JP2004132590A - 暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を向上させることができる暖房装置を提供する。
【解決手段】洗面所・脱衣所の天井や側壁または浴室の天井や側壁に設置され、洗面所・脱衣所または浴室を暖房する暖房装置であって、リモコン2上で暖房開始の時刻を一旦設定しておき、毎日暖房ボタン14を押すと、設定時刻になったときに、毎日、暖房運転を開始するよう構成されている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、洗面所・脱衣所や浴室を予め暖めておく予備暖房機能を有する暖房装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、洗面所・脱衣所や浴室に暖房装置を設置する人が増えている。このような暖房装置は、洗面所・脱衣所や浴室の天井または側壁に設置され、洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を強制的に暖めることができる。
【0003】
ここで、「洗面所・脱衣所」とは、「洗面所または脱衣所」という意味と、「洗面所および脱衣所」という意味と、「洗面所と脱衣所」が1つの室として利用しているすべての場合を意味する。また、洗面所とは脱衣所でもよく、両方で1つの室のものも含まれる。以下の説明でも同様である。
【0004】
そして、洗面所・脱衣所に設置される暖房装置は、暖房、換気および涼風の機能を有し、また浴室に設置される暖房装置は、暖房、換気、涼風および乾燥の機能を有している。
【0005】
また、上記のような暖房装置に時刻管理可能なタイマーを備え、このタイマーに運転開始時刻を設定しておくと、その設定時刻になったときに暖房を開始して、洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を予め暖めておく、いわゆる予備暖房機能を有するものが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【0006】
冬場などは洗面所・脱衣所や浴室は屋内とはいえ気温が低く、体力の弱い老人や高血圧の人がいきなり入るのはできるだけ避けた方がよいから、予備暖房機能を用いて洗面所・脱衣所の内部や浴室の内部を予め暖めておくことは、健康管理の面からも好ましいことである。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−159816号公報
【特許文献2】
特開2002−39586号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、予備暖房が一度実行されると、予備暖房開始時刻の設定が自動的に解除されてしまい、再度、予備暖房を実行させたいときは、再び予備暖房開始の操作をしなければならず、非常に煩わしい。通常、洗面所・脱衣所や浴室を利用するのは、毎日ほぼ決まった時刻である場合が多く、毎日ほぼ決まった時刻に予備暖房を開始させる操作は無駄なことである。
【0009】
本発明の課題は、上記問題点に鑑み、操作性を向上させることができる暖房装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に、または浴室の天井もしくは側壁に設置され、洗面所・脱衣所または浴室を暖房する暖房装置であって、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転を開始する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0011】
上記構成によれば、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転が開始され、洗面所・脱衣所や浴室を予め暖めておくことができる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に洗面所・脱衣所暖房ユニットが、浴室の天井もしくは側壁に浴室暖房ユニットがそれぞれ設置され、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットで洗面所・脱衣所を、前記浴室暖房ユニットで浴室をそれぞれ暖房する暖房装置であって、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットの暖房運転を開始する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0013】
上記構成の場合も、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転が開始されるので、洗面所・脱衣所を予め暖めておくことができる。ここで、洗面所・脱衣所暖房ユニットとは、暖房機能を有するユニットであり、換気、涼風機能等があるものも含まれる。また、浴室暖房ユニットも暖房機能があればよく、換気、涼風、乾燥機能等があるものも含まれる。以下の説明でも同様である。
【0014】
