JP2012043626A - 照明システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザに負担や不快を感じさせることなく照明器具を省エネルギー稼動できる照明システムを提供する。
【解決手段】第1の部屋と、第2の部屋と、にそれぞれ照明器具と、明るさセンサと、ユーザインターフェースと、記憶手段と、人感センサと、制御手段と、第1の部屋と第2の部屋との間の情報通信を行う通信手段と、を設け、さらに第1の部屋と第2の部屋との間の人の移動を検知する通過センサを設け、制御手段が、人感センサ及び通過センサの情報を用いて、一方の部屋が無人で且つ他方の部屋が有人であった後、他方の部屋から一方の部屋への人の移動を検知し、当該部屋の照明器具を点灯する操作がされた場合に、他方の部屋と同じ明るさで当該部屋の照明器具を点灯させるように制御する。
【選択図】図1
【解決手段】第1の部屋と、第2の部屋と、にそれぞれ照明器具と、明るさセンサと、ユーザインターフェースと、記憶手段と、人感センサと、制御手段と、第1の部屋と第2の部屋との間の情報通信を行う通信手段と、を設け、さらに第1の部屋と第2の部屋との間の人の移動を検知する通過センサを設け、制御手段が、人感センサ及び通過センサの情報を用いて、一方の部屋が無人で且つ他方の部屋が有人であった後、他方の部屋から一方の部屋への人の移動を検知し、当該部屋の照明器具を点灯する操作がされた場合に、他方の部屋と同じ明るさで当該部屋の照明器具を点灯させるように制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、室内の照明器具の省エネルギー制御を行う照明システムに関する。
近年、省エネルギーに対する注目が高まっており、家電機器の省エネルギー化に関する技術開発が行われている。家電機器の省エネルギー化においては、日常生活の場で人々が抵抗無く省エネルギーを実行するために、操作負担や出力低下による不快感を与えることのない手法が求められる。
省エネルギー技術を適用した照明器具に関する技術としては、下記特許文献1が挙げられる。
特許文献1は、予め定められた設定値に向かって、人間が気づくことができない遅い速度で照明器具の出力を低下させて光量を落とす省エネルギー技術を提案している。
しかし、上記特許文献1では、予め定められた設定値自体がユーザに快適であるか否かや、外光の明るさに影響を受ける実際の明るさについては考慮されていないので、ユーザの明るさに関する好みの個人差や外光状況の変化等に対応する柔軟さに欠ける。上記文献以外においても、ユーザに不快感を与えることなく省エネルギーを実践できる照明システムは、いまだ実現していない。
また、ユーザが複数の部屋間を移動しつつ照明器具を使用する場合に、全ての部屋の照明器具に対して効率よく省エネルギー化を図る照明システムもまた、実現していない。
本発明は、以上に鑑みなされたものであって、ユーザに特別な操作負担を強いることなく、また明暗に対する不快感を与えることなく、複数の部屋の照明器具の省エネルギー稼動を実行することのできる照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、第1の部屋及び第2の部屋にそれぞれ設けられた照明器具の制御を行う照明システムであって、前記照明システムは、室内の明るさを検出する明るさセンサと、前記照明器具の明るさレベルの変更操作を行うためのユーザインターフェースと、室内環境に適した明るさの下限値と、前記照明器具点灯時の明るさとしての初期値と、を記憶する記憶装置と、前記照明器具点灯時には前記初期値の明るさで点灯させるとともに、前記明るさセンサにより検出された明るさと前記明るさの下限値とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合に、前記明るさを変更する際の変更比率及び変更間隔を用いて、前記明るさセンサにより検出された明るさと前記明るさの下限値とが一致するまで、室内の明るさを2%以下の変更比率で且つ0.2秒以上の間隔をあけて前記照明器具の出力を低下させるように制御する制御装置と、室内に人が居るか居ないかを検知する人感センサと、前記第1の部屋と前記第2の部屋との間の情報通信を行う通信手段と、を、前記第1の部屋及び前記第2の部屋それぞれに備え、且つ、前記第1の部屋と前記第2の部屋との間の人の移動を検知する通過センサをさらに備え、前記制御手段は、前記人感センサ及び前記通過センサの情報から、前記第1の部屋が無人で且つ前記第2の部屋が有人であった後、前記第2の部屋から前記第1の部屋への人の移動を検知し、前記ユーザインターフェースを用いて前記第1の部屋の照明器具を点灯させる操作がされた場合に、前記第2の部屋と同じ明るさで前記第1の部屋の照明器具を点灯させるように制御し、且つ、前記人感センサ及び前記通過センサの情報から、前記第2の部屋が無人で且つ前記第1の部屋が有人であった後、前記第1の部屋から前記第2の部屋への人の移動を検知し、前記ユーザインターフェースを用いて前記第2の部屋の照明器具を点灯させる操作がされた場合に、前記第1の部屋と同じ明るさで前記第2の部屋の照明器具を点灯させるように制御することを特徴とする。
気づくことができる最小の刺激差は、基準となる基礎刺激の強度に比例するというウェーバーの法則がある。明るさ刺激(明るさの変化)の場合、気づくことができる最小の刺激差は、現時点の明るさの約2%である。
また、明るさ刺激があった場合に視覚が落ち着くのは、明るさの変更後0.2〜0.35秒以上経過した後である。
上記構成では、明るさ刺激を感じない変更比率である2%以下で明るさを暗く変化させており、且つ連続して明るさを変化させる場合には視覚が落ち着いた後である以上経過した後に行っている。このため、ユーザが明るさの変化を気づくことが無い。また、室内環境に適した明るさの下限値を超えて暗くなることが無いため、よって、ユーザに明るさに対する不快感を与えることなく、且つユーザに気づかれることなく照明器具の明るさを落とすことができ、これにより省エネルギー化を図れる。
また、ユーザが部屋間を移動した場合には、移動前の部屋と同じ明るさで移動後の部屋の照明器具が点灯する。この点灯時の明るさは、移動前の部屋において上記の動作により明るさレベルが落とされたものであるため、ユーザに気づかれることなく移動後の照明器具を低い出力で稼動させることができ、さらに省エネルギー化を図れる。
ここで、明るさの下限値としては、JIS Z9110−1979に準拠した下限値とすることができ、また、上記基準に記載されていない条件においては、その使用用途から最も近い条件を参照して適用することができる。また、初期値は、JIS Z9110−1979を準拠又は参照した上限値とすることができる。
上記構成において、前記記憶手段はそれぞれ、前記照明器具の出力と前記明るさセンサにより検出される明るさとの関係をさらに記憶し、前記制御手段はそれぞれ、前記照明器具の出力と前記明るさセンサにより検出される明るさとの関係を用いて、前記照明器具の出力制御を行う、構成とすることができる。
室内の明るさは、外部要因に起因する明るさと照明器具による明るさとの和であり、照明器具の出力と明るさセンサにより検出される明るさとの関係を用いることにより、照明器具の出力制御によって、室内の明るさを2%以下の変更比率で落とすことが容易となる。
上記構成において、前記記憶手段はそれぞれ、ユーザの明るさ嗜好を学習してなる学習下限値及び学習上限値をさらに記憶し、前記制御手段はそれぞれ、前記学習下限値及び前記学習上限値が未設定の場合には、前記学習下限値として前記明るさの下限値、前記学習上限値として前記初期値を代入するとともに、前記初期値に代えて前記学習上限値、前記明るさ下限値に代えて前記学習下限値を用いて制御を行う構成とすることができる。
上記構成では、明るさ下限値に変えてユーザの明るさ嗜好を学習してなる学習下限値及び学習上限値を用いることにより、より速やかに、且つ、ユーザが明るさに対する不快感を抱くことなく明るさを落としていくことができ、省エネルギー化を図れる。
ユーザの明るさ嗜好の学習(学習上限値、学習下限値の変更)は、次のようにして行う。
制御手段は、ユーザインターフェースによる明るさレベル変更操作の有無及びその内容を判定する。
明るさレベルを上げる操作があった場合には、変更前の明るさまで明るさを下げることは好ましくないので、学習下限値を「変更前の明るさに2%以下の値を加算した値」とする。なお、この値が初期値を超える場合は学習下限値を「初期値」とする。また、変更後の明るさに不満は無いと判定できるが、初期値を超える明るさとするのは不適であるので、学習上限値を「変更後の明るさ及び初期値のうち小さいほうの値」とする。
