JP2018501595A - 横断歩道の歩行者安全システム - Google Patents

横断歩道の歩行者安全システム Download PDF

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Abstract

本発明は、横断歩道に近接する歩行者を保護するためのシステムに関するもので、歩行者が人道から安全線に進入したのか、車道から人道に進入したのかを感知および判断する歩行者感知部と、歩行者進入方向識別部と、歩行者信号灯からの停止および歩行信号を受け取り、信号を識別する信号識別部と、歩行者感知部、信号識別部および音響出力部をコントロールする制御部と、前記制御部に基づいて案内音声を出力する音声出力部とを含んでなる歩行者安全システムを開示する。歩行者感知部は、第1感知部、第2感知部、第3感知部、第4感知部を介して、安全線を中心に、歩行者が人道から安全線に進入したのか車道から人道に進入したのかを感知し、前記制御部は、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者感知部の信号によって、歩行者が人道から安全線に進入したのか車道から人道に進入したのかを判断し、人道から安全線に進入したと判断すると、「危険だから、後ろにお下がりください」と案内音声を音響出力部を介して出力し、車道から人道に進入したと判断すると、信号違反したことを知らせる案内音声を出力するか或いは出力しない。歩行者を感知すると、どちらの方向から進入したのかを感知および判断し、それに応じる案内音声を出力し、人と落葉を識別して落葉による誤作動なしで歩行者を保護するシステムに関する。

Description

本発明は、横断歩道に近接する歩行者を保護するためのシステムに関し、より詳しくは、歩行者感知部を介して、安全線を中心に歩行者が人道から安全線に進入したのか、車道から人道に進入したのかを判断することができるように感知し、進入方向に応じて異なる内容の案内音声および警告音を音響出力部から出力して事故を未然に予防することができるようにし、歩行者の感知と雪、雨、落葉などの感知とを識別してシステムの誤動作を予防することに関する。
本発明は、横断歩道の歩行者安全システムに関するものである。一般に、車両が通う道路には、歩行者の横断のための横断歩道が設置され、横断歩道には、歩行者が横断可否を認知することができるように点灯信号を発生させる歩行者信号灯が備えられ、横断歩道の入り口の人道には、歩行者が安全に横断待ちをすることが可能な安全線が備えられている。
しかし、従来の横断歩道は、単に歩行者に横断歩道の信号が停止なのか歩行なのかの状況のみを認知するようにする信号機能のみを持っており、歩行者信号灯の停止信号状態で横断待ちをしている歩行者が安全線の外で安全に待機しなければならないが、多くの歩行者が無意識のうちに安全線内に進入したり、安全線を越えて車道にまで進入したりして待機している場合が多いため、安全事故が多いという問題点がある。
かかる問題点を解決するために、先行文献1の韓国特許出願番号10−2006−0037770および同10−2013−0168933の内容および図面によれば、一部の地域では、横断歩道の入り口に歩行者感知部(歩行者の進入方向が判断できない)を設置し、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が安全線に進入することを感知すると(歩行者の進入方向が判断できない)「危険だから、後ろにお下がりください」と案内する装置が設置されている。
ところが、これを考察すると、前記歩行者感知部は、歩行者感知の際に、歩行者が人道側から安全線に進入したのか、車道側から人道に進入したのかが判断できず、どちらから進入したかを問わず、進入した事実だけを感知して、無条件に「危険だから、後ろにお下がりください」と案内する。
この場合、横断歩道の向こう側で、停止信号状態で信号を違反して歩行者が横断歩道を渡ってくるか、或いは歩行信号の最後のタイム部分に横断歩道を無理して渡ってくる途中で、横断歩道を完全に渡る前に歩行者信号灯が歩行信号から停止信号に変わると、歩行者が車道から人道に進入する瞬間に歩行者感知部が歩行者を感知する。この時、歩行者感知部は、歩行者が車道から人道に進入したことが判断できないので、一般な感知状態の案内音声である「危険だから、後ろにお下がりください」と案内する。
車道には多くの自動車が速い速度で走っているが、歩行者に後ろに下がって車道に再び進入するという意味なので、これは、歩行者に危険要因を誘発させる案内となる深刻な問題点がある。
また、雪、にわか雨、特に落葉が感知部位に降る場合、歩行者感知部は、これを感知して案内音声を出力するが、これに対する対策がないため、落葉などによるシステム誤動作が頻繁に発生するという問題点がある。
また、先行文献2の韓国特許出願番号10−2008−0071928を考察すると、道路の横断歩道の入り口に支柱状に設置される警報器と、前記横断歩道から一定距離の前方に設置され、車両の近接状態を感知して前記警報器に制御信号を印加する車両感知部とを含み、前記警報器は、歩行者が前記横断歩道に近接しているか否かおよび横断しているか否かを区別して制御することができるように複数のセンサーを有する歩行者感知部から構成されている。
前記内容のうち、「前記警報器は、歩行者が前記横断歩道に近接しているか否かおよび横断しているか否かを区別して制御することができるように複数のセンサーを有する歩行者感知部」という記載があるが、前記「複数のセンサー」は、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が人道から安全線に進入したのか、逆に車道から人道に進入したのかを感知および判断するのではなく、単純に歩行者が横断歩道の近接状態にあるのか横断歩道内にあるのかを感知して発光灯の明るさを調整するものである。
このような「複数のセンサー」を利用するとしても、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が人道から安全線に進入したのか、逆に車道から人道に進入したのかを感知および判断できず、歩行者感知と落葉感知を区分することができないので、前記先行文献1で指摘した問題点と同様の問題点がある。
また、先行文献3の韓国特許出願番号10−2014−0037131には、制御ユニット、歩行者を探知して制御ユニットへ伝送する少なくとも2つのレーザー探知ユニット、制御ユニットに歩行信号を伝達することが可能な外部信号ユニット、制御ユニットの制御に基づいて定められた方向に警告信号を発生させることが可能な警告信号ユニット、および監視領域の映像を獲得するための映像監視ユニットを含んでなり、
前記2つのレーザー探知ユニットは、前記歩行者に対する互いに異なる位置情報を取得し、前記制御ユニットは、前記互いに異なる位置情報に基づいて歩行者の状態を判断して前記警告信号ユニットを制御し、前記警告信号ユニットは、少なくとも2つの視覚信号ユニットを含み、前記視覚信号ユニットは、方向制御が可能な光信号ユニットになることを特徴とする知能型横断歩道歩行者保護装置が開示されている。
前記内容のうち、「歩行者を探知して制御ユニットへ伝送する少なくとも2つのレーザー探知ユニット」という記載と、「前記2つのレーザー探知ユニットは、前記歩行者に対する互いに異なる位置情報を取得し」という記載があるが、図面を参照して詳細を見てみると、前記「2つのレーザー探知ユニット」は、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が人道から安全線に進入したのか、逆に車道から歩道に進入したのかを感知および判断するのではなく、単に歩行者が横断歩道から近くに位置するのか、少し離れて位置するのかを感知し、それに応じる視覚信号を制御するものであり、
