JP2018528275A - Il−17の阻害及び他の使用のためのc4修飾オレアノール酸誘導体 - Google Patents

Il−17の阻害及び他の使用のためのc4修飾オレアノール酸誘導体 Download PDF

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Abstract

本明細書では、以下の式:式(X)または式(XII)のC4修飾オレアノール酸誘導体、ならびにそれらの類似体が開示され、式中の変数は本明細書で定義されている。加えて、本明細書では、これらの誘導体または類似体の薬学的組成物、それらの製造のための方法、ならびにIL−17の過剰産生に関連した疾患または障害の防止及び治療を含むそれらの使用のための方法が開示される。

Description

本出願は、全体が参照により本明細書に組み込まれる2015年9月23日出願の米国仮特許出願第62/222,632号の利益を主張するものである。
発明の背景
I.発明の分野
本発明は概して生物学及び医学の分野に関する。より具体的には、本発明は、IL−17の過剰な産生に関連したものなどの疾患または障害の治療及び防止のための化合物、組成物、ならびに方法に関する。
II.関連技術の説明
炎症性疾患、特に関節リウマチ、変形性関節症、乾癬、及び多発性硬化症などの自己免疫疾患は、身体の健康及び生活の質に重度かつ長期の有害作用を及ぼすことが多い。多くの患者において、これらの疾患は著しい能力障害を引き起こし、いくつかの場合(例えばループス及び多発性硬化症)では重篤となることがある。腫瘍壊死因子(TNF)に対する治療抗体の開発など、治療選択肢の近年の進歩は、多くの患者の転帰及び生活の質を改善してきた。しかしながら、相当数の患者がこれらの療法から症状の適当な軽減を達成しないか、またはそれらを耐容することができない。応答する患者においてでさえ、副作用が著しい場合があり、免疫抑制または他の合併症のために重篤となることもある。
慢性炎症及び自己免疫に関する近年の研究は、Th17細胞として知られるTリンパ球の亜集団が果たす重要な役割を明らかにしている。これらの細胞は、炎症性サイトカインであるインターロイキン17(IL−17)を産生する。過剰なレベルのIL−17は、多発性硬化症、関節リウマチ、乾癬、炎症性腸疾患、白斑、シェーグレン症候群、及び強直性脊椎炎を含む様々な自己免疫疾患で報告されている(Miossec and Kolls,2012、Yang et al.,2014、Gaffen et al.,2014)。エビデンスからは、IL−17が血管炎、粥状動脈硬化、及び炎症性肺疾患、例えば嚢胞性線維症及び慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病態においても大きな役割を果たしていることが示唆される。IL−17は、てんかん、ならびにアルツハイマー病、パーキンソン病、及びALSを含む神経変性疾患の病態生理にも関連付けられている。IL−17またはTh17細胞の上昇したレベルは、統合失調症、強迫性障害、双極性障害、外傷後ストレス障害、大うつ病、及び自閉症を含む精神医学的及び神経精神病学な状態を有する患者で報告されている。IL−17の上昇は、肥満、インスリン耐性、及び脂肪肝疾患を含む炎症性シグナル伝達の調節不全が関わる他の状態に関連付けられている。
Th17細胞はIL−17の唯一の供給源ではないが、これらの細胞は、関節炎の関節といった自己免疫疾患から損傷を受けている組織においてこのサイトカインの主要な供給源であることが報告されている。また、上昇したレベルのIL−17は、例えば、マトリックスメタロプロテアーゼ(結合組織及び軟骨への損傷源)の産生を刺激すること、及び破骨細胞活性を刺激し骨の損傷を促進するNF−κB活性化受容体リガンド(RANKL)の発現を増加させることにより、組織の分解を促進することが報告されている。
IL−17の過剰産生を含むTh17細胞の不適切な活性は、特定のウイルス感染症及び寄生虫感染症に関連した病態にも関連付けられている。例えば、IL−17は、トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)感染症に関連した重度の神経炎症の発症、及びリーシュマニア(Leishmania)感染症に関連した病変の重症度の増加に関連付けられている。これら及び他の事例において、IL−17は、感染症を持続させ、過剰な炎症反応を促進し、感染病原体のクリアランスを阻害する役割を果たすようである(Waite and Skokos,2012)。したがって、IL−17の過剰な産生を防止または阻害するか、さもなければIL−17の循環レベルを低下させる療法は、炎症性及び自己免疫関連の成分を有するものを含めた広範囲の疾患または障害において有意な潜在性を有するであろう。
本開示は、C4修飾オレアノール酸誘導体を含む新規の化合物、その薬学的組成物、それらの製造のための方法、ならびにIL−17の過剰産生に関連した疾患または障害の防止及び治療を含むそれらの使用のための方法を提供する。
いくつかの態様において、本開示は、次式の化合物:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
変数R及びYは、グループAまたはBのいずれかに従って定義され、グループAの場合、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)であるか、あるいは
グループBの場合、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、
−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールを提供する。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、
ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、
ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、
ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
は、アミノ、
ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−(OCH−R(式中、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、
−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、または
−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、または
−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)、
−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
は、−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−R′′′(式中、
′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
は、−(CHm2−R′′′(式中、
′′′はヒドロキシであり、
は、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−OR(式中、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CHNR′(R)(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
[式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、−(CH−C(O)−R″(式中、
″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
ヒドロキシ、または
アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、Xはシアノである。いくつかの実施形態において、原子1と2との間の結合はエポキシ化二重結合である。他の実施形態では、原子1と2との間の結合は二重結合である。いくつかの実施形態において、Rは水素である。他の実施形態では、Rはアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rはアルキル(C≦8)であり、例えば、Rはメチルである。
いくつかの実施形態において、Rはアミノである。他の実施形態では、Rは置換アルキル(C≦8)であり、例えば、Rはヒドロキシメチル、ジフルオロメチル、アセトキシメチル、メトキシエチル、メトキシメチル、メチルカルボキシメチル、2−ヒドロキシエチル、または1−ヒドロキシエチルである。いくつかの実施形態において、Rはハロアルキル(C≦8)であり、例えば、Rはジフルオロメチルである。他の実施形態では、Rはヘテロアリール(C≦8)または置換ヘテロアリール(C≦8)であり、例えば、Rは2−メチルオキサジアゾールである。他の実施形態では、Rはアミド(C≦8)または置換アミド(C≦8)であり、例えば、RはN−アセトアミドである。
他の実施形態では、Rは、−(CH−(OCH−Rであり、式中、Rは、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、mは、0、1、2、3、または4であり、nは、0、1、2、または3である。いくつかの実施形態において、Rはアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)であり、例えば、Rはメトキシである。他の実施形態では、Rはアシルオキシ(C≦8)または置換アシルオキシ(C≦8)であり、例えば、Rは−OC(O)Cである。他の実施形態では、Rはアルキルシリルオキシ(C≦8)またはアルキルシリルオキシ(C≦8)であり、例えば、Rはt−ブチルジメチルシロキシである。いくつかの実施形態において、mは1または2である。いくつかの実施形態において、mは1である。他の実施形態では、mは2である。いくつかの実施形態において、nは0または1である。いくつかの実施形態において、nは0である。他の実施形態では、nは1である。
他の実施形態では、Rは、−(CH−R′′′であり、式中、R′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、mは、0、1、2、3、または4である。他の実施形態では、Rは、−(CHm2−R′′′であり、式中、R′′′はヒドロキシであり、mは、2、3、または4である。いくつかの実施形態において、R′′′はアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)であり、例えば、R′′′は、メトキシである。他の実施形態では、R′′′はアシルオキシ(C≦8)または置換アシルオキシ(C≦8)であり、例えば、R′′′は−OC(O)Cである。他の実施形態では、R′′′はアルキルシリルオキシ(C≦8)またはアルキルシリルオキシ(C≦8)であり、例えば、R′′′はt−ブチルジメチルシロキシである。いくつかの実施形態において、mは1または2である。いくつかの実施形態において、mは1である。他の実施形態では、mは2である。いくつかの実施形態において、mは2または3である。
他の実施形態では、Rは、−(CHNR′(R)であり、式中、sは、0、1、2、3、または4であり、R′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、Rは、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である。いくつかの実施形態において、sは0または1である。いくつかの実施形態において、sは0である。他の実施形態では、sは1である。いくつかの実施形態において、R′は水素である。他の実施形態では、R′はアシル(C≦8)であり、例えば、R′はアセチルである。他の実施形態では、R′は−C(O)−アルコキシ(C≦8)であり、例えば、R′はtert−ブチルオキシカルボニルである。いくつかの実施形態において、Rは水素である。
他の実施形態では、Rは、−(CH−C(O)−R″であり、式中、R″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、qは、0、1、2、3、または4である。いくつかの実施形態において、R″はアミノである。他の実施形態では、R″はアルキルアミノ(C≦8)であり、例えば、R″はメチルアミノである。他の実施形態では、R″はジアルキルアミノ(C≦8)であり、例えば、R″はジメチルアミノである。他の実施形態では、R″はヒドロキシである。他の実施形態では、R″はアルコキシ(C≦8)であり、例えば、R″はメトキシである。いくつかの実施形態において、qは0である。
他の実施形態では、Rは、−ORであり、式中、Rは、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである。いくつかの実施形態において、Rは水素である。他の実施形態では、Rはアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。他の実施形態では、Rはアシル(C≦8)または置換アシル(C≦8)である。
いくつかの実施形態において、Yはヘテロアリール(C≦8)または置換ヘテロアリール(C≦8)であり、例えば、Yは3−メチル−1,2,4−オキサジアゾールまたは2−メチル−1,3,4−オキサジアゾールである。他の実施形態では、Yは、−(CHC(O)Rであり、式中、oは、0〜6であり、Rは、水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである。いくつかの実施形態において、oは、0、1、または2である。いくつかの実施形態において、oは0である。いくつかの実施形態において、Rはアルキルアミノ(C≦8)または置換アルキルアミノ(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rはアルキルアミノ(C≦8)であり、例えば、Rはエチルアミノである。他の実施形態では、Rは置換アルキルアミノ(C≦8)であり、例えば、Rは2,2,2−トリフルオロエチルアミノである。いくつかの実施形態において、Rはジアルキルアミノ(C≦8)または置換ジアルキルアミノ(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rはジアルキルアミノ(C≦8)であり、例えば、Rはジメチルアミノである。
他の実施形態では、Yは、−(CHC(O)Rであり、式中、oは、0〜6であり、Rは、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである。いくつかの実施形態において、oは、0、1、または2である。いくつかの実施形態において、oは0である。いくつかの実施形態において、Rはアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rはアルコキシ(C≦8)であり、例えば、Rはメトキシである。
他の実施形態では、Yは、−NRC(O)Rであり、式中、Rは、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、Rは、水素、ヒドロキシ、アミノ、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである。いくつかの実施形態において、Rは水素である。いくつかの実施形態において、Rはアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rは置換アルキル(C≦8)であり、例えば、Rは1,1−ジフルオロエチルである。いくつかの実施形態において、Rはアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である。いくつかの実施形態において、Rはアルコキシ(C≦8)であり、例えば、Rはメトキシである。
他の実施形態では、Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−であり、式中、pは、0〜6であり、Rは、−O−または−NR−(式中、Rは、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である。いくつかの実施形態において、pは0または1である。いくつかの実施形態において、pは0である。いくつかの実施形態において、Rは−O−である。いくつかの実施形態において、Rは水素である。他の実施形態では、Rはヒドロキシである。
いくつかの実施形態において、炭素原子4はα配向である。他の実施形態では、炭素原子4はβ配向である。いくつかの実施形態において、炭素原子4はS配置である。他の実施形態では、炭素原子4はR配置である。いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
いくつかの実施形態において、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
他の実施形態では、本化合物は、次式:
Figure 2018528275
とさらに定義されるか、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールである。
別の態様では、本開示は、次式:
Figure 2018528275
の化合物、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールを提供する。
なおもさらに別の態様では、本開示は、
ジメチル(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
ジメチル(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジフルオロメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−(アセトキシメチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−((ベンゾイルオキシ)メチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アセトアミド−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アミノ−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(メチルカルバモイル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジメチルカルバモイル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−カルバモイル−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(メトキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−8a−((2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル)−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−(2,2−ジフルオロプロパンアミド)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル(4aS,6aS,6bR,8aR,9S,12aS,14aS,14bR)−11−シアノ−9,14a−ジヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−N,N,2,2,6a,6b,9,12a−オクタメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
(4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキシレート、
(4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−((S)−1−ヒドロキシエチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,4,6a,6b,11,11,14b−ヘプタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,N,4,6a,6b,11,11,14b−オクタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−((メトキシカルボニル)アミノ)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
(1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−7a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2,12−ジオキソ−3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(2H)−カルボニトリル、
(1aR,3S,3aR,5aR,5bS,7aS,11aR,11bS,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12,15−トリオキソ−3,3a,4,5,5a,6,7,9,10,11,11a,12,13b,13c−テトラデカヒドロ−2H,8H−11b,7a−(エポキシメタノ)ピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(5bH)−カルボニトリル、及び
N−((1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−1a−シアノ−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12−ジオキソ−1a,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−7a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミドとさらに定義される化合物を提供する。
さらに別の態様では、本開示は、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−((メトキシメトキシ)メチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、及び
メチル(3aS,3bR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS)−15−シアノ−15a−ヒドロキシ−3a,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−12−オキソ−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,15a−オクタデカヒドロピセノ[3,4−b]フラン−7a(3bH)−カルボキシレートとさらに定義される化合物を提供する。
別の態様では、本開示は、
(A)本明細書に記載の化合物と、
(B)賦形剤または薬学的に許容される担体と、を含む薬学的組成物を提供する。
いくつかの実施形態において、本組成物は、経口投与、脂肪内(intraadiposally)投与、動脈内投与、関節内投与、頭蓋内投与、皮内投与、病巣内投与、筋肉内投与、鼻腔内投与、眼内投与、心膜内投与、腹腔内投与、胸膜内投与、前立腺内投与、直腸内投与、くも膜下腔内投与、気管内投与、腫瘍内投与、臍帯内投与、膣内投与、静脈内投与、小胞内投与、硝子体内投与、リポソーム投与、局所(locally)投与、粘膜投与、非経口投与、直腸投与、結膜下、皮下投与、舌下投与、局所(topically)投与、経頬投与、経皮投与、膣式投与、クリームでの投与、脂質組成物での投与、カテーテルによる投与、洗浄による投与、持続注入による投与、注入による投与、吸入による投与、注射による投与、局所送達による投与、または局所灌流による投与のために製剤化される。
なおもさらに別の態様では、本開示は、疾患または障害の治療または防止を必要とする患者においてそれを行う方法であって、本明細書に記載の化合物または組成物を治療有効量で患者に投与する段階を含む、方法を提供する。いくつかの実施形態において、患者は哺乳動物であり、例えば、患者はヒトである。いくつかの実施形態において、疾患または障害は、サイトカインIL−17の産生増加に関連している。いくつかの実施形態において、疾患または障害は、血管新生調節不全に関連している。
いくつかの実施形態において、疾患または障害は、自己免疫疾患、臓器拒絶反応、喘息、癌、神経障害、精神障害、精神神経障害、慢性疼痛症候群、炎症状態、または循環器疾患である。いくつかの実施形態において、自己免疫疾患は、乾癬、多発性硬化症、強皮症、関節リウマチ、ループス、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、白斑、ぶどう膜炎、全身性硬化症、1型糖尿病、重症筋無力症、及び炎症性腸疾患である。いくつかの実施形態において、循環器疾患は、血管炎、粥状動脈硬化、心筋梗塞、心筋炎、心不全、肺高血圧症、または卒中である。いくつかの実施形態において、神経障害は、てんかん、多発性硬化症、脊髄損傷、ギラン・バレー症候群、または神経障害である。いくつかの実施形態において、神経変性障害は、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、またはハンチントン病である。いくつかの実施形態において、炎症状態は、膵炎、肝炎、肺線維症、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患、喘息、皮膚炎、胃炎、食道炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、腎炎、筋消耗、または変形性関節症である。いくつかの実施形態において、慢性疼痛症候群は、線維筋痛症または神経障害性疼痛である。他の実施形態では、疾患または障害は、病原体への重度の炎症反応である。いくつかの実施形態において、病原体への重度の炎症反応は、脳炎、髄膜炎、ピロリ菌(H.pylori)、トキソプラズマ原虫、またはリーシュマニア種に由来する。他の実施形態では、疾患または障害は、肥満または肥満に関連する状態である。いくつかの実施形態において、肥満に関連する状態は、インスリン耐性または脂肪肝疾患である。
いくつかの実施形態において、本方法は、本化合物を1回投与する段階を含む。他の実施形態では、本方法は、本化合物を2回以上投与する段階を含む。
なおもさらに別の態様では、本開示は、有効量の本明細書に記載の化合物または組成物とインターロイキン17を接触させる段階を含む、インターロイキン17の活性を阻害する方法を提供する。いくつかの実施形態において、本方法は、インビボでのインターロイキン17の活性を阻害する段階を含む。いくつかの実施形態において、本方法は、本化合物を必要とする患者にそれを投与することを含む、インターロイキンを接触させる段階を含む。いくつかの実施形態において、本化合物は、インビボでの一酸化窒素の産生も阻害する。いくつかの実施形態において、インターロイキン17活性の阻害は、疾患または障害を治療するのに十分である。いくつかの実施形態において、疾患または障害は、インターロイキン17の誤制御に関連している。他の実施形態では、疾患または障害は、炎症に関連している。他の実施形態では、疾患または障害は、一酸化窒素産生の誤制御に関連している。
本開示の他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、この詳細な説明から本発明の趣旨及び範囲内の様々な変更及び改変が当業者にとって明らかとなるため、詳細な説明及び特定例は、本発明の特定の実施形態を示すものの、単なる例として提示されることを理解されたい。単にある特定の化合物が1つの特定の一般式に帰されているという理由だけで、その化合物が別の一般式にも属することができないということにはならない。
例示的な実施形態の説明
本明細書では、IL−17の過剰な産生を防止もしくは阻害し、IL−17の循環レベルを低下させ、かつ/または炎症性及び自己免疫関連の成分を有するものを含めた広範囲の疾患または障害を防止もしくは治療するために使用することのできる、新しい化合物及び組成物が開示される。
I.化合物及び合成方法
本開示により提供される化合物は、例えば、上記の発明の概要の節、及び以下の特許請求の範囲に示されている。それらは、実施例の節に概説された方法を使用して作製することができる。これらの方法は、当業者により適用される有機化学の原理及び技術を使用してさらに改変及び最適化することができる。そのような原理及び技術は、例えば、参照により本明細書に組み込まれるMarch’s Advanced Organic Chemistry:Reactions,Mechanisms,and Structure(2007)に教示されている。
いくつかの実施形態において、本開示は、次式の化合物:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
[式中、
Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
″は、水素、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
′′′は、アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アルキルシリル(C≦8)、または置換アルキルシリル(C≦8)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3であり、
qは、0、1、2、3、または4であり、
sは、0、1、2、3、または4であるが、
ただし、本化合物が式I、III、及びIVによりさらに定義される場合は、Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)であるか、あるいは
本化合物が、式IIによりさらに定義される場合は、Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NRC(O)R(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR−(式中、
は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)であることを条件とする]、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタールを提供する。
本発明の化合物は、1つ以上の非対称的に置換された炭素原子または窒素原子を含有してもよく、光学活性型またはラセミ型で単離されていてもよい。したがって、特定の立体化学または異性体型が明確に示されていない限り、化学式のあらゆるキラル型、ジアステレオマー型、ラセミ型、エピマー型、及びあらゆる幾何異性体型が意図される。化合物は、ラセミ体及びラセミ混合物、単一エナンチオマー、ジアステレオマー混合物、ならびに個々のジアステレオマーとして生じ得る。いくつかの実施形態では、単一ジアステレオマーが得られる。本発明の化合物のキラル中心は、S配置またはR配置を有し得る。本開示のいくつかの実施形態において、式I及びX〜XIVの炭素原子4におけるヘテロ原子含有基は、その基が、その環系の観察者から反対側の面、かつその環系の炭素原子5における水素原子と同じ面に現れるように、観察者から離れる方向に配向されている。当業者にとっては明白であろうが、この炭素原子の具体的な立体化学的配置は、R及びRにおける特定の置換基の同一性に左右され、R配置またはS配置のいずれかである。
理論に束縛されるものではないが、いくつかの実施形態において、炭素原子4においてS配置を有する本明細書に提供される化合物は、炭素原子4においてR配置を有するそれらそれぞれのジアステレオマーと比較して、NRF2活性化の低減及び/またはIFNγ誘導性NO産生の抑制の低減を呈しつつ、hIL17の阻害の保持を呈する。いくつかの実施形態において、本開示は、例えば実施例2に記載のように、蛍光タグ付き抗IL17抗体を使用して阻害するのに必要な濃度を決定することにより測定した場合に、hIL17の阻害に関して100nM未満のIC50を呈する化合物を提供する。これらの実施形態の一部では、IC50は、90nM、80nM、70nM、60nM、または50nM未満である。いくつかの実施形態において、本開示は、例えば実施例2に記載のように、AREc32細胞におけるGST AREルシフェラーゼレポーター活性をDMSO処置細胞と比べて2倍増加させるための濃度要件を決定することにより測定した場合に、NRF2の活性化に関して50nM超のEC2×を呈する化合物を提供する。これらの実施形態の一部では、EC2×は、60nM、70nM、80nM、90nM、または100nM超である。いくつかの実施形態において、本開示は、例えば実施例2に記載のように、WST−1試薬を使用して測定された細胞生存率に正規化された、IFNγ誘導性一酸化窒素産生の50%を抑制するのに必要な濃度によって測定した場合に、IFNγ誘導性NO産生の抑制に関して20nM超のIC50を呈する化合物を提供する。これらの実施形態の一部では、IC50は、30nM、40nM、50nM、60nM、または70nM超である。
本発明の化合物を表すために使用される化学式は、典型的に、場合によりいくつかある異なる互変異性体のうちの1つのみを示す。例えば、多くの種類のケトン基が、対応するエノール基と平衡状態で存在することが知られている。同様に、多くの種類のイミン基が、エナミン基と平衡状態で存在する。所与の化合物に関してどの互変異性体が示されているかにかかわらず、また、どの互変異性体が最も普遍的であるかにかかわらず、所与の化学式のあらゆる互変異性体が意図される。
本発明の化合物は、本明細書に記載の適応症に使用されるか否かにかかわらず、先行技術で知られている化合物と比べて、有効性が高く、毒性が低く、作用時間が長く、力価が高く、少ない副作用をもたらし、容易に吸収され、かつ/または良好な薬物動態プロファイル(例えば、高い経口生物学的利用能及び/または低いクリアランス)を有し、かつ/または、他の有用な薬理学的特性、物理的特性、もしくは化学的特性を有する場合があるという利点も有し得る。
加えて、本発明の化合物を構成する原子は、かかる原子のあらゆる同位体形態を含むことが意図される。同位体とは、本明細書において使用される場合、同じ原子番号だが異なる質量数を有する原子を含む。一般例として、限定されないが、水素の同位体としてはトリチウム及び重水素が挙げられ、炭素の同位体としては13C及び14Cが挙げられる。
本発明の化合物は、プロドラッグ形態で存在してもよい。プロドラッグは、医薬の多数の望ましい性質(例えば、溶解性、生物学的利用能、製造など)を向上させることで知られているため、本発明のいくつかの方法に用いられる化合物は、所望の場合、プロドラッグ形態で送達されてもよい。したがって、本発明は、本発明の化合物のプロドラッグならびにプロドラッグを送達する方法を想定する。本発明に用いられる化合物のプロドラッグは、修飾が日常的操作またはインビボのいずれかで開裂されて親化合物になるような方法で、化合物中に存在する官能基を修飾することによって調製することができる。したがって、プロドラッグには、例えば、ヒドロキシ、アミノ、またはカルボキシ基が、プロドラッグが対象に投与されると開裂してそれぞれヒドロキシ、アミノ、またはカルボン酸を形成する任意の基に結合している、本明細書に記載の化合物が含まれる。
本明細書に提供される化合物のいずれかの塩形態の一部を形成する特定のアニオンまたはカチオンは、その塩が全体として薬理学的に許容される限り重要ではないことを理解されたい。薬学的に許容される塩ならびにそれらの調製法及び使用法のさらなる例は、参照により本明細書に組み込まれるHandbook of Pharmaceutical Salts:Properties,and Use(2002)に提示されている。
多くの有機化合物が、それらが反応または沈殿もしくは晶出する溶媒と複合体を形成し得ることは理解されよう。これらの複合体は、「溶媒和化合物」として知られる。溶媒が水である場合、その複合体は「水和物」として知られる。多くの有機化合物が、結晶質形態及び非晶質形態を含む1つより多くの固体形態で存在し得ることも理解されよう。本明細書に提供される化合物の全ての固体形態は、それらのあらゆる溶媒和化合物を含め、本発明の範囲内である。
II.炎症性サイトカインIL−17に関連する疾患
様々な報告において、炎症性サイトカインIL−17は、関節リウマチ、乾癬及び乾癬性関節炎、炎症性腸疾患(クローン病を含むがこれに限定されない)、多発性硬化症、自己免疫性腎炎、自己免疫性ぶどう膜炎、1型糖尿病、ならびに強直性脊椎炎を含む多くの自己免疫疾患の病態形成に関連付けられている。Th17細胞として知られるTリンパ球の一種は、IL−17の主要源である。IL−17ファミリーのメンバーは複数存在する。初めて特定されたメンバーであるIL−17Aは、一般にIL−17と称される。IL−17は、ホモ二量体を形成するようにジスルフィド結合によって結合している2つのモノマーから構成されている(Miossec and Kolls,2012)。IL−17Aに加えて、他の主要なファミリーメンバーはIL−17Fである。いくつかのエビデンスは、IL−17F及びIL−17Aが、多くの作用を共通に有するものの、肺炎症などの特定の状況では異なる作用を有し得ることを示唆している。IL−17サイトカインは、選ばれた細胞型の膜に位置するIL−17受容体(IL−17R)に結合する。IL−17受容体には複数のサブタイプが存在するが、IL−17A及びIL−17Fの活性にはIL−17RA/IL−17RC複合体が必要である。IL−17RAは、ほとんどのインターロイキン受容体により用いられるヤヌスキナーゼ/シグナル伝達性転写因子(JAK/STAT)経路ではなく、アダプタータンパク質(ACT1)が関わる経路を通じた特有のシグナル伝達特性を有する。IL−17RAへのIL−17Aの結合は、炎症誘発性核内因子カッパB(NF−κB)経路、及びマイトジェン活性化プロテインキナーゼ(MAPK)経路の炎症誘発性要素、例えばJUN N末端キナーゼ(JNK)、p38、及び細胞外シグナル関連キナーゼ(ERK)を活性化させる。IL−17活性は、間葉系細胞からのIL−6及びIL−8の分泌を刺激し、血液及び組織中の好中球の蓄積を伴う発熱につながる。
IL−17は、その急性炎症への寄与に加えて、慢性炎症にも寄与する(Miossec and Kolls,2012)。IL−17は、他にも作用があるがとりわけ関節の軟骨を分解し得るマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の産生を刺激する。IL−17はまた、骨芽細胞でのNF−κB活性化受容体リガンド(RANKL)の発現を増加させ、破骨細胞の分化及び活性化ならびに骨の分解をもたらす。IL−17に曝露される標的細胞に応じて、IL−17は、IL−6、IL−8、IL−1、腫瘍壊死因子(TNF)、MMP、一酸化窒素、または炎症状態に関連付けられるいくつかの他のタンパク質(例えば、組織因子、CCL20、G−CSF、及びGM−CSF)の産生を刺激し得る。
IL−17は侵入病原体に対する免疫応答に関与するが、過剰なIL−17活性は、感染への過剰な免疫応答に関連した病態に関連付けられている。例えば、IL−17は、トキソプラズマ原虫感染症に関連した重度の神経炎症、及びリーシュマニア感染症に関連した病変の重症度の増加に関連付けられている。これら及び他の事例において、IL−17は、感染症を持続させ、過剰な炎症反応を促進し、感染病原体のクリアランスを阻害する役割を果たすようである(Waite and Skokos,2012)。
IL−17を標的とする薬物は、乾癬、関節リウマチ、強直性脊椎炎、ぶどう膜炎、ベーチェット病、乾癬性関節炎、クローン病、リウマチ性多発筋痛症、ドライアイ症候群、多発性硬化症、移植片対宿主病、及び喘息を含む多種の炎症状態のための臨床治験に入っている。また、前臨床エビデンスはIL−17を1型糖尿病の病態に関連付けており、Th17細胞は、別の自己免疫疾患である成人発症スチル病の患者において増加している。Th17細胞の活性は、同種の幹細胞(すなわち骨髄)移植後の移植片対宿主病の発症に関連付けられている(Fujiwara,et al.,2014)。これまでの大量のエビデンスを考えると、IL−17の発現を低減させるか、さもなければ循環もしくは標的組織におけるそのレベルを低下させる療法(例えば抗IL17モノクローナル抗体)は、自己免疫疾患及び他の炎症状態の治療において広範な用途を有し得る。
IL−17の過剰産生または増加したTh17細胞数は、自己免疫疾患、神経障害、循環器疾患、癌、精神障害及び精神神経障害、急性及び慢性炎症状態、慢性疼痛症候群、臓器拒絶反応もしくは移植片対宿主病、または喘息及び他のアレルギー状態を含む多数の状態の患者研究または動物モデルにおいて報告されている。
Th17細胞の分化とそれらのIL−17産生との両方が、核内ホルモン受容体ファミリーのメンバーであるレチノイドオーファン受容体RORγtによってかなりの程度まで制御される。RORγtの発現は全ての型のTh17細胞に共通しており、それらの分化ならびにそれらの活性において重要な役割を果たす。RORγは、ガンマデルタT細胞、自然リンパ球系細胞、及びリンパ組織誘導細胞を含む他の細胞型におけるIL−17の産生も制御する(Bronner et al.,2016)。RORγt活性の阻害はIL−17の発現の低減をもたらし、RORγtの少分子阻害剤の特定は現在の医薬産業の大きな関心領域である。
