JP5337900B2 - 分岐管の撤去方法及び分岐口の密栓装置 - Google Patents

分岐管の撤去方法及び分岐口の密栓装置 Download PDF

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Description

本発明は、流体管に仕切弁装置を介して接続された分岐管の撤去方法と、その方法に用いられる分岐口の密栓装置に関する。
古くなった既設の水道管(流体管の一例)を更新するに際しては、水道水の利用者に対する利便性を考慮し、管路を上流側で止水することなく不断水の状態を維持したまま施工することが望まれる。そこで、不断水工法を利用して既設の水道管の途中に分岐管を接続し、その分岐管により形成したバイパスで通水状態を保持するようにすれば、断水せずとも水道管の更新を行うことができる。かかる不断水工法は、例えば下記特許文献1に記載されている。
図15は、既設の水道管を更新する手順の一例を示す概略図である。管路における矢印は水の流れを表している。まず、管路中のA区間を対象とし、その両端に割T字管81,82を装着して各々に仕切弁装置(以下、「仕切弁」と呼ぶ。)83を接続する(図15(a))。次に、各仕切弁83に不図示の穿孔装置を接続し、割T字管81,82で囲まれた管路部分を穿孔した後、穿孔装置を仕切弁83から取り外す。そして、分岐管84を接続してバイパスを形成すると共に、仕切弁83を開状態とし、本管の仕切弁85を閉状態とする(図15(b))。これにより、不断水の状態を維持したまま、A区間にある既設の水道管を新設管路8Aに更新することができる。
A区間における水道管の更新が完了したら、仕切弁85を開状態として本管に通水する。この段階でA区間のバイパスは不要となるため、分岐管84を撤去する(図15(c))。続いて、B区間を対象とし、上記と同じ要領で分岐管86を接続してバイパスを形成すると共に、仕切弁89を開状態とし、仕切弁85を閉状態とする(図15(d))。このとき、割T字管87は、A区間において新設の水道管に装着される。そして、不断水の状態を維持したまま、B区間にある水道管を新設管路8Bに更新し、それが完了したら分岐管86を撤去する(図15(e))。かかる工程を繰り返すことで、既設の水道管を順次に更新することができる。
ところで、上記のような水道管の更新工事においては、分岐管を撤去する工程が煩雑であり、特に分岐管を撤去するにあたり本管から仕切弁を取り外す場合には、本管にて不断水の状態を維持したまま分岐口を密栓しなければならず、作業が非常に煩雑となる。そのため、従来は、分岐管だけを取り外して仕切弁は残置させておくことが行われていたが、将来同じ場所を掘削した際に仕切弁を重機で引っ掛けてしまうという不安があった。
これらの問題を解決するために、分岐管を仕切弁ごと撤去し得る方法として、下記特許文献2,3が開示されている。この方法では、既設管に穿設した分岐口に環状コアを挿入し、その環状コアを拡径して密着係止させた後、螺合作用又は止めリングを介した嵌合作用により、その環状コアに栓体が取り付けられる。しかしながら、これらの方法では、不断水の状態を維持したまま環状コアから栓体を容易に離脱することができず、密栓した分岐口を再び利用する場合、すなわち本管に分岐管を再び接続し、分岐口の密栓を解除して通水させる場合には、とても使い勝手が悪い。
また、本発明者は、図15(d)のように新設管からバイパスを分岐させる場合に、新設管に割り構造の割T字管を装着して分岐口を穿設するのではなく、その新設管の一部を予め一体構造のT字管で構成しておき、そのT字管の分岐部に仕切弁を介して分岐管を接続することを考えたが、下記特許文献2,3記載の発明はそもそも割T字管の撤去方法であるため、一体構造のT字管を使用する場合には適用し得ない。
