JP2018141509A - 車輪用軸受装置 - Google Patents

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【課題】軸受寿命の向上を実現できる車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】保持器7が一側環状部71および他側環状部72および一側環状部71と他側環状部72をつなぐ複数の柱部73で構成された車輪用軸受装置1において、保持器7の一側環状部71又は他側環状部72のいずれかに複数の支柱部82を有する副保持器8を具備し、それぞれの柱部73が互いに隣り合う転動体4と転動体4の間で、これら転動体4のピッチ円Pcよりも径方向外側を通るのに対し、それぞれの支柱部82が互いに隣り合う転動体4と転動体4の間で、これら転動体4のピッチ円Pcよりも径方向内側を通っている、とした。【選択図】図8

Description

本発明は、車輪用軸受装置に関する。
従来より、車輪を回転自在に支持する車輪用軸受装置が知られている(特許文献1参照)。車輪用軸受装置は、内周に外側転走面が形成された外方部材と、外周に内側転走面が形成された内方部材と、外方部材と内方部材のそれぞれの転走面間に介装される複数の転動体と、で転がり軸受構造を構成している。また、車輪用軸受装置は、複数の転動体のそれぞれを円形にかつ等間隔に保持する保持器を備えている。保持器は、一側環状部および他側環状部および一側環状部と他側環状部をつなぐ複数の柱部で構成されている。
ところで、保持器の直径を大きくして円形にならんだ転動体のピッチ円半径を大きくとり、転動体の数を増やすことによって高負荷に耐えうるとした車輪用軸受装置が提案されている。しかし、このような車輪用軸受装置であっても、車体に取り付けられる姿勢(中心軸が水平となる姿勢:以降「取付姿勢」という)とすれば、従来の車輪用軸受装置と同様に保持器が自重によって下がってしまう(図12および図13における矢印E参照)。つまり、保持器が下方に偏心してしまう。すると、取付姿勢時における上方側では、柱部と転動体の隙間が小さくなり、転動体の偏動可能範囲が狭まることとなる(図12における矢印Zで示す範囲が狭まることとなる)。反対に、取付姿勢時における下方側では、柱部と転動体の隙間が大きくなり、転動体の偏動可能範囲が広がることとなる(図13における矢印Zで示す範囲が広がることとなる)。従って、取付姿勢時における下方側では、転動体が周方向へ偏動して互いに隣り合う転動体と転動体が接触する場合があり(図13における※印部参照)、転動体の表面に傷がついてしまうという問題があった。また、転動体の表面に傷がつくと、外方部材の外側転走面や内方部材の内側転走面にも傷がついてしまうという問題があった。ひいては軸受寿命が低下してしまうという問題があったのである。
特許第5595747号公報
軸受寿命の向上を実現できる車輪用軸受装置を提供する。
第一の発明は、
内周に外側転走面が形成された外方部材と、
外周に内側転走面が形成された内方部材と、
前記外方部材と前記内方部材のそれぞれの転走面間に介装される複数の転動体と、
前記複数の転動体のそれぞれを円形にかつ等間隔に保持する保持器と、を備え、
前記保持器が一側環状部および他側環状部および前記一側環状部と前記他側環状部をつなぐ複数の柱部で構成された車輪用軸受装置において、
前記保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれかに複数の支柱部を有する副保持器を具備し、
それぞれの前記柱部が互いに隣り合う前記転動体と前記転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向外側を通るのに対し、それぞれの前記支柱部が互いに隣り合う前記転動体と前記転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向内側を通っている、ものである。
第二の発明は、第一の発明に係る車輪用軸受装置において、
前記転動体が円錐ころであって、
前記支柱部は、前記円錐ころの小径側から大径側へ向かうにつれて徐々に細くなる円錐形状となっている、ものである。
第三の発明は、第二の発明に係る車輪用軸受装置において、
前記支柱部は、その中心軸を中心として回転自在となっている、ものである。
第四の発明は、第一から第三のいずれかの発明に係る車輪用軸受装置において、
