JP2010210173A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010210173A
JP2010210173A JP2009057935A JP2009057935A JP2010210173A JP 2010210173 A JP2010210173 A JP 2010210173A JP 2009057935 A JP2009057935 A JP 2009057935A JP 2009057935 A JP2009057935 A JP 2009057935A JP 2010210173 A JP2010210173 A JP 2010210173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
communication hole
electrical component
component box
refrigeration apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009057935A
Other languages
English (en)
Inventor
Meiji Kojima
明治 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2009057935A priority Critical patent/JP2010210173A/ja
Publication of JP2010210173A publication Critical patent/JP2010210173A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ケーシング内部が仕切板によって上部空間と下部空間とに区画され、該上部空間内に利用側熱交換器及び利用側ファンが、該下部空間内に圧縮機及び電装品箱がそれぞれ配置された冷凍装置において、利用側熱交換器のドレン水の影響を極力受けることなく、電装品箱内の電装部品を効果的に冷却することのできる、安価で故障しにくい構成を得る。
【解決手段】室内熱交換器(12)のドレン水を受けるためのドレンパンとしての仕切板(23)に、上記室内ファン(13)によって上記ケーシング(21)内に上記電装品箱(41)を冷却するための通風路(26)が形成されるように、該ケーシング(21)の上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通する連通孔(23b)を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、ケーシング内部が仕切板によって上部空間と下部空間とに区画され、該上部空間内に利用側熱交換器が、該下部空間内に圧縮機が、それぞれ配置された冷凍装置に関するものである。
従来より、ケーシング内部が仕切板によって上部空間と下部空間とに区画され、該上部空間内に利用側熱交換器が、該下部空間内に圧縮機が、それぞれ配置された冷凍装置が知られている。このような冷凍装置としては、例えば、特許文献1に開示されるような電算機室内の空気を冷却するために用いられる空気調和装置や、特許文献2に開示されるような室内ユニットと室外ユニットとが一体になった窓用空気調和機などが知られている。
詳しくは、上記特許文献1に開示されている空気調和装置では、室内ユニットのケーシング内部の空間が3段に区画されており、上段には蒸発器及び電装品箱が、中段には室内側ファン及びファンモータが、下段には圧縮機が、それぞれ配置されている。上記蒸発器の下方には、上記室内側ファンによって該蒸発器へ空気が流れるように、平面視で一部の範囲にのみドレンパンが設けられている。
上記特許文献2に開示されている窓用空気調和機では、空気調和機本体内が仕切板によって室内側通風回路と室外側通風回路とに区画されていて、各通風回路内に熱交換器及びファンがそれぞれ配置されている。そして、室内側通風回路内には、室内側熱交換器の下方に電装ボックス及び圧縮機が配置されていて、該電装ボックスには、内部に電装部品を冷却するための空気の流れを形成するように、空気調和機本体の室内側と室内側通風回路とを連通させる開口通路が形成されている。
特開2008−70003号公報 特開昭60−226640号公報
ところで、上記特許文献1のような構成を有する空気調和装置の室内ユニットでは、電装品箱は、蒸発器とともにケーシング内部の上段に位置していて該蒸発器を通過する空気の流れによって冷却されるだけなので、該電装品箱をあまり効率良く冷却できる構造とはいえない。しかも、上記室内ユニット内では、上記蒸発器のドレン水が電装品箱に付着したり、該電装品箱の表面で結露が発生したりするため、該電装品箱のシール性を高めて浸水を確実に防止する必要があり、該電装品箱の製造コストの増大を招く。
また、上記特許文献2に開示されている構成を有する窓用空気調和機では、室内側熱交換器の下方に電装ボックスが配置されているため、該室内側熱交換器のドレン水が直接、電装ボックスにかかってしまう。そのため、この構成においても、上記電装ボックス内に水が浸入しないように、該電装ボックスを確実にシールする必要があり、電装ボックスの製造コストの増大を招くことになる。
これらの構成に対し、電装品箱を密閉空間内に配置して、該電装品箱を冷却するための別のファンを設ける構成が考えられるが、ファンが増えることによって、空気調和装置における故障の可能性が増大したり不良率が悪化したりするという問題が生じる。
本発明は、かかる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ケーシング内部が仕切板によって上部空間と下部空間とに区画され、該上部空間内に利用側熱交換器及び利用側ファンが、該下部空間内に圧縮機及び電装品箱がそれぞれ配置された冷凍装置において、利用側熱交換器のドレン水等の影響を極力受けることなく、電装品箱内の電装部品を効果的に冷却することのできる、安価で故障しにくい構成を得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る冷凍装置(1)では、ケーシング(21)内を、利用側熱交換器(12)及び利用側ファン(13)が配置される上部空間(S1)と、圧縮機(11)及び電装品箱(41)が配置される下部空間(S2)とに区画し、且つ、上記利用側熱交換器(12)のドレンパンとしても機能する仕切板(23)に、上記電装品箱(41)を冷却するための通風路(26)を構成する連通孔(23b)を形成した。
具体的には、第1の発明は、少なくとも圧縮機(11)、熱源側熱交換器(16)及び利用側熱交換器(12)を有していて蒸気圧縮式冷凍サイクルを行うように構成された冷媒回路(4)と、内部を仕切板(23)によって上部空間(S1)と下部空間(S2)とに区画され、該上部空間(S1)内に上記利用側熱交換器(12)が配置されるとともに上記下部空間(S2)内に上記圧縮機(11)が配置されるケーシング(21)と、を備えた冷凍装置を対象とする。
そして、上記下部空間(S2)内には、上記圧縮機(11)を駆動制御するための電装部品が収納された電装品箱(41)が配置されている一方、上記上部空間(S1)内には、ケーシング(21)外へ空気を吐出するための利用側ファン(13)が配置されていて、上記仕切板(23)は、上記利用側熱交換器(12)のドレン水を受けるためのドレンパンであり、該仕切板(23)には、上記ファン(13)によって上記ケーシング(21)内に上記電装品箱(41)を冷却するための通風路(26)が形成されるように、該ケーシング(21)の上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通する連通孔(23b)が設けられているものとする。
以上の構成により、仕切板(23)によってケーシング(21)内に区画形成される上部空間(S1)と下部空間(S2)とが、該仕切板(23)に設けられた連通孔(23b)によって連通し、上記上部空間(S1)内に配置される利用側ファン(13)によって、上記ケーシング(21)内に通風路(26)が形成される。そして、該通風路(26)内を流れる空気によって、上記下部空間(S2)内に配置される電装品箱(41)を冷却することができる。
また、上記仕切板(23)は、上記ケーシング(21)内を区画するだけでなく、該ケーシング(21)の上部空間(S1)内に配置される利用側熱交換器(12)のドレン水を受けるドレンパンとしても機能するため、該利用側熱交換器(12)のドレン水がケーシング(21)の下部空間(S2)内に直接、浸入して該下部空間(S2)内の電装品箱(41)にかかるのを防止することができる。
