JP6068634B2 - 路線運行実績予測時刻生成システム、路線運行実績予測時刻生成方法及び路線運行実績予測時刻生成プログラム - Google Patents

路線運行実績予測時刻生成システム、路線運行実績予測時刻生成方法及び路線運行実績予測時刻生成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、路線運行実績予測時刻生成システム、路線運行実績予測時刻生成方法及び路線運行実績予測時刻生成プログラムに関する。
列車の遅延発生時、各駅への列車到着時刻を正確に予測して通知する列車運行管理装置、及び列車到着時刻通知方法に関して、特許文献1記載の技術がある。この技術において、列車運行管理装置は、列車位置を追跡する自動進路制御装置と、列車の運行ダイヤを修正するためのダイヤ修正装置と、旅客案内情報を通知する案内装置60とを備える。自動進路制御装置は、列車位置の追跡情報Pをダイヤ修正装置に送信する。ダイヤ修正装置は、運行ダイヤと追跡情報Pとに基づいて、駅ごとに列車の到着時刻を予測し、この到着時刻情報Tを案内装置に送信する。そして、案内装置は、到着時刻情報Tに基づいて列車の到着時刻を通知することを開示している。
また、リアルタイムの列車運行状況を直接利用者に対して提供するシステムとして、特許文献2記載の技術がある。この技術において、複数の線区に対応する複数の列車の各駅着発時刻を含む運行ダイヤ情報を管理するダイヤ管理装置と、運行管理装置とを含む列車運行システムに対して通信可能であり、利用者の通信端末に対して列車運行状況を表す情報を提供可能な運行状況提供システム1はダイヤ情報取得手段により取得された運行ダイヤ情報および取得手段により取得された実績ダイヤ情報に基づいて、複数の列車に関連するリアルタイムの運行状況を表す情報を、運行状況表示端末のWebブラウザに基づく動作において受信閲覧可能なHTML形式で生成する手段とを備えたWebサーバを含む運行状況サーバ装置を開示している。
更に、実際の最新の運行状況の案内およびそれに基づく経路探索を可能にするシステムとして、特許文献3記載の技術がある。この技術において、列車に乗車中の携帯端末から端末位置を収集する。経路探索サーバは、収集した端末位置とダイヤ情報とを照合することにより当該ユーザが乗車中の列車および現在位置を特定する。また、特定した列車の現在位置の軌跡を蓄積する。軌跡とダイヤ情報との照合により列車の遅延状況を判断し、判断結果を更新自在に記録する。その後、いずれかの携帯端末からの経路探索要求に応じて運行情報および最新の列車の遅延状況による運行予測に基づく経路探索を行い、探索結果を携帯端末へ提供するものである。
日本公開特許2011−20611号公報 日本公開特許2002−274382号公報 日本公開特許2013−170901号公報
現行の経路検索システムは定時運行を前提とした経路検索を提供する。しかし、鉄道・バスが遅延した場合には、乗換地点で乗換不可となる場合や到着時刻が異なる場合がある。そのため、現実的な経路検索を実現するには、現在時刻までの実績時刻表や、未来の運行状況を予想した予測時刻表の情報も参考にし、遅延・早発時間を考慮した経路検索結果を計算可能な経路検索システムが必要である。
上記課題を解決するために、本発明の路線運行実績予測時刻生成システムは、鉄道やバス等の時刻表を作成するシステムであるダイヤ編成システムと、鉄道やバス等の運行状況を監視する運行管理システムと、利用者から受け付けた経路検索条件で出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成する経路検索システムを備え、前記ダイヤ編成システムからの時刻情報と前記運行管理システムからの運行情報とで未来の運行状況を算出して、その算出した未来の運行状況を基に、出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成すると共に、前記運行管理システムからの乗換駅の駅情報を取得し、乗換駅における乗換経路候補と、前記乗換経路候補の混雑状況をふまえた乗換予想時間及び乗換可能確率を算出し、適切な乗換経路を算出する
本発明の路線運行実績予測時刻生成システム及びその生成方法では、現在の運行状況を考慮した経路検索が可能になるので、交通機関利用者の利便性を向上することができる。前述以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、路線運行実績予測時刻生成システムを含む全体システムの構成を示す図である。 図2は、移動体を列車とした場合の路線を示す図である。 図3は、路線運行実績予測時刻生成システムの内部構成を示すブロック図である。 図4は、ダイヤDBの内容である標準時刻テーブルの構成例を示す図である。 図5は、列車運行状況DBの内容である運行状況テーブルの構成例を示す図である。 図6は、列車運行状況DBの内容である運行実績・予測時刻テーブルの構成例を示す図である。 