JP2018147319A - 道路交通管理装置および道路交通管理方法 - Google Patents

道路交通管理装置および道路交通管理方法 Download PDF

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【課題】少ない本数の専用レーン走行車両で広範囲の道路の情報を推定する。【解決手段】実施形態の道路交通管理装置は、取得部と、交通情報生成部と、混雑度算出部と、定周期走行支援部と、を備える。取得部は、専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において専用レーン走行車両の撮像部によって専用レーンおよび当該専用レーンの周囲を撮像して得られる撮像画像と、を取得する。交通情報生成部は、撮像画像および走行位置に基づいて、専用レーンの周囲の交通情報を生成する。混雑度算出部は、撮像画像および走行位置に基づいて、当該走行位置における専用レーン走行車両の周囲の混雑度を算出する。定周期走行支援部は、算出した混雑度が、専用レーン走行車両の運行に支障をきたす所定の混雑度以上である場合、専用レーン走行車両の定周期での運行を支援する定周期走行支援処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、道路交通管理装置および道路交通管理方法に関する。
一般に、道路の交通状況は、路側等に設けられたカメラや車両感知器等で検出したデータを用いて交通状況の把握を行っている。最近では、より細かな道路状況を把握するため、道路を走行する車両に撮像手段を搭載するプローブ車両によって、道路を走行する他の車両の走行速度や車間距離等を計測し、その計測結果に基づいて、道路の交通量を推定する道路交通管理システムの検討が進められている。
特開2008−221902号公報 特開2003−256991号公報 特開2003−226241号公報
しかしながら、プローブ車両と一般の車両とが同じ道路を走行する場合、プローブ車両が渋滞の影響を受けるため、プローブ車両の移動範囲が狭くなり、プローブ車両の台数を増やさなければ、広範囲の道路の交通量を推定することが困難である。
実施形態の道路交通管理装置は、取得部と、交通情報生成部と、混雑度算出部と、定周期走行支援部と、を備える。取得部は、専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において専用レーン走行車両の撮像部によって専用レーンおよび当該専用レーンの周囲を撮像して得られる撮像画像と、を取得する。交通情報生成部は、撮像画像および走行位置に基づいて、専用レーンの周囲の交通情報を生成する。混雑度算出部は、撮像画像および走行位置に基づいて、当該走行位置における専用レーン走行車両の周囲の混雑度を算出する。定周期走行支援部は、算出した混雑度が、専用レーン走行車両の運行に支障をきたす所定の混雑度以上である場合、専用レーン走行車両の定周期での運行を支援する定周期走行支援処理を実行する。
図1は、第1の実施形態にかかる道路交通管理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかるトラムの構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかるトラムのコックピットの構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかるトラムにおいて実行される処理の一例を説明するための図である。 図5は、第1の実施形態にかかるトラムにおいて実行される処理の一例を説明するための図である。 図6は、第1の実施形態にかかるトラムのトラム情報処理ユニットの機能構成の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態にかかるトラムの運行を管理する運行管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態にかかるトラムの運行管理処理全体の流れの一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される位置情報の取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される混雑度の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図11は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される円滑通行実現処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される道路情報共有処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図13は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される乗車人数制限処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図14は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される通行優先順位設定処理の一例を説明するための図である。 図15は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される通行優先順位設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図16は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される運行間隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図17Aは、第2の実施形態にかかる道路交通管理システムの全体構成の一例を示す図である。 図17Bは、第2の実施形態にかかるトラムのトラム情報処理ユニットの機能構成の一例を示す図である。 図18は、第2の実施形態にかかる運行管理サーバの機能構成の一例を示す図である。 図19は、第2の実施形態にかかる交通管制室サーバの機能構成の一例を示す図である。 図20は、第2の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される全体動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図21は、第2の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される信号待ちの車両の判別処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図22は、第3の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される全体動作の流れの一例を示すフローチャートである。 図23は、第3の実施形態にかかるトラム運行計画立案処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、添付の図面を用いて、本実施形態にかかる道路交通管理装置および道路交通管理方法を適用した道路交通管理システムについて説明する。
