JP2018172094A - 自動変速機の操作レバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルの組み付けに要する工数およびコストの上昇を抑えつつ、シフトポジションとシフトレンジとがずれることを抑制できる、自動変速機の操作レバー装置を提供する。【解決手段】ゲートプレート14のゲート窓41には、シフトノブ26ボタン29の押圧なしで、シフトレバー12の回動に伴うグルーブドピン24の移動を許容する第2溝部43と、第2溝部43からシフトノブ26側に凹んだ凹部71とが形成されている。シフトノブ26がシフトレバー12の先端部に取り付けられる前の状態では、グルーブドピン24が凹部71に嵌まっている。そのため、グルーブドピン24の移動が制限され、それに伴って、シフトレバー12の移動が制限される。シフトノブ26がシャフト21に取り付けられて、ロッド22の位置が下がると、グルーブドピン24が凹部71から離脱して第2溝部43内を移動可能になる。【選択図】図1

Description

本発明は、自動変速機の操作レバー装置に関する。
従来、車両に搭載される自動変速機として、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)や無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)が広く知られている。
自動変速機は、Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジを含む変速レンジ(シフトレンジ)を有している。これらの変速レンジを切り替えるため、車両の車室内には、シフトレバー(セレクトレバー)が配設されている。シフトレバーの可動域には、変速レンジに対応したシフトポジションとして、Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションが設定されている。
自動変速機には、コントロールシャフトが設けられている。コントロールシャフトの一端部には、アウタレバーが取り付けられている。アウタレバーには、シフトケーブル(コントロールケーブル)の一端が接続され、シフトケーブルの他端は、シフトレバーに接続されている。コントロールシャフトの他端部は、マニュアルバルブのスプールに連結されている。これにより、シフトレバーが操作されると、その操作がシフトケーブルを介してアウタレバーに入力され、その入力によりコントロールシャフトが回動する。そして、コントロールシャフトの回動に伴って、マニュアルバルブのスプールが移動し、シフトポジションに対応した出力ポートから油圧が出力されることにより、Pレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジが選択的に構成される。
また、シフトレバーおよびコントロールシャフトのそれぞれに、凹凸が交互に並ぶ波状部分を有する板状部材とその波状部分の凹部に弾性的に嵌まる弾性部材とからなるディテント機構が設けられている。ディテント機構は、シフトレバーの操作およびコントロールシャフトの回動に節度感を与える目的のほか、シフトケーブルを組み付ける際のシフトレバーおよびコントロールレバーを位置決めする目的で設けられている。たとえば、シフトケーブルの組み付けの際に、シフトレバーをNポジションに位置決めし、コントロールレバー(アウタレバー)をNレンジが構成される回動位置に位置決めすることにより、シフトポジションとシフトレンジとを合わせることができる。
特開2007−283819号公報
ところが、ディテント機構の荷重のみで各レバーが位置決めされているため、ケーブルを接続する際に、シフトポジションとシフトレンジとのずれが生じやすい。
シフトポジションとシフトレンジとがずれると、メータパネルに設けられるシフトインジケータの表示がシフトポジションと異なったり、シフトレバーのディテント機構とコントロールシャフトのディテント機構との位相がずれることにより節度感が損なわれたりする。治具ピンなどを用いて各レバーの位置を固定すれば、シフトポジションとシフトレンジとがずれることを防止できるが、シフトケーブルの組み付けに要する工数およびコストが上昇する。
本発明の目的は、ケーブルの組み付けに要する工数およびコストの上昇を抑えつつ、シフトポジションとシフトレンジとがずれることを抑制できる、自動変速機の操作レバー装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る自動変速機の操作レバー装置は、レバー軸を支点に回動可能に設けられる操作レバーと、一端が操作レバーに接続され、他端が自動変速機に接続されるケーブルと、操作レバーに挿通されて当該挿通方向に移動可能に設けられ、挿通方向と交差する方向に延びるグルーブドピンを有するロッドと、操作レバーの先端部に取り付けられ、ロッドを押し下げるために押圧されるノブボタンを有するノブと、グルーブドピンが挿通されるゲート窓を有するゲートプレートとを含み、ゲート窓の上端部には、ノブボタンの押圧なしで、操作レバーの回動に伴うグルーブドピンの移動を許容する溝部と、溝部からノブ側に凹み、グルーブドピンが嵌入可能な凹部とが形成され、ノブが操作レバーの先端部に取り付けられていない状態で、グルーブドピンが凹部に嵌まり、ノブが操作レバーの先端部に取り付けられる際に、ロッドがノブに押し下げられて、グルーブドピンが凹部から溝部に脱するように構成されている。
