JP2018191768A - 洗浄装置 - Google Patents

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義章 佐原
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Abstract

【課題】作業者が熱い思いをすることなく食器を洗浄室内に搬入することができる洗浄装置を提供する。【解決手段】温湯からなる洗浄水Wを噴射して被洗浄物である食器Dを洗浄する洗浄室2と、食器Dを洗浄室2の入口21から出口22に向けて搬送させる搬送コンベア6と、洗浄室2の入口21側上方に排気ダクト3を備えた洗浄装置1であって、洗浄室2の入口21に、開口を覆うカーテン4と、食器Dを投入するための投入板5とを備えたことで、排気ダクト3で発生するドラフト効果によって洗浄室2に充満している湯気は排出され、作業者は湯気に直接触れることなく食器Dを投入することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄室入口からの湯気漏れを抑制する洗浄装置に関するものである。
従来から、洗浄室の入口に設けたカーテンと、温湯の洗浄水から発生した湯気を排出するための排気ダクトと、食器を搬送する搬送コンベアとを備えた洗浄装置が知られている。
下記文献1に示される食器洗浄装置は、容器を搬送コンベアで搬送しながら洗浄する連続式の洗浄装置であり、洗浄室の容器投入口にカーテンと、投入口上部に洗浄室内で発生した湯気を排出する排気ダクトを設けている。
この洗浄装置によれば、洗浄室外への湯気の漏出を抑えつつ、作業者は熱せられた洗浄水の飛散を受けずに作業をすることができる。
実開昭61−103063号公報
しかしながら、特許文献1に記載された洗浄装置は、洗浄室入口付近に漂っている湯気を排気ダクトにより完全に排出することができず、洗浄室の入口側から漏れ出てしまう。これにより、作業者は洗浄室の入口側から漏れ出る湯気を浴びながら作業をしなければならず、特に入口側の搬送コンベア上に被洗浄物を載せる際に手に直接湯気が当たり、熱い思いをしながら作業をしなければならなかった。
本発明は、このような問題点を考慮してなされたもので、洗浄室入口側からの湯気漏れを抑制し、作業者が熱い思いをすることなく作業を行なうことができる洗浄装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は次のような構成および手段を有する。
請求項1記載の発明は、温湯からなる洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄室と、前記被洗浄物を前記洗浄室の入口から出口に向けて搬送させる搬送コンベアと、前記洗浄室の入口側上方に排気ダクトを備えた洗浄装置であって、前記洗浄室の入口には、開口を覆うカーテンと、被洗浄物を投入するための投入板とを備えることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、前記投入板は、上下方向にたわみを有していることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、前記投入板は、着脱可能であることを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、前記投入板は、前記カーテンの直下まで延びていることを特徴とするものである。
請求項1記載の発明においては、前記搬送コンベアの入口側に前記カーテンと前記投入板を備えることから、前記洗浄室入口付近の湯気の漏出を抑制することができ、かつ作業者は湯気に直接触れることなく食器を投入することができる。
請求項2記載の発明においては、前記洗浄装置の運転中に投入板や搬送コンベアの損傷を防ぐことができ、また搬送コンベアが投入板を押し上げる際に生ずる湯気漏れを極力抑えることができる。
請求項3記載の発明においては、前記投入板は着脱可能であることから、作業者は前記洗浄室の入口の清掃を容易に行なうことができる。
請求項4記載の発明においては、前記投入板は前記カーテンの直下まで延びていることから、前記洗浄室の入口から湯気が漏れ出るのを防ぐことができ、作業者は立ち込めた湯気の中で作業をすることがなく、また調理室の温度や湿度の上昇を防ぐことができる。
