JP2018169128A - 冷凍装置の熱源ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】冷凍装置の熱源ユニット(1)において、下部の機械室の放熱性を確保しつつ、機械室への水の浸入を抑制する。【解決手段】ケーシングの下部に配置された機械室とその上方に配置された熱交換室とを仕切る仕切部材としてのドレンパン(60)に、機械室から熱交換室への空気の流通が可能な開口(61)を形成する。熱交換室には、仕切部材(60)の開口(61)を覆うカバー部材(65)を配置する。カバー部材(65)が有する側板(67)の一部に空気抜き孔(68)を形成する。【選択図】図8
Description
本発明は、冷凍装置の熱源ユニットに関するものである。
特許文献1には、冷凍装置の熱源ユニットが開示されている。この熱源ユニットは、その下部に、圧縮機や電装品箱などの機器が配置された機械室を備え、その上部に、熱交換器やファンが配置された熱交換室を備えている。
この種の熱源ユニットでは、降雨時に、熱交換器がある上部の熱交換室から圧縮機や電装品箱がある下部の機械室へ雨水が浸入するのに対して、電装品箱等の防止性を確保する必要がある。そこで、この種の熱源ユニットでは、電装品箱の板金部品の間にコーキング処理を施したり、外面を塗装したりすることがあった。
このように部材を塗装したりコーキングしたりすると、製品のコストが高くなってしまう。そこで、上部の熱交換室と下部の機械室を仕切部材で仕切って、機械室への水の浸入を抑制することが考えられる。
しかしながら、仕切部材で単に熱交換室と機械室を仕切っただけでは、下部の圧縮機や電装品箱からの放熱性が低下する。これに対して、放熱性を確保するために仕切部材に開口を設けると、この開口を通じて水が下方の空間へ浸入してしまうので防水性を確保できなくなる。
このように、従来のこの種の熱源ユニットでは、下部の機械室の放熱性を確保しつつ、機械室の防水性を確保することが困難であった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、上部に熱交換器が配置され、下部に圧縮機が配置された熱源ユニットにおいて、機械室の放熱性を確保しつつ、機械室への水の浸入を抑制して防水性を確保することである。
第1の発明は、圧縮機(11)を含む冷媒回路の構成部品が配置された機械室(31A〜31D)と、冷媒と空気とを熱交換させる熱交換器(15,16)が配置された熱交換室(32A〜32D)とを有するケーシング(30)を備え、上記ケーシング(30)が、該ケーシング(30)の下部に配置された上記機械室(31A〜31D)とその上方に配置された上記熱交換室(32A〜32D)とを仕切る仕切部材(60)を備えた冷凍装置の熱源ユニットを前提とする。
そして、この冷凍装置の熱源ユニットは、上記仕切部材(60)に、上記機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)への空気の流通が可能な開口(61)が形成され、上記熱交換室(32A〜32D)には、上記仕切部材(60)の開口(61)を覆うカバー部材(65)が配置され、上記カバー部材(65)は、天板(66)と、該天板(66)の外縁部から下方へ延出して下端部が上記仕切部材(60)と密接する側板(67)とを有し、該側板(67)の一部に空気抜き孔(68)が形成されていることを特徴とする。
この第1の発明では、開口(61)を有する仕切部材(60)をケーシング(30)に設け、その開口(61)をカバー部材(65)で覆っているので、降雨時に雨水が機械室(31A〜31D)へ直接侵入するのが抑制される。また、カバー部材(65)には側板(67)に空気抜き孔(68)が形成されているので、高温になりがちな機械室(31A〜31D)の空気を空気抜き孔(68)から熱交換室(32A〜32D)へ逃がし、さらに熱交換室(32A〜32D)からケーシング(30)の外部へ放出できる。
第2の発明は、第1の発明において、上記仕切部材(60)の開口(61)が、上記機械室(31A〜31D)に配置されている上記圧縮機(11)の鉛直上方を開放する位置に形成されていることを特徴とする。
この第2の発明では、圧縮機(11)で発生する熱によって加熱された空気が圧縮機(11)から上昇し、カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って熱交換室(32A〜32D)へ流入する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記ケーシング(30)には、上記機械室(31A〜31D)に配置されている圧縮機(11)の近傍に、該ケーシング(30)の外部から内部へ空気が流入可能な通風孔(35)が形成されていることを特徴とする。