以下の各実施の形態では、道路上で、車両が走行する道路と全部または一部が区分された専用レーンを走行する専用レーン走行車両に適用されるもので、道路上での渋滞等の影響を直接受けずに走行が可能な車両を示すものとする。専用レーン走行車両の一例としては、専用路走行車両とする、トラム、路面電車や、ガイドウェイと呼ばれる専用レーンを走行するガイドウェイバス等にも適用される。
専用レーンを運行する専用レーン走行車両に、プローブ車両の役割を担わせた場合、専用レーン走行車両は、専用レーンを走行するため、一般の車両の渋滞の影響を受けにくく、少ない本数で、広範囲の道路の交通量を推定することが可能となる。
以下の実施形態では、専用レーン走行車両の一例として、道路の一部に専用軌道を敷設して走行するトラムに適用した実施の形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる道路交通管理システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態にかかる道路交通管理システムは、専用レーンを走行するトラム1と、当該トラム1の運行を管理する運行管理センターのサーバ2(以下、運行管理サーバ2と言う)と、を有する。トラム1と運行管理サーバ2とは、無線基地局Bを介して、無線通信可能である。
図2は、第1の実施形態にかかるトラムの構成の一例を示す図である。トラム1は、専用レーンを走行する。図2に示すように、トラム1は、画像プローブ装置10を有する。画像プローブ装置10は、監視カメラ11と、トラム情報処理ユニット12と、通信装置13と、を有する。監視カメラ11は、専用レーンおよび当該専用レーンの周囲(例えば、専用レーンに隣接する隣接レーンを撮像可能な広角カメラ等の撮像部の一例である。トラム情報処理ユニット12は、監視カメラ11の撮像により得られる撮像画像に基づいて、隣接レーンを走行する車両間の車間距離、信号待ちの車列の長さである車列長の算出等の各種の演算処理を実行する。通信装置13は、運行管理サーバ2等の外部装置と通信可能である。
図3は、第1の実施形態にかかるトラムのコックピットの構成の一例を示す図である。図3に示すように、トラム1のコックピット(操縦席)には、マスターコントローラ14と、速度メータ15と、監視カメラ11と、GPS受信機16と、表示装置17と、を有する。マスターコントローラ14は、トラム1の速度を遠隔制御する装置である。メータ15は、トラム1の速度等を表示する。
監視カメラ11は、上述したように、専用レーンおよび当該専用レーンの周囲を撮像可能に設けられている。本実施形態では、監視カメラ11は、トラム1の操縦席に向かって左右方向に離間して配置されたステレオカメラ11−1,11−2を有する。GPS(Global Positioning System)受信機16は、GPSアンテナを介して、GPS衛星ST(図4参照)からGPS信号を受信し、当該受信したGPS信号に基づいて、トラム1の走行位置を取得する。GPSアンテナは、トラム1の走行位置を取得するために、GPS衛星STから発信されるGPS信号を受信可能に設けられている。表示装置17は、監視カメラ11の撮像により得られる撮像画像等の各種情報を表示可能である。
図4および図5は、第1の実施形態にかかるトラムにおいて実行される処理の一例を説明するための図である。図4および図5に示すように、監視カメラ11は、トラム1が走行する専用レーンELに加えて、専用レーンELに隣接する隣接レーンALを撮像可能である。トラム情報処理ユニット12は、専用レーンELを運行するトラム1の走行位置を取得する。また、トラム情報処理ユニット12は、取得した走行位置において監視カメラ11によって専用レーンELおよび当該専用レーンELの周囲(例えば、隣接レーンAL)を撮像して得られる撮像画像を取得する。
そして、トラム情報処理ユニット12は、取得した走行位置および撮像画像に基づいて、当該走行位置の隣接レーンALを走行する車両の車間距離や、隣接レーンALにおいて信号待ちの車両の台数または車列長、隣接レーンALにおいて信号待ちの車列のうち最後尾等を算出する演算処理を実行する。
その後、通信装置13は、無線基地局Bを介して、運行管理サーバ2等の外部装置と無線通信を行う。これにより、通信装置13は、トラム情報処理ユニット12により取得した走行位置および撮像画像を、運行管理サーバ2等の外部装置に送信する。本実施形態では、通信装置13は、隣接レーンALを走行する車両の車間距離や、隣接レーンALにおいて信号待ちの車両の台数または車列長、隣接レーンALにおいて信号待ちの車両のうち最後尾の車両等も、運行管理サーバ2等の外部装置に送信する。
図6は、第1の実施形態にかかるトラムのトラム情報処理ユニットの機能構成の一例を示す図である。図6に示すように、トラム情報処理ユニット12は、制御部121と、通信I/F部122と、記憶部123と、外部記憶装置124と、を有する。制御部121は、MPU(Micro Processing Unit)等のプロセッサを含むマイクロコンピュータにより構成される。そして、制御部121は、トラム1全体を制御する。
通信I/F部122は、通信装置13を介して、運行管理サーバ2と無線通信を行う。記憶部123は、制御部121によるトラム1の制御に用いる各種プログラム等を不揮発的に記憶するROM(Read Only Memory)、当該ROMに記憶される各種プログラムを実行する際の作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)、トラム1に設定される各種の設定情報を不揮発的に記憶するフラッシュROM、撮像画像を記憶するVRAM等を有する。外部記憶装置124は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量記憶装置により構成される。
本実施形態では、制御部121が、記憶部123に記憶されるプログラムを実行することにより、取得部601と、混雑度算出部602と、定周期走行支援部603と、を実現する。取得部601は、トラム1の走行位置と、撮像画像と、を取得する。混雑度算出部602は、取得部601により取得される撮像画像および走行位置に基づいて、当該走行位置におけるトラム1の周囲の混雑度を算出する。また、混雑度算出部602は、通信I/F部122を介して、取得部601により取得される撮像画像および走行位置と、算出した混雑度とを運行管理サーバ2に送信する。