すなわち、上述のように、利用側熱交換器(12)のドレン水を受けるドレンパンとして機能する仕切板(23)によってケーシング(21)内を上下に区画する一方、該仕切板(23)に連通孔(23b)を設けて、ケーシング(21)内に電装品箱(41)を冷却するための上部空間(S1)及び下部空間(S2)に跨る通風路(26)を形成することで、上記利用側熱交換器(12)のドレン水が電装品箱(41)に極力かからないような構成にしつつ、安価で故障しにくい構成により電装品箱(41)を効果的に冷却することができる。
上述の構成において、上記ケーシング(61)には、上記上部空間(S1)及び下部空間(S2)に対応して空気の吸込口(21a,21b)がそれぞれ設けられているものとする(第2の発明)。このように、ケーシング(21)の上部空間(S1)及び下部空間(S2)に対応して空気の吸込口(21a,21b)を設けることで、該上部空間(S1)に設けられた空気の吸込口(21a)から吸い込まれる空気は、該上部空間(S1)の利用側熱交換器(12)内の冷媒と直接、熱交換を行う一方、上記下部空間(S2)に設けられた空気の吸入口(21b)から吸い込まれる空気は、該下部空間(S2)内の電装品箱(41)を冷却した後、仕切板(23)の連通孔(23b)を介して上記上部空間(S1)内へ流れ込む。これにより、ケーシング(21)内に、利用側熱交換器(12)内の冷媒と熱交換を行う空気の流れとは別に、電装品箱(41)を冷却するための空気の流れを形成することができるので、該電装品箱(41)を冷却しつつ、冷凍装置(1)としての能力も確保することができる。
特に、上記連通孔(23b)は、上記上部空間(S1)に対応する吸込口(21a)の近傍に設けられているのが好ましい(第3の発明)。こうすることで、上部空間(S1)の吸込口(21a)から吸い込まれる空気の流れと連通孔(23b)を通過する空気の流れとが互いに大きく干渉することなく、ケーシング(21)内をスムーズに流れる。したがって、該ケーシング(21)内で空気をスムーズに流して、下部空間(S2)内の電装品箱(41)をより確実に冷却しつつ、冷凍装置(1)としての能力も確保することができる。
また、上記仕切板(23)は、上記ケーシング(61)内に傾斜して配置されていて、上記連通孔(23b)は、上記仕切板(23)の傾斜方向の中央部分よりも高い位置に設けられているのが好ましい(第4の発明)。
これにより、ケーシング(21)内でドレンパンとして機能する仕切板(23)上に、水が存在している場合でも、該仕切板(23)の傾斜方向の低い部分に向かって水が流れるため、該仕切板(23)の傾斜方向の中央部分よりも高い位置に形成された連通孔(23b)内に水が浸入するのを極力、防止することができる。
また、上記連通孔(23b)の上方には、上面視で該連通孔(23b)を覆うようにカバー部材(25)が設けられているのが好ましい(第5の発明)。こうすることで、ケーシング(21)内の上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通させる連通孔(23b)内に、その上方に位置する利用側熱交換器(12)のドレン水等が直接、落下して浸入するのを防止することができる。したがって、上記連通孔(23b)を介して下部空間(S2)内の電装品箱(41)にドレン水等がかかるのを極力、防止することができる。
また、上記仕切板(23)には、上方に延びて内部に上記連通孔(23b)が形成される筒壁部(23c)が設けられていて、上記カバー部材(25)は、上記筒壁部(23c)の上方で上記連通孔(23b)を覆うような天板部(25a)を備えているのが好ましい(第6の発明)。
これにより、カバー部材(25)によって、連通孔(23b)の上方を覆うことができるだけでなく、連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)によって側方から該連通孔(23b)内に水が浸入するのを防止することができる。したがって、上部空間(S1)内に加湿器が配置された構成において結露により生成される水や利用側熱交換器(12)から発生したドレン水が仕切板(23)上で空気の流れによって霧状に散乱した場合や、霧状に水を噴霧するタイプの加湿器を用いた場合などでも、上記連通孔(23b)に対して側方から水が浸入するのを防止することができる。
さらに、上述のようなカバー部材を備えた構成において、該カバー部材(25)は、上記天板部(25a)の周縁部分から下方に延びる周壁部(25b)を備えていて、該周壁部(25b)は、側面視で上記筒壁部(23c)と重なるように形成されているのが好ましい(第7の発明)。
こうすることで、連通孔(23b)の側方を、該連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)だけでなく、上記カバー部材(25)の周壁部(25b)によっても覆うことができるため、該連通孔(23b)に側方から水が浸入するのをより確実に防止することができる。
また、上記カバー部材(25)は、上記天板部(25a)を上記仕切板(23)に接続するための接続部(25c)を備え、該接続部(25c)は、上記連通孔(23b)内に側方から水が浸入するのを規制するように、上記仕切板(23)の連通孔(23b)の周縁部分に接続されているのが好ましい(第8の発明)。
これにより、カバー部材(25)の天板部(25a)を仕切板(23)の連通孔(23b)の周縁部分に接続する接続部(25c)によっても、該連通孔(23b)の側方からの水の浸入を規制できるため、該連通孔(23b)内への水の浸入をさらに確実に防止することができる。
また、上記連通孔(53b)は、上記仕切板(53)に上面視で上記電装品箱(41)と重ならないような位置に設けられているのが好ましい(第9の発明)。このように、仕切板(53)の連通孔(53b)の位置を、上面視で電装品箱(41)と重ならないような位置にすることで、該連通孔(53b)内に利用側熱交換器(12)のドレン水等が浸入した場合でも、水が該連通孔(53b)から電装品箱(41)上に直接、落下するのを防止できる。
また、上記電装品箱(41)の上方には、上記連通孔(23b)を介して上記上部空間(S1)内の水が該電装品箱(41)の上面に直接、落下しないように、屋根部材(43)が設けられているのが好ましい(第10の発明)。
これにより、上部空間(S1)内の水が、仕切板(23)の連通孔(23b)を介して下部空間(S2)へ移動しても、電装品箱(41)の上方に位置する屋根部材(43)上に落下して、該電装品箱(41)の上面には、直接、かからないので、該電装品箱(41)の内部へ水が浸入するのをより確実に防止することができる。
また、上記電装品箱(41)は、その内部に、電装部品(46)を取り付けるための取付穴(44a)が形成された取付部(44)を備えているのが好ましい(第11の発明)。こうすることで、電装品箱(41)に取付穴を形成することなく、該電装品箱(41)内に電装部品(46)を取り付け固定することができるため、取付穴から水が電装品箱(41)の内部へ浸入するのを確実に防止することができる。すなわち、電装品箱(41)の内部に、取付穴(44a)が形成された取付部(44)を別に設けることで、取付穴によって該電装品箱(41)の内部と外部とが連通するのを確実に防止することができる。
また、上記ケーシング(21)には、上記利用側ファン(13)のメンテナンスを行う際に開けられるメンテナンス開口部(21c)が設けられていて、上記下部空間(S2)の吸込口(21b)は、上記ケーシング(21)のメンテナンス開口部(21c)と同じ側に設けられているのが好ましい(第12の発明)。
このように、利用側ファン(13)のメンテナンスを行う際のメンテナンス開口部(21c)と同じ側に、下部空間(S2)の吸込口(21b)を設けることで、壁などによって塞がれることのない部分に下部空間(S2)の吸込口(21b)を形成することができ、該吸込口(21b)から下部空間(S2)内へより確実に空気を導入することができる。これにより、上記下部空間(S2)内の電装品箱(41)をより確実に冷却することができる。
さらに、上記ケーシング(61)は、側面の下部が内方に凹んだ段状に形成されていて、上記下部空間(S2)の吸込口(62a)は、上記段状に形成されたケーシング(61)下部の下面に、下方に向かって開口するように設けられているのが好ましい(第13の発明)。