前記支柱部は、その外周面に螺旋溝が形成されている、ものである。
第五の発明は、第一から第四のいずれかの発明に係る車輪用軸受装置において、
前記支柱部は、その表面硬度が前記転動体の表面硬度よりも低くなっている、ものである。
第六の発明は、第一から第五のいずれかの発明に係る車輪用軸受装置において、
前記副保持器が前記保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれか一方に一体的に設けられている、ものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
第一の発明に係る車輪用軸受装置においては、保持器が一側環状部および他側環状部および一側環状部と他側環状部をつなぐ複数の柱部で構成されている。また、保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれかに複数の支柱部を有する副保持器を具備している。そして、それぞれの柱部が互いに隣り合う転動体と転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向外側を通っているのに対し、それぞれの支柱部が互いに隣り合う転動体と転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向内側を通っている。かかる車輪用軸受装置によれば、保持器が偏心して柱部と転動体の隙間が大きくなっても、副保持器も偏心して支柱部と転動体の隙間が小さくなるので、転動体の偏動可能範囲は広がらない。従って、互いに隣り合う転動体と転動体が接触しないので、転動体の表面に傷がつかず外方部材の外側転走面や内方部材の内側転走面にも傷がつかない。ひいては軸受寿命の向上を実現できる。
第二の発明に係る車輪用軸受装置においては、転動体が円錐ころである。そして、支柱部は、円錐ころの小径側から大径側へ向かうにつれて徐々に細くなる円錐形状となっている。かかる車輪用軸受装置によれば、適宜な曲げ剛性となる支柱部と円錐ころが線接触をするので、円錐ころに局所的な荷重がかからない。従って、更に円錐ころの表面に傷がつきにくくなる。
第三の発明に係る車輪用軸受装置において、支柱部は、その中心軸を中心として回転自在となっている。かかる車輪用軸受装置によれば、円錐ころの回転によって支柱部も回転するので、円錐ころの外周面が擦れない。従って、更に円錐ころの表面に傷がつきにくくなる。
第四の発明に係る車輪用軸受装置において、支柱部は、その外周面に螺旋溝が形成されている。かかる車輪用軸受装置によれば、支柱部の螺旋溝に案内されて軸方向にグリースが送られるので、転動体(円錐ころ)の表面全体に適宜な油膜が形成される。従って、更に円錐ころの表面に傷がつきにくくなる。
第五の発明に係る車輪用軸受装置においては、支柱部の表面硬度が転動体の表面硬度よりも低くなっている。かかる車輪用軸受装置によれば、砂塵等の異物が支柱部と転動体(円錐ころ)の間に挟まっても、表面硬度が低い支柱部に埋没される。従って、更に転動体(円錐ころ)の表面に傷がつきにくくなる。
第六の発明に係る車輪用軸受装置においては、副保持器が保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれか一方に一体的に設けられている。かかる車輪用軸受装置によれば、部品数が減って構造が簡素になる。従って、生産性の向上やコストの低減を図ることができる。
車輪用軸受装置を示す断面図。 車輪用軸受装置の一部構造を示す拡大断面図。 車輪用軸受装置の一部構造を示す拡大断面図。 保持器を示す投影図。 第一実施形態に係る副保持器を示す投影図。 保持器を構成している柱部と副保持器を構成している支柱部の横方向断面図。 取付姿勢時における上方側の柱部と転動体の位置関係を示す拡大断面図。 取付姿勢時における下方側の柱部と転動体の位置関係を示す拡大断面図。 保持器と第二実施形態に係る副保持器を示す拡大断面図。 保持器と第三実施形態に係る副保持器を示す拡大断面図。 保持器と第四実施形態に係る副保持器を示す拡大断面図。 (従来の車輪用軸受装置)取付姿勢時における上方側の柱部と転動体の位置関係を示す拡大断面図。 (従来の車輪用軸受装置)取付姿勢時における下方側の柱部と転動体の位置関係を示す拡大断面図。
本発明に係る車輪用軸受装置1について説明する。図1は、車輪用軸受装置1を示す断面図である。また、図2および図3は、車輪用軸受装置1の一部構造を示す拡大断面図である。