定周期走行支援部603は、混雑度算出部602により算出される混雑度が所定の混雑度以上である場合に、定周期走行支援処理を実行する。ここで、所定の混雑度は、予め設定された混雑度であり、トラム1の運行に支障をきたす混雑度である。また、定周期走行支援処理は、運行管理サーバ2と連携して、トラム1の定周期での運行を支援する処理である。定周期走行支援処理には、円滑通行処理、道路情報共有処理、乗車人数制限処理、通行優先順位設定処理、および運行間隔制御処理の少なくとも1つを含み、詳細は後述する。これにより、トラム1が定周期で運行できるので、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を推定することが可能となる。
図7は、第1の実施形態にかかるトラムの運行を管理する運行管理サーバの機能構成の一例を示す図である。図7に示すように、運行管理サーバ2は、制御部201と、通信I/F部202と、記憶部203と、外部記憶装置204と、を有する。制御部201は、MPU等のプロセッサを含むマイクロコンピュータにより構成される。そして、制御部201は、運行管理サーバ2全体を制御する。
通信I/F部202は、トラム1と無線通信を行う。記憶部203は、制御部201による運行管理サーバ2の制御に用いる各種プログラム等を不揮発的に記憶するROM、当該ROMに記憶される各種プログラムを実行する際の作業領域として用いられるRAM、運行管理サーバ2に設定される各種の設定情報を不揮発的に記憶するフラッシュROM、トラム1から受信した撮像画像を記憶するVRAM等を有する。外部記憶装置204は、HDDやSSD等の大容量記憶装置により構成される。
本実施形態では、制御部201は、記憶部203に記憶されるプログラムを実行することにより、通信部701と、定周期走行支援部702と、交通情報生成部703と、を実現する。通信部701は、トラム1から、トラム1の走行位置、撮像画像、および混雑度等を受信する。交通情報生成部703は、受信した撮像画像および位置情報に基づいて、専用レーンの周囲の交通情報(例えば、隣接レーンの車両の交通量)を生成する。定周期走行支援部702は、通信部701により受信した混雑度が所定の混雑度以上である場合、トラム1と連携して、詳細を後述する定周期走行支援処理を実行する。
次に、トラムの運行管理に関する動作について、説明する。
図8は、第1の実施形態にかかるトラムの運行管理処理全体の流れの一例を示すフローチャートである。トラム情報処理ユニット12の取得部601は、予め設定された周期で、トラム1の現在位置である走行位置、および撮像画像を取得する(ステップS801)。
ここで、トラム1の記憶部123(または運行管理サーバ2の記憶部203)は、過去の撮像画像と、当該過去画像が得られた過去の走行位置(例えば、GPS情報)とを対応付けて記憶する。ここで、過去の撮像画像は、取得部601により最後に取得された撮像画像よりも前に取得された撮像画像である。例えば、過去の撮像画像は、トラム1の現在の周回よりも前の周回で取得された撮像画像である。取得部601は、過去の撮像画像のうち、取得した撮像画像(以下、現在画像と言う)と類似する撮像画像と対応付けられた過去の走行位置を、走行位置として取得する。
図9は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される位置情報の取得処理の流れの一例を示すフローチャートである。取得部601は、監視カメラ11から撮像画像を取得すると、記憶部123に記憶された過去の撮像画像と、最後に取得した現在画像とを比較する(ステップS901)。そして、取得部601は、記憶部123に記憶された過去の撮像画像のうち、現在画像と類似する過去の撮像画像を選択する(ステップS902)。例えば、取得部601は、記憶部123に記憶された各過去の撮像画像と、現在画像との類似度を求め、当該現在画像との類似度が最も高い過去の撮像画像を選択する。次に、取得部601は、記憶部123において、選択した過去の撮像画像と対応付けて記憶された過去の走行位置を特定し(ステップS903)、当該特定した過去の走行位置を走行位置として取得する(ステップS904)。
図8に戻り、ステップS801において、撮像画像の走行位置を取得すると、混雑度算出部602は、取得した撮像画像に含まれるオブジェクト(例えば、トラム1の周囲の自動車、自転車、バイク、人)を検出する(ステップS802)。
そして、混雑度算出部602は、オブジェクトの検出結果に基づいて、取得した走行位置の混雑度を算出する(ステップS803)。
ここで、混雑度算出部602は、取得部601により取得した走行位置および撮像画像に基づいて、トラム1の路面電車停留所(以下、電停と言う)で当該トラム1を待つ人の人数を計数する。また、混雑度算出部602は、当該電停で得られた撮像画像内において人の身長に対応する高さを有する領域の面積を、当該電停の面積として求める。そして、混雑度算出部602は、電停の面積と計数した人数との割合を、混雑度として算出する。
図8に戻り、定周期走行支援部603は、算出した混雑度が所定の混雑度以上であるか否かを判断する(ステップS804)。
図10は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される混雑度の算出処理の流れの一例を示すフローチャートである。混雑度算出部602は、取得部601から、撮像画像および走行位置を取得する(ステップS1001)。次いで、混雑度算出部602は、取得した撮像画像および走行位置に基づいて、監視カメラ11によってトラム1の電停を撮像して得られた撮像画像に含まれる人を検出する(ステップS1002)。そして、混雑度算出部602は、検出した人の数を計数する(ステップS1003)。
さらに、混雑度算出部602は、監視カメラ11によりトラム1の電停を撮像して得られた撮像画像内において、人の身長に対応する高さを有するオブジェクトが占める領域を、電停の領域として特定する(ステップS1004)。そして、混雑度算出部602は、特定した電停の領域の面積と、計数した人の数との割合を、混雑度として算出する(ステップS1005)。
図8に戻り、このように算出された混雑度が所定の混雑度より低い場合(ステップS804:No)、定周期走行支援部603は、取得した走行位置において、定周期走行支援処理を実行しない。
一方、算出した混雑度が所定の混雑度以上である場合(ステップS804:Yes)、定周期走行支援部603は、定周期走行支援処理を実行する(ステップS805)。ここで、定周期走行支援処理は、円滑通行実現処理、道路情報共有処理、乗車人数制限処理、通行優先順位設定処理、および運行間隔制御処理の少なくとも1つを含むものとする。
まず、円滑通行実現処理について説明する。円滑通行実現処理は、混雑度算出部602により算出された混雑度が所定の混雑度以上である場合、トラム1の周囲のオブジェクトに対してトラム1の接近を通知する処理である。これにより、専用レーンへのオブジェクトの進入によって、トラム1の運行が滞る可能性を低くでき、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の混雑度等の道路交通情報を推定できる。
