JP2018520903A - フォイルを適用するための方法、適用装置及びプリント装置 - Google Patents

フォイルを適用するための方法、適用装置及びプリント装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、基材にフォイルの転写プライを適用するための方法に関する。当該方法は、a)インクジェットプリントヘッドにより、転写プライの少なくとも1つの副領域にラジカル硬化型接着剤を適用するステップと、b)接着剤を紫外線の照射により予備硬化するステップと、c)接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域を基材に適用するステップと、d)紫外線の照射により接着剤を完全に硬化させるステップと、e)転写プライの少なくとも1つの副領域からフォイルのキャリアプライを剥がすステップと、を含む。さらに、本発明は、上記方法を実行するための適用装置及びプリント装置に関する。

Description

本発明は、フォイルの転写プライを基材に適用するための方法及び装置に関するとともに、このような適用装置を有するプリント装置に関する。
フォイルを適用するためのデジタルプリント印刷によるフォイル又は基材のコーティングは、付加的な装飾効果を生じさせる。この種のコーティングは、通常、カチオン硬化型接着剤をインクジェット印刷により直接基材又はフォイルに適用することを含む。接着剤は、カチオン反応を生じさせる乾燥装置により硬化する。適用されるフォイルの層は、接着剤によって基材に付着し、次いでフォイルのキャリアプライから取り除かれる。周知の他の例では、電子写真印刷技術を用いて基材に熱可塑性のトナーが適用される。圧力及び熱による適用時に、結果として溶融するトナーによって、適用されるフォイルの層は、基材に付着し、次いでフォイルのキャリアプライから取り除かれる。
接着剤を基材に直接適用して、フォイルを適用するインクジェット印刷では、吸引により基材に導かれ、適用される接着剤のため許容品質が得られない。この状況は、プレスローラを用いた圧力下におけるフォイルの適用により悪化する。接着剤の適用及び圧力により、基材上のフォイルのエッジに亀裂が生じてしまう。さらに、フォイルに開口が生じることがある。基材に適用後のフォイル表面の光沢は、基材表面の性質に大きく依存している。接着剤は、例えば、PE、PP又はPETなどのプラスチックからなる非吸収性の基材上では、プレスローラにより幅方向へと急速に移動する。したがって、一般的に、正確なエッジを有する高解像度のフォイルを確実に適用することは不可能である。
本発明の目的は、高品質のフォイルを適用することができる方法、適用装置及びプリント装置を提供することである。
上記の目的は、請求項1に記載の特徴を有する方法、請求項3に記載の特徴を有する方法、請求項49に記載の特徴を有する適用装置、請求項50に記載の特徴を有する適用装置、及び請求項69に記載の特徴を有するプリント装置により実現し得る。
基材にフォイルの転写プライを適用する方法は、
a)インクジェットプリントヘッドにより、転写プライの少なくとも1つの副領域にラジカル硬化型接着剤を適用するステップと、
b)接着剤を紫外線の照射により予備硬化するステップと、
c)接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域を基材に適用するステップと、
d)紫外線の照射により接着剤を完全に硬化させるステップと、
e)転写プライの少なくとも1つの副領域からフォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
を含む。
基材にフォイルの転写プライを適用する他の方法は、
a)基材の少なくとも1つの副領域及び/又は転写プライの少なくとも1つの副領域に熱可塑性トナーを適用するステップと、
b)転写プライを基材に適用するステップと、
c)転写プライ及び/又は基材に作用するように圧力又は熱を加えるステップと、
d)転写プライの少なくとも1つの副領域からフォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
を含む。
上記のような方法を実行するのに適した装置は、基材にフォイルの転写プライを適用するための適用装置である。当該装置は、
フォイルを供給する供給ローラと、
フォイルの搬送方向において供給ローラの下流側に配置され、ラジカル硬化型接着剤を転写プライの少なくとも1つの副領域に適用するためのインクジェットプリントヘッド、並びに/あるいは転写プライ及び/又は基材の少なくとも1つの副領域に熱可塑性トナーを適用するためのプリント装置と、
任意選択的に、フォイルの搬送方向においてインクジェットプリントヘッドの下流側に配置され、紫外線の照射により接着剤を予備硬化するための第1のUV光源と、
フォイルの搬送方向においてインクジェットプリントヘッド及び/又はプリント装置の下流側に配置され、接着剤を含む転写プライの少なくとも1つの副領域を基材に適用するための少なくとも1つのローラ列と、
任意選択的に、フォイルの搬送方向においてローラ列の下流側に配置され、紫外線の照射により接着剤を完全硬化するための第2のUV光源と、
フォイルの搬送方向においてローラ列の下流側に配置され、転写プライの少なくとも1つの副領域からフォイルのキャリアプライを剥がすピーリングユニットと、
を備える。
このような適用装置は、プリント装置に内蔵され得る。プリント装置は、プリントされる基材に対して直交する二方向に移動可能に配置されたインクジェットプリントヘッドを備える。適用装置は、同様に、プリントされる基材に対して直交する二方向に移動可能に配置されている。
フォイルの転写プライに対して接着剤を適用することにより、フォイル適用時の質が向上する。より具体的には、この手段によって、接着剤を基材に直接適用する際に通常生じる問題を回避することができる。したがって、転写プライは、適切なプライマーにより、例えば、基材、特に紙等の多孔質基材に接着剤を適用する場合と比べて、より正確でよりシャープな輪郭を備えた適用により、接着剤の適用を最適化することができる。この場合、プライマーは、適用される接着剤のための正確に調整可能な表面特性を有する接着促進ベース材として機能する。また、これにより、フォイルの適用が可能な基材のスペクトルが拡張される。この方法及び装置では、特に、異なる表面特性、特に異なる粗さ及び/又は吸収率を有する種々の紙やプラスチック等の多数の基材を処理することができる。
1つの有利な実施例では、特に回転式のインデックス機又は線形のインデックス機において、三次元物品、より具体的には、円筒形、楕円形、矩形又は平坦な物品の形態を有する基材にフォイルを適用することができ、フォイルの適用は基材上で行われる操作の一部である。この種の機械では、例えば、フォイルの適用前及び/又は後に、種々の印刷及び/又はコーティングを行ってもよい。フォイルの適用時、特に、基材は、回転軸を中心として回転可能に保持されるか、あるいは取付け手段により強固に固定されて保持される。次いで、フォイルの転写プライは、プレス手段により基材に押し付けられ、同時に接着剤が硬化する。
この場合、少なくとも副領域においてプレス手段がUV照射に対して透過性(透明)であることが好ましい。これにより、UV(紫外線)を照射するUV照射源と保持手段との間にプレス手段を配置することができる。プレス層が透過性である領域は、保持手段が透過性である領域によって案内される。代替的に、プレス層は全体的に透過性であり、保持手段が所定の箇所において透過性であってもよい。
プレス手段及び/又はプレス層は、好ましくは、250nm〜420nm、好ましくは380nm〜420nm、より好ましくは380nm〜400nmの波長範囲のUV照射に対して透過性(透明)又は半透過性(半透明)である。ここで、透過性又は半透過性は、特に、30%〜100%、好ましくは40%〜100%である。透過性又は半透過性は、プレス層の厚さに基づく。より高い強度のUVを用いることにより、透過性又は半透過性をより低くすることができる。
UV照射源は、例えば、プレス手段の円筒部内に配置され得る。このため、円筒部は、少なくとも所定の領域において中空である。円筒部の材料は、接着剤の硬化に必要なUV照射の波長が円筒部を透過し得るように選択される。円筒部は、UV照射に対して完全に透過性であってもよいし、あるいは、接着剤の硬化のためにUV照射が特に必要なときだけに円筒部からUV照射がもたらされるように、円筒部に透過性(透明)の窓部を設けてもよい。
特に、UV照射により露光される基材の領域は以下のように調整され得る。転写フォイルが接着剤に押し付けられたときに、フォイルの転写プライが基材に固着し、キャリアフォイルから分離され得る程度までUV接着剤の硬化が進行するように、UV照射により露光される基材の領域が調整され得る。この目的のため、使用する接着剤及びUV照射の強度に基づいて、基材とフォイルとの間の接触線の前であっても、基材上の接着剤を露光することが必要な場合がある。例えば、UV照射源と基材との間における(任意選択的に調節可能又は交換可能な)スクリーンにより、露光される範囲を調整してもよい。一つ又は複数のスクリーンをプレス手段に直接取り付けてもよい。また、UV照射源により照射されるUV照射の発散を調整することによっても調整することができる。
上記方法のさらなる好ましい実施例では、プレス装置は、柔軟性を有するプレス層を保持手段に付加的に備える。このようにして、三次元の基材、フォイル及び/又は機械的な構成における不規則性を補償することが可能となる。柔軟性を有するプレス層は、例えば、シリコーンから形成される。
プレス手段及び/又はプレス層は、好ましくはシリコーンから形成され、紫外線(UV)が透過する範囲、すなわち、1mm〜20mm、好ましくは3mm〜10mmの厚さを有する。シリコーンは、好ましくは、20°ショアA〜70°ショアA、好ましくは、20°ショアA〜50°ショアAの硬度を有する。シリコーンは、熱加硫型又は冷加硫型であり、好ましくは、熱加硫型である。
プレス手段及び/又はプレス層を複数のシリコーン層から構成してもよい。この場合、個々のシリコーン層は、それぞれ異なる硬度を有する。例えば、第1の層、すなわち内側層は、10°ショアA〜50°ショアA、好ましくは、15°ショアA〜35°ショアAの硬度を有する。外側層は、20°ショアA〜70°ショアA、好ましくは、20°ショアA〜50°ショアAの硬度を有する。
プレス手段は、特に、圧力ばめ(圧入)により、及び/又は密に係合させることによってプレス層に接続され得る。これにより、特に耐久性のある接続が実現する。
プレス層の形状は、平坦又は三次元形状(平滑又は構造化/テクスチャ加工された表面を有する三次元的に皿状又は弓状の輪郭)とし得る。平坦なプレス層は、特にフォイルを円筒形状に適用するのに適しており、三次元形状のプレス層は、特に非円形、楕円形及び角形状に適している。また、プレス層に対する構造化された表面及び/又はテクスチャ加工された表面は、フォイルの転写プライを転写する際に重ね合わせた状態で構造及び/又はテクスチャを基材の表面に転写するときに有利である。ここで、構造及び/又はテクスチャは、連続的なパターン又は連続的なモチーフ、あるいは個々のパターン及び/又はモチーフ又はそれらの組み合わせとし得る。
