JP2019005823A - 金属部材の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くする、金属部材の製造方法を提供する。【解決手段】本発明の一態様にかかる金属部材1の製造方法は、金属板である素材30における厚さ方向に垂直な表面に沿う方向に切刃21を移動させ、素材30の一部分における厚さ方向に垂直な表面30aに対してシェービング加工を施し、素材30における、一部分の厚さ32aを他の部分32bの厚さよりも薄くする。【選択図】図2

Description

本発明は、金属部材の製造方法に関する。
近年、省エネの観点から、車両に用いられる部材は一層の軽量化が求められている。こういったことから、要求される強度が相対的に低い一部の領域の厚さを、他の領域よりも薄くする加工技術の検討がなされている。特許文献1には、圧延ロールを用いて板材の厚みを部分的に薄くする技術が記載されている。
特開2014−166641号公報
発明者は、金属部材の製造方法に関し、以下の問題点を見出した。
図19から図24は、本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。なお、図面に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。
図19は、要求される強度が相対的に低い一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くした板状の金属部材の外観の一例を示す斜視図である。図20は、図19のXX−XX線に沿う断面図である。図19および図20に示すように、金属部材501には、中央部に厚さの薄い薄厚部分502が形成されている。すなわち、薄厚部分502の厚さt2がその他の部分503の厚さt1よりも薄い(t2<t1)。この金属部材501の薄厚部分502を、図21に示すように一対の圧延ロール510を用いて加工することが考えられる。すなわち、素材としての金属製の板材の中央部分を圧延ロール510で挟み込み、中央部分の厚みを薄くする。しかしながら、一対の圧延ロール510にて薄厚部分502を加工すると、図22に示すように、板厚が徐々に変化する漸変領域504が生じてしまう。板厚を1mm薄くする(すなわち、差厚t1―t2を1mmにする)場合、漸変領域504の長さLは100mm程度になることが分かっている。漸変領域504では、厚さが目標のt2よりも厚くなる。つまり、金属部材501を圧延ロール510にて加工すると、軽量化が不十分になる。
図23は、要求される強度が相対的に低い一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くした板状の金属部材を鍛造潰し加工により製造する方法について示す斜視図である。図24は、図23のXXIV−XXIV線に沿う断面図である。図23および図24に示すように、金属部材601の中央部における薄厚部分602は、プレス用金型610を用いて鍛造潰し加工により形成されている。しかしながら、このようにすると、プレス用金型610の押圧荷重を絞り加工における荷重よりもずっと大きくする必要があるので、加工設備が大がかりになり、省エネの点でも好ましくない。また、鍛造潰し加工後に薄厚部分602の硬度が高くなっている(加工硬化している)ので、当該部分では延性が低下している。このため、潰し加工後に、焼鈍および酸化スケール除去などの追加処理が必要になる。さらに、鍛造潰し加工を行った箇所ではスプリングバックが大きくなるので、鍛造潰し加工で所望の形状に精度良く形成するのは容易ではない。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くする、金属部材の製造方法を提供するものである。
本発明の一態様にかかる金属部材の製造方法によって製造された金属部材は、金属板の厚さ方向に垂直な表面に沿う方向に切刃を移動させ、前記素材の一部分における前記厚さ方向に垂直な表面に対してシェービング加工を施し、前記素材における、前記一部分の厚さを他の部分の厚さよりも薄くするものである。
本発明の一態様にかかる金属部材の製造方法では、素材の一部分における厚さ方向に垂直な表面に対してシェービング加工を施すことで、素材における、一部分の厚さを他の部分の厚さよりも薄くしている。また、シェービング加工を施した箇所では加工硬化はほとんど生じない。よって、本発明の一態様にかかる金属部材の製造方法では、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くすることができる。
前記金属部材は、前記素材における厚さ方向に垂直な表面のうちの、一方の表面には凹部が、他方の表面には突出部が、それぞれ形成されるように、前記一方の表面をプレス用金型で押圧する工程と、前記他方の表面に沿う方向に前記切刃を移動させて前記突出部をシェービング加工により除去する工程と、を備えていてもよい。このようにすることで、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くすることができる。
前記金属部材は、前記素材における厚さ方向に垂直な表面のうちの、一方の表面には凹部が、他方の表面には突出部が、それぞれ形成されるように、前記一方の表面をプレス用金型で押圧する工程と、前記一方の表面に沿う方向に前記切刃を移動させて前記一方の表面が前記凹部の底と同一平面になるようにシェービング加工する工程と、を備えていてもよい。このようにすることで、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くすることができる。
