JP2003194371A - 加湿器 - Google Patents
加湿器Info
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- JP2003194371A JP2003194371A JP2001395939A JP2001395939A JP2003194371A JP 2003194371 A JP2003194371 A JP 2003194371A JP 2001395939 A JP2001395939 A JP 2001395939A JP 2001395939 A JP2001395939 A JP 2001395939A JP 2003194371 A JP2003194371 A JP 2003194371A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加湿を停止させることなく、タイミングよく
給水を行なう。 【解決手段】 気化フィルター1に水を供給する給水部
2と、気化フィルター1に送風するファン3と、このフ
ァンを駆動するモーター4と、給水部2内の水を加熱す
るヒーター5と、給水部2の水位を検知する水位検知装
置6と、希望の湿度を設定する湿度設定装置7と、現在
の湿度を検知する湿度検知装置8と、この湿度設定装置
7で設定した湿度と湿度検知装置8で検知された湿度と
の差を算出する湿度差算出装置9と、運転状態の情報を
表示可能とした表示部10とを備えた加湿器において、
水位検知装置6で検知した水位が予め定めた水位のとき
に、ヒーター5の通電を遮断するとともに表示部10に
第一の表示を行ない、かつ、湿度差算出装置9で算出し
た湿度差によって吹出口14から排出される蒸気の量を
決定するとともに、その蒸気の量を基にモーター4の通
電時間を決定する。
給水を行なう。 【解決手段】 気化フィルター1に水を供給する給水部
2と、気化フィルター1に送風するファン3と、このフ
ァンを駆動するモーター4と、給水部2内の水を加熱す
るヒーター5と、給水部2の水位を検知する水位検知装
置6と、希望の湿度を設定する湿度設定装置7と、現在
の湿度を検知する湿度検知装置8と、この湿度設定装置
7で設定した湿度と湿度検知装置8で検知された湿度と
の差を算出する湿度差算出装置9と、運転状態の情報を
表示可能とした表示部10とを備えた加湿器において、
水位検知装置6で検知した水位が予め定めた水位のとき
に、ヒーター5の通電を遮断するとともに表示部10に
第一の表示を行ない、かつ、湿度差算出装置9で算出し
た湿度差によって吹出口14から排出される蒸気の量を
決定するとともに、その蒸気の量を基にモーター4の通
電時間を決定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭において
使用される暖房器具の使用に伴う室内の乾燥を防止する
加湿器に関するものである。
使用される暖房器具の使用に伴う室内の乾燥を防止する
加湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な加湿器は、図4のフロー
チャート図に示すように、送風用のファンを回転させ、
水を加熱するヒーターをONして加湿運転を続けると給
水部の水が徐々に減り、給水用タンクなどが空になり、
給水部の水がなくなると、特にヒーターを備えたものな
どでは、空焼きの状態となり、部品の寿命を著しく縮め
たりするため、給水部の水位よりも低くなると、水位を
検知する水位検知装置が動作し、ファンを停止し、ヒー
ターをOFFして加湿運転を停止し、給水を促す表示を
するものが一般的に知られている。
チャート図に示すように、送風用のファンを回転させ、
水を加熱するヒーターをONして加湿運転を続けると給
水部の水が徐々に減り、給水用タンクなどが空になり、
給水部の水がなくなると、特にヒーターを備えたものな
どでは、空焼きの状態となり、部品の寿命を著しく縮め
たりするため、給水部の水位よりも低くなると、水位を
検知する水位検知装置が動作し、ファンを停止し、ヒー
ターをOFFして加湿運転を停止し、給水を促す表示を
するものが一般的に知られている。
【0003】また、特開平5ー296505号公報に示
すように2点の水位を検知することにより、水位の高低
において、異なる表示をするものも知られている。
すように2点の水位を検知することにより、水位の高低
において、異なる表示をするものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の加湿器において、前者に示すものは、給水部の
水位が一定の水位よりも低くなると、急に運転が停止