一連の実験において、特に、プレス層のシリコーン面の表面は、処理されるフォイルに対して接着性を有することが分かっている。この場合、この種の接着性表面の表面粗さ(平均粗さ値)は、経験から、約0.5μm未満、より詳細には、0.06μm〜0.5μm、好ましくは約0.1μm〜0.5μmである。この種の接着性表面に関して、プレス層とフォイルとの間に、特にPETからなる中間層が存在する場合に有利である。中間層は、プレス層の接着性を低下させ、フォイルの処理を著しく容易にする。これは、もはやフォイルがプレス層の表面に付着しないためである。中間層の厚さは、シリコーンダイの補償効果の有効硬度を増加させる。いくつかの例示的な実施例を以下に示す。
15μmの中間層(PETホイル)を有する5mmのシリコーン製のプレス層(49°ショアA)は、73°ショアAをもたらす(49%の増加に対応する)。
50μmの中間層(PETホイル)を有する5mmのシリコーン製のプレス層(49°ショアA)は、85°ショアAをもたらす(70%の増加に対応する)。
15μmの中間層(PETホイル)を有する10mmのシリコーン製のプレス層(47°ショアA)は、71°ショアAをもたらす(51%増加に対応する)。
50μmの中間層(PETホイル)を有する10mmのシリコーン製のプレス層(47°ショアA)は、78°ショアAをもたらす(59%の増加に対応する)。
上記数値に関して、ショアA測定法の測定条件の定義に基づいて、プレス層と中間層とを有するサンドイッチ構造の測定は、実際にはもはや許容されないことに留意されたい。ショアA測定法は、0mm〜2.5mmの試験体の浸透深さを測定し、6mmの最小試験片厚さを規定する。したがって、ショアA測定法及び中間層の結果、見かけの硬度は実際の硬度よりも大きい。測定値は、実際の/有効な硬度に関する結論を導き出すために使用することはできない。ここで述べていることは、サンドイッチ構造の有効硬度がシリコーンダイの硬度よりも大きく、フォイルが、優勢であり、サンドイッチ構造の全体硬度をシリコーン層の厚さとは無関係に規定していることである。
プレス層は、好ましくは、非接着性の面を有しており、このため、中間層の使用を省略することができる。この場合、全体的な構成はより柔軟なため、より小さい押圧力で基材をプレス層に十分に押し付けることができる。この種の非接着性面の表面粗さ(平均粗さ値)は、経験から、約0.5μm以上、より具体的には0.5μm〜5μmであり、好ましくは約0.6μm〜4μm、より好ましくは約0.8μm〜3μmである。
プレス手段又はプレス層は、特定の条件下で、確実かつ均質な三次元基材のアンローリング(展開)を保証し、同時に、寸法及び動きに関連する公差を均一にする。プレス手段又はプレス層は、例えば、プラスチック基材の場合、僅かな押圧力しか有していない。そうでない場合には変形してしまうためである。したがって、より硬く、かつ/あるいは、より耐久性の高い材料、例えば、ガラス、磁器又はセラミック等で形成された基材の場合には、基材のより高い寸法公差及び/又はより大きな機械的安定性は、やや高い押圧力が有利であることを意味する。押圧力は約1N〜1000Nである。プラスチック基材の場合、例えば、押圧力は、約50N〜200Nであり、ガラス、磁器又はセラミックからなる基材の場合、押圧力は、約75N〜300Nである。さらに、プラスチック部品の変形を防止するために、装飾される三次元基材は、例えば、これに応じて設計された保持手段において、エンボス加工中に圧縮空気で充填される。
ラジカル硬化型接着剤の予備硬化は、適用の質をさらに向上させる。特に、この接着剤は、転写プライがローラ列において基材に押圧される前に、接着剤の粘度を上昇させる。これにより、転写時に、適用される接着剤画素の走行又は過度の流出(染み出ること)が防止され、基材に対する転写プライの適用において、特にシャープな輪郭を有する適用が可能となり、転写された層の部分において表面品質が特に高くなる。ここで、直接的に隣接する接着剤画素が互いに接近し、結合するためには、接着剤画素の流出が僅かであることが最も望ましい。これは、閉領域の場合において及び/又はモチーフエッジにおいて、表現のピクセル化を防止するため、すなわち、個々の画素が視覚的な観点から混乱しないようにするために有益である。流出は、所望とする解像度が過度に低下しないようにするものでなければならない。
さらに、カチオン硬化型接着剤と比較すると、ラジカル硬化型接着剤の使用は、フォイルを適用する前に接着剤を予備硬化することにより実際に可能となる特に迅速な完全硬化をもたらすという利点を有する。さらに、ラジカル硬化の場合、カチオン系と対照的に、酸が生成されないため、酸との親和性の観点から使用可能な基材が制限されない。
接着剤は、好ましくは、300〜1200npi(ノズル/インチ)の解像度を有するインクジェットプリンタヘッドにより適用される。これにより、高解像度の接着剤の適用が可能となり、微細なフォイル構造をシャープな輪郭を有して転写することが可能となる。一般的に、インクジェットプリントヘッドの解像度は、dpi(ドット/インチ)で表される、転写プライにおける接着剤の液滴の解像度に対応している。
接着剤はインクジェットプリントヘッドにより適用され、当該インクジェットプリントヘッドは、15μm〜25μm、公差±5μm以下のノズル直径を有し、かつ/あるいは、30μm〜150μm、より具体的には30μm〜80μm、公差±5μm以下のノズル間隔を有することが好ましい。
狭いノズル間隔(特に印刷方向に対して横断している)により、適用される接着剤の液滴が転写プライ上で互いに十分に近接するか、あるいは、場合によってオーバラップするため、印刷領域全体に亘って効果的な接着が実現する。
接着剤は、0.5g/m〜20g/mの単位面積当たり重量を有し、かつ/あるいは、0.5μm〜20μm、好ましくは1μm〜15μmの層厚を有して、少なくとも1つの副領域に適用されることがさらに好ましい。効果的な接着を保証するこの範囲内において、接着剤の適用速度又は層厚は、適用結果をさらに最適化するために、使用される基材の関数、特に吸収性の関数として変化させることができる。
インクジェットプリントヘッドは、6kHz〜110kHzの周波数で接着剤の液滴を供給することが好ましい。印刷されるフォイルの通常の搬送速度が10m/分〜30m/分である場合、搬送方向において、所望とする360dpi〜1200dpiの解像度が実現する。
インクジェットプリントヘッドは、2pl〜50pl、公差±6%以下の液滴量で接着剤の液滴を供給することが好ましい。したがって、上記の適用速度及び解像度で、必要な量の接着剤が転写プライに対して均一に適用される。
インクジェットプリントヘッドは、5m/秒〜10m/秒、公差±15%以下の飛散速度で接着剤の液滴を供給することが好ましい。これにより、接着剤の液滴の偏向、特にプリントヘッドから転写プライへの転写時の気流による偏向が最小限に抑えられ、接着剤の液滴が転写プライ上の所望とする規定された位置に適用される。
さらに、接着剤は、40℃〜45℃の適用温度、及び/又は、5mPas〜20mPas、好ましくは、7mPas〜15mPasの粘度を有して転写プライに適用される場合に有益である。ここで、プリントヘッドの温度をモニタすることにより、接着剤が所望の粘度を有することが保証される。粘度は、転写プライに適用される接着剤の画素(ピクセル)サイズ及び画素形状の決定要因である。前記の値で接着剤の最適な印刷適性が保証される。
接着剤がプリントヘッドを離れ、周囲空気及び/又は転写プライと接触するとすぐに、冷却され、接着剤の粘度が上昇する。これにより、適用された接着剤の液滴の走行又は広がりが妨げられる。
接着剤を適用する際におけるインクジェットプリントヘッドと基材との距離は、1mmを超えない場合にさらに有益である。
これにより、接着剤に対する気流の効果が低減する。
接着剤を適用する際におけるインクジェットプリントヘッドと転写プライとの間における相対速度は、好ましくは、10m/分〜100m/分であり、より好ましくは、10m/分〜75m/分である。
これらの速度により、特に前述したパラメータと組み合わせて、転写プライ上に印刷される接着剤の所望の解像度が実現する。
以下の組成の接着剤を使用することが好ましい(%で示した数字は体積%である)。
2−フェノキシエチルアクリレート:10%〜60%、好ましくは25%〜50%
4−(1−オキソ−2−プロペニル)モルホリン・エキソ−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]:5%〜40%、好ましくは10%〜25%
ヘプタ−2−イルアクリレート2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル:10%〜40%、好ましくは20%〜25%
ホスフィンオキシド:5%〜35%、好ましくは10%〜25%
ジプロピレングリコールジアクリレート:1%〜20%、好ましくは3%〜10%
ウレタンアクリレートオリゴマー:1%〜20%、好ましくは1%〜10%
カーボンブラック顔料:0.01%〜10%、好ましくは0.1%〜0.5%
この種の調合は、所望の特性、特に急速な完全硬化をもたらすとともに、安定しかつシャープな適用と共に効果的な印刷適性を可能にする粘度をもたらす。
1g/ml〜1.5g/ml、好ましくは1.0g/ml〜1.1g/mlの密度を有する接着剤を用いることが有益である。
接着剤の予備硬化は、接着剤の適用後、0.02秒〜0.025秒後に生じる。この予備硬化は、印刷後に非常に迅速に転写プライに接着剤を固定するため、接着剤の液滴の走行又は広がりが回避され、高い印刷解像度が効果的に維持される。
接着剤の予備硬化は、少なくとも90%のエネルギーが380nm〜420nmの波長範囲で照射されるUV光により行われる場合に有益である。前記波長において、特に前述した接着剤の配合を用いることにより、ラジカル硬化が確実に開始される。
接着剤の予備硬化は、2W/cm〜5W/cmの総照射出力で、及び/又は、0.7W/cm〜2W/cmの正味照射出力で、及び/又は、8mJ/cm〜112mJ/cmの接着剤に対するエネルギーの入力で行われる場合にさらに有益である。これにより、接着剤は、所望とする粘度の上昇を確実に実現するが、完全には硬化せず、したがって、基材への転写プライの適用時に、必要とする接着剤の接着効果が保持される。
接着剤の予備硬化は、好ましくは、0.02秒〜0.056秒の露光時間の間行われる。前述の基材の搬送速度及び前述の照射出力では、予備硬化のために必要なエネルギー入力が確保される。
接着剤の予備硬化は、50mPas〜200mPasへの粘度の増加により実現される場合に有益である。この種の粘度の増加により、接着剤の液滴が、転写プライの基材への適用時に染み出なく(流出しなく)なり、これにより、接着剤の印刷中に実現される解像度と実質的に同じ解像度で転写プライが基材に転写され得る。
接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域の基材への適用は、好ましくは、プレスローラとインプレッションローラとの間で行われる。
これにより、基材の全幅に亘って一定である線形プレスが実現し、したがって転写プライの均一で高品質な適用が実現する。
接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域の基材への適用は、10N〜80Nの圧力を加えることにより行われる場合に有益である。本方法を基材の性質に適合させるため、及び基材の損傷又は変形を防止するため、適用される圧力を前記範囲内で変動させてもよい。
接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域の基材への適用は、接着剤の予備硬化の後、0.2秒〜1.7秒後に行われる場合に有益である。予備硬化反応は、接着剤を過度に硬化させることなく、上記時間内に進行する。接着剤の過度の硬化は接着剤に悪影響を及ぼす恐れがある。