明るさレベルを下げる操作があった場合には、変更後の明るさに不満を感じていないと判定できるので、学習上限値を「変更後の明るさ及び初期値のうち小さいほうの値」とする。なお、学習上限値が明るさ下限値を下回ることは好ましくないので、この場合は学習上限値を「明るさ下限値」とする。また、明るさの下限に対する嗜好は不明であるので、最低限必要な明るさである「明るさ下限値」を学習下限値とする。
照明点灯時に、照明調節操作が全く無い場合は、現在の学習下限値まで明るさを下げたことに対する不満を感じなかったと判定できるため、学習下限値は変更しない。また、点灯時の明るさレベルを落としても大丈夫と判定できるので、点灯時の明るさレベルである学習最大値を、「学習最大値(変更前)から刺激量の変化を認識できないレベルである2%以下の値を減算した値」とする。なお、この値が明るさ下限値よりも小さくなることは好ましくないので、この場合は、学習最大値を「明るさ下限値」とする。
上記構成において、前記制御手段はそれぞれ、前記人感センサ及び前記ユーザインターフェースの情報から、部屋内に人が居らず、且つ前記照明器具が稼動している場合に、当該照明機器の稼動を停止させるように制御する構成とすることができる。
ユーザが部屋内に居ない場合に、照明機器を稼動させ続けることは省エネルギーに資さないので、この場合には照明機器の稼動を停止させることが好ましい。
上記構成において、前記制御手段はそれぞれ、前記人感センサ及び前記ユーザインターフェースの情報から、所定の時間継続して部屋内に人が居らず、且つ前記照明器具が稼動している場合に、当該照明機器の稼動を停止させるように制御する構成とすることができる。
トイレや来客等の、短時間のみ部屋に居ないような場合にも照明器具の稼動を停止させると、ユーザにわずらわしさを与えてしまう。このため、所定の時間継続して部屋内に人が居ない場合にのみ当該照明機器の稼動を停止させることが好ましい。所定の時間は、例えば5分、10分などと設定できる。
本発明にかかる照明システムによると、使用者の好みの明るさレベルを学習することにより、使用者に負担を感じさせることなく照明機器を省エネルギー稼動できる照明システムを実現できる。
(実施の形態1)
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る照明システムのブロック図である。
本発明を実施するための形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る照明システムのブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る照明システムは、第1の部屋1及び第2の部屋2にそれぞれ、制御対象となる照明器具104,204と、室内の明るさを検知する明るさセンサ101,201と、照明器具104,204の動作を制御する制御手段102,202と、照明器具104,204の制御のための情報を記憶する記憶手段103,203と、照明器具104,204を操作するためのユーザインターフェース105,205と、室内に人が居るか否かを検知する人感センサ106,206と、両部屋間の情報通信を行う通信手段107,207と、が設けられ、且つ、第1の部屋1と第2の部屋2との間の人の移動を検知する通過センサ110が、両部屋の境界に設けられている。
照明器具104,204は、省エネルギーのための制御が行われる器具であり、消費電力を変更することにより明るさレベルを変更できるものである。このような照明器具104,204としては、蛍光灯、LED(Light Emitting Diode)照明等を用いることができる。
制御手段102,202は、明るさセンサ101,201の情報と記憶手段103,203の情報とを用いて、照明器具104,204の照明強度の制御を行うものである。なお、この制御の詳細は後述する。制御手段102,202としては、中央処理装置(CPU)等の公知の処理装置を用いることができる。また、一つの制御手段が2つの部屋の照明器具104,204の双方を制御する構成であってもよい。
明るさセンサ101,201は、室内の明るさレベルを検出するセンサである。この明るさセンサ101,201としては、照度計等の公知の光センサを使用できる。
ユーザインターフェース105,205は、照明器具104,204に対してON/OFF、明るさレベルの変更等のユーザ操作を行うものである。また、このような操作情報は、無線や有線の通信によって、制御手段102,202に伝達される。このユーザインターフェースは、それぞれが双方の部屋の照明器具に対して操作を行うことができる構成であってもよい。
記憶手段103,203は、照明器具104,204の明るさ制御のための各種情報を記憶するものである。具体的には、それぞれの部屋の室内環境に適した明るさの下限値と、点灯時の明るさである初期値と、照明器具104の明るさ変更比率(2%以下の値)と、照明器具104,204の明るさ変更間隔(0.2秒以上の値)と、が少なくとも記憶され、さらに、照明器具104,204の出力と明るさセンサ101,201により検出される明るさとの関係を示すテーブル、現在の照明強度、一致度判定のための誤差範囲等が記憶されていてもよい。また、一つの記憶手段が2つの部屋双方の制御情報を記憶する構成であってもよい。
記憶手段に記憶される情報について、以下に説明する。
明るさの下限値とは、室内の使用用途に応じた最適な明るさレベルの下限値を意味し、例えばJIS Z9110−1979の基準を用いることができ、またこの基準に示されていない環境においては、最も近い環境における値を参照して適用することもできる。
一致度判定のための誤差範囲とは、明るさセンサで検出された現在の明るさレベルが、明るさの下限値となっているか否かを判定する際に用いる誤差範囲であり、例えば明るさセンサで検出された明るさレベルと比較される「明るさの下限値」の2%範囲とすることができる。
明るさ変更比率とは、明るさセンサで検出された現在の明るさレベルが、明るさの下限値よりも大きい場合に、照明器具104,204の強度を下げるための強度変更比率である。
明るさ変更間隔とは、2回以上連続して照明器具104,204の強度を下げる場合に、強度変更処理間に設ける休止時間である。
ここで、明るさ変更比率及び明るさ変更間隔について、さらに説明する。気づくことができる最小の刺激差は、基準となる基礎刺激の強度に比例するというウェーバーの法則がある。明るさ刺激(明るさの変化)の場合、気づくことができる最小の刺激差は約2%であるため、明るさ変更比率は2%以下とする。明るさ変更比率の下限は特に設けなくてもよいが、好ましくは0.01%以上、より好ましくは0.05%以上、さらに好ましくは0.1%以上とする。
これに対し、明るさ刺激があった場合に視覚が落ち着くのは、明るさ変更後0.2〜0.35秒以上後であることから、ここでは変更間隔を0.2秒以上、好ましくは0.35秒以上とする。明るさ変更間隔の上限は特に設けなくてもよいが、好ましくは1時間以下、より好ましくは30分以下、さらに好ましくは10分以下とする。
また、照明調節の変更比率、変更間隔に関するテーブルを複数記憶手段103に記憶しておき、ユーザインターフェースからの入力によってユーザが好みの変更比率、変更間隔を設定できる構成としてもよい。また、常に一定の比率・間隔で変化させるのではなく、例えば照明強度が高く消費電力が大きいときには高い比率・短い間隔で、照明強度がある程度下がった後には低い比率・長い間隔というように、比率・間隔を変化させながら制御を行うようにしてもよい。
初期値とは、照明器具104,204の起動時の明るさレベル(照明強度)を意味する。
現在の照明強度とは、現在の照明器具104,204の照明強度(出力)を意味する。この情報は、電源が落とされた場合に保持する必要は無いので、揮発性の記憶手段に記憶されていてもよい。
照明器具104,204の出力と明るさセンサ101,201により検出される明るさとの関係を示すテーブルとは、照明器具104,204の照明強度(出力)と当該出力時の部屋の明るさとの関係を示すテーブルであり、制御手段102,202は、これらの情報を用いて照明器具104,204の照明強度(出力)の制御を行い、室内の明るさレベルを制御する。
ここで、それぞれの情報ごとに記憶手段が用意される構成であってもよく、全ての情報を一つの記憶手段が記憶する構成であってもよく、それ以外の構成であってもよい。記憶手段としては、ハードディスクドライブ(HDD)、フラッシュメモリ、レジスタ等を用いることができる。また、複数の記憶手段を用いる場合、揮発してもよい情報のみを記憶する記憶手段として、RAM(Random Access Memory)等の揮発性の記憶手段を用いることができる。
