JP2018159217A - トンネル掘削管理処理方法及びトンネル掘削管理処理装置 - Google Patents

トンネル掘削管理処理方法及びトンネル掘削管理処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】掘削中に掘削箇所の掘削の必要性を容易に視認することができ、掘削の必要性の判定に要する手間と時間を削減することができるトンネル掘削管理処理方法及びトンネル掘削管理処理装置を提供すること。【解決手段】掘削中のトンネル内に配置されたトンネル掘削管理処理装置1の3Dスキャナが掘削対象の掘削面の3次元位置を計測し、この計測結果をもとにプロジェクタが掘削の必要がある掘削領域DEを提示する照射画像を掘削面に照射するトンネル掘削管理処理方法であって、3Dスキャナがプロジェクタに固定され、プロジェクタの投影点から、掘削対象の掘削計画面Eに対して、グリッドパターンなどの所定模様を提示する照射画像を生成し、プロジェクタから所定模様を提示する照射画像を掘削面に照射する。これにより、掘削領域の所定模様が非掘削領域の所定模様に対し、ずれて投影される。【選択図】図7

Description

本発明は、掘削中に掘削箇所の掘削の必要性を容易に視認することができ、掘削の必要性の判定に要する手間と時間を削減することができるトンネル掘削管理処理方法及びトンネル掘削管理処理装置に関する。
従来、施工中の山岳トンネルでは、内空変位や沈下の計測、鋼製支保工の建込み位置の指示等はトータルステーションにより行われており、トータルステーションの自己位置は、座標が既知である2箇所に設置したプリズムの位置計測結果から推定している(例えば、特許文献1を参照)。
上記の方法はプリズム同士やプリズムとトータルステーションの距離が近すぎると、自己位置の推定に大きい誤差が含まれやすいため、各機材の距離をある程度取らなければならず、プリズムや機材を設置する箇所に制約があるという課題がある。
このため、本出願人は、施工中のトンネル内においてトータルステーションを用いずに、3Dスキャナの位置計測結果から3Dスキャナの自己位置の推定を行うものをすでに提案している。そして、3Dスキャナを用いてトンネルの形状を計測し、演算装置を用いて計測結果から掘削の必要性の判定を行い、掘削の必要な箇所と不要な箇所の意図が異なる画像を作成し、プロジェクタを用いてその画像を照射し、掘削の必要な箇所の指示を行う方法も提案している。
特開2003−262090号公報
ところで、トンネルの切羽で掘削を行う場合、画像を照射して掘削を行い、切羽の形状が変化した後に、掘削箇所の掘削必要性を判断する場合、3Dスキャナのレーザーを遮らないように重機を移動し、再度3Dスキャナの計測、画像作成、画像照射を行う必要があり、手間と時間がかかるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、掘削中に掘削箇所の掘削の必要性を容易に視認することができ、掘削の必要性の判定に要する手間と時間を削減することができるトンネル掘削管理処理方法及びトンネル掘削管理処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるトンネル掘削管理処理方法は、掘削中のトンネル内に配置された3Dスキャナが掘削対象の掘削面の3次元位置を計測し、この計測結果をもとにプロジェクタが掘削の必要がある掘削領域を提示する照射画像を前記掘削面に照射するトンネル掘削管理処理方法であって、前記3Dスキャナが前記プロジェクタに固定され、前記プロジェクタの投影点から、前記掘削対象の掘削計画面に対して所定模様を提示する照射画像を生成し、前記プロジェクタから前記所定模様を提示する照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする。
また、本発明にかかるトンネル掘削管理処理方法は、上記の発明において、前記掘削面の3次元位置と前記掘削計画面の3次元位置とをもとに掘削面における掘削領域を判定し、少なくとも前記掘削面内の前記掘削領域を色表示した画像を生成し、該画像と前記所定模様を提示する照射画像とを合成した照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする。
また、本発明にかかるトンネル掘削管理処理方法は、上記の発明において、前記3Dスキャナ及び前記プロジェクタの対は、前記トンネル内で、高さ方向及び幅方向の位置が異なる位置に複数配置され、各3Dスキャナ及びプロジェクタの対は、それぞれ前記照射画像を生成して前記掘削面に照射することを特徴とする。
