JP2016147587A - フェンダパネル取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェンダパネルの車体骨格部材への取付性を向上しつつ、フェンダパネルの剛性を確保することができるフェンダパネル取付構造を提供する。【解決手段】フロントピラーアウタ14が、車両側面視でロッカ12と重なる位置まで車両下方側に延設されている。そして、フロントピラーアウタ14のロッカ12と重なった部分(延設部14A)に下部ブラケット18が接合され、下部ブラケット18にはフェンダパネル20の下部が固定される。他方、フェンダパネル20の上部はフロントピラーアウタ14に取付けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、フェンダパネル取付構造に関する。
下記特許文献1には、フェンダパネルが車両側面視でロッカ(サイドシル)の側面にまで延在している構成が開示されている。
特開2007−307977号公報
しかしながら、上記従来技術においては、フェンダパネルの車体骨格部材への取付性及び剛性確保に関し、改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、フェンダパネルの車体骨格部材への取付性を向上しつつ、剛性を確保することができるフェンダパネル取付構造を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明に係るフェンダパネル取付構造は、フロントピラーの車幅方向外側を構成するフロントピラーアウタに設けられ、車両側部に車両前後方向に沿って延在するロッカと車両側面視で重なる延設部と、前記延設部に接合されたブラケットと、車両前部の側面に配置されて上部が前記フロントピラーアウタに取付けられるフェンダパネルに設けられ、前記ブラケットに固定されるフェンダ下部と、を備える。
請求項1記載の本発明では、フロントピラーアウタに、車両側面視でロッカと重なる延設部が設けられている。そして、フロントピラーアウタの延設部にブラケットが接合され、ブラケットにはフェンダパネルの下部が固定される。
他方、フェンダパネルの上部はフロントピラーアウタに取付けられる。すなわち、フェンダパネルは、上部がフロントピラーアウタに取付けられ、下部がブラケットを介してフロントピラーアウタ(の延設部)に固定される。
従って、例えばフェンダパネルの上部がフロントピラーアウタに取付けられると共に下部がロッカに(直接的に又はブラケットを介して)固定される構造と異なり、このフェンダパネル取付構造におけるフェンダパネルの取付精度は、ロッカとフロントピラーアウタとの接合バラツキに影響を受けない。その結果、フェンダパネルの上部と下部の取付位置の精度が良くなり、フェンダパネルの取付精度が向上される。
なお、「上部が前記フロントピラーアウタに取付けられるフェンダパネル」とは、フェンダパネルの上部が直接的にフロントピラーアウタに取付けられている態様の他、フェンダパネルの上部が取付具等を介してフロントピラーアウタに取付けられている態様をも含む。
また、このフェンダパネル取付構造では、フェンダパネルの取付部分に当たるブラケットの板厚及び形状を設計することにより、フェンダパネル下部の剛性の確保が容易にできる。また、ブラケットが車両骨格(フロントピラーアウタ及びロッカ)からフェンダパネルの意匠面(車両側面から見える面)までを橋渡しすることができるので、フェンダパネルの成形性を向上させ、意匠の自由度が向上する。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係るフェンダパネル取付構造は、フェンダパネルの車体骨格部材への取付性を向上しつつ、剛性を確保することができるという優れた効果を有する。
本実施形態のフェンダパネル取付構造を示す、車両斜め下方から見た斜視図である。 図1において、フェンダパネル及びサイメンアウタを省略した斜視図である。 本実施形態の下部ブラケットの拡大図である。
以下、図1〜図3を用いて、本発明に係るフェンダパネル取付構造の実施形態について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方を示しており、又矢印UPは車両上方側を示している。さらに、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。