このような「2つのレーザー探知ユニット」を利用するとしても、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が人道から安全線に進入したのか、逆に車道から人道に進入したのかを感知および判断することができず、歩行者の感知と落葉の感知とを区分することができないので、前記先行文献1で指摘した問題点と同様の問題点がある。
本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、従来で使用されたシステムの問題点を解決し、従来のシステムとは異なる新しい概念のシステムを提供することを課題とする。
これを解決するためには、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が安全線を中心に人道から安全線に進入したのか、車道から人道に進入したかのかを感知および判断して、歩行者が人道から安全線に進入したと判断されると、音響出力部を介して「危険だから、後ろにお下がりください」と案内し、歩行者が車道から人道に進入したと判断されると、それに合わせて「交通信号を守りましょう」と案内するなど、進入方向に応じて案内音声が出力されなければならない。
また、歩行者の感知と雪、雨、落葉などの感知とを区分し、目、雨、落葉が感知される場合には案内音声が出力されてはならない。
上記の課題を解決するための、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムであって、
横断歩道の入り口に設置され、歩行者信号灯の停止信号状態で安全線を基準に人の存在または通過を進入方向が判断することができるように感知して歩行者進入方向識別部に信号を伝送する歩行者感知部と、
信号灯感知部または信号灯制御部からの信号を受け取り、歩行者信号灯が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するための信号識別部と、
前記歩行者感知部からの信号を受け取り、歩行者が人道側から安全線に進入したのか或いは車道側から人道に進入したのかを識別する歩行者進入方向識別部と、
前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部で歩行者が人道側から安全線に進入したと判断すると、音響出力部を介して入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部と、
前記制御部の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部とを含んでなり、
前記歩行者感知部は、車道を中心に横断歩道の両側にそれぞれ設置されるが、人道側に位置し、歩行者が人道から安全線に進入することを判断することができるように先に感知する第1感知部と、車道側に位置し、歩行者が車道から人道に進入することを判断することができるように先に感知する第2感知部とからなり、
前記制御部は、歩行者信号灯の停止信号状態で第1感知部または第2感知部の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者を感知しなかったと判断し、設定した時間以上であれば、歩行者を感知したと判断することを特徴とする。
また、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、前記第1感知部が、赤外線センサーであって、両方のうちのいずれか一方に形成される第1感知発光部と、前記第1感知発光部の反対側に、前記第1感知発光部に対応できるように設置される第1感知受光部とからなり、
前記第2感知部は、前記第1感知部と平行に設置される赤外線センサーであって、両方のうちのいずれか一方に形成される第2感知発光部と、前記第2感知発光部の反対側で前記第2感知発光部に対応できるように設置される第2感知受光部とからなることを特徴とする。
また、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、前記歩行者進入方向識別部が、前記第1感知部が第2感知部よりも先に感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、前記第2感知部が第1感知部よりも先に感知すると、歩行者が車道から人道に進入したと判断することを特徴とする。
また、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、
前記歩行者感知部が、
車道を中心に横断歩道の両側にそれぞれ設置されるが、
人道側に位置し、歩行者が人道から安全線に進入したことを判断することができるように先に感知する第3感知部と、
車道側に位置し、歩行者が車道から人道に進入したことを判断することができるように先に感知する第4感知部とをさらに含み、
前記歩行者進入方向識別部は、歩行者信号灯の停止信号状態で前記第1感知部と第3感知部が第2感知部と第4感知部よりも先に感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、或いは、第2感知部と第4感知部が第1感知部と第3感知部よりも先に感知すると、歩行者が車道から人道に進入したと判断し、
前記制御部は、歩行者信号灯の停止信号状態で前記第1感知部、第2感知部、第3感知部および第4感知部のうちのいずれかが感知すると、歩行者を感知しなかったと判断し、第1感知部と第3感知部が同時に感知し、或いは第2感知部と第4感知部が同時に感知すると、歩行者を感知したと判断することを特徴とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムであって、
横断歩道の入り口に設置され、歩行者信号灯の停止信号状態で安全線を基準に人の存在または通過を感知し或いは落葉を感知して感知持続時間チェック部に信号を伝送する歩行者感知部と、
信号灯感知部または信号灯制御部からの信号を受け取り、歩行者信号灯が停止信号なのか歩行信号なのかを識別する信号識別部と、
前記歩行者感知部からの信号を受け取り、前記歩行者感知部の感知持続時間をチェックする感知持続時間チェック部と、
前記感知持続時間チェック部からの信号を受け取り、歩行者感知部が落葉を感知したのか或いは歩行者の安全線への進入を感知したのかを識別するための歩行者/落葉識別部と、
前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者/落葉識別部で歩行者が安全線に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部と、
前記制御部の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部と、を含んでなることを特徴とする。
また、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムは、前記歩行者/落葉識別部が、感知持続時間チェック部の感知持続時間が設定した時間未満であれば落葉を感知した識別し、設定した時間以上であれば歩行者が安全線に進入したと識別し、
前記制御部は、歩行者/落葉識別部が落葉を感知したと識別すると、音響出力部を介して案内音声または警告音が出力されないようにすることを特徴とする。
上述したように、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムによれば、歩行者信号灯の停止信号状態で歩行者が横断歩道の入り口の人道に設置された安全線の外で安全に横断待ちをしなければならないが、そうでなくて、安全線内に進入した或いは車道に進入した歩行者を感知して「危険だから、後ろにお下がりください」と案内し、また、信号違反および信号の変わり目に無理して横断する歩行者を感知して「交通信号を守りましょう」と案内するなど、警告案内をすることにより、歩行者が安全に横断待ちをするように或いは交通信号を守るようにする効果がある。