本明細書に提供される化合物及び組成物は、Th17細胞への分化を誘導することで知られるサイトカインの混合物に曝露されたヒトT細胞の培養物においてIL−17産生を抑制するために使用され得る。いくつかの実施形態において、RORγtのインバースアゴニストとして作用する能力も実証される。いずれかの理論に束縛されることを望むものではないが、例えば、RORγt非依存性機序がIL−17産生の抑制に寄与するようであると考えられている。したがって、本明細書に提供される化合物及び組成物は、成熟Th17細胞によるIL−17の産生を阻害するためだけでなくT細胞のTh17細胞への分化を阻害するためにも使用され得る。両事例において、最終結果はIL−17レベルの低下である。いくつかの実施形態において、本明細書に提供される化合物は、本節で詳解した障害のいずれかの治療または防止のために使用され得る。
III.薬学的製剤及び投与経路
そのような治療を必要とする患者への投与の目的において、薬学的製剤(薬学的調製物、薬学的組成物、薬学的生成物、医薬品、医薬、薬剤、または薬物とも称される)は、指示される投与経路に適切な1つ以上の賦形剤及び/または薬物担体とともに製剤化された治療有効量の本発明の化合物を含む。いくつかの実施形態において、本発明の化合物は、ヒト及び/または獣医学的患者の治療に適する様式で製剤化される。いくつかの実施形態において、製剤化は、本発明の化合物のうちの1つ以上を、次の賦形剤:ラクトース、スクロース、デンプン粉末、アルカン酸のセルロースエステル、セルロースアルキルエステル、タルク、ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リン酸及び硫酸のナトリウム塩及びカルシウム塩、ゼラチン、アカシア、アルギン酸ナトリウム、ポリビニルピロリドン、ならびに/またはポリビニルアルコールのうちの1つ以上と混和または混合することを含む。いくつかの実施形態において、例えば経口投与のために、本薬学的製剤は、錠剤化またはカプセル化され得る。いくつかの実施形態では、本化合物は、水、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、エタノール、トウモロコシ油、綿実油、ピーナッツ油、ゴマ油、ベンジルアルコール、塩化ナトリウム、及び/または様々な緩衝液中で溶解またはスラリー化してもよい。薬学的製剤は、滅菌などの従来の薬学的作業に供されてもよいし、かつ/または、薬物担体及び/または賦形剤、例えば防腐剤、安定剤、湿潤剤、乳化剤、カプセル化剤、例えば脂質、デンドリマー、ポリマー、アルブミンなどのタンパク質、または核酸、及び緩衝液などを含有してもよい。
薬学的製剤は、様々な方法によって、例えば、経口的に、または注射(例えば皮下、静脈内、腹腔内など)によって投与され得る。投与経路に応じて、本発明の化合物は、本化合物を不活性化させ得る酸及び他の自然条件の作用から本化合物を保護するための材料でコーティングされてもよい。非経口投与以外によって活性化合物を投与するためには、その不活性化を防止する材料で化合物をコーティングするか、またはその材料と化合物を共投与することが必要な場合がある。例えば、活性化合物は、適切な担体、例えばリポソーム、または希釈剤において患者に投与されてもよい。薬学的に許容される希釈剤としては、食塩水及び緩衝水溶液が挙げられる。リポソームは、水中油中水型CGFエマルションならびに従来のリポソームを含む。
本発明の化合物は、非経口、腹腔内、脊髄内、または脳内で投与されてもよい。分散液は、グリセロール、液体ポリエチレングリコール、及びそれらの混合物、ならびに油中で調製することができる。通常の保管及び使用条件下において、これらの調製物は、微生物の増殖を防止するための防腐剤を含有してもよい。
注射用途に好適な薬学的組成物は、無菌水溶液(水溶性の場合)または無菌注射液もしくは分散液の即時調製のための分散液及び無菌粉末を含む。担体は、例えば、水、エタノール、ポリオール(例えば、グリセロール、プロピレングリコール、及び液体ポリエチレングリコールなど)、それらの好適な混合物、及び植物油を含有する、溶媒または分散媒とすることができる。適切な流動性は、例えば、レシチンなどのコーティングの使用によって、分散液の場合は必要な粒径の維持によって、そして界面活性剤の使用によって、維持することができる。微生物の作用の防止は、様々な抗菌剤及び抗真菌薬、例えばパラベン、クロロブタノール、フェノール、アスコルビン酸、チメロサールなどによって達成することができる。多くの場合、等張剤、例えば糖類、塩化ナトリウム、またはマンニトール及びソルビトールなどの多価アルコールを組成物中に含めることが好ましい。注射可能な組成物の持続的吸収は、吸収を遅延させる薬剤、例えばモノステアリン酸アルミニウムまたはゼラチンを組成物中に含めることによってもたらすことができる。
本発明の化合物は、例えば、不活性希釈剤または同化可能な食用担体で経口投与することができる。本化合物及び他の成分は、硬質または軟質シェルのゼラチンカプセルに封入されてもよいし、錠剤へと圧縮されてもよいし、または対象の食事に直接組み込まれてもよい。経口治療投与では、本発明の化合物は、賦形剤とともに組み込まれ、摂取可能な錠剤、バッカル錠、トローチ、カプセル、エリキシル剤、懸濁液、シロップ、ウェハなどの形態で使用されてもよい。組成物及び調製物中の治療用化合物の割合は、当然ながら様々であり得る。かかる薬学的製剤中の治療用化合物の量は、好適な投与量が得られるようなものである。
いくつかの実施形態において、治療用化合物は、皮膚、眼、または粘膜に局所投与されてもよい。あるいは、肺への局所送達が所望される場合、治療用化合物は、乾燥粉末またはエアロゾル製剤での吸入によって投与されてもよい。
いくつかの実施形態では、投与の容易さ及び投与量の均一性のために単位剤形で非経口組成物を製剤化することが有利な場合がある。本明細書で使用される単位剤形とは、治療される対象に対する単位投与量として適している物理的に別個の単位であり、必要な薬学的担体と関連して所望の治療効果をもたらすように計算された所定分量の治療用化合物を各単位含有するものを指す。いくつかの実施形態において、本発明の単位剤形の仕様は、(a)治療用化合物特有の特徴及び達成すべき特定の治療効果、ならびに(b)患者の選択された状態の治療のためにかかる治療用化合物を調合する技術に固有の制限事項によって決まり、直接左右される。いくつかの実施形態において、活性化合物は、患者の状態に関連した状態を治療するのに十分である治療上有効な投与量で投与される。例えば、化合物の有効性は、ヒトまたは別の動物の疾患の治療における有効性を予測し得る動物モデル系において評価することができる。
いくつかの実施形態において、治療用化合物の有効用量の範囲は、様々な異なる動物に関して動物実験で決定された有効用量から推定することができる。一般に、mg/kg単位のヒト等価用量(HED)は、次式に従って計算することができる(例えば、参照により本明細書に組み込まれるReagan−Shaw et al.,FASEB J.,22(3):659−661,2008を参照されたい):
(a)HED(mg/kg)=動物用量(mg/kg)×(動物K/ヒトK
換算におけるK因数の使用は、より正確なHED値をもたらし、これは体重のみではなく体表面積(BSA)にも基づいている。ヒト及び様々な動物のK値は周知である。例えば、平均的な60kgのヒト(BSAは1.6m)のKは37であるが、20kgの小児(BSA 0.8m)は25のKを有することになる。関連性のあるいくつかの動物モデルのKも周知であり、これには次のものが含まれる:マウスのK:3(0.02kgの体重及び0.007のBSAを所与とする)、ハムスターのK:5(0.08kgの体重及び0.02のBSAを所与とする)、ラットのK:6(0.15kgの体重及び0.025のBSAを所与とする)、及びサルのK:12(3kgの体重及び0.24のBSAを所与とする)。
治療用組成物の厳密な量は施術者の判断に左右され、各個体に特有である。とはいえ、HED計算値は一般的な指針を提供する。用量に影響する他の要因としては、患者の身体的及び臨床的な状態、投与経路、治療の意図する目標及び効力、特定の治療用製剤の安定性及び毒性が挙げられる。
対象に投与される本開示の化合物または本開示の化合物を含む組成物の実際の投与量は、治療される動物の種類、年齢、性別、体重、状態の重症度、治療されている疾患の種類、過去または同時発生の治療介入、対象の特発性、及び投与経路といった身体的及び生理的な要因によって決定されてもよい。これらの要因は当業者によって決定され得る。投与を担当する施術者は、典型的には、組成物中の活性成分(複数可)の濃度及び個々の対象に適切な用量(複数可)を決定する。合併症があった場合、投与量は個々の医師によって調整され得る。
いくつかの実施形態において、治療有効量は、典型的には、1日または数日間にわたる(当然ながら、投与形態及び上記に詳解した要因に応じる)、毎日の1つ以上の用量の投与において、約0.001mg/kg〜約1000mg/kg、約0.01mg/kg〜約750mg/kg、約100mg/kg〜約500mg/kg、約1mg/kg〜約250mg/kg、約10mg/kg〜約150mg/kgと様々である。他の好適な用量範囲としては、1日当たり1mg〜10,000mg、1日当たり100mg〜10,000mg、1日当たり500mg〜10,000mg、及び1日当たり500mg〜1,000mgが挙げられる。いくつかの特定の実施形態において、この量は、1日当たり750mg〜9,000mgの範囲で1日当たり10,000mg未満である。
いくつかの実施形態において、本薬学的製剤中の活性化合物の量は、約2〜約75重量パーセントである。これらの実施形態の一部では、この量は、約25〜約60重量パーセントである。
薬剤の単一用量または複数用量が想定される。複数用量の所望の送達時間間隔は、当業者であれば、単なる日常的な実験を用いて決定することができる。一例として、対象は、およそ12時間の間隔で1日に2つの用量を投与されてもよい。いくつかの実施形態において、薬剤は1日1回投与される。
薬剤(複数可)は日常的なスケジュールで投与されてもよい。本明細書で使用される場合、日常的なスケジュールとは、所定の指定期間を指す。日常的なスケジュールは、スケジュールが所定である限り、同一の期間または長さの異なる期間を包含し得る。例えば、日常的なスケジュールは、1日2回、毎日、2日毎、3日毎、4日毎、5日毎、6日毎、1週間基準、1か月基準、またはこれらの間の任意の一定の日数または週数での投与を伴い得る。あるいは、所定の日常的なスケジュールは、第1週は1日2回基準、続いて数か月にわたり1日1回基準などの投与を伴ってもよい。他の実施形態では、本発明は、薬剤(複数可)が経口摂取され得ること、及びそのタイミングが食物摂取に左右されるまたはされないことを定める。したがって、例えば、薬剤は、対象がいつ食事したか、または食事する予定かにかかわらず、毎朝及び/または毎晩摂取されてもよい。
IV.併用療法
単独療法としての使用に加えて、本発明の化合物は、併用療法に利用されてもよい。有効な併用療法は、両薬剤を含む単一の組成物もしくは薬理学的製剤を用いて、または、一方の組成物が本発明の化合物を含み、他方が第2の薬剤(複数可)を含む、同時に投与される2つの別個の組成物もしくは製剤を用いて達成され得る。あるいは、この療法は、数分から数か月に及ぶ間隔で他の薬剤処置に先行しても、またはそれに続いてもよい。
かかる併用療法の非限定的な例としては、1つ以上の本発明の化合物と、別の抗炎症剤、化学療法剤、放射線療法、抗うつ剤、統合失調症治療薬、抗痙攣薬、気分安定薬、抗感染症薬、降圧薬、コレステロール低下薬もしくは他の血中脂質調節剤、体重減少を促進するための薬剤、抗血栓剤、心筋梗塞もしくは卒中などの心血管イベントを処置もしくは防止するための薬剤、抗糖尿病薬、移植片拒絶反応もしくは移植片対宿主病を低減させるための薬剤、抗関節炎剤、鎮痛剤、抗喘息剤もしくは他の呼吸器疾患治療薬、または皮膚障害の治療もしくは防止のための薬剤の併用が挙げられる。本発明の化合物は、癌ワクチンを含む(しかしこれに限定されない)、癌に対する患者の免疫応答を改善するように設計された薬剤と合わせてもよい。参照により本明細書に組み込まれるLu et al.(2011)を参照されたい。
V.定義
化学基の文脈で使用される場合、「水素」は−Hを意味し、「ヒドロキシ」は−OHを意味し、「オキソ」は=Oを意味し、「カルボニル」は−C(=O)−を意味し、「カルボキシ」は−C(=O)OHを意味し(−COOHまたは−COHとも表記される)、「ハロ」は、独立して、−F、−Cl、−Br、または−Iを意味し、「アミノ」は−NHを意味し、「ヒドロキシアミノ」は−NHOHを意味し、「ニトロ」は−NOを意味し、イミノは=NHを意味し、「シアノ」は−CNを意味し、「イソシアネート」は−N=C=Oを意味し、「アジド」は−Nを意味し、一価の文脈における「ホスフェート」は−OP(O)(OH)またはその脱プロトン形態を意味し、二価の文脈における「ホスフェート」は−OP(O)(OH)O−またはその脱プロトン形態を意味し、「メルカプト」は−SHを意味し、「チオ」は=Sを意味し、「スルホニル」は−S(O)−を意味し、「ヒドロキシスルホニル」は−S(O)OHを意味し、「スルホンアミド」は−S(O)NHを意味し、「スルフィニル」は−S(O)−を意味する。
化学式の文脈において、「−」の記号は単結合を意味し、「=」は二重結合を意味し、「≡」は三重結合を意味する。「エポキシ化二重結合」は、
Figure 2018528275
の基を表す。記号:
Figure 2018528275
は、結合なしまたは単結合のいずれかである任意選択の結合を表す。記号:
Figure 2018528275
は、単結合または二重結合を表す。記号:
Figure 2018528275
は、エポキシ化二重結合を表すために使用される場合もある。したがって、例えば、式:
Figure 2018528275
は、
Figure 2018528275
を含む。また、かかる1つの環原子は、1つより多くの二重結合の一部を形成することはないものと理解される。さらに、共有結合の記号である「−」は、1つまたは2つの不斉原子を接続しているとき、いずれかの好ましい立体化学を示すものではないことに留意されたい。むしろ、全ての立体異性体ならびにそれらの混合物が対象とされる。記号:
Figure 2018528275
は、結合に対して直角に描かれている場合
Figure 2018528275
、その基の結合点を示す。なお、より大きな基に関する結合点は、典型的には、読者が結合点を明確に特定することを補助するために、この様式でのみ特定される。記号:
Figure 2018528275
は、くさび形の太い端部に結合した基が「ページの外側」にある単結合を意味する。記号:
Figure 2018528275
は、くさび形の太い端部に結合した基が「ページの内側」にある単結合を意味する。記号:
Figure 2018528275
は、二重結合の周りの幾何学形状(例えば、EまたはZのいずれか)が定義されていない単結合を意味する。したがって、両方の選択肢ならびにそれらの組み合わせが意図される。本出願において示される構造の原子の定義されていない結合価はいずれも、その原子に結合した水素原子を暗黙的に表す。炭素原子上の太い点は、その炭素に結合した水素が紙面外に配向されていることを示す。
「R」基が環系上の「浮遊基」として図示されている場合、例えば、次式:
Figure 2018528275
において、Rは、安定な構造が形成される限り、図示、暗示、または明確に定義された水素を含む、環原子のうちのいずれかに結合したいずれかの水素原子に置き換わることができる。「R」基が縮合環系上の「浮遊基」として図示されている場合、例えば、次式:
Figure 2018528275
において、Rは、別段の記述がない限り、縮合環のいずれかの環原子のうちのいずれかに結合したいずれかの水素に置き換わることができる。置換可能な水素は、安定な構造が形成される限り、図示された水素(例えば、上記の式中で窒素に結合している水素)、暗示される水素(例えば、上記の式中の示されていないが存在することが理解される水素)、明確に定義された水素、及び環原子の同一性に存在が左右される任意選択の水素(例えば、Xが−CH−に等しいとき、X基に結合している水素)を含む。図示される例において、Rは、縮合環系の5員環または6員環のいずれに存在してもよい。上記の式中、基である「R」直後の括弧に囲まれた「y」の下付き文字は、数値変数を表す。別段の記述がない限り、この変数は、0、1、2、または環もしくは環系の置換可能な水素原子の最大数のみにより限定される3以上の任意の整数とすることができる。
化学基及び化合物のクラスに関し、その基またはクラスにおける炭素原子の数は、次に示されるとおりである:「Cn」は、その基/クラスの炭素原子の正確な数(n)を定義する。「C≦n」は、その基/クラスに存在し得る炭素原子の最大数(n)を定義し、最小数は当該の基/クラスで可能な限り小さいものとする。例えば、「アルケニル(C≦8)」基または「アルケン(C≦8)」クラスにおける炭素原子の最小数は2であることが理解される。1〜10個の炭素原子を有するアルコキシ基を指定する「アルコキシ(C≦10)」と比較されたい。「Cn−n′」は、その基における炭素原子の最小数(n)と最大数(n′)との両方を定義する。したがって、「アルキル(C2〜10)」は、2〜10個の炭素原子を有するアルキル基を指定する。こうした炭素数の指標は、意味の変化を表すことなく、それが修飾する化学基もしくはクラスに先行してもその後に続いてもよく、括弧に囲まれていても囲まれていなくてもよい。したがって、「C5オレフィン」、「C5−オレフィン」、「オレフィン(C5)」、及び「オレフィンC5」という用語は全て同義である。
化合物または化学基を修飾するために使用される「飽和」という用語は、その化合物または化学基が、炭素−炭素二重結合及び炭素−炭素三重結合を有しないことを意味するが、以下の注記を除く。この用語は、原子を修飾するために使用されるとき、その原子が二重結合または三重結合の一部ではないことを意味する。飽和基の置換バージョンの場合では、1つ以上の炭素酸素二重結合または炭素窒素二重結合が存在してもよい。また、そのような結合が存在する場合、ケト−エノール互変異性またはイミン/エナミン互変異性の一部として生じ得る炭素−炭素二重結合は除外されない。「飽和」という用語が物質の溶液を修飾するために使用される場合は、その物質がそれ以上その溶液中に溶解し得ないことを意味する。
「脂肪族」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、この用語で修飾された化合物または化学基が、非環式または環式だが非芳香族の炭化水素化合物または基であることを表す。脂肪族化合物/基において、炭素原子は、直鎖、分岐鎖、または非芳香環状(脂環式)に一緒に結合していてよい。脂肪族化合物/基は、飽和であっても、すなわち炭素−炭素単結合によって結合していてもよく(アルカン/アルキル)、または、1つ以上の炭素−炭素二重結合を有するか(アルケン/アルケニル)もしくは1つ以上の炭素−炭素三重結合を有する(アルキン/アルキニル)、不飽和であってもよい。
「芳香族」という用語は、化合物または化学基を修飾するために使用されるとき、完全共役した環式π系に4n+2個の電子を有する原子の平面的な不飽和環を指す。
「アルキル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点としての炭素原子と、直鎖状または分岐鎖状の非環式構造とを有し、炭素及び水素以外の原子を有しない、一価の飽和脂肪族基を指す。−CH(Me)基、−CHCH(Et)基、−CHCHCH(n−Prまたはプロピル)基、−CH(CH(i−Pr、Pr、またはイソプロピル)基、−CHCHCHCH(n−Bu)基、−CH(CH)CHCH(sec−ブチル)基、−CHCH(CH(イソブチル)基、−C(CH(tert−ブチル、t−ブチル、t−Bu、またはBu)基、及び−CHC(CH(ネオ−ペンチル)基は、アルキル基の非限定的な例である。「アルカンジイル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点(複数可)としての1つまたは2つの飽和炭素原子(複数可)と、直鎖状または分岐鎖状の非環式構造とを有し、炭素−炭素二重結合または三重結合を有せず、炭素及び水素以外の原子を有しない、二価の飽和脂肪族基を指す。−CH−(メチレン)基、−CHCH−基、−CHC(CHCH−基、及び−CHCHCH−基は、アルカンジイル基の非限定的な例である。「アルキリデン」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、二価の=CRR′基(式中、R及びR′は、独立して、水素またはアルキルである)を指す。アルキリデン基の非限定的な例としては、=CH、=CH(CHCH)、及び=C(CHが挙げられる。「アルカン」とは、式H−Rを有し、式中、Rがアルキル(この用語は上記の定義のとおりである)である、化合物のクラスを指す。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。次の基は、置換アルキル基の非限定的な例である:−CHOH、−CHCl、−CF、−CHCN、−CHC(O)OH、−CHC(O)OCH、−CHC(O)NH、−CHC(O)CH、−CHOCH、−CHOC(O)CH、−CHNH、−CHN(CH、及び−CHCHCl。「ハロアルキル」という用語は、炭素、水素、及びハロゲンを除いた他の原子が存在しないように、水素原子の置換がハロ(すなわち−F、−Cl、−Br、または−I)に限定されている、置換アルキルのサブセットである。−CHCl基は、ハロアルキルの非限定的な例である。「フルオロアルキル」という用語は、炭素、水素、及びフッ素を除いた他の原子が存在しないように、水素原子の置換がフルオロに限定されている、置換アルキルのサブセットである。−CHF基、−CF基、及び−CHCF基は、フルオロアルキル基の非限定的な例である。
「シクロアルキル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として炭素原子を有し、この炭素原子が1つ以上の非芳香環構造の一部を形成し、炭素−炭素二重結合または三重結合を有せず、炭素及び水素以外の原子を有しない、一価の飽和脂肪族基を指す。非限定的な例としては、−CH(CH(シクロプロピル)、シクロブチル、シクロペンチル、またはシクロヘキシル(Cy)が挙げられる。「シクロアルカンジイル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として2つの炭素原子を有し、炭素−炭素二重結合または三重結合を有せず、炭素及び水素以外の原子を有しない、二価の飽和脂肪族基を指す。以下の基:
Figure 2018528275
は、シクロアルカンジイル基の非限定的な例である。「シクロアルカン」とは、式H−Rを有し、式中、Rがシクロアルキル(この用語は上記の定義のとおりである)である、化合物のクラスを指す。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「アルケニル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点としての炭素原子と、直鎖状または分岐鎖状の非環式構造と、少なくとも1つの非芳香族炭素−炭素二重結合とを有し、炭素−炭素三重結合を有せず、炭素及び水素以外の原子を有しない、一価の不飽和脂肪族基を指す。非限定的な例としては、−CH=CH(ビニル)、−CH=CHCH、−CH=CHCHCH、−CHCH=CH(アリル)、−CHCH=CHCH、及び−CH=CHCH=CHが挙げられる。「アルケンジイル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点としての2つの炭素原子と、直鎖状または分岐鎖上の、直鎖状または分岐鎖状の非環式構造と、少なくとも1つの非芳香族炭素−炭素二重結合とを有し、炭素−炭素三重結合を有せず、炭素及び水素以外の原子を有しない、二価の不飽和脂肪族基を指す。−CH=CH−基、−CH=C(CH)CH−基、−CH=CHCH−基、及び−CHCH=CHCH−基は、アルケンジイル基の非限定的な例である。なお、アルケンジイル基は脂肪族であるが、両端において結合すると、この基は、芳香族構造の一部を形成するものから除外されない。「アルケン」及び「オレフィン」という用語は同義であり、式H−Rを有し、式中、Rがアルケニル(この用語は上記の定義のとおりである)である、化合物を指す。同様に、「末端アルケン」及び「α−オレフィン」という用語は同義であり、炭素−炭素二重結合を1つだけ有し、この結合が分子端部におけるビニル基の一部である、アルケンを指す。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。−CH=CHF基、−CH=CHCl基、及び−CH=CHBr基は、置換アルケニル基の非限定的な例である。
「アルキニル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点としての炭素原子と、直鎖状または分岐鎖状の非環式構造と、少なくとも1つの炭素−炭素三重結合とを有し、炭素及び水素以外の原子を有しない、一価の不飽和脂肪族基を指す。本明細書において使用される場合、アルキニルという用語は、1つ以上の非芳香族炭素−炭素二重結合の存在を除外しない。−C≡CH基、−C≡CCH基、及び−CHC≡CCH基は、アルキニル基の非限定的な例である。「アルキン」とは、式H−Rを有し、式中、Rがアルキニルである、化合物のクラスを指す。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「アリール」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として芳香族炭素原子を有し、この炭素原子が1つ以上の6員芳香環構造の一部を形成し、環原子が全て炭素である、一価の不飽和芳香族基を指し、この基は、炭素及び水素以外の原子から構成されない。1つより多くの環が存在する場合、それらの環は縮合していても縮合していなくてもよい。本明細書において使用される場合、この用語は、第1の芳香環または存在するいずれかのさらなる芳香環に結合した1つ以上のアルキル基またはアラルキル基(炭素数制限が許容する場合)の存在を除外しない。アリール基の非限定的な例としては、フェニル(Ph)、メチルフェニル、(ジメチル)フェニル、−CCHCH(エチルフェニル)、ナフチル、及びビフェニルに由来する一価基が挙げられる。「アレーンジイル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として2つの芳香族炭素原子を有し、この炭素原子が1つ以上の6員芳香環構造(複数可)の一部を形成し、環原子が全て炭素である、二価の芳香族基を指し、この一価基は、炭素及び水素以外の原子から構成されない。本明細書において使用される場合、この用語は、第1の芳香環または存在するいずれかのさらなる芳香環に結合した1つ以上のアルキル基、アリール基、またはアラルキル基(炭素数制限が許容する場合)の存在を除外しない。1つより多くの環が存在する場合、それらの環は縮合していても縮合していなくてもよい。非縮合環は、共有結合、アルカンジイル、またはアルケンジイル基(炭素数制限が許容する場合)のうちの1つ以上によって結合していてもよい。アレーンジイル基の非限定的な例としては、以下:
Figure 2018528275
が挙げられる。
「アレーン」とは、式H−Rを有し、式中、Rがアリール(この用語は上記の定義のとおりである)である、化合物のクラスを指す。ベンゼン及びトルエンは、アレーンの非限定的な例である。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「アラルキル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、一価の−アルカンジイル−アリール基を指し、ここで、アルカンジイル及びアリールという用語はそれぞれ、上記に提供された定義と一致する様式で使用される。非限定的な例は、フェニルメチル(ベンジル、Bn)及び2−フェニル−エチルである。アラルキルという用語が「置換」という修飾語とともに使用される場合、アルカンジイル基及び/またはアリール基の1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。置換アラルキルの非限定的な例は、(3−クロロフェニル)−メチル、及び2−クロロ−2−フェニル−エタ−1−イルである。
「ヘテロアリール」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として芳香族の炭素原子または窒素原子を有し、この炭素原子または窒素原子が1つ以上の芳香環構造の一部を形成し、環原子のうちの少なくとも1つが窒素、酸素、または硫黄である、一価の芳香族基を指し、ヘテロアリール基は、炭素、水素、芳香族窒素、芳香族酸素、及び芳香族硫黄以外の原子から構成されない。1つより多くの環が存在する場合、それらの環は縮合していても縮合していなくてもよい。本明細書において使用される場合、この用語は、芳香環または芳香環系に結合した1つ以上のアルキル基、アリール基、及び/またはアラルキル基(炭素数制限が許容する場合)の存在を除外しない。ヘテロアリール基の非限定的な例としては、フラニル、イミダゾリル、インドリル、インダゾリル(Im)、イソオキサゾリル、メチルピリジニル、オキサゾリル、フェニルピリジニル、ピリジニル(ピリジル)、ピロリル、ピリミジニル、ピラジニル、キノリル、キナゾリル、キノキサリニル、トリアジニル、テトラゾリル、チアゾリル、チエニル、及びトリアゾリルが挙げられる。「N−ヘテロアリール」という用語は、結合点として窒素原子を有するヘテロアリール基を指す。「ヘテロアレーン」とは、式H−Rを有し、式中、Rがヘテロアリールである、化合物のクラスを指す。ピリジン及びキノリンは、ヘテロアレーンの非限定的な例である。これらの用語が「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「ヘテロシクロアルキル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、結合点として炭素原子または窒素原子を有し、この炭素原子または窒素原子が1つ以上の非芳香環構造の一部を形成し、環原子のうちの少なくとも1つが窒素、酸素、または硫黄である、一価の非芳香族基を指し、ヘテロシクロアルキル基は、炭素、水素、窒素、酸素、及び硫黄以外の原子から構成されない。1つより多くの環が存在する場合、それらの環は縮合していても縮合していなくてもよい。本明細書において使用される場合、この用語は、環または環系に結合した1つ以上のアルキル基(炭素数制限が許容する場合)の存在を除外しない。また、この用語は、得られる基が非芳香族のままである限り、環または環系における1つ以上の二重結合の存在を除外しない。ヘテロシクロアルキル基の非限定的な例としては、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、チオモルホリニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチオフラニル、テトラヒドロピラニル、ピラニル、オキシラニル、及びオキセタニルが挙げられる。「N−ヘテロシクロアルキル」という用語は、結合点として窒素原子を有するヘテロシクロアルキル基を指す。N−ピロリジニルは、かかる基の一例である。これらの用語が「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「アシル」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−C(O)R基を指し、式中、Rは水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、アリール、アラルキル、またはヘテロアリールである(これらの用語は上記の定義のとおりである)。−CHO基、−C(O)CH(アセチル、Ac)基、−C(O)CHCH基、−C(O)CHCHCH基、−C(O)CH(CH基、−C(O)CH(CH基、−C(O)C基、−C(O)CCH基、−C(O)CH基、−C(O)(イミダゾリル)基は、アシル基の非限定的な例である。「チオアシル」は、−C(O)R基の酸素原子が硫黄原子で置き換えられ、−C(S)Rであることを除いては同様の様式で定義される。「アルデヒド」という用語は、上記に定義されたアルカンで、水素原子のうちの少なくとも1つが−CHO基で置き換えられているものに相当する。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子(カルボニルまたはチオカルボニル基の炭素原子に直接結合した水素原子が存在する場合はそれを含む)は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。−C(O)CHCF基、−COH(カルボキシル)基、−COCH(メチルカルボキシル)基、−COCHCH基、−C(O)NH(カルバモイル)基、及び−CON(CH基は、置換アシル基の非限定的な例である。
「アルコキシ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−OR基を指し、式中、Rはアルキル(この用語は上記の定義のとおりである)である。非限定的な例としては、−OCH(メトキシ)、−OCHCH(エトキシ)、−OCHCHCH、−OCH(CH(イソプロポキシ)、−OC(CH(tert−ブトキシ)、−OCH(CH、−O−シクロペンチル、及び−O−シクロヘキシルが挙げられる。「シクロアルコキシ」、「アルケニルオキシ」、「アルキニルオキシ」、「アリールオキシ」、「アラルコキシ」、「ヘテロアリールオキシ」、「ヘテロシクロアルコキシ」、及び「アシルオキシ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−ORと定義される基を指し、式中、Rはそれぞれ、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、及びアシルである。「アルキルチオ」及び「アシルチオ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−SR基を指し、式中、Rはそれぞれアルキル及びアシルである。「アルコール」という用語は、上記に定義されたアルカンで、水素原子のうちの少なくとも1つがヒドロキシ基で置き換えられているものに相当する。「エーテル」という用語は、上記に定義されたアルカンで、水素原子のうちの少なくとも1つがアルコキシ基で置き換えられているものに相当する。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。
「アルキルアミノ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−NHR基を指し、式中、Rはアルキル(この用語は上記の定義のとおりである)である。非限定的な例としては、−NHCH及び−NHCHCHが挙げられる。「ジアルキルアミノ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−NRR′基を指し、式中、R及びR′は同じアルキル基であっても異なるアルキル基であってもよいし、またはR及びR′は一緒になってアルカンジイルを表してもよい。ジアルキルアミノ基の非限定的な例としては、−N(CH及び−N(CH)(CHCH)が挙げられる。「シクロアルキルアミノ」、「アルケニルアミノ」、「アルキニルアミノ」、「アリールアミノ」、「アラルキルアミノ」、「ヘテロアリールアミノ」、「ヘテロシクロアルキルアミノ」、「アルコキシアミノ」、及び「アルキルスルホニルアミノ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−NHRと定義される基を指し、式中、Rはそれぞれ、シクロアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロシクロアルキル、アルコキシ、及びアルキルスルホニルである。アリールアミノ基の非限定的な例は−NHCである。「アミド」(アシルアミノ)という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、−NHR基を指し、式中、Rはアシル(この用語は上記の定義のとおりである)である。アミド基の非限定的な例は−NHC(O)CHである。「アルキルイミノ」という用語は、「置換」という修飾語なしで使用されるとき、二価の=NR基を指し、式中、Rはアルキル(この用語は上記の定義のとおりである)である。これらの用語のうちのいずれかが「置換」という修飾語とともに使用される場合、炭素原子に結合した1つ以上の水素原子は、独立して、−OH、−F、−Cl、−Br、−I、−NH、−NO、−COH、−COCH、−CN、−SH、−OCH、−OCHCH、−C(O)CH、−NHCH、−NHCHCH、−N(CH、−C(O)NH、−C(O)NHCH、−C(O)N(CH、−OC(O)CH、−NHC(O)CH、−S(O)OH、または−S(O)NHで置き換えられている。−NHC(O)OCH基及び−NHC(O)NHCH基は、置換アミド基の非限定的な例である。
「1つの(a)」または「1つの(an)」という語の使用は、特許請求の範囲及び/または本明細書において「含む(comprising)」という用語と併せて使用されているとき、「1つ」を意味する場合があるが、「1つ以上」、「少なくとも1つ」、及び「1つまたは1つより多く」の意味とも一致する。
本出願全体を通して、「約」という用語は、ある値が、その値を決定するために用いられるデバイス、方法に固有の誤差のばらつき、または研究対象の間に存在するばらつきを含むことを示すために使用される。
「アセタール」という用語は、カルボニル基が、2つのヒドロキシ含有化合物または1つのジヒドロキシ含有化合物と反応して、RC(O)構造のカルボニル基から生じるRC(OR′)構造(式中、いずれのR′も水素ではなく、各R′は、同じであっても異なっていてもよいし、または一緒になって環を形成してもよい)をもつ初期のジオールのジエーテルを形成したものを説明するために使用される。「混合アセタール」は、R′が両方とも異なるアセタールである。「アセタール」は、一方もしくは両方のR基が水素原子であるアルデヒド、またはいずれのR基も水素原子でないケトンであるカルボニル基を説明するために使用される場合がある。「ケタール」は、カルボニル基がケトンである「アセタール」の下位集団である。「ヘミアセタール」という用語は、カルボニル基が、1つのヒドロキシ含有化合物と反応して、RC(OH)OR′構造(式中、R′は水素ではない)をもつ基を形成する初期のジオールのモノエーテルを形成したものを説明するために使用される。「ヘミアセタール」は、一方もしくは両方のR基が水素原子であるアルデヒド、またはいずれのR基も水素原子でないケトンであるカルボニル基を説明するために使用される場合がある。「ケタール」と同様に、「ヘミケタール」は、カルボニル基がケトンである「ヘミアセタール」の下位集団である。
「含む(comprise)」、「有する(have)」、及び「含む(include)」という用語は、オープンエンドの連結動詞である。これらの動詞のうちの1つ以上のあらゆる形態または時制、例えば「含む(comprises)」、「含む(comprising)」、「有する(has)」、「有する(having)」、「含む(includes)」、及び「含む(including)」もまたオープンエンドである。例えば、1つ以上のステップを「含む(comprises)」、「有する(has)」、または「含む(includes)」いかなる方法も、それらの1つ以上のステップのみを有するものに限定されず、他の列記されていないステップも対象とする。
「有効な」という用語は、この用語が本明細書及び/または特許請求の範囲で使用される場合、所望、予想、または意図される結果を達成するために適当であることを意味する。「有効量」、「治療有効量」、または「薬学的有効量」は、化合物を用いて患者または対象を治療する文脈で使用される場合、疾患を治療するために対象または患者に投与されたときにそのような疾患の治療を行うのに十分である化合物の量を意味する。
本明細書において使用される場合、「IC50」という用語は、得られる最大応答の50%である阻害量を指す。この定量的尺度は、特定の薬物または他の物質(阻害剤)が、所与の生物学的、生化学的、または化学的なプロセス(またはプロセスの構成要素、すなわち酵素、細胞、細胞受容体、または微生物)を半分に阻害するためにどれだけ必要であるかを示す。
第1の化合物の「異性体」とは、各分子が第1の化合物と同じ構成原子を含有するが、これらの原子の三次元構成が異なる別個の化合物である。
本明細書において使用される場合、「規定濃度(normal)」または「規定度(normality)」という用語は、モル濃度を等価係数で除した溶液の濃度を指す。この等価係数とは、化合物が溶液中で分離したときに化合物から得られるイオンの数である。HClなどの溶液の場合、この溶液は、プロトンも1N、塩素イオンも1Nの濃度であるが、CaClの溶液は、カルシウムイオン1N及び塩素イオン2Nである。
本明細書において使用される場合、「患者」または「対象」という用語は、生きている哺乳類生物、例えばヒト、サル、ウシ、ヒツジ、ヤギ、イヌ、ネコ、マウス、ラット、モルモット、またはそれらのトランスジェニック種を指す。特定の実施形態において、患者または対象は霊長類である。ヒト対象の非限定的な例は、成人、若年、乳児、及び胎児である。
本明細書において広く使用される「薬学的に許容される」とは、健全な医学的判断の範囲において、過剰な毒性、刺激、アレルギー応答、または他の問題もしくは合併症を伴わずにヒトならびに動物の組織、臓器、及び/または体液と接触させて使用するのに好適な、合理的な利益/リスク比に見合った化合物、材料、組成物、及び/または剤形を指す。
