JP2018131100A - 車両側部構造 - Google Patents

車両側部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2018131100A
JP2018131100A JP2017027087A JP2017027087A JP2018131100A JP 2018131100 A JP2018131100 A JP 2018131100A JP 2017027087 A JP2017027087 A JP 2017027087A JP 2017027087 A JP2017027087 A JP 2017027087A JP 2018131100 A JP2018131100 A JP 2018131100A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
fixed
fender panel
rocker
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017027087A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6888320B2 (ja
Inventor
洋平 山本
Yohei Yamamoto
洋平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017027087A priority Critical patent/JP6888320B2/ja
Publication of JP2018131100A publication Critical patent/JP2018131100A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6888320B2 publication Critical patent/JP6888320B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】ピラーアウタに固定されるフェンダパネルの曲げ剛性を高め、当該フェンダパネルの撓みを抑制する。【解決手段】車両側部構造は、車両前後方向に延びるロッカ10と、ロッカ10における前側の端部から車両上側へと延びるピラーアウタ20と、ピラーアウタ20に固定されたフェンダパネル50と、ロッカ10を車幅方向外側から覆うロッカモールとを備えている。フェンダパネル50は、ロッカモールよりも上側に位置するフェンダ本体部51と、フェンダ本体部51の下縁から下側に延びている固定部52とを備えている。固定部52の後側に位置する突出部55は、ピラーアウタ20のブラケット部40に固定されている。固定部52には、車幅方向に突出するビード部56が設けられており、当該ビード部56は、固定部52における突出部55よりも前側に位置しているとともに、車両前後方向の後側から前側へと延びている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両側部構造に関する。
特許文献1の車両側部構造は、前輪と後輪との間で車両前後方向に延びているロッカを備えている。ロッカの前端部には、車両上下方向に延びるピラーアウタが固定されている。ピラーアウタの下端部は、ロッカにおける車幅方向外側の面に固定されていて、ロッカから車両上側へと延びている。また、ピラーアウタの下端部には、全体としては前輪の上側に位置するフロントフェンダパネルが固定されている。フロントフェンダパネルは、車幅方向外側の意匠面を構成するフェンダ本体部を備えている。このフェンダ本体部の後側の下縁からは、固定部が下側へと延びている。この固定部のうちの後側の部分が、ブラケット部を介してピラーアウタの下端部に固定されている。その一方で、フロントフェンダパネルの固定部における前側の部分は、ピラーアウタに固定されていない。すなわち、特許文献1の車両側部構造において、フェンダパネルの固定部は、いわゆる片持ち構造になっている。また、ロッカ及びフロントフェンダパネルの固定部の車幅方向外側には、ロッカモールが取り付けられている。ロッカモールは、フロントフェンダパネルのフェンダ本体部とともに車両の車幅方向外側の意匠面を構成している。
特開2016‐147587号公報
特許文献1の車両側部構造において、フロントフェンダパネルにおける固定部の前側部分に車幅方向の外力が加わって、フロントフェンダパネルが撓むことがある。具体的には、例えば、洗車等によってフロントフェンダパネルのフェンダ本体部における下縁の前側部分に車幅方向内側へ向かう外力が加わると、フェンダパネルにおける固定部のうちの前側部分にも、車幅方向内側へ向かう外力が加わる。このような外力が作用すると、フェンダパネルは、固定部の後側を支点として車幅方向内側に撓んでしまう。その結果、フェンダパネルにおけるフェンダ本体部とロッカモールとが車幅方向に位置ずれすることがある。このような位置ずれが発生すると、フェンダパネルやロッカモールが正しい位置に固定されていないといった違和感を運転者等に覚えさせる可能性があり、好ましくない。
