JP2011101551A - 積層鉄心およびこれを用いた電機子 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層鉄心の側面に設けたタップ穴における強度を確実に確保できる積層鉄心およびこれを用いた電機子を提供すること。
【解決手段】この発明に係る積層鉄心1は、磁性体でできたコア部材2を積層して形成され、積層方向の両端面3a、3bとこの両端面の間を接続する複数の側面4とを有する、
また、前記複数の側面のうち少なくとも一面にタップ穴8が形成され、コア部材の一部が積層方向に突出した凸部5とこの凸部が嵌合する凹部6とを有する嵌合部7a、7bが、前記タップ穴ごとに前記タップ穴の中心線を挟んで両側に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、リニアモータを含む各種モータ、発電機等に使用される電機子と、この電機子に用いられ磁性材であるコア部材を積層した積層鉄心に関するものである。
積層鉄心を用いた電機子においては、電機子に他の部材を固定するために積層鉄心の側面に直接タップ加工を施すことがある。ここで積層鉄心の側面とは積層方向の両端面間を接続する面であり、各コア部材の板目が見える面のことをいう。このことによりタップ穴を有する別部材を用いる場合と比較すると、部品点数削減とスペース削減による小型・軽量化を図ることができる。
また単に積層鉄心にタップ加工を施しただけでは振動が加わるような環境下では取付が緩む可能性もあり、十分な強度を確保することが困難であるため、コア部材の表面に予め接着剤をコーティングし、これを接着固定して一体化することにより、コア部材間を強固に固定することができる。以上により、電機子の小型・軽量化とタップ穴の強度確保の両立を図っていた(例えば、特許文献1)。
特開2005−287113(4−5頁、図1−2)
積層鉄心の側面に設けたタップ穴にボルトを締め付けた場合には図14に示すようにボルトの軸力(F1)によりタップ穴のねじ山を押し広げる力(F2)が作用し、タップ穴の両側のコア部材(C1)には横方向に押し広げる力(F3)が作用する。タップ穴の両側に配置されたコア部材(C1)は断面図B−Bに示す通りタップ穴によって左右に分断されているため、上記F3によってタップ穴の右側に配置されたコア部材は右方向に、左側に配置されたコア部材は左方向に、各々折れ曲がろうとする変位が発生し、ボルトの軸力に抗することができなくなる。従って、これら分断されたコア部材(C1)と、この上方または下方に積層されている分断されていないコア部材(C2)とを接着により一体化することにより、F3に十分耐えるようにしておくことが必要である。
特許文献1に示された積層鉄心では、積層方向に加圧しながら加熱炉等に積層鉄心を設置して加熱することによりコア部材間を接着固定する。この場合に積層方向の加圧力や温度が場所によって不均一となった場合には、局所的に非接着箇所が発生する場合がある。特にこのような非接着箇所が、タップ穴の両側に配置されたコア部材C1間か、あるいはコア部材C1とC2の間のいずれかに生じると、コア部材C1が単独で横方向に押し広げる力F3を受けることとなり外側に折れ曲がってしまうため、ボルトの軸力に抗することができず十分なタップ穴強度を確保できないという問題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、積層鉄心の側面に設けたタップ穴における強度を確実に確保できる積層鉄心およびこれを用いた電機子を提供することを目的とする。
この発明に係る積層鉄心は、磁性体でできたコア部材を積層して形成され、積層方向の両端面とこの両端面の間を接続する複数の側面とを有する。
また、前記複数の側面のうち少なくとも一面にタップ穴が形成され、コア部材の一部が積層方向に突出した凸部とこの凸部が嵌合する凹部とを有する嵌合部が、前記タップ穴ごとに前記タップ穴の中心線を挟んで両側に形成されていることを特徴とする。
