JP6889124B2 - 交通機関乗継判定装置及び交通機関乗継判定方法 - Google Patents
交通機関乗継判定装置及び交通機関乗継判定方法 Download PDFInfo
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Description
例えば,特許文献1に記載の技術において,改札出場時刻をバス降車時刻に,改札入場時刻をバス乗車時刻に置き換えることで上記滞在時間に相当する値を算出することは可能である。しかし,この場合,滞在時間には乗車停留所に到着してからバスに乗車するまでの停留所での待ち時間を含んでいる可能性があるため,当該滞在時間が所定の値より大きい場合でも,一概に乗継ではない(乗継以外の時間も含んでいる)と断定することはできない場合があり,正確な乗継判定が行えず,適切な乗継を検出できないという課題がある。
上記した以外の課題,構成および効果は,以下の実施形態の説明により明らかにさえる。
本実施形態の乗継判定システムは,旅客(利用者)が使用する,例えば,交通系ICカードにおける乗降履歴データ(以降,乗降履歴情報という)と交通機関,例えば,バスの運行実績データ(以降,運行実績情報という)に基づいて,旅客がどこの停留所でバスからバスへの交通機関の乗継を行ったかどうかの判定を行うものである。
交通機関の乗継を検出して乗降履歴を繋げることで,旅客の一連の移動(出発〜到着)を可視化することができ,旅客の移動実態(属性/時間帯別など)に基づいて路線,ダイヤ再編が可能となる。
ここでいう交通機関とは,乗降施設に改札設備を備えていない交通機関を想定しており,例えば,路線バスや路面電車等が該当する。本実施例では,路線バスを利用する旅客が,バス−バス間の乗継を行っているかどうかを判定する場合の例を挙げて説明する。
また,乗継とは,例えば,出発地である停留所Aから目的地である停留所Dにバスで向かうとき,停留所Dに向かう目的のために,停留所Bで降車し,停留所Cで再乗車して停留所Dまで乗車する行動(同一停留所での乗継の場合は停留所B=C)を意味する。
さらに,具体的に説明すれば,例えば,会社へ出勤する場合(バス混雑時間帯),自宅近くの停留所Aから乗車,停留所Bで降車し,停留所Cで再乗車して,会社最寄りの停留所Dまでの乗車,や昼間に通院する場合(バス閑散時間帯),自宅近くの病院最寄りの停留所Dへ行く直通便が少ないので,停留所Dへ行くバスの便数が多い停留所B(=C)まで乗り,停留所Dまで行くバスに再乗車するような場合である。
(2)停留所間移動ありの乗継の場合:停留所で降車したときの降車時刻に停留所移動にかかる標準的な所要時間を加算し,加算した後の時刻以降,目的地に向かうバス便の中で最も早く出発するバス,または最も早く目的地に到着するバス,に再乗車している場合乗継と判定する。
係る乗継の検出・判定により,路線の見直し,つまり,乗継の多い,少ないなどによって,停留所の発着位置や廃止などを適確に見直しすることで,バス運営会社によるルート見直し,ダイヤ改正などに反映することが可能となる。
本実施形態における乗継判定システムは,交通機関乗継判定装置1を含んで構成される。交通機関乗継判定装置1には,ネットワーク5を介して乗降履歴情報管理装置2,運行実績情報管理装置3,業務操作端末4が接続される。
具体的には,乗降履歴情報からは旅客の路線バスを利用した停留所や日時を,運行実績情報からは路線バスが通過した停留所や日時を把握し,旅客が路線バスを降車した後,その次に乗車した路線バスが,旅客が向かいたい目的地に向かうバスの中で最も早く出発したバスであったか,もしくは最も早く目的地に到着するバスであったかを確認することで,旅客が乗継を行ったかどうかを判定する。
電子乗車券は,鉄道やバス,タクシー,シェアバイク等の様々な交通機関で利用可能であり,駅や停留所等の乗降施設を備えた交通機関である鉄道やバスを利用した場合は,利用運賃のほか,乗車/降車した場所や日時も乗降履歴情報として記録される。
従って,業務操作端末4は,図示していないが,各種の情報を表示する表示部や交通機関乗継判定装置1に対して, アクセスし,各種の指示を行うキーボード等の入力部を含む。
路線バスの場合は,バス−バス間の乗継状況を踏まえて運行ダイヤ,路線の改善を図る業務担当者の利用を想定している。
本実施形態における乗降履歴情報管理装置2は,旅客の乗降履歴情報を記憶する乗降履歴情報記憶部21と,乗降履歴情報記憶部21から読みだした乗降履歴情報を交通機関乗継判定装置1へネットワーク5を介して送信する乗降履歴情報送信処理部22を含んで構成される。
ステップS8001:
交通機関乗継判定装置1の乗降履歴抽出処理部12は,乗降履歴情報記憶部21(図2参照)から乗降履歴情報210を抽出する処理を実行する。その詳細は,図9により,後述する。
交通機関乗継判定装置1の乗継判定用情報選定処理部13は,抽出情報記憶部16の乗降履歴情報から乗継判定用情報を選定し,選定情報記憶部17に記憶する処理を実行する(図17参照)。
交通機関乗継判定装置1の乗継判定処理部14は,乗継判定用情報を元に乗継判定する処理を実行する。
上記ステップS8001〜ステップS8003の詳細は,図17により,後述する。
ステップS9001:
(1)まず,タイマ機能,または業務操作端末4の業務担当者の操作により,通信処理部11が,乗降履歴情報管理装置2から乗降履歴情報210を受信するように指示する。本手順は,乗降履歴情報210のデータ受信を開始するためのトリガ処理であるため,定期的,自動的にデータの受信を行いたい場合には,交通機関乗継判定装置1にタイマ機能を実装するのが適切である。
(2)乗降履歴情報管理装置2から乗降履歴情報210を受信する。
(3)通信処理部11が,乗降履歴情報管理装置2からの乗降履歴情報210のデータ受信が完了したかを判定する。乗降履歴情報210のデータ受信を完了した場合(Yes)は,次のステップS9004に進む。
(4)ステップS9003で乗降履歴情報のデータ受信が完了したと判定した場合(Yes),乗降履歴抽出処理部12は,受信した乗降履歴情報210(図3参照)から,同一旅客かつ乗降順序が連続した2件の乗降履歴情報を抽出する。
抽出した乗降履歴情報A,Bは,旅客行動傾向情報として抽出情報記憶部(旅客行動傾向記憶部ともいう)16に記憶する(図10参照)。
ステップS11001:
(1)図9のステップS9004の処理完了検知,または業務操作端末4の業務担当者の操作により,乗継判定用情報選定処理部13が,抽出情報記憶部16からの抽出情報を読み出し,ならびに運行実績情報管理装置3からの運行実績情報310を受信する指示を実行する。
(2)運行実績情報管理装置3から受信部(図7の通信処理部11)を通じて運行実績情報310を受信するとともに,抽出情報記憶部16から,ステップS9004にて抽出,記憶した,同一旅客かつ乗降順序が連続した2件の乗降履歴情報を読み出す。このとき,乗降日時が先の乗降履歴情報をAとし,後の乗降履歴情報をBとする。
(3)抽出情報Aに含まれる降車停留所(S001)と,抽出情報Bに含まれる乗車停留所(S007)が同一であるかを判定する。判定結果,同一である場合(Yes)はステップS11004,異なる場合(No)はステップS11005の処理に進む。
(4)ステップS1003にて,同一であると判定した場合(Yes)は,抽出情報Aに含まれる降車日時165(11/28 08:33)を,所定の日時として設定し,ステップS11006の処理に進む。
(5)ステップS1003にて,異なると判定した場合(No)は,抽出情報Aに含まれる降車停留所164(S007)から抽出情報Bに含まれる降車停留所164(S009)までの移動所要時間(24分)を,抽出情報Aに含まれる降車日時(11/28 08:33)に加算した後の日時(11/28 08:57)を,所定の日時として設定する。
(6)ステップS11004またはステップS11005にて設定された所定の日時(11/28 08:33または11/28 08:57)以降に抽出情報Bに含まれる乗車停留所(S007)を発車して,抽出情報Bに含まれる降車停留所(S009)まで運行した便の運行実績情報を,受信した運行実績情報310の中から抽出する。
本例では,抽出した運行実績データとして,系統ID「L367」と「L368」の2系統を示し,「L367 7便」,「L367 8便}および「L368 4便」,「L368 5便」を抽出し,例えば,図示するように加工した運行実績データを示している。
(7)ステップS1106にて抽出した運行実績情報(抽出情報B)に含まれる当該乗車停留所(Bの乗車停留所)の位置通過日時を走査し,乗降履歴情報(抽出情報B)に含まれる乗車停留所(S007)を最も早く発車した便の運行実績情報と,乗降履歴情報(抽出情報B)に含まれる降車停留所(S007)に最も早く到着した便の運行実績情報とを選定する。
(8)選定した運行実績情報に選定情報ID(J456),フラグ(1,2),などを付与して選定情報記憶部17に記憶する。
これは,目的地に向かう目的で交通機関を利用する人は,「目的地に到達するまでの間,移動以外の時間(乗降施設間の移動時間や,乗降施設での待ち時間)をできるだけ短くしたいと考える」との仮説に立ち,乗継判定用情報として,乗継対象となるバス便を選定したものである。
ステップS12001:
(1)図11のステップS11008の処理完了検知,または業務担当者の操作により,交通機関乗継判定装置1の乗継判定処理部14が,抽出情報記憶部16からの抽出情報を読み出し,ならびに選定情報記憶部17から選定情報の読出しを指示する。
(2)抽出情報記憶部16から抽出された乗降履歴情報A,Bを読み出すとともに,選定情報記憶部17から選定された運行実績情報を読み出す。
(3)読み出した乗降履歴情報A,Bのうち,後続の乗降履歴情報Bに含まれる乗車日時(11/28 08:50)と,選定された運行実績情報それぞれに含まれる当該乗車停留所のいずれかの通過日時とを比較し,一致が見られるか判定する。
その結果,一致が見られた場合はステップS12004へ,一致が見られない場合はステップS12005の処理へ進む。
(4)乗継が行われたと判定する。より具体的には,当該後続の乗降履歴情報Bは,バス−バス間の乗継時に記録された乗降履歴情報であると判定する。
(5)乗継は行われていないと判定する。
ステップS12006:
乗継判定結果記憶部18には,抽出情報ID,選定情報ID,フラグ,乗継判定結果(Y:乗継と判定,N:乗継でないと判定)が記録される。
本実施例によれば,乗降施設に改札設備が備わっていない路線バス等の交通機関であっても,確度高く乗継の判定,乗継時間の算出が行えるようになる。