この第3の発明では、圧縮機(11)の近傍に形成されているケーシング(30)の通風孔(35)から該ケーシング(30)内へ空気が流入し、その空気が圧縮機(11)の熱を奪ってからカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)へ流出し、その後に熱交換室(32A〜32D)から機外へ放出される。
第4の発明は、第1から第3の発明のいずれか1つにおいて、上記カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を覆い、該空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入を抑える一方で空気の流通を許容する補助カバー(69)が設けられていることを特徴とする。
この第4の発明では、カバー部材(65)に補助カバー(69)を設けているので、空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入が抑えられる。一方、カバー部材(65)の内側から外側へは、空気抜き孔(68)を通って空気が流れる。
第5の発明は、第4の発明において、上記カバー部材(65)の天板(66)は、その外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を有していることを特徴とする。
この第5の発明では、上記カバー部材(65)の天板(66)の外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を設けており、この水浸入防止部(66a)が庇として機能する。したがって、カバー部材(65)の側板(67)や補助カバー(69)に水が降りかかりにくくなる。
第6の発明は、第1から第5の発明のいずれか1つにおいて、上記熱交換室(32A〜32D)には、上記熱交換器(15,16)の下方にドレンパン(60)が配置され、上記仕切部材(60)が上記ドレンパン(60)により構成されていることを特徴とする。
この第6の発明では、上記ドレンパン(60)が仕切部材(60)として機能し、機械室(31A〜31D)への水の浸入が抑制される。
本発明によれば、開口(61)を有する仕切部材(60)をケーシング(30)に設け、その開口(61)をカバー部材(65)で覆っているので、降雨時に雨水が機械室(31A〜31D)へ浸入するのが抑制される。したがって、電装品箱等の板金部品にコーキング処理を施したり、外面を塗装したりしなくても、防水性を確保することが可能になる。
また、カバー部材(65)には側板(67)に空気抜き孔(68)を形成しているので、高温になりがちな機械室(31A〜31D)の空気を空気抜き孔(68)から熱交換室(32A〜32D)へ逃がし、熱交換室(32A〜32D)からケーシング(30)の外部へ放出できる。したがって、機械室(31A〜31D)の排熱性を高められる。また、機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)への空気の流れは、熱交換室(32A〜32D)に設けられるファンを用いて形成でき、専用のファンを設けなくてもよいから、構成が複雑になるのも抑えられる。さらに、機械室(31A〜31D)を仕切部材(60)とカバー部材(65)で覆うようにしたことにより、例えば圧縮機(11)が焼損して火が発生した場合には、仕切部材(60)とカバー部材(65)が防火材の機能を果たす効果もある。
上記第2の発明によれば、上記仕切部材(60)の開口(61)を、上記機械室(31A〜31D)に配置されている上記圧縮機(11)の鉛直上方を開放する位置に形成したことにより、圧縮機(11)によって加熱された空気が上昇してカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通り、熱交換室(32A〜32D)へ流入する。したがって、機械室(31A〜31D)の放熱性が向上する。
上記第3の発明によれば、圧縮機(11)の近傍に形成されているケーシング(30)の通風孔(35)から該ケーシング(30)内に空気が流入し、その空気が圧縮機(11)の熱を奪ってからカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)へ排出され、その後に熱交換室(32A〜32D)から機外へ放出される。したがって、このように構成しても機械室(31A〜31D)の放熱性が向上させることができる。
上記第4の発明によれば、上記カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を覆い、該空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入を抑える一方で空気の流通を許容する補助カバー(69)を設けたことにより、空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入(機械室(31A〜31D)への水の浸入)がカバー部材(65)で阻止される。一方、カバー部材(65)の内側から外側へは、空気抜き孔(68)を通って空気が流れるので、機械室(31A〜31D)の放熱性が損なわれるのを抑制できる。