また、請求項3に記載の発明は、洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に洗面所・脱衣所暖房ユニットが、浴室の天井もしくは側壁に浴室暖房ユニットがそれぞれ設置され、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットで洗面所・脱衣所を、前記浴室暖房ユニットで浴室をそれぞれ暖房する暖房装置であって、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットの暖房運転を開始するとともに、その暖房運転開始に連動させて前記浴室暖房ユニットの暖房運転も開始する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
上記構成によれば、暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、洗面所・脱衣所暖房ユニットの運転が開始されて洗面所・脱衣所を予め暖めておくことができるとともに、洗面所・脱衣所暖房ユニットの運転開始に連動して、浴室暖房ユニットの運転が開始されて浴室も予め暖めておくができる。
【0016】
また、請求項4に記載の発明では、前記制御手段は、前記設定時刻よりも所定時間前に暖房運転を開始する早期モードを備えていることを特徴としている。
【0017】
厳冬期においては、洗面所・脱衣所や浴室が暖かくなるまでに時間が掛かるため、通常の設定時刻では洗面所が十分に暖かくなっていない場合がある。上記構成によれば、設定時刻よりも所定時間前に暖房運転を開始することができるので、利用者が利用するときには、洗面所・脱衣所や浴室を十分に暖めておくことが可能となる。
【0018】
さらに、請求項5に記載の発明では、前記制御手段は、前記洗面所・脱衣所や前記浴室が設けられた戸別の建物内に人が居るか否かを検知する人感センサを有し、前記人感センサからの検知信号に基づいて、前記建物内に人が居ないと判断したときは、前記設定時刻になっても暖房運転を開始しないことを特徴としている。
【0019】
暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転が開始されるようにすると、留守のときでも暖房運転が実行され、電気エネルギーが無駄に消費される。上記構成によれば、人感センサによって、戸別の建物内に人が居るか否かが検知され、居ない場合は、設定時刻になっても暖房運転は開始されず、電気エネルギーの無駄な消費を防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1による暖房装置の全体構成図である。この暖房装置は、洗面所の天井または側壁に設置される洗面所暖房機1と、洗面所暖房機1を操作するためのリモコン2とを備えている。洗面所暖房機1には、図示してないが、ヒータと、このヒータで暖められた空気を洗面所内に送風するファンと、送風方向を変化させるダンパと、ファンを回転駆動するモータ等が設けられている。
【0021】
リモコン2には、制御回路3および記憶部4を備えたマイコン5と、表示部6と、操作部7とが設けられている。制御回路3は記憶部4に電気的に接続され、さらに制御回路3は表示部6および操作部7にも電気的に接続されている。また、制御回路3はリモコンコード8を介して洗面所暖房機1に電気的に接続されている。本実施の形態ではマイコン5は制御手段を構成している。
【0022】
リモコン2のケース表面には、図2に示すように、7セグメントLEDまたはLCDで構成した表示部6と、操作部7の各操作ボタンが設けられている。操作部7の操作ボタンとして、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13、毎日暖房ボタン14、入タイマーボタン15、切タイマーボタン16、入りタイマー状態を示す入タイマーランプ15L、切りタイマー状態を示す切タイマーランプ16L、およびタイマー設定ボタン17,18が取り付けられている。タイマー設定ボタン17は上向きの矢印形に、またタイマー設定ボタン18は下向きの矢印形にそれぞれ形成され、タイマー設定ボタン17を押すと表示部6上の時間は増加し、タイマー設定ボタン18を押すと表示部6上の時間は逆戻りする。このタイマー設定ボタン17,18は、入タイマーボタン15が押された際は、動作開始する時刻を設定する操作にも使用される。すなわち、タイマー設定ボタン17を押すと表示部6には動作開始する時刻が表示されると共に進み、タイマー設定ボタン18を押すと表示部6の時刻は逆戻りする。午前はAM、午後はPMの文字が表示部6の一部分に表示されようになっている。
【0023】
また、リモコン2には、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13、および毎日暖房ボタン14の上方に、インジケータランプ19〜22が取り付けられている。暖房ボタン11を押すと、洗面所暖房機1のヒータで暖められた空気が送風されて洗面所の暖房が行われるととともに、インジケータランプ19が点灯する。暖房を止めるには暖房ボタン11を再度押す。このときインジケータランプ19は消灯する。換気ボタン12を押すと、洗面所暖房機1は外気を取り入れて洗面所内を換気するとともに、インジケータランプ20が点灯する。換気を止めるには換気ボタン12を再度押す。このときインジケータランプ20は消灯する。涼風ボタン13を押すと、洗面所暖房機1はヒータによる暖房はせずに送風だけして涼風を実行するとともに、インジケータランプ21が点灯する。涼風を止めるには涼風ボタン13を再度押す。このときインジケータランプ21は消灯する。なお、毎日暖房ボタン14とインジケータランプ22については後述する。
