JP2018206789A - 印刷配線板および印刷配線板の製造方法 - Google Patents

印刷配線板および印刷配線板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バックドリル加工の精度を向上させると共に、テストクーポンの必要面積を減少させる。【解決手段】本発明の印刷配線板は、複数の層を有し層に回路配線を形成した絶縁基板10と、この絶縁基板10の表裏を貫通する貫通孔の内壁に形成した導体により目的の層との電気的な層間接続を行うスルーホール11と、このスルーホール11を含む第1の区画A1に、スルーホール11と隣接して他のランドと積層方向に重ならないように配置されたスタブの深さ検出用の複数のランドR1〜R8と、複数のランドR1〜R8とスルーホール11とをそれぞれ接続する複数の配線12とを具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷配線板および印刷配線板の製造方法に関する。
従来、高周波を扱う印刷配線板では、配線層に接続されていないスルーホールの余分な部分(スタブ)は、周波数特性を悪化させる要因になることから、ドリル加工などにより削り取る必要があり、削り取る上で深さの検出精度の向上が望まれている。
従来の印刷配線板は、スタブをドリル加工するにあたり、印刷配線板の一面(下面)からスルーホールを削り取りながら進むドリルの停止位置(深さ)を検出するために、本来信号が流れる回路配線とは無関係なランドをバックドリルターゲット層に形成しているが、その形状や引き出し方法については、特に規定されてはいない。
通常、各配線層の深さ毎に設定したバックドリルターゲット層に、ドリルの停止位置を検出するため、スルーホールから同一直線上に配線を引き出してその先端に円形のランドを形成したテストクーポンを配置するのが一般的である。
特開2016−122825号公報
このように、従来は、スルーホールを起点として配線を下層のものほど長く引き出し上層のものと異なる位置にずらしてランドを配置するため、バックドリルターゲット層の段数(種類)が増えれば増えるほど、下層の引き出し配線を長くせざるを得ず、テストクーポン形成のための配線面積が増加することになる。
配線面積が大きくなると、バックドリル加工箇所近傍にテストクーポンを配置できず、テストクーポンまでの距離が遠くなる問題がある。またバックドリル加工箇所からテストクーポンの各ランドまでの距離の差が大きいと、その分だけ測定誤差が増えるため加工精度の面で不利になるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、バックドリル加工の精度を向上させると共に、テストクーポンの必要面積を減少させることができる印刷配線板および印刷配線板の製造方法を提供することにある。
本発明の印刷配線板は、複数の層を有し前記層に回路配線を形成した絶縁基板と、前記絶縁基板の表裏を貫通する貫通孔の内壁に形成した導体により目的の層との電気的な層間接続を行う第1スルーホールと、前記第1スルーホールを含む第1の区画に、前記第1スルーホールと隣接して他のランドと積層方向に重ならないように配置されたスタブの深さ検出用の複数のランドと、前記複数のランドと前記第1スルーホールとをそれぞれ接続する複数の第1配線とを具備する。
本発明の印刷配線板の製造方法は、絶縁基板の複数の層に回路配線を形成する工程と、前記絶縁基板の表裏面を貫通する貫通孔の内壁にめっき処理を施して第1スルーホールおよび第2スルーホールを形成し、前記第2スルーホールを介して目的の層の前記回路配線と電気的な層間接続を行う工程と、前記第2スルーホールの前記回路配線が前記層間接続されていない不要部分であるスタブの深さを検出するために、前記第1スルーホールを含む第1の区画内に、前記第1スルーホールと隣接して他のランドと積層方向に重ならないように複数のランドを配置する工程と、前記複数のランドと前記第1スルーホールとをそれぞれ接続する複数の第1配線を形成する工程とを有する。
