JP6145843B2 - 情報提供装置 - Google Patents

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Description

本発明は、移動体の動態管理に有益な情報を提供する、情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラムに関する。
交通機関の中には、出発地および目的地が事前に決まっており、出発地から目的地へと至る経路(以下「全経路」という)の走行時間が所定の範囲内となることが求められる、という特徴を有する交通機関が存在する。このような交通機関の代表的なものとしては、例えば、電車やパス等の公共交通機関、および、物流車両(トラック等)が挙げられる。
このような交通機関の運行管理に有益な情報を提供する技術が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載の技術(以下「従来技術」という)は、過去の所要時間データから、車両が全経路を走行するのに必要な所要時間を推定所要時間と、道路状況等に応じた所要時間の振れ幅である推定誤差と、を算出する。そして、従来技術は、出発時刻、推定所要時間、および推定誤差に基づいて、車両の目的地への到着予定時間帯を、「13:00 −10分、+30分」等のテキストにより、あるいは、アナログ時計の画像により、表示する。
かかる従来技術によれば、目的地に所定の時刻に間に合って到着するか否かの目安となる情報を、車両の運転者や、車両の運行を管理する管理者に提供することができる。
特開2004−69609号公報
ところで、目的地への到着時刻が所定の範囲内となるように運行管理を行おうとする場合、運転速度の目安や休憩時間の長さの決定等、走行中の実車両の運行管理が重要となる。したがって、より低速で運転しても間に合うか、途中で車両を停止して作業しても間に合うか、途中でどのくらいの休憩を取る余裕があるか等、走行中の実車両の運行管理に有益な情報が提供されることが望ましい。
また、人、船舶、航空機等、上述の車両以外の各種移動体においても、出発地および目的地が事前に決まっている場合がある。そのような移動体に対して、目的地への到着時刻が所定の範囲内となるように動態管理を行おうとする場合、同様に、移動中の移動体の動態管理に有益な情報が提供されることが望ましい。
しかしながら、上述の従来技術は、到着時刻が所定の範囲内となる可能性が高いか否かを示すことしかできず、移動中の移動体の動態管理に有益な情報を提供することはできない。
本発明の目的は、移動中の移動体の動態管理に有益な情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラムを提供することである。
本開示の情報提供装置は、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得する移動履歴処理部と、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示する移動履歴表示部と、を有する。
本開示の情報提供方法は、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得するステップと、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示するステップと、を有する。
本開示の情報提供プログラムは、コンピュータに、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得する処理と、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示する処理と、を実行させる。
本開示によれば、移動中の移動体の動態管理に有益な情報を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る情報提供装置の構成の一例を示すブロック図 本実施の形態1に係る情報提供装置の動作の一例を示すフローチャート 本実施の形態1における複数の移動履歴データの例を示す模式図 本実施の形態1におけるダイヤグラムの一例を示す図 本実施の形態1に係る情報提供装置の構成の変形例を示す図 本実施の形態1におけるダイヤグラムの変形例を示す図 本発明の実施の形態2に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図 本実施の形態2におけるダイヤグラムの一例を示す図 本発明の実施の形態3に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図
以下、本発明の各実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<実施の形態1>
本発明の実施の形態1は、本発明を、物流車両の運転者、あるいは、当該車両の運行を管理する管理者に対して情報を提示する装置に適用した場合の、本発明の具体的態様の一例である。
る。
(情報提供装置の構成についての説明)
まず、実施の形態1に係る情報提供装置の構成について説明する。
図1は、実施の形態1に係る情報提供装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1において、情報提供装置100は、移動履歴記録部210、検索条件入力部220、移動履歴抽出部230、移動履歴処理部300、および移動履歴表示部410を有する。
(移動履歴記録部の説明)
移動履歴記録部210は、様々なシステムによって収集された複数の移動履歴データを、予め格納している。ここで、移動履歴データは、過去に走行した車両の移動の様子を記録したデータである。
移動履歴データは、例えば、車両の走行ルートを示す情報、当該車両の出発時刻を示す情報、当該車両の主要な経由地の通過時刻を示す情報、および当該車両の到着時刻を示す情報を、少なくとも含む。ここで、出発時刻とは、車両が出発地から出発した時刻である。通過時刻とは、車両が経由地を通過した時刻である。到着時刻とは、車両が目的地に到着した時刻である。
移動履歴データとしては、例えば、プローブ情報等の、車両の位置情報および時刻情報を特定のタイミングで記録した情報を、採用することができる。また、移動履歴データとしては、バスロケーションシステム、あるいは、電車の運行管理システムで得られる情報のように、車両が特定の場所に到着する毎に当該車両の識別情報および時刻情報を記録した情報を、採用することができる。また、移動履歴データは、車両の識別情報、および、車両の運転者の識別情報等、各種の情報に紐付けられていてもよい。
なお、移動履歴記録部210は、情報提供装置100を構成する記録媒体内に記録領域であってもよいし、情報提供装置100が接続可能なネットワーク(図示せず)上に配置された記録媒体内の記録領域であってもよい。
(検索条件入力部の説明)
検索条件入力部220は、後述の移動履歴処理部300が用いる移動履歴データの条件を入力し、入力した条件を、移動履歴抽出部へ出力する。