【0024】
上記構成において、通常運転する場合は、暖房、換気、および涼風モードのうちから、行いたい空調モードを選択し、さらにその空調モードの運転時間を選択する。運転時間は暖房、換気、または涼風の各モード毎に予めタイマーの標準時間が設定されている。そして、切タイマーボタン16を押して切りタイマーモードを選択する。このとき、切タイマーランプ16Lが点灯する。このように、本実施の形態の暖房装置では、図示していない24時間換気モードを除いて、通常運転はすべて切りタイマモードで行うようになっている。
【0025】
また、予め開始時刻を設定しておき、その時刻になったときに、予備暖房、換気、または涼風を実行させたい場合は、入タイマボタン15を押して入りタイマーモードにする。そして、予備暖房、換気、および涼風モードのうちから、行いたい空調モードを選択し、さらに運転開始時刻およびその運転時間を設定する。運転開始時刻と運転時間の設定は、タイマー設定ボタン17,18を操作しながら行う。それらの設定データは記憶部4に記憶される。この入りタイマーモードでは、一度運転が実行されると、記憶部4内の設定データは設定された値に更新される。
【0026】
本実施の形態では、上記入りタイマーモードとは別に、設定した時刻になると毎日暖房を行う毎日暖房モードが設けられている。この毎日暖房モードを行うには、毎日暖房ボタン14を押し、さらにタイマー設定ボタン17,18を操作して、毎日暖房の開始時刻を設定しておく。この設定データは記憶部4に記憶され、再度設定するまで、記憶部4に保持される。なお、毎日暖房の開始時刻については、1日について複数回設定できる。例えば、1日のうち、朝方と夕方に設定しておけば、朝夕の2回毎日暖房を実行することができる。
【0027】
次に、上記構成の暖房装置が毎日暖房を実行する際の動作について、図3を用いて説明する。
【0028】
先ず、制御回路3は毎日暖房ボタン14が押されているか否かを判断する(ステップS1)。毎日決まった時間に洗面所を予備暖房しておきたいとき、利用者は毎日暖房ボタン14を押しておく。毎日暖房ボタン14が押されていると、制御回路3に割り込み信号が入力されるので、制御回路3は、この割り込み信号入力を検知することにより、毎日暖房ボタン14が押されている(ONである)と判断することができる。なお、毎日暖房ボタン14が押されていると、インジケータランプ22が点灯し、現在、暖房装置が毎日暖房モードに設定されていることを示す。
【0029】
制御回路3にはタイマーが設けられ、現在の時刻が、記憶部4に記憶された毎日暖房の設定時刻になったか否か判断する(ステップS2)。毎日暖房の設定時刻になったときは、洗面所暖房機1のヒータに通電を行い、洗面所の予備暖房運転を開始する(ステップS3)。これにより、洗面所を予め暖めておくことができ、寒い日でも利用者は快適に洗面所を利用できる。また、予備暖房運転の開始と同時にインジケータランプ19が点灯し、暖房中であることが表示される。
【0030】
洗面所の使用が終了したら、利用者が毎日暖房ボタン14を押すと予備暖房運転は終了するが、本実施の形態では、毎日暖房ボタン14を押さなくても、自動的に暖房運転が終了するようになっている。すなわち、洗面所の使用終了が、制御回路3は、現在の時刻が、記憶部4に記憶された設定時間経過したか否か判断する(ステップS4)。設定時間経過したときは、暖房運転を停止する(ステップS5)。暖房運転が停止すると、インジケータランプ19は消灯する。
【0031】
暖房運転が終了したら、制御回路3は、予備暖房について設定データ(毎日暖房の設定時刻と設定時間のデータ)が更に記憶部4内にあるか否かを判断し(ステップS6)、データがあればステップS2に戻り、その設定時刻になったとき、上記と同様に予備暖房運転を行う。朝夕の毎日決まった時刻に洗面所を利用するときは、朝夕の2回予備暖房するようにすれば、利用者は洗面所を快適に利用できる。
【0032】
更なる毎日暖房の設定がなければ、24時間経過した否か、つまり1日が終了したか否かを判断し(ステップS7)、終了していればステップS1に戻り、翌日に備える。
【0033】
毎日暖房ボタン14が押されていないときは、制御回路3に割り込み信号が入力されず、ステップS1からステップS8に進み、暖房ボタン11が押されたときだけ暖房運転を行う通常運転が実行される。
【0034】
本実施の形態によれば、毎日暖房の開始時刻を一度設定しておけば、ステップS1〜S7の処理が繰り返されるので、毎日設定し直す手間が省け、非常に便利である。
【0035】
なお、本実施の形態では洗面所に設置される暖房装置について説明してきたが、本実施の形態の暖房装置は脱衣所に設置することも可能である。
【0036】
(実施の形態2)
次に、実施の形態2について説明する。厳冬期においては、暖かくなるまでに時間が掛かるため、通常の設定時刻では洗面所が十分に暖かくなっていないことが予想される。そこで、本実施の形態では、洗面所が暖かくなるまでの所要時間を見越して、設定時刻よりも所定時間(例えば10分)前から暖房運転を開始する早期モードを備えている。