本発明により、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くする金属部材の製造方法を提供することができる。
実施の形態1にかかる金属部材の製造方法に用いる加工装置の構成を模式的に示す斜視図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法について模式的に示す斜視図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法について模式的に示す斜視図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により製造した、金属部材における薄肉部分の加工硬度について検査した結果を示す図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材のさらに別の変形例を示す斜視図である。 実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材のさらに別の変形例を示す斜視図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法の変形例について説明する模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法の変形例について説明する模式図である。 実施の形態2にかかる金属部材の製造方法の変形例について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。 本発明が解決しようとする課題にかかる金属部材の製造方法について説明する模式図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
[実施の形態1]
まず、図1を参照して実施の形態1にかかる金属部材の製造方法に用いる加工装置20の構成について説明する。加工装置20は、具体的にはプレス装置である。図1は、本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に用いる加工装置20の構成を模式的に示す斜視図である。なお、図1に示した右手系xyz座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。
図1に示すように、加工装置20は、切刃21と、スライド22と、本体部23と、固定台24と、を備える。スライド22は、本体部23において、上下方向(X軸方向)に移動可能なように取り付けられている。切刃21は、素材30をシェービング加工するための工具で、スライド22の先端に取り付けられている。ここで、素材30は、金属板であり、例えば、アルミニウム、ステンレス、鉄、チタン、マグネシウムなどの卑金属でできた板材である。固定台24は、素材30を固定するためのもので、本体部23に取り付けられている。なお、素材30を固定台24に固定するため、素材30に対してZ軸方向のプラス側に抑え力Fを加える。
次に、図1から図3を参照して、金属部材31の製造方法について説明する。図2および図3は、金属部材31の製造方法について模式的に示す斜視図である。なお、図2および図3に示した右手系xyz座標は、図1と一致している。また、図2、図3においては、簡便のため、加工装置20について、切刃21と固定台24のみを示し、それ以外の部分の表示を省略している。
図1に示すように、素材30は、固定台24において、厚さ方向がZ軸方向になるように固定配置されている。すなわち、素材30の厚さ方向に垂直な、一方の表面30aがZ方向のマイナス側、他方の表面30bがZ方向のプラス側になり、他方の表面30bが固定台24と対向している。このように配置された素材30に対して、先端に切刃21が取り付けられたスライド22を下方向(X軸方向のマイナス側)に移動させる。
このようにスライド22を移動させると、図2に示すように、切刃21が素材30における厚さ方向に垂直な一方の表面30aに沿う方向に移動し、切刃21が素材30に作用して、素材30の一部分32aにおける表面30aに対してシェービング加工が施される。ここで、シェービング加工は、プレス装置による剪断加工の一種で、素材の表面を薄く削る(例えば、板厚の5%以下に切削する)加工である。つまり、シェービング加工により、素材30の一部分32aにおける表面30aを層状に削り取り、一部分32aの厚さを他の部分32bの厚さよりも薄くする。なお、図3に示すスクラップ32は、素材30の一部分32aにおける表面30aから削り取られた切削屑である。
素材30の一部分32aにおける表面30aに対するシェービング加工が完了すると、図3に示す金属部材31が得られる。金属部材31は、相対的に薄い薄肉部分31a(図2における素材30の一部分32aに対応する)と、相対的に厚い厚肉部分31b(図2における素材30の他の部分32bに対応する)と、を有する。すなわち、薄肉部分31aの厚さt2は、厚肉部分31bの厚さt1よりも薄い(t2<t1)。
