JP2018129679A - センサ制御装置、およびセンサシステム - Google Patents

センサ制御装置、およびセンサシステム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のセンサユニットに対して相互干渉の有無を自動的に検出し、当該相互干渉を抑制するよう周期投光タイミングを自動的に設定することが可能なセンサ制御装置、およびセンサシステムを提供する。【解決手段】センサ制御装置(通信ユニット200)は、複数のセンサユニット(100)の各々に対して投光動作を指示する投光制御部(252)と、前記各センサユニットに対する投光制御結果と、前記各センサユニットの検知結果とに基づいて、前記各センサユニットを周期的に動作させる周期投光タイミングを設定する投光タイミング設定部(254)と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は複数のセンサユニットを制御するセンサ制御装置、およびセンサ制御装置を備えるセンサシステムに関する。特に、複数のセンサユニット間における相互干渉を抑制するセンサ制御装置、およびセンサシステムに関する。
複数の光電センサを用いて、各光電センサにおける検出値(受光量)に基づいてワーク(検知対象物)の有無を判定するセンサシステムが従来技術として知られている。さらに、特定の光電センサから投光された光が別の光電センサに入射するといった相互干渉を抑制するセンサシステムもまた、従来技術として知られている。例えば、特許文献1には、各々の識別情報を保持する複数のセンサユニットを、所定の周期で発信される同期信号を起点として、各々の識別情報に応じて定められた遅延時間の経過後に動作させることによって相互干渉を抑制するセンサシステムが開示されている。
特開2014−096697号公報(2014年5月22日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、所定の周期と遅延時間との関係によって、相互干渉を抑制可能なセンサユニットの台数に上限があった。そのため、上限を越える数のセンサユニットを使用する場合は、相互干渉が発生するという問題がある。また、センサユニットの投光順序は、複数のセンサユニットの連結順序に応じて設定されており、相互干渉の影響度合いが考慮されていなかった。さらに、センサユニット全体の投光周期は、相互干渉を防止可能なセンサユニットの台数の上限値と遅延時間から設定された固定値であった。そのため、使用するセンサユニットの台数が上限値未満である場合は不要な待ち時間が発生するという問題があった。
本発明の一態様は、複数のセンサユニットに対して相互干渉の有無を自動的に検出し、当該相互干渉を抑制するよう周期投光タイミングを自動的に設定することが可能なセンサ制御装置、およびセンサシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るセンサ制御装置は、投光部および受光部を備える複数のセンサユニットの各々に対して、前記投光部による投光動作を指示する投光制御部と、前記各センサユニットに対する前記投光制御部による投光制御結果と、前記各センサユニットの前記受光部による検知結果とに基づいて、前記各センサユニットを周期的に動作させる際の周期投光タイミングを設定する投光タイミング設定部と、を備えている構成である。
前記の構成によれば、複数のセンサユニットについて、投光制御結果と検知結果とに基づいて周期投光タイミングを設定することができる。これにより、例えば、複数のセンサユニットに対して投光タイミングが重複しないように投光タイミングを設定することができる。したがって、複数のセンサユニットに対して適切な投光タイミングを自動的に設定するセンサ制御装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置において、前記投光タイミング設定部は、あるセンサユニットによる投光による光が、別のセンサユニットにおいて受光されることによって生じる相互干渉が生じているか否かを判定し、前記相互干渉が生じないように前記周期投光タイミングを設定する構成である。
前記の構成によれば、複数のセンサユニットに含まれる、投光センサユニットと受光センサユニットとの間で相互干渉が生じないように周期投光タイミングを設定することができる。これにより、ワークの有無の検出における相互干渉の影響を抑制することができる。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置において、前記投光制御部は、前記複数のセンサユニットの台数を検出し、前記投光タイミング設定部は、前記相互干渉が生じない範囲で前記台数に応じた前記周期投光タイミングを設定する構成である。
前記の構成によれば、相互干渉を抑制しつつ、センサユニットの台数に応じた周期投光タイミングで複数のセンサユニットを投光させることができる。これにより、例えば、センサユニットの台数が多いときは全体の投光周期を抑制するように周期投光タイミングを設定することができる。一方、センサユニットの台数が少ないときは全体の投光周期が、ユーザが違和感を覚えない範囲で長くなるように周期投光タイミングを設定することができる。したがって、センサユニットの台数に応じた適切な周期投光タイミングを設定できる。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置において、前記投光制御部は、前記複数のセンサユニット全体の投光周期について、前記相互干渉が生じない範囲で任意に設定する構成である。
前記の構成によれば、相互干渉が生じない範囲で投光周期を任意に設定することができる。これにより、例えば、センサシステムの応答速度を改善するように、相互干渉が生じない範囲で最短となる投光周期を設定することができる。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置において、前記投光タイミング設定部は、前記相互干渉が生じた際におけるセンサユニットの状況に応じて前記周期投光タイミングを設定する構成である。
前記の構成によれば、投光タイミング設定部は、遅延時間を規定値ではなく、状況に応じた適当な値を設定することができる。これにより、例えば、相互干渉が生じた際、過大な光量を受光したセンサユニットの遅延時間を大きく設定し、相互干渉をよりよく抑制することができる。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置において、前記複数のセンサユニットは、複数の種類のセンサユニットから構成されており、それぞれのセンサユニットに対して設定される前記周期投光タイミングは、当該センサユニットの種類に少なくとも基づいて設定される構成である。
前記の構成によれば、センサユニットごとの特性に応じて適切な周期投光タイミングを設定することができる。これにより、例えば、投光タイミングをわずかに異ならせるだけで相互干渉を抑制できるようなセンサユニットの場合と、投光タイミングを大きく異ならせないと相互干渉を抑制できないセンサユニットの場合とで、異なる周期投光タイミングを設定することができる。