「薬学的に許容される塩」とは、上記の定義のとおり薬学的に許容され、かつ所望の薬理活性を有する、本発明の化合物の塩を意味する。そのような塩としては、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸などの無機酸と、または、例えば1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、3−フェニルプロピオン酸、4,4’−メチレンビス(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、4−メチルビシクロ[2.2.2]オクタ−2−エン−1−カルボン酸、酢酸、脂肪族モノカルボン酸及びジカルボン酸、脂肪族硫酸、芳香族硫酸、ベンゼンスルホン酸、安息香酸、カンファースルホン酸、炭酸、桂皮酸、クエン酸、シクロペンタンプロピオン酸、エタンスルホン酸、フマル酸、グルコへプトン酸、グルコン酸、グルタミン酸、グリコール酸、ヘプタン酸、ヘキサン酸、ヒドロキシナフトエ酸、乳酸、ラウリル硫酸、マレイン酸、リンゴ酸、マロン酸、マンデル酸、メタンスルホン酸、ムコン酸、o−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、シュウ酸、p−クロロベンゼンスルホン酸、フェニル置換アルカン酸、プロピオン酸、p−トルエンスルホン酸、ピルビン酸、サリチル酸、ステアリン酸、コハク酸、酒石酸、第三級ブチル酢酸、トリメチル酢酸などの有機酸と形成される、酸付加塩が挙げられる。薬学的に許容される塩には、存在する酸性プロトンが無機塩基または有機塩基と反応することができるときに形成され得る塩基付加塩も含まれる。許容される無機塩基としては、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アルミニウム、及び水酸化カルシウムが挙げられる。許容される有機塩基としては、エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、トロメタミン、N−メチルグルカミンなどが挙げられる。本発明のいずれかの塩の一部を形成する特定のアニオンまたはカチオンは、その塩が全体として薬理学的に許容される限り重要ではないことを理解されたい。薬学的に許容される塩ならびにそれらの調製法及び使用法のさらなる例は、Handbook of Pharmaceutical Salts:Properties,and Use(P.H.Stahl & C.G.Wermuth eds.,Verlag Helvetica Chimica Acta,2002)に提示されている。
本明細書において使用される「薬学的に許容される担体」という用語は、化学剤の担持または輸送に関与する、薬学的に許容される材料、組成物、またはビヒクル、例えば液体もしくは固体の充填剤、希釈剤、賦形剤、溶媒、またはカプセル化材料を意味する。
「防止」または「防止すること」には、(1)疾患のリスクがあり、かつ/または疾患の素因があり得るが、疾患の病態もしくは総体症状のいずれかまたは全てを経験もしくは提示していない対象または患者において、疾患の発症を阻害すること、及び/あるいは(2)疾患のリスクがあり、かつ/または疾患の素因があり得るが、疾患の病態もしくは総体症状のいずれかまたは全てを経験もしくは提示していない対象または患者において、疾患の病態もしくは総体症状の発症を減速させることが含まれる。
「立体異性体」または「光学異性体」とは、同じ原子が同じ他の原子に結合しているが、これらの原子の三次元構成が異なる、所与の化合物の異性体である。「エナンチオマー」とは、左手及び右手のように互いの鏡像である、所与の化合物の立体異性体である。「ジアステレオマー」とは、エナンチオマーではない所与の化合物の立体異性体である。キラル分子は、立体中心または不斉中心とも称されるキラル中心を含有し、これは、いずれかの2つの基の相互交換が立体異性体をもたらすような基を有する分子における、必ずしも原子ではないが任意の点である。有機化合物において、キラル中心は典型的には炭素原子、リン原子、または硫黄原子であるが、他の原子が有機化合物及び無機化合物の立体中心であることも可能である。分子は、多くの立体異性体をもたらす複数の立体中心を有し得る。立体異性が四面体不斉中心(例えば四面体炭素)に起因する化合物において、仮説上可能な立体異性体の総数は、2(nは四面体立体中心の数である)を超過することはない。対称性を有する分子は、最大可能数よりも少ない立体異性体を有することが多い。エナンチオマーの50:50混合物は、ラセミ混合物と称される。あるいは、エナンチオマーの混合物は、1つのエナンチオマーが50%を超える量で存在するようにエナンチオマー的に濃縮されている(enantiomerically enriched)場合もある。典型的には、エナンチオマー及び/またはジアステレオマーは、当該技術分野で知られる技術を使用して分解または分離することができる。立体化学が定義されてないいずれの立体中心または軸性キラリティについても、立体中心または軸性キラリティは、そのR型、S型において、またはラセミ混合物及び非ラセミ混合物を含めたR型とS型との混合物として存在し得ることが想定される。本明細書において使用される場合、「他の立体異性体を実質的に含まない」という表現は、組成物が別の立体異性体(複数可)を≦15%、より好ましくは≦10%、さらにより好ましくは≦5%、または最も好ましくは≦1%含有することを意味する。
「治療」または「治療すること」には、(1)疾患の病態もしくは総体症状を経験または提示している対象または患者の疾患を阻害すること(例えば、病態及び/または総体症状のさらなる発達を阻止すること)、(2)疾患の病態もしくは総体症状を経験または提示している対象または患者の疾患を寛解させること(例えば、病態及び/または総体症状を逆転させること)、及び/あるいは(3)疾患の病態もしくは総体症状を経験または提示している対象または患者の疾患の何らかの測定可能な減少をもたらすことが含まれる。
本明細書で使用される他の略語は次のとおりである:NO、一酸化窒素;iNOS、誘導型一酸化窒素合成酵素;COX−2、シクロオキシゲナーゼ−2;FBS、ウシ胎仔血清;IFNγまたはIFN−γ、インターフェロン−γ;TNFαまたはTNF−α、腫瘍壊死因子−α;IL−1β、インターロイキン−1β;IL17またはIL−17、インターロイキン17;HO−1、誘導型ヘムオキシゲナーゼ;Me、メチル;Bn、ベンジル;Et、エチル;Ph、フェニル;Ac、アセチル;Bz、ベンゾイル;Ts、トシル;Boc、t−ブチルオキシカルボニル;quant.、定量的;aq.、水溶液(aqueous);w/w、重量当たりの重量;℃、摂氏温度、N、規定濃度または規定度;hまたはhr、時間;rt、室温;TLC、薄層クロマトグラフィ;DMSO、ジメチルスルホキシド;EtOAc、酢酸エチル;DMF、N,N−ジメチルホルムアミド;DMA、ジメチルアセトアミド;MeCN、アセトニトリル;MTBE、メチルt−ブチルエーテル;EtO、ジエチルエーテル;THF、テトラヒドロフラン;MeOH、メタノール、EtOH、エタノール;iPrOH、イソプロパノール;Pd/C、パラジウム炭素;Py、ピリジン;DIPEA、ジイソプロピルエチルアミン;DMAP、ジメチルアミノピリジン;mCPBA、m−クロロペルオキシ安息香酸;MOMCl、メトキシメチルクロリド;TBSCl、t−ブチルジメチルシリルクロリド;SEMCl、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド;DMP、デス・マーチン・ペルヨージナン;TP(登録商標)、プロピルホスホン酸無水物;DPPA、ジフェニルホスホリルアジド;PPTS、p−トルエンスルホン酸ピリジニウム;DDQ、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−1,4−ベンゾキノン;DAST、三フッ化ジエチルアミノ硫黄;TMSCHN、トリメチルシリルジアゾメタン;DBDMH、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン。
上記の定義は、参照により本明細書に組み込まれるあらゆる参考文献における矛盾する定義のいずれにも優先する。しかしながら、特定の用語が定義されているという事実は、定義されていないあらゆる用語が不確定であることを示すものと見なされるべきではない。むしろ、使用される全ての用語は、当業者が範囲を理解し本発明を実践し得るような観点で本発明を説明するものと考えられる。
VI.実施例
以下の実施例は、本発明の好ましい実施形態を例証するために含まれている。続く実施例に開示されている技術は、本発明の実践において良好に機能することが本発明者によって発見された技術を代表するものであり、したがってその実践のための好ましい様態を構成するものと見なされ得ることは、当業者には理解されよう。しかしながら、本開示に照らして、開示されている特定の実施形態において多くの変更を行い、それでも本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく同様または類似の結果を得ることができることが、当業者には理解されよう。
実施例1:合成及び特性評価
スキーム1
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NHOH・HCl、NaOAc、CHCl、MeOH、60℃;b)AcOH、AcO;PhI(OAc)、Pd(OAc)、ClCHCHCl、60〜80℃、1から43%;c)KCO、MeOH、室温;d)亜硫酸水素ナトリウム、EtOH水溶液、80℃、3から73%;e)ジョーンズ試薬、アセトン、0℃;80〜120℃、真空、81%;f)HCOEt、NaOMe、MeOH、THF、0℃〜室温;NHOH・HCl、EtOH水溶液、55℃、44%;g)NaOMe、MeOH、THF、55℃、51%;h)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、80%。
スキーム2
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃;NHOH・HCl、EtOH水溶液、55℃、57%;b)ジョーンズ試薬、アセトン、0℃〜室温、88%;c)TMSCHN、EtO、トルエン、MeOH、0℃、84%;d)NaOMe、MeOH、55℃、定量的収率;e)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、77%。
スキーム3
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)i)ジョーンズ試薬、アセトン、0℃〜室温;ii)TMSCHN、EtO、トルエン、MeOH、0℃、12から49%;b)NaOMe、MeOH、55℃、75%;c)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、74%。
スキーム4
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMSO、CHCl、−78℃;EtN、−78℃〜室温、86%;b)i)DAST、CHCl、室温;ii)NaBH、MeOH、0℃、32%;c)NaOMe、MeOH、55℃、82%;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、86%。
スキーム5
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NaHPO、m−CPBA、CHCl、室温、86%;b)NaOMe、MeOH、55℃、98%;c)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、80%。
スキーム6
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMSO、CHCl、−78℃;EtN、−78℃〜室温、72%;b)NaHPO、m−CPBA、CHCl、室温、63%;c)NaOMe、MeOH、55℃、68%;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、63%。
スキーム7
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)MOMCl、DIPEA、0℃〜室温、90%;b)i)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃〜室温;ii)NHOH・HCl、EtOH水溶液、55℃、61%;c)NaOMe、MeOH、THF、55℃、定量的;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、85%。
スキーム8
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)AcO、DMAP、Py、室温、T8については32%;a)BzCl、DMAP、Py、CHCl、室温、T9については70%。
スキーム9
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMF、CHCl、室温;b)NaN、トルエン、アセトン、水、室温;c)トルエン、85℃、13から83%;d)HCl水溶液、MeCN、室温、定量的;e)(Boc)O、THF、55℃、69%;f)KCO、MeOH、室温、89%;g)DDQ、トルエン85℃、61%;h)CFCOH、CHCl、室温、33%;i)AcCl、EtN、CHCl、室温、40%。
スキーム10
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)RNH・HCl、EtN、CHCl、0℃、36については84%;37については88%;b)KCO、MeOH、室温;c)DDQ、ベンゼン、還流、T13:36から51%;T14:37から20%。
スキーム11
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NH、MeOH、CHCl、室温、52%;b)KCO、MeOH、室温、66%;c)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、65%。
スキーム12
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)AcNHNH、EtN、EtO、CHCl、室温、78%;b)TsOH・HO、トルエン、還流、86%;c)KCO、MeOH、室温、定量的;d)DDQ、ベンゼン、還流、60%。
スキーム13
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(CHOH)、PPTS、ベンゼン、還流、73%;b)デス・マーチン・ペルヨージナン、CHCl、室温、95%;c)(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド、n−BuLi、THF、ヘキサン、0℃〜室温、78%;d)H、10%Pd/C、EtOAc、室温、定量的;e)HCl水溶液、MeOH、室温、95%;f)HCOEt、NaOMe、MeOH、室温、81%;g)NHOH・HCl、EtOH、50℃〜室温、96%;h)NaOMe、MeOH、THF、室温、96%;i)DDQ、ベンゼン、室温、15%。
スキーム14
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)HCl水溶液、THF、室温、92%;b)NaBH、THF、EtOH、0℃、定量的;c)HCl水溶液、THF、室温、定量的;d)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃〜室温、定量的;e)NHOH・HCl、EtOH水溶液、50℃、定量的;f)KCO、MeOH、室温、65%;g)TBSCl、EtN、DMAP、CHCl、室温、98%;h)DBDMH、DMF、0℃〜室温;Py、60℃、47%;i)HF・Py、MeCN、水、室温、57%。
スキーム15
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NaH、THF、0℃;MeI、室温〜45℃、28%;b)HCl水溶液、THF、室温、99%;c)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃〜室温、98%;d)NHOH・HCl、EtOH水溶液、50℃、定量的;e)KCO、MeOH、室温、62%;f)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、61%。
スキーム16
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)ジョーンズ試薬、アセトン、0℃〜室温、92%;b)TMSCHN、ヘキサン、THF、MeOH、0℃〜室温、62%;c)EtN、MeCN、70℃、定量的;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、60℃、63%。
スキーム17
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)i)(COCl)、DMF、CHCl、室温;ii)CFCHNH・HCl、EtN、CHCl、室温、81%;b)NHOH・HCl、NaOAc、CHCl、EtOH、60℃、定量的;c)AcOH、AcO;PhI(OAc)、Pd(OAc)、ClCHCHCl、70℃、38%;d)KCO、MeOH、室温、67%;e)亜硫酸水素ナトリウム、EtOH水溶液、80℃、85%;f)SEMCl、DIPEA、CHCl、0℃〜室温、51%;g)HCOEt、NaOMe、MeOH、室温、97%;h)NHOH・HCl、EtOH、50℃、92%;i)KCO、MeOH、室温、92%;j)DDQ、ベンゼン、ジオキサン、85℃、32%;k)AcO、NaOAc、室温、52%。
スキーム18
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)デス・マーチン・ペルヨージナン、CHCl、室温、定量的;b)m−CPBA、NaHPO、CHCl、室温、81%;c)NaOMe、MeOH、室温、89%;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、60℃、59%。
スキーム19
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)SEMCl、DIPEA、CHCl、0℃〜室温、96%;b)LiBr、NaOAc、DMA、150℃、53%;c)i)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃〜室温;ii)NHOHHCl、EtOH水溶液、55℃、84については26%;85については30%;d)Py、AcO、DMAP、室温、97%;e)i)(COCl)、DMF、CHCl2、0℃〜室温;ii)EtNH、EtN、EtO、室温、56%;f)KCO、MeOH、室温、54%;g)DDQ、ベンゼン、還流、31%。
スキーム20
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)デス・マーチン・ペルヨージナン、NaHPO、CHCl、室温;b)m−CPBA、NaHPO、CHCl、室温、84から50%;c)(COCl)、DMF、CHCl、0℃〜室温;d)EtNH、THF、CHCl、室温、90から60%;e)KCO、MeOH、室温、83%;f)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、77%。
スキーム21
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NaN、トルエン、アセトン、水、0℃〜室温、60%;b)トルエン、85℃;c)濃HCl水溶液、MeCN、室温;d)MeCFCOH、TP(登録商標)、EtN、EtOAc、CHCl、室温、94から20%;e)KCO、MeOH、室温、95%;f)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、68%。
スキーム22
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)i)DPPA、EtN、ベンゼン、0℃〜室温;ii)ベンゼン、還流、定量的;b)濃縮HCl水溶液、MeCN、室温、定量的;c)MeCFCOH、TP(登録商標)、EtN、EtOAc、CHCl、室温;d)KCO、MeOH、室温、100から31%の収率;e)DBDMH、DMF、0℃;Py、60℃、43%;f)AcO、NaOAc、室温、58%。
スキーム23
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)MeNH・HCl、EtN、室温、86%;b)KCO、MeOH、室温、定量的;c)DDQ、ベンゼン、還流、31%。
スキーム24
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)PhI(OH)(OTs)、CHCl、55℃、35%;b)KCO、MeOH、室温、87%;c)DDQ、ベンゼン、還流して室温、52%;d)AcCl、EtN、CHCl、室温、99%。
スキーム25
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMSO、CHCl、−78℃;EtN、−78℃〜室温;b)m−CPBA、NaHPO、CHCl、室温、106から65%;c)KCO、MeOH、室温、定量的;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、66%。
スキーム26
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)ジョーンズ試薬、アセトン、0℃〜室温、61%;b)TMSCHN、EtO、トルエン、MeOH、0℃、77%;c)KCO、MeOH、室温、定量的収率;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、83%。
スキーム27
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMF、CHCl、0℃〜室温、定量的;b)115及び117:RH・HCl、EtN、CHCl、室温、115については75%;117については73%;119:NH、MeOH、CHCl、0℃、74%;c)KCO、MeOH、室温、116については97%;118については定量的;120については定量的;d)DBDMH、DMF;Py、55℃、T35については70%;T36については65%;T37については66%。
スキーム28
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NaOH水溶液、THF、EtOH、0℃;b)TMSCHN、EtO、トルエン、MeOH、0℃、109から67%;c)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、74%。
スキーム29
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)NaOMe、MeOH、室温〜55℃、66%;b)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、88%。
スキーム30
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、Py、CHCl、0℃〜室温;b)NaN、トルエン、アセトン、水、室温、83から96%;c)トルエン、80℃、93%;d)i)NaOMe、MeOH、0℃;ii)HCOEt、NaOMe、MeOH、室温、定量的;e)NHOH・HCl、EtOH、50℃、定量的;f)KCO、MeOH、室温、62%;g)DDQ、ジオキサン、80℃、15%;h)AcO、NaOAc、室温、80%。
スキーム31
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)i)(COCl)、DMF、CHCl、室温;ii)AcNHNH、EtN、EtO、CHCl、室温、定量的;b)TsOH・HO、トルエン、還流、81%;c)KCO、MeOH、室温、132については44%;133については31%;d)DDQ、ベンゼン、還流、47%;e)AcO、DMAP、Py、室温、34%。
スキーム32
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)(COCl)、DMSO、CHCl、−78℃;EtN、−78℃〜室温、80%;b)m−CPBA、NaHPO、CHCl、室温;c)KCO、MeOH、室温、134から66%;d)DDQ、ベンゼン、還流、77%。
スキーム33
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)アセトアミドオキシム、EtN、CHCl、0℃、83%;b)BuNOH、THF、室温、71%;c)i)HCOEt、NaOMe、MeOH、0℃〜室温;ii)NHOH・HCl、EtOH水溶液、55℃、76%;d)KCO、MeOH、室温、定量的;e)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、64%;f)AcCl、EtN、CHCl、82%。
スキーム34
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)デス・マーチン・ペルヨージナン、CHCl、室温;b)m−CPBA、NaHPO、CHCl、室温、139から51%;c)KCO、MeOH、室温、99%;d)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、65%。
スキーム35
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)MeMgCl、THF、−78℃、60%;b)KCO、MeOH、室温、40%;c)DBDMH、DMF、0℃;Py、55℃、28%。
スキーム36
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)H水溶液、MeCN、室温、85%。
スキーム37
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)H水溶液、MeCN、室温、26%。
スキーム38
Figure 2018528275
試薬及び条件:a)H水溶液、MeCN、室温、49%。
実験手順
化合物2:化合物1(1.16g、2.48mmol)、NaOAc(466mg、5.68mmol)、及びNHOH・HCl(398mg、5.73mmol)を含むCHCl(12mL)及びMeOH(12mL)の混合物を、60℃で1.5時間加熱した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、オキシム2を白色の泡状物として得た。m/z=484.3(M+1)。
化合物3:化合物2(全て最後のステップから取得)をAcOH(2.9mL)に溶解させた。AcO(0.35mL、3.71mmol)を添加した。この反応物を室温で1時間撹拌した後、ClCHCHCl(5.8mL)、PhI(OAc)(1.195g、3.71mmol)、及びPd(OAc)(28mg、0.13mmol)を添加した。この混合物を60℃で15時間、そして80℃で3時間撹拌した。追加量のPd(OAc)(28mg、0.13mmol)を添加した。この混合物を80℃でもう3時間撹拌し、室温に冷ました。溶媒を除去した。NaHCO水溶液を添加した。この生成物をEtOAcで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物3(629mg、1から43%の収率)を明橙色の泡状物として得た。m/z=584.3(M+1)。
化合物4:化合物3(627mg、1.07mmol)のMeOH中混合物(22mL)に、KCO(742mg、5.37mmol)を0℃で添加した。この反応物を室温で1.5時間撹拌した。CHCl及び12NのHCl水溶液(0.90mL、1.08mmol)を添加した。この混合物を水で洗浄し、水洗液(aq.wash)をCHClで抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物4を明黄色の泡状物として得た。m/z=500.2(M+1)。
化合物5:化合物4(全て最後のステップから取得)を含むEtOH(7.5mL)及び水(2.5mL)の混合物に、亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO及びNaの混合物、≧58.5% SO、410mg、3.75mmol)を添加した。この反応物を80℃で1時間撹拌した。追加量の亜硫酸水素ナトリウム(NaHSO及びNaの混合物、≧58.5% SO、100mg、0.91mmol)を添加した。この混合物を80℃でもう3時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物5(380mg、3から73%の収率)を白色の固体として得た。m/z=485.2(M+1)。
化合物6:化合物5(51.6mg、0.11mmol)をアセトン(1mL)に溶解させ、0℃に冷却した。橙色が持続するまでジョーンズ試薬(2.5M)を添加した。化合物5が完全に消費されるまで、この混合物を撹拌した。反応中に混合物が緑色になった場合は、橙色が持続するまで追加量のジョーンズ試薬(2.5M)を添加した。i−PrOHを添加して反応物をクエンチした。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物6(m/z=455.2(m+1))及びC4酸(m/z=499.2(m+1))の混合物を白色の固体として得た。この混合物を真空下にて80℃で2時間、そして120℃で3時間加熱した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン、その後15% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物6(39mg、81%収率)を白色の固体として得た。m/z=455.2(M+1)。
化合物7:化合物6(39mg、0.086mmol)のHCOEt中混合物(196μL、2.44mmol)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、279μL、1.21mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で10分間撹拌した。THF(0.3mL)を添加した。この反応物を室温でもう5時間撹拌した。MTBE、続いて6NのHCl水溶液(0.22mL、1.32mmol)を添加した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をEtOH(4mL)及び水(0.2mL)に溶解させた。NHOH・HCl(9mg、0.13mmol)を添加した。この混合物を55℃で18時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜10% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物7(18mg、44%収率)を白色の固体として得た。m/z=480.2(M+1)。
化合物8:化合物7(17mg、0.035mmol)のMeOH中混合物(0.70mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、12μL、0.052mmol)を、室温で添加した。この混合物を55℃で30分間撹拌した。THF(0.35mL)を添加した。この混合物を55℃でもう2時間加熱した。追加量のMeOH(0.70mL)及びNaOMe(MeOH中で25%w/w、12μL、0.052mmol)を添加した。この反応物を55℃でさらに1時間加熱し、室温に冷ました。MTBE及びCHClを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜70% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物8(8.7mg、51%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=480.2(M+1)。
化合物T1:化合物8(8.7mg、0.018mmol)のDMF溶液(0.1mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(2.6mg、0.009mmol)のDMF溶液(21μL)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(5μL、0.062mmol)を添加した。この反応物を55℃で3時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T1(7mg、80%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物11及び12:化合物9及び10(2.9/1、500mg、1.00mmol)のHCOEt中混合物(2.42mL、30.18mmol)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、3.43mL、14.85mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で30分間撹拌した。MTBE、続いて6NのHCl水溶液(2.70mL、16.20mmol)を添加した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をEtOH(10mL)及び水(1mL)に溶解させた。NHOH・HCl(105mg、1.51mmol)を添加した。この混合物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOHを蒸発により除去した。EtOAcを添加した。この混合物を水及びブラインで洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物11(280mg、53%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=524.2(M+1)。このカラムから、化合物12(35mg、6.7%収率)も白色の固体として得た。m/z=524.2(M+1)。
化合物13:化合物11(80mg、0.15mmol)をアセトン(1.5mL)に溶解させ、0℃に冷却した。橙色が持続するまでジョーンズ試薬(2.5M)を添加した。この混合物を0℃で2時間、そして室温で1時間撹拌した。反応中、さらに少量のジョーンズ試薬を添加して、混合物の橙色を維持した。i−PrOHを添加して反応物をクエンチした。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物13(72mg、88%収率)を灰白色の固体として得た。m/z=538.2(M+1)。化合物13をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物14:化合物13(72mg、0.13mmol)をトルエン(1.2mL)及びMeOH(0.4mL)に溶解させ、0℃に冷却した。トリメチルシリルジアゾメタン(EtO中で2M、0.15mL、0.30mmol)を0℃で添加し、10分間撹拌した。AcOHを添加して反応物をクエンチした。EtOAcを添加した。この混合物をNaHCO水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜25% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物14(62mg、84%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.2(M+1)。
化合物15:化合物14(60mg、0.11mmol)のMeOH中混合物(1.1mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、37μL、0.16mmol)を、室温で添加した。この混合物を55℃で1時間加熱し、室温に冷ました。MTBEを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物15(60mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.2(M+1)。化合物15をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T2:化合物15(60mg、0.11mmol)のDMF溶液(0.54mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(16mg、0.056mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(26μL、0.32mmol)を添加した。この反応物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T2(46mg、77%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物16:化合物12(35mg、0.067mmol)をアセトン(0.7mL)に溶解させ、0℃に冷却した。橙色が持続するまでジョーンズ試薬(2.5M)を添加した。この混合物を0℃で1時間、そして室温で2時間撹拌した。反応中、さらに少量のジョーンズ試薬を添加して、混合物の橙色を維持した。i−PrOHを添加して反応物をクエンチした。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して粗酸を得、これをトルエン(0.6mL)及びMeOH(0.2mL)に溶解させ、0℃に冷却した。トリメチルシリルジアゾメタン(EtO中で2M、70μL、0.14mmol)を0℃で添加し、10分間撹拌した。AcOHを添加して反応物をクエンチした。EtOAcを添加した。この混合物をNaHCO水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物16(18mg、12から49%の収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.2(M+1)。
化合物17:化合物16(18mg、0.033mmol)のMeOH中混合物(0.33mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、11μL、0.048mmol)を室温で添加した。この混合物を55℃で40分間加熱し、室温に冷ました。MTBEを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製した。この生成物を再度カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜5% MeOH/CHCl)によって精製して、化合物17(13.5mg、75%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.2(M+1)。
化合物T3:化合物17(13.5mg、0.024mmol)のDMF溶液(0.12mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(3.5mg、0.012mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(6μL、0.074mmol)を添加した。この反応物を55℃で3.5時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T3(10mg、74%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物18:(COCl)(0.121mL、1.43mmol)のCHCl溶液(1.5mL)に、DMSO(0.203mL、2.86mmol)を−78℃で滴加し、30分間撹拌した。化合物11(312mg、0.60mmol)を含むCHCl(3mL)を−78℃で添加し、もう1時間撹拌した。EtN(0.60mL、4.31mmol)を添加した。冷浴を除去し、この反応物を周囲温度で30分間撹拌した。水を添加した。この生成物をCHClで抽出した。合わせた有機抽出物をNaHCO水溶液及び水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物18(268mg、86%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物19:化合物18(60mg、0.11mmol)のCHCl溶液(2.3mL)に、DAST(0.40mL、3.03mmol)を室温で添加した。この反応物を60時間室温で撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物をCaCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物18及び19の混合物(51mg、18/19=1.5/1)を得た。化合物18及び19の混合物をMeOH(3.5mL)に溶解させ、0℃に冷却した。NaBH(20mg、0.53mmol)を添加した。この反応物を0℃で10分間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜90% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物19(20mg、32%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=544.3(M+1)。
化合物20:化合物19(22mg、0.040mmol)のMeOH中混合物(0.40mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、14μL、0.061mmol)を室温で添加した。この混合物を55℃で40分間加熱し、室温に冷ました。MTBEを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物20(18mg、82%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=544.2(M+1)。
