JP6296414B2 - 浴室換気装置 - Google Patents

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本発明の態様は、一般的に、浴室の換気を行う換気装置に関する。
例えば、浴室の換気を行う換気装置として、浴室の空気を吸引して室外へと排出するものが知られている。特にマンションの浴室に設置される換気装置は、洗面所やトイレなど、浴室以外の空間も換気することができるものが知られている。このような換気装置を操作する操作部としては、洗面所内に設置されるコントローラに加え、例えばトイレの出入口近傍に設置されるトイレ換気用スイッチがある。
トイレ換気用スイッチがONされると、トイレの換気量を大きくするトイレ換気運転が行なわれる。また、トイレ換気用スイッチをOFFにした後も、一定の時間はトイレ換気運転を継続できるようにしたトイレ換気遅れタイマー機能を搭載した換気装置も知られている。また、常にファンを動作させて、浴室、洗面所、トイレから吸気することにより居室全体を常時低風量で換気する24時間換気運転機能を備えた換気装置も知られている。
特開2001−317789号公報
従来のトイレ換気遅れタイマー機能を搭載した浴室換気装置では、トイレ換気遅れタイマー運転中であることを報知する手段が搭載されていないため、浴室換気装置のファンが動作しているときにおいて、それがトイレ遅れタイマー運転によるものか否かを判断することができなかった。
このため、浴室換気装置の現在の動作状況の判別が難しく、浴室換気装置を設置した施工業者や、使用する者や、メンテナンスをする者などが、浴室換気装置の配線確認又は故障診断等を行うときにおいて、その診断作業を困難にするものとなっていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、浴室換気装置のファンが動作している状態において、その動作が浴室換気運転によるものなのか、トイレ換気運転によるものか、の判別が容易にできる浴室換気装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る浴室換気装置は、浴室又は他室の少なくとも一方の換気を行う浴室換気装置であって、前記他室の空気を吸い込む吸込口と、前記吸込口から吸い込まれた空気の少なくとも一部を外部へ排出する排出流路と、前記吸込口から吸い込まれた空気に流れを発生させるファンと、前記他室からの入力信号に基づき前記ファンを駆動させる制御部と、前記他室からの入力信号に基づき前記ファンが駆動していることを使用者に報知する報知手段と、を備え、前記報知手段は、前記ファンが駆動しているときにおいて、操作部の操作に基づいて他室を換気運転する第1の換気運転と、前記第1の換気運転の停止指示から所定時間換気運転を継続する第2の換気運転と、の何れの換気運転かを報知することを特徴とする。
本発明の浴室換気装置では、浴室換気装置のファンが動作しているときにおいて、その動作がトイレ換気遅れタイマー運転によるものかを使用者が容易に判別できるようになるので、浴室換気装置の動作状況が把握しやすい浴室換気装置を提供することができる。ここで、「使用者」については、浴室換気装置を使用する者だけでなく、例えば、浴室換気装置の施工作業やメンテナンスを行う者も含むとする。
また、本発明に係る浴室換気装置では、前記報知手段は、換気運転を操作する操作部を有するコントローラに設けられることを特徴とすることも好ましい。
この好ましい態様では、浴室換気装置の動作状況を確認する時に、前記報知手段が、コントローラの換気運転を操作する操作部と共に設けられているので、浴室換気装置の動作状況を簡単に把握しやすい。
また、本発明に係る浴室換気装置では、前記コントローラには、前記ファンが駆動していることを表示する表示部を設けられることを特徴とすることも好ましい。
この好ましい態様では、前記報知手段として、従来から存在する浴室換気装置のコントローラの表示部を利用するため、特別な部品などを追加することがなくなる。したがって部品コストを上げることなく前記報知手段を設けた浴室換気装置を提供することができる。
また、本発明に係る浴室換気装置では、前記表示部には、前記ファンが駆動する残時間を表示することを特徴とすることも好ましい。
この好ましい態様では、トイレ換気遅れタイマー運転があとどれくらいで終了するかの確認が容易にできるようになるので、浴室換気装置の動作状況の把握がさらに簡単となる。
