JP2001231191A - ステータコア及びそれを搭載した小型モータ - Google Patents

ステータコア及びそれを搭載した小型モータ

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JP2001231191A
JP2001231191A JP2000040610A JP2000040610A JP2001231191A JP 2001231191 A JP2001231191 A JP 2001231191A JP 2000040610 A JP2000040610 A JP 2000040610A JP 2000040610 A JP2000040610 A JP 2000040610A JP 2001231191 A JP2001231191 A JP 2001231191A
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stator core
core
laminating
sheets
stator
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JP2000040610A
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English (en)
Inventor
Akihiko Wakitani
明彦 脇谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器に使用される小型モータにおいて、
ステータコアを改善し、モータの高効率化、省電力化を
実現することを目的とする。 【解決手段】 所定の形状にプレス加工されたコアシー
トを積層させた後、その表面に粉体塗装膜もしくは電着
塗装膜もしくは樹脂成形膜を形成し、ステータコア1a
を構成するコアシートが前記塗装膜2aもしくは成形膜
により積層固着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として情報関連
機器に用いられる小型モータに係るもので、詳しくは、
そのステータコアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA分野の機器の省電力化、省資
源化及び地球環境との共生というスローガンに伴い、機
器を駆動するために用いるモータに省電力、省エネルギ
ーが強く要求されており、この要求に応える技術とし
て、コアシートを複数枚積層して形成されるステータコ
アが生じる鉄損を減じることが検討されている。
【0003】このステータコアは、例えば特開平9−1
91614号公報に開示されているように、プレス機に
より打ち抜かれた電磁鋼板のブロック片を複数枚積層し
て一体化することにより形成されている。
【0004】図8に従来のステータコアの一例を示す。
プレス機により電磁鋼板を所定の形状にプレス加工した
コアシートを複数枚積層することによりステータコア1
gを形成する。プレス機でコアシートを打ち抜く際、各
コアシートにダボ17を形成し、ダボ17にてコアシー
トを固着することにより複数枚のコアシートを積層する
ことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年のOA機
器の小型化、薄型化、高速化は、機器に搭載されるモー
タの小型化、薄型化、高速回転化を要望しており、モー
タを構成する部品であるステータコアに関しては、モー
タの小型化、薄型化、高速回転化に伴い鉄損が増加する
或いは全損失に占める鉄損の割合が増加するという問題
を生じていた。
【0006】一般に、コアシートが生じる鉄損はヒステ
リシス損と渦電流損から成り、(数1)及び(数2)で
表すことができる。
【0007】
【数1】
【0008】
【数2】
【0009】(数1)及び(数2)から、コアシートの
ヒステリシス損と渦電流損の和である鉄損は、コアシー
トの最大磁束密度(Bm)が大きくなるに伴い増加して
いき、モータの効率が悪化することが分かる。一方、コ
アシートの板厚(t)を薄板化していくほど鉄損が小さ
くなり、モータの効率が良くなることも分かる。
【0010】OA機器の小型化、薄型化に伴うモータの
小型化、薄型化は、ステータコアに小型化、薄型化を要
求することになる。従来のステータコアはコアシートを
積層することにより形成される。コアシートを積層する
際に形成されるダボの大きさは、ダボが小さいとダボを
