JP2008162565A - 旅客案内システム - Google Patents

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Abstract

【課題】多線区の列車情報を統合的に一元管理し、ネットワーク形状の全線の運行状況をリアルタイムに提供することができる旅客案内システムを得る。
【解決手段】それぞれ各線区の列車の運行管理を行う複数の運行管理システム1の運行管理情報を統合管理装置2により統合して管理し、この統合管理装置2に接続された旅客案内装置7により、統合管理装置2により統合管理された運行管理情報に基づき、列車の在線位置を地理情報上にプロット表示する表示データを作成し、この作成された表示データを大型表示装置8に表示するようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、鉄道施設における旅客への列車運行情報をリアルタイムに提供する旅客案内システムに関するものである。
従来、列車の運行状況を把握する装置としては、特許文献1のような列車運行状況表示装置が知られている。この特許文献1では、一般の旅客への案内をリアルタイムに提供することのできるようになっている。
特開2002−308101号公報(第2〜3頁、図1)
特許文献1の従来の旅客案内システムは、当該線区のダイヤ情報のみを保持し、そのダイヤ情報を元に案内情報を提供しており、複数の線区がネットワーク形状をなしている場合を想定しておらず、自線区以外の情報を提供することについての説明はなかった。
また、提供可能な情報が自線区のみであるため、複数の線区にまたがり、目的地までに複数の経路が存在する旅客が、運行に乱れが生じている場合に適切な経路を選択できないという問題があった。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、多線区の列車情報を統合的に一元管理し、ネットワーク形状の全線の運行状況をリアルタイムに提供することができる旅客案内システムを得ることを目的にしている。
この発明に係わる旅客案内システムにおいては、旅客に情報提供を行う旅客案内システムにおいて、それぞれ各線区の列車の運行管理を行う複数の運行管理システムの運行管理情報を統合管理する統合管理装置、この統合管理装置に接続され、統合管理装置により統合管理された運行管理情報に基づき、列車の在線位置を地理情報上にプロット表示する表示データを作成する旅客案内装置、及びこの旅客案内装置により作成された表示データを表示する大型表示装置を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、旅客に情報提供を行う旅客案内システムにおいて、それぞれ各線区の列車の運行管理を行う複数の運行管理システムの運行管理情報を統合管理する統合管理装置、この統合管理装置に接続され、統合管理装置により統合管理された運行管理情報に基づき、列車の在線位置を地理情報上にプロット表示する表示データを作成する旅客案内装置、及びこの旅客案内装置により作成された表示データを表示する大型表示装置を備えたので、多線区の列車情報を統合的に一元管理し、ネットワーク形状の全線の運行状況をリアルタイムに提供することができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による旅客案内システムを示すシステム構成図である。
図1において、運行管理システム1は、A線区からN線区の各線区別に列車の運行を管理する制御用コンピュータを中心に構成されている。この運行管理システム1は、列車の在線位置を追跡し、信号機等を制御する計算機システムである。統合管理装置2は、各線区の運行管理システム1から送信される列車在線情報を受信し、管理対象の全線区の列車在線位置を管理する計算機である。同時に、各線区の運行管理システム1が保持しているダイヤ情報を管理し、そのダイヤ情報をもとに列車の遅延状況を管理する。
緊急情報入力端末3は、情報の入力が可能な端末であり、旅客に対するメッセージを入力する。広告サーバ4は、広告などの動画を保存、管理する。道路情報サーバ5は、インターネットに接続され、駅周辺の道路状況を管理する。天気情報サーバ6は、インターネットに接続され、駅周辺の天気情報を管理する。
旅客案内装置7は、上述の2〜6の各計算機から受信する情報を統合する機能を有する計算機である。例えば、天気情報サーバ6から受信する情報を地理情報と結びつけ、旅客案内のための表示形式を整える。
大型表示装置8は、旅客案内装置7により整形された表示内容を表示する。この大型表示装置8は、1画面でもよいし、複数の画面をつなげたものでもよい。個人向け情報提供装置9は、旅客自身が操作する端末であり、表示装置を持つ計算機システムである。