検索条件入力部220は、例えば、タッチパネル等の入力インタフェースを介して、これから走行を行う車両(以下「実車両」とい)の運転者、あるいは、実車両の運行を管理する管理者(以下「ユーザ」という)から、当該実車両が走行する際の条件(以下「検索条件」という)の入力を受け付ける。
検索条件は、例えば、出発地、経由地、および目的地等の経路情報を含む。また、検索条件は、出発時刻の時間帯(または予定時間帯、以下「出発時間帯」という)、および到着時刻の希望時間帯(以下「到着時間帯」)等の、時間情報を含む。また、検索条件は、例えば、車両の識別情報、および、運転者の識別情報を含む。
なお、検索条件入力部220は、必ずしもユーザから検索条件の入力を受け付ける必要はなく、予め登録された検索条件を移動履歴抽出部へ出力してもよい。また、検索条件入力部220は、予め登録された複数の検索条件に対する選択操作を、ユーザから受け付け、選択された検索条件を移動履歴抽出部へ出力してもよい。
(移動履歴抽出部の説明)
移動履歴抽出部230は、検索条件入力部220から入力された検索条件を満たす移動履歴データを、移動履歴記録部210に格納された複数の移動履歴データから抽出する。そして、移動履歴抽出部230は、入力された検索条件を満たす1つまたは複数の移動履歴データを、移動履歴処理部300へ出力する。
例えば、実車両が、金曜日に、イロハ町を10:00〜10:15の間に出発し、ニホヘ町に11:45〜12:15の間に到着するような、走行を行おうとしているとする。この場合、検索条件は、出発地がイロハ町、目的地がニホヘ町、曜日が金曜日、出発時刻が10:00〜10:15、到着時刻が11:45〜12:15、となる。そして、当該検索条件を満たすような移動履歴データ、例えば、1週間前の金曜日に、10:05にイロハ町を出発して12:00にニホヘ町に到着した、別の車両の移動履歴データが、抽出される。
以下の説明において、所定の出発地からの出発時刻が所定の出発時間帯(第1の時間帯)に含まれ、かつ、所定の目的地への到着時刻が所定の到着時間帯(第2の時間帯)に含まれる、という検索条件が、入力されたものとする。
(移動履歴処理部の説明)
移動履歴処理部300は、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した車両(移動体)である参考車両(参考移動体)の移動履歴データから、所定の経由地を参考車両が通過した時刻である通過時刻を取得する。なお、移動履歴処理部300は、移動履歴抽出部230から入力された1つまたは複数の移動履歴データ、つまり、上述の検索条件を満たす移動履歴データを用いる。より具体的には、移動履歴処理部300は、第1の通過時刻取得部310および第2の通過時刻取得部320を有する。
(第1の通過時刻取得部の説明)
第1の通過時刻取得部310は、上記検索条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、かかる複数の移動履歴データから、第1の出発時刻、第1の通過時刻、および第1の到着時刻を取得する。そして、第1の通過時刻取得部310は、取得した第1の出発時刻、第1の通過時刻、および第1の到着時刻を、対応する経路上の出発地、経由地、および到着地(以下、適宜、「地点」と総称する)を示す情報とそれぞれ対応付けて、移動履歴表示部410へ出力する。
ここで、第1の出発時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、出発時刻が分布する時間帯に含まれる所定の時刻であり、後述する第2の出発時刻よりも早い時刻である。第1の通過時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、通過時刻が分布する時間帯に含まれる所定の時刻であり、後述する第2の通過時刻よりも早い時刻である。第1の到着時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、到着時刻が分布する時間帯に含まれる所定の時刻であり、後述する第2の到着時刻よりも早い時刻である。
なお、本実施の形態において、第1の出発時刻、第1の通過時刻、および第1の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に参考車両が位置した最も早い時刻とする。すなわち、第1の通過時刻取得部310は、複数の移動履歴データから、経路上の地点毎に、その地点に最も早い時刻に位置した車両の、その地点に位置した時刻を、取得する。
(第2の通過時刻取得部の説明)
第2の通過時刻取得部320は、上記検索条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、かかる複数の移動履歴データから、第2の出発時刻、第2の通過時刻、および第2の到着時刻を取得する。そして、第2の通過時刻取得部320は、取得した第2の出発時刻、第2の通過時刻、および第2の到着時刻を、対応する地点を示す情報とそれぞれ対応付けて、移動履歴表示部410へ出力する。
ここで、第2の出発時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、出発時刻が分布する時間帯に含まれる時刻であり、当該時間帯における遅めの時刻(第1の出発時刻よりも遅い時刻)である。第2の通過時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、通過時刻が分布する時間帯に含まれる時刻であり、当該時間帯における遅めの時刻(第1の通過時刻よりも遅い時刻)である。第2の到着時刻とは、上記複数の移動履歴データにおける、到着時刻が分布する時間帯に含まれる時刻であり、当該時間帯における遅めの時刻(第1の到着時刻よりも遅い時刻)である。
なお、本実施の形態において、第2の出発時刻、第2の通過時刻、および第2の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に参考車両が位置した最も遅い時刻とする。すなわち、第1の通過時刻取得部310は、複数の移動履歴データから、経路上の地点毎に、その地点に最も遅い時刻に位置した車両の、その地点に位置した時刻を、取得する。
また、第1の通過時刻および第2の通過時刻の取得の対象となる経由地(以下「所定の経由地」という)は、予め定められているものとする。所定の経由地は、インターチェンジ、サービスエリア、および道の駅等、休憩等により途中で走行環境が変化するような地点を含むことが望ましい。
但し、所定の経由地についての通過時刻が、移動履歴データに含まれていない場合が有り得る。例えば、移動履歴データがプローブ情報から成る場合、プローブ情報は、離散的に位置情報および時間情報を記録したデータである。ところが、プローブ情報に記録されている位置情報が、所定の経由地と一致するとは限らないためである。
このような場合、第1の通過時刻取得部310および第2の通過時刻取得部320は、例えば、所定の経由地の前後の2地点、あるいは、所定の経由地を包含する複数の地点についての時間情報に基づいて、所定の経由地の通過時刻を推定すればよい。この推定は、前後の2地点の通過時刻を内分することによって行ってもよいし、複数の地点の通過時刻と推定関数とを用いて行ってもよい。
(移動履歴表示部の説明)
