JP6697000B2 - オストミー装置 - Google Patents

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Description

使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、接着剤ウェハに接続された収集バッグとを有するオストミー装置が開示される。接着剤ウェハは、バッキング層、第1の切り替え可能な接着剤組成物、第2の吸収性接着剤組成物、および剥離ライナを含む。第1の切り替え可能な接着剤は、装置の凹部の中に含められる。
胃腸管における多数の病気の手術に関連して、多くの事例の結果の1つは、患者に、内臓の内容物の排出のため、腹壁内に人工肛門形成術、回腸切開術または人工尿道形成術などの腹腔開口が残されることである。内臓の内容物の排出は随意に制御することはできない。そのため、使用者は、そのような開口部から出てくる物質をバッグに収集するために装具に頼らざるを得なくなり、バッグは後で空にされ、および/または適切な時に捨てられる。オストミー装具は、典型的には、オストミー装具上の接着剤ウェハによってオストミー使用者の皮膚に取り付けられる。
添付の図面は、実施形態をさらに理解するために含まれている。
オストミー装置のある実施形態を断面で示す。 別の実施形態を断面で示す。 さらなる実施形態を断面で示す。 ストーマ周囲の皮膚に適用された図2の実施形態を示す。 ある実施形態を断面で示す。 ある実施形態を断面で示す。 ある実施形態を断面で示す。
実施形態は、使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、接着剤ウェハに接続された収集バッグとを含むオストミー装置を提供する。収集バッグは、使用者のストーマからの排出物を収集するのに適している。接着剤ウェハは、使用者のストーマを収容するための貫通孔を有する。このようにして、ストーマからの排出物は収集バッグ内で終わる。接着剤ウェハは、バッキング層、第1の切り替え可能な接着剤組成物、第2の接着剤組成物、および剥離ライナを含む。第1の切り替え可能な接着剤組成物は、装置の凹部の中に収容される。
実施形態では、接着剤ウェハは、使用中に使用者の皮膚に面している近位(「皮膚に面する」)表面と、使用中に使用者の皮膚から離れる方に面する遠位(「皮膚に面さない」)表面とを有する。使用前に、接着剤ウェハの近位表面は、接着剤に分離可能に取り付けられている剥離ライナによって被覆することができる。剥離ライナは、接着剤ウェハを皮膚に貼付する直前に使用者が除去することができる。使用前と使用中の両方において、接着剤ウェハの遠位表面は、例えば溶接によって接着剤ウェハに収集バッグを取り付けるために使用することができるバッキング層から構成することができる。このように、接着剤ウェハは遠位バッキング層および近位剥離ライナを含むことができ、第1の切り替え可能な接着剤組成物および第2の接着剤組成物がバッキング層と剥離ライナとの間に配置されている。
軟質であるかまたは液体ですらある接着剤は、皮膚の微細構造およびマクロ構造に流れ込むそれらの能力のため、皮膚への接着に関して優れている可能性がある。しかしながら、そのような接着剤のテクスチャは、それらをオストミー装置に組み込むことを困難にしている。接着剤は保管中および使用中に流れ、望ましくない場所に最終的に行き着く可能性がある。
第1の切り替え可能な接着剤は、装置の凹部の中に含まれる。第1の接着剤を凹部の中に有することによって、接着剤は、凹部の中に含まれているので、流れに関して簡単な方法で制御され、装置は接着剤が流出することなく保管し取り扱うことができる。
本明細書中、凹部とは、流動性物質を含むことができる構造を意味し、すなわち、液体物質が意図せずに凹部から流れ出ることを防止する壁を備えたキャビティ状の構造を意味する。
実施形態において、凹部は剥離ライナ中にある。剥離ライナは、第1の接着剤の少なくとも一部を含むための凹部を含むように成形されてもよい、例えば、熱成形されてもよい。凹部は使用前に第1の接着剤がウェハから流出することを防止し得る。
実施形態において、凹部は第2の接着剤組成物中にある。キャビティが第2の接着剤組成物にエンボス加工され、それによって第1の接着剤を収容するための凹部を提供してもよい。第1および第2の接着剤組成物の皮膚に面する表面は、ウェハの皮膚に面する表面が実質的に平面であるという意味で面一であってもよい。
実施形態において、凹部は部分的に第2の接着剤組成物中にあり、部分的に剥離ライナ中にある。
実施形態において、凹部は、形態安定性のあるテクスチャに切り替えられた第1の接着剤の縁部の少なくとも一部によって提供される。第1の接着剤のこれらの切り替えられた部分は、接着剤を収容するための凹部の壁を構成し得る。実施形態において、切り替えられた縁部は、約1mmなど0.5〜3mmの幅を有する。凹部は、切り替えられた接着剤の壁とバッキング層または第2の接着剤層とによって境界を定められる。
一態様において、使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、接着剤ウェハに接続された収集バッグとを含むオストミー装置が提供される。収集バッグは、使用者のストーマからの排出物を収集するのに適している。接着剤ウェハは使用者のストーマを収容するための貫通孔を有する。このようにして、ストーマからの排出物は最終的に収集バッグに行き着く。接着剤ウェハは、バッキング層、ならびに第1の切り替え可能な接着剤組成物および剥離ライナを含む。第1の切り替え可能な接着剤組成物は、装置の凹部に収容される。
実施形態において、凹部は、第1の切り替え可能な接着剤の層のサイズおよび形状に実質的に等しいサイズおよび形状を有する。
剥離ライナは、第1の切り替え可能な接着剤組成物および第2の接着剤組成物の両方と接触してもよい。
実施形態において、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、第1の液体状態において、0.4MPa s(メガパスカル−秒、すなわち、MPa・s)未満の、複素粘性率|η|を有し;および第2の接着性状態において、第1の液体状態の複素粘性率|η|よりも高い複素粘性率|η|を有し、および第2の接着性状態において1Nを超える第2の繰り返し剥離力を有する。
実施形態において、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、内側境界を画定する、貫通孔からのある半径方向距離内の内側リムと、貫通孔からのある半径方向距離内に外側境界を画定する、貫通孔からのある半径方向距離内の外側リムとを有する。外側リムまたは縁部に沿った第1の接着剤の部分は、第1の接着剤が流れるのを防止するために、より中実で形態が安定したバリアまたは壁を提供するために切り替え可能である。実施形態では、第1の切り替え可能な接着剤の少なくとも内側または外側のリムは、第1の切り替え可能な接着剤を収容するための凹部を形成するように切り替えられる。
実施形態において、第1の接着剤の層は、第1の接着剤層の安定性を提供する、切り替えられた接着剤のラインが設けられてもよい。ラインは、第1の接着剤を、切り替えられた壁によって分離された区画に分割し得る。リムに沿ったおよび/またはライン内の接着剤の切り替えは、レーザまたはモールドによって行うことができる。切り替えられたラインは、約1mmなど0.5〜3mmの幅を有することができる。
ある態様において、オストミー装置を適用する方法が提供され、この方法は:使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、接着剤ウェハに接続された収集バッグとを含むオストミー装置を提供するステップであって;接着剤ウェハは使用者のストーマを収容するための貫通孔を有し;接着剤ウェハはバッキング層、第1の切り替え可能な接着剤組成物、第2の接着剤組成物、および少なくとも1つの剥離ライナを含み、第1の切り替え可能な接着剤はポリマーおよび切り替え開始剤を含み、組成物は、切り替え開始剤を活性化することによって第1の液体状態から第2の接着性状態へ切り替え可能であり、装置は第1の切り替え可能な接着剤組成物を収容するための凹部を含んでいるステップと、装置から剥離ライナの少なくとも一部を除去するステップと、接着剤ウェハをストーマの周りの皮膚に適用するステップと、ストーマ周囲に適合するように第1の接着剤を成形するステップと、切り替え開始剤を活性化することによって第1の接着剤組成物を第1の液体状態から第2の接着性状態へ切り替えるステップとを含む。
この方法は、接着剤が取り付けられる使用者以外の人によって実行されてもよい。例えば、この方法は、有料で使用者を支援する商業的サービス提供者によって実行されてもよい。このような商業的サービス提供者は、例えば、オストミー使用者または創傷を負った人のために存在し、有料のサービスを提供する。このサービスには、オストミー使用者のためにオストミーバッグを除去および適用するか、または創傷を負った人のために創傷ドレッシングを除去および適用するサービス提供者が含まれ得る。
この方法はまた、オストミー使用者からの排出物のサンプルまたは創傷を負った人からの創傷滲出物のサンプルを得るために実行されてもよい。例えば、医療専門家は、医療的判断を下すために、または使用者の身体的状態を総合的に評価するために、ストーマ排出物または創傷滲出液のサンプルを必要とする場合がある。そのような場合、医療専門家は、確実にサンプリングが正しく行われるように、サンプリングがプロフェッショナルサービス提供者によって実行されることを指示するかもしれない。ここでも有料の商業的サービス提供者は医療専門家にサンプルを提供する目的でこの方法を実施するであろう。このような有料サービスは商業的に存在し、財務的利益を目的として継続的かつ独立して運営されている。彼らは運営に関して、問題になっている使用者の指示に排他的に依存しているわけではない。例えば、彼らは医療専門家の指示の下で直接働くかもしれない。