また、本発明にかかるトンネル掘削管理処理装置は、掘削中のトンネル内に配置された3Dスキャナが掘削対象の掘削面の3次元位置を計測し、この計測結果をもとにプロジェクタが掘削の必要がある掘削領域を提示する照射画像を前記掘削面に照射するトンネル掘削管理処理装置であって、前記3Dスキャナが前記プロジェクタに固定された位置計測・照射装置と、前記プロジェクタの投影点から、前記掘削対象の掘削計画面に対して所定模様を提示する照射画像を生成する演算装置と、を備え、前記プロジェクタは、前記所定模様を提示する照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする。
また、本発明にかかるトンネル掘削管理処理装置は、上記の発明において、前記演算装置は、前記掘削面の3次元位置と前記掘削計画面の3次元位置とをもとに掘削面における掘削領域を判定し、少なくとも前記掘削面内の前記掘削領域を色表示した画像を生成し、さらに該画像と前記所定模様を提示する照射画像とを合成した照射画像を生成し、前記プロジェクタは、合成した照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする。
また、本発明にかかるトンネル掘削管理処理装置は、上記の発明において、前記位置計測・照射装置は、前記トンネル内で、高さ方向及び幅方向の位置が異なる位置に複数配置され、前記演算装置は、それぞれ前記照射画像を生成し、各プロジェクタは、各照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする。
本発明によれば、掘削中に掘削箇所の掘削の必要性を容易に視認することができ、掘削完了か否かの判定のために、重機を移動させて3Dスキャナで再計測する必要がなく、また、再度の3Dスキャナの位置計測、画像生成、画像照射を行う必要もなく、掘削の必要性の判定に要する手間と時間を削減することができる。
図1は、本発明の実施の形態1であるトンネル掘削管理処理装置の構成を示す図である。 図2は、図1に示したトンネル掘削管理処理装置を構成する位置計測・照射装置の詳細構成を示す図である。 図3は、トンネル内に配置されたトンネル掘削管理処理装置の配置状況を平面及び正面からみた図である。 図4は、トンネル内に配置されたトンネル掘削管理処理装置の配置状況を示す斜視図である。 図5は、3Dスキャナによって計測された3次元位置の点群データを示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1であるトンネル掘削管理処理手順を示すフローチャートである。 図7は、掘削領域の色表示を行う設定がなされていない場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。 図8は、掘削領域の色表示を行う設定がなされている場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。 図9は、掘削が必要な計測点の場合における、照射画像の生成を説明する説明図である。 図10は、掘削が不要な計測点の場合における、照射画像の生成を説明する説明図である。 図11は、位置計測座標をトンネル内座標に変換する座標変換処理を説明する説明図である。 図12は、トンネル内座標における3Dスキャナの位置特定処理手順を示す詳細フローチャートである。 図13は、上半支保工と下半支保工の片側の曲率が一定である支保パターンの山岳トンネルの一例を示す図である。 図14は、切羽近傍に3Dスキャナを設置した場合の位置計測結果の例を示す図である。 図15は、マーカー設置状況を示す図である。 図16は、3Dスキャナによるマーカーの位置計測結果の例を示す図である。 図17は、実施の形態2における、トンネル内に配置されたトンネル掘削管理処理装置の配置状況を平面及び正面からみた図である。 図18は、実施の形態2における、掘削領域の色表示を行う設定がなされていない場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。 図19は、実施の形態2における、掘削領域の色表示を行う設定がなされている場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。 図20は、フレキシブル取付具を有したトンネル掘削管理処理装置の構成を示す平面図、正面図、及び、側面図である。 図21は、フレキシブル取付具を用いてトンネル掘削管理処理装置が鋼製支保工に取り付けられた状態を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(実施の形態1)
[全体構成と配置]
