JP2019004664A - 磁石板の取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電機子と磁石板との隙間を適正な間隔に保つことができる磁石板の取付構造を提供すること。【解決手段】リニアモータ用の磁石板10を、接合部材40を介して機械の取付部30に取り付ける磁石板の取付構造であって、磁石板10は、第1面F1及び第2面F2を有し、第2面F2側に設けられる第1雌ネジ部110と、前記第1面F1側に設けられ、接合部材40を回転させるための工具が挿入される開口部120と、を備え、機械の取付部30は、磁石板10と対向する側に、第1雌ネジ部110とはネジ溝の巻き方向が逆となる第2雌ネジ部310を備え、接合部材40は、第1雄ネジ部41と第2雄ネジ部42と、を備え、磁石板10は、第1雌ネジ部110と接合部材40の第1雄ネジ部41とが螺合し且つ機械の取付部30の第2雌ネジ部310と接合部材40の第2雄ネジ部42とが螺合することにより機械の取付部30に取り付けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、リニアモータにおける磁石板の取付構造に関する。
近年、OA機械の磁気ヘッド駆動機構、工作機械の主軸/テーブル送り機構等、各種の産業機械の駆動装置としてリニアモータの使用が提案されている。この種のリニアモータにおいては、界磁磁極として、複数の板状の永久磁石を面状に配置した磁石板が広く用いられている。
上述した用途のリニアモータにおいて、磁石板に配置された永久磁石の面方向への位置ずれを防止するために、ピン形状の規制部材により永久磁石を固定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−198278号公報
上述したリニアモータにおいて、磁石板の幅(電機子の移動方向と直交する方向の幅)を広くすると、磁石板の幅方向の曲げ剛性が低くなる。その場合、永久磁石の面方向の位置ずれが規制されていても、電機子との間に発生する磁界の吸引力により磁石板が電機子側に変形し、電機子と磁石板との隙間を適正な間隔に保つことが難しくなる。
本発明の目的は、電機子と磁石板との隙間を適正な間隔に保つことができる磁石板の取付構造を提供することにある。
(1) 本発明は、リニアモータ用の磁石板(例えば、後述する磁石板10)を、接合部材(例えば、接合ボルト40)を介して機械の取付部(例えば、機械の取付部30)に取り付ける磁石板の取付構造であって、前記磁石板は、磁石が配置される第1面(例えば、後述する第1面F1)及び前記機械の取付部と対向する第2面(例えば、後述する第2面F2)を有し、前記第2面側に設けられる第1雌ネジ部(例えば、後述する第1雌ネジ部110)と、前記第1面側に設けられ、前記第1雌ネジ部と連通する開口部であって、前記第1雌ネジ部に嵌合する前記接合部材を回転させるための工具が挿入される開口部(例えば、後述する開口部120)と、を備え、前記機械の取付部は、前記磁石板と対向する側に、前記第1雌ネジ部とはネジ溝の巻き方向が逆となる第2雌ネジ部(例えば、後述する第2雌ネジ部310)を備え、前記接合部材は、一方の端部に形成され前記第1雌ネジ部と螺合可能な第1雄ネジ部(例えば、後述する第1雄ネジ部41))と、他方の端部に形成され前記第2雌ネジ部と螺合可能な第2雄ネジ部(例えば、後述する第2雄ネジ部42)と、を備え、前記磁石板は、前記第1雌ネジ部と前記接合部材の前記第1雄ネジ部とが螺合し且つ前記機械の取付部の前記第2雌ネジ部と前記接合部材の前記第2雄ネジ部とが螺合することにより前記機械の取付部に取り付けられる。
(2) (1)の磁石板の取付構造において、前記磁石板から前記機械の取付部を視た場合に、前記開口部の外周は、前記磁石板に設けられる前記第1雌ネジ部の外周よりも内側に位置してもよい。
(3) (2)の磁石板の取付構造において、前記磁石板から前記機械の取付部を視た場合に、前記開口部を間に挟んで隣接する前記磁石の外縁は、前記開口部の外周よりも外側で且つ前記磁石板に設けられる前記第1雌ネジ部の外周よりも内側に位置してもよい。
(4) (1)から(3)までのいずれかの磁石板の取付構造において、前記接合部材は、前記第2雄ネジ部が右ネジであれば、前記第1雄ネジ部は左ネジであり、前記第2雄ネジ部が左ネジであれば、前記第1雄ネジ部は右ネジであってもよい。
本発明によれば、電機子と磁石板との隙間を適正な間隔に保つことができる磁石板の取付構造を提供できる。