本発明によれば、バックドリル加工の精度を向上させると共に、テストクーポンの必要面積を減少させることができる。
一つの実施の形態の印刷配線板の構成を示す斜視図である。 図1の印刷配線板のテストクーポンの配置例を、上方から見た透視図である。 比較例1のテストクーポンの階段状配置(直線配置)の例を上方から見た透視図である。 他の実施例(テストクーポンを9階層で配置した構成例)を示す図である。 他の実施例(テストクーポンを12階層で配置した構成例)を示す図である。 他の実施例(テストクーポンを六方格子状に配置した構成例)を示す図である。 比較例1(直線配置)と本発明(螺旋配置)との階層数毎の面積比較表である。
以下、図面を参照して本発明の一つの実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の一つの実施の形態の印刷配線板の構成を示す図である。
図1に示すように、この実施形態の印刷配線板は、多層構造の絶縁基板10を備える。絶縁基板10は、例えば9層などの複数の絶縁層を有しており、各絶縁層の間には、電気的な回路を構成する回路配線(図示せず)が形成されている。回路配線は、配線パターン、導体層などともいう。この実施形態では、「回路配線」は、部品実装後に装置として機能する配線、単なる「配線」という記載のものはテストクーポン等それ以外の配線として定義する。
絶縁基板10には、複数の第1配線としての配線12と、第2配線としての配線13が形成されている。配線12は、各層のランドR1〜R8と第1スルーホールとしてのスルーホール11とをそれぞれ接続するものである。配線13は、回路配線とは接続されずに、層に沿ってスルーホール11から基板端部に延びて接続される配線であり、スタブの深さを検出する際に基板端部よりランドR1〜R8に通電するための配線である。配線12、ランドR1〜R8、スルーホール11の集合体が、テストクーポンである。
絶縁基板10には、上記テストクーポンの一部としてのスルーホール11の他、バックドリル加工対象のスルーホールとしての第2スルーホール(図示せず)が少なくとも形成されている。これらスルーホール11や第2スルーホールは、絶縁基板10の表裏を貫通する貫通孔の内壁にめっき処理を施して導体を形成したものである。
第2スルーホールは、目的の層の回路配線と電気的な層間接続を行うものであり、バックドリル加工により不用なスタブを除去すべきスルーホールである。
一方、テストクーポン内のスルーホール11は、スタブを除去すべき対象ではなく、ドリルがランドR1〜R12に接触して、その停止位置を検出するために、ドリルマシンからランドR1〜R12までの印刷配線板内の電気的導通の経路を、配線13とで構成するものである。
バックドリル加工すべきスルーホールは、回路配線内のスルーホールであり、テストクーポン内のスルーホール11と区別するためにテストクーポン内のスルーホール11を第1スルーホール、バックドリル加工すべきスルーホールは第2スルーホールと称す。つまりスタブが電気特性に悪影響を与える第2スルーホールのみ、スタブをバックドリル加工で除去する。
回路配線が形成されている層には、第2スルーホールのスタブ加工前に事前にスタブの深さ(位置)を検出するため(テスト切削用)の複数のランドR1〜R8が形成されている。各ランドR1〜R8が形成されている層をバックドリルターゲット層という。ランドR1〜R8は同じ層の回路配線とは接続されていない。
図2に示すように、複数のランドR1〜R8は、スルーホール11を含む第1の区画(エリア)としての区画A1に面配置(積層方向に重ならないように各層に配置)されている。各ランドR1〜R8は、積層方向の異なる層に形成されている。また複数のランドR1〜R8は、積層方向に透視した場合に、それぞれが重ならずに、所定形状(例えば円形など)に形成されている。区画A1は中央部にスルーホール11を配置した状態で、その周囲にランドR1〜R8を縦3列、横3列に並べて配置可能なエリアである。
これら複数のランドR1〜R8は、第2スルーホールの、回路配線が層間接続されていない導体の不要部分であるスタブをドリル加工などにより削り取る深さを検出するためのものである。ドリル加工には、例えば既存のバックドリル工法などが用いられる。
