JP2002131125A - 光電センサ及びその駆動方法並びに光電センサシステム - Google Patents

光電センサ及びその駆動方法並びに光電センサシステム

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JP2002131125A JP2000327394A JP2000327394A JP2002131125A JP 2002131125 A JP2002131125 A JP 2002131125A JP 2000327394 A JP2000327394 A JP 2000327394A JP 2000327394 A JP2000327394 A JP 2000327394A JP 2002131125 A JP2002131125 A JP 2002131125A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個の投光素子を順次点灯させて行く場合
に、相互干渉を防止しながら、全体として投光周期を短
くして高速応答を可能にする。 【解決手段】 光電センサに投光手段と受光手段とが設
けられており、これらが順次投光動作して対象物を検出
する場合に、互いの光電センサによる干渉の影響を受け
なることがない離れた位置にある光電センサごとに順次
投光手段を駆動するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台が隣接して
配置される光電センサ及びその駆動方法並びに光電セン
サ駆動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】光電センサは、光を照射する投光手段
と、この投光手段から照射された光の反射光又は透過光
を受ける受光手段とを備え、投光手段が光を照射するタ
イミングで受光手段が受光動作を行うことにより反射光
又は透過光が入射しているか否かを判断する。ところ
が、例えば図6に示すように、複数の光電センサ1を隣
接して配置する場合、各光電センサ1は隣接する他の光
電センサ1の投光に基づく反射光又は透過光を受光する
ことによる相互干渉を生じるおそれがある。そのため、
従来から複数の光電センサ1を隣接して配置する場合
は、それぞれの光電スイッチの投光タイミングが重なら
ないように光電センサの投光タイミングを制御する必要
があった。このような光電センサシステムの投光タイミ
ング制御としては、例えば特開2000−268689号な
どのように、外部から同期信号線を介して各光電センサ
に同期信号を送り、各光電センサでは、その同期信号を
遅延させて隣接する次の光電センサに送って、隣接する
光電センサの投光タイミングを順次ずらすようにしてい
た。例えば、5台の光電センサを組み合わせたもので
は、図7に示すように、1台目の光電センサ1が投光動
作を行うと、その隣の2台目の光電センサ1が10μs
後に投光動作を行い、10μs毎に順次隣の光電センサ
1が投光動作を行って50μsを一周期として一巡させ
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、光電
センサには応答速度の高速化が要求されているため、複
数台の光電センサによって光電センサシステムを構成し
た場合でも、すべての光電センサを一巡して投光させる
投光周期も短くすることが求められる。このように投光
周期が短くなって、隣接配置される光電センサの数が多
くなればなるほど、隣接する各光電センサ間の投光タイ
ミングのずれ時間が短くなることになる。
【0004】しかしながら、従来の光電センサの駆動方
法によれば、隣接するものを順次投光させるから、全体
の投光周期を短くすると、隣接する光電センサの投光し
た光を受光したときに受光信号に現れるオーバーシュー
トなどの影響がなくならないうちに、自分の投光手段が
投光動作することになり、相互干渉の影響を十分になく
すことができない。このため、全体の投光周期を十分に
短くすることができず、応答速度の高速化を図ることが
できないという問題があった。
【0005】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、複数台の光電センサによって光電
センサシステムを構成した場合でも、全体の投光周期を
短くして応答速度の高速化を可能にできる光電センサ及
びその駆動方法及び光電センサシステムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る光電センサの駆