第1実施形態のリニアモータ1の概略を示す斜視図である。 リニアモータ1の断面図である。 板材11の配列を示す平面図である。 機械の取付部30における第2雌ネジ部310の配置を示す平面図である。 第1雌ネジ部110及び開口部120と永久磁石12の配置との関係を示す平面図である。 磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順を示す図である。 磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順を示す図である。 磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順を示す図である。 磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順を示す図である。 図2に示す接合ボルト40とその周辺部分の部分拡大図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、本明細書に添付した図面は、いずれも模式図であり、理解のしやすさ等を考慮して、各部の形状、縮尺、縦横の寸法比等を、実物から変更又は誇張している。また、図面においては、部材等の断面を示すハッチングを適宜に省略する。
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば「平行」、「方向」等の用語については、その用語の厳密な意味に加えて、ほぼ平行とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
本明細書等においては、リニアモータ1において電機子20の移動方向に相当する方向をX(X1−X2)方向、リニアモータ1の幅(短手)方向に相当する方向をY(Y1−Y2)方向、厚み方向に相当する方向をZ(Z1−Z2)方向とする。また、リニアモータ1が取り付けられる機械の取付部30についても同様とする。
図1は、本実施形態のリニアモータ1の概略を示す斜視図である。
図2は、リニアモータ1の断面図である。図2は、リニアモータ1のY−Z面と平行な面における断面を示している。なお、図2においては、ボルトを断面でなく外観で示し、雄ネジ溝、雌ネジ溝等を省略している。
図3Aは、板材11の配列を示す平面図である。図3Aは、5枚の板材11をX方向に沿って配列させた状態を示している。図3Aでは、最もX2側の板材11を例として、各板材11に配置される永久磁石12の輪郭を想像線で示している。
図3Bは、機械の取付部30における第2雌ネジ部310の配置を示す平面図である。図3Bでは、取り付けられる板材11(磁石板10)の輪郭を想像線で示している。
図1に示すように、本実施形態のリニアモータ1は、複数の磁石板(リニアモータ用の磁石板)10と、電機子20と、を備える。
磁石板10は、電機子20の移動方向(X方向)に沿って、異なる磁性の永久磁石12(後述)が交互に配置された界磁磁極である。磁石板10は、電機子20と協働して、電機子20を直線的に移動させるための駆動力を発生する。磁石板10は、図2に示すように、板材11、永久磁石12、接合層13を備える。
板材11は、板状の金属部材である。板材11は、図2に示すように、Z1側の面となる第1面F1と、Z2側の面となる第2面F2と、を有する。第1面F1は、複数の永久磁石12が配置される側の面である。第2面F2は、機械の取付部30(後述)に固定される側の面である。板材11は、例えば、ケイ素鋼板の積層体、炭素鋼、一般構造用圧延鋼材等により形成される。
本実施形態のリニアモータ1においては、図1に示すように、電機子20の移動方向(X方向)に沿って、5枚の板材11(磁石板10)が配列されている。各板材11の第1面F1には、それぞれ8個の永久磁石12が配置されている。
なお、磁石板10は、電機子20の移動方向に対して、若干スキュー(傾斜)した状態で配列されていてもよい。また、磁石板10の数、形状等は、本実施形態の例に限らず、リニアモータ1の仕様等に応じて適宜に設定される。
板材11は、図2に示すように、第2面F2側に第1雌ネジ部110を備える。第1雌ネジ部110は、図3Aに示すように、板材11のY方向の中央部で且つX方向に沿って2箇所に設けられている。第1雌ネジ部110は、接合ボルト40(後述)の第1雄ネジ部41と螺合可能な雌ネジ溝が形成された部分である。なお、本実施形態の第1雌ネジ部110において、雌ネジ溝は、後述する図6に示すように、板材11の第1面F1側の領域に設けられており、第2面F2側の領域には設けられていないが、これに制限されず、全域に設けられていてもよい。