図1には、本実施形態のフェンダパネル取付構造が適用された車両10における、ロッカ12の前端であってフロントピラーアウタ14の下端周辺の構成が示されている。この図には、車両10の車幅方向両端を車両前後方向に沿って延在するロッカ12と、フロントピラーの車幅方向外側を構成するパネル部材であるフロントピラーアウタ14と、フロントピラーアウタ14に車幅方向外側から接合されたサイメンアウタ16と、フロントピラーアウタ14に下部ブラケット18を介して取付けられたフェンダパネル20と、が示されている。
(ロッカ)
図2には、図1のサイメンアウタ16及びフェンダパネル20が省略されて示されている。ロッカ12は断面略矩形に形成されており、この図にはロッカ12のうち、車両幅方向外側を向く面を構成するロッカ側面12Aと、車両下方を向く面を構成するロッカ下面12Bと、が示されている。
(フロントピラーアウタ)
フロントピラーアウタ14は、車両側面視でロッカ12と重なる位置まで車両下方側に延設されている。フロントピラーアウタ14のうち、図2の二点破線Pよりも下の部分がロッカ12と重なった部分であり、以下、この部分を延設部14Aということがある。なお、フロントピラーアウタ14は、ロッカ12の車両前後方向後方側までは延びておらず、この図で左に見切れている部分が車両後方側の端部となっている。
フロントピラーアウタ14は、車両幅方向外側を向いた面を構成する本体部22と、本体部22の下端から車幅方向内側へ折り曲げられて形成された下フランジ部24と、を含んで構成されている。そして、本体部22の下部に車両前後方向に延在するように形成された下側接合部22Aがロッカ側面12Aに接合され、下フランジ部24がロッカ下面12Bに接合されている。
本体部22の下側接合部22Aは、傾斜部26を介して車幅方向外側へ変位して形成されている。また、下側接合部22Aには、車両幅方向内側に向かって窪んだ略円形状の凹部28が車両前後方向に並んで複数形成されている。この凹部28がロッカ側面12Aと重ね合されて溶接されている。
フロントピラーアウタ14の下フランジ部24には、車両側面視で車両上方に凸に形成された凸面部30が車両前後方向に並んで複数形成されている。この凸面部30がロッカ下面12Bと重ね合されて溶接されている。
以上のようにして、凹部28及び凸面部30がロッカ12と接合されると共に、凹部28及び凸面部30以外の下側接合部22A及び下フランジ部24においてロッカ12と間に空間が形成されている。これにより、異音の発生が抑制されている。
(ブラケット)
フロントピラーアウタ14の下側接合部22Aの車両前後方向前端部には、「ブラケット」としての下部ブラケット18が接合されている。図3には、下部ブラケット18が拡大されて示されている。この図に示されるように、下部ブラケット18は、フロントピラーアウタ14に接合される基端部32と、基端部32の上端から車両幅方向外側に延在された連結部34と、連結部34の車幅方向外側端部から車両上方に向かって延在されてフェンダパネル20が締結される先端部36と、から成っている。このように構成されることで、下部ブラケット18は車両側方からの衝突荷重が入力されると変形し、衝突エネルギーを吸収するように形成されている。
基端部32は、車両前後方向に並んで形成された一対の溶接部32Aと、一対の溶接部32Aに挟まれると共に溶接部32Aよりも車幅方向外側へ変位して形成された中間部32Bと、から成っている。このうちの一対の溶接部32Aがフロントピラーアウタ14(の下側接合部22A)と重ね合わされて、スポット溶接により接合される。
連結部34は、基端部32の上端と先端部36の下端とを車両幅方向に連結しており、車両側面視で略S字状に形成されている。
先端部36は、車両前後方向に並んで形成された一対の締結部36Aと、一対の締結部36Aに挟まれると共に締結部36Aよりも車両幅方向内側へ変位して形成された中間部36Bと、から成っている。このうちの一対の締結部36Aには、それぞれ締結孔38が形成されており、車両幅方向内側の面にナット40が溶接されている。
(フェンダパネル取付)