これにより、ケーシング(61)の段状の下部の目立たないところに、下部空間(S2)の吸込口(62a)を設けることができるので、該吸込口(62a)によってケーシング(61)の外観が損なわれるのを防止することができ、意匠的に優れた冷凍装置(1)を実現できる。しかも、上述のような構成にすることで、ケーシング(61)の側面を壁などに密着させても、下部空間(S2)の吸込口(62a)の周りの空間を確保できるので、該吸込口(62a)から下部空間(S2)内への空気の流れを確保することができる。
以上より、本発明に係る冷凍装置(1)では、ケーシング(21)内部を、利用側熱交換器(12)及び利用側ファン(13)が配置される上部空間(S1)と、圧縮機(11)及び電装品箱(41)が配置される下部空間(S2)とに区画し、且つ、上記利用側熱交換器(12)のドレン水を受けるドレンパンとして機能する仕切板(23)に、上記上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通させる連通孔(23b)を形成することで、上記電装品箱(41)に利用側熱交換器(12)のドレン水等がかかるのを極力、防止しつつ、安価で故障しにくい構成により電装品箱(41)を効率良く冷却することができる。
また、第2の発明では、上記上部空間(S1)及び下部空間(S2)に対応して上記ケーシング(21)に空気の吸込口(21a,21b)を設けることで、電装品箱(41)を冷却しつつ、冷凍装置(1)としての性能も確保することができる。
また、第3の発明では、上記連通孔(23b)は、上記上部空間(S1)の吸込口(21a)の近傍に設けられているため、ケーシング(21)内にスムーズに空気を流して、電装品箱(41)をより確実に冷却しつつ、冷凍装置(1)の性能を確保することができる。
また、第4の発明では、上記連通孔(23b)は、傾斜している仕切板(23)の傾斜方向の中央部分よりも高い位置に設けられているため、該連通孔(23b)内に水が浸入するのをより確実に防止できる。
また、第5の発明では、上記連通孔(23b)は、その上方でカバー部材(25)によって覆われているため、該連通孔(23b)内に直接、水が浸入するのを防止することができ、電装品箱(41)に水がかかるのを防止できる。特に、第6の発明では、上記連通孔(23b)は筒壁部(23c)内に形成されていて、上記カバー部材(25)は、該連通孔(23b)を覆う天板部(25a)を備えているため、該連通孔(23b)の上方及び側方からの水の浸入を防止できる。さらに、第7の発明では、上記カバー部材(25)は、上記天板部(23c)の周縁部分から下方に延びる周壁部(25b)を備えていて、該周壁部(25b)は側面視で上記筒壁部(23c)と重なるように形成されているため、上記連通孔(23b)の側方からの水の浸入をより確実に防止できる。さらにまた、第8の発明では、上記カバー部材(25)は、上記天板部(25a)を上記仕切板(23)の連通孔(23b)の周縁部分に接続する接続部(25c)を備えているため、該連通孔(23b)の側方からの水の浸入をさらに確実に防止できる。
また、第9の発明では、上記連通孔(53b)は、上面視で上記電装品箱(41)と重ならないような位置に設けられているため、該連通孔(53b)を介して浸入した水が、該電装品箱(41)に直接、かかるのを防止でき、該電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
また、第10の発明では、上記電装品箱(41)の上方に屋根部材(43)を設けたため、上記連通孔(23b)を介してケーシング(21)の下部空間(S2)内へ浸入した水が、上記電装品箱(41)の上面に直接かかるのを防止でき、該電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
また、第11の発明では、電装品箱(41)の内部に、電装部品(46)を取り付けるための取付穴(44a)が形成された取付部(44)が設けられているため、取付穴(44a)を介して電装品箱(41)の内部に水が浸入するのをより確実に防止することができる。
また、第12の発明では、ケーシング(21)の下部空間(S2)の吸込口(21b)は、ケーシング(21)の利用側ファン(13)のメンテナンス開口部(21c)と同じ側に設けられているため、該吸込口(21b)から空気をより確実に下部空間(S2)内に導入することができ、電装品箱(41)をより確実に冷却することができる。
さらに、第13の発明では、下部空間(S2)の吸込口(62a)は、段状に形成されたケーシング(62)の下部の下面に下方に向かって開口するように設けられているため、意匠的に優れた冷凍装置(1)を実現できるとともに、上記吸込口(62a)から導入される空気の流れを確保でき、電装品箱(41)をより確実に冷却することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
《実施形態1》
−全体構成−
図1に、実施形態1に係る冷凍装置としての空気調和装置(1)の概略構成を冷媒回路図で示す。この空気調和装置(1)は、室内の床等に設置される室内ユニット(2)と、室外に設置される室外ユニット(3)とを備えていて、該室内ユニット(2)及び室外ユニット(3)内を流れる冷媒と室内外の空気との間で熱交換を行うことによって室内の冷暖房を行うように構成されている。
具体的には、上記室内ユニット(2)は、ケーシング(21)内に、圧縮機(11)、室内熱交換器(12)(利用側熱交換器)、室内ファン(13)(利用側ファン)、膨張弁(14)及び四路切換弁(15)を備えている。上記室外ユニット(3)は、ケーシング(31)内に、室外熱交換器(16)(熱源側熱交換器)及び室外ファン(17)を備えている。そして、上記圧縮機(11)、室内熱交換器(12)、膨張弁(14)、四路切換弁(15)及び室外熱交換器(16)が冷媒配管によって接続されることにより冷媒回路(4)が構成されている。すなわち、この冷媒回路(4)では、内部を流れる冷媒によって蒸気圧縮式冷凍サイクルが行われる。
上記圧縮機(11)は、冷媒を圧縮するための流体機械であり、例えば高圧ドーム型のスクロール式圧縮機によって構成されている。また、本実施形態において、上記圧縮機(11)は、可変容量型の圧縮機を構成している。つまり、上記圧縮機(11)は、後述する電装品箱(41)内の電装部品からなるインバータ装置によるインバータ制御によって回転速度が可変に構成されている。上記圧縮機(11)の吐出側は、四路切換弁(15)の第1ポート(P1)に接続されている一方、上記圧縮機(11)の吸入側は、四路切換弁(15)の第3ポート(P3)に接続されている。
上記室内熱交換器(12)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器として構成されている。この室内熱交換器(12)の一端は、四路切換弁(15)の第4ポート(P4)に接続されている。一方、上記室内熱交換器(12)の他端は、開度可変の膨張弁(14)を介して室外ユニット(3)の室外熱交換器(16)に接続されている。この室外熱交換器(16)も、上記室内熱交換器(12)と同様、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器として構成されている。そして、上記室外熱交換器(16)の一端は、上述のとおり、膨張弁(14)を介して室内熱交換器(12)に接続されている一方、他端は、四路切換弁(15)の第2ポート(P2)に接続されている。
上記室内ファン(13)は、室内熱交換器(12)の近傍に設けられている。この室内熱交換器(12)では、室内ファン(13)によって流れる室内空気と該室内熱交換器(12)内を流通する冷媒との間で熱交換が行われる。ここで、上記室内ファン(13)は、ファンモータ(18)の回転駆動力がファンベルト(13a)やプーリ(13b)(図3参照)等を介して伝達されることにより、回転するように構成されている。
同様に、上記室外ファン(17)も、室外熱交換器(16)の近傍に設けられていて、ファンモータ(19)により回転するように構成されている。そして、上記室外熱交換器(16)でも、上記室外ファン(17)によって流れる室外空気と該室外熱交換器(16)内を流通する冷媒との間で熱交換が行われる。
上記四路切換弁(15)は、第1ポート(P1)と第2ポート(P2)とが互いに連通し且つ第3ポート(P3)と第4ポート(P4)とが互いに連通する第1状態(図1に実線で示す状態)と、第1ポート(P1)と第4ポート(P4)とが互いに連通し且つ第2ポート(P2)と第3ポート(P3)とが互いに連通する第2状態(図1に破線で示す状態)とが切り換え可能になっている。後述するように、この空気調和装置(1)では、上記四路切換弁(15)が第1状態の場合には冷房運転が行われ、該四路切換弁(15)が第2状態の場合には暖房運転が行われる。