動方法によれば、光を照射する投光手段と、この投光手
段から照射された光の反射光または透過光を受光する受
光手段とを備え、複数個が隣接して配置される光電セン
サの駆動方法において、互いに他の光電センサによる干
渉の影響を受けなることがない離れた位置にある光電セ
ンサごとに順次前記投光手段を駆動するところに特徴を
有する。
【0007】請求項2の発明に係る光電センサは、光を
照射する投光手段と、この投光手段から照射された光の
反射光または透過光を受光する受光手段とを備え、複数
個が隣接して配置される光電センサであって、隣接する
複数の光電センサ間で同期信号の伝送を行う伝送手段を
備える光電センサにおいて、前記光電センサは前記投光
手段の投光タイミングを制御するタイミング制御手段を
備え、前記タイミング制御手段は、前記伝送手段による
前記同期信号の受信にもとづいて互いの前記光電センサ
による干渉の影響を受けなることがない離れた前記光電
センサごとに順次前記投光手段を駆動するよう設定され
ているところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明に係る光電センサシステム
は、光を照射する投光手段と、この投光手段から照射さ
れた光の反射光または透過光を受光する受光手段とを備
え、複数個が隣接して配置される光電センサと、前記複
数の光電センサの前記投光手段に対して順次前記投光手
段の駆動信号を与える集中制御手段とからなる光電セン
サシステムにおいて、前記集中制御手段を、互いの光電
センサによる干渉の影響を受けなることがない離れた位
置にある前記光電センサごとに順次前記駆動信号を与え
るようにしたところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】請求項1の光電センサの駆動方
法によれば、他の光電センサによる干渉の影響を受けな
い離れた位置にある光電センサが順次駆動されて行くか
ら、1台毎の投光タイミングを短くすることができ、全
体として投光周期を短くして高速応答が可能になる。
【0010】請求項2の光電センサによれば、複数台が
組み合わされると、伝送手段によって隣接する複数の光
電センサ間で同期信号の伝送が行われ、各光電センサの
タイミング制御手段は、前記伝送手段による同期信号の
受信にもとづいて互いの光電センサによる干渉の影響を
受けなることがない離れた位置にある光電センサごとに
順次投光手段を駆動する。この結果、全体として投光周
期を短くして高速応答が可能になる。
【0011】請求項3の光電センサシステムでは、集中
制御手段から各光電センサに駆動信号が与えられ、その
結果、互いの光電センサによる干渉の影響を受けなるこ
とがない離れた位置にある光電センサごとに順次投光動
作が行われる。従って、上記各請求項の発明の同様に、
全体として投光周期を短くして高速応答が可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1及び図2
によって説明する。この実施形態は請求項1及び請求項
3の発明に対応する。各光電センサ10は、ローカル制
御手段11、投光手段12,受光手段13及び判定手段
14を備え、ここでは例えば5台が隣接して並べられて
いる。各光電センサ10のローカル制御手段11は、光
電センサ10の外部に設けた集中制御手段に相当するコ
ントローラ15から個別の信号線によって上記5台の光
電センサ10に放射状に接続されており、ここから投光
タイミング信号S1 〜S5 が出力される。
【0013】ここで、投光タイミング信号S1 〜S5
は、それぞれ5台の光電センサ10のうち端に配置され
ている1番目のものから順に2番目〜5番目に対応する
ようになっており、例えば図2に示す順で例えば5μs
毎に出力される。すなわち、まず1番目の光電センサ1
0に対して投光タイミング信号S1 が出力され、次に5
μs後に3番目に対して投光タイミング信号S3 が出力
され、以下、5番目、2番目、4番目となり、25μs
後に一巡して1番目の光電センサ10に戻る。投光タイ
ミング信号で示すと、一周期内にS1ーS3ーS5ーS2ー
S4の順となる。各光電センサ10においては、投光タ
イミング信号を受け取ると、直ちに投光手段12が動作
して光が対象物に向けて照射され、例えばそこからの反
射光が受光手段13に受光される。受光手段13はこれ
を光電変換して増幅し、判定手段14において投光タイ
ミングに同期した時期において受光信号レベルが所定値
