JP2018138000A - 色付き食材、色付き食材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
魚肉、鳥肉等のすり身を揚げたさつま揚げ、たまご焼き、たけのこ、レンコン、大根、なども、表面や断面の色が薄いなど、視覚的な面白みが乏しい欠点があった。
請求項2、7記載の色付き食材では、食材は、鶏類のゆで卵、たけのこ、レンコン、サトイモ、白ねぎ、たまねぎ、のびる、ニンジン、糸コンニャク、山芋、カリフラワー、さつま芋、大根、キノコ類の中の1つであること、を特徴としている。
請求項3、8記載の色付き食材では、黒にんにくエキス液を粉状または生地状またはペースト状の食材に混ぜて調理したこと、を特徴としている。
請求項4、9記載の色付き食材では、黒にんにくエキス液を肉のペースト状のすり身に練りこんで色付けし、揚げ、蒸し、煮、焼きの内のいずれか1つの調理をしたこと、を特徴としている。
請求項5、10記載の色付き食材では、黒にんにくエキス液を、鳥類のたまごの溶きたまご、または溶き白身たまご、または溶き黄身たまごに混ぜ、焼き、または蒸したこと、特徴としている。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
多数のにんにく(玉のまま、または一片ずつ分けたもの。皮付きのまま、または皮を剥いたもの)を綿袋に詰めるか、または詰めずに蒸し容器(保温機能付き炊飯器でも可)に入れ、40℃乃至70℃程度に加温しながら2乃至3週間程度、発酵・熟成させ、蒸し容器の底に黒色の黒にんにくエキスの原液を抽出させる。なお、市販の黒にんにくエキス液を入手しても良い。
黒にんにくエキス液としては、抽出原液またはその希釈液、それらと各種の調味材・調味液を混合した液を用いることができる。
なべに鶏卵のゆでたまご(殻剥き)と黒にんにくエキス原液を入れ、ゆでたまご全体が黒にんにくエキス液に浸漬するようにする。そして、なべを弱火のガスコンロに掛ける。沸騰したら、更に1分乃至35分程度煮る。
沸騰後、1分経過した時点で、ゆでたまごの表面がチョコレート色に着色。
沸騰後、2分経過した時点で、ゆでたまごの表面が濃いチョコレート色に着色。
沸騰後、15分経過した時点で、ゆでたまごの表面が大体、黒ずんだ色に着色。白身内部の表面寄りが淡い茶色に着色。
沸騰後、25分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が黒ずんだ色に着色。白身内部に淡い茶色が広がっている。
沸騰後、35分経過した時点で、ゆでたまごの表面全体が黒濃く着色。白身はほぼ全体が茶色に着色。
このようにして、黒にんにくの栄養が付加されるとともに、茶色、黒色等に着色した鳥類のゆでたまごが出来る。
なべに鶏卵のゆでたまご(殻剥き)と黒にんにくエキス原液の約25%希釈液を入れ、ゆでたまご全体が黒にんにくエキス液に浸漬するようにする。そして、なべを弱火のガスコンロに掛ける。沸騰したら、更に1分乃至35分程度煮る。
沸騰後、25分経過した時点で、ゆでたまごの表面がココア色に着色。白身内部の表面寄りが淡い茶色に着色。
沸騰後、35分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が黒ずんだ色に着色。白身はほぼ全体が茶色に着色。
なべに鶏卵のゆでたまご(殻剥き)と黒にんにくエキス原液の約50%希釈液を入れ、ゆでたまご全体が黒にんにくエキス液に浸漬するようにする。そして、なべを弱火のガスコンロに掛ける。沸騰したら、更に1分乃至70分程度煮る。
沸騰後、30分経過した時点で、ゆでたまごの表面がごく黒に近い色に着色。白身内部の表面寄りが淡い茶色に着色。
沸騰後、50分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が黒ずんだ色に着色。白身はほぼ全体にやや濃い茶色に着色。
沸騰後、70分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が黒ずんだ色に着色。白身はほぼ全体に濃い茶色に着色。
なべにうずら卵のゆでたまご(殻剥き)と黒にんにくエキス原液を入れ、ゆでたまご全体が黒にんにくエキス液に浸漬するようにする。そして、なべを弱火のガスコンロに掛ける。沸騰したら、更に15分乃至50分程度煮る。
沸騰後、15分経過した時点で、ゆでたまごの表面が薄く茶色に着色。