−室内ユニットの構成−
次に、上記室内ユニット(2)の構成を図2から図4に基づいて以下で詳細に説明する。
図2に示すように、上記室内ユニット(2)は、上下方向に長い直方体状のケーシング(21)を有している。このケーシング(21)の上面には、該ケーシング(21)内の室内ファン(13)から送出される空気を室内へ搬送するためのダクト(22)が接続されている。また、上記ケーシング(21)の室内側の前面(図2において手前側の面)及び側面には、室内空気を吸い込むための吸込口(21a,21b)がそれぞれ形成されている。すなわち、上記室内ユニット(2)は、室内空気を吸込口(21a,21b)からケーシング(21)内に吸い込んで、加熱または冷却した後、ダクト(22)を介して各室内へ供給するように構成されている。
上記室内ユニット(2)のケーシング(21)内には、室内熱交換器(12)、室内ファン(13)、圧縮機(11)及び該圧縮機(11)を駆動制御するための電装部品が収納された電装品箱(41)が配置されている。詳しくは、図3に示すように、上記室内ユニット(2)のケーシング(21)内は、仕切板(23)によって上下に区画されていて、上側に位置する空気室としての上部空間(S1)内には室内熱交換器(12)及び室内ファン(13)が、下側に位置する機械室としての下部空間(S2)内には圧縮機(11)及び電装品箱(41)がそれぞれ配置されている。ここで、上記ケーシング(21)の前面及び側面に設けられる上記吸込口(21a,21b)は、前面の吸込口(21a)が上記上部空間(S1)と連通する位置(上部空間に対応する位置)に、側面の吸込口(21b)が上記下部空間(S2)と連通する位置(下部空間に対応する位置)に、それぞれ設けられている。
上記室内熱交換器(12)は、上記ケーシング(21)の上部空間(S1)内に、ケーシング前面側がケーシング後面側よりも上方に位置するように傾斜して配置されている。これにより、上記室内熱交換器(12)で発生したドレン水は、該室内熱交換器(12)のケーシング後面側に集まって下方へ落ちる。
また、上記上部空間(S1)内には、上記室内熱交換器(12)の上方に室内ファン(13)が配置されていて、該室内ファン(13)の吹き出し出口が上記ダクト(22)に接続されている。この室内ファン(13)は、上述のとおり、ファンベルト(13a)やプーリ(13b)を介してファンモータ(18)によって回転するように構成されている。また、上記ケーシング(21)には、上記室内ファン(13)のファンベルト(13a)が配置されている側に、該ファンベルト(13a)等のメンテナンスを行うためのメンテナンス開口部(21c)が設けられている(図2参照)。なお、このメンテナンス開口部(21c)は、通常、開口部カバー(21d)によって覆われていて、上記ファンベルト(13a)等のメンテナンスの際に開けられる。
なお、上記下部空間(S2)に対応して上記ケーシング(21)の側面に形成される上記吸込口(21b)は、上記メンテナンス開口部(21c)が設けられている側と同じ側面に形成されている。これにより、室内ユニット(2)を設置する際に、上記メンテナンス開口部(21c)側の側面、すなわち上記吸込口(21b)が室内の壁などによって塞がれることがないため、該吸込口(21b)から下部空間(S2)内により確実に空気を取り込むことができる。しかも、上記吸込口(21b)は、上記ケーシング(21)の前面に位置しないため、意匠的にも優れた室内ユニット(2)を実現できる。
上記圧縮機(11)は、上記ケーシング(21)の下部空間(S2)に配設された下部ドレンパン(24)上に配置されている。また、この下部ドレンパン(24)上には、上記電装品箱(41)も配置されている。この電装品箱(41)は、直方体形状であり、内部に上記圧縮機(11)を駆動制御するための電装部品が収納されている。そして、上記電装品箱(41)には、収納されている電装部品のうち主に上記圧縮機(11)に電力を供給するパワーデバイスを冷却するために、外方に向かって突出するように配置されるフィン(42)を有するヒートシンクが設けられている。なお、上記電装品箱(41)は、上記下部空間(S2)のケーシング前面側に、上記フィン(42)がケーシング後面側に延びるような向きで配置されている。
上記仕切板(23)及び下部ドレンパン(24)は、上記ケーシング(21)内に、ケーシング前面側がケーシング後面側よりも上方に位置するように傾斜して配置されている。そして、上記仕切板(23)及び下部ドレンパン(24)のケーシング後面側には、それぞれ、排水溝(23a,24a)が形成されていて、上記上部空間(S1)及び下部空間(S2)内で発生したドレン水などは上記排水溝(23a,24a)に集められて排水される。
また、上記仕切板(23)には、上記ケーシング(21)内の上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通する連通孔(23b)が設けられている。この連通孔(23b)を設けることによって、上記ケーシング(21)内には、室内ファン(13)によって上部空間(S1)及び下部空間(S2)に跨って通風路(26)が形成される。上記連通孔(23b)は、上記仕切板(23)の上面から上方へ延びる角筒状の筒壁部(23c)の内側に形成されていて、上記仕切板(23)のケーシング前面側、すなわち該仕切板(23)のケーシング前後方向の中央部分(傾斜方向の中央部分)よりも高い位置で、且つ、上記ケーシング(21)の吸込口(21a)の近傍に設けられている。
このような位置に上記連通孔(23b)を設けることで、上記ケーシング(21)の上部空間(S1)内で発生した水を該連通孔(23b)内へ浸入しにくくすることができるとともに、該連通孔(23b)を通過する空気を上記吸込口(21a)から吸い込む室内空気と一緒に室内ファン(17)で効率良く吸引することができる。すなわち、上記連通孔(23b)を、上記仕切板(23)のケーシング前後方向の中央部分よりも高い位置に形成したため、該仕切板(23)上の水は、低い側へ流れて、上記連通孔(23b)内にはあまり流れ込まない。また、上記連通孔(23b)を、ケーシング(21)の上部空間(S1)に連通する吸込口(21a)の近傍に設けたため、該吸込口(21a)から上部空間(S1)内へ流れ込む空気の流れと上記連通孔(23b)を通過する空気の流れとが互いに大きく干渉することなく室内ファン(13)に吸い込まれる。したがって、上述の位置に連通孔(23b)を設けることで、ケーシング(21)内の空気の流れをスムーズにすることができる。加えて、上記連通孔(23b)は、上記電装品箱(41)と同様に、ケーシング前面側に設けられているため、図3に示すように、上記下部空間(S2)の吸込口(21b)から吸い込まれた空気は、電装品箱(41)の外表面上を通過するように流れて上記連通孔(23b)から上部空間(S1)に流れ込むことになり、該電装品箱(41)全体を効率良く冷却することができる。
さらに、上記連通孔(23b)は、図4にも示すように、該連通孔(23b)の上方でカバー部材(25)によって覆われている。このカバー部材(25)は、上記連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)の上方を覆う矩形状の天板部(25a)と、該天板部(25a)の周縁部分から下方へ延びる周壁部(25b)と、該天板部(25a)及び周壁部(25b)を上記仕切板(23)に接続するための断面略L字状の接続部(25c)とを有している。この接続部(25c)は、上記連通孔(23b)内に側方から水が浸入するのを規制するように、上記仕切板(23)における連通孔(23b)の周縁部分(筒壁部(23c)の外方)のケーシング後面側に接続されている。また、上記カバー部材(25)の周壁部(25b)は、上記連通孔(23b)を形成する筒壁部(23c)に対して側面視で重なるような高さ寸法に形成されている。
このような構成により、上記カバー部材(25)によって、上記ケーシング(21)の上部空間(S1)内に位置する室内熱交換器(12)で発生したドレン水や、上記仕切板(23)上に加湿器が設置されている構成では該加湿器から噴霧される水、上記上部空間(S1)内で結露した水等が、直接、連通孔(23b)内に浸入するのを防止することができる。