また、歩行者信号灯の停止信号状態で信号を違反したり、歩行者信号灯の歩行信号状態で信号が少ししか残っていないのに無理して横断したりして、歩行者信号灯が停止信号に変わった後に人道に進入する歩行者を感知するときは、「交通信号を守りましょう」などの警告案内または案内音声を出力しないように制御して、急いで渡ってくる歩行者が慌てることなく安全に人道に進入できるようにし、
また、歩行者の感知と雪、雨、落葉の感知とを識別して、雪、雨、落葉が感知されたときに案内音声を出力しないので、システムの誤動作を予防することができるという効果がある。
図1は、従来の歩行者感知部を示す概略図である。 図2は、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムを示す概略図である。 図3は、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムを示すブロック図である。 図4Aは、本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部を示す斜視図である。図4Bは、図4Aの平面図である。 図5Aは、本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部の他の方法を示す斜視図である。図5Bは、図5Aの平面図である。図5Cは、図5Aの正面図である。図5Dは、図5Aを横断歩道の双方向に設置した様子を示す斜視図である。 図6Aは、本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部を示す概略図である。図6Bは、図6Aの歩行者方向の感知を示す断面図である。 図7Aは、本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部の他の方法を示す概略図である。図7Bは、図7Aの歩行者方向の感知を示す図である。 図8A、B、Cは、本発明の一実施例に係る信号灯感知部示す概略図である。 図9は、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムの他の方法を示すブロック図である。 図10は、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムの他の方法を示す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムを詳細に説明する。
ただし、本発明の好適な実施例を詳細に説明するにあたり、関連した公知の機能または構成についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にするおそれがあると判断される場合には、その詳細な説明を省略する。
これに加えて、明細書全体において、ある部分が他の部分に「連結」されているとするとき、これは、「直接的に連結」されている場合だけではなく、それらの間に別の素子を挟んで「間接的に連結」されている場合も含む。
説明する実施例は、本発明の技術思想を当業者が容易に理解し得るように提供されるもので、本発明を限定するものではない。また、添付図面に示されている事項は、本発明の実施例を容易に説明するために図式化された図面で実際に実現される形態とは異なることがある。
一方、ある構成要素を「含む」という表現は、「開放型の表現」であって、当該構成要素が存在することを単に指し示す表現であり、追加の構成要素を排除するものと理解されてはならない。
また、「第1」、「第2」、「第3」、「第4」などの用語は、様々な構成要素を説明するために使用できるが、これらの用語は、一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみで使用され、これらの構成要素の属性を限定するものではない。
後述される用語は、本発明における機能を考慮して定義された用語であって、これは、ユーザー、運用者の意図または慣例によって変わりうる。よって、これらの用語に対する定義は、本明細書全般にわたった内容に基づいて下されるべきである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る横断歩道の歩行者安全システムの一実施例を詳細に説明する。
本発明において、「歩行者感知部」とは、横断歩道の入り口の人道の安全線に設置され、歩行者が人道から安全線に進入したのかを感知するか、或いは歩行者が車道から人道側に進入したのかを感知する、すなわち安全線を中心に人道側と車道側のうちのどちら側から進入したのかを判断することができるように感知するものであって、赤外線双方向センサー、レーザー双方向センサーなどをいう。安全線を中心に人道側から接近したのか車道側から接近したのかを判断することができるように感知する、または方向を問わずに歩行者が安全線に進入したことを感知する、または感知区域の落葉を感知するすべての装置は、歩行者感知部に該当するといえる。
また、本発明において、「信号灯感知部」とは、歩行者信号灯の信号が赤色信号なのか青色信号なのかを判断するための感知部であって、様々な方法がある。歩行者信号灯の信号が赤色信号なのか青色信号なのかを判断するためのすべての感知装置は、信号灯感知部に該当するといえる。
また、本発明において、「信号灯制御部」とは、交通信号灯または歩行者信号灯を制御する、既に設置されている信号灯制御部をいう。
また、本発明において、「制御部」とは、歩行者感知部の信号に応じて音響出力部をコントロールし、各部を制御する制御部をいう。
また、本発明において、「信号識別部」とは、信号灯感知部または信号灯制御部からの信号を受け取り、歩行者信号灯が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するものをいう。
また、本発明において、「歩行者進入方向識別部」とは、歩行者感知部からの信号を受け取り、歩行者が人道側から安全線に進入したのか或いは車道側から人道に進入したのかを判断する識別部をいう。
また、本発明において、「安全線」とは、歩行者が安全に信号待ちをする一種の待機線であって、歩行者感知部の感知区域をいう。
また、本発明において、「停止信号」とは、歩行者信号灯の赤色信号をいい、「歩行信号」とは、歩行者が横断歩道を歩行する歩行者信号灯の青色信号をいう。
また、本発明において、「感知持続時間チェック部」とは、歩行者感知部が歩行者または落葉を感知したときに持続する感知時間をチェックするものをいう。
また、本発明において、「歩行者/落葉識別部」とは、歩行者感知部が感知したオブジェクトが歩行者なのか落葉なのかを識別するものをいう。
図1は従来の歩行者感知部を示す概略図、図2は本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムを示す概略図、図3は本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムを示すブロック図、図4Aは本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部を示す斜視図、図4Bは図4Aの平面図である。
まず、図1を参照すると、一部の地域に設置されているもので、横断歩道に設置され、歩行者が横断歩道に進入する場合に歩行者を感知する歩行者一般感知部20−1(歩行者の進入方向が判断できない)が形成されている。
