JP2018188548A - 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ - Google Patents
粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018188548A JP2018188548A JP2017091687A JP2017091687A JP2018188548A JP 2018188548 A JP2018188548 A JP 2018188548A JP 2017091687 A JP2017091687 A JP 2017091687A JP 2017091687 A JP2017091687 A JP 2017091687A JP 2018188548 A JP2018188548 A JP 2018188548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- acrylate
- pressure
- sensitive adhesive
- monomer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
Description
CH2=CR1−CO−O−R2−O−CO−R3−COOH ・・・(1)
(ここで、R1は水素またはメチル基、R2及びR3は2価の連結基を示し、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
また、さらに粘着付与剤(C)を含有すると、より物性のバランスに優れるようになる。
なお、本発明において、(メタ)アクリルとはアクリルあるいはメタクリルを、(メタ)アクリロイルとはアクリロイルあるいはメタクリロイルを、(メタ)アクリレートとはアクリレートあるいはメタクリレートをそれぞれ意味するものである。また、アクリル系樹脂とは、少なくとも1種の(メタ)アクリレート系モノマーを含む重合成分を重合して得られる樹脂である。
本発明で用いられるアクリル系樹脂(A)は、炭素数1〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレート、環状構造含有モノマー及び炭素数1〜5のビニルエステル系モノマーから選ばれる少なくとも1種のモノマー(a1)と、下記一般式(1)で示される末端カルボキシル基含有モノマー(a2)とを含む共重合成分(a)を共重合してなるものである。
〔式〕
CH2=CR1−CO−O−R2−O−CO−R3−COOH ・・・(1)
(ここで、R1は水素またはメチル基、R2及びR3は2価の連結基を示し、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
上記(a1)成分は、炭素数1〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレート、環状構造含有モノマー及び炭素数1〜5のビニルエステル系モノマーから選ばれる少なくとも1種のモノマーである。中でも、炭素数1〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレートであることが好ましい。(a1)の含有割合としては、共重合成分(a)全体の通常1〜98重量%、特には50〜97重量%、さらには70〜96重量%であることが好ましい。(a1)成分の含有量が少なすぎると接着性が低下する傾向があり、多すぎると保持力が低下する傾向がある。
上記(a2)成分は、下記一般式(1)で示される末端カルボキシル基含有モノマーである。
CH2=CR1−CO−O−R2−O−CO−R3−COOH ・・・(1)
(ここで、R1は水素またはメチル基、R2及びR3は2価の連結基を示し、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
本発明では上記(a1)及び(a2)の各成分を共重合したアクリル系樹脂(A)を用いるが、さらに水酸基含有モノマー(a3)を共重合させることが架橋剤との組み合わせの点から望ましい。この水酸基含有モノマー(a3)としては、例えば、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5−ヒドロキシペンチル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキシヘキシル(メタ)アクリレート、8−ヒドロキシオクチル(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキルエステル、カプロラクトン変性2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のカプロラクトン変性モノマー、ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート等のオキシアルキレン変性モノマー、2−アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチルフタル酸等の1級水酸基含有モノマー;2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−クロロ2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の2級水酸基含有モノマー;2,2−ジメチル2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の3級水酸基含有モノマーをあげることができる。
これらの中でも、架橋剤との反応性に優れる点で1級水酸基含有モノマーが好ましく、特には2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート好ましい。
本発明では必要に応じて、官能基含有モノマー(a4)(但し、上記(a2)及び(a3)は除く。)を用いてもよく、官能基含有モノマー(a4)としては、例えば、カルボキシル基含有モノマー、アセトアセチル基含有モノマー、イソシアネート基含有モノマー、グリシジル基含有モノマー、アミノ基含有モノマー、アミド基含有モノマー等があげられる。