接着剤を有する転写プライの少なくとも1つの副領域の適用前に、基材は、特に、コロナ処理、プラズマ処理、火炎処理、又はワニス層、より具体的には着色されたワニス層及び/又はプライマー層のコーティングによって、前処理される場合にさらに有益である。これにより、本質的に低い接着性を有する基材であっても接着剤の接着性を向上させることができ、この種の基材に対して転写プライを信頼性高くかつシャープな輪郭を有するように適用することができる。
接着剤の完全硬化は、転写プライを基材に適用した後、0.2秒〜1.7秒後に生じる。これにより、基材及びフォイルの通常の搬送速度で、ローラ列と完全硬化ステーションとの間に十分な物理的距離が確保される。
接着剤の完全硬化は、少なくとも90%のエネルギーが380nm〜420nmの波長範囲で照射される紫外線(UV光)により行われる場合に有益である。前記波長において、特に前述した接着剤の配合を用いることにより、ラジカル硬化が確実に開始される。
さらに、接着剤の完全硬化は、12W/cm〜20W/cmの総照射出力で、及び/又は、4.8W/cm〜8W/cmの正味照射出力で、及び/又は、200mJ/cm〜900mJ/cm、好ましくは200mJ/cm〜400mJ/cmの接着剤に対するエネルギー入力で行われることが好ましい。この種のエネルギー入力では、接着剤の確実なスルー硬化が実現し、したがって、完全硬化ステップ後に、適用された転写プライに損傷を与えることなくフォイルのキャリアプライを除去することができる。
接着剤の完全硬化は、0.04秒〜0.112秒の露光時間の間行われる場合に有益である。このようにして、上記の総照射出力及び通常の搬送速度で、接着剤のスルー硬化のために必要な正味エネルギー入力が確保される。
キャリアプライの剥離は、前記接着剤の完全硬化後、0.2秒〜1.7秒後に行われることが好ましい。このようにして、基材及びフォイルの通常の搬送速度で、完全硬化ステーションと剥離ステーションとの間に十分な物理的距離が確保される。
前述のUV硬化型接着剤の代わりに又はこれに加えて、熱可塑性トナーを、接着促進剤として基材の少なくとも1つの副領域及び/又は転写プライの少なくとも1つの副領域に適用してもよい。フォイルの適用のため、フォイルを基材に適用した後、圧力及び熱が、層アセンブリにおけるフォイル及び/又は基材に導入されて、熱可塑性トナーが溶融し、フォイルの転写プライが基材に接合される。
この接合は、UV硬化型接着剤による適用と同様に、好ましくはプレスニップを形成する少なくとも2つの相互作用するローラからなるローラ列において同様に行われることが好ましい。ローラ列は、好ましくは、少なくとも1つのプレスローラと、少なくとも1つのインプレッションローラと、からなる。フォイル及び基材はプレスニップを通過する。ここで、対応する熱をもたらすために、少なくとも1つのローラを直接的又は間接的に加熱してもよい。プレスニップにより加えられる圧力よって必要なプレス圧を提供する。
フォイル及び基材がプレスニップから離れた後、層アセンブリが冷却され、トナーが再び硬化する。フォイルのキャリアプライは、少なくとも副領域において基材に転写されたフォイルの転写プライから取り除かれる。
UV硬化型接着剤を有するフォイルの基材への適用のためのローラ列及び熱可塑性トナーによるフォイルの適用のためのローラ列は、同一であってもよく、又は異なっていてもよい。
プレスローラは、3mm〜10mm、好ましくは5mm〜10mmの範囲の厚さを有するエラストマーのコーティングを有していてもよい。プレス圧が加えられたとき、コーティングの表面は、線形プレスニップではなく、二次元のプレスニップに応じて変形する。プレスニップは、例えば、5mm〜20mmの幅を有する。5mm〜10mmの幅を有するプレスニップを設定することが好ましいことが分かっている。対応するプレス圧は、例えば、1バール〜6バールである。3バール〜6バールの範囲内のプレス圧を選択することが好ましい。
エラストマーは、シリコーンゴム又はプラスチックであることが望ましい。
コーティングが60°ショアA〜95°ショアA、好ましくは70°ショアA〜90°ショアAの範囲の硬度を有していてもよい。
さらなる実施例では、支持エレメントが超音波支持手段のソノトロードの端面の形態をなすようにしてもよい。超音波支持手段は、ソノトロード及び超音波トランスデューサを含む。ソノトロードと、押し付けられた基材の下側との間で、超音波照射は、空気の膜を形成し、この膜上を押し付けられた基材が滑らかに動く。形成されたベアリングギャップにおいて、ソノトロードの端面と、押し付けられた基材の下面との間に圧力が生じる。この圧力は、空気膜の厚さのように、正確に調整され得る。ベアリングギャップにおける圧力に対抗して基材を吸引し、確立される平衡圧力によってベアリングギャップをより正確に調節可能とするために、ソノトロードの端面を、チャンネルを介して真空ポンプに接続された吸引開口を有するように設計してもよい。
プレスローラは、当該プレスローラの外側に配置された加熱手段により加熱されてもよい。温度調節器を備えた赤外線加熱手段を設けることが好ましい。プレス温度は、100℃〜250℃の範囲、好ましくは130℃〜190℃の範囲とし得る。プレスローラ内に配置された加熱手段を用いてもよい。プレスローラ内に設けられたこの種の加熱手段は、例えば、電気加熱エレメント、より具体的には、加熱スパイラル又は加熱コイルとし得る。プレスローラ内において、プレスローラを所望の温度に加熱する温度調節されたオイル回路を配置してもよい。
プレスニップの幅は、実質的にプレス圧により、プレス圧下で行われるプレスローラコーティングの局所的な変形により決定される。プレスニップは、5mm〜20mm、好ましくは5mm〜10mmの幅を有する。プレスニップ内では、1バール〜6バールのプレス圧、好ましくは3バール〜6バールのプレス圧が生成される。プレス温度は、100℃〜250℃の範囲、好ましくは130℃〜190℃の範囲とし得る。転写プライは、75m/分までの速度で基材に転写される。圧力、温度及び速度について設定される値は、使用するフォイル材料の物理的特性、転写プライの装飾及び基材材料の物理的特性等の種々のパラメータに基づいている。多様な決定要因のため、数学的モデリングは非常に複雑であり、上記の値は装置の基本設定から出発して、好ましくは実験によって決定される。
一実施例において、例えば、以下の処理パラメータを設定した。
双方の変形例について同一のローラ列が用いられる場合、UV硬化型接着剤を用いてフォイルを適用するとき、加熱エレメントが不活性化される。同様に、熱可塑性トナーを用いてフォイルを適用するとき、接着剤の硬化のためのUV光源が不活性化される。
代替例として、一方ではUV硬化型接着剤によるフォイルの基材への適用のため、他方では熱可塑性トナーによるフォイルの基材への適用のために、それぞれ異なるローラ列を使用してもよい。この目的のため、両方のローラ列を、例えば、基材及びフォイルの搬送方向において順に配置し、適用例の選択に応じて少なくともフォイルのために異なる搬送経路を選択してもよい。このようにして、フォイルが各々のローラ列に供給され、各々のローラ列によって適用が行われる。
UV硬化型接着剤又は熱可塑性トナーによるフォイルの基材への適用は、互いに交互に、つまり、2つの連続する操作ステップで同時に行われてもよい。
交互に使用する場合、例えば、適用されるフォイルは、特定の用途のために選択され、これに応じて供給されてもよい。交互の適用モードに切り替えると、これに応じてフォイルが交換されて再供給される。
いわゆる同時使用の場合には、上述の2つのローラ列を基材の走行方向に順次に配置してもよく、2つの異なる適用モードにより2つの異なるフォイルを1つの共通の基材又は異なる複数の基材に適用してもよい。
この場合、熱可塑性トナーによる適用が最初に行われ、圧力及び熱がフォイル及び基材に作用することが好ましい。後続の操作ステップでは、フォイルにUV硬化型接着剤が適用される。この場合、基材及びフォイルに対して既に熱が加えられているため、フォイルに対して熱の暴露は繰り返されない。これにより、基材、特にフォイルは損傷及び/又は再剥離から保護される。
5μm〜50μm、好ましくは7μm〜23μmの層厚を有する、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニル、ポリイミド、ABS、PET、PC、PP、PE、PVC又はPSからなるキャリア層を有するフォイルを用いることが望ましい。キャリアプライは、フォイルの生成、保存及び処理中に、転写プライを保護しかつ安定させる。接着剤の予備硬化又はスルー硬化中に、キャリアプライの側から紫外線により露光を行う場合、露光波長範囲におけるキャリアプライの対応する透過性に応じて材料を選択する必要がある。
さらに、フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライは剥離層を有し、当該剥離層が、アクリレート共重合体、特に、水性ポリウレタン共重合体からなり、好ましくはワックス及び/又はシリコーンを含まず、0.01μm〜2μm、好ましくは0.1μm〜0.5μmの層厚を有し、キャリアプライの表面に配置されている場合に有益である。剥離層は、基材への適用後に、簡単かつ損傷なく転写プライからキャリアプライを剥離することを可能にする。
さらに、フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライはワニス層を有し、当該ワニス層が、ニトロセルロース、ポリアクリレート及びポリウレタン共重合体からなり、0.1μm〜5μm、好ましくは1μm〜2μmの層厚を有し、キャリアプライとは反対側となる剥離層の表面に配置されている場合に有益である。この場合、ワニス層は、透明、半透明、色彩を有する透明、色彩を有する半透明とし得る。
さらに、フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライは金属層を有し、当該金属層が、アルミニウム及び/又はクロム及び/又は銀及び/又は金及び/又は銅からなり、10nm〜200nm、好ましくは10nm〜50nmの層厚を有し、キャリアプライと反対側となるワニス層の表面に配置されていることが好ましい。
また、金属層に代えて又は金属層に加えて、HRI(HRI=高屈折率)材料からなる層を設けてもよい。HRI材料の例として、ZnS、TiO等の金属酸化物、又は対応するナノ粒子を有するワニスが挙げられる。
転写層が基材に転写された後、ワニス層だけでなく金属層により、所望とする転写層の装飾効果が生成される。異なるワニスの色と金属の組み合わせにより、特に魅力的なデザインを実現することができる。
フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライはプライマー層を有し、当該プライマー層は、ポリアクリレート及び/又はビニルアセト共重合体からなり、0.1μm〜1.5μm、好ましくは0.5μm〜0.8μmの層厚を有し、キャリアプライとは反対側となる転写プライの面を形成する場合に特に有益である。このプライマー層は、使用する接着剤に対する物理的及び化学的な特性について最適化され、したがって、基材とは無関係に、基材と転写プライとの間に最適な接着が確実に実現される。さらに、このようにして最適化されたプライマー層は、適用された接着剤が、転写プライ上において過度に走行、拡散又は流出することなく、所望の解像度で維持されることを保証する。