図1は、本発明の実施の形態1であるトンネル掘削管理処理装置1の構成を示す図である。また、図2は、図1に示したトンネル掘削管理処理装置1を構成する位置計測・照射装置10の詳細構成を示す図である。本実施の形態1では、掘削中の山岳トンネル内にトンネル掘削管理処理装置1を配置する例を挙げて説明する。
図1に示すように、トンネル掘削管理処理装置1は、三脚14によって支持された位置計測・照射装置10と演算装置15とを有する。位置計測・照射装置10は、3Dスキャナ11とプロジェクタ12とを有する。3Dスキャナ11とプロジェクタ12とは、それぞれ演算装置15に電気的に接続される。
図2に示すように、プロジェクタ12は、保護容器13内に配置され、照射画像の照射方向A2(ξ方向)側に開口部13aが形成されている。保護容器13の上部(ζ方向)には、3Dスキャナ11が固定配置される。保護容器13の下部には、三脚14を取り付けるねじ穴13bが形成されている。
3Dスキャナ11は、全周方向A1にレーザー光を照射してトンネル内の掘削面の3次元位置を計測する。演算装置15は、計測された3次元位置をもとに3Dスキャナ11の自己位置を推定し、3Dスキャナ11の自己位置に対応するプロジェクタ12の投影点から、掘削対象である切羽の掘削計画面に対してグリッドパターンなどの所定模様を提示する照射画像を生成する。プロジェクタ12は、生成された照射画像を切羽の掘削面に照射する。なお、3Dスキャナ11のξ、η軸が水平方向に、ζ軸が鉛直方向になるように設置される。
図3は、トンネルT内に配置されたトンネル掘削管理処理装置1の配置状況を平面及び正面からみた図である。また、図4は、トンネルT内に配置されたトンネル掘削管理処理装置1の配置状況を示す斜視図である。トンネルT内の切羽には、掘削計画面Eに対して掘削すべき3つの掘削領域DEがある。トンネルTは、x、y、zの直交座標系であり、x軸及びy軸を水平方向とし、z軸を鉛直方向としている。トンネルT内に配置されるトンネル掘削管理処理装置1は、ξ、η、ζの直交座標系であり、x、y、zの直交座標系とは一致していない。図5に示すように、3Dスキャナ11は、トンネルT内に配置された状態で、トンネルTの内部の掘削面をスキャンし、トンネルTの掘削面の3次元位置を計測する。図5は、3次元位置を点群データとして表している。
[トンネル掘削管理処理]
ここで、図6に示したフローチャートを参照して、本発明の実施の形態1であるトンネル掘削管理処理手順について説明する。図6に示すように、まず、位置計測・照射装置10をトンネルT内に設置する(ステップS101)。この設置は、たとえば、水準器などを取り付けておき、η軸、ξ軸が水平方向となるようにすることが好ましい。この設置によって、x、y、zのトンネルT内の直交座標系に対して、ξ軸、η軸がそれぞれ、x軸、y軸に対して所定角θ分、ずれたξ、η、ζの直交座標系となる。ζ軸は、z軸と一致したものとなる。
その後、3Dスキャナ11は、トンネルT内の位置計測を行う(ステップS102)。この位置計測によって、図5に示した3次元位置の点群データを得ることができる。その後、演算装置15は、得られた3次元位置の位置計測座標が、ξ、η、ζの直交座標系であるため、トンネルT内座標であるx、y、zの直交座標系に座標変換する(ステップS103)。その後、後述するように、トンネル内座標における3Dスキャナ11の中心位置Oの位置特定処理を行う(ステップS104)。
その後、演算装置15は、掘削計画面Eにおいて、予め設定されたグリッド間隔で3次元位置の計測点を抽出する(ステップS105)。その後、演算装置15は、プロジェクタ12の投影点から、掘削計画面Eに対して、所定模様であるグリッドパターンを提示する照射画像を生成する(ステップS106)。
その後、演算装置15は、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされているか否かを判断する(ステップS107)。掘削領域DEの色表示を行う設定がなされている場合(ステップS107,Yes)には、さらに、掘削計画面Eと計測点との差(距離)が所定値以上の領域を掘削領域DEに設定する(ステップS108)。そして、少なくとも掘削領域DEを色表示した画像を、グリッドパターンを有した照射画像に合成する(ステップS109)。非掘削領域も色表示する場合、掘削領域DEと非掘削領域とは異なる色とする。プロジェクタ12は、この合成した照射画像を掘削面に照射する(ステップS110)。一方、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされていない場合(ステップS107,No)には、そのままステップS110に移行し、生成した照射画像を掘削面に照射する。上述した処理は、定期的及び必要に応じて繰り返し処理される。