ランドR1〜R8は、スルーホール11と隣接して他のランドと積層方向に重ならないように層順に隣り合って配置されている。これを「螺旋階段状の配置」と称す。この例では、1つのスルーホール11を中心としたその周囲の区画A1に8つのランドR1〜R8それぞれをスルーホール11と隣接配置している。ランドR1〜R8は、積層方向から透視して見て各ランドR1〜R8の中心を結ぶ線分21が正方格子状(正方形)になるように配置されている。
ここで、バックドリルターゲット層が8層の場合で本願発明の螺旋配置(図2の螺旋階段状配置の例)と比較例1(図3の直線階段状配置例)とを面積で比較して説明する。
比較条件としては、深さ種類(階層)が8種類(階層)、ランドR1〜R8のランド径が1mm、各層を接続するスルーホール11の外層ランド(図示せず)径が1mmとし、各ランドR1〜R8から回路配線(配線パターン)までの間隙B1を0.5mmずつ空ける必要があるものとする。
<比較例1のテストクーポン配置>
図3に示すように、積層方向から透視した場合に基板面を直線的にかつ配線端面から見て階段状にランドR1〜R8を配置した比較例1(直線配置)の場合、8層に渡って設けたランドR1〜R8と、これらランドR1〜R8を接続するスルーホール11と、ランドR1〜R8までの間隙B1とを設けた場合(8つのランド+1つのスルーホール+間隙)、ランドR1の中心からランドR8の中心までの距離(中心間距離)は7mm、必要な面積は10mm×2mm=20mmとなる。なお、8層以外に、例えば9層の場合は中心間距離)は8mm、12層の場合は中心間距離)は11mmとなる。
<本発明のテストクーポン配置>
一方、図2に示した本発明のランドR1〜R8の螺旋配置では、縦幅Y1は3つのランドR8,R1,R2の直径+(間隙B1×2)=4mm、横幅X1も3つのランドR2,R3,R4の直径+(間隙B1×2)=4mmであり、その面積S0は、Y1×X1=16mmとなり、比較例1の配置よりも本発明のランドR1〜R8の配置の方が必要面積を4mm分、小さくできることがわかる。
また、本発明では、最も遠い対角に位置するランド間の距離、例えばランドR8とランドR4との中心間距離H1は2.8mmであり、比較例1の中心間距離7mmに比べて距離が1/2以下になっていることがわかる。
以下、この実施形態の印刷配線板の製造方法を説明する。
この印刷配線板の場合、絶縁基板10の複数の層に回路配線を形成する。続いて、絶縁基板10の表裏面を貫通する貫通孔を形成し、形成した貫通孔の内壁にめっき処理を施して導体を形成し、目的の層の回路配線と電気的な層間接続を行う。
続いて、第2スルーホールの、回路配線が層間接続されてない導体の不要部分であるスタブの深さを検出するために、スルーホール11を含む第1の区画A内に、スルーホール11と隣接して他のランドR1〜R8と積層方向に重ならないように複数のランドR1〜R8を配置する。
また、複数のランドR1〜R8とスルーホール11とをそれぞれ接続する複数の配線12を形成し、さらに回路配線とは接続されずに、スルーホール11から基板端部に延びる配線13を形成する。このようにして配線12と配線13、ランドR1〜R8を形成した印刷配線板または印刷配線板の中間体を形成する。
なお「中間体」とは、印刷配線板を製造する際に、製造パネルの外枠の外形加工で廃棄される部分にテストクーポンを作製した状態のものであり、印刷配線板内にテストクーポンを作製し、最終的に残るものが「印刷配線板」である。以降、「印刷配線板の中間体」についても、「印刷配線板」と称す。
続いて、印刷配線板に対して、スタブ除去のためのバックドリル加工を行う際には、ランドR1〜R8に通電し、絶縁基板10の一方の面(下面)を、不用なスタブの深さ(位置)を検出すべきランドR1〜R8の面方向の位置にドリルを移動し、その位置においてドリルで印刷配線板を切削してゆき、バックドリル工法でドリルの先端が停止すべきランドR1〜R8に当接した位置をスタブの深さとして検出する。