上記第5の発明によれば、上記カバー部材(65)の天板(66)の外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を設けて、この水浸入防止部(66a)が庇として機能するようにしているので、カバー部材(65)の側板(67)や補助カバー(69)に水が直接にかかりにくくなる。したがって、機械室(31A〜31D)の防水性を高めることができる。
上記第6の発明によれば、上記熱交換器(15,16)の下方に配置されたドレンパン(60)を上記仕切部材(60)として用いるようにしたことにより、専用の仕切部材(60)を設けなくてよくなるから、ケーシング(30)の構成を簡素化できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施形態および変形例は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
本実施形態のチラー装置(1)は、冷凍装置である空気調和装置の熱源ユニットを構成する。このチラー装置(1)は、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路を備え、冷媒によって熱媒水を冷却し又は加熱するように構成されている。チラー装置(1)において冷却され又は加熱された熱媒水は、図外のファンコイルユニットへ供給され、室内空間の冷房または暖房に利用される。
チラー装置(1)の詳細な構造について説明する。なお、以下の説明において「前」、「後」、「右」、「左」、「上」、及び「下」の方向を表す記載は、特にことわらない限り、図1に記載された方向を意味する。
図1及び図2に示すように、チラー装置(1)は、前後方向に長い形状に形成されている。このチラー装置(1)は、四つのサブユニット(5A,5B,5C,5D)に区分される。チラー装置(1)では、第1サブユニット(5A)と第2サブユニット(5B)と第3サブユニット(5C)と第4サブユニット(5D)とが、チラー装置(1)の前側から後側に向かって順に一列に配置される。詳しくは後述するが、四つのサブユニット(5A〜5D)は、それぞれが、圧縮機(11)と、電装品箱(20)(系統用電装品箱(20A))と、第1空気熱交換器(15)と、第2空気熱交換器(16)と、ファン(17)とを備える。
〈ケーシング〉
図1及び図2に示すように、チラー装置(1)は、前後方向に長い形状のケーシング(30)を備える。このケーシング(30)は、下部ケーシング(40)と、下部ケーシング(40)の上方に配置された上部ケーシング(50)とを備える。
図1及び図2に示すように、チラー装置(1)は、前後方向に長い形状のケーシング(30)を備える。このケーシング(30)は、下部ケーシング(40)と、下部ケーシング(40)の上方に配置された上部ケーシング(50)とを備える。
下部ケーシング(40)は、前後方向に長い直方体状に形成されている。下部ケーシング(40)は、一つの支持架台(41)と、複数の側面パネルとを備える。支持架台(41)は、前後方向に長い直方体状に形成されたフレームである。側面パネルは、支持架台(41)の前側面と後側面と右側面と左側面のそれぞれに、支持架台(41)の各側面を覆うように設けられる。下部ケーシング(40)の内部空間は、各サブユニット(5A,5B,5C,5D)の機械室(31A,31B,31C,31D)を形成する。
下部ケーシング(40)において、支持架台(41)の右側面には、各サブユニット(5A〜5D)に対応した四枚の側面パネル(43a)が、着脱可能に取り付けられる。支持架台(41)の右側面は、支持架台(41)に対して着脱可能な側面パネル(43a)で覆われたメンテナンス用開口(42)となる。つまり、下部ケーシング(40)の右側面には、各サブユニット(5A〜5D)に対応した四つのメンテナンス用開口(42)が形成される。
上部ケーシング(50)は、前後方向に長い箱状に形成されている。また、図3に示すように、上部ケーシング(50)は、前方(正面)から見た形状が、上部が右側へせり出した五角形状となっている。上部ケーシング(50)は、各サブユニット(5A,5B,5C,5D)の空気通路となる熱交換室(32A,32B,32C,32D)を形成する。