沸騰後、20分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が濃い茶色に着色。 沸騰後、25分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体がこげ茶色に着色。白身はほぼ全体が茶色に着色。
沸騰後、45分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体がほぼ黒色に着色。白身も全体がほぼ黒色に近い色に着色。
沸騰後、50分経過した時点で、ゆでたまごの表面は全体が黒色に着色。
魚肉のすり身ペーストに、黒にんにくエキス原液を混ぜて練り込むと、黒い色の生地ができる。油で揚げるか、蒸すことにより、黒色のさつま揚げ、ハンペンが出来る。
生の鶏卵、生のうずらの卵の全卵、白身、黄身の溶きたまごに、黒にんにくエキス原液を入れて混ぜ、焼き、蒸しなどの調理を行なうと、黒色の焼きたまご、蒸したまごが出来る。
また、鳥類のゆでたまごと黒にんにくエキス原液を容器、密封袋に入れて漬け込み、5時間乃至数日の間、冷蔵保管または室温保管することにより、茶色、黒色に着色したゆでたまごが出来る。
また、パン粉、うどん粉、パン生地、うどん生地、そば生地、ラーメン生地に黒にんにくエキス原液を混ぜ込んだり、練り込んだりし、パンを焼いたり、うどん、そば、ラーメンを茹でたりすることで、茶色、黒色のパン、うどん、そば、ラーメンが出来る。うどん、そば、ラーメンを更に乾燥し、乾麺としても良い。
また、鶏肉のペースト状のすり身に黒にんにくエキス原液を練り込み、油で揚げるか、蒸すか、煮ても良い。
また、鳥類のゆでたまごを用いる場合、殻付きのまま黒にんにくエキス液に漬浸して中身の色付けしたり、漬浸して煮ることで中身の色付けをすることもできる。
Claims (10)
- 黒にんにくエキス液に食材を浸漬して色付けするか、または黒にんにくエキス液に食材を浸漬し、煮込んで色付けをしたこと、
を特徴とする色付き食材。 - 食材は、鶏類のゆで卵、たけのこ、レンコン、サトイモ、白ねぎ、たまねぎ、のびる、ニンジン、糸コンニャク、山芋、カリフラワー、さつま芋、大根、キノコ類の中の1つであること、
を特徴とする請求項1記載の色付き食材。 - 黒にんにくエキス液を粉状または生地状またはペースト状の食材に混ぜて調理したこと、
を特徴とする色付き食材。 - 黒にんにくエキス液を肉のペースト状のすり身に練りこんで色付けし、揚げ、蒸し、煮、焼きの内のいずれか1つの調理をしたこと、
を特徴とする色付き食材。 - 黒にんにくエキス液を、鳥類のたまごの溶きたまご、または溶き白身たまご、または溶き黄身たまごに混ぜ、焼き、または蒸したこと、
を特徴とする色付き食材。 - 黒にんにくエキス液に食材を浸漬して色付けするか、または黒ニンニクエキス液に食材を浸漬し、煮込んで色付けをしたこと、
を特徴とする色付き食材の製造方法。 - 食材は、鶏類のゆで卵、たけのこ、レンコン、サトイモ、白ねぎ、たまねぎ、のびる、ニンジン、糸コンニャク、山芋、カリフラワー、さつま芋、大根、キノコ類の中の1つであること、
を特徴とする請求項6記載の色付き食材の製造方法。 - 黒にんにくエキス液を粉状または生地状またはペースト状の食材に混ぜて調理したこと、
を特徴とする色付き食材の製造方法。 - 黒にんにくエキス液を肉のペースト状のすり身に練りこんで色付けし、揚げ、蒸し、煮、焼きの内のいずれか1つの調理をしたこと、
を特徴とする色付き食材の製造方法。 - 黒にんにくエキス液を、鳥類のたまごの溶きたまご、または溶き白身たまご、または溶き黄身たまごに混ぜ、焼き、または蒸したこと、
を特徴とする色付き食材の製造方法。
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-
2017
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Title |
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VIVION: "黒にんにくじゃが", COOKPAD[ONLINE], vol. [2019年9月10日検索日], JPN6019036030, 9 October 2015 (2015-10-09), ISSN: 0004231103 * |
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