上記課題を解決するための車両側部構造は、車両前後方向に延びるロッカと、前記ロッカにおける車両前後方向の一方側の端部から車両上側へと延びるピラーアウタと、前記ピラーアウタに固定されたフェンダパネルと、前記ロッカを車幅方向外側から覆うロッカモールとを備えている車両側部構造であって、前記フェンダパネルは、前記ロッカモールよりも上側に位置するフェンダ本体部と、前記フェンダ本体部の下縁から下側に延びている固定部とを備え、前記固定部は、車両前後方向の他方側の箇所が前記ピラーアウタに固定されており、前記固定部には、車幅方向に突出するビード部が設けられており、当該ビード部は、前記固定部における前記ピラーアウタに対する固定箇所よりも車両前後方向の一方側に位置しているとともに、車両前後方向の他方側から一方側へと延びている。
上記構成によれば、フェンダパネルの固定部においてビード部が設けられている領域は、ビード部が設けられていない領域に比較してビード部の延設方向に直交する車幅方向への外力に対する曲げ剛性が高くなっている。そして、ビード部は、固定部におけるピラーアウタに対する固定箇所よりも車両前後方向の一方側において延設されている。これにより、フェンダパネルにおける固定部の固定箇所よりも車両前後方向の一方側に車幅方向の外力が加わったとしても、フェンダパネルにおける固定部の車両前後方向の一方側の部分の撓みを抑制できる。その結果として、フェンダパネルのフェンダ本体部とロッカモールとの車幅方向の位置ずれを抑制できる。
車両側部構造の側面図。 ロッカモールが取り外された状態のフェンダパネルの拡大図。 図2における3−3線での端面図。 変更例のフェンダパネルの拡大図。
以下、本発明の実施形態を、車両の右側の車両側部構造を例にして説明する。
図1に示すように、車両には前後方向に延びているロッカ10が備えられている。ロッカ10は、車両の前輪FTと図示しない後輪との間において延びている。ロッカ10は、前後方向に直交する断面視で略四角筒状になっている。
図1及び図2に示すように、ロッカ10における前端部の車幅方向外側からは、車両上側へとピラーアウタ20が延びている。ピラーアウタ20は、板材を屈曲させて形成されたものであり、当該ピラーアウタ20の車幅方向内側に配置されている図示しないピラーインナとともに車両のフロントピラーを構成している。ピラーアウタ20は、ロッカ10よりも上側において車両上下方向に延びるピラーアウタ本体30を備えている。ピラーアウタ本体30の車両上下方向の下側の一部は、下側ほど車両前後方向の寸法が長くなっている。ピラーアウタ本体30の下縁からは、車両下側へと向かって板状の接続部31が延びている。接続部31の車幅方向内側の面は、ロッカ10の車幅方向外側の面に溶接等により固定されている。
図2に示すように、ピラーアウタ20は、接続部31の車幅方向外側に取り付けられている略四角形板状のブラケット部40を備えている。ブラケット部40は、車両前後方向に直交する断面視で略Z字形状になっている。具体的には、ブラケット部40の基端部41は、平板状になっている。基端部41の車幅方向内側の面は、接続部31の車幅方向外側の面に溶接で固定されている。基端部41の上縁からは、車幅方向外側(図2において紙面手前側)に向かって平板状の連結部42が延びている。連結部42は、車幅方向外側ほど上側に位置するように斜めに延びている。連結部42の上縁からは、上側に向かって平板状の先端部43が延びている。図2及び図3に示すように、先端部43には、2つのボルト孔43aが貫通されている。2つのボルト孔43aは、車両前後方向に並設されている。図3に示すように、先端部43の車幅方向内側の面には、ボルト孔43aと同じ位置にナットNが溶接によって固定されている。
図1及び図2に示すように、ブラケット部40の先端部43における車幅方向外側の面には、板状のフェンダパネル50の下端部が固定されている。フェンダパネル50は、車両の車幅方向外側の意匠面を構成するフェンダ本体部51を備えている。図1に示すように、フェンダ本体部51は、全体として三角形板状になっていて、その三角形の一辺が当該三角形の中心側に向かって円弧状に窪んだような形状になっている。フェンダ本体部51は、三角形の1つの頂点が車両前側に位置し、他の2つの頂点が車両後側に位置している。なお、フェンダ本体部51における円弧状の辺の円弧の内側には、車両の前輪FTが位置している。
図1に示すように、フェンダ本体部51の車両後側の上端部(後方上側の三角形の頂点部分)には、車両前側に向かって窪むように切欠部51bが切り欠かれている。切欠部51bの縁からは、2つの固定片58が突出している。各固定片58には、図示しないボルトが挿通されるボルト孔H1が貫通されている。フェンダパネル50の固定片58は、ボルト孔H1に挿通されるボルトを介して、ピラーアウタ20のピラーアウタ本体30に固定されている。フェンダ本体部51の車両前側の端部(前側の三角形の頂点部分)からは、車両前側に向かって固定板59が延びている。固定板59には、車両前側の他の部材を固定するためのボルト孔H2が貫通されている。なお、他の部材としては、フェンダパネル50を補強するためのリインフォース、ヘッドランプ等を内蔵するヘッドランプユニット、フロントバンパーカバー等が挙げられる。