プライマー層が微小孔性であり、特に100nm〜180nmの範囲、より詳細には120nm〜160nmの範囲の表面粗さを有する場合に特に有用である。接着剤は、そのような層内に部分的に浸透することができ、これにより、高い解像度で固着され、特に良好な効果が得られる。
プライマー層は、1.5cm/g〜120cm/g、好ましくは10cm/g〜20cm/gの色素数を有することが特に望ましい。
以下、計算のため、プライマー層の組成を示す(数値はグラム単位で示している)。
4900 有機溶媒エチルアルコール
150 有機溶媒トルエン
2400 有機溶媒アセトン
600 有機溶媒ミネラルスピリット80/110
150 水
120 バインダーI:エチルメタクリレートポリマー
250 バインダーII:酢酸ビニルホモポリマー
500 バインダーIII:酢酸ビニル−ラウリン酸ビニル共重合体、FK=50+/−1%
400 バインダーIV:イソブチルメタクリレート
20 顔料多官能性酸化ケイ素、平均粒径3μm
5 フィラーミクロ化アミドワックス、粒径3μm〜8μm
以下の関係が上記接着層の色素数(PN)に適用される:
ここで、
mpは、20gの多官能性酸化ケイ素であり、
fは、ON/d=300/0.4g/cm=多官能性酸化ケイ素について750cm/gであり、
BMは、120gのバインダーI+250gのバインダーII+(0.5×500g)のバインダーIII+400gのバインダーIV=1020gであり、
は、0g、である。
このようにして、良好であることが見出されたプライマー層組成物から出発して、この系から逸脱するさらに可能な色素数を迅速かつ単純な方法で計算することができる。
さらに、プライマー層の表面張力は、38mN/m〜46mN/m、好ましくは41mN/m〜43mN/mである場合に有益である。この種の表面張力により、接着剤の液滴、より詳細には、規定された幾何学的形状を有する前述の接着系からの液滴が、流れることなく、表面に付着することが可能となる。
熱可塑性トナーを使用する場合、0.5cm/g〜120cm/g、特に、1cm/g〜10cm/gの範囲の色素数を有するプライマー層を用いることが特に好ましいことが分かっている。
上記の使用に係る計算のため、以下にプライマー層の組成を示す(数値はグラム単位で示している)。
340 有機溶媒エチルアルコール
3700 有機溶媒トルエン
1500 有機溶媒アセトン
225 バインダーI:塩素化ポリプロピレン
125 バインダーII:ポリ−n−ブチル−メチルメタクリレート
35 バインダーIII:n−ブチル−メチル−メチルメタクリレート共重合体
148 顔料多官能性酸化ケイ素、平均粒径12nm
以下の式はこのプライマー層の色素数に適用される。
ここで、
mpは、148gの多官能性酸化ケイ素であり、
fは、ON/d=220/50g/cm=多官能性酸化ケイ素について4.4cm/gであり、
BMは、225gのバインダーI+125gのバインダーII+35gのバインダーIII=385gであり、
は、0g、である。
プライマー層は、60℃〜130℃の範囲、好ましくは、80℃〜115℃の範囲の融点を有することが好ましい。このようにして、良好であることが見出されたプライマー層組成物から出発して、この組成物から逸脱するさらに可能な色素数を迅速かつ単純な方法で計算することができる。
さらに、好ましくは、転写プライの適用前及び/又は後に、さらなるインクジェットプリントヘッドにより及び/又はさらなる電子写真プリント装置により、基材及び/又は転写プライにプリント層が適用される。このようにして、転写プライにオーバラップするか、あるいは転写プライによりオーバラップされるさらなるデザインを提供することができる。
さらに、第1のUV光源がLED光源である場合に有益である。LED光源によれば、実質的に単色光を供給することができ、これにより、必要な照射強度が接着剤の硬化に必要な波長範囲内で利用可能となる。これは、通常、従来の中圧水銀蒸気ランプでは実現することができない。
さらに、第1のUV光源は、フォイルの搬送方向において、10mm〜30mmの窓幅を有することが好ましい。これにより、適用される接着剤が二方向に照射され得る。
第1のUV光源は、フォイルの搬送方向において、インクジェットプリントヘッドの1cm〜4cm下流側に配置されている。このようにして、フォイルの通常の搬送速度で接着剤の適用と予備硬化との間に前述の時間を維持することができる。
インプレッションローラ又はカウンタベアリングは、好ましくは、60°ショアA〜95°ショアAの範囲、好ましくは80°ショアA〜95°ショアAの範囲の硬度を有する材料で形成され、かつ/あるいは、450HV10(HV=ビッカース硬さ)〜520HV10の範囲の硬度、好ましくは465HV10〜500HV10の範囲の硬度を有する材料で形成される。この材料は、例えば、プラスチック又はシリコーン、あるいはアルミニウム又はスチール等の金属である。
一方では、転写プライと基材との間の最適な接着を保証するために、他方では、接着剤が染み出る(流出する)のを防止し、かつ/あるいは転写プライ又は基材の損傷を防止するために、ローラ列の特定の形状及び物理的パラメータは、処理される基材の特性及び処理されるフォイルの特性に基づいて、特定の範囲内において適合され得る。
好ましくは、ローラ列は、第1のUV光源から10cm〜30cmの距離に設けられている。
これにより、フォイル及び基材の通常の搬送速度で、接着剤の露光とフォイルの適用との間における、前述した予備乾燥時間が保証される。
さらに、第2のUV光源がLED光源であることが好ましい。LED光源によれば、実質的に単色光を供給することができ、これにより、必要な照射強度が接着剤の硬化に必要な波長範囲内で利用可能となる。これは、通常、従来の中圧水銀蒸気ランプでは実現することができないか、あるいは、実現するためには極めて大きなエネルギーの消費が必要となる。
有利には、第2のUV光源は、フォイルの搬送方向において、10mm〜40mmの窓幅を有する。これにより、接着剤に対して二方向の照射が可能となる。
第2のUV光源は、フォイルの搬送方向において、ローラ列の10cm〜30cm下流側に配置されている。これにより、ローラ列と完全硬化ステーションとの間に十分な物理的な距離が確保される。
さらに、ピーリングユニットは、直径0.5cm〜2cmのローラを備え、このローラの外周に沿ってキャリアプライが剥がされる。
ピーリングユニットは、フォイルの搬送方向において、第2のUV光源の10cm〜30cm下流側に配置されていることが好ましい。
このようにして、フォイル及び基材の通常の搬送速度において、フォイルと基材の通常の搬送速度により、フォイルの適用とキャリアプライの剥離との間の前述の乾燥時間が保証され、キャリアプライを破損することなく分離することができる。
さらに、プリント装置がシート状の基材を固定するための支持面を有することが好ましい。この実施例では、プリント装置は大判フラットベッドプリンタである。別の実施例として、プリント装置としてロール・ツー・ロール式のプリント装置を提供するため、帯(ストリップ)状の基材のための支持領域を設計してもよい。
この場合、インクジェットプリントヘッド及び/又は適用装置は、印刷される基材に直交する二方向に移動可能なキャリッジにそれぞれ配置されていることが有益である。このようにして、基材自体が移動することなく、インクジェットプリントヘッド及び適用装置がシート状の基材の全ての位置に到達することが可能となる。
これに代わるものとして、プリント装置は、シート状の基材又は連続的な基材をインクジェットプリントヘッド及び適用装置に対して相対的に移動させるための搬送装置を有していてもよい。
インクジェットプリントヘッド及び/又は適用装置は、印刷される基材の搬送方向に直交するように移動可能なキャリッジにそれぞれ配置されている場合に有用である。この実施例により、インクジェットプリントヘッド及び適用装置を案内するための、機械的によりシンプルな設計が可能となる。これは、基材の移動により動きの自由度がもたらされるためである。
搬送装置は2つのローラの周囲に巻かれたスチールベルトとして設計されている場合に有益である。この種のスチールベルトは、フォイルの適用時に必要な強度を有し、逆圧プレートとして作用することができる。
例示的な実施例を用いて本発明をより詳細に説明する。
図1は、例示的な実施例に係る、フォイルの転写プライを基材に適用するための適用装置の概略図である。 図2は、従来技術に係るフラットベッドプリンタの概略図である。 図3は、例示的な実施例に係る、図1の適用装置を有するフラットベッドプリンタの概略図である。 図4は、従来技術に係る、連続的な基材を処理するための大判プリンタの概略図である。 図5は、例示的な実施例に係る、図1の適用装置を備えた連続的な基材を処理するための大判プリンタの概略図である。 図6は、例示的な実施例に係る、図5の大判プリンタの概略断面図である。 図7は、例示的な実施例に係る、基材に適用されたフォイルの概略断面図である。 図8は、他の例示的な実施例に係る、フォイルの転写プライを基材に適用するための適用装置の概略図である。
フォイル2の転写プライ21を基材4に適用するための適用装置1は、供給ローラ11を有し、この供給ローラの周囲に沿ってフォイル2が設けられている。
ガイドローラ12によりフォイル2がインクジェットプリントヘッド13へと導かれ、接着剤の液滴3が転写プライ21に適用される。
次いで、接着剤の液滴3は、第1のUV光源14により予備硬化される。次に、フォイル2は、偏向ローラ15を介してプレスローラ16に供給され、プレスローラ16により、接着剤が適用された転写プライ21の面が基材4に押し付けられる。インプレッションローラ、あるいは図示しない他の平坦でかつ中実のベース部などにより、対向する圧力を付与してもよい。
フォイル2を基材4に適用した後、フォイル2及び基材4は、第2のUV光源17に供給される。第2のUV光源17により、接着剤の完全硬化が行われる。
さらなるローラ18及び/又は剥離縁部(詳細には図示せず)により、最終的に、フォイル2のキャリアプライ22が剥がされて、ローラ19に巻き取られる。基材4には接着剤の液滴3が適用されているため、転写プライ21は基材4上に留まる。上記の剥離縁部は、キャリアプライと剥離縁部との間にガスのクッションを形成するために、棒状で中空の本体から形成されている。この本体には圧縮ガスの入口が形成されており、有孔の剥離縁部の形態をなす剥離エレメントの少なくとも1つの長縁部に圧縮ガスの出口が形成されている。この場合では、剥離角度は、ローラ18の直径に依存し、剥離縁部の場合には、剥離縁部の方向(姿勢)に依存している。
したがって、適用装置1を用いることにより、接着剤3がインクジェット印刷によりフォイル2のプライマー層に適用されて予備硬化し、次いで、プレスローラ16により加圧されて基材4上に押し付けられる。接着剤3を有するフォイル2は、基材に支持される。
次のステップでは、フォイル2と基材4との間における接着剤3は、強い紫外線(UV)光によりスルー硬化(through−cure)する。接着剤3はUV光の下で硬化する。硬化した後、キャリアプライ22が基材4から剥がされる。このようにして、転写プライ21が基材に適用される。
適用装置1の他の例示的な実施例を図8に図示する。本実施例では、プレスローラ16に対向する圧力は、平坦なベース部ではなく、インプレッションローラ16’によって付与される。
フォイル2は、まず、インクジェットプリントヘッド13を通過し、前述のように、接着剤3によりコーティングされる。フォイルは、偏向ローラ15により偏向され、接着剤3は第1のUV光源14により予備硬化する。
