JP2018144729A - 混雑状況通知システムおよび混雑情報通知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体内の乗客数のみを考慮して予測する場合に比べ、ユーザにとって利用性の高い混雑度合い情報を通知する、混雑状況通知システムを提供する。
【解決手段】混雑状況通知システムは、定期的に運行される移動体の乗客の乗降場に設けられ乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成する第1の人数情報取得装置と、移動体に設けられ移動体内に存在する人の人数をカウントし、移動体内人数情報を作成する第2の人数情報取得装置を備え、乗降場人数情報および移動体内人数情報の履歴を含む状況履歴情報を作成する。乗降場に到着予定の移動体の乗降完了時における混雑度合い情報の配信要求を受信した場合、状況履歴情報に基づく過去の乗降場人数情報と移動体内人数情報、及び現在の乗降場人数情報と現在の移動体内人数情報とに基づき、到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測し、混雑度合い情報をユーザに通知する。
【選択図】図1

Description

この発明は、定期的に運行される移動体について、予測される混雑度合いを示す情報を提供する混雑状況通知システムに関するものである。
定期的に運行される移動体として、例えば、列車がある。インターネットの普及に伴い、例えば、各特急列車または急行列車等の空席状況を、ホームページで容易に確認できるサービスが提供されている。
このような空席状況は、例えば、各列車の運行開始前の座席指定券の販売状況を集計した結果から判定されている。
しかしながら、この空席状況の判定は、各列車の運行開始前の座席指定券の販売状況に基づくものであり、運行開始後の列車に関する乗車状況については把握できない。
これに対し、運行開始後の列車の乗車状況を知りたいという利用者の要求は高い。
例えば、運行開始後の列車に途中駅から乗車する利用者は、複数の運行開始後の列車のうち、どの列車に空席が多いのか、自由席にも空席があるのか等、列車の乗車状況がわかれば、乗車する運行列車を適切に選択することができるからである。
例えば、特許文献1には、駅構内に入出車する列車ごとの乗降客を監視し、当該乗降客の動画像から、乗車客と降車客とを識別して、乗車客数と降車客数とから、列車ごとに車内に残留する留車客数を算出し、留車客数から列車ごとの混雑率を算出して、算出された列車ごと、および、駅ごとの混雑率を収集し、提供する、列車混雑率情報の収集および提供システムが開示されている。この特許文献1には、今回取得した列車内の混雑率情報と、過去の列車内の混雑率情報との平均値を算出して、ある列車のある駅における混雑率情報とすることも記載されている。
特開2007−1381号公報
特許文献1に記載された技術では、ある駅における列車内の混雑率情報を算出して予測する際、列車内の留車客数(乗客数)のみを利用している。しかし、駅を出発する際の列車内の混雑率は、駅構内に存在する待ち客等の人数にも依存するため、特許文献1に記載された技術により予測される混雑率情報は正確ではなく、当該混雑度情報のユーザにとって利用性が低いという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、移動体内の乗客数のみを考慮して予測する場合よりも、ユーザにとって利用性の高い混雑度合い情報を提供することができる混雑状況通知システムを提供することを目的とする。
この発明に係る混雑状況通知システムは、定期的に運行される移動体の乗客の乗降場に設けられ、当該乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成する第1の人数情報取得装置と、移動体に設けられ、当該移動体内に存在する人の人数をカウントし、移動体内人数情報を作成する第2の人数情報取得装置と、第1の人数情報取得装置から乗降場人数情報を受信し、第2の人数情報取得装置から移動体内人数情報を受信するカウント情報取得部と、カウント情報取得部が受信した乗降場人数情報および移動体内人数情報の履歴を含む状況履歴情報を作成する履歴情報作成部と、乗降場に到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況に関する混雑度合い情報の配信要求を受信する要求受信部と、要求受信部が配信要求を受信した場合、状況履歴情報に基づく過去の乗降場人数情報および移動体内人数情報と、現在の乗降場人数情報および到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報とに基づき、到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測し、混雑度合い情報を作成する混雑情報作成部とを有する混雑情報通知装置とを備えたものである。
この発明によれば、過去および現在の乗降場の人数および移動体内の人数を考慮して、移動体内の混雑度合いを予測するため、移動体内の乗客数のみを考慮して予測する場合よりも、ユーザにとって利用性の高い混雑度合い情報を提供することができる。
この発明の実施の形態1に係る混雑状況通知システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態1において、ホーム人数カウントカメラが作成し、混雑情報通知装置に送信する発着時カウント情報メッセージの内容の一例を示す図である。 実施の形態1において、列車人数カウントカメラが作成し、混雑情報通知装置に送信する発着時カウント情報メッセージの内容の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置の構成図である。 実施の形態1において、履歴情報作成部が作成し、履歴情報記憶部に記憶させる状況履歴情報の一例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置の動作の一例を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置の動作の一例を説明するフローチャートである。 実施の形態1において、履歴情報記憶部に記憶されている状況履歴情報の一例を示す図である。 実施の形態1において、混雑情報作成部が算出する標準偏差を説明するための図である。 実施の形態1において、配信要求時カウント情報メッセージの一例を示す図である。 実施の形態1において、混雑度合い情報として、過去の列車の空席数の表示指示が行われた場合に、混雑情報作成部が、受け付けた配信要求情報に基づいて作成した混雑度合い情報が表示された、携帯端末または端末PCの表示部の画面例を示す図である。 実施の形態1において、混雑度合い情報として、過去の列車の混雑率の表示指示が行われた場合に、混雑情報作成部が、受け付けた配信要求情報に基づいて作成した混雑度合い情報が表示された、携帯端末または端末PCの表示部の画面例を示す図である。 実施の形態1において、混雑情報作成部が、受け付けた配信要求情報に基づいて作成した混雑度合い情報が表示された、携帯端末または端末PCの表示部の画面例を示す図である。 図14A,図14Bは、この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る混雑状況通知システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態2において、混雑情報通知装置が、携帯端末または端末PCの表示部に表示させる画面の一例を示す図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る混雑状況通知システムの構成の一例を示す図である。
この実施の形態1では、混雑状況通知システムにおいて移動体内の混雑度合いを示す情報を提供する対象となる移動体は、例えば、定期的に運行される電車または新幹線等の列車であるとする。
また、この実施の形態1に係る混雑状況通知システムは、ある特定の乗降場において発着する移動体内の混雑度合いを示す情報を提供するものである。上記のように移動体が列車である場合、乗降場は駅である。したがって、特定の乗降場は特定の駅(以下「特定駅」ともいう。)を意味する。
混雑状況通知システムは、人数カウントカメラ101と、混雑情報通知装置102と、携帯端末103と、端末PC(Personal Computer)104とを備える。人数カウントカメラ101と、混雑情報通知装置102と、携帯端末103と、端末PC104とは、公衆網130を介して接続される。携帯端末103と、端末PC104とは、少なくとも、いずれか片方のみを備えていればよい。
人数カウントカメラ101は、ホーム人数カウントカメラ1011と、列車人数カウントカメラ1012とからなる。ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、ともに、無線通信機能を有する。
ホーム人数カウントカメラ1011は、特定駅におけるホーム120の各乗車番号の位置に設置される。ホーム人数カウントカメラ1011は、各乗車番号の位置に存在する駅利用者105の人数をカウントし、カウント情報メッセージ(乗降場人数情報)を作成する。
ホーム人数カウントカメラ1011は、第1の人数情報取得装置である。
ホーム人数カウントカメラ1011は、作成したカウント情報メッセージを、ホーム120の無線通信を集約するアンテナ111、および、ホームと列車からのカウント情報メッセージを集約するアンテナ110を介して、混雑情報通知装置102に送信する。
列車人数カウントカメラ1012は、各列車の各車両の出入口付近に設置され、各車両(図1においては121〜123で示す)内にいる乗車者の人数をカウントし、カウント情報メッセージ(移動体内人数情報)を作成する。
列車人数カウントカメラ1012は、第2の人数情報取得装置である。
列車人数カウントカメラ1012は、作成したカウント情報メッセージを、各拠点に設置されたアンテナ112、および、ホームと列車からのカウント情報メッセージを集約するアンテナ110を介して、混雑情報通知装置102に送信する。
アンテナ110は、ホーム人数カウントカメラ1011からのカウント情報メッセージと、列車人数カウントカメラ1012からのカウント情報メッセージを集約するアンテナである。
なお、この実施の形態1では、図1に示すように、ホーム人数カウントカメラ1011からのカウント情報メッセージと、列車人数カウントカメラ1012からのカウント情報メッセージは、アンテナ110が集約して混雑情報通知装置102に送信するようにしたが、これは一例に過ぎず、カウント情報メッセージは、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から、ネットワークを介して、直接、混雑情報通知装置102に送信されるようにしてもよい。
ホーム人数カウントカメラ1011が作成するカウント情報メッセージには、駅利用者105の人数のカウント値のほか、各乗車位置に到着予定または発車予定の列車名、列車番号、および、車両番号情報が含まれる。また、当該ホーム人数カウントカメラ1011が作成するカウント情報メッセージには、例えば、乗降場(ホーム)を示す区分等、ホーム人数カウントカメラ1011からのカウント情報メッセージであることがわかる情報が付与される。また、当該ホーム人数カウントカメラ1011は、例えば、ホームの駅員室に設置された、事故または災害を検知する事故災害通知装置106と接続されている。例えば、駅員が事故災害通知装置106を操作し、事故および災害を通知する設定とすることで、事故災害通知装置106は、事故または災害を検知した場合に、当該ホーム人数カウントカメラ1011に事故災害メッセージを通知する。ホーム人数カウントカメラ1011は、当該事故災害メッセージが通知されると、カウント情報メッセージに事故または災害があったことがわかる情報を付与する。なお、事故災害通知装置106が当該ホーム人数カウントカメラ1011に事故災害メッセージを送信する契機は、既設の事故災害を通知する装置から事故災害通知装置106に入力があった場合としてもよい。
この実施の形態1では、例えば、ホーム人数カウントカメラ1011が作成するカウント情報メッセージには、事故または災害があったことがわかる情報である、事故災害区分の情報が含まれるものとする。ホーム人数カウントカメラ1011は、例えば、事故災害通知装置106から、事故が発生した旨の事故災害メッセージが通知された場合、当該事故災害区分に「1」を設定し、災害が発生した旨の事故災害メッセージが通知された場合、当該事故災害区分に「2」を設定する。当該事故災害区分の初期値は「0」とする。
なお、これは一例に過ぎず、ホーム人数カウントカメラ1011は、事故または災害発生時にこれを検知し、事故または災害があったことがわかる情報を付与して、カウント情報メッセージを作成するようになっていればよい。
列車人数カウントカメラ1012が作成するカウント情報メッセージには、到着予定または発車予定の各車両内にいる乗車者の人数のカウント値のほか、列車名、列車番号および車両番号の情報が含まれる。また、当該列車人数カウントカメラ1012が作成するカウント情報メッセージには、例えば、車両内を示す区分等、列車人数カウントカメラ1012からのカウント情報メッセージであることがわかる情報が付与される。
なお、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、各乗車位置に到着予定または発車予定の列車名、列車番号の情報を、例えば、予め記憶されている時刻表の情報に含まれる列車の到着時刻または発車時刻と現在時刻とを付き合わせ、当該時刻表の情報から取得するようにすればよい。また、ホーム人数カウントカメラ1011は、車両番号の情報を、当該ホーム人数カウントカメラ1011が設置されたホーム上の乗車番号の位置から特定するようにすればよい。
ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、少なくとも、特定のタイミングで、カウント情報メッセージを作成する。特定のタイミングとは、特定駅に列車が到着するタイミング、特定駅から列車が出発するタイミング、およびユーザから混雑度合い情報の配信要求があったタイミングである。
まず、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、例えば、列車が特定駅のホーム120に到着する直前のタイミングで、当該列車についてのカウント情報メッセージを、到着時カウント情報メッセージ(到着時乗降場人数情報、および、到着時移動体内人数情報)として作成する。
ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、列車がホーム120に到着する直前のタイミングであることを、例えば、予め記憶されている時刻表および現在時刻から判断するようにしてもよいし、ホーム120上に設置されたセンサおよび列車の先頭に設置されたセンサによって検知された情報を受信することで判断するようにしてもよい。
また、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、例えば、列車が特定駅のホーム120に停車し乗客の乗降が行われた後、出発のためにドアを閉めたタイミングで、当該列車についてのカウント情報メッセージを、発車時カウント情報メッセージ(発車時乗降場人数情報、および、発車時移動体内人数情報)として作成する。
ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、出発のためにドアを閉めたタイミングを、例えば、ドアに設置されたセンサによって検知された情報を受信することで判断するようにすればよい。
なお、これは一例に過ぎず、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、列車がホーム120に到着し乗客の乗降が行われる前と、当該列車への乗客の乗降が完了した時点の、ホーム120上にいる駅利用者105の人数、および、各車両内にいる乗車者の人数を、それぞれ、カウントできるようになっていればよい。
また、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、利用者から混雑度合い情報の配信要求があった場合に、カウント情報メッセージ(乗降場人数情報、および、移動体内人数情報)を作成する。この場合の乗降場人数情報は、配信要求があった時点で特定駅のホーム120に存在する駅利用者105の人数についての情報である。また、この場合の移動体内人数情報は、配信要求があった時点で特定駅のホーム120に到着しているが乗客の乗降が行われる前の列車の乗車者、または、特定駅の前駅を発車済みで次に特定駅に到着する予定の列車の乗車者の人数についての情報である。
列車の発着時にホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012が作成するカウント情報メッセージには、例えば、到着表示または出発表示等、到着時カウント情報メッセージまたは出発時カウント情報メッセージのいずれであるかがわかる情報も付与される。
なお、以下の説明においては、到着時カウント情報メッセージおよび出発時カウント情報メッセージをまとめて、発着時カウント情報メッセージともいうものとする。
ここで、図2は、実施の形態1において、ホーム人数カウントカメラ1011が作成し、混雑情報通知装置102に送信する発着時カウント情報メッセージの内容の一例を示す図である。図2Aは、到着時カウント情報メッセージの一例を示し、図2Bは、出発時カウント情報メッセージの一例を示している。
ここでは、ホーム人数カウントカメラ1011は、例えば、ホーム120から収集されたデータに基づき作成されたカウント情報メッセージであることがわかるように、車両内/外区分に、区分を示す情報を付与するようにしている。図2の例では、「2」がホーム120(車外)から収集されたデータであることを示している。また、ホーム人数カウントカメラ1011は、例えば、到着時カウント情報メッセージまたは出発時カウント情報メッセージのいずれであるかがわかるように、「到着」表示または「出発」表示を付与するようにしている。
図3は、実施の形態1において、列車人数カウントカメラ1012が作成し、混雑情報通知装置102に送信する発着時カウント情報メッセージの内容の一例を示す図である。図3Aは、到着時カウント情報メッセージの一例を示し、図3Bは、出発時カウント情報メッセージの一例を示している。
ここでは、列車人数カウントカメラ1012は、例えば、列車から収集されたデータに基づき作成されたカウント情報メッセージであることがわかるように、車両内/外区分に、区分を示す情報を付与するようにしている。図3の例では、「1」が列車(車内)から収集されたデータであることを示している。また、列車人数カウントカメラ1012は、例えば、到着時カウント情報メッセージまたは出発時カウント情報メッセージのいずれであるかがわかるように、「到着」表示または「出発」表示を付与するようにしている。
なお、この実施の形態1では、上述のように、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012が、駅利用者105および各車両内にいる乗車者の人数をカウントするようにするが、当該駅利用者105および各車両内にいる乗車者の人数は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012がカウントするものでなくてもよい。例えば、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、列車名、列車番号および車両番号の情報とともに、ホーム120上および列車内の映像データを、混雑情報通知装置102に送信するようにし、混雑情報通知装置102側で、ホーム120上の車両番号位置ごとに存在する駅利用者105の人数と、車両内の乗車者の人数とをカウントするようにしてもよい。
図1の説明に戻る。
混雑情報通知装置102は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から発着時カウント情報メッセージを受信すると、当該受信した発着時カウント情報メッセージに基づき、状況履歴情報を作成して、蓄積する。
状況履歴情報とは、混雑状況を示す、利用者の所望の混雑度合い情報を提供する際に、当該混雑度合い情報を作成するための元となる情報である。
また、混雑情報通知装置102は、利用者から混雑度合い情報の配信要求があった場合に、蓄積しておいた状況履歴情報に基づき、混雑度合い情報を提供する。具体的には、利用者が携帯端末103または端末PC104を操作して混雑度合い情報の配信要求を入力し、携帯端末103または端末PC104から配信要求情報が送信されると、混雑情報通知装置102は、当該配信要求情報を、アンテナ113および公衆網130を介して受信する。そして、混雑情報通知装置102は、受信した配信要求情報に応じて、蓄積している状況履歴情報等に基づき混雑度合い情報を作成し、作成した混雑度合い情報を、配信要求情報の送信元である携帯端末103または端末PC104に、公衆網130およびアンテナ113を介して送信する。
なお、この実施の形態1では、混雑度合い情報として、利用者が指定する所定条件に応じて、現在もしくは過去の、列車の車両ごとの「空席数」、または、列車の車両ごとの「混雑率」に関する情報が提供されるものとする。
利用者は、混雑度合い情報を作成するための所定条件を指定して、当該混雑度合い情報の配信要求を行う。
混雑度合い情報を作成するための所定条件は、例えば、列車名、列車番号、車両番号、日付、曜日、平日もしくは休日、または時刻等の情報の組み合わせからなる。
混雑情報通知装置102の構成、混雑情報通知装置102が作成し蓄積する状況履歴情報、および、混雑情報通知装置102が提供する混雑度合い情報の詳細は、図面を用いて後述する。
携帯端末103は、例えば、利用者が携帯する携帯電話またはスマートフォン等である。
端末PC104は、例えば、利用者が利用する、家庭等に設置されたPC等である。
携帯端末103および端末PC104は、混雑情報通知装置102に対して、混雑度合い情報の配信要求を行う。また、携帯端末103および端末PC104は、混雑情報通知装置102から混雑度合い情報を受信すると、当該受信した混雑度合い情報をディスプレイ等の表示部(図示省略)に表示する。
つまり、携帯端末103および端末PC104は、混雑情報通知装置102に対して混雑度合い情報の配信要求を送信し、当該配信要求に応じて混雑情報通知装置102が作成した混雑度合い情報を受信する情報取得装置である。
具体的には、上述したように、利用者が、携帯端末103または端末PC104を操作し、混雑度合い情報の配信要求を入力する。そして、利用者は、携帯端末103または端末PC104の表示部に表示された混雑度合い情報を確認する。
図4は、この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置102の構成図である。
混雑情報通知装置102は、図4に示すように、カウント情報取得部201、列車情報整合部202、空席算出部203、情報作成部204、要求送受信部205、および、記憶部206を備える。情報作成部204は、履歴情報作成部2041と、混雑情報作成部2042とを備える。また、要求送受信部205は、要求受信部2051と、情報送信部2052とを備える。また、記憶部206は、関連情報記憶部2061と、履歴情報記憶部2062とを備える。
カウント情報取得部201は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から送信される発着時カウント情報メッセージを受信する。
カウント情報取得部201は、受信したカウント発着時情報メッセージを、列車情報整合部202に出力する。
列車情報整合部202は、カウント情報取得部201から発着時カウント情報メッセージが出力されると、当該発着時カウント情報メッセージに含まれる列車名、列車番号および車両番号と、記憶部206の関連情報記憶部2061に記憶されている列車関連情報に含まれる列車名、列車番号および車両番号とを付き合わせ、発着時カウント情報メッセージに含まれる列車名、列車番号および車両番号が存在するかどうかの整合性を確認する。列車関連情報には、予め、列車名、列車番号、車両番号、席種別または席数等、列車に関する情報が、列車ごとに対応付けられて定義されている。
なお、列車情報整合部202は、発着時カウント情報メッセージに含まれる列車名、列車番号および車両番号のうち、1つでも、記憶部206に列車関連情報として記憶されている情報と付き合わないものがあれば、整合がとれないものと判断する。
列車情報整合部202は、整合がとれたと判断した発着時カウント情報メッセージを、空席算出部203に出力する。列車情報整合部202は、整合がとれないと判断した発着時カウント情報メッセージについては、破棄する。
空席算出部203は、列車情報整合部202から発着時カウント情報メッセージを取得すると、記憶部206の関連情報記憶部2061に記憶された列車関連情報を参照し、取得した発着時カウント情報メッセージの列車名、列車番号および車両番号と付き合う列車関連情報に基づき、該当の列車の席種別および席数の情報を取得する。
さらに、空席算出部203は、発着時カウント情報メッセージと、取得した席数の情報とに基づき、駅を発車する列車の車両ごとに、「空席数」および「混雑率」を算出する。
例えば、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から受信した発着時カウント情報メッセージが、それぞれ、図2および図3で示した内容であり、列車関連情報には、列車Bの1号車の席数として「65」と記憶されていたとする。
この場合、例えば、2017/1/16の9:00発の列車Bの1号車について、空席算出部203は、列車出発時には車内に65人になっていることから、空席数として、「0」を算出する。
また、空席算出部203は、混雑率として、「100%」を算出する。
なお、この実施の形態1において、空席数は、列車出発時に、「席数−乗車者の人数」で算出される値とする。また、混雑率は、列車出発時に、「乗車者の人数/席数」で算出される割合とする。ここでは、混雑率を「%」であらわすものとする。
空席算出部203は、取得した、列車の席種別および席数の情報と、算出した空席数および混雑率の情報を、列車情報整合部202から取得した発着時カウント情報メッセージとともに、情報作成部204の履歴情報作成部2041に出力する。
また、上述したように、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、例えば、列車が特定駅のホーム120に到着する直前に、到着時カウント情報メッセージを作成する。また、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012は、例えば、列車がホームに停車し乗客の乗降が行われた後、出発のためにドアを閉めた時点で、出発時カウント情報メッセージを作成する。
したがって、空席算出部203がカウント情報取得部201および列車情報整合部202を介して、到着時カウント情報メッセージを受信するタイミングと、出発時カウント情報メッセージを受信するタイミングには時差が生じる。
空席算出部203は、例えば、列車情報整合部202から、到着時カウント情報メッセージを取得した場合は、当該到着時カウント情報メッセージに、列車の席種別および席数の情報を付与し、混雑情報通知装置102の各部が参照可能な場所に備えられている到着時カウント情報記憶部(図示省略)に一時保存する。
空席算出部203は、一時保存した到着時カウント情報メッセージに対応する、出発時カウント情報メッセージを、列車情報整合部202から取得すると、当該取得した出発時カウント情報メッセージと、一時保存した到着時カウント情報メッセージとに基づき、特定駅を出発する列車の車両ごとに、「空席数」および「混雑率」を算出する。
そして、空席算出部203は、列車の席種別、席数、空席数および混雑率の情報を、列車情報整合部202から取得した出発時カウント情報メッセージと、列車情報整合部202から取得し一時保存していた到着時カウント情報メッセージとともに、情報作成部204の履歴情報作成部2041に出力する。
なお、空席算出部203は、履歴情報作成部2041に到着時カウント情報メッセージを出力すると、到着時カウント情報記憶部に一時保存していた、当該到着時カウント情報メッセージは消去するようにする。
履歴情報作成部2041は、空席算出部203から取得した、列車の席種別、席数、空席数および混雑率の情報と、発着時カウント情報メッセージに基づき、状況履歴情報を作成し、記憶部206の履歴情報記憶部2062に記憶させる。
なお、上述のとおり、ホーム人数カウントカメラ1011から送信される発着時カウント情報メッセージには、事故または災害があったことがわかる情報である、事故災害フラグが付与されている。履歴情報作成部2041は、当該事故災害フラグを含む状況履歴情報を作成し、履歴情報記憶部2062に記憶させる。
ここで、図5は、実施の形態1において、履歴情報作成部2041が作成し、履歴情報記憶部2062に記憶させる状況履歴情報の一例を示す図である。
図5に示すように、履歴情報作成部2041は、日付、時刻、曜日、列車番号、列車名、車両番号、席種別、席数、列車の特定駅への到着時における車両内(車内)の乗車者およびホーム(車外)に存在する駅利用者105の人数、列車の特定駅からの出発時における車両内(車内)の乗車者およびホーム(車外)に存在する駅利用者105の人数、空席数、混雑率、および、事故災害区分が対応付けられた状況履歴情報を作成し、履歴情報記憶部2062に記憶させる。
履歴情報作成部2041は、日付および時刻を、列車の出発時刻とする。当該出発時刻は、例えば、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から受信した、出発時カウント情報メッセージに含まれている時刻とすればよい。
また、履歴情報作成部2041は、曜日の情報は、例えば、予め参照可能な場所に記憶しているカレンダー情報と、発着時カウント情報メッセージに含まれている日付の情報とを付き合わせして、取得するようにすればよい。
また、履歴情報作成部2041は、席種別の情報を、記憶部206の関連情報記憶部2061に記憶されている列車関連情報を参照して取得するようにすればよい。当該席種別の情報は、列車情報整合部202が取得し、履歴情報作成部2041に出力するようにしてもよい。
なお、図5に示した状況履歴情報の内容は一例に過ぎず、図5に示す情報以外の情報が含まれるようにしてもよい。
例えば、図5に示した情報に加え、「時間帯」、および、「平日または休日を示す区分」の情報がさらに含まれるようにしてもよい。「時間帯」は、予め1日を数時間単位で区分わけしておき、履歴情報作成部2041は、発着時カウント情報メッセージの時刻に基づき、当該「時間帯」を判断するようにすればよい。また、「平日または休日を示す区分」については、例えば、履歴情報作成部2041は、予め記憶しておいたカレンダー情報から、発着時カウント情報メッセージの日付が平日か休日かを判断するようにすればよい。
状況履歴情報は、利用者から混雑度合い情報の配信要求があった場合に、当該状況履歴情報等に基づいて、配信要求に対応する混雑度合い情報が作成できる情報が含まれるようになっていればよい。すなわち、利用者が混雑度合い情報を要求する際に指定する所定条件に対応する情報が含まれるようになっていればよい。
また、状況履歴情報に含まれる情報の取得元は、上述に限らない。例えば、この実施の形態1では、発着時カウント情報メッセージに「列車名」の情報が含まれているものとし、履歴情報作成部2041は、当該発着時カウント情報メッセージの内容を状況履歴情報の列車名とするようにするが、これに限らず、発着時カウント情報メッセージには、「列車名」の情報は含まれておらず、履歴情報作成部2041は、列車番号から、関連情報記憶部2061の列車関連情報を参照し、発着時カウント情報メッセージの列車番号と付き合う列車名を取得してくるようにしてもよい。
図4の説明に戻る。
情報作成部204の混雑情報作成部2042は、要求送受信部205の要求受信部2051を介して、利用者からの混雑度合い情報の配信要求情報を受け付けると、記憶部206の履歴情報記憶部2062に記憶されている状況履歴情報等に基づき、受け付けた配信要求情報に対応する混雑度合い情報を作成する。そして、混雑情報作成部2042は、作成した混雑度合い情報を、要求送受信部205の情報送信部2052に出力する。このとき、混雑情報作成部2042は、混雑度合い情報を、HTML(Hyper Text Markup Language)形式等、携帯端末103または端末PC104で表示可能なフォーマットに変換して、情報送信部2052に出力する。
要求送受信部205は、携帯端末103または端末PC104から送信される、混雑度合い情報を要求する情報を受信し、携帯端末103または端末PC104に対して、混雑度合い情報を送信する。
要求送受信部205の要求受信部2051は、携帯端末103または端末PC104から送信される、混雑度合い情報の配信を要求する配信要求情報を受信する。要求受信部2051は、配信要求情報を、情報作成部204の混雑情報作成部2042に出力する。
また、要求送受信部205の情報送信部2052は、混雑情報作成部2042から出力された混雑度合い情報を、当該混雑度合い情報の配信要求情報を送信した携帯端末103または端末PC104に送信する。
情報送信部2052が送信した混雑度合い情報を受信した携帯端末103または端末PC104では、混雑度合い情報を表示部に表示させる。これにより、利用者が、混雑度合い情報を確認することができるようになる。
記憶部206は、各種情報を記憶し、関連情報記憶部2061と、履歴情報記憶部2062とを備える。関連情報記憶部2061は、列車関連情報を記憶する。
履歴情報記憶部2062は、履歴情報作成部2041が作成した状況履歴情報を記憶する。
なお、この実施の形態1では、図4に示すように、混雑情報通知装置102が記憶部206を備えるようにするが、これに限らず、記憶部206は、混雑情報通知装置102の外部に備えられ、混雑情報通知装置102は、例えば、ネットワークを介して、記憶部206を参照するようにしてもよい。
この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置102の動作について説明する。
図6および図7は、この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置102の動作の一例を説明するフローチャートである。
図6は、実施の形態1の混雑情報通知装置102において、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から受信した発着時カウント情報メッセージに基づき、状況履歴情報を作成し、蓄積させておく動作の一例を説明するフローチャートである。
図7は、実施の形態1の混雑情報通知装置102において、携帯端末103または端末PC104から混雑度合い情報の配信要求情報を受け付け、当該配信要求情報に対応する混雑度合い情報を作成し、送信する動作の一例を説明するフローチャートである。
まず、図6に沿って、混雑情報通知装置102による状況履歴情報の作成、および、蓄積の動作を説明する。
カウント情報取得部201は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から送信される発着時カウント情報メッセージを受信する(ステップST601、図2および図3参照)。カウント情報取得部201は、受信した発着時カウント情報メッセージを、列車情報整合部202に出力する。
列車情報整合部202は、ステップST601においてカウント情報取得部201から出力された発着時カウント情報メッセージに含まれる列車名、列車番号および車両番号と、記憶部206の関連情報記憶部2061に記憶されている列車関連情報に含まれる列車名、列車番号および車両番号とを付き合わせ、発着時カウント情報メッセージに含まれる列車名、列車番号および車両番号が存在するかどうかの整合性を確認する(ステップST602)。
ステップST602において、整合性ありと判断した場合(ステップST602の“YES”の場合)、列車情報整合部202は、整合がとれたと判断した発着時カウント情報メッセージを、空席算出部203に出力し、ステップST603へ進む。
ステップST602において、整合性なしと判断した場合(ステップST602の“NO”の場合)、列車情報整合部202は、整合がとれないと判断した発着時カウント情報メッセージを破棄し、処理終了する。
空席算出部203は、関連情報記憶部2061の列車関連情報を参照し、取得した発着時カウント情報メッセージの列車名、列車番号および車両番号と付き合う列車関連情報に基づき、当該列車の席種別および席数の情報を取得する(ステップST603)。
以上のステップST601〜ステップST603の処理は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から到着時カウント情報メッセージを受信した際と、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から出発時カウント情報メッセージを受信した際にそれぞれ行われる。
具体的には、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から到着時カウント情報メッセージが送信されると、ステップST601〜ステップST603の処理が行われ、空席算出部203は、一旦、到着時カウント情報記憶部に、到着時カウント情報メッセージを一時保存する。
そして、カウント情報取得部201が、出発時カウント情報メッセージを受信するまで待機する。
カウント情報取得部201が出発時カウント情報メッセージを受信すると(ステップST601)、当該出発時カウント情報メッセージに対して、ステップST602およびステップ603の処理が行われ、その後、ステップST604に進む。
空席算出部203は、発着時カウント情報メッセージと、取得した席種別および席数の情報とに基づき、特定駅を出発する列車の車両ごとに、「空席数」および「混雑率」を算出する(ステップST604)。空席算出部203は、取得した、列車の席種別および席数の情報と、算出した空席数および混雑率の情報を、列車情報整合部202から取得した発着時カウント情報メッセージとともに、情報作成部204の履歴情報作成部2041に出力する。
履歴情報作成部2041は、空席算出部203から取得した、列車の席種別、席数、空席数および混雑率の情報と、発着時カウント情報メッセージに基づき、状況履歴情報を作成し、記憶部206の履歴情報記憶部2062に記憶させる(ステップST605、図5参照)。
次に、図7に沿って、混雑情報通知装置102による混雑度合い情報の提供の動作を説明する。
携帯端末103または端末PC104から混雑度合い情報の配信を要求する配信要求情報が送信されると、要求送受信部205の要求受信部2051は、当該配信要求情報を受信する(ステップST701)。要求受信部2051は、受信した配信要求情報を、情報作成部204の混雑情報作成部2042に出力する。
混雑情報作成部2042は、記憶部206の履歴情報記憶部2062に記憶されている状況履歴情報等に基づき、受け付けた配信要求情報に対応する混雑度合い情報を作成する(ステップST702)。
そして、混雑情報作成部2042は、作成した混雑度合い情報を、要求送受信部205の情報送信部2052に出力する
ここで、携帯端末103または端末PC104から送信される配信要求情報、および、当該配信要求情報に基づいて混雑情報作成部2042が作成する混雑度合い情報について、具体例をあげて詳細に説明する。
ここでは、例えば、利用者が、所持している携帯端末103から、2017/1/24の8:58に、「2017/1/24の9:00発の列車Bの2号車の空席数および混雑率」を所定条件として、混雑度合い情報の配信要求を行うものとする。
この場合、利用者は、携帯端末103から、「到着列車の混雑度合い予測」の指示と、2017/1/24という日付の情報と、9:00発の列車Bという該当の列車の情報と、2号車という車両番号の情報とを入力し、入力された、日付、列車、車両番号を特定する情報が、配信要求情報として携帯端末103から混雑情報通知装置102に送信され、混雑情報通知装置102の要求受信部2051が当該配信要求情報を受信する。以下、混雑度合い情報の配信要求の対象である「2017/1/24の9:00発の列車B」を対象列車という。
なお、「到着列車の混雑度合い予測」の指示は、例えば、携帯端末103または端末PC104のメニュー画面に指示ボタンが表示される等、携帯端末103または端末PC104から入力できるようになっているものとする。
要求受信部2051が、受信した配信要求情報を混雑情報作成部2042に出力すると、混雑情報作成部2042は、当該配信要求情報に基づき、以下のとおり混雑度合い情報を作成する。
まず、混雑情報作成部2042は、図示しないカウント情報要求部および各アンテナ110〜112を介して、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012に、カウント情報メッセージの作成を要求し、現時点の特定駅のホーム120に存在する駅利用者105の人数、および、現時点で特定駅に到着後の対象列車または前駅を出発し特定駅に向かっている対象列車内の乗車者の人数を示すカウント情報メッセージを取得する。このように、利用者からの混雑度合い情報の配信要求を契機に混雑情報作成部2042が取得した上記カウント情報メッセージを、以下、配信要求時カウント情報メッセージという。
また、これと並行して、混雑情報作成部2042は、履歴情報記憶部2062を参照し、状況履歴情報に基づいて、過去の予め設定された期間における、配信要求情報で指定された列車の該当の車両番号について、到着時の「車内」人数と、到着時の「車外」人数と、席数の情報のみから、到着時に予想できた空席数を算出する。過去の予め設定された期間とは、例えば、過去1年等とする。ここで算出する、到着時に予想できた空席数は、これから算出する、現在の該当列車の混雑の傾向に用いられる。当該現在の該当列車の混雑の傾向を算出するにあたり、あまりにも古い実績を用いても、現在の該当列車の混雑の傾向とはマッチしない可能性がある。そこで、混雑情報作成部2042は、直近の、予め設定された期間における状況履歴情報のみを利用して、到着時に予想できた空席数を算出する。
ここでは、説明の便宜上、過去の予め設定された期間を、直近の過去1週間、すなわち、2017/1/17〜2017/1/23とし、当該期間の、履歴情報記憶部2062に記憶されている9:00発の列車Bの2号車の状況履歴情報は、図8に示すとおりとする。
混雑情報作成部2042は、2017/1/17〜2017/1/23の間の9:00発の列車Bの2号車の、到着時に予想できた空席数を、以下の計算式(1)で計算する。

席数−(到着時の「車内」人数+到着時の「車外」人数)・・・(1)

例えば、2017/1/17の9:00発の列車Bの2号車について、到着時に予想できた空席数は、100−(60+20)で、「20」となる。
混雑情報作成部2042は、同様にして、2017/1/18〜2017/1/23までの、到着時に予想できた空席数を算出する。
ここで算出する、過去の到着時に予想できた空席数を、過去到着時空席数ともいうものとする。
次に、混雑情報作成部2042は、状況履歴情報から、2017/1/17〜2017/1/23の間の9:00発の列車Bの2号車の、出発時の車両内の空席数を取得する。
例えば、混雑情報作成部2042は、2017/1/17の出発時の車両内の空席数として、「30」を取得する。
混雑情報作成部2042は、同様に、2017/1/18〜2017/1/23までの、出発時の車内の空席数を取得する。
ここで取得する、過去の出発時の車両内の空席数を、過去出発時空席数ともいうものとする。
次に、混雑情報作成部2042は、2017/1/17〜2017/1/23の間の9:00発の列車Bの2号車について、それぞれ過去到着時空席数と過去出発時空席数の差を算出し、さらに、算出した差の絶対値について、過去到着時空席数と過去出発時空席数の差の標準偏差を算出する。
その結果、図9に示すように、各日における9:00発の列車Bの2号車の、過去の列車到着時の「車内」人数および「車外」人数の実績に基づく、過去到着時空席数と過去出発時空席数の差の絶対値の標準偏差が算出される。ここで算出される過去到着時空席数と過去出発時空席数の差の絶対値の標準偏差を、以下の説明においては、単に標準偏差ともいうものとする。
図9の901が、混雑情報作成部2042が算出した標準偏差を示している。また、図9の902は過去到着時空席数と過去出発時空席数の差の絶対値を示し、図9の903は過去到着時空席数を示し、904は過去出発時空席数を示している。
ここでは、図9に示すように、混雑情報作成部2042は、標準偏差「14.81」を算出する。
次に、混雑情報作成部2042は、以下の式(2)および(3)に基づき、対象列車である2017/1/24の9:00発の列車Bの2号車が出発する際の空席数および混雑率を算出する。
この実施の形態1では、以下の式(2)および(3)に基づき算出する、対象列車の空席数および混雑率を、それぞれ、予測空席数および予測混雑率ともいうものとする。

予測空席数 = 配信要求時カウント情報メッセージから算出される対象列車の出発時の空席数±標準偏差・・・(2)

予測混雑率(%) = (席数−予測空席数の上限値)/席数×100〜(席数−予測空席数の下限値)/席数×100・・・(3)

ただし、予測空席数の下限値および上限値について、負数(マイナス)の場合は0とする。また、小数点以下は切捨てとする。
混雑情報作成部2042は、式(2)における現在の対象列車の空席数を、配信要求時カウント情報メッセージから算出するようにすればよい。混雑情報作成部2042は、配信要求時カウント情報メッセージから算出される対象列車の出発時の空席数を、以下の式(4)に基づき算出する。

席数−(現在の対象列車の「車内」人数+現在の「車外」人数)
・・・(4)

ここで、対象列車である2017/1/24の9:00発の列車Bの2号車の、配信要求時カウント情報メッセージは、図10に示す内容であったとする。
図10に示すように、現在の対象列車の「車内」人数は80人で、現在のホーム120上に存在する「車外」人数は25人であるため、混雑情報作成部2042は、配信要求時カウント情報メッセージから算出される対象列車の出発時の空席数を、100−(80+25)で、「−5」と算出する。
そして、混雑情報作成部2042は、配信要求時カウント情報メッセージから算出される対象列車の出発時の空席数、ならびに、上記式(2)および式(3)に基づき、予測空席数および予測混雑率を算出する。
ここでは、
予測空席数 = (−5)±14.81
となり、予測空席数の上限値は「9」、予測空席数の下限値は「0」となる。
また、
予測混雑率 =(100−9)/100×100 〜(100−0)/100×100
となり、予測混雑率は、91〜100(%)となる。
以上のとおり、予測空席数および予測混雑率を算出すると、混雑情報作成部2042は、当該算出した予測空席数および予測混雑率の情報を、混雑度合い情報とする。
なお、これは一例に過ぎず、混雑情報作成部2042は、例えば、予測空席数の情報のみ、または、予測混雑率の情報のみを、混雑度合い情報としてもよい。また、例えば、予測空席数および予測混雑率の情報に加え、配信要求時カウント情報メッセージの内容を、混雑度合い情報に含めるようにしてもよいし、配信要求時カウント情報メッセージから算出される対象列車の出発時の空席数の情報を、混雑度合い情報に含めるようにしてもよい。
図7のフローチャートに戻る。
情報送信部2052は、混雑情報作成部2042から出力された混雑度合い情報を、ステップST701で要求受信部2051が受信した配信要求情報の送信元である携帯端末103または端末PC104に送信する(ステップST703)。例えば、配信要求情報には、当該配信要求情報の送信元である携帯端末103または端末PC104を特定するID情報が付与されるものとし、情報送信部2052は、要求受信部2051から、当該ID情報を取得し、配信要求情報の送信元を特定するようにすればよい。
情報送信部2052が送信した混雑度合い情報を受信した携帯端末103または端末PC104では、混雑度合い情報を表示部に表示させる。これにより、利用者が、混雑度合い情報を確認することができるようになる。
このように、列車に乗車予定の利用者に対して、当該利用者が乗車しようとしている対象列車について、過去の列車運行時の列車内の乗車者の人数および特定駅のホーム上に存在する駅利用者105の人数の実績を考慮して、対象列車が特定駅を出発する際の空席数または混雑率等の列車内の混雑の傾向に関する情報を、混雑度合い情報として提供することができる。
なお、以上の説明では、一例として、利用者は、対象列車の特定の車両番号を指定して、当該指定した車両の混雑度合い情報の配信要求を行うものとしたが、これに限らない。
例えば、利用者は、対象列車のみを指定して、当該対象列車の混雑度合い情報の配信要求を行うこともできる。
この場合、混雑情報作成部2042は、状況履歴情報等を参照し、対象列車の車両ごとに、予測空席数および予測混雑率を算出するようにし、当該車両ごとの予測空席数および予測混雑率に基づき、混雑度合い情報を作成するようにする。
また、以上の説明では、図7のステップST702において混雑情報作成部2042が作成する混雑度合い情報は、例えば、対象列車についての、過去および現在の、列車内の乗車者の人数および特定駅のホーム上に存在する駅利用者105の人数から予測される、空席数または混雑率等の情報としたが、混雑度合い情報は、これに限らない。
例えば、対象列車が前駅を出発していない時点で配信要求があった場合、特定駅に到着する時点での対象列車内の乗車者の人数が把握できないため、対象列車に関する配信要求時カウント情報メッセージを取得することが適切でないと考えられる。このような場合には、例えば、履歴情報記憶部2062に記憶された、過去の対象列車内の乗車者の人数および特定駅のホーム上に存在する駅利用者105の人数、または、過去の空席数もしくは混雑率等、過去の実績に基づく情報のみを、混雑度合い情報として提供してもよい。
また、利用者からの要求に応じて、過去の実績に基づく情報のみを、混雑度合い情報として提供してもよい。
以下、利用者からの過去の実績に基づく情報の要求があった場合の混雑度合い情報の提供形態を、具体例をあげて説明する。
例えば、利用者が、「2017/1/16 9:00発の列車Bの車両ごとの空席数」を所定条件として、過去の混雑状況を示す混雑度合い情報の配信要求を行ったとする。
この場合、利用者は、具体的には、携帯端末103または端末PC104から、「過去の列車の空席数の表示」の指示と、2017/1/16という日付の情報と、9:00発の列車Bという該当の列車の情報とを入力し、入力された、日付、列車を特定する情報が、配信要求情報として携帯端末103から混雑情報通知装置102に送信され、混雑情報通知装置102の要求受信部2051が当該配信要求情報を受信する。
なお、「過去の列車の空席数の表示」の指示は、例えば、携帯端末103および端末PC104のメニュー画面に指示ボタンが表示される等、携帯端末103および端末PC104から入力できるようになっているものとする。
混雑情報作成部2042は、取得した配信要求情報に基づき、当該配信要求情報で指定されている列車の状況履歴情報を取得し、混雑度合い情報を作成する。
図11は、実施の形態1において、混雑度合い情報として、過去の列車の空席数の表示指示が行われた場合に、混雑情報作成部2042が、受け付けた配信要求情報に基づいて作成した混雑度合い情報が表示された、携帯端末103または端末PC104の表示部の画面例を示す図である。
なお、図11の画面例で示される混雑度合い情報は、例えば、図5に示したような状況履歴情報に基づき作成されたものとする。
図11に示すように、混雑情報作成部2042は、過去のある特定の日時のある特定の時刻における、ある特定の列車の空席数の情報を、状況履歴情報から取得して混雑度合い情報として作成し、情報送信部2052を介して、配信要求を行った携帯端末103または端末PC104に表示させるようにすることもできる。
利用者は、ある特定の日時のある特定の時刻を指定し、図11に示すような画面を確認することで、例えば、ある日に特別な行事が行われる予定がある場合、過去の同じ行事が行われた日の列車の車両ごとの空席数を確認し、これから到来する当該特別な行事が行われる日の希望の時間の列車の車両ごとの空席数を推測することができる。
そして、利用者は、「空席数」を確認することで、自分が座席に座れるかどうかを推測することができる。
なお、図11では、混雑情報作成部2042が、指定された日時の列車名、列車番号、車両番号、席種、席数、当該列車の出発時に車両内および車両外にいた人の人数、および、空席数の情報を、混雑度合い情報として作成したものとしているが、混雑度合い情報に含まれる情報はこれに限らない。例えば、混雑情報作成部2042は、列車到着時に車両内および車両外にいる人の人数をあわせて混雑度合い情報に含め、表示部に表示させるようにしてもよい。これにより、利用者は、列車が駅に到着する前と、到着後、乗降が完了して発車する時点とで、どれぐらいの人の動きがあるかの傾向を把握することができる。
混雑度合い情報に含める情報は、適宜設定可能である。
また、例えば、利用者が、「2017/1/16 9:00発の列車Bの車両ごとの混雑率」を所定条件として、過去の混雑度合い情報の配信要求を行ったとする。
この場合、利用者は、具体的には、携帯端末103または端末PC104から、「過去の列車の混雑率の表示」の指示と、2017/1/16という日付の情報と、9:00発の列車Bという該当の列車の情報とを入力し、入力された、日付、列車を特定する情報が、配信要求情報として携帯端末103から混雑情報通知装置102に送信され、混雑情報通知装置102の要求受信部2051が当該配信要求情報を受信する。
なお、「過去の列車の混雑率の表示」の指示は、例えば、携帯端末103および端末PC104のメニュー画面に指示ボタンが表示される等、携帯端末103および端末PC104から入力できるようになっているものとする。
混雑情報作成部2042は、取得した配信要求情報に基づき、当該配信要求情報で指定されている列車の状況履歴情報を取得し、混雑度合い情報を作成する。
図12は、実施の形態1において、混雑度合い情報として、過去の列車の混雑率の表示指示が行われた場合に、混雑情報作成部2042が、受け付けた配信要求情報に基づいて作成した混雑度合い情報が表示された、携帯端末103または端末PC104の表示部の画面例を示す図である。
なお、図12の画面例で示される混雑度合い情報は、例えば、図5に示したような状況履歴情報に基づき作成されたものとする。
図12に示すように、混雑情報作成部2042は、過去のある特定の日時のある特定の時刻における、ある特定の列車の混雑率の情報を、状況履歴情報から取得して混雑度合い情報として作成し、情報送信部2052を介して、配信要求を行った携帯端末103または端末PC104に表示させるようにすることもできる。
利用者は、ある特定の日時のある特定の時刻を指定し、図12に示すような画面を確認することで、例えば、ある日に特別な行事が行われる予定がある場合、過去の同じ行事が行われた日の列車の車両ごとの混雑率を確認することで、これから到来する当該特別な行事が行われる日の希望の時間の列車の混雑率を推測することができる。
そして、利用者は、「混雑率」を確認することで、自分がそもそも列車に乗車することができるかどうかを推測することができる。
なお、図11および図12では、利用者が、ある特定の過去の1日に関する混雑度合い情報の配信要求を行ったものとしたが、これに限らず、利用者は、例えば、「過去3か月の月曜日の8:00〜10:00の時間帯に発車する車両ごとの混雑率」といった所定条件の指定もできる。
この場合、例えば、混雑情報作成部2042は、履歴情報記憶部2062を参照し、所定条件に該当する状況履歴情報を抽出し、抽出した全ての状況履歴情報に基づいて混雑度合い情報を作成して、携帯端末103または端末PC104に送信するようにする。その結果、携帯端末103または端末PC104の表示部には、過去3か月分の月曜日の8:00〜10:00の時間帯に発車する車両ごとの混雑率の情報が表示される。
これに限らず、混雑情報作成部2042は、所定条件に該当する状況履歴情報を抽出し、抽出した全ての状況履歴情報の平均を算出する等、集計処理を行って、混雑度合い情報を作成するようにしてもよい。
また、利用者は、例えば、「過去3か月の8:00〜10:00の時間帯に発車する列車の事故発生時の混雑率」といった所定条件の指定もできる。
この場合、例えば、混雑情報作成部2042は、履歴情報記憶部2062を参照し、所定条件に該当する状況履歴情報を抽出し、抽出した全ての情報履歴情報に基づいて混雑度合い情報を作成して、携帯端末103または端末PC104に送信するようにする。混雑情報作成部2042は、事故発生時の状況履歴情報であるかどうかは、事故災害区分から判断すればよい。
このように、列車に乗車予定の利用者は、過去の統計的な混雑状況を取得することで、現在の混雑状況だけに捉われず、乗車時刻の時間帯の過去の傾向を把握できるようになり、より的確に乗車車両を選択可能となる。
また、利用者は、例えば、通勤時、事故発生時または災害発生時に、乗車する列車の混雑状況を把握して、乗車する列車を予め選択して、列車に乗れないことを回避できる。また、利用者は、乗車時の混雑を理由としたストレスを回避できる。
また、駅員においても、混雑状況、または、所望の日付、曜日、平日もしくは休日等の過去の統計的な混雑状況を取得し、通勤時、事故発生時または、害発生時に発着する列車の混雑状況を把握することで、状況に応じた対応が可能となる。
また、図11および図12では、過去の混雑度合い情報が一覧表の形式で表示される例を示したが、表示方法はこれに限らない。
例えば、図13に示すように、過去の混雑度合い情報をグラフ形式で表示してもよい。
図13は、例えば、利用者が、「2017/1/16 9:00発の列車の3号車の混雑率」を所定条件として、混雑度合い情報の配信要求を行った場合の表示例である。
また、混雑情報作成部2042は、対象列車について、状況履歴情報および配信要求時カウント情報メッセージから予測される、空席数または混雑率等の情報と、図11〜13を用いて説明したような、過去の実績である車内および車外の人数、空席数、または、混雑率等の情報とを、あわせて混雑度合い情報と作成するようにしてもよい。
図14A,図14Bは、この発明の実施の形態1に係る混雑情報通知装置102のハードウェア構成の一例を示す図である。
この発明の実施の形態1において、列車情報整合部202と、空席算出部203と、情報作成部204の各機能は、処理回路1401により実現される。すなわち、混雑情報通知装置102は、ホーム人数カウントカメラ1011および列車人数カウントカメラ1012から取得したカウント情報メッセージに基づき、混雑状況に関する混雑度合い情報を作成し、提供する処理を行うための処理回路1401を備える。
処理回路1401は、図14Aに示すように専用のハードウェアであっても、図14Bに示すようにメモリ1405に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)1406であってもよい。
処理回路1401が専用のハードウェアである場合、処理回路1401は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。
処理回路1401がCPU1406の場合、列車情報整合部202と、空席算出部203と、情報作成部204の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、または、ソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。すなわち、列車情報整合部202と、空席算出部203と、情報作成部204は、HDD(Hard Disk Drive)1402、メモリ1405等に記憶されたプログラムを実行するCPU1406、または、システムLSI(Large−Scale Integration)等の処理回路により実現される。また、HDD1402、または、メモリ1405等に記憶されたプログラムは、列車情報整合部202と、空席算出部203と、情報作成部204の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。ここで、メモリ1405とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)等の、不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、または、DVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお、列車情報整合部202と、空席算出部203と、情報作成部204の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、列車情報整合部202については専用のハードウェアとしての処理回路1401でその機能を実現し、空席算出部203と、情報作成部204については処理回路がメモリ1405に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
記憶部206は、例えば、HDD1402を使用する。なお、これは一例にすぎず、記憶部206は、DVD、または、メモリ1405等によって構成されるものであってもよい。
また、混雑情報通知装置102は、ホーム人数カウントカメラ1011、列車人数カウントカメラ1012、携帯端末103、端末PC104等の装置、および、アンテナ110〜113等のアンテナとの通信を行う入力インタフェース装置1403、出力インタフェース装置1404を有する。カウント情報取得部201、および、要求送受信部205は、入力インタフェース装置1403、および、出力インタフェース装置1404で構成される。
以上のように、この実施の形態1によれば、混雑状況通知システムは、定期的に運行される移動体の乗客の乗降場に設けられ、当該乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成するホーム人数カウントカメラ1011(第1の人数情報取得装置)と、移動体に設けられ、当該移動体内に存在する人の人数をカウントし、移動体内人数情報を作成する列車人数カウントカメラ1012(第2の人数情報取得装置)と、第1の人数情報取得装置から乗降場人数情報を受信し、第2の人数情報取得装置から移動体内人数情報を受信するカウント情報取得部201と、カウント情報取得部201が受信した乗降場人数情報および移動体内人数情報の履歴を含む状況履歴情報を作成する履歴情報作成部2041と、乗降場に到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況に関する混雑度合い情報の配信要求を受信する要求受信部2051と、要求受信部2051が配信要求を受信した場合、状況履歴情報に基づく過去の乗降場人数情報および移動体内人数情報と、現在の乗降場人数情報および到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報とに基づき、到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測し、混雑度合い情報を作成する混雑情報作成部2042とを有する混雑情報通知装置102とを備えるように構成したので、人数カウントを行うデバイスを用いて取得した現在および過去の人数情報に基づき、移動体の車内および車外の人数に基づいて算出した、所定条件下における車内の混雑の傾向を示す混雑度合いに関する情報を提供することができるその結果、乗車予定者は、過去の統計的な混雑状況を取得することで、現在の混雑状況だけに捉われず、乗車時刻の時間帯の傾向が予測可能となり、より最適に乗車車両を選択可能となる。
また、乗車予定者は、例えば、通勤時、事故発生時、あるいは、災害発生時に乗車する列車の混雑状況を把握して、乗車する列車を予め選択して、電車に乗れないことを回避することができる、または、乗車時の混雑を理由としたストレスを回避することができる。駅員においても、混雑状況、または、所望の日付、曜日、平日または休日における過去の統計的な混雑状況を取得し、通勤時、事故発生時、または、災害発生時の列車の混雑状況を把握することで、状況に応じた対応が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1では、携帯端末103または端末PC104の表示部において、特定の乗降場である特定駅での、対象列車について予想される混雑状況、または、過去のある時点の混雑状況に関する情報の表示を行うため、特定駅および特定駅に発着する列車に関して作成された発着時カウント情報メッセージを状況履歴情報として蓄積するようにしたが、この実施の形態2では、特定駅に限定することなく、列車番号をキーにして複数の駅における混雑状況に関する情報を表示する実施の形態について説明する。
図15は、この発明の実施の形態2に係る混雑状況通知システムの構成の一例を示す図である。
実施の形態1において図1を用いて説明した混雑状況通知システムとは異なり、この実施の形態2の混雑状況通知システムでは、複数の駅のホーム120a〜120cの乗車位置に、ホーム人数カウントカメラ1011a〜1011cが設置される。
そして、実施の形態1において図2および図3を用いて示したような発着時カウント情報メッセージについて、ホーム人数カウントカメラ1011a〜1011cおよび列車人数カウントカメラ1012は、さらに、それぞれの駅を特定する駅番号を含むようにする。そして、履歴情報作成部2041は、発着時カウント情報メッセージに基づき、状況履歴情報として、それぞれの駅における空席および混雑率の情報も蓄積するようにする。
なお、図15では、3つの駅(駅1〜駅3)を示しているが、これは一例に過ぎず、例えば、4つ以上の駅としてもよく、この実施の形態2では、複数の駅のホーム120にホーム人数カウントカメラが設置される。
実施の形態1の混雑情報通知装置102では、例えば、特定駅の予想空席数および予想混雑率を算出し、特定駅の混雑度合い情報を提供していたのに対し、この実施の形態2の混雑情報通知装置102では、複数の駅について、それぞれの駅における列車の予想空席数および予想混雑率を算出し、それぞれの駅の混雑度合い情報を提供できるようになる。そして、混雑情報通知装置102は、例えば、利用者が混雑度合い情報を配信要求した対象列車の列車番号をキーにして、対象列車が発着する駅における対象列車の混雑度合い情報を提供可能となる。
図16は、実施の形態2において、混雑情報通知装置102が、携帯端末103または端末PC104の表示部に表示させる画面の一例を示す図である。
例えば、予め混雑情報通知装置102が参照可能な場所に記憶されている路線情報と連携することで、図16に示すように、混雑情報通知装置102は、利用者が指定した乗車駅からみて進行方向に位置する駅の、過去または現在の、対象列車の混雑状況を示す混雑度合い情報を提供することができる。
利用者は、表示部に表示された、乗車駅からみて進行方向に位置する駅の混雑度合い情報を確認することで、例えば、乗車駅では混雑していても、その先の駅で降車および乗車する人も存在するため、乗車駅以外の混雑状況を把握し、次の駅では座れる可能性が高い等の判断が可能となる。
