JP2008015612A - 路線バス運行管理システム、路線バス運行管理方法、路線バス運行管理プログラム - Google Patents

路線バス運行管理システム、路線バス運行管理方法、路線バス運行管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】各停留所における待ち乗客の数をも考慮することによって、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることが可能な路線バス運行管理システムを提供する。
【解決手段】バスの、位置情報取得手段201および乗車率測定手段202を備える車載装置200から、バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得しバス情報データベース125に格納するバス情報取得部150と、停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置300から、停留所の待ち乗客数情報を取得し待ち乗客数データベース126に格納する待ち乗客数情報取得部151と、バス情報をバス情報データベースから、待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、運行指示を生成する指示生成部152とからシステム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、路線バス運行管理システム、路線バス運行管理方法、および路線バス運行管理プログラムに関し、特に、各停留所における待ち乗客の数をも考慮することによって、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることが可能な、路線バス運行管理システム、路線バス運行管理方法、および路線バス運行管理プログラムに関する。
路線バスの運行を管理するための技術が提案されている。例えば、特許文献1には、夜間や悪天候時などの視界の悪い状況下でも各停留所留所に待ち客がいるかどうかを遠方から確実に判断し、誤停車、誤通過の発生を極力抑えることができ、また停留所留所前での急停車の発生も少なくすることができるバス運行システムを提供するとの目的の下、待ち客を検知するために停留所留所に設置された待ち客検知手段と、前記待ち客検知手段が待ち客を検知したときに、当該検知信号をその停留所留所の識別信号と共に送信する送信
手段と、遠隔の監視所に設置され、前記送信手段から送信されてくる待ち客検知信号を受けて走行中のバスに対して待ち客のある停留所留所の識別信号を無線送信する指示手段と、バスに設置され、前記指示手段から無線送信されてくる待ち客のある停留所留所の識別信号を受けて該当する停留所留所での停止指示を表示する指示表示手段とを備えて成るバス運行システムが開示されている。
また、特許文献2には、総合的な、バスの混雑度の平均化、バスの運行間隔の適正化に関するバスの運行支援システムを提供するとの目的の下、それぞれが少なくとも経路の一部を共有して運行するバスであって、自バスと、該自バスと時間又は距離が近接して運行される他バスと、の運行を管理する運行情報センタと、を含む自動運行支援システムであって、バス毎に設けられ、自バスの位置情報及び乗車率を含む運行情報を取得する情報収集手段と、該運行情報を前記運行情報センタに送信する情報送信手段と、を含む車載装置と、前記運行情報センタに設けられ、取得した前記運行情報に基づいて、前記経路を共有する区間において運転変更による前記他バスに対する運行支援が可能か否かを判断し、必要と判断された運転変更の指示を前記自バスに対して送信する運行指示手段とを備えたことを特徴とする自動運行支援システムが開示されている。
特開平8−63697号公報 特開2005−222144号公報
ところで、従来、路線バスの運行では、特に通勤時間帯など待ち乗客数が多い運行時間帯やそのような路線区間、あるいは道路が混雑している運行時間帯やそのような路線区間において、以下のような問題が発生していた。すなわち、当該系統内を運行している複数台のバスが常に均一な間隔で運行していればあまり問題はないが、実際にはそのうち数台が、著しく短い間隔で運行するようになってしまいがちである。そのように、数台が連なってしまった状態のまま運行が続行されると、後続のバスは先行のバスを追い越すことは通常できないため、連なっている複数のバスのうち、1台目のバスのみが各停留所の待ち乗客の大半を収容しながら運行することとなる。その結果、各バスの混雑度に著しい偏りが生じ、別の言い方をすれば各バスの乗車率に不均一が生じ、1台目のバスばかりが非常に混雑してしまう。このことは、混雑度の高いバスに乗車した乗客の不満につながり、結果的に当該路線バスの、乗客に対するサービス低下につながる。また、そのような場合、1台目のバスが各停留所の待ち乗客の大半を収容しつつ運行するために、1台目のバスの累積停車時間ばかりが長くなり、2台目以降のバスとの運行間隔が次第に狭まる。その結果、1台目のバスの運行速度低下を招くのみならず、1台目のバスの後に2台以上のバスが連なってしまうことともなり、それら連なった全てのバスの運行速度低下を招き、やはり乗客に対するサービス低下につながってしまう。