化合物T4:化合物20(17mg、0.031mmol)のDMF溶液(0.16mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(4.5mg、0.016mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(8μL、0.099mmol)を添加した。この反応物を55℃で4.5時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T4(14.5mg、86%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物21:NaHPO(49mg、0.35mmol)及びm−CPBA(≦77%、65mg、0.29mmol)を、化合物18(100mg、0.19mmol)のCHCl溶液(3.8mL)に添加した。室温で6時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物をCHClで抽出した。有機抽出物をNaHCO水溶液で抽出し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物21(89mg、86%収率)を白色の固体として得た。m/z=538.3(M+1)。
化合物22:化合物21(89mg、0.17mmol)のMeOH溶液(1.8mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、60μL、0.26mmol)を添加した。この反応物を55℃で1時間加熱し、室温に冷ました。MTBEを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濃縮して、化合物22(83mg、98%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=510.3(M+1)。化合物22をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T5:化合物22(83mg、0.16mmol)のDMF溶液(0.8mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(23mg、0.080mmol)を0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(40μL、0.50mmol)を添加した。この反応物を55℃で2.5時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、T5(66mg、80%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物23:(COCl)(24μL、0.28mmol)のCHCl溶液(1mL)に、DMSO(41μL、0.57mmol)を−78℃で滴加した。この反応物を30分間撹拌した。化合物12(60mg、0.11mmol)を含むCHCl(2mL)を−78℃で添加し、もう1時間撹拌した。EtN(0.239mL、1.72mmol)を添加した。冷浴を除去し、この反応物を周囲温度で30分間撹拌した。水を添加した。この生成物をCHClで抽出した。合わせた有機抽出物をNaHCO水溶液及び水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物23(43mg、72%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物24:NaHPO(21mg、0.15mmol)及びm−CPBA(≦77%、28mg、0.12mmol)を、化合物23(43mg、0.082mmol)のCHCl溶液(1.6mL)に添加した。この反応物を室温で5時間撹拌した後、追加量のNaHPO(10mg、0.070mmol)及びm−CPBA(≦77%、14mg、0.062mmol)を添加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。NaSO水溶液を添加した。この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物をNaHCO水溶液で抽出し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物24(28mg、63%収率)を白色の固体として得た。m/z=538.3(M+1)。
化合物25:化合物24(28mg、0.052mmol)のMeOH溶液(0.52mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、24μL、0.10mmol)を添加した。この反応物を55℃で1.5時間加熱し、室温に冷ました。MTBEを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物25(18mg、68%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=510.3(M+1)。
化合物T6:化合物25(17.5mg、0.034mmol)のDMF溶液(0.17mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(4.9mg、0.017mmol)を0℃で添加した。0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(9μL、0.11mmol)を添加した。この反応物を55℃で11時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、T6(11mg、63%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物26:化合物9(1.00g、2.00mmol)のCHCl溶液(8mL)に、クロロメチルメチルエーテル(0.46mL、6.05mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で16時間撹拌し、次に濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物26(0.98g、90%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=543.4(M+1)。
化合物27:化合物26(955mg、1.76mmol)のHCOEt中混合物(4.3mL、53.5mmol)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、6.1mL、26.4mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で1時間撹拌した。MTBE、続いて3NのHCl水溶液を添加した。この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をEtOH(18mL)及び水(2mL)に溶解させた。NHOH・HCl(185mg、2.66mmol)を添加した。この混合物を55℃で6時間加熱し、次に室温に冷まし、濃縮した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜70% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物27(615mg、61%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=568.4(M+1)。
化合物28:化合物27(200mg、0.35mmol)を含むMeOH(3.5mL)及びTHF(1mL)の混合物に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、0.16mL、0.69mmol)を室温で添加した。この混合物を55℃で2時間加熱した。MTBEを添加した。この混合物をNaHPO水溶液で洗浄した。この水洗液をMTBEで逆抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物28(210mg、定量的収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=568.4(M+1)。
化合物T7:化合物28(全て最後のステップから取得)のDMF溶液(1mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(53mg、0.19mmol)のDMF溶液(0.8mL)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(90μL、1.12mmol)を添加した。この反応物を55℃で20時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を、NaSO水溶液、1NのHCl水溶液、及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜45% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T7(170mg、85%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T8:化合物29(32mg、0.061mmol)のピリジン溶液(0.3mL)に、AcO(30μL、0.32mmol)及び触媒量のDMAPを室温で添加した。この反応物を30分間撹拌した。NaHCO水溶液を添加し、この混合物を5分間撹拌した。この生成物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を、NaHCO水溶液、1NのHCl水溶液、及び水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T8(11mg、32%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T9:化合物29(37mg、0.071mmol)及びピリジン(57μL、0.71mmol)のCHCl溶液(0.35mL)に、BzCl(13μL、0.11mmol)及び触媒量のDMAPを室温で添加した。この反応物を1時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T9(31mg、70%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物30:化合物13(112mg、0.21mmol)のCHCl溶液(2mL)に、(COCl)(53μL、0.62mmol)及び触媒量のDMFを0℃で添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンに溶解させ、再度濃縮して、化合物30を黄色の固体として得た。化合物30をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物31:化合物30(全て最後のステップで取得)をトルエン(1mL)に溶解させた。NaN(17mg、0.26mmol)、アセトン(2mL)、及び水(0.5mL)を室温で添加した。この反応物を室温で1時間撹拌した。トルエンを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物31を白色の泡状物として得た。m/z=563.3(M+1)。
化合物32:化合物31(全て最後のステップで取得)をトルエン(2mL)に溶解させ、85℃で2時間加熱した。この溶液を冷却し、濃縮して、化合物32(92mg、13から83%の収率)を黄色の泡状物として得た。m/z=535.3(M+1)。
化合物33:化合物32(92mg、0.17mmol)をMeCN(1.7mL)に室温で溶解させた。12NのHCl水溶液(0.34mL、4.08mmol)を添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、0℃に冷却した。3NのNaOH水溶液(1.36mL、4.08mmol)、EtOAc、及びNaHCO水溶液を添加した。透明な2相溶液が得られるまで、この混合物を撹拌した。有機抽出物を分離し、NaSOで乾燥させ、濃縮して、化合物33(90mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。
化合物34:化合物33(90mg、0.18mmol)及び(Boc)O(82mg、0.38mmol)をTHF(2mL)に溶解させ、55℃で16時間加熱した。濃縮後、残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物34(74mg、69%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=609.4(M+1)。
化合物35:化合物34(74mg、0.12mmol)及びKCO(50mg、0.36mmol)を含むMeOH(1.2mL)を、室温で5時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物35(66mg、89%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=609.3(M+1)。化合物35をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T10:DDQ(30mg、0.13mmol)を化合物35(66mg、0.11mmol)のトルエン溶液(1.1mL)に添加した。この反応物を85℃で2.5時間加熱し、室温に冷ました。CHClを添加した。この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。この水洗液を再度CHClで抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜10% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物T10(40mg、61%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T11:化合物T10(40mg、0.066mmol)をCHCl(1mL)に溶解させた。CFCOH(0.1mL)を添加した。この反応物を室温で2時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜10% MeOH/CHCl)によって精製して、化合物T11(11mg、33%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T12:化合物T11(16mg、0.031mmol)のCHCl溶液(0.6mL)に、EtN(13μL、0.093mmol)及びAcCl(4μL、0.056mmol)を室温で添加した。この反応物を30分間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及びNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T12(7mg、40%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物36:MeNH・HCl(25mg、0.37mmol)のCHCl中懸濁液(0.8mL)に、EtN(100μL、0.72mmol)を0℃で添加した。この反応物を10分間撹拌した後、化合物30(100mg、0.18mmol)を含むCHCl(1mL)を添加した。この反応物を0℃で30分間撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜70% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物36(83mg、84%収率)を白色の固体として得た。m/z=551.3(M+1)。
化合物37:MeNH・HCl(30mg、0.37mmol)のCHCl中懸濁液(0.8mL)に、EtN(100μL、0.72mmol)を0℃で添加した。この反応物を10分間撹拌した後、化合物30(100mg、0.18mmol)を含むCHCl(1mL)を添加した。この反応物を0℃で30分間撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物37(89mg、88%収率)を得た。m/z=565.3(M+1)。
化合物38:化合物36(83mg、0.15mmol)及びKCO(63mg、0.46mmol)を含むMeOH(1.5mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物38を白色の泡状物として得た。m/z=551.3(M+1)。化合物38をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T13:DDQ(38mg、0.17mmol)を化合物38(全て最後のステップから取得)のベンゼン溶液(1.5mL)に添加した。この反応物を還流下で2.5時間加熱し、室温に冷ました。CHClを添加した。この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T13(42mg、36から51%の収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物39:化合物37(86mg、0.15mmol)及びKCO(63mg、0.46mmol)を含むMeOH(1.5mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物39を白色の泡状物として得た。m/z=565.3(M+1)。化合物39をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T14:DDQ(38mg、0.17mmol)を化合物39(全て最後のステップから取得)のベンゼン溶液(1.5mL)に添加した。この反応物を還流下で2.5時間加熱し、室温に冷ました。CHClを添加した。この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、部分的に精製された化合物T14を得、これをカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって再度精製して、化合物T14(17mg、37から20%の収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物40:化合物30(70mg、0.13mmol)をCHCl(1.3mL)に溶解させた。NH(MeOH中2M、0.13mL、0.26mmol)を室温で添加した。1時間撹拌した後、追加量のNH(MeOH中2M、0.13mL、0.26mmol)を添加し、この反応物をもう2時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜80% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物40(35mg、52%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=537.2(M+1)。
化合物41:化合物40(35mg、0.10mmol)及びKCO(35mg、0.25mmol)を含むMeOH(1.3mL)を、室温で一晩撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物41(23mg、66%収率)を白色の固体として得た。m/z=537.3(M+1)。
化合物T15:化合物41(23mg、0.043mmol)のDMF溶液(0.4mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントインの溶液(6mg、0.021mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(10μL、0.12mmol)を添加した。この反応物を55℃で5時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T15(15mg、65%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物42:化合物30(30mg、0.054mmol)のEtO中懸濁液(0.5mL)に、アセトヒドラジド(12mg、0.16mmol)及びEtN(15μL、0.11mmol)のCHCl溶液(0.5mL)を室温で添加した。この反応物を室温で30分間撹拌した。NaHCO水溶液を添加した。この生成物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物42(26mg、78%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=594.2(M+1)。
化合物43:化合物42(24mg、0.040mmol)及びTsOH・HO(5mg、0.026mmol)を含むトルエン(3mL)を、Dean−Stark装置を用いた還流下で1時間加熱した。室温に冷ました後、この反応混合物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物43(20mg、86%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=576.2(M+1)。
化合物44:化合物43(20mg、0.035mmol)及びKCO(17mg、0.12mmol)を含むMeOH(0.8mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物44(21mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=576.3(M+1)。化合物44をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T16:DDQ(9.1mg、0.040mmol)及び化合物44(21mg、0.036mmol)のベンゼン中混合物(1.6mL)を、還流下で1時間加熱し、室温に冷ました。CHCl及びNaHCO水溶液を添加した。この生成物をCHClで抽出した。有機抽出物をNaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T16(12.6mg、60%収率)を黄色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物45:化合物9(0.30g、0.60mmol)、エチレングリコール(0.3mL、5.39mmol)、及びPPTS(25mg、0.10mmol)のベンゼン中混合物(70mL)を、Dean−Starkトラップを用いた還流下で6時間加熱した。この混合物を冷却し、EtOAcで希釈した。この混合物を飽和NaHCO溶液(30mL)、ブライン(30mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物45(239mg、73%収率)を白色の固体として得た。m/z=543.5(M+1)。
化合物46:化合物45(0.77g、1.42mmol)及びデス・マーチン・ペルヨージナン(0.78g、1.84mmol)のCHCl中混合物(100mL)を一晩撹拌した。この反応混合物を、Na(2.2g)の水溶液(25mL)及び飽和NaHCO水溶液(50mL)を含むフラスコに注いだ。相が透明になるまで、この混合物を撹拌した。有機層を収集し、追加のCHCl(100mL)で水性層を抽出した。合わせた有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物46(0.73g、95%収率)を白色の固体として得た。m/z=541.3(M+1)。
化合物47:(メトキシメチル)トリフェニルホスホニウムクロリド(3.72g、10.86mmol)をTHF(30mL)に懸濁させ、氷浴で冷却した。n−BuLi(1.6Mヘキサン溶液、5.66mL、9.05mmol)を滴加した。この橙赤色の混合物を20分間撹拌した。化合物46(0.98g、1.81mmol)のTHF溶液(10mL)を5分間かけて滴加した。フラスコをTHF(3mL)ですすぎ、この溶液を反応混合物に添加した。この混合物をゆっくりと室温に戻し、3時間撹拌した。この混合物を氷浴で再度冷却し、飽和KHPO水溶液(50mL)の急速な添加によりクエンチした。この混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮して、明黄茶色の油を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、25% EtOAc/ヘキサン)により、化合物47(0.80g、78%収率)を白色の固体として得た。m/z=569.4(M+1)。H NMRスペクトルは、シス−オレフィン立体化学を裏付ける。
化合物48:10% Pd/C(17mg)を化合物47(114mg、0.20mmol)のEtOAc溶液(5mL)に添加した。フラスコを排気し、Hで3回パージした。この混合物をHバルーン下で一晩撹拌した。追加の10% Pd/C(28mg)を添加し、フラスコを排気し、Hで3回パージした。このフラスコをH下で3日間撹拌した。この混合物を濾過し、濾液を濃縮して、化合物48(127mg、定量的収率)を油状物として得た。m/z=571.5(M+1)。
化合物49:化合物48(127mg、0.20mmol)を含むMeOH(15mL)及び1NのHCl水溶液(3mL)の混合物を一晩撹拌した。追加の1NのHCl水溶液(1mL)を添加し、この混合物を回転蒸発(T<35℃)によってゆっくりと濃縮した。この混合物をブラインで希釈した。この生成物をEtOAcで抽出した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物49(100mg、95%収率)をガラス状物として得た。m/z=527.5(M+1)。
化合物50:化合物49(100mg、0.19mmol)をHCOEt(10mL)に取り出し、NaOMe(5.4M MeOH溶液、0.2、1.08mmol)を添加した。この混合物を一晩撹拌し、次に飽和KHPO水溶液(20mL)でクエンチした。この生成物をEtOAc(100mL)で抽出した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物50(85mg、81%収率)をガラス状物として得た。m/z=555.5(M+1)。
化合物51:化合物50(85mg、0.15mmol)をNHOH・HCl(25mg、0.36mmol)のEtOH溶液(10mL)と混合した。この混合物を50℃で手短に加熱し、次に、TLCによって監視しながら室温で撹拌した。反応がTLCによって完了と思われるまで、EtOHを繰り返し50℃での回転蒸発によって除去し、反応混合物に添加し戻した。この混合物を一晩撹拌し、濃縮し、飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈した。この生成物をEtOAc(100mL)で抽出した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物51(81mg、96%収率)をガラス状物として得た。m/z=552.5(M+1)。
化合物52:化合物51(81mg、0.15mmol)をTHF(10mL)に取り出した。MeOH(1mL)及びNaOMe(5.4M MeOH溶液、0.2mL、1.08mmol)を添加した。4.5時間撹拌した後、この混合物を飽和KHPO水溶液(20mL)でクエンチした。この生成物をEtOAc(100mL)で抽出した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、ガラス状物としての化合物52(78mg、96%収率)になるまで濃縮した。m/z=552.5(M+1)。
化合物T17:化合物52(78mg、0.14mmol)及びDDQ(42mg、0.18mmol)のベンゼン中混合物(20mL)を、室温で3日間撹拌した。この混合物をEtOAc(100mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液(2×20mL)で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、ガラス状物になるまで濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、25% EtOAc/ヘキサン)により、化合物T17(11.6mg、15%収率)をガラス状物/泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物53:化合物47(234mg、0.41mmol)をTHF(6mL)及び水(1mL)に取り出した。1NのHCl水溶液(0.6mL)を添加し、この溶液を2日間撹拌した。この溶液を飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮して、白色の泡を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、33% EtOAc/ヘキサン)により、化合物53(210mg、92%収率)を白色の固体として得た。m/z=555.5(M+1)。
化合物54:化合物53(205mg、0.37mmol)をTHF(4mL)及びEtOH(1mL)に取り出し、氷浴で冷却した。NaBH(4mg、0.11mmol)を添加し、この混合物を20分間撹拌した。追加のNaBH(14mg、0.37mmol)を少量に分けて、90分間かけて添加した。さらに30分間撹拌した後、この混合物を飽和KHPO水溶液(20mL)で慎重にクエンチし、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物54(208mg、定量的収率)を白色の固体として得た。m/z=557.5(M+1)。
化合物55:化合物54(207mg、0.37mmol)をTHF(7mL)に取り出し、3NのHCl水溶液(1.5mL)を添加した。この溶液を3時間撹拌し、次に、飽和NaHCO水溶液(20mL)で慎重に中和し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物55(208mg、定量的収率)を白色の固体として得た。m/z=513.5(M+1)。
化合物56:化合物55(150mg、0.29mmol)をHCOEt(5mL)に取り出し、氷浴で冷却した。NaOMe(30重量%MeOH溶液、0.53g、2.95mmol)を添加した。この混合物を室温に戻し、一晩撹拌し、氷浴で再度冷却した。飽和KHPO水溶液(20mL)を添加した。この混合物をEtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物56(170mg、定量的収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=541.4(M+1)。
化合物57:化合物56(0.29mmol)をEtOH(5mL)及び水(0.5mL)に取り出した。NHOH・HCl(60mg、0.87mmol)を添加し、この混合物を50℃で一晩加熱した。この溶液を冷却し、濃縮し、次に飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物57(160mg、定量的収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=538.5(M+1)。
化合物58:化合物57(0.29mmol)をMeOH(8mL)に取り出し、KCO(160mg、1.16mmol)を添加した。この混合物を一晩撹拌し、次に濃縮した。残渣を飽和KHPO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、明黄色のガラス状物を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、33% EtOAc/ヘキサン)により、化合物58(102mg、65%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物59:化合物58(43mg、0.080mmol)をCHCl(2mL)に取り出した。EtN(0.056mL、0.40mmol)、続いてTBSCl(24mg、0.16mmol)及びDMAP(1mg)を添加した。この溶液を4時間撹拌し、次に飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物59(60mg、98%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=766.5(M+1)。
化合物T18:化合物59(60mg、0.078mmol)をDMF(2mL)に取り出し、氷浴で冷却した。1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(11mg、0.039mmol)を添加し、この溶液を室温に戻し、1時間撹拌した。ピリジン(0.2mL)を添加し、この溶液を60℃で3時間加熱した。この溶液を冷却し、飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、黄色の油状物を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、5% EtOAc/CHCl)により、化合物T18(24mg、47%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T19:化合物T18(17mg、0.026mmol)をMeCN(2mL)に取り出した。水(3滴)及びHF−ピリジン(70%溶液、3滴)を添加した。この溶液を一晩撹拌し、次に飽和NaHCO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、白色の泡を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、10% EtOAc/CHCl)により、化合物T19(8mg、57%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=536.4(M+1)。CDCl中、化合物T19は、化合物60との混合物として存在する。
Figure 2018528275
化合物61:0℃のNaH(0.049g、1.22mmol)のTHF撹拌溶液(3.0mL)に、化合物45(0.49g、0.902mmol)のTHF溶液(4.0mL)を滴加した。この混合物を0℃で30分間撹拌した。MeI(0.124mL、1.99mmol)を添加した。この混合物を室温に戻し、4時間撹拌し、次に45℃まで温め、18時間撹拌した。この反応物を0℃に冷却し、飽和NHCl水溶液でクエンチし、EtOAc(3×15mL)で抽出した。合わせた有機抽出物を水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)により、化合物61(0.143g、28%収率)を白色の固体として得た。m/z=557.5(M+1)。
化合物62:化合物61(0.143g、0.257mmol)、3NのHCl水溶液(1.2mL、3.6mmol)、及びTHF(5.0mL)の混合物を、室温で20時間撹拌した。この混合物を飽和NaHCO水溶液で中和し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣を高真空下で乾燥させて、化合物62(0.130g、99%収率)を無色で粘着性の固体として得た。m/z=513.5(M+1)。
化合物63:化合物62(0.130g、0.254mmol)をHCOEt(6.0mL)に取り出し、0℃に冷却した。NaOMe(30重量%MeOH溶液、0.46g、2.55mmol)を滴加した。この混合物を室温に戻し、18時間撹拌した。この混合物を飽和KHPO水溶液で希釈し、EtOAc(3×20mL)で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣を高真空下で乾燥させ、化合物63(0.135g、98%)を明橙色の泡状物として得た。m/z=541.5(M+1)。
化合物64:化合物63(0.135g、0.249mmol)をEtOH(5mL)及びHO(0.5mL)に取り出した。NHOH・HCl(0.052g、0.748mmol)を添加し、この混合物を50℃で18時間撹拌した。この混合物を冷却し、濃縮し、飽和NaHCO水溶液で希釈し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残渣を高真空下で乾燥させ、化合物64(0.134g、定量的収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=538.4(M+1)。
化合物65:化合物64(0.134g、0.249mmol)及びKCO(0.139g、1.00mmol)のMeOH中混合物(6mL)を、室温で20時間撹拌した。この混合物を濃縮し、飽和KHPO水溶液で希釈し、EtOAc(3×15mL)で抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、25% EtOAc/ヘキサン)により、化合物65(0.082g、62%収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=538.4(M+1)。
化合物T20:0℃の化合物65(0.080g、0.148mmol)のDMF撹拌溶液(1.5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(0.022g、0.073mmol)を添加した。この混合物を0℃で1時間撹拌した。ピリジン(0.08mL、0.993mmol)を添加した。この反応物を55℃に加熱し、3時間撹拌し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。この水洗液をEtOAc(3×20mL)で逆抽出した。合わせた有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、25% EtOAc/ヘキサン)により、化合物T20(0.048g、61%)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物66:化合物57(109mg、0.20mmol)のアセトン溶液(2mL)を氷浴で冷却した。橙色が持続するまでジョーンズ試薬(2.5M)を滴下した。この混合物を室温に戻し、15分間撹拌した。さらに少量のジョーンズ試薬を30分間かけて添加して、反応混合物の橙色を維持した。もう20分間撹拌した後、この混合物を氷浴で再度冷却し、i−PrOHを添加して反応物をクエンチした。溶媒のほとんどは濃縮によって除去された。この混合物を水(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物66(103mg、92%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.4(M+1)。
化合物67:粗化合物66(100mg、0.20mmol)をTHF(3mL)及びMeOH(1mL)に取り出し、氷浴で冷却した。トリメチルシリルジアゾメタン(2Mヘキサン溶液、0.5mL、1.0mmol)を滴加し、この溶液を30分間撹拌した。この溶液を室温に戻し、2時間撹拌した。この溶液を濃縮して、明黄色の固体を得た。フラッシュクロマトグラフィ(シリカゲル、33% EtOAc/ヘキサン)により、化合物67(64mg、62%収率)を白色の固体として得た。m/z=566.4(M+1)。
化合物68:化合物67(61mg、0.11mmol)をMeCN(2mL)に懸濁させ、EtN(1mL)を添加した。この混合物を70℃で一晩加熱し、次に濃縮した。この混合物を飽和KHPO水溶液(20mL)で希釈し、EtOAc(2×50mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮し、真空下で乾燥させて、化合物68(65mg、定量的収率)を灰白色の固体として得た。m/z=566.4(M+1)。
化合物T21:化合物68(0.058g,0.102mmol)のDMF撹拌溶液(2mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(0.015g、0.052mmol)のDMF溶液(1mL)をN下にて0℃で滴加した。30分後、ピリジン(0.1mL、1.2mmol)を添加した。この反応物を60℃に加熱し、N下で4時間撹拌した。この試料を冷却し、濃縮し、次に、飽和KHPO水溶液(20mL)とEtOAc(20mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(20mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T21(0.036g、63%収率)を灰白色の泡状固体として得た。
Figure 2018528275
化合物70:化合物69(2.00g、4.27mmol)及びDMF(5滴)の撹拌CHCl溶液(43mL)に、(COCl)(1.1ml、12.8mmol)をN下にて室温で滴加した。この混合物を3時間撹拌し、濃縮し、次に30分間真空乾燥させた。得られた黄色の固体をCHCl(40mL)に溶解させ、トリフルオロエチルアミン塩酸塩(1.16g、8.56mmol)及びEtN(3.0mL、21.5mmol)のCHCl撹拌懸濁液(40mL)にN下にて室温で滴加した。添加後、この溶液を1時間撹拌し、濃縮し、次に、飽和KHPO水溶液(100mL)とEtOAc(100mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(100mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物70(1.90g、81%収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=550(M+1)。
