JP2018507013A - オストミー器具 - Google Patents

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Abstract

使用者の皮膚表面(S)に取り付けられる接着ウエハと、ストーマからの排泄物を収集するための収集バッグ(8)とを備えるオストミー器具が開示される。収集バッグは接着ウエハに接続され、かつ接着ウエハは、使用者のストーマ(7)に対応する貫通穴(6)を有する。接着ウエハは、裏当て層(3)、第1転換可能接着剤組成物(2)、第2吸収性接着剤組成物(1)および剥離ライナを含み、かつ第2接着剤層は、第1厚さの中心部分と第2厚さの縁部分とを有し、第1厚さは第2厚さより大きい。

Description

使用者の皮膚表面に取り付けられる接着ウエハと、接着ウエハに接続される収集バッグとを備えるオストミー器具が開示される。接着ウエハは、裏当て層、転換可能(switchable)接着剤組成物、吸収性接着剤組成物および剥離ライナを含む。
消化管の多数の疾患に対する外科手術に関連して、多くの事例における結論のうちの1つは、患者の腹壁に、内臓の内容物を排泄するためのコロストミー、イレオストミーまたはウロストミー等の腹部ストーマを造設することである。内臓の内容物の排泄は随意に調節することができない。その目的で、使用者は、こうした開口部から出てくる物質をバッグに収集するために装具に頼る必要があり、バッグは、その後、好適な時点で空にされかつ/または廃棄される。オストミー装具は、通常、オストミー装具の接着ウエハを用いて、オストミー使用者の皮膚に取り付けられる。
添付図面は、実施形態がさらに理解されるために含まれ、本明細書に組み込まれかつその一部である。図面は、実施形態を例示し、説明とともに、実施形態の原理を説明する役割を果たす。他の実施形態および実施形態の意図された利点の多くは、以下の詳細な説明を参照することによってよりよく理解されるため、容易に認識されるであろう。図面の要素は、互いに対して必ずしも正確な縮尺ではない。同様の参照数字が対応する同様の部分を示す。
傾斜した第2接着剤を備えた接着ウエハを断面図で概略的に示す。 皮膚からの取外しが開始されている場合の接着ウエハを断面図で概略的に示す。 第2接着剤層の概略断面図を示す。 第2接着剤の試験サンプルを斜視図で概略的に示す。
実施形態は、使用者の皮膚表面に取り付けられる接着ウエハと、ストーマからの排泄物を収集するための収集バッグとを備え、バッグが接着ウエハに接続され、接着ウエハが、使用者のストーマに対応する貫通穴を有し、かつ接着ウエハが、裏当て層、第1転換可能接着剤層、第2吸収性接着剤層および剥離ライナを備え、第1接着剤層が、少なくとも部分的に第2接着剤層の上に重なり、かつ第2接着剤層が、第1厚さの中心部分と第2厚さの外縁部分とを有し、第1厚さが第2厚さより大きい、オストミー器具を提供する。
実施形態では、接着ウエハは、使用中に使用者の皮膚に面する近位(「皮膚向き」)面と、使用中に使用者の皮膚から離れる方向に面する遠位(「非皮膚向き」)面とを有する。使用前に、接着ウエハの近位面を、接着剤に剥離可能に取り付けられる剥離ライナによって覆うことができる。剥離ライナは、皮膚に接着ウエハを適用する直前に使用者が取り除くことができる。使用前および使用中の両方において、接着ウエハの遠位面を裏当て層から構成することができ、裏当て層を用いて、収集バッグを接着ウエハに、たとえば溶接によって取り付けることができる。したがって、接着ウエハは、遠位の裏当て層および近位の剥離ライナを備えることができ、裏当て層と剥離ライナとの間に第1転換可能接着剤組成物および第2吸収性接着剤組成物が位置する。
接着ウエハは、第1転換可能接着剤組成物を含む。転換可能とは、接着剤を、異なる特性を有する少なくとも異なる状態間で転換させ得ることを意味する。
転換は、転換可能組成物の1つの状態から別の状態への遷移である。転換の持続時間は、たとえば、転換開始剤の特徴と転換開始剤の活性化の方法とに応じて変化する。概して、転換は、材料の物理的特性が1つの状態から別の状態に漸進的に変化する漸進的なプロセスとなる。いくつかの場合、転換は非常に高速となり、物理的特性は、第2状態の特性に非常に迅速に、たとえば数秒以内に変化する。他の場合、転換はより低速となり、特性の変化は、たとえば数分間またはさらには数時間の期間にわたって漸進的に発生する。
実施形態では、転換可能接着剤組成物は、粘着性状態から非粘着性または低粘着性状態に転換させることができ、そこでは、転換した接着剤は、転換する前の接着剤の剥離強度に対して剥離強度が低下する。
転換可能接着剤組成物は、非粘着性状態または低粘着性状態に転換することができるため、最初は高粘着性状態で提供することができ、その粘着性は、取り除くことが困難であるかまたは非常に痛みを伴うため、皮膚での使用に適していないものである。換言すれば、転換前の粘着性は非常に高い可能性があり、それは、転換前の状態で接着剤を皮膚から再度取り除くことができる必要がないためである。このように、転換可能接着剤組成物は、特性が使用者の皮膚への適用に好適である転換前適用状態と、特性が皮膚から接着剤を取り除くために好適である転換後除去状態とを有するようにすることができる。
「低粘着性」という表現が相対的な用語であることをふまえて、ここでは、接着剤がその粘着性状態から転換した後に到達する最低の粘着性の状態を意味するものとして定義する。剥離力の低下は、100%程度に大きいかまたは30%程度に小さい場合がある。実施形態では、剥離力の低下は、30〜40%、30〜50%、30〜60%、30〜70%、30〜80%、30〜90%、30〜100%、40〜50%、40〜60%、40〜70%、40〜80%、40〜90%、40〜100%、50〜60%、50〜70%、50〜80%、50〜90%、50〜100%、60〜70%、60〜80%、60〜90%、60〜100%、70〜80%、70〜90%、70〜100%、80〜90%、80〜100%または90〜100%である。実施形態では、剥離力の低下は少なくとも50%である。
接着ウエハは、第2接着剤組成物を含む。第2接着剤組成物は、吸収性接着剤であり得る。吸収性接着剤組成物は、湿気を吸収することができる。オストミー器具の一部として吸収性接着剤組成物を有する目的は、吸収性接着剤組成物が、皮膚によって生成される湿気を吸収し、それにより、オストミー器具の下の皮膚表面における湿気の蓄積を防止し得るようにすることである。皮膚表面における湿気の蓄積により、浸軟等、皮膚に対する損傷がもたらされる可能性がある。
転換可能接着剤組成物および吸収性接着剤組成物の両方を有する接着ウエハを提供することにより、本発明者らは、使用者の皮膚に迅速かつ強力に付着し、同時に接着剤の下の皮膚に対する損傷を防止するように湿気を適切に吸収することができる、オストミー器具を構築することができた。転換可能接着剤組成物によってもたらされる皮膚への急速かつ強力な接着により、さらに、オストミーから排泄物が漏れることが防止される。
さらに、転換可能接着剤を吸収性接着剤と組み合わせる場合、ウエハの取外し中に問題が発生する可能性がある。除去の第1ステップは、転換可能接着剤を光(または他の刺激)にさらすことにより、転換可能接着剤を転換させることである。これにより、接着剤が高粘着性から非常に低粘着性になる。転換可能ではない第2接着剤は、皮膚に対するその粘着性を維持する。ウエハの縁部分(第1接着剤)を把持し引っ張ることにより、ウエハが皮膚から剥離されるとき、第1接着剤は、低粘着性状態に転換しているため、容易にはがれ、第2接着剤は、皮膚に対して優れた付着力を依然として維持する。したがって、ウエハが層状に剥離し、それにより、第1転換可能接着剤は皮膚からはがれ、第2接着剤から層状に剥離し、一方で、第2吸収性接着剤は完全にまたは部分的に皮膚の上に残る可能性があるというリスクが存在する。第2吸収性接着剤を皮膚に取り付けられたままにし、または接着剤の残りを除去した後、第2吸収性接着剤からの残留物が皮膚に付着したままにすることは非常に望ましくない状況である。
転換前高粘着性状態を有する転換可能接着剤組成物を使用することにより、接着剤と使用者の皮膚との間の迅速な初期付着が起こり得る。皮膚への接着剤の適用からすでに、こうした迅速かつ強力な付着により、排泄物が皮膚と接着剤との間の空間に漏れることが防止される。これは、通常、強力な付着を達成するために、10〜60分間等、かなりの時間を必要とするいくつかの非転換可能感圧接着剤とは対照的である。感圧接着剤に圧力を加えることにより、接着剤は湿潤して皮膚表面により高速に流れ込むことができ、これにより、広い接触面積が得られ、これにより接着力が増大する。オストミー器具を皮膚に取り付けるいくつかの現行の接着システムは、基材の表面に十分に流れ込みかつそれを湿潤させるために、使用者からの高いまたは長期の圧力を必要とする。初期高粘着性を有する転換可能接着剤を使用することにより、皮膚に対する優れたかつ耐久性のある付着を確保するために、高い圧力も長い時間も不要である。