しかも、上記図4に示すように、上記連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)と上記カバー部材(25)の周壁部(25b)とを一部、ラップさせることにより、該連通孔(23b)に対して側方から水が浸入するのをより確実に防止することができる。すなわち、上記ケーシング(21)の上部空間(S1)内に水を噴霧するタイプの加湿器を設けた場合や、該上部空間(S1)内の空気の流れが仕切板(23)上の水を飛散させるような流れである場合など、上記連通孔(23b)に対して側方から水が浸入するような構成であっても、上記カバー部材(25)の周壁部(25b)及び上記連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)によって該連通孔(23b)内に水が浸入するのを防止することができる。
さらに、上記カバー部材(25)の接続部(25c)を、上記連通孔(23b)の周縁部分のうち、仕切板(23)上により多くの水が存在するケーシング後面側部分に接続することで、上記接続部(25c)によっても連通孔(23b)内へのドレン水の浸入を防止することができ、該連通孔(23b)内へのドレン水の浸入をより確実に防止できる。
−運転動作−
上述のような構成を有する空気調和装置(1)では、空調運転として暖房運転と冷房運転とが選択的に行われて、室内ユニット(2)内の室内熱交換器(12)で温度調節された空気が、ダクト(22)を介して複数の室内空間へ供給される。
冷房運転時には、四路切換弁(15)が第1状態に設定される。冷房運転中の冷媒回路(4)では、室外熱交換器(16)が凝縮器(放熱器)として動作し、室内熱交換器(12)が蒸発器として動作することによって、蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
一方、暖房運転時には、四路切換弁(15)が第2状態に設定される。暖房運転中の冷媒回路(4)では、室内熱交換器(12)が凝縮器(放熱器)として動作し、室外熱交換器(16)が蒸発器として動作することによって、蒸気圧縮冷凍サイクルが行われる。
これらの空調運転時において、上記空気調和装置(1)の室内ユニット(2)では、室内ファン(17)によって、ケーシング(21)の吸込口(21a)から上部空間(S1)内に室内空気が吸い込まれるとともに、該ケーシング(21)の吸込口(21b)から下部空間(S2)内に室内空気が吸い込まれる。該下部空間(S2)内に吸い込まれた空気は、電装品箱(41)及びフィン(42)と接触して該電装品箱(41)内の電装部品を冷却した後、上記ケーシング(21)の仕切板(23)に形成された連通孔(23b)から上部空間(S1)内へ流入する。該上部空間(S1)内へ流入した空気は、上記ケーシング(21)の吸込口(21a)から吸い込まれた空気とともに、室内熱交換器(12)を通過して該熱交換器(12)内の冷媒と熱交換して温度調節された後、上記室内ファン(17)によってダクト(22)からケーシング(21)外へ排出される。室内ユニット(2)のケーシング(21)から排出された空気は、上記ダクト(22)を介して複数の室内空間へ供給される。
−実施形態1の効果−
以上より、この実施形態によれば、室内ユニット(2)のケーシング(21)の内部を、室内熱交換器(12)及び室内ファン(13)が配置される上部空間(S1)と、圧縮機(11)及び電装品箱(41)が配置される下部空間(S2)とに区画し、且つ、上記室内熱交換器(12)のドレン水を受けるドレンパンとして機能する仕切板(23)に、上記上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通させる連通孔(23b)を形成したので、上記電装品箱(41)上に室内熱交換器(12)のドレン水や加湿器の水などが直接かかるのを防止しつつ、冷却用ファンなどを別途、設けることなく、上記電装品箱(41)内の電装部品を安価で故障しにくい構成によって効率良く冷却することができる。
しかも、上記連通孔(23b)は、ケーシング(21)内に傾斜して配置される仕切板(23)の傾斜方向中央よりも高い位置に設けられるため、該連通孔(23b)内への水の浸入をより確実に防止することができる。また、上記連通孔(23b)は、上記ケーシング(21)の上部空間(S1)の吸込口(21a)の近傍に設けられるため、該連通孔(23b)を通過する空気の流れと該吸込口(21a)から上部空間(S1)内へ吸い込まれる空気の流れとが互いに大きく干渉することなく、上記ケーシング(21)内に空気をスムーズに流すことができる。
さらに、上記仕切板(23)の連通孔(23b)の上方に、カバー部材(25)を設けて、該カバー部材(25)によって連通孔(23b)を覆うようにしたため、上記室内熱交換器(12)のドレン水等が上記連通孔(23b)内に直接、浸入するのを防止することができ、該連通孔(23b)を介して上記電装品箱(41)に水がかかるのをより確実に防止することができる。ここで、上記カバー部材(25)は、上記連通孔(23b)を上方から覆う天板部(25a)と該天板部(25a)の周縁部分から下方に延びる周壁部(25b)とを有し、該周壁部(25b)が、上記連通孔(23b)が内側に形成される角筒状の筒壁部(23c)に対して、側面視で重なるような高さ寸法に形成されているため、上記連通孔(23b)の側方から水が浸入するのをより確実に防止することができる。
また、上記ケーシング(21)の下部空間(S2)の吸込口(21b)は、ケーシング(21)における室内ファン(17)のメンテナンス開口部(21c)と同じ側に設けられているため、該吸込口(21b)が塞がれるのを防止できるとともに、吸込口(21b)を外観上、目立たないようにして意匠的に優れた室内ユニット(2)を実現できる。
《実施形態2》
図5に、実施形態2に係る冷凍装置としての空気調和装置の室内ユニットにおける電装品箱(41)の配置構造を示す。この実施形態では、カバー部材(25)を連通孔(23b)に設ける代わりに、連通孔(53b)と電装品箱(41)との位置関係に工夫を凝らした点が上記実施形態1とは異なるだけなので、以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ説明する。
具体的には、図5に示すように、ケーシング(21)の内部を上下に区画する仕切板(53)に、上面視で電装品箱(41)と重ならないような位置に連通孔(53b)を設ける。これにより、ケーシング(21)の上部空間(S1)内の室内熱交換器(12)で発生したドレン水等が、上記連通孔(53b)内に浸入した場合でも、上記電装品箱(41)に水が直接かかるのを防止でき、該電装品箱(41)内への水の浸入を防止できる。
なお、この実施形態においても、上記連通孔(53b)に上記実施形態1のようなカバー部材を設けてもよい。こうすることで、上記連通孔(53b)内への水の浸入を防止することができ、上記電装品箱(41)に水がかかるのをより確実に防止することができる。
ここで、上記図5における符号53aは、ドレンパンとして機能する仕切板(23)に形成された排水用の排水溝である。
−実施形態2の効果−
以上より、この実施形態によれば、ケーシング(21)の内部を上下に区画する仕切板(53)に、上面視で電装品箱(41)と重ならないような位置に連通孔(53b)を設けたので、該連通孔(53b)を介して上記電装品箱(41)に直接、水がかかるのを防止できる。したがって、上記電装品箱(41)内への水の浸入を防止することができる。
《実施形態3》
図6に、実施形態3に係る冷凍装置としての空気調和装置の室内ユニットにおける電装品箱(41)まわりの構造を示す。この実施形態では、カバー部材(25)を連通孔(23b)に設ける代わりに、電装品箱(41)の上方に屋根部材(43)を設けた点で上記実施形態1とは異なるだけなので、以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ説明する。
具体的には、図6に示すように、電装品箱(41)の上面上に、一方に向かって傾斜するように平板からなる屋根部材(43)が設けられている。この屋根部材(43)は、上記電装品箱(41)の上面に向かって落下する水を受ける平面部(43a)と、該平面部(43a)上を水が上記一方へ流れるように幅方向両端部に形成された壁部(43a)と、を備えている。なお、上記図6に示すように、本実施形態において、上記一方とは電装品箱(41)のフィン(42)が設けられている側である。
なお、この実施形態においても、仕切板の連通孔に上記実施形態1のようなカバー部材を設けたり、上記実施形態2のように連通孔を上面視で電装品箱(41)と重ならないような位置に設けたりしてもよい。こうすることで、電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
−実施形態3の効果−