図2及び図3に示すように、フェンダ本体部51の車両後側の下縁(後方下側の三角形の頂点部分)からは、車幅方向内側に向かって四角形板状の固定部52が延びている。固定部52は、フェンダ本体部51の車両後側の下縁から、車両下側へと延びている接続壁53を備えている。接続壁53は、車両下側ほど車幅方向内側に位置するように斜めに延びている。接続壁53の下縁からは、下側に向かって固定部52の固定壁54が延びている。
固定部52における固定壁54には、車幅方向内側(図2において紙面奥側)に向かって突出部55が突出している。突出部55は、車幅方向から側面視すると略四角形状になっていて、当該突出部55の下縁は、固定部52の下縁にまで至っている。また、突出部55の車幅方向内側の面は平面になっている。この実施形態では、突出部55は、車両前後方向に並んで2箇所設けられている。2箇所の突出部55のうち前側の突出部55は、固定壁54における前後方向の略中央に位置し、後側の突出部55は固定壁54における前後方向の後端部に位置している。すなわち、突出部55は、固定部52の固定壁54において全体として車両後側に位置している。
各突出部55の中央には、ボルト孔55aが貫通されている。フェンダパネル50における2つのボルト孔55aは、ブラケット部40における2つのボルト孔43aと同じ距離になっている。フェンダパネル50のボルト孔55a及びブラケット部40のボルト孔43aにボルトBが挿通されることで、フェンダパネル50の固定部52(固定壁54)がブラケット部40の先端部43に固定されている。なお、フェンダパネル50の固定部52のうち2つのボルト孔55aの間は、ボルトBの緩み等がない限り、ブラケット部40に対して相対移動不可能である。したがって、フェンダパネル50の固定部52のうち2つのボルト孔55aの間がブラケット部40(ピラーアウタ20)に対する固定箇所である。
フェンダパネル50における固定部52(固定壁54)は、2つのボルト孔55a(突出部55)においてピラーアウタ20におけるブラケット部40の先端部43に固定されている。その一方で、2つのボルト孔55aよりも車両前側においてはピラーアウタ20におけるブラケット部40の先端部43に固定されていない。すなわち、フェンダパネル50の固定部52は車両後側が固定された、いわゆる片持ち構造となっている。
固定部52の固定壁54には、車幅方向内側(図2において紙面奥側)に突出するビード部56が設けられている。ビード部56は、2つのボルト孔55aよりも前側に位置している。この実施形態では、ビード部56は、2つの突出部55のうちの前側の突出部55の前縁(図2において二点鎖線で示す部分)から前側へと延びている。すなわち、ビード部56は、全体として車両前後方向の後側から前側へと延びている。また、ビード部56は、前側のボルト孔55aとフェンダ本体部51の下縁のうち最も前側に位置する下縁前端51aとを結ぶ直線上を延びている。図3に示すように、ビード部56の車幅方向内側への突出長は、突出部55の車幅方向内側への突出長と同じになっていて、突出部55及びビード部56が連続している。
図1に示すように、ロッカ10の車幅方向外側には、ロッカ10に沿って車両前後方向に延びるロッカモール60が取り付けられている。ロッカモール60の前端は、車両前後方向においてフェンダパネル50における下縁前端51aと同じ位置にまで至っている。また、ロッカモール60の上縁は、フェンダパネル50のフェンダ本体部51の下縁に沿っている。ロッカモール60は、ロッカ10と共に、フェンダパネル50における固定部52(固定壁54)を車幅方向外側から覆っている。すなわち、ロッカモール60は、フェンダパネル50におけるフェンダ本体部51よりも下側において車両の車幅方向外側の意匠面を構成している。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
例えば、車両の洗車等によってフェンダパネル50におけるフェンダ本体部51の下縁前端51aに車幅方向内側への力が加わると、フェンダパネル50における固定部52のうちの前側部分に車幅方向内側への力が加わる。この場合において、仮に、ビード部56が設けられていないと、フェンダパネル50における前側の突出部55のボルト孔55a(固定箇所の前端部分)を支点としてフェンダパネル50における固定部52が車幅方向内側に撓みやすい。仮にフェンダパネル50における固定部52が撓んでしまうと、フェンダパネル50のフェンダ本体部51の下縁、特に下縁前端51aが、それに隣接するロッカモール60の上縁に対して車幅方向に位置ずれしてしまう。
これに対して、上記実施形態では、フェンダパネル50の固定部52においてビード部56が設けられており、この領域は、ビード部56が設けられていない領域に比較してビード部56の延設方向に直交する車幅方向への外力に対する曲げ剛性が高くなっている。そして、ビード部56は、固定部52における、ピラーアウタ20のブラケット部40との固定箇所よりも車両前後方向の前側において延設されている。これにより、フェンダパネル50における固定部52の固定箇所よりも車両前後方向の前側に車幅方向の外力が加わったとしても、フェンダパネル50における固定部52の車両前後方向の前側の部分の撓みを抑制できる。その結果として、フェンダパネル50のフェンダ本体部51の下縁とロッカモール60の上縁との車幅方向の位置ずれを抑制できる。