また、本発明に係る換気装置では、前記コントローラに対して裏操作指示を行うことで、前記裏操作指示に基づき前記表示部に前記ファンが駆動していることを表示することを特徴とすることも好ましい。
この好ましい態様では、前記ファンの駆動していることの表示は、使用者の要求時のみに表示させ、通常の使用時には表示されないため、通常の使用時における使用者の不必要な混乱を避けることが可能で使用者の使い勝手が良い。ここで、「裏操作指示」とは、コントローラに対する通常の操作ではなく、コントローラに対する通常の操作以外の操作である。
また、本発明に係る換気装置では、前記裏操作指示に基づき前記表示部に表示される前記ファンが駆動していることは、前記表示部に表示されて所定時間が経過後に消えることを特徴とすることも好ましい。
この好ましい態様では、ファンが駆動している旨の表示を使用者が解除し忘れたとしても、所定時間が経過することによって、通常の使用状態に復帰するので、使用者の作業性を向上させることができる。
本発明によれば、浴室換気装置のファンが動作しているときにおいて、その動作が24時間換気運転によるものか、トイレ換気スイッチONによるものなのか、トイレ換気遅れタイマー運転によるものかを使用者が容易に判別できる。
本実施形態にかかる浴室換気装置を浴室に取り付けた状態を模式的に示す図である。 本実施形態にかかる浴室換気装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態にかかる浴室換気装置の断面を示す断面図である。 本実施形態にかかる浴室換気装置のコントローラを示す図である。 本発明の第一の実施形態にかかる換気装置の動作の具体例を表すタイミングチャート図である。 本発明の第二の実施形態にかかる換気装置の動作の具体例を表すタイミングチャート図である。 本発明の第三の実施形態にかかる換気装置の動作の具体例を表すタイミングチャート図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本発明の実施形態に係る浴室換気装置の浴室乾燥装置は、浴室内の空気を吸い込みヒータを経由させて浴室方向に吹き出す「暖房運転」と、浴室内の空気を吸い込みその一部はヒータを経由させて浴室方向に吹き出しながら、残りの空気は浴室外に排出する「乾燥運転」と、浴室内の空気を吸い込み浴室外に排出する「換気運転」と、を備える。
この浴室乾燥装置の配置態様について図1を参照しながら説明する。図1に示すように、浴室乾燥装置100は、浴室10の天井11に取り付けられるものである。浴室乾燥装置100は、浴室10内の空気を吸い込みヒータ(図1においては明示しない)を経由させて浴室10方向に空気を吹き出すことができる。また、浴室乾燥装置100は、浴室10内の空気を吸い込み、少なくともその一部をダクト12を通して浴室外に排出することもできる。
上記の通り乾燥モードは、浴室10内の空気を吸い込みその一部はヒータを経由させて浴室10の方向に吹き出しながら、残りの空気は浴室10外に排出する運転モードである。この乾燥モードにおいて浴室乾燥装置100は、ヒータを経由させた空気を浴室10の方向に吹き出すため、浴室10内の気温は上昇する。
また、浴室10から吸い込まれた空気の一部は、浴室10内の水蒸気と共に浴室10外に排出される。その結果、浴室10内の湿度は効率的に低下することとなり、浴室乾燥装置100の下方に洗濯後の衣類を吊り下げた状態で乾燥モードによる運転を行えば、浴室10の壁面と共に衣類も短時間で乾燥させることができる。
本実施形態にかかる浴室乾燥装置100は、浴室10と浴室10に隣接する洗面所13
やトイレ17などの換気も行うことができる。
洗面所13内の空気は、洗面所13の壁面または天井面に設置された洗面所吸気口14から吸い込まれ、洗面所ダクト15を通り、浴室空調装置100内部に入り、ダクト12を通して排気される。
トイレ17内の空気は、トイレ17の壁面または天井面に設置されたトイレ吸気口18から吸い込まれ、トイレダクト19を通り、浴室空調装置100内部に入り、ダクト12を通して排気される。
図2は、本実施形態にかかる浴室乾燥装置の要部構成を表すブロック図である。また、図3は、本実施形態の浴室乾燥装置100の具体例を例示する模式的断面図である。図3に表したように、本具体例の浴室乾燥装置100は、第1の筐体101aと、第2の筐体101bと、内部流路125と、センサ131と、循環用ファン133aと、換気用ファン133bと、ダンパ135と、ヒータ137と、排出経路127と、を備える。