強力な接着接合の早期の形成に加えて、転換可能接着剤はまた、オストミー器具の使用期間全体にわたり非常に強力な接着接合を維持することも可能にする。これは、転換前状態で接着剤を除去することができる必要がないためである。したがって、転換前状態での皮膚への付着は、転換によって接着力が著しく低下するまで非常に高いままであり続けることができ、したがって、器具の容易かつ痛みのない除去が可能になる。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、裏当て層と接触する。第1転換可能接着剤組成物は、裏当て層に配置するか、または裏当て層にコーティングすることができる。裏当て層と接触していることにより、転換可能接着剤組成物の少なくとも一部は、接着ウエハの遠位非皮膚向き面に近接している。これにより、たとえば、裏当て層を通して転換可能接着剤組成物に光を与えることにより、転換可能接着剤組成物の転換がより容易にもたらされる。
実施形態では、剥離ライナは、第1転換可能接着剤組成物および第2吸収性接着剤組成物の両方と接触する。剥離ライナは、使用者の皮膚に取り付けられる接着剤の面を覆う。したがって、剥離ライナと接触している接着剤の面はまた、使用中に使用者の皮膚と接触することになる面でもある。第1転換可能接着剤組成物および第2吸収性接着剤組成物の両方が、使用者の皮膚と接触することになる接着剤の面の一部を形成することにより、両接着剤が、皮膚に対して直接それぞれの効果を発揮し得ることが確実になる。換言すれば、両接着剤組成物は、使用中に使用者の皮膚と接触することになる。転換可能接着剤組成物により、皮膚に対する迅速であり、強力であり、かつ耐久性のある付着をもたらすことができ、吸収性接着剤組成物により、皮膚の表面から湿気が有効に除去されることを確実にすることができる。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、第1転換可能接着剤組成物と剥離ライナとの間に位置する。吸収性接着剤組成物は、接着ウエハの近位皮膚向き面における転換可能接着剤組成物の表面の一部を覆うことができる。転換可能接着剤組成物は、吸収性接着剤組成物の遠位非皮膚向き面全体を覆うことができる。こうした配置により、吸収性接着剤は、使用者の皮膚と接触することになり、それにより、皮膚表面から湿気を容易に吸収することができる。遠位非皮膚向き面において、転換可能接着剤のいずれも吸収性接着剤によって覆われず、したがって、たとえば、吸収性接着剤に光を通過させる必要なく転換可能接着剤上に光を照射することにより、転換をもたらすことがより容易になる。
実施形態では、接着ウエハは、ストーマに対応する穴に隣接する中心部と、穴から離れる方向に接着ウエハの縁に隣接する周辺部とを有する。第2吸収性接着剤組成物は、少なくとも接着ウエハの中心部に位置することができる。ウエハの中心部は、ウエハの周縁部よりウエハの貫通穴に近い部分である。典型的には、これは、穴を包囲する接着ウエハのリング状領域を表す。中心部は、オストミー器具の使用中にストーマに最も近いウエハの部分となる。周辺部は、中心部の外側の接着ウエハの残りの部分、すなわち、穴より周縁部に近い部分である。典型的には、周辺部はまた、接着ウエハのリング状領域となる。吸収性接着剤は、ウエハの中心部全体にあるか、または中心部の一部のみにあり得る。吸収性接着剤は、接着ウエハの周辺部までにも延在することができる。吸収性接着剤は、接着ウエハの中心部にあることにより、ストーマの近くに位置することになり、それにより、ストーマを包囲する敏感な皮膚に近くなる。これにより、吸収性接着剤は、ストーマの周囲の敏感な皮膚から湿気を吸収することができるようになる。また、吸収性接着剤は、使用中に湿気の吸収の結果として膨張することができる可能性があり、したがって、体積が増大しストーマの周囲に機械的な封止を提供することができる可能性がある。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、接着ウエハの中心部のみに位置する。吸収性接着剤組成物は、接着ウエハの中心部にリング状要素として位置することができ、したがって、使用中にストーマを包囲する。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、少なくとも接着ウエハの周辺部に位置する。転換可能接着剤組成物は、ウエハの周辺部の全体にあるか、または周辺部の一部のみにあり得る。転換可能接着剤組成物は、ウエハの中心部内に延在する場合もある。
実施形態では、剥離ライナは、接着ウエハの周辺部において第1転換可能接着剤組成物と接触する。このように、転換可能接着剤は、使用中、接着ウエハの周辺部において皮膚と接触することになる。使用中、周辺部における転換可能接着剤組成物が皮膚と接触することにより、接着ウエハの周囲に強力な接着接合が確立され、したがって、接着ウエハが、使用者の衣服等、周囲と接触することによって剥離し始める可能性が低くなる。
実施形態では、剥離ライナは、接着ウエハの中心部において第2吸収性接着剤組成物と接触する。このように、吸収性接着剤は、使用中にストーマを包囲する皮膚と接触することになる。これにより、吸収性接着剤は、ストーマを包囲する敏感な皮膚から直接湿気を吸収することができ、それにより、浸軟等、皮膚に対する損傷が防止される。
実施形態では、裏当て層は好適に弾性があり、すなわち、弾性率が低く、使用しているときに接着剤構造が皮膚の動きに沿い、快適さを与えるのを可能にする。裏当て層は、接着剤層と裏当て層との間の付着を向上させる構造化面を有することができる。裏当て層は、不織布または不織布−フィルムラミネートであり得る。裏当て層は、ポリマーフィルムであり得る。裏当て層は、ポリウレタンを含むことができる。裏当て層の厚さは、使用される裏当て層のタイプによって決まる。ポリウレタンフィルム等のポリマーフィルムの場合、厚さ全体は、約30マイクロメートル等、10〜50マイクロメートル等、10〜100マイクロメートルであり得る。
剥離ライナは、医療デバイス用の剥離ライナとして有用であることが知られている任意の材料製であり得る。たとえば、剥離ライナは、接着剤がライナから容易に剥離されるのを可能にする剥離特性を有するポリマーフィルム、箔または紙の形態であり得る。こうした特性は、材料に固有である可能性があり、または層に対してシリコーン処理を行うか、低表面張力被覆剤でコーティングするか、または他の適切な表面改質を行うことができる。剥離ライナは、概して、紙、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリエチレンテレフタレート等、機械的に剛性の裏当ての上に作製される。この剛性は、収集器具を適用するときに接着ウエハを支持する。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、接着ウエハの穴の周囲にかつ剥離ライナと接触して位置するリング状接着剤要素の形態である。こうしたリング状吸収性接着剤要素は、60〜70mm等、50〜70mm等、40〜70mm等、30〜70mmの直径を有することができる。リング状接着剤要素は、たとえば、30mm、40mm、50mm、60mmまたは70mmの直径を有することができる。リング状要素は、少なくとも10mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mm、少なくとも50mm、10〜20mm、10〜30mm、10〜50mm、20〜30mm、20〜40mm、20〜50mm、30〜40mm、30〜50mmまたは40〜50mmの幅、すなわち、リングの表面に沿って測定されるリングの内側リムからリングの外側リムまでの距離を有することができる。この要素の幅は、要素全体にわたって一貫している場合があり、または変化する場合もある。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、接着ウエハの領域全体に延在する。実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、接着ウエハの周囲に位置するリング状接着剤要素の形態である。こうしたリング状転換可能接着剤要素は、50〜75mm等、50〜100mm等、50〜120mm等、50〜150mmの直径を有することができる。リング状接着剤要素は、たとえば、50mm、60mm、70mm、80mm、90mm、100mm、120mmまたは150mmの直径を有することができる。リング状要素は、少なくとも10mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mm、少なくとも50mm、少なくとも60mm、少なくとも70mm、少なくとも80mm、少なくとも90mm、少なくとも100mm、10〜20mm、10〜30mm、10〜50mm、10〜100mm、20〜30mm、20〜40mm、20〜50mm、20〜100mm、30〜40mm、30〜50mm、30〜100mm、40〜50mm、40〜100mmまたは50〜100mmの幅を有することができる。この要素の幅は、要素全体にわたって一貫している場合があり、または変化する場合もある。