板材11の第1雌ネジ部110には、左ネジの雌ネジ溝が形成されている。また、後述するように、接合ボルト40の第1雄ネジ部41には、第1雌ネジ部110と螺合可能な左ネジの雄ネジ溝が形成されている。そのため、接合ボルト40の第1雄ネジ部41を、板材11の第1雌ネジ部110に螺合させた状態で、工具(不図示)により接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させると、接合ボルト40の第1雄ネジ部41は、板材11の第1面F1側(Z1側)に締め込まれる。
板材11は、図3Aに示すように、X−Y平面において、第1雌ネジ部110と重なる位置(中心同士が重なる位置)に開口部120を備える。開口部120は、板材11の第1面F1側に設けられる穴であって、接合ボルト40を回転させるための工具(本例では、六角レンチ)を挿入するための穴である。開口部120は、X−Y平面と直交する方向(Z方向)において、第1雌ネジ部110と連通している。後述するように、開口部120は、板材11に設けられる第1雌ネジ部110の径よりも小さな径となるように形成されている。
また、板材11は、図3Aに示すように、Y1及びY2方向の端部に、それぞれ段付き穴130を備える。段付き穴130は、板材11を機械の取付部30に固定する際に、ボルト131(後述)が挿入される穴である
接合ボルト(接合部材)40は、板材11を機械の取付部30(後述)に取り付けるための部材である。接合ボルト40は、図2に示すように、長手方向の一方の端部に第1雄ネジ部41が設けられ、他方の端部に第2雄ネジ部42が設けられている。第1雄ネジ部41は、板材11の第1雌ネジ部110に螺合可能なネジ部である。第2雄ネジ部42は、機械の取付部30の第2雌ネジ部310(後述)と螺合可能なネジ部である。また、接合ボルト40において、第1雄ネジ部41側の頭部には、六角穴43が設けられている。六角穴43は、工具としての六角レンチW(図5B参照)が嵌合する部分である。作業者は、板材11に設けられた開口部120を介して六角穴43に六角レンチを嵌合させることにより、接合ボルト40をY1側から時計回り又は反時計回りに回転させることができる。
接合ボルト40の一方の端部の第1雄ネジ部41には、左ネジの雄ネジ溝が形成されている。また、接合ボルト40の他方の端部の第2雄ネジ部42には、右ネジの雄ネジ溝が形成されている。このように、接合ボルト40は、長手方向の両端部に、それぞれネジ溝の巻方向が逆となるネジ溝(雄ネジ部)が形成されている。
永久磁石12は、磁界を発生する部材であり、図2に示すように、板材11の第1面F1に接合層13を介して配置される。永久磁石12は、板材11の第1面F1上において、電機子20の移動方向(X方向)に沿って、N極の永久磁石12とS極用の永久磁石12とが交互に配置されている。接合層13は、板材11と永久磁石12とを接合する層であり、例えば、接着剤により形成される。磁石板10の幅方向(Y方向)において、隣接する永久磁石12の間隔については、後述する。
本実施形態では、図1及び図3Aに示すように、1つの板材11上に、8個の永久磁石12が4(Y方向)×2(X方向)のパターンで配置されている。なお、板材11上に配置される永久磁石12の個数、配置形態等は、本実施形態の例に限らず、リニアモータ1の仕様等に応じて適宜に設定される。
機械の取付部30は、例えば、OA機械の磁気ヘッド駆動機構、工作機械の主軸/テーブル送り機構等の駆動装置として、リニアモータ1が取り付けられる箇所である。本実施形態では、機械の取付部30を板状の部材として図示しているが、実際には、取り付けられる機械に応じた形状を有する。
機械の取付部30は、図3Bに示すように、板材11の第1雌ネジ部110(図3A参照)と対向する位置に第2雌ネジ部310を備える。第2雌ネジ部310は、接合ボルト40(後述)の第2雄ネジ部42と螺合可能な雌ネジ溝が形成された部分である。なお、本実施形態の第2雌ネジ部310において、雌ネジ溝は、後述する図6に示すように、機械の取付部30のZ2側の領域に設けられており、Z1側の領域には設けられていないが、これに制限されず、全域に設けられていてもよい。
本実施形態の第2雌ネジ部310には、右ネジの雌ネジ溝が形成されている。また、前述した接合ボルト40の第2雄ネジ部42には、第2雌ネジ部310と螺合可能な右ネジの雄ネジ溝が形成されている。そのため、接合ボルト40の第2雄ネジ部42を、機械の取付部30の第2雌ネジ部310に螺合させた状態で、工具(不図示)により接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させると、接合ボルト40の第2雄ネジ部42は、機械の取付部30側(Z2側)に締め込まれる。