以上より、この実施形態によれば、電装品箱(41)の上面に向かって落下する水を、屋根部材(43)によって受け止めて流すことができるため、該電装品箱(41)に直接、水がかかるのを防止することができる。したがって、上記電装品箱(41)内への水の浸入を防止することができる。
《実施形態4》
図7に、実施形態4に係る冷凍装置としての空気調和装置の室内ユニットにおける電装品箱(41)の内部構造を示す。この実施形態では、電装品箱(41)の内部に電装部品(46)を取り付けるためのねじ穴(44a)が形成された取付板(44)を設けた点で上記実施形態1とは異なるだけなので、以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ説明する。
具体的には、図7に示すように、電装品箱(41)の内部には、複数のねじ穴(44a)(取付穴)が形成された断面略L字状の取付板(44)(取付部)が配設されていて、該取付板(44)に対して圧縮機(11)を駆動制御するための電装部品(46)がねじ(45)によって取り付け固定されている。すなわち、本実施形態では、上記電装品箱(41)の表面にねじ穴が形成されないように、上記電装品箱(41)内に複数のねじ穴(44a)が形成された取付板(44)を設けている。
これにより、上記電装品箱(41)の内部と外部とを連通する穴が形成されないので、該電装品箱(41)内に水が浸入するのをより確実に防止することができる。
ここで、上記図7における符号47は、フィン(42)に接続されるヒートシンク本体であり、上記電装品箱(41)の内方に配設されて、該電装品箱(41)内の電装部品を上記フィン(42)を介して冷却するように構成されている。また、符号44bは、上記ヒートシンク本体(46)によって電装品箱(41)の内部を効率良く冷却するために、上記取付板(44)に形成された穴部である。
なお、この実施形態においても、仕切板の連通孔に上記実施形態1のようなカバー部材を設けたり、上記実施形態2のように連通孔を上面視で電装品箱(41)と重ならないような位置に設けたり、電装品箱(41)の上面上に上記実施形態3のような屋根部材を設けたりしてもよい。こうすることで、電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
−実施形態4の効果−
以上より、この実施形態によれば、電装品箱(41)の内部に、電装部品(46)を取り付けるためのねじ穴(44a)が形成された取付板(44)を別に設けたため、該電装品箱(41)の内部と外部とがねじ穴によって連通するのを防止することができる。したがって、上記電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
《実施形態5》
図8に、実施形態5に係る冷凍装置としての空気調和装置の室内ユニットにおけるケーシング(61)の構造を示す。この実施形態では、ケーシング(61)の下部空間に対応する吸込口(62a)の位置が上記実施形態1とは異なるだけなので、以下の説明において、同一の部分には同一の符号を付して、異なる部分についてのみ説明する。
具体的には、図8に示すように、ケーシング(61)は、本体フレーム(62)と該本体フレーム(62)の下側に配置される底フレーム(63)とを備えている。上記本体フレーム(62)は、その前面(室内側の面)の下部が内方に向かって凹んだ段状に形成されていて、該本体フレーム(62)の底部が上記底フレーム(62)と下面視でほぼ同じ大きさに形成されている。すなわち、上記ケーシング(61)は、その側面の一つである前面の下部が、内方に向かって凹んだ段状に形成されている。
上記ケーシング(61)の本体フレーム(62)の段状に形成された下部には、床面に面する下面に、複数の吸込口(62a)が下方に向かって開口するように形成されている。この吸込口(62a)は、ケーシング幅方向に長い略長円形状に形成されていて、上記ケーシング(61)の内部に形成される図示しない下部空間に対応して設けられている。すなわち、上記吸込口(62a)は、下部空間内に電装品箱(図示省略)を冷却するための空気を吸い込むことができるように、上記ケーシング(61)に設けられている。
このように、下部空間に対応する吸込口(62a)を、上記ケーシング(61)の段状に形成された下部の下面に設けることで、該吸込口(62a)を目立たない位置に形成することができ、空気調和装置の室内ユニットの外観が上記吸込口(62a)によって損なわれるのを防止できる。しかも、上記ケーシング(61)の吸込口(62a)が形成された面を室内の壁に密着させるように設置した場合でも、該ケーシング(61)の下部の段差によって上記吸込口(62a)の周りに空間を確保できるため、該吸込口(62a)から吸い込まれる空気の流れを確保することができる。
なお、本実施形態では、上記ケーシング(61)を本体フレーム(62)と底フレーム(63)とからなる構成としているが、この限りではなく、一体形成されたものであってもよい。
また、この実施形態においても、ケーシング(61)内の仕切板の連通孔に上記実施形態1のようなカバー部材を設けたり、上記実施形態2のように連通孔を上面視で電装品箱と重ならないような位置に設けたり、電装品箱の上面上に上記実施形態3のような屋根部材を設けたり、該電装品箱の内部の構成を上記実施形態4のような構成にしたりしてもよい。こうすることで、電装品箱(41)内への水の浸入をより確実に防止できる。
−実施形態5の効果−
以上より、この実施形態によれば、ケーシング(61)の前面の下部を、内方に向かって凹んだ段状に形成し、該下部の下面に下方に向かって開口する吸込口(62a)を設けたため、該吸込口(62a)を目立たないようにすることができ、意匠的にも優れた室内ユニットを実現できる。
しかも、上述の位置に吸込口(62a)を設けることで、上記ケーシング(61)の吸込口(62a)が形成された側面が塞がれても該吸込口(62a)の周りに空間を確保することができ、該吸込口(62a)から下部空間(S2)内への空気の流れを確保することができる。したがって、上述の構成により、上記下部空間(S2)内の電装品箱(41)をより確実に冷却することができる。
《その他の実施形態》
上記実施形態は、以下のような構成としてもよい。
上記実施形態1では、ケーシング(21)の仕切板(23)の連通孔(23b)を、角筒状の筒壁部(23c)によって構成しているが、この限りではなく、円筒状など他の筒形状であってもよいし、筒壁部ではなく仕切板(23)に設けられた単なる穴部であってもよい。
また、上記実施形態では、カバー部材(25)に周壁部(25b)を設けているが、周壁部(25b)を設けずに、天板部(25a)のみによってカバー部材(25)を構成してもよい。この周壁部(25b)がなくても、連通孔(23b)を構成する筒壁部(23c)によって該連通孔(23b)に対する側方からの水の浸入を或る程度、防止することができる。
また、上記実施形態1では、上記連通孔(23b)を一つしか設けていないが、複数、設けてもよい。
また、上記実施形態1では、上記連通孔(23b)を、傾斜して配置された仕切板(23)の高い側に設けているが、この限りではなく、該連通孔(23b)内に水が浸入しにくい位置であれば、どのような位置に設けてもよい。さらに、上記実施形態1では、上記連通孔(23b)は、ケーシングの吸込口(21a)の近傍に設けられているが、この限りではなく、該吸込口(21a)から離れた位置に連通孔(23b)を設けてもよい。
また、上記実施形態1では、カバー部材(25)の接続部(25c)を、連通孔(23b)の周縁部分のうちケーシング後面側に接続しているが、この限りではなく、該連通孔(23b)への水の浸入を規制できる部分であれば、どこに接続してもよい。
さらに、上記実施形態1では、下部空間(S2)に対応する吸込口(21b)を、室内ファン(13)のメンテナンス開口部(21c)側のケーシング側面に設けているが、この限りではなく、他の側面に設けてもよい。
以上説明したように、本発明に係る冷凍装置は、利用側熱交換器のドレン水等の影響を極力、受けることなく、安価で壊れにくい構成により電装品箱を効率良く冷却することができるので、ケーシング内に利用側熱交換器、利用側ファン、圧縮機及び電装品箱が収納された空気調和装置などに特に有用である。
図1は、実施形態1に係る空気調和装置の概略構成を示す冷媒回路図である。 図2は、空気調和装置の室内ユニットの外観を概略的に示す斜視図である。 図3は、室内ユニットの内部構造を概略的に示す断面斜視図である。 図4は、仕切板の連通孔を覆うカバー部材の構成を示す図3におけるIV-IV線断面図である。 図5は、実施形態2に係る空気調和装置の室内ユニットの横断面図である。 図6は、実施形態3に係る空気調和装置の室内ユニット内の電装品箱の概略構成を示す斜視図である。 図7は、実施形態4に係る空気調和装置の室内ユニット内の電装品箱内部の概略構成を示す断面図である。 図8は、実施形態5に係る空気調和装置の室内ユニットのケーシング構造の一部を拡大して示す斜視図である。