この発明に係る積層鉄心によると、積層方向に突出した凸部とこの凸部が嵌合する凹部とを有する嵌合部がタップ穴ごとに形成されているため、仮にタップ穴の両側に配置されたコア部材C1間か、あるいはコア部材C1とC2の間の接着層のいずれかに非接着箇所が発生したとしても、各タップ穴のコア部材C1に作用する横方向に押し広げる力F3を嵌合する凸部と凹部とによって確実にコア部材C2に伝達することができる。また、この凸部と凹部はタップ穴の中心線を挟んで両側に形成されており、嵌合部によってコア部材C1からC2に伝達された力F3はコア部材C2において左右逆向きに作用するため、コア部材C2及びこれに嵌合部を介して連結されたコア部材C1の変形を抑制することができる。
以上より、ボルト軸力F1に基づいて発生するコア部材を横方向に押し広げる力F3に抗することができ、積層鉄心の側面に設けたタップ穴における強度を確実に確保することができる。
本発明の実施の形態1による積層鉄心の正面図及びA−A断面図である。 本発明の実施の形態1による積層鉄心の外形図である。 本発明の実施の形態1による嵌合部の断面図である。 本発明の実施の形態1による巻線を施した後の積層鉄心の外形図である。 本発明の実施の形態1による電機子を適用したリニアモータの正面図である。 本発明の実施の形態1による電機子を適用したリニアモータの部品分解図である。 本発明の実施の形態1による嵌合部の断面図および積層鉄心の正面図である。 本発明の実施の形態1による嵌合部の断面図およびコア部材の正面図である。 本発明の実施の形態2による積層鉄心の正面図である。 本発明の実施の形態2による積層鉄心の外形図である。 本発明の実施の形態3による巻線を施した後の積層鉄心の外形図である。 本発明の実施の形態3による樹脂によるモールド固定後の電機子の外形図である。 本発明の実施の形態4による電機子の外形図である。 従来の積層鉄心においてタップ穴のねじ部及びコア部材に作用する力を示す図である。
実施の形態1.
図1から図8は実施の形態1に係る積層鉄心及び電機子の外形を示す図であり、図1aは積層鉄心の正面図、図1bは図1aにおけるA−A断面図、図2は積層鉄心の外形図、図3は嵌合部の断面図、図4は巻線を施した後の積層鉄心の外形図、図5は本実施の形態に係る電機子を適用したリニアモータの正面図、図6は本実施の形態に係る電機子を適用したリニアモータの部品分解図、図7、8は図3とは異なる方式の嵌合部の断面図と積層鉄心又はコア部材の外形図を示す。
積層鉄心1はコア部材2の外形が所定の磁極形状を有するようにプレス機で打ち抜き、これを積層することによって構成されており、積層方向の両端面3a、3bとこの両端面の間を接続する複数の側面4が形成されている。コア部材2の打ち抜きの際には、図3に詳細断面を示すように積層方向の下面に突出した丸型の凸部5とこの凸部5に嵌合する凹部6も併せて形成され、本実施の形態ではこの凸部5と凹部6が嵌合する嵌合部7は、図1、図2に示すように、7a、7b、7cの3箇所に設けられている。
電機子に使用される他の部品を固定するためのタップ穴8は上記複数の側面4のうちの一つに設けられており、凸部5と凹部6はタップ穴8ごとに、タップ穴8の中心線を挟んで両側に形成されている。このタップ穴8を加工する場合にコア部材2が積層方向にはがれるのを防止するために、万力等の固定具により積層方向に積層鉄心1を固定しながら行う必要がある。あるいは図4に示すように積層鉄心1に巻線9を施工した巻線後の積層鉄心10に対してタップ穴8を加工してもよい。この場合には巻線9の線材のテンションにより積層鉄心1が締め付けられているため、積層鉄心1のコア部材2が積層方向にはがれるのを防止するのに寄与する。
図4にて得られた巻線後の積層鉄心10を必要数準備しこれを直線状に配置することにより、図5に示すリニアモータ用の電機子11を得る。図6に示すように電機子11は取付板12に設けられた貫通穴13を通じて、ボルト14をタップ穴8にねじ込むことで巻線後の各積層鉄心10を一体化する。電機子11は磁気的空隙を介して、界磁ヨーク15に固定された永久磁石16と対向する位置に取り付けられる。ここで巻線9に電流を通電することにより電機子11と永久磁石16との間に電磁力が作用し、図5において左右方向に推進力を得ることができる。