そして、ドリルを実際にスタブ除去すべき第2スルーホール(図示せず)の位置に移して、上記検出した深さに基づいて、バックドリル工法により第2スルーホールの導体を削ってゆき、第2スルーホールから不要な導体部分であるスタブを除去する。
なお、ここに示した製造方法の例は一例であり、各工程を入れ替え、また新たな工程を追加したり、一部の工程を削除することで、製造方法をさまざまに変えることも可能である。
このようにこの実施の形態の印刷配線板によれば、スルーホール11を含む区画Aに、スルーホール11と隣接して他のランドと積層方向に重ならないようにランドR1〜R8を配置、例えばスルーホール11の周囲にランドR1〜R8を螺旋階段状に配置することにより、各ランドR1〜R8間の距離を短くでき、バックドリル加工の精度を向上させると共に、ランドR1〜R8形成のために必要な面積S0を狭くでき、その分、本来回路配線のために割り当てる印刷配線板の領域を犠牲にせずにテストクーポンを配置することができる。螺旋階段状とは、異なる層で、積層方向に重ならず、三次元的に螺旋状である状態をいう。
より具体的には、以下のような効果がある。
ランドR1〜R8を面配置(スルーホール11を中心に螺旋階段状に配置)することで、比較例1のように階段状であっても直線的に配置した場合に比べてランドR1〜R8を形成する上で必要な面積S0が小さくなり(比較例1の20mmに対して本発明は16mm)、その差分、従来はテストクーポンを形成できなかった領域であっても、テストクーポンを形成することが可能になる。
また、ランドR1〜R8を配置した区画A1のうち、対角に位置する一方の端のランド中心から他方の端のランド中心までの中心間距離H1が、比較例1の7mmに対して本発明は2.8mmになり、直線階段状のものよりも半分近く短くなるので、実際に積層基板において層毎に形成したランドR1〜R8の深さの検出ばらつきが少なくなり、バックドリル加工の加工精度を向上することができる。
次に、図4乃至図7を参照してランドの数や配置を変更した変形例を説明する。
図4に示すように、例えば10層の印刷配線板の深さが9種類(9階層)のものにランドR1〜R9を配置する場合、ランドR9が、図2に示した区画A1の横幅X1には収まりきらなくなるため、区画A1に囲む第2区画である区画A2を設け、その横幅X2の中に、ランドR8に隣接させてランドR9を配置する。区画A2は、区画A1を両側にランド1つの直径分だけ広げた区画である。
この場合のランドR1〜R9を形成するために必要な面積S1は、図2に示した寸法条件に従うと、縦幅Y1は4mm、横幅X2は5mmとなり、Y1×X2=20mmとなる。
また、最も遠い対角に位置するランド間の距離、例えばランドR9とランドR4との中心間距離H2は3.6mmであり、この例についても比較例1(直線配置)の中心間距離8mm(図示せず)に比べて十分短くなることがわかる。
図5に示すように、例えば13層の印刷配線板の深さが12種類(12階層)のものにランドR1〜R12を配置する場合、ランドR12が図2に示した縦幅Y1に収まりきらなくなるため、区画A2の縦幅Y2の中でランドR11に隣接させてランドR12を配置する。区画A2は、区画A1よりも縦横両側にランド1つ分の直径だけ広いものである。
この場合のランドR1〜R12を形成するために必要な面積S2は、図2に示した寸法条件に従うと、縦幅Y2は5mm、横幅X2は5mmとなり、Y2×X2=25mmとなる。
また、最も遠い対角に位置するランド間の距離、例えばランドR12とランドR6との中心間距離H3は4.2mmであり、この例についても比較例1(直線配置)の中心間距離11mm(図示せず)に比べて十分短くなっていることがわかる。
すなわち、上記図4、図5に示した変形例によれば、テストクーポンの最も遠い対角に位置するランド間の距離を短くすることで、バックドリルの加工深さ毎の測定精度が向上し、この結果、バックドリル加工精度を向上させることができる。
