JP2008201163A - 車両のドア構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側方から衝突荷重が入力された場合にドアの変形抑制効果を向上する。
【解決手段】車両のドア構造1は、アウタRF2と、このアウタRF2の車両内側に結合されるインナRF3と、を備えている。アウタRF2は、ドアの前端部から後端部にかけて延在するインパクトビーム4と、ビーム4の端部4a,4bを除く位置に結合され上下方向に延在する縦リブ部6と、を有し、縦リブ部6によりドアの中央部の剛性が高められる。さらに、縦リブ部6に結合されたアウタ下壁部5c及びインナRF下部3cより成る第1補強部がロッカに沿うため、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、この第1補強部5c,3cがロッカに確実に干渉し、且つ、第1補強部5c,3cが縦リブ部6で押さえ付けられて当該第1補強部5c,3cの剛性が高められる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の側部に配置されるドアの内部構造である車両のドア構造に関する。
従来、自動車等の車両のドア構造として、ドアの前端部から後端部にかけて延在する前後部材(ガードバー)と、ドアにおいて上縁を除く外縁に沿うように延在すると共に前後部材に結合されたリインフォースメントと、を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような車両のドア構造では、側面衝突時において、前後部材に入力された衝突荷重を分散させることが図られている。
特開平5−286364号公報
ところで、近年の車両のドア構造では、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果の向上が要求されている。しかしながら、上述したような車両のドア構造では、ドアの中央部の剛性が低くなり易いことから、ドアの変形抑制効果を向上するまでには至らない場合がある。
そこで、本発明は、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果を向上することができる車両のドア構造を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本発明に係る車両のドア構造は、車両の側部に配置されるドアの内部構造であって、ドアの前端部から後端部にかけて延在する前後部材と、車両の上下方向に延在すると共に、前後部材において一端部及び他端部を除く位置に結合された上下部材と、を備え、上下部材には、車両のロッカに沿う第1補強部が結合されていることを特徴とする。
この本発明に係る車両のドア構造では、車両の上下方向に延在すると共に前後部材に結合された上下部材により、ドアの剛性を高めることができる。さらに、上下部材に結合された第1補強部が車両のロッカに沿うことにより、車両側方から衝突荷重が入力された場合に第1補強部をロッカに確実に干渉させ、衝突荷重をロッカに分散することができると共にドアが内側にへこんでしまうのを低減することが可能となる。加えて、上下部材が前後部材に結合されていることから、第1補強部を上下部材を介して前後部材で押さえ付け、当該第1補強部の剛性を高めることができる。従って、本発明によれば、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果を向上することができる。
また、第1補強部は、前記車両の前後方向に延在することが好ましい。これにより、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、第1補強部をロッカに一層干渉させることができ、ドアの変形抑制効果を一層向上することが可能となる。
ここで、車両の上下方向に延在し、且つ前後部材の一端部及び他端部に結合されると共に、第1補強部に結合された第2補強部をそれぞれ備え、第2補強部は、車両のピラーに沿うことが好ましい。これにより、車両側方から衝突荷重が入力された場合、第2補強部をピラーに確実に干渉させ、衝突荷重をピラーに分散することができ、さらに、第2補強部を前後部材で押さえ付け、当該第2補強部の剛性を高めることが可能となる。よって、ドアの変形抑制効果を一層向上することが可能となる。
本発明によれば、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果を向上することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明において、「上」「下」「前」「後」等の語は、車両の上下方向、前後方向に対応したものである。
