JP3877204B2 - 外部映像入手システムおよびそれに用いられる装置 - Google Patents

外部映像入手システムおよびそれに用いられる装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、あらゆる地点に存在するカメラで撮像された映像を入手するためのシステムに関し、より特定的には、車両などの移動体に設置されたカメラで撮像された映像を入手するためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ある場所の状況や風景を映像で把握したいとするニーズは、数多く存在する。たとえば、交通監視システム、警備システムなどにおいて、ある場所の映像を見ることができれば、より監視・警備が強化できる。また、カーナビゲーションの分野においても、これから行く目的地の映像を見ることができれば、交通状況や天気、風景などを把握することができ、目的地への到達までの計画立案に役立つ。また、旅行会社の観光案内など、行ったことのない場所の映像を見ることができれば、旅行先への期待感が高まり、旅行計画の立案にも役立つこととなり、よりサービスアップが期待できる。
【0003】
従来、交通監視システムの分野においては、路上の複数の地点に設置されているカメラが撮像した映像をセンタ局で受信し、映像を見ながら道路状況などを把握することができた。
【0004】
また、車両に設置されたカメラが移動中に撮像した画像を入手し、後で、場所を特定しながら映像を再生するシステムとして、特開平7−248726号公報に記載のシステムがある。特開平7−248726号公報に記載の映像データ収集装置は、自己が搭載された車両の移動中に先々の状況を撮像し、撮像データを位置情報および日時と共に記録媒体に記録していく。その後、専用の再生装置を用い、場所と日時とを指定して撮像されている映像を再生する。このシステムは、トラック会社の運行管理や、旅行会社の観光案内への利用が期待できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の交通監視システムにおいては、路上に設置されている監視カメラからの映像しか入手することができず、カメラが設置されていない場所の映像を入手することはできなかった。
【0006】
また、特開平7−248726号公報に記載のシステムでは、カメラが移動するため、様々な場所の映像を入手することはできるものの、入手できる映像は全て自車両が通った過去の映像であるので、行ったことのない場所の映像を入手することはできなかった。
【0007】
それゆえ、本発明の目的は、あらゆる場所の現在または過去の映像を入手することができるシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
本発明は、移動体上からネットワークを介して遠隔地の映像を入手するためのシステムであって、
複数の場所に固定配置され、かつネットワークと接続されており、周辺の映像を撮像データとして取得すると共に、この取得した撮像データをネットワークを介して送出する複数の映像取得局と、
ネットワークと接続されており、かつ各映像取得局を管理するセンタ局と、
複数の場所に固定配置され、かつネットワークと接続されており、ネットワークを介してセンタ局と通信を行うと共に、自局を中心とする所定の範囲内で無線通信が可能な複数の無線通信局と、
移動体に設けられており、かつ近隣に配置された無線通信局と交信することによって、ネットワーク経由で映像取得局からの撮像データを入手する外部映像入手装置とを備え、
外部映像入手装置は、
映像を入手したい遠隔地の場所、および、当該場所における現在の映像を入手するか過去の映像を入手するかを指示するための操作手段と、
交信可能な無線通信局を中継して、操作手段によって指示された場所および現在映像の入手または過去の映像入手を指定した撮像データの送信要求をセンタ局宛に送信する撮像データ送信要求手段と、
交信可能な無線通信局を中継して、ネットワークを介して送られてくる自己宛の撮像データを受信する撮像データ受信手段とを含み、
各無線通信局は、
撮像データ送信要求手段が送信する撮像データの送信要求を受信してネットワーク上に送出する撮像データ送信要求送出手段と、
ネットワークを介して送られてくる外部映像入手装置宛の撮像データを外部映像入手装置に送信する撮像データ送信手段とを含み、
センタ局は、
ネットワークを介して送られてくる撮像データの送信要求を受信し、当該送信要求に含まれる操作手段によって指示された場所に基づいて複数の映像取得局から近隣に存在する映像取得局を検索し、当該検索された映像取得局に対して撮像命令データを送信して、送信要求に応じた撮像データを当該検索された映像取得局から取得する要求撮像データ取得手段と、
要求撮像データ取得手段が取得した撮像データを外部映像入手装置に送信する要求撮像データ送信手段とを含み、
各映像取得局は、
移動体に設置されているカメラが撮像する周辺の映像を無線通信によって撮像データとして取得する撮像データ取得手段と、
撮像データ取得手段が取得した撮像データをネットワークを介してセンタ局宛に送信する取得撮像データ送信手段とを含む。
【0009】
上記発明によれば、外部映像入手装置からの要求に応じて、指定場所に存在する映像取得局をセンタ局が特定して外部映像入手装置宛に撮像データを送信するよう命令し、映像取得局が外部映像入手装置宛に撮像データを送信し、無線通信局から撮像データが無線で送信されるので、外部映像入手装置は、所望の遠隔地の映像を移動中に入手することが可能となる。また、映像取得局の場所は、センタ局が一括管理するので、外部映像装置は、映像を入手したい場所を指定するだけで、所望の遠隔地の映像を入手することができる。
【0010】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、映像を入手したい遠隔地の場所を緯度経度に基づく位置情報によって指定し、
映像取得局特定手段は、撮像データ送信要求手段によって指定されている位置情報に基づいて、映像取得局を特定することを特徴とする。
【0011】
これにより、センタ局は、位置情報によって映像取得局を特定できる。
【0012】
好ましくは、センタ局は、各映像取得局の位置情報を記憶する映像取得局位置記憶部をさらに含み、
映像取得局特定手段は、映像取得局位置記憶部を参照して、映像取得局を特定し、
センタ局は、映像取得局が増設された場合、映像取得局位置記憶部の記憶内容を更新する映像取得局更新手段をさらに含むことを特徴とする。
【0013】
これにより、映像取得局が増設されたとしても、センタ局の登録内容を変更するだけでよいので、外部映像入手装置の設定を変更せずとも、映像取得局のインフラ整備に対応することができる外部映像入手システムを提供できる。
【0014】
好ましくは、撮像データ取得手段は、移動体に設置されているカメラが撮像する映像を無線通信によって取得することを特徴とする。
【0015】
これにより、移動体に設置されているカメラからの撮像データを流用することができるので、映像取得局を安価に提供することが可能となる。