移動履歴表示部410は、入力された、第1の出発時刻、第1の通過時刻、第1の到着時刻、第2の出発時刻、第2の通過時刻、および第2の到着時刻に基づいて、ダイヤグラムを生成する。そして、移動履歴表示部410は、生成したダイヤグラムを、車両のダッシュボード、あるいは、管理センターのディスプレイに配置された、車載メータを表示するための液晶ディスプレイ等の表示装置(図示せず)に、表示させる。生成されるダイヤグラムは、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において、経由地と通過時刻との交点を示す画像である。
本実施の形態において、ダイヤグラムは、時間軸に沿って、出発時刻、通過時刻、および到着時刻を示す情報を含み、空間軸に沿って所定の出発地、所定の経由地、および所定の目的地を示す情報を含む。また、ダイヤグラムは、所定の出発地と参考車両の出発時刻との交点、所定の経由地と参考車両の通過時刻との交点、および、所定の目的地と参考車両の到着時刻との交点、を結ぶ線分を示す。より具体的には、ダイヤグラムは、最速通過時間線(第1の線分)および最遅通過時間線(第2の線分)を示す。
ここで、最速通過時間線とは、所定の出発地と上記第1の出発時刻との交点、所定の経由地と上記第1の通過時刻との交点、および、所定の目的地と上記第1の出発時刻との交点、を結ぶ線分である。すなわち、最速通過時間線は、所定の出発時間帯に所定の出発地を出発して所定の到着時間帯に所定の目的地に到着した過去の走行実績における、各経由地(所定の経由地以外の経由地を含む)の最も早い通過時刻を示す。
また、最遅通過時間線とは、所定の出発地と上記第2の出発時刻との交点、所定の経由地と上記第2の通過時刻との交点、および、所定の目的地と上記第2の出発時刻との交点、を結ぶ線分である。すなわち、最遅通過時間線は、所定の出発時間帯に所定の出発地を出発して所定の到着時間帯に所定の目的地に到着した過去の走行実績における、各経由地(所定の経由地以外の経由地を含む)の最も遅い通過時刻を示す。
すなわち、最速通過時間線と最遅通過時間線に囲まれた時間・空間領域(以下「移動履歴データ領域」という)は、検索条件を満たす移動履歴データが分布する領域である。そして、移動履歴データ領域は、検索条件を満たすように実車両が走行しようとする場合に、実車両が順守すべき走行状態である。
以上のような構成を有する情報提供装置100は、例えば、車両のダッシュボード内に配置されたECU(Electronic Control Unit)の形態、あるいは、管理センターの情報端末の形態をとる。すなわち、情報提供装置100は、図示しないが、例えば、CPU(central processing unit)、制御プログラムを格納したROM(read only memory)等の記憶媒体、およびRAM(random access memory)等の作業用メモリ等を有する。この場合、上記した各部の機能は、CPUが制御プログラムを実行することにより実現される。
(情報提供装置の動作についての説明)
次に、情報提供装置100の動作について説明する。
図2は、情報提供装置100の動作の一例を示すフローチャートである。情報提供装置100は、例えば、実車両が走行を開始する毎に、ユーザ操作を受けて、以下に説明する動作を行う。
まず、ステップS1000において、検索条件入力部220は、検索条件を入力する。
そして、ステップS2000において、移動履歴抽出部230は、入力された検索条件を満たす移動履歴データを、移動履歴記録部210から抽出する。
図3は、抽出される複数の移動履歴データの例を示す模式図である。ここでは、ダイヤグラムと同様に、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間に、移動履歴データを図示する。図3において、縦軸は空間軸を示し、横軸は時間軸を示す。
なお、ここでは、所定の出発地、10:00〜10:15という出発時間帯、所定の目的地、および11:45〜12:15という到着時間帯が、検索条件として入力されたとする。また、上述の所定の経由地は、所定の出発地から近い順に、地点A、地点B、および地点Cを含み、例えば1km間隔の地点であるものとする。また、縦軸は、出発地からの距離(あるいは、目的地までの距離)に対応しているものとする。
図3に示すように、例えば、第1〜第4の移動履歴データ501〜504(図中、破線、1点鎖線、2点鎖線、および点線でそれぞれ示す)が抽出される。第1〜第4の移動履歴データ501〜504は、いずれも、10:00〜10:15という出発時間帯511に所定の出発地を出発し、11:45〜12:15という到着時間帯512に所定の目的地に到着した参考車両の、移動履歴データである。
そして、図2のステップS3000において、移動履歴処理部300は、所定の経由地毎に、第1の通過時刻および第2の通過時刻を取得する。
例えば、地点Aと地点Bとの間のある任意の地点においては、第1の移動履歴データ501が示す通過時刻10:25が最も早く、第4の移動履歴データ504が示す通過時刻11:30が最も遅い。したがって、移動履歴処理部300は、かかる任意の地点については、第1の通過時刻として10:25を、第2の通過時刻として11:30を、それぞれ取得する。移動履歴処理部300は、全ての所定の経由地毎、および、各経由地の間の任意の地点毎(例えば100m間隔の各地点毎)に、同様にして、第1の通過時刻および第2の通過時刻を取得する。
そして、図2のステップS4000において、移動履歴表示部410は、最速通過時間線(第1の線分)および最遅通過時間線(第2の線分)を含むダイヤグラムを生成して表示する。言い換えると、移動履歴表示部410は、ダイヤグラムを、表示装置の表示面等に描画する。
図4は、移動履歴表示部410が表示するダイヤグラムの一例を示す図である。
図4に示すように、ダイヤグラム520は、空間軸である縦軸521と、時間軸である横軸522とにより形成される2次元空間である。縦軸521には、代表的な地点が明示されている。代表的な地点(例えば地点B)は、例えば、道の駅やコンビニエンスストアである。横軸522には、代表的な時刻が明示されている。
ダイヤグラム520は、最速通過時間線531および最遅通過時間線532を示す。また、ダイヤグラム520は、例えば、最速通過時間線531、最遅通過時間線532、出発時刻が分布する時間帯を示す線分533、および、到着時刻が分布する時間帯を示す線分534に囲まれた移動履歴データ領域535を、ハッチング等により示す。
最速通過時間線531は、出発地から目的地までの間について、各経由地の最も早い通過時刻を連ねた線である。最遅通過時間線532は、出発地から目的地までの間について、各経由地の最も遅い通過時刻を連ねた線である。そして、移動履歴データ領域535は、検索条件に合致した移動履歴データを、内部に必ず含む領域である。
(実施の形態1の効果)
以上のような構成および動作により、情報提供装置100は、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において、所定の経由地と所定の経由地を参考車両が通過した通過時刻との交点を示すダイヤグラムを、表示することができる。