図1は本発明の一実施形態に係る車両のドア構造を示す斜視図、図2は図1の車両のドア構造のアウタリインフォースメントを示す斜視図、図3は図1の車両のドア構造のインナリインフォースメントを示す斜視図、図4は図1のIV−IV線に沿った一部断面図、図5は図1のV−V線に沿った一部断面図である。この車両のドア構造は、自動車の車体の側部に配置されるドアの内部構造であり、図4及び図5に示すように、ドア外面を形成するドアアウタパネル11と、その内面側に設けられたドアインナパネル12とにより画成させた内部に配設される。図1に示すように、ドア構造1は、車両外側に配置されるアウタリインフォースメント2(以下、「アウタRF2」という)と、このアウタRF2の車両内側に結合されるインナリインフォースメント3(以下、「インナRF3」という)と、を備えている。
図2に示すように、アウタRF2は、インパクトビーム(前後部材)4、アウタ縦壁部(第2補強部)5a,5b、アウタ下壁部(第1補強部)5c、及び縦リブ部(上下部材)6、を含んで構成されている。ここでは、インパクトビーム4、アウタ縦壁部5a,5b、アウタ下壁部5c、及び縦リブ部6は、金属板をプレス成型することにより一体に成型されている。
インパクトビーム4は、例えば車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの補強材として主に機能するもので、ドアの前端部から後端部にかけて延在し、その前端部4a及び後端部4bは、例えばドアインナパネル(不図示)に連結されている。インパクトビーム4の断面は、波状となっており、これにより、その剛性及び耐衝撃性が高められている。なお、インパクトビーム4をパイプ及びブラケットで構成する場合もある。
アウタ縦壁部5a,5bは、インパクトビーム4の前端部4a及び後端部4bにそれぞれ結合され、下方に向かってそれぞれ延在している。そして、これらが、前後方向に延在するアウタ下壁部5cを介して互いに結合されている。このアウタ下壁部5cは、図4に示すように、車両のロッカ14の側面14aに沿うように構成されている。
図2に示すように、縦リブ部6は、上下方向に延在し、その一端がインパクトビーム4の前後方向の中央に結合されている。一方、縦リブ部6の他端は、アウタ下壁部5cの中央に結合されている。
図1に示すように、インナRF3は、断面略L字状を成し、外形が略コの字状を呈する板状部材である。このインナRF3は、アウタRF2の上縁を除く外縁に沿って延在し、当該アウタRF2の内側面に例えば溶接等で結合されている。このインナRF3は、具体的には、図3に示すように、上下方向に延在するインナRF前部(第2補強部)3a及びインナRF後部(第2補強部)3bを有し、そして、これらが前後方向に延在するインナRF下部(第1補強部)3cを介して互いに結合されている。
より具体的には、インナRF前部3a及びインナRF後部3bは、アウタ縦壁前部5a及びアウタ縦壁後部5bのそれぞれに対し、図5に示すように、車両のピラー13に対向するようにして上下方向にそれぞれ延在して接合されている。また、図4に示すように、インナRF下部3cは、アウタ縦壁下部5cに対し車両のロッカ14に対向するようにして前後方向に延在して接合されている。
そして、インナRF3のインナ壁部8がアウタRF2に接合され、このインナ壁部8に対してインナRF3のフランジ部7が直交するように配設されている。
以上のように構成された車両のドア構造1においては、縦リブ部6が、車両の上下方向に延在すると共にインパクトビーム4の前後方向における中央に結合されているため、ドアの中央部(インパクトビーム4、アウタ縦壁部5a,5b及びアウタ下壁部5cに囲まれた領域)の剛性を高めることができる。
さらに、図6に示すように、例えば側面衝突時において車両側方から衝突荷重Fが入力された場合、上述したように、断面略L字状のインナRF3のインナRF下部3cがロッカ14に対向するように配置され、インナRF下部3cがロッカ14に沿うようになっているため、インナ壁部8をロッカ14の側面14aに干渉させると共に、フランジ部7をロッカ14の上面14bに干渉させることができる。すなわち、車両側方から衝突荷重Fが入力された場合、インナRF下部3cをロッカ14に確実に干渉させることができる。その結果、衝突荷重をロッカ14に分散することができると共に、ドアが内側にへこんでしまうのを低減することができる。
これに加え、上述したように、縦リブ部6の一端がインパクトビーム4に結合され、他端がアウタ下壁部5cに結合されており、そして、このアウタ下壁部5cにインナRF下部3cが結合されているため、インナRF下部3c及びアウタ下壁部5cを縦リブ部6を介してインパクトビーム4で押さえ付け、インナRF下部3c及びアウタ下壁部5cの剛性を高めることができる。
従って、本実施形態によれば、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果を向上することができる。よって、衝突初期に特に発生するボデー反力を十分に確保することができる。
