JP6432063B2 - 防水用両面粘着テープ及び携帯情報端末機器 - Google Patents

防水用両面粘着テープ及び携帯情報端末機器 Download PDF

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Description

本発明は、防水用両面粘着テープ及び携帯情報端末機器に関する。
携帯電話、タブレット、音楽プレイヤー等の携帯情報端末機器においては、情報表示部と筐体、カメラ周り、キーパッド等の様々な箇所の固定に両面粘着テープが使用される。
近年の携帯情報端末機器では、デザイン性及び機能面の要求から、情報表示部が大きいものが増えており、それに伴い情報表示部の周囲の枠部分ができるだけ狭くなるように設計されている。このような情報表示部の固定に用いられる両面テープは、2mm幅以下の狭額縁状形態で使用される場合がある。また、近年の携帯情報端末機器の機能の一つとして防水性能の付与が求められる場合がある。
例えば、特許文献1には、発泡体基材と粘着剤層とを有する両面粘着テープが記載されている。特許文献1に記載された両面粘着テープは、ポリオレフィン系の発泡体基材とアクリル系の粘着剤を有している。基材が発泡していることにより、基材と粘着剤が界面で強固に接合している。また、発泡体基材が独立発泡構造をとっているため、両面粘着テープの一方の面が水に濡れても他方の面まで浸透することが無く、防水性を発揮している。
また、特許文献2には、芯材と、その両面に設けられた粘着剤層とを有する積層体からなる両面粘着テープであって、(a)前記芯材の5%引張り応力が3〜100Nであり、かつ剛軟度(ガーレ法)が0.2mN以下であること、(b)前記2つの粘着剤層が、それぞれ(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、この共重合体100質量部に対して、粘着付与樹脂1〜60質量部を含むと共に、架橋剤を含む粘着剤組成物を熱架橋してなるものであること、を特徴とする両面粘着テープが記載されている。
特開2009−108314号公報 特開2012−77110号公報
しかしながら、特許文献1に記載された両面粘着テープでは、特にテープ幅が1mm程度の非常に狭い幅になった場合、水の浸透を制御する独立気泡の泡壁を幅方向に対して十分に確保できない恐れがあり、十分な防水性が達成できない場合がある。
一方、特許文献2に記載された両面粘着テープは、基材として発泡体構造ではないものも使用することができるため、テープ幅が1mm程度の非常に狭い幅になった場合であっても、十分な防水性を達成しやすい傾向にある。しかしながら、特許文献2に記載された両面粘着テープは、特に、線膨張係数の異なる材料同士を貼り合わせた場合や、熱等により変形しやすい材料を貼り合わせた場合の両面テープの浮き剥がれに改良の余地がある。
そこで、本発明は、被着体の浮き剥がれの発生が低減され、1mm程度の非常に狭いテープ幅で使用した場合であっても防水性が高い、防水用両面粘着テープを提供することを目的とする。
本発明は以下の通りである。
(1)発泡体構造では無い芯材と、その両面に設けられた粘着剤層とを有する積層体からなり、JIS K7106:1995に準拠して測定した前記芯材の曲げ剛性率が30〜107MPaであり、前記芯材が、オレフィン系単量体単位60〜100質量%を有するオレフィン系重合体を用いて形成されたフィルムであり、前記オレフィン系重合体が、エチレン−メタクリル酸共重合体であり、前記粘着剤層が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、この共重合体100質量部に対して、粘着付与樹脂1〜60質量部を含むと共に、架橋剤を含む粘着剤組成物が架橋したものである、防水用両面粘着テープ。
)JIS K7129:2008に準拠して測定した水蒸気透過率が15g/m/日以下である、(1)に記載の防水用両面粘着テープ。
)前記芯材の厚さが2〜400μmであり、2つの前記粘着剤層の厚さが、それぞれ2〜100μmである、(1)又は(2)に記載の防水用両面粘着テープ。
)0.1〜2mm幅の額縁状に打ち抜かれてなる形態を有する、(1)〜()のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープ。