このような情報提供装置100は、目的地への到着時刻が所定の範囲内となるように走行するためには、各経由地をどのくらいの時間帯に通過すればよいか、および、各経由地を何時頃迄に出発すればよいかを、直感的に把握し易い形で表示することができる。
例えば、ユーザは、図4示すダイヤグラム520を見れば、地点Aは10:20〜11:05の時間帯に、地点Bは10:30〜11:35の時間帯に通過すれば、目標とする所定の到着時間帯に目的地に到着する可能性があることが分かる。そして、これにより、ユーザは、目的地への到着時刻だけでなく、出発地から目的地の間の各地点での通過目標時刻を設定することができる。
また、例えば、物流車両および長距離バス等の運転者は、途中で休憩を取る必要があることが多い。一方、図4示すダイヤグラム520の移動履歴データ領域の、各地点における横幅は、当該地点における最大滞在可能時間を示している。したがって、ユーザは出発地から目的地までの間で休憩等を行う場合、どこで休憩を取るのが効率的なのかを、ダイヤグラム520を見ただけで把握することができる。
具体的には、ダイヤグラム520から、地点Aの通過可能時間は50分であるのに対して、地点Bの通過可能時間帯は65分あるということが分かる。そして、ユーザは、地点Aよりも地点Bで休憩を取る方が、より長く休憩を取ることができる可能性が高いことが分かる。すなわち、ユーザは、どこで休憩を取ると目標とする到着時間帯に間に合って到着することができないリスクが最小であるか、ということを、判断することができる。
すなわち、情報提供装置100は、より低速で運転しても間に合うか、途中で車両を停止して作業しても間に合うか、途中でどのくらいの休憩を取る余裕があるか等の情報を提供することができる。
また、例えば、物流車両の場合、目的地に早く着きすぎても、荷下ろしの時間まで待たなければならなかったり、待つための駐車スペースが無い場合がある。このような場合に、情報提供装置100は、より高速で運転しても速く着き過ぎないか、途中でどのくらいの休憩を取るべきか等の情報を提供することができる。
したがって、情報提供装置100は、走行中の実車両の運行管理に有益な情報を提供することができる。そして、これにより、ユーザは、走行の効率的な計画立案を行うことができる。
(実施の形態1の変形例)
なお、第1の出発時刻、第1の通過時刻、および第1の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に参考車両が位置した最も早い時刻としたが、これに限定されない。例えば、第1の通過時刻は、対応する経由地を参考車両が通過した最も早い時刻より所定時間(例えば数分)遅い時刻としてもよい。
また、第2の出発時刻、第2の通過時刻、および第2の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に参考車両が位置した最も遅い時刻としたが、これに限定されない例えば、第2の通過時刻は、対応する経由地を参考車両が通過した最も遅い時刻より所定時間(例えば数分)早い時刻としてもよい。
移動履歴データには、特殊な走行を行った車両の移動履歴データや、特殊な環境において走行を行った車両の移動履歴データ等、再現し難い走行状態を示すものが含まれ得る。このような移動履歴データにより、各地点の上述の最も早い時刻が不当に早くなったり、各地点の上述の最も遅い時刻が不当に遅くなったりする可能性がある。
また、実車両の走行において、信号待ちの時間や、工場敷地等の入門時の入門申請に要する時間等により、通常の走行に比べて各地点の通過時刻が遅くなる可能性がある。
そこで、上述の時刻取得により、移動可能時間帯が狭くなる方向でダイヤグラムを生成して表示することにより、目標とする到着時間帯に間に合って到着することができないリスクを、より小さくすることができる。例えば、上述の入門申請に要する時間が予め分かっている場合、その時間を上述の最も早い時刻に足した時刻を第1の通過時刻とし、その時間を上述の最も遅い時刻から引いた時刻を第2の通過時刻とする。
また、情報提供装置100は、各移動履歴データを複数の区間に区切り、区間毎のデータを単位として、第1の時刻および第2の時刻を取得してもよい。
図5は、かかる場合の情報提供装置(符号「100a」で示す)の構成の一例を示す図であり、図1に対応するものである。図1と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
図5において、情報提供装置100aは、移動履歴処理部300とは異なる移動履歴処理部300aを有する。移動履歴処理部300aは、地点区分部330a、第1の通過時刻取得部310a、および第2の通過時刻取得部320aを有する。
地点区分部330aは、上記検索条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、移動履歴データのそれぞれを、全経路を区分した複数の区間で区切った分割履歴データに区分する。そして、地点区分部330aは、複数の分割履歴データを、第1の通過時刻取得部310aおよび第2の通過時刻取得部320aへ出力する。
第1の通過時刻取得部310aは、区間毎に、参考車両が位置した時刻の平均値(以下「平均時刻」という)が最も早い時刻となる分割履歴データを特定する。そして、第1の通過時刻取得部310aは、区間毎に特定された分割履歴データを全経路に亘って連結した線分を、最速通過時間線(第1の線分)として、移動履歴表示部410へ出力する。
第2の通過時刻取得部320aは、区間毎に、平均時刻が最も遅い時刻となる分割履歴データを特定する。そして、第2の通過時刻取得部320aは、区間毎に特定された分割履歴データを全経路に亘って連結した線分を、最遅通過時間線(第2の線分)として、移動履歴表示部410へ出力する。
図6は、情報提供装置100aの移動履歴表示部410が表示するダイヤグラムの一例を示す図であり、図4に対応するものである。図4と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。なお、説明の便宜のため、図3に示す第1〜第4の移動履歴データ501〜504についても併せて図示するが、これらは必ずしもダイヤグラムを構成しない。
地点区分部330aは、例えば、出発地〜地点Aの区間(以下「第1の区間」という)541、地点A〜地点Bの区間(以下「第2の区間」という)542、地点B〜地点Cの区間(以下「第3の区間」という)543、および地点C〜目的地の区間(以下「第4の区間」という)544に分割する。
この場合、図6に示す第1〜第4の移動履歴データ501〜504から明らかなように、例えば、第2の区間542の後半の各地点では、第4の移動履歴データ503が示す通過時刻が最も遅い。ところが、第2の区間542全体では、第4の移動履歴データ503の平均時刻よりも、第3の移動履歴データ503の平均時刻のほうが遅い。これは、第4の移動履歴データ503では、地点Dにおいて非常に長い時間停止(休憩)していたためである。
この場合、図6に示すように、ダイヤグラム520の第2の区間542における最遅通過時間線532は、平均時刻が遅い第3の移動履歴データ503と一致する。そして、このようにして決定された最遅通過時間線532は、図4に示す最遅通過時間線532とは異なったものとなる。より具体的には、目標とする到着時間帯に間に合って到着することができないリスクをより小さくするような、最遅通過時間線532が表示される。