図7は、路線運行実績予測時刻生成処理を示すフローチャート図である。 図8は、第1の経路検索結果の表示イメージを示す図である。 図9は、列車路線DBの内容である路線テーブルの構成例を示す図である。 図10は、駅DBの内容である駅テーブルの構成例を示す図である。 図11は、乗換DBの内容である乗換テーブルの構成例を示す図である。 図12は、列車内状況DBの内容である列車内状況テーブルの構成例を示す図である。 図13は、駅ホーム状況DBの内容である駅ホーム状況テーブルの構成例を示す図である。 図14は、列車乗換情報提供処理を示すフローチャート図である。 図15は、第2の経路検索結果の表示イメージを示す図である。 図16は、第3の経路検索結果の表示イメージを示す図である。 図17は、第4の経路検索結果の表示イメージを示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明では、「管理テーブル」等の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。また、データ構造に依存しないことを示すために「管理テーブル」を「管理情報」と呼ぶことができる。
また、「プログラム」を主語として処理を説明する場合がある。そのプログラムは、プロセッサ、例えば、MP(Micro Processor)やCPU(Central Processing Unit)によって実行されるもので、定められた処理をするものである。なお、プロセッサは、適宜に記憶資源(例えばメモリ)及び通信インターフェース装置(例えば、通信ポート)を用いながら処理を行うため、処理の主語がプロセッサとされてもよい。プロセッサは、CPUの他に専用ハードウェアを有していても良い。コンピュータプログラムは、プログラムソースから各コンピュータにインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアなどで提供されるものであっても良い。
また、各要素、例えば、コントローラは番号などで識別可能であるが、識別可能な情報であれば、各要素を名前など他種の識別情報が用いられても良い。本発明の図及び説明において同一部分には同一符号を付与しているが、本発明が本実施例に制限されることは無く、本発明の思想に合致するあらゆる応用例が本発明の技術的範囲に含まれる。また、特に限定しない限り、各構成要素は複数でも単数でも構わない。
<全体システム>
図1は、路線運行実績予測時刻生成システムを含む全体システムの構成を示す図である。全体システム6は、路線運行実績予測時刻生成システム1、ダイヤ編成システム2、運行管理システム3、経路検索システム4から構成し、処理結果をユーザ5へ提供する。
路線運行実績予測時刻生成システム1は、ダイヤ編成システム2からの時刻情報と、運行管理システム3からの運行実績情報とから、未来の運行状況を予測した実績予想時刻を生成し、生成した情報を経路検索システム4へ提供するシステムである。ダイヤ編成システム2は、鉄道やバス等の移動体の時刻表を作成するシステムである。運行管理システム3は、鉄道やバス等の移動体の運行状況を監視するシステムである。経路検索システム4は、利用者から受け付けた経路検索条件で出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成するシステムである。
<列車路線>
図2は、移動体を列車とした場合の路線を示す図である。本実施例では、図のように、3つの路線(α路線、β路線、γ路線)があり、各路線に複数の駅があるものとして説明する。
α路線には、A駅、B駅、C駅、D駅、E駅がある。また、β路線には、X駅、C駅、Y駅、Z駅がある。同じく、γ路線には、F駅、D駅、Y駅、G駅がある。C駅でα路線とβ路線との乗換が可能である。また、D駅でα路線とγ路線との乗換が可能である。同じく、Y駅でβ路線とγ路線との乗換が可能である。乗換方法については、図16ないし図17で詳細に説明する。
<路線運行実績予測時刻生成システム>
図3は、路線運行実績予測時刻生成システムの内部構成を示すブロック図である。路線運行実績予測時刻生成システム1は、CPU10、入力部11、出力部12、表示部13、通信部14、主メモリ15、記憶装置18の要素から構成される。なお、ダイヤ編成システム2、運行管理システム3、経路検索システム4も路線運行実績予測時刻生成システム1と同様の構成でもよいし、別な構成としてもよい。
CPU10は、路線運行実績予測時刻生成システム1全体を制御するプロセッサである。入力部11は、外部からの情報を受け付けるデバイスで、例えば、キーボードである。出力部12は、情報やデータを出力するデバイスで、例えば、スピーカやプリンタである。表示部13は、情報やデータを表示するデバイスで、例えば、液晶ディスプレイである。通信部14は、ネットワークを介しサーバ21と他の装置とを接続するデバイスである。