【0016】
好ましくは、撮像データ取得手段は、予め固定的に設置されているカメラが撮像する映像を撮像データとして取得することを特徴とする。
【0017】
これにより、主要な箇所の映像取得局をこのような固定カメラにすることによって、確実に映像を入手することが可能となる。
【0018】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、撮像データを中継する無線通信局を指定して撮像データの送信を要求し、
撮像データ送信命令手段は、指定されている無線通信局を中継して撮像データを外部映像入手装置宛に送信するよう命令し、
取得撮像データ送信手段は、指定されている無線通信局を中継して撮像データを外部映像入手装置宛に送信することを特徴とする。
【0019】
これにより、撮像データを中継する無線通信局が指定されることとなるので、外部映像入手装置は、指定した無線通信局から撮像データを受信することとなる。これにより、移動体の移動状況に応じて、無線通信局を指定することができる。
【0020】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、現在交信中の無線通信局を撮像データを中継する無線通信局であると指定する。
【0021】
これにより、外部映像入手装置は、移動体の移動状況に応じて、現在交信中の無線通信局から撮像データを受信することができる。たとえば、ゆっくり走行している場合や、停止している場合などに有効である。
【0022】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、現在交信中の無線通信局の周辺に存在する他の無線通信局も撮像データを中継する無線通信局であると指定する。
【0023】
これにより、外部映像入手装置は、周辺に存在する無線通信局からも撮像データを受信することができるので、移動中であったとしても、確実に撮像データを受信することが可能となる。
【0024】
好ましくは、撮像データ送信手段は、撮像データの送信先の外部映像入手装置と交信不能の場合、周辺に存在する他の無線通信局にこの撮像データを転送することを特徴とする。
【0025】
これにより、外部映像入手装置は、周辺に存在する無線通信局からも撮像データを受信することができるので、移動中であったとしても、確実に撮像データを受信することが可能となる。
【0026】
また、本発明は、移動体上からネットワークを介して遠隔地の映像を入手するためのシステムであって、
ネットワークと接続されており、かつ複数の場所の映像を撮像データとして管理するセンタ局と、
複数の場所に固定配置され、かつネットワークと接続されており、ネットワークを介してセンタ局と通信を行うと共に、自局を中心とする所定の範囲内で無線通信が可能な複数の無線通信局と、
移動体に設けられており、かつ近隣に配置された無線通信局と交信することによって、ネットワーク経由でセンタ局からの撮像データを入手する外部映像入手装置と、
移動体に設けられており、かつ近隣に配置された無線通信局と交信することによって、ネットワーク経由でセンタ局に蓄積済みの撮像データを送信する外部映像蓄積装置とを備え、
外部映像入手装置は、
交信可能な無線通信局を中継して、映像を入手したい遠隔地の場所を指定した撮像データの送信要求をセンタ局宛に送出する撮像データ送信要求手段と、
交信可能な無線通信局を中継して、ネットワークを介して送られてくる自己宛の撮像データを受信する撮像データ受信手段とを含み、
外部映像蓄積装置は、
移動中に各地の映像を撮像データとして蓄積していく蓄積撮像データ記憶手段と、
無線通信局の通信範囲内に進入した場合、この無線通信局を中継して、蓄積撮像データ記憶手段が蓄積済みの撮像データをセンタ局宛に送信する蓄積撮像データ送信手段とを含み、
各無線通信局は、
撮像データ送信要求手段が送信する撮像データの送信要求を受信してネットワーク上に送出する撮像データ送信要求送出手段と、
ネットワークを介して送られてくる外部映像入手装置宛の撮像データを外部映像入手装置に送信する撮像データ送信手段と、
蓄積撮像データ送信手段が送信する蓄積済みの撮像データを受信してネットワーク上に送出する蓄積撮像データ送出手段とを含み、
センタ局は、
複数の場所の撮像データをその撮像場所と付随させて記憶する撮像データ記憶部と、
ネットワークを介して送られてくる撮像データの送信要求を受信し、指定されている場所の撮像データを撮像データ記憶部を参照して取得する撮像データ取得手段と、
撮像データ取得手段が取得した撮像データを、ネットワークを介して、外部映像入手装置宛に送信する取得撮像データ送信手段と、
ネットワークを介して送られてくる外部映像蓄積装置からの蓄積済みの撮像データを受信して、撮像データ記憶部の内容を更新する撮像データ更新手段とを含む、外部映像入手システム。
【0027】
これにより、外部映像蓄積装置が各地で撮像した映像が、センタ局に集約することとなるので、センタ局は、様々な場所の映像を蓄積することが可能となる。そのため、外部映像入手装置は、様々な遠隔地の映像をセンタ局から入手することができる。また、センタ局には、過去の映像も、ほぼ現在の映像も集まることとなるので、外部映像入手装置は、現在または過去の映像を入手することが可能となる。
【0028】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、撮像データを中継する無線通信局を指定して撮像データの送信を要求し、
取得撮像データ送信手段は、指定されている無線通信局を中継して撮像データを外部映像入手装置宛に送信することを特徴とする。
【0029】
これにより、撮像データを中継する無線通信局が指定されることとなるので、外部映像入手装置は、指定した無線通信局から撮像データを受信することとなる。これにより、移動体の移動状況に応じて、無線通信局を指定することができる。
【0030】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、現在交信中の無線通信局を撮像データを中継する無線通信局であると指定する。
【0031】
これにより、撮像データ送信要求手段は、現在交信中の無線通信局の周辺に存在する他の無線通信局も撮像データを中継する無線通信局であると指定する。
【0032】
好ましくは、撮像データ送信手段は、撮像データの送信先の外部映像入手装置と交信不能の場合、周辺に存在する他の無線通信局にこの撮像データを転送することを特徴とする。
【0033】
好ましくは、撮像データ記憶部は、撮像日時が付随した撮像データを記憶しており、
撮像データ送信要求手段は、映像を入手したい日時または時間帯を指定して撮像データの送信を要求し、
撮像データ取得手段は、指定されている日時または時間帯に適合する撮像データを撮像データ記憶部から取得することを特徴とする。
【0034】
これにより、外部映像入手装置は、所望の遠隔地における所望の日時または時間帯の映像を入手することが可能となる。
【0035】
好ましくは、撮像データ送信要求手段は、ユーザに表示中の地図上の位置を指定させることによって、映像を入手したい遠隔地の場所を決定することを特徴とする。