このようなダイヤグラム520によっても、再現し難い走行状態を示す移動履歴データによる影響を低減した状態で、移動中の移動体の動態管理に有益な情報を提供することができる。
なお、移動履歴処理部300aは、全経路の平均時刻に基づいて、どの移動履歴データを最速通過時間線531および最遅通過時間線532とするかを決定してもよい。
また、移動履歴処理部300aは、平均時刻以外の別の評価関数を用いて、区間毎にどの移動履歴データを最速通過時間線531および最遅通過時間線532とするかを決定してもよい。
また、情報提供装置100aは、全経路の一部についての移動履歴データを用いて、各区間の最速通過時間線531および最遅通過時間線532を決定してもよい。
例えば、第4の区間544のデータのみから成る移動履歴データがあったとする。この場合、移動履歴処理部300aは、その区間について検索条件が満たされる場合、その部分的な移動履歴データを抽出する。そして、移動履歴処理部300aは、この部分的な移動履歴データを、第4の区間544についての最速通過時間線531および最遅通過時間線532を決定する。
なお、このような部分的な移動履歴データの利用は、図1〜図4で説明した情報提供装置100にも適用可能である。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2は、物流車両の管理センターの管理者に対して情報を提示するシステムに適用した場合の、本発明の具体的態様の一例であり、実施の形態1の図1に対応するものである。図1と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
(実施の形態2の構成および動作)
図7は、本実施の形態に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図であり、実施の形態1の図1に対応するものである。図1と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。また、本実施の形態に係る情報提供システムの動作については、最速通過時間線および最遅通過時間線を求める処理の内容、および送受信の処理が挿入されること以外、実施の形態1の情報提供装置100の動作と同様であるため、図示および説明を省略する。
図7において、情報提供システム100bは、クライアント装置110bおよびサーバ装置120bを有する。クライアント装置110bは、例えば、物流車両の運転者が携帯するスマートフォンである。サーバ装置120bは、例えば、物流車両の管理センターに設置された情報端末である。すなわち、クライアント装置110bおよびサーバ装置120bは、例えば、CPUが制御プログラムを実行することにより、実現される。また、サーバ装置120bのユーザは、管理センターにおいて物流車両の運行を管理する管理者である。
クライアント装置110bは、位置検出部610bおよび位置情報送信部620bを有する。
位置検出部610bは、目的地に向けて走行(移動)している車両(移動体)である実車両(実移動体)が経由地を通過した時刻(以下「実通過時刻」)という)を取得する。具体的には、位置検出部610bは、例えば、GPS(Global Positioning System)信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて、実車両の位置を周期的に(例えば10秒毎)に検出する。また、位置検出部610bは、検出した位置(以下「実車両位置」という)に、当該位置が検出された時刻(以下「検出時刻」という)を対応付ける。そして、位置検出部610bは、取得した実車両位置と検出時刻との組(以下「実車両位置情報」という)を、位置情報送信部620bへ出力する。
なお、実車両位置は、必ずしも所定の経由地に一致しているとは限らない。しかしながら、後述するが、実車両位置情報からは、補完処理等により、実通過時刻を取得することが可能である。
位置情報送信部620bは、入力された実車両位置情報を、無線通信回路およびアンテナ(図示せず)等により、サーバ装置120bへ送信する。
サーバ装置120bは、図1に示す情報提供装置100の構成に加えて、位置情報受信部630bおよび距離変換部640bを有する。また、サーバ装置120bは、図1の移動履歴表示部410とは異なる移動履歴表示部410bを有する。
位置情報受信部630bは、クライアント装置110bから送信された実車両位置情報を、無線通信回路およびアンテナ(図示せず)等により受信する。そして、位置情報受信部630bは、受信した実車両位置情報を、距離変換部640bへ出力する。
距離変換部640bは、入力された実車両位置情報を、出発地からの走行距離、あるいは、目的地までの残存距離、に変換する。そして、距離変換部640bは、変換により得られた走行距離あるいは残存距離を、移動履歴表示部410bへ出力する。
移動履歴表示部410bは、実施の形態1のダイヤグラム520(図4参照)と同様であって、更に、経由地と実通過時刻との交点を示す、ダイヤグラムを生成して表示する。この際、移動履歴表示部410bは、入力された走行距離あるいは残存距離を、ダイヤグラム520(図4参照)において、経由地の1つである現在の実車両位置(図8における地点E)を示すのに用いられる。
図8は、移動履歴表示部410bが表示するダイヤグラムの一例を示す図であり、図4に対応するものである。図4と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
図8に示すように、ダイヤグラム520は、移動履歴データ領域535に重畳して、現在の実車両位置である地点Eと現在時刻である時刻tとの交点に、マーカ551を表示する。
例えば、マーカ551が移動履歴データ領域535の左側に寄っていることは、時刻的に早い状態にあることを示し、時間的に余裕があるということ示す。また、マーカ551が移動履歴データ領域535の右側に寄っていることは、時刻的に遅い状態にあることを示し、時間的にあまり余裕がないということを示す。図7に示す例では、現時点で40分程度の時間的余裕があるということが分かる。
このようなダイヤグラム520を見ることにより、サーバ装置120bのユーザ(管理センターの管理者)は、実車両が目標とする到着時間帯に間に合って到着することができそうか否かを、直感的に判断することができる。
なお、ダイヤグラム520は、図8に示すように、出発地と実移動体の実出発時刻との交点、および、経由地と実通過時刻との交点を結ぶ線分552を、併せて表示してもよい。この線分552は、つまり、実車両の現在までの移動履歴(移動軌跡)を示す実移動データである。この線552は、例えば、一連の複数の検出時刻についての実車両位置情報群(位置データ)を結ぶことにより、描画することができる。
このようなダイヤグラム520を見ることにより、サーバ装置120bのユーザは、実車両の運行状況を、直感的に把握することができる。
(実施の形態2の効果)