「リング状」という用語は、本明細書では、接着剤が、中心開口部を周回する帯を画定することをと理解される。この帯の輪郭は、実質的に円形、楕円形または他の丸い形状であり得る。接着剤要素はまた、単に略リング状、楕円形または略楕円形の形態を有することができる。その場合、上述した直径は、要素の外縁の1つの点から要素の外縁の別の点までの最大距離となる。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、中心部分に第1厚さ、すなわち、接着剤の表面に対して垂直な直線で測定される接着剤の一方の外面から接着剤の他方の外面までの距離を有する。実施形態では、吸収性接着剤組成物の第1厚さは、少なくとも1,000マイクロメートル等、少なくとも750マイクロメートル等、少なくとも500マイクロメートル等、少なくとも400マイクロメートル等、少なくとも300マイクロメートル等、少なくとも200マイクロメートル等、少なくとも100マイクロメートル等、少なくとも50マイクロメートルである。吸収性接着剤組成物の第1厚さは、200〜300マイクロメートル等、200〜400マイクロメートル等、100〜500マイクロメートル等、50〜1,000マイクロメートルであり得る。吸収性接着剤組成物の均一な厚さは、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートル、500〜1500マイクロメートル、500〜200マイクロメートル、1000〜2000マイクロメートルであり得る。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、均一な厚さを有する。実施形態では、吸収性接着剤組成物の均一な厚さは、少なくとも1,000マイクロメートル等、少なくとも750マイクロメートル等、少なくとも500マイクロメートル等、少なくとも400マイクロメートル等、少なくとも300マイクロメートル等、少なくとも200マイクロメートル等、少なくとも100マイクロメートル等、少なくとも50マイクロメートル等、少なくとも25マイクロメートル等、少なくとも10マイクロメートルである。吸収性接着剤組成物の均一な厚さは、200〜300マイクロメートル等、200〜400マイクロメートル等、100〜500マイクロメートル等、50〜500マイクロメートル等、25〜500マイクロメートル等、10〜1,000マイクロメートルであり得る。吸収性接着剤組成物の均一な厚さは、10〜50マイクロメートル、10〜100マイクロメートル、25〜50マイクロメートル、25〜100マイクロメートル、50〜100マイクロメートル、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートル、500〜1500マイクロメートル、500〜200マイクロメートル、1000〜2000マイクロメートルであり得る。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、変化する厚さを有する。実施形態では、吸収性接着剤組成物の最大厚さは、少なくとも1,000マイクロメートル等、少なくとも750マイクロメートル等、少なくとも500マイクロメートル等、少なくとも400マイクロメートル等、少なくとも300マイクロメートル等、少なくとも200マイクロメートル等、少なくとも100マイクロメートル等、少なくとも50マイクロメートル等、少なくとも25マイクロメートル等、少なくとも10マイクロメートルである。吸収性接着剤組成物の最大厚さは、200〜300マイクロメートル等、200〜400マイクロメートル等、100〜500マイクロメートル等、50〜500マイクロメートル等、25〜500マイクロメートル等、10〜1,000マイクロメートルであり得る。吸収性接着剤組成物の最大厚さは、10〜50マイクロメートル、10〜100マイクロメートル、25〜50マイクロメートル、25〜100マイクロメートル、50〜100マイクロメートル、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートルであり得る。実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、接着ウエハの中心部より接着ウエハの周辺部の方が厚い。実施形態では、接着ウエハの周辺部における第1転換可能接着剤組成物の厚さは、接着ウエハの中心部における第1転換可能接着剤組成物の厚さの少なくとも500%等、少なくとも250%等、少なくとも200%等、少なくとも150%等、少なくとも120%である。
実施形態では、転換可能接着剤組成物は、裏当て層の上に配置され、裏当て層全体を覆う。吸収性接着剤組成物は、穴の周囲の接着ウエハの中心において、かつ転換可能接着剤組成物の皮膚向き面において、リング状接着剤要素の形態である。このように、転換可能接着剤組成物は、ウエハの周囲で剥離ライナと接触することになり、吸収性接着剤組成物は、ウエハの中心で剥離ライナと接触することになる。したがって、両接着剤は、使用中、使用者の皮膚と接触することになる。
実施形態では、接着ウエハの皮膚接触面は、ウエハの中心部分における第2接着剤とウエハの周辺部分における第1接着剤とによって構成される。こうした構造により、ストーマに隣接する封止および湿気処理と、周辺部に沿った皮膚に対する強力な取付とを提供することができ、それにより、縁部分の巻上りとともに漏れのリスクが低減する。
鋼板または他の剛性基材から接着基材を剥離することにより、従来の剥離試験を行う。しかしながら、皮膚は柔らかくかつ柔軟性があり、引張方向において伸張し接着剤に従うことになり、それにより、基材内で力を異なるように分散させるため、皮膚からの剥離は鋼からの剥離とはきわめて異なる。そのため、接着ウエハ構造は、剛性基材から剥離されるときに層状剥離なしに期待できる結果を示す可能性があるが、皮膚から同じ器具を剥離することにより、層状剥離がもたらされる可能性がある。
実施形態では、1つの厚さの中心部分の厚さと縁部分における別の厚さとを備える接着剤層として、傾斜した縁について述べることができる。厚さは、距離にわたって低減し、それにより、中心部分と縁部分との間に斜めの線を提供する。この線は、接着剤層の平面と角度を画定する。その角度は、20〜40度またはさらには20〜30度等、15〜50度等、10〜60度であり得る。縁における厚さにより、層状剥離の程度が決まる可能性がある。
第2接着剤の縁部分を傾斜させることができる。傾斜したとは、本明細書では、縁部分の断面において、第1厚さの部分から第2厚さの部分まで斜めの線を画定することを意味する。この線は、直線状または曲線状であり得る。
第2接着剤の縁部分を、第2接着剤層の表面に対して10〜60の角度で傾斜させることができる。
第2接着剤の第2厚さは、300μm未満であり得る。第2厚さは、第2接着剤層のリム部分を画定することができる。第2厚さが小さいほど、皮膚から取り除くときにウエハが層状剥離しにくくなる。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、アルコール類、グリコール類、ペンタエリトリトール、トリメチルプロパン、グリセロール、脂肪族エポキシド類、ビスフェノールAエポキシド類を含む芳香族エポキシド類、脂肪族ウレタン類、シリコーン類、ポリエスエル類およびポリエーテル類のアクリル酸エステル類またはメタクリル酸エステル類から選択される硬化性分子を含む。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、ポリアクリレート類、ポリウレタン類およびポリシリコーン類からなる群から選択されるポリマーを含む。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、光開始剤を含むことができる。光開始剤は、光開始剤を光で活性化することにより、接着剤組成物を転換させるのを可能にする。光開始剤が異なると吸収スペクトルが異なり、活性化させるために必要な光の波長が異なることになる。実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、可視光に反応する光開始剤を含む。これにより、規則的な可視光を与えることにより、接着剤の転換をもたらすことが可能になる。これは、特に、オストミー器具の使用者によって転換が行われるべきである場合、転換の安全かつ好都合な方法である。