予備硬化した接着剤を有するフォイル2は、プレスローラ16とインプレッションローラ16’との間に案内され、ここで、フォイルと基材とが接触し、フォイルが前述のように基材に適用される。
次いで、図1の場合と同様に、第2のUV光源17により完全硬化が行われ、ローラ18によりキャリアプライが剥離される。コーティングされた基材4は、偏向ローラ15を介して送られ、直接的にさらに処理されるか、あるいは図示せぬローラに巻き取られる。
フォイルは、望ましくは、少なくとも5層、すなわち、キャリアプライ22、剥離層23、ワニス層24、金属層25及びプライマー層26(結合層)を含む。
図7は、基材4に適用された後であり、かつキャリアプライを剥がす前の状態にあるフォイル2の断面図である。
キャリアプライ22は、層厚が5μm〜50μm、好ましくは、7μm〜23μmの層厚を有し、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニル、ポリイミド、ABS、PET、PC、PP、PE、PVC又はPSからなることが望ましい。キャリアプライ22は、フォイルの形成中、保管中及び処理中に、転写プライ21を保護し、安定化させる。UV光の露光が接着剤の予備硬化又はスルー硬化中にキャリアプライ22の側から行われる場合、露光波長範囲内にあるキャリアプライの対応する透過性(透明性)に基づき材料の選択が行われる。
剥離層23は、好ましくは、アクリレート共重合体、より具体的には、水性ポリウレタン共重合体から形成され、ワックス及び/又はシリコーンを含まず、0.01μm〜2μm、好ましくは0.1μm〜0.5μmの層厚を有し、キャリアプライ22の表面に配置される。
基材に転写プライ21を適用した後、剥離層23により、簡単でかつ損傷を与えることなく、転写プライ21からキャリアプライ22を剥がすことができる。
ワニス層24は、ニトロセルロース、ポリアクリレート及びポリウレタン共重合体からなり、0.1μm〜5μm、好ましくは1μm〜2μmの層厚を有する。ワニス層24は、キャリアプライ22に面する側と反対側となる剥離層23の面に配置される。
金属層25は、好ましくは、アルミニウム及び/又はクロム及び/又は銀及び/又は金及び/又は銅からなり、10nm〜200nm、好ましくは10nm〜50nmの層厚を有している。金属層25は、キャリアプライ22に面する側と反対側となるワニス層24の面に配置される。
基材4に転写プライ21が適用された後、ワニス層24及び金属層25は、所望とする転写プライ21の装飾効果をもたらす。異なるワニスの色彩及び金属の組み合わせにより、特に魅力的なデザインを実現することができる。
プライマー層26は、好ましくは、ポリアクリレート及び/又は酢酸ビニル共重合体からなり、0.1μm〜1.5μm、好ましくは0.5μm〜0.8μmの層厚を有する。プライマー層26は、キャリアプライ22に面する側と反対側となる転写プライ21の面を形成する。
フォイル2のプライマー層26に対してインクジェット印刷を行うことにより、接着剤の走行が大幅に減少する。基材の表面と比較して、フォイル2のプライマー層26は、僅かに微小孔性であるか、あるいは粗面となっているため、したがって、フォイル及び後に基材に、よりシャープでかつ画成された接着剤の画素が確保される。
フォイル2の表面特性、特に、表面の微小孔性又は表面粗さ、又は表面エネルギーは、プライマー層26及び/又はその組成及び/又は適用モードの適切な選択により調整され得る。基材4及びその特定の特性は実際に規定されており、さらに修正することができないため、上記の調整は、基材4おいては容易なことではない。
適用品質をさらに向上させるため、接着剤3がプライマー層に印刷された後で、かつプレスローラ16によりフォイル2が基材4に押し付けられる前に、フォイル2の転写プライ21のつや出し及び接着剤3の接着や部分硬化が行われる。
プライマー層における接着剤3の粘度の変化は、上記の利点だけでなく、使用することができる基材スペクトルのサイズの増大をもたらす。粘度の変化により、プライマー層において接着性の強い接着剤の層が形成され、適用及びスルー硬化後に、転写プライ21の金属のワニス層が鏡のようにプライマー層に付着する。これにより、特に、基材4として粗い天然紙を用いた場合、フォイルの適用が改善される。他の全ての基材4についても、フォイルの適用品質及び耐久性が向上する。
インクジェットプリントヘッド13は、好ましくは、圧電型ドロップオンデマンドプリントヘッドとして設計される。高品質を得るために、プリントヘッド13は特定の物理的な解像度、液滴サイズ及びノズルの間隔を有する必要がある。
ノズルは、一つ又は複数の列に配置される。物理的な解像度は、300npi〜1200npi(ノズル/インチ)とすることが望ましい。印刷方向に対して横断する方向におけるノズルの間隔が小さい場合、接着剤の量に応じて、印刷方向に対して横断する方向における印刷された画素が互いに近接するかあるいはオーバラップする。通常、npiは、印刷されたフォイルにおけるdpi(ドット/インチ)に対応している。
ノズル間隔は、好ましくは、50μm〜150μmであり、ノズルの直径は、好ましくは、15μm〜25μmである。各々の場合、一定の結果を得るため、公差は±5μmである。
グレーステージ技術を用いる場合、同一の一画素に複数のグレーステージが形成される。通常、グレーステージは、同じサイズを有する複数の液滴を印刷する一画素に適用することにより形成される。印刷用インクを適用するとき、フォイル2における接着剤の量の作用は、グレーステージの作用と類似している。
接着剤の量は、プライマー層の吸収性に応じて異なる。フォイルにおける接着剤の量は、全ての基材4に対するフォイルの適用を確実に完了するため、好ましくは、1.2g/m〜12.6g/mである。適用する接着剤の層厚は、1.205μm〜12.655μmである。
接着剤3を有するフォイル2のプライマー層の最適な湿潤のため、プライマー層は、38mN/m〜46mN/mの表面張力を有し、特にインクの受容を最適化するため、41mN/m〜43mN/mの表面張力を有する。
印刷方向における高解像度を確実に得るため、インクジェットプリントヘッド13の圧電アクチュエータは、6kHz〜110kHzの周波数で、接着剤の液滴3を適用しなければならず、したがって、10m/分〜30m/分の印刷媒体速度(すなわち、フォイル2及び基材4の搬送速度)で、360dpi〜1200dpiのフォイル2の解像度が得られる。
液滴を供給するときのインクジェットプリントヘッドのノズルチャンバ内の圧力は、好ましくは、1バール〜1.5バールであり、圧電アクチュエータに対するダメージを回避するため、上記圧力を過度なものとしてはならない。他の時間においては、望ましくないインクの流出を防ぐため、ノズル開口において約−5〜−25ミリバールの僅かな負圧が生じる。
インクジェットプリントヘッド13のノズルプレートとフォイル2との間の距離は、気流による接着剤の微細な液滴3の偏向を最小限に抑えるため、1mmを超えてはならない。
液滴の体積は、好ましくは2pl(ピコリットル)〜50plであり、液滴の体積の公差は±6%である。このように、所定の解像度、必要かつ均一な接着剤の量がフォイル2上に適用される。
飛散する液滴の速度は、接着剤の全ての液滴3が互いに対して正確にフォイル2上に付着するように、好ましくは、5m/秒〜10m/秒±15%である。個々の液滴の速度が互いに対して著しく異なると、印刷画像が不均一となる。
結果として生じる画素サイズは、接着剤3の粘度に依存する。接着剤3の最適な印刷適性について、接着剤の粘度は、好ましくは、5mPas〜20mPasであり、特に好ましくは、10mPas〜15mPasである。
接着剤3を一定の粘度に保つため、インクジェットプリントヘッド13又は接着剤供給システムを加熱しなければならない。上記粘度を実現するため、作動時における接着剤の温度は、40℃〜45℃である。
フォイル2に対する液滴の飛散及び入射は、冷却の結果、接着剤の液滴3の粘度を20mPas〜50mPasに増加させる。このような粘度の増加は、フォイル2のプライマー層における接着剤3の走行や広がりと反作用する。
使用する接着剤3は、好ましくは、圧電型ドロップオンデマンドインクジェットプリントヘッドで使用するUV硬化型インクであり、特に、透明又は半透明であるか、あるいは透明、着色された半透明又は不透明、例えば、灰色又は黒色である。UV光によるエネルギーの入力により、上記のような接着剤3(又は他のワニスやのり)においてラジカル連鎖反応が誘発される。この反応では、ポリマー及びモノマーが結合して分子の固体ネットワークを形成する。接着剤3は硬化又は乾燥する。この連鎖反応は、350nm〜400nm±10nmの波長範囲のUV光によって誘発される。
この種のラジカル硬化系と比較して、従来技術からのカチオン硬化型接着剤との主な違いは、カチオンのメカニズムが実質的に遅いことである。つまり、スルー硬化はより長い時間を要する。しかし、フォイルの適用については、迅速に硬化するシステムが必要である。これは、迅速に硬化しない場合、フォイルを完全に適用することができないためである。
さらに、カチオン性接着剤のUV照射の過程で、接着剤のスルー硬化を担う酸が形成される。このメカニズムのため、カチオン硬化型接着剤を使用する場合、フォイル及び基材について、カチオン系との親和性を最初に確認しなければならない。これは、基材表面のアルカリ性又は塩基性物質が接着剤3のスルー硬化に影響を及ぼすか、あるいは接着剤3のスルー硬化を妨げるためである。さらに、酸は、金属層、特にフォイルのアルミニウム層に作用するという悪影響を有することもある。
以下の組成を有する透明な接着剤を使用することが好ましい。
2−フェノキシエチルアクリレート:10%〜60%、好ましくは25%〜50%
4−(1−オキソ−2−プロペニル)モルホリンエキソ−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]:5%〜40%、好ましくは10%〜25%
ヘプタ−2−イルアクリレート2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニル:10%〜40%、好ましくは20%〜25%
ホスフィンオキシド:5%〜35%、好ましくは10%〜25%
ジプロピレングリコールジアクリレート:1%〜20%、好ましくは3%〜10%
ウレタンアクリレートオリゴマー:1%〜20%、好ましくは1%〜10%
第1のUV光源14(UVピニングとも言う)による接着剤3の部分硬化は、時間及び空間に関して、フォイルに対する印刷作業のほぼ直後に行われる。このようにすることによってのみ、明瞭(シャープ)な装飾をプライマー層に固着させることができる。固着は、ラジカル連鎖反応の部分的な誘発によって生じる接着剤の粘度の増加によってもたらされる。
空間的には、部分硬化は、フォイルに沿った機械方向における印刷後、好ましくは1cm〜4cm後に行われる。これは、機械方向における約0.02秒〜0.25秒の時間間隔に対応している。
第1のUV光源14は、接着剤に必要かつ最適なエネルギー入力をもたらすため、好ましくは、2W/cm〜5W/cmの総UV照放出力を生成する。供給されるUV光の90%は、380nm〜420nmの波長スペクトルにあることが好ましい。
上記の条件は、LED型UVシステムによって特に良好に満たされる。これは、LED型UVシステムが実質的に単色のUV光を供給し、したがって、送出される波長スペクトルが従来の中圧水銀蒸気ランプの場合よりもはるかに狭いためである。従来の中圧水銀蒸気ランプでは、送出されるスペクトルは、相対的に大きな波長範囲を包含する。