化合物71:化合物70(1.90g、3.46mmol)、NHOH・HCl(0.48g、6.91mmol)、及びNaOAc(0.57g、6.94mmol)を含むCHCl(8.5mL)及びEtOH(8.5mL)の混合物を、N下にて60℃で2時間加熱し、次に熱いまま濾過した(filtered hot)。この濾液を濃縮し、飽和NaHCO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物71(2.52g、定量的収率)を灰白色の固体として得た。m/z=565(M+1)。
化合物72:化合物71(全て最後のステップから取得)のAcOH撹拌懸濁液(10mL)に、AcO(0.50mL、5.30mmol)をN下にて室温で滴加した。室温で一晩撹拌した後、この溶液を1,2−ジクロロエタン(25mL)、ヨードソベンゼンジアセテート(1.67g、5.18mmol)、及びPd(OAc)(0.039g、0.17mmol)で処理した。この試料を脱気し、次にN下にて70℃で一晩加熱した。この試料を冷却し、濃縮し、次にブライン(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物72(0.89g、38%収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=665(M+1)。H NMRは、化合物72がC4ジアステレオマーの混合物であることを示す(C4α−CHOAc/C4β−CHOAc=4/1)。
化合物73:化合物72(0.89g、1.33mmol)のMeOH撹拌溶液(20mL)に、KCO(0.92g、6.66mmol)をN下にて0℃で一度に添加した。0℃で1.5時間撹拌した後、この混合物を濾過した。この濾液を濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物73(0.52g、67%収率)を黄色の泡状固体として得た。m/z=581(M+1)。
化合物74:化合物73(0.49g、0.85mmol)を含むEtOH(20mL)及び水(5mL)の撹拌溶液に、亜硫酸水素ナトリウム(0.31g、2.98mmol)をN下にて室温で一度に添加した。この混合物を80℃で2.5時間加熱し、冷却し、濃縮し、ブライン(50mL)とCHCl(50mL)とに分配した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物74(0.41g、85%収率)を灰白色の固体として得た。m/z=536(M−CHO+1)。
化合物75:化合物74(0.41g、0.72mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.44mL、2.53mmol)のCHCl撹拌溶液(10mL)に、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(0.26mL、1.47mmol)をN下にて0℃で滴加した。一晩かけて室温にゆっくりと戻した後、この試料を濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物75(0.25g、51%収率)を白色の固体として得た。m/z=696(M+1)。
化合物76:化合物75(0.25g、0.36mmol)のHCOEt撹拌溶液(5mL)に、NaOMe(30重量%メタノール溶液、0.34mL、1.81mmol)をN下にて室温で添加した。この混合物を2時間撹拌し、次に飽和KHPO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物76(0.26g、97%収率)を褐色の泡状固体として得た。m/z=724(M+1)。
化合物77:化合物76(0.26g、0.36mmol)及びNHOH・HCl(0.061g、0.88mmol)のエタノール中混合物(20mL)をN下にて50℃で一晩加熱した。この試料を冷却し、濃縮し、飽和NaHCO水溶液(25mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物77(0.19g、92%収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=591(M+1)。化合物77には2−(トリメチルシリル)エタノールが混入しており、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物78:化合物77(0.19g、0.33mmol)のメタノール溶液(20mL)を、室温のKCO(0.23g、1.66mmol)で処理した。6.5時間撹拌した後、この反応混合物をCelite(登録商標)のパッドで濾過した。この濾液を濃縮し、飽和KHPO水溶液(15mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物78(0.18g、92%収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=591(M+1)。化合物78は不純物として2−(トリメチルシリル)エタノールを含んでおり、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T22:化合物78(0.16g、0.26mmol)及びDDQ(0.073g、0.32mmol)のベンゼン(20mL)及びジオキサン(10mL)中の懸濁液を、N下にて85℃で1時間加熱した。この反応混合物を冷却し、濃縮し、飽和NaHCO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T22(0.050g、32%収率)を褐色の泡状固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T23:化合物T22(0.028g、0.049mmol)及びNaOAc(0.020g、0.24mmol)のAcO中混合物(1.0mL、10.6mmol)を、N下にて室温で一晩撹拌した。この反応混合物を濃縮し、CHCl(1mL)に懸濁させ、カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T23(0.016g、52%収率)を灰白色の泡状固体として得た。
Figure 2018528275
化合物79:化合物77(0.31g、0.52mmol)のCHCl撹拌溶液(25mL)に、デス・マーチン・ペルヨージナン(0.28g、0.66mmol)をN下にて室温で添加した。この混合物を室温で一晩撹拌した。5% Na水溶液(20mL)及び飽和NaHCO水溶液(25mL)を添加し、この混合物を1時間撹拌した。有機抽出物を分離し、ブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物79(0.31g、定量的収率)を灰白色の泡状固体として得た。m/z=589(M+1)。
化合物80:化合物79(0.31g、0.52mmol)のCHCl撹拌溶液(10mL)に、NaHPO(0.15g、1.06mmol)及びm−CPBA(≦77%、0.18g、0.80mmol)をN下にて室温で添加した。1時間撹拌した後、この混合物をNaSO(水(10mL)中0.66g)の水溶液で処理し、30分間撹拌した。有機抽出物を飽和NaHCO水溶液(25mL)及びブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物80(0.26g、81%収率)を灰白色の泡状固体として得た。m/z=605(M+1)。
化合物81:化合物80(0.26g、0.43mmol)のメタノール溶液(10mL)に、NaOMe(30重量%メタノール溶液、0.24mL、1.30mmol)をN下にて室温で添加した。この混合物を1時間撹拌し、濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(25mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物81(0.22g、89%収率)を褐色の泡状固体として得た。m/z=577(M+1)。
化合物T24:化合物81(0.22g、0.38mmol)のDMF撹拌溶液(8mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(0.054g、0.19mmol)のDMF溶液(2mL)をN下にて0℃で添加した。30分後、ピリジン(0.31mL、3.83mmol)を添加した。この反応物を60℃に加熱し、N下で4時間撹拌した。この混合物を冷却し、濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(25mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T24(0.129g、59%収率)を明黄色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物82:化合物9(5.3g、10.64mmol)及びN,N−ジイソプロピルエチルアミン(6.49mL、37.24mmol)のCHCl撹拌溶液(80mL)に、2−(トリメチルシリル)エトキシメチルクロリド(3.77mL、21.28mmol)を0℃で滴加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。NaHCO水溶液を添加した。この混合物を5分間撹拌し、CHClで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物82(6.4g、96%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=629.4(M+1)。
化合物83:化合物82(7.43g、11.81mmol)、LiBr(10.27g、118.2mmol)、及びNaOAc(2.42g、29.6mmol)のN,N−ジメチルアセトアミド中混合物(120mL)を、反応混合物にNを通気しながら150℃で6時間加熱し、次に室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物83(3.85g、53%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=615.4(M+1)。
化合物84及び85:化合物83(5.5g、8.94mmol)のHCOEt中混合物(37mL、447mmol)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、20.5mL、89.4mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で2時間撹拌し、0℃に冷却した。MTBE、続いて1NのHCl水溶液(89mL、89mmol)を添加した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をEtOH(90mL)及び水(9mL)に溶解させた。NHOH・HCl(804mg、11.6mmol)を添加した。この混合物を55℃で3時間加熱し、室温に冷まし、濃縮した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物84(1.22g、26%収率)及び85(1.77g、30%収率)を得た。化合物84:白色の固体、m/z=510.3(M+1);化合物85:白色の固体、m/z=640.4(M+1)。
化合物86:化合物84(105mg、0.206mmol)、ピリジン(0.5mL、6.18mmol)、無水酢酸(0.250mL、2.68mmol)、及びDMAP(2.5mg、0.02mmol)の混合物を、室温で30分間撹拌した。NaHCO水溶液及びEtOAcを添加した。この混合物を60分間撹拌し、EtOAcで抽出した。有機抽出物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物86(110mg、97%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=552.3(M+1)。
化合物87:化合物86(110mg、0.199mmol)のCHCl撹拌溶液(2mL)に、(COCl)(51μL、0.60mmol)を室温で添加し、続いてDMFを1滴添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンに溶解させ、再度濃縮して、酸塩化物を黄色の泡状物として得た。この酸塩化物をEtO(2mL)に懸濁させた。EtNH(THF中で2M、0.3mL、0.6mmol)及びEtN(55μL、0.40mmol)を含むCHCl(2mL)を添加した。この反応物を室温で30分間撹拌した。NaHCO水溶液及びEtOAcを添加した。この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物87(65mg、56%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=579.4(M+1)。
化合物88:化合物87(64mg、0.110mmol)のMeOH溶液(2mL)に、KCO(61mg、0.44mmol)を添加した。この混合物を14時間撹拌し、濃縮した。残渣を水で希釈し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物88(32mg、54%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=537.3(M+1)。
化合物T25:化合物88(32mg、0.06mmol)のベンゼン溶液(2mL)に、DDQ(16.2mg、0.07mmol)を添加した。この混合物を還流下で30分間撹拌し、室温に冷ました。CHClを添加した。この混合物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、T25(10mg、31%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物89:化合物84(445mg、0.87mmol)、NaHPO(495mg、3.49mmol)、及びデス・マーチン・ペルヨージナン(740mg、1.75mmol)のCHCl中混合物(10mL)を、室温で一晩撹拌した。10% Na水溶液(50mL)を添加した。この混合物を10分間撹拌し、CHCl(4×20mL)で抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物89(500mg)を灰白色の泡状物として得た。m/z=508.3(M+1)。化合物89をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物90:NaHPO(495mg、3.49mmol)及びm−CPBA(≦77%、292mg、1.31mmol)を、化合物89(全て最後のステップから取得)のCHCl溶液(10mL)に添加した。室温で1時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物を5分間撹拌し、CHClで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(C18、10〜100% MeCN/水)によって精製して、化合物90(227mg、84から50%の収率)を白色の固体として得た。m/z=524.3(M+1)。
化合物91:化合物90(70mg、0.13mmol)のCHCl溶液(2.6mL)に、(COCl)(34μL、0.40mmol)及び触媒量のDMFを0℃で添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンに溶解させ、再度濃縮して、化合物91(70mg)を黄色の泡状物を得た。
化合物92:化合物91(60mg、0.11mmol)をCHCl(1.1mL)に溶解させた。EtNH(THF中で2M、0.12mL、0.24mmol)を室温で添加した。30分間撹拌した後、この混合物を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物92(38mg、90から60%の収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=551.3(M+1)。
化合物93:化合物92(36mg、0.065mmol)及びKCO(36mg、0.26mmol)のMeOH中混合物(1.3mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物93(30mg、83%収率)を白色の固体として得た。m/z=523.3(M+1)。
化合物T26:化合物93(30mg、0.057mmol)のDMF溶液(0.4mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(8.2mg、0.029mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(14μL、0.17mmol)を添加した。この反応物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T26(23mg、77%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物94:化合物91(123mg、0.23mmol)をトルエン(1.2mL)及びアセトン(2.4mL)に溶解させ、0℃に冷却した。NaN(19mg、0.29mmol)の水溶液(0.6mL)を添加した。この反応物を室温で3時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を飽和NaHCO水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物94(72mg、60%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=549.3(M+1)。
化合物95:化合物94(100mg、0.18mmol)のトルエン溶液(2mL)を85℃で2時間加熱した。この溶液を濃縮して化合物95を得、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。m/z=521.3(M+1)。
化合物96:化合物95(全て最後のステップから取得)のCHCl溶液(1.7mL)に、12NのHCl水溶液(0.34mL、4.08mmol)を0℃で添加した。室温で2時間撹拌した後、この混合物を飽和NaHCO水溶液で処理してpH>7に調整し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濃縮して、粗化合物96(85mg)を黄色の泡状物として得た。m/z=467.3。この粗生成物には主要不純物が混入しており、これをさらに精製することなく次のステップに進めた。
化合物97:化合物96(全て最後のステップから取得)及び2,2−ジフルオロプロピオン酸(25mg、0.23mmol)のCHCl溶液(2mL)に、プロピルホスホン酸無水物(EtOAc中で≧50重量%、224μL、0.38mmol)及びEtN(79μL、0.56mmol)を室温で添加した。この混合物を室温で2時間撹拌した。飽和NaHCO水溶液を添加した。この混合物を30分間撹拌し、次にEtOAcで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物97(20mg、94から20%の収率)を白色の泡状物として得た。m/z=559.3(M+1)。
化合物98:化合物97(20mg、0.036mmol)及びKCO(30mg、0.22mmol)のMeOH中混合物(1.4mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物98(19mg、95%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=559.4(M+1)。
化合物T27:化合物98(19mg、0.034mmol)のDMF溶液(0.4mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(5mg、0.017mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(8μL、0.099mmol)を添加した。この反応物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T27(13mg、68%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物99:化合物85(0.65g、1.02mmol)及びEtN(0.42mL、3.01mmol)のベンゼン撹拌溶液(25mL)に、ジフェニルホスホリルアジド(0.33mL、1.53mmol)を0℃で添加した。一晩欠けて室温にゆっくりと戻した後、この混合物を濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄した、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。得られた明黄色の油状物(0.92g)をベンゼン(50mL)に溶解させ、還流下で2時間加熱した。この試料を冷却し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、25% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物99(0.72g、定量的収率)を得た。m/z=637(M+1)。化合物99にはジフェニルホスホリルアジドが混入しており、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物100:化合物99(全て最後のステップから取得)のCHCN溶液(20mL)を、0℃の12N HCl水溶液(2.1mL、25.2mmol)で処理した。この混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮し、次に一晩かけて真空乾燥させた。得られた粘々する油状物を、飽和NaHCO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに慎重に分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物100(0.52g、定量的収率)を褐色の泡状固体として得た。m/z=481(M+1)。化合物100にはジフェニルホスホリルアジドが混入しており、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物101及び102:化合物100(0.27g、0.56mmol)、2,2−ジフルオロプロピオン酸(0.094g、0.85mmol)、及びEtN(0.24mL、1.72mmol)のCHCl撹拌溶液(50mL)に、プロピルホスホン酸無水物(50重量%EtOAc溶液、0.34mL、0.57mmol)を室温で添加した。一晩撹拌した後、この混合物を濃縮し、次に飽和KHPO水溶液(25mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物101及び化合物102の混合物(0.12g)を灰白色の泡状固体として得た。101:m/z=573(M+1)、102:m/z=665(M+1)。この混合物を分離させることなく次のステップに進めた。
化合物103:化合物101及び102(0.12g、全て最後のステップから取得)のメタノール溶液(20mL)に、KCO(0.13g、0.94mmol)を添加した。この混合物を室温で4時間撹拌し、次にCelite(登録商標)のパッドで濾過した。この濾液を濃縮し、飽和KHPO水溶液(50mL)とEtOAc(50mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物103(100mg、100から31%の収率)を明黄色の泡状固体として得た。m/z=573(M+1)。
化合物T28:化合物103(0.100g、0.174mmol)のDMF撹拌溶液(5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(0.025g、0.087mmol)のDMF溶液(1mL)を0℃で添加した。30分後、ピリジン(0.14mL、1.73mmol)を添加した。この混合物を60℃に加熱し、4時間撹拌し、冷却し、濃縮した。残渣を飽和KHPO水溶液(25mL)とEtOAc(25mL)とに分配した。有機抽出物をブライン(25mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、20% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物T28(0.043g、43%収率)を灰白色の泡状固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T29:化合物T28(0.038g、0.066mmol)及びNaOAc(0.027g、0.33mmol)のAcO中混合物(1.0mL、10.6mmol)を、室温で一晩撹拌した。この試料を濾過し、固体をCHClで洗浄した。この濾液を濃縮し、カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、10% EtOAc/CHCl)によって精製して、化合物T29(0.024g、58%収率)を灰白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物104:化合物91(33mg、0.061mmol)をCHCl(1mL)に溶解させた。EtN(27μL、0.19mmol)及びMeNH・HCl(10mg、0.122mmol)を室温で添加した。30分間撹拌した後、この混合物を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物104(29mg、86%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=551.3(M+1)。
化合物105:化合物104(29mg、0.053mmol)及びKCO(29mg、0.21mmol)のMeOH中混合物(1mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物105(30mg、定量的収率)を得た。m/z=523.3(M+1)。化合物105をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T30:DDQ(14mg、0.062mmol)を化合物105(全て最後のステップから取得)のベンゼン溶液(1.1mL)に添加した。この反応物を還流下で1時間加熱し、室温に冷ました。CHClを添加した。この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物T30(9mg、31%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物106:密封バイアル内の化合物84(125mg、0.25mmol)及び[ヒドロキシ(トシルオキシ)ヨード]ベンゼン(125mg、0.32mmol)及びCHCl(4mL)を55℃で2時間加熱し、次に室温に冷ました。この混合物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製した。混合した画分を濃縮し、カラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって再度精製した。精製した画分を合わせ、濃縮して、化合物106(43mg、35%収率)を白色の固体として得た。m/z=508.3(M+1)。
化合物107:化合物106(38mg、0.075mmol)のMeOH溶液(1.5mL)に、KCO(31mg、0.22mmol)を室温で添加した。16時間撹拌した後、この混合物をEtOAcで希釈し、1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物107(33mg、87%収率)を白色の固体として得た。m/z=508.3(M+1)。
化合物T31:DDQ(18mg、0.079mmol)を化合物107(33mg、0.065mmol)のベンゼン溶液(1.3mL)に添加した。この反応物を還流下で1時間、そして室温で1時間加熱した。飽和NaHCO水溶液を添加した。この混合物をCHClで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T31(17mg、52%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T32:化合物T31(11mg、0.022mmol)のCHCl溶液(0.4mL)に、EtN(9μL、0.065mmol)及びAcCl(10体積%CHCl溶液、23μL、0.033mmol)を室温で順次添加した。30分間撹拌した後、この混合物をEtOAc及び飽和NaHCO水溶液で希釈し、次にもう5分間撹拌した。有機抽出物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T32(12mg、99%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物108:(COCl)(18μL、0.22mmol)のCHCl溶液(0.6mL)に、DMSO(28μL、0.39mmol)を−78℃で滴加し、30分間撹拌した。化合物106(42mg、0.082mmol)を含むCHCl(1mL)を−78℃で添加し、もう1時間撹拌した。EtN(81μL、0.58mmol)を添加した。冷浴を除去し、この反応物を周囲温度で30分間撹拌した。EtOAcを添加し、この混合物を飽和NaHCO水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濃縮して、化合物108を灰白色の固体として得た。m/z=506.3(M+1)。化合物108をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物109:NaHPO(22mg、0.15mmol)及びm−CPBA(≦77%、28mg、0.12mmol)を、化合物108(全て最後のステップから取得)のCHCl溶液(1.7mL)に添加した。室温で16時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物を5分間撹拌し、CHClで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物109(28mg、106から65%の収率)を白色の固体として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物110:化合物109(28mg、0.053mmol)及びKCO(30mg、0.22mmol)のMeOH中混合物(1mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物110(29mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=494.2(M+1)。
化合物T33:化合物110(29mg、0.059mmol)のDMF溶液(0.2mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(8.4mg、0.029mmol)のDMF溶液(0.2mL)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(14μL、0.17mmol)を添加した。この反応物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T33(19mg、66%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物111:化合物106(226mg、0.52mmol)をアセトン(5mL)に溶解させ、0℃に冷却した。橙色が持続するまでジョーンズ試薬(2.5M)を添加した。この混合物を0℃で2時間、そして室温で1時間撹拌した。反応中、さらに少量のジョーンズ試薬を添加して、混合物の橙色を維持した。i−PrOHを添加して反応物をクエンチした。溶媒を除去し、EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物111(167mg、61%収率)を白色の固体として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物112:化合物111(38mg、0.073mmol)をトルエン(1mL)及びMeOH(0.3mL)に溶解させ、0℃に冷却した。トリメチルシリルジアゾメタン(EtO中で2M、73μL、0.14mmol)を0℃で添加し、15分間撹拌した。AcOHを添加して反応物をクエンチした。この混合物を濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物112(30mg、77%収率)を白色の固体として得た。m/z=536.2(M+1)。
化合物113:化合物112(30mg、0.056mmol)及びKCO(46mg、0.33mmol)のMeOH中混合物(2mL)を室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物113(35mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=536.3(M+1)。
化合物T34:化合物113(全て最後のステップから取得)のDMF溶液(0.6mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(9mg、0.031mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(16μL、0.20mmol)を添加した。この反応物を55℃で4時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T34(25mg、83%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物114:化合物111(124mg、0.24mmol)のCHCl溶液(2.4mL)に、(COCl)(60μL、0.71mmol)及び触媒量のDMFを0℃で添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンに溶解させ、再度濃縮して、化合物114(131mg、定量的収率)を黄色の固体として得た。m/z=540.2、542.2(M+1)。化合物114をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物115:MeNH・HCl(11mg、0.16mmol)のCHCl中懸濁液(0.8mL)に、EtN(44μL、0.32mmol)を室温で添加した。この反応物を5分間撹拌した後、化合物114(43mg、0.079mmol)を含むCHCl(0.8mL)を添加した。この反応物を室温で1時間撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物115(32mg、75%収率)を白色の固体として得た。m/z=535.3(M+1)。
化合物116:化合物115(31mg、0.058mmol)及びKCO(48mg、0.35mmol)を含むMeOH(1.2mL)を、室温で18時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物116(30mg、97%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=535.4(M+1)。化合物116をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T35:化合物116(30mg、0.056mmol)のDMF溶液(0.5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(8mg、0.028mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で30分間、そして次に室温で30分間撹拌した後、ピリジン(14μL、0.17mmol)を添加した。この反応物を55℃で4時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T35(21mg、70%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物117:MeNH・HCl(14mg、0.17mmol)のCHCl中懸濁液(0.8mL)に、EtN(44μL、0.32mmol)を室温で添加した。この反応物を5分間撹拌した後、化合物114(43mg、0.079mmol)を含むCHCl(0.8mL)を添加した。この反応物を室温で1時間撹拌した。溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物117(32mg、73%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=549.3(M+1)。
化合物118:化合物117(31mg、0.056mmol)及びKCO(47mg、0.34mmol)を含むMeOH(1.2mL)を、室温で18時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物118(31mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=549.3(M+1)。化合物118をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T36:化合物118(31mg、0.056mmol)のDMF溶液(0.5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(8mg、0.028mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(14μL、0.17mmol)を添加した。この反応物を55℃で3時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜80% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T36(20mg、65%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物119:化合物114(45mg、0.083mmol)のCHCl溶液(0.9mL)に、NH(2M MeOH溶液、0.17mL、0.34mmol)を0℃で添加した。この反応物を30分間撹拌した後、追加量のNH(2M MeOH溶液、0.04mL、0.08mmol)を添加した。この反応物を0℃でもう20分間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物119(32mg、74%収率)を白色の固体として得た。m/z=521.3(M+1)。
化合物120:化合物119(32mg、0.061mmol)及びKCO(48mg、0.35mmol)のMeOH中混合物(2.4mL)を、室温で16時間撹拌し、濃縮した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物120(34mg、定量的収率)を白色の泡状物として得た。m/z=521.3(M+1)。化合物120をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物T37:化合物120(全て最後のステップから取得)のDMF溶液(0.5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(9mg、0.031mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(16μL、0.20mmol)を添加した。この反応物を55℃で3時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T37(21mg、66%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物121:化合物109(122mg、0.23mmol)をEtOH(3mL)及びTHF(1.5mL)に溶解させ、0℃に冷却した。10% NaOH水溶液(0.69mL、1.73mmol)を添加した。この混合物を室温で5時間撹拌した。MTBE及び1NのHCl水溶液(4mL)を添加した。この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮して、化合物121を白色の泡状物として得た。m/z=494.3(M−17)。化合物121をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物122:化合物121(全て最後のステップから取得)をトルエン(6mL)及びMeOH(2mL)に溶解させ、0℃に冷却した。トリメチルシリルジアゾメタン(EtO中で2M、0.13mL、0.26mmol)を0℃で滴加した。15分間撹拌した後、この反応混合物を0℃で追加量のトリメチルシリルジアゾメタン(EtO中で2M、0.20mL、0.40mmol)の滴下によって処理した。添加中、反応をTLCによって監視した。化合物121が完全に消費されたとき、この反応物をAcOHでクエンチし、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物122(82mg、109から67%の収率)を白色の泡状物として得た。m/z=508.3(M−17)。
