JP2005284552A - 電子機器 - Google Patents

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Yuichi Kobayashi
裕一 小林
Hidenori Ogawara
秀紀 小河原
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Abstract

【課題】 単一のLEDで数値データを表示する。
【解決手段】 温度センサ23や湿度センサ24の測定値データに基づいて換気扇のファンモータ21の運転を制御する電子機器1は、運転/停止スイッチ12を短時間操作することにより自動運転状態と停止状態を切り替えることができる。運転/停止スイッチ12を長時間押すことにより、データ表示モードに移行し、運転状態を表示する単一のLED14を用いて温度データや湿度データなどのデータを各数字に対応した表示パターンで各桁ごとに順次時分割で表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、単一のLEDなどを用いて数値データを表示することができる電子機器に関する。
従来、負荷を制御する電子機器等を安価なものとするために、状態表示や警報表示等を行う単一のLEDやランプなどの表示器は備えているが、電子機器内部の各種データを表示することができる表示部は備えていないものがある。このような電子機器においては、電子機器内部の各種データを参照することができないため、電子機器の取付現場において調整や故障解析ができないという不都合があった。
また、複数のLEDを備えて16進データを表示することができるようにした電子機器も知られている(特許文献1)。この特許文献1に記載されているものは、調整項目表示用のLED2個、データ表示用のLED8個を使用して16進数データを表示するものであるが、データ表示に複数のLEDを備えなければならず、電子機器が大型化、コスト高となるなどの問題があった。
さらに、単一の表示器を点灯、消灯させることによって数字の表示を行うことも提案されている(特許文献2)。
しかしながら、この提案されている方法では、整数のみを表示することができるだけで、計測データや設定データ等の実数の表示をすることができないという不都合があり、さらに、桁数の多いデータ(例えば、積算時間)を表示しようとすると表示方法が複雑(桁が増えると表示パターンが増加する)となり、データの読み間違いが発生するという不都合があった。
特開平10−254397号公報 特開2000−163000号公報
そこで、本発明は、コスト高になることなく、計測データや設定データ等の実数のデータを表示することができる電子機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、センサの計測値に基づいて負荷の運転を制御する制御部と、前記負荷の運転の開始/終了を指示する運転/停止スイッチと、単一の表示器とを備え、前記制御部は、運転状態表示モードにあるときは前記単一の表示器で前記負荷の運転状態を表示させ、データ表示モードにあるときは選択されたデータを前記単一の表示器を用いて各桁ごとに時分割で表示させるようになされているものである。
また、前記運転/停止スイッチの第1の操作により、前記運転状態表示モードと前記データ表示モードを切り替えることができるようになされており、前記データ表示モードにあるときに、前記運転/停止スイッチの第2の操作により、表示するデータを選択することができるようになされているものである。
さらに、前記表示器は、前記運転状態表示モードから前記データ表示モードに切り替わったことを表示する第1の表示形態と、前記データ表示モードにおいて前記選択されたデータの種別を表示する第2の表示形態と、前記運転/停止スイッチの前記第1又は第2の操作が行われるまで、前記選択されたデータを繰り返し表示する第3の表示形態を有するようになされているものである。
さらにまた、前記データ表示モードは、所定時間後に解除されるようになされているものである。
さらにまた、前記単一の表示器を、所定時間内に短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで時系列に所定回数点灯することにより、0〜9の数字及び小数点を表示するようになされているものである。