し、それと同時に給水を促す表示をするため、使用者が
給水部の水位を随時確認して給水部の水位が一定の水位
よりも低くなる前に給水を行なわない限り、加湿運転が
必ず一度は停止してしまい、この加湿運転の停止に気が
付かずに長時間停止したままだと、部屋が乾燥するとい
った問題点があった。
た従来の加湿器において、前者に示すものは、給水部の
水位が一定の水位よりも低くなると、急に運転が停止
し、それと同時に給水を促す表示をするため、使用者が
給水部の水位を随時確認して給水部の水位が一定の水位
よりも低くなる前に給水を行なわない限り、加湿運転が
必ず一度は停止してしまい、この加湿運転の停止に気が
付かずに長時間停止したままだと、部屋が乾燥するとい
った問題点があった。
【0005】また、後者に示すように、水位の高低を検
知して異なる表示を行なうものは、確かに水位が第一の
水位より低くなっても急に運転が停止することはなく、
給水注意を促す表示を行ない、さらに、第二の水位より
も低くなったときに運転を停止させて給水を促す表示を
行なうことにより、使用者に給水注意を促しつつも加湿
運転が行なわれるので時間的な余裕が得られるものの、
水位を検知する装置を複数個設けなければならないので
コストアップになってしまい、また、給水注意モードに
移行してもヒーターやファンの運転制御は通常モードと
同じであり、給水部の水位が第二の水位よりも低くなる
と急に運転が停止するため、使用者が給水注意を促す表
示に気が付かなければ上述した従来の問題点の解決には
至らない。
知して異なる表示を行なうものは、確かに水位が第一の
水位より低くなっても急に運転が停止することはなく、
給水注意を促す表示を行ない、さらに、第二の水位より
も低くなったときに運転を停止させて給水を促す表示を
行なうことにより、使用者に給水注意を促しつつも加湿
運転が行なわれるので時間的な余裕が得られるものの、
水位を検知する装置を複数個設けなければならないので
コストアップになってしまい、また、給水注意モードに
移行してもヒーターやファンの運転制御は通常モードと
同じであり、給水部の水位が第二の水位よりも低くなる
と急に運転が停止するため、使用者が給水注意を促す表
示に気が付かなければ上述した従来の問題点の解決には
至らない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するためになされたものであり、吸水性を有する
気化フィルターと、この気化フィルターに水を供給する
給水部と、気化フィルターに送風するファンと、このフ
ァンを駆動するモーターと、給水部内の水を加熱するヒ
ーターと、給水部の水位を検知する水位検知装置と、希
望の湿度を設定する湿度設定装置と、現在の湿度を検知
する湿度検知装置と、この湿度設定装置で設定した湿度
と湿度検知装置で検知された湿度との差を算出する湿度
差算出装置と、運転状態の情報を表示する表示部とを備
えた加湿器において、水位検知装置で検知した水位が予
め定めた水位に達したときに、ヒーターの通電を遮断す
るとともに表示部に第一の表示を行ない、かつ、湿度差
算出装置で算出した湿度差によって風量を決定するとと
もに、その風量を基にモーターの通電時間を決定する制
御を行なう制御装置を設けたものである。
を解決するためになされたものであり、吸水性を有する
気化フィルターと、この気化フィルターに水を供給する
給水部と、気化フィルターに送風するファンと、このフ
ァンを駆動するモーターと、給水部内の水を加熱するヒ
ーターと、給水部の水位を検知する水位検知装置と、希
望の湿度を設定する湿度設定装置と、現在の湿度を検知
する湿度検知装置と、この湿度設定装置で設定した湿度
と湿度検知装置で検知された湿度との差を算出する湿度
差算出装置と、運転状態の情報を表示する表示部とを備
えた加湿器において、水位検知装置で検知した水位が予
め定めた水位に達したときに、ヒーターの通電を遮断す
るとともに表示部に第一の表示を行ない、かつ、湿度差
算出装置で算出した湿度差によって風量を決定するとと
もに、その風量を基にモーターの通電時間を決定する制
御を行なう制御装置を設けたものである。
【0007】また、モーターの通電時間を加湿が行なわ
れる残時間を表示部に表示するものである。
れる残時間を表示部に表示するものである。
【0008】また、モーターの通電時間が経過したとき
にモーターの通電を遮断するものである。
にモーターの通電を遮断するものである。
【0009】さらに、モーターの通電が遮断されたとき
に表示部に第二の表示を行なうものである。
に表示部に第二の表示を行なうものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1、