上部ケーシング(50)は、ファン収容部(51)と、支柱部(53)と、遮蔽板(54,55,56)と、ドレンパン(60)とを備えている。ファン収容部(51)は、扁平な直方体状に形成され、上部ケーシング(50)の頂部に配置されている。図4に示すように、ファン収容部(51)の天板には、四つの円形の吹出口(52)が、前後方向に一列に形成されている。各吹出口(52)には、各サブユニット(5A〜5D)のファン(17)が配置されている。支柱部(53)は、ファン収容部(51)と下部ケーシング(40)の間に配置され、ファン収容部(51)を支持する。ドレンパン(60)は、上部ケーシング(50)の底部に配置され、各サブユニット(5A〜5D)の機械室(31A〜31D)と熱交換室(32A〜32D)を仕切る仕切部材になっている。
〈機械室における機器の配置〉
各サブユニット(5A〜5D)の機械室(31A〜31D)には、圧縮機(11)と、レシーバ(12)と、系統用電装品箱(20A)とが一つずつ配置される。各サブユニット(5A〜5D)の系統用電装品箱(20A)には、そのサブユニット(5A〜5D)の圧縮機(11)を駆動するためのインバータ基板等の電気部品が収容される。
各サブユニット(5A〜5D)の機械室(31A〜31D)には、圧縮機(11)と、レシーバ(12)と、系統用電装品箱(20A)とが一つずつ配置される。各サブユニット(5A〜5D)の系統用電装品箱(20A)には、そのサブユニット(5A〜5D)の圧縮機(11)を駆動するためのインバータ基板等の電気部品が収容される。
第2サブユニット(5B)の機械室(31B)には、第1水熱交換器(14a)が配置され、第3サブユニット(5C)の機械室(31C)には、第2水熱交換器(14b)が配置される。第1水熱交換器(14a)は、第1サブユニット(5A)と第2サブユニット(5B)に共用される。第2水熱交換器(14b)は、第3サブユニット(5C)と第4サブユニット(5D)に共用される。
第1サブユニット(5A)の機械室(31A)には、もう一つの電装品箱(20)である操作用電装品箱(20B)が配置される。操作用電装品箱(20B)には、圧縮機(11)等の運転を制御するためのCPUを備えた制御基板等の電気部品が収容される。操作用電装品箱(20B)は、四つのサブユニット(5A〜5D)に共用される。また、第4サブユニット(5D)の機械室(31D)には、水ポンプ(13)が配置される。水ポンプ(13)は、チラー装置(1)とファンコイルユニットの間で熱源水を循環させるためのポンプであって、四つのサブユニット(5A〜5D)に共用される。
〈熱交換器の形状、空気通路における機器の配置、遮蔽板〉
各サブユニット(5A〜5D)の熱交換室(32A〜32D)には、第1空気熱交換器(15)と、第2空気熱交換器(16)と、ファン(17)とが一つずつ配置される。
各サブユニット(5A〜5D)の熱交換室(32A〜32D)には、第1空気熱交換器(15)と、第2空気熱交換器(16)と、ファン(17)とが一つずつ配置される。
第1空気熱交換器(15)及び第2空気熱交換器(16)は、いわゆるクロスフィン型のフィンアンドチューブ熱交換器であって、冷媒を空気と熱交換させるように構成される。図6に示すように、第1空気熱交換器(15)は、平面視で略U字状に形成される。各サブユニット(5A〜5D)の第1空気熱交換器(15)は、平面視で右向きとなる姿勢で、ケーシング(30)の左側面に沿って一列に配置される。図3及び図6に示すように、第2空気熱交換器(16)は、平板状に形成される。各サブユニット(5A〜5D)の第2空気熱交換器(16)は、上端部が下端部よりも右側に位置するように傾斜した姿勢で、ケーシング(30)の右側面に沿って一列に配置される。
上部ケーシング(50)には、五枚の遮蔽板(54,55,56)が設けられる。図3に示すように、各遮蔽板(54,55,56)は、概ね逆台形の板状の部材であって、第1空気熱交換器(15)と第2空気熱交換器(16)の隙間を塞ぐように設けられる。図6に示すように、第1遮蔽板(54)は、上部ケーシング(50)の前面に配置され、第2遮蔽板(55)は、上部ケーシング(50)の後面に配置される。また、中間遮蔽板(56)は、第1サブユニット(5A)と第2サブユニット(5B)の間と、第2サブユニット(5B)と第3サブユニット(5C)の間と、第3サブユニット(5C)と第4サブユニット(5D)の間とに、一枚ずつ配置される。
図3に示すように、各サブユニット(5A〜5D)において、ドレンパン(60)は、第1空気熱交換器(15)及び第2空気熱交換器(16)の下方に配置されている。具体的に、ドレンパン(60)は、第1空気熱交換器(15)の下端部と、第2空気熱交換器(16)の下端部とを下側から覆うように設けられる。
〈仕切部材とカバー部材〉
以上のように、本実施形態のチラー装置(1)は、圧縮機(11)を含む冷媒回路の構成部品が配置された機械室(31A〜31D)と、冷媒と空気とを熱交換させる第1,第2熱交換器(15,16)が配置された熱交換室(32A〜32D)とを有するケーシング(30)を備えている。このケーシング(30)には、上記熱交換器(15,16)の下方に配置されているドレンパン(60)が、上記ケーシング(30)の下部に形成されている上記機械室(31A〜31D)とその上方に形成されている上記熱交換室(32A〜32D)とを仕切る仕切部材として配置される。つまり、この実施形態では、上記仕切部材が上記ドレンパン(60)により構成されている。