上記その他の共重合性モノマー(a5)としては、例えば、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、エトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール−モノ(メタ)アクリレート等のアルコキシ基またはオキシアルキレン基を含有するモノマー;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、ステアリン酸ビニル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、アルキルビニルエーテル、ビニルトルエン、イタコン酸ジアルキルエステル、フマル酸ジアルキルエステル、アリルアルコール、アクリルクロライド、メチルビニルケトン、アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジメチルアリルビニルケトン等があげられる。
かかる重合にあたっては、溶液重合で製造することが、安全に、安定的に、任意のモノマー組成でアクリル系樹脂(A)を製造できる点で好ましい。
ガラス転移温度は下記のFoxの式より算出されるものである。
Tga:モノマーAのホモポリマーのガラス転移温度(K) Wa:モノマーAの重量分率
Tgb:モノマーBのホモポリマーのガラス転移温度(K) Wb:モノマーBの重量分率
Tgn:モノマーNのホモポリマーのガラス転移温度(K) Wn:モノマーNの重量分率
(Wa+Wb+・・・+Wn=1)
本発明の粘着剤組成物は、上記アクリル系樹脂(A)に加え、架橋剤(B)を含有することが接着性の点から好ましい。
ここで上記架橋剤(B)は、アクリル系樹脂(A)中の官能基と反応し、架橋構造を形成させるものであり、例えば、エポキシ系架橋剤、イソシアネート系架橋剤、アジリジン系架橋剤、メラミン系架橋剤、アルデヒド系架橋剤、アミン系架橋剤、金属キレート系架橋剤があげられる。これらの中でも各種被着体に対する接着性を重視する場合は、エポキシ系架橋剤を、耐湿熱性を重視する場合は、イソシアネート系架橋剤を用いることが好ましい。
アルミニウムキレート化合物としては、例えば、ジイソプロポキシアルミニウムモノオレイルアセトアセテート、モノイソプロポキシアルミニウムビスオレイルアセトアセテート、モノイソプロポキシアルミニウムモノオレエートモノエチルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムモノラウリルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムモノステアリルアセトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムモノイソステアリルアセトアセテート等があげられる。
粘着付与剤(C)は、アクリル系樹脂(A)の物性を調整するために用いられるものであり、本発明の粘着剤組成物に含有されることが好ましい。
粘着付与剤(C)としては、例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール系樹脂、クマロン系樹脂、石油樹脂系等があげられる。これらは単独でもしくは2種以上併せて用いることができる。
また、気密防水用粘着テープとして用いる場合には、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、キシレン系樹脂が好ましく、さらに好ましくは、物性のバランスが優れる点でロジン系樹脂である。
上記成分を混合することにより、本発明の粘着剤組成物を得ることができる。また、この粘着剤組成物が架橋されることにより、本発明の粘着剤が得られる。そして、この粘着剤は、本発明の粘着テープの粘着剤層として用いることも有用である。
本発明の粘着テープは、上記粘着剤組成物を硬化することにより得られた粘着剤を、粘着剤層として含有するものである。
かかる厚みが厚すぎると粘着剤の塗工が困難になる傾向があり、薄すぎると充分な粘着力が得られない傾向がある。
かかるゲル分率が好ましい範囲より高すぎると粘着力が低下する傾向があり、好ましい範囲より低すぎると凝集力が低下し、所望の粘着力が得られにくい傾向がある。
また、比較的極性が低い被着体としてポリエチレン(PE)製の試験板を使用した場合は、JIS Z0237に準じた180°剥離強度で、4N以上/25mmであることが好ましく、特に好ましくは5N以上/25mm、さらに好ましくは8N以上/25mmである。なお、通常上限は100N/25mm程度である。
さらに、粗面を有する被着体としてOSB板の試験板を使用した場合は、JIS Z0237に準じた90°剥離強度で、3N以上/25mmであることが好ましく、特に好ましくは5N以上/25mm、さらに好ましくは6N以上/25mmである。なお、通常上限は50N/25mm程度である。
そして、粘着テープが、両面粘着テープの場合、枚葉状態には、2つの粘着剤層の両方の表面にリリースライナーが設けられることが好ましく、ロール状態の場合には、2つの粘着剤層の一方の表面のみにリリースライナーが設けられることが好ましい。
なお、アクリル系樹脂(A)の重量平均分子量、分散度、粘着剤のゲル分率に関しては、前述の方法にしたがって測定した。
アクリル系樹脂(A)の製造に先立ち、製造に用いる共重合成分(a)として以下のものを用意した。
(a1)成分として、
・MA:メチルアクリレート
・BA:ブチルアクリレート
・2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
(a2)成分として、
下記一般式(1)で示される末端カルボキシル基含有モノマー
〔式〕
CH2=CR1−CO−O−R2−O−CO−R3−COOH ・・・(1)
(ここで、R1は水素またはメチル基、R2及びR3は2価の連結基を示し、互いに同じであっても異なっていてもよい。)
・HOA−HH:2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸
〔式(1)においてR1は水素、R2はエチレン鎖、R3はシクロヘキサン環〕
・HOA−MS:2−アクリロイロキシエチルコハク酸
〔式(1)においてR1は水素、R2はエチレン鎖、R3はエチレン鎖〕
(a3)成分として、
・HEMA:2−ヒドロキシエチルメタクリレート
(a4)成分として、
・アクリル酸
温度計、撹拌機及び還流冷却機を備えた反応器内に、メチルアクリレート(a1)6部、ブチルアクリレート(a1)25.8部、2−エチルヘキシルアクリレート(a1)63.1部、2−アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸5部(a2)、2−ヒドロキシエチルメタクリレート(a3)0.1部、酢酸エチル55部、及び重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.15部を仕込み、撹拌しながら昇温し、酢酸エチル還流温度にて7時間重合させた後、酢酸エチルで希釈してアクリル系樹脂の51%溶液を得た。
得られたアクリル系樹脂の重量平均分子量(Mw)は76万、分散度5.9、粘度は5,700mPa・s/25℃であった。
アクリル系樹脂(A−1)の製造において、後記の表1の示す配合量に変更した以外は同様に行い、アクリル系樹脂(A−2)〜(A−4)、及び比較例用のアクリル系樹脂(A’−1)の溶液を得た。
架橋剤(B)として以下のものを用意した。
・イソシアネート系架橋剤:(日本ポリウレタン工業社製、コロネートL−55E、固形分55%)、
・エポキシ系架橋剤:1,3−ビス(N,N−ジグリシジルアミノメチル)シクロヘキサン(三菱ガス化学社製、テトラッドC)
粘着付与剤(C)として以下のものを用意した。
・不均化ロジンエステル(荒川化学工業社製、スーパーエステルA−100)
上記のようにして調製、準備した(A−1)〜(A−4)及び(A’−1)の各アクリル系樹脂の固形分100部に対して、架橋剤(B)としてエポキシ系架橋剤を0.03部、または、イソシアネート系架橋剤を固形分に換算して0.68部、粘着付与剤(C)を15部、酢酸エチルにて固形分濃度を48%になるように調液し、均一になるまで撹拌し、粘着剤組成物溶液を得た。
得られた粘着剤組成物について、以下の通り粘着テープを作製し、以下の評価を行った。評価結果を後記の表2に示す。
上記のようにして準備した粘着剤組成物溶液をフラットヤーン(ダイヤテックス社製、厚み130μm)に対して乾燥後の厚みが100μmになるようにアプリケーターを用いて塗工し、90℃で3分間乾燥し、紙製リリースライナー(サンエー化研社製、K−80H−S(F))の剥離面を貼り合わせた。その後、40℃の乾燥機中で7日間加熱エージング処理を行い、粘着テープを作製した。
上記粘着テープを幅25mm、長さ150mmにカットして試験片を作製した。次いで、被着体としてSUS304鋼板(エンジニアリングテストサービス社製、JIS規格適合品)、及びポリエチレン(PE)製の試験板(日本テストパネル社製、標準試験板)を使用し、この試験板に上記試験片を重さ2kgのローラーを圧着速さ10mm/sで2往復させて圧着させた。圧着後、24時間放置し、試験片の遊び部分を180°折り返し、30mm剥がした後、下部のチャックに試験板を、上部のチャックに試験片の端をそれぞれ固定し、引き剥がし角度180°、300mm/minの速度で被着体から粘着テープを引き剥がし、接着力を測定した。
上記粘着テープを幅25mm、長さ150mmにカットして試験片を作製した。次いで、被着体として市販品のタイベック・ハウスラップシート、及びOSB板の試験板を使用し、この試験板の表面に対し上記試験片を重さ2kgのローラーを圧着速さ10mm/sで2往復させて圧着させた。圧着後、24時間放置し、試験片の遊び部分を180°折り返し、30mm剥がした後、試験板を治具に固定し、試験機のチャックに試験片の端を固定し、引き剥がし角度90°、300mm/minの速度で被着体から粘着テープを引き剥がし、接着力を測定した。
なお、タイベック・ハウスラップシートは市販品のタイベック(R)・ハウスラップを、OSB板(Oriented Strand Board:薄い削片状にした木片を配向させて積層させ接着剤で高温圧縮した木質板)はカナダのエインズワース社製のものを使用した。
上記粘着テープを幅25mm、長さ150mmにカットして試験片を作製した。次いで、被着体としてSUS304鋼板の試験板を使用し、この試験板に試験片と試験板との接触面積が幅25mm×長さ25mmになるように上記試験片を重さ2kgのローラーを圧着速さ10mm/sで2往復させて圧着させた。試験片の粘着剤が露出する部分は折り返した。圧着後23℃、50%RHの環境にて30分間放置し、40℃の環境に移し20分間静置した。試験板及び試験片が鉛直に垂れ下がるように1kgの錘を取り付け、その後40℃の環境にて試験片が落下する時間、または、24時間後に試験片が試験板からずれた距離を測定した。
上記粘着テープを幅25mm、長さ150mmにカットして試験片を作製した。次いで、被着体としてSUS304鋼板の試験板を使用し、この試験板に上記試験片を重さ2kgのローラーを圧着速さ10mm/sで2往復させて圧着させた。圧着後、30分間放置し、60℃、90%RHの環境にて7日間暴露し、23℃、50%RHの環境に戻し、1時間放置した後、試験片の遊び部分を180°折り返し、30mm剥がした後、下部のチャックに試験板を、上部のチャックに試験片の端をそれぞれ固定し、引き剥がし角度180°、300mm/minの速度で被着体から粘着テープを引き剥がし、接着力を測定した。
上記粘着テープを60℃、90%RHに保たれた恒温恒湿器中に保管して、所定の日程毎にゲル分率、外観について評価を行った。
〈ゲル分率〉
ゲル分率は、架橋度(硬化度合い)の目安となるもので、例えば、以下の方法にて算出した。すなわち、基材となるフラットヤーンシートに粘着剤層が形成されてなる粘着シート(セパレーターを設けていないもの)を200メッシュのSUS製金網で包み、トルエン中に23℃×24時間浸漬し、金網中に残存した不溶解の粘着剤成分の重量百分率をゲル分率とする。ただし、基材の重量は差し引いておく。