ここで、巻線後の積層鉄心10を取付板12に固定する際に、ボルト14をタップ穴8に締め付けたときには、タップ穴8の両側に配置され左右に分断されたコア部材2a(図1参照)には、図14にて説明したとおり積層面に平行に横方向の力が作用するが、本実施の形態に係る積層鉄心1においては、タップ穴8の両側の7aと7bの位置に嵌合部7が配置されているため、コア部材2aに作用する力を分断されていないコア部材2bに伝達することができ、コア部材2aが外側に折れ曲がるのを防ぐことができる。
また、嵌合部7に形成された凸部5の外径寸法は、凹部6の内径寸法よりわずかに大きく形成され、これを図3の下側に示したように両者を嵌合させて積層させてゆくと、凸部5と凹部6の間に摩擦力が作用することとなる。タップ穴8にボルト14を締め付けた時には、積層方向にコア部材2を引き剥がすような力も作用するが、凸部5と凹部6との間の摩擦力によって、この積層方向の力にも抗してコア部材2が変形するのを抑制することができる。更に本実施の形態では積層鉄心1の周囲には巻線9が設けられているため、この巻線9の線材のテンションにより積層鉄心1が締め付けられているため、前述の積層方向の力を受けることができ、更に大きなボルト締め付け力に耐えることができるようになる。
尚、本実施の形態においては、凸部5と凹部6が形成された丸型の嵌合部7を適用した例を示したが、図7aに示すように断面がV字型をした凸部5aと凹部6aを有する嵌合部17a、17bがタップ穴8の中心線を挟んで両側に配置するようにしてもよい。尚、ボルト14をタップ穴8に締め付ける時にコア部材2aが外側に折れ曲がるのを防ぐためには、タップ穴8の両側に配置された分断されたコア部材2aがその積層面内で滑るのを防止する必要があることから、図7bに示すようにV字型の断面がタップ穴8の中心線に平行となるように配置するのが好ましい。
更に、図8に示すように片梁部を積層面外に折り曲げて形成した凸部5bと、この凸部5bに対応する位置に配置され凸部5bが嵌合する形状を有する凹部6bとによって嵌合部18を構成してもよい。この凸部5bと凹部6bの位置がコア部材2の中心線をはさんで対称の位置に設けられており、図8bに示すコア部材と図8cに示すコア部材を図8aに示すように交互に積層することにより積層鉄心1を形成する。この場合もタップ穴8の両側に配置された分断されたコア部材2aがその積層面内で滑るのを防止するために、図8b、図8cに示すように、片梁部がタップ穴8の中心線に平行となるように配置するのが好ましい。
以上のとおり本実施の形態に係る積層鉄心1によると、積層方向に突出した凸部5とこの凸部5が嵌合する凹部6とがタップ穴8ごとに形成されているため、各タップ穴8のコア部材2aに作用する横方向に押し広げる力を嵌合する凸部5と凹部6とによって確実にコア部材2bに伝達することができる。また、この凸部5と凹部6はタップ穴8の中心線を挟んで両側に形成されており、嵌合部7によってコア部材2aから2bに伝達された力はコア部材2bにおいて左右逆向きに作用するため、コア部材2b及びこれに嵌合部を介して連結されたコア部材2aの変形を抑制することができる。
従ってボルト軸力に基づいて発生するコア部材2aを横方向に押し広げる力に抗することができ、積層鉄心1の側面4に設けたタップ穴8における強度を確実に確保することができる。
また、本実施の形態に係る電機子11は、ボルト14をタップ穴8に直接締結することにより、取付板12を介して複数の積層鉄心10が強固に固定されて構成されている。従って、ボルト14を締結するための別部品が不要であるため部品点数の削減ができて、製造コストの低減を図ることがでると同時に、別部品を固定するスペースを削減することもできて、小型・軽量化が可能となる。
本実施の形態においてはコア部材2の表面に接着剤をコーティングした接着鋼板を使用してもよいが、ボルト14のサイズや用途によっては凸部5と凹部6との間の摩擦力と巻線9の線材のテンションによる締め付け力のみによって、タップ穴8にボルト14を締め付けた時に作用する積層方向にコア部材2を引き剥がすような力に耐えうる場合もある。このような場合には、高価な接着鋼板を用いる必要はなく、あるいは、通常の鋼板に対して接着剤を塗布するような工程を省略することができるため、製造コストを低減できると同時に、加熱炉等の製造設備を不要とし、製造時のエネルギー削減の効果も期待できる。
実施の形態2.
