JP2005182347A - 乗物状況通知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】次に駅にやって来る乗物の状況を駅で待っている客にわかり易く通知する乗物状況通知システムを提供する。
【解決手段】駅Aに設置された映像表示装置5は、接近してきたバス3に設置されたネットワークカメラ7からのIPアドレス割当要求を受けて、当該ネットワークカメラ7にIPアドレスを割り当てると共に、駅Bに設置された映像表示装置6に当該IPアドレスを通知し、映像表示装置6は、通知されたIPアドレスに基づいて、ネットワークカメラ7にアクセスして映像データを要求し、当該映像データを受信して表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電車やバス等、駅を移動する乗物の進行状況や車内の混雑状況を、駅で待つ客に通知するシステムに関する。
街でバスを利用すると、到着予定時刻になってもバスが駅にやって来なかったり、やって来たバスが既に満員状態で乗車することができないといった経験をすることがある。
バス以外でも電車等、各駅を移動する交通システムを利用する場合、駅で待つ客は、同様の経験をすることがある。
このような不愉快な経験を駅で待つ客にさせないようにするための一つの手法として、駅に設置された掲示装置に、次に駅に来る乗物が現在どの位置にいるかを知らせるシステムがある。
また、下記の特許文献に開示されている情報通信システムは、交通機関(「乗物」を指す。)の停止地、路線、及び進行方向毎にユニークなアクセス番号を付し、上記アクセス番号に対応して、上記交通機関の停止地、路線、及び進行方向毎に上記交通機関の運行状況を管理する管理装置と、上記交通機関の運行状況を検索する端末装置とを設け、上記端末装置で上記交通機関の運行状況を検索する際に、所望の交通機関の停止地、路線、及び進行方向に対応するアクセス番号にアクセスできるようにしたものである。
すなわち、ユーザは、自分が搭乗する予定の乗物の運行状況(例えば、到達予定時刻の遅れや、車内の混雑状況等)を知りたい場合、バス停、路線、進行方向等の情報を端末装置に入力することで、その乗物の運行状況を知ることができる。
特開2001−6091号公報
しかしながら、駅で待つ客が端末装置を操作して、次に来る乗物の現在位置や遅れ時間等を知ることができたとしても、何故遅れているのか、また、現在その乗物は進んでいるのかといった、乗物の詳細な状況まではわからないため、その客の心理的ストレスを十分に和らげることはできない。
また、次に駅にやって来るバスや電車等の乗物の車内に、何人乗っているといった情報を駅で待つ客が知ることができたとしても、それが一体どれ位の混雑具合なのかは、イメージし辛い。
本発明は、次に駅にやって来る乗物の状況を、駅で待つ乗客にわかり易く通知することができる乗物状況通知システム及び当該システムに係る諸技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、駅から駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求した相手先に送信する第1通信手段とを備え、各駅には映像表示装置が設置されており、当該映像表示装置は、設置されている駅近辺に乗物が接近したことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に設置された撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知手段と、他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付手段と、受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、受信した映像データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、第1の駅から第2の駅に移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求する相手先に送信する第1通信手段とを備え、第1の駅には第1映像表示装置が設置されており、当該第1映像表示装置は、第1の駅近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を、第2の駅に設置された第2映像表示装置に通知する通知手段とを備え、前記第2映像表示装置は、前記通知手段から通知されたアクセス情報を受け付ける受付手段と、受け付けたアクセス情報に基づいて、前記撮像装置に映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、受信した映像データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、第1の駅から第2の駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求する相手先に送信する第1通信手段とを備え、第1の駅と第2の駅の経路間に中継装置が設置されており、当該中継装置は、設置位置近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を、第2の駅に設置された映像表示装置に通知する通知手段とを備え、前記映像表示装置は、前記通知手段から通知されたアクセス情報を受け付ける受付手段と、受け付けたアクセス情報に基づいて、前記撮像装置に映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、受信した映像データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