実施形態において、第1の接着剤は、例えば光または湿分にさらすことによって使用者によって能動的に切り替えられてもよく、または経時的に受動的に/自動的に切り替わってもよい。
実施形態において、能動的な切り替えは、10秒など急速なものであり得る。受動的な切り替えはより遅いものであり得、例えば適用から除去までの継続的なプロセスであり得る。
適用前に、貫通孔はストーマに適合するように切断されてもよい。実施形態において、切り替えられた接着剤の形態の切断線または低減された厚さの線が、切断を容易にするために設けられてもよい。
実施形態において、孔のサイズおよび形状は、孔の縁部を巻き上げることによってストーマにぴったり合うように適合されてもよい。
第1の接着剤のテクスチャは、使用者が接着剤をストーマの周囲に滑り嵌めするように成形することを可能にし、したがって、孔を正確に切断することなく、ウェハをストーマに適合させることが可能である。第1の接着剤がストーマに適合するように成形されると、より形態の安定したテクスチャを達成するように接着剤を切り替え、接着剤を確実に適所に留めることができる。
接着剤の切り替えは、テクスチャを低い凝集性から高い凝集性に変えることができる。低い凝集性は、皮膚の構造への良好な流れおよび良好な粘着性を可能にするが、高い凝集性は、皮膚上に残留物を残すことなく接着剤を容易に除去することを可能にする。
第1の切り替え可能な接着剤組成物は、ポリマーと切り替え開始剤とを含み、組成物は、切り替え開始剤の活性化によって第1の液体状態から第2の接着性状態に切り替えることができる。
実施形態において、第1の接着剤組成物は、第1の液体状態において、0.4MPa s(メガパスカル−秒、すなわち、MPa・s)未満の、複素粘性率|η|を有し;および第2の接着性状態において、第1の液体状態の複素粘性率|η|よりも高い複素粘性率|η|を有し、および第2の接着性状態において1Nを超える第2の繰り返し剥離力を有する。
本発明者らは、異なる物理的特性を有し、接着剤の異なる要件に対処する少なくとも2つの異なる状態で存在し得る組成物を使用することによって、接着剤の多くの要求に対処できることを見出した。組成物は、ある時点である状態から別の状態に切り替えられることができ、それによって、その物理的特性およびこれらの特性に関連する特徴を変化させる。
例えば、組成物は、それが接着されるべき表面を迅速かつ容易に濡らし、それにより十分な接着結合を達成する第1の状態を有し得る。同じ組成物は、それが非常に容易に皮膚にしっかりと接着したままであり、適切に除去され得る第2の状態を有し得る。そのような状況では、組成物はその第1の状態において皮膚に適用することができる。次いで、組成物を第2の状態に切り替えることができ、第2の状態では組成物はしっかりと接着したままであろう。
組成物の第1の状態は、組成物が比較的流体である、すなわち粘度が低い第1の液体状態であり得る。
第2の状態は、例えば感圧接着剤の特性を示すことにより、組成物が良好な接着品質を有する第2の接着性状態であり得る。第2の状態の組成物は、第1の状態の組成物よりも粘性が高く、すなわち高い粘度を有し得る。
第1の切り替え可能な接着剤の組成物は、皮膚接着剤組成物、すなわち人の皮膚に使用される接着剤組成物であってもよい。接着剤組成物は、例えば、オストミー装置をオストミー使用者に取り付けるために使用することができる。
第1の状態および第2の状態の特性を1つの組成物に組み合わせることにより、迅速かつ容易に良好な接着を確立し、確実に皮膚に接着したままであることができる接着剤が得られる。迅速かつ容易な接着は第1の状態の組成物によって達成されるが、確実な接着、例えば皮膚へ確実な接着は、第2の状態の組成物によって達成される。
切り替えは、切り替え可能な組成物のある状態から別の状態への遷移である。切り替えの持続時間は、例えば切り替え開始剤の性質および切り替え開始剤の活性方法に応じて変化し得る。一般的に、切り替えは、ある状態から別の状態への材料の物理的特性の漸進的変化を伴う漸進的プロセスであり得る。いくつかの例では、切り替えは非常に迅速であり得、物理的特性が非常に迅速に、例えば数秒以内に第2の状態の特性に変化し得る。他の例では、切り替えはより遅いものであり得、特性の変化は、ある期間にわたって、例えば数分または数時間にわたって漸進的に起こり得る。いくつかの実施形態において、切り替え開始剤の活性化は、切り替え開始剤を光または湿分にさらすことを含む。
いくつかの実施形態において、光は可視光および/またはUV光を含む。可視光は400〜700nmの範囲の波長を有する電磁放射線として定義される。紫外光は10〜400nmの範囲の波長を有する電磁放射線として定義される。
いくつかの実施形態において、光への露出は10〜60秒の持続時間を有する。
例えば、光への露出は、60分未満、30分未満、10分未満、5分未満、4分未満、3分未満、2分未満、1分未満、45秒未満、30秒未満、15秒未満、10秒未満、5秒未満、1〜10秒、10〜30秒、10〜60秒、30〜60秒、1〜2分、2〜3分、3〜4分、または4〜5分であり得る。
いくつかの実施形態において、切り替え開始剤の活性化は、湿分、例えば周囲空気からの湿分の接着剤組成物への取り込みを含む。
切り替え可能な接着剤組成物によって達成される皮膚への迅速かつ有効な接着は、さらに、オストミーからの排出物の漏出を防止する。
漏出は、オストミー排出物がオストミー装置の外側の肌および衣服に向かうときである。これは当然のことながら皮膚および接着剤に損傷を与える可能性があり、また、明らかに不快感および匂いの点でユーザにとって問題である。漏出は、典型的には、最初に接着剤に次いで接着剤を介して外部に、または皮膚と接着剤との間の空間に次いで外部に漏出したオストミー排出物から生じる。このように、接着剤と皮膚との間および接着剤内への漏出を防止することは、ほとんどの種類のオストミー装置の外部への漏出も防止する。特殊な種類の漏出は、使用中にオストミーバッグが使用者の皮膚から部分的または全体的に剥離し、それにより収集バッグ内の排出物が直接こぼれ出るときである。この種類の漏出は、使用者の皮膚とオストミー装置との間の強く持続的な接着剤結合を確実にすることによって最も良く防止される。また剥離は典型的には、例えば排出物の影響を受けて、使用中に接着剤が弱くなった結果であろう。このように、強く持続的な接着剤結合を保証すること、および漏出を防止することは、同様に、接着剤が皮膚から剥がれ、バッグが脱落する危険性を最小にし得る。
切替え前に低粘度を有する切り替え可能な接着剤組成物を使用することによって、接着剤と使用者の皮膚との間に迅速な初期接着を形成できるだけでなく、接着剤をストーマの周囲に滑り嵌めするように成形することが可能である。接着剤の低い粘度は、接着剤が皮膚の構造、しわおよびひだに溶け込み、皮膚との密着した接着を促すことを可能にする。これは、接着剤の皮膚への適用からすでに、排出物が皮膚と接着剤との間の空間に漏れることを防止する。これは、強粘着性を達成するために典型的には10〜60分などかなりの時間を必要とする、いくつかの切り替え不可能な感圧接着剤とは対照的である。感圧接着剤に圧力を加えることによって、接着剤が濡れて皮膚表面により速く流れることが可能となり、これにより大きな接触面積が得られ、およびこれにより接着力が増大する。皮膚にオストミー装置を取り付けるためのいくつかの現在の接着システムは、基材の表面に十分に流れ込んでそれを濡らすために、使用者からの高いまたは長時間の圧力を必要とする。初期の低粘度を有する切り替え可能な接着剤を使用することにより、良好で持続的な皮膚への接着を確実にするために高圧も長い時間も必要としない。
切り換え可能な接着剤の迅速かつ有効な最初の結合は、少なくとも部分的に、切り換え可能な接着剤が皮膚を素早く濡らす能力の結果であると考えられ、これは切り替え可能な接着剤が皮膚のマクロおよびマイクロ構造の両方に素早く流れ込み、それにより接着剤と皮膚との間に大きな接触面を確立することを意味する。この接着剤の皮膚への流れ込みは、感圧接着剤にとって一般的な現象であるが、それが起こる速度、したがって強力な接着結合がどのくらい迅速に形成されるかは、組成によって広く変化する。
典型的には、オストミー使用者は、オストミー装置を皮膚に貼付した直後に移動できることを望むであろう。このような移動は、接着剤がまだ皮膚への強い接着を達成していない場合、漏出の危険性を増大させる可能性がある。切り替え可能な接着剤組成物を用いることにより、効果的な接着結合が迅速に形成されるので、そのような適用直後の漏れの危険性は低減される。皮膚へ適用した後の第1の接着剤の切替えによって、より高い粘性の接着が実現され、安定性がもたらされ得るばかりか、接着剤のより高い凝集性のため、ウェハの取外しがより簡単になり得る。
実施形態では、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、バッキング層と接触している。第1の切り替え可能な接着剤組成物は、バッキング層上に配置されてもよく、またはバッキング層上にコーティングされてもよい。バッキング層と接触することにより、切り替え可能な接着剤組成物の少なくとも一部は、接着剤ウェハの遠位の皮膚に面さない面に近接する。これは、例えば、バッキング層を介して切り替え可能な接着剤組成物に光を照射することによって、切り替え可能な接着剤組成物の切替えを有効にすることを容易にする。実施形態において、第1の切り替え可能な接着剤は、バッキング層を完全に被覆してもよく、またはバッキング層の一部に配置されてもよい。第2の接着剤が存在する場合、それはバッキング層の残りの部分を被覆してもよい。