図9と図10は本発明の実施の形態2に係る積層鉄心の構造を示すものであり、図9は積層鉄心の正面図、図10は積層鉄心の外形図を示す。
実施の形態1と異なる点は、嵌合部19a、19b、19cのうち、タップ穴8の中心線を挟んで両側に配置された嵌合部19aと19bとが、タップ穴8が設けられる積層鉄心1の側面4の近傍に設けられている点である。ここで側面4の近傍とは、鉄心の側面に外形歪が生じない程度に嵌合部19aと19bを側面4に極力近接させた状態のことを言い、例えば図3に示すような丸型の凸部5と凹部6を形成する場合には、経験的に嵌合部19a、19bと側面4との最近接距離を1.5t(tはコア部材2の板厚)とすることができる。
実施の形態1において説明したとおり、タップ穴8にボルト14を締めこんだ場合には、タップ穴8の両側に配置され左右に分断されたコア部材2a(図1参照)には、図9の矢印20a、20bに示すような方向の力が作用する。従って、コア部材2aはタップ穴8によって分断された根元部分であって図9で符号21により示した部分を中心として、両側に広がろうとするような回転モーメントを受けることになるが、コア部材2aが矢印20a、20bに示す方向に変形させないようにするためには、この回転モーメントを嵌合部19a、19bに作用する反力でバランスさせる必要がある。
本実施の形態に係る積層鉄心1によると、タップ穴8の中心線を挟んで両側に配置された嵌合部19a、19bが、タップ穴8が設けられた積層鉄心1の側面4近傍に配置されているため、嵌合部19a、19bに作用する反力による回転モーメントのうでの長さ(力20a、20bの作用する方向と直角方向における嵌合部19a、19bと回転中心21との距離)を最大にできる。従って、嵌合部19a、19bに作用する反力を極力小さくすることができ、コア部材2aに対する変形の影響も極めて小さいものとすることができる。従って、タップ穴8の強度、並びに締結に対する信頼性を向上することができる。
また、嵌合部19a、19bは打ち抜きによって形成されこのときの機械的な歪のため磁気特性の劣化が問題となるところ、本実施の形態に係る積層鉄心1によると、この嵌合部19a、19bが側面4の近傍に配置されているため、この側面4の近傍では鉄心中の磁束密度が低いため、この部分の磁気特性の劣化がリニアモータとしての特性に与える影響(モータの出力低下、等)を軽微なものに抑えることができるという効果もある。
実施の形態3.