照射を行われる第1のUV光源14の窓部は、接着剤3の二次元照射を可能にするために、機械方向において約10mm〜30mmの大きさであることが好ましい。
10m/分〜30m/分(又はそれ以上)のウェブ速度及びフォイル速度に応じて、かつフォイル2を通るUV光の50%〜60%の吸収及び反射により、UV照射出力が減少する。さらに、第1のUV光源14とフォイルウェブとの間の距離により、例えば、2mmの照射距離について約10%だけ照射出力が減少する。
これらの要因を考慮すると、本方法の場合における接着剤3には、約0.7W/cm〜2W/cmの正味UV照射出力で照射が行われる。これは、0.056秒(10mmの照射窓で10m/分のウェブ速度)と0.020秒(30m/分;10mm)との間の好適な照射時間における、約8mJ/cm〜112mJ/cmの接着剤3に対する正味のエネルギー入力(線量)に対応している。数値は要求される部分硬化に応じて変化し得る。結果として照射時間が変化するため、ウェブ速度を介して上記の線量を付加的に適合させてもよい。
前述したように、冷却の結果、部分硬化の前に、フォイル2上における接着剤の液滴3の粘度は既に20〜50mPasに増加している。部分硬化は、粘度の変化をさらに進ませる。部分硬化後、層の厚さに応じて、液滴は50mPas〜200mPasの粘度を有し、これにより、プライマー層上に液滴が確実に固着される。
フォイル2上の接着剤3によって画成されるモチーフは、固着されているがまだ湿っており、上記モチーフは、次のステップにおいて、基材4に印刷され得る。
この操作の時点において、接着剤3を有するフォイル2が基材4に押し付けられる。このとき、接着剤3は、まだ湿っており、上述の粘度を有している。圧力は、線圧として、プレスローラ16によりフォイル2及び基材4に加えられる。
プレスローラ16は、平坦な表面を有する中実のプラスチック又はゴムからなり、好ましくは、70〜90ショアAの硬度を有する。
対向する側の圧力は、インプレッションローラ、又は図1に示すような平坦で中実のベース部等によって加えられる。
インプレッションローラ又はベース部は、好ましくは、60°ショアA〜95°ショアAの範囲の硬度、好ましくは80°ショアA〜95°ショアAの範囲の硬度、及び/又は450HV10(HV=ビッカース硬さ)〜520HV10の範囲、好ましくは465HV10〜500HV10の範囲の硬度を有する材料から形成されることが望ましい。この材料は、例えば、プラスチック又はシリコーン、あるいはアルミニウムやスチール等の金属である。プレスローラ16の半径及びインプレッションローラ(必要な場合)の半径は、1cm〜3cmである。
空間的には、フォイル2の基材4への押圧(プレス)は、機械方向における部分硬化後、約0.2秒〜1.7秒の時間間隔に対応する、約10cm〜30cm後に行われる。
プレスローラ16による線圧は、好ましくは、10N〜80Nの間の力で行われる。この数値は基材の性質に応じて適合され得る。
湿った接着剤3を有するフォイル2は、種々の基材4に適用され得る。フォイル2は、好ましくは、コーティングされた表面又はコーティングされていない表面を有する紙基材、天然紙、プラスチック(PE、PP、PET、PS、PC、PVC)、アセテートラミネーション及びラベル材料に適用される。
プラスチック製の基材を用いる場合、基材4に対する接着剤3の接着性を向上させるために、前処理が必要な場合がある(例えば、ACコロナ処理(AC=交流)、プラズマ処理、火炎処理あるいはワニス及び/又はプライマーによるコーティング処理)。基材表面が平滑であるほど、適用結果がより良好なものとなる。
部分硬化及びこれに伴う接着剤3の粘度の変化により、粘度が変化しない従来の方法と比べて、粗い基材4への適用結果が著しく向上する。
フォイル2が基材4上に押し付けられた後、まだ湿っている接着剤3を有するフォイル2は、接着剤3がスルー硬化を経て、キャリアプライ22が剥がされるまで、基材4上に残留する。
接着剤3のスルー硬化(後硬化)の過程において、フォイル2の適用後、接着剤3、したがって、フォイル2の基材4に対する最終的な固着が行われる。このステップにおいて、フォイル2は、基材4上においてまだ湿っている接着剤3に対して非常に近接しており、接着剤3のスルー硬化を介して、基材4とスムーズにかつ強固に固着する。
好ましくはLED型UVランプの形態を有する第2のUV光源17によりスルー硬化が行われる。第2のUV光源17は、高照射出力を供給し、接着剤3におけるラジカル連鎖反応を確実に完了させる。LED型UVシステムを使用する理由及び照射出力の要因については、第1のUV光源14下での予備硬化を参照して説明したが、本操作ステップにおいても同様に有効である。
空間的には、機械方向にフォイルを適用した後、ウェブ速度に応じて、約0.2秒〜1.7秒の時間間隔に対応する、約10cm〜30cm後にスルー硬化が行われる。
最適なスルー硬化を実現するとともに、第2のUV光源17と基材との物理的な接触を防ぐため、第2のUV光源17とフォイル基材ウェブとの間の距離は、1mm〜2mmである。機械方向における第2のUV光源17の照射窓部は、20mm〜40mmの大きさである。
総UV照射出力は、好ましくは、12W/cm〜20W/cmであり、したがって、10m/分〜30m/分(又はそれ以上)の速度と、予備硬化に関して既に説明した他の要因とを伴って、接着剤3に対して完全なスルー硬化が行われる。
これらの要因を考慮して、本方法における接着剤3は、好ましくは、約4.8W/cm〜8.0W/cmの正味UV照射出力で照射される。これは、0.112秒(10m/分のウェブ速度でかつ20mmの照射窓部を有する)〜0.040秒(30m/分;20mm)の好ましい照射時間の間に亘る、約537mJ/cm〜896mJ/cmの接着剤3に対する正味のエネルギー入力(線量)に対応している。数値は要求されるスルー硬化に応じて変化させてもよい。
これらの値は理論的に(100%のランプ電力で)のみ可能であることに留意されたい。第2のUV光源17のフル出力では、例えば、20W/cmの場合、例えば、10m/分の低いウェブ速度では、フォイル基材ウェブは引火する程度まで加熱される。したがって、正味エネルギー入力は、ウェブ速度に応じて、200mJ/cm〜400mJ/cmであることが好ましい。
スルー硬化後、フォイル2は接着剤3に完全に接着され、接着剤3は基材4に完全に固着する。このときキャリアプライ22を剥がすことができる。
空間的には、機械方向におけるスルー硬化後、ウェブ速度に応じて約0.2〜1.7秒の時間間隔に対応する、好ましくは約10cm〜30cm後にキャリアプライ22の剥離が行われる。キャリアプライ22の剥離は、0.5cm〜2cmの半径を有するローラ18上を通過し、ローラ18を介して半径方向に剥離される。剥離角度は、基材の性質に応じて可変的に調節可能である。接着剤3が適用された領域では、基材4が強化されている、すなわち転写プライ21が設けられている。
このようにして強化された基材4に対して、さらなる操作ステップにおいて、デジタル印刷により、かつ必要に応じて従来の印刷プロセス(例えば、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷、レタープレス印刷、スクリーン印刷)により、重ね印刷が行われる。レジスタ内生産(in-register production)を可能にするために、レジスタクロスを印刷又は適用してもよい。強化された基材4は、直ちにさらなる操作ステップ又はさらなる処理のために準備される。使用された接着剤は、後硬化のUVランプ17による硬化の約24時間後に、最適なスルー硬化を実現する。
インクジェット印刷及び/又はデジタル印刷方法の組み合わせは、特に有用である。 この場合、適用装置1は、フラットベッド又は大判プリンタに直接組み込まれてもよい。
図2に従来技術によるフラットベッドプリンタ5の例示的な実施例を示す。フラットベッドプリンタ5のインクジェットプリントヘッド51は、レール52に取り付けられており、このレールに沿って矢印53の方向に移動する。レール52自体は、レール52に直交する矢印54の方向に移動可能であり、インクジェットプリントヘッド51は、シート状をなす基材4のための基材支持体55上を自由に移動する。
図3に示すように、適用装置1は、この種のフラットベッドプリンタ5に容易に一体化され得る。この場合、適用装置1は、他のレール56に配置され、このレール56に沿って同様に矢印53の方向に移動可能である。レール56自体は、レール56に直交する矢印54の方向に移動可能である。
明らかなように、基材支持体55上に配置されたシート状の基材4を所望とする任意の位置においてインクジェットプリントヘッド51及び適用装置1の双方が通過することが可能となる。したがって、黒色又はカラーのインクジェット印刷をフォイルの適用と組み合わせることが可能であり、この場合、インクジェット印刷は、基材4に対して、かつ及び既に適用された転写プライ21に対して、直接行われ得る。
代替案として、適用装置1は、シート状又は連続的な基材のための大判プリンタに統合することも可能である。図4は、先行技術に係るそのようなプリンタ6の例示的な実施例を示している。
ここで再び、インクジェットプリントヘッド61は、レール62上に配置されており、このレールに沿って矢印63の方向に移動可能である。この場合、レール62は、フラットベッドプリンタ5と異なり、所定の位置に固定されている。代わりに、基材4が、適切な搬送手段によって、インクジェットプリントヘッド61の移動方向に直交する矢印64の方向へと、インクジェットプリントヘッド61に対して移動する。
適用装置1の統合について図5に示すように、この装置は、レール62に対して平行に延在する他のレール65上に配置されている。したがって、適用装置1は、インクジェットプリントヘッド61と平行に、矢印63の方向に移動可能である。したがって、インクジェットプリントヘッド61の移動方向に直交する矢印64の方向への基材の移動と組み合わせて、基材4全体がインクジェットプリントヘッド61及び適用装置1の双方を通過することが可能である。これにより、フラットベッドプリンタ5について既に説明した印刷及び適用効果を実現することができる。代替例として、レール65がインクジェットプリントヘッド61の後に一体化されてもよく、この場合、適用された転写プライ21の重ね刷りはもはや不可能となる。
図6の概略的な断面図は、上記の場合における、例えば、基材の移動を実現する方法を示している。基材4は、循環するスチールベルト66上に配置されている。このスチールベルト66は、2つのローラ67によって前後に移動可能である。この場合、スチールベルト66は、フォイルを適用するための逆圧ユニットとして、適用装置1のプレスローラ16と同時に作用する。
1 適用装置
11 供給ローラ
12 ガイドローラ
13 インクジェットプリントヘッド
14 第1のUV光源
15 偏向ローラ
16 プレスローラ
16’ インプレッションローラ
17 第2のUV光源
18 ローラ
19 ローラ
2 フォイル
21 転写プライ
22 キャリアプライ
23 剥離層
24 ワニス層
25 金属層
26 プライマー
3 接着剤
4 基材
5 フラットベッドプリンタ
51 インクジェットプリントヘッド
52 レール
53 矢印
54 矢印
55 基材支持部
56 レール
6 大判プリンタ
61 インクジェットプリントヘッド
