JP2018162819A - シール栓装置及び管路封止方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明に係るシール栓装置を本栓として用いる場合は、本体部と、拡径部と、係止部とを備える。また、本発明に係るシール栓装置を仮栓として用いる場合は、本体部と、拡径部と、係止部と、弁体とを備える。つまり、本栓では弁体が必須ではない。
各部材の構成及び作用効果については、図面に示す具体的な実施形態と共に後述する。なお、図面に示す実施形態は、上記シール栓装置を仮栓として用いるものである。
なお、図1は、本発明の一実施形態に係るシール栓装置1を示した平面図である。また、図2は、図1に示す切断面でのシール栓装置1の断面概略図である。図3は、図1に示すシール栓装置1が作動した状態の断面概略図である。
作動部5には、リリーフバルブ9及びチェックバルブ10の一端部が挿入配置可能な貫通孔が設けられている。リリーフバルブ9及びチェックバルブ10については後述する。
蓋部6には、図1及び2に示すように、複数の貫通孔が設けられ、該貫通孔から本体部2内に後述の操作部8、リリーフバルブ9、及びチェックバルブ10等が挿入配置されている。操作部8については、リリーフバルブ9及びチェックバルブ10と共に後述する。
固定部7は、蓋部6と同様に複数の貫通孔を有し、該貫通孔に後述の操作部8、リリーフバルブ9、及びチェックバルブ10等が挿入配置されている。固定部7と蓋部6とは相互に固定された状態で設けられる。なお、固定部7は、略中央部に配置される操作部8を回転可能に保持するための保持部11を有する。
操作用凹部12は、シール栓装置1を用いて管路を封止する際に適宜の操作用治具を挿入及び嵌合させるための凹部であり、図1に示すように蓋部6側に露出するように配置されている。
操作部8は、進入方向及び反進入方向に沿った方向には不動であり、かつ操作部8の軸線を中心として回転可能となるように、外ネジ部13が設けられていない周側面において保持部11により保持されている。
外ネジ部13は、保持部11より進入方向側に設けられるネジ山であり、作動部5の反進入方向側の略中央部に設けられた挿入孔の内面に形成される内ネジ部14に螺合可能である。
なお、本実施形態では一例としてリリーフバルブ9の作動圧力が0.1MPaのものを用い、またチェックバルブ10の作動圧力が7kPaのものを用いている。なお、ガスの圧力に応じて、例えばリリーフバルブ9の作動圧力が0.1〜0.3Mpaのものを用いると共に、チェックバルブ10の作動圧力が1kPa以下のものを用いることもできる。もっとも、本発明はこれらの作動圧力に限定されず、適用する管路の種類、管路内を流通する流体の圧力等に鑑みて適宜に設定することができる。
拡径部3は、固定部7の周側面と作動部5の周側面とに渡されて設けられ、固定部7に当接している部位が固定されている。
また、係止部4は、図1及び2に示すように管路の封止前状態、換言すると拡径部3の拡径前状態においては、固定部7、拡径部3、及び作動部5よりも本体部2の径方向外側に大きく形成されている。
図4(a)及び(b)は、元整理作業におけるシール栓装置1のサービスチーSへの装着工程を示す断面概略図である。図5(a)〜(c)は、元整理作業における圧力調整工程及び密閉工程を示す断面概略図である。
ガスが逆流すると融着しようとしていた密閉蓋16がガス圧で飛ばされてサービスチーSの切断開口部Cから脱離してしまう可能性がある。本実施形態に係るシール栓装置1を用いることで上記逆流が生じ難いので、安全かつ安定的な融着工程が実行可能となる。また、密閉蓋16をサービスチーSに融着する際にガスが第1領域S1へと逆流すると、融着部分に微細な空隙が生じる可能性があり、この空隙は密閉蓋16による気密性の低下を招き得る。しかしながら、本実施形態に係るシール栓装置1を用いることでガスの上記逆流が生じ難いので融着部分における空隙が生じ難く、密閉蓋16による良好な気密性を確保することができる。
なお、図6は本発明の他の実施形態に係るシール栓装置100を示す断面概略図であり、図6(a)は作動前の他の実施形態に係るシール栓装置100を示す断面概略図であり、図6(b)は作動後の他の実施形態に係るシール栓装置100を示す断面概略図である。
該突出距離が作業毎に異なる場合は、例えばフック部17をまず短冊状の平板として設け、拡径部3が管路Pの開口部Oに臨む位置までシール栓装置100をサービスチーSに挿入した状態で、切断開口部Cの位置に合わせて平板の先端部をフック状に屈曲させつつ係止状態も略同時に実現させることができる。また、蓋部61とフック部17とを着脱自在に構成すると共に、予め種々の延在長さを有するフック部17を複数準備しておき、突出距離が決まり次第、突出距離に応じた長さのフック部17を蓋部61に取付けた上で、シール栓装置100をサービスチーS内に挿入することもできる。
また、係止部41の係止形態によって、本体部2の外径がサービスチーSの内径より小さく、本体部2の周面部がサービスチーSの内面に接触しない場合であっても、係止の実現には影響が無い。よって、フック部17を採用することで本体部2をサービスチーSの大きさに合わせて設計する必要がなくなり、装置設計の自由度が向上する。
Claims (5)
- 管路の開口を封止するシール栓装置であって、
前記管路内への装着時に、軸線が前記管路の軸線と略平行に配置される本体部と、
前記本体部における前記管路内への進入方向側の周側面に設けられ、拡径可能な弾性体を有する拡径部と、
前記本体部において前記進入方向側とは反対側の反進入方向側に設けられ、前記管路に対して係止可能な係止部と、を備え、
拡径した前記弾性体は、前記反進入方向側から前記進入方向側に向かって前記本体部の径方向に大きく形成される、
シール栓装置。 - 前記係止部は、前記管路の内面に形成されるネジ部に螺合可能である、
請求項1に記載のシール栓装置。 - 前記本体部は、特定の圧力が作用すると一方向にのみ開弁する弁体を少なくとも2つ有し、
一の前記弁体と他の前記弁体とは、開弁方向が前記進入方向側又は前記反進入方向側を指向するように互いに逆向きに設けられている、
請求項1又は2に記載のシール栓装置。 - 前記管路は、第1管路と、前記第1管路から分岐する第2管路と、を有し、
前記本体部を前記第2管路から前記第1管路に向かって挿入した状態で、
前記本体部の前記進入方向側の端部が、前記第1管路と前記第2管路との分岐部よりも前記第1管路内側に突出すると共に、
前記拡径部が、前記第1管路内から前記第2管路内に亘る範囲で前記第2管路の内径より大きく拡径する、
請求項1〜3のいずれかに記載のシール栓装置。 - シール栓装置を用いて管路の開口を封止する管路封止方法であって、
前記シール栓装置は、
前記管路内への装着時に、軸線が前記管路の軸線と略平行に配置される本体部と、
前記本体部における前記管路内への進入方向側の周側面に設けられ、拡径可能な弾性体を有する拡径部と、
前記本体部において前記進入方向側とは反対側の反進入方向側に設けられ、前記管路に対して係止可能な係止部と、を備え、
拡径した前記弾性体は、前記反進入方向側から前記進入方向側に向かって前記本体部の径方向に大きく形成される、
管路封止方法。
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- 2017-03-24 JP JP2017059671A patent/JP6900003B2/ja active Active
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