いくつかの実施形態では、光は、可視光および/または紫外(UV)光を含む。可視光は、400〜700nmの範囲の波長を有する電磁放射線として定義される。紫外光は、10〜400nmの範囲の波長を有する電磁放射線として定義される。実施形態では、光開始剤は紫外光に反応することになる。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物は、チタノセン光開始剤、チオニン/トリエタノールアミンを含む染料/開始助剤(co−initiator)系、染料/ホウ酸塩系、染料/パーオキサイド系、およびカンフル−キノン/第三級アミンを含む1,2−ジケトン/開始助剤系からなる群から選択される光開始剤を含む。
実施形態では、転換可能接着剤組成物は、本明細書において吸収性接着剤組成物に対して記載するように吸収性であり得る。
実施形態では、転換可能接着剤組成物は、転換可能感圧接着剤(PSA)組成物である。転換可能PSAは、重量比で、フリーラジカル重合により硬化可能な2%〜80%の硬化性分子と、0.05%〜10%の光開始剤と、接着剤を架橋させるためにフリーラジカル重合以外の機構により架橋可能な内部架橋剤との混合物を含むことができ、バランスは、ベース接着剤ポリマーおよび付随的成分であり、重量比は、ベース接着剤ポリマーの乾燥重量に基づいて計算される。PSAは、FINAT試験法No.18によって測定される5〜100N/12.7×12.7mmの凝集力を有することができる。凝集力は、転換可能PSAが意図される用途に応じて、30N/12.7×12.7mmより著しく大きい場合がある。好ましくは、ベース接着剤ポリマーおよび硬化性分子は、乾燥時に互いに可溶性であるが、乾燥時に接着剤および硬化性分子が互いに非可溶性であるかまたは部分的にのみ互いに可溶性である場合であっても、硬化性分子が接着剤中に均一に分散している場合、依然として良好な結果が得られる。
組成物の凝集力は、接着剤ポリマー骨格の凝集力を制御することにより決定され、これは、骨格を部分的に架橋させることにより行われる。
たとえば、N−メチロールアクリルアミド、N−(イソ−ブトキシメチレン)アクリルアミド、メチルアクリルアミドグリコレートメチルエーテル(すべて0.5〜5%)のモノマー、または金属キレート類、たとえばZr、AlもしくはFe(ポリマー重量の最大2%)のアセチルアセトネート類をポリマー骨格に組み込むことにより、架橋を達成することができ、ポリマー骨格は、基材上に広がった後、乾燥中に架橋する。
AlおよびTiのアセチルアセトネート類ならびに同様の化合物も、重合ステップ後にポリマー重量の0.1〜2%の濃度で添加し、乾燥ステップ中にポリマー骨格中のカルボキシル基を利用することにより内部架橋剤として用いることができる。
トルエンジイソシアネート(TDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)またはイソホロンジイソシアネート(IPDI)のような多官能イソシアネート類を用いて、ポリマー重量の最大約1%の濃度で添加して、異なるポリマー鎖の水酸基またはカルボキシル基を化学的に内部架橋させることができる。
ポリマー骨格中のカルボキシル基と、メラミン、ベンゾグアナミン、グリコルリル、尿素誘導体等の添加されたアミノ樹脂、たとえば、例としてヘキサメトキシメチルメラミン、メトキシメチルメチロールメラミン、メトキシメチルエトキシメチルベンゾグアナミン、テトラブトキシメチルグリコルリル、ブトキシメチルメチロール尿素(最大6%)との間で内部架橋を達成することもできる。
上述した架橋はまた、ポリカルボジイミドまたは多官能プロピレンイミンを用いて達成することができる。
所望のバランスを達成するために、凝集力の高い1種または複数種のポリマーを、凝集力の低い1種または複数種のポリマーと混合することも可能である。
架橋はまた、有効な転換のためにも重要であり、したがって、接着剤組成物の凝集力を制御するために行われるタイプの架橋と、転換を生じさせるタイプの架橋とを区別することが必要である。前者の場合、接着剤の凝集力を制御するための架橋は、内部架橋剤、すなわち接着剤ポリマー骨格材料とともに供給されるかまたはその一部を形成する架橋剤を用いて行われる。後者の場合、転換のための架橋は、可視光または紫外光によって誘導される硬化性分子の硬化によって行われ、ベース接着剤ポリマー骨格の鎖を絡ませる3次元ポリマーネットワークを形成し、それにより、それらの可動性および自由体積を低減させる。好ましくは、混合物中に存在するベース接着剤ポリマーの量は、20重量%〜98重量%、より好ましくは40重量%〜90重量%、最も好ましくは50重量%〜70重量%である。好ましくは、混合物中の硬化性分子の割合は、2重量%〜80重量%、より好ましくは10重量%〜60重量%、最も好ましくは30重量%〜50重量%の範囲である。好ましくは、混合物中に光開始剤が、0.1重量%〜5重量%、より好ましくは0.5重量%〜2重量%存在する。好ましくは、光開始剤はまた、接着剤および硬化性分子の乾燥混合物中に可溶性であるが、乾燥混合物中に溶解しているのではなく細かく分散している場合も、活性化光源にさらされたときにその硬化開始効果が発揮することができるようになる。
ベース接着剤ポリマーに対する重量比は、ここでは、その乾燥重量に関して与えられており、市販のバルク接着剤中に通常存在する可能性がある任意の溶媒は除外している。
いくつかの実施形態では、ベース接着剤ポリマーの重量比は、以下の下端点のうちの1つから(その点を含む)、または以下の上端点のうちの1つから(その点を含む)である。下端点は、20%、30%、40%、50%、60%および70%であり、上端点は98%、95%、90%および85%である。いくつかの実施形態では、硬化性分子の重量比は、以下の下端点の1つから(その点を含む)、または以下の上端点の1つから(その点を含む)である。下端点は、2%、5%、10%および15%であり、上端点は80%、70%、60%、50%、40%および30%である。いくつかの実施形態では、光開始剤の重量比は、以下の下端点の1つから(その点を含む)、または以下の上端点の1つから(その点を含む)である。下端点は、0.05%、0.1%、0.2%、0.5%および1.0%であり、上端点は、10%、5%、4%および3%である。
付随的成分は、安定剤、粘着剤、光散乱粒子、殺菌剤、着色剤、湿潤剤等のうちの1つまたは複数であり得る。
接着剤成分は、コア、すなわち核から延びるポリマー鎖を有する親水コロイドである場合があり、接着剤および硬化性分子が乾燥時に互いに可溶性であるという場合、それは、硬化性分子とポリマー鎖が互いに可溶性であることを意味するものとして理解されるべきである。親水性コロイド系の医療用ドレッシングは、皮膚および創傷の治療に用いることができる。最初に皮膚に当てられたとき、乾燥した親水コロイドは、皮膚に対してわずかにのみ付着するが、皮膚から迅速に湿気を吸収し、より粘着性となる。
転換可能接着剤組成物の調製方法は極めて単純である。接着剤成分、硬化性分子(モノマーおよび/またはオリゴマー)および光開始剤を混合し、好ましくは暗闇でまたは赤色光条件下で約30〜60分間、最も好都合には室温で合わせて撹拌する。混合物はまた、内部架橋剤を含む。内部架橋剤は、ベース接着剤の一部として含まれる場合があり、たとえば、内部架橋剤を含むベース接着剤を在庫品として供給する販売業者から入手される。別法として、内部架橋剤は、ベース接着剤とは別個の成分として供給される場合もある。内部架橋剤は、溶液として混合物に添加される場合もある。接着剤成分は、典型的には、溶液(典型的には、40重量%〜60重量%の固形分)で供給され、接着剤の溶媒は、内部架橋剤を溶解するための好適な溶媒であり得る。硬化性分子は、通常、無溶媒であるが、高粘度のいくつかの硬化性分子は、溶媒中で運ぶことができ、その溶媒はまた、内部架橋剤を安定させるように作用することも可能であり、光開始剤は通常固体であり、このシステムにおいて溶解および/または分散が最も困難な成分である。
混合の完了に続いて、結果として得られた組成物を所定の厚さ、たとえば典型的には湿潤している場合には約60μmの厚さで剥離ライナの上に広げ、その後、室温で約10分間放置して乾燥させる。剥離ライナは、表面にシリコーン化合物が化学的に結合した、ポリエチレンコーティングされた紙であり得る。その後、広げられた接着剤を約80〜150℃で3〜10分間にわたりさらに乾燥させる。必要に応じて、これよりわずかに高い温度およびこれより長い乾燥時間を用いることができる。乾燥後、広げられた接着剤の厚さは、典型的には、約30μmとなる。