実施形態では、剥離ライナは、第1の切り替え可能な接着剤組成物および第2の接着剤組成物の両方と接触している。剥離ライナは、使用者の皮膚に貼付されるべき接着剤の表面を覆う。このように、剥離ライナと接触している接着剤の表面は、使用中に使用者の皮膚と接触する表面でもある。第1の切り替え可能な接着剤組成物および第2の接着剤組成物の両方に使用者の皮膚と接触する接着剤表面の一部を形成させることによって、両方の接着剤が皮膚に直接的にそれぞれの効果を及ぼすことができることが保証される。換言すると、使用中、両方の接着剤組成物が使用者の皮膚と接触する。
実施形態では、接着剤ウェハは、ストーマを収容するための貫通孔に隣接する中心部分と、穴から離れた接着剤ウェハの縁部に隣接する周辺部分とを有する。第1の切り替え可能な接着剤組成物は、少なくとも接着剤ウェハの中心部分に配置されてもよい。ウェハの中心部分は、ウェハの周縁部よりもウェハの貫通穴に近い部分である。典型的には、これは、穴を取り囲む接着剤ウェハのリング状領域を表す。中心部分は、オストミー装置の使用中にストーマに最も近いウェハの部分である。周辺部分は、中心部分の外側の接着剤ウェハの残り部分、すなわち穴より周縁部に近い部分である。典型的には、周辺部分も接着剤ウェハのリング状領域である。第2の接着剤は接着剤ウェハの中央部分まで延在してもよい。
実施形態では、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、接着剤ウェハの中心部分にのみ配置される。第1の切り替え可能な接着剤組成物は、粘着性ウェハの中心部分にリング状要素として配置され、従って使用中にストーマを取り囲んでもよい。
実施形態では、第2の接着剤組成物は、少なくとも接着剤ウェハの周辺部分に配置される。第2の接着剤組成物は、ウェハの周辺部分の全体に存在してもよく、またはウェハの周辺部分の一部のみに存在してもよい。第2の接着剤組成物は、ウェハの中心部分に延在してもよい。
実施形態において、剥離ライナは、接着剤ウェハの中央部分で第1の接着剤組成物と接触する。この方法では、第1の接着剤は、使用中、ストーマを取り囲む皮膚と接触し得る。これは第1の接着剤がストーマの周囲をシールするように成形されることを可能にする。実施形態では、バッキング層は適切に弾性であり、すなわち低弾性率を有し、接着剤構造体を皮膚の動きに適合させ、使用時に快適性を提供することを可能にする。バッキング層は、接着剤とバッキング層との間の接着を改善する構造化表面を有してもよい。バッキング層は、不織布または不織フィルムラミネートであってもよい。バッキング層はポリマーフィルムであってもよい。バッキング層はポリウレタンを含んでもよい。バッキング層の厚さは、使用されるバッキング層の種類に依存する。ポリウレタンフィルムなどのポリマーフィルムの場合、全体の厚さは10〜100マイクロメートル、例えば20〜50マイクロメートル、例えば約20〜30マイクロメートルであり得る。
剥離ライナは、医療デバイス用の剥離ライナとして有用であることが知られている任意の材料のものでよい。例えば、剥離ライナは、接着剤がライナから容易に剥離することを可能にする剥離特性を有するポリマーフィルム、フォイル、または紙の形態であってもよい。このような特性は、材料に固有であり得るか、または層は、シリコーン処理されてもよく、低表面張力コーティングでコーティングされてもよく、または他の適切な表面改質が施されてもよい。剥離ライナは、一般に、紙、ポリエチレン、ポリプロピレン、またはポリエチレンテレフタレートなどの機械的に硬い裏地の上に作られる。この剛性は、収集デバイスを適用する際に接着剤ウェハを支持する。剥離ラインは、第1の接着剤組成物の少なくとも一部を収容する凹部を有するなど、形態安定性の形状に熱成形されてもよい。
実施形態では、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、接着剤ウェハの穴の周囲に配置され、剥離ライナと接触するリング状の接着要素の形態である。このようなリング状の接着要素は、30〜70mm、例えば40〜70mm、例えば50〜70mm、例えば60〜70mmの直径を有することができる。リング状接着要素は、例えば、30mm、40mm、50mm、60mmまたは70mmの直径を有することができる。リング状要素は、少なくとも10mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mm、少なくとも50mm、10〜20mm、10〜30mm、10〜50mm、20〜30mm、20〜40mm、20〜50mm、30〜40mm、30〜50mm、または40〜50mmの幅、すなわちリングの表面に沿って測定された、リングの内側リムからリングの外側リムまでの距離を有することができる。要素の幅は、要素全体にわたって一定であってもよく、または変化してもよい。
実施形態では、第2の接着剤組成物は、接着剤ウェハの全領域に延在する。実施形態では、第2の接着剤組成物は、接着剤ウェハの周辺に配置されたリング状接着要素の形態である。そのようなリング状の第2の接着要素は、50〜150mm、例えば50〜120mm、例えば50〜100mm、例えば50〜75mmの直径を有することができる。リング状接着要素は、例えば、50mm、60mm、70mm、80mm、90mm、100mm、120mmまたは150mmの直径を有することができる。リング状要素は、少なくとも10mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mm、少なくとも50mm、少なくとも60mm、少なくとも70mm、少なくとも80mm、少なくとも90mm、少なくとも100mm、10〜20mm、10〜30mm、10〜50mm、10〜100mm、20〜30mm、20〜40mm、20〜50mm、20〜100mm、30〜40mm、30〜50mm、30〜100mm、40〜50mm、40〜100mm、または50〜100mmの幅を有することができる。要素の幅は、要素全体にわたって一定であってもよく、または変化してもよい。
接着要素はまた、もっぱらおおよそリング状の、楕円形、またはおおよそ楕円形の形状を有することもできる。その場合、上記の直径は、要素の外縁部の1点から要素の外縁部の別の点までの最大距離であろう。接着剤要素は形状が非対称であってもよい。
実施形態において、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、均一な厚さ、すなわち、接着剤の表面に垂直な直線で測定される、接着剤の一方の外面から接着剤の他方の外面までの距離を有する。実施形態において、第1の接着剤組成物の均一な厚さは、少なくとも50マイクロメートル、例えば少なくとも100マイクロメートル、例えば少なくとも200マイクロメートル、例えば少なくとも300マイクロメートル、例えば少なくとも400マイクロメートル、例えば少なくとも500マイクロメートル、例えば少なくとも750マイクロメートル、例えば少なくとも1,000マイクロメートル、例えば少なくとも1,500マイクロメートル、例えば少なくとも2,000マイクロメートル、例えば少なくとも3,000マイクロメートル、例えば少なくとも4,000マイクロメートルである。第1の接着剤組成物の均一な厚さは、50〜1,000マイクロメートル、例えば100〜500マイクロメートル、例えば200〜400マイクロメートル、例えば200〜300マイクロメートルであり得る。第1の接着剤組成物の均一な厚さは、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートル、500〜1,500マイクロメートル、500〜2,000マイクロメートル、1,000〜1,500マイクロメートル、1,000〜1,500マイクロメートル、1,000〜2,000マイクロメートル、または1,500〜2,000マイクロメートルである。
実施形態において、第1の切り替え可能な接着剤組成物は、変化する厚さを有する。実施形態において、第2の接着剤組成物は、少なくとも50マイクロメートル、例えば少なくとも100マイクロメートル、例えば少なくとも200マイクロメートル、例えば少なくとも300マイクロメートル、例えば少なくとも400マイクロメートル、例えば少なくとも500マイクロメートル例えば少なくとも750マイクロメートル、例えば少なくとも1,000マイクロメートル、例えば少なくとも1,500マイクロメートル、例えば少なくとも2,000マイクロメートルの最大厚さを有する。第1の接着剤組成物の最大厚さは、50〜1,000マイクロメートル、例えば100〜500マイクロメートル、例えば200〜400マイクロメートル、例えば200〜300マイクロメートルであり得る。第1の接着剤組成物の最大厚さは、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートル、500〜1,500マイクロメートル、500〜2,000マイクロメートル、1,000〜1,500マイクロメートル、1,000〜1,500マイクロメートル、1,000〜2,000マイクロメートル、または1,500〜2,000マイクロメートル、または1,500〜3,000または1,500〜4,000マイクロメートルであり得る。
実施形態において、第2の接着剤組成物は均一な厚さを有する。実施形態では、第1の接着剤組成物の均一な厚さは少なくとも10マイクロメートル、例えば少なくとも25マイクロメートル、例えば少なくとも50マイクロメートル、例えば少なくとも100マイクロメートル、例えば少なくとも200マイクロメートル、例えば少なくとも300マイクロメートル、例えば少なくとも400マイクロメートル、例えば少なくとも500マイクロメートル、例えば少なくとも750マイクロメートル、例えば少なくとも1,000マイクロメートルである。第1の接着剤組成物の均一な厚さは、10〜1,000マイクロメートル、25〜500マイクロメートル、例えば50〜500マイクロメートル、例えば100〜500マイクロメートル、例えば200〜400マイクロメートル、例えば200〜300マイクロメートルであり得る。第1の接着剤組成物の均一な厚さは、10〜50マイクロメートル、10〜100マイクロメートル、25〜50マイクロメートル、25〜100マイクロメートル、50〜100マイクロメートル、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートルであり得る。