ところで、フェンダパネル50におけるフェンダ本体部51の下縁のうち、ロッカモール60の上縁に対する車幅方向の位置ずれは、下縁前端51aにおいて最も大きくなりやすい。また、このような位置ずれが生じる際には、フェンダパネル50における前側の突出部55(ボルト孔55a)と下縁前端51aとの間において、固定部52に撓み等の変形が生じているはずである。
上記実施形態では、ビード部56は、前側のボルト孔55aとフェンダ本体部51の下縁前端51aとを結ぶ直線上を延びている。したがって、ビード部56が延びている範囲内においては、フェンダパネル50が、前側のボルト孔55aと下縁前端51aとの間において撓むことをより確実に抑制できる。
なお、上記の実施形態は、以下のように変更できる。
・上記実施形態では、ビード部56が前側のボルト孔55aとフェンダ本体部51の下縁前端51aとを結ぶ直線上を延びていたが、ビード部56の延設方向は、全体として車両後側から前側に向けて延びているならば適宜変更してもよい。なお、ビード部56の延設方向は、ボルト孔55aと下縁前端51aとを結ぶ直線に対して45度以内になっていることが好ましい。仮にビード部56の延設方向が、ボルト孔55aと下縁前端51aとを結ぶ直線に対して45度を超えていると、車両前後方向の所定の範囲内にビード部56を設けようとした場合にビード部56の延設長さが長くなり過ぎるおそれがある。
・上述したようにビード部56の延設方向は、全体として車両後側から前側に向けて延びているならば、変更できる。ところで、フェンダパネル50の固定部52において、接続壁53と固定壁54との境界近傍は、車幅方向内側に向かって突出するビード部56を形成しにくい箇所である。そのため、ビード部56の延設長さ等によっては、製造上の事情から、ビード部56を、前側のボルト孔55aとフェンダ本体部51の下縁前端51aとを結ぶ直線上を延びるように形成できないことがある。このような場合、例えば、図4に示すように、前側の突出部55の前縁(図4において二点鎖線で示す部分)から、車両前後方向に沿って車両前側に向かってビード部56Aが延びていてもよい。このようにビード部56Aが設けられていれば、フェンダパネル50における固定部52の固定箇所よりも車両前後方向の前側に車幅方向の外力が加わった場合に、フェンダパネル50における車両前後方向の前側の部分の撓みを抑制することはできる。なお、図4に示す例では、ビード部56Aの延設方向と、ボルト孔55aと下縁前端51aとを結ぶ直線とが成す角度は45度以内である。
・上記実施形態では、板状のフェンダパネル50における固定部52が湾曲することでビード部56が突出していたが、これに限らない。例えば、フェンダパネル50の固定壁54における車幅方向内側の面に板状の別部材を溶接等で固定することで、固定壁54の他の部分に対して突出するビード部を設けてもよい。
・上記実施形態では、固定部52の固定壁54に車幅方向内側に突出するビード部56が設けられていたが、車幅方向外側に突出するビード部が設けられてもよい。
・上記実施形態では、突出部55及びビード部56が連続していたが、両者が連続していなくてもよい。前側の突出部55のボルト孔55aよりも前側にビード部56が位置していれば、ビード部56と突出部55とが離れていてもよい。
・上記実施形態では、ビード部56の車幅方向内側への突出長が突出部55の車幅方向内側への突出長と同じになっていたが、これに限らない。ビード部56の突出量は、突出部55の突出量よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
・上記実施形態における突出部55を省略してもよい。この場合、フェンダパネル50における固定壁54の前側に位置するボルト孔55aよりも前側にビード部56が設けられていればよい。
・上記実施形態では、フェンダパネル50における固定部52のボルト孔55a及びブラケット部40の先端部43のボルト孔43aはそれぞれ2つ設けられていたが、その数は1つ、3つ、4つ等に適宜変更してもよい。なお、ボルト孔55a及びボルト孔43aがそれぞれ1つ設けられている場合には、ボルト孔55aがフェンダパネル50の固定部52におけるブラケット部40(ピラーアウタ20)に対する固定箇所である。また、ボルト孔55a及びボルト孔43aがそれぞれ複数設けられている場合には、フェンダパネル50の固定部52のうち複数のボルト孔55aに囲まれる領域がブラケット部40(ピラーアウタ20)に対する固定箇所である。
