン16である場合には、まず、本体1が運転中かどうかを判別する(ステップ33)。運転中でないと判別したときには、ボタン入力の監視(ステップ31)に戻るが、運転中と判別したときには、タイマー運転中か否かの判別(ステップ34)を行なう。
 なお、タイマー運転とは、後述するように、運転時間が定められた運転であって、暖房,冷房,除湿などの各運転で行なうことができる。また、タイマー運転では、複数の運転時間を選択可能である。
 ステップ34でタイマー運転中でないと判別したときには、運転時間の初期値を指定する運転時間情報を(ステップ35)、また、タイマー運転中と判別したときには、現在設定されている運転時間の次に指定すべき運転時間を表わす運転時間情報を(ステップ36)、夫々送信回路18を通じて本体1に送信する。これにより、空気調和機の設定運転時間が指定されたものに切り換わる。
 操作されたボタンが除湿ボタン14である場合(ステップ32)には、まず、本体1が運転中かどうかを判別し(ステップ37)、運転中でないと判別したときには、運転開始信号とともにRAM23(図1)に記憶されている除湿運転モード情報の1つを送信回路18を通じて本体1に送信し(ステップ38)、操作リモコン2の表示部17(図1)の液晶画面上に対応する除湿運転モードの内容を表示する(ステップ39)。ステップ37で運転中と判別したときには、除湿運転モードの運転中かどうかの判別を行なう(ステップ40)。除湿運転モードの運転中でないと判別したときにはステップ38に進み、除湿運転モードの運転中と判別したときには、RAM23から現在実行中の除湿運転モードの次の除湿運転モードを指定する除湿運転モード情報を読み出して送信回路18から本体1に送信し(ステップ41)、ステップ39に進む。
 運転中に操作されたボタンが運転/停止ボタン15である場合には(ステップ32)、運転停止信号を送信回路18から本体1に送信する(ステップ42)。これにより、空気調和機は如何なる運転も停止する。
 なお、CPU20は、除湿ボタン14,運転/停止ボタン15,タイマーボタン16などのボタンが操作されると、これに応じた情報を記憶しておき、かかる情報から本体1の状態を常時監視している。例えば、空気調和機が設置されて電源が接続された後の最初の運転/停止ボタン15の操作により、CPU20に運転中を示す情報(運転フラグ)が設定され、その後、運転/停止ボタン15が操作される毎に空気調和機が停止,運転と交互に切り換わり、これとともに、運転フラグの解除と設定とが交互に行なわれる。この運転フラグにより、ステップ33,37の判定が可能である。
 また、除湿ボタン14が操作されると、空気調和機が運転中であるときには、除湿運転に切り換わるとともに、CPU20に除湿運転中であることを示す情報(除湿フラグ)が設定される。勿論、このとき、運転フラグも設定されている。空気調和機が停止中に除湿ボタン14が操作されたときには、空気調和機は直接除湿運転を開始し、これとともに、CPU20には、運転フラグと除湿フラグとが設定される。この除湿フラグにより、ステップ40の判別が可能となる。空気調和機が除湿運転中に除湿ボタン14が操作されても、運転フラグと除湿フラグはそのまま設定された状態にあり、また、空気調和機が除湿運転中に運転/停止ボタン15が操作されたときには、空気調和機が停止し、運転フラグと除湿フラグが解除される。
 さらに、運転フラグが設定されていて、空気調和機がいずれかの運転を行なっているときに、タイマーボタン16が操作されると、タイマー運転が開始されるとともに、CPU20にタイマー運転中であることを示す情報(タイマーフラグ)が設定される。タイマー運転中にタイマーボタン16が操作されても、タイマーフラグは設定されたままであり、タイマー運転中に運転/停止ボタン15が操作されると、空気調和機は停止し、設定されているタイマーフラグが解除される。このタイマーフラグにより、ステップ34の判別が可能である。
 次に、図11により、本体1の制御動作についてを説明する。
 本体1に電源12が接続されて電力が供給されると、マイコン3の初期化、即ち、CPU10の初期化と記憶部11の内容クリアなどの初期化や受信回路4の初期化が行なわれ(ステップ50)、受信回路4から受信信号があるか否か監視され(ステップ51)、受信信号がある場合には、この受信信号の種類を判別する(ステップ52)。