ここで、通信手段を備えた撮像装置とは、例えば、ネットワークカメラが挙げられる。また、乗物の状況とは、例えば、乗物の進行状況や車内の混雑状況である。
また、本発明は、複数の駅と、駅から駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知するために駅に設置された映像表示装置であって、設置された駅近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知手段と、他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付手段と、受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する通信手段と、受信した映像データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明は、上記映像表示装置に映像表示処理を行わせるプログラムであって、前記映像表示処理は、前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知ステップと、他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付ステップと、受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する通信ステップと、受信した映像データを表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
上記構成により、駅で待つ客は、次に当駅にやって来る乗物の状況(進行状況や車内の混雑状況等)を、駅に設置された映像表示装置に表示される映像で確認することができる。また、交通システムにおいて稼動している全ての乗物のうち、次に駅にやってくる乗物だけを絞り込んで、当駅に設置された映像表示装置に当該乗物に設置された撮像装置によって撮像された映像が表示されるので、通信負荷の軽減になる。
また、前記第1通信手段は、無線通信手段であり、前記検知手段は、無線通信手段であって、前記撮像装置から無線送信された電波信号を無線受信することで、当該撮像装置が設置された乗物の接近を検知することとしてもよい。
この構成により、駅に接近した乗物を、当該乗物に設置された撮像装置から送信される無線電波を受信したかどうかで検知することができる。
また、前記撮像装置は、当該撮像装置が設置された乗物の移動に応じて、無線通信の接続先を切り替える切替手段と、接続先の切り替えと共に、新しい接続先にIPアドレスの割り当てを要求する信号を送信する手段とを備え、前記映像表示装置は、前記検知手段が無線受信した、撮像装置から送信されたIPアドレスの割り当てを要求する信号に応じて、当該撮像装置にIPアドレスを割り当てる割当手段を備え、前記通知手段は、前記撮像装置に割り当てたIPアドレスをアクセス情報として、当該撮像装置が設置された乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に通知することとしてもよい。
この構成により、映像表示装置は、撮像装置に割り当てたIPアドレスをアクセス情報として次の駅に設置された映像表示装置に通知し、また、他の駅に設置された映像表示装置から受け付けたアクセス情報であるIPアドレスに基づいて、撮像装置にアクセスし、映像データを受信して表示することができる。
また、駅と駅の間の乗物の移動経路間には、無線中継装置が設置されており、当該無線中継装置は、前記撮像装置から無線送信されたIPアドレスの割り当てを要求する信号を無線受信して、当該信号に応じて前記撮像装置にIPアドレスを割り当てる手段と、割り当てたIPアドレスをアクセス情報として、当該撮像装置が設置された乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に通知する第2通知手段とを備えることとしてもよい。
この構成により、無線通信距離が短いため、駅に設置された映像表示装置と乗物に設置された撮像装置との間における無線通信接続が、乗物の移動位置によって継続できなくなる場合も、乗物の移動経路間に設置された無線中継装置によって補うことができる。
また、前記撮像装置は、当該撮像装置が設置された乗物の行先を示す行先情報を記憶している記憶手段と、記憶されている行先情報を無線送信する手段とを備え、前記映像表示装置又は前記無線中継装置は、前記撮像装置から無線送信された行先情報を無線受信し、当該行先情報に基づいて、前記アクセス情報の通知先を決定する手段を備えることとしてもよい。
この構成により、ある駅から複数に分岐する路線があるような場合でも、行先情報に基づいて、アクセス情報を通知すべき映像表示装置を特定することができる。
また、前記撮像手段は、前記乗物の進行方向を撮像することとしてもよい。
この構成により、乗物の進行状況を撮像することができる。
また、前記乗物は、バスであるとしてもよい。
この構成により、車道を走るバスであれば、渋滞状況を撮像することができ、バスが遅れている理由を駅で待つ客に明確に知らせることができる。
また、前記撮像手段は、前記乗物の乗客室内を撮像するとしてもよい。
この構成により、乗物の車内状況を撮像することができる。
また、前記乗物は、複数の車両から成り、前記撮像装置は、各車両に少なくとも1つが設置され、各撮像装置は各車両の乗客室内を撮像するとしてもよい。
この構成により、乗物が複数の車両から成る場合でも、それぞれの車両の車内状況を撮像することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
<概要>
図1は、本発明に係る乗物状況通知システムの概要を説明するための図である。乗物状況通知システムは、駅から駅へ移動する乗物を運用する交通システムにおいて利用されるシステムであり、図1は、交通システムの一例として、各駅と、各駅を巡回するバスを含む交通システムの一部を示している。
図1に示すバス3は、ネットワークカメラ7を搭載している。
ネットワークカメラ7は撮像機能、無線通信機能を備え、撮像により得られた映像データを、無線通信機能で外部に送信することができる。
ネットワークカメラ7の搭載位置として、例えば、図1に示すように、バスの前方を撮像することが可能な、バスの前方屋根部分等が挙げられる。これは、バスの走行状況や道路の渋滞具合を撮像するためである。
また、図示していないが、バス車内の混雑状況を撮像するために、バスの車内の混雑状況を撮像することが可能なバスの前方車内天井部分に設置していてもよい。更に、撮像素子を2つ備え、バスの前方とバスの車内の2つの映像を撮像してもよい。
駅A及び駅Bにはそれぞれ、ネットワーク2に接続されている映像表示装置5及び映像表示装置6が設置されており、また、駅Aから駅Bまでの路線間にある電柱には、ネットワーク2に接続されているアクセスポイント9が設置されている。
アクセスポイント9は、無線中継装置のことである。
映像表示装置5、映像表示装置6及びアクセスポイント9はそれぞれ無線通信機能と、有線のネットワーク通信機能とを備えている。
映像表示装置には、液晶表示ディスプレイ等の表示部が備わっており、例えば、駅Bに設置された映像表示装置6は、駅A及びアクセスポイント9に接近したバスのネットワークカメラが撮像した映像を表示する。詳細については後述する。
ネットワークカメラ7と、映像表示装置5、映像表示装置6又はアクセスポイント9との間では、IEEE802.11b方式で無線LAN通信を行う。詳細については後述するが、基本的には、ネットワークカメラが、映像表示装置及びアクセスポイントと通信可能な距離まで近づくと、ネットワークカメラから送信されたIPアドレス割当要求を映像表示装置及びアクセスポイントが受け付けて、IPアドレスの割当を行い、無線通信接続を確立する。
IPアドレスは、128ビットで表されるIPv6アドレスである。
乗物状況通知システム1の特徴は、駅に設置された映像表示装置が、バスに設置されたネットワークカメラよりIPアドレスの割り当て要求を無線受信した場合、すなわち、当該バスが駅に接近したことを検知した場合、当該要求に応じてIPアドレスを割り当てると共に、割り当てたIPアドレスを、本映像表示装置が設置された駅の次に当該バスが向かう駅に設置された映像表示装置に通知し、また、別の映像表示装置からIPアドレスの通知を受け付けると、当該IPアドレスが示すネットワークカメラにアクセスして、映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信して表示部に表示する点である。
これにより、駅に設置された映像表示装置は、次に当該駅にやって来るバスに設置されたネットワークカメラが撮像した映像を表示するので、駅で待つ客は映像を見て、例えば、バスの走行状況や、道路の渋滞状況を確認することができる。
図2は、映像表示装置に備わる表示部に表示される映像画面の一例である。画面201には、バスに設置されたネットワークカメラが撮像したバス前方の映像が表示されている。
また、ネットワークカメラが、バスの車内状況を撮像していれば、駅で待つ客は、次に来るバスの車内が混雑しているかどうかが映像で容易に知ることができる。例えば、駅で待つ客は、駅に設置された映像表示装置に表示された車内の映像を見ることで車内が混雑していると判断し、次に来るバスに乗るのを諦め、待ち時間が延びた分、街中をぶらぶらしたり、ショッピングを続けたりすることができる。
<構成>
次に乗物状況通知システム1に含まれる各装置の機能構成について説明する。
図3は、乗物状況通知システム1に含まれる各装置の機能構成を示す図であり、図3に示すネットワーク2、映像表示装置5、映像表示装置6、ネットワークカメラ7、アクセスポイント9は、図1に示した符号のものと対応している。
なお、図示していないが乗物状況通知システム1に含まれる映像表示装置、ネットワークカメラ及びアクセスポイントは、それぞれ複数存在する。また、映像表示装置及びアクセスポイントには、IPv6アドレスが固定的に割り当てられているが、ネットワークカメラは、映像表示装置及びアクセスポイントの無線通信可能エリアに移動した時点で、IPv6アドレスが割り当てられる。
映像表示装置5及び映像表示装置6は、同様の機能部を備えているので、映像表示装置5の機能部についてのみ説明する。
映像表示装置5は、無線通信部51、通信部52、制御部53、記憶部54、表示部55といった機能部を備える。各機能部の機能は、記憶部54に記憶されている制御プログラムを制御部53が実行することにより実現している。
無線通信部51は、IEEE 802.11b方式で無線通信する機能を有する。ネットワークカメラ7からIPアドレスの割当要求を受け付けると、IPアドレスの割当処理を行い、無線通信接続を確立する。
通信部52は、ネットワーク2に接続されている各機器と通信を行う機能を有する。他の映像表示装置から、アクセス情報を受け付けると、当該アクセス情報が示すネットワークカメラに映像データの送信要求を行う。
表示部55は、通信部54がネットワークを介して受信した映像データを表示する機能を有する。
アクセスポイント9は、いわゆる中継装置であり、無線通信部91、通信部92、制御部93、記憶部94といった機能部を備える。各機能部の機能は、記憶部94に記憶されている制御プログラムを制御部93が実行することにより実現している。
無線通信部91は、IEEE 802.11b方式で無線通信する機能を有する。
通信部92は、ネットワーク2に接続されている各機器と通信を行う機能を有する。
ネットワークカメラ7は、無線通信部71、カメラ部72、制御部73、記憶部74といった機能部を備え、各機能部の機能は、記憶部74に記憶されている制御プログラムを制御部73が実行することにより実現している。
無線通信部71は、IEEE 802.11b方式で無線通信する機能を有し、無線のアクセス先の切り替えは、複数の映像表示装置及びアクセスポイントからの電波の電界強度を測定してそれぞれの電界強度を比較することにより、より強い方をアクセス先として選択する従来の方法を用いている。また、アクセス先を切り替える際、無線通信部71は、新たなアクセス先にIPアドレスの割当を要求する。
カメラ部72は、光学像を結像するレンズ、結像された光学像を電気信号に変換するイメージセンサ、イメージセンサの信号を処理して画像データを生成する信号処理部等から成る。
ネットワークカメラは、例えば、松下電器産業株式会社製のKX−HCM170(屋外&無線タイプ)を用いることができる。本製品は、防水対応に加え、IEEE 802.11b方式無線機能を備えており、通信距離は、屋内で見通しが良ければ120m、屋外で見通しが良ければ600mである。勿論、同様の機能を備えたネットワークカメラであれば、他社製品であってもよい。
<動作>
次に、映像表示装置、ネットワークカメラ、アクセスポイントそれぞれの動作について説明する。
<映像表示装置>
図4は、交通システムの各駅に設置されている映像表示装置の動作、すなわち映像表示装置の記憶部に記憶されている制御プログラムの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、映像表示装置が、他の駅に設置された映像表示装置からアクセス情報、すなわち、ネットワークカメラに割り当てられたIPアドレスを受け付けると(ステップS1:YES)、当該IPアドレスを記憶部に記憶する(ステップS2)。
また、無線通信部がネットワークカメラからIPアドレスの割当要求を受け付けた場合、すなわち、当該ネットワークカメラが設置されたバスが駅に接近したことを検知した場合(ステップS3:YES)に、当該ネットワークカメラにIPアドレスを割り当てる処理を行う(ステップS4)。
続いて、ネットワークカメラに割り当てたIPアドレスを、所定の駅に設置された映像表示装置に通知する処理を行う(ステップS5)。
続いて、記憶部にアクセス情報が記憶されていれば(ステップS6:YES)、映像データ要求処理を行う(ステップS7)。
記憶部にアクセス情報が記憶されていなければ(ステップS6:NO)、ステップS1に戻る。
ステップS7の映像データ要求処理において、映像表示装置は、記憶部に記憶されているIPアドレスが示すネットワークカメラに映像データの送信を要求するコマンドを通信部を介して送る。
その際、アクセス先が不明であるとする応答があれば(ステップS8:YES)、ネットワークカメラに割り当てられた当該IPアドレスは、当該ネットワークカメラの移動に伴うアクセス先の切り替えによって、使用されていないものになっているので、記憶部から当該IPアドレスを削除する(ステップS9)。その後、ステップS1に戻る。
ステップS8において、アクセス先が不明でなければ(ステップS8:NO)、映像データ要求コマンドに応じて、ネットワークカメラから送られて来た映像データを通信部において受信して、表示部に映像を表示する映像データ表示処理を行う(ステップS10)。その後、ステップS1に戻る。
ここで、ステップS5のアクセス情報通知処理において、アクセス情報を通知する相手先について説明する。
図5は、巡回バスの路線図の一例である。○印は駅及び映像表示装置を、×印はアクセスポイントを、矢印はバスの進行方向を示す。
例えば、駅Dに設置された映像表示装置及びアクセスポイントdは、接近したバスに設置されたネットワークカメラに割り当てたIPアドレスを、駅Eに設置された映像表示装置にアクセス情報として通知する。同様に、駅Gに設置された映像表示装置及びアクセスポイントgは、接近したバスに設置されたネットワークカメラに割り当てたIPアドレスを、駅Hに設置された映像表示装置にアクセス情報として通知する。
<ネットワークカメラ>
図6は、バスに設置されているネットワークカメラの動作、すなわちネットワークカメラの記憶部に記憶されている制御プログラムの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、ネットワークカメラは、無線のアクセス先の変更を行う場合(ステップS11:YES)、IPアドレスの割り当てを要求する信号を送信する(ステップS12)。無線のアクセス先の変更を行わない場合(ステップS11:NO)、ステップS14に進む。
映像表示装置又はアクセスポイントからIPアドレスの割り当てが行われた場合(ステップS13:YES)、続いて、ステップS14において映像データの送信要求を受け付けたかどうかを確認する。ネットワークカメラは、IPアドレスが割り当てられるまでIPアドレスの割当要求を繰り返し送信する。
ステップS14において、映像データの送信要求を受け付けた場合(ステップS14:YES)、撮像処理を開始して、撮像により得られた映像データを当該映像データを要求した相手先に送信する処理を行う(ステップS15)。
ステップS14において、映像データの送信要求を受け付けなければ(ステップS14:NO)、ステップS11に戻る。
<アクセスポイント>
図7は、各駅間の電柱やビル等に設置されているアクセスポイントの動作、すなわちアクセスポイントの記憶部に記憶されている制御プログラムの処理を説明するためのフローチャートである。
まず、アクセスポイントの無線通信部がネットワークカメラからIPアドレスの割当要求を受け付けた場合、すなわち、当該ネットワークカメラが設置されたバスがアクセスポイントに接近したことを検知した場合(ステップS21:YES)に、当該ネットワークカメラにIPアドレスを割り当てる処理を行う(ステップS22)。
続いて、ネットワークカメラに割り当てたIPアドレスを、所定の映像表示装置に通知する処理を行う(ステップS23)。このアクセス情報通知処理については、映像表示装置の動作と同様である。
<その他の変形例>
次に上記実施の形態の変形例について説明する。
<変形例1>
交通システムが図5の路線図のように循環型の路線図であれば、映像表示装置及びアクセスポイントは、予め決まっている所定の映像表示装置に、ネットワークカメラに割り当てたIPアドレスを通知すればよいが、例えば、図8に示す路線図のような場合、すなわち、同じ路線上を乗物が双方向に移動したり、一つの駅から複数の路線が伸びている場合は、映像表示装置及びアクセスポイントは路線上を移動する乗物の行き先を特定する必要がある。
この場合、乗物に設置されたネットワークカメラに、当該乗物の行き先を示す行先情報を記憶させておき、図6に示すステップS13において、ネットワークカメラがIPアドレスを割り当てられた後、記憶部に記憶されている行先情報をIPアドレスを割り当てた映像表示装置又はアクセスポイントに送信するということが考えられる。図9(a)に示すステップS18は、変形例1の場合に、ネットワークカメラの動作において、図6に示すステップS13とステップS14の間に追加するステップである。
一方、映像表示装置及びアクセスポイントは、ネットワークカメラにIPアドレスを割り当てた後、ネットワークカメラから送られてきた行先情報を受信して、どの駅に割り当てたIPアドレスをアクセス情報として通知するかを決定する。
図9(b)に示すステップS19は、変形例1の場合に、映像表示装置の動作において、図4に示すステップS4とステップS5の間に追加されるステップである。
ここで、映像表示装置の具体的なアクセス情報通知処理について説明する。
例えば、図8に示すアクセスポイントnにおいて、行先がX駅であることを示す行先情報を無線受信した場合、当該行先情報を送信したネットワークカメラが設置された乗物は、Q駅からN駅に向かっていることが判明するので、アクセスポイントnは、割り当てたIPアドレスをアクセス情報としてN駅に通知する。
アクセスポイントnは、X駅行き、Y駅行き、Z駅行きのいずれかを示す行先情報を無線受信した場合、N駅に向かう電車であると判定し、Q駅行きを示す行先情報を無線受信した場合は、Q駅に向かう電車であると判定する。
続いて、前記乗物がN駅に接近すると、N駅に設置された映像表示装置はIPアドレス割当処理後に、当該乗物に設置されたネットワークカメラから送信された行先情報を受信して、当該乗物がX駅に向かっている乗物であることが判明するので、X駅に向かう路線上のN駅の次の駅であるK駅に設置された映像表示装置にアクセス情報を通知する。