62 レール
63 矢印
64 矢印
65 レール
66 スチールベルト
67 ローラ

Claims (74)

  1. 基材にフォイルの転写プライを適用する方法であって、
    a)インクジェットプリントヘッドにより、前記転写プライの少なくとも1つの副領域にラジカル硬化型接着剤を適用するステップと、
    b)前記接着剤を紫外線の照射により予備硬化するステップと、
    c)前記接着剤を備えた前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域を前記基材に適用するステップと、
    d)紫外線の照射により前記接着剤を完全に硬化させるステップと、
    e)前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
    を含む方法。
  2. 前記基材の少なくとも1つの副領域及び/又はさらなるフォイルの転写プライの少なくとも1つの副領域に熱可塑性トナーを適用するステップと、
    前記基材に前記転写プライを適用するステップと、
    前記転写プライ及び/又は前記基材に作用させるように圧力又は熱を加えるステップと、
    前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 基材にフォイルの転写プライを適用する方法であって、
    a)前記基材の少なくとも1つの副領域及び/又は前記転写プライの少なくとも1つの副領域に熱可塑性トナーを適用するステップと、
    b)前記転写プライを前記基材に適用するステップと、
    c)前記転写プライ及び/又は前記基材に作用させるように圧力又は熱を加えるステップと、
    d)前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
    を含む方法。
  4. a)インクプリントヘッドにより前記転写プライの少なくとも1つの副領域にラジカル硬化型接着剤を適用するステップと、
    b)紫外線の照射により前記接着剤を予備硬化するステップと、
    c)前記接着剤を備えた転写プライの前記少なくとも1つの副領域を前記基材に適用するステップと、
    d)紫外線の照射により前記接着剤を完全に硬化させるステップと、
    e)前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすステップと、
    をさらに含む請求項3に記載の方法。
  5. 300〜1200ノズル/インチ(npi)の解像度を有するインクジェットプリンタヘッドにより前記接着剤が適用されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 15μm〜25μm、公差±5μm以下のノズル直径を有し、かつ/あるいは、50μm〜150μm、公差±5μm以下のノズル間隔を有するインクジェットプリントヘッドにより前記接着剤が適用されることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記接着剤は、0.5g/m〜20g/mの単位面積当たり重量、かつ/あるいは、0.5μm〜20μm、好ましくは1μm〜15μmの層厚で、前記少なくとも1つの副領域に適用されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記インクジェットプリントヘッドは、6kHz〜110kHzの周波数で接着剤の液滴を供給することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 前記インクジェットプリントヘッドは、2pl〜50pl、公差±6%以下の液滴量で接着剤の液滴を供給することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記インクジェットプリントヘッドは、5m/秒〜10m/秒、公差±15%以下の飛散速度で接着剤の液滴を供給することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
  11. 前記接着剤は、40℃〜45℃の適用温度、及び/又は、5mPas〜20mPas、好ましくは7mPas〜15mPasの粘度で、前記転写プライに適用されることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記接着剤の適用時におけるインクジェットプリントヘッドと基材との距離は、1mmを超えないことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 前記接着剤の適用時におけるインクジェットプリントヘッドと転写プライとの間の相対速度は、10m/分〜30m/分であることを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の方法。
  14. 2−フェノキシエチルアクリレートが、10%〜60%、好ましくは、25%〜50%であり、
    4−(1−オキソ−2−プロペニル)モルホリンエキソ−1,7,7−トリメチルビシクロ[2.2.1]が、5%〜40%、好ましくは、10%〜25%であり、
    ヘプタ−2−イルアクリレート2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルが、10%〜40%、好ましくは、20%〜25%であり、
    ホスフィンオキシドが、5%〜35%、好ましくは、10%〜25%であり、
    ジプロピレングリコールジアクリレートが、1%〜20%、好ましくは、3%〜10%であり、
    ウレタンアクリレートオリゴマーが、1%〜20%、好ましくは、1%〜10%である、
    体積組成を有する接着剤が用いられることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の方法。
  15. 1g/ml〜1.5g/ml、好ましくは1.0g/ml〜1.1g/mlの密度を有する接着剤が用いられることを特徴とする請求項1〜14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記接着剤の予備硬化は、前記接着剤の適用後、0.02秒〜0.025秒後に生じることを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記接着剤の予備硬化は、少なくとも90%のエネルギーが380nm〜420nmの波長範囲で照射される紫外線により行われることを特徴とする請求項1〜16のいずれかに記載の方法。
  18. 前記接着剤の予備硬化は、
    2W/cm〜5W/cmの総照射出力で、及び/又は、
    0.7W/cm〜2W/cmの正味照射出力で、及び/又は、
    8mJ/cm〜112mJ/cmの前記接着剤に対するエネルギー入力で、
    行われることを特徴とする請求項1〜17のいずれかに記載の方法。
  19. 前記接着剤の予備硬化は、0.02秒〜0.056秒の露光時間の間行われることを特徴とする請求項1〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記接着剤の予備硬化は、50mPas〜200mPasへの粘度の増加により実現されることを特徴とする請求項1〜19のいずれかに記載の方法。
  21. 接着剤を有する前記転写プライの少なくとも1つの副領域の前記基材に対する適用は、プレスローラとインプレッションローラとの間において行われることを特徴とする請求項1〜20のいずれかに記載の方法。
  22. 接着剤を有する前記転写プライの少なくとも1つの副領域の前記基材に対する適用は、10N〜80Nの圧力を加えることにより行われることを特徴とする請求項1〜21のいずれかに記載の方法。
  23. 接着剤を有する前記転写プライの少なくとも1つの副領域の前記基材に対する適用は、前記接着剤の予備硬化の後、0.2秒〜1.7秒後に行われることを特徴とする請求項1〜22のいずれかに記載の方法。
  24. 接着剤を有する前記転写プライの少なくとも1つの副領域の適用前に、前記基材は、特に、コロナ処理、プラズマ処理又は火炎処理によって前処理されることを特徴とする請求項1〜23のいずれかに記載の方法。
  25. 前記接着剤の完全硬化は、前記転写プライを前記基材に適用した後、0.2秒〜1.7秒後に生じることを特徴とする請求項1〜24のいずれかに記載の方法。
  26. 前記接着剤の完全硬化は、少なくとも90%のエネルギーが380nm〜420nmの波長範囲で照射される紫外線により行われることを特徴とする請求項1〜25のいずれかに記載の方法。
  27. 前記接着剤の完全硬化は、
    12W/cm〜20W/cmの総照射出力で、及び/又は、
    4.8W/cm〜8W/cmの正味照射出力で、及び/又は、
    200mJ/cm〜900mJ/cm、好ましくは200mJ/cm〜400mJ/cmの前記接着剤に対するエネルギー入力で、
    行われる、ことを特徴とする請求項1〜26のいずれかに記載の方法。
  28. 前記接着剤の完全硬化は、0.04秒〜0.112秒の露光時間の間行われることを特徴とする請求項1〜27のいずれかに記載の方法。
  29. 前記キャリアプライの剥離は、前記接着剤の完全硬化後、0.2秒〜1.7秒後に行われることを特徴とする請求項1〜28のいずれかに記載の方法。
  30. 前記基材に対する前記転写プライの適用は、100℃〜250℃、好ましくは130℃〜190℃で、及び/又は、1バール〜6バール、好ましくは3バール〜6バールの圧力で、熱可塑性トナーを用いて行われることを特徴とする請求項1〜29のいずれかに記載の方法。
  31. 前記基材に対する前記転写プライの適用は、5mm〜20mm、好ましくは5mm〜10mmのプレスニップを有するローラ形態の熱可塑性トナーを用いて行われることを特徴とする請求項1〜30のいずれかに記載の方法。
  32. 5μm〜50μm、好ましくは7μm〜23μmの層厚を有し、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリビニル、ポリイミド、ABS、PET、PP、PE、PVC又はPSからなるキャリアプライを有するフォイルを用いることを特徴とする請求項1〜31のいずれかに記載の方法。
  33. フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライは剥離層を有し、当該剥離層は、アクリレート共重合体、特に、水性ポリウレタン共重合体からなり、好ましくはワックス及び/又はシリコーンを含まず、0.01μm〜2μm、好ましくは0.1μm〜0.5μmの層厚を有し、前記キャリアプライの表面に配置されていることを特徴とする請求項1〜32のいずれかに記載の方法。
  34. フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライはワニス層を有し、当該ワニス層は、ニトロセルロース、ポリアクリレート及び/又はポリウレタン共重合体からなり、0.1μm〜5μm、好ましくは1μm〜2μmの層厚を有し、前記キャリアプライとは反対側となる前記剥離層の表面に配置されていることを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライは金属層を有し、当該金属層は、アルミニウム及び/又はクロム及び/又は銀及び/又は金及び/又は銅からなり、10nm〜200nm、好ましくは10nm〜50nmの層厚を有し、前記キャリアプライと反対側となるワニス層の表面に配置されていることを特徴とする請求項34に記載の方法。