図2、図3に従って説明する。
図2、図3に従って説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例を示す加湿器の断
面構造図である。図2は本発明の一実施例を示す加湿器
のフローチャート図である。図3は本発明の一実施例を
示す加湿器の表示部を示す説明図である。
面構造図である。図2は本発明の一実施例を示す加湿器
のフローチャート図である。図3は本発明の一実施例を
示す加湿器の表示部を示す説明図である。
【0012】これらの図において、1は吸水性を有する
気化フィルターで、ポリエステル繊維等を重ね合わせて
所定の形状に形成されている。
気化フィルターで、ポリエステル繊維等を重ね合わせて
所定の形状に形成されている。
【0013】2は給水部であり、水路13を介して一側
に給水タンク12を設置し、他側に気化フィルター1の
下部を浸漬し、両者の間に加熱皿18を形成しており、
加湿運転を行なって水路13の水が減り、その水位が下
がると、給水用タンク12から自動的に水が加熱皿18
及び気化フィルター1側に供給されるようになってい
る。
に給水タンク12を設置し、他側に気化フィルター1の
下部を浸漬し、両者の間に加熱皿18を形成しており、
加湿運転を行なって水路13の水が減り、その水位が下
がると、給水用タンク12から自動的に水が加熱皿18
及び気化フィルター1側に供給されるようになってい
る。
【0014】3はファンであり、気化フィルター1の上
方に設置されている。4はこのファンを駆動するモータ
ーである。
方に設置されている。4はこのファンを駆動するモータ
ーである。
【0015】5はヒーターで、加熱皿18の外側底部に
設置され、この加熱皿18内の水を加熱して蒸気を発生
させるものである。
設置され、この加熱皿18内の水を加熱して蒸気を発生
させるものである。
【0016】6は給水部2の水位を検知する水位検知装
置であり、フロート15と、このフロート15に固定さ
れた磁石16及びフロート15の案内部内に設置された
リードスイッチ17によって構成されている。
置であり、フロート15と、このフロート15に固定さ
れた磁石16及びフロート15の案内部内に設置された
リードスイッチ17によって構成されている。
【0017】7は室内において使用者が希望する湿度を
設定する湿度設定装置、8は室内における現在の湿度を
検知する湿度検知装置であり、これらは使用者が操作し
やすく、かつ見やすいように本体ケース20の一部に設
けられている。
設定する湿度設定装置、8は室内における現在の湿度を
検知する湿度検知装置であり、これらは使用者が操作し
やすく、かつ見やすいように本体ケース20の一部に設
けられている。
【0018】9は湿度検知装置8で検知した湿度と湿度
設定装置7で設定した湿度との差を算出する湿度差算出
装置で、後記制御装置11内に設置されている。
設定装置7で設定した湿度との差を算出する湿度差算出
装置で、後記制御装置11内に設置されている。
【0019】10は加湿器の運転状態を表示する表示部
であり、例えば、現在湿度や設定湿度、給水に関する情
報などを表示するものであり、これも使用者が見やすい
ように本体ケース20の一部に設けられている。
であり、例えば、現在湿度や設定湿度、給水に関する情
報などを表示するものであり、これも使用者が見やすい
ように本体ケース20の一部に設けられている。
【0020】11は本体ケース20の空間部に設置され
た制御装置で、水位検知装置6で検知した水位が予め定
めた水位まで下がったときにヒーター5の通電を遮断す
るとともに、表示部10に第一の表示を行ない、かつ、
湿度差算出装置9で算出した湿度差によってモーター4
の回転速度を決定し、その回転速度を基にモーター4の
通電時間を継続的に算出する制御を行なうものである。
た制御装置で、水位検知装置6で検知した水位が予め定
めた水位まで下がったときにヒーター5の通電を遮断す
るとともに、表示部10に第一の表示を行ない、かつ、
湿度差算出装置9で算出した湿度差によってモーター4
の回転速度を決定し、その回転速度を基にモーター4の
通電時間を継続的に算出する制御を行なうものである。
【0021】14は吹出口であり、気化フィルター1と
ファン3およびモーター4の上部にに位置した本体ケー
ス20の上面に開口している。
ファン3およびモーター4の上部にに位置した本体ケー
ス20の上面に開口している。
【0022】19はガイドであり、加熱皿18の上部に
設置され、加熱された蒸気を矢印のように吹出口14と
気化フィルター1側に誘導するものである。
設置され、加熱された蒸気を矢印のように吹出口14と