その後、乾燥した接着剤を、たとえば剥離強度および転換の評価のために担体フィルム上に移す。
別法として、乾燥した接着剤を、創傷ドレッシングまたはオストミー装具用の材料、たとえば、任意選択的に穿孔されている場合があるポリエチレンもしくはポリウレタンフィルムのウェブ、または織布もしくは不織布に移すことができる。
医療用ドレッシング材または同様の用途のために、接着剤組成物は、成形体、薄い壁またはコーティングを形成することができるポリマーから選択することができる。好適なポリマーは、生物学的にかつ医薬的に適合性があり、低アレルギー性であり、ドレッシングが接触する体液または体組織に不溶性でありかつ親和性がある。
接着剤ポリマー層を担持する例示的な光透過材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、エチレン/プロピレンコポリマー、エチレン/エチルアクリレートコポリマー、エチレン/ビニルアセテートコポリマー、シリコーンエラストマー、特に医療用のポリジメチルシロキサン類、ネオプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリアクリレート類、ポリ塩化エチレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー、架橋ポリメタクリレートポリマー(ヒドロゲル)、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート、ブチルゴム、エピクロロヒドリンゴム、エチレンビニルアルコールコポリマー、エチレンビニルオキシエタノールコポリマー;シリコーンコポリマー、たとえばポリシロキサン−ポリカーボネートコポリマー、ポリシロキサンポリエチレンオキシドコポリマー、ポリシロキサン−ポリメタクリレートコポリマー、ポリシロキサン−アルキレンコポリマー(たとえばポリシロキサン−エチレンコポリマー)、ポリシロキサン−アルキレンシランコポリマー(たとえばポリシロキサン−エチレンシランコポリマー)等;セルロースポリマー、たとえばメチルもしくはエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびセルロースエステル;ポリカーボネート類;ポリテロラフルオロエチレン等が挙げられる。
接着剤は、水溶性であり得るが、最も多くの場合、エチルアセテート、ヘキサン、トルエン、アセトン等の有機溶媒に可溶性であり、したがって有機溶媒の溶液として市販される。好ましい接着剤は、ポリアクリレート類、ポリウレタン類およびポリシリコーン類である。特に好ましいのは、ポリアクリレート類である。ポリアクリレート類という用語は、アクリレート、メタクリレートおよびアクリレートコポリマーの接着剤を意味する。実際に、アクリレートコポリマーの接着剤は、最も好ましく、たとえばアルキルアクリレートコポリマーである。ポリアクリレートに最も一般的に用いられるモノマーは、ブチルアクリレート、エチルヘキシルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレートおよびアクリル酸である。それらは、単体で用いられる場合もあれば混合物で用いられる場合もあり、混合物におけるそれらの相対比は、達成することが望まれる透水度、粘弾性特性、Tg等に応じて選択される。
たとえば、N−メチロールアクリルアミド、N−(イソ−ブトキシメチレン)アクリルアミド、メチルアクリルアミドグリコレートメチルエーテル(すべて0.5〜5%)のモノマー、または金属キレート、たとえばZr、AlもしくはFe(ポリマー重量の最大2%)のアセチルアセトネートをポリマー骨格に組み込むことにより、架橋を達成することができ、ポリマー骨格は、基材上に広げられた後、乾燥中に架橋する。
AlおよびTiのアセチルアセトネート類および同様の化合物は、重合ステップ後にポリマー重量の0.1〜3%の濃度で添加し、乾燥ステップ中にポリマー骨格のカルボキシル基を利用することにより内部架橋剤として用いることも可能である。
TMDI、ヘキサメチレンジイソシアネート等の多官能基イソシアネート類を用いて、ポリマー重量の最大5%、たとえば1%の濃度で添加して、異なるポリマー鎖のヒドロキシル基またはカルボキシル基を化学的に内部架橋させることができる。
内部架橋は、ポリマー骨格中のカルボキシル基と、メラミン、ベンゾグアナミン、グリコルリル、尿素誘導体等の添加されたアミノ樹脂、たとえばヘキサメトキシメチルメラミン、メトキシメチルメチロールメラミン、メトキシメチルエトキシメチルベンゾグアナミン、テトラブトキシメチルグリコルリル、ブトキシメチルメチロール尿素(最大6%)との間で達成することも可能である。
上述した架橋はまた、ポリカルボジイミド類または多官能プロピレンイミン類を用いて達成することも可能である。
組成物の接着剤成分として用いられる骨格の接着剤ポリマーは、内部架橋剤と化学的または物理化学的に反応することができる官能基を含まなければならない。開始接着剤、すなわちベース接着剤として、結合型(bound−in)硬化性分子とともに製造されるものを用いることも可能であり、これは、(非結合型)硬化性分子と混合される。内部架橋の機構は、フリーラジカル機構であってはならず、それは、それが転換のための架橋をもたらすために用いられる機構であるためである。
好ましくは、硬化性分子および接着剤は、乾燥状態、すなわち溶媒のないとき、互いに可溶性である。別法として、接着剤および硬化性分子が乾燥状態で互いに可溶性でないか、または部分的にのみ可溶性である場合、組成物中に均一に分散している。典型的には、接着剤(または接着剤の混合物が用いられる場合にはベース接着剤)は、ポリアクリレート類、ポリウレタン類およびシリコーン接着剤から選択される。
最も広い意味で、硬化性分子として、任意の従来の既知の不飽和化合物を使用することができるが、単体または混合物で用いられる好ましい例は、アルコール類、グリコール類、ペンタエリトリトール、トリメチルプロパン、グリセロール、脂肪族エポキシド類、ビスフェノールAエポキシド類を含む芳香族エポキシド類、脂肪族ウレタン類、シリコーン類、ポリエスエル類およびポリエーテル類のアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル、ならびにこれらのエトキシレート種またはプロポキシレート種等の硬化性分子である。
硬化性分子は、2つ以上、すなわち単官能基よりも多い不飽和サイトを有する。3つ以上、より好ましくは4つ以上の複数の官能基が特に有効であり、それは、このタイプの硬化性分子は、後述するように、転換の重要な特徴である高度に架橋した3次元ポリマーネットワークを形成することができるためである。また、複数の官能基を有する多くの硬化性分子は、通常、妥当な価格で入手可能である。
ラジカル開始剤は、所望の条件下でラジカル種を生成することができる任意の種であり得るが、好ましい例は、硬化性分子中でラジカル重合反応を促進するために、緩和な条件、たとえば可視光下でラジカル反応を開始することができる光開始剤である。結果として、光開始剤が可視光にさらされることにより活性化すると、硬化性分子が他の硬化性分子と化学結合を形成し、したがって、ポリマー架橋を生成する。こうした架橋の効果は、接着剤ポリマー鎖を絡み合わせる3次元ポリマーネットワークを構築することであり、それによりそれらの可動性および自由体積が低減する。別法として、光開始剤は、長波長紫外線の緩和な条件下でラジカル種を生成することができる。
複数の官能基を有する硬化性分子は、高度に架橋した3次元ポリマーネットワークを容易に構築することができ、したがって、良好な転換特性を示す。接着剤の接着強度が低下し、粘着性が低下し、それにより、それが取り付けられている表面からより容易に剥離することができる。
接着剤混合物は、好ましくはまた、保存中の硬化性分子の自発的架橋を防止するために添加される安定剤を含む。このような安定剤の例は、4−メトキシフェノール(ヒドロキノンモノメチルエーテルと呼ばれることもある)および2,4−ジ−tert−ブチル−メトキシフェノール、または1−ピペリジニロキシ−4,4’−[1,10−ジオキソ−1,10−デカンジイル)ビス(オキシ)]ビス[2,2,6,6−テトラメチル]およびペンタエリトリトールテトラキス(3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート)等のヒドロキノンである。