図1に示されるように、フェンダパネル20は、車両10の外観を構成する意匠面20Aと、意匠面20Aの下方に設けられたフェンダ下部20Bと、を含んで構成されている。そして、フェンダ下部20Bが下部ブラケット18の締結孔38に位置合わせされ、ボルト42により締結される。また、フェンダパネル20の上部(図示省略)は、フロントピラーアウタ14に溶接された上部ブラケット(図示省略)に締結される。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態のフェンダパネル取付構造では、フロントピラーアウタ14が、車両側面視でロッカ12と重なる位置まで車両下方側に延設されている。すなわち、フロントピラーアウタ14に延設部14Aが設けられている。そして、フロントピラーアウタ14のロッカ12と重なった部分である延設部14A(下側接合部22A)に下部ブラケット18が接合され、下部ブラケット18にはフェンダ下部20Bが締結により固定される。また、フェンダパネル20の上部は上部ブラケットを介してフロントピラーアウタ14に取付けられる。
従って、例えば、延設部14Aが設けられておらず、フェンダパネルの上部がフロントピラーアウタに取付けられる共に下部がロッカに(直接的又はブラケットを介して)取付けられる構造と異なり、本実施形態におけるフェンダパネル20の取付精度は、ロッカ12とフロントピラーアウタ14との接合バラツキに影響を受けない。その結果、フェンダパネル20の上部と下部20Bの取付位置の精度が良くなり、フェンダパネル20の取付精度が向上される。
また、本実施形態のフェンダパネル取付構造では、下部ブラケット18のフロントピラーアウタ14への接合がスポット溶接により行われている。このため、例えばボルト等による締結で固定した態様と比較して、フロントピラーアウタ14と下部ブラケット18との間における位置精度が向上され、その結果、フェンダパネル20の上部と下部20Bの取付位置の精度も向上される。
また、本実施形態のフェンダパネル取付構造では、フェンダパネル20の取付部分に当たる下部ブラケット18の板厚及び形状を設計することにより、フェンダパネル20の下部20Bの剛性の確保が容易である。
また、本実施形態のフェンダパネル取付構造では、下部ブラケット18が車両骨格(フロントピラーアウタ14及びロッカ12)からフェンダパネル20の意匠面20Aまでを車両幅方向に橋渡ししているので、フェンダパネル20の成形性が向上し、意匠の自由度が向上する。
また、本実施形態の下部ブラケット18は、車両側方からの衝突荷重が入力されると変形して、衝突エネルギーを吸収するように形成されている。このため、車両10では、衝突が起こった際、フェンダパネル20及び下部ブラケット18により衝突エネルギーが吸収され、ロッカ12及びフロントピラーなどの骨格部材の変形が抑制される。
〔上記実施形態の補足説明〕
なお、上述した実施形態では、フロントピラーアウタ14が下フランジ部24を有し、下フランジ部24がロッカ下面12Bと接合されていたが、本発明はこれに限られない。本発明のフロントピラーアウタは、車両側面視でロッカと重なる位置まで車両下方側に延設されていればよく、下フランジ部24を有していなくてもよい。
また、上述した実施形態では、フェンダパネル20の上部はフロントピラーアウタ14に溶接された上部ブラケットに締結されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、フェンダパネルの上部が上部ブラケットなどの取付具を介さずに直接フロントピラーアウタに締結されていてもよい。
また、本発明の「ブラケット」は、上述した実施形態における下部ブラケット18の形状に限定されず、様々な形状のものを含む。
12 ロッカ
14 フロントピラーアウタ
14A 延設部
18 下部ブラケット(ブラケット)
20 フェンダパネル
20B フェンダ下部

Claims (1)

  1. フロントピラーの車幅方向外側を構成するフロントピラーアウタに設けられ、車両側部に車両前後方向に沿って延在するロッカと車両側面視で重なる延設部と、
    前記延設部に接合されたブラケットと、
    車両前部の側面に配置されて上部が前記フロントピラーアウタに取付けられるフェンダパネルに設けられ、前記ブラケットに固定されるフェンダ下部と、
    を備えるフェンダパネル取付構造。
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