図11は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される円滑通行実現処理の流れの一例を示すフローチャートである。トラム1の定周期走行支援部603は、取得した撮像画像に基づいて、オブジェクトがトラム1と接触する可能性があるか否かを判断する(ステップS1101)。
そして、定周期走行支援部603は、オブジェクトがトラム1と接触する可能性があると判断した場合(ステップS1101:Yes)、トラム1の周囲のオブジェクト(例えば、トラム1の前方に存在する自動車、自転車、バイク、歩行者)に対して専用レーンから離れることを促すメッセージを、音声や映像等によって出力することによって、円滑通行実現処理を実行する(ステップS1102)。
次に、道路情報共有処理について説明する。道路情報共有処理は、混雑度算出部602により算出された混雑度が所定の混雑度以上である場合、トラム1から、走行位置の混雑に関する道路情報を後続のトラムに対して通知する処理である。これにより、各トラムの運転手が、路線全体の混雑度と、これから通過する地点の混雑度とを把握した上で、トラムを運行できるので、トラム1の運行が滞る可能性を低くでき、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の混雑度等の道路交通情報を推定できる。
図12は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される道路情報共有処理の流れの一例を示すフローチャートである。定周期走行支援部603は、混雑度算出部602により算出される、トラム1が通過した地点毎の混雑度を取得する(ステップS1201)。次に、定周期走行支援部603は、トラム1が運行する路線の地図上に、地点毎の混雑度をプロットする(ステップS1202)。次いで、定周期走行支援部603は、トラム1に後続のトラム(トラム1と同じ路線を運行する後続のトラム、およびトラム1と異なる路線を運行する後続のトラムを含む)が接近しているか否かを判断する(ステップS1203)。本実施形態では、定周期走行支援部603は、通信I/F部122を介して、他のトラムとの間で、走行位置を送受信する。そして、定周期走行支援部603は、受信した走行位置に基づいて、トラム1に対して、後続のトラムが接近しているか否かを判断する。
トラム1に後続のトラムが接近していると判断した場合(ステップS1203:Yes)、定周期走行支援部603は、トラム1が通過した地点毎の混雑度を、当該後続のトラムに対して通知する(ステップS1204)。
次に、乗車人数制限処理について説明する。乗車人数制限処理は、混雑度算出部602により算出された混雑度が所定の混雑度以上である場合、トラム1に対して乗車する人数を制限し、かつトラム1に対して乗車できない人に対して後続のトラムへの乗車を促す処理である。これにより、電停へのトラム1の到着が遅れている場合、トラム1への乗客の乗車を制限して、トラム1への乗客の乗車に要する時間を短くすることによって、トラム1の運行が滞る可能性を低くでき、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の混雑度等の道路交通情報を推定できる。
図13は、第1の実施形態にかかるトラムにより実行される乗車人数制限処理の流れの一例を示すフローチャートである。定周期走行支援部603は、トラム1内に設けられた撮像部によって当該トラム1内を撮像して得られる撮像画像の解析、若しくはトラム1への乗車に用いた乗車券に基づいて、トラム1に乗車中に乗客の人数(以下、乗客人数と言う)を推定する(ステップS1301)。
また、定周期走行支援部603は、路線別のトラムの運行計画を示すタイムテーブルを取得する(ステップS1302)。さらに、定周期走行支援部603は、トラム1の電停の通過時刻を示す時刻情報を取得する(ステップS1303)。そして、定周期走行支援部603は、タイムテーブルおよび時刻情報に基づいて、各電停に対するトラム1の到着の遅れ時間を算出する(ステップS1304)。また、定周期走行支援部603は、トラム1が電停に停車した際に監視カメラ11によってトラム1の周囲を撮像して得られる撮像画像に基づいて、電停でトラム1への乗車を待つ乗客の人数(以下、乗車待ち人数と言う)を推定する(ステップS1305)。
次に、定周期走行支援部603は、トラム1に乗車可能な最大人数と乗客人数との差分を、トラム1に乗車可能な人数(以下、乗車可能人数と言う)を推定する(ステップS1306)。また、定周期走行支援部603は、遅れ時間、および乗車可能人数に基づいて、トラム1に乗車を許可する乗客の人数を決定する(ステップS1307)。
そして、定周期走行支援部603は、乗車待ち人数のうち決定した人数の乗客のみのトラム1への乗車を許可し、かつ決定した人数が乗車待ち人数より少ない場合、電停でトラム1への乗車を待つ乗客に対して、後続のトラムの利用を促すメッセージを、音声または映像等によって出力することによって、乗車人数制限処理を実行する(ステップS1308)。
次に、図14を用いて、通行優先順位設定処理について説明する。
図14は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される通行優先順位設定処理の一例を説明するための図である。ここで、ボトルネックBNは、図14に示すように、トラム1−1、および当該トラム1−1が運行する路線R1とは異なる路線R2を運行する他のトラム1−2の両方が通過する地点である。特に、街の中心部など、多数の路線のトラムが通過するボトルネックBNでは、混雑や渋滞が起き易い。
そこで、優先順位設定処理は、混雑度算出部602により算出された混雑度が所定の混雑度以上である場合、当該混雑度と、異なる路線を運行する各トラムによるボトルネックBNの通過予定時刻とに基づいて、混雑度が高い路線のトラム1が優先的にボトルネックBNを通過できるように、ボトルネックBNを通行する際のトラム1の優先順位を設定する。これにより、混雑が激しい路線のトラム1がボトルネックを優先的に通過できるので、トラム1の運行が滞る可能性を低くできる。
例えば、図14に示すように、トラム1−1は、当該トラム1−1自身がボトルネックBNに進入する際に、他のトラム1−2もボトルネックBNに進入する場合、当該トラム1−1自身に設定された優先順位と、他のトラム1−2に設定された優先順位とを比較する。そして、トラム1−1は、当該トラム1−1自身に設定された優先順位が、他のトラム1−2に設定された優先順位より高い場合には、他のトラム1−2より先にボトルネックBNに進入する。一方、トラム1−1は、当該トラム101自身に設定された優先順位が、他のトラム1−2に設定された優先順位より低い場合には、他のトラム1−2を先にボトルネックBNに進入させる。