実施形態において、第2の接着剤組成物は変化する厚さを有する。実施形態において、第2の接着剤組成物の最大厚さは、少なくとも10マイクロメートル、例えば少なくとも25マイクロメートル、例えば少なくとも50マイクロメートル、例えば少なくとも100マイクロメートル、例えば少なくとも200マイクロメートル、例えば少なくとも300マイクロメートル、例えば少なくとも400マイクロメートル、例えば少なくとも500マイクロメートル、例えば少なくとも750マイクロメートル、例えば少なくとも1,000マイクロメートルである。第2の接着剤組成物の最大厚さは、10〜1,000マイクロメートル、例えば25〜500マイクロメートル、例えば50〜500マイクロメートル、例えば100〜500マイクロメートル、例えば200〜400マイクロメートル、例えば200〜300マイクロメートルであり得る。第2の接着剤組成物の最大厚さは、10〜50マイクロメートル、10〜100マイクロメートル、25〜50マイクロメートル、25〜100マイクロメートル、50〜100マイクロメートル、50〜250マイクロメートル、100〜250マイクロメートル、250〜500マイクロメートル、250〜750マイクロメートル、500〜750マイクロメートル、500〜1,000マイクロメートルであり得る。実施形態では、第2の接着剤組成物は、接着剤ウェハの周辺部分において、接着剤ウェハの中心部分よりも厚い。実施形態では、接着剤ウェハの周辺部分における第2の接着剤組成物の厚さは、接着剤ウェハの中心部分の第2の接着剤組成物の厚さの少なくとも120%、例えば少なくとも150%、例えば少なくとも200%、例えば少なくとも250%、例えば少なくとも500%である。
実施形態では、第2の接着剤組成物はバッキング層上に配置され、バッキング層全体を覆う。第1の接着剤組成物は、穴の周りの接着性ウェハの中心の、および第2の接着剤組成物の皮膚に面する表面上のリング状接着要素の形態である。このようにして、第2の接着剤組成物は、ウェハの周縁部において剥離ライナと接触し、第1の接着剤組成物は、ウェハの中心で剥離ライナと接触する。したがって、両方の接着剤は使用中に使用者の皮膚と接触する。
ポリマー成分:アクリレート
実施形態において、組成物は、メタクリレートおよびそれらのコポリマーを含むアクリレートを含む。アクリレートコポリマー、例えばアルキルアクリレートコポリマーが特に好ましい。
ポリアクリレート中で最も一般的に使用されるモノマーには、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、エチルヘキシルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート、ラウリルアクリレート、およびアクリル酸が含まれる。それらは、単独でまたは混合物として使用することができ、混合物中のそれらの相対的な割合は、所望の粘弾性、ガラス転移温度、相溶性などに応じて選択される。
ポリマーは、1種または複数種のアクリレートとのコポリマーであってもよい。あるいは、ポリマーは、1種または複数種のアクリレートとフリーラジカル重合可能なビニル部分とのコポリマーであってもよい。そのようなビニル部分には、無水イタコン酸、無水マレイン酸またはビニルアズラクトンまたはグリシジルメタクリレートなどの化合物が含まれる。
ポリマーは、ホモポリマー、ランダムコポリマーまたはブロックコポリマーであってもよい。ポリマーは分枝状であっても直鎖状であってもよい。
組成物は、結合した硬化性部分を含み得る。任意の従来公知の不飽和化合物、例えば、オレフィン性または芳香族化合物を使用することができ、またはフリーラジカル反応を受けることができる不安定基または基を有する化合物を硬化性分子として使用することができる。光反応性基も使用することができ、アントラセン、シンナメート、マレイミドおよびクマリン基などの基を含むことができる。他の官能基には、カルボキシル、エポキシ、ウレタン、シロキサン、アミド、およびヒドロキシルが含まれる。上記の全ての混合物も使用することができる。結合した硬化性基は、末端基、ペンダント基であってもよく、または主鎖に組み込まれていてもよい。
ポリマー主鎖は部分的に架橋されていてもよい。架橋は、例えば、N−メチロールアクリルアミド、N−(イソブトキシメチレン)−アクリルアミド、メチルアクリルアミドグリコラートメチルエーテル(全て0.5〜5%(w/w))または金属キレート、例えば、Zr、AlまたはFeのアセチルアセトネート(ポリマー重量の2%(w/w)まで)のモノマーを、後で基材に広げた後、乾燥する間に架橋するポリマー主鎖に組み込むことによって達成可能である。AlおよびTiアセチルアセトネートおよび同様の化合物を同じく、重合の後に、ポリマー重量の0.1〜2%(w/w)の濃度で添加することができ、乾燥工程中にポリマー主鎖中のカルボキシル基を利用することにより架橋剤として使用することができる。
トルエンジイソシアネート(TDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)のような多官能性イソシアネートは、1%(w/w)までの濃度で添加される、異なるポリマー鎖のヒドロキシルまたはカルボキシル官能基を化学的に結合するために使用することができる。
ポリマー主鎖中のカルボキシル基と、メラミン、ベンゾグアナミン、グリコールウリル、尿素の誘導体などの添加アミノ樹脂、例えばヘキサメトキシメチルメラミン、メトキシメチルメチロールメラミン、メトキシメチルエトキシメチルベンゾグアナミン、テトラブトキシメチルグリコールウリル、ブトキシメチルメチロール尿素(最高6%(w/w)の濃度で)との間で架橋を達成することもできる。
上記の架橋は、ポリカルボジイミドまたは多官能性プロピレンイミンを使用して達成することもできる。
所望のバランスを達成するために、高い凝集強さを有する1種または複数種のポリマーを、低い凝集強さを有する1種または複数種のポリマーとブレンドすることも可能である。
ポリマーはほとんどの場合、酢酸エチル、ヘキサン、トルエン、アセトン等などの有機溶媒に可溶性であり、したがって有機溶媒中の溶液として商業的に供給される。好ましくは、ポリマーは非水溶性である。
ポリマーは、市販されているPSAまたはPSA前駆体、例えばacResin A 204 UV、acResin A 260 UV(BASF)、Aroset 1450−Z−40、Aroset S390(Ashland)、GMS 788、GMS 1753(Henkel)であってもよい。
ポリマーは、低分子量モノマーまたはオリゴマーであり得る硬化性分子を含み得る。最も広い意味では、任意の従来公知の不飽和化合物、またはフリーラジカル反応を起こし得る不安定基または基を有する化合物を硬化性分子として使用することができる。単独でまたは混合物として使用される好ましい例は、アルコール、グリコール、ペンタエリスリトール、トリメチルプロパン、グリセロール、脂肪族エポキシド、ビスフェノールAエポキシドを含む芳香族エポキシド、脂肪族ウレタン、シリコーン、ポリエステルおよびポリエーテルのアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル、ならびにそれらのエトキシル化またはプロポキシル化種などの硬化性分子である。
硬化性分子は1つより多い不飽和部位または反応部位を有することができる。1つより多い官能基で、それらは鎖延長が可能になる。3つ以上の複数の官能基で、それらは架橋した三次元ポリマーネットワークを形成することができる。例としては、CN925(Arkema)、Ebecryl870(Allnex)が挙げられる。
好ましくは、硬化性分子とポリマーは、乾燥状態、すなわち溶媒の非存在下で互いに可溶性である。あるいは、ポリマーと硬化性分子が乾燥時に相互に可溶性でないか、または部分的に相互に可溶性である場合、それらは組成物中に均一に分散される。
実施形態において、組成物はシリコーンポリマーを含む。
湿分硬化性材料は、湿分にさらされたときに液体から固体状態に変化するポリマー材料である。これらの材料が凝固すると、変形力を維持することができる。
湿分硬化性材料は、反応性ポリマー、触媒、粘度調整剤、架橋剤、および水捕捉剤を含むいくつかの成分を含むことができる。触媒および架橋剤と一緒の反応性ポリマーの機能は、湿分にさらされるとポリマーネットワークを形成することである。この事象は、湿分硬化性材料を液体から固体状態に変化させる。これは、「切り替え」または「硬化」と呼ばれてもよい。
粘度調整剤の機能は、各用途の要件を満たすために粘度を調整することである。水捕捉剤の機能は、容器内の意図しない硬化を防止することである。
湿分硬化性材料は1液型または2液型であってもよい。1液型湿分硬化性材料の場合、使用するまですべての成分を単一の容器内で混合し保存することができる。硬化は、湿分硬化性材料が開封され湿分にさらされて初めて開始される。他方、二成分系の場合、反応性成分は保管中に異なる容器内で互いに分離され、使用時にのみ接触する。反応性成分は使用直前に混合される。反応性成分が混合されると直ちに硬化が始まる。
湿分硬化性材料における液体から接着性状態への特性の変化は、通常、縮合硬化化学に基づいている。
縮合硬化をもたらすことができる異なる骨格化学を有する様々なベースポリマーが存在する。縮合硬化組成物にシリコーンポリマーを使用することができる。縮合硬化を介して反応するために、シリコーンは、両末端においてヒドロキシル基で終端されてもよい。架橋剤および水捕捉剤、触媒および湿分の両方として作用する多官能性シランの存在下では、ヒドロキシル末端化シリコーンが硬化する。シラノール基の反応性は、ケイ素原子上の電子吸引基の置換基の数によって変化する。