人感センサ106,206は、部屋内に人がいるか否かを検知するセンサである。また、部屋内に人が何人いるかをさらに検出するものであってもよい。また、人感センサは、部屋それぞれに2以上設ける構成であってもよい。人感センサとしては、可視光、赤外線、超音波等を用いた公知の人感センサを利用できる。
通過センサ110は、第1の部屋1と第2の部屋2の境界付近に設置され、両部屋間の人の移動の有無及び移動の方向を検知するセンサである。なお、二つの部屋それぞれに設置された人感センサ106,206の検知タイミングで代用する構成としてもよい。
通信手段107,207は、有線又は無線の通信回線を用いて第1の部屋1と第2の部屋2との間の情報通信を行うものである。
次に、この照明システムの、各部屋の照明強度調節フローを、図2を参照して説明する。
ステップS101
ユーザインターフェース105,205を用いて照明器具104,204がONとなると、制御手段102,202に当該情報が通知される。この通知は、ユーザインターフェース105,205が制御手段102,202に通知するものであってもよく、照明器具104,204が制御手段102,202に通知するものであってもよい。
ユーザインターフェース105,205を用いて照明器具104,204がONとなると、制御手段102,202に当該情報が通知される。この通知は、ユーザインターフェース105,205が制御手段102,202に通知するものであってもよく、照明器具104,204が制御手段102,202に通知するものであってもよい。
ステップS102
制御手段102,202は、照明器具104,204の点灯明るさを判別し、当該明るさで照明器具を点灯させる。
制御手段102,202は、照明器具104,204の点灯明るさを判別し、当該明るさで照明器具を点灯させる。
ステップS103
制御手段102,202は、記憶手段103,203から明るさの下限値及び照明誤差範囲に関する情報を取得する。
制御手段102,202は、記憶手段103,203から明るさの下限値及び照明誤差範囲に関する情報を取得する。
ステップS104
制御手段102,202は、明るさセンサ101,201から現時点での明るさレベルを取得する。なお、ステップS103とステップS104との順序が逆ないし同時であってもよい。
制御手段102,202は、明るさセンサ101,201から現時点での明るさレベルを取得する。なお、ステップS103とステップS104との順序が逆ないし同時であってもよい。
ステップS105
制御手段104,204は、取得した現時点での明るさと明るさの下限値の減算処理を行い、この値が照明誤差範囲内か否か(現時点での明るさと明るさの下限値とが一致するか否か)を判定する。範囲内であれば終了処理を行い、範囲外であればステップS106に移行する。
制御手段104,204は、取得した現時点での明るさと明るさの下限値の減算処理を行い、この値が照明誤差範囲内か否か(現時点での明るさと明るさの下限値とが一致するか否か)を判定する。範囲内であれば終了処理を行い、範囲外であればステップS106に移行する。
ステップS106
取得した現時点での明るさレベルと明るさの下限値の差が照明誤差範囲外であれば、記憶手段103,203から明るさ変更比率(2%以下の値)を取得し、この比率を用いて照明器具104,204の強度を低下させる。
取得した現時点での明るさレベルと明るさの下限値の差が照明誤差範囲外であれば、記憶手段103,203から明るさ変更比率(2%以下の値)を取得し、この比率を用いて照明器具104,204の強度を低下させる。
ステップS107
明るさ変更処理後、明るさ変更間隔(0.2秒以上)の経過を待って、ステップS104に移行する。
明るさ変更処理後、明るさ変更間隔(0.2秒以上)の経過を待って、ステップS104に移行する。
これらの処理により、室内の照明器具104,204の消費電力が低減されて、省エネルギーを図れる。
次に、人の移動がある場合における照明システムの動作フローを、図3を参照して説明する。
ステップS201
第1の部屋ないし第2の部屋の照明器具104,204いずれかの電源がONとなると、第1の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段102が人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはステップS202に移行し、居ない場合にはステップS203に移行する。
第1の部屋ないし第2の部屋の照明器具104,204いずれかの電源がONとなると、第1の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段102が人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはステップS202に移行し、居ない場合にはステップS203に移行する。
ステップS202
第1の部屋に人が居る場合、さらに第2の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段202が人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはルート1(部屋1,2の双方の制御)に移行し、居ない場合にはルート2(部屋1のみの制御)に移行する。
第1の部屋に人が居る場合、さらに第2の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段202が人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはルート1(部屋1,2の双方の制御)に移行し、居ない場合にはルート2(部屋1のみの制御)に移行する。
ステップS203
第1の部屋に人が居ない場合、さらに第2の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段202が人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはルート3(部屋2のみの制御)に移行し、居ない場合にはステップS204に移行する。
第1の部屋に人が居ない場合、さらに第2の部屋に人が居るか居ないかを、制御手段202が人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。居る場合にはルート3(部屋2のみの制御)に移行し、居ない場合にはステップS204に移行する。
ステップS204
第1の部屋及び第2の部屋ともに人が居ない場合、第1の部屋及び第2の部屋の照明器具104,204の電源をOFFとし、終了する。
第1の部屋及び第2の部屋ともに人が居ない場合、第1の部屋及び第2の部屋の照明器具104,204の電源をOFFとし、終了する。
次に、第1の部屋及び第2の部屋の照明器具の制御を行うルート1の動作フローについて、図4を用いて説明する。
ステップS301
第1の部屋及び第2の部屋ともに人が居る状況では、第1の部屋及び第2の部屋の照明器具104,204について、それぞれ上記ステップS101〜S107と同様の制御を行う。
第1の部屋及び第2の部屋ともに人が居る状況では、第1の部屋及び第2の部屋の照明器具104,204について、それぞれ上記ステップS101〜S107と同様の制御を行う。
ステップS302
制御手段102が、第1の部屋に人が居るか否か(第1の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋に人が居ない場合はステップS303に移行し、第1の部屋に人が居る場合はステップS323に移行する。
制御手段102が、第1の部屋に人が居るか否か(第1の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋に人が居ない場合はステップS303に移行し、第1の部屋に人が居る場合はステップS323に移行する。
ステップS303
制御手段102が、第1の部屋の照明器具104が消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合はステップS304に移行し、消灯されていない場合はステップS309に移行する。