車輪用軸受装置1は、外方部材2と、内方部材3と、転動体4と、インナー側シール部材5と、アウター側シール部材6と、で構成されている。なお、本明細書において、「インナー側」とは、車輪用軸受装置1の車体側を表し、「アウター側」とは、車輪用軸受装置1の車輪側を表す。
外方部材2は、転がり軸受構造の外輪部分を構成するものである。外方部材2は、例えばSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼若しくはSCr420等の浸炭鋼で構成されている。外方部材2のインナー側端部には、封止面2aが形成されている(図2参照)。また、外方部材2のアウター側端部には、封止面2bが形成されている(図3参照)。更に、外方部材2の内周には、外側転走面2cと外側転走面2dが形成されている(図2および図3参照)。なお、外方部材2には、例えば、いわゆるズブ焼き入れが施され、芯部まで58〜64HRCの範囲となるように硬化処理されている。
内方部材3は、転がり軸受構造の内輪部分を構成するものである。内方部材3は、例えばSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼若しくはSCr420等の浸炭鋼で構成されている。一対の内方部材3のうち、インナー側に配置される内方部材3のインナー側端部には、封止面3aが形成されている(図2参照)。また、一対の内方部材3のうち、アウター側に配置される内方部材3のアウター側端部には、封止面3bが形成されている(図3参照)。更に、一対の内方部材3の外周には、それぞれ内側転走面3cと内側転走面3dが形成されている(図2および図3参照)。なお、内方部材3には、例えば、いわゆるズブ焼入れが施され、芯部まで58〜64HRCの範囲となるように硬化処理されている。
転動体(以降「円錐ころ」という)4は、転がり軸受構造の転動部分を構成するものである。円錐ころ4は、例えばSUJ2等の高炭素クロム軸受鋼若しくはSCr420等の浸炭鋼で構成されている。一対の円錐ころ列4Rのうち、インナー側に配置される円錐ころ列4Rは、後述する保持器7によって複数の円錐ころ4を円形にかつ等間隔にならべたものである(図2参照)。また、一対の円錐ころ列4Rのうち、アウター側に配置される円錐ころ列4Rも、後述する保持器7によって複数の円錐ころ4を円形にかつ等間隔にならべたものである(図3参照)。これらの円錐ころ4は、外方部材2の外側転走面2cと内方部材3の内側転走面3cの間および外方部材2の外側転走面2dと内方部材3の内側転走面3dの間に転動自在に介装されている(図2および図3参照)。なお、円錐ころ4には、例えば、いわゆるズブ焼入れが施され、芯部まで58〜64HRCの範囲となるように硬化処理されている。
インナー側シール部材5は、外方部材2と一対の内方部材3の間に形成される環状空間Sのインナー側端部を密封するものである。図2に示すように、インナー側シール部材5は、円環状のスリンガ51とシールリング52で構成されている。但し、インナー側シール部材5の構成のほか、その有無についても限定するものではない。
スリンガ51は、内方部材3の封止面3aに嵌合(外嵌)される。スリンガ51は、例えばフェライト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)やオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)で構成されている。スリンガ51は、円環状の鋼板がプレス加工によって変形され、軸方向断面が直角に折り曲げられた形状となっている。これにより、スリンガ51は、円筒状の嵌合部51aと、その端部から外方部材2に向かって延びる円板状の側板部51bと、が形成されている。
シールリング52は、外方部材2の封止面2aに嵌合(内嵌)される。シールリング52は、芯金53とシールゴム54で構成されている。芯金53は、例えばフェライト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)やオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)で構成されている。芯金53は、円環状の鋼板がプレス加工によって変形され、軸方向断面が直角に折り曲げられた形状となっている。これにより、芯金53は、円筒状の嵌合部53aと、その端部から内方部材3に向かって延びる円板状の側板部53bと、が形成されている。なお、嵌合部53aと側板部53bには、弾性部材であるシールゴム54が例えば加硫接着により一体的に形成されている。