気化フィルター1側に誘導するものである。
【0023】次に、このように構成した加湿器の動作を
説明する。
説明する。
【0024】給水用タンク12に水を給水した後、本体
ケース20内の所定の位置に設置すると、水路13を通
して給水部2に水が供給され、気化フィルター1は水を
吸い上げる。
ケース20内の所定の位置に設置すると、水路13を通
して給水部2に水が供給され、気化フィルター1は水を
吸い上げる。
【0025】給水部2の水位が基準の水位より低いとき
は、給水用タンク12が空であり、給水用タンク12を
本体ケース20から外して給水を行なう。
は、給水用タンク12が空であり、給水用タンク12を
本体ケース20から外して給水を行なう。
【0026】次に、モーター4に通電してファン3を駆
動し、このファン3により気化フィルター1に風を通
し、気化フィルター1を通過する空気を加湿し、加湿し
た風を吹出口14から吹き出し、室内を加湿する。
動し、このファン3により気化フィルター1に風を通
し、気化フィルター1を通過する空気を加湿し、加湿し
た風を吹出口14から吹き出し、室内を加湿する。
【0027】一方、給水部2の水位を検知する水位検知
装置6は、フロート15とこのフロート15に固定され
た磁石16とフロート15の案内部内に設置されたリー
ドスイッチ17により構成されているので、水位が上下
するとフロート15が上下に動き、磁石16による磁界
が変化することでリードスイッチ17が動作し、予め定
められた水位より低いか高いかを検知する。
装置6は、フロート15とこのフロート15に固定され
た磁石16とフロート15の案内部内に設置されたリー
ドスイッチ17により構成されているので、水位が上下
するとフロート15が上下に動き、磁石16による磁界
が変化することでリードスイッチ17が動作し、予め定
められた水位より低いか高いかを検知する。
【0028】また、給水用タンク12から気化フィルタ
ー1までの水路13の途中にヒーター5によって加熱さ
れる加熱皿18が設置されているので、加熱皿18内の
水も加熱され、その一部は蒸気となりガイド19を通っ
て、吹出口14から外に吹き出し、一部は気化フィルタ
ー1に供給される。
ー1までの水路13の途中にヒーター5によって加熱さ
れる加熱皿18が設置されているので、加熱皿18内の
水も加熱され、その一部は蒸気となりガイド19を通っ
て、吹出口14から外に吹き出し、一部は気化フィルタ
ー1に供給される。
【0029】この詳細を図2のフローチャート図によっ
て説明すると、スタートして運転を開始すると、ファン
3が回転し、ヒーター5がONして加湿を開始し、加熱
皿18および給水部2の水位が下がり始める。このとき
表示部10には、図3の(A)運転中が表示される。
て説明すると、スタートして運転を開始すると、ファン
3が回転し、ヒーター5がONして加湿を開始し、加熱
皿18および給水部2の水位が下がり始める。このとき
表示部10には、図3の(A)運転中が表示される。
【0030】この状態で、水位検知装置6は常に水位を
検知しており、加湿が進行するとリードスイッチ17に
より水位が基準以下となったことを検知する。給水部2
の水位が基準の水位よりも低くなると、制御装置11は
ヒーター5の通電を遮断するとともに、表示部7に第一
の表示として図3(B)の「給水」を表示し、さらに、
湿度差算出装置9で算出された湿度差によって段階的に
モーター4の回転速度を変化させる。モーター4の回転
速度の段階については、例えば、湿度差が定められた範
囲より大きいときは回転速度を第一の速度に決定し、湿
度差が定められた範囲内であるときは回転速度を第一の
速度よりも遅い第二の速度に決定し、湿度差が定められ
た範囲よりも小さいときは回転速度を第二の速度よりも
遅い速度に決定する。
検知しており、加湿が進行するとリードスイッチ17に
より水位が基準以下となったことを検知する。給水部2
の水位が基準の水位よりも低くなると、制御装置11は
ヒーター5の通電を遮断するとともに、表示部7に第一
の表示として図3(B)の「給水」を表示し、さらに、
湿度差算出装置9で算出された湿度差によって段階的に
モーター4の回転速度を変化させる。モーター4の回転
速度の段階については、例えば、湿度差が定められた範
囲より大きいときは回転速度を第一の速度に決定し、湿
度差が定められた範囲内であるときは回転速度を第一の
速度よりも遅い第二の速度に決定し、湿度差が定められ
た範囲よりも小さいときは回転速度を第二の速度よりも
遅い速度に決定する。
【0031】また、制御装置11は決定したモーター4
の回転速度から給水用タンク12内の水がなくなるまで