を上回るか否かが判断される。なお、この実施形態の各
光電センサ10の配置状況では、パルス間隔を5μsと
すると隣接する光電センサ10からの反射光が強い強度
で入射して相互干渉を起こすが、2つ目に離れると、相
互干渉は問題ない程度に納まるものとする。
【0014】このような本実施形態によれば、隣接した
光電センサ10が順に続けて投光動作を行うのではな
く、1つおきに投光動作が行われるから、投光タイミン
グ信号の出力間隔が5μsであっても、隣接した光電セ
ンサ10については、10〜15μsの時間を確保する
ことができる。従って、隣接する光電センサ10による
相互干渉の影響を確実に防止しながら、光電センサシス
テム全体の周期を従来の半分の25μsに設定すること
ができ、応答速度の高速化を図ることができる。
【0015】なお、上記実施形態では、投光タイミング
信号の出力間隔を5μsとし、最も近いもので1つおき
の光電センサ10が投光動作を行うように設定したが、
1つおきで5μsでは相互干渉を抑えられないような場
合には、その投光タイミングの出力間隔を5μs以上と
してもよい。そのようにしても、従来、隣接しているも
のが例えば10μsが限界であるならば、1つおきにす
れば、必ず10μs以下にすることができるから、シス
テム全体の周期が短くなって応答速度を高速化できるこ
とは勿論である。
【0016】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図3及び図4によって説明する。この実施形態は
請求項1及び請求項2の発明に対応する。各光電センサ
20は、伝送手段21,タイミング制御手段22、投光
手段23,受光手段24及び判定手段25を備える。こ
の光電センサ20は、やはり例えば5台が隣接して並べ
られており、各光電センサ20の伝送手段21が相互に
図示しないコネクタを介してケーブルにて直列に連結さ
れている。
【0017】まず、端に位置する光電センサ20の伝送
手段21は、リセット状態から立ち上がると直ちにその
光電センサ20のタイミング制御手段22に同期信号S
s1を出力する。すると、タイミング制御手段22は、同
期信号Ss1を受けてから設定した遅延時間(例えば20
μs)が経過した時に、投光手段23に投光信号St1を
出力すると同時に、伝送手段21に同期信号Ss2を出力
し、その結果、その伝送手段21が隣の光電センサ20
の伝送手段21にその同期信号Ss2を送信する(図4参
照)。また、このタイミング制御手段22では一周期を
50μsに設定してあり、投光手段23が投光信号St1
を受け取ると、ここから光が対象物に向けて直ちに照射
される。そして、例えば反射光が受光手段24に受光さ
れると、受光手段24はこれを光電変換して増幅し、判
定手段25において投光タイミングに同期した時期にお
いて受光信号レベルが所定値を上回るか否かが判断され
る。
【0018】さて、2番目の光電センサ20の伝送手段
21は、1番目の光電センサ20から同期信号Ss2を受
け、それをその光電センサ20のタイミング制御手段2
2に直ちに出力する。このタイミング制御手段22も遅
延時間を20μsに設定してあり、タイミング制御手段
22が同期信号Ss2を受けてから設定された遅延時間
(20μs)が経過した時に、投光手段23に投光信号
St2を出力して投光手段23から光が照射されると同時
に、伝送手段21に同期信号Ss2が出力され、その結
果、その伝送手段21が隣の光電センサ20の伝送手段
21にその同期信号Ss2を送信する。
【0019】以下、3番目以降の光電センサ20も上記
と同様に前の光電センサ20から20μsだけ遅延して
投光手段23の投光信号St3を出力し、結局、各光電セ
ンサ20は図4に示すように、一周期50μsで、隣り
合うものが20μsづつずれて発光することになる。こ
の状態は、光電センサ20群を投光動作を行う順で見れ
ば、1番目ー4番目ー2番目ー5番目ー3番目で一巡す
ることになり、隣り合う光電センサ20ではなく、他の
光電センサ20による干渉の影響を受けなることがない
離れた位置にある光電センサ20ごとに順次投光動作が
行われていることになる。
【0020】従って、本実施形態では、隣接する光電セ
ンサ20は、従来の2倍の投光間隔で投光されるので相
互干渉を受けにくく、かつ5台の光電センサ20という
光電センサシステムでとらえたときに、50μsの一投
光周期中にいずれかの光電センサ20が10μs毎に投
光していることになるので、高速応答も可能である。