以上のように、本実施形態のチラー装置(1)は、圧縮機(11)を含む冷媒回路の構成部品が配置された機械室(31A〜31D)と、冷媒と空気とを熱交換させる第1,第2熱交換器(15,16)が配置された熱交換室(32A〜32D)とを有するケーシング(30)を備えている。このケーシング(30)には、上記熱交換器(15,16)の下方に配置されているドレンパン(60)が、上記ケーシング(30)の下部に形成されている上記機械室(31A〜31D)とその上方に形成されている上記熱交換室(32A〜32D)とを仕切る仕切部材として配置される。つまり、この実施形態では、上記仕切部材が上記ドレンパン(60)により構成されている。
上記ドレンパン(60)には、図6〜図8に示すように、その中央部分に、上記機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)への空気の流通が可能な開口(61)が形成される。上記熱交換室(32A〜32D)には、上記ドレンパン(60)の開口(61)を覆うカバー部材(65)が配置される。このカバー部材(65)は、図9に示すように、天板(66)と、該天板(66)の外縁部から下方へ延出して下端部が上記ドレンパン(60)と密接する側板(67)とを有する。この側板(67)の一部には、空気抜き孔(68)が形成される。
図10,図11に示すように、上記ドレンパン(60)は、上記開口(61)の縁部に堰き止め部となる立ち上げ部(62)を有し、ドレン水が上記機械室(31A〜31D)へ流れ落ちないように構成される。上記カバー部材(65)は、その下端部が上記立ち上げ部(62)にボルトで締結されて、上記ドレンパン(60)と密着する。
上記ドレンパン(60)の開口(61)は、上記機械室(31A〜31D)に配置されている上記圧縮機(11)の鉛直上方を開放する位置に形成される。また、上記ケーシング(30)には、上記機械室(31A〜31D)に配置されている圧縮機(11)の近傍に、該ケーシング(30)の外部から内部へ空気が流入可能な通風孔(35)が形成される。この通風孔(35)は下部ケーシング(40)に形成される。このことにより、ファン(17)の回転中は、通風孔(35)からケーシング(30)内へ流入した空気が、上記カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って熱交換室(32A〜32D)へ流入し、さらに熱交換室(32A〜32D)からケーシング(30)の外部へ吹き出される。
上記カバー部材(65)には、上記側板(67)に形成されている空気抜き孔(68)を覆うように、該側板(67)の外面に補助カバー(69)が取り付けられる。この補助カバー(69)は、上記カバー部材(65)に対する上記空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入を抑える一方で、空気の流通を許容するように構成される。具体的には、補助カバー(69)は、図10に示すように上端部がカバー部材(65)の側板(67)に固定され、下端部は開放される。したがって、補助カバー(69)は空気抜き孔(68)の通気性を損なわない。
上記カバー部材(65)の天板(66)は、その外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を有する。この水浸入防止部(66a)は、庇として機能するように構成された部分であり、降雨時等に補助カバー(69)の外部から空気抜き孔(68)に水が降りかかるのを抑制する。
〈ケーシング内での空気の流れ〉
この実施形態では、ファン(17)が回転することにより、下部ケーシング(40)の通風孔(35)から機械室(31A〜31D)へ空気が流入する。機械室に流入した空気は、圧縮機(11)や電装品箱(20A)から熱を奪ってこれらを冷却する。圧縮機(11)や電装品箱(20A)を冷却した空気は、ドレンパン(仕切部材)(60)の開口(61)を覆っているカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って熱交換室(32A〜32D)へ流入する。熱交換室(32A〜32D)へ流入した空気は、第1空気熱交換器(15)と第2空気熱交換器(16)を通過する際に冷媒と熱交換した後に熱交換室(32A〜32D)から機外へ放出される。