歩行者が安全線15に進入すると、赤外線20−2によって歩行者が感知されるようにするものであって、感知部20−1が一般的な感知部であるから、安全線15を中心に歩行者が人道11から安全線15に進入したのか車道10から人道11に進入したのかを判断することができず、単純感知のみを行い、感知したオブジェクトが歩行者なのか落葉なのかを識別することができないので、前記「背景技術の先行文献1」で指摘したような問題点がある。
(実施例1)
図2乃至図4を参照すると、車道10の横断歩道13と人道11との境界線地点の人道11に、歩行者信号灯12の停止信号状態で歩行者が安全に信号待ちをすることができるように安全線15が形成されており、通常の歩行者は、歩行者信号灯12の信号が停止信号である場合、人道11の安全線15の外に待機しており、歩行者信号灯12が歩行信号に変わったら横断歩道13を渡るのである。
しかし、一部の歩行者は、歩行者信号灯12の停止信号状態で、自分も知らないうちに、無意識的に安全線15に進入しており、その一部は安全線15を越えて車道10にまで進入して信号待ちをする歩行者があって、交通事故の危険性を内包している。
本発明に係る横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムは、横断歩道13の入口に設置され、歩行者信号灯12の停止信号状態で安全線15を基準に人の存在または通過を進入方向が判断できるように感知して歩行者進入方向識別部43に信号を伝送する歩行者感知部20と、
信号灯感知部50または信号灯制御部62からの信号を受け取り、歩行者信号灯12が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するための信号識別部42と、
前記歩行者感知部20からの信号を受け取り、歩行者が人道11側から安全線15に進入したのか或いは車道10側から人道11に進入したのかを識別する歩行者進入方向識別部43と、
前記信号識別部42で歩行者信号灯12が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者感知部20で歩行者が人道11側から安全線15に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部41と、
前記制御部41の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部40と、を含んでなり、
前記歩行者感知部20は、車道10を中心に横断歩道13の両側にそれぞれ設置されるが、人道11側に位置し、歩行者が人道11から安全線15に進入することを判断することができるように先に感知する第1感知部21と、車道10側に位置し、歩行者が車道10から人道11に進入することを判断することができるように先に感知する第2感知部22とからなり、
前記制御部41は、歩行者信号灯12の停止信号状態で、第1感知部21または第2感知部22の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者を感知しなかったと判断し、設定した時間以上であれば、歩行者を感知したと判断する。
また、前記制御部41は、信号灯感知部50または信号灯制御部62または歩行者感知部20からの信号を受信する信号受信部41−1、歩行者感知部20の信号によって歩行者進入方向を判断する進入方向判断部41−2、前記進入方向判断部41−2の判断によってそれに対応する案内音声を出力するようにする音響出力指示部41−3、および歩行者感知部20の感知持続時間をチェックする感知持続時間チェック部41−4からなる。
さらに詳しくは、歩行者感知部20は、赤外線双方向センサー(図6)20aであって、安全線15の両方のうちのいずれか一方に第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hを形成し、第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hの反対側に、前記第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hにそれぞれ対応する第1感知受光部21kおよび第2感知受光部22kを形成して、平常の際に第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hから赤外線21a、22aを伝送すると、第1感知受光部21kおよび第2感知受光部22kでこれを受信している状態で、歩行者が第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hと第1感知受光部21kおよび第2感知受光部22kとの間に進入すると、歩行者により赤外線21a、22aが遮断されるため歩行者が進入したことを感知する。
このとき、第1感知発光部21hおよび第2感知発光部22hと第1感知受光部21kおよび第2感知受光部22kをそれぞれ支柱14の上端に形成し、その下に音響出力部40、制御部41を形成して設置することが好ましい。
また、歩行者が安全線15を中心に、人道11から安全線15に進入したのか或いは車道10から人道11に進入したのかを判断するために、横断歩道13の両側に、人道11側に位置する第1感知部21、21h、21kと車道10側に位置する第2感知部22、22h、22kがそれぞれ設置されるが、歩行者が歩行者感知部20を介して感知されるとき、第2感知部22、22h、22kよりも第1感知部21、21h、21kが先に感知してその信号を歩行者進入方向識別部43に伝送すると、歩行者進入方向識別部43は、歩行者が人道11から安全線15に進入したと判断し、逆に第1感知部21、21h、21kよりも第2感知部22、22h、22kが先に感知してその信号を歩行者進入方向識別部43に伝送すると、歩行者進入方向識別部43は、歩行者が車道10から人道11に進入したと判断する。
感知および判断した信号を制御部41に伝送すると、制御部41は、前記信号識別部42で歩行者信号灯12が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部43で歩行者が人道11側から安全線15に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし、
前記信号識別部42で歩行者信号灯12が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部43で歩行者が車道10側から人道11に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることを特徴とする。
歩行者が歩行者信号灯12の停止信号状態で車道10から人道11に進入したと判断されるとき、「危険だから、後ろにお下がりください」と案内すると、歩行者が慌ててたじろぐが、この時、歩行者が慌てることなく安全に人道11の安全なところに速く進入できるように案内音声が音響出力部40を介して出力されないように制御する。
また、前記制御部41は、歩行者信号灯12の歩行信号状態では、前記歩行者を歩行者感知部20が感知しないか或いは感知する場合には、歩行者感知部20の信号に応じた案内音声が音響出力部40を介して出力されるようにし或いは出力されないように制御することができる。
また、歩行者感知部20が歩行者を感知するにあたり、第1感知部21が先に感知し、好ましくは1秒内に第2感知部22が感知しなくても、歩行者が人道11から安全線15に進入して、第2感知部22に感知される前に歩行者が止まった状態であるため、この場合にも、歩行者が人道11から安全線15に進入したと感知および判断し、歩行者が感知区域に止まっているか通り過ぎた場合にも、安全線15に進入したと感知および判断する。
