JP2018172099A - 自動変速機のレバーロック構造 - Google Patents

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廣谷 高志
Takashi Hiroya
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Abstract

【課題】工具不要で操作レバーの固定を解除できる、自動変速機のレバーロック構造を提供する。【解決手段】シフトレバー装置1には、ロック解除機構81が設けられている。ロック解除機構81は、カバー82およびロック解除ボタン83を含む。シフトパネル11には、非常操作窓84が貫通して形成されている。カバー82には、非常操作窓84を車室側から開閉可能な矩形板状のカバー本体85と、カバー本体85の内面から延出する矩形板状のカム操作片86とが一体的に形成されている。ロック解除ボタン83は、シフトロックカム52と非常操作窓84との間に配置されている。ロック解除ボタン83には、矩形板状の押圧部88と、押圧部88からシフトロックカム52に向けて延びる柱状の当接部89とが一体的に形成されている。そして、押圧部88には、カバー82のカム操作片86を挿通可能な挿通穴91が形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、自動変速機のレバーロック構造に関する。
従来、車両に搭載される自動変速機として、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)や無段変速機(CVT:Continuously Variable Transmission)が広く知られている。
自動変速機は、Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジを含む変速レンジ(シフトレンジ)を有している。これらの変速レンジを切り替えるため、車両の車室内には、シフトレバー(セレクトレバー)が配設されている。シフトレバーの可動域には、変速レンジに対応したシフトポジションとして、Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションが設定されている。
シフトレバーには、ディテントロッドが長手方向に移動可能に挿通されている。ディテントロッドには、ディテントロッドの移動方向と直交する方向に延びるグルーブドピンが一体的に設けられている。シフトレバーの先端部には、シフトノブが取り付けられており、シフトノブに設けられたノブボタンの押操作により、ディテントロッドが一定量だけ押し下げられる。
シフトレバーは、シフトパネルから車室内に突出している。シフトパネルの車室側と反対側には、ゲート窓を有するゲートプレートが設けられており、グルーブドピンは、ゲート窓に挿通されている。ゲート窓のシフトノブ側の端縁には、段付のディテント溝が形成されており、グルーブドピンは、シフトレバーの操作(回動)に伴い、ゲート窓内をディテント溝に沿って移動する。ディテント溝は、Pポジションに対応する位置とRポジションに対応する位置との間に、各位置に対してシフトノブ側と反対側に突出する凸部を有している。そのため、シフトレバーをPポジションとRポジションとの間で移動させるときには、グルーブドピンが凸部を乗り越えるよう、運転者がノブスイッチを押操作しなければならない。また、Rポジションに対応する位置とNポジションに対応する位置との間には、Rポジションに対応する位置が一段高くなる段差を有している。そのため、シフトレバーをNポジションからRポジションに移動させるときには、グルーブドピンが段差を乗り越えるよう、運転者がノブスイッチを押操作しなければならない。
また、シフトパネルの車室側と反対側には、シフトレバーをPポジションで固定するためのシフトロック機構が設けられている。シフトロック機構には、シフトロックカムと、シフトロックカムを揺動させるソレノイドとが含まれる。ソレノイドが非作動の状態では、シフトロックカムの一端部がPポジションに対応する位置に配置されるグルーブドピンに対してシフトノブ側と反対側から対向することにより、グルーブドピンの移動経路が封鎖される。たとえば、車両のイグニッションスイッチ(スタートスイッチ)がオンにされて、ブレーキペダルが踏まれると、ソレノイドが作動する。ソレノイドの作動により、シフトロックカムが回動して、シフトロックカムの一端部がグルーブドピンと対向する位置から退避し、グルーブドピンのPポジションに対応する位置からの移動経路が開放される。これにより、シフトレバーをPポジションから他のシフトポジションに移動させることが可能となる。