シールゴム54は、例えばNBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、耐熱性に優れたHNBR(水素化アクリロニトリル・ブタジエンゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、耐熱性、耐薬品性に優れたACM(ポリアクリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、あるいはシリコンゴム等の合成ゴムで構成されている。シールゴム54に形成されたシールリップ54aは、その先端部分がスリンガ51の嵌合部51aに接触している。また、シールリップ54b・54cは、その先端部分がスリンガ51の側板部51bに接触している。このようにして、インナー側シール部材5は、泥水や砂塵が環状空間Sに侵入するのを防ぐとともに、グリースが環状空間Sから漏出するのを防いでいる。
アウター側シール部材6は、外方部材2と一対の内方部材3の間に形成される環状空間Sのアウター側端部を密封するものである。図3に示すように、アウター側シール部材6は、円環状のスリンガ61とシールリング62で構成されている。但し、アウター側シール部材6の構成のほか、その有無についても限定するものではない。
スリンガ61は、内方部材3の封止面3bに嵌合(外嵌)される。スリンガ61は、例えばフェライト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)やオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)で構成されている。スリンガ61は、円環状の鋼板がプレス加工によって変形され、軸方向断面が直角に折り曲げられた形状となっている。これにより、スリンガ61は、円筒状の嵌合部61aと、その端部から外方部材2に向かって延びる円板状の側板部61bと、が形成されている。
シールリング62は、外方部材2の封止面2bに嵌合(内嵌)される。シールリング62は、芯金63とシールゴム64で構成されている。芯金63は、例えばフェライト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS430系等)やオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304系等)、あるいは防錆処理された冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC系等)で構成されている。芯金63は、円環状の鋼板がプレス加工によって変形され、軸方向断面が直角に折り曲げられた形状となっている。これにより、芯金63は、円筒状の嵌合部63aと、その端部から内方部材3に向かって延びる円板状の側板部63bと、が形成されている。なお、嵌合部63aと側板部63bには、弾性部材であるシールゴム64が例えば加硫接着により一体的に形成されている。
シールゴム64は、例えばNBR(アクリロニトリル−ブタジエンゴム)、耐熱性に優れたHNBR(水素化アクリロニトリル・ブタジエンゴム)、EPDM(エチレンプロピレンゴム)、耐熱性、耐薬品性に優れたACM(ポリアクリルゴム)、FKM(フッ素ゴム)、あるいはシリコンゴム等の合成ゴムで構成されている。シールゴム64に形成されたシールリップ64aは、その先端部分がスリンガ61の嵌合部61aに接触している。また、シールリップ64b・64cは、その先端部分がスリンガ61の側板部61bに接触している。このようにして、アウター側シール部材6は、泥水や砂塵が環状空間Sに侵入するのを防ぐとともに、グリースが環状空間Sから漏出するのを防いでいる。
加えて、車輪用軸受装置1は、上述した構成部品のほかに保持器7と副保持器8を備えている。以下に、保持器7と副保持器8について説明する。図4は、保持器7を示す投影図である。図4の(A)は、保持器7の側面図であり、図4の(B)は、保持器7の背面図である。また、図5は、第一実施形態に係る副保持器8を示す投影図である。図5の(A)は、副保持器8の側面図であり、図5の(B)は、副保持器8の背面図である。そして、図6は、保持器7を構成する柱部73と副保持器8を構成する支柱部82の横方向断面図である。これは、図4の(A)および図5の(A)におけるM−M断面に相当する。なお、「径方向外側」とは、保持器7の中心軸7C若しくは副保持器8の中心軸8Cから遠ざかる方向を表す。「径方向内側」とは、保持器7の中心軸7C若しくは副保持器8の中心軸8Cに近づく方向を表す。
保持器7は、複数の円錐ころ4のそれぞれを円形にかつ等間隔に保持するものである。保持器7は、例えば熱可塑性合成樹脂である、いわゆるエンジニアリングプラスチック(JIS規格のPA66等)やスーパーエンジニアリングプラスチック(JIS規格のPPS等)、あるいはこれらにグラスファイバー等を含有させたもので構成されている。また、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等にカーボンファイバー等を含有させたもので構成されていてもよい。また、冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC等)や熱間圧延鋼板(JIS規格のSPHC等)、あるいはオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304等)で構成されていてもよい。保持器7は、例えば溶融した熱可塑性合成樹脂を射出して成形され、軸方向の一端側から他端側にかけて徐々に直径が大きくなるテーパ形状となっている。また、保持器7は、保持器7の形状を転写した金型に基づいて、複数の開口部(ポケット)7hが形成されている。換言すると、保持器7の形状を転写した金型に基づいて、小径円環形状の一側環状部71と、大径円環形状の他側環状部72と、これらをつなぐように延びる複数の柱部73と、が形成されている。一側環状部71は、円錐ころ4の小径側端面4aに沿うので円錐ころ4の軸方向一側への偏動(図8における矢印X方向へのズレ)を制限し、他側環状部72は、円錐ころ4の大径側端面4bに沿うので円錐ころ4の軸方向他側への偏動(図8における矢印Y方向へのズレ)を制限する。そして、柱部73は、互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の間を通り、これらの外周面4cに沿うので円錐ころ4の周方向への偏動(図5における矢印Z方向へのズレ)を制限する。
更に、図6に示すように、本実施形態に係る保持器7においては、柱部73が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の最も近接している部分よりも径方向外側を通っている。詳細に説明すると、柱部73が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の間で、かつこれら円錐ころ4の中心軸4Cを通る仮想円(ピッチ円)Pcよりも径方向外側を通っている。そして、柱部73は、その横断面が径方向内側へ向かって尖った略三角形状となっている。柱部73の一の面である外側面(略三角形状の底辺にあたる)73aは、保持器7の中心軸7Cを中心とする曲面形状となっている。柱部73の他の面である内側面(略三角形状の斜辺にあたる)73b・73bは、円錐ころ4に接触しても線接触となるように平面形状となっている。但し、内側面73b・73bは、円錐ころ4の中心軸4Cを中心とする曲面形状や他の曲面形状となっていてもよい。なお、保持器7は、柱部73の横断面が略三角形状となっているが、これに限定するものではない。例えば略台形状やその他の形状であってもよい。
副保持器8は、保持器7が偏心したときに複数の円錐ころ4のそれぞれを円形にかつ等間隔に保持するものである。副保持器8は、例えば熱可塑性合成樹脂である、いわゆるエンジニアリングプラスチック(JIS規格のPA66等)やスーパーエンジニアリングプラスチック(JIS規格のPPS等)、あるいはこれらにグラスファイバー等を含有させたもので構成されている。また、フェノール樹脂やエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂等にカーボンファイバー等を含有させたもので構成されていてもよい。また、冷間圧延鋼板(JIS規格のSPCC等)や熱間圧延鋼板(JIS規格のSPHC等)、あるいはオーステナイト系ステンレス鋼板(JIS規格のSUS304等)で構成されていてもよい。副保持器8は、例えば溶融樹脂を型内に射出することによって形成され、一側環状部71よりも小さい円環部分が形成されている。また、この円環部分から軸方向一側に向けて、かつ径方向外側へ広がるように延びる複数の支柱部分が形成されている。換言すると、副保持器8は、小径円環形状の内側環状部81と、内側環状部81から軸方向一側に向けて、かつ径方向外側へ広がるように延びる複数の支柱部82が形成されている。なお、本実施形態に係る副保持器8は、溶融樹脂を型内に射出することによって内側環状部81と複数の支柱部82を一体的に形成したものであるが、これに限定するものではない。例えば内側環状部81と複数の支柱部82をそれぞれ形成し、これらを組み上げたものであってもよい。