この実施形態では、ファン(17)が回転することにより、下部ケーシング(40)の通風孔(35)から機械室(31A〜31D)へ空気が流入する。機械室に流入した空気は、圧縮機(11)や電装品箱(20A)から熱を奪ってこれらを冷却する。圧縮機(11)や電装品箱(20A)を冷却した空気は、ドレンパン(仕切部材)(60)の開口(61)を覆っているカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って熱交換室(32A〜32D)へ流入する。熱交換室(32A〜32D)へ流入した空気は、第1空気熱交換器(15)と第2空気熱交換器(16)を通過する際に冷媒と熱交換した後に熱交換室(32A〜32D)から機外へ放出される。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、開口(61)を有するドレンパン(仕切部材)(60)をケーシング(30)に設け、その開口(61)をカバー部材(65)で覆っているので、降雨時に雨水が機械室(31A〜31D)へ直接侵入するのが抑制される。したがって、電装品箱(15,16)等の板金部品にコーキング処理を施したり、外面を塗装したりすることが必要でなくなり、そうしなくても防水性を維持することが可能になる。
本実施形態によれば、開口(61)を有するドレンパン(仕切部材)(60)をケーシング(30)に設け、その開口(61)をカバー部材(65)で覆っているので、降雨時に雨水が機械室(31A〜31D)へ直接侵入するのが抑制される。したがって、電装品箱(15,16)等の板金部品にコーキング処理を施したり、外面を塗装したりすることが必要でなくなり、そうしなくても防水性を維持することが可能になる。
また、カバー部材(65)には側板(67)に空気抜き孔(68)が形成されているので、高温になりがちな機械室(31A〜31D)の空気を空気抜き孔(68)から熱交換室(32A〜32D)へ逃がし、熱交換室(32A〜32D)からケーシング(30)の外部へ放出できる。したがって、機械室(31A〜31D)の排熱性を高められる。また、機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)への空気の流れは、熱交換室(32A〜32D)に設けられるファンを用いて形成できる。したがって、専用のファンを設けなくてもよいから、構成が複雑になるのも抑えられる。
さらに、機械室(31A〜31D)をドレンパン(60)とカバー部材(65)で覆うようにしたので、例えば圧縮機(11)が焼損して火が発生した場合でも、ドレンパン(60)とカバー部材(65)が上部の熱交換室(32A〜32D)に対する防火材となる。
また、本実施形態によれば、上記ドレンパン(60)の開口(61)を、上記機械室(31A〜31D)に配置されている上記圧縮機(11)の鉛直上方を開放する位置に形成したことにより、圧縮機(11)によって加熱された空気が上昇してカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って熱交換室(32A〜32D)へ流入する。したがって、機械室(31A〜31D)の放熱性が向上する。
また、本実施形態によれば、圧縮機(11)の近傍に形成されているケーシング(30)の通風孔(35)から該ケーシング(30)内に空気が流入し、その空気が圧縮機(11)の熱を奪ってからカバー部材(65)の空気抜き孔(68)を通って機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)へ排出され、その後に熱交換室(32A〜32D)から機外へ放出されるようにしている。このことも、機械室(31A〜31D)の放熱性向上に寄与する。
また、本実施形態によれば、上記カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を覆い、該空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入を抑える一方で空気の流通を許容する補助カバー(69)を設けたことにより、空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入(機械室(31A〜31D)への水の浸入)がカバー部材(65)で阻止される。一方、カバー部材(65)の内側から外側へは、空気抜き孔(68)を通って空気が流れるので、機械室(31A〜31D)の放熱性が確保される。
また、本実施形態によれば、上記カバー部材(65)の天板(66)の外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を設けて、この水浸入防止部(66a)が庇として機能するようにしている。したがって、カバー部材(65)の側板(67)や補助カバー(69)に水が直接にかかりにくくなり、機械室(31A〜31D)に対する防水性が高められる。
また、本実施形態によれば、上記熱交換器(15,16)の下方に配置されたドレンパン(60)を上記仕切部材(60)として用いるようにしたことにより、専用の仕切部材(60)を設けなくてよくなるから、ケーシング(30)の構成を簡素化できる。
《その他の実施形態》