保管試験開始前、開始から7日後、14日後に、上記に記載した方法でゲル分率をそれぞれ測定した。
〈外観〉
保管試験開始から14日後に、目視により、粘着剤がテープのサイドから垂れているかどうか確認した。
○・・・粘着剤が垂れていなかった。
×・・・粘着剤が垂れていた。
強粘着でSUSのような高極性の被着体の粘着力とPEのような低極性の被着体の粘着力とを両立することはかなり難しいところ、本発明の実施例品はいずれも、高極性の被着体や低極性の被着体、さらには被着体の粗面に対する接着性が高く、保持力に優れ、さらに高温・高湿の環境下においても接着性に優れるとともに、粘着剤層の経時安定性に優れることがわかる。
Claims (10)
- 炭素数1〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレート、環状構造含有モノマー及び炭素数1〜5のビニルエステル系モノマーから選ばれる少なくとも1種のモノマー(a1)と、下記一般式(1)で示される末端カルボキシル基含有モノマー(a2)とを含む共重合成分(a)を共重合してなるアクリル系樹脂(A)を含有することを特徴とする粘着剤組成物。
〔式〕
CH2=CR1−CO−O−R2−O−CO−R3−COOH ・・・(1)
(ここで、R1は水素またはメチル基、R2及びR3は2価の連結基を示し、互いに同じであっても異なっていてもよい。) - 上記共重合成分(a)におけるモノマー(a1)の含有割合が1〜98重量%であることを特徴とする請求項1記載の粘着剤組成物。
- 上記共重合成分(a)における上記一般式(1)で示される末端カルボキシル基含有モノマー(a2)の含有割合が1〜50重量%であることを特徴とする請求項1または2記載の粘着剤組成物。
- 上記モノマー(a1)における炭素数1〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレートとして、炭素数1〜3のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(a1−1)及び炭素数4〜24のアルキル基を有する(メタ)アクリレート(a1−2)を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 上記共重合成分(a)として、さらに水酸基含有モノマー(a3)を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- さらに架橋剤(B)を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- さらに粘着付与剤(C)を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の粘着剤組成物。
- 請求項1〜7のいずれか一項に記載の粘着剤組成物が架橋されてなることを特徴とする粘着剤。
- 請求項8記載の粘着剤が基材上に形成されてなることを特徴とする粘着テープ。
- 請求項9記載の粘着テープからなることを特徴とする気密防水用粘着テープ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017091687A JP6969147B2 (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017091687A JP6969147B2 (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018188548A true JP2018188548A (ja) | 2018-11-29 |
JP6969147B2 JP6969147B2 (ja) | 2021-11-24 |
Family
ID=64479550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017091687A Active JP6969147B2 (ja) | 2017-05-02 | 2017-05-02 | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6969147B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083521A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-09 | Lintec Corp | 耐ブリスター性粘着シート用粘着剤、該粘着剤を用いた耐ブリスター性粘着シート及び該粘着シートを積層した耐ブリスター性積層体 |
WO2014061533A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | リンテック株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着シート |
JP2014125625A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 粘着剤組成物及び光学部材表面保護フィルム |
JP2016098335A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 粘着剤および粘着シート |
JP2017002139A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 藤森工業株式会社 | 光学フィルム用粘着剤層、光学フィルム用粘着フィルム、及びそれらを作製するための光学フィルム用粘着剤組成物 |
-
2017
- 2017-05-02 JP JP2017091687A patent/JP6969147B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083521A (ja) * | 1994-06-23 | 1996-01-09 | Lintec Corp | 耐ブリスター性粘着シート用粘着剤、該粘着剤を用いた耐ブリスター性粘着シート及び該粘着シートを積層した耐ブリスター性積層体 |