 受信信号が運転/停止ボタン15の操作による運転停止信号であると判別された場合には、空気調和機が運転中であるか否かを判別し(ステップ53)、運転中であれば、この運転を停止させて(ステップ54)ステップ51に戻る。
 また、ステップ52で受信信号が運転開始信号及び運転モード情報(上記の除湿運転モード情報や冷房,暖房運転などを指定する情報)であると判別された場合には、運転中であるか否かを判別し(ステップ55)、運転中でなければ、本体1の室温検出器5や外気温検出器5’,湿度検出器6から温度や湿度を読み込む(ステップ56)。そして、受信回路4から運転開始信号とともに受信される設定温度などのデータからなる運転モード情報を読み込み(ステップ57)、この運転モード情報を記憶部11に書き込む(ステップ58)。次いで、この運転モード情報の内容からいずれの運転パターンかを判別し(ステップ59)、この判別結果に応じて圧縮機モータ9や室内ファンモータ7,室外ファンモータ8を立ち上げる(ステップ60)。
 ここで、受信信号が除湿ボタン14の操作による運転開始信号及び除湿運転モード情報である場合には、受信される運転モード情報は設定温度や設定湿度,設定風速,設定運転時間のデータからなる除湿運転モード情報であり、これが読み込まれ(ステップ57)、記憶部11に書き込まれて(ステップ58)、指定される運転モードが除湿運転モードであること、さらに、上記4つの除湿運転モードの内のいずれの運転パターンであるかが判別される(ステップ59)。
 次に、室温検出器5と湿度検出器6とから室温と湿度を読み込み(ステップ62)、これら室温,湿度と上記の設定温度,設定湿度との差から圧縮機モータ9や室内ファンモータ7,室外ファンモータ8の回転数を算出し(ステップ63)、これら圧縮機モータ9,室内ファンモータ7,室外ファンモータ8に夫々算出した回転数で回転するように指令を与える(ステップ64)。そして、ステップ51に戻って受信信号を待つ。
 ここで、室内ファンモータ7や室外ファンモータ8,圧縮機モータ9の回転数は、例えば、上記特開平3−1036号公報に開示する方法で決定することができる。
 受信回路4から運転開始信号及び除湿運転モード情報が受信されたとき(ステップ51,52)、空気調和機が運転中である場合には(ステップ55)、ステップ57〜59と同様の処理(ステップ61)がなされてステップ62に進み、上記のステップ62〜64の動作を行なってステップ51に戻る。
 ステップ52で受信信号がタイマーボタン16の操作によるタイマー信号であると判別された場合には、記憶部11に記憶された運転時間のデータの内容を変更し(ステップ64)、上記のステップ62〜64の動作を行なってステップ51に戻る。
 なお、運転中に受信信号がない場合には、ステップ51,62,63,64の一連の動作が繰り返され、同じ運転モードが継続する。
 このように、操作リモコン2の除湿ボタン14を操作するだけで、運転開始信号と除湿運転モード情報とが送信され、除湿運転の開始と除湿運転モードの選択とを行なうことができる。そして、空気調和機が停止中に除湿ボタン14を操作すると、操作リモコン2からの運転開始信号と除湿運転モード情報により、空気調和機はこの除湿運転モード情報によって決まる運転モードで除湿運転を開始する。また、空気調和機が運転中に除湿ボタン14を操作すると、操作リモコン2からの除湿運転モード情報に対してのみ応答し、この除湿運転モード情報によって決まる運転モードに設定される。
 ここで、CPU20は、除湿ボタン14の操作毎にRAM23から除湿運転モード情報Ae,Be,Ce,Deを順に、かつサイクリックに読み出して本体1に送信する。
 また、除湿運転を行なっている空気調和機を停止させ、その後、除湿運転を再生させた場合、CPU20は、空気調和機の停止中、この停止直前の除湿運転モードを記憶しており、除湿運転を再開するときには、この記憶している除湿運転モードに対する除湿運転モード情報を運転開始信号とともに本体1に送信する。これにより、再開される除湿運転のモードは停止直前の除湿運転モードとなる。但し、本発明はこれに限るものではなく、再開される除湿運転のモードを、決められた特定の除湿運転モード(例えば、除湿運転モード情報Aeによるモード)としてもよいし、また、停止直前の除湿運転モードの、選択順序で次の除湿運転モードとしてもよい。勿論、除湿運転を再開したの値では、除湿ボタン14を操作する毎に上記の順序で除湿運転モードが切り換えられる。