本発明の実施形態1に係る洗浄装置の側面図である。 本発明の実施形態1に係る洗浄装置の入口付近の斜視図である。 本発明の実施形態1に係る洗浄装置の湯気の流れを示した図である。 実施形態2に係る洗浄装置の入口付近を示した拡大図である。 実施形態3に係る洗浄装置の入口付近の投入板の分解斜視図である。 実施形態4に係る洗浄装置の入口付近の斜視図である。 実施形態4に係る洗浄装置の湯気の流れを示した拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[実施形態1]
図1および図2に示す通り、洗浄装置1は、被洗浄物である食器Dを搬送しながら温湯の洗浄水によって洗浄する洗浄室2と、食器を洗浄室内に搬送する搬送コンベア6と、洗浄室2内で食器Dを上方から押さえる押さえコンベア7と、洗浄室2の下方に位置し、洗浄室2内で使用した洗浄水Wを回収し、再度洗浄室2内へ供給するための洗浄槽8とを備える。
洗浄室2は筐体形状を成し、洗浄室2の長手方向の両端に食器Dを搬入出するための開口である入口21と出口22が設けられている。洗浄室2は洗剤を含有した温湯の洗浄水Wで食器を洗浄する洗剤洗浄部23と、洗剤洗浄部で洗浄した食器を上水で洗い流す仕上げ洗浄部24とに分かれる。
洗剤洗浄部23には、後述する洗浄槽8から洗浄水供給管84を介して供給された洗浄水Wを食器に向けて噴射する上側ノズル25aおよび下側ノズル25bが搬送方向に並んで複数設けられている。
また仕上げ洗浄部24には、後述する上水供給管85から供給された上水を食器に向けて噴射する上側ノズル26aおよび下側ノズル26bが搬送方向に並んで複数設けられている。
洗浄室2の入口21側上部には、洗浄室2内において、食器Dの洗浄に使用している洗浄水W、および食器Dを洗浄した後洗浄槽8に回収された洗浄水Wから発生した湯気Sを排出する排気ダクト3が設けられている。排気ダクト3は、洗浄室2の天井面に開口し、洗浄室2外と連通させて外側へ垂直方向に突出した角筒状または円筒状を形成し、湯気S排出時に排気ダクト3内でドラフト効果を発生させる程度の高さを備え、効率よく湯気Sを排出するようになっている。
更に、洗浄室2の入口21および出口22には、開口を覆うカーテン4を備える。カーテン4は上側ノズル25a、26aおよび下側ノズル25b、26bから食器Dに向けて噴射された洗浄水Wが洗浄室2外へ飛び散ることを防ぐもので、樹脂などからなる。また、上側ノズル25a、26aおよび下側ノズル25b、26bから洗浄水Wを噴射することで洗浄室2内の空気を攪拌して生じた乱流により洗浄室2の外側へめくれない程度の厚みを有し、食器Dが自由に通過し易いように裾部の縦方向に一定距離設けた切れ目41が、横方向に一定間隔(食器Dの径以下の長さ)で並んでいる。
なお、カーテン4の切れ目41に関しては、食器Dが通過して一部がめくれても、隙間を生じ難くするため重ね合うように形成させておくことが望ましい。
カーテン4は入口21および出口22の各開口の形状と略同形状であり、カーテン4の上端は入口21および出口22の上部に固定されて下方へ延び、カーテン4の下端は搬送コンベア6の搬送面付近まで垂れ下がっている。カーテン4の上端には洗浄室2の入口21および出口22の上部に設けた係止突起42に係止させて吊り下げるためのだるま孔43を備えている。
搬送コンベア6は、載置した食器Dを水平に搬送させるものであり、搬送コンベア6が駆動すると、食器Dは洗浄室2内を入口21から出口22に向かって移動するようにしている。搬送コンベア6は、搬送方向の出口側に位置する駆動ローラ61と、入口側に位置する従動ローラ62と、駆動ローラ61および従動ローラ62によって張架された無端状のベルト63と、ベルト63を駆動させるモータ68で構成されている。
ベルト63は、リンク64とロッド66により格子状に構成される。ロッド66は、ベルト63の搬送方向に沿って並行して複数配設されている。またリンク64は搬送方向の側面視において円弧状を成し、当該円弧の前後に位置する両端に挿通孔65が設けられ、千鳥状となるように配置されている。そして、千鳥状に配置されている複数のリンク64に対し並行しているロッド66が、リンク64の両端の挿通孔65に挿通して回動可能に搬送方向および搬送方向と直交する方向に複数連結されている。また各リンク64には、食器Dを搬送する際にベルト63上で滑らないように食器Dの縁を引掛けるためのフック67が、円弧の外側に向かって半径方向に延びている。