図11と図12は本発明の実施の形態3に係る電機子の構造を示すものであり、図11は巻線後の積層鉄心を複数並べた外形図、図12は樹脂によるモールド固定後の電機子の外形図を示す。本実施の形態に係る電機子23は、図11に示すように巻線9を施された積層鉄心10を必要数並べ、図12のように積層鉄心10の外周が樹脂22によってモールド固定されている。
以上のように本実施の形態に係る電機子によると、樹脂22によって積層鉄心10の外周部が固定されているため、タップ穴8の中心線を挟んで両側に配置された嵌合部の作用と併せて、タップ穴8の両側に配置された分断されたコア部材2a(図1参照)の積層面内における変形を抑制することができる。また、この樹脂22によってコア部材2a、2b(図1参照)の積層方向の変形も抑えることができる。以上よりタップ穴8の強度を更に向上することが可能となる。
また、樹脂22によるモールド固定後にタップ穴8を加工を施すことにより、タップ穴8の切削加工時に発生する切削粉が巻線9の隙間に混入して短絡する原因となることもないため、絶縁不良に対する信頼性も向上することができるという効果がある。
実施の形態4.
図13は本発明の実施の形態4に係る電機子24の構造を示すものであるが、本実施の形態では、複数の磁極が一体となった一体型の積層鉄心25を採用しているものである。実施の形態1ないし3においては、磁極ごとに分割された積層鉄心1を用いたものであったが、本実施の形態のように一体型の積層鉄心25を用いた場合であっても、側面26にタップ穴27を設ける場合には、そのタップ穴27の中心線を挟んで両側に嵌合部28a、28bを各タップ穴27に対して設けることにより、実施の形態1に示したものと同じ効果を奏することができる。また、本実施の形態に係る電機子24は積層鉄心25が一体型となっているため、高精度な積層鉄心が得られると同時に、組立作業を省略でき生産性を向上することができるという効果もある。
1 積層鉄心
2 コア部材
3a、3b 端面
4 側面
5、5a、5b 凸部
6、6a、6b 凹部
7 嵌合部
8 タップ穴
9 巻線
11 電機子
17、17a、17b 嵌合部
18 嵌合部
19a、19b 嵌合部
22 樹脂
23 電機子
24 電機子
25 一体型積層鉄心
26 側面
27 タップ穴
28a、28b 嵌合部

Claims (7)

  1. 磁性体でできたコア部材を積層して形成され、積層方向の両端面とこの両端面の間を接続する複数の側面とを有する積層鉄心であって、
    前記複数の側面のうち少なくとも一面にタップ穴が形成され、
    前記コア部材の一部が積層方向に突出した凸部とこの凸部が嵌合する凹部とを有する嵌合部が、前記タップ穴ごとに前記タップ穴の中心線を挟んで両側に形成されていることを特徴とする
    積層鉄心。
  2. 嵌合部が、タップ穴が設けられた積層鉄心の側面近傍に配置されたことを特徴とする
    請求項1に記載の積層鉄心。
  3. 嵌合部が、丸型の凸部とこの凸部に勘合する凹部とを備えたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の積層鉄心。
  4. 嵌合部はV字型断面を有しており、このV字型断面がタップ穴の中心線と平行となるように配置されたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の積層鉄心。
  5. 嵌合部は積層面外に折り曲げられた片梁部とこの片梁部が嵌合する穴部とを備え、前記片梁部がタップ穴の中心線と平行となるように配置されたことを特徴とする
    請求項1又は2に記載の積層鉄心。
  6. 磁性体でできたコア部材を積層して形成され、積層方向の両端面とこの両端面の間を接続する複数の側面とを有する積層鉄心と、
    前記複数の側面のうち対向する二面と前記両端面の周囲に線材を巻き付けて形成された巻線と
    を備えた電機子であって、
    前記二面以外の前記複数の側面のうち少なくとも一面にタップ穴が形成され、
    前記コア部材の一部が積層方向に突出した凸部とこの凸部が嵌合する凹部とが、前記タップ穴ごとに前記タップ穴の中心線を挟んで両側に形成されていることを特徴とする
    電機子。
  7. 積層鉄心の外周が樹脂によってモールドされていることを特徴とする
    請求項6に記載の電機子。
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