・上記実施形態では、フェンダパネル50の固定部52とブラケット部40の先端部43とがボルトBによって固定されていたが、これに限らない。例えば、フェンダパネル50の固定部52とブラケット部40の先端部43とが溶接によって固定されていてもよい。なお、フェンダパネル50の固定部52とブラケット部40の先端部43とが2点で溶接された場合には、フェンダパネル50における固定部52のうち2点の溶接部分の間がブラケット部40に対して相対移動不可能となる。したがって、フェンダパネル50の固定部52のうち2点の溶接部分の間がブラケット部40(ピラーアウタ20)に対する固定箇所である。
・上記実施形態では、フェンダパネル50の固定部52(固定壁54)がブラケット部40を介してピラーアウタ20における接続部31に固定されていたが、ブラケット部40を省略してもよい。すなわち、フェンダパネル50の固定部52(固定壁54)は、ピラーアウタ20における接続部31に直接固定されていてもよい。
・上記実施形態では、車両前側に車両側部構造が適用されていたが、車両後側にも車両側部構造を適用できる。この場合、ビード部はフェンダパネルにおける固定部の固定箇所よりも後側に位置していればよい。
・上記実施形態では、車両の右側に車両側部構造が適用されていたが、車両左側にも車両側部構造を適用してもよい。
B…ボルト、N…ナット、FT…前輪、H1…ボルト孔、H2…ボルト孔、10…ロッカ、20…ピラーアウタ、30…ピラーアウタ本体、31…接続部、40…ブラケット部、41…基端部、42…連結部、43…先端部、43a…ボルト孔、50…フェンダパネル、51…フェンダ本体部、51a…下縁前端、51b…切欠部、52…固定部、53…接続壁、54…固定壁、55…突出部、55a…ボルト孔、56…ビード部、56A…ビード部、58…固定片、59…固定板、60…ロッカモール。

Claims (1)

  1. 車両前後方向に延びるロッカと、前記ロッカにおける車両前後方向の一方側の端部から車両上側へと延びるピラーアウタと、前記ピラーアウタに固定されたフェンダパネルと、前記ロッカを車幅方向外側から覆うロッカモールとを備えている車両側部構造であって、
    前記フェンダパネルは、前記ロッカモールよりも上側に位置するフェンダ本体部と、前記フェンダ本体部の下縁から下側に延びている固定部とを備え、
    前記固定部は、車両前後方向の他方側の箇所が前記ピラーアウタに固定されており、
    前記固定部には、車幅方向に突出するビード部が設けられており、当該ビード部は、前記固定部における前記ピラーアウタに対する固定箇所よりも車両前後方向の一方側に位置しているとともに、車両前後方向の他方側から一方側へと延びている
    ことを特徴とする車両側部構造。
JP2017027087A 2017-02-16 2017-02-16 車両側部構造 Active JP6888320B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017027087A JP6888320B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 車両側部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017027087A JP6888320B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 車両側部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018131100A true JP2018131100A (ja) 2018-08-23
JP6888320B2 JP6888320B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=63247292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017027087A Active JP6888320B2 (ja) 2017-02-16 2017-02-16 車両側部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6888320B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111071351A (zh) * 2018-10-18 2020-04-28 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种汽车翼子板饰盖组件

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076617A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nissan Motor Co Ltd 車体側部構造
JP2008037269A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Toyota Motor Corp 車体パネル接合部構造
JP2013013910A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Toyota Motor Corp 車体部材の接合構造及び接合方法