図15は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される通行優先順位設定処理の流れの一例を示すフローチャートである。本実施形態では、定周期走行支援部702は、ボトルネックを通過する各路線のトラム1によるボトルネックの通過予定時刻を示すタイムテーブル(以下、路線別タイムテーブルと言う)を取得する(ステップS1501)。また、定周期走行支援部702は、ボトルネックを通過する各路線のトラム1において算出される混雑度を取得する(ステップS1502)。
次いで、定周期走行支援部702は、路線別タイムテーブルおよび混雑度に基づいて、同じ時間帯にボトルネックを通過するトラム1が運行する路線の混雑度を比較する(ステップS1503)。さらに、定周期走行支援部702は、ボトルネックを通過するトラム1の台数や当該トラム1が運行する路線を示すボトルネック情報を取得する(ステップS1504)。そして、定周期走行支援部702は、同じ時間帯にボトルネックを通過するトラム1が運行する路線の混雑度、およびボトルネック情報に基づいて、混雑度が高い路線のトラム1が優先的にボトルネックを通過できるように、ボトルネックを通行する際のトラム1の優先順位を設定する(ステップS1505)。
次に、運行間隔制御処理について説明する。運行間隔制御処理は、トラム1と後続のトラムの運行間隔を広げる処理である。これにより、トラム1をより円滑に運行可能となる。
図16は、第1の実施形態にかかる運行管理サーバにより実行される運行間隔制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。具体的には、定周期走行支援部702は、トラム1による電停の通過予定時刻を示す路線別タイムテーブルを取得する(ステップS1601)。また、定周期走行支援部702は、トラム1による電停の通過時刻を取得する(ステップS1602)。
次に、定周期走行支援部702は、路線別タイムテーブルが示す電停の通過予定時刻と、トラム1による電停の通過時刻とに基づいて、電停に対するトラム1の通過の遅れ時間を算出する(ステップS1603)。そして、定周期走行支援部702は、算出した遅れ時間に基づいて、トラム1と後続のトラムの運行間隔を制御する。具体的には、定周期走行支援部702は、算出した遅れ時間が所定時間より短いか否かを判断する(ステップS1604)。算出した遅れ時間が所定時間より短い場合(ステップS1604:Yes)、定周期走行支援部702は、路線別タイムテーブルを更新してトラム1と後続のトラムの運行間隔を短くするか、若しくは路線別タイムテーブルを更新しない(ステップS1605)。一方、算出した遅れ時間が所定時間以上である場合(ステップS1604:No)、定周期走行支援部702は、路線別タイムテーブルを更新して、トラム1と後続のトラムの運行間隔を長くする(ステップS1606)。その後、定周期走行支援部702は、更新後の路線別タイムテーブルを、トラム1に通知する(ステップS1607)。
このように、第1の実施形態にかかる道路交通システムによれば、トラム1の周囲の混雑度が所定の混雑度以上である場合に、定周期走行支援処理を実行することによって、トラム1が定周期で運行できるので、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の情報を推定できる。
(第2の実施形態)
本実施形態は、トラムの走行位置と、当該走行位置において監視カメラにより隣接レーンを撮像して得られる撮像画像と、を取得し、撮像画像および走行位置に基づいて、専用レーンの周囲の交通情報を生成し、撮像画像および走行位置に基づいて、当該走行位置における隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出し、当該算出度が所定の混雑度以上である場合、隣接レーンの車両の混雑を解消する渋滞解消処理を実行する例である。以下の説明では、第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図17Aは、第2の実施形態にかかる道路交通管理システムの全体構成の一例を示す図である。図17Aに示すように、本実施形態にかかる道路交通管理システムは、トラム1および運行管理サーバ180に加えて、専用レーンおよび当該専用レーンの周囲(例えば、専用レーンに隣接する隣接レーン)の道路の交通を管理する交通管制室のサーバ190(以下、交通管制室サーバ190と言う)と、を有する。運行管理サーバ180と、交通管制室サーバ190とは、有線または専用回線等で通信可能である。
図17Bは、第2の実施形態にかかるトラムのトラム情報処理ユニットの機能構成の一例を示す図である。図17Bに示すように、トラム情報処理ユニット170は、制御部173と、通信I/F部122と、記憶部123と、外部記憶装置124と、を有する。本実施形態では、制御部171が、記憶部123に記憶されるプログラムを実行することにより、取得部171と、混雑度算出部172と、を実現する。取得部171は、トラム1の走行位置を取得する。また、取得部171は、走行位置において監視カメラ11によって隣接レーンを撮像して得られる撮像画像を取得する。混雑度算出部172は、撮像画像および走行位置に基づいて、走行位置における隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出する。
図18は、第2の実施形態にかかる運行管理サーバの機能構成の一例を示す図である。図18に示すように、運行管理サーバ180は、制御部181と、通信I/F部202と、記憶部203と、外部記憶装置204と、を有する。本実施形態では、制御部181は、記憶部203に記憶されるプログラムを実行することにより、交通情報生成部703と、通信部182、渋滞解消部183と、を実現する。通信部182は、トラム1から、当該トラム1において算出される混雑度、撮像画像、走行位置等を受信する。渋滞解消部183は、受信した混雑度が所定の混雑度以上である場合、受信した走行位置における隣接レーンを走行する車両の混雑を解消する渋滞解消処理を実行する。これにより、隣接レーンを走行する車両の渋滞がトラム1の運行に与える影響を軽減でき、トラム1を定周期で運行できるので、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を推定できる。
図19は、第2の実施形態にかかる交通管制室サーバの機能構成の一例を示す図である。図19に示すように、交通管制室サーバ190は、制御部191と、通信I/F部192と、記憶部193と、外部記憶装置194と、を有する。制御部191は、MPU等のプロセッサを含むマイクロコンピュータにより構成される。そして、制御部191は、交通管制室サーバ190全体を制御する。