更に、図6に示すように、本実施形態に係る副保持器8においては、支柱部82が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の最も近接している部分よりも径方向内側を通っている。詳細に説明すると、支柱部82が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の間で、かつこれら円錐ころ4の中心軸4Cを通る仮想円(ピッチ円)Pcよりも径方向内側を通っている。そして、支柱部82は、その横断面が径方向外側へ向かって尖った略三角形状となっている。支柱部82の一の面である内側面(略三角形状の底辺にあたる)82aは、副保持器8の中心軸8Cを中心とする曲面形状となっている。支柱部82の他の面である外側面(略三角形状の斜辺にあたる)82b・82bは、円錐ころ4に接触しても線接触となるように平面形状となっている。但し、内側面82b・82bは、円錐ころ4の中心軸4Cを中心とする曲面形状や他の曲面形状となっていてもよい。なお、副保持器8は、支柱部82の横断面が略三角形状となっているが、これに限定するものではない。例えば略台形状やその他の形状であってもよい。
次に、上述した副保持器8を採用したことによる効果について説明する。図7は、取付姿勢時における上方側の柱部73と円錐ころ4の位置関係を示す拡大断面図である。図8は、取付姿勢時における下方側の柱部73と円錐ころ4の位置関係を示す拡大断面図である。なお、図7および図8には、重力が作用する方向を示している。また、車輪用軸受装置1の中心軸1Cと交わり重力が作用する方向に対して平行となる直線を上下方向線Vとし、車輪用軸受装置1の中心軸1Cと交わり上下方向線Vに対して垂直となる直線を左右方向線Hとした場合、「取付姿勢時における上方側」とは、左右方向線Hよりも上側を表し、「取付姿勢時における下方側」とは、左右方向線Hよりも下側を表す。
図7に示すように、保持器7が自重によって下方へ偏心すると、取付姿勢時における上方側で柱部73と円錐ころ4の隙間が小さくなり、円錐ころ4の偏動可能範囲が狭まることとなる(矢印Zで示す範囲が狭まることとなる)。詳細に説明すると、柱部73の内側面73bと円錐ころ4の外周面4cとの隙間が小さくなり、円錐ころ4の周方向への偏動可能範囲が狭まることとなる。そのため、互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4のいずれか一方若しくは両方が周方向へ偏動しても互いに接触することがない。従って、取付姿勢時における上方側では、互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4が接触しないので、円錐ころ4の表面に傷がつかず外方部材2の外側転走面2c・2dや内方部材3の内側転走面3c・3dにも傷がつかない。
加えて、図8に示すように、保持器7が自重によって下方へ偏心すると、取付姿勢時における下方側で柱部73と円錐ころ4の隙間が大きくなり、円錐ころ4の偏動可能範囲が広がるとも考えられる(矢印Zで示す範囲が広がるとも考えられる)。詳細に説明すると、柱部73の内側面73bと円錐ころ4の外周面4cとの隙間が大きくなり、円錐ころ4の周方向への偏動可能範囲が広がるとも考えられる。しかし、保持器7だけでなく副保持器8も下方へ偏心するため、取付姿勢時における下方側では、支柱部82と円錐ころ4の隙間が小さくなり、結果として円錐ころ4の周方向への偏動可能範囲が広がることはない(矢印Zで示す範囲が広がることはない)。つまり、取付姿勢時における下方側では、支柱部82の外側面82bと円錐ころ4の外周面4cとの隙間が小さくなり、円錐ころ4の周方向への偏動可能範囲が広がるのを防ぐのである。従って、取付姿勢時における下方側でも、互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4が接触しないので、円錐ころ4の表面に傷がつかず外方部材2の外側転走面2c・2dや内方部材3の内側転走面3c・3dにも傷がつかない。