また搬送コンベア6は、無端状のベルト63を張架している一方の従動ローラ62を洗浄室2の入口21より外部へ配置し、ベルト63の往路側の始端部を洗浄室2の入口21から洗浄室2の前方へ突出した構成となっている。
洗浄室2の入口21からベルト63の往路側の始端部までの間となるベルト63の往路始端側付近は、食器Dを洗浄室2内へ搬入させるため、食器Dをベルト63の往路に載置させる食器載置面27となっている。その食器載置面27の上部には、食器Dを洗浄室2内への搬入を容易にする投入板5を備える。
投入板5は断熱性を有し、かつ表面円滑性の樹脂等で構成された矩形平板状の板である。投入板5は、搬送コンベア6の幅と同等であり、往路側のベルト63の始端部から洗浄室2の入口21に向かって延び、平面視で往路側のベルト63のうち洗浄室2の入口21から洗浄室2の前方へ突出した部分を覆うように位置する。
また、投入板5は、ベルト63の往路側の始端側に投入板5の基端部5aが固定され、洗浄室2の入口21に向かって食器が自然にまたは作業者が軽く押して滑る程度に下方に傾斜した形状であり、投入板5の先端部5bがベルト63の往路側上面に接触または接近する程度の長さと傾きを有している。
洗浄室2内には、搬送コンベア6上に搬送されている食器Dを上方から押さえる押さえコンベア7を備える。押さえコンベア7のベルト71は、搬送コンベア6と同様にリンク72とロッド73により格子状に構成され、搬送コンベア6と同等の幅で洗浄室2の入口21上部から延び、搬送コンベア6の往路側上面に接触するように垂れ下がりながら洗浄室2の出口22上部に取り付けられている。
洗浄槽8は、洗剤洗浄部23および仕上げ洗浄部24で使用した洗浄水Wを再度使用するために回収するためのタンクである。
洗浄槽8内には、洗浄水Wを加熱するヒータ81を備え、搬送コンベア6と洗浄槽8の間には洗浄室2内で洗浄水Wとともに流れ落ちた付着物を取り除くストレーナ82を備える。洗浄槽8に接続されたポンプ83により洗浄水Wを吸い込み、洗浄水供給管84を通って洗浄室2内の洗剤洗浄部23にある複数の上側ノズル25aおよび下側25bへ圧送される。なお、洗浄槽8内の水が所定の水位より少ない場合は、上水供給管85より適宜上水を供給することができる。
次に、本実施形態に係る洗浄装置1の作用および効果について、図2および図3を用いて説明する。
作業者は、洗浄室2の入口21および出口22上部に設けた係止突起42にカーテン4のだるま孔43を装着し、搬送コンベア6の食器載置面27の上部に投入板5を装着する。上水供給管85のバルブを開いて洗浄槽8へ上水を供給し、洗浄槽8内を満水にした後バルブを閉め、ヒータ81により洗浄槽8の水を所定温度(約60〜80℃)まで加熱する。
食器Dの種類や汚れの程度に応じて洗浄槽8に洗剤を投入し、搬送コンベア6およびポンプ83を駆動させ、洗剤洗浄部23へ上水を送るための上水供給管85のバルブを開いて洗浄装置1の運転を開始する。
作業者は洗浄装置1の入口21側に立ち、搬送コンベア6の食器載置面27の上部に装着した投入板5上に食器Dを1枚ずつ伏せた状態で載せる。投入板5は洗浄室2の入口21に向かって下方に傾斜しているため、載置した食器Dは投入板5の上面を滑りながら搬送コンベア6上に乗る。ベルト63のリンク64に設けたフック67に食器Dの縁が引掛かり、食器Dはカーテン4を通って洗浄室2内に搬入される。
洗浄室2の中を通過する食器Dは、搬送コンベア6と押さえコンベア7に挟まれた状態で、洗剤洗浄部23において上側ノズル25a、下側ノズル25bから食器Dに向けて噴射された洗剤を含んだ洗浄水Wにより食器Dに付着した付着物を洗い落とし、続いて仕上げ洗浄部24において上側ノズル26a、下側ノズル26bから食器Dに向けて噴射された上水により食器Dに付着した洗浄水Wを洗い流された後、洗浄室2の出口22を通過して搬出される。
洗浄に用いた洗浄室2内の洗浄水Wは、ストレーナ82を通過して付着物を取り除いたあと洗浄槽8へ戻り、洗剤洗浄部23の上側ノズル25a、下側ノズル25bへ再度圧送される。洗浄装置1を運転中は、洗浄室2内は洗浄槽8で加熱された洗浄水Wと上側ノズル25a、下側ノズル25bから噴射された温湯の洗浄水Wから発生した湯気Sで充たされる。