打ち抜くプレス機に搭載された金型ピンが折れ易くなる
ことや、コアシートを積層する積層強度が不足すること
や、電磁鋼板のシリコン含有量増に伴う硬度アップによ
りダボの形成が困難になっていることなどの理由により
通常0.5mm程度以上であり、モータが小型化になる
につれて、小さくすることが困難であるダボ自体の大き
さが無視できなくなってきた。すなわち、ステータコア
を構成するコアシートにダボを形成すると、ダボ周辺に
打ち抜き歪みを生じて磁束の流れを悪くしたり、ダボ周
辺部において磁束の流れに垂直である部分の断面積が小
さくなることで磁束密度を上昇させたりして、最大磁束
密度(Bm)が大きくなり鉄損が増加した結果、モータ
の効率を悪化させるという問題を有していた。
【0011】また、鉄損を低減するためにコアシートを
薄板化しようとしても、ダボ高さをコアシートの板厚よ
り大きくすることはできない。そうすると、コアシート
を薄板化するに連れてダボ高さが小さくなり、係り代が
少なくなることによりコアシート同士の積層強度が低下
して、ステータコアのパック強度が不足する。したがっ
て、鉄損低減をするためのコアシートの薄板化には、ス
テータコアのパック強度不足により薄板化に支障を来た
すおそれがあるという問題を有していた。
【0012】また、ダボによる固着を行わずにコアシー
トを積層する工法としてレーザパック工法が挙げられ
る。この工法はレーザ溶接をすることにより、コアシー
トを積層していくものである。レーザ溶接部は溶けて合
金化しているため、コアシートを薄板化しても溶接部は
ステータコアの厚さ方向に繋がっており、この溶接部に
関しては(数1)及び(数2)に示す板厚(t)がコア
シート1枚の厚みではなくステータコアの積層厚さに等
しいと考えられる。また、コアシートの合金化される部
位を少なくしてできるだけ鉄損を低く抑えるためには、
レーザ光源から照射されるレーザスポット径を小さくす
ることが必要である。しかしながらレーザスポット径を
小径化することは、レーザを高出力化すると集光性が劣
化することや、光軸調整に高精度を必要とすることや、
レーザ発振器の集光性を向上しなければならないことな
どの要因で困難であり、通常ダボと同程度のレーザスポ
ット径であるため、小型化するステータコアの大きさに
対して溶接部位が無視できなくなってきた。したがっ
て、レーザ溶接部にてステータコアの厚さ方向にコアシ
ート同士が合金化することにより、損失に占める鉄損の
割合が増加して、モータ効率が悪化するという問題を有
していた。
【0013】そこで、コアシートを積層して形成される
ステータコアの鉄損を低減する一つの方法が特開平9−
140075号公報に開示されている。その実施例を図
9に引用する。
【0014】これは、ステータコア1hを構成するコア
シート3eの板厚を0.05〜0.1mmとし、各コア
シートを接着剤18にて積層固着することによりステー
タコア1hを形成している。そして、コアシート3eの
板厚を薄肉化することにより、(数2)の渦電流損を小
さくして鉄損を低減してモータの効率を良くするものと
している。
【0015】しかしこれは、ステータコア1hを構成す
るコアシート3eが接着剤18にて積層固着されるもの
としている。ステータコア1hを形成するコアシート3
eは、金型により所定の形状にプレス加工されて積層さ
れる。このプレス加工される過程において、コアシート
3eの加工部位に内部歪みを生じてしまう。この内部歪
みをコアシート3e内に蓄積してしまうと、この内部歪
みの部位を磁束が通り難くなってしまうことにより最大
磁束密度が上昇してしまい、渦電流損が結果的に上がっ
てしまう。このステータコア1hの内部歪みを除去する
ために通常焼鈍処理を行うが、この焼鈍処理は700〜
800℃にて実施するので、コアシート3eを積層固着
している接着剤18の耐熱性がもたないおそれがある。
つまり、接着剤18の耐熱性不足のために、ステータコ
ア1hの加工による材料劣化を回復するための焼鈍処理
ができないおそれがあった。
【0016】また、積層するコアシート3eの間に接着
剤18を介在させることにより、ステータコア1hの断
面積におけるコアシート3eの占める割合である占積率
が悪化して、コアシート3eの磁束密度が上昇した結
果、モータの鉄損増加を招くおそれがあった。
【0017】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、モータの小型化、高速回転化に伴う鉄損増