図2は、この発明の実施の形態1による旅客案内システムの大型表示装置8での表示イメージを示す図である。
図2において、「Z駅において事故発生し、A線下り列車に遅れが発生しています」とのメッセージが表示される。
次に、動作について説明する。
列車が対象線区上に在線すると運行管理システム1は、その在線情報を受信する。受信した在線情報を元に運行管理システム1は、列車の追跡、制御を行う。同時に列車在線情報は、統合管理装置2に送信される。各線区の列車在線情報には、当該線区中の在線位置を一意に決定するIDが付与されている。このIDを元に、統合管理装置2は、受信した在線列車情報を全線区中における在線位置を一意に決定するIDを付加したデータに変換し、統合管理専用の在線列車データを作成、管理する。
統合管理装置2は、各線区の運行管理システム1から送信されるダイヤ情報を統合し、全線区を一つの線区とした統合ダイヤを作成する。この統合ダイヤ情報及び各線区の運行システム1から送信される列車の遅延情報より列車の遅延予測を行い、予測遅延時分を含んだ予測ダイヤを算出する。これにより、列車の運行に対する乱れの有無やその程度、またその乱れが他線区に及ぼす影響の範囲や度合いを一元管理することが可能になる。
統合管理装置2は、旅客案内装置7の要求に応じて、統合した在線情報や遅延情報、予測ダイヤを旅客案内装置7へ送信する。
一方、気象状況や事故、車両故障といった突発的な理由により、列車の運行に影響を与えている場合など、緊急に旅客に対して情報提供を行う必要がある場合には、緊急情報入力端末3に、指令員や駅係員などが情報を入力する。この入力された情報は、旅客案内装置7へ送信される。
広告サーバ4は、あらかじめ広告コンテンツを格納しておき、旅客案内装置7からの要求が出されたときに、その格納している広告コンテンツを送信する。
同様に、道路情報サーバ5、天気情報サーバ6は、インターネットに接続され、沿線各地の道路情報、天気情報をそれぞれ収集し、管理する。そして、それぞれの管理している情報は、旅客案内装置7の要求に応じて送信される。
旅客案内装置7は、広告サーバ4や、道路情報サーバ5、天気情報サーバ6から各種の情報を受信し、地理情報をもとに統合し、管理する。旅客案内装置7において管理される全線区に及ぶ列車在線情報や広告コンテンツ、道路情報等の各種情報は、大型表示装置8に表示される。
大型表示装置8は、旅客案内装置7から送信される種々の情報を順次交換しながら表示を行う。表示は、単一または複数の画面に同時に複数のコンテンツの表示を行うことも可能である。旅客案内装置7は、受信した列車在線情報を、あらかじめ保存されている列車の路線を含んだ地図上に統合し、プロット表示するように表示形式を整える。ここでは地図としたが、列車路線のみを簡略的に表示した路線図上に表示するようにすることも可能である。
このような表示をすることにより、列車運行に異常がある場合には、図2の画面例のように、特定の区間の列車密度が高く表示され、他の区間には列車が殆ど存在しないといった状況が表示されるなど、直感的で分かりやすい表示が可能になる。
また、旅客が現在利用しようとしている線区の異常だけではなく、乗換え予定の線区など、他の線区の様子も瞬間的に把握することが可能になる。運行異常時にも、どの辺りに列車が存在しており、今後どのくらいで列車が来そうなのかを容易に予想できるため、旅客の行動の選択肢を広げる助けとなる。
従来は、目的地までに複数経路が存在する場合、経路選択に必要な情報を取得するのは困難であり、取得するためには駅係員に尋ねる必要があった。
また、従来は、駅係員にリアルタイムの情報を伝える手段がなく、駅係員にとっても正確な情報を入手することは困難であった。そのため、情報を収集できたとしても時間がかかり、かつ不正確な情報である場合が多く存在していた。
この旅客案内システムによると、旅客は、正確な情報をリアルタイムに入手可能であり、旅客が運行状況に応じた経路選択を早い段階で適切に行うことが可能になる。旅客案内装置7は、緊急情報入力端末3から入力された緊急情報が、どの路線の情報かが分かりやすいように適切な位置に統合を行う。たとえば、路線上や路線の横に配置するなどである。
また、旅客案内装置7により緊急情報が存在する路線に関しては、点滅表示するように加工することにより、旅客に対して注意を促すことが可能になる。旅客は、運行状況とともに、遅延原因に関する緊急情報を確認することができるため、復旧までに必要と思われる時間をおおまかに推測することができる。つまり迂回経路を経由するのか、復旧まで待つのかを選択するための情報を提供することが可能になる。