図4は、本実施の形態にかかる金属部材の製造方法により製造した、金属部材31における薄肉部分31aの加工硬度について検査した結果を示す図である。ここで、横軸は薄肉部分31aにおける研削面からの厚さ方向の距離[mm]、縦軸は硬度[Hv]である。図4に示すように、薄肉部分31aにおける研削面に近い微小層ではやや硬度が高いものの、それ以降の層では加工硬化は生じていない。このため、金属部材の特性を改善するために焼鈍および酸化スケール除去などの追加処理を行う必要はない。
以上より、本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に拠れば、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くすることができる。
なお、素材の一部分において、フライスの一種であるエンドミルによって厚さ方向に垂直な表面を削り、金属部材における薄肉部分を形成することも原理的には可能である。しかしながら、金属部材における薄肉部分をエンドミルにより精度良く形成するのは容易ではなく、加工時間もかかる。本実施の形態のように、シェービング加工によって金属部材における薄肉部分を形成する場合、エンドミルによって金属部材における薄厚部分を形成する場合に対して加工時間を大幅に短縮することができる。
また、エンドミルによって金属部材における薄厚部分を加工した場合、いわゆる切り子とよばれる微小な切削屑が生じる。この切り子は、微小であるが故、切り子を炉に投入する際に、炉の熱によって生じる気流によって舞い散ってしまい再利用するのが難しい。シェービング加工によって金属部材における薄厚部分を加工した場合、図3に示すように、切削屑であるスクラップ32は、ある程度まとまった大きさになるので、スクラップ32を炉に投入する際に舞い散ることもなく再利用性がよい。
[変形例1]
図5は、実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材の変形例を示す斜視図である。なお、図5に示した右手系xyz座標は、図1と一致している。図5に示すように、変形例1にかかる金属部材41は、厚さ方向に垂直な2つの表面41a、41bの両方に対してシェービング加工が施されて、相対的に薄い薄肉部分42aと、相対的に厚い厚肉部分42bが形成されている。このように本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に拠れば、相対的に薄い薄肉部分を設計の都合に合わせて形成することができ、金属部材の軽量化を効率的に実現することができる。
[変形例2]
図6は、実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材の別の変形例を示す斜視図である。なお、図6に示した右手系xyz座標は、図1と一致している。図6に示すように、変形例2にかかる金属部材51は、厚さ方向に垂直な表面51a、51bのうちの表面51aに対してシェービング加工が施されて、相対的に薄い薄肉部分52aと、相対的に厚い厚肉部分52bが形成され、薄肉部分52aと厚肉部分52bとの境界には2つのR部分55a、55bが形成されている。金属部材51を形成するために使用される切刃121aは、2つのR部分55a、55bに対応するR部形成部分121aAを有する。このように本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に拠れば、相対的に薄い薄肉部分を設計の都合に合わせて形成することができ、金属部材の軽量化を効率的に実現することができる。
[変形例3]
図7は、実施の形態1にかかる金属部材の製造方法により得られた金属部材のさらに別の変形例を示す斜視図である。図7に示すように、変形例3にかかる金属部材61は、複数の相対的に薄い薄肉部分62aA,62aB,62aCと、相対的に厚い厚肉部分62bが形成されている。薄肉部分62aAと薄肉部分62aBとの境界部分にはR部分65aが形成されていてもよい。薄肉部分62aAの板厚t2、薄肉部分62aBの板厚t3,薄肉部分62aCの板厚t4がそれぞれ異なっていてもよい。金属部材61を形成するために使用される切刃221aは、薄肉部分62aA,62aB,62aCに対応する形状を有する。このように本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に拠れば、相対的に薄い薄肉部分を設計の都合に合わせて形成することができ、金属部材の軽量化を効率的に実現することができる。
[実施の形態2]
次に、図8から図15を参照して、実施の形態2にかかる金属部材の製造方法について説明する。なお、実施の形態2にかかる金属部材の製造方法に用いる加工装置は、実施の形態1において図1を用いて説明した加工装置20と基本的に同じプレス装置である。
図8は、実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示すフローチャートである。図9から図15は、実施の形態2にかかる金属部材の製造方法を示す模式図である。なお、図9、図10、図12から図14に示した右手系xyz座標は、図1と一致している。図10および図11においては、簡便のため、加工装置20について、プレス用金型128とスライド22のみを示し、それ以外の部分の表示を省略している。また、図13および図14においては、簡便のため、加工装置20について、切刃21のみを示し、それ以外の部分の表示を省略している。