特開2002−154004号公報 特開2002−267086号公報 特開2005−106083号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、分岐口を簡便に密栓することができ、しかもその密栓の解除が簡便となる分岐管の撤去方法と、その方法に用いられる分岐口の密栓装置を提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成できる。即ち、本発明に係る分岐管の撤去方法は、流体管の軸直角方向に向けて開口した筒状の分岐口に仕切弁装置を介して接続された分岐管の撤去方法において、前記仕切弁装置から前記分岐管を取り外し、前記分岐口を密封可能なシール部と、前記シール部よりも先端側に設けられた張出部と、前記シール部と前記張出部との間に形成され、前記分岐口の内周に設けた係合突起が当接可能な壁面とを備える栓部材を、挿入治具を用いて前記仕切弁装置に挿入する第1の工程と、前記仕切弁装置を通じて前記栓部材を前記分岐口内に配置し、前記栓部材の外周に設けた前記張出部が、前記分岐口の内周に設けた前記係合突起の欠落部を通過した状態にする第2の工程と、前記栓部材を回転させて前記張出部と前記係合突起との周方向位置を合わせ、前記張出部と前記係合突起とを係合させる第3の工程と、前記分岐口から前記仕切弁装置を取り外す第4の工程と、を備えるものである。
本発明に係る分岐管の撤去方法によれば、分岐管を取り外した後の仕切弁装置に栓部材を挿入し、その栓部材を所定位置に配置して回転させるだけで栓部材を固定することができる。また、その栓部材によって分岐口を密封することができる。このため、流体管の分岐口を簡便に密栓することができ、分岐管を仕切弁装置ごと撤去するにあたり流体管内の流体を止める必要もない。しかも、分岐口の密栓を解除するには、栓部材を回転させて張出部と係合突起との周方向位置をずらし、分岐口から栓部材を引き抜くだけでよいため、密栓の解除作業も簡便となる。
本発明では、筒状の分岐口に仕切弁装置を通じて栓部材を挿入し、その栓部材が有するシール部によって分岐口を密封するとともに、栓部材の張出部と分岐口の係合突起との係合作用によって栓部材を固定する。この分岐口は、流体管の軸直角方向に向けて開口しており、例えばT字管或いは割T字管の分岐部に形成されている。
上記において、前記第2の工程では、前記栓部材に作用する流体圧力に抗し得るように、連結具によって前記挿入治具を前記流体管に連結した状態とし、前記仕切弁装置から前記分岐口に向かって前記栓部材を押圧することが好ましい。これにより、流体圧力による栓部材の抜け出しを防止し、流体圧力に抗して栓部材を所定位置に適切に配置することができる。
上記において、前記挿入治具が、前記連結具によって前記流体管に連結可能な反力受け部材と、先端に前記栓部材が取り付けられる第1軸部材と、前記反力受け部材が取り付けられ且つ前記第1軸部材を回転可能に支持する第2軸部材とを有し、前記第3の工程では、前記第1軸部材を回転することで前記栓部材の回転を行うことが好ましい。これにより、第2の工程で栓部材を所定位置に配置した後、流体圧力に抗した状態を維持しながら栓部材を簡便に回転させることができる。
上記において、前記第2の工程にて、前記栓部材の押圧を前記連結具に設けたジャッキを介して行うことが好ましい。かかる方法によれば、ジャッキ力によって栓部材を押圧することで、流体圧力に抗して栓部材をより簡便に所定位置に配置することができる。
上記において、前記仕切弁装置の流体管側端部が筒状挿口として形成され、その筒状挿口を前記分岐口に挿入して締結具を締結することにより、前記仕切弁装置が前記分岐口に接続されていることが好ましい。これにより、仕切弁装置と分岐口とをフランジ接続する場合などに比べて、流体管から仕切弁の分岐管側端部までの距離を短縮でき、分岐管の配設エリアが小さくなるため、施工現場の周辺に既設の建造物が存在するなど広い周囲スペースを確保できない場合に有用となる。
上記において、前記流体管が分割部を有しない一体構造のT字管により構成されていて、そのT字管の分岐部に前記分岐口が形成されていることが好ましい。これにより、割T字管の装着工程を省略することができる。なお、図15で説明したような流体管の更新工事であれば、仮配管である分岐管の埋設期間は数か月程度と短く、流体管を新設するに際して、将来的に分岐管が接続される箇所に予めT字管を使用することも可能である。本発明は、筒状の分岐口に栓部材を挿入して密栓するものであるため、錆びや腐食が生じていないことが確実な新設の流体管を対象とすることが好ましい。