内部流路125と、センサ131と、循環用ファン133aと、ヒータ137と、は、第1の筐体101aの内部に設けられている。また、換気用ファン133bと、排出経路127と、は、第2の筐体101bの内部に設けられている。また、ダンパ135は、第1の筐体101aと第2の筐体101bとの接続部に設けられている。
第1の筐体101aと第2の筐体101bとは、図示しない接続口により互いに連通している。そのため、例えば、図3に表したダンパ135bおよびダンパ135cのように、ダンパ135が開いている場合には、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の少なくとも一部は、排出経路127へ流れることができる。その他の構成および構造は、図2に示した通りである。
ここで、浴室乾燥装置100が「暖房運転」を実行する場合には、図3に表したダンパ135aのように、ダンパ135は、接続口および排出経路127を塞いでいる。そのため、図3に表した矢印A21のように、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の全てが吹出口123へ向かう内部流路125へ導かれる。そして、吹出口123へ向かう空気は、ヒータ137により暖められて温風として浴室10の内部に送り込まれる。つまり、浴室乾燥装置100が「暖房運転」を実行する場合には、浴室10の内部の空気の換気は行われない。
また、浴室乾燥装置100が「温風乾燥運転」および「涼風乾燥運転」を実行する場合には、図3に表したダンパ135bのように、ダンパ135は、接続口および排出経路127の一部を開放している。そのため、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の一部は、排出経路127へ導かれ、第2の筐体101bに設けられた排気用接続口129を通して浴室10の外部へ排出される。また、図3に表した矢印A21のように、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の他の一部は、吹出口123へ向かう内部流路125へ導かれる。
浴室乾燥装置100が「乾燥運転」を実行する場合には、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の一部を換気する。「温風乾燥運転」の場合には、吹出口123へ向かう空気は、ヒータ137により暖められて温風として浴室10の内部に送り込まれる。「涼風乾燥運転」の場合には、制御手段110がヒータの出力を停止し、吹出口123へ向かう空気は、ヒータ137で暖められず涼風として浴室10の内部に送り込まれる。
また、浴室乾燥装置100が「換気運転」を実行する場合には、図3に表したダンパ135cのように、ダンパ135は、接続口および排出経路127を全開としている。そのため、浴室吸込口121から吸い込まれた内部流路125の空気の全てが排出経路127へ導かれ、排気用接続口129を通して浴室10の外部へ排出される。
なお、第2の筐体101bには、排気用接続口129と、吸気用接続口128と、が設けられている。前述したように、排出経路127へ導かれた空気は、排気用接続口129を通して浴室10の外部へ排出される。また、浴室10に隣接する洗面所13やトイレ17などから吸い込まれた空気は、吸気用接続口128を通して筐体101bの内部へ導かれ、換気用ファン133bにより排気用接続口129を通して浴室10の外部へ排出される。
トイレ17の内部もしくは近傍に、トイレ17の換気を制御するトイレ換気スイッチ20を設けている。トイレ換気スイッチ20は電気配線等により浴室換気装置100の制御手段110に接続されている。トイレ換気スイッチ20がONされると、制御手段110は、換気用ファン133bの回転数や、ダンパ135の開度などを適時変更し、トイレ17の換気量を増加させる「トイレ換気運転」を行なう。
また、制御手段110には、トイレ換気遅れタイマー機能を設けており、トイレ換気スイッチ20がOFFとなった後、一定時間は前記「トイレ換気運転」を継続する。前記トイレ遅れタイマーの設定時間は、コントローラ200からの操作などによって、使用者が希望する時間に変更ができるようになっている。