多官能性架橋剤上の置換基は硬化速度に影響する可能性がある関連パラメータである。三官能性、四官能性、さらに高官能性のオリゴマーおよびポリマー架橋剤を使用することができる。実施形態において、メチル、エチルおよびビニル基などの異なる置換基を使用することができる。アルコキシ基に基づく三官能性架橋剤の例としては、メチルトリメトキシシランおよびメチルトリエトキシシランが挙げられる。アルコキシに加えて、アセトキシ、オキシム、アミン、アミド、およびエノキシ硬化系が利用可能である。
硬化系は硬化プロセスの副生成物に依存して様々な用途に適合されてもよい。例えば、オストミーケアの場合、副生成物は無毒性でなければならず、悪臭を発するべきでない。
適切な縮合硬化触媒は、多官能性シランの化学的性質に応じて選択される。チタネートは、アルコキシ、アミド、またはオキシム系で使用される一方、スズ触媒は、アセトキシ、オキシムおよびアミン硬化配合物に添加されてもよい。実施形態において、使用されるチタネート触媒は、テトラアルコキシチタネートおよびキレート化チタネートから選択される。テトラアルコキシチタネートは、より触媒的に活性な種である。
縮合硬化の速度は、架橋剤(その官能性、濃度および化学構造)、触媒のタイプ、および環境の相対湿度に依存する。
湿分硬化性配合物は、付属品として、または完全な装置として、オストミーケアの用途に興味深い材料である。湿分硬化性組成物をオストミーケアで使用するために考慮すべきいくつかの関連する特徴:
・肌への使用に安全である:湿分硬化性配合物は皮膚と接触するので硬化前後に非毒性でなければならない。
・皮膚への接着性:湿分硬化性配合物は、硬化前後に皮膚に付着しなければならない。さもなければ、これらの材料は皮膚とオストミーケア装置との間に脆弱な界面を提供するだろう。
・体からの水分に上手く対処する:オストミーケア製品は、皮膚、排出物、および汗に由来する水分に上手く対処しなければならない。さもなければ、皮膚に残った水が接着力を弱める。
・保管中の安定性:湿分硬化性配合物は、工場内での保管中および輸送中に安定でなければならないが、使用前の使用者の手の中でも安定でなければならない。地理的な位置に依存して環境の温度および相対湿度が変化する。湿分硬化性配合物は、保管、輸送、および使用状況に関連する温度にさらされた場合に硬化しないように十分に安定でなければならない。加えて、それらは湿分が容器内に入って拡散できないように包装しなければならない。
例えば建築業界で使用される市販の湿分硬化性配合物は、典型的には、皮膚での使用に安全ではない。Trio Healthcareから市販されている「Trio Silken Stoma Gel」は、皮膚での使用が承認されている。しかしながら、Trio Silken Stoma Gelは、皮膚に付着せず、体液を吸収しないため、大きな欠点がある。
典型的には、オストミーケア用の湿分硬化性材料は、硬化する反応性成分、身体からの水分を吸収する吸水性成分、および皮膚接着を可能にする接着性成分を含む。湿分硬化に基づく皮膚接着剤を得るための直接的な戦略は、接着特性を有する非反応性ポリマーを、硬化前および後に自力で皮膚に付着しない反応性成分と混合することである。このような材料は硬化前および後に皮膚に付着するであろう。このような戦略を採用することにより、皮膚適用のための生物学的安全要件を満たすために必要な修正後に、他の産業で利用可能な様々な反応性材料を使用する機会が開かれる。吸水性成分としては、例えば天然親水コロイドや合成親水性ポリマーを用いることができる。
湿分硬化性配合物に吸水性成分を加えることは、硬化速度および保管安定性の両方に関して望ましくない影響を引き起こし得る天然の親水コロイドまたは合成親水性ポリマー中に若干の水が存在する可能性があるため、さらなる考慮につながる可能性がある。このような影響を最小限に抑える方法は、湿分硬化性配合物に添加する前に、吸水性成分を注意深く乾燥させることである。
切り替え開始剤は、切り替え可能な組成物の構成要素であり、活性化すると、この構成要素は、切り替え可能な組成物の切替えをトリガすることができる。
実施形態において、切り替え開始剤は、フリーラジカル発生切り替え開始剤を含む、またはそれからなる。フリーラジカル発生切り替え開始剤は、光開始剤であってもよい。異なる光開始剤系が存在する。光開始剤系は、(a)低分子量単一成分、(b)低分子量多成分、(c)ポリマー単一成分、または(d)ポリマー多成分であり得る。これらの系は、以下に挙げる化学物質および/またはこれらの官能基を含むポリマーを用いて構築することができる。
本発明において、光開始剤は、光の吸収により反応種(イオンまたはラジカル)を生成し、1つまたはいくつかの化学反応または変換を開始する部分として定義される。いくつかの実施形態において、光開始剤の好ましい特性は、UV光源スペクトルと光開始剤吸収スペクトルとの間の良好な重なりである。いくつかの実施形態において、所望の特性は、光開始剤吸収スペクトルと、組成物中の他の成分の固有の組み合わせ吸収スペクトルとの間で、ほとんどまたは全く重複しない。
適切には、光開始剤部分はポリマーの側基である。これは、それらがポリマー末端以外の地点でポリマーに結合していることを意味し、したがって、3つ以上の光開始剤部分を単一のポリマーに結合させることが可能である。
本発明の光開始剤部分は、独立して開裂可能であり得る(ノリッシュI型)、または開裂不能であり得る(ノリッシュII型)。励起されると、開裂可能な光開始剤部分は、自発的に2つのラジカルに分解され、その少なくとも1つは水素原子を引き抜くのに十分反応性である。ベンゾインエーテル(ベンジルジアルキルケタールを含む)、フェニルヒドロキシアルキルケトンおよびフェニルアミノアルキルケトンは、開裂可能な光開始剤部分の例である。
実施形態において、光開始剤は、UVまたは可視光源からの光を、ポリマーから水素原子および他の不安定な原子を引き抜くことができ、したがって共有結合架橋を達成することができる反応性ラジカルに効率的に変換する。必要に応じて、アミン、チオールおよび他の電子供与体は、ポリマー光開始剤に共有結合させるか、または別々にまたは一緒に添加することができる。電子供与体の添加は必要ではないが、下記の非開裂型光開始剤について記載したメカニズムと同様のメカニズムに従って、開裂可能な光開始剤の全体効率を高めることができる。
実施形態において、本発明の光開始剤は非開裂性である(ノリッシュII型)。非開裂性光開始剤は、励起時に分解しないので、組成物から小分子の浸出の可能性が少なくなる。励起された非開裂性光開始剤は、励起時にラジカルに分解されるのではなく、有機分子から水素原子を引き抜くか、またはより効率的に電子供与体(アミンまたはチオールなど)から電子を引き抜く。電子移動は、光開始剤上のラジカルアニオンおよび電子供与体上のラジカルカチオンを生成する。これに続いて、ラジカルカチオンからラジカルアニオンへのプロトン移動により、2つの非荷電ラジカルが生成される。これらのうち電子供与体上のラジカルは、水素原子を引き抜くのに十分に反応性である。
ベンゾフェノンおよびチオキサントン、キサントン、アントラキノン、フルオレノン、ジベンゾスベロン、ベンジル、およびフェニルケトクマリンなどの関連ケトンは、非開裂性光開始剤の例である。窒素原子とα位のC−H結合を持つほとんどのアミンと多くのチオールは電子供与体として働くであろう。I型光開始剤とは対照的にノリッシュII型を用いる利点は、光開始反応の間に生成される副産物がより少ないことである。そのようなベンゾフェノンは広く使用されている。例えば、α−ヒドロキシ−アルキル−フェノンが光開始反応において解離すると、2つのラジカルが形成され、これはさらに解離し、緩く結合した望ましくない芳香族副生成物を場合よっては形成する。
自己開始性光開始剤部分を使用することもできる。UVまたは可視光励起により、そのような光開始剤は、ノリッシュI型機構によって主に開裂され、従来の光開始剤を一切用いずに架橋し、厚い層を切り替えることができる。最近、新しいクラスのβ−ケトエステル系光開始剤が導入された。
いくつかの実施形態において、切り替え開始剤は、少なくとも2つの異なる種類の光開始剤を含む。異なる光開始剤の吸収ピークは異なる波長にあるので、系によって吸収される光の総量が増加する。異なる光開始剤は、すべて開裂性、すべて非開裂性、または開裂性および非開裂性の混合物であってもよい。いくつかの光開始剤部分のブレンドは、相乗的な特性を示し得る。いくつかの実施形態では、切り替え開始剤は、2種、3種、4種または5種の異なる光開始剤など、異なる光開始剤の混合物を含む。
200〜400nmの範囲で吸収する光開始剤の例には、α−ヒドロキシケトン、ベンゾフェノン、ベンゾフェノン誘導体、ベンゾフェノン/α−ヒドロキシケトン、フェニルグリオキシレート、ベンジルジメチル−ケタール、アミノケトン、アシルホスフィンオキシド誘導体、モノアシルホスフィン(MAPO)、MAPO/α−Hhドロキシケトン、ビスアシルホスフィン(BAPO)、BAPO分散液、BAPO/α−ヒドロキシケトン、ホスフィンオキシド、メタロセン、イオニウム塩、チオキサントン誘導体、プロピレンカーボネート中のトリアリールスルホニウムヘキサフルオロホスフェート塩の混合物、プロピレンカーボネート中のトリアリールスルホニウムヘキサフルオロアンチモネート塩の混合物、カンファーキノン誘導体、ベンジル誘導体、アントラキノン誘導体、ベンゾインエーテル誘導体、およびポリシランが挙げられる。
光開始剤の特定の例には、2−ベンジル−2−(ジメチルアミノ)−4’−モルホリノブチロフェノン、2−メチル−4’−(メチルチオ)−2−モルホリノプロピオフェノン、(ベンゼン)トリカルボニルクロニウム、(クメン)シクロペンタジエニル鉄(II)ヘキサフルオロホスフェート、ジベンゾスベレノン、フェロセン、およびメチルベンゾイルホルメートが挙げられる。