制御手段102が、第1の部屋の照明器具104が消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合はステップS304に移行し、消灯されていない場合はステップS309に移行する。
ステップS304
制御手段202が、第2の部屋に人が居るか否か(第2の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居ない場合はステップS305に移行し、第2の部屋に人が居る場合は、第2の部屋の照明器具204のみを制御すればよいので、ルート3に移行する。
制御手段202が、第2の部屋に人が居るか否か(第2の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居ない場合はステップS305に移行し、第2の部屋に人が居る場合は、第2の部屋の照明器具204のみを制御すればよいので、ルート3に移行する。
ステップS305
制御手段202が、第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋、第2の部屋ともに人が居らず、且つ照明器具104,204が消灯されているので、終了する。消灯されていない場合はステップS306に移行する。
制御手段202が、第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋、第2の部屋ともに人が居らず、且つ照明器具104,204が消灯されているので、終了する。消灯されていない場合はステップS306に移行する。
ステップS306
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS307
所定時間経過後、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第1の部屋には人が居ないが、照明器具104はすでに消灯済みであるため、第2の部屋に人が居る(戻ってきた)場合は、第2の部屋の照明器具204のみを制御すればよい。よって、第2の部屋に人が居る場合は、ルート3に移行する。第2の部屋に人が居ない場合は、ステップS308に移行する。
所定時間経過後、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第1の部屋には人が居ないが、照明器具104はすでに消灯済みであるため、第2の部屋に人が居る(戻ってきた)場合は、第2の部屋の照明器具204のみを制御すればよい。よって、第2の部屋に人が居る場合は、ルート3に移行する。第2の部屋に人が居ない場合は、ステップS308に移行する。
ステップS308
所定時間経過後においても第2の部屋に人が居ないので、第2の部屋の照明器具204を消灯する。第1の部屋は人が居ないが、照明器具104はすでに消灯済みであるので、何も行わない。両部屋の照明器具104,204がともに消灯されているので、照明器具の制御は終了する。
所定時間経過後においても第2の部屋に人が居ないので、第2の部屋の照明器具204を消灯する。第1の部屋は人が居ないが、照明器具104はすでに消灯済みであるので、何も行わない。両部屋の照明器具104,204がともに消灯されているので、照明器具の制御は終了する。
ステップS309
第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、ステップS321に移行し、人が居ない場合は、ステップS310に移行する。
第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、ステップS321に移行し、人が居ない場合は、ステップS310に移行する。
ステップS310
第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを、ステップS305と同様にして判定する。消灯されている場合は、ステップS311に移行し、消灯されていない場合はステップS314に移行する。
第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを、ステップS305と同様にして判定する。消灯されている場合は、ステップS311に移行し、消灯されていない場合はステップS314に移行する。
ステップS311
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS312
所定時間経過後、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第2の部屋には人が居ないが、照明器具204はすでに消灯済みであるため、第1の部屋に人が居る(戻ってきた)場合は、第1の部屋の照明器具104のみを制御すればよい。よって、第1の部屋に人が居る場合は、ルート2に移行する。人が居ない場合はステップS313に移行する。
所定時間経過後、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第2の部屋には人が居ないが、照明器具204はすでに消灯済みであるため、第1の部屋に人が居る(戻ってきた)場合は、第1の部屋の照明器具104のみを制御すればよい。よって、第1の部屋に人が居る場合は、ルート2に移行する。人が居ない場合はステップS313に移行する。
ステップS313
所定時間経過後においても第1の部屋に人が居ない状況であるので、第1の部屋の照明器具104を消灯する。第2の部屋は人が居ないが、照明器具204はすでに消灯済みであるので、何も行わない。両部屋の照明器具104,204がともに消灯されているので、照明器具の制御は終了する。
所定時間経過後においても第1の部屋に人が居ない状況であるので、第1の部屋の照明器具104を消灯する。第2の部屋は人が居ないが、照明器具204はすでに消灯済みであるので、何も行わない。両部屋の照明器具104,204がともに消灯されているので、照明器具の制御は終了する。
ステップS314
第1の部屋及び第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
第1の部屋及び第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS315
所定時間経過後、まず、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、ステップS319に移行し、人が居ない場合はステップS316に移行する。
所定時間経過後、まず、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、ステップS319に移行し、人が居ない場合はステップS316に移行する。
ステップS316
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、ステップS318に移行し、人が居ない場合はステップS317に移行する。
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、ステップS318に移行し、人が居ない場合はステップS317に移行する。
ステップS317
第1の部屋及び第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、両部屋の照明器具104,204を消灯し、終了する。
第1の部屋及び第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、両部屋の照明器具104,204を消灯し、終了する。
ステップS318
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第1の部屋の照明器具104を消灯し、第2の部屋のみを制御するルート3に移行する。
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第1の部屋の照明器具104を消灯し、第2の部屋のみを制御するルート3に移行する。
ステップS319
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、両部屋ともに人が戻ってきている状況なので、ステップS301に移行する。人が居ない場合はステップS320に移行する。
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、両部屋ともに人が戻ってきている状況なので、ステップS301に移行する。人が居ない場合はステップS320に移行する。
ステップS320