また、歩行者進入方向識別部43は、第1感知部21が先に感知し且つ第2感知部22が感知すると、歩行者が人道11から安全線15に進入したと判断し、歩行者が安全線15に進入した状態で第2感知部22が先に感知解除し且つ第1感知部21が感知解除すると、歩行者が安全線15から人道11の方向に出てきたと判断し、第1感知部21が先に感知解除し且つ第2感知部22が感知解除すると、歩行者が安全線15を越えて車道10に進入したと判断し、歩行者が車道10に進入した状態で第2感知部22が先に感知し且つ第1感知部21が感知すると、歩行者が車道10から安全線15に進入したと判断し、第2感知部22が先に感知解除し且つ第1感知部21が感知解除すると、歩行者が車道10から安全線15を通過して人道11に出てきたと判断するようにすることができる。
また、制御部41または音響出力部40は、歩行者感知部の支柱14に一体に形成し、または歩行者信号灯12の支柱に形成し、または別途の支柱に形成して設置することができる。
また、信号識別部42は、歩行者信号灯12が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するための役目をし、ハードウェア的またはソフトウェア的に処理することができ、制御部41内に一体に形成する、或いは信号灯感知部50内に一体に形成する、或いは信号灯制御部62内に一体に形成する、或いは制御部41、信号灯感知部50、信号灯制御部62とは別に外部に形成することができる。
また、歩行者進入方向識別部43は、歩行者感知部20からの信号を受け取り、歩行者が安全線15を中心に車道10と人道11の両方のうちのどちら側から進入したのかを識別する役目をし、歩行者進入方向識別部43は、ハードウェア的またはソフトウェア的に処理することができ、制御部41内に一体に形成する、或いは歩行者感知部20内に一体に形成する、或いは制御部41と歩行者感知部20とは別に外部に形成することができるだろう。
また、歩行者信号灯12が停止信号なのか歩行信号なのかの信号を制御部41に伝送することは、信号灯感知部50の代わりに、交通信号灯および歩行者信号灯12を制御する、既に設置されている信号灯制御部62から制御部41に直接伝送することにより行われる。信号灯制御部62が歩行者信号灯12に歩行信号および停止信号を指示し、前記歩行信号および停止信号をそのまま制御部41に伝送する場合にも、信号灯制御部62または制御部41で信号識別部42が信号を識別したものと見なすべきである。
また、各部と部との通信は、有線または無線で通信するようにすることができる。図5Aは本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部の他の方法を示す斜視図、図5Bは図5Aの平面図、図5Cは図5Aの正面図、図5Dは図5Aを横断歩道の双方向に設置した様子を示す斜視図である。図5A乃至図5Dを参照すると、次のとおりある。
図2乃至図4の場合、落葉が第1感知部21および第2感知部22のいずれか一方に落ちる場合、歩行者感知部20は、これを感知して案内メッセージを出力する。
図2乃至図4とは異なり、歩行者が人道11から安全線15に進入したのか車道10から人道11に進入したのかを判断するのはもとより、雪や落葉などから歩行者感知エラーを防止するために、図5A乃至図5Dに示すように、歩行者感知部20は、
車道10を中心に横断歩道13の両側にそれぞれ設置されるが、人道11側に位置し、歩行者が人道11から安全線15に進入したことを判断することができるように先に感知する第3感知部23と、
車道10側に位置し、歩行者が車道10から人道11に進入することを判断することができるように先に感知する第4感知部24とをさらに含み、
前記歩行者進入方向識別部43は、歩行者信号灯12の停止信号状態で前記第1感知部21および第3感知部23が第2感知部22および第4感知部24よりも先に感知すると、歩行者が人道11から安全線15に進入したと判断し、或いは、第2感知部22および第4感知部24が第1感知部21および第3感知部23よりも先に感知すると、歩行者が車道10から人道11に進入したと判断する。
また、前記制御部41は、歩行者信号灯12の停止信号状態で前記第1感知部21、第2感知部22、第3感知部23および第4感知部24のいずれか一つが感知すると、歩行者を感知しなかったと判断し、第1感知部21と第3感知部23が同時に感知するか、或いは第2感知部22と第4感知部24が同時に感知すると、歩行者を感知したと判断する。
これについての詳細な説明は図2乃至図4で説明したのと同様である(重複説明を避けるために省略する。)
図6Aは本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者方向感知センサーを示す概略図、図6Bは図6Aの歩行者方向の感知を示す断面図、図7Aは本発明の一実施例に係る赤外線センサー歩行者感知部の他の方法を示す概略図、図7Bは図7Aの歩行者方向の感知を示す断面図である。図6A、図6B、図7Aおよび図7Bは図2乃至図5の説明と同様である(重複説明を避けるために省略する。)。
図8A、BおよびCは本発明の一実施例に係る信号灯感知部を示す概略図である。図8A、BおよびCを参照すると、次のとおりである。
前記信号灯感知部50は、信号灯電源ケーブル61にカップリング51を形成して電磁波を通じた電気の流れを感知して歩行者信号灯12の点灯有無を感知するもの、信号灯第1感知発光部60に信号灯照明センサー感知部52を形成して歩行者信号灯12の点灯有無を感知するもの、信号灯電源ケーブル61に直接連結53して歩行者信号灯12の点灯有無を感知するもの、信号灯の信号時間をチェック(図示せず)して信号灯の点灯有無を感知するもの、視覚障害者向け案内放送制御部に連結して(図示せず)信号灯の点灯有無を感知するもの、信号残余時間表示制御部に連結して(図示せず)信号灯の点灯有無を感知するもの、信号灯制御部から信号灯に伝送される信号灯点灯有無信号を感知して(図示せず)信号灯の点灯有無を感知するもののうちのいずれかであることを特徴とする。
また、図2乃至図8には、夜間に歩行者が横断歩道を通行するときに横断歩道を照らす照明部(図示せず)や、夜間に照明を点灯できるようにするための照度感知部(図示せず)をさらに含むことができ、前記照明部は、夜間に前記信号灯の進行信号状態で歩行者が人道から車道に進入することを歩行者感知部20で感知すると、照明部が点灯し、前記人道から車道に進入した歩行者が車道10から人道11へ出て行ったことを車道進入反対側の歩行者感知部20で感知すると、照明部が消灯するようにする。
(実施例2)
実施例1とは異なる一実施例であって、非信号横断歩道、たとえば学校の前の裏側道路などの場合、歩行信号灯がないため、歩行信号灯の点灯を問わずに、歩行者が横断歩道に進入すると歩行者感知部20が歩行者を感知して運営されるシステムであって、
横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムにおいて、
横断歩道の入り口に設置され、安全線15を基準に人の存在または通過を感知する歩行者感知部20と、
前記歩行者感知部20からの信号を受け取り、歩行者が人道11側から安全線15に進入したのか或いは車道10側から人道11に進入したのかを識別する歩行者進入方向識別部43と、
前記歩行者進入方向識別部43で歩行者が人道11側から安全線15に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部41と、
前記制御部41の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部40とを含んでなり、
前記歩行者感知部20は、車道10を中心に横断歩道13の両側にそれぞれ設置されるが、
