JP2020193484A - コンクリート構造物の施工方法および施工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、ステップS1では、コンクリートの打込みを行う。
次のステップS2では、レーザースキャナを用いてコンクリート表面の形状を計測する。
次のステップS3では、コンクリート天端高さと目標高さの差の分布図(凹凸図)を作成する。
次のステップS4では、プロジェクタを用いてコンクリート表面に凹凸図を投影する。
次のステップS5では、アマ出し時に投影した凹凸図に基づいて、コンクリート天端高さを修正する。
次のステップS6では、再度レーザースキャナにて表面計測を行う。
次のステップS7では、修正結果が目標となる精度を満足するか否かを判定する。この結果、ステップS5の修正結果が目標となる精度を満足していれば(Yes)、次のステップS8に進める。満足していなければ(No)、ステップS3に戻って処理を繰り返す。
次のステップS8では、コンクリート表面の仕上げを行う。
次のステップS9では、仕上げたコンクリート表面を養生する。
レーザースキャナは、打込んだコンクリート表面の3次元形状データ(点群データ)を複数の計測点について取得して表面の形状を計測する形状計測手段である。レーザースキャナを用いることで、コンクリートの天端高さを高精度で容易に計測できる。これにより、高さ管理を高精度に行うことが可能となる。使用するレーザースキャナは、目標とするコンクリートスラブの精度を考慮して選定することが望ましい。レーザースキャナは、レーザー光が測定対象面に対して垂直に照射されるように設置することが望ましく、例えばコンクリートスラブ表面の真上に天吊りして上から照射する方法を採用することができる。レーザースキャナの天吊りは、高所作業車を利用して行ってもよい。施工環境等によって天吊りが困難な場合は、例えば三脚にレーザースキャナを設置し、側方からコンクリートスラブ表面を測定する方法を採用してもよい。その場合、三脚はコンクリートスラブ内、またはその近傍の地上等に設置してもよいが、コンクリートスラブ表面からなるべく高く設置するのが望ましく、少なくとも測定する面積の最大水平距離の1/3の高さ程度に設置するのが好ましい。一度に測定する面積は、レーザースキャナの測定精度や測定可能範囲等によって決定するが、通常は、測定器を中心とした測定範囲がコンクリートスラブの柱間隔(例えば、8〜10m程度)であるように設定するのが望ましい。
凹凸図は、レーザースキャナで計測した表面の形状と、目標とする表面の形状との差の分布を表した情報である。本実施の形態では、コンクリートスラブの目標高さを基準高さとし、レーザースキャナによって得られた点群データから各測定点のz座標(高さを示す座標)と基準高さの差分によって凹凸図を作成する。凹凸図の作成には、演算機能と作図機能を有するコンピュータ(分布作成手段)を用いることができる。図4に、点群データから作成した凹凸図の一例を示す。凹凸図における凹凸の区分は、例えば凹凸の度合いに応じて色分けすることによって表現することが望ましい。色分けの表現方法は作業員が視認しやすいものであるのが望ましく、目標精度や施工条件等を考慮して決定することが好ましい。視認しやすい表現方法とは、例えば、ある閾値を設けて二色化する方法や、大きく目標値から外れる箇所のみを色付けする方法などが考えられる。目標精度や施工条件などで表現方法を決定することが好ましい。
プロジェクタは、凹凸図をコンクリートスラブ表面の対応する位置に投影表示する装置であり、本発明の表示手段として機能する。プロジェクタを用いることで、コンクリートスラブ表面の対応する位置に凹凸図を容易に可視化表示することができる。プロジェクタとしては、作業を行う照度環境にて、色分けした凹凸図をコンクリートスラブ表面に投影した状態での色の違いが視認できるような光束を有する装置を使用する。ステップS5のアマ出し作業時に作業員が作業位置において色分けを視認できることを予め確認しておくのが望ましい。また、プロジェクタの出力、台数、設置位置等は、コンクリートスラブ表面の規模に応じて設定することが好ましい。プロジェクタは、コンクリートスラブ内に配置してもよいし、側方の近傍に配置してもよい。例えば高所作業車等を用いてコンクリートスラブの真上にプロジェクタを配置し、上から凹凸図を投影してもよいし、コンクリートスラブの側方にプロジェクタを配置し、斜め側方から凹凸図を投影してもよい。また、使用位置が屋外の場合には、日光によって凹凸図の視認性が低下するおそれがあるため、夕暮れ時や夜間などに投影してもよい。
コンクリート天端高さの修正作業は、コンクリートスラブ表面に投影された凹凸図(図5を参照)に基づいて実施する。図5の例では色分けが鮮明ではないが、実際の現場では色分けが鮮明な凹凸図(図4を参照)が投影されている。図4の例では、比較的に色濃い部分が目標高さに対して高い箇所となっており、この箇所が修正必要箇所となる。このように、本実施の形態では、コンクリートスラブ表面の対応する位置に修正必要箇所が投影されているので、作業員は現場で修正必要箇所を直感的に把握することができる。修正必要箇所へのアクセスが迅速になると同時に、作業範囲の把握が容易となるので、作業能率が向上する。
Claims (5)
- コンクリートを打込むステップと、打込んだコンクリートの表面の3次元形状データを複数の計測点について取得して表面の形状を計測するステップと、計測した表面の形状と目標とする表面の形状との差の分布を作成するステップと、作成した分布を示す情報を、コンクリートの表面の対応する位置に表示するステップと、表示した情報に基づいてコンクリートの表面の形状を修正するステップとを備えることを特徴とするコンクリート構造物の施工方法。
- 表示した情報に基づいてコンクリートの表面の形状を修正した後、計測した表面の形状と目標とする表面の形状との差が所定の範囲になるまで、コンクリートの表面の3次元形状データを複数の計測点について取得して表面の形状を計測するステップと、計測した表面の形状と目標とする表面の形状との差の分布を作成するステップと、作成した分布を示す情報を、コンクリートの表面の対応する位置に表示するステップと、表示した情報に基づいてコンクリートの表面の形状を修正するステップを繰り返すことを特徴とする請求項1に記載のコンクリート構造物の施工方法。
- 打込んだコンクリートの表面の3次元形状データをレーザースキャナで複数の計測点について取得して表面の形状を計測する一方、作成した分布を示す情報をプロジェクタでコンクリートの表面の対応する位置に投影することを特徴とする請求項1または2に記載のコンクリート構造物の施工方法。
- 打込んだコンクリートの表面の3次元形状データを複数の計測点について取得して表面の形状を計測する形状計測手段と、計測した表面の形状と目標とする表面の形状との差の分布を作成する分布作成手段と、作成した分布を示す情報を、コンクリートの表面の対応する位置に表示する表示手段とを備えることを特徴とするコンクリート構造物の施工装置。
- 形状計測手段は、コンクリートの表面の3次元形状データを複数の計測点について取得して表面の形状を計測するレーザースキャナであり、表示手段は、分布を示す情報をコンクリートの表面の対応する位置に投影するプロジェクタであることを特徴とする請求項4に記載のコンクリート構造物の施工装置。
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