また、本実施形態では、上述したように、インナRF下部3cが前後方向に延在するため、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、インナRF下部3cをロッカ14に一層干渉させることができ、ドアの変形抑制効果を一層向上することができる。
また、本実施形態では、上述したように、断面略L字状のインナRF3のインナRF前部3a及び後部3bがピラー13に対向するようにそれぞれ配置され、インナRF前部3a及び後部3bのそれぞれがピラー13に沿うようになっているため、車両側方から衝突荷重が入力された場合に、これらのインナRF前部3a及び後部3bをピラー13に確実にそれぞれ干渉させることができ、衝突荷重をピラー13に分散することができる。さらに、上述したように、アウタ縦壁部5a,5bがインパクトビーム4にそれぞれ結合され、これらアウタ縦壁部5a,5bにインナRF前部3a及び後部3bがそれぞれ結合されているため、アウタ縦壁部5a,5b、インナRF前部3a及び後部3bをインパクトビーム4で押さえ付け、これらの剛性を高めることができる。よって、車両側方から衝突荷重が入力された場合において、ドアの変形抑制効果を一層向上することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態は、1つの縦リブ部6を有するアウタRF2を備えたが、2つ以上の縦リブ部を有するアウタRFを備えてもよい。例えば、図7に示すように、3つの縦リブ部6,6,6を有するアウタRF20を備える場合もある。また、縦リブ部6をインパクトビーム4において前後方向の中央に結合したが、縦リブ部を中央に結合しなくてもよい。
また、上記実施形態では、インナRF3が断面略L字状を呈しているが、インナRFの断面形状をロッカ若しくはピラーの形状により種々のものとしても勿論よい。
また、アウタ下壁部5c及びインナRF下部3cを前後方向に延在するように設けたが、延在しないように短尺としてもよい。また、好ましいとして、インナRF前部3a及びインナRF後部3bをインナRF下部3cを介して結合したが、結合しない場合もある。さらに、これらインナRF前部3a及びインナRF後部3bは、場合によっては、何れか一方を有するようにしてもよく、また、無くてもよい。
なお、上記実施形態では、縦リブ部6をアウタ下壁部5cの上端までと定義しているが、縦リブ部6をさらに下方に延在させてアウタ下壁部5cの下端までと定義し、この縦リブ部にインナRF下部3cを結合してもよく、要は、縦リブ部には、ロッカに沿う第1補強部であるインナRF下部3cが一体成型や溶接等により結合されていればよい。
本発明の一実施形態に係る車両のドア構造を示す斜視図である。 図1の車両のドア構造のアウタリインフォースメントを示す斜視図である。 図1の車両のドア構造のインナリインフォースメントを示す斜視図である。 図1のIV−IV線に沿った一部断面図である。 図1のV−V線に沿った一部断面図である。 車両側方から衝突荷重が入力された場合を説明するための図4に対応する一部断面図である。 他のアウタリインフォースメントを示す斜視図である。
符号の説明
1…車両のドア構造、3a…インナRF前部(第2補強部)、3b…インナRF後部(第2補強部)、3c…インナRF下部(第1補強部)、4…インパクトビーム(前後部材)、5a,5b…アウタ縦壁部(第2補強部)、5c…アウタ下壁部(第1補強部)、6…縦リブ部(上下部材)。

Claims (3)

  1. 車両の側部に配置されるドアの内部構造であって、
    前記ドアの前端部から後端部にかけて延在する前後部材と、
    前記車両の上下方向に延在すると共に、前記前後部材において一端部及び他端部を除く位置に結合された上下部材と、を備え、
    前記上下部材には、前記車両のロッカに沿う第1補強部が結合されていることを特徴とする車両のドア構造。
  2. 前記第1補強部は、前記車両の前後方向に延在することを特徴とする請求項1記載の車両のドア構造。
  3. 前記車両の上下方向に延在し、且つ前記前後部材の前記一端部及び前記他端部に結合されると共に、前記第1補強部に結合された第2補強部をそれぞれ備え、
    前記第2補強部は、前記車両のピラーに沿うことを特徴とする請求項2記載の車両のドア構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021017201A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 マツダ株式会社 車両の車体構造

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