人道11側に位置し、歩行者が人道11から安全線15に進入することを判断することができるように先に感知する第1感知部21と、
車道10側に位置し、歩行者が車道10から人道11に進入することを判断することができるように先に感知する第2感知部22とからなり、
前記制御部41は、第1感知部21または第2感知部22の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者を感知しなかったと判断し、設定した時間以上であれば、歩行者を感知したと判断することを特徴とする。
また、前記制御部41は、歩行者進入方向識別部43で歩行者が人道11側から安全線15に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし、
前記歩行者進入方向識別部43で歩行者が車道10側から人道11に進入したと判断すると、音響出力部40を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることを特徴とする。
また、前記歩行者進入方向識別部43は、前記第1感知部21が第2感知部22よりも先に感知すると、歩行者が人道11から安全線15に進入したと判断し、前記第2感知部22が第1感知部21よりも先に感知すると、歩行者が車道10から人道11に進入したと判断することを特徴とする。
これについての詳細な説明は実施例1で説明したのと同様である(重複説明を避けるために省略する)。
(実施例3)
図9は本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムの他の方法のブロック図、図10は本発明の一実施例に係る横断歩道の歩行者安全システムの他の方法を示す概略図である。実施例3は、歩行者感知部20が感知した雪、雨、落葉などによるシステム誤作動を防止するためのものである。
図9および図10を参照すると、横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムにおいて、
横断歩道13の入口に設置され、歩行者信号灯12の停止信号状態で安全線15を基準に人の存在または通過を感知するか或いは落葉を感知して感知持続時間チェック部80に信号を伝送する歩行者感知部20と、
信号灯感知部50または信号灯制御部62からの信号を受け取り、歩行者信号灯12が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するための信号識別部42と、
前記歩行者感知部20からの信号を受け取り、前記歩行者感知部20の感知持続時間をチェックする感知持続時間チェック部80と、
前記感知時間チェック部80からの信号を受け取り、歩行者感知部20が落葉を感知したのか或いは歩行者の安全線15への進入を感知したのかを識別する歩行者/落葉識別部70と、
前記信号識別部42で歩行者信号灯12が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者/落葉識別部70で歩行者が安全線15に進入したと識別すると、音響出力部40を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部41と、
前記制御部41の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部40とを含むことを特徴とし、
また、前記歩行者/落葉識別部70は、感知持続時間チェック部80の感知持続時間が設定した時間未満であれば、落葉を感知したと識別し、設定した時間以上であれば、歩行者が安全線に進入したと識別し、
前記制御部41は、歩行者/落葉識別部70が落葉を感知したと識別すると、音響出力部40を介して案内音声または警告音が出力されないようにしなければならない。
前記設定した時間とは、例えば、時間を2秒に設定しておいたと仮定するとき、落葉が落ちながら歩行者感知部20の感知区間を通過する時間は2秒未満であり、歩行者が安全線15に進入した状態を感知する場合は感知時間が2秒以上である。よって、すなわち、歩行者感知部20がオブジェクトを感知して感知持続時間が2秒未満であれば、落葉、雪、雨などを感知したと判断し、感知持続時間が2秒以上であれば、歩行者を感知したと判断するだろう。
また、別の方法として、前記歩行者/落葉識別部70は、感知持続時間チェック部80の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者が車道10から人道11に進入したと識別し、設定した時間以上であれば、歩行者が人道11から安全線15に進入したと識別し、
前記制御部41は、歩行者/落葉識別部70で歩行者が車道10から人道11に進入したと識別すると、音響出力部40を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることができるだろう。
また、歩行者感知部20が感知したオブジェクトが落葉なのか、歩行者が車道10から人道11に進入したのか、歩行者が人道11から安全線15に進入したのかを判断するためのものであって、落葉が歩行者感知区域を通過して落ちる場合は2秒未満であり、歩行者が車道10から人道に進入しながら歩行者感知区域を通過する時間は2秒〜3秒の間であり、歩行者が人道11から安全線15に進入した状態では3秒以上止まるだろう。
したがって、前記感知持続時間チェック部80は、歩行者感知持続時間を3段階でチェックすることができるように、第1時間80−1と第2時間80−2をチェックすることをさらに含み、
前記歩行者/落葉識別部70は、感知持続時間チェック部80の感知持続時間が設定した第1時間80−1未満であれば、落葉を感知したと識別し、設定した第1時間80−1と設定した第2時間80−2との間であれば、歩行者が車道10から人道11に進入したと識別し、設定した第2時間80−2以上であれば、歩行者が人道11から安全線15に進入したと識別し、
前記制御部41は、歩行者/落葉識別部70で落葉を感知したと識別すると、音響出力部40を介して案内音声または警告音が出力されないようにし、歩行者が車道10から人道11に進入したと識別すると、音響出力部40を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにし、歩行者が人道11から安全線15に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにすることができる。
また、歩行者/落葉識別部70は、感知持続時間チェック部80からの信号を受け取り、歩行者が安全線15に進入したのか、或いは落葉、雪、雨などを感知したのか、或いは歩行者が人道11から安全線15に進入したのか、或いは車道10から人道11に進入したのかを識別するための役目をする。歩行者/落葉識別部70および感知持続時間チェック部80は、ハードウェア的またはソフトウェア的に処理することができ、制御部41内に一体に形成するか、或いは制御部41とは別に外部に形成することができる。
また、本発明において、「視覚障害者向けシステム」とは、横断歩道で視覚障害者に歩行者信号灯12の信号状態を音声で案内するシステムをいい、「視覚障害者システム音声案内感知部」とは、視覚障害者向けシステムが音声案内中なのかを感知するものをいい、「視覚障害者システム音声案内有無識別部」とは、視覚障害者システム音声案内感知部からの信号を受け取り、視覚障害者向けシステムが視覚障害者に音声案内中なのかそうでないのかを識別するものをいう。
横断歩道で視覚障害者に歩行者信号灯の信号状態音声案内と歩行者が安全線15に進入したときの案内音声とが重複しないようにしたり、視覚障害者案内音声を優先的に作動するようにしたりするために、横断歩道に設置されている視覚障害者向けシステム(図示せず)が視覚障害者音声案内中なのかを感知する視覚障害者システム音声案内感知部71と、