CN203142803U (zh) * 2012-11-27 2013-08-21 北京汽车股份有限公司 前翼子板下安装支架及具有该支架的汽车
WO2015008589A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 トヨタ自動車株式会社 接合構造
JP2015101191A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 ダイハツ工業株式会社 車両の車体下側部構造
JP2016147587A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 トヨタ自動車株式会社 フェンダパネル取付構造

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007076617A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nissan Motor Co Ltd 車体側部構造
JP2008037269A (ja) * 2006-08-07 2008-02-21 Toyota Motor Corp 車体パネル接合部構造
JP2013013910A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Toyota Motor Corp 車体部材の接合構造及び接合方法
CN203142803U (zh) * 2012-11-27 2013-08-21 北京汽车股份有限公司 前翼子板下安装支架及具有该支架的汽车
WO2015008589A1 (ja) * 2013-07-16 2015-01-22 トヨタ自動車株式会社 接合構造
JP2015101191A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 ダイハツ工業株式会社 車両の車体下側部構造
JP2016147587A (ja) * 2015-02-12 2016-08-18 トヨタ自動車株式会社 フェンダパネル取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111071351A (zh) * 2018-10-18 2020-04-28 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种汽车翼子板饰盖组件
CN111071351B (zh) * 2018-10-18 2023-12-29 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种汽车翼子板饰盖组件

Also Published As

Publication number Publication date
JP6888320B2 (ja) 2021-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5880320B2 (ja) 車体前部構造
JP2015214197A (ja) 車両前部構造
JP6597654B2 (ja) 車両用ドア
US10836436B2 (en) Vehicle body frame structure
JP6102870B2 (ja) 車体前部構造
JP2016120875A (ja) 車両後部構造
JP6642477B2 (ja) 車両前部構造
JP2005343279A (ja) 車両用フード構造
JP2010052482A (ja) カウルカバー
JP5190385B2 (ja) 車体前部構造
JP2018043673A (ja) 牽引フックの取り付け構造
JP6888320B2 (ja) 車両側部構造
JP2018177124A (ja) 車両前部構造
JP2021059274A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置の車両搭載構造
JP2017077802A (ja) 自動車の前部車体構造
JP5157691B2 (ja) 車体後部構造
JP2008162416A (ja) フェンダ構造
JP2015113026A (ja) 車両下部構造
JP7167823B2 (ja) コンソール支持構造
JP2011207337A (ja) 車両の上部車体構造
JP2012166766A (ja) 車両前部構造
JP2007153164A (ja) バンパ構造
WO2023182315A1 (ja) 車両前端部構造
JP2008201163A (ja) 車両のドア構造
JP5617657B2 (ja) サブフレーム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210503

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6888320

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151