図4は本実施形態にかかる浴室乾燥装置100のコントローラ200を示す図である。コントローラ200には、「暖房運転」を操作する暖房ボタン210、「乾燥運転」を操作する乾燥ボタン220、「換気運転」を操作する換気ボタン230、「涼風乾燥運転」のみを操作する涼風ボタン240、「24時間換気運転」を操作する24時間換気ボタン250および浴室乾燥装置100の電源停止をする停止ボタン260が設けられている。また、コントローラ200には、夫々の運転における運転状態などを表示する表示部270、夫々の運転における開始時刻や運転時間を予約するための予約ボタン280、+ボタン290および−ボタン300、表示部270の表示を切り替えるための時計ボタン330が設けてられている。
例えば、「暖房運転」を予約したい場合、まず使用者が予約ボタン280を一度押して表示部270に「暖房運転」の開始時刻を表示させる。次に+ボタン290や−ボタン300を押して「暖房運転」の開始時刻を決めた後、予約したい「暖房運転」である暖房ボタン210を押して「暖房運転」を設定する。その後、表示部270に運転時間が表示されるので、+ボタン290や−ボタン300を押して「暖房運転」の運転時間を決めた後、予約ボタン280を押して「暖房運転」の予約運転を確定させる。尚、「暖房運転」以外の「換気運転」、「涼風乾燥運転」においても、同様の方法によってその運転の予約運転を設定することができる。
「乾燥運転」を予約したい場合には、まず使用者が予約ボタン280を一度押して表示部270に「乾燥運転」の開始時刻を表示させる。次に+ボタン290や−ボタン300を押して「乾燥運転」の開始時刻を決めた後、予約したい「乾燥運転」である乾燥ボタン220を押して「乾燥運転」を設定する。その後、表示部270に運転時間が表示されるので、+ボタン290や−ボタン300を押して「乾燥運転」の運転時間を決める。所定時間が経過すると、表示部270に「温風乾燥運転」と「涼風乾燥運転」の時間比率が表示されるので、+ボタン290や−ボタン300を押してその時間比率を決める。そして、予約ボタン280を押して「暖房運転」の予約運転を確定させる。
図5は本発明の第一の実施形態として、「換気運転」中における表示動作の具体例を説明したタイミングチャート図である。図5に表されるように、「換気運転」において、換気用ファン133bは、浴室10、洗面所13、トイレ17を同時に換気する運転を行なっている。コントローラ200の表示部270には、「換気運転」の残時間表示が行なわれている(S1)。具体的には、AMランプ310及びPMランプ320は消灯し、表示部270に換気運転の残時間を時刻表示にて点灯表示する。
この状態で、時計ボタン330を押す(S2)と、表示部270は現在時刻表示を行なう(S3)。具体的には、AMランプ310もしくはPMランプ320のどちらかが点灯し、表示部270に現在時刻を12時間表示で点灯表示する。
表示部270が現在時刻表示に切り替わった後、T1秒以内に時計ボタン330を押すと、トイレ換気運転状態表示に移行する(S4)。S6に示されるように、トイレ換気スイッチ20がONの場合は表示部270にトイレ換気スイッチがONである旨の表示を行う(S7)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320は消灯し、表示部270は「On」の点灯を行う。
また、S6に示されるように、トイレ換気スイッチ20がOFFである場合は、S8へと遷移する。S8に示されるように、トイレ換気遅れタイマーによるトイレ換気運転が行なわれている場合は、トイレ換気運転の残時間を表示部270に点灯表示する(S9)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320が消灯し、表示部270はトイレ換気運転の残時間を分単位の数字で点灯表示する。
また、S8に示されるように、トイレ換気スイッチ20がOFFであり、かつトイレ換気遅れタイマーによるトイレ換気運転も行なっていない場合は、表示部270は、換気運転の残時間表示に戻る(S11)。S11における表示部270の表示内容は、S1におけるものと同一である。
なお、現在時刻表示(S3)の状態で時計ボタンが押されること無くS5に示されるようにT1秒経過した場合は、表示部270は、換気運転の残時間表示に戻る(S11)。トイレ換気運転状態表示(S7もしくはS9)の状態で時計ボタンが押されること無くS10に示されるようにT2秒経過した場合も、表示部270は、換気運転の残時間表示に戻る(S11)。
