JP6926990B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を備えた多光軸光電センサに関する。
従来より、物体が検出エリアに侵入したことを検出する多光軸光電センサが知られている。多光軸光電センサは、複数の投光素子を有する投光器と、複数の受光素子を有する受光器とを備え、複数の投光素子と複数の受光素子とがそれぞれ対向して配置されることにより光軸を構成している。多光軸光電センサは、各投光素子が対向する受光素子に対して所定の投光周期で順次発光して受光素子が受光する投受光動作を繰り返すとともに、受光素子の受光信号に基づいて各光軸の遮光を検出し、検出エリア内への物体の侵入を検出する。
また、受光器への入光状態を表示する多光軸光電センサも知られている。例えば、特許文献1には、受光器に表示部を備え、受光器への入光状態を判定して、その結果を表示部に表示する構成が記載されている。
特開2003−298105号公報(2003年10月17日公開)
しかしながら、上述の従来技術は、表示部が受光面の端部に偏って配置されているため、どの受光素子の受光状態が良好または不良であるのかを、ユーザが容易に把握することができないという問題がある。
本発明の一態様は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザに対し、どの受光素子(受光部)がどのような受光状態にあるのかを容易に把握させることができる多光軸光電センサを実現することにある。
前記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る多光軸光電センサは、投光器および受光器を備えた多光軸光電センサであって、複数の受光部と、前記複数の受光部のうち、対応する受光部の近傍に備えられ、当該受光部の受光状態を表示する受光器表示部と、前記受光状態を表示する投光器表示部と、前記受光状態を、前記投光器表示部と前記受光器表示部とに同じタイミングで表示させる表示同期部と、を備えていることを特徴としている。
前記の構成によれば、受光部(受光素子)の受光状態を当該受光部の近傍に備えられた受光器表示部により表示する。これにより、どの受光部の受光状態がどのような状態であるのかユーザに容易に認識させることができる。換言すれば、ユーザは、表示部を確認することにより、どの受光部の受光状態が良好または不良であるのかを容易に認識することができる。
また、投光器表示部においても、受光器表示部と同じタイミングで受光部の受光状態が表示されるので、ユーザが、投光器および受光器の何れかを確認することにより受光部の受光状態を認識することができる。
本発明の一態様に係る多光軸光電センサでは、前記表示同期部は、前記受光器に備えられていてもよい。これにより、受光状態を判定可能な受光器側で、投光器における表示と同期をとることができる。
本発明の一態様に係る多光軸光電センサでは、前記複数の受光部は、一列状に配列されており、前記受光器表示部は、1つで2以上の前記受光部と対応するように、前記一列状の列方向と平行に設けられているものであってもよい。
前記の構成によれば、1つの表示部で複数の受光部の受光状態をユーザに適切に認識させることができる。
本発明の一態様に係る多光軸光電センサでは、前記受光部は、所定の周期で受光処理を行い、現周期で、前記受光器表示部は、1つ前の周期における受光状態を表示するものであってもよい。
前記の構成によれば、現周期において、1つ前の周期の受光状態を表示する。これにより、現周期中に現周期の受光状態を表示するために、現周期中に現周期の受光状態を受光器から投光器へ送信するための通信を行う必要がなくなるので、現周期の期間が長くなってしまうことを防止することができる。よって、投光および受光の周期を長くすること無く、受光部の受光状態を投光器および受光器に表示させることができる。
本発明の一態様に係る多光軸光電センサでは、前記受光器は、1つ前の周期における受光状態を前記投光器表示部に表示させる指示の送信と、現周期における受光に関する処理とを並行して行うものであってもよい。
前記の構成によれば、受光に関する処理と1つ前の周期における受光状態の送信処理とを並行して行うので、投光および受光の周期が長くなってしまうことを防止することができる。
本発明の一態様に係る多光軸光電センサでは、前記受光器表示部および前記投光器表示部の少なくとも何れかは、前記受光状態に応じて、表示する色を異ならせる、点灯および点滅を切り換える、または、これらを組み合わせることにより表示を行うものであってもよい。
前記の構成によれば、受光部の受光状態を適切にユーザに認識させることができる。また、受光状態の段階に応じて表示する色を変えることにより、受光状態が悪化していることをユーザに対し速やかに認識させることができる。