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
例えば、上記実施形態では、ドレンパン(60)を機械室(31A〜31D)と熱交換室(32A〜32D)とを仕切る仕切部材として用いた構成にしているが、仕切部材としてドレンパン(60)とは別の部材を設けてもよい。
また、仕切部材(60)の開口(61)は、機械室(31A〜31D)と熱交換室(32A〜32D)の空気の流通が可能であれば上記実施形態とは位置を変更してもよく、ケーシング(30)の下部の通風孔(35)は機械室(31A〜31D)へ空気が流入可能であれば上記実施形態とは位置を変更してもよい。
さらに、本発明は、ドレンパン(60)等の仕切部材に形成した開口を、側板(67)に空気抜き孔(68)が形成されたカバー部材(65)で覆う構成になっている限り、例えば補助カバー(69)や水浸入防止部(66a)は必ずしも設けなくてもよい。
以上説明したように、本発明は、冷凍装置の熱源ユニットについて有用である。
1 チラー装置(熱源ユニット)
11 圧縮機
15 第1空気熱交換器
16 第2空気熱交換器
30 ケーシング
31A〜31D 機械室
32A〜32D 熱交換室
35 通風孔
60 仕切部材
61 開口
65 カバー部材
66 天板
66a 水浸入防止部
67 側板
68 空気抜き孔
69 補助カバー
11 圧縮機
15 第1空気熱交換器
16 第2空気熱交換器
30 ケーシング
31A〜31D 機械室
32A〜32D 熱交換室
35 通風孔
60 仕切部材
61 開口
65 カバー部材
66 天板
66a 水浸入防止部
67 側板
68 空気抜き孔
69 補助カバー
Claims (6)
- 圧縮機(11)を含む冷媒回路の構成部品が配置された機械室(31A〜31D)と、冷媒と空気とを熱交換させる熱交換器(15,16)が配置された熱交換室(32A〜32D)とを有するケーシング(30)を備え、
上記ケーシング(30)は、該ケーシング(30)の下部に配置された上記機械室(31A〜31D)とその上方に配置された上記熱交換室(32A〜32D)とを仕切る仕切部材(60)を備えた冷凍装置の熱源ユニットであって、
上記仕切部材(60)に、上記機械室(31A〜31D)から熱交換室(32A〜32D)への空気の流通が可能な開口(61)が形成され、
上記熱交換室(32A〜32D)には、上記仕切部材(60)の開口(61)を覆うカバー部材(65)が配置され、
上記カバー部材(65)は、天板(66)と、該天板(66)の外縁部から下方へ延出して下端部が上記仕切部材(60)と密接する側板(67)とを有し、該側板(67)の一部に空気抜き孔(68)が形成されていることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。 - 請求項1において、
上記仕切部材(60)の開口(61)は、上記機械室(31A〜31D)に配置されている上記圧縮機(11)の鉛直上方を開放する位置に形成されていることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。 - 請求項1または2において、
上記ケーシング(30)には、上記機械室(31A〜31D)に配置されている圧縮機(11)の近傍に、該ケーシング(30)の外部から内部へ空気が流入可能な通風孔(35)が形成されていることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。 - 請求項1から3の何れか1つにおいて、
上記カバー部材(65)の空気抜き孔(68)を覆い、該空気抜き孔(68)の外側から内側への水の浸入を抑える一方で空気の流通を許容する補助カバー(69)が設けられていることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。 - 請求項4において、
上記カバー部材(65)の天板(66)は、その外縁部に、上記補助カバー(69)の上端よりも外方へ延出する水浸入防止部(66a)を有していることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。 - 請求項1から5のいずれか1つにおいて、
上記熱交換室(32A〜32D)には、上記熱交換器(15,16)の下方にドレンパン(60)が配置され、
上記仕切部材(60)が上記ドレンパン(60)により構成されていることを特徴とする冷凍装置の熱源ユニット。
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- 2017-03-30 JP JP2017068272A patent/JP2018169128A/ja active Pending
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