化合物T38:化合物122(80mg、0.15mmol)のDMF溶液(0.8mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(22mg、0.077mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(37μL、0.46mmol)を添加した。この反応物を55℃で3時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T38(59mg、74%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物123:化合物95(50mg、0.096mmol)のMeOH中混合物(1mL)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、90μL、0.39mmol)を室温で添加した。この混合物を室温で2時間撹拌し、55℃で1時間加熱し、次に室温に冷ました。EtOAc及び1NのHCl水溶液を添加した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物123(33mg、66%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=525.3(M+1)。
化合物T39:化合物123(32mg、0.061mmol)のDMF溶液(0.4mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(9mg、0.031mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(15μL、0.19mmol)を添加した。この反応物を55℃で2時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜55% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T39(28mg、88%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物124:化合物83(100mg、0.16mmol)及びピリジン(26μL、0.32mmol)のCHCl溶液(1.6mL)に、(COCl)(41μL、0.49mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で10分間、そして次に室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンと混合し、再度濃縮して、化合物124を明黄色の泡状物として得た。m/z=633.4(M+1)。化合物124をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物125:化合物124(全て最後のステップで取得)のトルエン溶液(1mL)に、NaN(12.6mg、0.19mmol)、アセトン(2mL)、及び水(0.5mL)を室温で添加した。この反応物を室温で1時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を水及びNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物125(100mg、83から96%の収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=640.4(M+1)。化合物125をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物126:化合物125(100mg、0.16mmol)をトルエン(2mL)に溶解させ、80℃で2時間加熱した。この溶液を冷却し、濃縮して、化合物126(90mg、93%収率)を明黄色の泡状物として得た。m/z=612.4(M+1)。化合物126をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物127:化合物126(330mg、0.54mmol)を0℃のMeOH(2mL)に溶解させ、NaOMe(メタノール中30重量%、150mg、0.83mmol)を添加した。この反応混合物を1時間撹拌し、溶媒を真空下で除去した。粗反応混合物をHCOEt(5mL)に溶解させ、NaOMe(メタノール中30重量%、500mg、2.78mmol)を添加した。室温で2時間撹拌した後、この反応混合物を飽和KHPO水溶液の添加によって中和し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、次にMgSOで乾燥させ、濃縮して、化合物127(360mg、定量的収率)を得た。m/z=672(M+1)。
化合物128:化合物127(355mg、0.53mmol)をEtOHに溶解させた。NHOH・HCl(75mg、1.1mmol)を添加した。この反応混合物を50℃で一晩撹拌した。室温に冷ました後、この反応混合物を濃縮した。残渣をEtOAcで希釈し、この混合物をNaHCO水溶液で洗浄した。有機抽出物をMgSOで乾燥させ、濃縮して、化合物128(285mg、定量的収率)を得た。m/z=539(M+1)。
化合物129:化合物128(160mg、0.30mmol)をMeOH(5mL)に溶解させ、KCO(165mg、1.2mmol)を添加した。この反応混合物を室温で4時間撹拌した。この反応物を飽和KHPO水溶液の添加によって中和し、EtOAcで抽出した。有機抽出物をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、10〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物129(100mg、62%収率)を泡状物として得た。m/z=539(M+1)。
化合物T40:化合物129(80mg、0.15mmol)のジオキサン溶液(2mL)に、DDQ(70mg、0.31mmol)を添加し、この溶液を80℃で1時間加熱した。冷却後、この混合物をEtOAc(25mL)で希釈し、飽和NaHCO水溶液及びブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。この粗生成物をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、15〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T40(12mg、15%収率)を灰白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T41:化合物T40(37mg、0.069mmol)、AcO(3mL)、及びNaOAc(30mg、0.37mmol)の混合物を、室温で16時間撹拌した。この反応物を飽和KHPO水溶液でクエンチし、EtOAcで抽出した。有機相をMgSOで乾燥させ、濃縮して、化合物T41(32mg、80%収率)を灰白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物130:化合物86(102mg、0.18mmol)のCHCl溶液(1.8mL)に、(COCl)(47μL、0.56mmol)及び触媒量のDMFを0℃で添加した。この反応物を室温で2時間撹拌し、濃縮した。残渣をトルエンに溶解させ、再度濃縮して、酸塩化物を茶色の泡状物として得た。この酸塩化物をCHCl(1mL)に溶解させた。EtN(52μL、0.37mmol)及びアセトヒドラジド(41mg、0.56mmol)を含むCHCl(1mL)を室温で添加した。この反応物を室温で30分間撹拌した。NaHCO水溶液を添加した。この生成物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物130(114mg、定量的収率)を灰白色の泡状物として得た。m/z=608.4(M+1)。
化合物131:化合物130(114mg、0.18mmol)及びTsOH・HO(23mg、0.12mmol)を含むトルエン(5mL)を、Dean−Stark装置を用いた還流下で1時間加熱した。室温に冷ました後、この混合物を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物131(90mg、81%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=590.3(M+1)。
化合物132及び133:化合物131(88mg、0.15mmol)及びKCO(63mg、0.46mmol)を含むMeOH(1.5mL)を、室温で1時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜35%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物132(36mg、44%収率)及び化合物133(25mg、31%収率)を得た。化合物132:白色の泡、m/z=548.3;化合物133:白色の泡、m/z=548.3。
化合物T42:DDQ(18mg、0.079mmol)を化合物132(36mg、0.066mmol)のベンゼン溶液(0.6mL)に室温で添加した。この混合物を1時間還流し、室温に冷ました。この混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄した。この水洗液をCHClで逆抽出した。合わせた有機抽出物をNaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T42(20mg、47%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T43:化合物T42(15mg、0.027mmol)のピリジン溶液(0.1mL)に、AcO(50μL、0.53mmol)及び触媒量のDMAPを室温で添加した。この反応物を10分間撹拌し、飽和NaHCO水溶液でクエンチした。5分間撹拌した後、この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T43(5.5mg、34%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物134:(COCl)(10μL、0.12mmol)のCHCl溶液(0.5mL)に、DMSO(16μL、0.23mmol)を−78℃で滴加し、30分間撹拌した。化合物133(25mg、0.046mmol)を含むCHCl(0.5mL)を−78℃で添加し、もう1時間撹拌した。EtN(45μL、0.32mmol)を添加した。冷浴を除去し、この反応物を周囲温度で30分間撹拌した。EtOAcを添加し、この混合物を飽和NaHCO水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜25%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物134(20mg、80%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=546.3(M+1)。
化合物135:NaHPO(10mg、0.070mmol)及びm−CPBA(≦77%、13mg、0.58mmol)を、化合物134(20mg、0.037mmol)のCHCl溶液(0.8mL)に添加した。室温で3時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物を5分間撹拌し、EtOAcで抽出した。有機抽出物を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物135を得た。m/z=562.3(M+1)。化合物135をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物136:化合物135(全て最後のステップから取得)及びKCO(15mg、0.11mmol)のMeOH中混合物(0.8mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィによって精製して、化合物136(13mg、134から66%の収率)を白色の泡状物として得た。m/z=534.3(M+1)。
化合物T44:DDQ(7mg、0.031mmol)を化合物136(13mg、0.024mmol)のベンゼン溶液(0.5mL)に室温で添加した。この混合物を1.5時間還流し、室温に冷ました。この混合物をCHClで希釈し、飽和NaHCO水溶液で洗浄した。この水洗液をCHClで逆抽出した。合わせた有機抽出物をNaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T44(10mg、77%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物137:化合物124(300mg、0.47mmol)のCHCl溶液(5mL)に、EtN(0.27mL、1.94mmol)及びアセトアミドオキシム(54mg、0.73mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で30分間撹拌した。水を添加した。この混合物をCHClで抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物137(263mg、83%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=671.4(M+1)。
化合物138:化合物137(200mg、0.30mmol)のTHF溶液(0.8mL)に、水酸化テトラブチルアンモニウム(40%水溶液、0.2mL)を室温で添加した。2時間撹拌した後、この反応物をEtOAcで希釈し、水で洗浄した。この水洗液をEtOAcで逆抽出した。合わせた有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜20%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物138(140mg、71%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=653.4(M+1)。
化合物139:化合物138(160mg、0.25mmol)のHCOEt中混合物(0.59mL、7.34mmol)に、NaOMe(MeOH中で25%w/w、0.84mL、3.63mmol)を0℃で添加した。この混合物を室温で1時間撹拌した。MTBE、続いて6NのHCl水溶液(0.61mL、3.66mmol)を添加した。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をEtOH(2mL)及び水(0.2mL)に溶解させた。NHOH・HCl(26mg、0.38mmol)を添加した。この混合物を55℃で18時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜100% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物139(102mg、76%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=548.3(M+1)。
化合物140:化合物139(50mg、0.091mmol)及びKCO(75mg、0.54mmol)を含むMeOH(1mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物140(50mg、定量的収率)を白色の泡として得た。m/z=548.3。
化合物T45:化合物140(50mg、0.091mmol)のDMF溶液(0.5mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(13mg、0.045mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(22μL、0.27mmol)を添加した。この反応物を55℃で5時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜45% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T45(32mg、64%収率)を黄色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物T46:化合物T45(17mg、0.031mmol)のCHCl溶液(0.6mL)に、EtN(13μL、0.093mmol)及びAcCl(3.5μL、0.049mmol)を室温で順次添加した。30分間撹拌した後、この混合物をEtOAc及び飽和NaHCO水溶液で希釈し、次にもう5分間撹拌した。有機抽出物を水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜30%アセトン/ヘキサン)によって精製して、化合物T46(15mg、82%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物141:化合物139(40mg、0.073mmol)のCHCl溶液(1.5mL)に、デス・マーチン・ペルヨージナン(64mg、0.15mmol)を室温で添加した。この反応混合物を2時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物を10分間撹拌し、MTBEで抽出した。合わせた有機抽出物を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物141を得た。化合物141をさらに精製することなく次のステップで使用した。
化合物142:NaHPO(22mg、0.15mmol)及びm−CPBA(≦77%、28mg、0.13mmol)を、化合物141(全て最後のステップから取得)のCHCl溶液(1.7mL)に添加した。室温で2時間撹拌した後、NaSO水溶液を添加した。この混合物を10分間撹拌し、EtOAcで抽出した。有機抽出物を飽和NaHCO水溶液で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物142(21mg、139から51%の収率)を白色の泡状物として得た。m/z=562.4(M+1)。
化合物143:化合物142(21mg、0.037mmol)及びKCO(31mg、0.22mmol)のMeOH中混合物(0.75mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮して、化合物143(20mg、99%収率)をガラス状物として得た。m/z=534.3(M+1)。
化合物T47:化合物143(20mg、0.037mmol)のDMF溶液(0.2mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(5.4mg、0.019mmol)のDMF溶液(0.2mL)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(9μL、0.11mmol)を添加した。この反応物を55℃で4時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜40% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T47(13mg、65%収率)を白色の泡状物として得た。
Figure 2018528275
化合物144:化合物108(110mg、0.22mmol)をTHF(2.2mL)に溶解させ、−78℃に冷却した。メチルマグネシウムクロリド(THF中で3M、0.29mL、0.87mmol)を添加し、この混合物を−78℃で2時間撹拌した。この反応物をNHCl水溶液でクエンチした。この混合物をEtOAcで抽出した。有機抽出物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄し、NaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜45% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物144(68mg、60%収率)を白色の泡状物として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物145:化合物144(91mg、0.17mmol)及びKCO(144mg、1.04mmol)のMeOH中混合物(2mL)を、室温で16時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物145(36mg、40%収率)をガラス状物として得た。m/z=522.3(M+1)。
化合物T48:化合物145(36mg、0.069mmol)のDMF溶液(0.6mL)に、1,3−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(10mg、0.035mmol)を0℃で添加した。この反応物を0℃で1時間撹拌した後、ピリジン(66μL、0.82mmol)を添加した。この反応物を55℃で16時間加熱し、室温に冷ました。EtOAcを添加した。この混合物を1NのHCl水溶液及び水で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T48(10mg、28%収率)を白色の固体として得た。T48は、ジアステレオマーの3:1混合物である。
Figure 2018528275
化合物T49:化合物T47(100mg、0.19mmol)のMeCN溶液(2mL)に、30% H水溶液(28μL、0.28mmol)を室温で添加した。5時間撹拌した後、追加量の30% H水溶液(300μL、3mmol)を添加した。この反応物を室温で一晩撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を水及び10% NaSO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T49(88mg、85%収率)を白色の泡状固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T50:化合物T33(100mg、0.19mmol)のMeCN溶液(2mL)に、30% H水溶液((300μL、3mmol)を室温で添加した。一晩撹拌した後、追加量のMeCN(10mL)及び30% H水溶液((300μL、3mmol)を添加した。この反応物を室温でもう6時間撹拌した。EtOAcを添加した。この混合物を水及び10% NaSO水溶液で洗浄した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィ(シリカゲル、0〜60% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T50(27mg、26%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
化合物T51:化合物T27(2mg、3.76μmol)のMeCN溶液(0.3mL)に、30% H水溶液(30μL、0.3mmol)を室温で添加した。3時間撹拌した後、CHCl及び10% NaSO水溶液を添加した。この混合物をCHClで抽出した。有機抽出物をNaSOで乾燥させ、濾過し、濃縮した。残渣を分取TLC(シリカゲル、50% EtOAc/ヘキサン)によって精製して、化合物T51(1mg、49%収率)を白色の固体として得た。
Figure 2018528275
実施例2:生物活性方法及び材料
A. 一酸化窒素産生アッセイ及び細胞生存率
RAW 264.7マウスマクロファージを、RPMI 1640+0.5% FBS中で30,000細胞/ウェルの密度にて96ウェルプレートに3連でプレーティングし、5%のCOを含む加湿雰囲気において37℃でインキュベートした。翌日、DMSO(ビヒクル)または試験化合物(0.4〜200nMまたは2〜1000nMの濃度範囲)で2時間にわたって細胞を前処置し、次に組換えマウスIFNγ(R&D Systems)で24時間にわたって処置した。Griess試薬系(Promega)を使用して培地中の一酸化窒素濃度を決定した。WST−1試薬(Roche)を使用して細胞生存率を決定した。試験化合物試料の値をDMSO/IFNγ処置試料の値に正規化した。細胞生存率に正規化したIFNγ誘導性一酸化窒素産生の抑制に基づいて、IC50値を決定した。
B. AREc32ルシフェラーゼレポーターアッセイ
AREc32ルシフェラーゼレポーターアッセイは、培養された哺乳動物細胞におけるNrf2転写因子の内因活性の定量的評価を可能にする。AREc32細胞は、ラットGSTA2抗酸化剤応答エレメント(ARE)配列の8つのコピーの下流に位置するホタルルシフェラーゼ遺伝子を含むレポーター構築物を安定にトランスフェクトしたMCF−7ヒト乳癌細胞に由来する(Wang et al.,2006;CXR Biosciences)。活性のNRF2はARE配列に結合し、ホタルルシフェラーゼ遺伝子の発現を増加させる。試験化合物のNRF2活性化の潜在性を評価するために、AREc32細胞を、DMEM+10% FBS+0.8mg/Geneticin 1mL中で20,000細胞/ウェルの密度にて黒色の96ウェルプレートに3連でプレーティングし、5%のCOを含む加湿雰囲気において37℃でインキュベートした。翌日、DMSO(ビヒクル)または試験化合物(0.4〜200nMまたは2〜1000nMの濃度範囲)で19時間にわたり細胞を処置した。ONE−Gloルシフェラーゼアッセイ(Promega)を使用してルシフェラーゼ活性を決定した。BMG Pherastarマイクロプレートリーダーで発光シグナルを測定した。試験化合物処置ウェルの平均発光値をDMSO処置ウェルの値に正規化し、誘導倍率(fold−induction)として表した。Windows版GraphPad Prismバージョン6.00(GraphPad Software、La Jolla California USA)を使用してデータを分析した。可変傾斜を使用しログ(アゴニスト)対応答を用いた非線形回帰曲線を使用してデータを当てはめた。該当する場合、DMSOと比較して50倍の最大閾値を設定した。EC2×値を曲線から内挿した。EC2Xは、GST AREルシフェラーゼレポーター活性を2倍増加させるのに必要な試験化合物の濃度に相当する。
C. RORγアッセイ及び細胞生存率
RORγアッセイ系をIndigo Biosciencesから購入した。この核内受容体アッセイは、ハイブリッド形態のヒトRAR関連オーファン受容体ガンマ(RORγ)を高レベルで発現するように操作されているヒト細胞株を利用する。天然のRORγ受容体のN末端DNA結合ドメイン(DBD)を酵母GAL4−DBDと置換して、GAL4−RORγハイブリッド核内受容体を生成した。レポーター細胞株に、GAL4上流活性化配列(UAS)の制御下でカブトムシルシフェラーゼ遺伝子をコードするプラスミドをトランスフェクトする。GAL4は、UASに結合し、下流標的遺伝子の転写を増加させる。GAL4−RORγハイブリッドは構成的活性型である。したがって、このレポーターアッセイ系の原理応用は、ヒトRORγに対するインバースアゴニスト活性を数量化するために試験化合物をスクリーニングすることである。試験化合物のRORγインバースアゴニスト活性を評価するために、レポーター細胞を白色の96ウェルプレートに3連でプレーティングし、5%のCOを含む加湿雰囲気において37℃で23時間にわたり、DMSO(ビヒクル)または試験化合物(0.4〜200nMまたは2〜1000nMの濃度範囲)で処置した。このインキュベーションの後、ルシフェリンをウェルに加え、BMG Pherastarマイクロプレートリーダーを使用して発光シグナルを測定することにより、ルシフェラーゼ活性を決定した。生細胞マルチプレックスアッセイ(Indigo Biosciences)を使用して生存率を決定した。試験化合物試料の値をDMSO処置試料の値に正規化した。Windows版GraphPad Prismバージョン6.00(GraphPad Software、La Jolla California USA)を使用してデータを分析した。可変傾斜を使用しログ(阻害剤)対正規化された応答を用いた非線形回帰分析を適用してデータをフィッティングし、RORγの阻害IC50値及び細胞生存率を決定した。
D. 分化型初代ヒトT細胞からのIL−17放出及び細胞生存率
初代ヒト凍結保存CD4+T細胞(Lonza、ドナー番号0000402103)を製造元の推奨に従ってLymphocyte Growth Medium−3(LGM−3、Lonza)にプレーティングし、5%のCOを含む加湿雰囲気において37℃でおよそ3時間にわたって回復させた。回復ステップの後、細胞を遠心処理によって収集し、DMSO(ビヒクル)または試験化合物(2〜500nMまたは4〜1000nMの濃度範囲)を含んだLGM−3培地中で約140,000細胞/ウェルの密度にて96ウェルプレートに再度プレーティングした。各試験条件に対して3連のウェルをプレーティングした。DMSO(最終濃度≦0.1%)をビヒクルとして使用した。プレーティング直後、Dynabeads Human T−Activator CD3/CD28(Life Technologies、1:2.5のビーズ対細胞比)を加えることによってCD4+T細胞を活性化させ、次のサイトカイン:形質転換増殖因子−β(TGF−β、5ng/mL)、IL−6(20ng/mL)、IL−23(20ng/mL)、及びIL−1β(10ng/mL)の混合物を加えることによってTh17細胞に分化させた。未分化の対照細胞にはサイトカインIL−2(50ng/mL)のみを与えた。ヒト組換えサイトカインは全てR&D Systemsから購入した。5%のCOを含む加湿雰囲気において37℃で46時間のインキュベーションの後、プレートを250×gで3分間遠心処理し、上清の半分をIL−17Aアッセイ(以下参照)で使用するため新しいプレートに移した。細胞生存率は、CyQuant Direct Assay(Life Technologies)を使用して元々のプレートで評価した。試験化合物試料のCyQuant値をDMSO処置試料の値に正規化した。均質時間分解蛍光(HTRF)アッセイ(Cisbio Bioassays)を製造元のプロトコルに従って使用して、上清中のIL−17Aの濃度を測定した。このアッセイは、低容量の白一色の384ウェルプレート(Greiner Bio−One)において室温で行った。試料及び標準物質(段階希釈したヒト組換えIL−17A(0〜5,000pg/mLの濃度範囲、Cisbio Bioassays)を抗ヒトIL−17A抗体複合体とともに16時間インキュベートし、Pherastar FSマイクロプレートリーダー(BMG Labtech)をHTRFモード(337nmでの励起ならびに665nm及び620nmでの発光)で使用して蛍光を測定した。IL−17Aの濃度を各ウェルからの上清の2連のアリコートで評価し、1つの試験条件当たり合計6つの読み取り値を得た。665nm/620nmのシグナル比を計算し、各試料中のIL−17Aの濃度を標準曲線からの内挿によって決定した。試験化合物試料のIL−17A値をDMSO処置試料の値に正規化した。Windows版GraphPad Prismバージョン6.00(GraphPad Software、La Jolla California USA)を使用してデータを分析した。可変傾斜を使用しログ(阻害剤)対正規化された応答を用いた非線形回帰分析を適用してデータをフィッティングし、IL−17Aレベルの阻害IC50値及び細胞生存率を決定した。
(表1)化合物の、hIL17、ROR、およびNO産生の阻害ならびにNRF2活性化
Figure 2018528275
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本明細書に開示され特許請求される化合物、組成物、及び方法の全ては、本開示に照らせば過度の実験を行うことなく作製及び実行することができる。本開示はいくつかの実施形態に重点を置いている場合があり、または好ましい実施形態の観点から記載されている場合があるが、本発明の趣旨、範囲、及び概念を逸脱することなく本化合物、組成物、及び方法に変更及び改変が適用され得ることは、当業者には明らかであろう。当業者にとって明らかな変更及び改変は全て、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の趣旨、範囲、及び概念の範疇内と見なされる。
参考文献
以下の参考文献は、それらが模範的な手順の詳細または本明細書に記載の事柄を捕捉する他の詳細を提供する限りにおいて、参照により本明細書に明確に組み込まれる。
Figure 2018528275
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[本発明1001]
次式の化合物:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、−CF 3 、または−C(O)−R 4 (式中、
4 は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
変数R 2 及びYは、グループAまたはBのいずれかに従って定義され、グループAの場合、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル (C≦8) 、置換シクロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8)
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、pは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)であるか、あるいは
グループBの場合、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル (C≦8) 、置換シクロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、
−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1002]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、−CF 3 、または−C(O)−R 4 (式中、
4 は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、
ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8)
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、pは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1003]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、−CF 3 、または−C(O)−R 4 (式中、
4 は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、
ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8)
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、pは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1002の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1004]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、
ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8)
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、pは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1003の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1005]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
2 は、アミノ、
ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8)
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
アリール (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、pは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1003の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
[本発明1006]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、−CF 3 、または−C(O)−R 4 (式中、
4 は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1007]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001または本発明1006の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1008]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
置換アルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1007のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1009]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1010]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1009のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1011]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1012]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008及び1011のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1013]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1014]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008及び1013のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1015]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1016]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008及び1015のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1017]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1018]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、R 3 は、以下に記載のようにYと一緒になり、
Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦12) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦12) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アシルチオ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
−アルカンジイル (C≦8) −R 、−アルケンジイル (C≦8) −R 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、R は、
水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
ヘテロアリール (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルケニルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アラルキルアミノ (C≦8) 、ヘテロアリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、−OC(O)NH−アルキル (C≦8) 、−OC(O)CH 2 NHC(O)O−t−ブチル、−OCH 2 −アルキルチオ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
Yは、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である]、
とさらに定義される、本発明1001〜1008及び1017のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1019]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