加の割合を最小限に抑え、モータの高効率を実現するス
テータコア及びそれを搭載した小型モータを実現するこ
とを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のステータコアは、第1に、コアシートが複数枚
積層されることにより形成されるステータコアの外面に
粉体塗装膜もしくは電着塗装膜もしくは樹脂成形膜を有
し、コアシートが前記塗装膜もしくは成形膜などの樹脂
皮膜によって積層固着されているものである。第2に、
アウタロータ型ブラシレスモータのステータコアにおい
て、ステータコアの最内周面に非磁性材料で形成された
ブッシュを有し、複数枚のコアシートが前記ブッシュに
より積層固着されているものである。第3に、インナロ
ータ型ブラシレスモータのステータコアにおいて、ステ
ータコアの最外周面に非磁性材料で形成されたブッシュ
を有し、複数枚のコアシートが前記ブッシュにより積層
固着されているものである。
【0019】また、このようなステータコアを搭載して
小型モータを構成したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、電磁鋼板を所定の形状にプレス加工したコアシート
を複数枚積層して形成されるステータコアにおいて、コ
アシートの積層固着は、コアシート間の填め合い結合も
しくは溶接結合によらずステータコアの外面に施した樹
脂皮膜により行ったことを特徴とするステータコアであ
り、填め合い結合(ダボ、PACなど)もしくは溶接結
合(レーザなど)により生じる鉄損を低減しながら積層
固着し、且つ巻線のための絶縁皮膜を形成できる。
【0021】本発明の請求項2に記載の発明は、電磁鋼
板を所定の形状にプレス加工したコアシートを複数枚積
層して形成されるステータコアにおいて、ステータコア
の外面に粉体塗装膜を有し、前記複数枚のコアシートの
積層固着が粉体塗装膜のみにより行われていることを特
徴とするステータコアであり、コアシートが生じる鉄損
を低減する。さらに溶剤による害がない、塗料のロスが
なく経済的である、厚膜塗装が1回の塗装でできるなど
の作用を有する。
【0022】請求項3に記載の発明は、複数枚のコアシ
ートを積層固着する粉体塗装膜がエポキシ樹脂系粉体塗
料であるとした請求項2記載のステータコアであり、コ
アシートが生じる鉄損を低減する。さらにステータコア
表面に形成された粉体塗装膜の電気絶縁性を良くする。
またコアシート同士のパック強度を上げるなどの作用を
有する。
【0023】請求項4に記載の発明は、電磁鋼板を所定
の形状にプレス加工したコアシートを複数枚積層して形
成されるステータコアにおいて、ステータコアの外面に
電着塗装膜を有し、前記複数枚のコアシートの積層固着
が電着塗装膜のみにより行われていることを特徴とする
ステータコアであり、コアシートが生じる鉄損を低減す
る。さらに均一な膜厚に塗装ができる、数十μmという
薄膜塗装が可能となるなどの作用を有する。
【0024】請求項5に記載の発明は、複数枚のコアシ
ートを積層固着する電着塗装膜がエポキシ樹脂系電着塗
料であるとした請求項4記載のステータコアであり、コ
アシートが生じる鉄損を低減する。さらにステータコア
表面に形成された電着塗装膜の電気絶縁性を良くする。
また電着塗装膜の耐食性を上げるなどの作用を有する。
【0025】請求項6に記載の発明は、電磁鋼板を所定
の形状にプレス加工したコアシートを複数枚積層して形
成されるステータコアにおいて、ステータコアの外面に
樹脂成形膜を有し、前記複数枚のコアシートの積層固着
が樹脂成形膜のみにより行われていることを特徴とする
ステータコアであり、コアシートが生じる鉄損を低減す
る。さらに金型を用いて複雑な形状をステータコアの外
面に樹脂成形可能であるなどの作用を有する。
【0026】請求項7に記載の発明は、複数枚のコアシ
ートを積層固着する樹脂成形膜が液晶ポリマーで形成さ
れているとした請求項6記載のステータコアであり、コ
アシートが生じる鉄損を低減する。さらに樹脂成形時の
金型内における樹脂の流動性を良くするなどの作用を有
する。
【0027】請求項8に記載の発明は、アウタロータ型
ブラシレスモータにおいて、電磁鋼板を所定の形状にプ
レス加工したコアシートを複数枚積層して形成されるス
テータコアを有し、ステータコアの最内周面に非磁性材
料で形成されたブッシュを有し、前記複数枚のコアシー
トが前記ブッシュにより積層固着されていることを特徴
とするステータコアであり、コアシートが生じる鉄損を
低減するなどの作用を有する。
【0028】請求項9に記載の発明は、インナロータ型
ブラシレスモータにおいて、電磁鋼板を所定の形状にプ
レス加工したコアシートを複数枚積層して形成されるス
テータコアを有し、ステータコアの最外周面に非磁性材
料で形成されたブッシュを有し、前記複数枚のコアシー
トが前記ブッシュにより積層固着されていることを特徴
とするステータコアであり、コアシートが生じる鉄損を
低減するなどの作用を有する。
【0029】請求項10に記載の発明は、電磁鋼板を所
定の形状にプレス加工したコアシートを複数枚積層して
形成されるステータコアを有し、前記ステータコアに巻
回されるコイルを有し、前記コイルに通電した時にステ
ータコアに生じる磁界との電磁相互作用により回転力を
得るロータマグネットを備えたロータを有し、請求項1
から9のいずれか1項に記載のステータコアを搭載した
小型モータであり、ステータコアに磁界が印加されたと
きの鉄損を最小限に抑えてモータ効率を上げるなどの作
用を有する。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施の形態を図面を参照しな
がら説明する。
【0031】(実施の形態1)本発明に係るステータコ
アを図1及び図2に示す。図1は積層された複数枚のコ
アシートの表面に粉体塗装膜を形成されたステータコア
の斜視図であり、図2及び図3はステータコア表面に粉
体塗装膜を形成していく1つの過程の図である。
【0032】図2(a)において、プレス機により電磁
鋼板を所定の形状に打ち抜いて形成される複数枚のコア
シート3aと、そのコアシート3aを積層させるナット
4a及びボルト5がある。ボルト5端部にはフランジ6
aが設けられており、他端にはネジ部7aが設けられて
いる。ボルト5のネジ部7aから複数枚のコアシート3
aを挿入していき、コアシート3aを所定の枚数挿入し
た後、ネジ部7aにナット4aを締結し、図2(b)に
示すようにコアシート3aを積層させてステータコア1
bを形成する。図2(a)及び図2(b)では、ナット
4aとボルト5を用いてステータコア1bを1個ずつ形
成していたが、図3に示すように、複数個のスペーサ8
を用いて各ステータコア1cを仕切り、フランジ6b及
びネジ部7bに締結されているナット4bにて複数組の
ステータコア1cを効率よく積層させることもできる。
そして、図2(b)あるいは図3に示す状態にて粉体塗
装を行い、ステータコア1b、1cの表面に粉体塗装に
よる塗装膜を形成する。その後、ナット4a、4bとボ
ルト5を外して、図1に示すような、塗装膜2aにより
積層固着されたステータコア1aを形成する。
【0033】このように構成されたステータコア1aに
コイルを巻回して、励磁状態で磁界を発生するステータ
コイル(図示せず)を形成し、ステータコイルが磁界を
発生させることにより電磁相互作用にてマグネットが回
転力を得てモータのロータが回転する。
【0034】このように、プレス機で電磁鋼板を所定の
形状に打ち抜いて形成されたコアシート3aを、粉体塗
装により形成される塗装膜2aにて積層固着することに
より、以下の効果が上げられる。
【0035】まず、ステータコア1a表面の塗装膜2a
にて積層固着するため、積層パックの時に形成していた
ダボ、そしてレーザパックの時に形成していたレーザ溶
接部をなくすことができる。このことにより、プレス加
工によりダボ周辺に生じる内部歪みに起因する最大磁束
密度の上昇、及びダボ周辺の断面積が小さくなることに
よる最大磁束密度の上昇、及びレーザ溶接による合金化
が溶接部のコアシートの板厚を局所的に厚くすることに
よる鉄損の上昇などの悪影響を取り除くことが可能とな
り、モータの効率を上げて省電力化に貢献することがで
きる。
【0036】また、ステータコア1aにコイルを巻回す
る際には、電磁相互作用を働かせるために両者が電気的
に絶縁される必要がある。ステータコア1aの表面に粉
体塗装による塗装膜2aを設けることにより、電気絶縁
性の効果と、複数枚のコアシート3aを積層固着させる
効果の両方を兼ねることができるので、塗装膜2aを効
率的に利用できる。
【0037】さらに、ステータコア1a表面の塗装膜2
aが粉体塗装で形成されることにより、溶剤による害が
ない、塗料のロスがなく経済的である。厚膜塗装が1回
の塗装でできるなどの利点がある。
【0038】また上記と同様に、電着塗装により塗装膜
2aをステータコア1a表面に形成してコアシートを積
層固着する構成により、コアシートの鉄損上昇などの悪
影響を取り除くことが可能となる。また電気絶縁性の効
果と複数枚のコアシートを積層固着させる効果の両方を
兼ねることができるので塗装膜2aを効率的に利用でき
る。さらに、均一な膜厚に塗装ができる、数十μmとい
う薄膜塗装が可能となるなどの利点がある。特に、粉体
塗装及び電着塗装に用いる塗料がエポキシ樹脂系である
ことにより、電気絶縁性、密着性、耐食性に優れるた
め、塗料としてはエポキシ樹脂系であることが望まし
い。
【0039】また上記と同様に、樹脂成形により塗装膜
2a(樹脂成形膜を意味する)をステータコア1a表面
に形成してコアシートを積層固着する構成により、コア
シートの鉄損上昇などの悪影響を取り除くことが可能と
なる。また電気絶縁性の効果と複数枚のコアシートを積
層固着させる効果の両方を兼ねることができるので塗装
膜2aを効率的に利用できる。また、ステータコア1a
表面の塗装膜2aが樹脂成形で形成されることにより、
金型を用いて複雑な形状をステータコア1aの外面に樹
脂成形可能である。また樹脂成形時に金属ピンと共に成
形してコイルエンド処理を簡便にできるなどの利点があ
る。特に、樹脂成形に用いる樹脂が液晶ポリマーである
ことにより、樹脂成形時に金型内での樹脂の流動性が優
れる。また損失係数が高く制振性に優れるため、樹脂と
しては液晶ポリマーであることが望ましい。
【0040】なお本実施例では、コアシート3aを積層
させる過程として、ナット4a、4bとボルト5とスペ
ーサ8を用いた方法を採用しているが、複数枚のコアシ
ート3aを粉体塗装もしくは電着塗装もしくは樹脂成形
により積層固着させてステータコア1aを形成させるま
での1つの方法であり、本実施例の方法に限定されるも
のではない。
【0041】(実施の形態2)本発明に係るステータコ
アを図4に示す。図4(a)〜図4(c)はステータコ
アの断面図である。
【0042】図4(a)において、プレス機により電磁
鋼板を所定の形状に打ち抜いて形成される複数枚のコア
シート3bは、電磁鋼板が完全に打ち抜かれていない半
抜きブロック10を有している。この半抜きブロック1
0により、複数枚のコアシート3bを積層固着すること
によりステータコアを仮形成している。なお、半抜きブ
ロック10を構成する部位は、コアシート3bの最内周
部あるいは最外周部などのステータコアに巻線を巻回す
る部位以外に限る。また半抜きブロック10は、打ち抜
き分離した後ふたたび嵌め戻すプッシュバックといわれ
る工法で形成するとコアシートから除去しやすくなる。
【0043】図4(a)における半抜きブロック10を
有するステータコアは、次工程にて粉体塗装を外面に施
されて、図4(b)に示すように、ステータコア外周面
に塗装膜2bを形成する。この時点にて、ステータコア
を構成する複数枚のコアシート3bには、半抜きブロッ
ク10による積層固着力と、塗装膜2bによる積層固着
力が存在する。次に、モータを構成する形状にステータ
コアをするために半抜きブロック10を完全に打ち抜
く。半抜きブロック10の抜去後ステータコアの断面は
図4(c)のようになり、塗装膜2bのみがコアシート
3bを積層固着させている。
【0044】このように構成されたステータコアにコイ
ルを巻回して、励磁状態で磁界を発生するステータコイ
ル(図示せず)を形成し、ステータコイルが磁界を発生
させることにより電磁相互作用にてマグネットが回転力
を得てモータのロータが回転する。
【0045】このように、プレス機で電磁鋼板を所定の
形状に打ち抜いて形成されたコアシート3bが、粉体塗
装により形成される塗装膜2bにて積層固着されること
により、以下の効果がもたらされる。
【0046】まず、半抜きブロック10を有してステー
タコアを仮に形成させることにより、ステータコアをプ
レス機で作製した次の工程に粉体塗装工程を続けて行う
ことが可能となる。すなわち、ステータコアを形成して
積層固着するまでを連続して多量に行うことができるの
で、安価なステータコアを供給することが可能となる。
【0047】また、半抜きブロック10を有した状態で
積層が行われているため、ステータコアへの粉体塗装が
行われる前工程に焼鈍処理工程を実施することが可能と
なる。この焼鈍処理により、コアシート3bに蓄積され
た内部歪みが除去されるので鉄損をさらに低減すること
が可能となり、モータの効率を上げて省電力化を図るこ
とができる。
【0048】(実施の形態3)本発明に係るステータコ
アを図5及び図6に示す。図5(a)はアウタロータ型
ブラシレスモータのステータコアがブッシュにより積層
固着されていることを示す上面図であり、図5(b)は
インナロータ型ブラシレスモータのステータコアがブッ
シュにより積層固着されていることを示す上面図であ
り、図6(a)はアウタロータ型ブラシレスモータのス
テータコアを積層固着させる1つの過程を示す斜視図で
あり、図6(b)はインナロータ型ブラシレスモータの
ステータコアを積層固着させる1つの過程を示す斜視図
である。
【0049】図6(a)及び図6(b)において、プレ
ス機により電磁鋼板を所定の形状に打ち抜いて形成され
る複数枚のコアシート3c、3dに、非磁性材料(例え
ばアルミニウム、真鍮など)で形成されたブッシュ9
a、9bを挿入する。図6(a)で打ち抜かれたコアシ
ート3cはアウタロータ型ブラシレスモータに搭載され
るステータコアを形成し、ブッシュ9aが挿入された
後、図5(a)に示すような外観となる。ステータコア
1dの最外周面に対向する位置にロータ(図示せず)が
設置されるため、ブッシュ9aはステータコア1dの最
内周面に挿入される。一方、図6(b)で打ち抜かれた
コアシート3dはインナロータ型ブラシレスモータに搭
載されるステータコアを形成し、ブッシュ9bが挿入さ
れた後、図5(b)に示すような外観となる。ステータ
コア1eの最内周面に対向する位置にロータ(図示せ
ず)が設置されるため、ブッシュ9bはステータコア1
eの最外周面に挿入される。
【0050】このように構成されたステータコア1d、
1e表面に電気的絶縁処理を施した後、コイルを巻回し
て励磁状態で磁界を発生するステータコイル(図示せ
ず)を形成し、ステータコイルが磁界を発生させること
により電磁相互作用にてマグネットが回転力を得てモー
タのロータが回転する。
【0051】このように、プレス機で所定の形状に打ち
抜かれたコアシート3c、3dを、ブッシュ9a、9b
を用いて積層固着することにより、積層パックの時に形
成していたダボ、そしてレーザパックの時に形成してい
たレーザ溶接部をなくすことができる。それゆえ、プレ
ス加工によりダボ周辺に生じる内部歪みに起因する最大
磁束密度の上昇、及びダボ周辺の断面積が小さくなるこ
とによる最大磁束密度の上昇、及びレーザ溶接による合
金化が溶接部のコアシートの板厚を局所的に厚くするこ
とによる鉄損の上昇などの悪影響を取り除くことが可能
となり、モータの効率を上げて省電力化に貢献すること
ができる。
【0052】また、図5(a)に示すアウタロータ型ブ
ラシレスモータでは最内周にブッシュ9aを挿入し、図
5(b)に示すインナロータ型ブラシレスモータでは最
外周にブッシュ9bを挿入している。コアシート3c、
3dにブッシュ9a、9bを挿入する場合、積層固着さ
せるためにコアシート3c、3dに外力が作用する。図
5(a)の場合はブッシュ9aからステータコア1dに
対して内圧が作用しており、図5(b)の場合はブッシ
ュ9bからステータコア1eに対して外圧が作用してい
る。これらブッシュ9a、9bから作用する外力はコア
シートを積層固着させるために必要な力であり、この力
がなければ複数枚のコアシート3c、3dを積層固着さ
せることができない。ステータコア1d、1eに作用す
るこのような外力が大きくなった場合、ステータコア1
d、1eとブッシュ9a、9bの締結部において機械歪
みを生じるおそれがある。しかしながら、図5(a)及
び図5(b)から分かるように、前記締結部は、ステー
タコア1d、1eの磁束が大きくなるロータ(すなわ
ち、ロータマグネット)と対向する面から最も離れた位
置である。すなわち、図5(a)の場合、締結部が最内
周面であることに対して、ロータ対向面はステータコア
1dの最外周面であり、図5(b)の場合、締結部が最
外周面であることに対して、ロータ対向面はステータコ
ア1eの最内周面である。このように、ステータコア1
d、1eの磁束が大きくなる部位と、締結部が離れてい
ることにより、ステータコア1d、1eとブッシュ9
a、9bの締結部において機械歪みが生じている場合で
も、機械歪みの影響による鉄損の増加は、締結部に流れ
る磁束量自体が少ないことを考慮すると殆ど無視できる
といえる。また、ブッシュ9a、9bを非磁性体で形成
することにより、ブッシュ9a、9bにおける鉄損をな
くすることができる。したがって、ブッシュ9a、9b
を挿入することにより鉄損が増加するおそれはなく、モ
ータ損失を低減することが可能となり、モータ効率が上
昇して省電力化を図ることができる。
【0053】(実施の形態4)本発明に係るステータコ
ア及びそれを搭載した小型モータを図7に示す。
【0054】図7において、シャフト11はヨーク12
を支持しており、ヨーク12の内周部にはロータマグネ
ット13が設けられている。シャフト11はスリーブ1
4に挿入され、スリーブ14はブラケット15に固定さ
れている。ステータコア1fは、プレス機で電磁鋼板を
所定の形状に打ち抜いて形成したコアシートを、粉体塗
装により積層固着して形成されている。ステータコア1
fにはコイル16が巻回されており、励磁状態で磁界を
発生するステータコアを形成し、ブラケット15はステ
ータコア1fをロータマグネット13の内周面に対向す
る位置にて支持するように構成する。
【0055】このように構成されたモータは、モータ通
電時にステータコイルの励磁により磁界を発生させて、
電磁相互作用によりロータマグネット13が回転力を得
てモータのロータが回転する。
【0056】以上本発明の実施例を説明してきたが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
主旨の範囲で様々な応用展開が可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るステー
タコアにおいては、ステータコアの表面に塗装膜を有
し、複数枚のコアシートが塗装膜により積層固着されて
いることにより、近年のOA機器の省電力化、省資源
化、省エネルギーの要求に応えることが可能となり、ス
テータコアに磁界が印加されたときの鉄損を最小限に抑
えることができる。
【0058】また、アウタロータ型ブラシレスモータに
おいてはステータコアの最内周面に非磁性材料で形成さ
れたブッシュを有し、インナロータ型ブラシレスモータ
においてはステータコアの最外周面に非磁性材料で形成
されたブッシュを有して、複数枚のコアシートを積層固
着することにより、ブッシュとステータコアの締結部に
機械歪みを生じる場合でもその影響を受けずに、ステー
タコアに磁界が印加されたときの鉄損を抑えることがで
きる。
【0059】また、このようなステータコアを搭載した
から、高効率・省電力の優れた小型モータを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステータコアの斜視図
【図2】(a)本発明に係るステータコアを形成する過
程を示す斜視図 (b)本発明に係るステータコアを形成する過程を示す
側面図
【図3】本発明に係るステータコアを形成する過程を示
す側面図
【図4】本発明に係るステータコアを形成する過程を示
す断面図
【図5】(a)本発明に係るアウタロータ型ブラシレス
モータに搭載されるステータコアの上面図 (b)本発明に係るインナロータ型ブラシレスモータに
搭載されるステータコアの上面図
【図6】(a)本発明に係るアウタロータ型ブラシレス
モータに搭載されるステータコアを形成する過程を示す
斜視図 (b)本発明に係るインナロータ型ブラシレスモータに
搭載されるステータコアを形成する過程を示す斜視図
【図7】本発明に係るステータコアを搭載した小型モー
タの断面図
【図8】従来のステータコアの外観図
【図9】従来のステータコアの外観図
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d、1e、1f、1g、1h ス
テータコア 2a、2b 塗装膜 3a、3b、3c、3d、3e コアシート 4a、4b ナット 5 ボルト 6a、6b フランジ 7a、7b ネジ部 8 スペーサ 9a、9b ブッシュ 11 シャフト 12 ヨーク 13 ロータマグネット 14 スリーブ 15 ブラケット 16 コイル 17 ダボ 18 接着剤

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁鋼板を所定の形状にプレス加工した
    コアシートを複数枚積層して形成されるステータコアに
    おいて、前記複数枚のコアシートの積層固着は、前記コ
    アシート間の填め合い結合もしくは溶接結合によらずス
    テータコアの外面に施した樹脂皮膜により行ったことを
    特徴とするステータコア。
  2. 【請求項2】 電磁鋼板を所定の形状にプレス加工した
    コアシートを複数枚積層して形成されるステータコアに
    おいて、ステータコアの外面に粉体塗装膜を有し、前記