さらに、旅客案内装置7が、広告サーバ4、道路情報サーバ5及び天気情報サーバ6と接続されていることにより、運行状況だけでなく様々な情報を旅客に提供することが可能になる。例えば、旅客案内装置7に、時刻ごとの広告スケジューリングをあらかじめ登録すると、旅客案内装置7は、登録されたスケジューリングに基づき、時間帯ごとに適した広告を大型表示装置8や、個人向け情報提供装置9に表示する。
このとき、沿線での催し物など、路線と関係する広告の場合、関係する路線や駅を登録することもできる。旅客案内装置7は、路線や駅といった地理情報が登録されている場合には、広告を登録された地理情報に近い位置に表示する等、地理情報と関連付けを行った上で、大型表示装置8や個人向け情報提供装置9に表示を行う。
従来、広告は、静止画が中心であり、時間帯ごとに旅客の層に変化があるにもかかわらず、一定の広告しか表示できなかった。本発明によれば、時間帯により広告の内容を変化させることができ、主要な旅客層に合わせた広告を表示することができる。
また、運行状況と同時に表示することにより、旅客が目にする機会が多くなり、広告効果の向上が得られる。
また、路線と関連付けを行った表示を行うことにより、広告の内容を補完することが可能になり、広告効果は向上する。また、当該鉄道路線の利用促進の効果が得られる。
道路情報サーバ5により、沿線各地の道路状況を表示することが可能になる。道路情報サーバ5は、インターネットより収集した沿線の道路情報を旅客案内装置7の要求に応じて送信する。旅客案内装置7は、保持している地理情報に道路情報を統合し、大型表示装置8や個人向け情報提供装置9に表示を行う。このとき、渋滞や事故等が発生している部分に関しては、点滅表示を行うことにより、旅客に対して注意を促すことが可能になる。
これにより、鉄道路線から、バス等の交通機関に乗り継ぎを行う必要がある場合に、経路選択の可能性を広げることができる。これは鉄道路線と同時に表示することが可能になるため、バスを含む経路が複数存在する場合であっても、鉄道、バスを個別に調査することなく、いずれの運行状況でも知ることが可能になり、経路選択を行う手間が軽減され、旅客の利便性は向上する。
天気情報サーバ6は、インターネット上から収集する天気情報を、旅客案内装置7の要求に応じて送信する。旅客案内装置7は、受信した天気情報を地理情報上へと統合し、大型表示装置8や個人向け情報提供装置9に表示を行う。路線及びその運行状況が表示されている部分に表示を行うことにより、運行状況を確認、または経路の確認を行った際に、目的地周辺の天気情報を知ることができる。
一方、乗換えが必要な場合に、旅客自身がどのような経路をとれば、最も短い時間で目的地へ到達できるのかを知るために、個人向け情報提供装置9を駅のホームや、コンコースに設置する。大型表示装置8から得られる情報よりさらに詳細な情報を必要とする旅客は、個人向け情報提供装置9に目的地を入力する。入力を受けた個人向け情報提供装置9は、旅客案内装置7がもっている列車在線情報、遅延情報、予測ダイヤより、入力時点における列車遅延を考慮に入れ、乗換え可能な列車や乗車候補となる列車の発車番線を提示する。
従来から乗換え案内情報を提供する装置は存在しているが、遅延情報を考慮に入れた上で、実際に乗換え可能な列車情報の提供及びその時点における旅行時間の提供が可能な装置はなかった。本発明による旅客案内システムを利用することにより、その時点における予測情報を含んだ、より正確な情報を旅客が入手することを可能にする。
運行に遅延が発生している場合、運行が正常に行われている場合とは異なる経路が最短時間で移動可能な経路となる場合も考えられる。従来では、正常ダイヤで運行されている場合の最短経路のみしか経路の提示はできなかった。これは、個別の線区の情報しか持っておらず、統合的にどの程度、遅れが波及し、最終的にどの程度の遅れとなるのかを予測することが困難であったためである。
本発明の旅客案内システムでは、運行に異常が発生している時に、旅客が個人向け情報提供装置9に目的地を入力すると、個人向け情報提供装置9は、迂回経路を検索する。個人向け情報提供装置9は、旅客案内装置7がもつ遅延情報や予測ダイヤを元に、検索された経路ごとに予測所要時間を計算する。個人向け情報提供装置9は、予測所要時間によって検索された迂回経路や通常運行時の最短経路といった各経路の順位付けを行い、旅客へと提示する。
これにより、通常時とは異なる経路が最短時間で移動可能な経路となる場合においても、その時点で最短となる経路を提示することが可能になる。これは、複数の線区の情報をもち、これらを統合的に管理し、統合管理装置2において全線区を対象に乱れ予測、ダイヤ予測を行うことにより、遅れの程度や、その波及の程度を予測することが可能になるためである。
さらに、旅客案内装置7が、道路情報サーバ5、天気情報サーバ6と接続されていることにより、旅客が入力した目的地周辺の天気情報や、道路の混雑状況を表示することが可能である。
旅客が、個人向け情報提供装置9に目的地を入力すると、経路及び料金、所要時間を提示する。同時に、個人向け情報提供装置9から要求を受けた旅客案内装置7は、天気情報サーバ6から目的地周辺の天気情報を取り出し、個人向け情報提供装置9に表示する。旅客が個人向け情報提供装置9の道路情報ボタンを押すと、個人向け情報提供装置9からの要求を受けた旅客案内装置7は、道路情報サーバ5から目的地周辺の道路情報を取り出し、個人向け情報提供装置9に表示する。
これにより、実際に目的地に到着する前に、到着後の行動を計画することが容易になる。例えば、バス等を利用する予定で、目的の駅周辺の混雑が予想される場合、バスへの乗換駅を変更するなど、対策を事前に検討することが可能になる。
さらに、広告サーバ4に、あらかじめ沿線各地の催し物の情報を格納しておくことにより、旅客の目的地周辺で開催される催し物などを効果的に宣伝することが可能になる。目的地だけでなく、到着予想時間を考慮に入れ、到着予想時間に近い時間に行われる催し物の広告を特定の旅客にのみ表示するといったきめ細かい広告が可能になる。
従来、広告宣伝を表示していたが、各旅客の行動に即した形で宣伝を行うことは難しく、統一的な広告を表示することしかできなかった。本発明では、個人向け情報提供装置9を用いることにより、各旅客の行動パターンに合わせて広告内容を変化させることが可能になり、効果的な宣伝広告を表示することができる。
これらの情報を地図上、または路線図上に表示することにより、周辺情報の入手も直感的で分かりやすい方法により行うことができる。
このように、実施の形態1によれば、各線区の情報を統合管理するとともに、端末及び各種サーバの管理する情報を統合的に地図上または路線図上に表示するようにしたので、旅客は、運行状況をリアルタイムに直感的に知ることができ、旅客にとって適切な周辺情報を効果的に表示することができるという効果がある。
実施の形態2.
実施の形態1では、列車在線位置を統合的に管理し、地図上または路線図上に配置して表示するようにしたが、実施の形態2は、運行管理システムに加えて車両情報管理システムを接続し、列車在線位置に列車の乗車率を表示するようにしたものである。
図3は、この発明の実施の形態2による旅客案内システムを示すシステム構成図である。
図3において、1〜9は図1におけるものと同一のものである。図3で、車両モニタ装置10は、車両重量に関するデータを保有する。車両情報管理システム11(乗車率計算装置)は、全線区に在線している列車の情報全てを統合的に管理し、車両重量から推定乗車率を計算する。
実施の形態2では、車両情報管理システム11は、列車に搭載されている車両モニタ装置10より車両重量に関するデータを、無線を介して受信する。この車両情報管理システム11は、各列車から受信した車両情報により、全線区に在線している列車の情報全てを統合的に管理する。車両情報管理システム11は、さらに、車両重量から推定乗車率を計算する。そして、管理している推定乗車率情報を、旅客案内装置7からの要求に応じて送信する。
旅客案内装置7は、統合管理している在線情報に車両情報管理システム11から受信した乗車率情報を、在線情報を配した地理情報上に配置する。
具体的には、在線位置を示すプロットに対して、乗車率に応じた色分けを行い、大型表示装置8や個人向け情報提供装置9に表示する。
従来は、実際に列車に乗車するまで、乗車率を知るすべはなかった。たとえ時間がかかったとしても、空いている列車に乗りたいというニーズがあるにも関わらず、旅客は、自分自身が乗りたい列車を選択するための情報を持ち得なかった。本発明により、旅客は、列車種別や経路を選択するための情報を簡単に入手することが可能になる。
実施の形態2によれば、在線位置を示すプロットに対して、乗車率に応じた色分けを行い、大型表示装置や個人向け情報提供装置に表示するようにしたので、旅客は、列車種別や経路を選択するための情報を簡単に入手することが可能になる。
この発明の実施の形態1による旅客案内システムを示すシステム構成図である。 この発明の実施の形態1による旅客案内システムの大型表示装置での表示イメージを示す図である。 この発明の実施の形態2による旅客案内システムを示すシステム構成図である。
符号の説明
1 運行管理システム
2 統合管理装置
3 緊急情報入力端末
4 広告サーバ
5 道路情報サーバ
6 天気情報サーバ
7 旅客案内装置
8 大型表示装置
9 個人向け情報提供装置
10 車両モニタ装置
11 車両情報管理システム

Claims (15)

  1. 旅客に情報提供を行う旅客案内システムにおいて、それぞれ各線区の列車の運行管理を行う複数の運行管理システムの運行管理情報を統合管理する統合管理装置、この統合管理装置に接続され、上記統合管理装置により統合管理された運行管理情報に基づき、列車の在線位置を地理情報上にプロット表示する表示データを作成する旅客案内装置、及びこの旅客案内装置により作成された表示データを表示する大型表示装置を備えたことを特徴とする旅客案内システム。
  2. 上記地理情報は、地図であることを特徴とする請求項1記載の旅客案内システム。
  3. 上記地理情報は、路線図であることを特徴とする請求項1記載の旅客案内システム。
  4. 緊急情報が入力される緊急情報入力端末を備え、上記旅客案内装置は、上記緊急情報入力端末により入力された緊急情報を上記地理情報上に表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の旅客案内システム。
  5. 上記旅客案内装置に接続されるとともに予め広告情報を保存した広告サーバを備え、上記旅客案内装置は、時間帯毎に適した広告情報を上記広告サーバから取得し、この取得した広告情報を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の旅客案内システム。
  6. 上記旅客案内装置は、上記表示する広告情報が、沿線の催し物である場合には、上記表示する広告情報を上記催しの開催場所の地理情報とリンクさせることを特徴とする請求項5記載の旅客案内システム。
  7. 上記旅客案内装置に接続され、沿線の道路交通情報を収集して管理する道路情報サーバを備え、上記旅客案内装置は、上記道路情報サーバから上記道路交通情報を取得し、この取得した道路交通情報を上記地理情報上に表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の旅客案内システム。
  8. 上記旅客案内装置に接続され、沿線の天気情報を収集して管理する天気情報サーバを備え、上記旅客案内装置は、上記天気情報サーバから天気情報を取得し、この取得した天気情報を上記地理情報上に表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の旅客案内システム。
  9. 上記旅客案内装置に接続され、旅客に操作されるとともに、上記旅客案内装置によって作成された表示データを表示する情報提供端末を備え、上記旅客案内装置は、上記情報提供端末で旅客の目的地が入力されることにより、上記旅客が乗車する列車の発車番線及び乗換え案内を表示する表示データを作成し、上記情報提供端末に送信することを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の旅客案内システム。
  10. 上記統合管理装置は、列車運行に乱れが生じた場合に、上記複数の運行管理システムから送信されるダイヤ情報及び列車の遅延情報から列車遅延予測を行い、予測遅延時分を含んだ予測ダイヤを算出し、上記旅客案内装置は、上記予測ダイヤを反映した乗換え案内を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項9記載の旅客案内システム。
  11. 上記旅客案内装置は、列車運行に乱れが生じた場合に、迂回経路を検索し、この検索された迂回経路を使用したときの所要時間が、正常運行時に最短となる経路を利用したときの予測所要時間より短い場合には、上記迂回経路を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項9記載の旅客案内システム。
  12. 上記旅客案内装置は、上記情報提供端末で入力された旅客の目的地に対応した広告情報を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項9記載の旅客案内システム。
  13. 上記旅客案内装置は、上記情報提供端末で入力された旅客の目的地の道路交通情報を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項9記載の旅客案内システム。
  14. 上記旅客案内装置は、上記情報提供端末で入力された旅客の目的地の天気情報を表示する表示データを作成することを特徴とする請求項9記載の旅客案内システム。
  15. 車両重量からその列車の乗車率を計算する乗車率計算装置を備え、上記旅客案内装置は、上記乗車率計算装置によって計算された乗車率を上記地理情報上の上記列車の在線位置に表示する表示データを作成することを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の旅客案内システム。
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