さらにまた、短時間点灯に0、長時間点灯に1又は2を対応させて、所定時間間隔で短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで5回点灯させることにより、あるいは、短時間点灯に0、長時間点灯に8、4、2又は1を対応させて、所定時間間隔で短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで4回点灯させることにより、1桁の数字を表示するようになされているものである。
さらにまた、前記短時間点灯をデューティ50%で所定時間点滅表示させることにより、小数点を表示するようになされているものである。
本発明によれば、制御負荷の運転状態を表示する運転表示LED(1点)からなる運転表示器と、負荷を運転/停止する操作スイッチ(1点)のみを備えた電子機器において、操作スイッチの操作により電子機器のもつデータを選択して、運転表示器(1個のLED)に時系列に表示することができるため、電子機器をシンプルで安価な構成とすることができる。
また、所定時間内に所定の回数、短時間点灯、長時間点灯またはそれらの組み合わせにより一桁の数字(0〜9)を表示するようにしたため、表示桁数が多くなっても、前記1桁の数字の表示と次の桁の表示との間に適度に無点灯の時間をおくことで、多数桁の表示を読み間違えることなく読み取ることができる。
さらに、前記1桁の表示時間と同じ時間で前記数字表示と異なる表示(点滅)を前記数字表示の間に挿入して表示することで、実数の表示、符号付き表示などが可能となり、電子機器における計測データや設定データなどを全て表示することができる。
図1は、本発明の電子機器の一実施の形態の構成を示すブロック図である。ここでは、本発明を、浴室の換気や照明を制御する電子機器1に適用した実施の形態を例にとって説明する。
図1において、1は本発明の電子機器であり、制御部(マイコン)11、電子機器1を自動運転又は停止する運転/停止スイッチ12、浴室照明22を点灯/消灯させるスイッチ13、単一のLEDからなる表示器(LED)14、交流電源20に接続され、マイコン11に直流電源を供給する直流電源部(パワーユニット)15、マイコン11により制御される第1及び第2のリレー16及び17を有している。また、電子機器1の端子31と32の間には浴室照明22が、端子31と33の間には浴室の換気を行う換気扇のファンモータ21が、端子31と34の間には交流電源20がそれぞれ接続されており、さらに、端子35には浴室の温度を検出する温度センサ23、端子36には浴室の湿度を検出する湿度センサ24が接続される。
前記マイコン11には、直流電源部15を介して常時直流電源が供給されており、この電子機器は通常状態では常時自動運転状態とされている。前記運転/停止スイッチ12はメンテナンス用のスイッチであり、調整や故障解析等を行うときにサービスを行う者により操作されるものである。
このように構成された電子機器1において、自動運転中であるときには前記LED14は点灯状態とされる。
前記マイコン11は、前記温度センサ23及び前記湿度センサ24の計測値や前記スイッチ12の状態に基づいて前記換気扇のファンモータ21を制御する。例えば、前記湿度センサ24により検出される湿度が所定の値(例えば、75%)を超えると第2のリレー17をオンすることでファンモータ21を運転させる。また、所定時間(例えば、5分間)ファンモータ21を運転しても湿度が下がらなかったり、逆に湿度が上昇したりした場合は室外の湿度が浴室よりも高湿度であると判断してファンモータ21を間欠運転させるように制御する。
さらにまた、点灯/消灯スイッチ13の操作により浴室照明22が点灯されているときは、前記温度センサ23により浴室の温度を計測し、浴室温度が所定の温度以下の場合は浴室の温度が所定値に達するまで湿度が所定の値以上であってもファンを停止させるように制御する。
このような機能を備えた電子機器1において、電子機器1を設置したときに、温度センサ23や湿度センサ24が正しく設置され配線されているかを、前記温度センサ23及び湿度センサ24の計測値がマイコン11で読み取れているか等で確認する必要がある。
また、この種の電子機器1においては、浴室の除湿、入浴時の浴室の温度の制御が換気扇のファンモータ21を運転することによる室温低下による不快感を配慮されたものであれば良く、前記温度センサ23や湿度センサ24の測定値自体を常時監視するための表示器を必要とするものでない。そこで、本発明においては、安価かつ小型にすることが求められ、表示器は自動運転/停止状態を表示するLED14が一つしか設けられていない電子機器において、前記計測データ等を該LED14において表示することを可能とし、メンテナンス性を向上させるようにしている。