)携帯情報端末機器内部の固定用として用いられる、(1)〜()のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープ。
)(1)〜()のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープにより固定された部材を備える携帯情報端末機器。
本発明によれば、被着体の浮き剥がれの発生が低減され、1mm程度の非常に狭いテープ幅で使用した場合であっても防水性が高い、防水用両面粘着テープを提供することができる。
(a)は、浮き量評価に用いる測定用サンプルの平面図である。(b)は、(a)におけるA−A線断面図である。(c)は、(a)におけるB−B線断面図である。 防水性評価に用いる測定用サンプルの平面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。
<防水用両面粘着テープ>
1実施形態において、本発明は、発泡体構造では無い芯材と、その両面に設けられた粘着剤層とを有する積層体からなり、JIS K7106:1995に準拠して測定した前記芯材の曲げ剛性率が30〜107MPaである、防水用両面粘着テープを提供する。
後述するように、本実施形態の防水用両面粘着テープは、被着体の浮き剥がれの発生が低減されており、1mm程度の非常に狭いテープ幅で使用した場合であっても防水性が高い。
[芯材]
本実施形態の防水用両面粘着テープを構成する芯材は、本発明の効果が得られる限り特に制限されず、従来公知の合成樹脂製フィルムから適宜選択して用いることができる。
合成樹脂製フィルムとしては、オレフィン系単量体単位を、例えば60〜100質量%、例えば70〜97質量%、例えば80〜94質量%含有するオレフィン系重合体を用いて形成されたフィルムが挙げられる。
このようなオレフィン系重合体の具体例としては、エチレン−メタクリル酸共重合体や、エチレン−酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。これらのオレフィン系重合体は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
芯材を構成する合成樹脂製フィルムは、その両面に設けられる粘着剤層との密着性を向上させる目的で、所望により両面に、酸化法や凹凸化法等により、表面処理、あるいはプライマー処理を施すことができる。酸化法としては、例えば、コロナ放電処理、プラズマ放電処理、クロム酸処理(湿式)、熱風処理、オゾン・紫外線照射処理等が挙げられる。凹凸化法としては、例えば、サンドブラスト法、溶剤処理法等が挙げられる。
表面処理法は、合成樹脂製フィルムの種類に応じて適宜選択すればよく、一般にはコロナ放電処理法が効果及び操作性等の面から、好ましく用いられる。
芯材の色については特に制限はなく、無色のものであってもよく、適当な色に着色されていてもよいが、特に携帯情報端末機器内部の固定用に使用する場合は黒色であることが好ましい。
芯材は発泡体構造では無い必要がある。発泡体構造を有する芯材を使用した防水用両面テープでは、水の浸透を制御する独立気泡の泡壁を幅方向に対して十分に確保できない場合がある。
芯材の厚さは、例えば2〜400μmであってもよく、例えば10〜300μmであってもよく、例えば50〜200μmであってもよい。芯材の厚さがこの範囲であると、防水用両面粘着テープの段差への貼合適性及び加工性が良好になる傾向にある。
(曲げ剛性率)
曲げ剛性率とは、芯材の柔軟性を示す物性値であり、数値が小さいほど柔らかな樹脂であることを表す。曲げ剛性率は、例えば、JIS K7106:1995(又はASTM D−747)に準拠して測定することができる。例えば、東洋精機製作所製のオートマチックスティフネステスタを使用し、23℃における曲げ剛性率を測定するとよい。
本実施形態の防水用両面粘着テープにおいて、JIS K7106:1995に準拠して測定した芯材の曲げ剛性率は30〜107MPaであり、例えば50〜105MPaであってもよく、例えば53〜100MPaであってもよい。
芯材の曲げ剛性率が高すぎると、防水用両面粘着テープの浮き剥がれが発生しやすくなる傾向がある。また、芯材の曲げ剛性率が低すぎると、芯材に粘着剤層を塗工する場合等に取り扱い性が悪くなる傾向にあり、また、例えば防水用両面粘着テープを幅1mm以下等の狭幅に抜き加工する場合等に加工性が悪くなる傾向にある。
[浮き剥がれ]