図6は本発明の第二の実施形態として、「換気運転」中における表示動作の具体例を説明したタイミングチャート図である。図5で表された第一の実施例との相違点は、表示部270の表示の、現在時刻表示からトイレ換気運転状態表示へと切り替える動作を、一定時間の経過により自動で行うところである。
図6に表されるように、「換気運転」において、換気用ファン133bは、浴室10、洗面所13、トイレ17を同時に換気する運転を行なっている。コントローラ200の表示部270には、「換気運転」の残時間表示が行なわれている(S21)。具体的には、AMランプ310及びPMランプ320は消灯し、表示部270に換気運転の残時間を時刻表示にて点灯表示する。
この状態で、時計ボタン330を押す(S22)と、表示部270は現在時刻表示を行なう(S23)。具体的には、AMランプ310もしくはPMランプ320のどちらかが点灯し、表示部270に現在時刻を12時間表示で点灯表示する。
表示部270が現在時刻表示に切り替わった後、S24に示されるようにT3秒経過すると、自動的にトイレ換気運転状態表示に移行する。まず、S25に示されるように、トイレ換気スイッチ20がONの場合は表示部270にトイレ換気スイッチがONである旨の表示を行う(S26)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320は消灯し、表示部270は「On」の点灯を行う。
また、S25に示されるように、トイレ換気スイッチ20がOFFである場合は、S27へと遷移する。S27に示されるように、トイレ換気遅れタイマーによるトイレ換気運転が行なわれている場合は、トイレ換気運転の残時間を表示部270に点灯表示する(S28)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320が消灯し、表示部270はトイレ換気運転の残時間を分単位の数字で点灯表示する。
また、S27に示されるように、トイレ換気スイッチ20がOFFであり、かつトイレ換気遅れタイマーによるトイレ換気運転も行なっていない場合は、表示部270は、換気運転の残時間表示に戻る(S30)。S30における表示部270の表示内容は、S21におけるものと同一である。
なお、トイレ換気運転状態表示(S26もしくはS28)の状態でS29に示されるようにT4秒経過した場合は、表示部270は、換気運転の残時間表示に戻る(S30)。
上記の第一の実施例および第二の実施例の説明において、「換気運転」における例を示したが、「換気運転」だけでなく、「温風乾燥運転」、「涼風乾燥運転」、「暖房運転」においても「換気運転」のタイミングチャートを準用することができる。
図7は本発明の第三の実施形態として、「24時間換気運転」における表示動作の具体例を説明したタイミングチャート図である。図5で表された第一の実施例との相違点は、S31に示されるように、表示部270の初期の表示が、現在時刻表示となっている点である。「24時間換気運転」においては、ファン133bは常に動作するため、「24時間換気運転」の運転残時間というものは存在しない。したがって「24時間換気運転」においては、表示部270の表示は現在時刻表示となっている。
図7に表されるように、「24時間換気運転」において、換気用ファン133bは、浴室10、洗面所13、トイレ17を同時に換気する運転を行なっている。コントローラ200の表示部270には、現在時刻表示が行なわれている(S31)。具体的には、AMランプ310もしくはPMランプ320のどちらかが点灯し、表示部270に現在時刻を12時間表示で点灯表示する。
この状態で、時計ボタン330を押す(S32)と、トイレ換気運転状態表示に移行する。まず、S33に示されるように、トイレ換気スイッチ20がONの場合は表示部270にトイレ換気スイッチがONである旨の表示を行う(S34)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320は消灯し、表示部270は「On」の点灯を行う。
また、S33に示されるように、トイレ換気スイッチ20がOFFである場合は、S35へと遷移する。S35に示されるように、トイレ換気遅れタイマーによるトイレ換気運転が行なわれている場合は、トイレ換気運転の残時間を表示部270に点灯表示する(S36)。具体的には、AMランプ310およびPMランプ320が消灯し、表示部270はトイレ換気運転の残時間を分単位の数字で点灯表示する。