本発明の一態様によれば、どの受光部の受光状態がどのような状態であるのかユーザに容易に認識させることができるという効果を奏する。換言すれば、ユーザは、表示部を確認することにより、どの受光部の受光状態が良好または不良であるのかを容易に認識することができるという効果を奏する。また、投光器表示部においても、受光器表示部と同じタイミングで受光部の受光状態が表示されるので、ユーザが、投光器および受光器の何れかを確認することにより受光部の受光状態を認識することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る多光軸光電センサの要部構成例を示すブロック図である。 前記多光軸光電センサの外観例を示す図である。 前記多光軸光電センサにおける、1周期の処理内容を説明するための図であり、(a)は、従来技術における1周期の光処理内容を示す図であり、(b)は、従来技術に本実施形態に係るABI情報の生成、送信処理を含めた場合の問題点を説明するための図であり、(c)は、本発明における1周期の処理内容を示す図である。 前記多光軸光電センサの処理の流れを示すシーケンス図である。 前記多光軸光電センサに含まれる投光器、および受光器の表示部の表示例を示す図である。 本実施形態の変形例を示す図である。
〔実施形態1〕
§1 適用例
〔多光軸光電センサの外観構成〕
まず、図2を参照して、本実施形態に係る多光軸光電センサ10の外観構成について説明する。図2は、多光軸光電センサ10の外観例を示す図である。
図2に示すように、多光軸光電センサ10は、所定の検出領域を介して対向配置される投光器2と受光器1とを備える。投光器2は全体として柱状をなし、受光器1との対向面に例えば12個の投光部(投光素子)210が一列状に配列されている。受光器1は全体として柱状をなし、投光器2との対向面に例えば12個の受光部(受光素子)110が一列状に配列されている。そして、互いに対向する投光部210と受光部110とでそれぞれ光軸を形成している。
また、本実施形態では、受光器1の対向面における受光部110の横に表示部120(受光器表示部)が設けられている。表示部120は、一列状に配列された受光部110を、例えば3つに均等分割し、それぞれに対応するように配置されている。よって、この場合、表示部120は3個、配置されている。例えば、図2に示す例であれば、受光部110のうち、上から4個までが一番上の表示部120に対応し、上から5個目から8個目までが真ん中の表示部120に対応し、上から9個目から12個目までが一番下の表示部120に対応する。
すなわち、本実施形態では、複数の受光部110は、一列状に配列されており、表示部120は、1つで2以上の受光部110と対応するように、前記一列状の列方向と平行に設けられている。
なお、表示部120は、受光器1の対向面における、対応する受光部110の横ではなく、対応する受光部110の近傍に配置されていてもよい。例えば、受光器1の対向面ではなく、対向面と垂直となる面に配置されていてもよい。これにより、ユーザが、多光軸光電センサ10の光軸に対し垂直となる方向にいる場合に、表示部120を容易に確認することができる。
同様に、投光器2の対向面における投光部210の横に表示部220(投光器表示部)が設けられている。表示部220は、一列状に配列された投光部210を、例えば3つに均等分割し、それぞれに対応するように配置されている。よって、この場合、表示部220は3個、配置されている。なお、表示部220も、表示部120と同様に投光器2の対向面における対応する投光部210の横ではなく、対応する投光部210の近傍に配置されていてもよい。
投光部210は、公知技術を用いて構成されているので、詳細な説明は省略するが、投光素子を備え、後述する投光処理部201の指示により、決定された投光タイミングで投光を行う。投光素子の例としては、発光ダイオード(LED)が挙げられる。投光器2に備えられている複数の投光部210はそれぞれ、所定の周期で順次投光する。
受光部110は、公知技術を用いて構成されているので、詳細な説明は省略するが、受光素子を備え、受光したときに受光信号を後述する受光処理部101に通知する。受光素子の例としては、フォトダイオードが挙げられる。
表示部120は、対応する受光部110における受光状態を表示する。
本実施形態では、上述した多光軸光電センサ10の表示部120、および表示部220に受光部110における受光状態を表示する。表示部120および表示部220は、それぞれ対応する受光部110および投光部210の横に配置されているので、どの受光部110の受光状態が良または不良であるのかを、ユーザが明確に認識することができる。
§2 構成例
〔多光軸光電センサの要部構成〕
次に、図1を参照して多光軸光電センサ10の要部構成について説明する。図1は、多光軸光電センサ10の要部構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、多光軸光電センサ10は受光器1および投光器2を含む。受光器1は、制御部100、受光部110、表示部120、通信部130、およびABI情報バッファ140を含む。