浮き剥がれの発生(浮き量)は、例えば、実施例において後述する方法により評価することができる。具体的には、まず、線膨張係数の異なる2種類の材質の板を本実施形態の両面粘着テープで貼り合わせて、図1に示すような測定用サンプルを作製する。図1(a)は、測定用サンプルの平面図である。図1(b)は、図1(a)におけるA−A線断面図である。図1(c)は、図1(a)におけるB−B線断面図である。
具体的には、例えば、本実施形態の両面粘着テープを、外形寸法が縦140mm×横60mmで、幅が2mmの額縁状に打ち抜いたもの(両面粘着テープ120)を使用して、縦150mm、横70mm、厚さ2mmのガラス板110、及び縦150mm、横70mm、厚さ2mmのポリプロピレン製の板130を貼り合わせた測定用サンプル100を作製する。なお、図1(a)では、ガラス板110を除去した測定用サンプル100の平面図が示されている。また、ガラスの線膨張係数は約9×10−6/℃であり、ポリプロピレンの線膨張係数は約100〜120×10−6/℃である。
続いて、この測定用サンプルを、例えば、60℃、相対湿度95%の耐久環境下で1〜7日間耐久処理し、下記式(1)によって測定用サンプルの四隅の浮き量を測定する。測定された浮き量の平均値に基づいて、浮き剥がれの発生を評価することができる。
浮き量(μm)=耐久処理後の測定用サンプルの厚み−耐久処理前の測定用サンプルの厚み (1)
本実施形態の防水用両面粘着テープは、上述した方法により、60℃、相対湿度95%の耐久環境下で5日間耐久処理を行った場合の浮き剥がれが、例えば100μm以下であり、例えば50μm以下であり、例えば10μm以下である。
[防水性]
防水性は、例えば、JIS C0920:2003に準拠して評価することができる。あるいは、JIS K7129:2008(又はASTM(アメリカ材料試験協会規格)E398−03)に準拠して、40℃、相対湿度90%の環境下において測定した水蒸気透過率に基づいて評価することができる。
本実施形態の防水用両面粘着テープにより固定された部材を備える機器は、JIS C0920(2003)に準拠して評価した防水性がIPX5及びIPX7を満たすことができる。
また、本実施形態の防水用両面粘着テープは、JIS K7129:2008に準拠して測定した水蒸気透過率が、例えば15g/m/日以下であり、例えば10g/m/日以下であってもよい。
[粘着剤層]
本実施形態の防水用両面粘着テープにおいて、芯材の両面に設けられる2つの粘着剤層は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、この共重合体100質量部に対して、粘着付与樹脂1〜60質量部を含むと共に、架橋剤を含む粘着剤組成物を架橋して形成されたものであってもよい。
上記の粘着剤組成物の架橋は、加熱又は活性エネルギー線の照射により行うことができる。活性エネルギー線としては、紫外線、赤外線等の光線、α線、β線、γ線、電子線、中性子線、X線等の放射線等が挙げられる。
本実施形態の防水用両面粘着テープにおいて、芯材の一方面及び他方面に存在する2つの粘着剤層は、それぞれ同一の組成及び性状を有するものであってもよいし、異なる組成及び性状を有するものであってもよいが、生産性の観点から、同一の組成及び性状を有するものであることが好ましい。
((メタ)アクリル酸エステル共重合体)
(メタ)アクリル酸エステル共重合体としては、本発明の効果が得られる限り特に制限はなく、従来アクリル系粘着剤の主成分として慣用されている(メタ)アクリル酸エステル共重合体の中から任意のものを適宜選択して用いることができる。このような(メタ)アクリル酸エステル共重合体としては、例えばエステル部分のアルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸エステルと、活性水素をもつ官能基を有する単量体と、所望により用いられる他の単量体との共重合体を好ましく挙げることができる。なお、(メタ)アクリル酸エステルは、メタクリル酸エステル又はアクリル酸エステルを意味する。