通信I/F部192は、運行管理サーバ180と有線通信を行って、運行管理サーバ180から、混雑度およびトラム1の走行位置を受信する。記憶部193は、制御部191による交通管制室サーバ190の制御に用いる各種プログラム等を不揮発的に記憶するROM、当該ROMに記憶される各種プログラムを実行する際の作業領域として用いられるRAM、交通管制室サーバ190に設定される各種の設定情報を不揮発的に記憶するフラッシュROM等を有する。外部記憶装置194は、HDDやSSD等の大容量記憶装置により構成される。
本実施形態では、制御部191は、記憶部193に記憶されるプログラムを実行することにより、通信部1902と、渋滞解消部1903と、を実現する。通信部1902は、運行管理サーバ180から、混雑度および走行位置を受信する。渋滞解消部1903は、受信した混雑度が所定の混雑度以上である場合、渋滞解消処理を実行する。
図20は、第2の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される全体動作の流れの一例を示すフローチャートである。トラム1の取得部171は、走行位置と、当該走行位置において監視カメラ11によって隣接レーンを異なるアングルから撮像して得られる撮像画像と、を取得する(ステップS2001)。その際、取得部171は、GPS受信機16から位置情報を取得しても良いし、図8のステップS801と同様にして、位置情報を取得しても良い。混雑度算出部172は、取得した撮像画像および走行位置に基づいて、取得した走行位置における隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出する。
図21は、第2の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される信号待ちの車両の判別処理の流れの一例を示すフローチャートである。図21を用いて、図20のステップS2002の具体的な処理の流れについて説明する。トラム1の混雑度算出部172は、トラム1が同一の路線を周回する場合、現在の周回において監視カメラ11で所定の走行位置を撮像して得られた撮像画像(以下、現在の撮像画像と言う)、および当該現在の周回より前の周回において監視カメラ11で所定の走行位置を撮像して得られた撮像画像(以下、過去の撮像画像と言う)から、車両を検出する(ステップS2101)。次いで、混雑度算出部172は、現在の撮像画像から検出した車両が、過去の撮像画像から検出した車両と同一であるか否かを判断する(ステップS2102)。
現在の撮像画像から検出した車両が、過去の撮像画像から検出した車両と同一でない場合(ステップS2102:No)、混雑度算出部172は、当該現在の撮像画像から検出した車両が信号待ちの車両と判別する(ステップS2103)。一方、現在の撮像画像から検出した車両が、過去の撮像画像から検出した車両と同一である場合(ステップS2102:Yes)、混雑度算出部172は、当該現在の撮像画像から検出した車両が駐車している車両と判別する(ステップS2104)。
図20に戻り、混雑度算出部172は、トラム1が同一の路線を周回する場合、異なる周回で監視カメラ11により隣接レーンを撮像して得られる撮像画像に基づいて、信号待ちの車両と、駐車している車両とを判別する(ステップS2002)。その後、混雑度算出部172は、信号待ちの車両と駐車している車両との判別結果に基づいて、隣接レーンの混雑度を算出する。
その際、混雑度算出部172は、取得した撮像画像に基づいて、信号待ちの車列の最後尾を検出する。具体的には、混雑度算出部172は、取得した撮像画像から検出した信号待ちの車両のうち、車両の高さのオブジェクトが連続して存在する領域を、隣接レーンを走行する車両の車列として検出する(ステップS2003)。そして、混雑度算出部172は、検出した車列において、当該車列の進行方向と反対側の端に存在する車両を最後尾の車両として検出する(ステップS2004)。
また、混雑度算出部172は、取得した撮像画像に基づいて、信号待ちの車列の最後尾までに含まれる車両の台数(以下、車両台数と言う)を計数する(ステップS2005)。さらに、混雑度算出部172は、標準的な車両の車長と車両台数とを乗じて、検出した車列の長さである車列長を推定する(ステップS2006)。また、混雑度算出部172は、監視カメラ11がステレオカメラまたは複数の単眼カメラである場合、撮像画像に基づいて、車列の最後尾と、当該最後尾の後方を走行する車両との車間距離を算出する(ステップS2007)。そして、混雑度算出部172は、推定した車列長が長くなるに従って大きくなる混雑度を、隣接レーンの車両の混雑度を算出する(ステップS2008)。その後、混雑度算出部172は、通信装置13を介して、算出した混雑度および当該混雑度を算出したトラム1の走行位置を、運行管理サーバ180に送信する。運行管理サーバ180が有する通信部182は、トラム1から、混雑度および走行位置を受信する。また、通信部182は、受信した混雑度および走行位置を、交通管制室サーバ190に送信する。
次に、交通管制室サーバ190が有する通信部1902は、運行管理サーバ180から、混雑度および走行位置を受信する。そして、渋滞解消部1903は、受信した混雑度が所定の混雑度以上である場合、信号機制御処理を渋滞解消処理として実行する(ステップS2010)。信号機制御処理は、隣接レーンに設置された信号機のうち、混雑度が所定の混雑度以上の区間の信号機を、当該区間の車両の通行量が多くなるように制御する処理である。これにより、渋滞している区間を走行する車両を優先的に通行させることが可能となる。
このように、第2の実施形態にかかる道路交通システムによれば、トラムの走行位置と、当該走行位置において監視カメラにより隣接レーンを撮像して得られる撮像画像と、を取得し、撮像画像および走行位置に基づいて、専用レーンの周囲の交通情報を生成し、撮像画像および走行位置に基づいて、当該走行位置における隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出し、当該算出度が所定の混雑度以上である場合、隣接レーンの車両の混雑を解消する渋滞解消処理を実行することにより、隣接レーンを走行する車両の渋滞がトラム1の運行に与える影響を軽減でき、トラム1を定周期で運行できるので、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を推定できる。
(第3の実施形態)
本実施形態は、第2の実施形態で検出した車両の渋滞の状況に基づいて、トラムの運行計画を立案する処理である。システム全体構成は、第2の実施形態と同様のため、説明を省略する。
渋滞解消部183は、受信した混雑度が所定の混雑度以上である場合、トラム運行計画立案処理を渋滞解消処理として実行する。トラム運行計画立案処理は、隣接レーンの近隣で開催されるイベントに基づいて、トラム1の利用者の混雑度を推定し、当該混雑度が低くなるようにトラム1の運行計画を作成する処理である。これにより、隣接レーンの近傍で開催されるイベントによって、トラム1の混雑が予想される場合に、トラム1の混雑によって、トラム1の運行計画に対する遅れを軽減できるので、トラム1を定周期で運行でき、かつ少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を生成できる。