そこで、上記特許文献2の技術では、バスの位置情報や乗車率などの情報を運行情報センタにおいて随時収集し、その情報に基づいて、各バスに、待ち乗客のいる停留所を適宜あえて通過させたり、運行速度を適宜あえて低下させたりするなどの運行指示を出すことによって、各バスにおける乗車率、すなわち混雑度の均一化と運行間隔の適正化を図っている。しかしながら、上記特許文献2を含めた従来の技術では、各停留所における待ち乗客の数を考慮してはいないため、現時点のみならず一定時間経過後の各バスの乗車率を推定した上で、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることは実現されておらず、そのような技術の開発が望まれていた。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、各停留所における待ち乗客の数をも考慮することによって、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることが可能な路線バス運行管理システム、路線バス運行管理方法、および路線バス運行管理プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の路線バス運行管理システムは、路線バスの運行管理システムであって、各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納する、バス情報取得部と、各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納する、待ち乗客数情報取得部と、前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成する指示生成部と、を備えることを特徴とする路線バス運行管理システム。
また、前記運行指示が、前記運行指示生成の判定対象となる停留所に最も近づきつつあるバスである各先行バスに対し、当該判定対象の停留所に停車せず通過する旨の指示を含むとともに、前記生成された停留所通過指示を前記車載装置に向けて送信する指示送信部を備えることとすれば好適である。
また、前記判定条件には、前記各先行バスのいずれかの後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所への推定到着時間が、前記先行バスが当該停留所に到着してから、所定の時間内であるという条件を含むこととすれば好適である。
また、前記判定条件には、前記各先行バスのいずれかの後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所に到着する時点の推定乗車率が、100%に達していないという条件を含むこととすれば好適である。
また、前記運行指示生成の判定対象となる停留所としては、1つ下流の停留所の待ち乗客数よりも待ち乗客数が少ない停留所のみが選択されることとすれば好適である。
また、前記運行指示が、当該バス系統のバスを増発する旨の指示を含むとともに、前記生成されたバス増発指示をバス増発指示担当部門の端末に向けて送信する指示送信部を備えることとすれば好適である。
また、前記判定条件には、当該バス系統を運行中の各バスの推定乗車率が、所定の台数以上連続して100%に達するという条件を含むこととすれば好適である。
また、本発明の路線バスの運行管理方法は、路線バスの運行管理を行うコンピュータが、各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納する処理と、各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納する処理と、前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成する処理と、を実行することを特徴とする。
また、本発明の路線バスの運行管理プログラムは、路線バスの運行管理を行うコンピュータに、各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納するステップと、各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納するステップと、前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成するステップと、を実行させる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、各停留所における待ち乗客の数をも考慮することによって、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることが可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態の路線バス運行管理システム100を含むネットワーク構成図である。この路線バス運行管理システム100(以下、システム100という)は、本実施形態では、当該路線バス運営団体の情報処理センタなどに設けられた、当該団体が運営する各バス系統の路線バス運行を集中的に管理するシステムである。しかしながら、必ずしもこのような構成に限定されるものではなく、例えば、システム100の各種機能はネットワーク140上に様々に分散されていてもよいし、各路線バス(以下、バスという)内や各バス営業所内に配置されていてもよい。