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第2の部屋の照明器具204を消灯し、第1の部屋のみを制御するルート2に移行する。
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第2の部屋の照明器具204を消灯し、第1の部屋のみを制御するルート2に移行する。
ステップS321
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
第1の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS322
所定時間経過後、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、第1の部屋及び第2の部屋の制御を行うため、ステップS301に移行する。人が居ない場合はステップS318に移行する。
所定時間経過後、第1の部屋に人が居るか否かを、ステップS302と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、第1の部屋及び第2の部屋の制御を行うため、ステップS301に移行する。人が居ない場合はステップS318に移行する。
ステップS323
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、ステップS301に移行し、人が居ない場合はステップS324に移行する。
次いで、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第1の部屋に人が居る場合は、ステップS301に移行し、人が居ない場合はステップS324に移行する。
ステップS324
第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを、ステップS305と同様にして判定する。消灯されている場合は、第1の部屋のみの制御を行うために、ルート2に移行する。消灯されていない場合は、ステップS325に移行する。
第2の部屋の照明器具204が消灯されているか否かを、ステップS305と同様にして判定する。消灯されている場合は、第1の部屋のみの制御を行うために、ルート2に移行する。消灯されていない場合は、ステップS325に移行する。
ステップS325
第2の部屋は人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
第2の部屋は人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていない状況であるので、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS326
所定時間経過後、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、第1の部屋及び第2の部屋の制御を行うため、ステップS301に移行する。第2の部屋に人が居ない場合はステップS327に移行する。
所定時間経過後、第2の部屋に人が居るか否かを、ステップS304と同様にして判定する。第2の部屋に人が居る場合は、第1の部屋及び第2の部屋の制御を行うため、ステップS301に移行する。第2の部屋に人が居ない場合はステップS327に移行する。
ステップS327
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第2の部屋の照明器具204を消灯し、第1の部屋のみを制御するルート2に移行する。
第2の部屋は、人が居ないにもかかわらず照明器具が消灯されていないので、第2の部屋の照明器具204を消灯し、第1の部屋のみを制御するルート2に移行する。
上記の例では、手洗い等の短時間の退室で照明器具の電源を落とすことが無いように留保時間を設定しているが、これを設定しなくてもよい。
次に、第1の部屋のみを制御するルート2の動作フローについて、図5を用いて説明する。
ステップS401
第1の部屋に人が居り、第2の部屋ともに人が居ない状況では、第1の部屋のみについて、上記ステップS101〜S107の制御を行う。
第1の部屋に人が居り、第2の部屋ともに人が居ない状況では、第1の部屋のみについて、上記ステップS101〜S107の制御を行う。
ステップS402
制御手段102が、第1の部屋に人が居るか否か(第1の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋に人が居ない場合はステップS403に移行し、第1の部屋に人が居る場合はステップS416に移行する。
制御手段102が、第1の部屋に人が居るか否か(第1の部屋から退室して人が居なくなったか否か)について、人感センサ106のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋に人が居ない場合はステップS403に移行し、第1の部屋に人が居る場合はステップS416に移行する。
ステップS403
制御手段202が、第2の部屋が無人か否かを、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居る場合はステップS408に移行し、第2の部屋が無人である場合はステップS404に移行する。
制御手段202が、第2の部屋が無人か否かを、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居る場合はステップS408に移行し、第2の部屋が無人である場合はステップS404に移行する。
ステップS404
第1の部屋の照明器具104が、ユーザの操作により消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋、第2の部屋ともに人が居ない状況であるので、終了する。消灯されていない場合は、ステップS405に移行する。
第1の部屋の照明器具104が、ユーザの操作により消灯されているか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋、第2の部屋ともに人が居ない状況であるので、終了する。消灯されていない場合は、ステップS405に移行する。
ステップS405
照明器具の電源が落とされていない状況では、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
照明器具の電源が落とされていない状況では、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS406
所定時間経過後、再度第1の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合はステップS401に移行し、居ない場合はステップS407に移行する。
所定時間経過後、再度第1の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合はステップS401に移行し、居ない場合はステップS407に移行する。
ステップS407
所定時間経過後、第1の部屋に人が居ない場合、第1の部屋の照明器具の電源を落として終了する。
所定時間経過後、第1の部屋に人が居ない場合、第1の部屋の照明器具の電源を落として終了する。
ステップS408
第1の部屋に人が居らず、第2の部屋に人が居る状況では、制御手段202が、第1の部屋から第2の部屋への人の移動であるか否かを、通過センサ110のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋から第2の部屋への移動である場合はステップS409に移行し、第1の部屋から第2の部屋への移動ではない場合はステップS410に移行する。
第1の部屋に人が居らず、第2の部屋に人が居る状況では、制御手段202が、第1の部屋から第2の部屋への人の移動であるか否かを、通過センサ110のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋から第2の部屋への移動である場合はステップS409に移行し、第1の部屋から第2の部屋への移動ではない場合はステップS410に移行する。
ステップS409
第1の部屋から第2の部屋への人の移動である状況では、第2の部屋の照明器具204を、退室時の第1の部屋の明るさで点灯させる。
第1の部屋から第2の部屋への人の移動である状況では、第2の部屋の照明器具204を、退室時の第1の部屋の明るさで点灯させる。
ステップS410