接着剤混合物はまた、光増感剤を含むことができる。増感種は、開始剤と異なるスペクトルの部分のエネルギーを吸収することが多いため、増感剤を混合物に組み込むことにより、光源のより有効な使用が達成可能であり得る。多くの光増感剤は、複雑な有機分子であり、スペクトルの可視部分を吸収する。
接着剤混合物はまた、接着剤混合物の照射効果を増大させるために光散乱粒子を組み込むことができる。好ましくは、光散乱粒子は、およそ10nm以上、典型的には最大1μmの粒径のシリカ粉末、アルミナ粉末、シリカ−アルミナ粉末またはマイカ粉末等の無機化合物である。
任意の従来の既知のフリーラジカル開始剤を用いることができる。特に好ましいのは、可視光放射線に反応する開始剤であるが、用途に応じて、組成物において、より短い波長の光の下で反応する開始剤を用いることができる。したがって、挙げることができるフリーラジカル開始剤には、チタノセン光開始剤、染料/開始助剤系、たとえばチオニン/トリエタノール−アミン、染料/ホウ酸塩系、染料/パーオキサイド系および1,2−ジケトン/開始助剤系、たとえば、カンフル−キノン/第三級アミンがある。
可視光光開始剤の例(紫外および可視両方のスペクトルの光を吸収するため、Irgacure 784を含む)は、ベンジルジメチルケタル、フェナントレンキノン、チタノセン(Irgacure 784がその一例である)、ビス(2,4,6−トリメチル−ベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキシドである。
紫外光開始剤の例は、ベンゾイン、およびベンゾインのエチル、イソプロピルまたはイソブチルエーテル類;ベンゾフェノンおよびヒドロキシベンゾフェノンまたはメチルベンゾフェノン;2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−ワン;アセトフェノンおよび4’−フェノキシアセトフェノン;ベンゾイル−ビフェニル;ベンジル;アニソイン、およびIrgacure 651(ベンジルジメチルケタル)またはIrgacure 907(2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−ワン)等のIrgacure;またはUvatone 8302(2,2−ジエトキシ−1,2−ジフェニルエタノン)等のUvatoneである。
医療用途の好適なフリーラジカル光開始剤は、Ciba Geigy社によりIrgacure 784(商標)として英国で販売されている、ビス(エータ5−シクロペンタジエニル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−[ピロール−1−イル]−フェニル)チタン等のチタノセン開始剤である。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、スチレン、イソプレン、ブタジエン、エチレンおよびブチレンからなる群から選択されるモノマー単位を含むポリマーを含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、スチレンブロックコポリマーを含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIBS)およびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)からなる群から選択されるスチレンブロックコポリマーを含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、ポリエチレンコポリマーを含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、エチレンビニルアセテート、エチレンビニルアセテート一酸化炭素、エチレンブチルアセテート、エチレンビニルアルコール、エチレンブチルアクリレート、エチレンブチルアクリレート一酸化炭素およびそれらの組合せからなる群から選択されるポリエチレンコポリマーを含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、ポリイソブチレン(PIB)を含む。
実施形態では、吸収性接着剤組成物は、本明細書において転換可能接着剤組成物に対して記載したように転換可能であり得る。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、吸収性材料を含む。実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、吸水性材料を含む。
実施形態では、第2吸収性接着剤組成物は、親水コロイド、マイクロコロイド、塩および超吸収性粒子からなる群から選択される吸収性材料を含む。
実施形態では、吸収性接着剤組成物は、組成物の1〜60%(w/w)の量で吸収性材料を含む。
たとえば、吸収性接着剤組成物は、組成物の1〜40%(w/w)または1〜20%(w/w)または20〜40%(w/w)または20〜60%(w/w)または40〜60(w/w)%または25〜50%(w/w)の量で吸収性材料を含む。
実施形態では、吸収性材料は、親水コロイド、水溶性塩、単糖類、二糖類およびオリゴ糖類、糖アルコール類、ポリペプチド類、有機酸類、無機酸類、アミノ酸類、アミン類、尿素、ポリアクリル酸等の超吸収性粒子、ポリエチレングリコール等のグリコール類、フュームドシリカ、ベントン、ベントナイトおよびそれらの混合物から選択される。
実施形態では、親水コロイドは、グアーガム、ローカストビーンガム、ペクチン、片栗粉、アルギナート、ゼラチン、キサンタンまたはカラヤガム、セルロース誘導体、カルボキシメチルセルロースの塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、でんぷんグリコール酸ナトリウム、ポリビニルアルコールおよびそれらの混合物から選択される。
実施形態では、水溶性塩は、NaCl、CaCl、KSO、NaHCO、NaCO、KCl、NaBr、NaI、KI、NHCl、AlCl、CHCOONa、CHCOOK、HCOONa、HCOOKおよびそれらの混合物から選択される。
実施形態では、転換可能接着剤組成物および/または吸収性接着剤組成物は、粘着付与剤、増量剤、非反応性ポリマー、油(たとえば、ポリプロピレンオキシド、エチレンオキシド−プロピレンオキシドコポリマー、鉱油)、可塑剤、充填剤および界面活性剤等の成分を含むことができる。
実施形態では、吸収性接着剤組成物は、本明細書に記載するように測定された少なくとも0.06g/cm/2h、0.07g/cm/2h、0.08g/cm/2h、0.09g/cm/2h、0.1g/cm/2h、0.2g/cm/2h、0.3g/cm/2h、0.4g/cm/2h、0.5g/cm/2h、0.6g/cm/2h、0.7g/cm/2h、0.8g/cm/2h、0.9g/cm/2hまたは1g/cm/2hの吸収量等、本明細書に記載するように測定された少なくとも0.05g/cm/2hの吸収量を有する。
実施形態では、第1転換可能接着剤組成物および/または第2吸収性接着剤組成物は、本明細書に記載するように測定された500g/m/24h、750g/m/24h、1000g/m/24h、1250g/m/24h、1500g/m/24h、2000g/m/24h、2500g/m/24hまたは3000g/m/24hを超える等、本明細書に記載するように測定された250g/m/24hを超える水蒸気透過率(MVTR)を有する。
水蒸気透過率
水蒸気透過率(MVTR)は、逆カップ法(inverted cup method)を用いて24時間にわたってグラム/平方メートル(g/m)の単位で測定される。
直径35mmの開口部を有する、水および水蒸気不透過性である容器またはカップを使用した。容器内に20mL生理食塩水(脱イオン水に0.9%NaCl)を配置し、高透過性ポリウレタン(PU)バッキングフィルム(Intellicoart社製のBL9601)に搭載された試験接着剤で、開口部を封止した。電気加熱式湿度キャビネット内に容器を配置し、容器またはカップを上下逆に配置して、水が接着剤に接触するようにした。キャビネットを、32℃および15%相対湿度(RH)で維持した。
時間の関数として容器の重量減少を追跡した。重量減少は、水が接着剤および/またはフィルムを透過したことによる。この差を用いて、試験接着剤フィルムのMVTRを計算した。時間当たりの重量減少をカップの開口部の面積で割ったもの(g/m/24h)として、MVTRを計算した。
材料のMVTRは、材料の厚さの一次関数である。したがって、材料を特徴付けるためにMVTRを報告するとき、MVTRが報告された材料の厚さについて知らせることが重要である。参照として150μmを用いた。それより薄いまたは厚いサンプルが測定された場合、150μmサンプルに対応するものとしてMVTRを報告した。したがって、測定されたMVTRが10g/m/24hである300μmサンプルは、サンプルの厚さとサンプルのMVTRとの線形関係のために、150μmサンプルに対してMVTR=20g/m/24hを有するものとして報告された。