図7は、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされていない場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。図7(a)に示すように、照射画像の照射前では、掘削面には、なにも投影されていない。その後、図7(b)に示すように、照射画像が照射されると、掘削計画面Eと同じであって掘削が完了した非掘削領域では、グリッドで囲まれた図形が正方形になる。一方、掘削領域DEでは、非掘削領域のグリッドに対してグリッドがずれて歪む。この歪み具合の大小によって、掘削中に、掘削の必要性を容易に視認することができる。図7(c)では、掘削領域DEの掘削が完了して、掘削領域DEが掘削計画面Eと同じになり、掘削が完了したことを容易に視認することができる。
一方、図8は、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされている場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。図8(b)に示すように、色表示の画像が合成された照射画像が掘削面に照射されると、掘削領域DEと非掘削領域とが異なる色表示されているため、掘削領域DEを容易に視認して判別することができる。その他、グリッドパターンの状態は、図7(b)と同じである。また、図8(c)では、掘削領域DEの掘削が完了すると、図7(c)と同様に、掘削領域DEが掘削計画面Eと同じになり、掘削が完了したことを容易に視認することができる。また、掘削領域DEと非掘削領域とが異なる色表示されているため、掘削が完了した領域を容易に視認することができる。
[照射画像の生成]
ここで、図9及び図10を参照して、ステップS106による照射画像の生成について説明する。なお、図9及び図10では、3Dスキャナ11の中心位置Oは、プロジェクタ12の投影点とみなして説明する。プロジェクタ12の投影点と、3Dスキャナ11の中心位置Oとは既知であるため、x、y、zの直交座標系上のプロジェクタ12の投影点は容易に求められる。また、説明の便宜上、計測座標系を用いている。
ここでは、グリッドパターンを形成するグリッド間隔αのη軸方向の線の生成について説明する。まず、η軸方向にグリッド間隔αで計測点を抽出する。さらに、この計測点のうち、掘削が必要な掘削領域の計測点を抽出する。ここでは、掘削完了時の切羽の掘削面のζ座標値ζexcよりも、ζ座標値が小さい計測点からなる領域を掘削領域DEとする。
ここで、η座標値ηnで抽出された計測点に着目し、掘削の必要な計測点と、不要な計測点の処理について説明する。
図9において、掘削が必要な計測点の場合、まず、計測点の座標(ξn,ηn,ζn)のηn,ζn、及び、ξexcを用い、次式(101)、(102)を用いて、点(ηn,g,ζn,g)を照射画像Pにプロットする。ここで、lは、生成する照射画像の縦の長さaと横の長さbとが、照射平面における各長さが一致した状態での、プロジェクタ12の投影点と照射平面との距離である。
ηn,g=ηn・l/ξexc (101)
ζn,g=ζn・l/ξexc (102)
掘削が完了した場合、照射する点は、(ξexc,ηexc,n,ζexc,n)となる。ηexc,n,ζexc,nは、次式(103)、(104)によって求められる。
ηexc,n=ξexc・ηn,g/l (103)
ζexc,n=ξexc・ζn,g/l (104)
一方、図10において、掘削が不要な計測点の場合、計測点の座標(ξn,ηn,ζn)のξn,ηn,ζnを使用し、式(105)、(106)を用いて点(ζn,g,ηn,g)を照射画像にプロットする。
ηn,g=ηn・l/ξn (105)
ζn,g=ζn・l/ξn (106)
η座標値がηnで抽出された計測点すべての照射画像へのプロットが完了したら、座標値が近い点同士を線で結ぶ。これによって、グリッドパターンを形成する鉛直方向の線が得られる。
次に、鉛直方向の線と同様に、ζ座標値がζnで抽出された計測点を用いて水平方向の線を得る。上述した鉛直方向と水平方向の線の生成をグリッド間隔αで全て行うことによってグリッドパターンの照射画像が生成される。
[座標変換処理]
ここで、図11を参照して、ステップS103による座標変換処理について説明する。まず、3Dスキャナ11による3次元位置の計測結果をηζ平面に投影し、η軸方向、ζ軸方向の最大値ηmax、最小値ηmin、最大値ζmax、最小値ζminを求める。そして、最大値ηmax、最小値ηmin、最大値ζmax、最小値ζminをもとに長方形の面積Aηζを求める。同じ処理をζ軸周りに所定回転角θごとに回転させて、面積Aηζが最小となる時、回転角θζを求める。そして、回転角θζを用いてζ軸回りに3次元位置の計測結果を回転させる。これによって、y、z軸とη、ζ軸との方向が一致する。