【0037】
本実施の形態においては、図4に示すように、リモコン2に早期モードボタン23とインジケータランプ24が設けられている。そして、毎日暖房ボタン14を押した状態で早期モードボタン23を押すと、早期モードが設定される。このとき、インジケータランプ22と共にインジケータランプ24が点灯する。早期モードを解除するには、再度、早期モードボタン23を押す。早期モードが解除されると、インジケータランプ24は消灯する。
【0038】
本実施の形態によれば、設定した時刻よりも所定時間前から暖房運転が開始されるため、厳冬期においても洗面所を十分に予備暖房することができ、利用者は洗面所を快適に利用できる。
【0039】
なお、本実施の形態の暖房装置も脱衣所に設置することができる。この場合、脱衣所では利用者は裸体の状態となるので、体力の弱い老人や高血圧の人にとっては、脱衣所を十分に予備暖房しておくことは健康管理の面からも非常に好ましいことである。
【0040】
(実施の形態3)
次に、実施の形態3について説明する。毎日暖房ボタン14を押すと、毎日決まった時間の予備暖房が実行され便利ではあるが、毎日暖房の解除を忘れて出張や旅行に出かけてた場合、設定時刻になると、予備暖房が毎日実行されてしまい、電気が無駄に消費される。
【0041】
そこで、本実施の形態では、図5に示すように、洗面所が設けられた戸別の建物内に人が居るか否かを検知する人感センサ25が設けられ、人感センサ25での検知信号が制御回路3に入力されるようになっている。そして制御回路3は、図6に示すように、人感センサ25からの検知信号に基づいて建物内に人が居るか否か判断し(ステップS21)、人が居ないと判断したときは、設定時刻になっても暖房運転を開始しないようにする。なお、図6において、ステップS1〜S2およびステップS3〜S8の処理は図3と同じであるから、ここでは詳細な説明は省略する。
【0042】
また、人感センサ25は、人の体温を検知する赤外線感知センサ、人の音声を検知する音センサ、または人が動いたときの振動を検知する振動センサ等からなり、検出精度を向上させるため、人が存在する時間が多い居室、寝室、廊下、またはトイレ等に1ヶ所以上設けるのが良い。
【0043】
なお、人感センサ25は、居室、寝室、廊下等の複数室に設けておき、前記複数の人感センサ25より、建物内に人がいるか否かを判断することが好ましい。
【0044】
本実施の形態によれば、人が居ない留守の場合は、予備暖房運転が実行されないので、電気が無駄に消費されるのを回避できる。
【0045】
(実施の形態4)
次に、実施の形態4について説明する。図7は、脱衣所30と浴室31の概略図である。脱衣所30の天井30Aには脱衣所暖房ユニット32が、浴室31の天井31Aには浴室暖房ユニット33がそれぞれ設置されている。なお、脱衣所暖房ユニット32を脱衣所30の側壁に設置してもよいし、また浴室暖房ユニット33を浴室31の側壁に設置してもよい。
【0046】
脱衣所30の側壁にはリモコン2とリモコン34が取り付けられている。リモコン2は図2に示したものと同じもので、脱衣所暖房ユニット32の運転をコントロールする。
【0047】
リモコン34は浴室暖房ユニット33の運転をコントロールし、図8に示すように、表示部35、暖房ボタン36、換気ボタン37、涼風ボタン38および乾燥ボタン39が設けられている。そして、各ボタンに対応してインジケータランプ40〜42が取り付けられている。表示部35、暖房ボタン36、換気ボタン37、涼風ボタン38およびインジケータランプ40〜42は、リモコン2の表示部2、暖房ボタン11、換気ボタン12、涼風ボタン13およびインジケータランプ19〜21とそれぞれ同じ機能を有している。また、表示部35の横方にはタイマー設定ボタン43,44が設けられている。これらタイマー設定ボタン43,44はリモコン2のタイマー設定ボタン17,18と同じ機能を有している。さらに、乾燥ボタン39に対応してインジケータランプ45が取り付けられている。なお、図7において46は浴槽である。47は、脱衣所暖房ユニット32が暖房動作開始したら、それに連動して浴室暖房ユニット33も暖房動作開始させるための連動制御信号線である。
【0048】
乾燥ボタン39を押すと、浴室暖房ユニット33のヒータで暖められた空気が浴室31内に送風され、浴室31内に干した洗濯物等を乾燥させることができる。乾燥ボタン39を押すと、インジケータランプ45が点灯する。また、乾燥ボタン39を再度押すと、暖められた空気の送風が止まり、同時にインジケータランプ45が消灯する。
【0049】
本実施の形態では、リモコン2に暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、脱衣所暖房ユニット32が予備暖房運転を開始するとともに、その暖房運転の開始に連動して、浴室暖房ユニット33が予備暖房運転を開始する。
【0050】
また、本実施の形態では、脱衣所暖房ユニット32が暖房運転を開始してから所定時間経過したら、脱衣所暖房ユニット32は暖房運転を停止するが、浴室暖房ユニット33は利用者が浴室31内に居るときは暖房運転を継続する。そして、利用者が浴室31から出たことをセンサ等で検知して、その検知情報に基づいて脱衣所暖房ユニット32が暖房運転を開始するよう構成されている。