図8および図9に示すように、まず、加工装置20にプレス用金型128,129をセットする(ステップS1)。具体的には、スライド22の先端にプレス用金型128を取り付け、プレス用金型128の下方にプレス用金型128と対向するようにプレス用金型129を配置し、プレス用金型129の上に素材130を配置する。ここで、素材130における厚さ方向に垂直な表面のうち、プレス用金型128と対向する面を一方の表面130a、プレス用金型129と対向する面を他方の表面130bとする。なお、プレス用金型129におけるプレス用金型128と対向する面の中央部分には、プレス用金型128の外形に対応する切り欠きが形成されている。
次に、図8および図10に示すように、素材130における厚さ方向に垂直な表面に対して座出を行う(ステップS2)。具体的には、スライド22を下方向(X軸方向のマイナス側)に移動させ、一方の表面130aをプレス用金型128で押圧する。図11は、図10のXI−XI線に沿う断面図である。図11に示すように、素材130において、一方の表面130aには凹部136が、他方の表面130bには突出部135が、それぞれ形成される。
次に、図8および図12に示すように、加工装置20に切刃21をセットする(ステップS3)。具体的には、スライド22の先端の工具を切刃21に付け替え、一方の表面130aに凹部136(図11参照)、他方の表面130bに突出部135が形成された素材130を、固定台24において、厚さ方向がZ軸方向になるように固定配置する。なお、素材130を固定台24に固定するため、素材130に対してZ軸方向のプラス側に抑え力Fを加える。
次に、図8および図13に示すように、他方の表面130bに沿う方向に切刃21を移動させて、突出部135をシェービング加工により除去する(ステップS4)。これにより、図14に示す金属部材131が得られる。シェービング加工により除去された突出部135(図13参照)は、図14に示すように切削屑であるスクラップ132となる。スクラップ132は、ある程度まとまった大きさになるので、スクラップ132を炉に投入する際に舞い散ることもなく再利用性がよい。
図15は、図14のXV−XV線に沿う断面図である。図15に示すように、突出部135(図13参照)をシェービング加工により除去した後、相対的に薄い薄肉部分132a(厚さt2)と、相対的に厚い厚肉部分132b(厚さt1)と、を有する金属部材131が得られる(t2<t1)。
以上より、本実施の形態にかかる金属部材の製造方法に拠れば、加工硬化を抑制しつつ、素材の一部の領域の厚さを他の領域よりも薄くすることができる。
[変形例4]
図16から図18は、実施の形態2にかかる金属部材の製造方法の変形例について説明する模式図である。本変形例にかかる金属部材の製造方法では、図8に示す金属部材の製造方法の処理フローとステップS4のみ異なる。すなわち、図8のステップS4において、他方の表面130bに沿う方向に切刃21を移動させて、突出部135をシェービング加工により除去する代わりに、図16に示すように、一方の表面130aに沿う方向に切刃21を移動させて一方の表面130aが凹部136の底と同一平面になるようにシェービング加工する。これにより、図17に示す金属部材231が得られる。図17に示すように、切削屑であるスクラップ232は、ある程度まとまった大きさになるので、スクラップ232を炉に投入する際に舞い散ることもなく再利用性がよい。
図18は、図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。図18に示すように、一方の表面130aにおける凹部136以外の部分をシェービング加工により除去した後、相対的に薄い薄肉部分232a(厚さt5)と、相対的に厚い厚肉部分232b(厚さt6)と、を有する金属部材131が得られる(t5<t6)。
なお、本発明は上記実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
11、31、41、61、131、231 金属部材
20 加工装置
21、121a、221a 切刃
22 スライド
23 本体部
24 固定台
30、130 素材
128、129 プレス用金型
135 突出部
136 凹部

Claims (3)

  1. 金属板の厚さ方向に垂直な表面に沿う方向に切刃を移動させ、前記素材の一部分における前記厚さ方向に垂直な表面に対してシェービング加工を施し、前記素材における、前記一部分の厚さを他の部分の厚さよりも薄くする、金属部材の製造方法。
  2. 前記素材における厚さ方向に垂直な表面のうちの、一方の表面には凹部が、他方の表面には突出部が、それぞれ形成されるように、前記一方の表面をプレス用金型で押圧する工程と、
    前記他方の表面に沿う方向に前記切刃を移動させて前記突出部をシェービング加工により除去する工程と、を備える、請求項1に記載の金属部材の製造方法。
  3. 前記素材における厚さ方向に垂直な表面のうちの、一方の表面には凹部が、他方の表面には突出部が、それぞれ形成されるように、前記一方の表面をプレス用金型で押圧する工程と、
    前記一方の表面に沿う方向に前記切刃を移動させて前記一方の表面が前記凹部の底と同一平面になるようにシェービング加工する工程と、を備える、請求項1に記載の金属部材の製造方法。
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