2 乗降履歴情報管理装置
3 運行実績情報管理装置
4 業務操作端末
5 ネットワーク
11 通信処理部
12 乗降履歴抽出処理部
13 乗継判定用情報選定処理部
14 乗継判定処理部
15 制御処理部
16 抽出情報記憶部
17 選定情報記憶部
18 乗継判定結果記憶部
21 乗降履歴情報記憶部
22 乗降履歴情報送信処理部
31 運行実績情報記憶部
32 運行実績情報送信処理部
71 CPU
72 メモリ
73 外部記憶装置
74 入力装置
75 出力装置
76 通信装置
77 制御装置
111 乗降履歴補正処理部
112 第一の乗継判定用情報追加処理部
113 第二の乗継判定用情報追加処理部
Claims (8)
- 旅客の乗降履歴情報を管理する乗降履歴情報管理装置,交通機関の運行実績情報を管理する運行実績情報管理装置とネットワークを介して接続された乗継判定システムにおける交通機関乗継判定装置であって,
乗降履歴抽出処理部,乗継判定用情報選定処理部,乗継判定処理部と,を備え,
前記乗降履歴抽出処理部は,
前記乗降履歴情報管理装置から,同一旅客かつ乗降順序が連続した2件の乗降履歴情報を抽出し,
乗継判定用情報選定処理部は,
前記乗降履歴情報管理装置から抽出した2件の乗降履歴情報のうち,乗車日時が先となる先行の乗降履歴情報に含まれる降車停留所と,乗車日時が後となる後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所とを比較し,
前記先行の降車停留所と前記後続の乗車停留所比較した結果,
両者が同一である場合には,前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車日時以降,
両者が異なる場合には,前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車日時に前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車停留所から前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所までの移動所要時間を加算した後の日時以降に,
前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を発車し,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所まで運行した便の運行実績情報を前記運行実績情報管理装置から抽出して,前記運行実績情報に含まれる当該乗車停留所の通過日時を走査することにより,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便の運行実績情報と,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便の運行実績情報とを選定し,
前記乗継判定処理部は,
前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車日時と,前記乗継判定用情報選定処理部で選定した前記運行実績情報それぞれに含まれる当該乗車停留所における通過日時とを比較し,旅客が交通機関を降車した後、その次に乗車した交通機関が、旅客が向かいたい目的地に向かう交通機関の中で最も早く出発する交通機関,または最も早く目的地に到着する交通機関を確認できたとき,前記後続の乗降履歴情報で示される交通機関の乗車が乗継であったと判定すること,
を特徴とする交通機関乗継判定装置。 - 請求項1に記載の交通機関乗継判定装置であって,
乗降履歴情報集計処理部と,混雑状況推定部と,乗降履歴情報補正処理部,をさらに備え,
前記乗降履歴情報集計処理部は,
前記乗降履歴情報を集計し,
前記混雑状況推定部は,
前記乗降履歴情報集計処理部にて集計した乗降履歴情報を受けて,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便,または前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便が,前記後続の乗継履歴情報に含まれる乗車停留所に到着した時点で車内または停留所の混雑があったかどうかを推定し,
前記乗降履歴情報補正処理部は,
前記混雑の程度に応じて,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車日時を補正すること,
を特徴とする交通機関乗継判定装置。 - 請求項1に記載の交通機関乗継判定装置であって,
乗降履歴情報集計処理部と,混雑状況推定部と,運行実績情報追加処理部,をさらに備え,
前記乗降履歴情報集計処理部は,
前記乗降履歴情報を集計し,
前記混雑状況推定部は,
前記乗降履歴情報集計処理部にて集計した乗降履歴情報を受けて,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便,または前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便が,前記後続の乗継履歴情報に含まれる乗車停留所に到着した時点で満員であったかどうかを推定し,
前記運行実績情報追加処理部は,
満員であったと推定した場合には,前記乗継判定用情報選定処理部で選定する運行実績情報として,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便の次の便の運行実績情報と,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便の次の便の運行実績情報と,を選択情報記憶部に追加で記憶する第一の乗継判定用情報追加処理部をさらに備える,
ことを特徴とする交通機関乗継判定装置。 - 請求項1に記載の交通機関乗継判定装置であって,
乗降履歴情報集計処理部と,利用回数または所定時間経過確認処理部と,運行実績情報追加処理部と,をさらに備え,
前記乗降履歴情報集計処理部は,
前記乗降履歴情報を集計し,
前記利用回数または所定時間経過確認処理部は,
旅客が前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を以前に利用したことがあるかを確認し,
前記運行実績情報追加処理部は,
前記利用回数または所定時間経過確認処理部による確認結果,以前に利用した回数が所定回数以下,または以前に利用した日時から現在までに所定期間以上経過済みであった場合には,前記乗継判定用情報選定処理部で選定する運行実績情報として,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便の所定本数後までの便の運行実績情報と,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便の所定本数後までの便の運行実績情報と,を選定情報記憶部に追加で記憶する第二の乗継判定用情報追加処理部をさらに備える,
ことを特徴とする交通機関乗継判定装置。 - 旅客の乗降履歴情報を管理する乗降履歴情報管理装置,交通機関の運行実績情報を管理する運行実績情報管理装置とネットワークを介して接続され,旅客の乗降履歴情報と,交通機関の運行実績情報を元に前記交通機関の乗継か否かを判定する乗継判定システムにおける交通機関乗継判定装置であって,
前記交通機関の同一停留所で降車したときの降車時刻以降,目的地に向かうバス便の中で最も早く出発するバス,または最も早く目的地に到着するバス,に再乗車している場合,前記同一停留所での乗継と判定し,
前記交通機関の停留所で降車したときの降車時刻に停留所移動にかかる標準的な所要時間を加算し,加算した後の時刻以降,目的地に向かうバス便の中で最も早く出発するバス,または最も早く目的地に到着するバス,に再乗車している場合,停留所間移動ありの乗継と判定する乗継判定処理部を備えた交通機関乗継判定装置。 - 旅客の乗降履歴情報と交通機関の運行実績情報に基づいて,旅客の交通機関乗継判定を行う交通機関乗継判定方法であって,
同一旅客かつ乗降順序が連続した2件の乗降履歴情報を抽出するステップと,
抽出した2件の乗降履歴情報のうち,乗車日時が先となる先行の乗降履歴情報に含まれる降車停留所と,乗車日時が後となる後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所とを比較し,両者が同一である場合には,前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車日時以降,
両者が異なる場合には,前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車日時に前記先行の乗降履歴情報に含まれる降車停留所から前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所までの移動所要時間を加算した後の日時以降に,
前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を発車し,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所まで運行した便の運行実績情報を運行実績情報管理装置から抽出して,前記運行実績情報に含まれる当該乗車停留所の通過日時を走査することにより,前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車停留所を最も早く発車した便の運行実績情報と,前記後続の乗降履歴情報に含まれる降車停留所に最も早く到着した便の運行実績情報とを選定するステップと,
前記後続の乗降履歴情報に含まれる乗車日時と,選定した前記運行実績情報それぞれに含まれる当該乗車停留所における通過日時とを比較し,旅客が交通機関を降車した後、その次に乗車した交通機関が、旅客が向かいたい目的地に向かう交通機関の中で最も早く出発する交通機関,または最も早く目的地に到着する交通機関を確認できたとき,前記後続の乗降履歴情報で示される交通機関の乗車が乗継であったと判定するステップと,
を実行することを特徴とする交通機関乗継判定方法。 - コンピュータを,請求項1〜5の何れか1つに記載された交通機関乗継判定装置として機能させる交通機関乗継判定プログラム。
- 請求項6に記載の交通機関乗継判定方法おける前記各ステップをコンピュータに実行させる交通機関乗継判定プログラム。
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