以上のように、本車輪用軸受装置1においては、保持器7が一側環状部71および他側環状部72および一側環状部71と他側環状部72をつなぐ複数の柱部73で構成されている。また、保持器7の一側環状部71又は他側環状部72のいずれかに複数の支柱部82を有する副保持器8を具備している。そして、それぞれの柱部73が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の間で、これら円錐ころ4のピッチ円よりも径方向外側を通っているのに対し、それぞれの支柱部82が互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4の間で、これら円錐ころ4のピッチ円よりも径方向内側を通っている。かかる車輪用軸受装置1によれば、保持器7が偏心して柱部73と円錐ころ4の隙間が大きくなっても、副保持器8も偏心して支柱部82と円錐ころ4の隙間が小さくなるので偏動可能範囲は広がらない。従って、互いに隣り合う円錐ころ4と円錐ころ4が接触しないので、円錐ころ4の表面に傷がつかず外方部材2の外側転走面2c・2dや内方部材3の内側転走面3c・3dにも傷がつかない。ひいては軸受寿命の向上を実現できる。
次に、上述した副保持器8に適用できる他の技術的思想について説明する。図9から図11は、保持器7と各実施形態に係る副保持器8を示す拡大断面図である。これは、図4の(B)および図5の(B)におけるN−N断面に相当する。
図9に示すように、第二実施形態に係る副保持器8において、支柱部82は、円錐ころ4の小径側から大径側へ向かうにつれて徐々に細くなる円錐形状となっている。このようにしたのは、支柱部82を適宜な曲げ剛性としつつ、支柱部82と円錐ころ4が線接触となるように考慮した結果である。
以上のように、第二実施形態に係る副保持器8を備えた車輪用軸受装置1において、支柱部82は、円錐ころ4の小径側から大径側へ向かうにつれて徐々に細くなる円錐形状となっている。かかる車輪用軸受装置1によれば、適宜な曲げ剛性となる支柱部82と円錐ころ4が線接触をするので、円錐ころ4に局所的な荷重がかからない。従って、更に円錐ころ4の表面に傷がつきにくくなる。
図10に示すように、第三実施形態に係る副保持器8において、支柱部82は、その中心軸82Cを中心として回転自在となっている(矢印R参照)。このようにしたのは、支柱部82に接触している状態で円錐ころ4が回転しても、この円錐ころ4の外周面4cが擦れないように考慮した結果である。
以上のように、第三実施形態に係る副保持器8を備えた車輪用軸受装置1において、支柱部82は、その中心軸82Cを中心として回転自在となっている。かかる車輪用軸受装置1によれば、円錐ころ4の回転によって支柱部82も回転するので、円錐ころ4の外周面4cが擦れない。従って、更に円錐ころ4の表面に傷がつきにくくなる。
図11に示すように、第四実施形態に係る副保持器8において、支柱部82は、その外周面82cに螺旋溝82dが形成されている。このようにしたのは、円錐ころ4が回転するのを利用して、この円錐ころ4の外周面4cに付着したグリースを軸方向に案内できるように考慮した結果である(矢印F参照)。
以上のように、第四実施形態に係る副保持器8を備えた車輪用軸受装置1において、支柱部82は、その外周面82cに螺旋溝82dが形成されている。かかる車輪用軸受装置1によれば、支柱部82の螺旋溝82dに案内されて軸方向にグリースが送られるので、円錐ころ4の表面全体に適宜な油膜が形成される。従って、更に円錐ころ4の表面に傷がつきにくくなる。
次に、上述した各実施形態に係る副保持器8に適用できる他の技術的思想について説明する。
各実施形態に係る副保持器8においては、支柱部82の表面硬度が円錐ころ4の表面硬度よりも低くなっている。このようにしたのは、砂塵等の異物が侵入して支柱部82と円錐ころ4の間に挟まっても、あくまで円錐ころ4の表面に傷をつけないことを考慮した結果である。
以上のように、各実施形態に係る副保持器8を備えた車輪用軸受装置1においては、支柱部82の表面硬度が円錐ころ4の表面硬度よりも低くなっている。かかる車輪用軸受装置1によれば、砂塵等の異物が支柱部82と円錐ころ4の間に挟まっても、表面硬度が低い支柱部82に埋没される。従って、更に円錐ころ4の表面に傷がつきにくくなる。
加えて、各実施形態に係る副保持器8においては、支柱部82の表面硬度が外側転走面2c・2dや内側転走面3c・3dの表面硬度よりも低くなっている。これについても、可能な限り支柱部82に砂塵等の異物を埋没させ、外側転走面2c・2dや内側転走面3c・3dの表面に傷をつけないことを考慮した結果である。