【0036】
これにより、映像を入手したい場所の指定が容易となる。
【0037】
好ましくは、第1または第10の発明において、撮像データ送信要求手段は、地図上に表示された移動体の経路上をユーザに指定させることによって、映像を入手したい遠隔地の場所を決定することを特徴とする。
【0038】
これにより、映像を入手したい場所の指定が容易となる。
【0039】
好ましくは、外部映像入手装置は、さらに、
移動中に各地の映像を取得して撮像データとして蓄積していく撮像データ蓄積手段と、
撮像データ蓄積手段によって蓄積されている撮像データの中からユーザの要求に応じた映像を入手する蓄積映像入手手段とを含む。
【0040】
これにより、過去に通り過ぎた場所の映像を入手することが可能となる。
【0041】
また、本発明は、移動体に設けられ、移動体上からネットワークを介して遠隔地の映像を入手するための外部映像入手装置であって、
自局を中心とする所定の範囲内で無線通信が可能でネットワークに接続された無線通信局を中継して、撮像データの送信を管理するネットワークに接続されたセンタ局に対し、映像を入手したい遠隔地の場所を指定した撮像データの送信要求を送信する撮像データ送信要求手段と、
交信可能な無線通信局を経由して、ネットワークを介して送られてくる自己宛の撮像データを受信する撮像データ受信手段とを含む。
【0042】
好ましくは、さらに、移動中に各地の映像を取得して撮像データとして蓄積していく撮像データ蓄積手段と、
撮像データ蓄積手段によって蓄積されている撮像データの中からユーザの要求に応じた映像を入手する蓄積映像入手手段とを含む。
【0043】
また、本発明は、移動体に設けられ、移動体上からネットワークを介して、複数の場所の映像を管理するセンタ局に蓄積済みの撮像データを送信する外部映像蓄積装置であって、
移動中に各地の映像を撮像データとして蓄積していく蓄積撮像データ記憶手段と、
自局を中心とする所定の範囲内で無線通信が可能でネットワークに接続された無線通信局の通信範囲内に進入した場合、この無線通信局を中継して、蓄積撮像データ記憶手段が蓄積済みの撮像データをセンタ局宛に送信する蓄積撮像データ送信手段とを含む。
【0044】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る外部映像入手システムの全体構成を模式的に示す図である。図1において、外部映像入手システムは、車両などの移動体に設置されている外部映像入手装置100と、DSRC(Dedicated Short Range Communications:狭域通信)方式によって無線信号を送受信するDSRC局200と、路側などに設置されている固定映像入手局300と、ネットワーク400と、センタ局500とを備える。
【0045】
図1において、固定映像入手局300は、一つしか示さなかったが、複数存在してもよい。また、外部映像入手装置100は、二つしか示さなかったが、それ以上存在してよい。DSRC局200は、二つしか示さなかったが、道路やお店の駐車場、ビルの屋上など、多数の場所に存在する。なお、図1において、外部映像入手装置100およびDSRC局200をそれぞれ区別するために、便宜上、参照符号に(#番号)を付している。区別する必要がない場合は、(#番号)を記さずに説明する。
【0046】
ネットワーク400は、接続されている機器に割り当てられたアドレスに従って、ルーティングを行う機能を有するインターネットなどのネットワークである。DSRC局200、固定映像入手局300およびセンタ局500は、ネットワーク400を介して相互に接続される。また、外部映像入手装置100は、DSRC局200を介して、ネットワーク400と接続される。DSRC局200、固定映像入手局300、センタ局500および外部映像入手装置100には、ネットワーク400上のアドレスがそれぞれ割り当てられている。
【0047】
外部映像入手装置100とDSRC局200とは、DSRC方式による無線信号によって双方向高速通信を行うことができる。DSRC方式による通信圏は、半径数十mくらいであり、通信速度は約数Mbpsである。
【0048】
外部映像入手装置100は、ユーザが所望する遠隔地の撮像データの送信を近隣のDSRC局200に要求する。また、外部映像入手装置100は、自らの周辺の映像を撮像し、位置情報と共に撮像データとして記録しておく。また、外部映像入手装置100は、近隣のDSRC局200からの命令に応じて、現在撮像中の撮像データを当該DSRC局200に送信する。
【0049】
DSRC局200は、外部映像入手装置100からの撮像データの送信要求をセンタ局500に転送する。また、DSRC局200は、センタ局500からの撮像データの取得命令に応じて、近隣の外部映像入手装置100から撮像データを取得し、指示されているDSRC局200に送信する。
【0050】
固定映像入手局300は、センタ局500からの撮像データの取得命令に応じて、周辺の映像を撮像し、指示されているDSRC局200に撮像データを送信する。
【0051】
センタ局500は、外部映像入手装置100からの撮像データの送信要求を受信し、当該送信要求で指定されている遠隔地に存在するDSRC局200または固定映像入手局300のアドレスを認識し、DSRC局200または固定映像入手局300に対し、撮像データを取得して、外部映像入手装置100と交信中のDSRC局200に送信するよう命令する。
【0052】
以下、図1を参照しながら、システム全体の流れを具体的に説明する。現在、外部映像入手装置100(#1)とDSRC局200(#1)とが交信中であるとする。DSRC局200(#2)の周辺の映像を入手したい場合、外部映像入手装置100(#1)は、DSRC局200(#2)周辺の緯度経度を示す位置情報を認識し、当該位置情報を指定して撮像データの送信要求をDSRC局200(#1)に与える。
【0053】
当該送信要求を受け取ったDSRC局200(#1)は、ネットワーク400を介してセンタ局500に当該送信要求を転送する。センタ局500は、当該送信要求に含まれる位置情報を参照し、その近隣に存在するDSRC局200または固定映像入手局300を特定して、そのアドレスを認識する。その後、センタ局500は、認識したアドレスの局(ここでは、DSRC局200(#2)とする)に、撮像データを取得して、DSRC局200(#1)に送信するよう命令する。この命令は、アドレスに従って、ネットワーク400中でルーティングされ、DSRC局200(#2)に到達する。
【0054】
DSRC局200(#2)は、通信圏内に存在し、現在交信可能な外部映像入手装置100(#2)に対し、周辺の状況を撮像した撮像データを送信するよう命令する。外部映像入手装置100(#2)は、DSRC局200(#2)からの命令に応じ、周辺の状況を撮像した撮像データを送信する。DSRC局200(#2)は、外部映像入手装置100(#2)から送られてくる撮像データを受信し、DSRC局200(#1)および外部映像入手装置100(#1)宛に撮像データを送信する。
【0055】