機械の取付部30は、図3Bに示すように、板材11の段付き穴130と対向する位置(中心同士が重なる位置)にボルト穴320が設けられている。ボルト穴320は、内周面に、板材11(磁石板10)の段付き穴130に挿入されるボルト131の雄ネジと螺合可能な雌ネジを有する。
電機子20は、磁石板10と協働して、電機子20を直線的に移動させるための駆動力を発生する。電機子20は、鉄心コア、巻線等(不図示)を備える。鉄心コアは、電機子20の本体となる部材であり、例えば、磁性材料からなる板材を複数重ね合わせた構造体として構成されている。巻線は、鉄心コアのスロットに巻き付けられるワイヤである。巻線には、外部の電源装置から交流の電力が供給される。図1では、電機子20の巻線に電力を供給するケーブル等の図示を省略する。
電機子20の巻線に、電力として単相交流又は三相交流を印加すると、巻線に生じた移動磁界と磁石板10の磁界との間に吸引力及び反発力が作用して、その移動方向(X方向)の成分により電機子20に推力が与えられる。電機子20は、この推力により、図1に示すように、磁石板10において永久磁石12が配列されたX方向に沿って直線的に移動する。
次に、板材11に設けられる第1雌ネジ部110、開口部120の径及び隣接する永久磁石12の間隔について説明する。
図4は、第1雌ネジ部110及び開口部120と永久磁石12の配置との関係を示す部分平面図である。
本実施形態において、板材11に設けられる開口部120の外周は、板材11に設けられる第1雌ネジ部110の外周よりも内側に位置する。具体的には、図4に示すように、板材11に設けられる開口部120の径d1は、同じ板材11の裏面側(第2面F2側)に設けられる第1雌ネジ部110の径d2よりも小さく設定されている。そのため、接合ボルト40の第1雄ネジ部41(図2参照)の径を大きくした場合でも、接合ボルト40を、より小さな径の工具で回転させることができる。このように、本実施形態の構成によれば、第1雄ネジ部41を外部から回転可能としつつ、第1雄ネジ部41の径d2を、板材11の固定力を十分に確保できる大きさとすることができる。
また、本実施形態において、開口部120を間に挟んで隣接する2つの永久磁石12の外縁は、開口部120の外周よりも外側で且つ磁石板10に設けられる第1雌ネジ部110の外周よりも内側に位置する。具体的には、図4に示すように、開口部120(板材11)を間に挟んで隣接する2つの永久磁石12の間隔gは、開口部120の径d1よりも大きく且つ第1雌ネジ部110の径d2よりも小さく設定されている。そのため、本実施形態の構成によれば、第1雄ネジ部41を外部から回転可能としつつ、隣接する永久磁石12の間隔gを出来る限り狭めることができる。
なお、接合ボルト40の代わりに、第1雄ネジ部41と同じ径の頭部を有する六角穴付きボルトを、板材11の第1面F1側に設けた段付き穴に挿入することにより、磁石板10を機械の取付部30に取り付けることも考えられる。しかし、その場合は、隣接する永久磁石12の間隔gを、六角穴付きボルトの頭部の径と同じかそれよりも広げる必要がある。六角穴付きボルトに六角レンチ(工具)を嵌合させて回転させるために、六角穴付きボルトの頭部の端から六角穴までの間を接合層13で覆うことができないためである。これに対して、本実施形態の構成によれば、開口部120の径を、接合ボルト40の六角穴43(図4参照)と同じ径にできるため、隣接する永久磁石12の間隔gを出来る限り狭めることができる。
次に、磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順について、図5A〜図5D及び図6を参照しながら説明する。
図5A〜図5Dは、磁石板10を機械の取付部30に取り付ける手順を示す図である。図5A〜図5Dは、図2と同じくリニアモータ1のY−Z面と平行な面における断面に相当する。図6は、図2に示す接合ボルト40とその周辺部分の部分拡大図である。
まず、図5Aに示すように、接合ボルト40の第2雄ネジ部42(頭部)を、機械の取付部30に設けられた第2雌ネジ部310に挿入して、工具(不図示)により接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させる。そして、接合ボルト40の第2雄ネジ部42を、第2雌ネジ部310の途中まで螺合させる。後述するように、接合ボルト40を締め込んだ際に、接合ボルト40の第2雄ネジ部42が更にZ2側へ締め込まれるスペースを確保するためである。