この時、洗浄槽8で発生した湯気Sは、搬送コンベア6を通過して洗浄室2内まで上昇することになる。図3で示す通り、洗浄室2の入口21側上部に設けた排気ダクト3で発生したドラフト効果によって洗浄室2内に充満している湯気Sは、洗浄室2外へと排出されることとなり、特に排気ダクト3に近い洗浄室2内の入口付近では、入口21から離れた部分と比べてドラフト効果の影響をより受け易くなる。
一方、上側ノズル25aおよび下側ノズル25bから勢いよく噴射された洗浄水Wが洗浄室2内の空気を攪拌することで空気の乱流が生じ、この乱流によって洗浄室2の入口21より前方に位置する搬送コンベア6の食器載置面27の下方まで湯気Sが押し流される。
そして、搬送コンベア6の食器載置面27の下方から上昇して外部へ抜けようとする湯気Sは、投入板5に遮られ投入板5の下面を通って再び洗浄室2内に戻って排気ダクト3へ誘導されるため、カーテン4および投入板5を装着しない場合に比べて外部へ湯気Sが漏出するのを抑えることができる。
このとき、湯気Sの一部は洗浄室2内に戻されずにカーテン4と投入板5の先端部5bとの隙間から外部へ漏れ出るが、作業者は食器Dを投入板5の基端部5aの上面に載せて手を離せば、食器Dは自重によりベルト63上まで投入板5の傾斜面を滑るため、食器載置面27から上昇してくる湯気Sが作業者の手に直接掛からず、熱い思いをすることなく作業をすることができる。また、作業者は搬送コンベア6に触れることなく作業ができるため、搬送コンベア6に手が巻き込まれる等の事故を防ぐことができる。
[実施形態2]
本実施形態は、実施形態1に変更を加えたものである。実施形態1の投入板5は、搬送コンベア6の往路側の始端部から洗浄室2の入口21まで傾斜した形状であったが、本実施形態の投入板5は、更に厚みや材質により先端部5bが下がる程度のたわみを有することを可能としている。
図4に示す通り、投入板5の先端部5bは、投入板5のたわみにより円弧状のリンク64の背部分に接触または接近する場合がある。この場合、搬送コンベア6を駆動させるとリンク64のフック67が投入板5の下面を通過し、その度に投入板5の先端部5bを上方へ押し上げる。
このように、たわみを有する投入板5の先端部5bは、フック67の山形形状に追従し、常にリンク64の背部分と接触または接近するため、たわみを有さない投入板5に比べてリンク64の背部分との間に無駄な空間が空くことがない。これにより、搬送コンベア6と投入板5との間からの湯気漏れを極力抑えることができる。
[実施形態3]
本実施形態は、実施形態1または2に変更を加えたものである。本実施形態の投入板5は、洗浄装置1に着脱可能な構造としている。
図5に示す通り、投入板5装着時は、搬送コンベア6の往路側の始端部に設けた係止突起51と投入板5に設けた開孔52とを嵌合させ、更にその上から固定板53を当該係止突起51に嵌めて固定する。投入板5を取り外す際は、装着時と逆の手順で取り外す。
投入板5を着脱可能とすることにより、作業者は洗浄室2の入口21付近の清掃を容易に行なうことができる。また固定板53は、投入板5と同様に断熱性を有する樹脂等とすることにより、洗浄装置1のうち作業者の手が触れる恐れのある箇所を断熱することで、火傷等の怪我を未然に防ぐことができる。
[実施形態4]
本実施形態は、実施形態1または2または3に変更を加えたものである。実施形態1または2または3の投入板5は、搬送コンベア6の食器載置面27の上部の一部を塞いだ状態を示しているが、図6に示す通り、本実施形態は食器載置面27の略全体を塞いだ形状としている。具体的には、投入板5の搬送方向の先端は、カーテン4の直下あるいはカーテン4の内側の洗浄室2内に位置している。
上記実施形態1と同様に、洗浄室2の入口21付近の湯気は、洗浄室2の入口21側上部に設けた排気ダクト3のドラフト効果によって、洗浄室2内の入口21から離れた部分と比べ優先して外部へ排出される。図7に示す通り、カーテン4が洗浄室2の入口21の開口全体のほとんどを覆い、また投入板5の先端部5bがカーテン4の直下まで延びて食器載置面27の上部全体のほとんどを覆い、洗浄室2の入口21および食器載置面27において外部に通じる隙間を少なくしているため、排気ダクト3のドラフト効果が食器載置面27の下方まで及ぶようになる。