DSRC局200(#2)が送信した撮像データは、ネットワーク400を介して、DSRC局200(#1)に到達し、外部映像入手装置100(#1)に送信される。外部映像入手装置100(#1)は、受信した送信撮像データに基づいて、映像を表示する。
【0056】
次に、撮像データの送信要求の際に実際に用いられるデータのデータ構造について具体的に説明する。図2は、外部映像入手装置100が撮像データの送信を要求する際に用いられる送信要求データのデータ構造を示す図である。基本的に、ネットワーク400上で送受信されるデータは、図2に示すように、送信先アドレスと、送信元アドレスと、データとが格納される。送信要求データの場合、送信先アドレスには、センタ局のアドレスを示すセンタ局アドレスが指定される。データには、送信要求を示す送信要求フラグと、外部映像入手装置100が交信中のDSRC局200のアドレスを示すDSRC局アドレスと、外部映像入手装置100に割り当てられている車両アドレスと、撮像データを取得したい遠隔地の緯度経度を示す位置情報とが格納される。
【0057】
図3は、センタ局500がDSRC局200または固定映像入手局300に、撮像データを取得して送信するよう命令する際に用いられる撮像命令データのデータ構造を示す図である。撮像命令データの場合、送信先アドレスには、撮像データを取得するDSRC局200または固定映像入手局300のアドレスを示す撮像局アドレスが指定される。データには、撮像命令を示す撮像命令フラグと、撮像データを送信する先のDSRC局200のアドレスを示すDSRC局アドレス(送信要求データで指定されていたDSRC局アドレスと同じである)と、撮像データを送信する先の外部映像入手装置100のアドレスを示す車両アドレス(送信要求データで指定されていた車両アドレスと同じである)とが格納される。
【0058】
図4は、DSRC局200または固定映像入手局300がセンタ局500からの取得命令に応じて撮像データを取得して送信する際に用いられる送信撮像データのデータ構造を示す図である。送信撮像データの場合、送信先アドレスには、撮像データを送信する先のDSRC局200のアドレスを示すDSRC局アドレス(撮像命令データで指定されていたDSRC局アドレスと同じである)が指定される。データには、撮像データを含んでいることを示す撮像データ格納フラグと、撮像データを送信する先の外部映像入手装置100のアドレスを示す車両アドレス(撮像命令データで指定されていた車両アドレスと同じである)と、撮像データとが格納されている。
【0059】
図5は、外部映像入手装置100の構成を示すブロック図である。図5において、外部映像入手装置100は、制御部101と、通信部102と、撮像部103と、位置情報検出部104と、操作部105と、表示部106と、撮像データ記憶部107と、地図記憶部108とを含む。外部映像入手装置100は、例えばカーナビゲーションシステムをベースとした装置となる。
【0060】
地図記憶部108は、地図データを記録するCD−ROMなどの記録媒体およびそのドライブ装置である。位置情報検出部104は、GPS衛星からの電波を受信して位置情報(現在の緯度経度)を検出する。表示部106は、液晶ディスプレイなどで、制御部101からの指示に基づいて、地図や映像等の画面表示を行う。
【0061】
操作部105は、ユーザの入力に応じて制御部101の動作を制御する。操作部105は、ユーザに、(1)すでに通り過ぎてきた経路上の現在の映像を入手するのか、(2)これから行く予定の経路上の現在の映像を入手するのか、(3)地図上の任意の場所における現在の映像を入手するのか、あるいは、(4)すでに通り過ぎてきた経路上の過去の映像を入手するのかを、その場所と共に指示させる。現在の映像を入手する指示(1)〜(3)を現在映像入手指示といい、過去の映像を入手する指示(4)を過去映像入手指示という。操作部105は、ユーザに、画面に表示されているスライドバーのスライドボックスを動かさせ、場所を指定させる。
【0062】
図6は、表示部106における表示の一例を示す図である。図6を用いて、操作部105の使用方法の一例を説明する。表示部106には、ナビゲーションシステムによる経路Rが設定表示されると共に、自車位置Caが経路R上に表示されている。画面下には、経路Rに対応したスライドバーSが表示される。ユーザは、操作部105を使用してスライドボックスSBを動かすことにより、経路上のあらゆる位置の映像を表示部106内の子画面Gに表示させることができる。スライドバーSのSTARTから自車位置Cbまで(既に通り過ぎた部分)は、上記(1)または(4)の映像、自車位置CbからENDまで(これから通過する予定の部分)は、上記(2)の映像が表示されることとなる。(1)および(4)のどちらの映像を表示するかは予めユーザにより選択されるが、過去の映像の有無により自動的に切り替えることも可能である。また、スライドバーSを使用しなくとも、自動的に経路上の先の映像(例えば、先の交差点等)を時々刻々と表示していくことも可能である。
【0063】
撮像部103は、車両外部に取り付けられている1以上のデジタルビデオカメラであり、車両の周辺の状況を撮像し、撮像データとして制御部101に送る。通信部102は、DSRC方式によってDSRC局200と制御部101との間の双方向通信を実現する。撮像データ記憶部107は、制御部101から送られてくる撮像データおよび位置情報を記憶する。図7は、撮像データ記憶部107に格納されているデータの一例を示す図である。図7に示すように、撮像データは、撮像位置を示す位置情報と共に記憶されている。
【0064】
制御部101は、位置情報検出部104が検出する位置情報に基づいて地図記憶部108に格納されている地図データを読み出し、表示部106に表示して経路案内を行う。また、制御部101は、所定間隔毎に撮像部103に周辺状況を撮像させ、位置情報検出部104が検出した位置情報と共に、撮像データとして撮像データ記憶部107に格納する。また、制御部101は、近隣のDSRC局200から撮像データの送信命令があった場合、撮像部103が撮像する撮像データを当該DSRC局200に送信する。また、制御部101は、操作部105から過去映像入手指示が与えられた場合、当該指示に適合する場所の映像を撮像データ記憶部107から読み出し、表示部106に表示させる。また、制御部101は、撮像部105から現在映像入手指示が与えられた場合、センタ局500のアドレス、現在交信中のDSRC局200のアドレス、車両アドレスおよび指定場所の緯度経度を認識して送信要求データ(図2参照)を作成し、通信部102を介して出力する。当該送信要求データの送信に対し、送信撮像データ(図4参照)が送られてきた場合、制御部101は、送信撮像データに格納されている撮像データに基づいて、映像を表示部106に表示させる。
【0065】
図8は、DSRC局200の構成を示すブロック図である。図8において、DSRC局200は、制御部201と、第1の通信部202と、第2の通信部203とを含む。第1の通信部202は、DSRC方式によって、外部映像入手装置100と制御部201との間の双方向通信を実現する。第2の通信部203は、ネットワーク400からのデータを制御部201に送り、制御部201からのデータをネットワーク400に送る。
【0066】
制御部201は、外部映像入手装置100からの送信要求データを受け付けた場合、当該送信要求データを第2の通信部203を介して、ネットワーク400に送り出す。また、制御部201は、ネットワーク400によるルーティングの結果到達した送信撮像データを、第1の通信部202を介して、外部映像入手装置100に送信する。また、制御部201は、センタ局500からの撮像命令データ(図3参照)を受け取った場合、通信可能な近隣の外部映像入手装置100に対し、撮像データの送信を命令し、必要なアドレスを付加して送信撮像データ(図4参照)を作成し、第2の通信部203を介して、ネットワーク400に送り出す。
【0067】
図9は、固定映像入手局300の構成を示すブロック図である。図9において、固定映像入手局300は、制御部301と、通信部302と、撮像部303とを含む。
【0068】
撮像部303は、デジタルビデオカメラなどであって、路上の映像を撮像し、撮像データとして制御部301に送る。通信部302は、センタ局500からの撮像命令データを制御部301に送ると共に、制御部301からの送信撮像データをネットワーク400に送る。制御部301は、撮像命令データを受け取ると、撮像部303からの撮像データに必要なアドレスを付加して送信撮像データを作成し送信する。
【0069】
図10は、センタ局500の構成を示すブロック図である。図10において、センタ局500は、制御部501と、通信部502と、撮像局位置/アドレス記憶部503とを含む。通信部502は、ネットワーク400を介して送られてくる送信要求データを制御部501に送ると共に、制御部501からの撮像命令データをネットワーク400に送り出す。撮像局位置/アドレス記憶部503は、DSRC局200および固定映像入手局300の位置情報およびアドレスを記憶する。撮像局更新部504は、DSRC局が増設された場合、撮像局位置/アドレス記憶部503の記憶内容を更新する。
【0070】
制御部501は、送信要求データ(図2参照)が送られてきた場合、それに含まれる位置情報を確認し、撮像局位置/アドレス記憶部503から、その位置情報の近隣に存在するDSRC局200または固定映像入手局300を検索し、アドレスを特定し、そのアドレスを撮像局アドレスとして撮像命令データ(図3)を作成して送信する。
【0071】
図11は、外部映像入手装置100における制御部101の動作を示すフローチャートである。以下、図11を参照しながら、制御部101の動作について説明する。まず、制御部101は、位置情報検出部104が検出する位置情報に基づいて、現在位置の地図データを地図記憶部108から読み出し、表示部106に表示させて経路案内を行う(ステップS101)。
【0072】
次に、制御部101は、操作部105から映像入手のための指示(現在映像入手指示、または過去映像入手指示)が与えられているか否かを判断する(ステップS102)。指示が与えられていない場合、制御部101は、ステップS101の動作に戻る。一方、指示が与えられている場合、制御部101は、指示内容を確認し(ステップS103)、指示が現在映像入手指示であるか否かを判断する(ステップS104)。
【0073】
現在映像入手指示である場合、制御部101は、映像を入手したい場所の位置情報を地図記憶部108を参照して認識する(ステップS106)。次に、制御部101は、センタ局500、現在交信中のDSRC局200および車両アドレスを認識する(ステップS107)。次に、制御部101は、認識した上記アドレスおよび位置情報にしたがって、送信要求データを作成して送信する(ステップS108)。その後、当該送信要求データに基づいて送信撮像データが返信されてくるので、制御部101は、送信撮像データを受信して、格納されている撮像データを取得し(ステップS109)、表示部106に映像を表示させ(ステップS110)、ステップS101の動作に戻る。
【0074】
一方、ステップS104の動作において、過去映像入手指示であると判断された場合、制御部101は、撮像データ記憶部107を参照し、指示に適合する場所の映像データが蓄積されているか否かを判断する(ステップS105)。車両がその場所を通ったことがあれば、その場所の撮像データは、自動的に蓄積されている。蓄積済みである場合、制御部101は、撮像データ記憶部107から該当する撮像データを取得し(ステップS106)、表示部106に映像を表示させ(ステップS110)、ステップS101の動作に戻る。一方、蓄積済みでない場合、制御部101は、撮像データが蓄積されていない旨を表示部106に表示させ(ステップS111)、ステップS101の動作に戻る。
【0075】
図12は、近隣のDSRC局200から撮像データの送信命令を受け取ったときの制御部101の動作を示すフローチャートである。以下、図12を参照しながら、撮像データの送信命令を受け取ったときの制御部101の動作について説明する。まず、制御部101は、撮像データの送信命令を受信する(ステップS201)。次に、制御部101は、撮像部103から周辺の状況を撮像した撮像データを取得し(ステップS202)、送信要求のあったDSRC局200に対して撮像データを送信し(ステップS203)、処理を終了する。
【0076】
図13は、撮像データ記憶部107に撮像データを格納する場合の制御部101の動作を示すフローチャートである。この動作は、図11および図12で説明した動作と並行して常時行われている。以下、図13を参照しながら、撮像データを格納する場合の制御部101の動作について説明する。
【0077】
まず、制御部101は、所定の時間(たとえば、1分間隔毎の時間)が到来しているか否かを判断する(ステップS301)。所定の時間が到来している場合、制御部101は、撮像部103から撮像データを取得し、位置情報検出部104が検出した位置情報と共に撮像データ記憶部107に格納し(ステップS302)、ステップS301に戻る。
【0078】
図14は、センタ局500からの撮像命令データを受信した場合のDSRC局200における制御部201の動作を示すフローチャートである。以下、図14を参照しながら、センタ局500からの撮像命令データを受信した場合の制御部201の動作について説明する。まず、制御部201は、撮像命令データを受信する(ステップS401)。次に、制御部201は、交信可能な近隣の外部映像入手装置100に対し、撮像データを送信するよう命令する(ステップS402)。次に、制御部201は、外部映像入手装置100から送られてくる撮像データを受信する(ステップS403)。次に、制御部201は、撮像命令データに従って適切なアドレスを格納した(DSRC局アドレスを送信先アドレスとし、撮像命令データの車両アドレスを車両アドレスとする)送信撮像データ(図4参照)を作成して送信し(ステップS404)、処理を終了する。
【0079】