前記システム100の機能構成としては、本発明の路線バス運行管理方法を実行する機能を実現すべく、書き換え可能メモリなどのプログラムデータベース101にプログラム102を備えて、このプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、各種ボタン類などの入力インターフェイス105や、ディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびに各バスに搭載された車載装置200や各停留所に設けられた待ち乗客測定装置300、バス増発指示担当部門の端末400としての、各バス営業所に設けられた営業所端末400などの外部装置との間のデータ授受を担う通信装置107などを有している。
前記システム100は、前記通信装置107により、各バスの車載装置200や各停留所の待ち乗客測定装置300といった外部装置と例えば公衆回線網、インターネットや無線LAN、などの各種ネットワーク140に接続し、データ授受を実行する。システム100の各種機能部と通信装置107との間ではI/O部108がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
なお、図1では、簡単のためバスと停留所はそれぞれ2つのみ描いている。それぞれバス1、バス2および停留所Aおよび停留所Bである。また、営業所端末400は、簡単のため、ある一カ所の営業所の端末400ひとつのみを描いている。
続いて、前記システム100が、例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記システム100は、バス情報データベース125と、待ち乗客数データベース126とを利用可能であるとする。前記各データベース125、126は、前記システム100のコンピュータ装置が備えるハードディスクドライブなどの適宜な記憶装置に備わるものとできる。或いは、これらデータベース125、126がシステム100とは別にネットワーク140上に存在するとしてもよい。この場合、前記システム100はたとえばDBMS(Database Management System)を備え、ネットワーク140を介して前記各データベース125、126にアクセスし、情報登録や情報検索などの処理を実行する。
システム100は、各バスに搭載された、位置情報取得手段201および乗車率測定手段202を備える車載装置200から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベース125に格納する、バス情報取得部150を備える。また、本実施形態では、バスの乗客が次の停留所で降りたいときに押す停車ボタンのオン・オフ情報をも、バス情報のひとつとして、各バスの車載装置200から取得し、バス情報データベース125に格納する。
また、前記システム100は、各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置300から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベース126に格納する、待ち乗客数情報取得部151を備える。
また、前記システム100は、前記バス情報をバス情報データベース125から読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベース126から読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成する指示生成部152を備える。
また、前記システム100は、前記生成された運行指示を前記車載装置200や営業所端末400に向けて送信する指示送信部153を備える。
ここで、本実施形態では、前記運行指示は、前記運行指示生成の判定対象となる停留所(例えば停留所A)に最も近づきつつあるバスである各先行バス(例えばバス1)に対し、当該判定対象の停留所Aに停車せず通過する旨の指示である、停留所通過指示を含む。また、別の運行指示として、当該走行系統のバスを増発する旨の指示である、バス増発指示をも含む。
一方、各バスに搭載された車載装置200は、各バスの位置情報を随時取得する位置情報取得手段201、各バスの乗車率を随時測定する乗車率測定手段202、システム100からの各種運行指示などをバス運転席に表示するディスプレイなどの表示装置203、それらの動作を制御する制御装置204、およびシステム100や各営業所に設けられた営業所端末400などの外部装置との間のデータ授受を担う送受信装置205などを有している。