WO2014061533A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | リンテック株式会社 | 粘着剤組成物及び粘着シート |
JP2014125625A (ja) * | 2012-12-27 | 2014-07-07 | Nippon Carbide Ind Co Inc | 粘着剤組成物及び光学部材表面保護フィルム |
JP2016098335A (ja) * | 2014-11-25 | 2016-05-30 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 粘着剤および粘着シート |
JP2017002139A (ja) * | 2015-06-08 | 2017-01-05 | 藤森工業株式会社 | 光学フィルム用粘着剤層、光学フィルム用粘着フィルム、及びそれらを作製するための光学フィルム用粘着剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6969147B2 (ja) | 2021-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7147559B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ | |
JP5327499B2 (ja) | 両面粘着テープ | |
CN113412317B (zh) | 粘合片 | |
JP7275650B2 (ja) | 難接着被着体用粘着剤組成物、難接着被着体用粘着剤および難接着被着体用粘着テープ | |
WO2013133167A1 (ja) | 粘着テープ | |
JP6976063B2 (ja) | 積層シート | |
JP2014141659A (ja) | 耐熱粘着フィルム用アクリル系樹脂およびそれを用いた粘着剤組成物、粘着剤、耐熱粘着フィルム、ならびに耐熱粘着フィルム用アクリル系樹脂の製造方法 | |
JP2014141660A (ja) | 耐熱粘着フィルム用アクリル系樹脂の製造方法および耐熱粘着フィルム用アクリル系樹脂、それを用いた粘着剤ならびに耐熱粘着フィルム | |
US20210403774A1 (en) | Adhesive composition, adhesive agent, and adhesive tape | |
JP7327092B2 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤及び粘着シート | |
JP2018188548A (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープ並びに気密防水用粘着テープ | |
JP6895051B2 (ja) | 気密防水用粘着テープ | |
JP2018184559A (ja) | 強接着テープおよび壁面下地上への板状部材の固定方法 | |
JP2019172981A (ja) | 粘着剤組成物および粘着シート | |
WO2021193615A1 (ja) | 粘着剤組成物、粘着剤、粘着テープおよび気密防水用粘着テープ | |
JP6432063B2 (ja) | 防水用両面粘着テープ及び携帯情報端末機器 | |
JP2021155721A (ja) | 粘着テープ | |
JP2005263963A (ja) | 樹脂組成物及びそれを用いた粘着剤組成物 | |
JP2022159098A (ja) | 粘着剤及び粘着テープ | |
JP2023081356A (ja) | 粘着テープ | |
JP2023131129A (ja) | 粘着テープ | |
JP2022155541A (ja) | 粘着剤および粘着テープ | |
WO2019188357A1 (ja) | 粘着剤組成物、粘着シートおよびエチレン性不飽和基含有アクリル系樹脂の製造方法 | |
JP2023081357A (ja) | 粘着テープ | |
JP2023049730A (ja) | 粘着テープ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20170502 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20190510 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200929 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201125 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20201125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210506 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210726 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210726 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210810 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210817 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210928 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211011 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6969147 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |