JP2018154188A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェット性能を維持しつつ優れた操縦安定性を発揮し得るタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2は、1本のクラウン主溝3と、その両側に配されたショルダー主溝4とにより、2つのクラウン陸部6と2つのショルダー陸部7とに区分されている。2つのクラウン陸部6には、それぞれ、幅が1.5mm未満のサイプ15が複数設けられている。2つのクラウン陸部6の各サイプ15は、いずれも、一端が主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するセミオープンサイプ18のみである。2つのクラウン陸部6の各サイプ15は、いずれも、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。【選択図】図1

Description

本発明は、ウェット性能を維持しつつ優れた操縦安定性を発揮し得るタイヤに関する。
例えば、下記特許文献1には、トレッド部の中央部に配されたクラウン陸部に、複数のサイプが設けられたタイヤが提案されている。サイプは、そのエッジによってウェット路面に対する摩擦力を高め、ウェット性能の向上に寄与し得る。
しかしながら、特許文献1の前記サイプは、クラウン陸部を完全に横切るフルオープンサイプを含んでいる。フルオープンサイプは、クラウン陸部の剛性を低下させ、ひいては操縦安定性を低下させる傾向があった。このため、ウェット性能と操縦安定性との両立について、さらなる改善の余地があった。
特開2016−013820号公報
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、ウェット性能を維持しつつ優れた操縦安定性を発揮し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、タイヤ周方向にのびる1本のクラウン主溝と、その両側にそれぞれ1本ずつ配されたショルダー主溝とにより、2つのクラウン陸部と2つのショルダー陸部とに区分されており、前記2つのクラウン陸部には、それぞれ、幅が1.5mm未満のサイプが複数設けられており、前記2つのクラウン陸部の前記各サイプは、いずれも、一端が前記主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するセミオープンサイプのみであり、前記2つのクラウン陸部の前記各サイプは、いずれも、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。
本発明のタイヤにおいて、は、前記2つのクラウン陸部には、幅が3mm以上の溝が設けられていないのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記トレッド部は、車両への装着の向きが指定され、前記2つのクラウン陸部は、外側クラウン陸部と、車両装着時に前記外側クラウン陸部の車両内側に位置する内側クラウン陸部とを含み、前記外側クラウン陸部に設けられた前記セミオープンサイプは、前記一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の第1クラウンサイプと、前記一端が前記クラウン主溝に連通する複数の第2クラウンサイプとを含み、前記内側クラウン陸部に設けられた前記セミオープンサイプは、前記一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の第3クラウンサイプと、前記一端が前記クラウン主溝に連通する複数の第4クラウンサイプとを含むのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第1クラウンサイプの前記他端と前記第2クラウンサイプの前記他端との間のタイヤ周方向の最短距離L1は、前記第3クラウンサイプの前記他端と前記第4クラウンサイプの前記他端との間のタイヤ周方向の最短距離L2よりも大きいのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記内側クラウン陸部には、深さが2mm未満でありかつ前記第3クラウンサイプの前記他端と前記第4クラウンサイプの前記他端との間をつなぐクラウン浅溝が設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記クラウン浅溝は、タイヤ軸方向に対して前記各サイプとは逆向きに傾斜しているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記第4クラウンサイプは、前記クラウン主溝を介して前記第2クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記ショルダー陸部は、車両装着時に前記外側クラウン陸部の車両外側に位置する外側ショルダー陸部を含み、前記外側ショルダー陸部には、一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の外側ショルダー横溝が設けられ、前記外側ショルダー横溝は、前記ショルダー主溝を介して前記第1クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記ショルダー陸部は、車両装着時に前記内側クラウン陸部の車両内側に位置する内側ショルダー陸部を含み、前記内側ショルダー陸部には、一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の内側ショルダーサイプが設けられ、前記内側ショルダーサイプは、前記ショルダー主溝を介して前記第3クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記各サイプは、折れ曲がっているのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記各サイプは、前記一端からのびる第1部分と、前記第1部分に連なりかつ前記第1部分よりもタイヤ軸方向に対して大きい角度で傾斜して前記他端までのびるのが望ましい。
本発明のタイヤにおいて、前記2つのクラウン陸部の一方には、深さが2.0mm未満でありかつタイヤ周方向に連続してのびる周方向浅溝が設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤのトレッド部は、タイヤ周方向にのびる1本のクラウン主溝と、その両側にそれぞれ1本ずつ配されたショルダー主溝とにより、2つのクラウン陸部と2つのショルダー陸部とに区分されている。2つのクラウン陸部には、それぞれ、幅が1.5mm未満のサイプが複数設けられている。
本発明のタイヤにおいて、2つのクラウン陸部の各サイプは、いずれも、一端が主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するセミオープンサイプのみである。このようなセミオープンサイプは、クラウン陸部の剛性を維持し、優れた操縦安定性を発揮するのに役立つ。
本発明のタイヤにおいて、2つのクラウン陸部の各サイプは、いずれも、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。これにより、ウェット路面においてクラウン陸部が接地するとき、各サイプが協働して路面上の水をタイヤ軸方向の一方向に案内できる。従って、クラウン陸部が水を滑らかに押し退け易くなり、ひいてはウェット性能が維持される。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の外側クラウン陸部及び内側クラウン陸部の拡大図である。 図2のA−A線断面図である。 図1の外側クラウン陸部の拡大図である。 図1の内側クラウン陸部の拡大図である。 本発明の他の実施形態の外側クラウン陸部及び内側クラウン陸部の拡大図である。 図1の外側ショルダー陸部の拡大図である。 図7のB−B線断面図である。 図1の内側ショルダー陸部の拡大図である。 比較例1のタイヤのトレッド部の展開図である。 比較例2のタイヤのトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用や重荷重用の空気入りタイヤ、及び、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤ等の様々なタイヤに用いることができる。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用の空気入りタイヤとして好適に使用される。
図1に示されるように、本発明のタイヤ1は、車両への装着の向きが指定されたトレッド部2を有する。トレッド部2は、タイヤ1の車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toと、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiとを有する。車両への装着の向きは、例えば、サイドウォール部(図示省略)に、文字又は記号で表示される。
各トレッド端To、Tiは、空気入りタイヤの場合、正規状態のタイヤ1に正規荷重が負荷されキャンバー角0°で平面に接地したときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置である。正規状態とは、タイヤが正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填され、しかも、無負荷の状態である。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ各部の寸法等は、前記正規状態で測定された値である。
「正規リム」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。
「正規荷重」は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。
本実施形態のトレッド部2には、例えば、タイヤ周方向に連続してのびる主溝が設けられている。主溝は、1本のクラウン主溝3と、その両側にそれぞれ1本ずつ配されたショルダー主溝4、5とを含む。本実施形態のクラウン主溝3は、例えば、タイヤ赤道C上に設けられている。ショルダー主溝4、5は、例えば、タイヤ赤道Cと外側トレッド端Toとの間に配された外側ショルダー主溝4と、タイヤ赤道Cと内側トレッド端Tiとの間に配された内側ショルダー主溝5とを含む。望ましい態様では、各主溝3乃至5は、タイヤ周方向に直線状にのびている。
外側ショルダー主溝4及び内側ショルダー主溝5は、それぞれ、例えば、タイヤ赤道Cから溝中心線までの距離L3がトレッド幅TWの0.20〜0.30倍であるのが望ましい。トレッド幅TWは、前記正規状態での外側トレッド端Toから内側トレッド端Tiまでのタイヤ軸方向の距離である。
クラウン主溝3、外側ショルダー主溝4及び内側ショルダー主溝5は、例えば、トレッド幅TWの6〜9%の溝幅W1a、W1b、W1cを有しているのが望ましい。各主溝3乃至5の溝幅の合計W1a+W1b+W1cは、例えば、トレッド幅TWの22〜25%であるのが望ましい。これにより、ウェット性能と操縦安定性とがバランス良く高められる。
より望ましい態様では、クラウン主溝3の溝幅W1aは、外側ショルダー主溝4の溝幅W1bよりも大きい。内側ショルダー主溝5の溝幅W1cは、クラウン主溝3の溝幅W1aよりも大きい。換言すれば、各主溝3乃至5の各溝幅は、内側トレッド端Ti側に向かって大きくなるように設定されている。これにより、タイヤ赤道Cと内側トレッド端Tiとの間の領域で優れた排水性を発揮できる。また、タイヤ赤道Cと外側トレッド端Toとの間の領域の剛性が高められ、優れた操縦安定性が得られる。
トレッド部2は、上述の主溝3乃至5により、2つのクラウン陸部6と2つのショルダー陸部7とに区分されている。本実施形態のクラウン陸部6は、例えば、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12を含む。外側クラウン陸部11は、クラウン主溝3と外側ショルダー主溝4の間に区分される。外側クラウン陸部11は、車両装着時にタイヤ赤道Cよりも車両外側に位置する。内側クラウン陸部12は、クラウン主溝3と内側ショルダー主溝5との間に区分される。内側クラウン陸部12は、車両装着時に外側クラウン陸部11の車両内側に位置する。
本実施形態のショルダー陸部7は、例えば、外側ショルダー陸部13及び内側ショルダー陸部14を含む。外側ショルダー陸部13は、外側ショルダー主溝4のタイヤ軸方向外側に区分されている。内側ショルダー陸部14は、内側ショルダー主溝5のタイヤ軸方向外側に区分されている。
図2には、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12の拡大図が示されている。図2に示されるように、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12には、それぞれ、サイプ15が複数設けられている。本明細書において、サイプ15は、幅が1.5mm未満の切れ込みとして定義される。
図3には、サイプ15のA−A線断面図が示されている。図3に示されるように、本実施形態のサイプ15は、例えば、2.0mm未満の深さd1を有する浅溝16の底部からのびる態様を含む。但し、サイプ15は、このような態様に限定されるものではなく、仮想線で示されるように、陸部の踏面からのびるものでも良い。サイプ15の陸部の踏面からの深さd2は、例えば、5.0〜7.0mmであるのが望ましい。本実施形態の浅溝16は、例えば、陸部の踏面において、2.0〜5.0mmの開口幅W2を有しているのが望ましい。
図2に示されるように、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12に設けられた各サイプ15は、いずれも、一端が主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するセミオープンサイプ18のみである。このようなセミオープンサイプ18は、クラウン陸部11、12の剛性を維持し、優れた操縦安定性を発揮するのに役立つ。
各サイプ15は、いずれも、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜している。本明細書の各図では、各サイプ15は、右上がりに傾斜している。これにより、ウェット路面においてクラウン陸部11、12が接地するとき、各サイプ15が協働して路面上の水をタイヤ軸方向の一方向に案内できる。従って、クラウン陸部11、12が水を滑らかに押し退け易くなり、ひいてはウェット性能が維持される。
より望ましい態様では、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12には、幅が3mm以上の溝が設けられていないのが望ましい。これにより、各クラウン陸部11、12の剛性が高められ、優れた操縦安定性を発揮することができる。なお、「幅が3mm以上の溝」とは、一対の溝壁間の距離が3mm以上であって、深さが2mm以上のものを意味し、上記浅溝16は除くものとする。
図4には、外側クラウン陸部11の拡大図が示されている。図4に示されるように、外側クラウン陸部11に設けられたセミオープンサイプ18は、例えば、複数の第1クラウンサイプ21及び第2クラウンサイプ22を含む。第1クラウンサイプ21は、例えば、一端21aが外側ショルダー主溝4に連通し、他端21bが外側クラウン陸部11内で終端している。第2クラウンサイプ22は、一端22aがクラウン主溝3に連通し、他端22bが外側クラウン陸部11内で終端している。本実施形態では、第1クラウンサイプ21と第2クラウンサイプ22とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
第1クラウンサイプ21は、例えば、タイヤ軸方向に対して15〜25°の角度θ1で傾斜しているのが望ましい。 同様に、第2クラウンサイプ22は、例えば、タイヤ軸方向に対して15〜25°の角度θ2で傾斜しているのが望ましい。このような第1クラウンサイプ21及び第2クラウンサイプ22は、ウェット走行時、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向にバランス良く摩擦力を提供することができる。
第1クラウンサイプ21は、例えば、外側クラウン陸部11の幅W3の0.25〜0.35倍の長さL4を有しているのが望ましい。このような第1クラウンサイプ21は、外側クラウン陸部11のタイヤ軸方向外側の剛性を維持し、優れた操縦安定性を発揮するのに役立つ。
第2クラウンサイプ22は、例えば、第1クラウンサイプ21よりも大きいタイヤ軸方向の長さL5を有しているのが望ましい。第2クラウンサイプ22の前記長さL5は、例えば、外側クラウン陸部11の幅W3の0.70〜0.80倍であるのが望ましい。このような第2クラウンサイプ22は、クラウン主溝3とともに優れたウェット性能を発揮するのに役立つ。
望ましい態様では、第2クラウンサイプ22は、第1クラウンサイプ21とタイヤ軸方向でオーバーラップしているのが望ましい。換言すれば、第2クラウンサイプ22の前記他端22bが、第1クラウンサイプ21の前記他端21bよりもタイヤ軸方向外側に位置している。第2クラウンサイプ22と第1クラウンサイプ21とのタイヤ軸方向の重複幅L6は、例えば、外側クラウン陸部11の幅W3の2.0〜4.0%であるのが望ましい。このようなクラウンサイプ21、22の配置は、ウェット性能と操縦安定性とをバランス良く高めるのに役立つ。
第2クラウンサイプ22のタイヤ半径方向外側に連なる浅溝16aは、例えば、陸部の踏面での開口幅が異なる内側部26及び外側部27を含んでいるのが望ましい。内側部26は、例えば、外側クラウン陸部11内で開口幅W4でのびている。外側部27は、例えば、内側部26からクラウン主溝3までのび、内側部26の開口幅W4よりも大きい開口幅W5を有している。内側部26の開口幅W4と外側部27の開口幅W5との比W4/W5は、例えば、0.60〜0.80であるのが望ましい。これにより、第2クラウンサイプ22の前記一端22a側が適度に開口し易くなり、ひいてはウェット性能が高められる。
図5には、内側クラウン陸部12の拡大図が示されている。図5に示されるように、内側クラウン陸部12に設けられたセミオープンサイプ18は、例えば、複数の第3クラウンサイプ23及び第4クラウンサイプ24を含む。第3クラウンサイプ23は、例えば、一端23aが内側ショルダー主溝5に連通し、他端23bが内側クラウン陸部12内で終端している。第4クラウンサイプ24は、一端24aがクラウン主溝3に連通し、他端24bが内側クラウン陸部12内で終端している。本実施形態では、第3クラウンサイプ23と第4クラウンサイプ24とがタイヤ周方向に交互に設けられている。
第3クラウンサイプ23は、例えば、タイヤ軸方向に対して15〜25°の角度θ3で傾斜している。このような第3クラウンサイプ23は、ウェット走行時、タイヤ周方向及びタイヤ軸方向にバランス良く摩擦力を提供することができる。
第3クラウンサイプ23は、例えば、内側クラウン陸部12のタイヤ軸方向の幅W6の0.40〜0.50倍のタイヤ軸方向の長さL7を有しているのが望ましい。望ましい態様では、第3クラウンサイプ23の前記長さL7は、例えば、第1クラウンサイプ21の長さL4(図4に示す)よりも大きい。第3クラウンサイプ23の前記長さL7は、例えば、第2クラウンサイプ22の長さL5(図4に示す)よりも小さい。このような第3クラウンサイプ23は、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12の剛性分布を適正にし、これらの摩耗の進行を均一にすることができる。
図2に示されるように、第4クラウンサイプ24は、例えば、クラウン主溝3を介して第2クラウンサイプ22と滑らかに連続するようにのびているのが望ましい。なお、「滑らかに連続する」とは、少なくとも、一方のサイプをその長さ方向に沿って仮想延長したとき、他方のサイプの端部に連なる態様を含むものとする。
図5に示されるように、第4クラウンサイプ24は、例えば、タイヤ軸方向に対して15〜25°の角度θ4で傾斜している。望ましい態様では、第4クラウンサイプ24は、第3クラウンサイプ23と平行に配されている。
第4クラウンサイプ24は、例えば、内側クラウン陸部12の前記幅W6の0.20〜0.30倍のタイヤ軸方向の長さL8を有しているのが望ましい。望ましい態様では、第4クラウンサイプ24の前記長さL8は、例えば、第3クラウンサイプ23の長さL7よりも小さい。このような第4クラウンサイプ24は、内側クラウン陸部12の剛性を維持し、操縦安定性を高めることができる。
より望ましい態様では、第4クラウンサイプ24と第3クラウンサイプ23とは、タイヤ軸方向でオーバーラップしていない。換言すれば、第4クラウンサイプ24の前記他端24bは、第3クラウンサイプ23の前記他端23bよりもタイヤ赤道C側に位置している。第4クラウンサイプ24の他端24bと第3クラウンサイプ23の他端23bとの間のタイヤ軸方向の離間幅L9は、例えば、内側クラウン陸部12の幅W6の0.15〜0.30倍であるのが望ましい。このような第3クラウンサイプ23及び第4クラウンサイプ24の配置は、ウェット性能を維持しつつ優れた操縦安定性を発揮することができる。
図2に示されるように、第1クラウンサイプ21の他端21bと第2クラウンサイプ22の他端22bとの間のタイヤ周方向の最短距離L1は、第3クラウンサイプ23の他端23bと第4クラウンサイプ24の他端24bとの間のタイヤ周方向の最短距離L2よりも大きいのが望ましい。前記最短距離L1は、例えば、前記最短距離L2の1.5〜2.0倍であるのが望ましい。このような各サイプの配置は、外側クラウン陸部11の剛性を内側クラウン陸部12よりも高くでき、とりわけ旋回時の操縦安定性を高めることができる。
図5に示されるように、内側クラウン陸部12には、クラウン浅溝28が設けられているのが望ましい。クラウン浅溝28は、例えば、深さが2mm未満でありかつ第3クラウンサイプ23の他端23bと第4クラウンサイプ24の他端24bとの間をつないでいる。このようなクラウン浅溝28は、内側クラウン陸部12の剛性を維持しつつ、ウェット性能を高めることができる。
本実施形態のクラウン浅溝28は、例えば、タイヤ軸方向に対して各サイプ15とは逆向きに傾斜している。クラウン浅溝28は、例えば、タイヤ軸方向に対して60〜80°の角度θ5で傾斜しているのが望ましい。このようなクラウン浅溝28は、そのエッジによってタイヤ軸方向に大きな摩擦力を提供し、ひいてはウェット走行時の旋回性能が高められる。
図6には、外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12の他の実施形態の一例が示されている。図6に示されるように、この実施形態では、各サイプ15は、折れ曲がっている。このような各サイプ15は、ウェット走行時、多方向に摩擦力を提供することができる。
各サイプ15は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度が異なる第1部分31及び第2部分32を含んでいる。第1部分31は、例えば、主溝側の前記一端からのびている。第2部分32は、例えば、第1部分31に連なりかつ第1部分31よりもタイヤ軸方向に対して大きい角度で傾斜して陸部内の前記他端までのびる。このような各サイプ15は、互いに向き合うサイプ壁同士が密着したとき、陸部の見かけの剛性を高めることができる。
各サイプ15が連なる浅溝16は、例えば、第1部分31における開口幅が、第2部分32における開口幅よりも大きいのが望ましい。このような浅溝16は、ウェット性能をさらに固めることができる。
外側クラウン陸部11及び内側クラウン陸部12の一方には、例えば、深さが2.0mm未満でありかつタイヤ周方向に連続してのびる周方向浅溝33が設けられているのが望ましい。本実施形態では、外側クラウン陸部11に周方向浅溝33が設けられている。周方向浅溝33は、陸部の剛性を維持しつつ、ウェット性能を高めることができる。
図7には、外側ショルダー陸部13の拡大図が示されている。図7に示されるように、外側ショルダー陸部13には、例えば、複数の外側ショルダー横溝35及び外側ショルダーサイプ36が設けられている。本実施形態では、外側ショルダー横溝35と外側ショルダーサイプ36とは、タイヤ周方向に交互に設けられている。
外側ショルダー横溝35は、例えば、一端が外側ショルダー主溝4に連通している。望ましい態様では、外側ショルダー横溝35は、例えば、外側ショルダー主溝4から外側トレッド端Toまでのびている。
外側ショルダー横溝35は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度θ6がタイヤ軸方向内側に向かって漸増するように滑らかに湾曲してのびているのが望ましい。前記角度θ6は、例えば、5〜20°の範囲であるのが望ましい。このような外側ショルダー横溝35は、ウェット走行時、溝内の水を滑らかに外側トレッド端To側に案内でき、さらに優れたウェット性能を発揮することができる。
図8には、外側ショルダー横溝35のB−B線断面図が示されている。図8に示されるように、外側ショルダー横溝35は、例えば、タイヤ軸方向の内端部35iにおいて、底面が隆起しているのが望ましい。内端部35iの深さd4は、例えば、外側ショルダー横溝35の最大深さd3の0.50〜0.60倍であるのが望ましい。このような外側ショルダー横溝35は、外側ショルダー陸部13のタイヤ軸方向内側の剛性を高め、操縦安定性をより高めることができる。
図1に示されるように、外側ショルダー横溝35は、例えば、ショルダー主溝4を介して第1クラウンサイプ21と滑らかに連続するようにのびているのが望ましい。このような外側ショルダー横溝35は、第1クラウンサイプ21と協働してウェット性能を高めることができる。
図7に示されるように、外側ショルダーサイプ36は、例えば、外側ショルダー陸部13を完全に横切っている。外側ショルダーサイプ36は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度θ7がタイヤ軸方向内側に向かって漸増するように滑らかに湾曲してのびているのが望ましい。前記角度θ7は、例えば、5〜20°の範囲であるのが望ましい。より望ましい態様では、外側ショルダーサイプ36は、外側ショルダー横溝35に沿ってのびている。このような外側ショルダーサイプ36は、外側ショルダー陸部13の接地面の歪みを抑制し、その偏摩耗を抑制することができる。
図9には、内側ショルダー陸部14の拡大図が示されている。図9に示されるように、内側ショルダー陸部14には、例えば、複数の内側ショルダー横溝37及び内側ショルダーサイプ38が設けられている。本実施形態では、内側ショルダー横溝37と内側ショルダーサイプ38とは、タイヤ周方向に交互に設けられている。
内側ショルダー横溝37は、例えば、内側トレッド端Tiからタイヤ軸方向内側にのびかつ内側ショルダー陸部14内で途切れている。本実施形態の内側ショルダー横溝37は、例えば、内側ショルダー陸部14のタイヤ軸方向の幅W7の0.75〜0.85倍のタイヤ軸方向の長さL10を有しているのが望ましい。このような内側ショルダー横溝37は、ウェット性能と操縦安定性とをバランス良く高めることができる。