本発明の一態様に係るセンサ制御装置は、前記複数のセンサユニットと互いに通信可能に接続された通信ユニットとして機能し、各センサユニットに対して動作指示を行うことが可能な通信ユニット側制御部を備えている構成である。
前記の構成によれば、複数のセンサユニットは通信ユニットからの動作指示によって制御することが可能である。これにより、例えば、センサユニットに対して設定される周期投光タイミングは通信ユニット内に記憶され、各センサユニットは通信ユニットからの動作指示に基づいて周期投光タイミングで。投光を行うことができる。したがって、簡単な構成でセンサユニットを実現できるという効果を奏する。
本発明の一態様に係るセンサシステムは、投光部および受光部を備える複数のセンサユニットと、本発明の一態様に係るセンサ制御装置と、を備えている構成である。
前記の構成によれば、本発明の一態様に係るセンサ制御装置と同様の作用効果を奏する。
本発明の一態様によれば、複数のセンサユニットに対して適切な投光タイミングを自動的に設定するセンサ制御装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るセンサシステムの要部構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るセンサシステムの概要的な模式図である。 本発明の実施形態1に係るセンサユニットの模式図であり、図3の(a)はセンサユニットの斜視図を、図3の(b)はセンサユニットを連装した状態の模式図をそれぞれ示す。 本発明の実施形態1に係る通信ユニットの概要的な模式図である。 本発明の実施形態1に係るセンサユニットにおいて、連装したセンサユニット間における相互干渉を自動的に検出する動作の概要を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る投光制御部および投光タイミング設定部が実行する、相互干渉センサユニット検出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るセンサシステムにおいて、相互干渉の検出結果に基づいて遅延時間を設定する動作の概要を示す模式図である。 本発明の実施形態1に係る投光タイミング設定部が実行する、遅延時間設定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係るセンサシステムにおいて、30台のセンサユニットの投光タイミングに遅延時間を設定した結果について、従来例との違いを示す表である。 本発明の実施形態1に係るセンサシステムにおいて、図9の表に基づいて30台のセンサユニットが動作する場合における本実施形態と従来例との違いを示す波形図である。 本発明の実施形態2に係るセンサシステムにおいて、30台のセンサユニットの投光タイミングに遅延時間を設定した結果について、従来例との違いを示す表である。 本発明の実施形態2に係るセンサシステムにおいて、図11の表に基づいて30台のセンサユニットが動作する場合における本実施形態と従来例との違いを示す波形図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1〜10を用いて説明する。
(センサシステムの構成)
実施形態1に係るセンサシステム1の構成について、図1〜4を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るセンサシステム1の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の説明において、センサ制御装置の役割を通信ユニット200が担う例を示すが、特定のセンサユニット100が担う構成であってもよいし、PLC(プログラマブルロジックコントローラ)のような外部の制御装置が担う構成であってもよい。
センサシステム1は、複数のセンサユニット100および通信ユニット200を備えている。センサシステム1の外観を図2に示す。図2は、本実施形態に係るセンサシステム1の概要的な模式図である。図示の例において、センサシステム1は、通信ユニット200の側面に、2つのセンサユニット100が連装されている。このとき、センサユニット100は、後述するセンサユニット側通信部130にて通信ユニット200と互いに接続されている。なお、図2に示すセンサシステム1は例示的なものであって、センサシステム1の形状などについて限定するものではない。
センサシステム1は、複数のセンサユニット100において、設定された周期投光タイミングにしたがって各センサユニット100から投光された光に対する当該センサユニット100の受光量に基づいてワーク(検知対象物)の有無を検知するシステムである。ここで、周期投光タイミングとは、各センサユニット100を動作させるタイミングであり、周期投光タイミングにしたがって、各センサユニット100は周期的に動作する。センサシステム1は、複数のセンサユニット100において、あるセンサユニット100による投光による光が、別のセンサユニット100において受光されることによって生じる相互干渉が生じないように周期投光タイミングを設定することができる。なお、センサユニット100の台数に制限はないが、相互干渉の有無を正確に検出するには、複数のセンサユニット100全体の投光周期を1ms程度とし、センサユニット100の台数を30台程度とすることが好適である。
センサユニット100は、通信ユニット200と互いに通信可能に接続されており、投光および受光を行うセンサである。例えば、センサユニット100は光電センサである。センサユニット100の外観を図3に示す。図3は、本実施形態に係るセンサユニット100の概要的な模式図である。図示の例において、図3の(a)は単一のセンサユニット100の斜視図を、図3の(b)は4つのセンサユニット100a〜dを連装した状態の模式図をそれぞれ示す。なお、以下の説明において、複数のセンサユニット100が連装されている場合は、一番左側のセンサユニット100を1台目のセンサユニット100と定義し、そこから右に向かって順番に、2台目以降のセンサユニット100を定義する。すなわち、図3の(b)では、センサユニット100aが1台目のセンサユニットであり、センサユニット100dは4台目のセンサユニット100に相当する。また、図3に示すセンサユニット100は例示的なものであって、以下に説明する構成を備えるのであれば、センサユニット100の形状および各部の位置関係などはどのようなものであってもよい。
センサユニット100は、投光部110、受光部120、センサユニット側通信部130、同期信号送受信部140、センサユニット側制御部150、およびセンサユニット側表示部160を備えている。
投光部110は、センサユニット側制御部150の制御にしたがって投光を行う。投光部110が投光した光は、図示しない光ファイバーを介して、図示しない投光ヘッドからワークへ投光することができる。
受光部120は、投光部110が投光した光を含む、外部からの光を受光することができる。受光部120は、ワークの有無によって受光量が変化する構成であればよい。例えば、受光部120は、ワークが存在する場合に当該ワークにて反射した反射光を受光してもよいし、ワークが存在しない場合に投光位置を透過した透過光を受光してもよい。さらに、受光部120は、図示しない受光ヘッドにて受光した光について、当該受光ヘッドと光学的に接続された光ファイバーを介して受光することができる。なお、受光ヘッドは投光ヘッドと一体に形成されてもよいし、別体として形成されてもよい。