前記視覚障害者システム音声案内感知部71からの信号を受け取り、視覚障害者システムが音声案内中なのかそうでないのかを識別する視覚障害者システム音声案内有無識別部72をさらに含むことを特徴とし、視覚障害者システム音声案内感知部71が視覚障害者向けシステムの音声案内中であることを感知することは、音感知やシステム作動感知などの方法で行われ得る。
また、前記制御部41は、前記視覚障害者システム音声案内有無識別部72の音声案内中には歩行者が安全線15に進入したときの案内音声または警告音が出力されないようにして、視覚障害者に混沌が生じることを予防しなければならない。
視覚障害者システム音声案内感知部71および視覚障害者システム音声案内有無識別部72は、ハードウェア的またはソフトウェア的に処理することができ、制御部41内に一体に形成するか、或いは制御部41とは別に外部に形成することができる。
本発明の一実施例は例示の目的のために開示されたものであり、本発明の技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の思想と範囲内で様々な修正、変更、付加が可能であり、それらの修正、変更および付加も請求の範囲に属すると見なすべきである。
10 車道
11 人道
11−1 車道と人道との境界線
12 歩行者信号灯
13 横断歩道
14 歩行者感知部の支柱
14−1 歩行者感知部の支柱
15 安全線
20 歩行者感知部
20−1 歩行者一般感知部
20−2 単方向赤外線
21 第1感知部
22 第2感知部
21h 第1感知発光部
21k 第1感知受光部
22h 第2感知発光部
22k 第2感知受光部
23 第3感知部
24 第4感知部
20a 赤外線センサー
21a 第1赤外線
22a 第2赤外線
23a 第3赤外線
24a 第4赤外線
40 音響出力部
41 制御部
41−1 信号受信部
41−2 進入方向判断部
41−3 音響出力指示部
41−4 感知持続時間チェック部
42 信号識別部
43 歩行者進入方向識別部
50 信号灯感知部
51 信号灯カップリング感知部
52 信号灯照明センサー感知部
53 信号灯電源ケーブル直接連結感知部
61 信号灯電源ケーブル
62 信号灯制御部
70 歩行者/落葉識別部
71 視覚障害者システム音声案内感知部
72 視覚障害者システム音声案内有無識別部
80 感知持続時間チェック部
80−1 第1時間
80−2 第2時間

Claims (15)

  1. 横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムであって、
    横断歩道の入り口に設置され、歩行者信号灯の停止信号状態で安全線を基準に人の存在または通過を進入方向が判断できるように感知して歩行者進入方向識別部に信号を伝送する歩行者感知部と、
    信号灯感知部または信号灯制御部からの信号を受け取り、歩行者信号灯が停止信号なのか歩行信号なのかを識別するための信号識別部と、
    前記歩行者感知部からの信号を受け取り、歩行者が人道側から安全線に進入したのか或いは車道側から人道に進入したのかを識別する歩行者進入方向識別部と、
    前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部で歩行者が人道側から安全線に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部と、
    前記制御部の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部とを含んでなり、
    前記歩行者感知部は、
    車道を中心に横断歩道の両側にそれぞれ設置されるもので、
    人道側に位置し、歩行者が人道から安全線に進入することを判断することができるように先に感知する第1感知部と、
    車道側に位置し、歩行者が車道から人道に進入することを判断することができるように先に感知する第2感知部とからなり、
    前記制御部は、
    歩行者信号灯の停止信号状態で第1感知部または第2感知部の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者を感知しなかったと判断し、設定した時間以上であれば、歩行者を感知したと判断することを特徴とする、横断歩道の歩行者安全システム。
  2. 前記制御部は、
    前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部で歩行者が人道側から安全線に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし、
    前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者進入方向識別部で歩行者が車道側から人道に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることを特徴とする、請求項1に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  3. 前記第1感知部は、
    赤外線センサーであって、両方のうちのいずれか一方に形成される第1感知発光部と、前記第1感知発光部の反対側に、前記第1感知発光部に対応できるように設置される第1感知受光部とからなり、
    前記第2感知部は、
    前記第1感知部と平行に設置される赤外線センサーであって、両方のうちのいずれか一方に形成される第2感知発光部と、前記第2感知発光部の反対側に、前記第2感知発光部に対応できるように設置される第2感知受光部とからなることを特徴とする、請求項1に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  4. 前記歩行者進入方向識別部は、
    前記第1感知部が第2感知部よりも先に感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、前記第2感知部が第1感知部よりも先に感知すると、歩行者が車道から人道に進入したと判断することを特徴とする、請求項1に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  5. 前記歩行者感知部は、
    車道を中心に横断歩道の両側にそれぞれ設置されるもので、
    人道側に位置し、歩行者が人道から安全線に進入したことを判断することができるように先に感知する第3感知部と、
    車道側に位置し、歩行者が車道から人道に進入することを判断することができるように先に感知する第4感知部とをさらに含み、
    前記歩行者進入方向識別部は、
    歩行者信号灯の停止信号状態で前記第1感知部及び第3感知部が第2感知部及び第4感知部よりも先に感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、または第2感知部及び第4感知部が第1感知部および第3感知部よりも先に感知すると、歩行者が車道から人道に進入したと判断し、
    前記制御部は、
    歩行者信号灯の停止信号状態で前記第1感知部、第2感知部、第3感知部および第4感知部のいずれかが感知すると、歩行者を感知しなかったと判断し、第1感知部と第3感知部が同時に感知し或いは第2感知部と第4感知部が同時に感知すると、歩行者を感知したと判断することを特徴とする、請求項1に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  6. 前記歩行者進入方向識別部は、