第1の部屋から第2の部屋への人の移動でない状況では、第1の部屋から人が退室するとともに、第2の部屋に別の人が入室した状況であるので、第2の部屋の照明器具204を、初期の明るさで点灯させる。
第1の部屋から第2の部屋への人の移動でない状況では、第1の部屋から人が退室するとともに、第2の部屋に別の人が入室した状況であるので、第2の部屋の照明器具204を、初期の明るさで点灯させる。
ステップS411
第1の部屋の照明器具104が、ユーザの操作により消灯されたか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋から第2の部屋への移動であるので、ルート3に移行する。消灯されていない場合は、ステップS412に移行する。
第1の部屋の照明器具104が、ユーザの操作により消灯されたか否かを判定する。消灯されている場合は、第1の部屋から第2の部屋への移動であるので、ルート3に移行する。消灯されていない場合は、ステップS412に移行する。
ステップS412
照明器具の電源が落とされていない状況では、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
照明器具の電源が落とされていない状況では、一時的な退室か否かを判定するために、所定時間待機する。
ステップS413
所定時間経過後、再度第1の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合はステップS415に移行し、居ない場合はステップS414に移行する。
所定時間経過後、再度第1の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合はステップS415に移行し、居ない場合はステップS414に移行する。
ステップS414
所定時間経過後、第1の部屋に人が居ない場合、第1の部屋の照明器具の電源を落として、第2の部屋のみの照明器具を制御するルート3に移行する。
所定時間経過後、第1の部屋に人が居ない場合、第1の部屋の照明器具の電源を落として、第2の部屋のみの照明器具を制御するルート3に移行する。
ステップS415
所定時間経過後、第1の部屋に人が居る場合、再度第2の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合は第1の部屋及び第2の部屋の照明器具を制御するルート1に移行し、居ない場合はステップS401に移行する。
所定時間経過後、第1の部屋に人が居る場合、再度第2の部屋に人が居るか否かを判定する。居る場合は第1の部屋及び第2の部屋の照明器具を制御するルート1に移行し、居ない場合はステップS401に移行する。
ステップS416
制御手段202が、第2の部屋に人が居るか否かを、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居る場合はステップS401に移行し、第2の部屋が無人である場合はステップS417に移行する。
制御手段202が、第2の部屋に人が居るか否かを、人感センサ206のセンサ信号を用いて判定する。第2の部屋に人が居る場合はステップS401に移行し、第2の部屋が無人である場合はステップS417に移行する。
ステップS417
第2の部屋に人が居る状況では、制御手段202が、第1の部屋から第2の部屋への人の移動であるか否かを、通過センサ110のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋から第2の部屋への移動である場合はステップS418に移行し、第1の部屋から第2の部屋への移動ではない場合はステップS419に移行する。
第2の部屋に人が居る状況では、制御手段202が、第1の部屋から第2の部屋への人の移動であるか否かを、通過センサ110のセンサ信号を用いて判定する。第1の部屋から第2の部屋への移動である場合はステップS418に移行し、第1の部屋から第2の部屋への移動ではない場合はステップS419に移行する。
ステップS418
第1の部屋から第2の部屋への人の移動である状況では、第2の部屋の照明器具204を、退室時の第1の部屋の明るさで点灯させる。この後、第1の部屋及び第2の部屋の双方の制御であるルート1に移行する。
第1の部屋から第2の部屋への人の移動である状況では、第2の部屋の照明器具204を、退室時の第1の部屋の明るさで点灯させる。この後、第1の部屋及び第2の部屋の双方の制御であるルート1に移行する。
ステップS419
第1の部屋から第2の部屋への人の移動ではない状況では、第2の部屋に新たな人が入室した状況であるので、第2の部屋の照明器具204を、初期値の明るさで点灯させる。この後、第1の部屋及び第2の部屋の双方の制御であるルート1に移行する。
第1の部屋から第2の部屋への人の移動ではない状況では、第2の部屋に新たな人が入室した状況であるので、第2の部屋の照明器具204を、初期値の明るさで点灯させる。この後、第1の部屋及び第2の部屋の双方の制御であるルート1に移行する。
次に、第2の部屋のみを制御するルート3の動作フローを説明する。図6はルート3の動作フローを説明する図である。
ルート3の動作フローは、ルート2の動作フローにおいて、「第1の部屋」を「第2の部屋」、「第2の部屋」を「第1の部屋」、「ルート3」を「ルート2」、「ルート2」を「ルート3」と置き換えたものと同一である。このため、各ステップの詳細の説明は省略する。
以上の動作により、部屋間を人が移動した場合には、移動前の部屋と同じ明るさで移動後の部屋の照明器具を点灯させることができる。移動前の部屋では、ステップS101〜107の動作によって明るさレベルが初期値よりも低下されているので、ユーザに負担や不快を感じさせることなく、移動後の部屋の照明器具をより省エネルギー稼動できる。
なお、上記実施の形態では、部屋が2つである場合を例として説明したが、本発明に係る照明システムは、3以上の部屋の照明器具を制御することも可能である。
(実施の形態2)
本実施の形態では、ユーザの照明器具の使用状態を学習し、ユーザの好みに適しており、且つ省エネルギーに資する明るさに速やかに変更できる照明システムを、図面を参照して詳細に説明する。なお、照明システムの構成は、照明器具104,204の起動値の明るさであって、ユーザの好みを学習したものである学習上限値及び照明器具104,204の明るさレベル変更の下限値であって、ユーザの好みを学習したものである学習下限値が、記憶手段に記憶される必須の記憶情報であり、且つ、ユーザインターフェース105,205の操作情報を用いて制御手段102,202が学習値の書き換えを行うこと以外は、上記実施の形態1と同様であるので、システム構成の説明は省略する。また、以下においては、第1の部屋における学習を例として説明する。
本実施の形態では、ユーザの照明器具の使用状態を学習し、ユーザの好みに適しており、且つ省エネルギーに資する明るさに速やかに変更できる照明システムを、図面を参照して詳細に説明する。なお、照明システムの構成は、照明器具104,204の起動値の明るさであって、ユーザの好みを学習したものである学習上限値及び照明器具104,204の明るさレベル変更の下限値であって、ユーザの好みを学習したものである学習下限値が、記憶手段に記憶される必須の記憶情報であり、且つ、ユーザインターフェース105,205の操作情報を用いて制御手段102,202が学習値の書き換えを行うこと以外は、上記実施の形態1と同様であるので、システム構成の説明は省略する。また、以下においては、第1の部屋における学習を例として説明する。
次に、この照明システムの動作フローを、図7を参照して説明する。
ステップS601
ユーザインターフェース105を用いて照明器具104がONとなると、制御手段102に当該情報が通知される。
ユーザインターフェース105を用いて照明器具104がONとなると、制御手段102に当該情報が通知される。
ステップS602
制御手段102は、明るさレベルの学習(学習下限値の設定)が済んでいるか否かを判定する。済んでいる場合はステップS604に移行し、済んでいない場合はステップS603に移行する。
制御手段102は、明るさレベルの学習(学習下限値の設定)が済んでいるか否かを判定する。済んでいる場合はステップS604に移行し、済んでいない場合はステップS603に移行する。
ステップS603
未学習の場合、制御手段102は、明るさの下限値を学習下限値、初期値を学習上限値に代入する。
未学習の場合、制御手段102は、明るさの下限値を学習下限値、初期値を学習上限値に代入する。
ステップS604
学習上限値で照明器具104が点灯される。
学習上限値で照明器具104が点灯される。
ステップS605