 電池19を入れ替えたときには、上記のように操作リモコン2が初期化されるから、除湿ボタン14の最初の操作では、特定の除湿運転モード(例えば、除湿運転モード情報Aeによるモード)による除湿運転が行なわれる。そして、除湿ボタン14を操作する毎に除湿運転のモードが切り換わる。
 また、運転中では、タイマーボタン16を操作することによって運転時間の変更が可能なので、使用条件に合わせた最適な運転時間を容易に選択することができる。
 なお、この実施形態では、空気調和機の操作装置が操作リモコン2として本体1とは別体となっているが、操作装置が本体1に組み込まれて一体となるようにしてもよい。この場合でも、上記と同様の効果が得られるし、さらには、送信回路18や受信回路4が当然不要となり、また、操作装置の電源としても、電源12を用いることができて、電池19を省略することができるし、マイコン3も本体のマイコン13を共用するようにすることができる。
 なお、この実施形態では、操作装置の操作をボタン操作としたが、これら限らず、他の操作手段に代えてもよい。
 図12は上記4つの除湿運転モード情報の一具体例を示す図である。
 同図において、除湿運転モードとしては、上記のように、「標準モード」,「衣類乾燥モード」,「おでかけモード」,「結露抑制モード」の4つのモードがある。夫々のモードの除湿運転モード情報は設定温度,設定湿度,設定風量,設定運転時間の4パラメータの少なくとも2つの組み合わせからなっており、夫々のパラメータは、除湿運転モード毎に、最適値をとるようにしたものであり、初期値として設定されるものである。但し、初期値のうち運転時間については、タイマーボタン16によるタイマー機能と組み合せて、任意にあるいは所定の規則に応じて選定が可能である。
 図13は図12に示した4つの除湿運転モードの除湿ボタン14(図1)が操作される毎のサイクリックな選択順序と、選択された除湿運転モード毎の表示部17(図1)の液晶画面上に表示されるモードの内容を示すピクト表示の例を示したものである。なお、選定順序は、ユーザの調査から使用頻度が高いと思われる順に並べた。
 図14はタイマーボタン16(図1)によって設定可能な運転時間の一例とその選定順序を示す図である。
 図12に示すように、除湿運転モード毎に運転時間の初期値が異なるが、タイマーボタン16の操作により、図14に示すように、運転時間を変更することができ、タイマーボタン16の操作毎に、現在の運転時間から次の運転時間へと、選定順序1→2→3→4→5の順にサイクリックに選定される。これにより、操作の簡単化を図っている。なお、各除湿運転モードでの数値は文献や実験などから求めたものである。また、設定温度での「連続(低湿度)」とは設定湿度のパラメータが設定されないものであり、同様に、運転時間での「連続」も、設定運転時間のパラメータが設定されないものである。勿論、これらのパラメータが設定されるようにしてもよい。
 図15に図1における操作リモコン2の外観の一具体例を示す平面図であって、14aは除湿表示、16aはタイマー表示、16bはタイマー切時刻表時、72は扉、82は室温調節ボタン、82aは室温表示であり、前出図面に対応する部分には同一符号をつけている。
 同図において、操作リモコン2の表面には、表示部17と扉72とが設けられており、この扉72の表面に、除湿ボタン14と運転/停止ボタン15とタイマーボタン16と室温調節ボタン82とが設けられている。このように各ボタンが扉72の表面に配置されていることからして、ワンタッチの操作が可能であり、この点からも操作性に優れたものとなっている。
 除湿ボタン14操作する(押す)毎に、除湿運転モードが標準モード→衣類乾燥モード→おでかけモード→結露抑制モード→標準モード→……の順にサイクリックに変更され、これとともに、表示部17の液晶画面の表示14aの部分に図13で示した除湿運転内容を表わした絵(ピクト)表示がなされる。
 液晶画面17での表示内容の配置例を図16に示す。除湿ボタン14の選択に対応して、かかる表示内容のうちの該当するもののみが液晶表示される。かかる運転内容の表示や操作と画面の対応表示などの工夫により、お年寄りから子供まで容易に操作できる操作系としている。
 次に、図12を用いて各除湿運転モードの内容について説明する。
 標準モードは、温度を下げずに除湿したいときに利用する除湿運転モードであって、その運転内容は、除湿ボタン14によってワンタッチで選択されると、設定温度は、その運転開始時の室温が10℃以上28℃以下の範囲では、その運転開始時の室温とし、その運転開始時の室温が10℃未満のときには10℃,その運転開始時の室温が28℃以上のときには28℃とし、その設定温度を保ったままで湿度を約50%まで下げるモードである。