ここで、本実施形態では、位置情報取得手段201としてはGPS装置など、既存の様々な位置情報取得手段を用いることができる。また、乗車率測定手段202としては、既に既存の路線バスなどで使用されている乗降センサを用いた乗車率測定手段202を用いることができる。乗降センサにて、乗客が乗り降りするたびにその数をカウントし、常にバス内の乗客数を把握し、バスごとに定められた定員数で除することによってバス内の乗車率を決定することができる。
また、各停留所に設けられた待ち乗客数測定装置300は、本実施形態では、停留所に並ぶ待ち乗客の画像を撮影するカメラ301と、そのカメラ画像を処理する画像処理装置302、および送受信装置303などから構成されるものとする。送受信装置303は、システム100や各営業所端末400などの外部装置との間のデータ授受を担う。また、本実施形態では、待ち乗客数測定装置300で画像の処理を行い、そのデータを送受信装置303でシステム100へ送信し、画像解析により画像内に写っている待ち乗客の数を決定するのであるが、それらの処理の全てを停留所の待ち乗客数測定装置300で行ってもよい。また、逆に、カメラ301で撮影され、送受信装置303で送信された画像データの、画像処理や待ち乗客数の解析決定処理を全てシステム100で実行することとしてもよい。
また、バス増発指示担当部門の端末としてのバス営業所端末400は、通常のパーソナルコンピュータなどにより構成され、表示装置401や、図示しないメモリ、CPU、入力インターフェイス、送受信装置、I/O部などを備えている。
なお、これまで示した前記システム100における各機能部150〜152は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリ103やHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラム102として実現するとしてもよい。この場合、前記システム100のCPU104が、プログラム102実行に合わせて記憶装置より該当プログラム102をメモリに読み出して、これを実行することとなる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態のシステム100が利用する、バス情報データベース125、および待ち乗客数データベース126の各データ構造について説明する。
図2は、本実施形態におけるバス情報データベースのデータ構造例1を示す図である。図2に示すように、前記バス情報データベース125は、各バスに搭載された車載装置200から取得した、各バスの位置情報および乗車率情報、停止ボタンのオン・オフ情報などを含むバス情報を格納するデータベースであり、例えば、バスID番号をキーとして、走行系統、乗車率、定員、次停留所名、次停留所への推定到着時間、停車ボタンのオン・オフ情報といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
図2では簡単のため、3つのバスのバス情報のみを例示している。ここで、バスCはバスA、Bと異なる走行系統に属するバスであるが、異なる走行系統のバスであっても一部の路線区間を共有していることがある。そのような場合は、後述するようなバスの運行指示や運行指示生成の判定において、それらのバスを併せて扱うことが好ましい。また、図2における「次停留所推定到着時間」は、バスに搭載の車載装置200において計算され、システム100に向けて送信され、格納されてもよいし、各バスの位置情報などに基づいて本システム100により算定され、格納されるものであってもよい。
また、図3は本実施形態における待ち乗客数データベース126のデータ構造例2を示す図である。図3に示すように、前記待ち乗客数データベース126は、各停留所に設けられた待ち乗客数測定装置から取得した待ち乗客数情報を格納するものであり、例えば 停留所ID番号をキーとして、待ち乗客数情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
−−−運行指示とその生成の判定条件−−−
次に、本実施形態のシステム100の指示生成部152における、バスの運行指示(通過指示や増発指示)および当該運行指示を生成するか否かの各種判定条件について説明する。指示生成部152では、バス情報データベース125および待ち乗客数データベース126から読み出したバス情報や待ち乗客数情報に基づき、以下のような各種判定条件に合致すると判定した場合に、バスの運行指示を生成する。指示送信部153では、生成された運行指示を、通信部107、ネットワーク140を介して送信する。送信された運行指示は、バス車載装置200の送受信装置303により受信されて表示装置203に表示されてバス運転者に伝達されたり、バス営業所端末400の送受信装置(図示せず)により受信され、当該端末400の表示装置401などに表示されて、バス増発指示担当者に伝達されたりする。
本実施形態におけるバスの運行指示は、前記運行指示生成の判定対象となる停留所に最も近づきつつあるバスである各先行バスに対し、当該判定対象の停留所に停車せず通過する旨の指示である停留所通過指示を含み、生成された該停留所通過指示は前記車載装置200に向けて送信され、該車載装置200の表示装置203に表示される。表示された停留所通過指示は、バスの運転者によって確認され、たとえ待ち乗客がいる場合であっても原則として当該判定対象の停留所を通過する運行を行う。