シフトレバーがPポジションに配置された状態で、たとえば、車両に電気失陥が発生して、ソレノイドが作動不能になると、シフトレバーをPポジションから移動させることができなくなる。そのため、シフトパネルには、通常はカバーで覆われる小窓が形成されており、ソレノイドが作動不能な非常時には、そのカバーを取り外して、小窓から工具(たとえば、ドライバ)を差し込み、工具でシフトロックカムを押し下げることにより、シフトロック機構によるシフトレバーの固定を解除できるようになっている。
特開2007−283819号公報
しかしながら、従来の構成では、非常時にシフトレバーの固定を解除するため、工具が必要であり、適当な工具がない場合には、シフトレバーの固定を解除することができない。
本発明の目的は、工具不要で操作レバーの固定を解除できる、自動変速機のレバーロック構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る自動変速機のレバーロック構造は、レバー軸を支点に回動可能に設けられて、パネルから車室側に突出し、パーキングポジションと他のシフトポジションとの間で操作される操作レバーと、操作レバーに挿通されて当該挿通方向に移動可能に設けられ、挿通方向と交差する方向に延びるグルーブドピンを有するディテントロッドと、グルーブドピンが挿通されるゲート窓を有するゲートプレートと、パネルに対して車室側と反対側に設けられ、操作レバーがパーキングポジションに位置する状態でゲート窓内でのグルーブドピンの移動を規制する規制位置とその移動を許容する許容位置とに変位可能に設けられたシフトロックカムと、パネルに形成された非常操作窓を開閉するカバーとを含み、カバーには、カバーが非常操作窓を閉鎖する閉鎖状態で、シフトロックカムを規制位置から許容位置に変位させる押圧力をシフトロックカムに入力せず、カバーが閉鎖状態から非常操作窓を通る直線まわりに所定角度回された状態で、非常操作窓に挿通されることにより、シフトロックカムに押圧力を入力するカム操作片が設けられている。
この構成によれば、非常操作窓を閉鎖している閉鎖状態のカバーが取り外されて、カバーが閉鎖状態の回転位置から非常操作窓を通る直線まわりに所定角度回された状態で、カバーに設けられているカム操作片が非常操作窓に挿通されると、カム操作片からシフトロックカムに押圧力が直接または間接に入力されて、シフトロックカムが規制位置から許容位置に変位する。
よって、工具不要で操作レバーの固定を解除することができる。
本発明によれば、工具不要で操作レバーの固定を解除することができる。
本発明の一実施形態に係るレバーロック構造が適用されたシフトレバー装置の右側面図である。 シフトレバー装置の左側面図である。 ロック解除機構の構成を図解的に示す断面図である。 ロック解除機構の構成をさらに図解的に示す斜視図である。 ロック解除機構の構成をさらに図解的に示す断面図であり、カバーによってロック解除ボタンが押圧された状態を示す。 ロック解除機構の変形例を示す平面図であり、カバーが非常操作窓を閉鎖した状態を示す。 ロック解除機構の変形例を示す平面図であり、カバーがシフトロックカムを押圧した状態を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<シフトレバー装置>
図1は、本発明の一実施形態に係るレバーロック構造が適用されたシフトレバー装置1の右側面図である。図2は、シフトレバー装置1の左側面図である。
シフトレバー装置1は、有段式または無段式の自動変速機とセットで車両に搭載され、たとえば、車室内のインストルメントパネルに設けられる。シフトレバー装置1は、シフトパネル11、シフトレバー12、ベースプレート13およびゲートプレート14を備えている。
シフトパネル11は、車両の左右方向に幅を有する円弧板状をなし、その表面がインストルメントパネルから車室内側に膨出するように配置される。シフトパネル11には、図示されないが、車両の前後方向に延びるシフト溝が上下方向に貫通して形成されている。