制御手段102は、記憶手段103から学習下限値及び照明誤差範囲に関する情報を取得する。
制御手段102は、記憶手段103から学習下限値及び照明誤差範囲に関する情報を取得する。
ステップS606
制御手段102は、明るさセンサ101から現時点での明るさレベルを取得する。
制御手段102は、明るさセンサ101から現時点での明るさレベルを取得する。
ステップS607
制御手段102は、取得した現時点での明るさレベルと下限値(学習下限値又は明るさ下限値)の減算処理を行い、この値が照明誤差範囲内か否かを判定する。範囲内であれば終了処理を行い、範囲外であればステップS608に移行する。
制御手段102は、取得した現時点での明るさレベルと下限値(学習下限値又は明るさ下限値)の減算処理を行い、この値が照明誤差範囲内か否かを判定する。範囲内であれば終了処理を行い、範囲外であればステップS608に移行する。
ステップS608
取得した現時点での明るさレベルと明るさの下限値の差が照明誤差範囲外であれば、記憶手段103から明るさ変更比率を取得し、この比率を用いて照明器具104の強度を低下させる。
取得した現時点での明るさレベルと明るさの下限値の差が照明誤差範囲外であれば、記憶手段103から明るさ変更比率を取得し、この比率を用いて照明器具104の強度を低下させる。
ステップS609
明るさ変更処理後、明るさ変更間隔の経過を待って、ステップS606に移行する。
明るさ変更処理後、明るさ変更間隔の経過を待って、ステップS606に移行する。
これらの処理により、室内の照明器具104の強度がユーザの好みの下限値まで低下し、これにより消費電力が低減されて、省エネルギーを図れる。
次に、学習下限値、学習上限値の設定(学習)方法を、図8のフローを用いて説明する。
ここでは、照明器具104が点灯してから、照明器具104の明るさ変更操作の有無及びある場合にはその内容を用いて、ユーザの明るさ嗜好の学習を行う。
ステップS701
制御手段102は、学習値が設定されているか否かを判定する。設定されていない場合にはステップS702に移行し、設定されている場合にはステップS703に移行する。ここでは、学習値の有無を示す学習値フラグを記憶手段に記憶しておき、これを用いて判定する方法を採用できる。
制御手段102は、学習値が設定されているか否かを判定する。設定されていない場合にはステップS702に移行し、設定されている場合にはステップS703に移行する。ここでは、学習値の有無を示す学習値フラグを記憶手段に記憶しておき、これを用いて判定する方法を採用できる。
ステップS702
学習値が設定されていない場合、学習上限値を初期値とし、学習下限値に明るさ下限値として代入する。
学習値が設定されていない場合、学習上限値を初期値とし、学習下限値に明るさ下限値として代入する。
ステップS703
制御手段102は、ユーザインターフェース105から操作情報を取得し、ユーザの明るさ調節操作があったか否かを判定する。ない場合にはステップS707に移行し、ある場合にはステップS704に移行する。
制御手段102は、ユーザインターフェース105から操作情報を取得し、ユーザの明るさ調節操作があったか否かを判定する。ない場合にはステップS707に移行し、ある場合にはステップS704に移行する。
ステップS704
照明調節操作がある場合、明るさレベルを上げる操作か下げる操作か判定する。明るさレベルを上げる操作であればステップS705、明るさレベルを下げる操作であればステップS706に移行する。
照明調節操作がある場合、明るさレベルを上げる操作か下げる操作か判定する。明るさレベルを上げる操作であればステップS705、明るさレベルを下げる操作であればステップS706に移行する。
ステップS705
明るさレベルを上げる操作である場合、変更前の明るさに不満がある(明るさが低すぎる)と判定できるので、この明るさをこのレベルまで落とすことが無いように、学習下限値を「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習下限値を「初期値」とする。
また、次回起動時の明るさレベルは、変更後の明るさで十分であると判定できるため、学習上限値を「変更後の明るさ」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習上限値を「初期値」とする。
明るさレベルを上げる操作である場合、変更前の明るさに不満がある(明るさが低すぎる)と判定できるので、この明るさをこのレベルまで落とすことが無いように、学習下限値を「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習下限値を「初期値」とする。
また、次回起動時の明るさレベルは、変更後の明るさで十分であると判定できるため、学習上限値を「変更後の明るさ」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習上限値を「初期値」とする。
ステップS706
明るさレベルを下げる操作である場合、変更後の明るさレベルに不満はないと判定できるため、学習上限値を「変更後の明るさ」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習上限値を「初期値」とする。また、学習下限値は変更後の明るさよりも下の値とすることがよいが、このレベルは不明であると判定できるので、学習下限値を「明るさ下限値」とする。
明るさレベルを下げる操作である場合、変更後の明るさレベルに不満はないと判定できるため、学習上限値を「変更後の明るさ」とする。なお、初期値を超える値とすることは好ましくないので、「変更前の明るさに明るさ変更比率分加算した値」が初期値よりも大きい場合には、学習上限値を「初期値」とする。また、学習下限値は変更後の明るさよりも下の値とすることがよいが、このレベルは不明であると判定できるので、学習下限値を「明るさ下限値」とする。
ステップS707
照明点灯時に、照明調節操作が全く無い場合は、現在の学習下限値まで明るさを下げたことに対する不満を感じなかったと判定できるため、学習下限値は変更しない。また、点灯時の明るさレベルを落としても大丈夫と判定できるので、点灯時の明るさレベルである学習最大値を、「学習最大値(変更前)から明るさ変更比率分落とした値」とする。なお、この値が明るさ下限値よりも小さくなることは好ましくないので、この場合は、学習最大値を「明るさ下限値」とする。
照明点灯時に、照明調節操作が全く無い場合は、現在の学習下限値まで明るさを下げたことに対する不満を感じなかったと判定できるため、学習下限値は変更しない。また、点灯時の明るさレベルを落としても大丈夫と判定できるので、点灯時の明るさレベルである学習最大値を、「学習最大値(変更前)から明るさ変更比率分落とした値」とする。なお、この値が明るさ下限値よりも小さくなることは好ましくないので、この場合は、学習最大値を「明るさ下限値」とする。
ステップS708
ステップS705〜S707で学習した学習上限値を、照明器具104の次回起動の際の明るさに設定し、終了する。なお、この明るさが設定されている場合においても、部屋の移動により照明器具を点灯させる場合には、移動前の部屋の明るさが優先される。
ステップS705〜S707で学習した学習上限値を、照明器具104の次回起動の際の明るさに設定し、終了する。なお、この明るさが設定されている場合においても、部屋の移動により照明器具を点灯させる場合には、移動前の部屋の明るさが優先される。
以上の学習処理により、ユーザに不快感を与えない明るさまで速やかに照明器具の強度を落としていくことができ、より省エネルギーに資する。
以上に説明したように、本発明によると、ユーザに負担や不快を感じさせることなく照明器具を省エネルギー稼動できる照明システムを実現できる。よって、本発明の産業上の利用可能性は大きい。
1 第1の部屋
2 第2の部屋
101、201 明るさセンサ
102、202 制御手段
103、203 記憶手段
104、204 照明器具
105、205 ユーザインターフェース
106、206 人感センサ
107、207 通信手段
110 通過センサ
2 第2の部屋
101、201 明るさセンサ
102、202 制御手段
103、203 記憶手段
104、204 照明器具
105、205 ユーザインターフェース
106、206 人感センサ
107、207 通信手段
110 通過センサ
Claims (8)
- 第1の部屋及び第2の部屋にそれぞれ設けられた照明器具の制御を行う照明システムであって、
前記照明システムは、
室内の明るさを検出する明るさセンサと、