すなわち、洗浄室2から洗浄室2の入口21より前方に位置する食器載置面27の下方まで押し流された湯気Sは、投入板5の下面を通って途中で漏れ出ることなく再び洗浄室2内に戻され、カーテン4の内側を排気ダクト3に向け上昇するため、上記実施形態1より効果的にドラフト効果が生じることとなる。
このように、洗浄室2の入口21側上部に設けた排気ダクト3のドラフト効果によって洗浄室2内の湯気Sを外部へ排出しているが、この排気ダクト3の近くはドラフト効果の影響を受け易く、さらに食器載置面27全体を覆うことで内部に負圧が発生し、より一層洗浄室2の入口21や食器載置面27からの湯気Sの漏出を抑えることができる。これにより、作業者は作業中に洗浄装置1の外部に漏れ出た湯気Sが顔に掛かる等して熱い思いをすることがなく、また洗浄室2からの湯気Sが漏れ出して厨房室内の温度や湿度が上がる等して、作業環境が悪化するのを防ぐことができる。
なお、本実施形態では、作業者は投入板5上に食器Dを1枚ずつ滑らせながら洗浄室2内に搬入しているが、搬送コンベア6の搬送速度に合わせて定期的に載せる必要は無く、あらかじめ投入板5上に食器Dを載せられるだけ並べておいても良い。投入板5の先端部5bがカーテン4の直下まで延びているため、作業者はより多くの食器Dを投入板5上に纏めて載せることができる。これにより、作業者は投入板5上の複数の食器Dが洗浄室2内に搬入し終わるまで作業の手を休めたり別の作業を行なうことができ、時間的余裕が発生する。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、排気ダクト3は洗浄室2の天井面に設けているが、ドラフト効果に影響の無い範囲であればこれに限定されず、たとえば洗浄室2の入口21側側面の上部に設けてもよい。
また、洗浄室2に洗剤洗浄部23と仕上げ洗浄部24を設けたが、洗剤洗浄部23の前に食器の予洗いを行なう荒洗浄部を設けてもよい。更に、洗剤洗浄部23では全ての洗浄槽8に洗剤を投入しているが、これに限定されず、洗剤洗浄部23を前半と後半とに分け、前半では洗剤を投入した洗浄水Wで循環洗浄を行ない、後半では洗剤を投入せずに上水のみで循環すすぎを行なう構成としてもよい。
また、洗浄装置1は、食器Dを搬送コンベア6上に載置して押さえコンベア7で食器Dを押さえながら洗浄する洗浄装置1を用いて説明を行なったが、これに限定されず、食器Dをカゴに入れたまま洗浄する押さえコンベア7の無い洗浄装置1を用いても良い。
1 洗浄装置
2 洗浄室
21 入口
22 出口
23 洗剤洗浄部
24 仕上げ洗浄部
25a 上側ノズル(洗剤洗浄部側)
25b 下側ノズル(洗剤洗浄部側)
26a 上側ノズル(仕上げ洗浄部側)
26b 下側ノズル(仕上げ洗浄部側)
27 食器載置面
3 排気ダクト
4 カーテン
41 切れ目
42 係止突起
43 だるま孔
5 投入板
5a 投入板の基端部
5b 投入板の先端部
51 係止突起
52 開孔
53 固定板
6 搬送コンベア
61 駆動ローラ
62 従動ローラ
63 ベルト
64 リンク
65 挿通孔
66 ロッド
67 フック
68 モータ
7 押さえコンベア
71 ベルト
72 リンク
73 ロッド
8 洗浄槽
81 ヒータ
82 ストレーナ
83 ポンプ
84 洗浄水供給管
85 上水供給管
D 食器
S 湯気
W 洗浄水

Claims (4)

  1. 温湯からなる洗浄水を噴射して被洗浄物を洗浄する洗浄室と、前記被洗浄物を前記洗浄室の入口から出口に向けて搬送させる搬送コンベアと、前記洗浄室の入口側上方に排気ダクトを備えた洗浄装置であって、前記洗浄室の入口には、開口を覆うカーテンと、前記被洗浄物を投入するための投入板とを備えることを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記投入板は、上下方向にたわみを有していることを特徴とする請求項1記載の洗浄装置。
  3. 前記投入板は、着脱可能であることを特徴とする請求項1または2記載の洗浄装置。
  4. 前記投入板は、前記カーテンの直下まで延びていることを特徴とする請求項1または2または3記載の洗浄装置。

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