【0051】
本実施の形態によれば、脱衣所30と浴室31との温度差を小さくすることができ、入浴が快適なものとなる。
【0052】
なお、上記構成の暖房装置において、リモコン2に対して暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、脱衣所暖房ユニット30だけが暖房運転を開始するように構成することもできる。
【0053】
(実施の形態5)
次に、実施の形態5について説明する。本実施の形態では、毎日暖房運転モードが洗面所・脱衣所ユニットに設けられ、浴室暖房と関係なく、これらの室内で、暖房運転が開始されるようになっている。これにより、冬場の朝等で入浴せず、浴室暖房が必要ない場合であっても、脱衣所のみを暖かくできる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、暖房開始の時刻を一旦設定しておくだけで、毎日、予備暖房運転が実行されるので、暖房開始の時刻の設定し直しの手間が省け、操作性の良い暖房装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1による暖房装置の全体構成図である。
【図2】図1の暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【図3】図1の暖房装置で予備暖房を行う際のフローチャートである。
【図4】実施の形態2による暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【図5】実施の形態3による暖房装置の全体構成図である。
【図6】図5の暖房装置で予備暖房を行う際のフローチャートである。
【図7】実施の形態4による暖房装置の全体構成図である。
【図8】図7の暖房装置におけるリモコンの正面図である。
【符号の説明】
1 洗面所暖房機
2 リモコン
3 制御回路
4 記憶部
5 マイコン
6 表示部
7 操作部
14 毎日暖房ボタン
15 入タイマーボタン
16 切タイマーボタン
23 早期モードボタン
25 人感センサ
30 脱衣所
31 浴室
32 脱衣所暖房ユニット
33 浴室暖房ユニット
34 リモコン

Claims (5)

  1. 洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に、または浴室の天井もしくは側壁に設置され、洗面所・脱衣所または浴室を暖房する暖房装置であって、
    暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、暖房運転を開始する制御手段を備えたことを特徴とする暖房装置。
  2. 洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に洗面所・脱衣所暖房ユニットが、浴室の天井もしくは側壁に浴室暖房ユニットがそれぞれ設置され、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットで洗面所・脱衣所を、前記浴室暖房ユニットで浴室をそれぞれ暖房する暖房装置であって、
    暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットの暖房運転を開始する制御手段を備えたことを特徴とする暖房装置。
  3. 洗面所・脱衣所の天井もしくは側壁に洗面所・脱衣所暖房ユニットが、浴室の天井もしくは側壁に浴室暖房ユニットがそれぞれ設置され、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットで洗面所・脱衣所を、前記浴室暖房ユニットで浴室をそれぞれ暖房する暖房装置であって、
    暖房開始の時刻を一旦設定しておくと、その設定時刻になったときに、毎日、前記洗面所・脱衣所暖房ユニットの暖房運転を開始するとともに、その暖房運転開始に連動させて前記浴室暖房ユニットの暖房運転も開始する制御手段を備えたことを特徴とする暖房装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の暖房装置において、前記制御手段は、前記設定時刻よりも所定時間前に暖房運転を開始する早期モードを備えていることを特徴とする暖房装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の暖房装置において、前記制御手段は、前記洗面所・脱衣所や前記浴室が設けられた戸別の建物内に人が居るか否かを検知する人感センサを有し、前記人感センサからの検知信号に基づいて、前記建物内に人が居ないと判断したときは、前記設定時刻になっても暖房運転を開始しないことを特徴とする暖房装置。
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JP2019011909A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 ダイニチ工業株式会社 暖房装置および空調装置

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