前記照明器具の明るさレベルの変更操作を行うためのユーザインターフェースと、
室内環境に適した明るさの下限値と、前記照明器具点灯時の明るさとしての初期値と、を記憶する記憶装置と、
前記照明器具点灯時には前記初期値の明るさで点灯させるとともに、前記明るさセンサにより検出された明るさと前記明るさの下限値とが一致するか否かを判定し、一致しないと判定された場合に、前記明るさを変更する際の変更比率及び変更間隔を用いて、前記明るさセンサにより検出された明るさと前記明るさの下限値とが一致するまで、室内の明るさを2%以下の変更比率で且つ0.2秒以上の間隔をあけて前記照明器具の出力を低下させるように制御する制御装置と、
室内に人が居るか居ないかを検知する人感センサと、
前記第1の部屋と前記第2の部屋との間の情報通信を行う通信手段と、を、前記第1の部屋及び前記第2の部屋それぞれに備え、且つ、
前記第1の部屋と前記第2の部屋との間の人の移動を検知する通過センサをさらに備え、
前記制御手段は、前記人感センサ及び前記通過センサの情報から、前記第1の部屋が無人で且つ前記第2の部屋が有人であった後、前記第2の部屋から前記第1の部屋への人の移動を検知し、前記ユーザインターフェースを用いて前記第1の部屋の照明器具を点灯させる操作がされた場合に、前記第2の部屋と同じ明るさで前記第1の部屋の照明器具を点灯させるように制御し、且つ、前記人感センサ及び前記通過センサの情報から、前記第2の部屋が無人で且つ前記第1の部屋が有人であった後、前記第1の部屋から前記第2の部屋への人の移動を検知し、前記ユーザインターフェースを用いて前記第2の部屋の照明器具を点灯させる操作がされた場合に、前記第1の部屋と同じ明るさで前記第2の部屋の照明器具を点灯させるように制御する、
ことを特徴とする照明システム。 - 前記記憶手段はそれぞれ、前記照明器具の出力と前記明るさセンサにより検出される明るさとの関係をさらに記憶し、
前記制御手段はそれぞれ、前記照明器具の出力と前記明るさセンサにより検出される明るさとの関係を用いて、前記照明器具の出力制御を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記記憶手段はそれぞれ、ユーザの明るさ嗜好を学習してなる学習下限値及び学習上限値をさらに記憶し、
前記制御手段はそれぞれ、前記学習下限値及び前記学習上限値が未設定の場合には、前記学習下限値として前記明るさの下限値、前記学習上限値として前記初期値を代入するとともに、前記初期値に代えて前記学習上限値、前記明るさ下限値に代えて前記学習下限値を用いて制御を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明システム。 - 前記制御手段はそれぞれ、前記ユーザインターフェースによる明るさレベル変更操作の有無及びその内容を判定し、明るさレベルを上げる操作があった場合には、変更前の明るさに2%以下の値を加算した値及び初期値のうちの小さいほうの値を前記学習下限値、変更後の明るさ及び前記初期値のうち小さいほうの値を前記学習上限値をとして、前記記憶手段にそれぞれ記憶させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の照明システム。 - 前記制御手段はそれぞれ、前記ユーザインターフェースによる明るさレベル変更操作の有無及びその内容を判定し、明るさレベルを下げる操作があった場合には、変更後の明るさ及び明るさ下限値のうち大きいほうを学習上限値、前記明るさの下限値を学習下限値として、前記記憶手段にそれぞれ記憶させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の照明システム。 - 前記制御手段はそれぞれ、前記ユーザインターフェースによる明るさレベル変更操作の有無を判定し、明るさレベルを変更する操作がなかった場合には、変更前の学習最大値から2%以下の値減算した値及び前記明るさの下限値のうち大きいほうの値を前記学習最大値として、前記記憶手段にそれぞれ記憶させる、
ことを特徴とする請求項3に記載の照明システム。 - 前記制御手段はそれぞれ、前記人感センサ及び前記ユーザインターフェースの情報から、部屋内に人が居らず、且つ前記照明器具が稼動している場合に、当該照明機器の稼動を停止させるように制御する、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の照明システム。 - 前記制御手段はそれぞれ、前記人感センサ及び前記ユーザインターフェースの情報から、所定の時間継続して部屋内に人が居らず、且つ前記照明器具が稼動している場合に、当該照明機器の稼動を停止させるように制御する、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の照明システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183476A JP2012043626A (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 照明システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010183476A JP2012043626A (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 照明システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012043626A true JP2012043626A (ja) | 2012-03-01 |
Family
ID=45899705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010183476A Withdrawn JP2012043626A (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 照明システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012043626A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2017203713A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2018-09-06 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
WO2020027174A1 (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 大日本印刷株式会社 | 機械学習装置、出力装置、出力装置制御システム、出力システム、照明装置制御システム、壁および天井 |
JP2020053359A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 東芝ライテック株式会社 | 情報処理システム |
-
2010
- 2010-08-18 JP JP2010183476A patent/JP2012043626A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPWO2017203713A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2018-09-06 | 三菱電機株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム |
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JPWO2020027174A1 (ja) * | 2018-07-31 | 2020-12-17 | 大日本印刷株式会社 | 機械学習装置、出力装置、出力装置制御システム、出力システム、照明装置制御システム、壁および天井 |
JP2020053359A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 東芝ライテック株式会社 | 情報処理システム |
JP7210973B2 (ja) | 2018-09-28 | 2023-01-24 | 東芝ライテック株式会社 | 情報処理システム |
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