[トンネル内座標における3Dスキャナの位置特定処理]
図12〜図15を参照して、ステップS104におけるトンネル内座標における3Dスキャナ11の位置特定処理について説明する。まず、3Dスキャナ11の位置計測結果を用いて円の最小二乗法により、3Dスキャナ11のセンサーの中心位置Oの座標が、トンネルTの横断面(yz平面)上でどの位置に存在するかを算出する(ステップS201)。位置計測結果はトンネルの軸と3Dスキャナ11のセンサーの軸の傾きを求める際に使用した位置計測結果を使用する。山岳トンネルの支保は一部の曲率が一定であるため、その部分の位置計測結果を円の最小二乗法に使用する。本自己位置推定例では、図13に示すように、上半支保工と下半支保工の片側の曲率が一定である支保パターンの山岳トンネルを仮定する。例えば上半支保工の位置計測結果を用いて、アーチの中心座標とアーチの半径を求める場合、3Dスキャナの位置計測結果からアーチの中心座標が求まると、その中心座標と3Dスキャナのセンサーの中心座標との相対関係が求まる。
なお、上述した回転角θの座標変換は、一般に、θを用いた下記の式(1)の回転行列により、計測点(Ξi,Ηi,Ζi)を、たとえばζ軸周りに回転し、点(ξi,ηi,ζi)に変換を行う。これにより、ξ、η軸とx、y軸の方向を一致させることができる。
Figure 2018159217
一般にηζ平面上に存在し、中心の座標が(a,b)、半径rの円の方程式は式(2)で表される。
Figure 2018159217
円の最小二乗法では式(1)の右辺を0となるように変形し、2乗の総和を求める(式(3))。
Figure 2018159217
式(3)を展開すると式(4)が得られる。
Figure 2018159217
ただし、
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
式(4)をA、B、Cについて偏微分すると、
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
行列を用いて式(8)〜(10)を解くと、式(11)に示すように、
Figure 2018159217
となり、A、B、Cが求まる。式(5)〜(7)にA、B、Cを代入することにより、円の中心(a,b)と円の半径rが求まる。ここでy、z軸の直交座標系における3Dスキャナのセンサーの中心座標は(y,z)=(−a,−b)となる。
次に、トンネルの直交座標系(xyz)における3Dスキャナのセンサーの中心のx座標値を求める。
(1.鋼製支保工の先端と切羽の掘削部の境界が計測できる場合:ステップS202でYes)
図14は、切羽近傍に3Dスキャナを設置した場合の位置計測結果の例を示す。一番切羽に近い箇所に建て込んだ鋼製支保工の先端と、切羽の掘削部の境界には段差があるため、鋼製支保工の影になる部分は3Dスキャナ11で位置計測できず、点群データの欠損する箇所が存在する。データの欠損の始まる断面が、一番切羽に近い箇所に建て込んだ鋼製支保工の先端の部分となるので、この計測結果から鋼製支保工の先端と切羽の掘削部の境界のξ座標値cが得られる。
ここで鋼製支保工の建て込みはトータルステーションにより管理されているため、この鋼製支保工の先端は設計図通りに建て込まれていると仮定しており、この境界のx座標は既知とする。この境界のx座標をeとすると、センサーのx座標fは式(12)より得られる。
Figure 2018159217
以上よりトンネルの直交座標系における3Dスキャナのセンサーの位置座標が(x,y,z)=(f,−a,−b)と求まる(ステップS203)。
(2.鋼製支保工の先端と切羽の掘削部の境界が計測できない場合:ステップS202でNo)
鋼製支保工の先端と切羽の掘削部の境界が計測できない場合は、図15に示すように、トンネル既設部の断面の内空変位や沈下を計測するために吹付けコンクリート30に設置されているプリズム31に半球状のマーカー32を設置し、3Dスキャナ11により位置計測を行う。ここでは球の最小二乗法と、プリズム31の座標値が既知であることを利用する。
図16にマーカー32をトンネル内に設置した際に3Dスキャナにより計測された点群データの例を示す。球の最小二乗法により半球状のマーカー32の中心座標を求めるので、点群データにおける評価点の抽出を行う。マーカー32の中心の座標はプリズム31の座標(g,h,j)と一致していると仮定する。
一般に直交座標系(ξηζ)の空間上に存在し、中心の座標が(k,l,m)、半径Rの球の方程式は式(13)で表される。