このように構成された電子機器1において、前記運転/停止スイッチ12が操作されたときの動作について、図2のフローチャート及び図3のタイミング図を参照して説明する。
図2は、本発明の電子機器1において前記運転/停止スイッチ12が操作されたときに前記制御部(マイコン)11により実行される処理の流れを示すフローチャートである。また、図3の(a)はデータ種別1のデータ(この実施の形態においては湿度データ)を表示するときのタイミング図、(b)はデータ種別2のデータ(温度データ)を表示するときのタイミング図である。
前記交流電源20に接続されると、電子機器1は動作を開始して、換気扇のファンモータ21の運転を開始するとともに、前記LED14を点灯状態(自動運転状態表示)として、自動運転中であることを表示する(ステップS1)。この自動運転状態において、前述のように前記点灯/消灯スイッチ13の操作、前記温度センサ23及び湿度センサ24からの計測値に基づいて、前記換気扇のファンモータ21などの制御を行う。
この自動運転状態のときに前記運転/停止スイッチ12が操作されると、その押されていた時間が第1の所定の時間(例えば、1秒間)よりも短い(短時間押し)か否かを判定する(ステップS2)。運転/停止スイッチ12が押されていた時間が第1の所定の時間(例えば、1秒間)よりも短い時間であるときは、運転/停止切替操作であると判断し、ステップS12に進み、前記換気扇のファンモータ21の運転を停止して停止状態に移行するとともに、前記LED14を消灯する(停止状態表示)。この停止状態のときに前記運転/停止スイッチ12が操作されると、その操作が前述した短時間押しであるか否かを判定し(ステップS13)、短時間押しであるときは、前記ステップS1の自動運転状態に移行する。
前記自動運転状態(S1)又は停止状態(S12)において前記運転/停止スイッチ12が操作され、それが前記短時間押しでないときは(ステップS2又はステップS13がNO)、前記第1の所定の時間よりも長い第2の所定時間(例えば、3秒間)以上押されたか否かを判定し(ステップS3又はS14)、第2の所定時間よりも長く押されたときは第1の操作であると判定し、電子機器1内のデータを読み出して表示するデータ表示モードに移行する。一方、前記第1の操作でないときは、前記ステップS1又は前記ステップS12に戻し、運転/停止スイッチ12が操作されるのを待つ。
なお、図2に示すように、自動運転中に前記第1の操作がされたときのステップS4〜S11の処理と、運転停止中に前記第1の操作がされたときのステップS15〜S22の処理は同一であるため、煩雑さを避けるために、以下では、ステップS4〜S11を主として説明する。
前記ステップS3(S14)で、第1の操作であると判定されたときは、ステップS4(S15)に進み、前記LED14を用いて、データ表示モードに移行したことと表示するデータのデータ種別を選択するために前記運転/停止スイッチ12の操作待ちであることを示す表示を行う(第1の表示形態)。この第1の表示形態は、図3の(a)に示すように、所定時間間隔の点滅(例えば、0.1秒オン、0.1秒オフ)を行うものであり、この表示をみて、操作者はデータ種別(温度データ、湿度データなど)を選択する運転/停止スイッチ12の操作待ち状態であることを確認することができる。
続いて、操作者が所定時間内に前記運転/停止スイッチ12を前記第1の操作の操作時間(第2の所定時間、例えば、3秒間)よりも短い時間押下すると)、ステップS5(S16)の判定結果がYESとなり、LED14が消灯される。操作者は、電子機器1から読み出して表示させたいデータのデータ種別に対応する回数だけ繰り返し前記運転/停止スイッチ12を押し下げる(第2の操作)。なお、第2の操作がなされなかったときは、前記ステップS1(S12)に戻る。
一定時間(例えば、1秒間)前記運転/停止スイッチ12が操作されないことで、該第2の操作が終了したことを検出し、その操作回数が予め予定されている操作回数(選択されるデータ種別の数に対応する操作回数)の範囲内であるか否かが判定される(ステップS6(S17))。予定された範囲内の操作回数でないときは前記ステップS1(S12)に戻るが、予定された回数の範囲内の操作回数であるときは、前記運転/停止スイッチ12が操作された回数だけ前記LED14を点滅(例えば、0.5秒オン、0.5秒オフ)することで、どのデータ種別が選択されたかを確認することができるようにする(ステップS7(S18)、第2の表示形態)。