エステル部分のアルキル基の炭素数が1〜20の(メタ)アクリル酸エステルの例としては、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、イソプロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、ペンチル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、ドデシル(メタ)アクリレート、ミリスチル(メタ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
活性水素をもつ官能基を有する単量体の例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート、モノメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モノエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、モノメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、モノエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート等のモノアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、イタコン酸、シトラコン酸等のエチレン性不飽和カルボン酸等が挙げられる。これらの単量体は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、所望により用いられる他の単量体の例としては、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;エチレン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類;塩化ビニル、ビニリデンクロリド等のハロゲン化オレフィン類;スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系単量体;ブタジエン、イソプレン、クロロプレン等のジエン系単量体;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のニトリル系単量体;アクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド等のアクリルアミド類等が挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(メタ)アクリル酸エステル共重合体の共重合形態については特に制限はなく、ランダム、ブロック、グラフト共重合体のいずれであってもよい。また、分子量は、重量平均分子量で30万以上が好ましく、50万〜250万がより好ましい。この重量平均分子量が30万未満では被着体との接着性や耐久接着性が不充分となるおそれがある。接着性、及び耐久接着性等を考慮すると、重量平均分子量は60万〜180万であることが好ましい。なお、上記重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)法により測定した標準ポリスチレン換算の値である。
(メタ)アクリル酸エステル共重合体を基準とした、活性水素をもつ官能基を有する単量体単位の含有量は、例えば0.01〜10質量%であり、例えば0.05〜6.0質量%であり、例えば0.2〜5.0質量%である。0.01質量%未満では架橋点が少なすぎて架橋が不充分となり、粘着剤層の凝集破壊が生じる場合があり、10質量%を超えると、粘度の上昇によって塗工適性が低下する場合がある。
(粘着付与樹脂)
粘着付与樹脂としては、本発明の効果が得られる限り特に制限されず、従来粘着剤における粘着付与樹脂として慣用されているものの中から、適宜選択して用いることができる。粘着付与樹脂としては、生ロジン、水添ロジン、重合ロジン、ロジンエステル系樹脂等のロジン系粘着付与樹脂;キシレン樹脂;テルペン樹脂;テルペン−フェノール樹脂;石油樹脂;クマロンインデン樹脂;スチレン樹脂等が挙げられる。粘着剤層が粘着付与樹脂を含有することにより、防水用両面粘着テープの凹凸追従性、接着性、加工適性、被着体との密着性が向上する傾向にある。