Figure 2018159217
球の最小二乗法では式(13)の右辺を0となるように変形し、2乗の総和を求める(式(14))。
Figure 2018159217
式(14)を展開すると式(15)が得られる。
Figure 2018159217
ただし、
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
式(15)をD、E、F、Gについて偏微分すると、
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
Figure 2018159217
行列を用いて式(20)〜(23)を解くと、式(24)に示すように、
Figure 2018159217
となり、D、E、F、Gが求まる。式(16)〜(19)にD、E、F、Gを代入することにより、半球の中心(k,l,m)と半球の半径Rが求まる。
プリズム31はトンネル既設部の内空変位量や沈下量の日常の計測に使用されているものを使用するため、トンネルの座標系(xyz)におけるプリズム31の座標(g,h,j)は既知とする。プリズム31のx座標値gと、球の最小二乗法により得られたプリズム31のξ座標値kの差により、3Dスキャナのセンサーのx座標値fは式(25)より得られる。
Figure 2018159217
これによりトンネルの直交座標系(xyz)における3Dスキャナのセンサーの位置座標が(x,y,z)=(f,−a,−b)と求まる(ステップS204)。
このように、3Dスキャナを用いたトンネルの既設部の位置計測結果から、円の最小二乗法を用いてトンネルにおける3Dスキャナのセンサー中心のy、z座標値を推定し、既設部の鋼製支保工と掘削箇所の境界、またはプリズム31に設置したマーカー32の位置計測結果から球の最小二乗法を用いて、トンネルにおける3Dスキャナのセンサー中心のx座標値を推定することができ、使用する機材やトータルステーションの自己位置推定という手間を削減することができる。
(実施の形態2)
上述した実施の形態1では、1つのトンネル掘削管理処理装置1を用いていたが、本実施の形態2では、複数、具体的には、トンネル掘削管理処理装置1に対応した2つのトンネル掘削管理処理装置1A、1Bを用いている。
すなわち、図17に示すように、トンネルT内に2つのトンネル掘削管理処理装置1A、1Bを配置している。各トンネル掘削管理処理装置1A、1Bは、トンネル掘削管理処理装置1と同様に動作する。ただし、図17に示すように、トンネルT内で、高さ方向(z方向)及び幅方向(y方向)の位置を異ならせている。
図18は、実施の形態2において、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされていない場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。図18(a)に示すように、照射画像の照射前では、掘削面には、なにも投影されていない。その後、図18(b)に示すように、照射画像が照射されると、掘削計画面Eと同じであって掘削が完了した非掘削領域では、グリッドで囲まれた図形が正方形になる。一方、掘削領域DEでは、非掘削領域のグリッドに対してグリッドがずれて歪む。ここで、掘削領域DE内では、各トンネル掘削管理処理装置1A、1Bによる2本のグリッドがそれぞれ異なったずれとなる。この歪み具合の大小によって、掘削中に、掘削の必要性を容易に視認することができる。図18(c)では、掘削領域DEの掘削が完了して、掘削領域DEが掘削計画面Eと同じになり、掘削が完了したことを容易に視認することができる。
一方、図19は、実施の形態2において、掘削領域DEの色表示を行う設定がなされている場合における、トンネル掘削管理処理による掘削面の投影状態を示す説明図である。図19(b)に示すように、色表示の画像が合成された照射画像が掘削面に照射されると、掘削領域DEと非掘削領域とが異なる色表示されているため、掘削領域DEを容易に視認して判別することができる。その他、グリッドパターンの状態は、図18(b)と同じである。また、図19(c)では、掘削領域DEの掘削が完了すると、図18(c)と同様に、掘削領域DEが掘削計画面Eと同じになり、掘削が完了したことを容易に視認することができる。また、掘削領域DEと非掘削領域とが異なる色表示されているため、掘削が完了した領域を容易に視認することができる。
なお、上述した実施の形態1,2に示したトンネル掘削管理処理装置1では、三脚14を用いて位置計測・照射装置10をトンネルT内に配置していたが、これに限らず、図20に示すように、三脚14に替えてフレキシブル取付具40を用い、図21に示すように、坑壁の鋼製支保工50に取り付けるトンネル掘削管理処理装置101であってもよい。