また、乗車者は、上述したような混雑度合い情報を確認することで、乗車駅からみて進行方向に位置する駅の混雑状況が期待した条件ではない場合、その前後の時間帯の列車に変更する等、どの時間帯の列車に乗車するかを選択できるようになる。
以上のように、この実施の形態2によれば、ホーム人数カウントカメラ1011a〜1011c(第1の人数情報取得装置)は、移動体の複数の乗降場において各乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成し、混雑情報通知装置102は、複数の乗降場から送信された配信要求に応じた混雑度合い情報を作成するように構成したので、列車に乗車予定の利用者に対し、乗車駅以外の駅における過去の混雑傾向の情報を知らせることができる。
なお、以上の実施の形態1,2では、混雑状況通知システムにおいて移動体内の混雑度合いを示す情報を提供する対象となる移動体は、定期的に運行される電車または新幹線等の列車として説明したが、これは一例に過ぎない。この発明の実施の形態1,2に係る混雑状況通知システムにおいて、移動体内の混雑度合いを示す情報を提供する対象となる移動体は、バスまたは船舶等、定期的に時刻と経路の関係に規則性をもって運行される移動体であれば、どのような移動体であってもよい。例えば、移動体がバスであれば、乗降場は停留所であり、移動体が船舶であれば、乗降場は乗船場である。
また、以上の実施の形態1,2では、人数カウント手段の一例として、人数カウントカメラを用いるものとしたが、人数カウントの手段はこれに限らない。例えば、通過検出センサまたは赤外線センサ等の光学装置を用いて人数カウントを行うようにしてもよい。また、例えば、乗車を許可する、切符またはICカード等の媒体を利用して得られる情報に基づき、人数カウントを行うようにしてもよい。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
101 人数カウントカメラ、102 混雑情報通知装置、103 携帯端末、104 端末PC、105 駅利用者、106 事故災害通知装置、121〜123 車両、201 カウント情報取得部、202 列車情報整合部、203 空席算出部、204 情報作成部、205 要求送受信部、206 記憶部、1011 ホーム人数カウントカメラ、1012 列車人数カウントカメラ、1401 処理回路、1402 HDD、1403 入力インタフェース装置、1404 出力インタフェース装置、1405 メモリ、1406 CPU、2041 履歴情報作成部、2042 混雑情報作成部、2051 要求受信部、2052 情報送信部。

Claims (9)

  1. 定期的に運行される移動体の乗客の乗降場に設けられ、当該乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成する第1の人数情報取得装置と、
    前記移動体に設けられ、当該移動体内に存在する人の人数をカウントし、移動体内人数情報を作成する第2の人数情報取得装置と、
    前記第1の人数情報取得装置から前記乗降場人数情報を受信し、前記第2の人数情報取得装置から移動体内人数情報を受信するカウント情報取得部と、
    前記カウント情報取得部が受信した乗降場人数情報および移動体内人数情報の履歴を含む状況履歴情報を作成する履歴情報作成部と、
    前記乗降場に到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況に関する混雑度合い情報の配信要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部が前記配信要求を受信した場合、前記状況履歴情報に基づく過去の乗降場人数情報および移動体内人数情報と、現在の乗降場人数情報および前記到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報とに基づき、前記到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測し、前記混雑度合い情報を作成する混雑情報作成部とを有する混雑情報通知装置
    とを備えた混雑状況通知システム。
  2. 前記混雑情報通知装置に対して前記配信要求を送信し、当該配信要求に応じて前記混雑情報通知装置が作成した混雑度合い情報を受信する情報取得装置をさらに備え、
    前記混雑情報通知装置は、
    作成した混雑度合い情報を、前記配信要求を送信した情報取得装置に送信する情報送信部を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の混雑状況通知システム。
  3. 前記状況履歴情報には、前記移動体の前記乗降場への到着時に作成される乗降場人数情報である到着時乗降場人数情報と、前記移動体の前記乗降場からの出発時に作成される乗降場人数情報である出発時乗降場人数情報と、前記移動体の前記乗降場への到着時に作成される移動体内人数情報である到着時移動体内人数情報と、前記移動体の前記乗降場からの出発時に作成される移動体内人数情報である出発時移動体内人数情報とが含まれ、
    前記混雑情報通知装置は、
    過去の複数の時点における到着時乗降場人数情報および到着時移動体内人数情報に基づき算出した空席数と発車時移動体内人数情報に基づく空席数との差の絶対値について、標準偏差を求め、当該標準偏差と、現在の乗降場人数情報および前記到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報から算出した空席数とに基づき、前記乗降場における前記到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の混雑状況通知システム。
  4. 前記混雑度合い情報は、
    移動体内の空席数を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の混雑状況通知システム。
  5. 前記混雑度合い情報は、
    移動体内の混雑率を示す情報である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の混雑状況通知システム。
  6. 前記第1の人数情報取得装置および前記第2の人数情報取得装置は、人数カウントカメラである
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の混雑状況通知システム。
  7. 前記第1の人数情報取得装置は、前記移動体の複数の乗降場において各乗降場に存在する人の人数をカウントし、乗降場人数情報を作成し、
    前記混雑情報通知装置は、前記複数の乗降場から送信された前記配信要求に応じた混雑度合い情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の混雑状況通知システム。
  8. 定期的に運行される移動体の乗客の乗降場に存在する人の人数をカウントした乗降場人数情報と、前記移動体内に存在する人の人数をカウントした移動体内人数情報を受信するカウント情報取得部と、
    前記カウント情報取得部が受信した乗降場人数情報および移動体内人数情報の履歴を含む状況履歴情報を作成する履歴情報作成部と、
    前記乗降場に到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況に関する混雑度合い情報の配信要求を受信する要求受信部と、
    前記要求受信部が前記配信要求を受信した場合、前記状況履歴情報に基づく過去の乗降場人数情報および移動体内人数情報と、現在の乗降場人数情報および前記到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報とに基づき、前記到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測し、前記混雑度合い情報を作成する混雑情報作成部
    とを備えた混雑情報通知装置。
  9. 前記状況履歴情報には、前記移動体の前記乗降場への到着時に作成される乗降場人数情報である到着時乗降場人数情報と、前記移動体の前記乗降場からの出発時に作成される乗降場人数情報である出発時乗降場人数情報と、前記移動体の前記乗降場への到着時に作成される移動体内人数情報である到着時移動体内人数情報と、前記移動体の前記乗降場からの出発時に作成される移動体内人数情報である出発時移動体内人数情報とが含まれ、
    前記混雑情報作成部は、
    過去の複数の時点における到着時乗降場人数情報および到着時移動体内人数情報に基づき算出した空席数と発車時移動体内人数情報に基づく空席数との差の絶対値について、標準偏差を求め、当該標準偏差と、現在の乗降場人数情報および前記到着予定の移動体の現在の移動体内人数情報から算出した空席数とに基づき、前記乗降場における前記到着予定の移動体の乗降完了時における混雑状況を予測する
    ことを特徴とする請求項8記載の混雑情報通知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020177354A (ja) * 2019-04-16 2020-10-29 大日本印刷株式会社 予測装置、予測システム、コンピュータプログラム、予測方法及び生成方法
WO2023181176A1 (ja) * 2022-03-23 2023-09-28 シャープNecディスプレイソリューションズ株式会社 情報処理装置及び混雑情報生成方法

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