市販品の具体例としては、パインクリスタルKE−359(荒川化学工業社製)、スーパーエステルA−75(荒川化学工業社製)、スーパーエステルA−100(荒川化学工業社製)、スーパーエステルA−125(荒川化学工業社製)等のロジンエステル;ペンセルD125(荒川化学工業社製)、ペンセルD160(荒川化学工業社製)、リカタックPCJ(理化ファインテック社製)等の重合ロジンエステル;ニカノールHP−100(三菱ガス化学社製)、ニカノールHP−150(三菱ガス化学社製)、ニカノールH−80等のキシレン樹脂;YSポリスターT−115(ヤスハラケミカル社製)、マイテックG125(ヤスハラケミカル社製)等のテルペン−フェノール樹脂;FTR−6120(三井化学社製)、FTR−6100(三井化学社製)等の石油樹脂等が挙げられる。
なかでも、ロジンエステル系粘着付与樹脂が、粘着性付与効果等の面から好適である。これらの粘着付与樹脂は1種のみを単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
粘着付与樹脂は、(メタ)アクリル酸エステル共重合体100質量部に対して、例えば1〜60質量部であってもよく、例えば3〜50質量部であってもよく、例えば5〜40質量部であってもよい。粘着付与樹脂を上記範囲で含有させることにより、粘着剤層と被着体との密着性が良好なものとなる。
(架橋剤)
架橋剤としては、本発明の効果が得られる限り特に制限されず、従来アクリル系粘着剤組成物において架橋剤として慣用されているものの中から適宜選択して用いることができる。架橋剤としては、例えば、ポリイソシアネート化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ジアルデヒド類、メチロールポリマー、アジリジン系化合物、金属キレート化合物、金属アルコキシド、金属塩などが挙げられ、ポリイソシアネート化合物が好ましく用いられる。
ポリイソシアネート化合物としては、例えば、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネート;ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート;イソホロンジイソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネート等の脂環式ポリイソシアネート等;これらのビウレット体;これらのイソシアヌレート体;これらと、エチレングリコール、プロピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリメチロールプロパン、ヒマシ油等の低分子活性水素含有化合物との反応物であるアダクト体等が挙げられる。
架橋剤は1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。架橋剤の使用量は、架橋剤の種類にもよるが、(メタ)アクリル酸エステル共重合体の固形分100質量部に対し、例えば0.01〜20質量部であってもよく、例えば0.1〜10質量部であってもよい。
粘着剤組成物には、本発明の効果が得られる限り、例えば、シラン系カップリング剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、軟化剤、充填剤、着色剤等の各種添加剤を含有させることができる。
本実施形態の防水用両面粘着テープにおいて、芯材の両面に設けられる2つの粘着剤層の厚さとしては特に限定されず、例えばそれぞれ2〜100μmであってもよく、例えばそれぞれ5〜80μmであってもよい。2μm以上であると凹凸追従性や被着体との密着性に優れる傾向にあり、100μm以下であると加工性に優れる傾向にある。
[剥離シート]
本実施形態の防水用両面粘着テープは、搬送時や使用時の利便性から、粘着剤層上に剥離シートを積層したものであることが好ましい。本実施形態の防水用両面粘着テープが2枚の剥離シートに挟持された形態であってもよいし、本実施形態の防水用両面粘着テープを、両面に離型性を有する1枚の剥離シートに積層して、巻き取った形態であってもよい。
剥離シートとしては、種々のものを使用することができるが、代表的には、表面に剥離性を有する剥離シート用基材から構成されるものが挙げられる。剥離シート用基材としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブデン、ポリブタジエン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル共重合体、ポリブチレンテレフタレート、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン(メタ)アクリル酸共重合体、ポリスチレン、ポリカーボネート、フッ素樹脂、低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、トリアセチルセルロース等の樹脂フィルム;上質紙、コート紙、グラシン紙、ラミネート紙等の紙類が挙げられる。