図20及び図21に示すように、トンネル掘削管理処理装置101のフレキシブル取付具40は、4本のフレキシブルアーム41の一端がクランプ42によって保護容器13の四隅に取り付けられ、他端に磁石43が取り付けられている。したがって、フレキシブルアーム41を折り曲げ、磁石43を介して鋼製支保工50に取り付けることができる。この取付の際、水準器などを用いてξη平面が水平方向となるように設置することが好ましい。
また、上述した実施の形態1,2では、照射画像の所定模様としてグリッドパターンを用いたが、これに限らず、たとえば、円や三角形を形成する繰り返しパターンや、同心円状に広がるパターンであってもよい。要は、非掘削領域の模様が掘削領域DE内でずれていればよい。
さらに、上述した実施の形態1,2では、山岳トンネルの切羽を掘削対象として説明したが、掘削対象は切羽に限らず、たとえば、インバートの掘削にも適用できる。
1,1A,1B,101 トンネル掘削管理処理装置
10 位置計測・照射装置
11 3Dスキャナ
12 プロジェクタ
13a 開口部
13b ねじ穴
13 保護容器
14 三脚
15 演算装置
30 吹付けコンクリート
31 プリズム
32 マーカー
40 フレキシブル取付具
41 フレキシブルアーム
42 クランプ
43 磁石
50 鋼製支保工
A1 全周方向
A2 照射方向
DE 掘削領域
E 掘削計画面
O 中心位置
P 照射画像
r,R 半径
T トンネル

Claims (6)

  1. 掘削中のトンネル内に配置された3Dスキャナが掘削対象の掘削面の3次元位置を計測し、この計測結果をもとにプロジェクタが掘削の必要がある掘削領域を提示する照射画像を前記掘削面に照射するトンネル掘削管理処理方法であって、
    前記3Dスキャナが前記プロジェクタに固定され、前記プロジェクタの投影点から、前記掘削対象の掘削計画面に対して所定模様を提示する照射画像を生成し、前記プロジェクタから前記所定模様を提示する照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とするトンネル掘削管理処理方法。
  2. 前記掘削面の3次元位置と前記掘削計画面の3次元位置とをもとに掘削面における掘削領域を判定し、少なくとも前記掘削面内の前記掘削領域を色表示した画像を生成し、該画像と前記所定模様を提示する照射画像とを合成した照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする請求項1に記載のトンネル掘削管理処理方法。
  3. 前記3Dスキャナ及び前記プロジェクタの対は、前記トンネル内で、高さ方向及び幅方向の位置が異なる位置に複数配置され、
    各3Dスキャナ及びプロジェクタの対は、それぞれ前記照射画像を生成して前記掘削面に照射することを特徴とする請求項1または2に記載のトンネル掘削管理処理方法。
  4. 掘削中のトンネル内に配置された3Dスキャナが掘削対象の掘削面の3次元位置を計測し、この計測結果をもとにプロジェクタが掘削の必要がある掘削領域を提示する照射画像を前記掘削面に照射するトンネル掘削管理処理装置であって、
    前記3Dスキャナが前記プロジェクタに固定された位置計測・照射装置と、
    前記プロジェクタの投影点から、前記掘削対象の掘削計画面に対して所定模様を提示する照射画像を生成する演算装置と、
    を備え、
    前記プロジェクタは、前記所定模様を提示する照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とするトンネル掘削管理処理装置。
  5. 前記演算装置は、前記掘削面の3次元位置と前記掘削計画面の3次元位置とをもとに掘削面における掘削領域を判定し、少なくとも前記掘削面内の前記掘削領域を色表示した画像を生成し、さらに該画像と前記所定模様を提示する照射画像とを合成した照射画像を生成し、
    前記プロジェクタは、合成した照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする請求項4に記載のトンネル掘削管理処理装置。
  6. 前記位置計測・照射装置は、前記トンネル内で、高さ方向及び幅方向の位置が異なる位置に複数配置され、
    前記演算装置は、それぞれ前記照射画像を生成し、
    各プロジェクタは、各照射画像を前記掘削面に照射することを特徴とする請求項4または5に記載のトンネル掘削管理処理装置。
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