もし、無線受信した行先情報がY駅行きを示すものであれば、L駅に設置された映像表示装置にアクセス情報を通知し、無線受信した行先情報がZ駅行きを示すものであれば、M駅に設置された映像表示装置にアクセス情報を通知する。
<変形例2>
本発明に係る乗物状況通知システムを、複数の客車から構成される電車等の交通システムに用いる場合、各客車に車内の状況を撮像するネットワークカメラを設置していて、駅で待つ客は、各客車の車内状況を確認できるものであってもよい。
図10は、各客車にネットワークカメラが設置された電車の一例を模式的に示した図であり、図11は、駅に設置された映像表示装置の表示部に表示される画面の一例である。
図10に示す電車は、4両編成であり、客車901にはネットワークカメラ911が設置され、客車902にはネットワークカメラ912が設置され、客車903にはネットワークカメラ913が設置され、客車904にはネットワークカメラ914が設置されている。
駅に設置された映像表示装置の表示部は、タッチパネルディスプレイであり、画面1100には、次に来る電車を示す絵が表示される。
画面1100に示す客車1は、図10に示す客車901に設置されたネットワークカメラ911に割り当てられたIPアドレスと対応付けられており、同様に、客車2は、ネットワークカメラ912に割り当てられたIPアドレスと対応付けられており、客車3は、ネットワークカメラ913に割り当てられたIPアドレスと対応付けられており、客車4は、ネットワークカメラ914に割り当てられたIPアドレスと対応付けられている。
駅で待つ客は、映像表示装置に表示された画面1100に表示されているいずれかの客車の絵に指で触れることにより、当該客車に設置されたネットワークカメラが撮像する映像を選択表示することができる。
<補足>
なお、本発明は上記実施の形態及び変形例に限定されないのはもちろんである。以下のような場合も本発明に含まれる。
(1)映像表示装置は、ネットワークカメラに割り当てたIPアドレスをアクセス情報として他の映像表示装置に通知していたが、乗物状況通知システムのネットワークがEthernet(登録商標)である場合、個々の装置が有する通信部には固有のMACアドレスが割り当てられているので、映像表示装置又はアクセスポイントに接近した乗物に設置されているネットワークカメラのMACアドレスを、アクセス情報として通知してもよい。
(2)実施の形態や変形例では、駅やアクセスポイントに接近した乗物をIPアドレスの割当要求を無線受信することにより検知していたが、他の方法で検知してもよい。
例えば、乗物の運転手が、駅やアクセスポイントに接近したことを、電話等を用いて駅やアクセスポイントで待機している駅員にネットワークカメラにアクセスするためのアクセス情報を通知してもよい。
この場合、駅やアクセスポイントで待機している駅員は、接近してくる乗物に設置されたネットワークカメラにアクセスするためのアクセス情報を、次の駅に待機している駅員に電話等で通知し、当該通知を受けた駅員はアクセス情報に基づいてネットワークカメラにアクセスし、映像データを要求して、駅に設置された映像表示装置に要求に応じて送られてきた映像を表示させる。
(3)実施の形態や変形例では、ネットワークカメラと駅及びアクセスポイントとの間の通信は、2.4GHz帯域の電波を用いたIEEE802.11b方式で行っていたが、 5GHz帯域の電波を用いたIEEE802.11a方式を使用してもよく、また、赤外線やレーザー等を使った方式を用いてもよい。更に、電車であれば、電源供給電線を用いてネットワークカメラと映像表示装置との間で通信を行うことも考えられる。すなわち、無線通信でなくてもよい。
(4)実施の形態や変形例では、本発明をバスや電車の交通システムに用いた場合について説明したが、本発明は、路面電車、水上バス(連絡船)、飛行機、遊覧潜水艇等、駅から駅に乗物で移動する交通システムに用いることができる。
(5)本発明は、上記実施の形態に示す映像表示装置であるとしてもよい。また、映像表示装置の記憶部に記憶されている、当該映像表示装置に映像表示処理を行わせるプログラムであるとしてもよいし、当該プログラムからなるデジタル信号であるとしてもよい。
(6)本発明は、前記プログラム又は前記デジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD―ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリ等に記録したものとしてもよい。
(7)本発明は、前記プログラム又は前記デジタル信号を、電気通信回線、無線又は有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク等を経由して伝送するものとしてもよい。
(8)本発明は、前記プログラム又は前記デジタル信号を前記記録媒体に記録して移送することにより、又は前記プログラム又は前記デジタル信号をネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するものとしてもよい。
本発明は、駅で待つ客に次に来る乗物の状況を通知するシステムとして、バスや電車等の交通システムに利用できる。
本発明に係る乗物状況通知システムの概要を説明するための図である。 映像表示装置に備わる表示部に表示された映像の一例を示す図である。 乗物状況通知システム1に含まれる各装置の機能構成を示す図である。 映像表示装置の動作を説明するためのフローチャート図である。 交通システムの路線図の一例である。 ネットワークカメラの動作を説明するためのフローチャート図である。 アクセスポイントの動作を説明するためのフローチャート図である。 交通システムの路線図の一例である。 (a)変形例1の場合に図6に追加されるステップを示す図である。
(b)変形例1の場合に図4に追加されるステップを示す図である。
各客車にネットワークカメラが設置された電車の一例を模式的に示した図である。 映像表示装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 乗物状況通知システム
2 ネットワーク
3 バス
5、6 映像表示装置
7 ネットワークカメラ
9 アクセスポイント
51、71、91 無線通信部
52、92 通信部
53、73、93 制御部
54、74、94 記憶部
55 表示部
72 カメラ部

Claims (13)

  1. 駅から駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、
    前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、
    乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求した相手先に送信する第1通信手段とを備え、
    各駅には映像表示装置が設置されており、当該映像表示装置は、
    設置されている駅近辺に乗物が接近したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に設置された撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知手段と、
    他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付手段と、
    受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、
    受信した映像データを表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする乗物状況通知システム。
  2. 前記第1通信手段は、無線通信手段であり、
    前記検知手段は、無線通信手段であって、前記撮像装置から無線送信された電波信号を無線受信することで、当該撮像装置が設置された乗物の接近を検知する
    ことを特徴とする請求項1に記載の乗物状況通知システム。
  3. 前記撮像装置は、
    当該撮像装置が設置された乗物の移動に応じて、無線通信の接続先を切り替える切替手段と、
    接続先の切り替えと共に、新しい接続先にIPアドレスの割り当てを要求する信号を送信する手段とを備え、
    前記映像表示装置は、
    前記検知手段が無線受信した、撮像装置から送信されたIPアドレスの割り当てを要求する信号に応じて、当該撮像装置にIPアドレスを割り当てる割当手段を備え、
    前記通知手段は、前記撮像装置に割り当てたIPアドレスをアクセス情報として、当該撮像装置が設置された乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に通知する
    ことを特徴とする請求項2に記載の乗物状況通知システム。
  4. 駅と駅の間の乗物の移動経路間には、無線中継装置が設置されており、当該無線中継装置は、
    前記撮像装置から無線送信されたIPアドレスの割り当てを要求する信号を無線受信して、当該信号に応じて前記撮像装置にIPアドレスを割り当てる手段と、
    割り当てたIPアドレスをアクセス情報として、当該撮像装置が設置された乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に通知する第2通知手段とを備える
    ことを特徴とする請求項3に記載の乗物状況通知システム。
  5. 前記撮像装置は、
    当該撮像装置が設置された乗物の行先を示す行先情報を記憶している記憶手段と、
    記憶されている行先情報を無線送信する手段とを備え、
    前記映像表示装置又は前記無線中継装置は、
    前記撮像装置から無線送信された行先情報を無線受信し、当該行先情報に基づいて、前記アクセス情報の通知先を決定する手段を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の乗物状況通知システム。
  6. 前記撮像手段は、前記乗物の進行方向を撮像することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の乗物状況通知システム。
  7. 前記乗物は、バスであることを特徴とする請求項6に記載の乗物状況通知システム。