なかでも、安価でコシもあるポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。剥離シート用基材の厚さは、例えば5〜300μmであってもよく、例えば10〜200μmであってもよい。
剥離シート用基材の表面(剥離処理面)に剥離性を付与する方法としては、剥離シート用基材の表面にシリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、長鎖アルキル基系樹脂等を主成分とする剥離剤を塗布する方法が挙げられる。なかでも、安価で安定した性能が得られるシリコーン系樹脂を主成分とする剥離剤が好ましい。剥離剤層の厚さは、例えば0.05〜2.0μmであってもよく、0.1〜1.5μmであってもよい。
本実施形態の防水用両面粘着テープの両面の粘着剤層上に、それぞれ剥離シートを積層する際には、それぞれの剥離シートの剥離力に差をつけておくことが好ましい。以下、剥離力の小さいほうの剥離シートを軽剥離シートといい、剥離力の大きいほうの剥離シートを重剥離シートという場合がある。剥離力に差をつけておけば、軽剥離シート側のみを剥がす際に、粘着剤層が重剥離シート側から浮くおそれや、双方の剥離シートに追従しようとして粘着剤層が引き伸ばされて変形することを防ぐことができる。
また、両面に離型性を有する1枚の剥離シートに、本実施形態の防水用両面粘着テープを積層して巻き取る場合においても、剥離シートの表裏で剥離力に差をつけておくことにより、同様の効果を得ることができる。
[防水用両面粘着テープの製造方法]
次に、本実施形態の防水用両面粘着テープの製造方法について説明する。
まず、上述したアクリル系粘着剤組成物に、必要に応じて溶剤を加え、塗工に適した粘度に調整し、塗工液を作製する。
次に、軽剥離シート(又は重剥離シート)の剥離処理面に、上記の塗工液を、乾燥後の膜厚が所望の厚さとなるように、例えば、バーコート法、リバースロールコート法、ナイフコート法、ロールナイフコート法、グラビアコート法、エアドクターコート法、ドクターブレードコート法等の従来公知の塗工方法により塗工し、80〜120℃程度の温度で数十秒〜数分間加熱乾燥して、粘着剤組成物を架橋させた後、これに芯材を貼合して片面粘着フィルムを作製する。
次いで、重剥離シート(又は軽剥離シート)の剥離処理面に、上記の塗工液を、乾燥後の膜厚が所望の厚さとなるように、上記と同様にして塗工し、加熱乾燥して架橋させた後、上記の片面粘着フィルムの芯材面と貼合することにより、本実施形態の防水用両面粘着テープを製造することができる。
[防水用両面粘着テープの用途]
次に、本実施形態の防水用両面粘着テープの用途について説明する。
本実施形態の防水用両面粘着テープは、特定の性状を有する芯材フィルムの両面に、特定の性状を有するアクリル系粘着剤層を設けた積層体であって、例えば携帯電話やタッチパネル等のモバイル製品(携帯情報端末機器)における部材固定用、あるいは、携帯情報端末機器内部の固定用等として好適に用いることができる。本実施形態の防水用両面粘着テープは、段差への貼合適性、接着性及び耐水性に優れるため、狭額縁仕様の携帯情報端末機器に、防水用両面粘着テープ等として用いることができる。
本実施形態の防水用両面粘着テープは、芯材として、特定の性状を有する合成樹脂製フィルムを使用しているため気孔を有さず、耐水性に優れ、例えば0.1〜2mmの幅で、例えば0.2〜1mmの幅で、防水用として用いることができる。本実施形態の防水用両面粘着テープは、許容される場合には、上記範囲よりも大きな幅で使用することもでき、その場合には、更に優れた段差への貼合適性、接着性及び耐水性を示す。
また、本実施形態の防水用両面粘着テープは、両面に剥離シートが貼着されてなる額縁状形態とすることができる。
また、本実施形態の防水用両面粘着テープは、芯材層、粘着剤層のいずれかの層又は全ての層を黒色とすることができる。特に、防水用両面粘着テープが額縁状形態である場合、黒色のものが好ましい。芯材や粘着剤層の黒色化は、芯材や粘着剤層の材料に、カーボンブラック、あるいは黒色系の顔料や染料等を混入させることにより、行うことができる。