他の例には、200〜400nmの範囲で有用な芳香族ケトン、例えば、アセトフェノン;カンファーキノン+ヨードニウム塩+シラン(空気中で効率的な光開始を得るのに有用であり得る);過酸化物、例えば、過酸化ベンゾイル;アゾ化合物、例えば、2,20−アゾビスイソブチロニトリルが挙げられる。
>400nm範囲において、光開始剤の例は、カルバゾール誘導体、メタロセン、チオキサントン誘導体、カンファーキノン誘導体、ベンジル誘導体、チタノセン、アントラキノン誘導体、アシルホスフィン誘導体、ケト−クマリン、キサンテン色素(例えばエリスロシンB)、任意選択的にアミンと組み合わせたチオキサントン誘導体(例えば、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン、2−メルカプトチオキサントン、チオキサントン酢酸誘導体)、および任意選択的にアミンと組み合わせたベンゾフェノンを含む。
実施形態において、切り替え開始剤は、ビス(η5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタン(Ciba Irgacure 784)を含む、またはそれからなる。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、スチレン、イソプレン、ブタジエン、エチレンおよびブチレンからなる群から選択されるモノマー単位を含むポリマーを含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、スチレンブロックコポリマーを含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソブチレン−スチレン(SIBS)、およびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)からなる群から選択されるスチレンブロックコポリマーを含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、ポリエチレンコポリマーを含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、エチレン酢酸ビニル、エチレン酢酸ビニル一酸化炭素、エチレン酢酸ブチル、エチレンビニルアルコール、エチレンブチルアクリレート、エチレンブチルアクリレート一酸化炭素、およびこれらの組み合わせからなる群から選択されるポリエチレンコポリマーを含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、ポリイソブチレン(PIB)を含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、吸収性材料を含む。実施形態において、第2の接着剤組成物は吸水性材料を含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、親水コロイド、ミクロコロイド、塩、および高吸収性粒子からなる群から選択される吸収性材料を含む。
実施形態において、第2の接着剤組成物は、組成物の1〜60%(w/w)の量の吸収性材料を含む。
例えば、第2の接着剤組成物は、組成物の1〜40%(w/w)または1〜20%(w/w)または20〜40%(w/w)または20〜60%(w/w)または40〜60%(w/w)または25〜50%(w/w)の量の吸収性材料を含む。
実施形態において、吸収性材料は、親水コロイド、水溶性塩、単糖、二糖およびオリゴ糖、糖アルコール、ポリペプチド、有機酸、無機酸、アミノ酸、アミン、尿素、ポリアクリル酸などの高吸収性粒子、ポリエチレングリコールなどのグリコール、ヒュームドシリカ、ベントーン、およびそれらの混合物から選択される。
実施形態において、親水コロイドは、グアーガム、ローカストビーンガム、ペクチン、ジャガイモデンプン、アルギン酸塩、ゼラチン、キサンタンまたはカラヤガム、セルロース誘導体、カルボキシメチルセルロースの塩、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、およびそれらの混合物から選択される。
実施形態において、水溶性塩は、NaCl、CaCl、KSO、NaHCO、NaCO、KCl、NaBr、NaI、KI、NHCl、AlCl、CHCOONa、CHCOOK、HCOONa、HCOOKおよびそれらの混合物から選択される。
実施形態において、接着剤組成物は、粘着付与剤、増量剤、非反応性ポリマー、油(例えば、ポリプロピレンオキシド、エチレンオキシド−プロピレンオキシドコポリマー、鉱油)、可塑剤、充填剤および界面活性剤などの成分を含み得る。
接着剤結合を形成する1つの要素は、接着剤組成物の基材のミクロおよびマクロ構造への流れである。接着剤組成物が基材に流れ込む、すなわち基材を濡らすことができるほど、接着剤接触面積は大きくなる。接着剤と基材との間の接触面積が大きいと、接着性が向上する。接着剤組成物による基材の濡れは、組成物の特性ならびに例えば時間、温度および圧力に依存する。基材の濡れに関して、接着剤組成物の中心的な特性は、本明細書では複素粘度|η|として測定される粘度である。
実施形態では、切り替え可能な接着剤組成物は、本明細書に記載されるように測定される400,000Pa・s未満、300,000Pa・s、200,000Pa・s、150,000Pa・s未満、100,000Pa・s未満、75,000Pa・s未満、50,000Pa・s未満、25,000Pa・s未満、10,000Pa・s未満、5,000Pa・s未満、1,000Pa・s未満、500Pa・s未満、250Pa・s未満、100Pa・s未満、50Pa・s未満または10Pa・s未満の複素粘度|η|を有する。実施形態では、切り替え可能な接着剤組成物は、10〜50Pa・s、50〜100Pa・s、100〜250Pa・s、250〜500Pa・s、500〜1,000Pa・s、1,000〜5,000Pa・s、5,000〜10,000Pa・s、10,000〜25,000Pa・s、25,000〜50,000Pa・s、50,000〜75,000Pa・s、75,000〜100,000Pa・s、100,000〜150,000Pa・s、150,000〜200,000Pa・s、200,000〜300,000Pa・s、300,000〜400,000Pa・s、400,000〜500,000Pa・s、10〜100Pa・s、100〜1,000Pa・s、1,000〜10,000Pa・s、10,000〜100,000Pa・s、または100,000〜500,000Pa・sの複素粘度|η|を有する。
複素粘度は、所与の液状組成物の漸進的な変形に対する抵抗の尺度である。一般に、粘度が低いほど、組成物は、皮膚の微細構造などの表面の小さな構造に流れ込むことによって、粗い表面をより速く濡らすことができる。
本文脈において、比較的低い複素粘度は、組成物が皮膚の形状により容易かつ迅速に流れるようにするという点で有利である。
この低粘度の利点は、第1の状態の接着剤が皮膚の微細構造ならびに瘢痕組織および皺などのより大きな凹凸に容易かつ迅速に流れ込む、すなわちそれらを濡らすことができることである。これは、接着剤と皮膚との間の大きな接触表面が迅速に確立されること、および皮膚と接着剤との間の良好な接着結合が迅速に得られることを意味する。
いくつかの実施形態では、切り替え後の切り替え可能な接着剤組成物の複素粘度は、切り替え前の切り替え可能な接着剤組成物の複素粘度よりも少なくとも2倍、例えば少なくとも5倍、例えば少なくとも10倍、例えば少なくとも20倍、例えば少なくとも50倍、例えば少なくとも100倍、例えば少なくとも1,000倍、例えば少なくとも10,000倍高い。
動的機械分析(DMA)および複素粘度の測定|η
パラメータ複素粘度|η|を周波数掃引により以下のように測定した。接着剤を厚さ1mmの板にプレスした。直径25mmの円形の試料を切り出し、Thermo ScientificのHaake RheoStress 6000回転レオメーターに配置した。適用された幾何形状は平行板25mmであり、せん断応力は5556Paに固定し、測定の開始時に試料にギャップサイズ0.9〜1.05mmを適用し、約5Nの法線力が得られた。測定は32℃で実施した。複素粘度|η|について周波数0.01Hzで測定した値を用いた。
水蒸気透過率
水蒸気透過率(MVTR)は、逆カップ法を用いて24時間にわたってグラム毎平方メートル(g/m)で測定した。
水および水蒸気不透過性であり、φ35mmの開口を有する容器またはカップを使用した。20mLの生理食塩水(脱イオン水中の0.9%NaCl)を容器に入れ、高透過性ポリウレタン(PU)バッキングフィルム(Intellicoat製のBL9601箔)に取り付けた試験用接着剤で開口を密封した。容器を電気的に加熱された湿度キャビネットに入れ、容器またはカップを逆さに配置し、水が接着剤と接触するようにした。キャビネットを32℃、相対湿度(RH)15%に維持した。
時間の関数として容器の重量損失を追跡した。重量損失は、接着剤および/またはフィルムを透過した水によるものであった。この差を用いて試験接着剤フィルムのMVTRを計算した。MVTRは、時間当たりの重量損失をカップの開口面積で割ったものとして計算した(g/m/24h)。
材料のMVTRは、材料の厚さの線形関数である。したがって、材料を特徴づけるためにMVTRを報告する場合、MVTRが報告された材料の厚さを知らせることが重要である。我々は基準として150μmを使用した。より薄いまたはより厚い試料が測定された場合、MVTRを150μm試料に対応するように報告した。したがって、測定されたMVTRが10g/m/24hである300μmの試料は、試料の厚さと試料のMVTRとの間の線形結合のために、150μmの試料についてMVTR=20g/m/24hを有すると報告された。
最後に、この方法を使用することによって、支持PUフィルムを使用することによって誤差を導入したことに我々は気付いた。接着剤/フィルムラミネートが一連の2つの抵抗の系であるという事実を利用して、誤差を排除した。フィルムと接着剤が均質である場合、透過率は、以下のように表すことができる:
1/P(測定値)=1/P(フィルム)+1/P(接着剤)。
したがって、接着剤のフィルム透過率および接着剤の厚さを知ることによって、接着剤の真の透過率P(接着剤)を以下の式を用いて計算することができた:
P(接着剤)=d(接着剤)/150μm1/(1/P(測定値)−1/P(フィルム))
ここで、d(接着剤)は接着剤の実際に測定された厚さであり、P(フィルム)は接着剤のないフィルムのMVTRであり、P(測定値)は実際に測定されたMVTRであった。
水分吸収率
2つの剥離ライナ間の厚さ0.5mmの接着フィルムに熱成形することによって試料を調製した。打ち抜き工具を用いて、試料を打ち抜いた。試料サイズは25×25mmであった。剥離ライナを除去した。試料を対象ガラスに接着し、生理食塩水を入れたビーカーに入れ、37℃のインキュベーターに入れた。
試料を最初に(M(開始))および2時間後(M(2時間)に秤量した。秤量する前に、対象ガラスを布で拭いた。25×25mmの試料の場合、面積は6.25cmだった(表面の縁は面積から除外した)。水分吸収率は、以下のように計算することができる:2時間後の吸水率=(M(2時間)−M(開始))/6.25cm。結果は単位g/cm/2時間である。
剥離試験
剥離試験のための基体および液体媒体
実際の使用をシミュレートするために使用される基体は皮膚である。
剥離液媒体は、生理食塩水中の4%のハンドソープ溶液である。
剥離セットアップ
剥離測定における漏れの伝搬をシミュレートするために、低いおよび一定の剥離角度が選択される。この剥離セットアップは、40度の一定の剥離および500gの一定の剥離荷重を有する。剥離伸びは時間とともに測定される。第2の接着剤の瞬間接着特性ならびに本明細書に記載されているような切り替え可能な接着剤を観察するために、異なる滞留時間(接着剤を皮膚に適用してから試験開始までの時間)を使用する。剥離実験は周囲温度、約20℃で行われる。
図面の詳細な説明
以下の詳細な説明において添付図面を参照する。図面は本明細書の一部を形成し、本発明を実施するための例示的な実施形態を示す。「上」、「下」、「前」、「後」、「先頭」、「後尾」等などの方向性のある用語は、説明されている図の向きを参照して使用される。実施形態の構成要素は多くの向きに配置することができるので、方向性のある用語は説明のために使用されており、決して限定的ではない。本発明の範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、構造的または論理的変更を行うことができることを理解されたい。詳細な説明は、本発明を実施するための実施例を記載しており、本発明の範囲を限定するために読まれるべきではない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。
特に断りのない限り、本出願に記載されている実施形態および様々な例示的実施形態の特徴は、互いに(「混合および適合された状態で」)組み合わされてもよい。
図1に、オストミー装置のための接着剤ウェハの断面図が示されている。簡単にするために、収集バッグおよび/またはそのようなバッグを取り付けるための結合具は図面では省略されている。ウェハは、皮膚に面する表面を第2の接着剤3でコーティングされたバッキング層1を含む。第1の切り替え可能な接着剤2が、ストーマを収容するための貫通孔5を囲むように、ウェハの中央部分に設けられる。剥離ライナ4は、適用前にウェハの皮膚に面する表面を覆っている。剥離ライナ4には、第1の接着剤2を収容するための形態の安定した凹部が設けられている。
図2は、第2の接着剤3で皮膚に面する表面をコーティングされたバッキング層1を含むウェハの断面図である。第1の切り替え可能な接着剤2が、ストーマを収容するための貫通孔5を囲むように、ウェハの中央部分に設けられる。剥離ライナ4は、適用前にウェハの皮膚に面する表面を覆っている。第2の接着剤3の中央部分には、第1の接着剤2を収容するための凹部が設けられている。ウェハの皮膚に面する表面は実質的に平坦である。
図3に、第2の接着剤3および剥離ライナ4の両方に、第1の接着剤2を収容するための凹部が設けられたウェハの断面図が示されている。
図4に、ストーマ5を取り囲む皮膚に適用されたウェハの断面が示されている。剥離ライナは除去され、第1の接着剤2は、ストーマ5の周囲に適合するように成形されている。
図5に、バッキング層1と、第1の切り替え可能な接着剤層2と、剥離ライナ4とを有する実施形態が示されている。エッジ部分6に沿って、接着剤はより形態の安定したテクスチャに切り替えられ、それにより接着剤がウェハから流出するのを防止している。
図6に、バッキング層1と、第1の切り替え可能な接着剤層2と、剥離ライナ4とを有する実施形態が示されている。エッジ部分6に沿って、および第1の接着剤層の中央部分の地点7において、接着剤はより形態の安定したテクスチャに切り替えられ、それにより接着剤がウェハから流出するのを防止している。中央の切替え地点またはライン7は、接着剤2をより小さい区画に分割することができる。
図7に、バッキング層1と、ウェハの中央部分の第1の切り替え可能な接着剤層2と、ウェハの周辺部分の第2の接着剤3と、剥離ライナ4とを有する実施形態が示されている。エッジ部分6に沿って、接着剤2はより形態の安定したテクスチャに切り替えられ、それにより接着剤2がウェハから流出するのを防止している。
試料1
切り換え可能な接着剤で完全に被覆された接着剤ウェハ
粘着性ウェハは、1mmの厚さおよび110mmの円形形状を有する切り替え可能な接着剤(組成:1%光開始剤および25%親水コロイド**を含む74%BASF acResin A 260 UV)でコーティングされたバッキング層(DOW Saranex 630G)、とシリコーン剥離ライナ(0.11mmPPB、1803 Hutamaki製)とから構成される。
ウェハはペースト状の特性を有し、切り替えられると、成形可能なペーストテクスチャから、形態の安定した接着剤テクスチャへ接着特性が変化するように意図されている。
試料2
中央部分に切り替え可能な接着剤を有する接着剤ウェハ
接着剤ウェハは、バッキング層(DOW Saranex 630G)と、1mmの厚さおよび110mmの円形形状を有する標準ヒデロコロイド接着剤***をベースとするフルカバー接着剤と、中心部で2mm厚さおよび直径70mmの円形形状の切り替え可能な接着剤(組成:1%光開始剤および25%親水コロイド**を有する74%BASF acResin A 260 UV)と、シリコーン剥離ライナ(0.11mmPPB、1803 Hutamaki製)とから構成される。第2の接着剤***は、切り替え可能な接着剤の周辺部分および遠位部分の上に設けられる。
第1の接着剤はペースト状の特性を有するように意図され、切り替えられると、接着特性を、成形可能なペーストテクスチャから、形態の安定した接着剤テクスチャへ変化する。周辺接着剤は状態を変えない。
光開始剤化学:CibaからのIrgacure 784光開始剤、ビス(η5−2,4−シクロペンタジエン−1−イル)−ビス(2,6−ジフルオロ−3−(1H−ピロール−1−イル)−フェニル)チタン)。
**親水コロイド混合物:25%親水コロイド、(10%(w/w)ペクチンLM CG、CP Kelco、20%(w/w)Akucell AF288、Akzo Nobel、30%(w/w)PBゼラチン、PB Gelatins、40%(w/w)グアーガムFG−20、Hercules Corp.)。
***((10%(w/w)Kraton 1161、Kraton polymers製、40% Ooppanol B12 BASF製、5%(w/w)ペクチンLM CG、CP Kelco、10%(w/w)Akucell AF288、Akzo Nobel、15%(w/w)PBゼラチン、PB Gelatinsおよび20%(w/w)グアーガムFG−20、Hercules Corp)これらの成分を20分間、zブレードAustin300gミキサー内で20分間混合する)。
試料を皮膚に適用し、接着特性を剥離試験によって調べた。表1からわかるように、切り替え可能な接着剤は、切り替えられない場合、剥離する間に凝集性が破壊する状態で分離する(接着は破られ、残留物がウェハと皮膚の両方に残る。
Figure 0006697000
切り替え可能な接着剤の代替例として、湿分によって切り替え可能な接着剤を使用することができる。湿分によって切り替え可能な接着剤は、例えば、以下のうちの1つであり得る。
湿分組成物12:10%の混合親水コロイドを有する混合された湿分によって切り替え可能なシリコーン接着剤
Trio Silken(18g、36重量%、Trio Healthcare)を、スピードミキサーを用いて3000rpmで3分間、親水コロイド(5g、10重量%)の混合物と混合した。親水コロイド混合物は、カルボキシメチルセルロース(20重量%)、グアーガム(40重量%)、ゼラチン(30重量%)およびペクチン(10重量%)から構成された。非反応性シリコーンポリマー、BioPSA(27g、54重量%、Dow Corning 7−4560)を混合物に添加し、混合物を、スピードミキサーを用いて3000rpmでさらに3分間混合した。得られた混合物を、アプリケータを用いてポリウレタンBiatainフィルム(30μm)上にコーティングした。切り替え実験のために、この組成物を32℃のオーブンまたは32℃および相対湿度50%の湿式食器棚(Binder KBF)中で切り替えた。
切り替え前に測定された粘度:0.01Hzで351Pa s。
湿分組成物17:40%の乾燥した混合親水コロイドを有する混合された湿分によって切り替え可能なシリコーン接着剤