制御部100は、受光器1における各種制御を統括して行うものであり、受光処理部101、ABI情報生成部102、表示制御部(表示同期部)103、機能処理部104、およびABI情報送信部(表示同期部)105を含む。
受光処理部101は、投光器2の投光処理部201の投光処理と周期と対応する所定の周期で、受光部110で受光した光の受光処理を行い、その結果をABI情報生成部102に通知する。
ABI情報生成部102は、受光処理部101で行った受光処理の結果である受光状態を示すABI(Area Beam Indicator)情報を生成する。そして、生成したABI情報をABI情報バッファ140に格納する。
表示制御部103は、ABI情報バッファ140に格納されているABI情報を用いて受光部110の受光状態を表示部120に表示させる。より詳細には、表示制御部103は、投受光処理の周期における1つ前の周期のABI情報を用いて受光部110の受光状態を表示部120に表示させる。
また、表示制御部103は、1つ前の周期のABI情報を用いて受光部110の受光状態を表示部120に表示させるときに、表示させるタイミングをABI情報送信部105に通知する。これにより、受光器1における表示部120と投光器2における表示部220とは、同じタイミングで受光部110の受光状態を表示することができる。
すなわち、受光部110は、所定の周期で受光処理を行い、現周期において、表示部120は、1つ前の周期での受光状態を表示し、表示制御部103は、1つ前の周期での受光状態を表示部220に表示させている。
機能処理部104は、多光軸光電センサ10の受光器1における各種機能を実行する。
ABI情報送信部105は、ABI情報バッファ140に格納されているABI情報を、通信部130を介して、投光器2に送信する。より詳細には、ABI情報送信部105は、投受光処理の周期における1つ前の周期のABI情報を、表示制御部103から通知されたタイミングで、投光器2に送信する。
すなわち、表示制御部103およびABI情報送信部105は、1つ前の周期での受光状態を表示部220に表示させる指示を、現周期における受光処理中に投光器2に送信している。
ABI情報バッファ140は、ABI情報生成部102が作成したABI情報を一時的に格納している。
通信部130は、投光器2と通信を行う。
また、投光器2は、制御部200、投光部210、表示部220、および通信部230を含む。
制御部200は、投光器2における各種制御を統括して行うものであり、投光処理部201、表示制御部202、およびABI情報取得部203を含む。
投光処理部201は、所定の周期で投光部210を投光させる。
表示制御部202は、受光器1からABI情報取得部203が受信したABI情報を用いて受光器1の受光部110の受光状態を表示部220に表示させる。
ABI情報取得部203は、通信部230を介して、受光器1からABI情報を受信する。
機能処理部204は、多光軸光電センサ10の投光器2における各種機能を実行する。
通信部230は、受光器1との通信を行う。
以上のように、本実施形態に係る多光軸光電センサ10の受光器1は、複数の受光部110と、前記複数の受光部110のうち、対応する受光部110の近傍に備えられ、当該受光部110の受光状態を表示する表示部120と、受光状態を、多光軸光電センサ10に含まれる投光器2の表示部220に、受光部110における表示と同じタイミングで表示させる表示制御部103と、を備えている構成である。
なお、上述した実施形態では、表示制御部103およびABI情報送信部105により表示部120との表示と表示部220の表示との同期をとる構成として記載したが、表示部120の表示と表示部220の表示との同期をとる構成はこれに限られない。受光器1から投光器2へは受光状態のみ送信され、投光器2の表示制御部202が、表示部120の表示と表示部220の表示との同期をとる構成であってもよい。
〔1周期後に受光状態を表示する理由〕
次に、図3を参照して、表示部120および表示部220において、投受光処理の周期における1周期後に前周期の受光状態を表示する理由について説明する。図3は、多光軸光電センサにおける、1周期の処理内容を説明するための図であり、(a)は、従来技術における1周期の光処理内容を示す図であり、(b)は、従来技術に本実施形態に係るABI情報の生成、送信処理を含めた場合の問題点を説明するための図であり、(c)は、本発明における1周期の処理内容を示す図である。