<携帯情報端末機器>
1実施形態において、本発明は、上述した防水用両面粘着テープにより固定された部材を備える携帯情報端末機器を提供する。上記の部材としては、例えば情報表示部(タッチパネル)等が挙げられる。
本実施形態の携帯情報端末機器は、上述した防水用両面粘着テープにより固定された部材の浮き剥がれの発生が低減されており、JIS C0920:2003に準拠して評価した防水性がIPX5及びIPX7を満たし、高い防水性能を示すことができる。更に、上述した防水用両面粘着テープは水蒸気透過率も低いため、本実施形態の携帯情報端末機器は、高い防水性能を示すことができる。
次に実施例を示して本発明を更に詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
<評価方法>
後述する、実施例及び比較例の両面粘着テープについて、下記の方法にしたがって、諸特性を評価した。
[曲げ剛性率]
実施例及び比較例の両面粘着テープの芯材の曲げ剛性率を、JIS K7106:1995に準じて、ステフネステスタ(東洋精機製作所製)を使用して測定した。
[浮き量]
浮き量(浮き剥がれの発生)は、次のようにして評価した。まず、図1(a)〜(c)に示すように、実施例及び比較例の両面粘着テープを、外形寸法が縦140mm×横60mmで、幅が2mmの額縁状に打ち抜いたもの(両面粘着テープ120)を使用して、縦150mm、横70mm、厚さ2mmのガラス板110、及び縦150mm、横70mm、厚さ2mmのポリプロピレン製の板130を貼り合わせた測定用サンプル100を作製した。続いて、この測定用サンプル100を、60℃、相対湿度90%の耐久環境下で、それぞれ1、3、5日間耐久処理し、下記式(1)によって測定用サンプルの四隅の浮き量の平均値を求めた。
浮き量(μm)=耐久処理後の測定用サンプルの厚み−耐久処理前の測定用サンプルの厚み (1)
[防水性]
(IPX5)
「JIS C0920:2003 14.2.5 直径6.3mmノズルによる第二特性数字5に対する試験」に準じて防水性を評価した。図2は、測定用サンプル200の平面図、図3は、上記平面図におけるA−A線断面図、図4は、上記平面図におけるB−B線断面図である。試験に際し、縦70mm、横50mm、厚さ2mmの2枚の透明アクリル板210a及び210bを、外形寸法が縦60mm×横40mmで幅が1mmの額縁状に打ち抜いた両面粘着テープ220にて貼り合わせた測定用サンプル200を作製した。測定用サンプルの一方のアクリル板210aには高さ10μm、幅5mmの十字状の黒色印刷230を行った段差があり、もう一方には段差のない平滑なアクリル板210bを使用した(図2〜図4参照)。測定用サンプル200を作製し24時間後に、内径6.3mmの放水ノズルを用いて、測定用サンプルに対してランダムにあらゆる方向から毎分12.5Lの放水率で5分間放水した後、目視にて測定用サンプル内部への水の浸入の有無を確認した。
(IPX7)
IPX5の試験に用いたものと同様の測定用サンプル200を用いて、「JIS C0920:2003 14.2.7 深さ0.15〜1mの一時的潜水状態での第二特性数字7に対する試験」に準じて防水性を評価した。測定用サンプルを作製し24時間後に、測定用サンプルを水深1mに沈めて30分間静置した後、目視にて試験片内部への水の浸入の有無を確認した。
[水蒸気透過率]
JIS K7129:2008(A法)に準じて、水蒸気透過度計(LYSSY社製、製品名「L80−5000」を使用し、セル温度40℃、相対湿度差90%RHの条件下にて測定した。
<両面粘着テープの作製>
[粘着剤組成物の調製]
ブチルアクリレート(BA)、2−エチルへキシルアクリレート(2EHA)、アクリル酸(AAc)をモノマー成分とするアクリル酸エステル共重合体(2EHA/BA/AAc質量比=80/19/1、重量平均分子量60万、固形分55質量%)100質量部に、粘着付与樹脂(荒川化学工業社製、製品名「パインクリスタルKE−359」)5質量部、イソシアネート系架橋剤(東ソー社製、製品名「コロネートL」、固形分75質量%)1.8質量部(アクリル酸エステル共重合体の固形分100質量部に対し、2.45質量部)を混合し、粘着剤組成物を調製した。
[実施例1]