の時間を継続的に算出し、この時間をモーター4の通電
時間として運転を継続する。
の回転速度から給水用タンク12内の水がなくなるまで
の時間を継続的に算出し、この時間をモーター4の通電
時間として運転を継続する。
【0032】また、表示部10に第一の表示の一部とし
て図3(C)のようにモーター4の通電時間を加湿が行
なわれる残時間として継続的に表示する。
て図3(C)のようにモーター4の通電時間を加湿が行
なわれる残時間として継続的に表示する。
【0033】また、モーター4の通電時間が経過したと
き、つまり、表示部10に表示した残時間が0となった
ときには、モーター4の通電を遮断し、表示部10に第
二の表示として図3(D)のように「給水」の点滅表示
をする。
き、つまり、表示部10に表示した残時間が0となった
ときには、モーター4の通電を遮断し、表示部10に第
二の表示として図3(D)のように「給水」の点滅表示
をする。
【0034】ここで、上記の実施例では吹出口14から
排出される蒸気の量をモーター4の回転速度を変化させ
て調節しているが、他の手段として、モーター4を断続
的に通電させて単位時間当たりの蒸気の量を調節しても
よく、また、モーター4の回転速度は変化させずに吹出
口14の開口面積を機械的に変化させて蒸気の量を調節
してもよい。
排出される蒸気の量をモーター4の回転速度を変化させ
て調節しているが、他の手段として、モーター4を断続
的に通電させて単位時間当たりの蒸気の量を調節しても
よく、また、モーター4の回転速度は変化させずに吹出
口14の開口面積を機械的に変化させて蒸気の量を調節
してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
給水部の水位が基準の水位よりも低くなると、ヒーター
の通電を遮断するとともに、表示部に第一の表示として
「給水」を表示して給水を促すとともに、現在の湿度と
設定した湿度との差によって吹出口から排出される蒸気
の量を決定し、その蒸気の量を基にモーターの通電時間
を継続的に算出するようにしたので、加湿運転を急に停
止することがない。
給水部の水位が基準の水位よりも低くなると、ヒーター
の通電を遮断するとともに、表示部に第一の表示として
「給水」を表示して給水を促すとともに、現在の湿度と
設定した湿度との差によって吹出口から排出される蒸気
の量を決定し、その蒸気の量を基にモーターの通電時間
を継続的に算出するようにしたので、加湿運転を急に停
止することがない。
【0036】また、現在湿度と設定湿度との湿度差に合
った適正な加湿運転が行われるので、使用者が給水を行
なうのにゆとりがあり、またその間も快適な加湿が行な
われる。
った適正な加湿運転が行われるので、使用者が給水を行
なうのにゆとりがあり、またその間も快適な加湿が行な
われる。
【0037】また、モーターの通電時間を加湿運転の残
時間として表示部に表示することにより、残りの加湿時
間を正確に報知することができる。
時間として表示部に表示することにより、残りの加湿時
間を正確に報知することができる。
【0038】また、モーターの通電時間が経過したとき
には、モーターの通電を遮断するので、安全性が向上す
る。
には、モーターの通電を遮断するので、安全性が向上す
る。
【0039】さらに、モーターの通電が遮断されると、
表示部に第二の表示として「給水」を点滅表示させるこ
とにより、使用者に対してさらに丁寧な給水を促す報知
がなされ、信頼性および使い勝手が向上する。
表示部に第二の表示として「給水」を点滅表示させるこ
とにより、使用者に対してさらに丁寧な給水を促す報知
がなされ、信頼性および使い勝手が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示す加湿器の断面構造図で
ある。
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す加湿器のフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図3】本発明の一実施例を示す加湿器の表示部を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】従来の一実施例を示す加湿器のフローチャート
図である。
図である。
1 気化フィルター
2 給水部
3 ファン
4 モーター
5 ヒーター
6 水位検知装置
7 湿度設定装置
8 湿度検知装置
9 湿度差算出装置
10 表示部
11 制御装置
12 給水用タンク
13 水路
14 吹出口
18 加熱皿
20 本体ケース
フロントページの続き
(72)発明者 渡辺 利秋