図3の(a)に示すように、従来技術では、1周期で、投光器は、投光処理、機能処理、通信処理(安全データ)、通信処理(非安全データ)を行い、受光器は、受光処理、機能処理、通信処理(安全データ)、通信処理(非安全データ)を行っていた。すなわち、1周期の中で、まず投受光処理を行い、その後、機能処理、安全データの通信処理、非安全データの通信処理を行い、次の周期でまた、投受光処理を行い、というように処理していた。ここで、安全データとは、安全に直接関わるデータであり、早急な通信処理が求められるデータである。また、非安全データとは、安全と直接には関わらないデータであり、通信処理が遅れても大きな問題は発生しないデータである。
この従来技術に、非安全データであるABI情報の通信処理を加えると、図3の(b)に示すように、1周期の処理時間が従来技術よりも大幅に長くなってしまう。ABI情報は、各受光部110の受信状態を示すものであり、データ量が大きいためである。また、ABI情報は、受光部110の数が増えるほど大きくなってしまうデータである。
そこで、本実施形態では、図3の(c)に示すように、1周期の中の投受光処理、および機能処理の間で、ABI情報の通信処理を行っている。ただし、投受光処理中の受光状態を把握することはできないので、1周期前の受光状態をABI情報として通信している。これにより、従来技術よりも1周期が長くなることなく、ABI情報の通信処理も行うことができる。
すなわち、本実施形態では、表示制御部103およびABI情報送信部105は、1つ前の周期での受光状態を表示部220に表示させる指示(ABI情報)を投光器2に送信する処理と、現周期における受光に関する処理とを並行して行っている。
§3 動作例
〔多光軸光電センサ10における処理の流れ〕
次に、図4を参照して、多光軸光電センサ10における処理の流れを説明する。図4は、多光軸光電センサ10の処理の流れを示すシーケンス図である。
多光軸光電センサ10は所定の周期で投受光処理を行っている。図4では、1周期の処理の流れを示している。図4に示すように、或る周期において、受光器ではまず、受光処理部101が受光処理を行う(S101)。そして、受光処理の結果を用いて、ABI情報生成部102はABI情報を生成する(S102)。その後、機能処理部104は、機能処理を実行する(S103)。また、受光器1は、ステップS101〜S103の処理と並行して、ABI情報送信部105は、ABI情報を送信可能な状態にあるか否かを判断し(S111)、送信可能状態にあると判断すれば(S111でYES)、1つ前の周期でABI情報生成部102が生成したABI情報を投光器2に送信する(S112)。その後、表示制御部103は、1つ前の周期で生成したABI情報に基づき受光状態を表示部120に表示させる(S121)。そして、受光器1と投光器2と間で安全データの通信処理を行い(S122)、次の周期に進む。
また、投光器2では、まず投光処理部201が投光処理を行い(S201)、次に機能処理部204が機能処理を行う(S202)。また、ステップS201およびS202と並行してABI情報取得部203が受光器1からABI情報を取得する(S211)。ステップS211で取得するABI情報は、1つ前の周期のABI情報である。
その後、投光器2の表示制御部202は、ステップS211で取得したABI情報を用いて受光部110の受光状態の表示を行う(S221)。そして、受光器1と投光器2と間で安全データの通信処理を行い(S222)、次の周期に進む。
〔表示部における表示例〕
次に、図5を参照して、表示部120(220)における表示例を説明する。図5は、表示部120(220)の表示例を示す図である。
本実施形態では、表示部120の表示の色を変えることによりって受光状態を示してもよいし、点灯および点滅を切り換えることによって、受光状態を示してもよい。例えば、受光状態を3段階で示す場合、受光状態が良好の場合は緑色で表示し(図3の(a))、不良の場合は赤色で表示し(図3の(b))、良好ではないが不良までいかない場合は黄色で表示する(図3の(c))構成であってもよい。
また、受光状態を2段階で示す場合、受光状態が良好の場合は表示部120(220)を点灯し、不良の場合は表示部120(220)を点滅させる構成であってもよい。また、点滅の間隔を変えることにより、受光状態を複数の段階で示す構成であってもよい。
以上のように、本実施形態に係る多光軸光電センサ10では、受光部110の受光状態を、受光部110の位置に対応させてユーザに認識させることができる。よって、例えば多光軸光電センサ10が受光部110の汚れ等により誤動作する前に、汚れの箇所を特定して対応する等のメンテナンス(光学面の清掃、光軸再調整、交換等)を容易にすることができる。これにより、誤動作を事前に防止することができる。
多光軸光電センサ10は、大規模な生産現現場等に配置されていることが多く、多光軸光電センサ10が動作することにより生産設備が停止すると影響が大きい。本実施形態に係る多光軸光電センサ10は、上述したように、生産設備等が停止してしまう前に、受光部の受光状態をユーザが認識することができるため、このような悪影響を未然に防止することができる。