センサユニット側通信部130は、センサユニット側制御部150または通信ユニット200の制御にしたがって、通信ユニット200と通信を行う。例えば、センサユニット側通信部130は、通信ユニット200から受信した制御信号などをセンサユニット側制御部150へ送信してもよい。センサユニット側通信部130は、センサユニット側制御部150から受信した、受光部120における受光量に関するデータなどを通信ユニット200へ送信してもよい。センサユニット側通信部130は、通信ユニット200と通信可能な構成であれば、どのようなものであってもよい。例えば、センサユニット側通信部130は、ハードウェアに関する制御信号などはパラレル通信にて送受信し、アプリケーションの設定情報などはシリアル通信にて送受信する構成であってもよい。また、いずれか一方のみで構成されてもよい。
同期信号送受信部140は、センサユニット側制御部150の制御にしたがって、センサシステム1に実装中であるすべてのセンサユニット100を同期するための同期信号を送受信する。同期信号送受信部140が送受信した同期信号によって、複数のセンサユニット100の間で同期をとることができる。なお、同期信号は、センサユニット100間で送受信が可能なものであればどのようなものであってもよい。例えば、同期信号はパルス波によって構成された同期パルスであってもよい。さらに、同期信号は、光通信によって送受信される光信号であってもよいし、シリアル通信などの電気通信によって送受信される電気情報で電気信号であってもよい。
センサユニット側制御部150は、センサユニット100の各部を統括して制御する。センサユニット側制御部150は、通信ユニット200からセンサユニット側通信部130を介して受信した制御信号を受け付けて、各部を動作させてもよい。センサユニット側制御部150は、各部を動作させた結果について、センサユニット側通信部130を介して通信ユニット200へ送信してもよい。
センサユニット側表示部160は、センサユニット側制御部150の制御にしたがって、各種情報を表示する。例えば、センサユニット側表示部160は、受光部120にて受光した光の受光量を数値で表示するディスプレイであってもよい。
通信ユニット200は、複数のセンサユニット100と通信可能に接続されており、当該複数のセンサユニット100を制御してワークの有無を検知する、センサ制御装置として役割を担う。通信ユニット200の外観を図4に示す。図4は、本実施形態に係る通信ユニット200の概要的な模式図である。なお、図4に示す通信ユニット200は例示的なものであって、以下に説明する構成を備えるのであれば、通信ユニット200の形状および各部の位置関係などについて限定するものではない。
通信ユニット200は、入力部210、通信ユニット側表示部220、通信ユニット側通信部、外部機器向け通信部240、および通信ユニット側制御部250を備えている。また、通信ユニット側制御部250は、投光制御部252および投光タイミング設定部254を備えている。
入力部210は、ユーザからの入力を受け付けると、通信ユニット側制御部250へ入力内容を送信することができる。図4の例によれば、入力部210は、当該通信ユニット200に割り当てる局番を設定するためのロータリースイッチであってもよい。入力部210は、ユーザからの入力を受け付ける構成であればよく、例えば、センサユニット100に対する設定内容を入力するためのボタンなどを備える構成であってもよい。
通信ユニット側表示部220は、通信ユニット200自身に関する情報を表示する。図4の例によれば、通信ユニット側表示部220は、通信ユニット200の各種状態をユーザに通知する状態表示ランプであってもよい。
外部機器向け通信部240は、通信ユニット200が外部機器と通信を行うためのものである。図4の例によれば、外部機器向け通信部240は、コネクタによって外部機器と有線で接続するためのコネクタおよびNIC(Network Interface Card)から構成されてもよい。
通信ユニット側制御部250は、通信ユニット200の各部を統括して制御する。通信ユニット側制御部250は、通信ユニット側通信部230を介してセンサユニット100の動作を制御してもよい。なお、通信ユニット200には複数のセンサユニット100が接続されるため、個々のセンサユニット100に対して個別に動作を制御してもよいし、センサユニット100全体をまとめて制御してもよい。
投光制御部252は、通信ユニット200に接続されている複数のセンサユニット100の各々に対して、投光部110による投光動作を制御することができる。投光制御部252は、自身による投光制御結果について、投光タイミング設定部254へ送信することができる。投光制御結果とは、複数のセンサユニット100のうち、どのセンサユニット100が実際に投光を行ったかという、投光タイミングに関する情報などである。
投光タイミング設定部254は、投光制御部252から投光制御結果を受信することができる。投光タイミング設定部254は、通信ユニット側通信部230を介して複数のセンサユニット100の各々から、検知結果を受信することができる。検知結果とは、複数のセンサユニットのうち、どのセンサユニット100の受光部120にて実際に受光されたかという結果情報などである。さらに、投光タイミング設定部254は、投光制御結果と、検知結果とに基づいて、周期投光タイミングを設定することができる。例えば、投光タイミング設定部254は、センサユニット100同士で相互干渉が生じないように、それぞれのセンサユニット100に対して異なる遅延時間を設定することにより、互いに異なる周期投光タイミングを設定してもよい。
(相互干渉センサユニットの検出)
本実施形態において、投光制御部252および投光タイミング設定部254が実行する、相互干渉センサユニットを検出するための一連の動作について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態に係るセンサシステム1において、連装したセンサユニット100間における相互干渉を自動的に検出する動作の概要を示す模式図である。
図5の(a)は、1つの通信ユニット200に対して10台のセンサユニット100が連装されているセンサシステム1において、各センサユニット100における投光を制御した状態を示す。図示の例において、紙面に向かって左側に通信ユニット200が配置され、その右側に、10台のセンサユニット100が左から順に1〜10台目として連装されている。
上側の図は、1〜10台目のセンサユニット100のすべてにおいて、投光部110からの投光が行われている状態を示している。一方、下側の図は、1台目のセンサユニット100においてのみ、投光部110からの投光が行われている状態を示している。センサシステム1は、特定のセンサユニット100のみが投光を行った際、当該センサユニット100以外の他のセンサユニット100において、所定の閾値を越える受光量を検出した場合に、相互干渉が生じると判断する。つまり、あるセンサユニット100と他のセンサユニット100とを同じ周期投光タイミングで投光させた場合、他のセンサユニット100の投光によらず所定の閾値を越える受光量を検出することになるので、ワークの有無の検出には適さないこととなる。