Xは、シアノ、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、−CF 3 、または−C(O)−R 4 (式中、
4 は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル (C≦8) 、置換シクロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、
−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1020]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル (C≦8) 、置換シクロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、または
−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001または本発明1019の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1021]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
ハロアルキル (C≦8) 、置換シクロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) 、または
−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)、または
−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)、
−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)、または
−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001、1019、及び1020のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1022]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1023]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、置換ヘテロアリール (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、アミド (C≦8) 、置換アミド (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、置換アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはジアルキルアミノ (C≦8) であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1022のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1024]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
2 は、−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1025]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
2 は、−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001、1019〜1021、及び1024のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1026]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1027]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦12) 、アラルキル (C≦12) 、ヘテロアリール (C≦12) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001、1019〜1021、及び1026のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1028]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1029]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001、1019〜1021、及び1028のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1030]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001及び1019〜1021のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1031]
次式:
Figure 2018528275
[式中、
1 は、水素、アルキル (C≦8) 、シクロアルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、または置換シクロアルキル (C≦8) であり、
2 は、−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)であり、
3 は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
Yは、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、シクロアルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
とさらに定義される、本発明1001、1019〜1021、及び1030のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1032]
Xがシアノである、本発明1001〜1006及び1019のいずれかの化合物。
[本発明1033]
原子1と2との間の結合がエポキシ化二重結合である、本発明1001〜1007、1019、1020、及び1032のいずれかの化合物。
[本発明1034]
原子1と2との間の結合が二重結合である、本発明1001〜1007、1019、1020、及び1032のいずれかの化合物。
[本発明1035]
1 が水素である、本発明1001〜1034のいずれかの化合物。
[本発明1036]
1 がアルキル (C≦8) または置換アルキル (C≦8) である、本発明1001〜1034のいずれかの化合物。
[本発明1037]
1 がアルキル (C≦8) である、本発明1036の化合物。
[本発明1038]
1 がメチルである、本発明1037の化合物。
[本発明1039]
2 がアミノである、本発明1001〜1010、1019〜1023、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1040]
2 が置換アルキル (C≦8) である、本発明1001、1006〜1010、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1041]
2 がヒドロキシメチル、ジフルオロメチル、アセトキシメチル、メトキシエチル、メトキシメチル、メチルカルボキシメチル、2−ヒドロキシエチル、または1−ヒドロキシエチルである、本発明1040の化合物。
[本発明1042]
2 がハロアルキル (C≦8) である、本発明1001、1006〜1010、1019〜1023、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1043]
2 がジフルオロメチルである、本発明1042の化合物。
[本発明1044]
2 がヘテロアリール (C≦8) または置換ヘテロアリール (C≦8) である、本発明1001〜1010、1019〜1023、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1045]
2 が2−メチルオキサジアゾールである、本発明1044の化合物。
[本発明1046]
2 がアミド (C≦8) または置換アミド (C≦8) である、本発明1001〜1010、1019〜1023、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1047]
2 がN−アセトアミドである、本発明1046の化合物。
[本発明1048]
2 が、−(CH 2 −(OCH 2 −R 5 (式中、
5 は、ヒドロキシ、またはアシル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
mは、0、1、2、3、または4であり、
nは、0、1、2、または3である)である、本発明1001、1006〜1008、1013、1014、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1049]
5 がアルコキシ (C≦8) または置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1048の化合物。
[本発明1050]
5 がメトキシである、本発明1049の化合物。
[本発明1051]
5 がアシルオキシ (C≦8) または置換アシルオキシ (C≦8) である、本発明1048の化合物。
[本発明1052]
5 が−OC(O)C 6 5 である、本発明1051の化合物。
[本発明1053]
5 がアルキルシリルオキシ (C≦8) またはアルキルシリルオキシ (C≦8) である、本発明1048の化合物。
[本発明1054]
5 がt−ブチルジメチルシロキシである、本発明1053の化合物。
[本発明1055]
mが1または2である、本発明1048〜1054のいずれかの化合物。
[本発明1056]
mが1である、本発明1055の化合物。
[本発明1057]
mが2である、本発明1055の化合物。
[本発明1058]
nが0または1である、本発明1048〜1057のいずれかの化合物。
[本発明1059]
nが0である、本発明1057の化合物。
[本発明1060]
nが1である、本発明1057の化合物。
[本発明1061]
2 が、−(CH 2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′は、アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
mは、0、1、2、3、または4である)である、本発明1001、1019〜1021、1024、1025、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1062]
2 が、−(CH 2 m2 −R 5 ′′′(式中、
5 ′′′はヒドロキシであり、
2 は、2、3、または4である)である、本発明1001、1019〜1021、1024、1025、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1063]
5 ′′′がアルコキシ (C≦8) または置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1061の化合物。
[本発明1064]
5 ′′′がメトキシである、本発明1063の化合物。
[本発明1065]
5 ′′′がアシルオキシ (C≦8) または置換アシルオキシ (C≦8) である、本発明1061の化合物。
[本発明1066]
5 ′′′が−OC(O)C 6 5 である、本発明1065の化合物。
[本発明1067]
5 ′′′がアルキルシリルオキシ (C≦8) またはアルキルシリルオキシ (C≦8) である、本発明1061の化合物。
[本発明1068]
5 ′′′がt−ブチルジメチルシロキシである、本発明1067の化合物。
[本発明1069]
mが1または2である、本発明1061〜1068のいずれかの化合物。
[本発明1070]
mが1である、本発明1069の化合物。
[本発明1071]
mが2である、本発明1069の化合物。
[本発明1072]
2 が2または3である、本発明1062の化合物。
[本発明1073]
2 が、−(CH 2 NR 5 ′(R 6 )(式中、
sは、0、1、2、3、または4であり、
5 ′は、水素、アルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、置換アルコキシ (C≦8) 、アシル (C≦8) 、置換アシル (C≦8) 、−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、置換−C(O)−アルコキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、置換アシルオキシ (C≦8) 、アルキルシリルオキシ (C≦8) 、または置換アルキルシリルオキシ (C≦8) であり、
6 は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) である)である、本発明1001〜1008、1015、1016、1019〜1021、1028、1029、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1074]
sが0または1である、本発明1073の化合物。
[本発明1075]
sが0である、本発明1073または本発明1074の化合物。
[本発明1076]
sが1である、本発明1073または本発明1074の化合物。
[本発明1077]
5 ′が水素である、本発明1073の化合物。
[本発明1078]
5 ′がアシル (C≦8) である、本発明1073の化合物。
[本発明1079]
5 ′がアセチルである、本発明1078の化合物。
[本発明1080]
5 ′が−C(O)−アルコキシ (C≦8) である、本発明1073の化合物。
[本発明1081]
5 ′がtert−ブチルオキシカルボニルである、本発明1080の化合物。
[本発明1082]
6 が水素である、本発明1073〜1081のいずれかの化合物。
[本発明1083]
2 が、−(CH 2 −C(O)−R 5 ″(式中、
5 ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
アルコキシ (C≦8) 、アルキルチオ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
qは、0、1、2、3、または4である)である、本発明1001〜1008、1017〜1021、及び1030〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1084]
5 ″がアミノである、本発明1083の化合物。
[本発明1085]
5 ″がアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1083の化合物。
[本発明1086]
5 ″がメチルアミノである、本発明1085の化合物。
[本発明1087]
5 ″がジアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1083の化合物。
[本発明1088]
5 ″がジメチルアミノである、本発明1087の化合物。
[本発明1089]
5 ″がヒドロキシである、本発明1083の化合物。
[本発明1090]
5 ″がアルコキシ (C≦8) である、本発明1083の化合物。
[本発明1091]
5 ″がメトキシである、本発明1090の化合物。
[本発明1092]
qが0である、本発明1083〜1091のいずれかの化合物。
[本発明1093]
qが1である、本発明1083〜1091のいずれかの化合物。
[本発明1094]
2 が、−OR (式中、
は、水素、またはアルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、本発明1001〜1008、1011、1012、1019〜1021、1026、1027、及び1032〜1038のいずれかの化合物。
[本発明1095]
が水素である、本発明1094の化合物。
[本発明1096]
がアルキル (C≦8) または置換アルキル (C≦8) である、本発明1094の化合物。
[本発明1097]
がアシル (C≦8) または置換アシル (C≦8) である、本発明1094の化合物。
[本発明1098]
Yがヘテロアリール (C≦8) または置換ヘテロアリール (C≦8) である、本発明1001〜1018及び1032〜1097のいずれかの化合物。
[本発明1099]
Yが3−メチル−1,2,4−オキサジアゾールまたは2−メチル−1,3,4−オキサジアゾールである、本発明1098の化合物。
[本発明1100]
Yが、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
アルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、アルキルスルホニルアミノ (C≦8) 、アミド (C≦8) 、アルコキシアミノ (C≦8) 、ヘテロシクロアルキルアミノ (C≦8) 、−NHC(NOH)−アルキル (C≦8) 、−NH−アミド (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、本発明1001〜1018及び1032〜1097のいずれかの化合物。
[本発明1101]
oが0、1、または2である、本発明1100の化合物。
[本発明1102]
oが0である、本発明1101の化合物。
[本発明1103]
がアルキルアミノ (C≦8) または置換アルキルアミノ (C≦8) である、本発明1100〜1102のいずれかの化合物。
[本発明1104]
がアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1103の化合物。
[本発明1105]
がエチルアミノである、本発明1104の化合物。
[本発明1106]
が置換アルキルアミノ (C≦8) である、本発明1103の化合物。
[本発明1107]
が2,2,2−トリフルオロエチルアミノである、本発明1106の化合物。
[本発明1108]
がジアルキルアミノ (C≦8) または置換ジアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1100〜1102のいずれかの化合物。
[本発明1109]
がジアルキルアミノ (C≦8) である、本発明1108の化合物。
[本発明1110]
がジメチルアミノである、本発明1109の化合物。
[本発明1111]
Yが、−(CH 2 C(O)R (式中、oは、0〜6であり、R は、
ヒドロキシ、または
アルコキシ (C≦8) 、アルケニルオキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、本発明1001〜1005、1019〜1031、及び1032〜1097のいずれかの化合物。
[本発明1112]
oが0、1、または2である、本発明1111の化合物。
[本発明1113]
oが0である、本発明1112の化合物。
[本発明1114]
がアルコキシ (C≦8) または置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1111〜1113のいずれかの化合物。
[本発明1115]
がアルコキシ (C≦8) である、本発明1114の化合物。
[本発明1116]
がメトキシである、本発明1115の化合物。
[本発明1117]
Yが、−NR C(O)R (式中、
は、水素、アルキル (C≦8) 、または置換アルキル (C≦8) であり、
は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
アルキル (C≦8) 、アルケニル (C≦8) 、アルキニル (C≦8) 、アリール (C≦8) 、アラルキル (C≦8) 、ヘテロアリール (C≦8) 、ヘテロシクロアルキル (C≦8) 、アルコキシ (C≦8) 、アリールオキシ (C≦8) 、アラルコキシ (C≦8) 、ヘテロアリールオキシ (C≦8) 、アシルオキシ (C≦8) 、アルキルアミノ (C≦8) 、ジアルキルアミノ (C≦8) 、アリールアミノ (C≦8) 、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、本発明1001〜1018及び1032〜1097のいずれかの化合物。
[本発明1118]
が水素である、本発明1117の化合物。
[本発明1119]
がアルキル (C≦8) または置換アルキル (C≦8) である、本発明1117または本発明1118の化合物。
[本発明1120]
が置換アルキル (C≦8) である、本発明1119の化合物。
[本発明1121]
が1,1−ジフルオロエチルである、本発明1120の化合物。
[本発明1122]
がアルコキシ (C≦8) または置換アルコキシ (C≦8) である、本発明1117または本発明1118の化合物。
[本発明1123]
がアルコキシ (C≦8) である、本発明1122の化合物。
[本発明1124]
がメトキシである、本発明1123の化合物。
[本発明1125]
Yが、R 3 と一緒になり、−(CH 2 C(O)R −(式中、
pは、0〜6であり、
は、−O−または−NR 7 −(式中、
7 は、水素、アルキル (C≦8) 、置換アルキル (C≦8) 、アシル (C≦8) 、または置換アシル (C≦8) である)である)である、本発明1001〜1097のいずれかの化合物。
[本発明1126]
pが0または1である、本発明1125の化合物。
[本発明1127]
pが0である、本発明1126の化合物。
[本発明1128]
が−O−である、本発明1125〜1127のいずれかの化合物。
[本発明1129]
3 が水素である、本発明1001〜1128のいずれかの化合物。
[本発明1130]
3 がヒドロキシである、本発明1001〜1128のいずれかの化合物。
[本発明1131]
炭素原子4がα配向である、本発明1001〜1130のいずれかの化合物。
[本発明1132]
炭素原子4がβ配向である、本発明1001〜1130のいずれかの化合物。
[本発明1133]
炭素原子4がS配置である、本発明1001〜1132のいずれかの化合物。
[本発明1134]
炭素原子4がR配置である、本発明1001〜1132のいずれかの化合物。
[本発明1135]
以下:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1132のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1136]
以下:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1135のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1137]
以下:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1135のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1138]
以下:
Figure 2018528275
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1135のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1139]
以下:
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1135のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1140]
以下:
Figure 2018528275
とさらに定義される、本発明1001〜1135のいずれかの化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1141]
次式:
Figure 2018528275
の化合物、
またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
[本発明1142]
ジメチル(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
ジメチル(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジフルオロメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−(アセトキシメチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−((ベンゾイルオキシ)メチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アセトアミド−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アミノ−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(メチルカルバモイル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジメチルカルバモイル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−カルバモイル−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(メトキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−8a−((2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル)−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−(2,2−ジフルオロプロパンアミド)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル(4aS,6aS,6bR,8aR,9S,12aS,14aS,14bR)−11−シアノ−9,14a−ジヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−N,N,2,2,6a,6b,9,12a−オクタメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
(4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキシレート、
(4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−((S)−1−ヒドロキシエチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,4,6a,6b,11,11,14b−ヘプタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,N,4,6a,6b,11,11,14b−オクタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−((メトキシカルボニル)アミノ)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
(1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−7a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2,12−ジオキソ−3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(2H)−カルボニトリル、
(1aR,3S,3aR,5aR,5bS,7aS,11aR,11bS,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12,15−トリオキソ−3,3a,4,5,5a,6,7,9,10,11,11a,12,13b,13c−テトラデカヒドロ−2H,8H−11b,7a−(エポキシメタノ)ピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(5bH)−カルボニトリル、及び
N−((1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−1a−シアノ−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12−ジオキソ−1a,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−7a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミドとさらに定義される化合物。
[本発明1143]
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−((メトキシメトキシ)メチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、及び
メチル(3aS,3bR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS)−15−シアノ−15a−ヒドロキシ−3a,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−12−オキソ−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,15a−オクタデカヒドロピセノ[3,4−b]フラン−7a(3bH)−カルボキシレートとさらに定義される化合物。
[本発明1144]
(A)本発明1001〜1143のいずれかの化合物と、
(B)賦形剤または薬学的に許容される担体と
を含む、薬学的組成物。
[本発明1145]
経口投与、脂肪内(intraadiposally)投与、動脈内投与、関節内投与、頭蓋内投与、皮内投与、病巣内投与、筋肉内投与、鼻腔内投与、眼内投与、心膜内投与、腹腔内投与、胸膜内投与、前立腺内投与、直腸内投与、くも膜下腔内投与、気管内投与、腫瘍内投与、臍帯内投与、膣内投与、静脈内投与、小胞内投与、硝子体内投与、リポソーム投与、局所(locally)投与、粘膜投与、非経口投与、直腸投与、結膜下、皮下投与、舌下投与、局所(topically)投与、経頬投与、経皮投与、膣式投与、クリームでの投与、脂質組成物での投与、カテーテルによる投与、洗浄による投与、持続注入による投与、注入による投与、吸入による投与、注射による投与、局所送達による投与、または局所灌流による投与のために製剤化された、本発明1144の薬学的組成物。
[本発明1146]
疾患または障害の治療または防止を必要とする患者においてそれを行う方法であって、本発明1001〜1145のいずれかの化合物または組成物を治療有効量で前記患者に投与する段階を含む、方法。
[本発明1147]
前記患者が哺乳動物である、本発明1146の方法。
[本発明1148]
前記患者がヒトである、本発明1147の方法。
[本発明1149]
前記疾患または障害が、サイトカインIL−17の産生増加に関連している、本発明1146〜1148のいずれかの方法。
[本発明1150]
前記疾患または障害が、血管新生調節不全に関連している、本発明1146〜1149のいずれかの方法。
[本発明1151]
前記疾患または障害が、自己免疫疾患、臓器拒絶反応、喘息、癌、神経障害、精神障害、精神神経障害、慢性疼痛症候群、炎症状態、または循環器疾患である、本発明1146〜1150のいずれかの方法。
[本発明1152]
前記自己免疫疾患が、乾癬、多発性硬化症、強皮症、関節リウマチ、ループス、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、白斑、ぶどう膜炎、全身性硬化症、1型糖尿病、重症筋無力症、及び炎症性腸疾患である、本発明1151の方法。
[本発明1153]
前記循環器疾患が、血管炎、粥状動脈硬化、心筋梗塞、心筋炎、心不全、肺高血圧症、または卒中である、本発明1151の方法。
[本発明1154]
前記神経障害が、てんかん、多発性硬化症、脊髄損傷、ギラン・バレー症候群、または神経障害である、本発明1151の方法。
[本発明1155]
神経変性障害が、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、またはハンチントン病である、本発明1154の方法。
[本発明1156]
前記炎症状態が、膵炎、肝炎、肺線維症、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患、喘息、皮膚炎、胃炎、食道炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、腎炎、筋消耗、または変形性関節症である、本発明1151の方法。
[本発明1157]
前記慢性疼痛症候群が、線維筋痛症または神経障害性疼痛である、本発明1151の方法。
[本発明1158]
前記疾患または障害が、病原体への重度の炎症反応である、本発明1151の方法。
[本発明1159]
前記病原体への重度の炎症反応が、脳炎、髄膜炎、ピロリ菌(H.pylori)、トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)、またはリーシュマニア(Leishmania)種に由来する、本発明1158の方法。
[本発明1160]
前記疾患または障害が、肥満または肥満に関連する状態である、本発明1151の方法。
[本発明1161]
前記肥満に関連する状態が、インスリン耐性または脂肪肝疾患である、本発明1160の方法。
[本発明1162]
前記化合物を1回投与する段階を含む、本発明1146〜1159のいずれかの方法。
[本発明1163]
前記化合物を2回以上投与する段階を含む、本発明1146〜1159のいずれかの方法。
[本発明1164]
有効量の本発明1001〜1145のいずれかの化合物または組成物とインターロイキン17を接触させる段階を含む、インターロイキン17の活性を阻害する方法。
[本発明1165]
インビボでのインターロイキン17の活性を阻害する段階を含む、本発明1164の方法。
[本発明1166]
前記インターロイキンを接触させる段階が、前記化合物を必要とする患者にそれを投与することを含む、本発明1165の方法。
[本発明1167]
前記化合物が、インビボでの一酸化窒素の産生も阻害する、本発明1164〜1166のいずれかの方法。
[本発明1168]
インターロイキン17活性の阻害が、疾患または障害を治療するのに十分である、本発明1164〜1167のいずれかの方法。
[本発明1169]
前記疾患または障害が、インターロイキン17の誤制御に関連している、本発明1168の方法。
[本発明1170]
前記疾患または障害が、炎症に関連している、本発明1168の方法。
[本発明1171]
前記疾患または障害が、一酸化窒素産生の誤制御に関連している、本発明1168の方法。

本開示の他の目的、特徴、及び利点は、以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。しかしながら、この詳細な説明から本発明の趣旨及び範囲内の様々な変更及び改変が当業者にとって明らかとなるため、詳細な説明及び特定例は、本発明の特定の実施形態を示すものの、単なる例として提示されることを理解されたい。単にある特定の化合物が1つの特定の一般式に帰されているという理由だけで、その化合物が別の一般式にも属することができないということにはならない。

Claims (171)

  1. 次式の化合物:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
    Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
    は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    変数R及びYは、グループAまたはBのいずれかに従って定義され、グループAの場合、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    置換アルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)であるか、あるいは
    グループBの場合、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)、
    −(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  2. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
    Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
    は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、
    ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  3. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
    Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
    は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、
    ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項2に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  4. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、
    ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  5. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子9と11との間の結合は、単結合または二重結合であり、
    は、アミノ、
    ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    アリール(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、pは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、ヒドロキシ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項3に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩。
  6. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
    は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  7. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1または請求項6に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  8. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  9. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  10. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、ヒドロキシ、置換アルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  11. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  12. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8及び11のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  13. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  14. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8及び13のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  15. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  16. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8及び15のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  17. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  18. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであるか、あるいは、Rは、以下に記載のようにYと一緒になり、
    Yは、水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、シアノ、イソシアネート、もしくはメルカプト、