ここで、本実施形態では、前記運行指示生成の判定対象となる停留所としては、1つ下流の停留所の待ち乗客数よりも待ち乗客数が少ない停留所のみが選択される。図4は、各停留所の具体的な待ち人数を例示することによって、このことを具体的に説明する図である。図4に示す例において、待ち乗客数測定装置により測定された、1番〜8番の8つの各停留所の待ち乗客数は、バスの始発バス停から進行方向の順に、すなわち上流から順に2人、9人、8人、2人、2人、8人、1人、10人である。このうち、1つ下流の停留所の待ち乗客数よりも待ち乗客数が少ない停留所は、上流から数えて1番目、5番目、7番目の停留所である。従って本実施形態のシステム100では、これら3つの停留所についてのみ、通過指示を生成し車載装置200に向けて送信するか否かを判定する処理を実行する。
このように、本実施形態では、まず、運行指示生成の判定対象となる停留所を決定するために、その停留所の待ち乗客数とその次の停留所の待ち乗客数との大小比較を行うことにより運行指示生成の判定対象となる停留所を、全ての停留所から一部の停留所へと限定したが、この判定対象停留所の限定は、後述する、停留所通過指示を生成するための判定条件のひとつであると考えてもよい。
また、本実施形態におけるバスの運行指示は、当該走行系統のバスを増発する旨の指示であるバス増発指示を含み、生成された該バス増発指示はバス増発指示担当部門であるバス営業所の端末400に向けて送信され、該端末400の表示装置401に表示される。表示されたバス増発指示は、バス増発指示担当者などに伝達され、当該路線のバス輸送量を増強すべく、原則としてすみやかに当該走行系統のバスが増発される。
バスの運行指示として、上記の停留所通過指示を生成するための判定条件には、本実施形態では、以下の各条件が含まれる。
第一に、停留所通過指示を生成するための判定条件には、前記各先行バスのいずれかの後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所(図4の例では1番目、5番目、7番目の停留所)への推定到着時間が、前記先行バスが当該停留所に到着してから、所定の時間内であるという条件がある。この条件に合致しないと、停留所通過指示は生成されない。ここで、各先行バスというのは、図4の例で言えば、1番目、5番目、7番目の停留所(図1の停留所Aとする)に、現時点で最も近づきつつあるバス(図1で言えばバス1に当たる)のことを指す。そしてそれら各先行バス1の後続バス、通常はまず、すぐ後ろを運行する2台目のバス(図1で言えばバス2に当たる)について、バス2が停留所Aに到着するその推定到着時間を決定し、その推定到着時間が、バス1が停留所Aに到着してから所定の時間内である場合に、条件合致と判定する。
この条件はつまり、バス1が、待ち乗客がいるにもかかわらず停留所Aを通過するのは、後続のバス2またはさらにその後続のバスが、ある一定限度の時間内で停留所Aに到着することが推定されている場合に限ることが望ましい、ということによるものである。
ここで、システム100の指示生成部152による、後続バスの推定到着時間の決定方法としては、例えば、バス情報データベース125から読み出した当該後続バスの位置情報から、当該後続バスの現在地点から停留所Aまでの距離を求め、当該後続バスの現在の運行速度で除することによって停留所Aまでの所要時間を計算するなどすればよい。
第二に、停留所通過指示を生成するための判定条件には、前記各先行バス1の2台目ないしそれ以降の後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所Aに到着する時点の推定乗車率が、100%に達していないという条件がある。この条件に合致しないと、停留所通過指示は生成されない。ただしここで、3台目以降の後続バスを判定対象として考えるのは、そのバスが前述の第一の条件、すなわちバス1が停留所Aに到着した後、所定時間内に到着することが予測される場合に限ることが好ましい。すなわち、前記第一の条件と本第二の条件は、or条件でなく、and条件であることが好ましい。後述するその他の条件も同様である。
この第二の条件はつまり、本実施形態のバス運行管理システムにおいては、乗車率が100%に達してしまったバス、すなわち満員状態のバスには、原則としてそれ以上、待ち乗客を乗せないことにしているので、バス2以降の後続バスが満員状態のときには、バス1は停留所Aを通過せずに停車し、停留所Aの待ち乗客を輸送せよということである。
ここで、システム100の指示生成部152による、後続バスの推定乗車率の決定方法は、例えば、バス情報データベース125から読み出した当該後続バスの現時点での乗車率から計算される乗車人数に、待ち乗客数データベース126から読み出した、現時点における、現在の地点から停留所Aまでの全て停留所の待ち乗客数を加算して求められる乗車率を算定するなどすればよい。