最後に、この方法を用いることにより、支持するPUフィルムを用いることによって誤差がもたらされることに留意した。接着剤/フィルムラミネートが直列の2つの抵抗のシステムであるという事実を利用することにより、誤差をなくした。フィルムおよび接着剤が同種である場合、透過率は以下のように表すことができる。
1/P(測定値)=1/P(フィルム)+1/P(接着剤)
このため、フィルムの透過率および接着剤の厚さを知ることにより、以下の式を用いて、接着剤の真の透過率、すなわちP(接着剤)を計算することができた。
P(接着剤)=d(接着剤)/150μm×1/(1/P(測定値)−1/P(フィルム))
式中、d(接着剤)は、接着剤の実際の測定された厚さであり、P(フィルム)は、いかなる接着剤もないフィルムのMVTRであり、P(測定値)は、実際に測定されたMVTRであった。
吸湿度
2つの剥離ライナ間で0.5mm厚さの接着剤フィルムに熱成形することにより、サンプルを準備した。打抜き加工具を用いて、サンプルを打ち抜いた。サンプルサイズは、25mm×25mmであった。剥離ライナを除去した。サンプルを対物レンズに接着し、生理食塩水とともにビーカ内に配置し、37℃でインキュベータ内に配置した。
サンプルを、最初に計量し(M(開始))、2時間後に計量した(M(2時間)。計量前に対物レンズを布で拭いて乾燥させた。25mm×25mmサンプルの場合、面積は6.25cmであった(表面縁部は除外した)。吸湿量は、以下のように計算することができる。2時間後の吸水量=(M(2時間)−M(開始))/6.25cm。結果は、2時間当たりのg/cmの単位である。
剥離力
処方の量およびステップに従って、化合物を暗い色のガラス容器内で1〜2分間、手で混合する。混合物を、使用前に24時間、すなわち架橋剤が溶解するのに必要な時間にわたりそのままにする。
その後、剥離ライナ(RL)として使用されたシリコーン処理された紙の上で(たとえば、500μm厚さを用いて)、溶液をドッグボーンコータでコーティングする。使用前または(ポリウレタンPUもしくはポリエチレンPEであり得る)トップフィルムに加える前に、蒸発のために、十分長い時間(48〜72時間)フィルムを放置する。サンプルの最終的な厚さは、120〜170μmで変化する。
HCが添加された場合、同じコーティング手順を適用し、フィルムの厚さのみが異なることになる。
剥離試験90°を行うために、トップフィルム(PUまたはPE)が加えられたサンプルを、矩形状(25mm×100mm)に、かつ上部に補助テープがあるように切断した。未硬化サンプルの場合、それらを硬化から保護するために、上部に閉鎖する黒色のフィルムを追加し、高速かつ暗闇での処理を行った。
接着剤から25×100mmのサンプルを切り出し、完全に清浄にされたプレート(HDPEまたはTEFLON)の上に堅く押し付けた。その後、接着剤の上に25×300mm片の補助テープを配置し、テープと試験する接着剤との間の堅固な付着を確実にするために、サンプル全体をローラで加圧した。23±3℃で30分間調整した後、サンプルを引張試験機に搭載し、304mm/minの速度で90度剥離試験を行った。
図面の詳細な説明
図1は、接着ウエハの概略断面図である。この図では、裏当て層3に設けられた第1接着剤層2が第2接着剤1の上に重なっている。接着ウエハの下面は、使用中に使用者の皮膚Sと接触する面である。この面を、ウエハを皮膚Sに付着させる前に取り除かれる剥離ライナ(図示せず)によって覆うことができる。図1では、接着ウエハの下面は、その面の中心部分を覆う第2接着剤1と、外縁部に沿った周辺部分における第1接着剤2とから構成される。上面は、使用中に皮膚から離れる方向に面する面である。この面を、収集バッグ8が取り付けられるかまたは取り付けることができる裏当て層3によって覆うことができる。接着ウエハは、ストーマ7からの排泄物が収集バッグ8に入るのを可能にする、中心に位置する貫通穴6を有する。第2接着剤1は、接着ウエハの中心部に配置され、使用中にストーマ7の境界を定める。第1接着剤2は、本明細書に記載したような転換可能接着剤組成物であり得る。第2接着剤1は、本明細書に記載したような吸収性接着剤組成物であり得る。第2接着剤1は、その外周部に沿って傾斜しており、そのため、第2接着剤の中心部分の厚さ(第1厚さ)は、第2接着剤5の周辺部分の厚さ(第2厚さ)より大きい。このように、皮膚S、第1接着剤2および第2接着剤1によって画定される空間容積4は、低減し、またはさらには図2に示すようになくなる。第1接着剤2は、第2接着剤1の遠位面と斜めの縁部分との両方に付着する。理論的には、第2厚さはゼロに近い可能性があるが、実際的な理由で、接着剤層の平面に対して実質的に垂直であるリム部分5を有することが望ましく、この垂直なリム部分が第2厚さを画定する。第2厚さ5は、空間容積4のサイズと、皮膚Sから剥離するときの層状剥離のリスクとを画定する。
図2は、皮膚Sから取り外している間の接着ウエハの概略断面図である。皮膚Sは、ここでは、直線として概略的に示すが、接着剤の強度とともに皮膚の柔らかさに応じて、実際には、ウエハが皮膚から引き離されるときに接着剤から分離する前にわずかに引き上げられる可能性がある。ウエハが縁部分で取り外され、(図2において矢印で示すように)皮膚から引き離されるとき、まず、第1接着剤は皮膚から徐々に分離し、空間容積後に第2接着剤が分離し始める。
実施形態と、本明細書に記載するさまざまな例示的な実施形態の特徴とは、特に別段の指示がない限り、互いに結合する(「混合して適合させる」)ことができる。
実施例1
剛性基材からの剥離と皮膚からの剥離との間の剥離の差を試験するために、以下の試験を行うことができる。皮膚状基材を準備する方法は以下の通りであり得る。皮膚は、たとえば、その人の年齢、性別および身体的状態に応じて構造が異なる可能性がある。比較できかつ再現可能な結果を与えるために、皮膚に対する剥離を試験するための人工皮膚を準備する。人工皮膚は、後述するように準備するような、軟質フィルムで覆われた軟質シリコーン層の形態である。
製品が取り除かれたときの皮膚の伸張をシミュレーションするために、柔かい皮膚状の基材を準備する。2成分シリコーン(84gのSilgel612Aおよび66gのSilgel612B)の鋳造を行って、軟質の8〜10mm厚さの粘着性シリコーンブロックを形成する。ブロックを70度で1時間硬化させる。
シリコーンの上に、試験される接着剤用の機材として機能する軟質の30μmのポリウレタンフィルム(PU、Scapa Bioflex130)を固定する。
比較のために、PUフィルム(Scapa Bioflex130)を標準的なアクリル製両面接着テープ(3M 1522)で剛性HDPEプレートに付着させることにより剛性基材を準備する。
試験サンプルを準備するために、以下の方法を用いることができる。親水コロイド接着剤は以下のようなものであり得る。オストミーケア用の標準装着用の接着剤(Kraton polymers社製のKraton1161、BASF社製のOppanol B12、CP Kelco社のペクチンLM CG、Akzo Nobel社のAkucell AF288、PB Gelatins社のPBゼラチンおよびHercules Corp.のGuarガムFG−20を、zブレードAustin300gミキサで混合し、真空をかける)を、4mmシートにプレス加工する。このシートを、11mmの距離にわたって4mmから0.05mmまで傾斜させて、層の平面と20度の傾斜角度を与える。傾斜した縁の幅は80mmである。傾斜した縁を、一端が50μmであり他端が800μmであるように切断する。そのように、3950μmから3200μmの異なる傾斜の高さでの勾配のゆるやかな傾斜が得られる。50μmから800μmの増大する高さを用いて、親水コロイド接着剤が転換したアクリル接着剤とともにはがれるときと、皮膚および剛性基材からの剥離中に親水コロイド接着剤と転換可能接着剤との間の層状剥離が発生する可能性があるときとを判断する。図3に、第2接着剤層の断面を示し、それは、中心部分の第1厚さX1および縁部分の第2厚さX2を有する。図4に、上述したような第2接着剤の試験サンプルを示す。