【0021】なお、上記実施形態では、隣の光電センサ
20に対して順次遅延させた同期信号を伝送するように
したが、これに限らず、各伝送手段21は直ちに同期信
号を隣の光電センサ20に伝送するようにし、各光電セ
ンサ20のタイミング制御手段22において遅延時間を
異ならせるようにしてもよい。具体的には、図5に示す
ように各光電センサ20の同期信号Ss1〜Ss5は同じタ
イミングで、かつ、周期50μsで各タイミング制御手
段22に伝送されるようにし、1番目の光電センサ20
のタイミング制御手段22は例えば20μsだけ遅延し
て投光手段23に投光動作を行わせ、2番目の光電セン
サ20のタイミング制御手段22は40μsだけ遅延し
て投光動作を行わせ、以下、同様に遅延時間を20μs
づつ増やすのである。
【0022】このようにしても、結局、上記第2実施形
態と同様に、投光動作を行う光電センサ20が1番目ー
4番目ー2番目ー5番目ー3番目で一巡することにな
り、隣接する光電センサ20は、従来の2倍の投光間隔
で投光されるので相互干渉を受けにくく、かつ5台の光
電センサ20という光電センサシステムでとらえたとき
に、50μsの一投光周期中にいずれかの光電センサ2
0が10μs毎に投光していることになるので、高速応
答も可能である
【0023】<他の実施形態>
【0024】本発明は上記記述及び図面によって説明し
た実施形態に限定されるものではなく、例えば次のよう
な実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下
記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施
することができる。
【0025】(1)上記各実施形態では、反射型のビー
ムセンサを例にして説明したが、これに限らず、透過型
のビームセンサであってもよく、または、複数個の投光
素子及び受光素子をそれぞれ一列に並べて個別のケース
に収容して対向状態にするエリアセンサにも適用でき、
もちろん投光素子からの光を光ファイバーで検出箇所に
導くファイバセンサにも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すブロック図
【図2】第1実施形態のタイミングチャート
【図3】第2実施形態を示すブロック図
【図4】第2実施形態のタイミングチャート
【図5】他の実施形態のタイミングチャート
【図6】光電センサを並べて配置した例を示す斜視図
【図7】従来の光電センサシステムの駆動方法を示すタ
イミングチャート
【符号の説明】
10,20……光電センサ 12……投光手段 13……受光手段 15……コントローラ(集中制御手段) 21……伝送手段 22……タイミング制御手段 23……投光手段 24……受光手段
【手続補正書】
【提出日】平成14年1月9日(2002.1.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る光電センサの駆
動方法によれば、光を照射する投光手段と、この投光手
段から照射された光の反射光または透過光を受光する受
光手段とを備え、複数個が隣接して配置される光電セン
サの駆動方法において、一の光電センサの投光手段を駆
動した後に、その光電センサからの干渉の影響を受けな
い離れた位置にある他の光電センサの投光手段を駆動す
るように、前記複数個の光電センサの前記各投光手段を
順次駆動するところに特徴を有する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】請求項2の発明に係る光電センサは、光を
照射する投光手段と、この投光手段から照射された光の
反射光または透過光を受光する受光手段とを備え、複数
個が隣接して配置される光電センサであって、隣接する
複数の光電センサ間で同期信号の伝送を行う伝送手段を
備える光電センサにおいて、前記光電センサは前記投光
手段の投光タイミングを制御するタイミング制御手段を
備え、前記タイミング制御手段は、前記伝送手段による
前記同期信号の受信にもとづいて、一の光電センサの投
光手段を駆動した後に、その光電センサからの干渉の影
響を受けない離れた位置にある他の光電センサの投光手
段を駆動するよう設定されているところに特徴を有す
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】請求項3の発明に係る光電センサシステム
は、光を照射する投光手段と、この投光手段から照射さ
れた光の反射光または透過光を受光する受光手段とを備