図5の(b)は、図5の(a)に示したセンサシステム1の構成において、相互干渉が実際に生じた組み合わせをまとめた表である。図示の例において、「E(投光センサユニット番号)」および「R(受光センサユニット番号)」は、投光を行ったセンサユニット100および所定の閾値を越える受光量を検出した他のセンサユニット100が、それぞれ何台目のセンサユニット100であるかを示す。また、表において、「×」は、その組み合わせにおいて相互干渉が生じたことを示す。
例えば、1行目のデータからは、1台目のセンサユニット100のみが投光した場合は、10台目のセンサユニット100にて相互干渉が生じたことを示している。同様に、2行目のデータからは、2台目のセンサユニット100のみが投光した場合は、7台目のセンサユニット100にて相互干渉が生じたことを示している。
本実施形態において、センサシステム1は、相互干渉が生じたセンサユニット100の組み合わせについて、当該センサユニット100同士の周期投光タイミングを互いに異ならせて設定することにより、相互干渉を抑制することができる。
(相互干渉センサユニット検出処理の流れ)
本実施形態に係る投光制御部252および投光タイミング設定部254が実行する、相互干渉センサユニット検出処理の流れについて、図6を用いて説明する。図6は、本実施形態に係る投光制御部252および投光タイミング設定部254が実行する、相互干渉センサユニット検出処理の一例を示すフローチャートである。なお、フローチャートにおいて、Eは投光センサユニット番号、Rは受光センサユニット番号をそれぞれ示し、Nはセンサユニット100の台数を示している。
まず、投光制御部252は、初期値としてE=0、およびR=0を設定する(S1)。その後、投光制御部252は通信ユニット200に連装されているセンサユニット100全てに対して、遅延時間=0で投光を開始するよう制御し、全てのセンサユニット100に同時に投光させる(S2)。
次に、投光制御部252は、E=E+1としてEの値を1つ繰り上げ(S3)、さらにR=0を設定した(S4)後、E台目以外のセンサユニット100の投光を停止するよう制御する(S5)。これにより、E台目のセンサユニット100のみが投光を行う状態となる。その後、投光制御部252は、RがNと等しいか否かを判定することにより、E台目のセンサユニット100からの投光に対してN台目のセンサユニット100における相互干渉の有無の判定が完了しているか否かを判定する(S6)。RがNと等しくない場合(S6でNO)、すなわちN台目のセンサユニット100に対する相互干渉の有無の判定が完了していないと判定した場合、投光制御部252は、R=R+1としてRの値を1つ繰り上げた後(S7)、EがRと等しいか否かを判定する(S8)。一方、S6にてRがNと等しいと判定した場合(S6でYES)、投光制御部252はすべてのEとRの組み合わせについて相互干渉の有無の判定が完了したと判定し、一連の処理を終了する。
S8において、EがRと等しくないと判定した場合(S8でNO)、投光タイミング設定部254は、R台目のセンサユニット100において、E台目のセンサユニット100の投光に対する受光部120による検出量を取得する(S9)。一方、EがRと等しいと判定した場合(S8でYES)、投光制御部252は、センサユニット100が投光した光を自身が受光する場合は相互干渉の有無を判定する対象外であると判断する。そして、処理はS6へ進む。
S9の後、投光タイミング設定部254は、R台目のセンサユニット100の受光部120による検出量が所定の閾値より大きいか否かを判定する(S10)。所定の閾値より大きいと判定した場合(S10でYES)、投光タイミング設定部254は、E台目のセンサユニット100とR台目のセンサユニット100とは、相互干渉が発生する相互干渉発生センサユニットであるとして、このときのEとRの値を保存する(S11)。一方、S10にて所定の閾値以下であると判定した場合(S10でNO)、投光タイミング設定部254は、E台目のセンサユニット100とR台目のセンサユニット100との間では相互干渉が発生しなかったと判断する。そして、処理はS6へ進む。
S11の後、投光タイミング設定部254は、EがNと等しいか否かを判定することにより、N台目のセンサユニット100のみが投光を行った場合に対する相互干渉の有無の判定まで完了したか否かを判定する(S12)。EがNと等しくなかった場合(S12でNO)、処理はS3へ進み、S3〜S12の処理を繰り返す。一方、EがNと等しかった場合(S12でYES)、投光タイミング設定部254は、すべてのEとRの組み合わせについて相互干渉の有無の判定が完了したと判定し、一連の処理を終了する。
以上の処理によって、投光制御部252および投光タイミング設定部254は、N台のセンサユニット100に対する投光制御結果および受光部120の検知結果を取得し、相互干渉が発生するセンサユニット100の組み合わせを保存することができる。なお、相互干渉が発生するセンサユニット100の組み合わせは、例えば図5の(b)のような表形式で示すことができる。
(周期投光タイミングに対する遅延時間の設定)
本実施形態において、投光タイミング設定部254が複数のセンサユニット100の各々の周期投光タイミングを異ならせるために設定する、当該周期投光タイミングに対する遅延時間の設定方法について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係るセンサシステム1において、相互干渉の検出結果に基づいて遅延時間を設定する動作の概要を示す模式図である。図7の(a)〜(c)は、10台のセンサユニット100が連装されたセンサシステム1にて相互干渉センサユニット検出処理を実行し、投光制御部252が保存した、相互干渉が発生するセンサユニット100の組み合わせ表に基づいて、各センサユニット100の周期投光タイミングに遅延時間を設定する具体例を示す。図7の(d)は、図7の(c)にて設定された遅延時間が適用された周期投光タイミングで投光を行うセンサユニット100の動作を示す模式図である。
なお、図7の(a)〜(c)において、各項目の定義は、「遅延時間(μs)」を除いて、図5の(b)における同名の項目と同じ内容を示す。また、「遅延時間(μs)」は、各センサユニット100における、周期投光タイミングに対して設定される遅延時間を示す。図示の例において、各センサユニット100は投光を指示されると10μsの間投光を行うものとし、遅延時間は10μs単位で設定されるものとする。また、センサユニット100全体の投光周期は100μsである。