本実施形態では、内側ショルダー横溝37と内側ショルダー主溝4との間の領域には、サイプ等の切れ込みが設けられていない。これにより、内側ショルダー陸部14のタイヤ軸方向内側の剛性が確実に高められる。
内側ショルダー横溝37は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度が異なる第1溝部41及び第2溝部42を含んでいる。第1溝部41は、例えば、タイヤ軸方向に対して5°以下の角度θ8(図示省略)で傾斜してのびている。第2溝部42は、例えば、第1溝部41との間に屈曲溝部43を形成するように折れ曲がってのびている。第2溝部42のタイヤ軸方向に対する角度θ9は、例えば、10〜20°であるのが望ましい。より望ましい態様として、第1溝部41及び第2溝部42は、例えば、それぞれの溝中心線が直線状にのびている。このような内側ショルダー横溝37は、溝内の水を内側トレッド端Ti側に向かって案内することができる。
内側トレッド端Tiから屈曲溝部43までのタイヤ軸方向の距離L11は、例えば、内側ショルダー陸部14の幅W7の0.40〜0.60倍であるのが望ましい。これにより、内側ショルダー陸部14の偏摩耗を抑制しつつ、上述の効果を得ることができる。
より望ましい態様として、第2溝部42は、タイヤ軸方向に対して傾斜して直線状にのびる一対の溝縁を有し、一対の溝縁間の溝幅がタイヤ軸方向内側に向かって漸減しているのが望ましい。このような第2溝部42は、内側ショルダー横溝37の内端部での偏摩耗を抑制することができる。
内側ショルダーサイプ38は、例えば、一端が内側ショルダー主溝5に連通し、内側トレッド端Tiまでのびている。図1に示されるように、内側ショルダーサイプ38は、例えば、内側ショルダー主溝5を介して第3クラウンサイプ23と滑らかに連続するようにのびている。これにより、内側ショルダーサイプ38は、より開口し易くなり、ウェット路面に対して高い摩擦力を期待することができる。
図9に示されるように、内側ショルダーサイプ38は、例えば、タイヤ軸方向に対する角度が異なる第1サイプ部45及び第2サイプ部46を含んでいる。第1サイプ部45は、例えば、タイヤ軸方向に対して5°以下の角度θ10(図示省略)でのびている。第2サイプ部46は、例えば、第1サイプ部45との間に屈曲サイプ部47を形成するように折れ曲がってのびている。第2サイプ部46は、例えば、タイヤ軸方向に対して15〜25°の角度θ11で傾斜しているのが望ましい。より望ましい態様として、第1サイプ部45及び第2サイプ部46は、それぞれ、直線状にのびている。
本実施形態の内側トレッド端Tiから屈曲サイプ部47までのタイヤ軸方向の距離L12は、例えば、内側ショルダー陸部14の前記幅W7の0.40〜0.50倍であるのが望ましい。このような屈曲サイプ部47は、内側ショルダー陸部14の中央部の接地面の歪みを抑制するのに役立つ。
以上、本発明の一実施形態のタイヤが詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されることなく、種々の態様に変更して実施され得る。
図1の基本パターンを有するサイズ205/55R16のタイヤが、表1の仕様に基づき試作された。比較例1として、図10に示されるように、クラウン陸部にフルオープンサイプが設けられたタイヤが試作された。比較例2として、図11に示されるように、外側クラウン陸部及び内側クラウン陸部に、傾斜の向きが異なるクラウンサイプが設けられたタイヤが試作された。各テストタイヤのウェット性能及び操縦安定性がテストされた。各テストタイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
装着リム:16×6.5JJ
タイヤ内圧:230kPa
テスト車両:前輪駆動車、排気量2000cc
タイヤ装着位置:全輪
テスト方法は、以下の通りである。
<ウェット性能>
上記テスト車両で、水深5mmかつ長さ20mの水たまりが設けられた半径100mのアスファルト路面を走行し、前輪の横加速度(横G)が計測された。結果は、速度50〜80km/hの平均横Gであり、比較例1の値を100とする指数で示されている。数値が大きい程、ウェット性能が優れていることを示す。
<操縦安定性>
上記テスト車両でドライ路面を走行したときの操縦安定性が、運転者の官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点であり、数値が大きい程、操縦安定性が優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2018154188
Figure 2018154188