    複数枚のコアシートの積層固着が粉体塗装膜のみにより
    行われていることを特徴とするステータコア。
  3. 【請求項3】 複数枚のコアシートを積層固着する粉体
    塗装膜がエポキシ樹脂系粉体塗料である請求項2記載の
    ステータコア。
  4. 【請求項4】 電磁鋼板を所定の形状にプレス加工した
    コアシートを複数枚積層して形成されるステータコアに
    おいて、ステータコアの外面に電着塗装膜を有し、前記
    複数枚のコアシートの積層固着が電着塗装膜のみにより
    行われていることを特徴とするステータコア。
  5. 【請求項5】 複数枚のコアシートを積層固着する電着
    塗装膜がエポキシ樹脂系電着塗料である請求項4記載の
    ステータコア。
  6. 【請求項6】 電磁鋼板を所定の形状にプレス加工した
    コアシートを複数枚積層して形成されるステータコアに
    おいて、ステータコアの外面に樹脂成形膜を有し、前記
    複数枚のコアシートの積層固着が樹脂成形膜のみにより
    行われていることを特徴とするステータコア。
  7. 【請求項7】 複数枚のコアシートを積層固着する樹脂
    成形膜が液晶ポリマーで形成されている請求項6記載の
    ステータコア。
  8. 【請求項8】 アウタロータ型ブラシレスモータにおい
    て、電磁鋼板を所定の形状にプレス加工したコアシート
    を複数枚積層して形成されるステータコアを有し、ステ
    ータコアの最内周面に非磁性材料で形成されたブッシュ
    を有し、前記複数枚のコアシートが前記ブッシュにより
    積層固着されていることを特徴とするステータコア。
  9. 【請求項9】 インナロータ型ブラシレスモータにおい
    て、電磁鋼板を所定の形状にプレス加工したコアシート
    を複数枚積層して形成されるステータコアを有し、ステ
    ータコアの最外周面に非磁性材料で形成されたブッシュ
    を有し、前記複数枚のコアシートが前記ブッシュにより
    積層固着されていることを特徴とするステータコア。
  10. 【請求項10】 電磁鋼板を所定の形状にプレス加工し
    たコアシートを複数枚積層して形成されるステータコア
    を有し、前記ステータコアに巻回されるコイルを有し、
    前記コイルに通電した時にステータコアに生じる磁界と
    の電磁相互作用により回転力を得るロータマグネットを
    備えたロータを有し、請求項1から9のいずれか1項に
    記載のステータコアを搭載した小型モータ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002041469A1 (fr) * 2000-11-17 2002-05-23 Seiko Epson Corporation Bloc électrogène, appareil électronique en étant pourvu, et procédé pour fixer l'épaisseur de tôle d'un circuit magnétique dans un compteur de temps électroniquement régulé et dans un bloc électrogène
JP2004343929A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Nidec Shibaura Corp ロータの製造方法
DE112011104964T5 (de) 2011-02-25 2013-11-21 Mitsubishi Electric Corporation Stator für eine rotierende elektrische Maschine und zugehöriges Herstellungsverfahren
JP2020195199A (ja) * 2019-05-28 2020-12-03 山洋電気株式会社 回転電機のアーマチュア及びその絶縁方法
CN114667359A (zh) * 2019-11-15 2022-06-24 日本制铁株式会社 层叠芯体及电气设备
CN112075012B (zh) * 2018-02-12 2023-10-20 伊普露派尔德有限公司 电磁装置

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