 なお、この設定温度は、図15に示した室温調節ボタン82を操作することにより、上記室温は10℃以上28℃以下の上記範囲内で±3℃の調整が可能であり、これを含めると、設定温度としては、7℃以上31℃以下の上記範囲内で設定可能である。風速も、初期設定では弱風である、強風や弱風,微風などの他の風速モードを選択することができるし、運転時間も、タイマーボタン16の操作により、図14に示したように変更可能である。
 以上のことから、標準モードの除湿運転では、梅雨時や秋の長雨,早春の菜種梅雨など肌寒い季節でも、室温が下がらずに湿気を除くことができ、快適な環境を作ることができる。また、温度は同じでも湿度が低いと、人体からの水分蒸発が促されて涼しく感じることが分かっており、冷房嫌いな人は夏の冷房代わりに使うこともできる。
 図17はこの実施形態の標準モードによる除湿運転の場合での実測データを、従来の空気調和機による除湿のための冷房運転の場合の実測データと比較して、示したものであって、測定条件は洋室8畳,在室人数2名,外気温度24℃,外気相対湿度80%,運転開始時の室内温度24℃,室内相対湿度80%である。
 図17から明らかなように、この実施形態では、計画通りの除湿運転がなされている。即ち、従来の除湿運転では、相対湿度は約70%と高く、温度は約22℃まで低下しているが、この実施形態の標準モードの除湿運転では、相対湿度は約50%と下がり、温度は約24℃と運転開始時の室温を維持しているのが分かる。
 衣類乾燥モードは、室内で洗濯物を除湿したいときに利用する運転モードであって、その運転内容は、除湿ボタン14のワンタッチで選択されると、設定温度は、その運転開始時の室温が10℃以上28℃以下の範囲では、その運転開始時の室温とし、その運転開始時の室温が10℃未満のときには10℃,その運転開始時の室温が28℃以上のときには28℃とし、その設定温度を保ったままで3時間連続運転を行なうものである。この場合、湿度は下がるままとし、極力下げるようにする。風速は初期設定で強風となる。
 このモードでも、標準モードの場合と同様に、タイマーボタン16の操作により、図14に示すように運転時間を変更することができる。従って、洗濯物の量に応じて運転時間を決めることができる。
 このように、この衣類乾燥モードで除湿運転を行なわせることにより、洗濯物を室内に干したまま安心して外出することができる。なお、サイクル再熱方式の除湿方式であるため、除湿能力が大きく(除湿機RD−569LDの4台分の除湿能力)、特徴として、室温を下げずに洗濯物がスピーディに乾燥し、洗濯物の湿気が室内に残ることはない。このため、室内もカラッと快適であり、在室中でも衣類乾燥をすることができる。
 図18,図19はこの実施形態の衣類乾燥モードによる除湿運転の場合での実測データ(実線)を、従来の空気調和機による衣類乾燥のための冷房,暖房運転の場合の実測データ(破線)と比較して、示したものであり、測定条件は、洗濯量が3人家族の標準的な洗濯量である3kgであって、図18では、洋室8畳,在室人数なし,外気温度24℃,外気相対湿度80%,運転開始時の室内温度24℃,室内相対湿度80%とし、図19では、洋室8畳,在室人数なし,外気温度18℃,外気相対湿度80%,運転開始時の室内温度24℃,室内相対湿度70%としている。
 この実施形態の場合には、図18,図19から明らかなように、洗濯した直後に約4.2kgであった洗濯物の重量が、運転開始後3時間で洗濯前の重量3kgまで低下しており、充分乾燥しているのがわかる。これに対し、従来の空気調和機の場合には、4時間半経っても、まだ充分に乾ききっていない。また、室内の湿度も、運転開始時では70〜80%あったが、従来の空気調和機の場合と比べて、湿度を充分に下げることができる。
 このように、この実施形態では、計画通りの衣類乾燥モードの除湿運転がなされており、冷房運転や暖房運転で衣類乾燥を行なうより早く乾燥するのが分かる。
 おでかけモードは、昼間外出中でも、室内の湿度を約50%に保持して、ダニやカビなどの繁殖を抑制する運転モードであって、その運転内容は、除湿ボタン14のワンタッチで選択されると、設定温度はその運転開始時の外気温度とし、連続除湿運転を続けて室内の湿度を約50%に保持するものである。風速は初期設定で弱風となる。但し、室温が1℃未満のときには、このモードの除湿運転を中止する。