例えば、データ種別1を湿度センサ24のデータ、データ種別2を温度センサ23のデータ、データ種別3を浴室照明22の運転時間とすると前記第2の操作により、前記運転/停止スイッチ12を1回オンすると、LED14を1回所定時間間隔点灯(例えば、0.5秒オン)し、データ種別1が選択されたことが確認でき、また、2回オンすると、LED14を2回所定時間間隔点滅(例えば、0.5秒オン、0.5秒オフを2回)して、データ種別2が選択されたことが確認できる。
図3の(a)に示した例では、前記第2の操作において、前記運転/停止スイッチ12が一回だけ押下され、データ種別1(湿度センサ24のデータ)が選択されたことを示すLED14が1回点灯(0.5秒オン)した場合を示している。
ステップS7(S18)で上述のように選択されたデータ種別を表示した後に、該選択されたデータが読み出されて前記LED14で表示される(ステップS8(S19)、第3の表示形態)。この第3の表示形態では、選択されたデータを上位桁から順次各桁ごとに時分割で繰り返し表示する。
図3の(a)では、データ表示開始を示す点滅を所定時間(例えば、0.1秒オン、0.1秒オフを2秒間)実行し、続いて、湿度センサ24により計測された湿度データを上位桁から順次各桁ごとに表示する様子を示している。この例では、データ種別1(湿度)のカレントな計測データ「79.2」を上位桁から順に桁ごとに表示している。そして、該データの全桁を表示した後、再び、前記データ表示開始を示す点滅表示及びデータ種別1のデータの各桁の表示を繰り返している。
そして、この図に示した例では、数字「1」〜「4」は短い点滅(例えば、0.5秒オフ、0.5秒オン)の回数(最大4秒)、「5」は長い点滅(例えば、0.5秒オフ、2秒オン。合計2.5秒)、「6」〜「9」は前記「1」〜「4」と「5」の組み合わせで表現することとしており、1桁の表示に要する時間は6.5秒となっている。例えば、「7」の場合は、短い点滅2回と長い点滅1回が時系列に表示され、1桁表示の残り時間である2秒間はLED14をオフとする。また、小数点は、前記数字と数字の間に前記数字の点滅とは異なる形態の点滅(例えば、0.1秒オフ、0.1秒オンを1秒継続)とすることで確認することができるようになされている。したがって、図3に示した例においては、一桁の表示に6.5秒、小数点の表示に1秒かかるとすると、3桁に小数点を含んだ1データの表示には20.5秒かかることとなる(データ表示開始の点滅時間を含めると22.5秒)。
このようにデータ表示を行っているときに、前記運転/停止スイッチ12の前述した第1の操作(前記第2の所定時間以上の長押し)があったことが検出されると(ステップS9(S20)がYES)、データ表示モードを終了して運転状態表示(ステップS1)(又は停止状態表示S12)に移行する。
また、前記第2の操作(前記第2の所定時間よりも短い押下)があったときは(ステップS10(S21)がYES)、前記ステップS6(S17)に戻って、該操作による押し下げ回数を検査し、前述と同様にして、新たに選択されたデータ種別のデータを表示する。
図3の(b)には、前記運転/停止スイッチ12が2回操作されて、データ種別2(温度データ)が選択された場合が示されている。この場合には、前記データ種別1のデータの表示(ステップS8)が中断され、前述と同様にして、前記温度センサ23により計測された温度データ(この例では、「28.6」)が繰り返し表示される。
また、このようにしてデータ表示(第3の表示形態)を行っている状態で、前記運転/停止スイッチ12が所定時間(例えば、10分間)押下されなかったときは、前記ステップS1(S12)に戻り、データ表示モードから自動運転状態表示(又は停止状態表示)に戻る。
なお、上記においては、LED14を用いていたが、ランプや放電管等を用いることもできる。また、温度センサや湿度センサの計測値だけではなく、データ種別3として前記浴室照明22の点灯時間のデータなど他の種類のデータも選択して表示することができる。
このように、本発明の電子機器によれば、自動運転状態又は停止状態のいずれの状態にあっても、単一のLEDからなる表示部を用いてセンサの計測値や運転時間等の内部データを表示することができる。また、表示するデータの選択も、既存の運転/停止スイッチ12により行うことができ、メンテナンス性がよく、安価かつ小型の電子機器を実現することができる。
さて、数字や小数点を単一の表示部で表示する方法は、上述した方法に限られない。
図4は、数字「0」〜「9」を所定の時間間隔に5回の短時間点灯(例えば、0.1秒点灯)、長時間点灯(例えば、0.4秒点灯)又はそれらの組み合わせにより表示するようにした実施の形態を示す図である。