トイレ換気運転状態表示(S34もしくはS36)の状態でS37に示されるようにT5秒経過した場合は、表示部270は、現在時刻表示に戻る(S38)。
上記の第三の実施形態の説明において、「24時間換気運転」での表示部270の初期の状態が現在時刻表示であることとしたが、現在時刻表示とせずに、表示なしの状態、すなわちAMランプ310、PMランプ320、表示部270のすべてが消灯した状態を初期の状態としてもよく、この場合は図5に表された第一の実施形態もしくは図6に表された第二の実施形態のタイミングチャートを準用することができる。
また、上記の実施形態の説明において、表示部270の表示の切り替えを時計ボタン330の押下により行うこととしたが、時計ボタン330の長押しによるものや、コントローラ200内の複数のボタンの押下の組み合わせによるものといった、通常は操作しない「裏操作指示」によって行うようすれば、通常の使用時における使用者の不必要な混乱を避けることが可能となり、使用者の使い勝手が良くなる。
また、本実施形態にかかる浴室乾燥装置100では、トイレ換気運転状態表示を使用者が解除し忘れたとしても、所定時間が経過することによって、通常の使用状態に復帰するので、使用者の作業性を向上させることができる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 :浴室
11 :天井
12 :ダクト
13 :洗面所
14 :洗面所吸込口
15 :洗面所ダクト
17 :トイレ
18 :トイレ吸込口
19 :トイレダクト
20 :トイレ換気スイッチ
100:浴室乾燥装置
101a:第1の筐体
101b:第2の筐体
110:制御手段
121:浴室吸込口
123:吹出口
125:内部流路
127:排出経路
128:吸気用接続口
129:排気用接続口
131:センサ
133:ファン
133a:循環用ファン
133b:換気用ファン
135:ダンパ
137:ヒータ
200:コントローラ
210:暖房ボタン
220:乾燥ボタン
230:換気ボタン
240:涼風ボタン
250:24時間換気ボタン
260:停止ボタン
270:表示部
280:予約ボタン
290:+ボタン
300:−ボタン
310:AMランプ
320:PMランプ
330:時計ボタン

Claims (6)

  1. 浴室又は他室の少なくとも一方の換気を行う浴室換気装置であって、
    前記他室の空気を吸い込む吸込口と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気の少なくとも一部を外部へ排出する排出流路と、
    前記吸込口から吸い込まれた空気に流れを発生させるファンと、
    前記他室からの入力信号に基づき前記ファンを駆動させる制御部と、
    前記他室からの入力信号に基づき前記ファンが駆動していることを使用者に報知する報知手段と、を備え
    前記報知手段は、前記ファンが駆動しているときにおいて、操作部の操作に基づいて他室を換気運転する第1の換気運転と、前記第1の換気運転の停止指示から所定時間換気運転を継続する第2の換気運転と、の何れの換気運転かを報知することを特徴とする浴室換気装置。
  2. 前記報知手段は、換気運転を操作する操作部を有するコントローラに設けられることを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記コントローラには、前記ファンが駆動していることを表示する表示部が設けられることを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
  4. 前記表示部には、前記ファンが駆動する残時間を表示することを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記コントローラに対して裏操作指示を行うことで、前記裏操作指示に基づき前記表示部に前記ファンが駆動していることを表示することを特徴とする請求項3又は請求項4の何れか1項に記載の換気装置。
  6. 前記裏操作指示に基づき前記表示部に表示される前記ファンが駆動していることは、前記表示部に表示されて所定時間が経過後に消えることを特徴とする請求項5に記載の換気装置。
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