    第1感知部が先に感知し且つ第2感知部が感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、歩行者が安全線に進入した状態で第2感知部が先に感知解除し且つ第1感知部が感知解除すると、歩行者が安全線から人道の方向に出てきたと判断し、第1感知部が先に感知解除し且つ第2感知部が感知解除すると、歩行者が安全線を越えて車道に進入したと判断し、歩行者が車道に進入した状態で第2感知部が先に感知し且つ第1感知部が感知すると、歩行者が車道から安全線に進入したと判断し、第2感知部が先に感知解除し且つ第1感知部が感知解除すると、歩行者が車道から安全線を通過して人道に出てきたと判断することを特徴とする、請求項1に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  7. 横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムであって、
    横断歩道の入り口に設置され、安全線を基準に人の存在または通過を感知する歩行者感知部と、
    前記歩行者感知部からの信号を受け取り、歩行者が人道側から安全線に進入したのか或いは車道側から人道に進入したのかを識別する歩行者進入方向識別部と、
    前記歩行者進入方向識別部で歩行者が人道側から安全線に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部と、
    前記制御部の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部とを含んでなり、
    前記歩行者感知部は、
    車道を中心に横断歩道の両側にそれぞれ設置されるもので、
    人道側に位置し、歩行者が人道から安全線に進入することを判断することができるように先に感知する第1感知部と、
    車道側に位置し、歩行者が車道から人道に進入することを判断することができるように先に感知する第2感知部とからなり、
    前記制御部は、
    第1感知部または第2感知部の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者を感知しなかったと判断し、設定した時間以上であれば、歩行者を感知したと判断することを特徴とする、横断歩道の歩行者安全システム。
  8. 前記制御部は、
    前記歩行者進入方向識別部で歩行者が人道側から安全線に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし、
    前記歩行者進入方向識別部で歩行者が車道側から人道に進入したと判断すると、音響出力部を介して、入力されたそれに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることを特徴とする、請求項7に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  9. 前記歩行者進入方向識別部は、
    前記第1感知部が第2感知部よりも先に感知すると、歩行者が人道から安全線に進入したと判断し、前記第2感知部が第1感知部よりも先に感知すると、歩行者が車道から人道に進入したと判断することを特徴とする、請求項7に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  10. 横断歩道の歩行者を保護する横断歩道の歩行者安全システムであって、
    横断歩道の入り口に設置され、歩行者信号灯の停止信号状態で安全線を基準に人の存在または通過を感知するか或いは落葉を感知して感知持続時間チェック部に信号を伝送する歩行者感知部と、
    信号灯感知部または信号灯制御部からの信号を受け取り、歩行者信号灯が停止信号なのか歩行信号なのかを識別する信号識別部と、
    前記歩行者感知部からの信号を受け取り、前記歩行者感知部の感知持続時間をチェックする感知持続時間チェック部と、
    前記感知持続時間チェック部からの信号を受け取り、歩行者感知部が落葉を感知したのか或いは歩行者の安全線への進入を感知したのかを識別する歩行者/落葉識別部と、
    前記信号識別部で歩行者信号灯が停止信号であると識別した状態で、前記歩行者/落葉識別部で歩行者が安全線に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにする制御部と、
    前記制御部の制御に基づいて案内音声または警告音を出力する音響出力部とを含んでなる、横断歩道の歩行者安全システム。
  11. 前記歩行者/落葉識別部は、
    感知持続時間チェック部の感知持続時間が設定した時間未満であれば、落葉を感知したと識別し、設定した時間以上であれば、歩行者が安全線に進入したと識別し、
    前記制御部は、
    歩行者/落葉識別部が落葉を感知したと識別すると、音響出力部を介して案内音声または警告音が出力されないようにすることを特徴とする、請求項10に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  12. 前記歩行者/落葉識別部は、
    感知持続時間チェック部の感知持続時間が設定した時間未満であれば、歩行者が車道から人道に進入したと識別し、
    設定した時間以上であれば、歩行者が人道から安全線に進入したと識別し、
    前記制御部は、
    歩行者/落葉識別部で歩行者が車道から人道に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにすることを特徴とする、請求項10に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  13. 前記感知持続時間チェック部は、
    歩行者感知持続時間を3段階でチェックすることができるように、第1時間と第2時間をチェックすることをさらに含み、
    前記歩行者/落葉識別部は、
    感知持続時間チェック部の感知持続時間が設定した第1時間未満であれば、落葉を感知したと識別し、設定した第1時間と設定した第2時間との間であれば、歩行者が車道から人道に進入したと識別し、設定した第2時間以上であれば、歩行者が人道から安全線に進入したと識別し、
    前記制御部は、
    歩行者/落葉識別部で落葉を感知したと識別すると、音響出力部を介して案内音声または警告音が出力されないようにし、歩行者が車道から人道に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにし或いは出力されないようにし、歩行者が人道から安全線に進入したと識別すると、音響出力部を介して、それに対応する案内音声または警告音が出力されるようにすることを特徴とする、請求項10に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  14. 視覚障害者システムが視覚障害者音声案内中であるかを感知する視覚障害者システム音声案内感知部と、
    前記視覚障害者システム音声案内感知部からの信号を受け取り、視覚障害者システムが音声案内中なのかそうでないのかを識別する視覚障害者システム音声案内有無識別部とをさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
  15. 前記制御部は、
    前記視覚障害者システム音声案内有無識別部の音声案内中には、歩行者が安全線に進入したときの案内音声または警告音が出力されないようにすることを特徴とする、請求項14に記載の横断歩道の歩行者安全システム。
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