この表示方法では、図4の(a)に示すように、1桁の数字の表示時間を先頭からA〜Eの5つの位置に分割し、A〜Dの各位置においては短時間点灯は「0」、長時間点灯は「2」を表し、位置Eにおいては短時間点灯は「0」、長時間点灯は「1」を表すというように表示位置に対応して重み付けを与えるようにしている。
したがって、数字「0」は、前記A〜Eにおいて等間隔(例えば、0.8秒間隔に0.1秒点灯)の短時間点灯であれば、短時間点灯の重みが全て「0」であるから、その総和は数字「0」であると判定することができる。また、数字「1」は、前記「0」の場合と同様に、A〜E全て等間隔(0.8秒間隔)であるが、位置Eのみが重み「1」の長時間点灯(例えば、0.4秒点灯)となる。さらに、数字「2」は、位置Aのみが長時間点灯(例えば、0.4秒点灯)でその他が短時間点灯(例えば、0.1秒点灯)となるが、長時間点灯から短時間点灯までの間隔はその消灯時間間隔が短時間の点灯間隔の消灯時間間隔(例えば、0.7秒)とほぼ同じになるように前記短時間点灯間隔(例えば、0.8秒)の1.5倍(例えば、1.2秒)としている。数字「3」〜「8」についても同様にしている。次に、数字「9」であるが、前記A〜Eの全てで長時間点灯となり、A〜Dは等間隔(例えば、0.8秒間隔で0.4秒点灯、0.4秒消灯)、DとEの間隔は前記間隔の1.5倍(1.2秒)の間隔とすることで、数字「0」と識別することができるようにしている。
図4の(b)は小数点と符号「−」の表示パターンを示す図である。この図に示すように、小数点の表示は、短時間点灯(例えば、0.1秒点灯)、短時間消灯(例えば、0.1秒)のデューティ50%の点滅表示を一定時間(例えば、数字「0」の表示時間)点滅させるようにしており、符号「−」は前記小数点と同一表示時間で前半部は消灯、後半部を点灯とするパターンとしている。
図5に、数字「0」〜「9」のさらに他の表示方法を示す。
図5の(a)は、数字「0」〜「9」を所定の時間間隔に4回の短時間点灯(例えば、0.1秒点灯)、長時間点灯(例えば、0.4秒点灯)またはそれらの組み合わせにより表示するようにした実施の形態を示す図である。ここで、G〜Jの各位置において短時間点灯は「0」を表し、長時間点灯は、Gの位置では「8」、Hの位置では「4」、Iの位置では「2」、Jの位置では「1」を表すように、表示位置に対応して重み付けをしている。
前述した図4の(a)の場合においては、数字「0」と「9」は同じ短時間点灯の連続あるいは長時間点灯の連続となり、長時間点灯の連続である「9」については、一部表示時間間隔をかえることで違いを区別するようにしていたが、図5の(a)の場合には、同じ時間長さの連続点灯は数字「0」のみとなるため、上述のような誤認しやすい表示をなくすようにしたものである。
図5の(b)は、さらに他の表示方法を示す図である。
この図に示す実施の形態は、前記図5の(a)に示した表示方法において、長時間点灯の表示位置の重み付けを変更したものである。すなわち、Kの位置における長時間点灯の重みを「1」、Lの位置を「2」、Mの位置を「4」、Nの位置を「8」としたものである。この場合にも、図5の(a)の場合と同様に、誤認しやすい表示をなくすことができる。
なお、図5の(a)、(b)いずれの場合にも、長時間点灯から短時間点灯までの間隔及び短時間点灯から長時間点灯までの間隔がなるべく等しくなるように、G〜J又はK〜Nの各位置内における点灯開始位置を調整するようにしている。
また、小数点及び符号については、前記図4の(b)に示した方法と同様の方法で表示するようにしている。
図6に、前記図4の(a)及び図5の(a)に示した表示方法を用いてデータを表示した例を示す。
図6の(a)は、前記図4の(a)の数字表示方法で各数字及び小数点の間に無点灯表示時間をはさんで表示した例を示す図である。
計測又は設定値の各桁の数字、小数点の点灯表示の間に無点灯表示時間を設けたことで各桁の小数点を含む数字、例えば、図示する「23.5」という数値が容易に識別することができることが分かる。
図6の(b)は、負の符号がある場合の表示例を示す図である。本例では、「−16.7」の実数表示の表示例を示している。
なお、負の符号は、例えば、数字「0」の短時間点灯の間隔すべてを連続点灯にする形態で識別するようにしてもよい。
図6の(c)及び(d)は、前記図5の(a)に示した数字表示方法を用いた多桁数のデータの表示例を示す図であり、(c)は、例えば、ファンや電灯の運転や点灯の積算時間を表示した例、(d)は、負符号のついた、例えば、温度の計測値を表示した例を示している。