このように、本実施の形態に係る情報提供システム100bは、ダイヤグラムにおいて、経由地と実通過時刻との交点を更に示す。これにより、車両の運転者以外のユーザに対しても、走行中の実車両の運行管理に有益な情報を提供することができる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3は、クライアント装置側で検索条件の入力およびダイヤグラムの表示を行い、サーバ装置側でダイヤグラムを生成するための各種処理を行うようにした場合の、本発明の具体的態様の一例であり、実施の形態1の図1に対応するものである。図1と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。
(実施の形態3の構成および動作)
図9は、実施の形態3に係る情報提供システムの構成の一例を示すブロック図であり、実施の形態1の図1に対応するものである。図1と同一部分には同一符号を付し、これについての説明を省略する。また、本実施の形態に係る情報提供システムの動作については、送受信の処理が挿入されること以外、実施の形態1の情報提供装置100の動作と同様であるため、図示および説明を省略する。
図9において、情報提供システム100cは、クライアント装置110cおよびサーバ装置120cを有する。クライアント装置110cは、例えば、車両に搭載されたECUである。サーバ装置120cは、例えば、インターネット上に配置された、情報提供サービスの情報処理サーバである。すなわち、クライアント装置110cおよびサーバ装置120cは、例えば、CPUが制御プログラムを実行することにより、実現される。
クライアント装置110cは、検索条件入力部220、検索条件送信部240c、移動履歴受信部420c、および移動履歴表示部410を有する。
検索条件送信部240cは、検索条件入力部220が入力した検索条件を、無線通信回路およびアンテナ(図示せず)等により、サーバ装置120cへ送信する。
移動履歴受信部420cは、サーバ装置120cから送信された後述の移動履歴情報を受信し、受信した移動履歴情報を移動履歴表示部410へ出力する。
サーバ装置120cは、移動履歴記録部210、検索条件受信部250c、移動履歴抽出部230、移動履歴処理部300、および移動履歴送信部430cを有する。
検索条件受信部250cは、クライアント装置110cから送信された検索条件を受信し、受信した検索条件を移動履歴抽出部230へ出力する。
移動履歴送信部430cは、移動履歴処理部300から、実施の形態1で説明したダイヤグラム520(図4参照)を表示するのに必要な情報(以下「移動履歴情報」という)を取得する。そして、移動履歴送信部430cは、取得した移動履歴情報を、無線通信回路およびアンテナ(図示せず)等により、クライアント装置110cへ送信する。
(実施の形態3の効果)
このように、本実施の形態に係る情報提供システム100cは、検索条件の入力およびダイヤグラムの表示をクライアント装置110cに配置し、他の装置部をサーバ装置120cに配置している。これにより、処理負荷を分散することができる。すなわち、車両に搭載する装置(クライアント装置110c)を簡素な構成とした状態で、車両の運転者に対して、走行中の実車両の運行管理に有益な情報を提供することができる。
(実施の形態3の変形例)
なお、検索条件入力部220が入力する検索条件は、例えば、気象条件や交通状況等、時間と共に変化し得る外部環境条件であってもよい。この場合、情報提供システム100cは、検索条件が変化する毎に移動履歴データを検索し直し、検索し直された移動履歴データに基づいて、表示するダイヤグラムを更新することが望ましい。
すなわち、例えば、移動履歴抽出部230は、新たな検索条件が入力されたとき、当該検索条件を満たす移動履歴データを抽出し直し、移動履歴処理部300は、抽出し直された移動履歴データに基づいて通過時刻等を取得し直す。そして、移動履歴表示部410は、通過時刻等が取得し直されたとき、当該通過時刻等を含む移動履歴情報に基づいてダイヤグラムを表示し直す。すなわち、移動履歴表示部410は、表示されている移動履歴データ領域を削除し、新たな移動履歴データ領域を描画する。
例えば、実車両が走行している間には、雪が降り始めたり渋滞が発生する等、気象条件や交通状況が変化することがある。本実施の形態に係る情報提供システム100cは、このような外部環境要因の変化要因に基づいて、表示するダイヤグラムの内容を変更することができる。
なお、情報提供システム100cは、外部に設置されたセンサ等から、外部状況を示すセンサ情報を受信する、外部環境条件受信部を有してもよい。このようなセンサ情報としては、例えば、道路脇に設置されている気温センサが取得した気温情報や、交通環境把握のために設置されたカメラで観測された気象情報や、VICS(登録商標)(Vehicle Information and Communication System)等の渋滞情報が挙げられる。
また、複数のセンサ情報が送られてきたとき、移動履歴抽出部230は、例えば、予め記憶された、センサ情報と検索条件とを対応付けたテーブルを用いて、センサ情報から自動的に検索条件を生成してもよい。例えば、移動履歴抽出部230は、車両が現在走行している地域の気温情報および天候情報から、検索条件として、雪が降っており、かつ、路面が凍結している、等の条件を生成する。
このように、リアルタイムで気象条件や交通状況を取得可能である場合、情報提供システム100cは、現在の走行状況により合致する移動履歴データに基づくダイヤグラムを表示することができ、現状に即した情報をユーザに提供することが可能となる。
<他の実施の形態>
本発明の態様は、上述の実施の形態1〜実施の形態3で説明した態様に限定されない。
例えば、実施の形態2の図7に示す構成のうち、検索条件入力部220を、クライアント装置110bに配置してもよい。また、実施の形態2の図7に示す構成の全てを、クライアント装置110bに配置してもよい。また、例えば、実施の形態3の図9に示す構成のうち、検索条件入力部220および移動履歴表示部410の一方を、サーバ装置120cに配置してもよい。
また、ダイヤグラムは、最速通過時間線のみ、あるいは、最遅通過時間線のみを示すものであってもよい。また、ダイヤグラムは、実車両の現在位置とその周辺についての情報のみを表示するものであってもよい。また、ダイヤグラムの各軸の向きは、実施の形態1〜実施の形態3で説明した内容に限定されない。
また、検索条件を満たす移動履歴データが1つである場合、情報提供装置は、当該移動履歴データのみをダイヤグラムに表示したり、当該移動履歴データに所定の時間幅を持たせた領域を、移動履歴データ領域として表示してもよい。この場合、時刻が早い側に時間幅を持たせることが望ましい。
また、本発明が適用される移動体は、実施の形態1〜実施の形態3で説明した移動体に限定されず、例えば、人、バス、電車、船舶、および航空機を含む。但し、出発地、経由地、目的地、および移動の時間帯がほぼ一致する移動履歴データがより多く得られるほど、より有益な情報を提供することができる。したがって、本発明は、特定の区間をほぼ同じ時間に移動するような特徴を有する移動体に好適である。なお、私用で走行する一般車両においても、ナビゲーションシステム等の経路探索結果に従って走行することにより、複数の特定の経路の中から選択された経路を走行することがある。したがって、本発明は、このような車両にも好適である。