図22は、第3の実施形態にかかる道路交通システムにより実行される全体動作の流れの一例を示すフローチャートである。図22において、S2001からS2008については、図20と同様のため説明を省略する。S2008において混雑度の算出結果に基づき、ステップS2009で、トラムの運行計画の立案を行う。
図23は、第3の実施形態にかかるトラム運行計画立案処理の流れの一例を示すフローチャートである。運行管理サーバ180が有する渋滞解消部183は、専用レーンの近隣で開催される年間のイベントの日程、当該イベント毎のトラム1の過去の利用者数を示すイベント情報を取得する(ステップS2201)。次いで、渋滞解消部183は、イベント情報が示すイベント毎のトラム1の過去の利用者数に基づいて、今年のイベント毎のトラム1の利用者の混雑度を推定する(ステップS2202)。さらに、渋滞度解消部183は、推定したイベント毎のトラム1の利用者の混雑度に基づいて、今年のイベント毎のトラム1の利用者数を予測する(ステップS2203)。そして、渋滞度解消部183は、予測したトラム1の利用者数が多くなるに従い、トラム1の運行間隔を短くする等して、トラム1の利用者の混雑度が低くなるトラム1の運行計画を作成する(ステップS2204)。
図22に戻り、そして、ステップS2009で立案した運行計画に基づいて、信号機制御処理を渋滞解消処理として実行する(ステップS2010)。信号機制御処理は、隣接レーンに設置された信号機のうち、混雑度が所定の混雑度以上の区間の信号機を、当該区間の車両の通行量が多くなるように制御する処理である。これにより、渋滞している区間を走行する車両を優先的に通行させることが可能となり、隣接レーンを走行する車両の渋滞がトラム1の運行に与える影響を軽減でき、トラム1を定周期で運行できるので、少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を推定できる。
このように、第3の実施形態にかかる道路交通システムによれば、渋滞の状況に基づいて、トラム1の運行計画を作成することにより、隣接レーンの近傍で開催されるイベントによって、トラム1の混雑が予想される場合に、トラム1の混雑によって、トラム1の運行計画に対する遅れを軽減できるので、トラム1を定周期で運行でき、かつ少ない本数のトラム1で広範囲の道路の交通情報を生成できる。
本実施形態では、トラム1の制御部121,173、運行管理サーバ2,180の制御部201,181、および交通管制室サーバ190の制御部191によって道路交通管理装置を実現しているが、トラム1の制御部121,173、運行管理サーバ2,180の制御部201,181、および交通管制室サーバ190の制御部191のいずれか一つによって道路交通管理装置を実現しても良い。
なお、本実施形態のトラム1、運行管理サーバ2,180、および交通管制室サーバ190で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供されるが、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
さらに、本実施形態のトラム1、運行管理サーバ2,180、および交通管制室サーバ190で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のトラム1、運行管理サーバ2,180、および交通管制室サーバ190で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のトラム1で実行されるプログラムは、上述した各部(取得部601,171、混雑度算出部602,172、定周期走行支援部603)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、取得部601、混雑度算出部602、定周期走行支援部603が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施形態の運行管理サーバ2,180で実行されるプログラムは、上述した各部(通信部701,182、定周期走行支援部702、交通情報生成部703、渋滞解消部183)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、信部701,182、定周期走行支援部702、交通情報生成部703、渋滞解消部183が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本実施形態の交通管制室サーバ190で実行されるプログラムは、上述した各部(通信部1902、渋滞解消部1903)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上記ROMからプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、通信部1902、渋滞解消部1903が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 トラム
2,180 運行管理サーバ
190 交通管制室サーバ
11 監視カメラ
12 トラム情報処理ユニット
121,173,181,191,201 制御部
171,601 取得部
172,602 混雑度算出部
603,702 定周期走行支援部
182,701,1902 通信部
703 交通情報生成部
183,1903 渋滞解消部

Claims (17)

  1. 専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において前記専用レーン走行車両の撮像部によって前記専用レーンおよび当該専用レーンの周囲を撮像して得られる撮像画像と、を取得する取得部と、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、前記専用レーンの周囲の交通情報を生成する交通情報生成部と、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、当該走行位置における前記専用レーン走行車両の周囲の混雑度を算出する混雑度算出部と、
    算出した前記混雑度が、前記専用レーン走行車両の運行に支障をきたす所定の混雑度以上である場合、前記専用レーン走行車両の定周期での運行を支援する定周期走行支援処理を実行する定周期走行支援部と、
    を備える道路交通管理装置。
  2. 過去の前記撮像画像と、当該過去の撮像画像が得られた過去の前記走行位置とを対応付けて記憶する記憶部を備え、
    前記取得部は、前記過去の撮像画像のうち、取得した前記撮像画像と類似する前記過去の撮像画像と対応付けられた前記過去の走行位置を、前記走行位置として取得する請求項1に記載の道路交通管理装置。