図15は、センタ局500からの撮像命令データを受信した場合の固定映像入手局300における制御部301の動作を示すフローチャートである。以下、図15を参照しながら、撮像命令データを受信した場合の制御部301の動作について説明する。まず、制御部301は、撮像命令データを受信する(ステップS411)。次に、制御部301は、撮像部303から周辺の状況を撮像した撮像データを取得し(ステップS412)、撮像命令データに従って適切なアドレスを格納した送信撮像データを作成して送信し(ステップS413)、処理を終了する。
【0080】
図16は、センタ局500における制御部501の動作を示すフローチャートである。以下、図16を参照しながら、制御部501の動作について説明する。まず、制御部501は、外部映像入手装置100から送信された送信要求データを受信する(ステップS421)。次に、制御部501は、送信要求データに含まれる位置情報に基づいて、撮像局位置/アドレス記憶部503を参照して、指定されている遠隔地の最も近隣に存在するDSRC局200または固定映像入手局300を検索し、アドレスを特定する(ステップS422)。
【0081】
次に、制御部501は、ステップS422で特定したアドレスを撮像局アドレスとし、送信要求データに含まれるDSRC局アドレスおよび車両アドレスを参照して、撮像命令データを作成する(ステップS423)。その後、制御部501は、撮像命令データを送信して(ステップS424)、処理を終了する。
【0082】
このように、第1の実施形態においては、外部映像入手装置100は、映像を入手したい遠隔地の位置情報を指定して、撮像データの送信をセンタ局500に要求し、センタ局500は、当該位置情報に基づいて、その近隣に存在する撮像局を特定し、その撮像局に対して、撮像データを外部映像入手装置100に送信するよう要求し、撮像局から撮像データが外部映像入手装置100宛に送信されるので、移動中であっても、様々な場所の映像を表示することができるシステムが提供できる。
【0083】
なお、外部映像入手装置100に含まれる撮像部103は、車両に設置されている運転支援システムなどのカメラと共用するようにしてもよい。
【0084】
なお、撮像データが撮像データ記憶部107に未蓄積である場合、未蓄積の旨を通知する(図11、ステップS111参照)のではなく、センタ局500に対して撮像データの送信要求を出すようにしてもよい。
【0085】
なお、車両は移動するので、送信撮像データを完全に入手する前に、外部映像入手装置100がDSRC局200の通信エリアから外れてしまう蓋然性がある。このような状況を回避するため、DSRC局200は、外部映像入手装置100と交信不能となった場合、外部映像入手装置100が交信可能となっているであろう周辺のDSRC局200に対して当該送信撮像データを転送する。転送されてくる当該送信撮像得データを受け取った他のDSRC局200は、外部映像入手装置100宛にデータを送信すればよい。
【0086】
また、上記状況を回避するために、外部映像入手装置100は、現在交信中のDSRC局200の周辺に存在する他のDSRC局のアドレスも同時に指定して、送信要求データを作成する。送信撮像データを作成するDSRC局200は、他のDSRC局のアドレスも送信先アドレスとして指定して、送信撮像データを作成する。これにより、ネットワーク400のルーティングの結果、外部映像入手装置100の周辺に存在する他のDSRC局に対しても送信撮像データが送信されることとなるので、外部映像入手装置100は、交信中のDSRC局200の通信圏内から離脱したとしても、送信撮像データを受信することができる。なお、周辺の他のDSRC局のアドレスは、各DSRC局が予め記憶しておけばよい。
【0087】
その他、上記状況を回避するため、複数のDSRC局200を管理する交換局を設け、携帯電話の分野で行われているハンドオーバの処理を行うようにしてもよい。
【0088】
なお、外部映像入手装置100から他の外部映像入手装置100の撮像部103を遠隔制御するようにしてもよい。これにより、様々な映像を入手することが可能となる。
【0089】
なお、第1の実施形態では、DSRC方式による通信を利用したが、これに限られるものではなく、携帯電話システムなどの移動体無線通信システムを利用して他の外部映像入手装置100から映像を入手するようにしてもよい。
【0090】
なお、外部映像入手装置100における制御部101をCPUとし、図11、図12および図13で示した動作を記述したプログラムを当該CPUで実行してもよい。また、そのプログラムを記憶媒体に格納しておいて、CPUが読み込んで実行してもよい。
【0091】
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、DSRC局が存在しない場所の映像を入手することはできなかった。第2の実施形態では、DSRC局が存在しない場所の映像も入手することができるシステムを提供する。
【0092】
図17は、第2の実施形態に係る外部映像入手システムの全体構成を模式的に示す図である。図17において、第1の実施形態に係る部分と同様の部分については、同一の符号を付し説明を省略する。
【0093】
図17において、外部映像入手システムは、外部映像入手装置110と、DSRC局210と、固定映像入手局310と、ネットワーク400と、センタ局510とを備える。なお、図17では、外部映像入手装置110および固定映像入手局310をそれぞれ二つしか図示しなかったが、一つであって、それ以上存在してもよい。DSRC局210は、二つしか図示しなかったが、道路の要所毎に複数配置されている。
【0094】
外部映像入手装置110は、位置情報および撮像日時と共に撮像データを所定の間隔毎に蓄積していき、DSRC局210との通信圏内に進入したら、蓄積済みの撮像データをDSRC局210にまとめて送信する。外部映像入手装置110がまとめて送信する撮像データを蓄積用撮像データという。蓄積用撮像データには、各撮像データ毎に位置情報と撮像日時とが付随している。
【0095】
外部映像入手装置110がDSRC局210に送信した蓄積用撮像データは、ネットワーク400を介して、センタ局510宛に送信される。固定映像入手局310は、位置情報および撮像日時と共に撮像データを所定の間隔毎にセンタ局510に送信する。
【0096】
センタ局500は、外部映像入手装置110から送信されてくる蓄積用撮像データおよび固定映像入手局310から送信されてくる撮像データを、位置情報および撮像日時と対応させて蓄積しておく。
【0097】
任意の場所の撮像データを入手したい場合、ユーザは、場所(緯度経度による位置情報)および時間帯(現在、過去の日時を含む)を指定する。外部映像入手装置110は、ユーザによる指定に基づいて、センタ局510に対し撮像データの送信を要求する。当該要求の際、外部映像入手装置110は、送信要求データをセンタ局500宛に送信する。送信要求データには、送信元アドレスとしてセンタ局510のアドレスが指定されており、送信要求フラグ、DSRC局アドレス、車両アドレスおよび位置情報の他、時間帯が格納されている。
【0098】
センタ局510は、送信要求データに含まれる位置情報および時間帯に適した撮像データを蓄積済みの撮像データの中から取り出して送信撮像データを作成して送信する。
【0099】