シフトレバー12は、シフトパネル11のシフト溝を貫通して、車室内外に跨がって設けられる。シフトレバー12は、二重軸構造をなし、外側の略円筒状のシャフト21と、シャフト21に挿通される略円柱状のロッド22とを備えている。
ロッド22は、シャフト21の軸線方向に往復動可能に設けられており、スプリング23の弾性力により上側(シフトノブ26側)に付勢されている。ロッド22の中間部には、グルーブドピン24が一体的に設けられている。グルーブドピン24は、シフトパネル11よりも下側の位置でロッド22から右側に突出し、シャフト21に形成されたピン溝25に挿通されて右側にさらに延びている。
シャフト21の上端部には、シフトノブ26が取り付けられている。ロッド22の上端部は、シャフト21から突出して、シフトノブ26内に挿入されている。ロッド22の上端部には、ブロック27が取り付けられている。ブロック27には、下側ほど右側に位置するように右下がりに傾斜した傾斜面が形成されている。
シフトノブ26の右側面には、ボタン配置口28が形成されている。シフトノブ26には、ノブボタン29がボタン配置口28から右側に突出して設けられている。ノブボタン29は、コイルばね(図示せず)の弾性力により右側に付勢されている。この付勢力に抗して、ノブボタン29がシフトノブ26内に押し込まれると、ノブボタン29によりブロック27の傾斜面が押圧され、その押圧力が傾斜面で下側に向かう力に変換されて、ロッド22が下方に移動する。
ベースプレート13は、図2に示されるように、シフトパネル11の下側(車室外側)において、シフトレバー12の左側に配置され、前後方向および上下方向に延びている。シフトレバー12の下端部には、左側に延びるレバー軸31が一体的に設けられている。レバー軸31がベースプレート13に回動可能に挿通されて保持されることにより、シフトレバー12がレバー軸31を支点に揺動可能に支持されている。シフトレバー12の可動範囲には、たとえば、P(パーキング)ポジション、R(リバース)ポジション、N(ニュートラル)ポジション、D(ドライブ)ポジション、S(スポーツ)ポジションおよびB(ブレーキ)ポジションがこの順に前側から後側に一列に並べて設けられている。
レバー軸31の右端部には、アーム32が相対回転不能に設けられている。アーム32の先端部には、シフトケーブル(コントロールケーブル)33の一端が接続され、シフトケーブル33の他端は、自動変速機のアウタレバー(図示せず)に接続されている。
これにより、シフトレバー12が操作されると、その操作がシフトケーブル33を介してアウタレバーに入力され、その入力によりコントロールシャフトが回動する。そして、コントロールシャフトの回動に伴って、マニュアルバルブのスプールが移動し、シフトレバー12のシフトポジションに対応した出力ポートから油圧が出力されることにより、自動変速機では、シフトポジションに対応したPレンジ、Rレンジ、NレンジまたはDレンジが選択的に構成される。
シフトレバー12がDポジション、SポジションまたはBポジションのいずれに位置する状態であっても、自動変速機では、Dレンジが構成される。ただし、シフトレバー12がSポジションに位置する状態では、シフトレバー12がDポジションに位置する状態と比較して、エンジン回転数が高めに維持されるように変速比が変更される。これにより、運転者は、シフトレバー12をSポジションに配置して、スポーティな走行を楽しむことができる。また、シフトレバー12がSポジションに配置されているときには、減速時に強いエンジンブレーキが得られる。シフトレバー12がBポジションに位置する状態では、Sポジションよりもエンジン回転数がさらに高めに維持されるように変速比が変更され、減速時にさらに強いエンジンブレーキが得られる。
ゲートプレート14は、シフトパネル11の下側において、シフトレバー12の右側に配置され、前後方向および上下方向に延びている。ゲートプレート14には、グルーブドピン24と左右方向に対向する位置に、ゲート窓41が左右方向に貫通して形成されている。ゲート窓41の上端部には、上側に凹む第1溝部42,第2溝部43および第3溝部44が形成されている。第1溝部42は、シフトレバー12のPポジションに対応して、ゲート窓41の前端部に形成されている。第2溝部43は、シフトレバー12のRポジションに対応して、第1溝部42の後側に隔壁45を隔てて形成されている。第3溝部44は、シフトレバー12のN,D,Sポジションに対応して、第2溝部43の後側に形成されている。第2溝部43は、後側に開放されて第3溝部44と連通している。第3溝部44は、第2溝部43よりも深く形成され、第2溝部43と第3溝部44との間には、段差が生じている。