千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日
立ホームテック内
Fターム(参考) 3L055 BA01 CA04 DA03 DA09
3L060 AA01 AA05 CC06 EE25
Claims (4)
- 【請求項1】 吸水性を有する気化フィルター(1)
と、この気化フィルター(1)に水を供給する給水部
(2)と、気化フィルター(1)に送風するファン
(3)と、このファン(3)を駆動するモーター(4)
と、給水部(2)内の水を加熱するヒーター(5)と、
給水部(2)の水位を検知する水位検知装置(6)と、
希望の湿度を設定する湿度設定装置(7)と、現在の湿
度を検知する湿度検知装置(8)と、この湿度設定装置
(7)で設定した湿度と湿度検知装置(8)で検知され
た湿度との差を算出する湿度差算出装置(9)と、運転
状態の情報を表示する表示部(10)と、加熱された蒸
気が室内に排出される吹出口(14)とを備えた加湿器
において、前記水位検知装置(6)で検知した水位が予
め定めた水位に達したときに、前記ヒーター(5)の通
電を遮断するとともに、前記表示部(10)に第一の表
示を行ない、かつ、前記湿度差算出装置(9)で算出し
た湿度差によって吹出口(14)から排出される蒸気の
量を決定するとともに、その蒸気の量を基にモーター
(4)の通電時間を決定する制御を行なう制御装置(1
1)を設けたことを特徴とする加湿器。 - 【請求項2】 モーター(4)の通電時間を加湿が行な
われる残時間として表示部(10)に表示することを特
徴とする請求項1記載の加湿器。 - 【請求項3】 モーター(4)の通電時間が経過したと
きにモーター(4)の通電を遮断することを特徴とする
請求項1および請求項2記載の加湿器。 - 【請求項4】 モーター(4)の通電が遮断されたとき
に表示部(10)に第二の表示を行なうことを特徴とす
る請求項2および請求項3記載の加湿器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395939A JP2003194371A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 加湿器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001395939A JP2003194371A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 加湿器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003194371A true JP2003194371A (ja) | 2003-07-09 |
Family
ID=27602182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001395939A Pending JP2003194371A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 加湿器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003194371A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006170460A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Dainichi Co Ltd | 加湿器 |
JP2010094398A (ja) * | 2008-10-20 | 2010-04-30 | Panasonic Corp | 電気掃除機 |
CN103175278A (zh) * | 2013-04-03 | 2013-06-26 | 徐友新 | 一种家用加湿器 |
CN104990183A (zh) * | 2015-07-21 | 2015-10-21 | 吴江新劲纺织有限公司 | 一种新型纺织车间用空气加湿装置 |
CN109539502A (zh) * | 2018-11-26 | 2019-03-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种湿度控制器的控制方法、装置和湿度控制器 |
-
2001
- 2001-12-27 JP JP2001395939A patent/JP2003194371A/ja active Pending
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