図7の(a)は、E=1である1行目のレコードについて相互干渉の有無に基づく遅延時間の設定後に、E=2である2行目のレコードについて相互干渉の有無に基づく遅延時間を設定する状態を示す。いま、1行目のレコードには、(E、R)の組が(1、10)であるときに相互干渉が生じることが記載されているので、受光センサユニットである10台目のセンサユニット100の周期投光タイミングに対して10μsの遅延時間が設定されている。そして、2行目のレコードでは、(E、R)の組が(2、7)であるときに相互干渉が生じることが記載されているので、7台目のセンサユニット100に対して遅延時間を設定する必要がある。このとき、1行目のレコードに基づいて10台目のセンサユニット100に10μsの遅延時間が設定されているので、7台目のセンサユニット100には、10台目のセンサユニット100と同時に投光しないように、20μsの遅延時間が設定されることとなる。
図7の(b)は、図7の(b)の後に、3行目のレコードについて相互干渉の有無に基づく遅延時間を設定する状態を示す。図示の例において、3行目のレコードでは、(E、R)の組が(3、5)であるときに相互干渉を生じることが記載されているので、5台目のセンサユニット100に対して遅延時間を設定する必要がある。ここで、1行目のレコードおよび2行目のレコードに基づいて10台目のセンサユニット100および7台目のセンサユニット100にそれぞれ10μsと20μsの遅延時間が設定済みである。よって、5台目のセンサユニット100には、これらと重複しないように30μsの遅延時間が設定される。
図7の(c)は、図7の(a)および(b)にて説明した設定方法にしたがって、10行目のレコードまで、すべてのレコードを評価し、10台のセンサユニット100に対して相互干渉の有無に基づく遅延時間の設定が完了した状態を示す。図示の例において、各項目の定義は、「R(受光センサユニット番号)」側に「遅延時間(μs)」の項目が設定されている以外は、図7の(a)および(b)と同一である。このようにして、10台のセンサユニット100の各々の周期投光タイミングに対して、重複しないように遅延時間を設定することができる。図の例によれば、周期投光タイミングに対する遅延時間が0μsの時点では、2、4、6、および8台目のセンサユニット100が同時に投光し、その60μs後に、9台目のセンサユニット100が投光を行うように遅延時間を設定することができる。
図7の(d)は、図7の(c)に基づいて、10台のセンサユニット100が遅延時間が設定された周期投光タイミングでそれぞれ投光を行う波形を示す波形図である。図示の例において、「センサNo1」〜「センサNo10」は、1〜10台目のセンサユニット100にそれぞれ対応する。また、10台のセンサユニット100は、同期信号送受信部140を用いて同期パルスによる同期を行った10μs後から投光を開始するものとする。さらに各センサユニット100における投光は、10μsの間継続して一定の光量で投光を行うパルス波の形式で表されるものとする。
例えば、同期パルスによる同期から10μs後に、図7の(c)にて「遅延時間(μs)」の値が0であった、2、4、6、および8台目のセンサユニット100から、10μsの間、投光が行われる。次に、同期から20μs後に、2、4、6、および8台目のセンサユニット100からの投光が終了すると同時に、「遅延時間(μs)」の値が10であった、10台目のセンサユニット100からの投光が行われる。このようにして、同期から70μs後に、「遅延時間(μs)」の値が60であった、9台目のセンサユニット100からの投光が行われる。そして、前回の同期パルスによる同期から100μs後に新たな同期が行われ、10台のセンサユニット100による投光が開始される。
上記の方法によって、投光タイミング設定部254は、相互干渉が発生するセンサユニット100の組み合わせ表に基づいて、各センサユニット100の周期投光タイミングを異ならせる遅延時間を設定することができる。
(遅延時間設定処理の流れ)
本実施形態に係る投光タイミング設定部254が実行する、遅延時間設定処理の流れについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る投光タイミング設定部254が実行する、遅延時間設定処理の一例を示すフローチャートである。なお、フローチャートにおいて、Eは投光センサユニット番号、Rは受光センサユニット番号をそれぞれ示し、Nはセンサユニット100の台数を示している。さらに、Tは遅延時間(μs)、Xは同一の遅延時間が設定されたセンサユニット100の有無を監視するための変数であり、Tpは投光周期(μs)をそれぞれ示す。
まず、投光タイミング設定部254は、初期値としてE=0、R=0、T=0(μs)、X=0、Tp=0(μs)を設定する(S21)。その後、投光タイミング設定部254は、E=E+1としてEの値を1つ繰り上げ(S22)、さらにR=0を設定する(S23)。
次に、投光タイミング設定部254は、R=R+1としてRの値を1つ繰り上げた(S24)後、現在の(E、R)の組が相互干渉発生センサユニットの組であるか否かを判定する(S25)。相互干渉発生センサユニットの組であると判定した場合(S25でYES)、投光タイミング設定部254は、E台目のセンサユニット100に設定されている遅延時間と、R台目のセンサユニット100に設定されている遅延時間とが同一であるか否かを判定する(S26)。なお、各センサユニット100に設定されている遅延時間は、初期値は0で統一されているが、後述するS29において、その時点におけるTの値で随時更新されるものである。一方、S25にて相互干渉発生センサユニットの組ではないと判定した場合(S25でNO)、処理はS30へ進む。
S26において同一であると判定した場合(S26でYES)、投光タイミング設定部254は、XがEと等しいか否かを判定する(S27)。一方、同一ではないと判定した場合(S26でNO)、処理はS24へ進む。
S27においてXがEと等しくないと判定した場合(S27でNO)、T=T+10としてTの値を10だけ増加させ、さらにX=Eとして現在のEの値を代入した後(S28)、処理はS29へ進む。一方、S27においてXがEと等しいと判定した場合(S27でYES)、処理はS29へ直接進む。
S29において、投光タイミング設定部254は、R台目のセンサユニットの遅延時間をTに設定する(S29)。その後、投光タイミング設定部254は、RがNと等しいか否かを判定する(S30)。等しいと判定した場合(S30でYES)、投光タイミング設定部254は、EがNと等しいか否かを判定する(S31)。S30において等しくないと判定した場合(S30でNO)、処理はS24へ進み、S24〜S31の処理を再度実行する。また、S31においてEがNと等しくないと判定した場合(S31でNO)、処理はS22へ進み、S22〜S31の処理を再度実行する。
S31においてEがNと等しいと判定した場合(S31でYES)、投光タイミング設定部254は、Tp=(T+10)として、Tpの値を更新し(S32)、一連の処理を終了する。
以上の処理によって、投光タイミング設定部254は、N台のセンサユニット100の各々の周期投光タイミングについて、投光制御部252より受信した投光制御結果と、各センサユニット100より受信した検知結果と、に基づいて遅延時間を設定することができる。
(従来例との違い)