ゲート窓41には、グルーブドピン24が挿通されている。ロッド22がスプリング23の弾性力により上側に向けて付勢されているので、ノブボタン29が操作されない状態では、グルーブドピン24がゲート窓41の上端に当接している。これにより、シフトレバー12がPポジションに位置するときには、グルーブドピン24がPポジションに対応する第1溝部42に嵌まり込む。第1溝部42と第2溝部43との間には、隔壁45が設けられているので、ノブボタン29の操作なしでは、シフトレバー12をPポジションから移動させることができない。ノブボタン29の押操作により、ロッド22が下がることによりグルーブドピン24が第1溝部42から離脱し、シフトレバー12のPポジションからRポジションへの移動が可能になる。また、シフトレバー12をRポジションからPポジションに戻す際にも、ノブボタン29の操作を要する。第2溝部43が第3溝部44側に開放されているので、ノブボタン29の押操作なしで、シフトレバー12をRポジションからNポジションに移動させることができる。一方、第2溝部43と第3溝部44との間の段差により、グルーブドピン24の第3溝部44から第2溝部43側への移動が規制されるので、シフトレバー12をNポジションからRポジションに移動させる際には、ノブボタン29の押操作が必要である。グルーブドピン24がN,D,Sポジションに対応する第3溝部44内に嵌まっている状態では、ノブボタン29の押操作なしで、シフトレバー12をN,D,Sポジション間で移動させることができる。シフトレバー12をSポジションからBポジションに移動させる際には、グルーブドピン24を第3溝部44から離脱させるため、ノブボタン29の押操作が必要である。
<シフトロック機構>
シフトレバー装置1には、シフトロック機構51が設けられている。シフトロック機構51は、シフトロックカム52およびソレノイド53を備えている。
シフトロックカム52は、左右方向に延びる軸部54を支点に規制位置と許容位置とに揺動可能に設けられている。シフトロックカム52の端部には、ソレノイド53のプランジャ55が連結されている。
ソレノイド53に通電されていない状態では、プランジャ55がソレノイド53の本体から進出して、シフトロックカム52が規制位置に位置し、シフトロックカム52から上側に突出して設けられた規制部56がゲート窓41の第1溝部42を下側から閉塞する。そのため、シフトレバー12がPポジションに位置し、グルーブドピン24が第1溝部42に嵌まり込んでいると、グルーブドピン24の移動経路が封鎖され、ノブボタン29が押操作されても、グルーブドピン24が第1溝部42から離脱せず、シフトレバー12をPポジションから移動させることができない。
たとえば、車両のイグニッションスイッチ(スタートスイッチ)がオンの状態でブレーキペダルが踏まれると、ソレノイド53に通電されて、プランジャ55がソレノイド53の本体側に引き込まれると、シフトロックカム52が規制位置から許容位置に回動して、規制部56が第1溝部42を開放する。これにより、ノブボタン29を押操作して、シフトレバー12をPポジションから移動させることが可能となる。
<ロック解除機構>
図3は、ロック解除機構81の構成を図解的に示す断面図である。図4は、ロック解除機構81の構成をさらに図解的に示す斜視図である。
シフトレバー12がPポジションに位置する状態で、たとえば、シフトレバー装置1が搭載された車両に電気失陥が発生して、ソレノイド53が作動不能になると、シフトロックカム52を規制位置から変位させることができず、シフトレバー12をPポジションから移動させることができなくなる。
そのため、シフトレバー装置1には、ロック解除機構81が設けられている。ロック解除機構81は、カバー82およびロック解除ボタン83を含む。
シフトパネル11には、図3に示されるように、シフトロックカム52とシフトレバー12が延びる方向に対向する位置に、非常操作窓84が貫通して形成されている。カバー82には、非常操作窓84を車室側から開閉可能な矩形板状のカバー本体85と、カバー本体85の内面(シフトパネル11側の面)から延出する矩形板状のカム操作片86とが一体的に形成されている。