また、本実施形態では、停留所通過指示を生成するための他の判定条件として、バス1の停車ボタンがオフ状態であることを定めている。この条件に合致しないと、停留所通過指示は生成されない。この条件はつまり、現在バス1に乗車中の乗客が停留所Aで降車しようとする場合には、それを無視して停留所Aを通過するわけにはいかないということに他ならない。システム100の指示生成部152によって、バス1の停車ボタンのオン・オフを決定するには、例えば、バス情報データベース125から停車ボタンのオン・オフ情報を読み取ることにより決定すればよい。
また、本実施形態では、停留所通過指示を生成するためのさらに別の判定条件として、バス1の乗車率が100%に達していないことを定めている。この条件に合致しないと、停留所通過指示は生成されない。この条件は、前述の、第二の条件と同様、本実施形態のバス運行管理システムにおいては、乗車率が100%に達してしまったバス、すなわち満員状態のバスには、原則としてそれ以上待ち乗客を乗せないということに他ならない。システム100の指示生成部152によって、バス1の乗車率を決定するには、例えば、バス情報データベース125から現時点の乗車率情報を読み取ることにより実行すればよい。
また、バスの運行指示として、バス増発指示を生成するための判定条件には、本実施形態では、以下の条件が含まれる。
すなわち、前記判定条件には、当該バス系統を運行中の各バスの推定乗車率が、所定の台数以上連続して100%に達する条件が定められている。本実施形態では、この条件に合致しないと、バス増発指示は生成されない。この条件のような状況とは、例えば、停留所Aに近づきつつあるバスの推定乗車率が何台も続けて100%に達してしまい、それらのバスにいずれも停留所Aの通過指示が出されてしまい、停留所Aの待ち乗客は何台も続けて目の前をバスが通過してしまうような状況である。これは言換えれば、待ち乗客数が多すぎる、あるいは交通が大混雑してしまっているなど何らかの理由により、現在運行中のバスの台数では輸送力が限界に達してしまっていることに他ならないので、このような場合はすみやかにバス増発指示が伝達され、実行されることが望ましい。
ここで、システム100の指示生成部152による、バスの推定乗車率の決定方法は、例えば、バス情報データベース125から読み出した当該後続バスの現時点での乗車率から計算される乗車人数に、待ち乗客数データベース126から読み出した、現在の地点からバス終点までの全て停留所の、現時点における待ち乗客数を加算して乗車率を求めることなどとすればよい。
−−−処理フロー例−−−
以下、本実施形態における路線バスの運行管理方法に対応する処理フロー例について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する路線バスの運行管理方法に対応する各種動作は、前記システム100が、適宜なメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、こうしたプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードからそれぞれ構成されている。
−−−処理フロー例1−−−
図5は、本実施形態の路線バスの運行管理方法の実施手順例1を示すフロー図である。ここではまず、バスの運行指示として停留所通過指示が生成され送信される場合についての、システム100が実行する各処理を中心に説明する。図5はシステム100における処理フローを示している。
まず、システム100は各停留所の待ち乗客数測定装置300から待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベース126に格納する(s100)。実際にはこのステップは、時々刻々変化する待ち乗客数情報を随時取得し、格納する。
次に、システム100は各バスの車載装置200からバス情報を取得し、バス情報データベース125に格納する(s102)。実際にはこのステップは、時々刻々変化するバスの位置情報や乗車率情報を随時取得し、格納する。
次に、システム100は、停留所通過指示の判定対象となる停留所を選択する処理を実行する(s104)。具体的には前述のように、各停留所とその一つ下流の停留所の待ち乗客数を比較する処理を実行し、1つ下流の停留所よりも待ち人数が少ない停留所が対象と決定される。
次に、システム100は、停留所通過指示の判定条件の第一として、各先行バスの乗車率情報が100%未満であるか否かを判定する処理を実行する(s106)。その乗車率が100%以上であると判定された場合(s106:NO)には、直ちに停留所通過指示を生成し、当該バスの車載装置200に向けて送信する(s114)。乗車率が100%未満であると判定された場合(s106:YES)には、ステップs108へと処理を進める。
ステップs108では、システム100は、停留所通過指示の判定条件の第二として、各先行バスの停止ボタンがオフの状態であるか否かを判定する処理を実行する。停止ボタンがオンであると判定された場合(s108:NO)には、直ちに停留所通過指示の生成処理を終了する。すなわち、この場合は、当該先行バスは停留所通過運行を行わず、当該停留所に停車することになる。停止ボタンがオフであると判定された場合(s108:YES)には、ステップs110へと処理を進める。