主メモリ15は、各種プログラム及び後述する各種データなどを一時的に記憶するデバイスである。記憶装置18は、各種プログラム及び後述する各種データなどを恒久的に記憶するデバイスで、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などである。以上の構成要素は内部バスで相互に接続される。
また、主メモリ15には、列車関連の各種情報を取得する機能や算出する機能を有する機能部160と、バス関連の各種情報を取得する機能や算出する機能を有する機能部170を格納する。また、図示はしていないが航空機関連や船舶関連などの移動体の各種情報を取得する機能や算出する機能を有する機能部を格納することもできる。
列車関連の機能部160は、路線標準時刻取得部161、路線運行情報取得部162、運行実績予想時刻算出部163、運行実績予想時刻出力部164、列車乗車位置算出部165、乗換経路算出部166、乗換時間算出部167、列車乗車確率算出部168、目的駅到着時刻・確率算出部169を備える。
路線標準時刻取得部161は、ダイヤ編成システム2から各路線の標準時刻情報を取得する機能部で、取得した標準時刻情報を後述のダイヤDB184に格納する。路線運行情報取得部162は、運行管理システム3からの運行実績情報を取得する機能部で列車運行状況DB185に取得した運行実績情報を格納する。運行実績予想時刻算出部163は、前述の運行実績情報から運行実績予想時刻を算出する機能部である。運行実績予想時刻出力部164は、算出された運行実績予想時刻を経路検索システム4に送信したり、列車運行状況DB185に格納したりするための機能部である。
列車乗車位置算出部165は、後述の駅DB182、乗換DB183、列車運行状況DB185、駅ホーム状況DB186、列車内状況DB187、改札口の入退場DB188における各種情報、例えば、各車両の乗車人員、ホームでの移動人員・列車待ち人員、改札口の入場退場人員などの人員情報と、改札口位置や移動経路などの駅構造といった情報により、列車で乗車に適切な車両位置を算出する機能部である。
乗換経路算出部166は、後述の駅DB182、乗換DB183、列車運行状況DB185、駅ホーム状況DB186、列車内状況DB187、改札口の入退場DB188における各種情報により、乗換駅での適切な乗換経路(移動経路)を算出する機能部である。
乗換時間算出部167は、駅DB182、乗換DB183、列車運行状況DB185、駅ホーム状況DB186、列車内状況DB187、改札口の入退場DB188における各種情報により乗換駅での適切な乗換経路(移動経路)の候補毎の移動時間を算出する機能部である。
列車乗車確率算出部168は、駅DB182、乗換DB183、列車運行状況DB185、駅ホーム状況DB186、列車内状況DB187、改札口の入退場DB188における各種情報により列車へ乗車できる確率を算出する機能部である。
目的駅到着時刻・確率算出部169は、列車路線DB181、駅DB182、乗換DB183、ダイヤDB184、列車運行状況DB185、駅ホーム状況DB186、列車内状況DB187、改札口の入退場DB188における各種情報により、目的駅への到着時刻候補と到着時刻候補毎の到着確率を算出する機能部である。
また、記憶装置18には、各種情報(テーブル)がDB(データベース)として格納される。列車路線DB181には、列車の路線情報が格納される。すなわち、図2に示すような路線毎の駅情報等が格納される。駅DB182には、接続駅情報と接続駅間の走行時間を格納するが、駅構内の情報、例えば、列車到着番線、駅構造(改札口位置、地下・地上出入口等)などの情報を加えて格納してもよい。乗換DB183には、乗換時間や乗換経路などを示す情報が格納されるが、駅構内の情報、例えば、列車到着番線、駅構造(改札口位置、地下・地上出入口等)などの情報を加えて格納してもよい。
ダイヤDB184には、ダイヤ編成システム2から路線標準時刻取得部161が取得した標準時刻情報が格納される。列車運行状況DB185には、運行管理システム3から路線運行情報取得部162が取得した列車運行実績情報が格納される。駅ホーム状況DB186には、駅のホームの状況、移動人員や列車待ち人員など、ホームの状況情報がホーム毎に格納される。列車内状況DB187には、列車の各車両における乗客数や混雑度の情報が格納される。改札口の入退場DB188には、改札口から駅構内に入場した人数や駅構外に退場した人数の情報の他に、入退場した駅情報も格納される。
バス路線DB191には、バス系統毎の路線情報が格納される。バス停DB192には、バス系統毎のバス停情報(位置情報、表示時刻情報など)等が格納される。バス停状況DB193には、各バス停での待ち人員や乗降客数の情報が格納される。バス内状況DB194には、運行中や発車待ちのバスに乗っている乗客数の情報が格納される。
<標準時刻テーブル>
図4は、ダイヤDBの内容である標準時刻テーブルの構成例を示す図である。標準時刻テーブル41は、α路線の標準時刻表の情報を管理し、列車の便名を一意に識別する便IDと各駅における発車時刻の情報を有する。同じく、標準時刻テーブル42は、β路線の標準時刻表の情報を管理し、列車の便名を一意に識別する便IDと各駅における発車時刻の情報を有する。
<運行状況テーブル>
図5は、列車運行状況DBの内容である運行状況テーブルの構成例を示す図である。運行状況テーブル51は、α路線の実際の運行状況を管理し、列車の便名を一意に識別する便IDと各駅における発車遅れ時間の情報を格納する。運行状況テーブル52は、β路線の実際の運行状況を管理し、列車の便名を一意に識別する便IDと各駅における発車遅れ時間の情報を格納する。括弧無しで表記した秒数が実際の遅れ時間であり、括弧有りで表記した秒数は、実際の遅れ時間から予測した遅れ時間である。例えば、α線で便IDが“0001”はA駅で80秒実際に遅れ、D駅では90秒の遅れが発生されると予測される。
<運行実績/予測時刻テーブル>
図6は、列車運行状況DBの内容である運行実績・予測時刻テーブルの構成例を示す図である。α路線の運行実績・予測時刻テーブル61は、標準時刻テーブル41の時刻情報と運行状況テーブル51の遅延時間情報とから生成されるテーブルである。同じく、β路線の運行実績・予測時刻テーブル62も、標準時刻テーブル42の時刻情報と運行状況テーブル52の遅延時間情報とから生成されるテーブルである。運行実績・予測時刻テーブル61/62は、列車の便名を一意に識別する便IDと各駅における発車時刻の実績情報及び予想情報(表中で括弧で表記した値)を格納する。
<路線運行実績予測時刻生成処理>
図7は、路線運行実績予測時刻生成処理を示すフローチャート図である。本例では処理の主体を路線運行実績予測時刻生成システム1のCPU10とするが、主体はCPU10上で動作する制御プログラムでも、路線運行実績予測時刻生成システム1自体でもよい。また、本例では、CPU10はα路線のA駅を出発しβ路線のY駅に到着する経路を探索するものとする。
S701で、路線運行実績予測時刻生成システム1のCPU10は、経路検索システム4で受け付けたユーザ経路検索条件(α路線のA駅からβ路線のY駅まので経路)を取得する。そこで、S702で、CPU10は、ダイヤ編成システム2からα路線標準時刻情報を取得する。同じく、S703で、CPU10は、ダイヤ編成システム2からβ路線標準時刻情報を取得する。
S704で、CPU10は、運行管理システム3からα路線運行情報を取得する。S705で、CPU10は、運行管理システム3からβ路線運行情報を取得する。S706で、CPU10は、α路線に遅延が有るかを判断する。遅延が有る場合(Yes)、CPU10はS708を、無い場合(No)はS707を実行する。
S707で、CPU10は、α路線実績予測時刻情報にα路線標準時刻情報を設定する。S708で、CPU10は、α路線実績予測時刻情報にα路線標準時刻情報とα路線運行情報とで算出した結果を設定する。S709で、CPU10は、β路線に遅延が有るかを判断する。遅延が有る場合(Yes)、CPU10はS711を、無い場合(No)はS710を実行する。
S710で、CPU10は、β路線実績予測時刻情報にβ路線標準時刻情報を設定する。S711で、CPU10は、β路線実績予測時刻情報にβ路線標準時刻情報とβ路線運行情報とで算出した結果を設定する。S712で、CPU10は、α路線実績予測時刻情報とβ路線実績予測時刻情報を経路検索システム4に送信する。
経路検索システム4では、利用者からの検索条件に合致した経路検索結果を表示部に表示する。そのイメージを図8に示す。
<経路検索結果の表示イメージ1>
図8は、第1の経路検索結果の表示イメージを示す図である。図8(1)が従来の表示イメージ81で、図8(2)が本例での表示イメージ82である。図8(1)に示す従来の表示イメージ81では、遅延が発生しても標準時刻での検索結果を表示する。つまり、経路検索システム4は、Y駅への到着時刻が6:27:00であると利用者に通知してしまう。実際には、図のα路線の運行状況テーブル51に示すように、α路線の列車0001便(便ID:“0001”)のA駅出発が1分20秒(80秒)遅れたため、乗換C駅には6:24:00に到着するため、β路線の列車1231便(便ID:“0001”、出発時刻6:28:00)に乗り遅れてしまい、次の列車1231便(便ID:“0001”、出発時刻6:28:00)に乗車するしかなくなる。そのため、Y駅への到着時刻は6:27:00ではなく6:32:00となる。
そこで、本発明では、経路検索システム4が、ダイヤ編成システム2からの標準時刻情報及び運行管理システム3からの列車運行状況情報により、利用者からの検索条件に合致した経路検索結果を算出する。その結果を図8(2)のように利用者へ表示して通知する。すなわち、「列車0001便は、走行中の異音発生原因確認のため、1分以上遅れております。そのため、Y駅到着は通常6:27:00のところ、6:32:00となる予定です。」という列車遅延情報と到着予想時刻情報を文言で表示するとともに、各駅での出発時刻及び到着時刻を表形式で経路探索結果を表示して案内を行う。表形式の表示内容では、C駅での乗換列車を当初の「β路線1231便」から「β路線1232便」に変更されたことも合わせて案内する。
このようにすることで、現在の運行状況を考慮した経路検索が可能になり、交通機関利用者の利便性が向上する。
<路線テーブル>
図9は、列車路線DB181の内容である路線テーブルの構成例を示す図である。路線テーブル90は、各路線情報を格納するものである。路線テーブル90は、路線名、各路線で停車する駅名、総走行時間、接続可能路線名(乗換駅名)から構成され、図2に示した情報が格納される。
<駅テーブル>
図10は、駅DB182の内容である駅テーブルの構成例を示す図である。駅テーブル100/101/102は、接続駅情報と接続駅間の走行時間を格納する。駅テーブル100/101/102は、駅名、接続駅名1(進行方向に対し後続駅名)、走行時間1、接続駅名2(進行方向の接続駅名)、走行時間2から構成される。なお、駅テーブル100/101/102に加えて、駅構内の情報(列車到着番線、駅構造(改札口位置、地下・地上出入口等))などの情報を格納してもよい。
<乗換テーブル>
図11は、乗換DB183の内容である乗換テーブルの構成例を示す図である。乗換テーブル110/111/112は、乗換駅での乗換時間(標準、最短、最長)を管理するためのテーブルである。この乗換テーブル110/111/112に加えて、駅構内の情報(列車到着番線、駅構造(改札口位置、地下・地上出入口等))を格納してもよい。
<列車内状況テーブル>
図12は、列車内状況DB187の内容である列車内状況テーブルの構成例を示す図である。列車内状況テーブル120/121/122は、列車の各車両における乗客数や混雑度の情報が格納される。
<駅ホーム状況テーブル>
図13は、駅ホーム状況DB186の内容である駅ホーム状況テーブルの構成例を示す図である。駅ホーム状況テーブル130には、駅のホーム状況、移動人員や列車待ち人員などホームの状況がホーム毎ないし監視カメラ(図16の符号1531)の設置ポイント毎に取得され、その結果が格納される。
<列車乗換情報提供処理>
図14は、列車乗換情報提供処理を示すフローチャート図である。
S801で、路線運行実績予測時刻生成システム1のCPU10は、経路検索システム4で受け付けたユーザ経路検索条件を取得する。S802で、CPU10は、ダイヤ編成システム2からα路線標準時刻情報を取得する。S803で、CPU10は、ダイヤ編成システム2からβ路線標準時刻情報を取得する。
S804で、CPU10は、運行管理システム3からα路線運行情報を取得する。S805で、CPU10は、運行管理システム3からβ路線運行情報を取得する。S806で、CPU10は、運行管理システム3からA駅情報を取得する。S807で、CPU10は、取得したα路線標準時刻情報、 α路線運行情報、A駅情報から所定の列車での適切な乗車位置(p1)及び乗車確率(e1)を算出する。例えば、所定の列車での適切な乗車位置(p1)は、列車内状況テーブル120/121/122における乗車人員情報と、乗換駅での駅ホーム状況テーブル130での移動人員及び列車待ち人員の情報から、乗車し易く乗換時間が短くなるような車両番号を特定する。また、同様に乗車できる乗車確率(e1)も列車内状況テーブル120/121/122と駅ホーム状況テーブル130で算出する。例えば、乗車確率(e1)は、Min(100%、1車両当たりの乗車定員/(車内乗車人員―降車人員+乗車人員(列車待ち人員))という数式1で算出される。また、適切な乗車位置(p1)も乗車確率(e1)が100%に近い位置を選択する。
S808で、CPU10は、運行管理システム3から乗換駅であるC駅情報を取得する。S809で、CPU10は、取得したβ路線標準時刻情報、β路線運行情報、C駅情報から適切な移動経路(m1)及び乗車確率(e2)を算出する。例えば、移動経路(m1)は、平均移動時間×現時点移動人員/平均移動人員という数式2で算出される値が最小となる経路を選択する。また、乗車確率(e2)は数式1を数式2で補正(移動時間が長くなると確率が下がる、逆に移動時間が短くなると上がるよう)した値を用いる。S810で、CPU10は、算出した結果から、出発駅A駅からC駅経由での目的駅Y駅への適切な移動経路(m2)、所要時間(t1)及び到着確率(a1)を算出する。例えば、移動経路(m2)は移動経路(m1)を用いる。所要時間(t1)は、電車での移動時間、乗換駅での移動時間、列車待ち時間の合計を算出する。なお、列車待ち時間は、乗車確率(e2)により、乗車できる電車の時刻で変動する。到着確率(a1)は、乗車確率(e2)を用いる。適切な移動経路(m2)、所要時間(t1)及び到着確率(a1)は、列車内状況テーブル120/121/122(列車内状況DB187)における乗車人員情報、乗換駅での駅ホーム状況テーブル130(駅ホーム状況DB186)での移動人員及び列車待ち人員の情報、α路線標準時刻情報、 α路線運行情報、β路線標準時刻情報、β路線運行情報から算出する。
S811で、CPU10は、ダイヤ編成システム2からγ路線標準時刻情報を取得する。S812で、CPU10は、運行管理システム3からγ路線運行情報を取得する。S813で、CPU10は、取得結果から、出発駅A駅からD駅経由で目的駅Y駅への適切な移動経路(m3)所要時間(t2)及び到着確率(a2)を算出する。移動経路(m3)所要時間(t2)及び到着確率(a2)も、前述の移動経路(m2)、所要時間(t1)及び到着確率(a1)と同様に算出する。適切な移動経路(m3)、所要時間(t2)及び到着確率(a2)は、列車内状況テーブル120/121/122における乗車人員情報、乗換駅での駅ホーム状況テーブル130での移動人員及び列車待ち人員の情報、α路線標準時刻情報、α路線運行情報、β路線標準時刻情報、β路線運行情報、γ路線標準時刻情報、γ路線運行情報から算出する。S814で、CPU10は、取得結果及び算出結果を経路検索システム4に送信する。
以上の処理の結果が、図15から図17に示す第2の表示イメージから第4の表示イメージである。
<経路検索結果の表示イメージ2>
図15は、第2の経路検索結果の表示イメージを示す図である。図15(1)の乗車位置指定1では、「B駅情報(現在駅)」として、「列車0001便は、走行中の異音発生原因確認のため、3分遅れており、大変混雑しております。階段付近の5号車、6号車には乗り込めない可能性は極大(90%以上)です。1号車、2号車は比較的空いており、乗車可能性大(80%以上)です。」という案内で乗車位置を示し、乗車率の向上と混雑度の平準化ができる。
図15(2)の乗車位置指定2では、「Y駅情報(降車駅)」として、「列車0001便は、走行中の異音発生原因確認のため、3分以上遅れており大変混雑しております。Y駅への到着予想時刻は6:32:00(30%)から6:37:00(70%)です。」という予想到着時刻を案内し、「6:32:00に到着するため、列車0001便の1−2号車ないし7−8号車に乗って、C駅で経路1ないし経路3で乗り換えてください。そうすることで、6:32:00に到着できる確率が30%から70%に向上します。」というように文字表示すると共に、列車の乗車位置を図形で表示することで、経路検索システム4の利用者に通知する。
<経路検索結果の表示イメージ3>
図16は、第3の経路検索結果の表示イメージを示す図である。図16の「C駅情報(乗換駅情報)」では、 「列車0001便は、走行中の異音発生原因確認のため、3分遅れており、大変混雑しております。β線への乗換は、経路1、経路2、経路3の3つの経路があります。通常、経路2が最短距離で一番早く(3分以内)乗換できますが、遅延による混雑で一番時間(7分以上)が必要です。そのため、列車1232に乗れません。遠回り(迂回経路)ですが経路1ないし経路3であれば、70%の確率で乗換が可能です。」というように、遅延原因・乗換経路候補・乗換予想時間・乗換可能確率等を文字表示すると共に、適切な列車の乗車位置と適切な乗換経路を図形で表示することで、経路検索システム4の利用者に通知する。
<経路検索結果の表示イメージ4>
図17は、第4の経路検索結果の表示イメージを示す図である。図17の「D駅情報(推奨乗換駅情報)」では、「列車0001便は、走行中の異音発生原因確認のため、3分遅れており、大変混雑しております。時間に余裕があれば、C駅でのβ線への乗換でなく、D駅でのγ線への乗換を推奨します。Y駅におけるβ線への乗換は、経路1、経路2、経路3の3つの経路があります。通常、経路2が最短距離で一番早く(3分以内)乗換できますが、遅延による混雑で一番時間(7分以上)が必要です。そのため、列車1232に乗れません。遠回り(迂回経路で移動距離は長くなる)ですが経路1ないし経路3であれば、70%の確率で乗換が可能です。」というように、遅延原因・乗換経路候補・乗換予想時間・乗換可能確率等を文字表示すると共に、適切な列車の乗車位置と適切な乗換経路を図形で表示することで、経路検索システム4の利用者に通知する。
このようにすることで、現在の運行状況を考慮した経路検索が可能になり、交通機関利用者の利便性が向上する。また、混雑状況や適切な路線の迂回経路、列車乗り換え時の適切な移動経路等を利用者に提供できため、利用者の選択肢が広がり更なる利用者での利便性が向上する。更に、交通機関提供会社にとっても各駅ないし各列車での混雑を緩和することができ、また、混雑緩和により駅や列車内での事故発生を低減できるという効果がある。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置いてもよい。また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