この構成によれば、ゲートプレートのゲート窓には、ノブボタンの押圧なしで、操作レバーの回動に伴うグルーブドピンの移動を許容する溝部と、溝部からノブ側に凹んだ凹部とが形成されている。ノブが操作レバーの先端部に取り付けられる前の状態では、グルーブドピンが凹部に嵌まっている。そのため、グルーブドピンの移動が制限され、それに伴って、操作レバーの回動が制限される。その結果、ケーブルが操作レバーに接続される際に、治具ピンなどを用いずに、操作レバーの位置がずれることを抑制できる。よって、ケーブルの組み付けに要する工数およびコストの上昇を抑えつつ、操作レバーの位置(シフトポジション)と自動変速機のシフトレンジとがずれることを抑制できる。
また、凹部を基準にゲートプレートの位置が決まるので、グルーブドピンとゲートプレートのゲート窓との相対位置のばらつきを抑えることができる。その結果、操作レバーの操作フィーリングを向上させることができる。
本発明によれば、ケーブルの組み付けに要する工数およびコストの上昇を抑えつつ、シフトポジションとシフトレンジとがずれることを抑制できるうえ、グルーブドピンとゲートプレートのゲート窓との相対位置のばらつきを抑えることができ、操作レバーの操作フィーリングを向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るシフトレバー装置の右側面図である。 シフトレバー装置の左側面図である。 シフトレバー装置の右側面図であり、シフトレバーのシャフトからシフトノブが取り外された状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<シフトレバー装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るシフトレバー装置1の右側面図である。図2は、シフトレバー装置1の左側面図である。
シフトレバー装置1は、有段式または無段式の自動変速機とセットで車両に搭載され、たとえば、車室内のインストルメントパネルに設けられる。シフトレバー装置1は、カバー11、シフトレバー12、ベースプレート13およびゲートプレート14を備えている。
カバー11は、車両の左右方向に幅を有する円弧板状をなし、その表面がインストルメントパネルから車室内側に膨出するように配置される。カバー11には、図示されないが、車両の前後方向に延びるシフト溝が上下方向に貫通して形成されている。
シフトレバー12は、カバー11のシフト溝を貫通して、車室内外に跨がって設けられる。シフトレバー12は、二重軸構造をなし、外側の略円筒状のシャフト21と、シャフト21に挿通される略円柱状のロッド22とを備えている。
ロッド22は、シャフト21の軸線方向に往復動可能に設けられており、スプリング23の弾性力により上側(シフトノブ26側)に付勢されている。ロッド22の中間部には、グルーブドピン24が一体的に設けられている。グルーブドピン24は、カバー11よりも下側の位置でロッド22から右側に突出し、シャフト21に形成されたピン溝25に挿通されて右側にさらに延びている。
シャフト21の上端部には、シフトノブ26が取り付けられている。ロッド22の上端部は、シャフト21から突出して、シフトノブ26内に挿入されている。ロッド22の上端部には、ブロック27が取り付けられている。ブロック27には、下側ほど右側に位置するように右下がりに傾斜した傾斜面が形成されている。
シフトノブ26の右側面には、ボタン配置口28が形成されている。シフトノブ26には、ノブボタン29がボタン配置口28から右側に突出して設けられている。ノブボタン29は、コイルばね(図示せず)の弾性力により右側に付勢されている。この付勢力に抗して、ノブボタン29がシフトノブ26内に押し込まれると、ノブボタン29によりブロック27の傾斜面が押圧され、その押圧力が傾斜面で下側に向かう力に変換されて、ロッド22が下方に移動する。
ベースプレート13は、図2に示されるように、カバー11の下側(車室外側)において、シフトレバー12の左側に配置され、前後方向および上下方向に延びている。シフトレバー12の下端部には、左側に延びるレバー軸31が一体的に設けられている。レバー軸31がベースプレート13に回動可能に挿通されて保持されることにより、シフトレバー12がレバー軸31を支点に揺動可能に支持されている。シフトレバー12の可動範囲には、たとえば、P(パーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジション、S(スポーツ)ポジションおよびB(ブレーキ)ポジションがこの順に前側から後側に一列に並べて設けられている。
レバー軸31の右端部には、アーム32が相対回転不能に設けられている。アーム32の先端部には、シフトケーブル(コントロールケーブル)33の一端が接続され、シフトケーブル33の他端は、自動変速機のアウタレバー(図示せず)に接続されている。
これにより、シフトレバー12が操作されると、その操作がシフトケーブル33を介してアウタレバーに入力され、その入力によりコントロールシャフトが回動する。そして、コントロールシャフトの回動に伴って、マニュアルバルブのスプールが移動し、シフトレバー12のシフトポジションに対応した出力ポートから油圧が出力されることにより、自動変速機では、シフトポジションに対応したPレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジが選択的に構成される。