また、本発明に係る分岐口の密栓装置は、シール部と、前記シール部よりも先端側で外周に張り出して設けられた張出部を有し、流体管の軸直角方向に向けて開口した筒状の分岐口に挿入されて前記分岐口を前記シール部で密封可能に構成され、前記シール部と前記張出部との間に、前記分岐口の内周に設けた係合突起が当接可能な壁面が形成された栓部材と、連結具によって前記流体管に連結可能な反力受け部材と、先端に前記栓部材が取り付けられる第1軸部材と、前記反力受け部材が取り付けられ且つ前記第1軸部材を回転可能に支持する第2軸部材とを有する挿入治具と、を備えるものである。
かかる分岐口の密栓装置によれば、分岐管を撤去するにあたり、栓部材を分岐口内の所定位置に配置するとともに、流体圧力に抗した状態を維持しながら栓部材を簡便に回転させることができる。このため、分岐口の内周に係合突起を設けた流体管に対し、その分岐口の密栓を簡便に行うことができ、その密栓の解除も簡便となる。
上記において、前記栓部材と前記第1軸部材とが嵌め合いにより連結され、前記第2軸部材は、前記第1軸部材が挿通される筒状をなすとともに、前記第1軸部材に対する軸方向位置を固定した状態で前記栓部材に先端部を係着可能に構成されていることが好ましい。
上記構成によれば、栓部材と第1軸部材とが嵌め合いにより連結されているものの、第2軸部材が、第1軸部材に対する軸方向位置を固定した状態で栓部材に係着されることから、栓部材を挿入治具によって確実に支持した状態で分岐口内の所定位置に配置することができる。また、第1軸部材は、流体管に連結された反力受け部材に取り付けられた筒状の第2軸部材に挿通されるため、流体圧力に抗した状態を維持しながらも栓部材を簡便に回転させることができる。分岐口を密栓した後には、栓部材に対する第2軸部材の係着を解除することで、挿入治具から栓部材を容易く分離して分岐口内に残置することができる。
また、T字状に分岐した分岐部に筒状の分岐口が形成され、前記分岐口の内周に欠落部を有する係合突起が設けられたT字管によれば、外周に張り出して設けられた張出部を有し、分岐口に挿入されて該分岐口を密封可能な栓部材によって分岐口を簡便に密栓でき、その密栓の解除も簡便となる。したがって、分岐管を撤去するにあたり、その分岐管が接続される流体管として有用となる。このT字管は、分割部を有しない一体構造のT字管でもよく、分割部を有する割り構造の割T字管でもよい。
本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための正面視断面図 図1のA−A矢視に沿った分岐口の断面図 図1の水道管及び仕切弁装置を示す平面図と、そのB−B矢視に沿った断面図 本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための正面図 本発明に係る分岐口の密栓装置を示す断面図 栓部材を先端側から見た図 本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための平面視断面図 本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための平面視断面図 栓部材の回転を説明する図 本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための平面視断面図 本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための平面視断面図 本発明の別実施形態に係る分岐管の撤去方法を説明するための正面視断面図 本発明の別実施形態に係る密栓装置を示す断面図 本発明の別実施形態に係る分岐管の撤去方法を説明するための平面視断面図 既設の水道管を更新する手順の一例を示す概略図
以下、本発明の実施形態について、流体管としての水道管に接続された分岐管を撤去する場合を例に挙げ、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る分岐管の撤去方法を説明するための正面視断面図であり、分岐管を取り外す前の状態を示している。図2は、図1のA−A矢視に沿った分岐口の断面図である。図3は、図1の水道管及び仕切弁装置を示す平面図と、そのB−B矢視に沿った断面図である。
水道管1は、図1にて紙面に垂直となる方向に沿って延びる管路の一部を構成し、本実施形態では分割部を有しない一体構造のT字管で構成されている。水道管1の内部は通水状態にあり、以下に説明する方法によって不断水の状態を維持したまま分岐管3が撤去される。