1:路線運行実績予測時刻生成システム、2:ダイヤ編成システム、3:運行管理システム、4:経路検索システム、10:CPU、11:入力部、12:出力部、13:表示部、14:通信部、15:主メモリ、18:記憶装置、41、42:標準時刻テーブル、51、52:運行状況テーブル、61、62:運行実績・予測時刻テーブル、90:路線テーブル、100、101、102:駅テーブル、110、111、112:乗換テーブル、120、121、122:列車内状況テーブル、130:駅ホーム状況テーブル

Claims (12)

  1. 路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、
    鉄道やバス等の時刻表を作成するシステムであるダイヤ編成システムと、列車やバス等の運行状況を監視する運行管理システムと、利用者から受け付けた経路検索条件で出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成する経路検索システムを備え、
    前記ダイヤ編成システムからの時刻情報と前記運行管理システムからの運行情報とで未来の運行状況を算出して、その算出した未来の運行状況を基に、出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成すると共に、前記運行管理システムからの乗換駅の駅情報を取得し、乗換駅における乗換経路候補と、前記乗換経路候補の混雑状況をふまえた乗換予想時間及び乗換可能確率を算出し、適切な乗換経路を算出する
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  2. 請求項1記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記路線運行実績予測時刻生成システムは、システム全体を制御するCPUと、機能部を一時的に格納する主メモリと、各種情報を格納する記憶装置を備え、
    前記主メモリには、路線標準時刻取得部、路線運行情報取得部、運行実績予想時刻算出部、運行実績予想時刻出力部、列車乗車位置算出部、乗換経路算出部、乗換時間算出部、
    列車乗車確率算出部、目的駅到着時刻・確率算出部が格納され、
    前記記憶装置には、列車の路線情報が格納される列車路線DB、接続駅情報と接続駅間の走行時間を格納する駅DB、乗換時間や乗換経路などを示す情報が格納される乗換DB、前記ダイヤ編成システムから前記路線標準時刻取得部が取得した標準時刻情報が格納されるダイヤDB、前記運行管理システムから前記路線運行情報取得部が取得した列車運行実績情報が格納される列車運行状況DB、駅のホームの状況と移動人員及び列車待ち人員などホームの状況情報がホーム毎に格納される駅ホーム状況DB、列車の各車両における乗客数や混雑度の情報が格納される列車内状況DB、改札口から駅構内に入場した人数や駅構外に退場した人数の情報の他に、入退場した駅情報も含めて格納される改札口の入退場DBが格納される
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  3. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置には、バス系統毎の路線情報が格納されるバス路線DB、バス系統毎のバス停の位置情報及び表示時刻情報が格納されるバス停DB、各バス停での待ち人員や乗降客数の情報が格納されるバス停状況DB、運行中や発車待ちのバスに乗っている乗客数の情報が格納されるバス内状況DBが格納される
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  4. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置には、航空機ないし船舶に関するDBを格納することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  5. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置に格納されたDBを用いて列車乗車位置算出部が適切な列車乗車位置を算出することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  6. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置に格納されたDBを用いて乗換経路算出部が、適切な乗換経路を算出することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  7. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置に格納されたDBを用いて乗換時間算出部が、適切な乗換時間を算出することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  8. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置に格納されたDBを用いて列車乗車確率算出部が、列車に乗車できる確率を算出することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  9. 請求項2記載の路線運行実績予測時刻生成システムにおいて、前記記憶装置に格納されたDBを用いて目的駅到着時刻・確率算出部が、目的駅到着時刻とその確率を算出することを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システム。
  10. 路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成方法において、
    鉄道やバス等の時刻表を作成するシステムであるダイヤ編成システムと、鉄道やバス等の運行状況を監視する運行管理システムと、利用者から受け付けた経路検索条件で出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成する経路検索システムを備え、
    前記ダイヤ編成システムからの時刻情報と前記運行管理システムからの運行情報とで未来の運行状況を算出するステップと、
    その算出した未来の運行状況を基に、出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成するステップと
    前記運行管理システムからの乗換駅の駅情報を取得し、乗換駅における乗換経路候補と、前記乗換経路候補の混雑状況をふまえた乗換予想時間及び乗換可能確率を算出し、適切な乗換経路を算出するステップとを備える
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成方法。
  11. 請求項10記載の路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成方法において、前記路線運行実績予測時刻生成システムは、システム全体を制御するCPUと、機能部を一時的に格納する主メモリと、各種情報を格納する記憶装置を備え、
    前記主メモリに、路線標準時刻取得部、路線運行情報取得部、運行実績予想時刻算出部、運行実績予想時刻出力部、列車乗車位置算出部、乗換経路算出部、乗換時間算出部、列車乗車確率算出部、目的駅到着時刻・確率算出部が格納するステップと、
    前記記憶装置に、列車の路線情報が格納される列車路線DB、接続駅情報と接続駅間の走行時間を格納する駅DB、乗換時間や乗換経路などを示す情報が格納される乗換DB、前記ダイヤ編成システムから前記路線標準時刻取得部が取得した標準時刻情報が格納されるダイヤDB、前記運行管理システムから前記路線運行情報取得部が取得した列車運行実績情報が格納される列車運行状況DB、駅のホームの状況と移動人員及び列車待ち人員などホームの状況情報がホーム毎に格納される駅ホーム状況DB、列車の各車両における乗客数や混雑度の情報が格納される列車内状況DB、改札口から駅構内に入場した人数や駅構外に退場した人数の情報の他に、入退場した駅情報も含めて格納される改札口の入退場DBを格納するステップを備える
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成方法。
  12. 路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成プログラムにおいて、
    前記路線運行実績予測時刻生成システムは、
    鉄道やバス等の時刻表を作成するシステムであるダイヤ編成システムと、
    列車やバス等の運行状況を監視する運行管理システムと、
    利用者から受け付けた経路検索条件で出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成する経路検索システムを備え、
    前記路線運行実績予測時刻生成システム上で動作する路線運行実績予測時刻生成プログラムは、
    前記ダイヤ編成システムからの時刻情報と前記運行管理システムからの運行情報とで未来の運行状況を算出して命令と、その算出した未来の運行状況を基に、出発地から到着地までの交通機関情報を含む経路情報を生成する命令と、前記運行管理システムからの乗換駅の駅情報を取得し、乗換駅における乗換経路候補と、前記乗換経路候補の混雑状況をふまえた乗換予想時間及び乗換可能確率を算出し、適切な乗換経路を算出する命令とを備える
    ことを特徴とする路線運行実績予測時刻生成システムの路線運行実績予測時刻生成プログラム。
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