  3. 前記混雑度算出部は、前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、前記専用レーン走行車両の電停で当該専用レーン走行車両を待つ人の人数を計数し、当該電停で得られた前記撮像画像内において人の身長に対応する高さを有する領域を当該電停の面積として求め、当該面積と当該計数した人数との割合を、前記混雑度として算出する請求項1または2に記載の道路交通管理装置。
  4. 前記定周期走行支援処理は、前記専用レーン走行車両の周囲に対して前記専用レーン走行車両の接近を通知する円滑通行実現処理を含む請求項1から3のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  5. 前記定周期走行支援処理は、前記専用レーン走行車両から、前記走行位置の混雑に関する道路情報を後続の専用レーン走行車両に対して通知する道路情報共有処理を含む請求項1から4のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  6. 前記定周期走行支援処理は、前記専用レーン走行車両に対して乗車する人数を制限し、かつ前記専用レーン走行車両に対して乗車できない人に対して後続の専用レーン走行車両への乗車を促す乗車人数制限処理を含む請求項1から5のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  7. 前記定周期走行支援処理は、前記混雑度と、異なる路線を運行する前記各専用レーン走行車両によるボトルネックの通過予定時刻とに基づいて、前記混雑度が高い路線の前記専用レーン走行車両が前記ボトルネックを優先的に通過できるように、前記ボトルネックを通過する際の前記専用レーン走行車両の優先順位を設定する通行優先順位設定処理を含む請求項1から6のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  8. 前記定周期走行支援処理は、前記専用レーン走行車両と後続の専用レーン走行車両の運行間隔を広げる運行間隔制御処理を含む請求項1から7のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  9. 専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において前記専用レーン走行車両の撮像部によって前記専用レーンに隣接する隣接レーンを撮像して得られる撮像画像と、を取得する取得部と、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、前記専用レーンの周囲の交通情報を生成する交通情報生成部と、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、当該走行位置の前記隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出する混雑度算出部と、
    算出した前記混雑度が、所定の混雑度以上である場合、前記隣接レーンの前記車両の混雑を解消する渋滞解消処理を実行する渋滞解消部と、
    を備える道路交通管理装置。
  10. 前記取得部は、前記隣接レーンを前記撮像部によって異なるアングルで撮像して得られる前記撮像画像を取得する請求項8に記載の道路交通管理装置。
  11. 前記専用レーン走行車両は、同一の路線を周回し、
    前記混雑度算出部は、異なる周回で前記撮像部により前記隣接レーンを撮像して得られる前記撮像画像に基づいて、信号待ちの車両と、駐車している車両とを判別し、その判別結果に基づいて、前記混雑度を算出する請求項8または9に記載の道路交通管理装置。
  12. 前記混雑度算出部は、前記撮像画像に基づいて、信号待ちの車列の最後尾を検出し、当該車列の最後尾までに含まれる車両の台数を計数し、標準的な車両の車長および計数した前記車両の台数に基づいて、当該車列の長さを推定し、当該車列の長さに基づいて、前記混雑度を算出する請求項8から10のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  13. 前記渋滞解消処理は、前記隣接レーンの予め設定された区間毎に前記車両の通行量を算出し、前記通行量の算出結果を示す道路交通情報を生成する交通情報生成処理を含む請求項8から11のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  14. 前記渋滞解消処理は、前記隣接レーンの近隣で開催されるイベントに基づいて、前記専用レーン走行車両の利用者の混雑度を推定し、当該利用者の混雑度が低くなるように前記専用レーン走行車両の運行計画を作成する運行計画立案処理を含む請求項8から12のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  15. 前記渋滞解消処理は、前記隣接レーンにおいて前記混雑度が前記所定の混雑度以上の区間の信号機を、当該区間の車両の通行量が多くなるように制御する信号機制御処理を含む請求項8から13のいずれか一に記載の道路交通管理装置。
  16. 専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において前記専用レーン走行車両の撮像部によって前記専用レーンおよび当該専用レーンの周囲を撮像して得られる撮像画像と、を取得し、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、前記専用レーンの周囲の交通情報を生成し、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、当該走行位置における前記専用レーン走行車両の周囲の混雑度を算出し、
    算出した前記混雑度が、前記専用レーン走行車両の運行に支障をきたす所定の混雑度以上である場合、前記専用レーン走行車両の定周期での運行を支援する定周期走行支援処理を実行する、
    ことを含む道路交通管理方法。
  17. 専用レーンを運行する専用レーン走行車両の走行位置と、当該走行位置において前記専用レーン走行車両の撮像部によって前記専用レーンに隣接する隣接レーンを撮像して得られる撮像画像と、を取得し、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、前記専用レーンの周囲の交通情報を生成し、
    前記撮像画像および前記走行位置に基づいて、当該走行位置の前記隣接レーンを走行する車両の混雑度を算出し、
    算出した前記混雑度が、前記専用レーン走行車両の運行に支障をきたす所定の混雑度以上である場合、前記隣接レーンの前記車両の混雑を解消する渋滞解消処理を実行する、
    ことを含む道路交通管理方法。
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