  36. フォイルが用いられ、当該フォイルの転写プライはプライマー層を有し、当該プライマー層は、ポリアクリレート及び/又はビニルアセト共重合体からなり、0.1μm〜1.5μm、好ましくは0.5μm〜0.8μmの層厚を有し、前記キャリアプライとは反対側となる転写プライの表面を形成することを特徴とする請求項1〜35のいずれかに記載の方法。
  37. 前記プライマー層は微小孔性であることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 前記プライマー層は、38mN/m〜46mN/m、好ましくは41mN/m〜43mN/mの表面張力を有することを特徴とする請求項36又は37に記載の方法。
  39. 前記プライマー層は、0.5cm/g〜120cm/g、好ましくは1cm/g〜10cm/gの色素数を有することを特徴とする請求項36〜38のいずれかに記載の方法。
  40. 前記プライマー層は、60℃〜130℃、好ましくは、80℃〜115℃の融点を有することを特徴とする請求項36〜38のいずれかに記載の方法。
  41. 前記転写プライの適用前及び/又は後に、さらなるインクジェットプリントヘッドにより前記基材及び/又は前記転写プライにプリント層が適用されることを特徴とする請求項1〜40のいずれかに記載の方法。
  42. 前記転写プライは、三次元、特に、ドーム状、湾曲状、円筒形又は平坦な基材に適用されることを特徴とする請求項1〜41のいずれかに記載の方法。
  43. 前記転写プライは、特に接着剤の予備硬化及び/又は完全硬化に用いられる波長に対して透過性のプレス装置により適用されることを特徴とする請求項42に記載の方法。
  44. 前記転写プライの適用中、前記基材は、前記接着剤の予備硬化及び/又は完全硬化に用いられる波長に対して透過性の保持手段によって、固定されて又は回転可能に保持されることを特徴とする請求項42又は43に記載の方法。
  45. 前記接着剤の予備硬化及び/又は完全硬化は、前記プレス装置内に配置された光源及び/又は前記保持手段の反対側となる前記プレス装置の側に配置された光源を用いて照射することにより行われることを特徴とする請求項42〜44のいずれかに記載の方法。
  46. 前記プレス手段及び/又は前記保持手段は、好ましくは一つ又は複数のシリコーン層からなるプレス層を有し、当該プレス層は、特に1mm〜20mm、好ましくは3mm〜10mmの層厚を有し、及び/又は、20°ショアA〜70°ショアA、好ましくは20°ショアA〜50°ショアAの硬度、及び/又は、0.5μm未満、特に0.06μm〜0.5μm、好ましくは約0.1μm〜0.5μmの表面粗さ(平均粗さ値)を有することを特徴とする請求項43〜45のいずれかに記載の方法。
  47. 前記プレス層は、特に、パターン又は装飾の形態をなす表面構造を有することを特徴とする請求項46に記載の方法。
  48. 前記転写プライは、1N〜1000N、好ましくは、50N〜300Nの力で適用されることを特徴とする請求項43〜45のいずれかに記載の方法。
  49. 特に、請求項1〜48のいずれかに記載の方法を用いてフォイルの転写プライを基材に適用するための適用装置であって、
    前記フォイルを供給する供給ローラと、
    前記フォイルの搬送方向において前記供給ローラの下流側に配置されたラジカル硬化型接着剤を適用するためのインクジェットプリントヘッド、及び/又は、熱可塑性トナーを前記転写プライの少なくとも1つの副領域に適用するためのプリント装置と、
    前記フォイルの搬送方向において前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記プリント装置の下流側に配置され、紫外線の照射により前記接着剤を予備硬化するための第1のUV光源と、
    前記フォイルの搬送方向において前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記プリント装置の下流側に配置され、接着剤及び/又はトナーを含む前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域を前記基材に適用するための少なくとも1つのローラ列と、
    前記フォイルの搬送方向において前記ローラ列の下流側に配置され、紫外線の照射により前記接着剤を完全硬化するための第2のUV光源と、
    前記フォイルの搬送方向において前記ローラ列の下流側に配置され、前記転写プライの少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすピーリングユニットと、
    を備える適用装置。
  50. 特に、請求項1〜48のいずれかに記載の方法を用いてフォイルの転写プライを基材に適用するための適用装置であって、
    前記フォイルを供給する供給ローラと、
    前記フォイルの搬送方向において前記供給ローラの下流側に配置されたラジカル硬化型接着剤を適用するためのインクジェットプリントヘッド、及び/又は、熱可塑性トナーを前記転写プライの少なくとも1つの副領域に適用するためのプリント装置と、
    前記フォイルの搬送方向において前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記プリント装置の下流側に配置され、接着剤及び/又はトナーを含む前記転写プライの前記少なくとも1つの副領域を前記基材に適用するための少なくとも1つのローラ列と、
    前記フォイルの搬送方向において前記ローラ列の下流側に配置され、前記転写プライの少なくとも1つの副領域から前記フォイルのキャリアプライを剥がすピーリングユニットと、
    を備える適用装置。
  51. 前記フォイルの搬送方向において前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記プリント装置の下流側に配置され、紫外線の照射により前記接着剤を予備硬化するための第1のUV光源と、
    前記フォイルの搬送方向において前記ローラ列の下流側に配置され、紫外線の照射により前記接着剤を完全硬化するための第2のUV光源と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項50に記載の適用装置。
  52. 前記インクジェットプリントヘッドは、300〜1200ノズル/インチ(npi)の解像度を有することを特徴とする請求項49〜51のいずれかに記載の適用装置。
  53. 前記インクジェットプリントヘッドは、ノズル直径が15μm〜25μm、公差±5μm以下であり、及び/又は、ノズル間隔が50μm〜150μm、公差±5μm以下であることを特徴とする請求項49〜52のいずれかに記載の適用装置。
  54. 前記第1のUV光源はLED光源であることを特徴とする請求項49〜453のいずれかに記載の適用装置。
  55. 前記第1のUV光源は、前記フォイルの搬送方向において、10mm〜30mmの窓幅を有することを特徴とする請求項49〜54のいずれかに記載の適用装置。
  56. 前記第1のUV光源は、前記フォイルの搬送方向において、前記インクジェットプリントヘッドの1cm〜4cm下流側に配置されていることを特徴とする請求項49〜55のいずれかに記載の適用装置。
  57. 前記ローラ列は、プレスローラ及び機械的なカウンタベアリング、特に、インプレッションローラ、平坦又は凹状のカウンタベアリングを含むことを特徴とする請求項49〜56のいずれかに記載の適用装置。
  58. 前記プレスローラ及び/又は前記インプレッションローラは、1cm〜3cmの直径を有することを特徴とする請求項57に記載の適用装置。
  59. 前記プレスローラは、70シェアA〜90シェアAの硬度を有するプラスチック又はゴムから形成されていることを特徴とする請求項57又は58に記載の適用装置。
  60. 前記カウンタベアリングは、60°シェアA〜95°シェアA、好ましくは80°シェアA〜95°シェアAの硬度を有しかつ/あるいは、450HV10〜520HV10、好ましくは465HV10〜500HV10の硬さを有する材料から形成されていることを特徴とする請求項57〜59のいずれかに記載の適用装置。
  61. 前記カウンタベアリングは、超音波軸受手段のソノトロードとして設計されていることを特徴とする請求項57〜603のいずれかに記載の適用装置。
  62. 前記ローラ列は、加熱装置、特に赤外線ヒーター、前記プレスローラ内に配置された電気加熱エレメント、又は前記プレスローラ内に配置された熱媒体回路、より具体的にはオイル回路を含むことを特徴とする請求項57〜61のいずれかに記載の適用装置。
  63. 前記ローラ列は、前記第1のUV光源から10cm〜30cmの距離に設けられていることを特徴とする請求項49〜62のいずれかに記載の適用装置。
  64. 前記第2のUV光源はLED光源であることを特徴とする請求項49〜63のいずれかに記載の適用装置。
  65. 前記第2のUV光源は、前記フォイルの搬送方向において、20mm〜40mmの窓幅を有することを特徴とする請求項49〜64のいずれかに記載の適用装置。
  66. 前記第2のUV光源は、前記フォイルの搬送方向において、前記ローラ列の10cm〜30cm下流に配置されていることを特徴とする請求項49〜65のいずれかに記載の適用装置。
  67. 前記ピーリングユニットは、直径0.5cm〜2cmのローラを備え、当該ローラの外周に沿って前記キャリアプライが剥がされることを特徴とする請求項49〜66のいずれかに記載の適用装置。
  68. 前記ピーリングユニットは、前記フォイルの搬送方向において、前記第2のUV光源の10cm〜30cm下流側に配置されていることを特徴とする請求項49〜67のいずれかに記載の適用装置。
  69. プリントされる基材に対して直交する二方向に移動可能に配置されたインクジェットプリントヘッドを備え、プリントされる前記基材に対して直交する二方向に移動可能に配置された、請求項49〜68のいずれかに記載の適用装置を備えたプリント装置。
  70. シート状の基材を固定するための支持面を有することを特徴とする請求項69に記載のプリント装置。
  71. 前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記適用装置は、印刷される前記基材に直交する二方向に移動可能なキャリッジにそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項70に記載のプリント装置。
  72. 前記シート状の基材又は連続的な基材を前記インクジェットプリントヘッド及び前記適用装置に対して相対的に移動させるための搬送装置を有することを特徴とする請求項69に記載のプリント装置。
  73. 前記インクジェットプリントヘッド及び/又は前記適用装置は、印刷される前記基材の搬送方向に直交するように移動可能なキャリッジにそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項72に記載のプリント装置。
  74. 前記搬送装置は、2つのローラの周囲に巻かれたスチールベルトとして設計されていることを特徴とする請求項72又は73に記載のプリント装置。
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