本開示の情報提供装置は、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得する移動履歴処理部と、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示する移動履歴表示部と、を有する。
なお、上記情報提供装置において、前記ダイヤグラムは、前記参考移動体の出発地と前記参考移動体が前記出発地を出発した時刻である出発時刻との交点、前記経由地と前記通過時刻との交点、および、前記目的地と前記参考移動体が前記目的地に到着した時刻である到着時刻との交点、を結ぶ線分を示してもよい。
また、上記情報提供装置において、前記ダイヤグラムは、前記時間軸に沿って前記出発時刻、通過時刻、および到着時刻を示す情報を含み、前記空間軸に沿って前記出発地、前記経由地、および前記目的地を示す情報を含んでもよい。
また、上記情報提供装置において、前記移動履歴処理部は、前記出発時刻が第1の時間帯に含まれ、かつ、前記到着時刻が第2の時間帯に含まれる、という条件を満たす移動履歴データを用いてもよい。
また、上記情報提供装置において、前記移動履歴処理部は、前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、当該複数の移動履歴データにおける、前記出発時刻が分布する時間帯に含まれる第1の出発時刻、前記通過時刻が分布する時間帯に含まれる第1の通過時刻、および、前記到着時刻が分布する時間帯に含まれる第1の到着時刻、を取得する第1の通過時刻取得部と、前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、当該複数の移動履歴データにおける、前記出発時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の出発時刻よりも遅い時刻である第2の出発時刻、前記通過時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の通過時刻よりも遅い時刻である第2の通過時刻、および、前記到着時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の到着時刻よりも遅い時刻である第2の到着時刻、を取得する第2の通過時刻取得部と、を有し、前記ダイヤグラムは、前記出発地と前記第1の出発時刻との交点、前記経由地と前記第1の通過時刻との交点、および、前記目的地と前記第1の出発時刻との交点、を結ぶ第1の線分と、前記出発地と前記第2の出発時刻との交点、前記経由地と前記第2の通過時刻との交点、および、前記目的地と前記第2の出発時刻との交点、を結ぶ第2の線分と、を示してもよい。
また、上記情報提供装置において、前記第1の出発時刻、前記第1の通過時刻、および前記第1の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に前記参考移動体が位置した最も早い時刻であり、前記第2の出発時刻、前記第2の通過時刻、および前記第2の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に前記参考移動体が位置した最も遅い時刻であってもよい。
また、上記情報提供装置は、前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、前記移動履歴データのそれぞれを、前記出発地から前記経由地を経て前記目的地へと至る経路を区分した複数の区間で区切った分割履歴データに区分する地点区分部、を更に有し、前記第1の線分は、前記区間毎に定まる、前記参考移動体が位置した時刻の平均値である平均時刻が最も早い時刻となる前記分割履歴データを、前記経路の全てに亘って連結した線分であり、前記第2の線分は、前記区間毎に定まる、前記参考移動体が位置した時刻の平均値である平均時刻が最も遅い時刻となる前記分割履歴データを、前記経路の全てに亘って連結した線分であってもよい。
また、上記情報提供装置は、前記移動履歴処理部が用いる移動履歴データの条件を入力する検索条件入力部、を更に有してもよい。
また、上記情報提供装置は、複数の前記移動履歴データを格納する移動履歴記録部と、前記検索条件入力部が入力した前記条件を満たす1つまたは複数の移動履歴データを、前記移動履歴記録部から抽出する移動履歴抽出部と、を更に有し、前記移動履歴抽出部は、新たな前記条件が入力されたとき、当該条件を満たす前記移動履歴データを抽出し直し、前記移動履歴処理部は、前記移動履歴データが抽出し直されたとき、当該移動履歴データに基づいて前記通過時刻を取得し直し、前記移動履歴表示部は、前記通過時刻が取得し直されたとき、当該通過時刻に基づいて前記ダイヤグラムを表示し直してもよい。
また、上記情報提供装置において、前記経由地は、第1の経由地および第2の経由地を含み、前記第1の線分は、前記第1の経由地と前記第1の経由地についての前記第1の通過時刻との前記交点、および、前記第2の経由地と前記第2の経由地についての前記第1の通過時刻についての交点を結ぶ線分であり、前記第2の線分は、前記第1の経由地と前記第1の経由地についての前記第2の通過時刻との前記交点、および、前記第2の経由地と前記第2の経由地についての前記第2の通過時刻についての交点を結ぶ線分であってもよい。
また、上記情報提供装置は、前記目的地に向けて移動している移動体である実移動体の位置を検出することにより、前記経由地を前記実移動体が通過した時刻である実通過時刻を少なくとも取得する位置検出部、を更に有し、前記ダイヤグラムは、前記経由地と前記実通過時刻との交点を示してもよい。
また、上記情報提供装置は、前記目的地に向けて移動している移動体である実移動体が前記経由地を通過した時刻である実通過時刻を取得する位置検出部、を更に有し、前記ダイヤグラムは、前記出発地と前記実移動体が前記出発地を出発した時刻である実出発時刻との交点、および、前記経由地と前記実通過時刻との交点、を結ぶ線分を示してもよい。
本開示の情報提供方法は、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得するステップと、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示するステップと、を有する。
本開示の情報提供プログラムは、コンピュータに、所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得する処理と、時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示する処理と、を実行させてもよい。
情報提供プログラム。
本発明は、移動中の移動体の動態管理に有益な情報を提供することができる情報提供装置、情報提供方法、および情報提供プログラムとして有用である。
100、100a 情報提供装置
100b、100c 情報提供システム
110b、110c クライアント装置