 最近の住宅は気密性が高く、家を締め切っておくと湿気がこもりやすく、ダニやカビなどの温床になりがちであるが、このおでかけモードの除湿運転により、喘息やアトピーなどの原因といわれている室内のダニやカビなどの繁殖を押さえて、健康的な室内環境を保つことができる。このとき設定温度は外気温度に合わせるので、余分なエネルギーを使わず、経済的な除湿運転ができる。
 図20はこのおでかけモードで4時間運転させた場合の各部の湿度変化の実測データとダニ、カビ類が生息可能な湿度範囲を示す。このときの測定条件は、洋室8畳,在室人数なし,外気温度27℃,外気相対湿度80%,運転開始時の室内温度24℃,室内相対湿度80%である。
 図20から明らかなように、おでかけモードの除湿運転開始後約30分間で、相対湿度が60%、約1時間で相対湿度が50%にまで夫々到達し、ダニ,カビ類の生息範囲を避けており、非常に効果のあることが分かる。
 結露抑制モードは、冬、暖房を止めた後、室温が下がってくると、部屋にたまった余分な湿気が窓や壁に水滴としてつく結露を、おやすみ前に暖房運転を止めた後、一定時間除湿運転することにより、抑制しようとするものであって、その運転内容は、除湿ボタン14によってワンタッチで選択されると、除湿運転優先となり、温度制御は行なわない。標準で2時間連続除湿運転を続け、室内の湿度を極力低く下げる。風速は初期設定で弱風となる。運転時間はタイマーボタン16の操作によって長くすることは可能である。但し、室温が10℃未満のときには、このモードの運転を中止する。
 冬の朝の窓ガラスなどの結露は、室内の湿気が室外の寒気で冷された結果生じる。このため、室内の湿気を押さえれば、結露は減少する。結露抑制モードは、上記の運転内容とし、室内の湿気を極力取り除くものであり、このため、翌朝窓につく結露を押さえ、ひいては家具や家屋の損傷,カビの発生などを押さえることができる。
 図21は、暖房運転後結露抑制モードで除湿運転を2時間行なった場合の、運転開始から6時間経過する間の実験データ(実線)を、暖房運転後空気調和機を運転しない自然放置の場合(破線)と比較して示したものであり、窓付近と室内中央とで測定した。測定条件は洋室8畳,在室人数なし,外気温度1℃,外気相対湿度80%,運転開始時の室内温度23℃,室内相対湿度60%である。
 2時間の除湿運転行なうことにより、ガラス付近の相対湿度は、自然放置の場合に比べ、運転開始から2時間経過後の除湿運転終了時で約20%、6時間後で約13%低下しており、翌朝の結露抑制に効果のあることがわかる。
本発明による空気調和機の一実施形態を示すブロック図である。 従来の空気調和機の冷凍サイクルの一例を示す図である。 従来の空気調和機の室内機の一例を示す断面図である。 除湿ニーズの調査結果を示す図である。 図4に示した調査結果に対して考えられる背景を示す図である。 図4,図5から必要とされる除湿運転モードの種類を示す図である。 図1に示した実施形態での冷凍サイクルを示す図である。 図1に示した実施形態での室内機を示す断面図である。 図1に示した実施形態の除湿運転での温度変化の抑制効果を従来の空気調和機の除湿運転と比較して示す図である。 図1における操作リモコンの制御動作を示すフローチャートである。 図1における本体の制御動作を示すフローチャートである。 図1に示した実施形態での除湿運転モードの一具体例を示す図である。 図1に示した実施形態での図12に示した4つの除湿運転モードの選択順序と夫々の運転モードに対する図1の表示部でのピクト表示例を示す図である。 図1におけるタイマーボタンの操作によって選択される運転時間の一具体例を示す図である。 図1における操作リモコンの一具体例を示す平面図である。 図15における表示部での表示例を示す図である。 図1に示した実施形態での標準モードによる除湿運転の場合での実測データを、従来の空気調和機による除湿のための冷房運転の場合の実測データと比較して示す図である。 図1に示した実施形態での衣類乾燥モードによる除湿運転の場合での実測データを、従来の空気調和機による衣類乾燥のための冷房運転の場合の実測データと比較して示す図である。 図1に示した実施形態での衣類乾燥モードによる除湿運転の場合での実測データを、従来の空気調和機による衣類乾燥のための暖房運転の場合の実測データと比較して示す図である。 図1に示した実施形態でのおでかけモードで4時間運転させた場合の各部の湿度変化の実測データとダニ、カビ類が生息可能な湿度範囲を示す図である。 図1に示した実施形態での暖房運転後結露抑制モードで除湿運転を2時間行なった場合の、運転開始から6時間経過する間の実験データを、暖房運転後空気調和機を運転しない自然放置の場合と比較して示す図である。