図6の(a)及び(b)に示した表示形態と、(c)及び(d)に示した表示形態とを比較すると、図6(a)及び(b)に示した表示形態は、数字「0」又は数字「9」を連続して表示した場合は、表示形態に違いがあるものの、同じ表示パターンが連続する表示形態となるが、表示パターンから各数字への識別が分かりやすいという特徴がある。
一方、(c)及び(d)の場合は、数字「0」〜「9」の各数字の表示形態が全て異なっており、データ表示の時間が短くなるという特徴がある。
本発明の電子機器の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 運転/停止スイッチ12が操作されたときに実行される処理の流れを示すフローチャートである。 (a)はデータ種別1のデータ、(b)はデータ種別2のデータが表示される様子を示すタイミング図である。 数字の表示方法の他の例を示す図であり、(a)は「0」〜「9」の各数字、(b)は小数点と符号の表示形態を示す図である。 数字の表示方法にさらに他の2例を示す図である。 図4と図5に示した表示方法によるデータ表示の具体例を示す図である。
符号の説明
1:電子機器、11:制御部(マイコン)、12:運転/停止スイッチ、13:点灯/消灯スイッチ、14:表示器(LED)、15:直流電源部、16,17:リレー、20:交流電源、21:ファンモータ、22:浴室照明、23:温度センサ、24:湿度センサ、31〜36:端子

Claims (8)

  1. センサの計測値に基づいて負荷の運転を制御する制御部と、
    前記負荷の運転の開始/終了を指示する運転/停止スイッチと、
    単一の表示器とを備え、
    前記制御部は、運転状態表示モードにあるときは前記単一の表示器で前記負荷の運転状態を表示させ、データ表示モードにあるときは選択されたデータを前記単一の表示器を用いて各桁ごとに時分割で表示させるようになされていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記運転/停止スイッチの第1の操作により、前記運転状態表示モードと前記データ表示モードを切り替えることができるようになされており、前記データ表示モードにあるときに、前記運転/停止スイッチの第2の操作により、表示するデータを選択することができるようになされていることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記表示器は、前記運転状態表示モードから前記データ表示モードに切り替わったことを表示する第1の表示形態と、前記データ表示モードにおいて前記選択されたデータの種別を表示する第2の表示形態と、前記運転/停止スイッチの前記第1又は第2の操作が行われるまで、前記選択されたデータを繰り返し表示する第3の表示形態を有するようになされていることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記データ表示モードは、所定時間後に解除されるようになされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器。
  5. 前記単一の表示器を、所定時間内に短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで時系列に所定回数点灯することにより、0〜9の数字及び小数点を表示するようになされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 短時間点灯に0、長時間点灯に1又は2を対応させて、所定時間間隔で短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで5回点灯させることにより、1桁の数字を表示するようになされていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 短時間点灯に0、長時間点灯に8、4、2又は1を対応させて、所定時間間隔で短時間点灯、長時間点灯又はそれらの組み合わせで4回点灯させることにより、1桁の数字を表示するようになされていることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記短時間点灯をデューティ50%で所定時間点滅表示させることにより、小数点を表示するようになされていることを特徴とする請求項6又は7に記載の電子機器。
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