本実施形態のように一体構造のT字管で構成された水道管1は、それ自体が新設されるものであれば、その新設に際して分岐管3が接続される箇所に予め使用できる。すなわち、図15の例で言えば、(d)にて割T字管87が装着される箇所に対し、(b)においてA区間の水道管を更新する時点で、かかる一体構造のT字管を予め管路に組み込んでおくことができる。この場合、通常の不断水工法のように割T字管を水道管に装着する必要がなくなり、工程を省略できる。
水道管1はT字状に分岐した分岐部1aを有し、水道管1の軸直角方向に向けて開口した筒状の分岐口10が形成されている。分岐口10には、図2に示すように、その内周面から径方向内側に突出した係合突起11が設けられていて、周方向の複数箇所(本実施形態では2箇所)に欠落部12が形成されている。欠落部12の周方向長さや数は特に限られない。欠落部12は、少なくとも1箇所に形成されていればよいが、軸中心を挟んだ2箇所を含む複数箇所に形成されていることが好ましい。
分岐管3は、分岐口10に仕切弁装置2(以下、「仕切弁2」と呼ぶ。)を介して接続されている。仕切弁2は、図1左側となる分岐管側端部が分岐管3にフランジ接続され、その反対側となる流体管側端部が水道管1の分岐口10に接続されていて、両端部間に連通可能な通路を形成している。仕切弁2は、その通路を遮断自在に出退する弁体21を内蔵しており、図1では下降した弁体21によって通路が遮断された状態にある。
仕切弁2の流体管側端部は筒状挿口22として形成され、その筒状挿口22を分岐口10に挿入している。仕切弁2の外周部には、図3(b)に示すように、ボルト23(締結具の一例)が挿通する挿通孔を有するフランジ24が設けられており、分岐部1aの外周には、その挿通孔と同軸に配されるボルト孔1bが形成されている。したがって、筒状挿口22を分岐口10に挿入し、前記挿通孔及びボルト孔1bに挿通したボルト23をナットで締め付けることにより、仕切弁2が分岐口10に強固に接続される。
かかる構成によれば、仕切弁2と分岐部1aとをフランジ接続する場合等に比べて、水道管1から仕切弁2の分岐管側端部までの距離Lを短縮でき、分岐管3の配設エリアが小さくなるため、広い周囲スペースを確保できない場合に有用となる。分岐口10には、筒状挿口22を受け止める段部13が形成されており、仕切弁2が接続された状態では、分岐口10の内周面と筒状挿口22の内周面とが略同一面上に配される。
分岐管3を撤去するに際して、まずは、図4に示すように、仕切弁2から分岐管3を取り外し、挿入治具4を用いて仕切弁2の分岐管側端部から栓部材5を挿入する(前記第1の工程に相当)。本実施形態では、仕切弁2の分岐管側端部に間隔調整部材としての合フランジ6を接続している。これにより、挿入開始時における栓部材5の移動ストロークを確保でき、栓部材5の芯出し及び挿入作業が簡便化される。
ここで、分岐口の密栓装置の構成について説明する。図5は、分岐口の密栓装置の断面図であり、上半分が縦断面(図4参照)を、下半分が横断面(図7参照)を示している。図6は、栓部材5を先端側から見た図である。この密栓装置は、分岐口10に内嵌可能な円板状の栓部材5と、この栓部材5を分岐口10に挿入するための挿入治具4とを備える。
栓部材5は、分岐口10を密封可能なシール部51と、外周に張り出して設けられた張出部52とを有する。張出部52の周方向長さや数は特に限られない。シール部51と張出部52との間には、壁面57を有する凹部が形成されている。シール部51では、環状のアリ溝53にOリング54が収納されている。また、張出部52は、係合突起11の内径よりも大きい外径を有するものの、係合突起11の欠落部12を通過可能に形成されており、本実施形態では周方向の2箇所に設けられている。
挿入治具4は、後述する連結具によって水道管1に連結される反力受け部材40と、先端に栓部材5が取り付けられる丸棒状の内軸42(前記第1軸部材に相当)と、内軸42を回転可能に支持する円筒状の外軸43(前記第2軸部材に相当)とを備える。反力受け部材40は、水平方向に突出した一対のリング65を有する筒状体であり、その内周面に形成された段差にて、外軸43と軸方向に係合するように取り付けられる。反力受け部材40は、外軸43から内軸42にわたって外嵌めされており、内軸42は外軸43に挿通支持されている。なお、反力受け部材40を外筒43に一体的に取り付けても構わない。