テストの結果、実施例のタイヤは、ウェット性能を維持しつつ優れた操縦安定性を発揮していることが確認できた。
2 トレッド部
3 クラウン主溝
4 ショルダー主溝
6 クラウン陸部
7 ショルダー陸部
15 サイプ
18 セミオープンサイプ

Claims (12)

  1. トレッド部を有するタイヤであって、
    前記トレッド部は、タイヤ周方向にのびる1本のクラウン主溝と、その両側にそれぞれ1本ずつ配されたショルダー主溝とにより、2つのクラウン陸部と2つのショルダー陸部とに区分されており、
    前記2つのクラウン陸部には、それぞれ、幅が1.5mm未満のサイプが複数設けられており、
    前記2つのクラウン陸部の前記各サイプは、いずれも、一端が前記主溝に連通しかつ他端が陸部内で終端するセミオープンサイプのみであり、
    前記2つのクラウン陸部の前記各サイプは、いずれも、タイヤ軸方向に対して同じ向きに傾斜しているタイヤ。
  2. 前記2つのクラウン陸部には、幅が3mm以上の溝が設けられていない請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記トレッド部は、車両への装着の向きが指定され、
    前記2つのクラウン陸部は、外側クラウン陸部と、車両装着時に前記外側クラウン陸部の車両内側に位置する内側クラウン陸部とを含み、
    前記外側クラウン陸部に設けられた前記セミオープンサイプは、前記一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の第1クラウンサイプと、前記一端が前記クラウン主溝に連通する複数の第2クラウンサイプとを含み、
    前記内側クラウン陸部に設けられた前記セミオープンサイプは、前記一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の第3クラウンサイプと、前記一端が前記クラウン主溝に連通する複数の第4クラウンサイプとを含む請求項1又は2記載のタイヤ。
  4. 前記第1クラウンサイプの前記他端と前記第2クラウンサイプの前記他端との間のタイヤ周方向の最短距離L1は、前記第3クラウンサイプの前記他端と前記第4クラウンサイプの前記他端との間のタイヤ周方向の最短距離L2よりも大きい請求項3記載のタイヤ。
  5. 前記内側クラウン陸部には、深さが2mm未満でありかつ前記第3クラウンサイプの前記他端と前記第4クラウンサイプの前記他端との間をつなぐクラウン浅溝が設けられている請求項3又は4記載のタイヤ。
  6. 前記クラウン浅溝は、タイヤ軸方向に対して前記各サイプとは逆向きに傾斜している請求項5記載のタイヤ。
  7. 前記第4クラウンサイプは、前記クラウン主溝を介して前記第2クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびている請求項3乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記ショルダー陸部は、車両装着時に前記外側クラウン陸部の車両外側に位置する外側ショルダー陸部を含み、
    前記外側ショルダー陸部には、一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の外側ショルダー横溝が設けられ、
    前記外側ショルダー横溝は、前記ショルダー主溝を介して前記第1クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびている請求項3乃至7のいずれかに記載のタイヤ。
  9. 前記ショルダー陸部は、車両装着時に前記内側クラウン陸部の車両内側に位置する内側ショルダー陸部を含み、
    前記内側ショルダー陸部には、一端が前記ショルダー主溝に連通する複数の内側ショルダーサイプが設けられ、
    前記内側ショルダーサイプは、前記ショルダー主溝を介して前記第3クラウンサイプと滑らかに連続するようにのびている請求項3乃至8のいずれかに記載のタイヤ。
  10. 前記各サイプは、折れ曲がっている請求項1記載のタイヤ。
  11. 前記各サイプは、前記一端からのびる第1部分と、前記第1部分に連なりかつ前記第1部分よりもタイヤ軸方向に対して大きい角度で傾斜して前記他端までのびる第2部分とを含む請求項10記載のタイヤ。
  12. 前記2つのクラウン陸部の一方には、深さが2.0mm未満でありかつタイヤ周方向に連続してのびる周方向浅溝が設けられている請求項10又は11記載のタイヤ。
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