1 空気調和装置(冷凍装置)
2 室内ユニット
4 冷媒回路
11 圧縮機
12 室内熱交換器(利用側熱交換器)
13 室内ファン(利用側ファン)
16 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
21,61 ケーシング
21a,21b,62a 吸込口
21c メンテナンス開口部
23,53 仕切板
23b,53b 連通孔
23c 筒壁部
25 カバー部材
25a 天板部
25b 周壁部
25c 接続部
26 通風路
41 電装品箱
43 屋根部材
44 取付板(取付部)
44a ねじ穴(取付穴)
46 電装部品
S1 上部空間
S2 下部空間

Claims (13)

  1. 少なくとも圧縮機(11)、熱源側熱交換器(16)及び利用側熱交換器(12)を有していて蒸気圧縮式冷凍サイクルを行うように構成された冷媒回路(4)と、内部を仕切板(23)によって上部空間(S1)と下部空間(S2)とに区画され、該上部空間(S1)内に上記利用側熱交換器(12)が配置されるとともに上記下部空間(S2)内に上記圧縮機(11)が配置されるケーシング(21)と、を備えた冷凍装置であって、
    上記下部空間(S2)内には、上記圧縮機(11)を駆動制御するための電装部品が収納された電装品箱(41)が配置されている一方、上記上部空間(S1)内には、ケーシング(21)外へ空気を吐出するための利用側ファン(13)が配置されていて、
    上記仕切板(23)は、上記利用側熱交換器(12)のドレン水を受けるためのドレンパンであり、該仕切板(23)には、上記ファン(13)によって上記ケーシング(21)内に上記電装品箱(41)を冷却するための通風路(26)が形成されるように、該ケーシング(21)の上部空間(S1)と下部空間(S2)とを連通する連通孔(23b)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  2. 請求項1に記載の冷凍装置において、
    上記ケーシング(61)には、上記上部空間(S1)及び下部空間(S2)に対応して空気の吸込口(21a,21b)がそれぞれ設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  3. 請求項2に記載の冷凍装置において、
    上記連通孔(23b)は、上記上部空間(S1)に対応する吸込口(21a)の近傍に設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記仕切板(23)は、上記ケーシング(61)内に傾斜して配置されていて、
    上記連通孔(23b)は、上記仕切板(23)の傾斜方向の中央部分よりも高い位置に設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記連通孔(23b)の上方には、上面視で該連通孔(23b)を覆うようにカバー部材(25)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  6. 請求項5に記載の冷凍装置において、
    上記仕切板(23)には、上方に延びて内部に上記連通孔(23b)が形成される筒壁部(23c)が設けられていて、
    上記カバー部材(25)は、上記筒壁部(23c)の上方で上記連通孔(23b)を覆うような天板部(25a)を備えていることを特徴とする冷凍装置。
  7. 請求項6に記載の冷凍装置において、
    上記カバー部材(25)は、上記天板部(25a)の周縁部分から下方に延びる周壁部(25b)を備えていて、
    上記周壁部(25b)は、側面視で上記筒壁部(23c)と重なるように形成されていることを特徴とする冷凍装置。
  8. 請求項6または7に記載の冷凍装置において、
    上記カバー部材(25)は、上記天板部(25a)を上記仕切板(23)に接続するための接続部(25c)を備え、
    上記接続部(25c)は、上記連通孔(23b)内に側方から水が浸入するのを規制するように、上記仕切板(23)の連通孔(23b)の周縁部分に接続されていることを特徴とする冷凍装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記連通孔(53b)は、上記仕切板(53)に上面視で上記電装品箱(41)と重ならないような位置に設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記電装品箱(41)の上方には、上記連通孔(23b)を介して上記上部空間(S1)内の水が該電装品箱(41)の上面に直接、落下しないように、屋根部材(43)が設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記電装品箱(41)は、その内部に、電装部品(46)を取り付けるための取付穴(44a)が形成された取付部(44)を備えていることを特徴とする冷凍装置。
  12. 請求項2から11のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記ケーシング(21)には、上記利用側ファン(13)のメンテナンスを行う際に開けられるメンテナンス開口部(21c)が設けられていて、
    上記下部空間(S2)の吸込口(21b)は、上記ケーシング(21)のメンテナンス開口部(21c)と同じ側に設けられていることを特徴とする冷凍装置。
  13. 請求項2から11のいずれか一つに記載の冷凍装置において、
    上記ケーシング(61)は、側面の下部が内方に凹んだ段状に形成されていて、
    上記下部空間(S2)の吸込口(62a)は、上記段状に形成されたケーシング(61)下部の下面に、下方に向かって開口するように設けられていることを特徴とする冷凍装置。
JP2009057935A 2009-03-11 2009-03-11 冷凍装置 Pending JP2010210173A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009057935A JP2010210173A (ja) 2009-03-11 2009-03-11 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009057935A JP2010210173A (ja) 2009-03-11 2009-03-11 冷凍装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010210173A true JP2010210173A (ja) 2010-09-24

Family

ID=42970540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009057935A Pending JP2010210173A (ja) 2009-03-11 2009-03-11 冷凍装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010210173A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105042696A (zh) * 2015-08-07 2015-11-11 珠海格力电器股份有限公司 空调
CN106855277A (zh) * 2015-12-08 2017-06-16 Lg电子株式会社 空气调节器
WO2017216987A1 (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 東芝キヤリア株式会社 冷凍サイクル装置
WO2018180253A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
JP2018169128A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
JP2018185122A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内ユニット

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141548U (ja) * 1978-03-27 1979-10-01