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦12)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦12)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アシルチオ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン、
    −アルカンジイル(C≦8)−R、−アルケンジイル(C≦8)−R、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョン(式中、Rは、
    水素、ヒドロキシ、ハロ、アミノ、もしくはメルカプト、または
    ヘテロアリール(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルケニルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アラルキルアミノ(C≦8)、ヘテロアリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、−OC(O)NH−アルキル(C≦8)、−OC(O)CHNHC(O)O−t−ブチル、−OCH−アルキルチオ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であるか、あるいは
    Yは、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である]、
    とさらに定義される、請求項1〜8及び17のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  19. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    Xは、シアノ、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、−CF、または−C(O)−R(式中、
    は、ヒドロキシ、アミノ、またはアルコキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)、
    −(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  20. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    原子1と2との間の結合は、単結合、エポキシ化二重結合、または二重結合であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)、または
    −(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1または請求項19に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  21. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、
    ハロアルキル(C≦8)、置換シクロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)、または
    −OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)、
    −(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)、または
    −(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)、
    −(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)、または
    −(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1、19、及び20のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  22. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜21のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  23. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、アミノ、シアノ、ハロ、またはヒドロキシ、ハロアルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、置換ヘテロアリール(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、アミド(C≦8)、置換アミド(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、置換アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはジアルキルアミノ(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜22のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  24. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
    は、−(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜21のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  25. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)であるか、または
    は、−(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1、19〜21、及び24のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  26. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜21のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  27. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦12)、アラルキル(C≦12)、ヘテロアリール(C≦12)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1、19〜21、及び26のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  28. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜21のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  29. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1、19〜21、及び28のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  30. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1及び19〜21のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  31. 次式:
    Figure 2018528275
    [式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、シクロアルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、または置換シクロアルキル(C≦8)であり、
    は、−(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、またはアルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    Yは、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、シクロアルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である]、
    とさらに定義される、請求項1、19〜21、及び30のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  32. Xがシアノである、請求項1〜6及び19のいずれか1項に記載の化合物。
  33. 原子1と2との間の結合がエポキシ化二重結合である、請求項1〜7、19、20、及び32のいずれか1項に記載の化合物。
  34. 原子1と2との間の結合が二重結合である、請求項1〜7、19、20、及び32のいずれか1項に記載の化合物。
  35. が水素である、請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
  36. がアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である、請求項1〜34のいずれか1項に記載の化合物。
  37. がアルキル(C≦8)である、請求項36に記載の化合物。
  38. がメチルである、請求項37に記載の化合物。
  39. がアミノである、請求項1〜10、19〜23、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  40. が置換アルキル(C≦8)である、請求項1、6〜10、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  41. がヒドロキシメチル、ジフルオロメチル、アセトキシメチル、メトキシエチル、メトキシメチル、メチルカルボキシメチル、2−ヒドロキシエチル、または1−ヒドロキシエチルである、請求項40に記載の化合物。
  42. がハロアルキル(C≦8)である、請求項1、6〜10、19〜23、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  43. がジフルオロメチルである、請求項42に記載の化合物。
  44. がヘテロアリール(C≦8)または置換ヘテロアリール(C≦8)である、請求項1〜10、19〜23、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  45. が2−メチルオキサジアゾールである、請求項44に記載の化合物。
  46. がアミド(C≦8)または置換アミド(C≦8)である、請求項1〜10、19〜23、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  47. がN−アセトアミドである、請求項46に記載の化合物。
  48. が、−(CH−(OCH−R(式中、
    は、ヒドロキシ、またはアシル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    mは、0、1、2、3、または4であり、
    nは、0、1、2、または3である)である、請求項1、6〜8、13、14、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  49. がアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である、請求項48に記載の化合物。
  50. がメトキシである、請求項49に記載の化合物。
  51. がアシルオキシ(C≦8)または置換アシルオキシ(C≦8)である、請求項48に記載の化合物。
  52. が−OC(O)Cである、請求項51に記載の化合物。
  53. がアルキルシリルオキシ(C≦8)またはアルキルシリルオキシ(C≦8)である、請求項48に記載の化合物。
  54. がt−ブチルジメチルシロキシである、請求項53に記載の化合物。
  55. mが1または2である、請求項48〜54のいずれか1項に記載の化合物。
  56. mが1である、請求項55に記載の化合物。
  57. mが2である、請求項55に記載の化合物。
  58. nが0または1である、請求項48〜57のいずれか1項に記載の化合物。
  59. nが0である、請求項57に記載の化合物。
  60. nが1である、請求項57に記載の化合物。
  61. が、−(CH−R′′′(式中、
    ′′′は、アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    mは、0、1、2、3、または4である)である、請求項1、19〜21、24、25、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  62. が、−(CHm2−R′′′(式中、
    ′′′はヒドロキシであり、
    は、2、3、または4である)である、請求項1、19〜21、24、25、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  63. ′′′がアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である、請求項61に記載の化合物。
  64. ′′′がメトキシである、請求項63に記載の化合物。
  65. ′′′がアシルオキシ(C≦8)または置換アシルオキシ(C≦8)である、請求項61に記載の化合物。
  66. ′′′が−OC(O)Cである、請求項65に記載の化合物。
  67. ′′′がアルキルシリルオキシ(C≦8)またはアルキルシリルオキシ(C≦8)である、請求項61に記載の化合物。
  68. ′′′がt−ブチルジメチルシロキシである、請求項67に記載の化合物。
  69. mが1または2である、請求項61〜68のいずれか1項に記載の化合物。
  70. mが1である、請求項69に記載の化合物。
  71. mが2である、請求項69に記載の化合物。
  72. が2または3である、請求項62に記載の化合物。
  73. が、−(CHNR′(R)(式中、
    sは、0、1、2、3、または4であり、
    ′は、水素、アルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、置換アルコキシ(C≦8)、アシル(C≦8)、置換アシル(C≦8)、−C(O)−アルコキシ(C≦8)、置換−C(O)−アルコキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、置換アシルオキシ(C≦8)、アルキルシリルオキシ(C≦8)、または置換アルキルシリルオキシ(C≦8)であり、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)である)である、請求項1〜8、15、16、19〜21、28、29、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  74. sが0または1である、請求項73に記載の化合物。
  75. sが0である、請求項73または請求項74に記載の化合物。
  76. sが1である、請求項73または請求項74に記載の化合物。
  77. ′が水素である、請求項73に記載の化合物。
  78. ′がアシル(C≦8)である、請求項73に記載の化合物。
  79. ′がアセチルである、請求項78に記載の化合物。
  80. ′が−C(O)−アルコキシ(C≦8)である、請求項73に記載の化合物。
  81. ′がtert−ブチルオキシカルボニルである、請求項80に記載の化合物。
  82. が水素である、請求項73〜81のいずれか1項に記載の化合物。
  83. が、−(CH−C(O)−R″(式中、
    ″は、アミノ、ヒドロキシ、もしくはメルカプト、または
    アルコキシ(C≦8)、アルキルチオ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンであり、
    qは、0、1、2、3、または4である)である、請求項1〜8、17〜21、及び30〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  84. ″がアミノである、請求項83に記載の化合物。
  85. ″がアルキルアミノ(C≦8)である、請求項83に記載の化合物。
  86. ″がメチルアミノである、請求項85に記載の化合物。
  87. ″がジアルキルアミノ(C≦8)である、請求項83に記載の化合物。
  88. ″がジメチルアミノである、請求項87に記載の化合物。
  89. ″がヒドロキシである、請求項83に記載の化合物。
  90. ″がアルコキシ(C≦8)である、請求項83に記載の化合物。
  91. ″がメトキシである、請求項90に記載の化合物。
  92. qが0である、請求項83〜91のいずれか1項に記載の化合物。
  93. qが1である、請求項83〜91のいずれか1項に記載の化合物。
  94. が、−OR(式中、
    は、水素、またはアルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、請求項1〜8、11、12、19〜21、26、27、及び32〜38のいずれか1項に記載の化合物。
  95. が水素である、請求項94に記載の化合物。
  96. がアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である、請求項94に記載の化合物。
  97. がアシル(C≦8)または置換アシル(C≦8)である、請求項94に記載の化合物。
  98. Yがヘテロアリール(C≦8)または置換ヘテロアリール(C≦8)である、請求項1〜18及び32〜97のいずれか1項に記載の化合物。
  99. Yが3−メチル−1,2,4−オキサジアゾールまたは2−メチル−1,3,4−オキサジアゾールである、請求項98に記載の化合物。
  100. Yが、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    水素、ハロ、アミノ、−NHOH、もしくはメルカプト、または
    アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、アルキルスルホニルアミノ(C≦8)、アミド(C≦8)、アルコキシアミノ(C≦8)、ヘテロシクロアルキルアミノ(C≦8)、−NHC(NOH)−アルキル(C≦8)、−NH−アミド(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、請求項1〜18及び32〜97のいずれか1項に記載の化合物。
  101. oが0、1、または2である、請求項100に記載の化合物。
  102. oが0である、請求項101に記載の化合物。
  103. がアルキルアミノ(C≦8)または置換アルキルアミノ(C≦8)である、請求項100〜102のいずれか1項に記載の化合物。
  104. がアルキルアミノ(C≦8)である、請求項103に記載の化合物。
  105. がエチルアミノである、請求項104に記載の化合物。
  106. が置換アルキルアミノ(C≦8)である、請求項103に記載の化合物。
  107. が2,2,2−トリフルオロエチルアミノである、請求項106に記載の化合物。
  108. がジアルキルアミノ(C≦8)または置換ジアルキルアミノ(C≦8)である、請求項100〜102のいずれか1項に記載の化合物。
  109. がジアルキルアミノ(C≦8)である、請求項108に記載の化合物。
  110. がジメチルアミノである、請求項109に記載の化合物。
  111. Yが、−(CHC(O)R(式中、oは、0〜6であり、Rは、
    ヒドロキシ、または
    アルコキシ(C≦8)、アルケニルオキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、請求項1〜5、19〜31、及び32〜97のいずれか1項に記載の化合物。
  112. oが0、1、または2である、請求項111に記載の化合物。
  113. oが0である、請求項112に記載の化合物。
  114. がアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である、請求項111〜113のいずれか1項に記載の化合物。
  115. がアルコキシ(C≦8)である、請求項114に記載の化合物。
  116. がメトキシである、請求項115に記載の化合物。
  117. Yが、−NRC(O)R(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、または置換アルキル(C≦8)であり、
    は、水素、ヒドロキシ、アミノ、または
    アルキル(C≦8)、アルケニル(C≦8)、アルキニル(C≦8)、アリール(C≦8)、アラルキル(C≦8)、ヘテロアリール(C≦8)、ヘテロシクロアルキル(C≦8)、アルコキシ(C≦8)、アリールオキシ(C≦8)、アラルコキシ(C≦8)、ヘテロアリールオキシ(C≦8)、アシルオキシ(C≦8)、アルキルアミノ(C≦8)、ジアルキルアミノ(C≦8)、アリールアミノ(C≦8)、もしくはこれらの基のいずれかの置換バージョンである)である、請求項1〜18及び32〜97のいずれか1項に記載の化合物。
  118. が水素である、請求項117に記載の化合物。
  119. がアルキル(C≦8)または置換アルキル(C≦8)である、請求項117または請求項118に記載の化合物。
  120. が置換アルキル(C≦8)である、請求項119に記載の化合物。
  121. が1,1−ジフルオロエチルである、請求項120に記載の化合物。
  122. がアルコキシ(C≦8)または置換アルコキシ(C≦8)である、請求項117または請求項118に記載の化合物。
  123. がアルコキシ(C≦8)である、請求項122に記載の化合物。
  124. がメトキシである、請求項123に記載の化合物。
  125. Yが、Rと一緒になり、−(CHC(O)R−(式中、
    pは、0〜6であり、
    は、−O−または−NR−(式中、
    は、水素、アルキル(C≦8)、置換アルキル(C≦8)、アシル(C≦8)、または置換アシル(C≦8)である)である)である、請求項1〜97のいずれか1項に記載の化合物。
  126. pが0または1である、請求項125に記載の化合物。
  127. pが0である、請求項126に記載の化合物。
  128. が−O−である、請求項125〜127のいずれか1項に記載の化合物。
  129. が水素である、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物。
  130. がヒドロキシである、請求項1〜128のいずれか1項に記載の化合物。
  131. 炭素原子4がα配向である、請求項1〜130のいずれか1項に記載の化合物。
  132. 炭素原子4がβ配向である、請求項1〜130のいずれか1項に記載の化合物。
  133. 炭素原子4がS配置である、請求項1〜132のいずれか1項に記載の化合物。
  134. 炭素原子4がR配置である、請求項1〜132のいずれか1項に記載の化合物。
  135. 以下:
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜132のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  136. 以下:
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜135のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  137. 以下:
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜135のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  138. 以下:
    Figure 2018528275
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜135のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  139. 以下:
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜135のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  140. 以下:
    Figure 2018528275
    とさらに定義される、請求項1〜135のいずれか1項に記載の化合物、またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  141. 次式:
    Figure 2018528275
    の化合物、
    またはその薬学的に許容される塩、アセタール、もしくはヘミアセタール。
  142. ジメチル(4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
    ジメチル(4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4,8a(3H)−ジカルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジフルオロメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−(アセトキシメチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−9−((ベンゾイルオキシ)メチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−((tert−ブトキシカルボニル)アミノ)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アセトアミド−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−アミノ−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(メチルカルバモイル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ジメチルカルバモイル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−9−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−カルバモイル−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−9−(2−((tert−ブチルジメチルシリル)オキシ)エチル)−11−シアノ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(メトキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−メトキシ−2−オキソエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    (4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
    (4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
    ((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−8a−((2,2,2−トリフルオロエチル)カルバモイル)−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
    (4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
    (4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−N−エチル−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
    N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
    N−((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミド、
    ((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−(2,2−ジフルオロプロパンアミド)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
    メチル(4aS,6aS,6bR,8aR,9S,12aS,14aS,14bR)−11−シアノ−9,14a−ジヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    (4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−N,N,2,2,6a,6b,9,12a−オクタメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキサミド、
    (4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
    (4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
    ((4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−イル)メチルアセテート、
    メチル(4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキシレート、
    (4R,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−4−((S)−1−ヒドロキシエチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−2−カルボニトリル、
    (4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
    (4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,4,6a,6b,11,11,14b−ヘプタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
    (4S,4aR,6aR,6bS,8aS,12aR,12bS,14bS)−2−シアノ−N,N,4,6a,6b,11,11,14b−オクタメチル−3,13,16−トリオキソ−4,4a,5,6,6a,6b,7,8,10,11,12,12a,13,14b−テトラデカヒドロ−3H,9H−12b,8a−(エポキシメタノ)ピセン−4−カルボキサミド、
    メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(ヒドロキシメチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
    ((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−8a−((メトキシカルボニル)アミノ)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
    メチル((4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−ヒドロキシ−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−イル)カルバメート、
    (4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
    ((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
    (4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
    (4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−(ヒドロキシメチル)−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
    ((4R,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−2−シアノ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−4−イル)メチルアセテート、
    (4S,4aR,6aS,6bR,8aS,12aS,12bR,14bS)−4−ヒドロキシ−4,6a,6b,11,11,14b−ヘキサメチル−8a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−3,13−ジオキソ−3,4,4a,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,11,12,12a,12b,13,14b−オクタデカヒドロピセン−2−カルボニトリル、
    (1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−7a−(3−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−5−イル)−2,12−ジオキソ−3,3a,4,5,5a,5b,6,7,7a,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(2H)−カルボニトリル、
    (1aR,3S,3aR,5aR,5bS,7aS,11aR,11bS,13bS,13cR)−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12,15−トリオキソ−3,3a,4,5,5a,6,7,9,10,11,11a,12,13b,13c−テトラデカヒドロ−2H,8H−11b,7a−(エポキシメタノ)ピセノ[1,2−b]オキシレン−1a(5bH)−カルボニトリル、及び
    N−((1aR,3S,3aR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS,13cR)−1a−シアノ−3−ヒドロキシ−3,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−2,12−ジオキソ−1a,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,13c−オクタデカヒドロピセノ[1,2−b]オキシレン−7a(2H)−イル)−2,2−ジフルオロプロパンアミドとさらに定義される化合物。
  143. メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9R,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−((メトキシメトキシ)メチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、
    メチル(4aS,6aR,6bS,8aR,9S,12aS,14aR,14bS)−11−シアノ−9−(2−ヒドロキシエチル)−2,2,6a,6b,9,12a−ヘキサメチル−10,14−ジオキソ−1,3,4,5,6,6a,6b,7,8,8a,9,10,12a,14,14a,14b−ヘキサデカヒドロピセン−4a(2H)−カルボキシレート、及び
    メチル(3aS,3bR,5aS,5bR,7aS,11aS,11bR,13bS)−15−シアノ−15a−ヒドロキシ−3a,5a,5b,10,10,13b−ヘキサメチル−12−オキソ−2,3,3a,4,5,5a,5b,6,7,8,9,10,11,11a,11b,12,13b,15a−オクタデカヒドロピセノ[3,4−b]フラン−7a(3bH)−カルボキシレートとさらに定義される化合物。
  144. (A)請求項1〜143のいずれか1項に記載の化合物と、
    (B)賦形剤または薬学的に許容される担体と
    を含む、薬学的組成物。
  145. 経口投与、脂肪内(intraadiposally)投与、動脈内投与、関節内投与、頭蓋内投与、皮内投与、病巣内投与、筋肉内投与、鼻腔内投与、眼内投与、心膜内投与、腹腔内投与、胸膜内投与、前立腺内投与、直腸内投与、くも膜下腔内投与、気管内投与、腫瘍内投与、臍帯内投与、膣内投与、静脈内投与、小胞内投与、硝子体内投与、リポソーム投与、局所(locally)投与、粘膜投与、非経口投与、直腸投与、結膜下、皮下投与、舌下投与、局所(topically)投与、経頬投与、経皮投与、膣式投与、クリームでの投与、脂質組成物での投与、カテーテルによる投与、洗浄による投与、持続注入による投与、注入による投与、吸入による投与、注射による投与、局所送達による投与、または局所灌流による投与のために製剤化された、請求項144に記載の薬学的組成物。
  146. 疾患または障害の治療または防止を必要とする患者においてそれを行う方法であって、請求項1〜145のいずれか1項に記載の化合物または組成物を治療有効量で前記患者に投与する段階を含む、方法。
  147. 前記患者が哺乳動物である、請求項146に記載の方法。
  148. 前記患者がヒトである、請求項147に記載の方法。
  149. 前記疾患または障害が、サイトカインIL−17の産生増加に関連している、請求項146〜148のいずれか1項に記載の方法。
  150. 前記疾患または障害が、血管新生調節不全に関連している、請求項146〜149のいずれか1項に記載の方法。
  151. 前記疾患または障害が、自己免疫疾患、臓器拒絶反応、喘息、癌、神経障害、精神障害、精神神経障害、慢性疼痛症候群、炎症状態、または循環器疾患である、請求項146〜150のいずれか1項に記載の方法。
  152. 前記自己免疫疾患が、乾癬、多発性硬化症、強皮症、関節リウマチ、ループス、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎、シェーグレン症候群、白斑、ぶどう膜炎、全身性硬化症、1型糖尿病、重症筋無力症、及び炎症性腸疾患である、請求項151に記載の方法。
  153. 前記循環器疾患が、血管炎、粥状動脈硬化、心筋梗塞、心筋炎、心不全、肺高血圧症、または卒中である、請求項151に記載の方法。
  154. 前記神経障害が、てんかん、多発性硬化症、脊髄損傷、ギラン・バレー症候群、または神経障害である、請求項151に記載の方法。
  155. 神経変性障害が、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、またはハンチントン病である、請求項154に記載の方法。
  156. 前記炎症状態が、膵炎、肝炎、肺線維症、嚢胞性線維症、慢性閉塞性肺疾患、喘息、皮膚炎、胃炎、食道炎、過敏性腸症候群、炎症性腸疾患、腎炎、筋消耗、または変形性関節症である、請求項151に記載の方法。
  157. 前記慢性疼痛症候群が、線維筋痛症または神経障害性疼痛である、請求項151に記載の方法。
  158. 前記疾患または障害が、病原体への重度の炎症反応である、請求項151に記載の方法。
  159. 前記病原体への重度の炎症反応が、脳炎、髄膜炎、ピロリ菌(H.pylori)、トキソプラズマ原虫(Toxoplasma gondii)、またはリーシュマニア(Leishmania)種に由来する、請求項158に記載の方法。
  160. 前記疾患または障害が、肥満または肥満に関連する状態である、請求項151に記載の方法。
  161. 前記肥満に関連する状態が、インスリン耐性または脂肪肝疾患である、請求項160に記載の方法。
  162. 前記化合物を1回投与する段階を含む、請求項146〜159のいずれか1項に記載の方法。
  163. 前記化合物を2回以上投与する段階を含む、請求項146〜159のいずれか1項に記載の方法。
  164. 有効量の請求項1〜145のいずれか1項に記載の化合物または組成物とインターロイキン17を接触させる段階を含む、インターロイキン17の活性を阻害する方法。
  165. インビボでのインターロイキン17の活性を阻害する段階を含む、請求項164に記載の方法。
  166. 前記インターロイキンを接触させる段階が、前記化合物を必要とする患者にそれを投与することを含む、請求項165に記載の方法。
  167. 前記化合物が、インビボでの一酸化窒素の産生も阻害する、請求項164〜166のいずれか1項に記載の方法。
  168. インターロイキン17活性の阻害が、疾患または障害を治療するのに十分である、請求項164〜167のいずれか1項に記載の方法。
  169. 前記疾患または障害が、インターロイキン17の誤制御に関連している、請求項168に記載の方法。
  170. 前記疾患または障害が、炎症に関連している、請求項168に記載の方法。
  171. 前記疾患または障害が、一酸化窒素産生の誤制御に関連している、請求項168に記載の方法。
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