ロック解除ボタン83は、シフトロックカム52と非常操作窓84との間に配置されて、シフトレバー装置1の所定部にコイルばね87を介して弾性的に支持されている。ロック解除ボタン83には、矩形板状の押圧部88と、押圧部88からシフトロックカム52に向けて延びる柱状の当接部89とが一体的に形成されている。そして、押圧部88には、カバー82のカム操作片86を挿通可能な挿通穴91が形成されている。
カム操作片86が挿通穴91に対向するようにカバー82の位置が調整されて、カバー82が非常操作窓84を閉鎖する状態に配置されると、図3に示されるように、カム操作片86が挿通穴91に挿通される。このとき、ロック解除ボタン83の当接部89は、規制位置に位置するシフトロックカム52に対して上側に離間している。
カバー82が非常操作窓84から取り外されて、そのカバー82が非常操作窓84を閉鎖していた状態からカム操作片86と平行に延びる直線まわりに90°回転されて、その回転位置でカム操作片86が非常操作窓84に差し入れられると、図5に示されるように、カム操作片86がロック解除ボタン83の挿通穴91に入らずに押圧部88に当接する。その後、カバー82がロック解除ボタン83に向けて押圧されると、その押圧力によりロック解除ボタン83が押し下げられて、ロック解除ボタン83の当接部89がシフトロックカム52に当接してシフトロックカム52を押し下げる。その結果、シフトロックカム52が軸部54(図3参照)を支点に規制位置から許容位置に変位する。
<作用効果>
以上の構成により、工具を用いることなく、シフトレバー12がPポジションでロックされた状態を解除することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、ロック解除機構81にカバー82およびロック解除ボタン83が含まれるとしたが、ロック解除ボタン83が省略されてもよい。図6Aに示されるように、カバー82がシフトパネル11の非常操作窓84を閉鎖する閉鎖状態では、カム操作片86がシフトロックカム52を避けた位置に配置され、その閉鎖状態からカム操作片86が非常操作窓84から抜き取られて、カバー82がカム操作片86と平行に延びる直線まわりに90°回された後、カム操作片86が非常操作窓84に差し入れられると、図6Bに示されるように、カム操作片86がシフトロックカム52に直接当接する構成を採用することもできる。この構成により、ロック解除機構81が不要になるので、シフトレバー装置1の構成を簡素化することができ、シフトレバー装置1のコストを下げることができる。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:シフトレバー装置(操作レバー装置)
12:シフトレバー(操作レバー)
14:ゲートプレート
22:ロッド(ディテントロッド)
24:グルーブドピン
31:レバー軸
33:シフトケーブル(ケーブル)
41:ゲート窓
51:シフトロック機構(レバーロック構造)
52:シフトロックカム
81:ロック解除構造(レバーロック構造)
82:カバー
86:カム操作片

Claims (1)

  1. レバー軸を支点に回動可能に設けられて、パネルから車室側に突出し、パーキングポジションと他のシフトポジションとの間で操作される操作レバーと、
    前記操作レバーに挿通されて当該挿通方向に移動可能に設けられ、前記挿通方向と交差する方向に延びるグルーブドピンを有するディテントロッドと、
    前記グルーブドピンが挿通されるゲート窓を有するゲートプレートと、
    前記パネルに対して前記車室側と反対側に設けられ、前記操作レバーがパーキングポジションに位置する状態で前記ゲート窓内での前記グルーブドピンの移動を規制する規制位置とその移動を許容する許容位置とに変位可能に設けられたシフトロックカムと、
    前記パネルに形成された非常操作窓を開閉するカバーとを含み、
    前記カバーには、前記カバーが前記非常操作窓を閉鎖する閉鎖状態で、前記シフトロックカムを前記規制位置から前記許容位置に変位させる押圧力を前記シフトロックカムに入力せず、前記カバーが前記閉鎖状態から前記非常操作窓を通る直線まわりに所定角度回された状態で、前記非常操作窓に挿通されることにより、前記シフトロックカムに前記押圧力を入力するカム操作片が設けられている、自動変速機のレバーロック構造。
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