図6に示すように、例えば7層の印刷配線板の深さが6種類(6階層)のものにランドR1〜R6を配置する場合、積層方向から透視して見て各ランドR1〜R6の中心を結ぶ線分が六方格子状(六角形22)になるように複数のランドR1〜R6を配置する。このように配置することで、スルーホール11から等距離にランドR1〜R6を配置することができ、積層基板において層毎に形成したランドR1〜R6の深さの検出ばらつきが少なくなり、バックドリル加工の加工精度を向上させることができる。
上記図4乃至図6に示した例は一例であり、バックドリルターゲット層の階層数を1〜15層までにしたときの比較例1(直線配置)と本発明(螺旋配置)の面積比較を図7に示す。
この図7より、11層のケースで、比較例1の面積が26mmに対して、本発明(螺旋配置)の面積が20mmとなり、面積差が6mm、15層のケースで、比較例1の面積が34mmに対して、本発明(螺旋配置)の面積が25mmとなり、面積差が9mmとなり、層数が多くなるほど、面積差が大きくなることがわかる。
本発明の実施の形態を説明したが、この実施の形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
10…絶縁基板、11…スルーホール、12、13…配線、A1、A2…区画、B1…間隙、H1、H2、H3…中心間距離、R1〜R12…ランド、S0、S1、S2…面積、X1、X2…横幅、Y1、Y2…縦幅。

Claims (7)

  1. 複数の層を有し前記層に回路配線を形成した絶縁基板と、
    前記絶縁基板の表裏を貫通する貫通孔の内壁に形成した導体により目的の層との電気的な層間接続を行う第1スルーホールと、
    前記第1スルーホールを含む第1の区画に、前記第1スルーホールと隣接して他のランドと積層方向に重ならないように層内に配置されたスタブの深さ検出用の複数のランドと、
    前記複数のランドと前記第1スルーホールとをそれぞれ接続する複数の第1配線と
    を具備することを特徴とする印刷配線板。
  2. 前記第1の区画に収まりきらない前記ランドを、前記第1の区画を囲む第2の区画に配置したことを特徴とする請求項1に記載の印刷配線板。
  3. 積層方向から透視して見て各ランドの中心を結ぶ線分が正方形または六角形になるように前記複数のランドを配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印刷配線板。
  4. 前記回路配線とは接続されずに、前記第1スルーホールから基板端部に延びる第2配線をさらに具備することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の印刷配線板。
  5. 絶縁基板の複数の層に回路配線を形成する工程と、
    前記絶縁基板の表裏面を貫通する貫通孔の内壁にめっき処理を施して第1スルーホールおよび第2スルーホールを形成し、前記第2スルーホールを介して目的の層の前記回路配線と電気的な層間接続を行う工程と、
    前記第2スルーホールの前記回路配線が前記層間接続されていない不要部分であるスタブの深さを検出するために、前記第1スルーホールを含む第1の区画内に、前記第1スルーホールと隣接して他のランドと積層方向に重ならないように複数のランドを配置する工程と、
    前記複数のランドと前記第1スルーホールとをそれぞれ接続する複数の第1配線を形成する工程と
    を有することを特徴とする印刷配線板の製造方法。
  6. 前記回路配線とは接続されずに、前記第1スルーホールから基板端部に延びる第2配線を形成する工程をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の印刷配線板の製造方法。
  7. 前記ランドに通電し、前記絶縁基板の一方の面よりバックドリル工法で切削してドリルの先端が前記ランドに当接した位置を前記スタブの深さとして検出する工程と、
    検出した前記深さに基づいてバックドリル工法により前記第2スルーホールから前記スタブを除去する工程と
    を有する請求項5または請求項6に記載の印刷配線板の製造方法。
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