120b、120c サーバ装置
210 移動履歴記録部
220 検索条件入力部
230 移動履歴抽出部
240c 検索条件送信部
300、300a 移動履歴処理部
310、310a 第1の通過時刻取得部
320、320a 第2の通過時刻取得部
330a 地点区分部
410、410b 移動履歴表示部
420c 移動履歴受信部
610b 位置検出部
620b 位置情報送信部
630b 位置情報受信部
640b 距離変換部

Claims (12)

  1. 所定の目的地に所定の時刻に間に合って到着した移動体である参考移動体の移動履歴データから、所定の経由地を前記参考移動体が通過した時刻である通過時刻を取得する移動履歴処理部と、
    時間軸および空間軸をそれぞれ軸とする2次元空間において前記経由地と前記通過時刻との交点を示すダイヤグラム、を表示する移動履歴表示部と、を有する、
    情報提供装置。
  2. 前記ダイヤグラムは、前記参考移動体の出発地と前記参考移動体が前記出発地を出発した時刻である出発時刻との交点、前記経由地と前記通過時刻との交点、および、前記目的地と前記参考移動体が前記目的地に到着した時刻である到着時刻との交点、を結ぶ線分を示す、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記ダイヤグラムは、前記時間軸に沿って前記出発時刻、通過時刻、および到着時刻を示す情報を含み、前記空間軸に沿って前記出発地、前記経由地、および前記目的地を示す情報を含む、
    請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 前記移動履歴処理部は、
    前記出発時刻が第1の時間帯に含まれ、かつ、前記到着時刻が第2の時間帯に含まれる、という条件を満たす移動履歴データを用いる、
    請求項3に記載の情報提供装置。
  5. 前記移動履歴処理部は、
    前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、当該複数の移動履歴データにおける、前記出発時刻が分布する時間帯に含まれる第1の出発時刻、前記通過時刻が分布する時間帯に含まれる第1の通過時刻、および、前記到着時刻が分布する時間帯に含まれる第1の到着時刻、を取得する第1の通過時刻取得部と、
    前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、当該複数の移動履歴データにおける、前記出発時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の出発時刻よりも遅い時刻である第2の出発時刻、前記通過時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の通過時刻よりも遅い時刻である第2の通過時刻、および、前記到着時刻が分布する時間帯に含まれ、かつ、前記第1の到着時刻よりも遅い時刻である第2の到着時刻、を取得する第2の通過時刻取得部と、を有し、
    前記ダイヤグラムは、
    前記出発地と前記第1の出発時刻との交点、前記経由地と前記第1の通過時刻との交点、および、前記目的地と前記第1の出発時刻との交点、を結ぶ第1の線分と、
    前記出発地と前記第2の出発時刻との交点、前記経由地と前記第2の通過時刻との交点、および、前記目的地と前記第2の出発時刻との交点、を結ぶ第2の線分と、を示す、
    請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記第1の出発時刻、前記第1の通過時刻、および前記第1の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に前記参考移動体が位置した最も早い時刻であり、前記第2の出発時刻、前記第2の通過時刻、および前記第2の到着時刻は、それぞれ、対応する地点に前記参考移動体が位置した最も遅い時刻である、
    請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 前記条件を満たす移動履歴データが複数存在するとき、前記移動履歴データのそれぞれを、前記出発地から前記経由地を経て前記目的地へと至る経路を区分した複数の区間で区切った分割履歴データに区分する地点区分部、を更に有し、
    前記第1の線分は、前記区間毎に定まる、前記参考移動体が位置した時刻の平均値である平均時刻が最も早い時刻となる前記分割履歴データを、前記経路の全てに亘って連結した線分であり、
    前記第2の線分は、前記区間毎に定まる、前記参考移動体が位置した時刻の平均値である平均時刻が最も遅い時刻となる前記分割履歴データを、前記経路の全てに亘って連結した線分である、
    請求項5に記載の情報提供装置。
  8. 前記移動履歴処理部が用いる移動履歴データの条件を入力する検索条件入力部、を更に有する、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  9. 複数の前記移動履歴データを格納する移動履歴記録部と、
    前記検索条件入力部が入力した前記条件を満たす1つまたは複数の移動履歴データを、前記移動履歴記録部から抽出する移動履歴抽出部と、を更に有し、
    前記移動履歴抽出部は、
    新たな前記条件が入力されたとき、当該条件を満たす前記移動履歴データを抽出し直し、
    前記移動履歴処理部は、
    前記移動履歴データが抽出し直されたとき、当該移動履歴データに基づいて前記通過時刻を取得し直し、
    前記移動履歴表示部は、前記通過時刻が取得し直されたとき、当該通過時刻に基づいて前記ダイヤグラムを表示し直す、
    請求項8に記載の情報提供装置。
  10. 前記経由地は、第1の経由地および第2の経由地を含み、
    前記第1の線分は、前記第1の経由地と前記第1の経由地についての前記第1の通過時刻との前記交点、および、前記第2の経由地と前記第2の経由地についての前記第1の通過時刻についての交点を結ぶ線分であり、
    前記第2の線分は、前記第1の経由地と前記第1の経由地についての前記第2の通過時刻との前記交点、および、前記第2の経由地と前記第2の経由地についての前記第2の通過時刻についての交点を結ぶ線分である、
    請求項5に記載の情報提供装置。
  11. 前記目的地に向けて移動している移動体である実移動体の位置を検出することにより、前記経由地を前記実移動体が通過した時刻である実通過時刻を少なくとも取得する位置検出部、を更に有し、
    前記ダイヤグラムは、前記経由地と前記実通過時刻との交点を示す、
    請求項1に記載の情報提供装置。
  12. 前記目的地に向けて移動している移動体である実移動体が前記経由地を通過した時刻である実通過時刻を取得する位置検出部、を更に有し、
    前記ダイヤグラムは、前記出発地と前記実移動体が前記出発地を出発した時刻である実出発時刻との交点、および、前記経由地と前記実通過時刻との交点、を結ぶ線分を示す、
    請求項2に記載の情報提供装置。
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