え、複数個が隣接して配置される光電センサと、前記複
数の光電センサの前記投光手段に対して順次前記投光手
段の駆動信号を与える集中制御手段とからなる光電セン
サシステムにおいて、前記集中制御手段を、一の光電セ
ンサの投光手段を駆動した後に、その光電センサからの
干渉の影響を受けない離れた位置にある他の光電センサ
の投光手段を駆動するように、前記複数個の光電センサ
の前記各投光手段に順次前記駆動信号を与えるようにし
たところに特徴を有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】ここで、投光タイミング信号S1 〜S5
は、それぞれ5台の光電センサ10のうち端に配置され
ている1番目のものから順に2番目〜5番目に対応する
ようになっており、例えば図2に示す順で例えば5μs
毎に出力される。すなわち、まず1番目の光電センサ1
0に対して投光タイミング信号S1 が出力され、次に5
μs後に3番目に対して投光タイミング信号S3 が出力
され、以下、5番目、2番目、4番目となり、25μs
後に一巡して1番目の光電センサ10に戻る。投光タイ
ミング信号で示すと、一周期内にS1ーS3ーS5ーS2ー
S4の順となる。各光電センサ10においては、投光タ
イミング信号を受け取ると、直ちに投光手段12が動作
して光が対象物に向けて照射され、例えばそこからの反
射光が受光手段13に受光される。受光手段13はこれ
を光電変換して増幅し、判定手段14において投光タイ
ミングに同期した時期において受光信号レベルが所定値
を上回るか否かが判断される。なお、この実施形態の各
光電センサ10の配置状況では、パルス間隔を5μsと
すると隣接する光電センサ10からの反射光が強い強度
で入射して相互干渉を起こすが、2つ目に離れると、相
互干渉は問題ない程度に納まるものとする。そうする
と、上述の投光パターンにおいて、光電センサ10のう
ち、1番目の次に投光動作を行う3番目は、1番目から
2つ目に離れており相互干渉しない。即ち、本発明の
「一の光電センサの投光手段を駆動した後に、その光電
センサからの干渉の影響を受けない離れた位置にある他
の光電センサの投光手段を駆動する」に相当する。この
関係は、3番目とその次に投光動作を行う5番目、5番
目とその次に投光動作を行う2番目、及び、2番目とそ
の次に投光動作を行う4番目、のそれぞれについても同
様である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を照射する投光手段と、この投光手段
    から照射された光の反射光または透過光を受光する受光
    手段とを備え、複数個が隣接して配置される光電センサ
    の駆動方法において、 互いの前記光電センサによる干渉の影響を受けなること
    がない離れた前記光電センサごとに順次前記投光手段を
    駆動することを特徴とする光電センサの駆動方法。
  2. 【請求項2】 光を照射する投光手段と、この投光手段
    から照射された光の反射光または透過光を受光する受光
    手段とを備え、複数個が隣接して配置される光電センサ
    であって、隣接する複数の前記光電センサ間で同期信号
    の伝送を行う伝送手段を備える光電センサにおいて、そ
    れぞれ投光手段の投光タイミングを制御するタイミング
    制御手段を備え、このタイミング制御手段は、前記伝送
    手段による前記同期信号の受信にもとづいて互いの前記
    光電センサによる干渉の影響を受けなることがない離れ
    た前記光電センサごとに順次前記投光手段を駆動するよ
    う設定されてなることを特徴とする光電センサ。
  3. 【請求項3】 光を照射する投光手段と、この投光手段
    から照射された光の反射光または透過光を受光する受光
    手段とを備え、複数個が隣接して配置される光電センサ
    と、前記複数の光電センサの前記投光手段に対して順次
    前記投光手段の駆動信号を与える集中制御手段とからな
    る光電センサシステムにおいて、前記集中制御手段は、
    互いの前記光電センサによる干渉の影響を受けなること
    がない離れた前記光電センサごとに順次前記駆動信号を
    与えることを特徴とする光電センサシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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