図18は、センタ局510の構成を示すブロック図である。図18において、センタ局510は、制御部511と、通信部512と、撮像データ記憶部517とを含む。通信部512は、外部映像入手装置110からの蓄積用撮像データを制御部511に送る。また、通信部512は、外部映像入手装置110からの送信要求データを制御部511に送る。さらに、通信部512は、制御部511からの送信撮像データをネットワーク400に送り出す。
【0100】
撮像データ記憶部517は、位置情報および撮像日時と対応させて撮像データを格納する。
【0101】
制御部511は、通信部512から送られてくる外部映像入手装置110からの蓄積撮像データおよび固定映像入手局310からの撮像データを、位置情報および撮像日時と対応させて、撮像データ記憶部517に格納する。また、制御部511は、通信部512から送られてくる送信要求データに適合した時間帯および場所の撮像データを撮像データ記憶部517から取り出して、送信撮像データを作成して送信する。
【0102】
外部映像入手装置110の構成を示すブロック図に関しては、図5を援用する。操作部105は、ユーザに、(1)地図上の場所におけるある時間帯の映像を入手するのか、あるいは(2)すでに通り過ぎてきた経路上の過去の映像を入手するのかを、その場所と共に指定させる。任意の場所の映像を入手する指示(1)を任意場所映像入手指示といい、過去の映像を入手する指示(2)を過去映像入手指示という。過去映像入手指示は、場所のみの指定であってもよいし、場所と時間帯の指定であってもよいし、時間帯のみの指定であってもよい。制御部101は、操作部105からの指示に基づいて、指示に適した撮像データをセンタ局510あるいは撮像データ記憶部107から取得し、表示部106に表示させる。制御部101は、DSRC局210の通信圏内に進入した場合、撮像データ記憶部107に蓄積済みのデータをセンタ局510宛にまとめて送信する。
【0103】
DSRC局210の構成を示すブロック図に関しては、図8を援用する。
【0104】
固定映像入手局310の構成を示すブロック図に関しては、図9を援用する。ただし、固定映像入手局310は、自己の位置する緯度経度を位置情報として記憶していることとする。制御部301は、定期的に位置情報および撮像日時を付随させた撮像データをセンタ局500宛に送信する。
【0105】
図19は、外部映像入手装置110における制御部101の動作を示すフローチャートである。以下、図19を参照しながら、制御部101の動作について説明する。まず、制御部101は、表示部106に現在位置の地図を表示させ、経路案内を行う(ステップS701)。次に、制御部101は、操作部105から映像入手のための指示が与えられているか否かを判断する(ステップS702)。指示が与えられていない場合、制御部101は、ステップS701の動作に戻る。
【0106】
一方、指示が与えられている場合、制御部101は、指示内容を確認する(ステップS703)。指示は、任意場所映像入手指示と、過去映像入手指示とに分かれる。
【0107】
次に、制御部101は、指示内容が過去映像入手指示であるか否かを判断する(ステップS704)。過去映像入手指示である場合、制御部101は、撮像データ記憶部107に所望の撮像データが格納済みであるか否かを判断する(ステップS705)。ステップS705において、制御部101は、場所のみの指示である場合、その位置情報に対応する撮像データが格納されているか、場所と時間帯の指示である場合、その位置情報および時間帯に対応する撮像データが格納されているか、時間帯のみの指示である場合、その時間帯に対応する撮像データが格納されているか否かを判断する。
【0108】
蓄積済みである場合、制御部101は、所望の撮像データを撮像データ記憶部107から取得し(ステップS706)、表示部106に画面表示させ(ステップS710)、ステップS701の動作に戻る。一方、蓄積済みでない場合、制御部101は、未蓄積のためセンタ局から入手する旨を通知し(ステップS707)、ステップS708の動作に進む。
【0109】
上記ステップS704の判断において、過去映像入手指示でない(任意場所映像入手指示である)と判断した場合、制御部101は、指定されている任意場所の緯度経度および任意の時間帯を含む送信要求データを作成し、センタ局500宛に送信する(ステップS708)。その後、センタ局500から所望の送信撮像データが送信されてくるので、制御部101は、それを受信し(ステップS709)、表示部106に画面表示させ(ステップS710)、ステップS701の動作に戻る。
【0110】
図20は、DSRC局210の通信圏内に外部映像入手装置110が進入した場合の外部映像入手装置110の動作を示すフローチャートである。まず、外部映像入手装置110の制御部101は、DSRC局210と交信可能であるか否かを判断する(ステップS801)。交信可能であると判断した場合のみ、制御部101は、位置情報および撮像日時と共に、撮像データ記憶部107に格納されている撮像データを、蓄積撮像データとして、センタ局510宛に送信し(ステップS802)、ステップS801の動作に戻る。
【0111】
図21は、DSRC局210における制御部201の動作を示すフローチャートである。まず、DSRC局210における制御部201は、外部映像入手装置110からの送信要求データを受信する(ステップS1001)。次に、制御部201は、送信要求データをネットワーク400に送信する(ステップS1002)。その後、送信要求データに適合する送信撮像データがDSRC局210に到達するので、制御部201は、送信撮像データを受信し(ステップS1003)、外部映像入手装置110宛に送信し(ステップS1004)、処理を終了する。
【0112】
図22は、センタ局510における制御部511の動作を示すフローチャートである。まず、制御部511は、外部映像入手装置110からの送信要求データを受信する(ステップS1101)。次に、制御部511は、送信要求データに含まれる時間帯および位置情報を確認し、要求に適した撮像データを撮像データ記憶部517から取得する(ステップS1102)。なお、要求の時間帯に適した撮像データが撮像データ記憶部517に格納されていない場合、位置情報のみが一致する撮像データを取得する。次に、制御部511は、取得した撮像データに適切なアドレスを付加して、送信撮像データを作成して送信し(ステップS1103)、処理を終了する。
【0113】
このように、第2の実施形態において、外部映像入手装置110は、移動中に撮像データを蓄積しておき、DSRC局210との通信圏内に進入したら、蓄積済みの撮像データをまとめてセンタ局510宛に送信する。したがって、センタ局510には、あらゆる場所の撮像データが集中することとなる。任意の場所の撮像データを入手したい場合、外部映像入手装置10は、センタ局510に対し、入手したい場所の撮像データを送信するよう要求する。センタ局510は、要求に適した撮像データを外部映像入手装置10に送信する。したがって、外部映像入手装置110は、DSRC局210が存在しない場所の映像も入手することが可能となる。