シフトレバー12がDポジション、SポジションまたはBポジションのいずれに位置する状態であっても、自動変速機では、Dレンジが構成される。ただし、シフトレバー12がSポジションに位置する状態では、シフトレバー12がDポジションに位置する状態と比較して、エンジン回転数が高めに維持されるように変速比が変更される。これにより、運転者は、シフトレバー12をSポジションに配置して、スポーティな走行を楽しむことができる。また、シフトレバー12がSポジションに配置されているときには、減速時に強いエンジンブレーキが得られる。シフトレバー12がBポジションに位置する状態では、Sポジションよりもエンジン回転数がさらに高めに維持されるように変速比が変更され、減速時にさらに強いエンジンブレーキが得られる。
ゲートプレート14は、カバー11の下側において、シフトレバー12の右側に配置され、前後方向および上下方向に延びている。ゲートプレート14には、グルーブドピン24と左右方向に対向する位置に、ゲート窓41が左右方向に貫通して形成されている。ゲート窓41の上端部には、上側に凹む第1溝部42,第2溝部43および第3溝部44が形成されている。第1溝部42は、シフトレバー12のPポジションに対応して、ゲート窓41の前端部に形成されている。第2溝部43は、シフトレバー12のRポジションに対応して、第1溝部42の後側に隔壁45を隔てて形成されている。第3溝部44は、シフトレバー12のN,D,Sポジションに対応して、第2溝部43の後側に形成されている。第2溝部43は、後側に開放されて第3溝部44と連通している。第3溝部44は、第2溝部43よりも深く形成され、第2溝部43と第3溝部44との間には、段差が生じている。
ゲート窓41には、グルーブドピン24が挿通されている。ロッド22がスプリング23の弾性力により上側に向けて付勢されているので、ノブボタン29が操作されない状態では、グルーブドピン24がゲート窓41の上端に当接している。これにより、シフトレバー12がPポジションに位置するときには、グルーブドピン24がPポジションに対応する第1溝部42に嵌まり込む。第1溝部42と第2溝部43との間には、隔壁45が設けられているので、ノブボタン29の操作なしでは、シフトレバー12をPポジションから移動させることができない。ノブボタン29の押操作により、ロッド22が下がることによりグルーブドピン24が第1溝部42から離脱し、シフトレバー12のPポジションからRポジションへの移動が可能になる。また、シフトレバー12をRポジションからPポジションに戻す際にも、ノブボタン29の操作を要する。第2溝部43が第3溝部44側に開放されているので、ノブボタン29の押操作なしで、シフトレバー12をRポジションからNポジションに移動させることができる。一方、第2溝部43と第3溝部44との間の段差により、グルーブドピン24の第3溝部44から第2溝部43側への移動が規制されるので、シフトレバー12をNポジションからRポジションに移動させる際には、ノブボタン29の押操作が必要である。グルーブドピン24がN,D,Sポジションに対応する第3溝部44内に嵌まっている状態では、ノブボタン29の押操作なしで、シフトレバー12をN,D,Sポジション間で移動させることができる。シフトレバー12をSポジションからBポジションに移動させる際には、グルーブドピン24を第3溝部44から離脱させるため、ノブボタン29の押操作が必要である。
<シフトロック機構>
シフトレバー装置1には、シフトロック機構51が設けられている。シフトロック機構51は、シフトロックカム52およびソレノイド53を備えている。
シフトロックカム52は、左右方向に延びる軸部54を支点に規制位置と許容位置とに揺動可能に設けられている。シフトロックカム52の端部には、ソレノイド53のプランジャ55が連結されている。
ソレノイド53に通電されていない状態では、プランジャ55がソレノイド53の本体から進出して、シフトロックカム52が規制位置に位置し、シフトロックカム52から上側に突出して設けられた規制部56がゲート窓41の第1溝部42を下側から閉塞する。そのため、シフトレバー12がPポジションに位置し、グルーブドピン24が第1溝部42に嵌まり込んでいると、グルーブドピン24の移動経路が封鎖され、ノブボタン29が押操作されても、グルーブドピン24が第1溝部42から離脱せず、シフトレバー12をPポジションから移動させることができない。
たとえば、車両のイグニッションスイッチ(スタートスイッチ)がオンの状態でブレーキペダルが踏まれると、ソレノイド53に通電されて、プランジャ55がソレノイド53の本体側に引き込まれると、シフトロックカム52が規制位置から許容位置に回動して、規制部56が第1溝部42を開放する。これにより、ノブボタン29を押操作して、シフトレバー12をPポジションから移動させることが可能となる。
<ディテント機構>
シフトレバー装置1には、図2に示されるように、ディテント機構61が設けられている。ディテント機構61は、ディテントプレート62およびばね部材63を備えている。