符号の説明
 1 空気調和機の本体
 2 操作リモコン
 3 マイコン
 4 受信回路
 5 室温検出器
 5’ 外気温検出器
 6 湿度検出器
 7 室内ファンモータ
 8 室外ファンモータ
 9 圧縮機モータ
 10 CPU
 11 記憶部
 12 電源
 13 マイコン
 14 除湿ボタン
 15 運転/停止ボタン
 16 タイマーボタン
 17 表示部
 18 送信回路
 19 電池
 20 CPU
 21 記憶部
 22 ROM
 23 RAM
 101 圧縮機
 102 凝縮器
 104a 再熱器
 104b 冷却器
 105 室内ファン
 106 空気
 107 水滴溜め
 108 空気
 110 電磁弁

Claims (4)

  1. 除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、
     除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、
      操作する毎に該除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、
      該選択手段で選択された該除湿モードの指令を該本体に送信する手段と、
      該選択手段とは別の該本体の運転を停止させる運転停止手段と
     を有する操作リモコンを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、
     除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、
      操作する毎に該除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、
      該本体が運転停止中に該選択手段が操作されると、該運転停止直前の除湿モードでの運転開始指令を該本体に送信する手段と、
      該選択手段とは別の該本体の運転を停止させる運転停止手段と
     を有する操作リモコンを備えたことを特徴とする空気調和機。
  3. 除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、
     除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、
      操作する毎に該除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、
      該本体の運転中に該選択手段で除湿モードが選択されると、選択された該除湿モードの指令を該本体に送信する手段と、
      該選択手段とは別の該本体の運転を停止させる運転停止手段と
     を有する操作リモコンを備えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 除湿運転時、冷媒の流れからみて上流側が再熱器、下流側が冷却器となる室内熱交換器を有する室内機を備えた空気調和機であって、
     除湿モードとして複数のモードを本体の制御機能として備え、さらに、
      操作する毎に該除湿モードを順番にかつサイクリックに選択可能とする選択手段と、
      該本体の除湿運転中に該選択手段で除湿モードが選択されると、選択された該除湿モードの指令を該本体に送信する手段と、
      該選択手段とは別の該本体の運転を停止させる運転停止手段と
     を有する操作リモコンを備えたことを特徴とする空気調和機。