【0114】
また、撮像データは、センタ局500に蓄えられてから外部映像入手装置110に送信されるので、外部映像入手装置110に撮像データの送信要求が集中するのを回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る外部映像入手システムの全体構成を模式的に示す図である。
【図2】外部映像入手装置100が撮像データの送信を要求する際に用いられる送信要求データのデータ構造を示す図である。
【図3】センタ局500がDSRC局200または固定映像入手局300に、撮像データを取得して送信するよう命令する際に用いられる撮像命令データのデータ構造を示す図である。
【図4】DSRC局200または固定映像入手局300がセンタ局500からの取得命令に応じて撮像データを取得して送信する際に用いられる送信撮像データのデータ構造を示す図である。
【図5】第1の実施形態に係る外部映像入手装置100の構成を示すブロック図である。
【図6】表示部106における表示の一例を示す図である。
【図7】撮像データ記憶部107に格納されているデータの一例を示す図である。
【図8】第1の実施形態に係るDSRC局200の構成を示すブロック図である。
【図9】第1の実施形態に係る固定映像入手局300の構成を示すブロック図である。
【図10】第1の実施形態に係るセンタ局500の構成を示すブロック図である。
【図11】外部映像入手装置100における制御部101の動作を示すフローチャートである。
【図12】近隣のDSRC局200から撮像データの送信命令を受け取ったときの制御部101の動作を示すフローチャートである。
【図13】撮像データ記憶部107に撮像データを格納する場合の制御部101の動作を示すフローチャートである。
【図14】センタ局500からの撮像命令データを受信した場合のDSRC局200における制御部201の動作を示すフローチャートである。
【図15】センタ局500からの撮像命令データを受信した場合の固定映像入手局300における制御部301の動作を示すフローチャートである。
【図16】センタ局500における制御部501の動作を示すフローチャートである。
【図17】第2の実施形態に係る外部映像入手システムの全体構成を模式的に示す図である。
【図18】第2の実施形態に係るセンタ局510の構成を示すブロック図である。
【図19】外部映像入手装置110における制御部101の動作を示すフローチャートである。
【図20】DSRC局210の通信圏内に外部映像入手装置110が進入した場合の外部映像入手装置110の動作を示すフローチャートである。
【図21】DSRC局210における制御部201の動作を示すフローチャートである。
【図22】センタ局510における制御部511の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100,110 外部映像入手装置
200,210 DSRC局
300,310 固定映像入手局
400 ネットワーク
500,510 センタ局
101,201,301,501,511 制御部
102,302,502,512 通信部
103,303 撮像部
104 位置情報検出部
105 操作部
106 表示部
107,517 撮像データ記憶部
108 地図記憶部
202 第1の通信部
203 第2の通信部
503 撮像局位置/アドレス記憶部
504 映像局更新部

Claims (5)

  1. 移動体上からネットワークを介して遠隔地の映像を入手するためのシステムであって、
    複数の場所に固定配置され、かつ前記ネットワークと接続されており、周辺の映像を撮像データとして取得すると共に、当該取得した撮像データをネットワークを介して送出する複数の映像取得局と、
    前記ネットワークと接続されており、かつ各前記映像取得局を管理するセンタ局と、
    複数の場所に固定配置され、かつ前記ネットワークと接続されており、前記ネットワークを介して前記センタ局と通信を行うと共に、自局を中心とする所定の範囲内で無線通信が可能な複数の無線通信局と、
    前記移動体に設けられており、かつ近隣に配置された前記無線通信局と交信することによって、前記ネットワーク経由で撮像データを入手する外部映像入手装置とを備え、
    前記外部映像入手装置は、
    映像を入手したい遠隔地の場所、および、当該場所における現在の映像を入手するか過去の映像を入手するかを指示するための操作手段と、
    交信可能な前記無線通信局を中継して、前記操作手段によって指示された場所および現在映像の入手または過去の映像入手を指定した撮像データの送信要求を前記センタ局宛に送信する撮像データ送信要求手段と、
    交信可能な前記無線通信局を中継して、前記ネットワークを介して送られてくる自己宛の撮像データを受信する撮像データ受信手段とを含み、
    各前記無線通信局は、
    前記撮像データ送信要求手段が送信する撮像データの送信要求を受信して前記ネットワーク上に送出する撮像データ送信要求送出手段と、
    前記ネットワークを介して送られてくる前記外部映像入手装置宛の撮像データを前記外部映像入手装置に送信する撮像データ送信手段とを含み、
    前記センタ局は、
    前記ネットワークを介して送られてくる撮像データの送信要求を受信し、当該送信要求に含まれる前記操作手段によって指示された場所に基づいて前記複数の映像取得局から近隣に存在する映像取得局を検索し、当該検索された映像取得局に対して撮像命令データを送信して、送信要求に応じた撮像データを当該検索された映像取得局から取得する要求撮像データ取得手段と、
    前記要求撮像データ取得手段が取得した前記撮像データを前記外部映像入手装置に送信する要求撮像データ送信手段とを含み、
    各前記映像取得局は、
    移動体に設置されているカメラが撮像する周辺の映像を無線通信によって撮像データとして取得する撮像データ取得手段と、
    前記撮像データ取得手段が取得した撮像データをネットワークを介して前記センタ局宛に送信する取得撮像データ送信手段とを含む、外部映像入手システム。
  2. 前記撮像データ送信要求手段は、現在交信中の前記無線通信局を撮像データを中継する前記無線通信局であると指定する、請求項1に記載の外部映像入手システム。
  3. 前記撮像データ送信要求手段は、現在交信中の前記無線通信局の周辺に存在する他の前記無線通信局も撮像データを中継する前記無線通信局であると指定する、請求項に記載の外部映像入手システム。
  4. 前記撮像データ送信手段は、撮像データの送信先の前記外部映像入手装置と交信不能の場合、周辺に存在する他の前記無線通信局に当該撮像データを転送することを特徴とする、請求項1に記載の外部映像入手システム。
  5. 前記操作手段は、ナビゲーションシステムによって指定されている経路上の任意の場所をスライドバー操作に従って指定させることによって、映像を入手したい遠隔地の場所を指示することを特徴とする、請求項1に記載の外部映像入手システム。
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