エチレン−メタクリル酸共重合体(三井・デュポンケミカル社製「ニュクレルAN4221C」、オレフィン系単量体単位88質量%)を厚さ100μmに製膜し、両面にコロナ処理を施して芯材フィルムを得た。次に軽剥離シート(リンテック(株)製、商品名「SP−PET381031」)の剥離処理面に、ナイフコーターを用いて上記の粘着剤組成物を塗布し、100℃で約2分間加熱乾燥して架橋し厚さ50μmの粘着剤層を得た。その後、粘着剤層に上記の芯材フィルムをラミネートし、片面粘着フィルムを得た。
次いで重剥離シート(リンテック(株)製、商品名「SP−PET3811」)の剥離処理面に、ナイフコーターを用いて上記の粘着剤組成物を塗布し、100℃で約2分間加熱乾燥して架橋し厚さ50μmの粘着剤層を得た。その後、粘着剤層を上記の片面粘着フィルムの芯材フィルム面に貼合して、実施例1の両面粘着テープを作製した。
[実施例2]
エチレン−メタクリル酸共重合体(三井・デュポンケミカル社製「ニュクレルAN4213C」、オレフィン系単量体単位89質量%)を厚さ100μmに製膜し、両面にコロナ処理を施して芯材フィルムを得た。この芯材フィルムを使用した以外は実施例1と同様にして、実施例2の両面粘着テープを作製した。
[比較例1]
エチレン−メタクリル酸共重合体(三井・デュポンケミカル社製「ニュクレルN410」、オレフィン系単量体単位91質量%)を厚さ100μmに製膜し、両面にコロナ処理を施して芯材フィルムを得た。この芯材フィルムを使用した以外は実施例1と同様にして、比較例1の両面粘着テープを作製した。
[比較例2]
芯材フィルムとして、厚さ100μmの黒色ポリオレフィン系発泡体(積水化学工業社製、製品名「ボラーラ」)を使用した以外は実施例1と同様にして、比較例2の両面粘着テープを作製した。
[比較例3]
エチレン−メタクリル酸共重合体(三井・デュポンケミカル社製「ニュクレルNC903HC」、オレフィン系単量体単位91質量%)を厚さ100μmに製膜し、両面にコロナ処理を施して芯材フィルムを得た。この芯材フィルムを使用した以外は実施例1と同様にして、比較例3の両面粘着テープを作製した。
<両面粘着テープの評価>
実施例1〜2及び比較例1〜3の両面粘着テープについて、上述した方法により、芯材の曲げ剛性率、浮き量、防水性、水蒸気透過率を評価した。評価結果を表1に示す。
Figure 0006432063
本発明によれば、被着体の浮き剥がれの発生が低減され、1mm程度の非常に狭いテープ幅で使用した場合であっても防水性が高い、防水用両面粘着テープを提供することができる。
100,200…測定用サンプル、110…ガラス板、120,220…額縁状に打ち抜いた両面粘着テープ、130…ポリプロピレン製の板、210a,210b…透明アクリル板、230…十字状の黒色印刷。

Claims (6)

  1. 発泡体構造では無い芯材と、その両面に設けられた粘着剤層とを有する積層体からなり、JIS K7106:1995に準拠して測定した前記芯材の曲げ剛性率が30〜107MPaであり、
    前記芯材が、オレフィン系単量体単位60〜100質量%を有するオレフィン系重合体を用いて形成されたフィルムであり、前記オレフィン系重合体が、エチレン−メタクリル酸共重合体であり、
    前記粘着剤層が、(メタ)アクリル酸エステル共重合体と、この共重合体100質量部に対して、粘着付与樹脂1〜60質量部を含むと共に、架橋剤を含む粘着剤組成物が架橋したものである、防水用両面粘着テープ。
  2. JIS K7129:2008に準拠して測定した水蒸気透過率が15g/m/日以下である、請求項1に記載の防水用両面粘着テープ。
  3. 前記芯材の厚さが2〜400μmであり、2つの前記粘着剤層の厚さが、それぞれ2〜100μmである、請求項1又は2に記載の防水用両面粘着テープ。
  4. 0.1〜2mm幅の額縁状に打ち抜かれてなる形態を有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープ。
  5. 携帯情報端末機器内部の固定用として用いられる、請求項1〜のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープ。
  6. 請求項1〜のいずれか一項に記載の防水用両面粘着テープにより固定された部材を備える携帯情報端末機器。
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