栓部材5と内軸42とは嵌め合いによって連結され、本実施形態では、内軸42の角柱状をなした先端部48が、栓部材5の直方体状をなす凹陥部55に差し込まれる。また、外軸43の先端部49を内軸42の突部29と軸方向に係合することで、内軸42に対する外軸43の軸方向位置が固定され、その状態にて栓部材5に先端部49を係着可能に構成されている。本実施形態では、先端部49に設けた雌ねじ部28が栓部材5の雄ねじ56に螺合される。
内軸42を回転させると栓部材5と共に外軸43が一緒に回転するが、反力受け部材40は内軸42及び外軸43に対して単に外嵌されているだけであり、内軸42の回転は反力受け部材40に伝達されないように構成されている。なお、反力受け部材40への回転の伝達を確実に阻止すべく、反力受け部材40と外軸43との間にスラストベアリングを設けることも可能である。
合フランジ6又は仕切弁2に栓部材5を挿入したら、仕切弁2の弁体21を上方に退避させて通路を連通状態にする。このとき、図7に示すように、連結具であるレバーホイスト34によって反力受け部材40を水道管1に連結しておく。本実施形態では、合フランジ6及び仕切弁2を介在させた状態で反力受け部材40を水道管1に間接的に連結した例を示しており、反力受け部材40は合フランジ6が有するリング部61に連結されている。この水道管1に連結された反力受け部材40が水圧の反力を受け止めるため、栓部材5が水圧によって抜け出ることはない。
次に、栓部材5を水道管1側に押圧し、図8に示すように分岐口10内の所定位置に栓部材5を配置する(前記第2の工程に相当)。この所定位置は、栓部材5の張出部52が係合突起11の欠落部12を通過した位置であり、本実施形態ではシール部51が分岐口10を密封する位置でもある。
本実施形態では、壁面57が係合突起11に当接するまで栓部材5を押圧すればよく、それによって確実に張出部52が欠落部12を通過した状態にできる。また、レバーホイスト34に設けたジャッキ35を介して栓部材5を押圧することにより、水圧に抗して栓部材5を簡便に押圧できる。
続いて、図9に示すように、栓部材5を回転させて張出部52と係合突起11との周方向位置を合わせ、張出部52と係合突起11とを軸方向に係合させる(前記第3の工程に相当)。この水道管1は通水状態にあるため、流体圧力(即ち水圧)を利用して、張出部52と係合突起11とを強固に係合させることができる。これにより、分岐口10を密封しつつ栓部材5の位置固定が行われ、分岐口10は密栓状態となる。
栓部材5の回転は、内軸42の後端部に取り付けた不図示のハンドルを操作することで行われる。この密栓装置によれば、反力受け部材40によって水圧の反力が受け止められるため、水圧に抗した状態を適切に維持でき、栓部材5を簡便に回転させることができる。また、内軸42の回転が反力受け部材40に伝達されないため、栓部材5を回転する際に反力受け部材40は回転せず、姿勢を保持したままとなる。
本実施形態では、栓部材5を分岐口10内の所定位置に配置した時点で、分岐口10がシール部51により密封される例を示すが、分岐口10の密封を行うタイミングは、これに限られるものではない。したがって、例えば、栓部材5を回転して張出部52と係合突起11とを係合させた後、更なる操作によってシール材を圧縮し、分岐口10を密封するようにしても構わない。
分岐口10を密栓した後、図10に示すように各部材の接続を解除し、栓部材5を分岐口10内に残置させた状態とする。具体的には、まず、反力受け部材40を外軸43から取り外し、外軸43と栓部材5との螺合を解除した後、内軸42の先端部48を栓部材5の凹陥部55から抜き取る。次に、内軸42及び外軸43を後退させて、それらの先端が合フランジ6に収まった状態とし、合フランジ6と仕切弁2との接続を解除する。その後、仕切弁2と分岐口10との接続を解除し、分岐口10から仕切弁2を取り外す(前記第4の工程に相当)。最後に、図11に示すように、分岐口10にフランジ蓋7を被せて分岐管の撤去作業を終了する。
何らかの事情により密栓した分岐口10を再び利用する場合には、上記の手順を逆に行えばよい。すなわち、フランジ蓋7を取り外して栓部材5に内軸42及び外軸43を取り付け、仕切弁2、合フランジ6及び反力受け部材40を取り付けた状態とし、栓部材5を回転させて張出部52と欠落部12との周方向位置をずらし、分岐口10から栓部材5を引き抜き、弁体21を下降させて仕切弁2の通路を遮断する。このように、本発明によれば、分岐口10の密栓を解除する作業も非常に簡便となる。