次に、図5Bに示すように、機械の取付部30の上に、磁石板10(板材11)の第2面F2側を被せて、接合ボルト40の第1雄ネジ部41と、磁石板10の第1雌ネジ部110とを位置合わせする。そして、接合ボルト40の第1雄ネジ部41(頭部)を、磁石板10の第1雌ネジ部110に螺合させて、六角レンチWにより接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させる。
接合ボルト40の第1雄ネジ部41を、磁石板10(板材11)の第1雌ネジ部110に螺合させた状態で、接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させると、図6の矢印a1で示すように、接合ボルト40の第1雄ネジ部41は、板材11の第1面F1側(Z1側)に締め込まれる。また、接合ボルト40の第2雄ネジ部42を、機械の取付部30の第2雌ネジ部310に螺合させた状態で、接合ボルト40をY1側から時計回りに回転させると、図6の矢印a2で示すように、接合ボルト40の第2雄ネジ部42は、機械の取付部30側(Z2側)に締め込まれる。
上述のように、接合ボルト40の両端部がそれぞれ板材11、機械の取付部30に締め込まれると、接合ボルト40には、Z1方向とZ2方向にそれぞれ張力が発生する。そして、板材11と機械の取付部30との間には、この張力の反作用として、板材11と機械の取付部30との間を圧縮する力(圧縮力)が生じる。そのため、図5Cに示すように、接合ボルト40を締め込むことで生じる圧縮力により、磁石板10を機械の取付部30に取り付けることができる。
そして、図5Dに示すように、磁石板10を機械の取付部30に取り付けた後、板材11の2つの段付き穴130にそれぞれボルト131を挿入し、機械の取付部30のボルト穴320と螺合させて締結することにより、磁石板10を機械の取付部30に固定することができる。
上述した本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、接合ボルト40を介して板材11を機械の取付部30に取り付けることにより、板材11の変形を抑制した状態で磁石板10を機械の取付部30に固定できる。そのため、リニアモータ1の駆動時において、磁石板10と電機子20との間に生じる磁界の吸引力により、板材11が電機子20側に撓むことを抑制できる。したがって、本実施形態のリニアモータ1によれば、駆動時において、電機子20と磁石板10との隙間を適正な間隔に保つことができる。
なお、板材11の変形を抑制するために、板材11を機械の取付部30に固定するボルトを増やすことも考えられる。しかし、ボルトを設けると、ボルトの頭部が板材の11の表面に露出するため、その分だけ永久磁石12の面積が少なくなる。永久磁石12の面積が少なくなると、磁石板10において推力に寄与しない領域が増えるため、単位面積当たりの推力が低下する。
これに対して、本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、接合ボルト40を板材11の内部で螺合させため、ボルトの頭部を板材11の表面に露出させる場合に比べて、永久磁石12の面積を増やすことができる。そのため、本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、磁石板10において推力に寄与しない領域を最小範囲に抑えることができる。
また、磁石板10において、板材11の厚みを増やすことにより、磁石板10の変形を抑制することも考えられる。しかし、板材11の厚みを増すと、コストが高くなるだけでなく、磁石板10の質量が増加してリニアモータの性能が低下したり、製造時の作業性が悪くなったりする等の不具合が生じる。しかし、本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、板材11の厚みを増すことなしに磁石板10の変形を抑制できるため、上述した不具合の発生を回避できる。
本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、図4に示すように、板材11に設けられる開口部120の径d1は、同じく板材11に設けられる第1雌ネジ部110の径d2よりも小さくなるように設定されている。そのため、第1雄ネジ部41の径に比べて、より小さな径の工具で接合ボルト40を回転させることができる。したがって、本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、第1雄ネジ部41を外部から回転可能としつつ、第1雄ネジ部41の径d2を、板材11の固定力を十分に確保できる大きさとすることができる。