留意事項として、本願における車輪用軸受装置1は、保持器7と副保持器8が別体となっているが、これらが一体となっていてもよい。つまり、保持器7に複数の支柱部82が一体的に設けられていてもよい。具体的に説明すると、保持器7の一側環状部71から軸方向一側に向けて、かつ径方向外側へ広がるように複数の支柱部82が一体的に設けられていてもよい。かかる車輪用軸受装置1によれば、部品数が減って構造が簡素になる。従って、生産性の向上やコストの低減を図ることができる。
加えて、本願における車輪用軸受装置1は、主に外方部材2と一対の内方部材3で構成された第1世代構造としているが、これに限定するものではない。例えば、取付フランジを有している外方部材と一対の内方部材で構成され、この一対の内方部材がハブ輪の外周に嵌合される内方部材回転仕様の第2世代構造であってもよい。また、外方部材がハブ輪として形成されており、このハブ輪と一対の内方部材で構成された外方部材回転仕様の第2世代構造であってもよい。更に、一つの内輪が嵌合されたハブ輪を備え、取付フランジを有している外方部材と内輪およびハブ輪の嵌合体で構成された内方部材回転仕様の第3世代構造であってもよい。また、一つの内輪が嵌合された取付フランジを有している支持軸を備え、外方部材がハブ輪として形成されており、このハブ輪と内輪および支持軸の嵌合体で構成された外方部材回転仕様の第3世代構造であってもよい。更に、内方部材としてハブ輪と自在継手が連結されており、取付フランジを有している外方部材と内方部材であるハブ輪と自在継手の嵌合体で構成された第4世代構造であってもよい。
1 車輪用軸受装置
1C 中心軸
2 外方部材
2c 内側転走面
2d 内側転走面
3 内方部材
3c 外側転走面
3d 外側転走面
4 転動体(円錐ころ)
7 保持器
7C 中心軸
71 一側環状部
72 他側環状部
73 柱部
8 副保持器
8C 中心軸
81 内側環状部
82 支柱部
82c 外周面
82b 螺旋溝
82C 中心軸
Pc ピッチ円

Claims (6)

  1. 内周に外側転走面が形成された外方部材と、
    外周に内側転走面が形成された内方部材と、
    前記外方部材と前記内方部材のそれぞれの転走面間に介装される複数の転動体と、
    前記複数の転動体のそれぞれを円形にかつ等間隔に保持する保持器と、を備え、
    前記保持器が一側環状部および他側環状部および前記一側環状部と前記他側環状部をつなぐ複数の柱部で構成された車輪用軸受装置において、
    前記保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれかに複数の支柱部を有する副保持器を具備し、
    それぞれの前記柱部が互いに隣り合う前記転動体と前記転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向外側を通るのに対し、それぞれの前記支柱部が互いに隣り合う前記転動体と前記転動体の間で、これら転動体のピッチ円よりも径方向内側を通っている、ことを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 前記転動体が円錐ころであって、
    前記支柱部は、前記円錐ころの小径側から大径側へ向かうにつれて徐々に細くなる円錐形状となっている、ことを特徴とする請求項1に記載の車輪用軸受装置。
  3. 前記支柱部は、その中心軸を中心として回転自在となっている、ことを特徴とする請求項2に記載の車輪用軸受装置。
  4. 前記支柱部は、その外周面に螺旋溝が形成されている、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車輪用軸受装置。
  5. 前記支柱部は、その表面硬度が前記転動体の表面硬度よりも低くなっている、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の車輪用軸受装置。
  6. 前記副保持器が前記保持器の一側環状部又は他側環状部のいずれか一方に一体的に設けられている、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の車輪用軸受装置。
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