本実施形態において、投光タイミング設定部254が複数のセンサユニット100の周期投光タイミングに対して遅延時間を設定した結果に基づいて、本実施形態と従来例との違いについて図9および図10を用いて説明する。図9は、本実施形態に係るセンサシステム1において、30台のセンサユニット100の投光タイミングに遅延時間を設定した結果について、従来例との違いを示す表である。図10は、図9の表に基づいて30台のセンサユニットが動作する場合における本実施形態と従来例との違いを示す波形図である。
なお、従来例では、複数のセンサユニット100全体の投光周期は100μsで固定であり、周期投光タイミングは10μsごとに遅延時間を設定することにより、最大で10種類まで設定することができる。つまり、30台のセンサユニット100を連装したセンサシステム1の場合、従来例では10台目のセンサユニット100については相互干渉を抑制するように遅延時間を設定できるが、11台目以降のセンサユニット100については相互干渉を抑制できるか否かが保証されていない。
図示の例において、図8を用いて説明した遅延時間設定処理を用いて30台のセンサユニット100に対して設定する遅延時間について、「R(受光センサユニット番号)」側にある「遅延時間(μs)」の下段に示す。一方、30台のセンサユニット100に対して従来例が設定する遅延時間について、「R(受光センサユニット番号)」側にある「遅延時間(μs)」の上段に示す。
図9において、「×」が記載された斜線部について、従来例では相互干渉が生じる一方、本実施形態では相互干渉が生じないように遅延時間が設定されている。例えば、斜線部の1つである、(E、R)の組が(6、16)である場合を考える。図によれば、従来例では6台目および16台目のセンサユニット100には、同一の遅延時間である50μsが設定されているため、6台目のセンサユニット100と16台目のセンサユニット100との間の相互干渉は引き続き生じることとなる。一方、本実施形態では、6台目のセンサユニットの遅延時間が10μsである一方、22台目のセンサユニットの遅延時間は70μsである。したがって、本実施形態において、6台目のセンサユニット100と16台目のセンサユニット100との間の相互干渉は抑制されている。このように、本実施形態では、従来例では抑制できなかった相互干渉についても抑制することが可能である。また、図8より、本実施形態では最大で120μsの遅延時間を設定している。すなわち、遅延時間の設定できる値に上限はなく、したがって複数のセンサユニット100全体の投光周期は、従来例のような固定値ではないことを示している。
図10の(a)は、図9に示した従来例における遅延時間を30台のセンサユニット100の周期投光タイミングに適用した例を示す。図9を用いて説明したように、従来例では、6台目、16台目、および26台目のセンサユニットの周期投光タイミングが重複するために、これらの間で相互干渉が発生する。
図10の(b)は、図9に示した本実施形態における遅延時間を30台のセンサユニット100の周期投光タイミングに適用した例を示す。本実施形態では、6台目、16台目、および26台目のセンサユニットの周期投光タイミングが互いに異なるように遅延時間が設定されるため、これらの間で相互干渉は発生しない。さらに、本実施形態では、同期パルスによる同期時間を含めた130μsが、30台のセンサユニット全体の投光周期であることがわかる。
よって、本実施形態に係るセンサシステム1は、連装されたセンサユニット100の台数によらず、全てのセンサユニット100について相互干渉を抑制するように周期投光タイミングに対する遅延時間を設定することができる。例えば、センサユニット100の台数が多いときは相互干渉を抑制すると同時に、全体の投光周期を抑制するように周期投光タイミングを設定することができる。一方、センサユニット100の台数が少ないときは全体の投光周期が、ユーザが違和感を覚えない範囲で長くなるように 周期投光タイミングを設定することができる。また、一連の処理はユーザによる設定などの操作が不要であるため、自動的に実行することができる。したがって、複数のセンサユニット100に対して適切な投光タイミングを自動的に設定するセンサシステム1を提供できるという効果を奏する。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図1、11および12を用いて説明する。
(センサシステムの構成)
本実施形態に係るセンサシステム1の構成について、図1を用いて説明する。センサシステム1は、基本的な構成は前記実施形態1と同一であるが、投光制御部252の一部機能が異なる。本実施形態において、投光制御部252は、通信ユニット200に連装中であるセンサユニット100全体の投光周期について、相互干渉が生じない範囲で任意に設定できる点が、前記実施形態1と異なる。なお、投光制御部252が設定する投光周期はどのようなものであってもよい。例えば、センサシステム1の応答速度を改善するように、相互干渉が生じない範囲で最短となる投光周期を設定してもよいし、LED照明などの周期的に投光される外乱光の投光周期を避けるように設定し、当該外乱光の影響を抑制するように設定してもよい。
(従来例との違い)
本実施形態に係るセンサシステム1において、通信ユニット200に連装中であるセンサユニット100同士の相互干渉を抑制するように周期投光タイミングに遅延時間を設定し、さらにセンサユニット100全体の投光周期を短縮するように設定する方法について、図11および図12を用いて説明する。図11は、本発明の実施形態2に係るセンサシステムにおいて、30台のセンサユニットの投光タイミングに遅延時間を設定した結果について、従来例との違いを示す表である。図12は、本発明の実施形態2に係るセンサシステムにおいて、図11の表に基づいて30台のセンサユニットが動作する場合における本実施形態と従来例との違いを示す波形図である。
なお、従来例は、図9と同様に、複数のセンサユニット100全体の投光周期は100μsで固定であり、周期投光タイミングは10μsごとに遅延時間を設定することにより、最大で10種類まで設定することができる。
図11は、前記実施形態1にて図6を用いて説明した相互干渉センサユニット検出処理によって取得した相互干渉の検知結果と、図8を用いて説明した遅延時間設定処理によって設定した遅延時間について、図9と同様の表にしたものである。図示の例において、本実施形態と従来例との間に、遅延時間の設定内容に違いはあるが、本実施形態および従来例のいずれにおいても、相互干渉は生じない。
図12の(a)は、図11の従来例による遅延時間の内容に基づいて30台のセンサユニット100を動作させたときの波形図を示す。図示の例において、1〜10台目のセンサユニット100は、全体の投光周期は100μsで固定となっている。なお、図示していないが、11〜30台目のセンサユニット100を含めた30台のセンサユニット100全体についても、その投光周期は100μsで固定である。
図12の(b)は、図11の本実施形態による遅延時間の内容に基づいて30台のセンサユニット100を動作させたときの波形図を示す。図示の例において、1〜10台目のセンサユニット100は、4台目のセンサユニット100のみ、遅延時間=30μsが設定されている。また、図示していない11〜30台目のセンサユニット100まで考慮すると、18台目のセンサユニット100に対して、最大遅延時間=50μsが設定されている。このとき、本実施形態では、最大遅延時間である50μsに同期パルスによる同期に用いる10μsを加算した60μsを、30台のセンサユニット100全体の投光周期として設定することができる。これは、従来例における投光周期=100μsよりも短いため、センサシステム1の応答速度を改善することができる。