転換可能接着剤は以下のようなものであり得る。30rpmの速度の撹拌機を用いて、室温で120mLトルエンに80g BASF acResin A 260 UVを溶解することにより、1%光開始剤を含むBASF acResin A 260 UVを準備する。1分間、スパチュラを用いて、結果として得られる60gの溶液を0.24gのIrgacure 784光開始剤と混合する。転換可能接着剤を60μm厚さの層で提供し、25μm PUフィルムにラミネートし、ラミネートを、傾斜しかつ切断された親水コロイド接着剤の上に配置して、本発明による器具をシミュレーションする試験対象を形成する。転換可能接着剤ラミネートは、縁が傾斜した親水コロイド接着剤よりさらに延在する。
基材からの接着剤の剥離中の層状剥離の試験
試験対象の試験を50%湿度で20度において行う。試験対象を軟質基材の上に配置し、指でその上に押圧して付着させる。5分後、転換可能接着剤を15秒間にわたり365nm UVA光源によって転換させる。転換した接着剤は、その時点ではわずかに接着性であるのみであり、90度の角度、および手による約1cm/secの一定速度(オストミー製品の通常の除去の速度と同様)で、接着剤を剥離する。勾配のゆるやかな傾斜前面の幅(80mm)を同時に剥離する。傾斜した接着剤が転換可能接着剤とともに基材からはがれるのを停止し、代わりに層状に剥離する第2厚さ(X2)の高さは、Miotutoyo接眼鏡によってμm単位で求められる。3つのサンプルを試験する。表1に、予測された結果を示す。表から分かるように、サンプルは、剛性基材から剥離するときには層状に剥離しないが、低い第2高さ(X2)の傾斜した縁を有するサンプルは、軟質基材から剥離するときには層状剥離する傾向がある。
Figure 2018507013
表1からの試験の結果により、剛性基材で試験した場合、傾斜した親水コロイド接着剤は転換可能接着剤に従うことが分かる。皮膚状の軟質基材で試験した場合、層状剥離が発生する傾向が高くなる。

Claims (25)

  1. 使用者の皮膚表面に取り付けられる接着ウエハと、ストーマからの排泄物を収集するための収集バッグとを備え、前記バッグが前記接着ウエハに接続され、前記接着ウエハが、前記使用者の前記ストーマに対応する貫通穴を有し、かつ前記接着ウエハが、裏当て層、第1転換可能接着剤層、第2吸収性接着剤層および剥離ライナを備え、前記第1接着剤層が、少なくとも部分的に前記第2接着剤層の外縁部分の上に重なり、かつ前記第2接着剤層が、第1厚さの中心部分と第2厚さの外縁部分とを有し、前記第1厚さが前記第2厚さより大きい、オストミー器具。
  2. 前記第2接着剤の前記縁部分が傾斜している、請求項1に記載のオストミー器具。
  3. 前記第2接着剤の前記縁部分が前記第2接着剤層の平面に対して10〜60度の角度で傾斜している、請求項1または2に記載のオストミー器具。
  4. 前記第1転換可能接着剤が半径方向に前記第2接着剤よりさらに延在している、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  5. 前記第2接着剤の前記第2厚さが300μm未満である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  6. 前記剥離ライナが前記第1転換可能接着剤組成物および前記第2接着剤組成物の両方と接触している、請求項1〜5のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  7. 前記第2接着剤組成物が前記第1転換可能接着剤組成物と前記剥離ライナとの間に位置する、請求項1〜6のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  8. 前記接着ウエハが、前記ストーマに対応する前記穴に隣接する中心部と、前記穴から離れる方向に前記接着ウエハの縁に隣接する周辺部とを有し、前記第2接着剤組成物が、少なくとも前記接着ウエハの前記中心部に位置する、請求項1〜7のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  9. 前記第2接着剤組成物が前記接着ウエハの前記中心部にのみ位置する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  10. 前記第1転換可能接着剤組成物が少なくとも前記接着ウエハの前記周辺部に位置する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  11. 前記剥離ライナが前記接着ウエハの前記周辺部において前記第1転換可能接着剤組成物と接触している、請求項1〜10のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  12. 前記剥離ライナが前記接着ウエハの前記中心部において前記第2接着剤組成物と接触している、請求項1〜11のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  13. 前記第1転換可能接着剤組成物が、ポリアクリレート類、ポリウレタン類およびポリシリコーン類からなる群から選択されるポリマーを含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  14. 前記第1転換可能接着剤組成物が、アルコール類、グリコール類、ペンタエリトリトール、トリメチルプロパン、グリセロール、脂肪族エポキシド類、ビスフェノールAエポキシド類を含む芳香族エポキシド類、脂肪族ウレタン類、シリコーン類、ポリエスエル類およびポリエーテル類のアクリル酸エステル類またはメタクリル酸エステル類からなる群から選択される硬化性分子を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  15. 前記第1転換可能接着剤組成物が光開始剤を含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  16. 前記第1転換可能接着剤組成物が、可視光に反応する光開始剤を含む、請求項1〜15のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  17. 前記第1転換可能接着剤組成物が、チタノセン光開始剤、チオニン/トリエタノールアミンを含む染料/開始助剤系、染料/ホウ酸塩系、染料/パーオキサイド系、およびカンフル−キノン/第三級アミンを含む1,2−ジケトン/開始助剤系からなる群から選択される光開始剤を含む、請求項1〜16のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  18. 前記第2吸収性接着剤組成物が、スチレン、イソプレン、ブタジエン、エチレンおよびブチレンからなる群から選択されるモノマー単位を含む、請求項1〜17のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  19. 前記第2吸収性接着剤組成物がスチレンブロックコポリマーを含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  20. 前記第2吸収性接着剤組成物が、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIBS)およびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)からなる群から選択されるスチレンブロックコポリマーを含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  21. 前記第2吸収性接着剤組成物がポリエチレンコポリマーを含む、請求項1〜20のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  22. 前記第2吸収性接着剤組成物が、エチレンビニルアセテート、エチレンビニルアセテート一酸化炭素、エチレンブチルアセテート、エチレンビニルアルコール、エチレンブチルアクリレート、エチレンブチルアクリレート一酸化炭素およびそれらの組合せからなる群から選択されるポリエチレンコポリマーを含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  23. 前記第2吸収性接着剤組成物がポリイソブチレン(PIB)を含む、請求項1〜22のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  24. 前記第2吸収性接着剤組成物が吸収性材料を含む、請求項1〜23のいずれか一項に記載のオストミー器具。
  25. 前記第2吸収性接着剤組成物が、親水コロイド、マイクロコロイド、塩および超吸収性粒子からなる群から選択される吸収性材料を含む、請求項1〜24のいずれか一項に記載のオストミー器具。
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