以上のように、表示部120は、受光部110の受光状態を、表示する色を異ならせる、点灯および点滅を切り換える、または、これらを組み合わせることにより表示するものであってもよい。
§4 変形例
上述した実施形態では、多光軸光電センサ10に1つの受光器1と1つの投光器2とが含まれる構成を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。多光軸光電センサ10に複数の受光器1および投光器2が含まれる構成であってもよい。
図6に、受光器1および投光器2がそれぞれ3個ずつ含まれる例を示す。図6では、受光器1として、受光器1a、受光器1b、および受光器1cの3個が含まれ、投光器2として投光器2a、投光器2b、および投光器2cの3個が含まれている例を示している。
また、図6に示す例では、受光器1a、受光器1b、および受光器1cが直列に接続され、投光器2a、投光器2b、および投光器2cが直列に接続され、受光器1cと投光器2cとが通信可能に接続されている。
図6に示す例では、受光器1aと投光器2aとが対応し(投光器2aから投光された光が受光器1aで受光される)、受光器1bと投光器2bとが対応し、受光器1cと投光器2cとが対応している。そして、受光器1aにおける受光状態が受光器1aの表示部120および投光器2aの表示部220に表示され、受光器1bにおける受光状態が受光器1bの表示部120および投光器2bの表示部220に表示され、受光器1cにおける受光状態が受光器1cの表示部120および投光器2cの表示部220に表示される。
このように、複数個の受光器1および投光器2が含まれる場合、受光器1の受光状態を、当該受光器1および、当該受光器1に対応する投光器2に表示される。
これにより、ユーザは、どの受光器1のどの受光部110の受光状態が不良であるのか、容易に認識することができる。
§5 その他の例
〔ソフトウェアによる実現例〕
受光器1および投光器2の制御ブロック(特に制御部100(受光処理部101、ABI情報生成部102、表示制御部103、機能処理部104、ABI情報送信部105)および制御部200(投光処理部201、表示制御部202、ABI情報取得部203、機能処理部204))は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、受光器1および投光器2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1(1a、1b、1c) 受光器
10 多光軸光電センサ
100 制御部
101 受光処理部
102 ABI情報生成部
103 表示制御部(表示同期部)
104 機能処理部
105 ABI情報送信部(表示同期部)
110 受光部
120 表示部(受光器表示部)
130 通信部
140 ABI情報バッファ
2(2a、2b、2c) 投光器
200 制御部
201 投光処理部
203 ABI情報取得部
204 機能処理部
210 投光部
202 表示制御部
220 表示部(投光器表示部)
230 通信部

Claims (4)

  1. 投光器および受光器を備えた多光軸光電センサであって、
    複数の受光部と、
    前記複数の受光部のうち、対応する受光部の近傍に備えられ、当該受光部の受光状態を表示する受光器表示部と、
    前記受光状態を表示する投光器表示部と、
    前記受光状態を、前記投光器表示部と前記受光器表示部とに同じタイミングで表示させる表示同期部と、を備え
    前記受光部は、所定の周期で受光処理を行い、
    現周期で、前記受光器表示部は、1つ前の周期における受光状態を表示し、
    前記受光器は、1つ前の周期における受光状態を前記投光器表示部に表示させる指示の送信と、現周期における受光に関する処理とを並行して行うことを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 前記表示同期部は、前記受光器に備えられていることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電センサ。
  3. 前記複数の受光部は、一列状に配列されており、
    前記受光器表示部は、1つで2以上の前記受光部と対応するように、前記一列状の列方向と平行に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の多光軸光電センサ。
  4. 前記受光器表示部および前記投光器表示部の少なくとも何れかは、前記受光状態に応じて、表示する色を異ならせる、点灯および点滅を切り換える、または、これらを組み合わせることにより表示を行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の多光軸光電センサ。
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