ディテントプレート62は、たとえば、アーム32と一体に形成されており、シフトレバー12が操作されると、レバー軸31と一体に回動する。ディテントプレート62の先端面には、シフトレバー12のP,R,N,D,S,Bポジションに対応した凹凸が形成されている。
ばね部材63は、基端部がベースプレート13に固定され、先端部がディテントプレート62の先端面に弾性的に当接している。ばね部材63は、シフトレバー12がNポジションに位置する状態を基準にその位置が調整されている。
これにより、シフトレバー12がP,R,N,D,S,Bポジションの各ポジションに位置するときに適度な節度感が得られる。
<N保持溝>
図3は、シフトレバー装置1の右側面図であり、シフトレバー12のシャフト21からシフトノブ26が取り外された状態を示す。
シフトレバー装置1では、シフトレバー12のシャフト21からシフトノブ26が取り外された状態で、図3に示されるように、ロッド22がスプリング23の弾性力により相対的に上側に位置し、シフトノブ26がシャフト21に取り付けられると、シフトノブ26がロッド22を下側に押圧して、図1に示されるように、ロッド22の位置が少し下がるように構成されている。
そして、ゲートプレート14には、第2溝部43のNポジションに対応する位置から上側(シフトノブ26側)に凹む凹部71が形成されている。凹部71は、グルーブドピン24が嵌入可能なサイズに形成されている。
そのため、シフトレバー12がNポジションに位置し、シャフト21からシフトノブ26が取り外された状態では、図3に示されるように、グルーブドピン24が凹部71に嵌まり込む。そのため、シフトレバー12をNポジションから移動させることができない。図1に示されるように、シフトノブ26がシャフト21に取り付けられて、ロッド22の位置が下がると、グルーブドピン24が凹部71から離脱して第2溝部43内を移動可能になる。
<作用効果>
以上のように、ゲートプレート14のゲート窓41には、シフトノブ26のノブボタン29の押圧なしで、シフトレバー12の回動に伴うグルーブドピン24の移動を許容する第2溝部43と、第2溝部43からシフトノブ26側に凹んだ凹部71とが形成されている。シフトノブ26がシフトレバー12の先端部に取り付けられる前の状態では、グルーブドピン24が凹部71に嵌まっている。そのため、グルーブドピン24の移動が制限され、それに伴って、シフトレバー12の移動が制限される。その結果、シフトケーブル33がシフトレバー12(アーム32)に接続される際に、治具ピンなどを用いずに、シフトレバー12の位置がずれることを抑制できる。よって、シフトケーブル33の組み付けに要する工数およびコストの上昇を抑えつつ、シフトレバー12の位置(シフトポジション)と自動変速機のシフトレンジとがずれることを抑制できる。
また、凹部71を基準にゲートプレート14の位置が決まるので、グルーブドピン24とゲートプレート14のゲート窓41との相対位置のばらつきを抑えることができる。その結果、シフトレバー12の操作フィーリングを向上させることができる。
さらに、シフトレバー12がNポジションに位置する状態を基準にディテント機構61のばね部材63の位置が調整されているので、シフトレバー12の位置と、ゲートプレート14のゲート窓41に対するグルーブドピン24の位置と、ディテントプレート62に対するばね部材63の位置とを合わせることができる。そのため、シフトレバー12の一層良好な操作フィーリングを得ることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、第2溝部43のNポジションに対応する位置から上側に凹む凹部71が形成されているが、凹部71は、第2溝部43のDポジションに対応する位置またはSポジションに対応する位置の上側に形成されていてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:シフトレバー装置(操作レバー装置)
12:シフトレバー(操作レバー)
14:ゲートプレート
22:ロッド
24:グルーブドピン
26:シフトノブ
29:ノブボタン
31:レバー軸
33:シフトケーブル(ケーブル)
41:ゲート窓
43:第2溝部(溝部)
71:凹部

Claims (1)

  1. レバー軸を支点に回動可能に設けられる操作レバーと、
    一端が前記操作レバーに接続され、他端が自動変速機に接続されるケーブルと、
    前記操作レバーに挿通されて当該挿通方向に移動可能に設けられ、前記挿通方向と交差する方向に延びるグルーブドピンを有するロッドと、
    前記操作レバーの先端部に取り付けられ、前記ロッドを押し下げるために押圧されるノブボタンを有するノブと、
    前記グルーブドピンが挿通されるゲート窓を有するゲートプレートとを含み、
    前記ゲート窓の上端部には、前記ノブボタンの押圧なしで、前記操作レバーの回動に伴う前記グルーブドピンの移動を許容する溝部と、前記溝部から前記ノブ側に凹み、前記グルーブドピンが嵌入可能な凹部とが形成され、
    前記ノブが前記操作レバーの先端部に取り付けられていない状態で、前記グルーブドピンが前記凹部に嵌まり、前記ノブが前記操作レバーの先端部に取り付けられる際に、前記ロッドが前記ノブに押し下げられて、前記グルーブドピンが前記凹部から前記溝部に脱するように構成されている、自動変速機の操作レバー装置。
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