  8. 前記撮像手段は、前記乗物の乗客室内を撮像することを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の乗物状況通知システム。
  9. 前記乗物は、複数の車両から成り、
    前記撮像装置は、各車両に少なくとも1つが設置され、各撮像装置は各車両の乗客室内を撮像することを特徴とする請求項8に記載の乗物状況通知システム。
  10. 第1の駅から第2の駅に移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、
    前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、
    乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求する相手先に送信する第1通信手段とを備え、
    第1の駅には第1映像表示装置が設置されており、当該第1映像表示装置は、
    第1の駅近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を、第2の駅に設置された第2映像表示装置に通知する通知手段とを備え、
    前記第2映像表示装置は、
    前記通知手段から通知されたアクセス情報を受け付ける受付手段と、
    受け付けたアクセス情報に基づいて、前記撮像装置に映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、
    受信した映像データを表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする乗物状況通知システム。
  11. 第1の駅から第2の駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知する乗物状況通知システムであって、
    前記乗物には撮像装置が設置されており、当該撮像装置は、
    乗物の内外を撮像して映像データを得る撮像手段と、
    前記撮像手段により得られた映像データの取得要求を外部から受け付けて、当該映像データを要求する相手先に送信する第1通信手段とを備え、
    第1の駅と第2の駅の経路間に中継装置が設置されており、当該中継装置は、
    設置位置近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を、第2の駅に設置された映像表示装置に通知する通知手段とを備え、
    前記映像表示装置は、
    前記通知手段から通知されたアクセス情報を受け付ける受付手段と、
    受け付けたアクセス情報に基づいて、前記撮像装置に映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する第2通信手段と、
    受信した映像データを表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする乗物状況通知システム。
  12. 複数の駅と、駅から駅へ移動する乗物の状況を駅で待つ乗客に通知するために駅に設置された映像表示装置であって、
    設置された駅近辺に前記乗物が接近したことを検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知手段と、
    他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付手段と、
    受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する通信手段と、
    受信した映像データを表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする映像表示装置。
  13. 請求項12に記載の映像表示装置に映像表示処理を行わせるプログラムであって、
    前記映像表示処理は、
    前記検知手段により検知した乗物が次に向かう駅に設置された映像表示装置に、当該乗物に備わる撮像装置にアクセスするためのアクセス情報を通知する通知ステップと、
    他の駅に設置された映像表示装置から、アクセス情報を受け付ける受付ステップと、
    受け付けたアクセス情報に基づいて、撮像装置にアクセスして映像データを要求し、当該要求に応じて送られてきた映像データを受信する通信ステップと、
    受信した映像データを表示する表示ステップとを含む
    ことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290574A (ja) * 2006-04-26 2007-11-08 Mitsubishi Electric Corp 列車混雑度通知システム
JP2018147319A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 株式会社東芝 道路交通管理装置および道路交通管理方法

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