ステップs110では、システム100は、停留所通過指示の判定条件の第三として、各先行バスの後続バスの推定到着時間が所定の時間内であるか否かを判定する処理を実行する。所定時間を上回る、すなわち到着が遅いと推定される場合(s110:NO)には、直ちに停留所通過指示の生成処理を終了する。すなわち、この場合は、当該先行バスは停留所通過運行を行わず、当該停留所に停車することになる。後続バスの推定到着時間が所定の時間内であると判定された場合(s110:YES)には、ステップs112へと処理を進める。
ステップs112では、システム100は、停留所通過指示の判定条件の第四として、各先行バスの後続バスの推定乗車率が100未満か否かを判定する処理を実行する。100%以上となると推定される場合(s112:NO)には、直ちに停留所通過指示の生成処理を終了する。すなわち、この場合は、当該先行バスは停留所通過運行を行わず、当該停留所に停車することになる。後続バスの推定乗車率が100%未満であると判定された場合(s112:YES)には、停留所通過指示を生成し、当該バスの車載装置200に向けて送信し(s114)、処理を終了する。
ステップs112でNOの場合は、先行バスの次、すなわち2台目の後続バスは満員状態が推定されるので、さらに後続のバスの中から、判定対象停留所に、所定以内の推定到着時間にやって来ることができ、さらに到着の際、推定乗車率が100%未満であるバスを探す。
すなわちステップs116では、システム100は、ステップs110と同様の処理により、3台目以降の後続バスの推定到着時間が所定の時間内であるか否かを判定する処理を実行する。所定時間を上回る、すなわち到着が遅いと推定される場合(s116:NO)には、直ちに停留所通過指示の生成処理を終了する。すなわち、この場合は、当該先行バスは停留所通過運行を行わず、当該停留所に停車することになる。推定到着時間が所定の時間内である後続バスが存在する判定された場合(s116:YES)には、ステップs118へと処理を進める。
ステップs118では、システム100は、ステップs112と同様の処理により、当該所定内の推定到着時間に到着すると推定される後続バスの推定乗車率が100%未満か否かを判定する処理を実行する。100%以上と推定される場合(s118:NO)には、直ちに停留所通過指示の生成処理を終了する。すなわち、この場合は、当該先行バスは停留所通過運行を行わず、当該停留所に停車することになる。後続バスの推定乗車率が100未満であると判定された場合(s118:YES)には、停留所通過指示を生成し、当該バスの車載装置200に向けて送信し(s114)、処理を終了する。
−−−処理フロー例2−−−
図6は、本実施形態の路線バスの運行管理方法の実施手順例2を示すフロー図である。ここでは、バスの運行指示としてバス増発指示が生成され送信される場合についての、システム100が実行する各処理を中心に説明する。図6はシステム100における処理フローを示している。
まず、システム100は各停留所の待ち乗客数測定装置300から待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベース126に格納する(s200)。実際にはこのステップは、時々刻々変化する待ち乗客数情報を随時取得し、格納する。
次に、システム100は各バスの車載装置200からバス情報を取得し、バス情報データベース125に格納する(s202)。実際にはこのステップは、時々刻々変化するバスの位置情報や乗車率情報を随時取得し、格納する。
次に、システム100は、各バスの推定乗車率を算定する処理を実行する(s204)。具体的には前述のように例えば、各バスが現在の位置から終点まで、現時点の待ち乗客数を収容しつつ運行した場合の乗車率として算定することができる。
次に、システム100は、バス増発指示の判定条件として、推定乗車率が100%以上となってしまうバスが所定の台数以上連続してしまうか否かを判定する処理を実行する(s206)。乗車率が100%以上のバスが所定台数以上連続してしまうと判定された場合(s206:YES)には、直ちにバス増発指示を生成し、営業所端末400に向けて送信し(s208)、処理を終了する。乗車率が100%以上のバスが所定台数以上連続しない、すなわちまだ当該系統の輸送状況には余裕があると判定された場合(s206:NO)は、処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、路線バスの運行管理において、各停留所における待ち乗客の数をも考慮することによって、より緻密かつ的確に運行指示を出し、各バスの乗車率の均一化、および運行速度の低下防止を図ることが可能となり、乗客に対するサービス向上にも貢献するので非常に有利である。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の路線バス運行管理システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態におけるバス情報データベースのデータ構造例1を示す図である。 本実施形態における待ち乗客数データベースのデータ構造例2を示す図である。 本実施形態における、運行指示生成の判定対象となる停留所の選択方法について説明する図である。 本実施形態の路線バスの運行管理方法に対応する処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の路線バスの運行管理方法に対応する処理フロー例2を示す図である。