JP2003366254A 2003-10-27 2003-10-27 空気調和機 Expired - Lifetime JP3782081B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366254A JP3782081B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366254A JP3782081B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 空気調和機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001278439A Division JP3549508B2 (ja) 2001-09-13 2001-09-13 空気調和機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005372703A Division JP4041141B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004101177A true JP2004101177A (ja) 2004-04-02
JP3782081B2 JP3782081B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=32290930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003366254A Expired - Lifetime JP3782081B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3782081B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011909A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 ダイニチ工業株式会社 暖房装置および空調装置
CN115682283A (zh) * 2022-10-29 2023-02-03 珠海格力电器股份有限公司 一种空调防凝露控制方法、装置、空调器及介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019011909A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 ダイニチ工業株式会社 暖房装置および空調装置
CN115682283A (zh) * 2022-10-29 2023-02-03 珠海格力电器股份有限公司 一种空调防凝露控制方法、装置、空调器及介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP3782081B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107166637A (zh) 空调的温度补偿控制方法、装置和系统
KR101502096B1 (ko) 공기 조화기의 제어 방법
JP4957342B2 (ja) 空気調和システム及び空調管理装置
JP3619547B2 (ja) 空気調和機
CN101706145A (zh) 一种提高空调舒适性的控制方法
GB2302729A (en) Air conditioning apparatus having dehumidifying operation function.
JP3492996B2 (ja) 冷房機における就寝運転制御方法
CN102880208A (zh) 温湿度的控制方法、装置及系统
KR20150032106A (ko) 공기조화기 및 그 제어방법
CN111520872A (zh) 一种防凝露控制方法、装置及空调器
JP2007327708A (ja) 空気調和機
JP4217738B2 (ja) 空気調和機
JP3791258B2 (ja) 空気調和機
JP2011033263A (ja) 空気調和機
JP4592599B2 (ja) 空気調和機
JP3801268B2 (ja) 空気調和機
JP2001041541A (ja) 空気調和機
JP3549508B2 (ja) 空気調和機
JP4041141B2 (ja) 空気調和機
JP3782081B2 (ja) 空気調和機
JP3877316B2 (ja) 空気調和機
JP3643331B2 (ja) 空気調和機
JP3830921B2 (ja) 空気調和機
JPH0755234A (ja) 空気調和装置
KR100723947B1 (ko) 에어컨의 운전 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140317

Year of fee payment: 8

EXPY Cancellation because of completion of term