〔別実施の形態〕
(1)前述の実施形態では、分割部を有しない一体構造のT字管により流体管が構成されている例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば図12に示すような実施形態も考えられる。図12では、分割部を有する割り構造の割T字管9を既設の水道管19に装着し、その分岐部9aに形成した分岐口90に仕切弁2を介して分岐管3を接続している。かかる場合には、欠落部を有する係合突起91が分岐口90の内周に設けられ、上記と同様にして栓部材による密栓が行われる。
(2)前述の実施形態では、反力受け部材を流体管に間接的に連結した例を示したが、本発明はこれに限られず、例えば図13に示すような密栓装置64を使用し、その反力受け部材41を図14に示すように水道管1に直接的に連結しても構わない。図13は、密栓装置64の断面図であり、上半分が縦断面を、下半分が横断面(図14参照)を示している。
反力受け部材41は、外軸43に外嵌取付される円筒状の筒体44と、筒体44を上下に貫通する一対の係合ボルト45と、筒体44から水平方向に延びる一対のアーム46とを備える。筒体44は、外軸43の外周に形成された係合凹部47の外周に配置され、係合ボルト45の先端に取り付けたピースが係合凹部47に入り込むことで、外軸43と反力受け部材41とが軸方向に係合する。反力受け部材41は、アーム46から水道管1に架け渡されたレバーホイスト34によって、水道管1に直接的に連結可能である。
(3)前述の実施形態では、栓部材がシール部を備え、そこに配されたシール材としてのOリングを介して分岐口を密封する例を示した。
(4)本発明は、水道管を更新するときに限られず、その他の事情により分岐管を撤去する場合において適用できるものである。
(5)前述の実施形態では、流体管として水道管を例に挙げたが、本発明はこれに限定されるものではなく、水以外の各種の液体・気体などの流体に用いる流体管に適用できる。
1 水道管
1a 分岐部
2 仕切弁装置
3 分岐管
4 挿入治具
5 栓部材
6 合フランジ
10 分岐口
11 係合突起
12 欠落部
21 弁体
22 筒状挿口
23 ボルト(締結具)
34 レバーホイスト(連結具)
35 ジャッキ
40 反力受け部材
42 内軸
43 外軸
51 シール部
52 張出部

Claims (4)

  1. 流体管の軸直角方向に向けて開口した筒状の分岐口に仕切弁装置を介して接続された分岐管の撤去方法において、
    前記仕切弁装置から前記分岐管を取り外し、前記分岐口を密封可能なシール部と、前記シール部よりも先端側に設けられた張出部と、前記シール部と前記張出部との間に形成され、前記分岐口の内周に設けた係合突起が当接可能な壁面とを備える栓部材を、挿入治具を用いて前記仕切弁装置に挿入する第1の工程と、
    前記仕切弁装置を通じて前記栓部材を前記分岐口内に配置し、前記栓部材の外周に設けた前記張出部が、前記分岐口の内周に設けた前記係合突起の欠落部を通過した状態にする第2の工程と、
    前記栓部材を回転させて前記張出部と前記係合突起との周方向位置を合わせ、前記張出部と前記係合突起とを係合させる第3の工程と、
    前記分岐口から前記仕切弁装置を取り外す第4の工程と、を備えることを特徴とする分岐管の撤去方法。
  2. 前記シール部に環状のシール材が配されている請求項1記載の分岐管の撤去方法。
  3. シール部と、前記シール部よりも先端側で外周に張り出して設けられた張出部を有し、流体管の軸直角方向に向けて開口した筒状の分岐口に挿入されて前記分岐口を前記シール部で密封可能に構成され、前記シール部と前記張出部との間に、前記分岐口の内周に設けた係合突起が当接可能な壁面が形成された栓部材と、
    連結具によって前記流体管に連結可能な反力受け部材と、先端に前記栓部材が取り付けられる第1軸部材と、前記反力受け部材が取り付けられ且つ前記第1軸部材を回転可能に支持する第2軸部材とを有する挿入治具と、を備える分岐口の密栓装置。
  4. 前記シール部に環状のシール材が配されている請求項3記載の分岐口の密栓装置。
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