符号の説明
100 バス運行管理システム
101 プログラムデータベース
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信装置
108 I/O部
125 バス情報データベース
126 待ち乗客数データベース
150 バス情報取得部
151 待ち乗客数情報取得部
152 指示生成部
153 指示送信部
140 ネットワーク
200 車載装置
201 位置情報取得手段
202 乗車率測定手段
300 待ち乗客想定装置
400 バス増発指示担当部門の端末(バス営業所の端末)

Claims (9)

  1. 路線バスの運行管理システムであって、
    各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納する、バス情報取得部と、
    各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納する、待ち乗客数情報取得部と、
    前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成する指示生成部と、
    を備えることを特徴とする路線バス運行管理システム。
  2. 前記運行指示が、前記運行指示生成の判定対象となる停留所に最も近づきつつあるバスである各先行バスに対し、当該判定対象の停留所に停車せず通過する旨の指示を含むとともに、
    前記生成された停留所通過指示を前記車載装置に向けて送信する指示送信部を備えることを特徴とする、
    請求項1に記載の路線バス運行管理システム。
  3. 前記判定条件には、前記各先行バスのいずれかの後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所への推定到着時間が、前記先行バスが当該停留所に到着してから、所定の時間内であるという条件を含むことを特徴とする、請求項2に記載の路線バス運行管理システム。
  4. 前記判定条件には、前記各先行バスのいずれかの後続バスの、前記運行指示生成の判定対象となる停留所に到着する時点の推定乗車率が、100%に達していないという条件を含むことを特徴とする、請求項2または3に記載の路線バス運行管理システム。
  5. 前記運行指示生成の判定対象となる停留所としては、1つ下流の停留所の待ち乗客数よりも待ち乗客数が少ない停留所のみが選択されることを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の路線バス運行管理システム。
  6. 前記運行指示が、当該バス系統のバスを増発する旨の指示を含むとともに、
    前記生成されたバス増発指示をバス増発指示担当部門の端末に向けて送信する指示送信部を備えることを特徴とする、
    請求項1〜5のいずれかに記載の路線バス運行管理システム。
  7. 前記判定条件には、当該バス系統を運行中の各バスの推定乗車率が、所定の台数以上連続して100%に達するという条件を含むことを特徴とする、請求項6に記載の路線バス運行管理システム。
  8. 路線バスの運行管理を行うコンピュータが、
    各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納する処理と、
    各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納する処理と、
    前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成する処理と、
    を実行することを特徴とする路線バスの運行管理方法。
  9. 路線バスの運行管理を行うコンピュータに、
    各バスに搭載された、位置情報取得手段および乗車率測定手段を備える車載装置から、各バスの位置情報および乗車率情報を含むバス情報を取得し、バス情報データベースに格納するステップと、
    各停留所に設けられた、待ち乗客数測定装置から、各停留所の待ち乗客数情報を取得し、待ち乗客数データベースに格納するステップと、
    前記バス情報をバス情報データベースから読み出し、前記待ち乗客数情報を待ち乗客数データベースから読み出し、これら読み出したバス情報や待ち乗客数情報が、バスの運行指示を生成するか否かの判定条件に合致した場合に、前記運行指示を生成するステップと、
    ステップと、
    を実行させる路線バスの運行管理プログラム。

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