JPS60226640A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窓用空気調和機
JPS61107024A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPS6423047A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Daiichi Home Kk Exhaust suction opening for forced ventilating device for cooking
JPH0311249A (ja) * 1989-06-09 1991-01-18 Toshiba Corp 屋外設置形冷凍機の室外ユニット
JPH0367928U (ja) * 1989-11-02 1991-07-03
JP2006125696A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Sanyo Electric Co Ltd 室外ユニット
JP2008039345A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 空調装置
JP2008070003A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2008075974A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Daikin Ind Ltd 空調ユニット、および空気調和装置の室外ユニット

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141548U (ja) * 1978-03-27 1979-10-01
JPS60226640A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 窓用空気調和機
JPS61107024A (ja) * 1984-10-30 1986-05-24 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機
JPS6423047A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Daiichi Home Kk Exhaust suction opening for forced ventilating device for cooking
JPH0311249A (ja) * 1989-06-09 1991-01-18 Toshiba Corp 屋外設置形冷凍機の室外ユニット
JPH0367928U (ja) * 1989-11-02 1991-07-03
JP2006125696A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Sanyo Electric Co Ltd 室外ユニット
JP2008039345A (ja) * 2006-08-10 2008-02-21 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 空調装置
JP2008070003A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Daikin Ind Ltd 空気調和装置
JP2008075974A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Daikin Ind Ltd 空調ユニット、および空気調和装置の室外ユニット

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105042696B (zh) * 2015-08-07 2018-11-09 珠海格力电器股份有限公司 空调
CN105042696A (zh) * 2015-08-07 2015-11-11 珠海格力电器股份有限公司 空调
CN106855277A (zh) * 2015-12-08 2017-06-16 Lg电子株式会社 空气调节器
EP3182024A1 (en) * 2015-12-08 2017-06-21 Lg Electronics Inc. Air guide for air conditioner
US10436459B2 (en) 2015-12-08 2019-10-08 Lg Electronics Inc. Air guide for air conditioner
JPWO2017216987A1 (ja) * 2016-06-16 2019-01-17 東芝キヤリア株式会社 冷凍サイクル装置
WO2017216987A1 (ja) * 2016-06-16 2017-12-21 東芝キヤリア株式会社 冷凍サイクル装置
JP2018169129A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
JP2018169128A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
WO2018180253A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 ダイキン工業株式会社 冷凍装置の熱源ユニット
TWI674381B (zh) * 2017-03-30 2019-10-11 日商大金工業股份有限公司 冷凍裝置之熱源機組
CN110476018A (zh) * 2017-03-30 2019-11-19 大金工业株式会社 冷冻装置的热源机组
CN110476018B (zh) * 2017-03-30 2020-11-03 大金工业株式会社 冷冻装置的热源机组
US10982877B2 (en) 2017-03-30 2021-04-20 Daikin Industries, Ltd. Heat source unit for refrigeration device
JP2018185122A (ja) * 2017-04-27 2018-11-22 東芝キヤリア株式会社 空気調和機の室内ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101428444B1 (ko) 히터 및 이를 구비한 냉동장치의 실외유닛
JP4862814B2 (ja) 空気調和装置の室外機
EP3786535A2 (en) Intergrated air conditioner
JP2010210173A (ja) 冷凍装置
EP2993423B1 (en) Decorative panel and air-conditioner in-room unit provided with same
JP6149494B2 (ja) 化粧パネル、及び空気調和機の室内ユニット
JPWO2002077535A1 (ja) 空気調和装置及びその設置方法
KR20110139834A (ko) 공기조화기의 실내기
JP2013047588A (ja) 建築構造物の空調構造
US10982877B2 (en) Heat source unit for refrigeration device
JP5123018B2 (ja) 空調装置
JP5184900B2 (ja) エンジン駆動式ヒートポンプ
EP3851758B1 (en) Air conditioner
KR20060117832A (ko) 공기조화기의 드레인팬
KR100829133B1 (ko) 천정형 에어컨의 냉기누설 방지구조
JP2008202893A (ja) 空気調和装置
JP2006184003A (ja) 空気調和装置
JP2020008268A (ja) 屋外空気調和装置
US11982462B2 (en) Air conditioner
JP5968166B2 (ja) 冷却装置
WO2021054464A1 (ja) 冷凍装置の室外機
KR100624737B1 (ko) 공기조화기
JP2009257702A (ja) 空調装置及びキャビネット
KR20090020759A (ko) 멀티형 공기조화기의 컨트롤박스
KR20070074403A (ko) 공기조화기 실내기의 드레인팬

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120529