よって、本実施形態に係るセンサシステム1は、相互干渉が生じない範囲で複数のセンサユニット100全体の投光周期を任意に設定することができる。これにより、例えば、応答速度の改善や、周期性のある外乱光の影響の抑制などを行うことができる。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、図1を用いて以下に説明する。本実施形態において、センサシステム1の基本的な構成は前記実施形態1と同様であるが、投光タイミング設定部254の一部機能が異なる。
投光タイミング設定部254は、遅延時間を規定値ではなく、状況に応じた適当な値を設定する点が、前記実施形態1と異なる。例えば、投光タイミング設定部254は、相互干渉を生じた(E、R)の組について、R台目のセンサユニット100の受光部120にて受光した、E台目のセンサユニット100から投光された光の光量が過大であるときは、R台目のセンサユニット100の周期投光タイミングに対して、通常より大きな遅延時間を設定してもよい。なお、遅延時間に設定する値はどのように設定してもよい。例えば、光量の大きさに二分探索法を適用し、適当な値を求め、遅延時間を設定してもよい。また、光量以外の情報を用いて適当な遅延時間を設定してもよい。
本実施形態に係るセンサシステム1は、状況に応じた適当な値を遅延時間に設定することができる。これにより、例えば、相互干渉が生じた際、過大な光量を受光したセンサユニット100の遅延時間を大きく設定し、相互干渉をよりよく抑制することができる。
〔実施形態4〕
本発明の実施形態4について、図1を用いて以下に説明する。本実施形態において、センサシステム1の基本的な構成は前記実施形態1と同様であるが、複数のセンサユニット100は、複数の異なる種類のセンサユニットを含む点が異なる。このとき、投光制御部252は、センサユニットの種類によらず、通信ユニット200に連装されている全てのセンサユニット100に対して投光制御結果を取得することができる。また、投光タイミング設定部254は、センサユニットの種類によらず、通信ユニット200に連装されている全てのセンサユニット100から相互干渉の検知結果を取得し、投光制御結果および検知結果に応じて周期投光タイミングの遅延時間を設定することができる。なお、投光タイミング設定部254が設定する周期投光タイミングに対して設定する遅延時間は、相互干渉を抑制できるのであれば、どのようなものであってもよい。例えば、センサユニットの種類に基づいて、異なる遅延時間を設定する構成であってもよい。
本実施形態に係るセンサシステム1は、異なる種類のセンサユニットを含む複数のセンサユニット100について、相互干渉を抑制するように周期投光タイミングに対して遅延時間を設定することができる。これにより、異なる種類のセンサユニット間における、相互干渉の発生を抑制することができる。例えば、投光タイミングをわずかに異ならせるだけで相互干渉を抑制できるようなセンサユニットの場合と、投光タイミングを大きく異ならせないと相互干渉を抑制できないセンサユニットの場合とで、異なる周期投光タイミングを設定することができる。
〔変形例〕
前記実施形態3において、投光タイミング設定部254は、相互干渉が生じた際の、受光部120にて受光した光の光量に応じて周期投光タイミングを設定する構成であったが、光量以外の要素に応じて周期投光タイミングを設定する構成であってもよい。例えば、複数のセンサユニット100において、各センサユニット100から投光する光の波長に応じて周期投光タイミングを設定してもよい。すなわち、相互干渉を生じる(E、R)の組について、E台目のセンサユニット100から投光する光の波長が、R台目のセンサユニット100から投光する光の波長と大きく異なる場合は、受光部120において検出する光の波長のピークに基づいて、相互干渉によるピークであるか否かを判断することができる。よって、投光タイミング設定部254は、そのようなセンサユニット100の組み合わせについては、周期投光タイミングを互いに異ならせなくてもよいし、わずかに異ならせるだけでもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
センサユニット100および通信ユニット200の制御ブロック(特にセンサユニット側制御部150および通信ユニット側制御部250)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、センサユニット100および通信ユニット200は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、投光部(110)および受光部(120)を備える複数のセンサユニット(100)の各々に対して、前記投光部による投光動作を指示する投光制御部(252)と、前記各センサユニットに対する前記投光制御部による投光制御結果と、前記各センサユニットの前記受光部による検知結果とに基づいて、前記各センサユニットを周期的に動作させる際の周期投光タイミングを設定する投光タイミング設定部(254)と、を備えている構成である。
上記の構成によれば、複数のセンサユニットについて、投光制御結果と検知結果とに基づいて周期投光タイミングを設定することができる。これにより、例えば、複数のセンサユニットに対して投光タイミングが重複しないように投光タイミングを設定することができる。したがって、複数のセンサユニットに対して適切な投光タイミングを自動的に設定するセンサ制御装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の態様2に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様1において、前記投光タイミング設定部(254)は、あるセンサユニット(100)による投光による光が、別のセンサユニット(100)において受光されることによって生じる相互干渉が生じているか否かを判定し、前記相互干渉が生じないように前記周期投光タイミングを設定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、複数のセンサユニットに含まれる、投光センサユニットと受光センサユニットとの間で相互干渉が生じないように周期投光タイミングを設定することができる。これにより、ワークの有無の検出における相互干渉の影響を抑制することができる。
本発明の態様3に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様2において、前記投光制御部(252)は、前記複数のセンサユニット(100)の台数を検出し、前記投光タイミング設定部(254)は、前記相互干渉が生じない範囲で前記台数に応じた前記周期投光タイミングを設定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、相互干渉を抑制しつつ、センサユニットの台数に応じた周期投光タイミングで複数のセンサユニットを投光させることができる。これにより、例えば、センサユニットの台数が多いときは全体の投光周期を抑制するように周期投光タイミングを設定することができる。一方、センサユニットの台数が少ないときは全体の投光周期が、ユーザが違和感を覚えない範囲で長くなるように周期投光タイミングを設定することができる。したがって、センサユニットの台数に応じた適切な周期投光タイミングを設定できる。
本発明の態様4に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様3において、前記投光制御部(252)は、前記複数のセンサユニット全体の投光周期について、前記相互干渉が生じない範囲で任意に設定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、相互干渉が生じない範囲で投光周期を任意に設定することができる。これにより、例えば、センサシステムの応答速度を改善するように、相互干渉が生じない範囲で最短となる投光周期を設定することができる。
本発明の態様5に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様2〜4のいずれかにおいて、前記投光タイミング設定部(254)は、前記相互干渉が生じた際におけるセンサユニット(100)の状況に応じて前記周期投光タイミングを設定する構成としてもよい。
上記の構成によれば、投光タイミング設定部は、遅延時間を規定値ではなく、状況に応じた適当な値を設定することができる。これにより、例えば、相互干渉が生じた際、過大な光量を受光したセンサユニットの遅延時間を大きく設定し、相互干渉をよりよく抑制することができる。
本発明の態様6に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様1〜5のいずれかにおいて、前記複数のセンサユニット(100)は、複数の種類のセンサユニットから構成されており、それぞれのセンサユニットに対して設定される前記周期投光タイミングは、当該センサユニットの種類に少なくとも基づいて設定される構成としてもよい。
上記の構成によれば、センサユニットごとの特性に応じて適切な周期投光タイミングを設定することができる。これにより、例えば、投光タイミングをわずかに異ならせるだけで相互干渉を抑制できるようなセンサユニットの場合と、投光タイミングを大きく異ならせないと相互干渉を抑制できないセンサユニットの場合とで、異なる周期投光タイミングを設定することができる。
本発明の態様7に係るセンサ制御装置(通信ユニット200)は、上記態様1〜6のいずれかにおいて、前記複数のセンサユニットと互いに通信可能に接続された通信ユニットとして機能し、各センサユニットに対して動作指示を行うことが可能な通信ユニット側制御部(250)を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、複数のセンサユニットは通信ユニットからの動作指示によって制御することが可能である。これにより、例えば、センサユニットに対して設定される周期投光タイミングは通信ユニット内に記憶され、各センサユニットは通信ユニットからの動作指示に基づいて周期投光タイミングで。投光を行うことができる。したがって、簡単な構成でセンサユニットを実現できるという効果を奏する。
本発明の態様8に係るセンサシステム(1)は、上記態様1〜6のいずれかにおいて、通信ユニット(200)として機能するセンサ制御装置(通信ユニット200)と、1つ以上のセンサユニット(100)と、を備えている構成としてもよい。上記の構成によれば、本発明の態様1〜6のいずれかに記載のセンサ制御装置と同様の作用効果を奏する。
1 センサシステム
100、100a〜100d センサユニット
110 投光部
120 受光部
130 センサユニット側通信部
140 同期信号送受信部
150 センサユニット側制御部
160 センサユニット側表示部
200 通信ユニット(センサ制御装置)
210 入力部
220 通信ユニット側表示部
230 通信ユニット側通信部
240 外部機器向け通信部
250 通信ユニット側制御部
252 投光制御部
254 投光タイミング設定部

Claims (8)

  1. 投光部および受光部を備える複数のセンサユニットの各々に対して、前記投光部による投光動作を指示する投光制御部と、
    前記各センサユニットに対する前記投光制御部による投光制御結果と、前記各センサユニットの前記受光部による検知結果とに基づいて、前記各センサユニットを周期的に動作させる際の周期投光タイミングを設定する投光タイミング設定部と、を備えている
    ことを特徴とするセンサ制御装置。
  2. 前記投光タイミング設定部は、あるセンサユニットによる投光による光が、別のセンサユニットにおいて受光されることによって生じる相互干渉が生じているか否かを判定し、前記相互干渉が生じないように前記周期投光タイミングを設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のセンサ制御装置。
  3. 前記投光制御部は、前記複数のセンサユニットの台数を検出し、
    前記投光タイミング設定部は、前記相互干渉が生じない範囲で前記台数に応じた前記周期投光タイミングを設定する
    ことを特徴とする請求項2に記載のセンサ制御装置。
  4. 前記投光制御部は、前記複数のセンサユニット全体の投光周期について、前記相互干渉が生じない範囲で任意に設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のセンサ制御装置。
  5. 前記投光タイミング設定部は、前記相互干渉が生じた際におけるセンサユニットの状況に応じて前記周期投光タイミングを設定する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のセンサ制御装置。
  6. 前記複数のセンサユニットは、複数の種類のセンサユニットから構成されており、
    それぞれのセンサユニットに対して設定される前記周期投光タイミングは、当該センサユニットの種類に少なくとも基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のセンサ制御装置。
  7. 前記複数のセンサユニットと互いに通信可能に接続された通信ユニットとして機能し、各センサユニットに対して動作指示を行うことが可能な通信ユニット側制御部を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のセンサ制御装置。
  8. 投光部および受光部を備える複数のセンサユニットと、
    請求項7に記載のセンサ制御装置と、を備えている
    ことを特徴とするセンサシステム。
JP2017021583A 2017-02-08 2017-02-08 センサ制御装置、およびセンサシステム Active JP6878931B2 (ja)

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