本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、図4に示すように、開口部120を間に挟んで隣接する2つの永久磁石12の間隔gは、開口部120の径d1よりも大きく且つ第1雌ネジ部110の径d2よりも小さくなるように設定されている。そのため、本実施形態の磁石板10の取付構造によれば、第1雄ネジ部41を外部から回転可能としつつ、隣接する永久磁石12の間隔gを出来る限り狭めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内に含まれる。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述の実施形態及び後述する変形形態は、適宜に組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
本実施形態においては、1つの板材11を2本の接合ボルト40で機械の取付部30に取り付ける例について説明したが、これに限定されない。1つの板材11のX方向及びY方向の中央部において、1本の接合ボルト40で機械の取付部30に取り付けてもよい。また、接合ボルト40は、3箇所以上に設けてもよい。
本実施形態においては、接合ボルト40の頭部に六角レンチと嵌合する六角穴43を設けた例について説明したが、これに限定されない。接合ボルト40の頭部に、例えば、トルクス(登録商標)レンチと嵌合する穴を設けてもよい。
本実施形態においては、接合ボルト40の第1雄ネジ部41を左ネジとし、第2雄ネジ部42を右ネジとした例について説明したが、これに限定されない。接合ボルト40の第1雄ネジ部41を右ネジとし、第2雄ネジ部42を左ネジとしてもよい。この場合、図5Bにおいて、接合ボルト40の第1雄ネジ部41(頭部)を、磁石板10の第1雌ネジ部110に螺合させ、六角レンチWにより接合ボルト40をY1側から反時計回りに回転させることにより、板材11を機械の取付部30に取り付けることができる。
本実施形態においては、磁石板10を固定側とし、電機子20を駆動側とする例について説明したが、これに限定されない。リニアモータ1において、磁石板10を駆動側とし、電機子20を固定側としてもよい。
1:リニアモータ、10:磁石板、11:板材、12:永久磁石、20:電機子、30:機械の取付部、40:接合ボルト、41:第1雄ネジ部、42:第2雄ネジ部、110:第1雌ネジ部、120:開口部、310:第2雌ネジ部

Claims (4)

  1. リニアモータ用の磁石板を、接合部材を介して機械の取付部に取り付ける磁石板の取付構造であって、
    前記磁石板は、磁石が配置される第1面及び前記機械の取付部と対向する第2面を有し、前記第2面側に設けられる第1雌ネジ部と、前記第1面側に設けられ、前記第1雌ネジ部と連通する開口部であって、前記第1雌ネジ部に嵌合する前記接合部材を回転させるための工具が挿入される開口部と、を備え、
    前記機械の取付部は、前記磁石板と対向する側に、前記第1雌ネジ部とはネジ溝の巻き方向が逆となる第2雌ネジ部を備え、
    前記接合部材は、一方の端部に形成され前記第1雌ネジ部と螺合可能な第1雄ネジ部と、他方の端部に形成され前記第2雌ネジ部と螺合可能な第2雄ネジ部と、を備え、
    前記磁石板は、前記第1雌ネジ部と前記接合部材の前記第1雄ネジ部とが螺合し且つ前記機械の取付部の前記第2雌ネジ部と前記接合部材の前記第2雄ネジ部とが螺合することにより、前記機械の取付部に取り付けられる、
    磁石板の取付構造。
  2. 前記磁石板から前記機械の取付部を視た場合に、前記開口部の外周は、前記磁石板に設けられる前記第1雌ネジ部の外周よりも内側に位置する、
    請求項1に記載の磁石板の取付構造。
  3. 前記磁石板から前記機械の取付部を視た場合に、前記開口部を間に挟んで隣接する前記磁石の外縁は、前記開口部の外周よりも外側で且つ前記磁石板に設けられる前記第1雌ネジ部の外周よりも内側に位置する、
    請求項2に記載の磁石板の取付構造。
  4. 前記接合部材において、前記第2雄ネジ部が右ネジであれば、前記第1雄ネジ部は左ネジであり、前記第2雄ネジ部が左ネジであれば、前記第1雄ネジ部は右ネジである、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の磁石板の取付構造。
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