Trio Silken(12g、24重量%、Trio Healthcare)を、スピードミキサーを用いて3000rpmで3分間、親水コロイド(20g、40重量%)の混合物と混合した。親水コロイド混合物は、カルボキシメチルセルロース(20重量%、Akucell AF 2881、Akzo Nobel)、グアーガム(40重量%、グアーガムFG−200、Nordisk Gelatine)、ゼラチン(30重量%、ゼラチンUF220、PB Gelatins GmbH)、およびペクチン(10重量%、LM 12 CG−Z/200、CP Kelco)から構成された。親水コロイドを80℃で乾燥させた後、2.43重量%の含水量に達するまで、配合物に添加した。非反応性シリコーンポリマー、BioPSA(18g、36重量%、Dow Corning 7−4560)を混合物に加え、混合物を、スピードミキサーを用いて3000rpmでさらに3分間混合した。得られた混合物を、アプリケータを用いてフィルム上にコーティングし、試験前に32℃のオーブン内で、相対湿度50%でフィルムを硬化させた。
切り替え前に測定された粘度:0.01Hzで2366Pa s。
本明細書に開示される発明は以下の態様を含む。
<態様1>
使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、前記接着剤ウェハに接続された収集バッグとを含むオストミー装置であって、前記接着剤ウェハが前記使用者のストーマを収容するための貫通孔を有し、前記接着剤ウェハが、バッキング層と、第1の切り替え可能な接着剤組成物と、第2の接着剤組成物と、少なくとも1つの剥離ライナとを含み、前記第1の切り替え可能な接着剤はポリマーおよび切り替え開始剤を含み、前記組成物は、前記切り替え開始剤を活性化することによって、第1の液体の状態から第2の接着性の状態へ切り替えることができ、前記装置は前記第1の切り替え可能な接着剤組成物を収容するための凹部を含む、オストミー装置。
<態様2>
前記凹部が前記剥離ライナ内にある、態様1に記載のオストミー装置。
<態様3>
前記凹部が部分的に前記第2の接着剤組成物内にありかつ部分的に前記剥離ライナ内にある、態様1または2に記載のオストミー装置。
<態様4>
前記凹部が前記第2の接着剤組成物内にある、態様1〜3のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様5>
前記第1および前記第2の接着剤組成物の皮膚に面する表面が面一/一列になっている、態様4に記載のオストミー装置。
<態様6>
前記凹部が、形態の安定したテクスチャに切り替えられた前記第1の接着剤の縁部の少なくとも一部によって提供される、態様1〜5のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様7>
前記剥離ライナが、前記第1の切り替え可能な接着剤組成物および前記第2の接着剤組成物の両方と接触する、態様1〜6のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様8>
前記接着剤ウェハが、前記ストーマを収容する前記孔に隣接する中央部分と、前記孔から離れる前記接着剤ウェハの縁部に隣接する周辺部分とを有し、前記第2の接着剤組成物が前記接着剤ウェハの前記周辺部分に少なくとも配置される、態様1〜7のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様9>
前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が前記接着剤ウェハの前記中央部分にだけ配置される、態様1〜8のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様10>
前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が、前記第1の液体の状態において、0.4MPa s(メガパスカル−秒、すなわち、MPa・s)未満の、複素20粘性率|η |を有し;および前記第2の接着性の状態において、前記第1の液体の状態の前記複素粘性率|η |よりも高い複素粘性率|η |を有し、および前記第2の接着性の状態において1Nを超える第2の繰り返し剥離力を有する、態様1〜9のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様11>
前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が、内側境界を画定する、前記貫通孔からのある半径方向距離内の内側リムと、前記孔からのある半径方向距離内に外側境界を画定する、前記貫通孔からのある半径方向距離内の外側リムとを有する、態様1〜10のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様12>
前記第1の切り替え可能な接着剤の少なくとも前記内側リムまたは前記外側リムが切り替えられる、態様1〜11のいずれか一項に記載のオストミー装置。
<態様13>
・態様1〜11のいずれか一項に記載のオストミー装置を提供するステップと、
・前記装置から前記剥離ライナの少なくとも一部を除去するステップと、
・前記ストーマの周囲の皮膚に前記接着剤ウェハを適用するステップと、
・前記ストーマの周囲に適合するように前記第1の接着剤を成形するステップ、
・前記切り替え開始剤を活性化することによって、前記第1の接着剤組成物を第1の液体の状態から第2の接着性の状態へ切り替えるステップと
を含む、オストミー装置を適用する方法。
<態様14>
前記適用の前に前記貫通孔が前記ストーマに適合するように切断される、態様12に記載の方法。

Claims (13)

  1. 使用者の皮膚表面に取り付けるための接着剤ウェハと、前記接着剤ウェハに接続された収集バッグとを含むオストミー装置であって、前記接着剤ウェハが前記使用者のストーマを収容するための貫通孔を有し、前記接着剤ウェハが、バッキング層と、第1の切り替え可能な接着剤組成物と、第2の接着剤組成物と、少なくとも1つの剥離ライナとを含み、前記第1の切り替え可能な接着剤組成物がポリマーおよび切り替え開始剤を含み、前記第1の接着剤組成物は、前記切り替え開始剤を活性化することによって第1の液体の状態から第2の接着性の状態へ切り替えることができ、当該オストミー装置が凹部を含み、前記凹部が、前記第1の切り替え可能な接着剤組成物を収容するための、流動性物質を含むことができる構造であり、前記第2の状態の前記第1の接着剤組成物が前記第1の状態の前記第1の接着剤組成物よりも高い粘度を有し、前記凹部が、形態の安定したテクスチャに切り替えらえた前記第1の接着剤組成物の縁部の少なくとも一部によって提供される、オストミー装置。
  2. 前記凹部が前記剥離ライナ内にある、請求項1に記載のオストミー装置。
  3. 前記凹部が部分的に前記第2の接着剤組成物内にありかつ部分的に前記剥離ライナ内にある、請求項1または2に記載のオストミー装置。
  4. 前記凹部が前記第2の接着剤組成物内にある、請求項1〜3のいずれか一項に記載のオストミー装置。
  5. 前記第1の接着剤組成物および前記第2の接着剤組成物の皮膚に面する表面が面一になっている、請求項4に記載のオストミー装置。
  6. 前記剥離ライナが、前記第1の切り替え可能な接着剤組成物および前記第2の接着剤組成物の両方と接触する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のオストミー装置。
  7. 前記接着剤ウェハが、前記ストーマを収容する前記貫通孔に隣接する中央部分と、前記貫通孔から離れる前記接着剤ウェハの縁部に隣接する周辺部分とを有し、前記第2の接着剤組成物が前記接着剤ウェハの前記周辺部分に少なくとも配置される、請求項1〜6のいずれか一項に記載のオストミー装置。
  8. 前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が前記接着剤ウェハの前記中央部分にだけ配置される、請求項7に記載のオストミー装置。
  9. 前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が、前記第1の液体の状態において、0.4MPa s(メガパスカル−秒、すなわち、MPa・s)未満の、複素粘性率|η|を有し;および前記第2の接着性の状態において、前記第1の液体の状態の前記複素粘性率|η|よりも高い複素粘性率|η|を有し、および前記第2の接着性の状態において1Nを超える第2の繰り返し剥離力を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のオストミー装置。
  10. 前記第1の切り替え可能な接着剤組成物が、内側境界を画定する、前記貫通孔からのある半径方向距離内の内側リムと、前記貫通孔からのある半径方向距離内に外側境界を画定する、前記貫通孔からのある半径方向距離内の外側リムとを有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のオストミー装置。
  11. 前記第1の切り替え可能な接着剤組成物の少なくとも前記内側リムまたは前記外側リムが切り替えられる、請求項10に記載のオストミー装置。
  12. ・請求項1〜10のいずれか一項に記載のオストミー装置を提供するステップと、
    ・前記オストミー装置から前記剥離ライナの少なくとも一部を除去するステップと、
    ・前記ストーマの周囲の皮膚に前記接着剤ウェハを適用するステップと、
    ・前記ストーマの周囲に適合するように前記第1の接着剤組成物を成形するステップ、
    ・前記切り替え開始剤を活性化することによって、前記第1の接着剤組成物を第1の液体の状態から第2の接着性の状態へ切り替えるステップと
    を含む、オストミー装置を適用する方法。
  13. 前記適用の前に前記貫通孔が前記ストーマに適合するように切断される、請求項12に記載の方法。
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